JP6727026B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6727026B2
JP6727026B2 JP2016094563A JP2016094563A JP6727026B2 JP 6727026 B2 JP6727026 B2 JP 6727026B2 JP 2016094563 A JP2016094563 A JP 2016094563A JP 2016094563 A JP2016094563 A JP 2016094563A JP 6727026 B2 JP6727026 B2 JP 6727026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
housing
light source
reflecting mirror
reflecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016094563A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017204359A (ja
Inventor
圭一 為定
圭一 為定
大輔 野本
大輔 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eye Lighting Systems Corp
Original Assignee
Eye Lighting Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eye Lighting Systems Corp filed Critical Eye Lighting Systems Corp
Priority to JP2016094563A priority Critical patent/JP6727026B2/ja
Publication of JP2017204359A publication Critical patent/JP2017204359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6727026B2 publication Critical patent/JP6727026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、LED等の発光素子を光源として用いた照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの照明器具では、光源を収めた器具本体の前面をカバーで覆うと共に、背面に放熱構造を設けて光源からの熱を放熱している。
特開2013−97986号公報
ところで、器具本体の前面をカバーで覆った照明器具において、光源から照射される光の配光角を制御する反射鏡を備える構成とした場合には、光源から照射される光によって反射鏡が高熱になるという問題があった。特に、軽量化などの目的で反射鏡を樹脂材から形成した場合には、光照射による熱で、反射鏡に歪み等の問題が生じる可能性があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、器具本体の前面をカバーで覆った照明器具において、反射鏡が光照射によって高温になるのを防ぐことができる照明器具を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は、光源および、前記光源の周囲を囲む反射鏡を収容した筐体と、前記筐体の前面の開口を覆うカバーユニットとを有する器具本体を備えた照明器具において、前記反射鏡は、前記光源からの光を反射させる反射面を備え、前記反射面は、前記光源を光軸の正面から見て、前記光軸は覆わず前記光源の一部に覆いかぶさるように前記光源の光軸に近寄っていく方向に前記反射鏡の前記光源側から、前記開口に向かって延びるオーバーハング反射面を有し、前記反射鏡の熱を前記筐体に伝熱する熱伝導部材を備え、前記熱伝導部材は、前記反射鏡に熱的に接触して、前記反射鏡から熱を吸熱する伝熱部を備え、前記伝熱部を前記オーバーハング反射面の裏面に密着させていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記光源は直線状に複数並べて配置され、前記オーバーハング反射面は、前記光源の並び方向に沿って形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記オーバーハング反射面と向かい合う位置に、前記光源の光軸から遠ざかっていく方向に前記反射鏡の前記光源側から、前記開口に向かって延びる反射面をさらに有することを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記筐体の底面と、前記筐体の前面の開口との間に、前記筐体の底面に熱的に接続された遮蔽板を備え、前記熱伝導部材は、前記遮蔽板に熱的に接続されており、前記反射鏡からの熱は前記遮蔽板を介して前記筐体の底面に伝熱されることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記熱伝導部材は、前記遮蔽板と一体に形成されていることを特徴とする。
また、本発明は、上記照明器具において、前記光源は、前記筐体の底面に複数並べて設けられ、前記筐体の底部には、前記光源の並び方向に延び当該光源の熱を輸送するヒートパイプと、前記ヒートパイプに熱的に結合された放熱部と、が設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、筐体の前面の開口を覆うカバーを備えた器具本体を有する照明器具において、反射鏡は、光源の光軸に近寄っていく方向に延びるオーバーハング反射面を有し、反射鏡の熱を筐体に伝熱する熱伝導部材を備えたため、反射鏡が光照射によって高温になりやすい構成となっていても、熱伝導部材により反射鏡の熱を吸熱することにより、器具本体の前面をカバーで覆った照明器具において、反射鏡が光照射によって高温になるのを防ぐことができる。
本発明の実施形態の照明器具を示す斜視図である。 照明器具の平面図である。 照明器具の構成を示す図であり、図1のA−A断面図である。 照明器具の構成を示す図であり、図1のB−B断面図である。 熱伝導部材を示す斜視図である。 変形例の熱伝導部材を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る照明器具1を示す斜視図である。図2は、照明器具1の平面図、図3は、図1のA−A断面図、図4は、図1のB−B断面図である。
照明器具1は、例えば、テニスコートなどの、屋内や屋外のスポーツ施設で競技面を照明する照明器具、もしくは、エリア照明や看板用照明等の投光器として用いることができる照明器具である。
図1に示すように、照明器具1は、器具本体10と、カバーユニット40と、背面ガード50と、を備えている。
図2〜図4に示すように、器具本体10は、一方の面が開方する有底の矩形箱状の筐体11と、この筐体11の底面20Aに設けられる光源モジュール12(光源)と、を備えている。光源モジュール12は、筐体11の長手方向に沿って複数(本実施形態では2つ)並べて設けられる。光源モジュール12は、筐体11の底面20Aに熱的に接続されており、光源モジュール12の熱が、底面20Aを介して筐体11に伝熱されるように構成されている。なお、図2では、器具本体10の内部構成を明確に示すために、カバーユニット40を取り外した状態の照明器具1を示している。
光源モジュール12は、発光素子の一例たるLEDを光源に備える。また、光源モジュール12は、多数のLEDをLED基板の上に密集配置して面状の発光部を形成したチップオンボード(COB)型の高出力LEDであることが望ましい。また、筐体11には、光源モジュール12の配光を制御する反射鏡14が設けられる。また、筐体11には、遮蔽板39が設けられる。遮蔽板39は、高熱伝導性を有する金属の板材から形状され、後述する筐体11の底面20Aと、筐体11の前面の開口である出射開口13との間に、底面20Aと略平行に設けられる。遮蔽板39は、筐体11内部の構造が透過性のカバーユニット40を介して外部から見えないようにする機能を有する。
筐体11の背面30には、光源モジュール12からの発熱を放熱する複数の放熱フィン17が設けられる。放熱フィン17は、高熱伝導性を有する金属の板材から形状され、筐体11の背面30に略垂直に立設される。また、放熱フィン17は、筐体11の短手方向に亘る幅の薄板状に形成され、互いの放熱面を対向させて、筐体11の長手方向に沿って複数並べて設けられる。このように、器具本体10には、筐体11の長手方向に沿って複数並べて設けられた放熱フィン17により構成される放熱部55が設けられる。
筐体11の背面30には、放熱フィン17の周囲を囲む背面ガード50が取り付けられる。背面ガード50は、樹脂製とすることができ、筐体11の背面に備えられた構造物を保護するとともに、放熱フィン17や筐体11の背面30の充電部への手指の接触を防ぐ。また、背面ガード50には、複数のスリット51が設けられる。スリット51は、このスリット51を介して背面ガード50の内側に指が入り込まないサイズに形成される。また、このスリット51を介して放熱フィン17の熱が背面ガード50の外部に放熱される。
筐体11は、光源モジュール12の正面の開口が出射開口13として構成される。出射開口13には、出射開口13を覆うカバーユニット40が設けられる。カバーユニット40は、透光性部材であるカバー41と、カバー41に枠状に設けられるカバー押さえ42と、を備える。
カバー41は、矩形板状のガラスから形成され、図3に示すように、少なくとも、光源モジュール12からの光、及び、反射鏡14により配光制御された光源モジュール12からの光が透過する範囲を覆うように構成される。カバー押さえ42は、樹脂材から形成され、カバー41にインサート成形により一体に成形される。つまり、カバーユニット40は、カバー41と、カバー押さえ42と、をガラスインサート成形に一体成形したユニットである。器具本体10は、出射開口13にカバーユニット40を取り付けた際に、筐体11内部の防水が図られるように構成されている。
カバーユニット40は、詳細については後述するが、筐体11から出射開口13の外側に張り出す反射鏡14の形状に対応し、筐体11に取り付けた際に、反射鏡14と干渉することのない適宜の形状に形成されている。
筐体11の底部20には、図3、図4に示すように、背面30からヒートパイプ35が嵌め込まれる溝31が設けられる。溝31は、筐体11の長手方向に沿って延在し、筐体11の短手方向に複数並べて設けられている。本実施形態では、筐体11の底部20には、背面30側から、3本の溝31が設けられている。ヒートパイプ35は直線状に形成され、溝31のそれぞれに嵌め込まれる。
このように、筐体11の底部20には、背面30から複数のヒートパイプ35が長手方向に沿って嵌め込まれているため、光源モジュール12の発熱は、ヒートパイプ35により、底部20の全体に満遍なく伝熱される。
反射鏡14は、並べて設けられた複数の光源モジュール12の周囲を囲み、複数の光源モジュール12からの光を所望の方向に反射させる反射面14Aを備える。反射鏡14は、軽量化のために、ポリカーボネート等の樹脂材から形成され、内面にアルミニウムの薄膜を蒸着させた反射面14Aを備えている。
ところで、所望の方向に光源モジュール12からの光を向かわせるために、反射鏡14の反射面14Aの一部を光源モジュール12に覆いかぶさるように、光軸L方向に近寄っていくような形態で反射鏡14を形成する場合がある。本実施形態の照明器具1は、光源モジュール12の並び方向に沿った、反射鏡14の長手方向の面の一方が、光源モジュール12に覆いかぶさるように設けられたオーバーハング反射面14Bとして構成されている。このように、光源モジュール12に覆いかぶさるように設けられたオーバーハング反射面14Bを備えた場合には、当該オーバーハング反射面14Bは、光源モジュール12からの距離が短くなる。これにより、オーバーハング反射面14Bには、近距離から光源モジュール12の直射光が照射されるため、高温となりやすい。
また、反射鏡14が収容された筐体11は、前面開口13がカバーユニット40で閉封されて防水が図られているため、筐体11内には空気の対流が無い状態となる。これにより、反射鏡14が光源モジュール12からの光を吸収して高温となった場合には、特に高温に成り易いオーバーハング反射面14Bが許容温度(例えば110度)を越えて高温となり、アルミニウム蒸着膜の剥離や、歪み等の問題が生じる可能性があった。
そこで、本実施形態では、反射鏡14に熱伝導部材60を密着させて、反射鏡14の熱を熱伝導部材60で吸熱することで、反射鏡14が許容温度を越えて高温になるのを防いでいる。熱伝導部材60は、例えばアルミニウムなどの高熱伝導性を有する部材から形成され、図2に示すように、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cに密着させた状態で、筐体11内に収められる。
図5に示すように、熱伝導部材60は、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cに密着させた状態で面接触される伝熱部61を備える。また、熱伝導部材60は、筐体11への取付状態で遮蔽板39に面接触する矩形板状の平面部63を有し、伝熱部61が、平面部63の一辺の縁から立設するように、板状部材を折り曲げて形成されている。伝熱部61は、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cに密着させることができるように、オーバーハング反射面14Bの傾きに対応するように、平面部63から斜めに延びる構成であっても良い。また、熱伝導部材60は、平面部63の伝熱部61が設けられた辺とは別の一対の端縁に立設された壁部64を備えていても良い。この構成によれば、壁部64により熱伝導部材60の容積を大きくして、熱容量を増すことができ、反射鏡14から効率よく吸熱することができる。
熱伝導部材60は、伝熱部61によりオーバーハング反射面14Bの裏面14Cから反射鏡14の熱を吸熱する。伝熱部61は、高さHが、オーバーハング反射面14Bの光軸Lに対する傾きと、光源モジュール12からの距離に応じて、反射鏡14の一番高温になる位置に対応する位置まで延びる適宜の高さに形成される。熱伝導部材60は、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cを介して反射鏡14から吸熱した熱を、平面部63を介して遮蔽板39から筐体11に伝え、筐体11から複数の放熱フィン17により構成される放熱部55から外部に放熱する。遮蔽板39は、図4に示すように、筐体11の底部20の取付位置に、取付凹部39Bを備え、当該取付凹部39Bを筐体11の底部20に密着させて取り付けられている。遮蔽板39は、取付凹部39Bを筐体11の底部20に密着させることで、筐体11に熱的に接続されるように構成される。
また、熱伝導部材60は、図2に示すように、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cから、筐体11の内側面11Aまでに亘る幅Wで形成され、熱伝導部材60の伝熱部61に対向する端部65が、筐体11の内側面11Aに当接するように構成されていても良い。この構成によれば、反射鏡14の熱を、熱伝導部材60を介して、筐体11の内側面11A側に伝熱することができる。よって、反射鏡14の熱を、熱伝導部材60から遮蔽板39に伝熱すると共に、筐体11に直接伝熱することができ、より効率よく反射鏡14の熱を外部に放熱させることができる。
熱伝導部材60により、反射鏡14から吸熱した熱は、平面部63を介して遮蔽板39に伝熱され、遮蔽板39の取付凹部39Bから筐体11の底部20に伝熱される。上述したように、底部20には、ヒートパイプ35が嵌め込まれており、ヒートパイプ35により、底部20の全体に満遍なく伝熱され、複数の放熱フィン17により構成される放熱部55により外部に放熱される。
このように、照明器具1は、反射鏡14が、光源モジュール12に覆いかぶさるように、光軸Lの方向に近寄っていくように形成されたオーバーハング反射面14Bを有し、当該オーバーハング反射面14Bの裏面14Cに密着させて熱伝導部材60を備えた。これにより、オーバーハング反射面14Bの熱を熱伝導部材60で吸熱して、筐体11に伝え、筐体11から複数の放熱フィン17により構成される放熱部55を介して外部に放熱させる。よって、オーバーハング反射面14Bが反射鏡14の許容温度を越えて高温となるのを防ぐことができる。
なお、熱伝導部材60は、矩形板状の平面部63の3つの辺部に、伝熱部61、及び壁部64,64が立設された構成に限らず、反射鏡14から熱を吸熱して、当該熱を筐体11に効率よく伝熱することができる適宜の形状であっても良い。
図6は、変形例の熱伝導部材160を示す図である。
熱伝導部材160は、筐体11の底面20Aと出射開口13との間に設けられ、筐体11内部の構造が透過性のカバーユニット40を介して外部から見えないようにする遮蔽板139と一体に構成されていても良い。
遮蔽板139には、反射鏡14が挿入される適宜な大きさの挿入孔139Aが設けられる。熱伝導部材160は、挿入孔139Aの縁から延出させた片部を、挿入孔139Aの縁に沿って折り曲げて、形成されている。このように、熱伝導部材160を遮蔽板139と一体に形成することで、照明器具1の部品点数を増やすことなく、熱伝導部材160を設けることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、光源モジュール12および、光源モジュール12の周囲を囲む反射鏡14を収容した筐体11と、筐体11の前面の出射開口13を覆うカバーユニット40とを有する器具本体10を備えた照明器具1において、反射鏡14は、光源モジュール12の光軸Lに近寄っていく方向に延びるオーバーハング反射面14Bを有し、反射鏡14の熱を筐体11に伝熱する熱伝導部材60を備えた。
この構成によれば、オーバーハング反射面14Bに光源モジュール12から近距離で光が照射されて高温になっても、熱伝導部材60により反射鏡14の熱を吸熱するため、器具本体10の前面をカバーユニット40で覆った照明器具1において、反射鏡14が光照射によって許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、熱伝導部材60は、反射鏡14に面接触して、反射鏡14から熱を吸熱する伝熱部61を備えた。これにより、反射鏡14の熱を面で逃がすことができ、より効率よく反射鏡14の熱を熱伝導部材60に伝熱させて、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、熱伝導部材60を、オーバーハング反射面14Bの裏面14Cに面接触させたため、光源モジュール12からの光が照射されて最も高温に成り易いオーバーハング反射面14Bの熱を効率よく熱伝導部材60で吸熱することができる。よって、オーバーハング反射面14Bで、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、光源モジュール12は直線状に複数並べて配置され、オーバーハング反射面14Bは、光源モジュール12の並び方向に沿って形成されていることを特徴とする。この構成によれば、直線状に複数並べた光源モジュール12からの光をオーバーハング反射面14Bで所望の方向に向けて照射することができる。また、複数の光源モジュール12からの光の照射によって高温に成り易いオーバーハング反射面14Bの熱を熱伝導部材60で吸熱することができ、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
また本実施形態によれば、筐体11の底面20Aと、筐体11の前面の開口である出射開口13との間に、筐体11の底面20Aに熱的に接続された遮蔽板39を備え、熱伝導部材60は、遮蔽板39に熱的に接続されており、反射鏡14からの熱は遮蔽板39を介して筐体11の底面20Aに伝熱される。これにより、反射鏡14の熱を、筐体11から外部に放熱させることができ、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
また本実施形態によれば、熱伝導部材160は、遮蔽板139と一体に形成されている。これにより、部品点数を増やすことなく、反射鏡14の熱を遮蔽板139に伝熱して、筐体11から外部に放熱させることができる。よって、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温に成るのを防ぐことができる。
また本実施形態によれば、光源モジュール12は、筐体11の底面20Aに複数並べて設けられ、筐体11の底部20には、光源モジュール12の並び方向に延び当該光源モジュール12の熱を輸送するヒートパイプ35と、ヒートパイプ35に熱的に結合された放熱部55と、が設けられた。これにより、反射鏡14から熱伝導部材60及び遮蔽板39を介して筐体11の底面20Aに伝熱された熱を、ヒートパイプ35により底部20の全体に満遍なく輸送して、放熱部55により放熱させることができる。よって、器具本体10の前面をカバーユニット40で覆った照明器具1においても、反射鏡14が許容温度範囲を超えて高温になるのを防ぐことができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、光源モジュール12からの光の配光を制御するために反射鏡14を設けて、当該反射鏡14に熱伝導部材60を密着させる構成としたが、これに限らず、光源モジュール12からの光の配光を制御するために不図示のレンズを設けて、当該レンズに熱伝導部材60を密着させてレンズから吸熱し、レンズが許容範囲を超えて高温となるのを防ぐ構成とし手も良い。
また、上述した実施形態では、器具本体10は、矩形箱型の筐体11を備える構成としたが、器具本体10の形状は矩形に限らず、例えば円形状や多角形状に形成されていても良い。
1 照明器具
10 器具本体
11 筐体
12 光源モジュール(光源)
13 出射開口
14 反射鏡
14B オーバーハング反射面
17 放熱フィン
20 底部
20A 底面
35 ヒートパイプ
39、139 遮蔽板
40 カバーユニット
55 放熱部
60、160 熱伝導部材
61 伝熱部
L 光軸

Claims (6)

  1. 光源および、前記光源の周囲を囲む反射鏡を収容した筐体と、前記筐体の前面の開口を覆うカバーユニットとを有する器具本体を備えた照明器具において、
    前記反射鏡は、前記光源からの光を反射させる反射面を備え、前記反射面は、前記光源を光軸の正面から見て、前記光軸は覆わず前記光源の一部に覆いかぶさるように前記光源の光軸に近寄っていく方向に前記反射鏡の前記光源側から、前記開口に向かって延びるオーバーハング反射面を有し、
    前記反射鏡の熱を前記筐体に伝熱する熱伝導部材を備え、
    前記熱伝導部材は、前記反射鏡に熱的に接触して、前記反射鏡から熱を吸熱する伝熱部を備え、
    前記伝熱部を前記オーバーハング反射面の裏面に密着させている
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記光源は直線状に複数並べて配置され、
    前記オーバーハング反射面は、前記光源の並び方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  3. 前記オーバーハング反射面と向かい合う位置に、前記光源の光軸から遠ざかっていく方向に前記反射鏡の前記光源側から、前記開口に向かって延びる反射面をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記筐体の底面と、前記筐体の前面の開口との間に、前記筐体の底面に熱的に接続された遮蔽板を備え、
    前記熱伝導部材は、前記遮蔽板に熱的に接続されており、前記反射鏡からの熱は前記遮蔽板を介して前記筐体の底面に伝熱される
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の照明器具。
  5. 前記熱伝導部材は、前記遮蔽板と一体に形成されていることを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  6. 前記光源は、前記筐体の底面に複数並べて設けられ、
    前記筐体の底部には、前記光源の並び方向に延び当該光源の熱を輸送するヒートパイプと、前記ヒートパイプに熱的に結合された放熱部と、が設けられたことを特徴とする請求項またはに記載の照明器具。
JP2016094563A 2016-05-10 2016-05-10 照明器具 Active JP6727026B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094563A JP6727026B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094563A JP6727026B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017204359A JP2017204359A (ja) 2017-11-16
JP6727026B2 true JP6727026B2 (ja) 2020-07-22

Family

ID=60322479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016094563A Active JP6727026B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6727026B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3639751A (en) * 1970-04-10 1972-02-01 Pichel Ind Inc Thermally dissipative enclosure for portable high-intensity illuminating device
JP5606627B2 (ja) * 2011-06-27 2014-10-15 三菱電機株式会社 車載用ヘッドランプ
JP2013175391A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Panasonic Corp 車両用前照灯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017204359A (ja) 2017-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9482395B2 (en) LED luminaire
CA2736757C (en) Lighting apparatus with heat dissipation system
JP2011210468A (ja) 道路用照明器具
KR20150015901A (ko) 플렉시블 기판을 이용한 자동차용 led 램프 모듈 및 그 방열 구조
JP2011175868A (ja) 照明装置
JP7176211B2 (ja) 照明装置
JP3221121U (ja) Led面光源ランプ
JP5758424B2 (ja) 照明器具
JP6586306B2 (ja) Led照明器具
JP6727026B2 (ja) 照明器具
JP6341804B2 (ja) 放熱構造
EP3290789B1 (en) Luminaire including a heat dissipation structure
JP6795831B2 (ja) 照明器具
JP2016162597A (ja) 照明装置
TWI335402B (en) Led lamp with a heat sink
JP6849943B2 (ja) 照明装置
JP5946972B2 (ja) 照明器具
JP5842092B2 (ja) 屋外用照明器具
JP2013045717A (ja) 車両用灯具
JP7028594B2 (ja) 照明器具
JP2017174675A (ja) 照明器具
JP2008186636A (ja) Led照明ユニット及びそれを用いた照明器具
JP6854863B2 (ja) 光源ユニット
JP6560506B2 (ja) 照明器具
JP6389777B2 (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160512

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200630

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6727026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111