JP6728804B2 - 軌陸車の空転防止装置 - Google Patents
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Description
まず、図1を用いて本発明の軌陸車の空転防止装置Sを備える軌陸車1の全体構成を説明する。軌陸車1は、車両部4と、車両部4の上部に架装された作業装置5と、から構成されている。
図3に示すように、軌陸車1の軌道走行用油圧回路は、主な構成として、油圧ポンプ50と油圧モータ45a〜45dとを備え、全体として閉回路を構成している。油圧ポンプ50は、PTO(不図示)を介してエンジン14によって回転駆動される。油圧ポンプ50は、いわゆるアキシャルピストンポンプであり、回転方向が一定方向であっても、斜板の傾点角度を正負角度方向に変更することにより、吸入・吐出方向を変更できるようになっている。本実施例の軌陸車1では、油圧ポンプ50の吐出方向を変えることにより油圧モータ45a〜45dの回転方向を変更し、軌陸車1の前進・後進を変更するようになっている。なお、油圧供給セクションは閉回路のものに限られず、オープン回路であってもよい。
次に、本実施例の軌陸車の空転防止装置Sの作用について説明する。以下では、雨天時の坂道などで軌陸車1を発進させる際に、軌陸車1の右前鉄輪3bのみが空転した場合を仮定して説明する。なお、左前鉄輪3a、左後鉄輪3c、右後鉄輪3dについては、略同様の構成であるから説明を省略する。まず、運転者が運転室12にてアクセルペダルを踏む。そうすると、PTOを介して、エンジン14によって油圧ポンプ50が回転駆動される。ここでは、油圧ポンプ50が、第1ポンプ油路51に作動油を吐出して、軌陸車1を前進させる場合を例として説明する。
次に、本実施例の軌陸車の滑動防止装置Sの奏する効果を列挙して説明する。
他にも、軌陸車の空転防止装置としては、以下のような構成とすることもできる。すなわち、
「軌陸車の空転防止装置であって、
鉄輪を回転駆動する油圧モータと、
鉄輪を制動する鉄輪ブレーキと、
油圧モータに接続される油圧回路に配置された圧力検出器と、
圧力検出器によって検出された圧力信号を受信する制御部と、を備え、
制御部は、油圧モータによる鉄輪の始動時に、常に、空転している鉄輪を鉄輪ブレーキによって制動するようになっている、軌陸車の空転防止装置。」
とすることができる。
1:軌陸車; 2:道路走行用車輪(タイヤ); 3:軌道走行用鉄輪;
3a:左前鉄輪; 3b:右前鉄輪; 3c:左後鉄輪; 3d:右後鉄輪;
41:ディスク; 42:パッド;
45a:左前油圧モータ; 45b:右前油圧モータ;
45c:左後油圧モータ; 45d:右後油圧モータ;
61:右第1圧力センサ(圧力検出器); 62:右第2圧力センサ(圧力検出器);
63:右第3圧力センサ(圧力検出器)
64:左第1圧力センサ(圧力検出器); 65:左第2圧力センサ(圧力検出器);
66:左第3圧力センサ(圧力検出器);
73:コントローラ(制御部)
Claims (4)
- 軌陸車の空転防止装置であって、
鉄輪を回転駆動する油圧モータと、
前記鉄輪を制動する鉄輪ブレーキと、
前記油圧モータに接続される油圧回路に配置された圧力検出器と、
前記圧力検出器によって検出された圧力信号を受信する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記油圧モータによる前記鉄輪の始動時及び/又は加速時に、前記圧力信号に基づいて前記鉄輪が空転していると判定した場合には、空転している前記鉄輪を前記鉄輪ブレーキによって制動するようになっていて、
前記制御部は、前記制動力を初期制動力から経時的に漸減するようになっている、軌陸車の空転防止装置。 - 軌陸車の空転防止装置であって、
鉄輪を回転駆動する油圧モータと、
前記鉄輪を制動する鉄輪ブレーキと、
前記油圧モータに接続される油圧回路に配置された圧力検出器と、
前記圧力検出器によって検出された圧力信号を受信する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記油圧モータによる前記鉄輪の始動時及び/又は加速時に、前記圧力信号に基づいて前記鉄輪が空転していると判定した場合には、空転している前記鉄輪を前記鉄輪ブレーキによって制動するようになっていて、
各油圧モータの上流側及び下流側に1つずつ前記圧力検出器を備え、
前記制御部は、前記油圧モータによる前記鉄輪の始動時及び/又は加速時に、上流側の圧力が所定の空転圧力以下となり、かつ、下流側の圧力が所定の非空転圧力以上となっていると、前記鉄輪が空転していると判定するようになっている、軌陸車の空転防止装置。 - 各油圧モータの上流側及び下流側に1つずつ前記圧力検出器を備え、
前記制御部は、前記油圧モータによる前記鉄輪の始動時及び/又は加速時に、上流側の圧力が所定の空転圧力以下となり、かつ、下流側の圧力が所定の非空転圧力以上となっていると、前記鉄輪が空転していると判定するようになっている、請求項1に記載された軌陸車の空転防止装置。 - 前記制御部は、前記制動力を前記初期制動力まで経時的に漸増するようになっている、請求項1に記載された軌陸車の空転防止装置。
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JP2016050459A JP6728804B2 (ja) | 2016-03-15 | 2016-03-15 | 軌陸車の空転防止装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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