JP6725472B2 - オフロードを通じた改善されたwlan使用のための3gpp wlan相互作用のための方法 - Google Patents

オフロードを通じた改善されたwlan使用のための3gpp wlan相互作用のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、オフロードを通じた改善されたWLAN使用のための3GPP WLAN相互作用のための方法に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2013年4月4日に出願された米国特許仮出願第61/808,492号明細書の利益を主張するものである。
より高いデータレートを求める需要の増大は、より高速で効率的な無線テクノロジーの発展に寄与してきた。LTEなどのセルラーネットワーク、およびWLANは、オペレータおよびエンドユーザからの幅広い支持を目の当たりにしてきた。オペレータコミュニティーにおいては、WLANネットワークが利用可能である場合はできるだけ多くのデータをそれらのWLANネットワークへオフロードし、それによって、セルラーネットワーク負荷が低減されることが可能であることに対する関心が増大している。同時に、オペレータは、ますます多くの顧客にサービス提供することができる。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、3GPPネットワーク(例えば、LTEおよび3G)とWiFiとの間における相互作用を可能にするためのいくつかのテクノロジーを開発してきた。これらのテクノロジーは、主として、WiFiオフロードのためのコアネットワークベースのものであることが可能である。
仮想ベアラを使用した無線ネットワークにおけるベアラ管理のためのシステム、方法、および手段が開示される。無線送信/受信ユニット(WTRU)をWLANへオフロードするためのeNB決定と、ANDSFポリシーとの間におけるコンフリクトを管理するためのシステム、方法、および手段も開示される。WLANのための、またはWLANへのオフロード中のドライブテストの最小化(MDT:minimization of drive tests)のためのシステム、方法、および手段も開示される。WTRUの能力をシグナリングするためのシステム、方法、および手段も開示される。
無線送信/受信ユニット(WTRU)が、高位レイヤポリシーおよび無線アクセス層ルールのうちの少なくとも1つに従って、WLANネットワークへ、またはWLANネットワークからトラフィックを導くかどうかを決定することによって、WLANネットワークへ、またはWLANネットワークからトラフィックをオフロードするかどうかを決定することができる。構成されたWLANオフロード条件を評価することができる。構成されたWLANオフロード条件が満たされている場合には、トラフィックが、WLANネットワークへ、またはWLANネットワークから導かれることが可能である。
例として添付の図面とともに与えられる以降の説明から、より詳細な理解が得られることが可能である。
1または複数の開示されている実施形態が実施されることが可能である例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aにおいて示されている通信システム内で使用されることが可能である例示的な無線送信/受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aにおいて示されている通信システム内で使用されることが可能である例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aにおいて示されている通信システム内で使用されることが可能である別の例示的な無線アクセスネットワークおよび別の例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aにおいて示されている通信システム内で使用されることが可能である別の例示的な無線アクセスネットワークおよび別の例示的なコアネットワークのシステム図である。 RANレベルでの3GPPとWLANとの相互作用のための例示的なプロセスフローを示す図である。 WLANへのオフローディングおよび仮想ベアラへの変換のための例示的なプロセスフローを示す図である。 S1解放手順に関する例示的なプロセスフローを示す図である。 ベアラリソース割り当て手順に関する例示的なプロセスフローを示す図である。 eNBによって開始される、オフロードされたベアラのモニタリングおよびLTEへのモビリティーに関する例示的なプロセスフローを示す図である。 PGWによって開始される、オフロードされたベアラのモニタリングおよびLTEへのモビリティーに関する例示的なプロセスフローを示す図である。 WTRU能力をシグナリングするための例示的なプロセスフローを示す図である。 オフラインおよびオンラインWLAN課金のための例示的な論理的な課金アーキテクチャーおよび情報フローを示す図である。
次いで、例示的な実施形態についての詳細な説明が、さまざまな図を参照しながら行われる。この説明は、可能な実施態様の詳細な例を提供するが、それらの詳細は、例示的なものであり、けっして本出願の範囲を限定するものではないということを意図されているという点に留意されたい。
図1Aは、1または複数の開示されている実施形態が実施されることが可能である例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、コンテンツ、例えば音声、データ、ビデオ、メッセージング、放送などを複数のワイヤレスユーザに提供するマルチプルアクセスシステムであることが可能である。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、無線帯域幅を含むシステムリソースの共有を通じてそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、1または複数のチャネルアクセス方法、例えば符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などを採用することができる。
図1Aにおいて示されているように、通信システム100は、無線送信/受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(全体として、または総称して、WTRU102と呼ばれる場合がある)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、およびその他のネットワーク112を含むことができるが、開示されている実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を想定しているということが理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作および/または通信を行うように構成されている任意のタイプのデバイスであることが可能である。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、ユーザ機器(UE)、移動局、固定式または移動式の加入者ユニット、ページャー、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品などを含むことができる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを含むこともできる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つと無線でインターフェースを取るように構成されている任意のタイプのデバイスであることが可能である。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、Node−B、eNode B、ホームNode B、ホームeNode B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどであることが可能である。基地局114a、114bは、それぞれ単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含むことができるということが理解されるであろう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部であることが可能であり、RAN103/104/105は、その他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)、例えば基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどを含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bは、特定の地理的領域内で無線信号を送信および/または受信するように構成されることが可能であり、その地理的領域は、セル(図示せず)と呼ばれることがある。セルは、セルセクタへとさらに分割されることが可能である。例えば、基地局114aに関連付けられているセルは、3つのセクタへと分割されることが可能である。したがって一実施形態においては、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわち、セルのそれぞれのセクタごとに1つのトランシーバを含むことができる。別の実施形態においては、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)テクノロジーを採用することができ、したがって、セルのそれぞれのセクタごとに複数のトランシーバを利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインターフェース115/116/117を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信することができ、エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)であることが可能である。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセステクノロジー(RAT)を使用して確立されることが可能である。
より具体的には、上述したように、通信システム100は、マルチプルアクセスシステムであることが可能であり、1または複数のチャネルアクセススキーム、例えばCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどを採用することができる。例えば、RAN103/104/105内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)UTRA(Terrestrial Radio Access)などの無線テクノロジーを実施することができ、この無線テクノロジーは、ワイドバンドCDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができる。WCDMAは、HSPA(High Speed Packet Access)および/またはエボルブドHSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)および/またはHSUPA(High-Speed Uplink Packet Access)を含むことができる。
別の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線テクノロジーを実施することができ、この無線テクノロジーは、LTE(Long Term Evolution)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を使用してエアインターフェース115/116/117を確立することができる。
その他の実施形態においては、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、無線テクノロジー、例えばIEEE 802.16(例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000EV−DO、暫定標準2000(IS−2000)、暫定標準95(IS−95)、暫定標準856(IS−856)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rate for GSM Evolution)、GSM EDGE(GERAN)などを実施することができる。
図1Aにおける基地局114bは、例えばワイヤレスルータ、ホームNode B、ホームeNode B、またはアクセスポイントであることが可能であり、局所的なエリア、例えば事業所、家庭、乗り物、キャンパスなどにおける無線接続を容易にするために、任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE 802.11などの無線テクノロジーを実施することができる。別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE 802.15などの無線テクノロジーを実施することができる。さらに別の実施形態においては、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aにおいて示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスすることを求められないことが可能である。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信状態にあることが可能であり、コアネットワーク106/107/109は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(Voice over Internet Protocol)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に提供するように構成されている任意のタイプのネットワークであることが可能である。例えば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、料金請求サービス、モバイルロケーションベースサービス、プリペイド呼接続、インターネット接続、ビデオ配信などを提供すること、および/またはユーザ認証などのハイレベルセキュリティー機能を実行することが可能である。図1Aにおいては示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを採用しているその他のRANと直接または間接の通信状態にあることが可能であるということが理解されるであろう。例えば、コアネットワーク106/107/109は、E−UTRA無線テクノロジーを利用している可能性があるRAN103/104/105に接続されていることに加えて、GSM無線テクノロジーを採用している別のRAN(図示せず)と通信状態にあることも可能である。
コアネットワーク106/107/109は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/またはその他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能することもできる。PSTN108は、POTS(Plain Old Telephone Service)を提供する回線交換電話ネットワークを含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおけるトランスミッションコントロールプロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスからなるグローバルシステムを含むことができる。ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されている有線または無線の通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを採用している可能性がある1または複数のRANに接続されている別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつかまたはすべては、マルチモード機能を含むことができ、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、別々の無線リンクを介して別々の無線ネットワークと通信するために複数のトランシーバを含むことができる。例えば、図1Aにおいて示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線テクノロジーを採用している可能性がある基地局114a、およびIEEE 802無線テクノロジーを採用している可能性がある基地局114bと通信するように構成されることが可能である。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bにおいて示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、電源134、グローバルポジショニングシステム(GPS)チップセット136、およびその他の周辺機器138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、上述の要素どうしの任意の下位組合せを含むことができるということが理解されるであろう。また、基地局114aおよび114b、ならびに/または、基地局114aおよび114bが相当することが可能であるノード(数ある中でも、トランシーバステーション(BTS)、Node−B、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームnode−B、エボルブドホームnode−B(eNodeB)、ホームエボルブドnode−B(HeNB)、ホームエボルブドnode−Bゲートウェイ、およびプロキシノードなどであるが、それらには限定されない)は、図1Bにおいて示され本明細書において説明されている要素のうちのいくつかまたはすべてを含むことができるということを実施形態は想定している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられている1もしくは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、その他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態マシンなどであることが可能である。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、パワー制御、入力/出力処理、および/または、WTRU102が無線環境において機能することを可能にするその他の任意の機能を実行することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合されることが可能であり、トランシーバ120は、送信/受信要素122に結合されることが可能である。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を別々のコンポーネントとして示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内にともに統合されることが可能である。プロセッサ118などのプロセッサは、統合されたメモリを含むことができる(例えばWTRU102は、プロセッサと、関連付けられているメモリとを含むチップセットを含むことができる)。メモリとは、プロセッサ(例えば、プロセッサ118)に統合されているメモリ、またはデバイス(例えば、WTRU102)にその他の形で関連付けられているメモリを指すことが可能である。そのメモリは、非一時的なものであることが可能である。そのメモリは、プロセッサによって実行されることが可能である命令(例えば、ソフトウェア命令および/またはファームウェア命令)を含むこと(例えば、格納すること)が可能である。例えば、そのメモリは、実行されたときに、本明細書において説明されている実施態様のうちの1または複数をプロセッサに実施させることができる命令を含むことができる。
送信/受信要素122は、エアインターフェース115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するように、または基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されることが可能である。例えば、一実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されているアンテナであることが可能である。別の実施形態においては、送信/受信要素122は、例えば、IR信号、UV信号、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されているエミッタ/検知器であることが可能である。さらに別の実施形態においては、送信/受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送信および受信するように構成されることが可能である。送信/受信要素122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることが可能であるということが理解されるであろう。
加えて、送信/受信要素122は、図1Bにおいては単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMOテクノロジーを採用することができる。したがって、一実施形態においては、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を介して無線信号を送信および受信するために、複数の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
トランシーバ120は、送信/受信要素122によって送信されることになる信号を変調するように、また、送信/受信要素122によって受信される信号を復調するように構成されることが可能である。上述したように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがってトランシーバ120は、WTRU102が、例えばUTRAおよびIEEE 802.11など、複数のRATを介して通信することを可能にするために複数のトランシーバを含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)ディスプレイユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合されることが可能であり、そこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118は、ユーザデータをスピーカー/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128へ出力することもできる。加えて、プロセッサ118は、取り外し不能メモリ130、取り外し可能メモリ132、および/または、プロセッサ118に統合されているメモリなど、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスすること、およびそれらのメモリにデータを格納することが可能である。取り外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、またはその他の任意のタイプのメモリストレージデバイスを含むことができる。取り外し可能メモリ132は、サブスクライバーアイデンティティーモジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどを含むことができる。その他の実施形態においては、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリからの情報にアクセスすること、およびそのメモリにデータを格納することが可能である。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、また、WTRU102内のその他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成されることが可能である。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適切なデバイスであることが可能である。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池などを含むことができる。
プロセッサ118は、GPSチップセット136に結合されることも可能であり、GPSチップセット136は、WTRU102の現在のロケーションに関するロケーション情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されることが可能である。WTRU102は、GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその情報の代わりに、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介してロケーション情報を受信すること、および/または複数の近隣の基地局から受信されている信号のタイミングに基づいて自分のロケーションを特定することが可能である。WTRU102は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の適切なロケーション特定方法を通じてロケーション情報を取得することができるということが理解されるであろう。
プロセッサ118は、その他の周辺機器138にさらに結合されることが可能であり、その他の周辺機器138は、さらなる特徴、機能、および/または有線接続もしくは無線接続を提供する1または複数のソフトウェアモジュールおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺機器138は、加速度計、eコンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(Universal Serial Bus)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンドフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上述したように、RAN103は、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにUTRA無線テクノロジーを採用することができる。RAN103は、コアネットワーク106と通信状態にあることも可能である。図1Cにおいて示されているように、RAN103は、Node−B140a、140b、140cを含むことができ、これらのNode−Bはそれぞれ、エアインターフェース115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1または複数のトランシーバを含むことができる。Node−B140a、140b、140cはそれぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能である。RAN103は、RNC142a、142bを含むこともできる。RAN103は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数のNode−BおよびRNCを含むことができるということが理解されるであろう。
図1Cにおいて示されているように、Node−B140a、140bは、RNC142aと通信状態にあることが可能である。加えて、Node−B140cは、RNC142bと通信状態にあることが可能である。Node−B140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介してそれぞれのRNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信状態にあることが可能である。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続されているそれぞれのNode−B140a、140b、140cを制御するように構成されることが可能である。加えて、RNC142a、142bのそれぞれは、その他の機能、例えば、アウターループパワー制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバー制御、マクロダイバーシティー、セキュリティー機能、データ暗号化などを実行またはサポートするように構成されることが可能である。
図1Cにおいて示されているコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイルスイッチングセンター(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。上述の要素のうちのそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれかの要素が、コアネットワークオペレータ以外のエンティティーによって所有および/または運営されることも可能であるということが理解されるであろう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106内のMSC146に接続されることが可能である。MSC146は、MGW144に接続されることが可能である。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと、従来の地上通信線通信デバイスとの間における通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
RAN103内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続されることも可能である。SGSN148は、GGSN150に接続されることが可能である。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
上述したように、コアネットワーク106は、ネットワーク112に接続されることも可能であり、ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線ネットワークまたは無線ネットワークを含むことができる。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上述したように、RAN104は、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにE−UTRA無線テクノロジーを採用することができる。RAN104は、コアネットワーク107と通信状態にあることも可能である。
RAN104は、eNode−B160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数のeNode−Bを含むことができるということが理解されるであろう。eNode−B160a、160b、160cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1または複数のトランシーバを含むことができる。一実施形態においては、eNode−B160a、160b、160cは、MIMOテクノロジーを実施することができる。したがってeNode−B160aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信するために、およびWTRU102aから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。
eNode−B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、無線リソース管理決定、ハンドオーバー決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを取り扱うように構成されることが可能である。図1Dにおいて示されているように、eNode−B160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Dにおいて示されているコアネットワーク107は、モビリティー管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。上述の要素のうちのそれぞれは、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれかの要素が、コアネットワークオペレータ以外のエンティティーによって所有および/または運営されることも可能であるということが理解されるであろう。
MME162は、S1インターフェースを介してRAN104内のeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続されることが可能であり、制御ノードとして機能することができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラアクティブ化/非アクティブ化、WTRU102a、102b、102cの最初の接続中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担当することができる。MME162は、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどのその他の無線テクノロジーを採用しているその他のRAN(図示せず)との間における切り替えを行うための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介してRAN104内のeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに接続されることが可能である。サービングゲートウェイ164は一般に、ユーザデータパケットをWTRU102a、102b、102cへ/WTRU102a、102b、102cから回送および転送することができる。サービングゲートウェイ164は、その他の機能、例えば、eNode B間でのハンドオーバー中にユーザプレーンを固定すること、WTRU102a、102b、102cにとってダウンリンクデータが利用可能である場合にページングをトリガーすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および格納することなどを実行することもできる。
サービングゲートウェイ164は、PDNゲートウェイ166に接続されることも可能であり、PDNゲートウェイ166は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。
コアネットワーク107は、その他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cと、従来の地上通信線通信デバイスとの間における通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間におけるインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができ、またはそうしたIPゲートウェイと通信することができる。加えて、コアネットワーク107は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線ネットワークまたは無線ネットワークを含むことができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにIEEE802.16無線テクノロジーを採用しているアクセスサービスネットワーク(ASN)であることが可能である。以降でさらに論じられるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109という別々の機能エンティティーの間における通信リンクは、リファレンスポイントとして定義されることが可能である。
図1Eにおいて示されているように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含むことができるが、RAN105は、実施形態との整合性を保持しながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができるということが理解されるであろう。基地局180a、180b、180cはそれぞれ、RAN105内の特定のセル(図示せず)に関連付けられることが可能であり、エアインターフェース117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために1または複数のトランシーバをそれぞれ含むことができる。一実施形態においては、基地局180a、180b、180cは、MIMOテクノロジーを実施することができる。したがって基地局180aは、例えば、WTRU102aに無線信号を送信するために、およびWTRU102aから無線信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。基地局180a、180b、180cは、モビリティー管理機能、例えば、ハンドオフトリガリング、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー実施などを提供することもできる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約ポイントとして機能することができ、ページング、サブスクライバープロファイルのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどを担当することができる。
WTRU102a、102b、102cと、RAN105との間におけるエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実施するR1リファレンスポイントとして定義されることが可能である。加えて、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cと、コアネットワーク109との間における論理インターフェースは、R2リファレンスポイントとして定義されることが可能であり、このR2リファレンスポイントは、認証、許可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティー管理のために使用されることが可能である。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間における通信リンクは、WTRUハンドオーバー、および基地局どうしの間におけるデータの転送を容易にするためのプロトコルを含むR8リファレンスポイントとして定義されることが可能である。基地局180a、180b、180cと、ASNゲートウェイ182との間における通信リンクは、R6リファレンスポイントとして定義されることが可能である。このR6リファレンスポイントは、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられているモビリティーイベントに基づいてモビリティー管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eにおいて示されているように、RAN105は、コアネットワーク109に接続されることが可能である。RAN105と、コアネットワーク109との間における通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティー管理機能を容易にするためのプロトコルを含むR3リファレンスポイントとして定義されることが可能である。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証/許可/アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。上述の要素のうちのそれぞれは、コアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれかの要素が、コアネットワークオペレータ以外のエンティティーによって所有および/または運営されることも可能であるということが理解されるであろう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担当することができ、WTRU102a、102b、102cが、別々のASNおよび/または別々のコアネットワークの間においてローミングすることを可能にすることができる。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間における通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証と、ユーザサービスをサポートすることとを担当することができる。ゲートウェイ188は、その他のネットワークと相互作用することを容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cと、従来の地上通信線通信デバイスとの間における通信を容易にするために、PSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。加えて、ゲートウェイ188は、ネットワーク112へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができ、ネットワーク112は、その他のサービスプロバイダによって所有および/または運営されているその他の有線ネットワークまたは無線ネットワークを含むことができる。
図1Eにおいては示されていないが、RAN105は、その他のASNに接続されることが可能であり、コアネットワーク109は、その他のコアネットワークに接続されることが可能であるということが理解されるであろう。RAN105と、その他のASNとの間における通信リンクは、R4リファレンスポイントとして定義されることが可能であり、このR4リファレンスポイントは、RAN105と、その他のASNとの間においてWTRU102a、102b、102cのモビリティーをコーディネートするためのプロトコルを含むことができる。コアネットワーク109と、その他のコアネットワークとの間における通信リンクは、R5リファレンスとして定義されることが可能であり、このR5リファレンスは、ホームコアネットワークと、訪問先コアネットワークとの間における相互作用を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
一般に、3GPPおよびWLAN相互作用は、2つの大まかに定義されたカテゴリーへと分類されることが可能である。WiFiオフローディングのためのいくつかの方法は、コアネットワークベースのものであることが可能であり、3GPPコアネットワークおよびWiFiオフローディングを含むことができる。WiFiオフローディングのためのその他の方法は、無線アクセスネットワーク(RAN)ベースのものであることが可能であり、3GPP RANおよびWiFiオフローディングを含むことができる。
ユーザトラフィックを潜在的にオフロードするためにWLANアクセスネットワークどうしの間における相互作用を実行するための手段として、WLANネットワークへのアクセスが使用されることが可能である。例えば、WLAN無線送信/受信ユニット(WTRU)が、インターネット接続を達成することができ、3GPPシステムを介した認証および許可を使用して3GPPパケットスイッチド(PS)サービスにアクセスすることができる。WLAN WTRUと、3GPPコアネットワーク(CN)内のパケットデータゲートウェイ(PDG)との間においてトンネルが確立されることが可能である。WLAN WTRUは、3GPP CNノードからIP関連の構成パラメータを受信することができる。これらのパラメータは、例えば、HPLMN(Home Public Land Mobile Network)用のリモートIPアドレス、DHCPサーバ、およびDNSサーバを含むことができる。WLAN WTRUは、ローカルIPアドレス、例えば、WLANアクセスネットワーク(AN)アイデンティティーを有することができる。WLAN WTRUは、ローカルIPアドレス、例えば、トンネルの外側IPアドレス、およびリモートIPアドレス、例えば、トンネルの内側アドレスの両方を有することができる。これらのIPアドレスは、WLAN ANによって、またはPLMNによって、WLAN AN IPアドレス空間内に割り振られることが可能である。
WLANを信頼されていないアクセスとして3GPPエボルブドパケットコア(EPC)に統合するために、参照アーキテクチャーが使用されることが可能である。WLANは、エボルブドパケットデータゲートウェイ(ePDG)に接続されることが可能であり、PMIPv6およびGTPモビリティーをサポートすることができる。ネットワーク選択、発見、およびアクセスのためのポリシーをWTRUに提供するために、ANDSF(Access Network Discovery and Selection Function)が使用されることが可能である。WTRUは、3GPPアクセスおよびWLANに同時に接続することができ、別々のアクセスを通じて、同じPDN接続に属する別々のIPフローをやり取りすることができる。これは、シームレスなIPフローモビリティーを可能にすることができ、同じまたは別々のアプリケーションに属するIPフローどうしが、3GPPアクセスとWLANとの間においてシームレスに移動される。IPモビリティーは、DSMIPv6に基づいて3GPPアクセスとWLANアクセスとの間において実行されることが可能である。加えて、WTRU中心の接続エンジンが実施されることが可能であり、ANDSFに対する強化、例えば、DIDA(Data Identification in Access Network)を組み込むことができる。
相互作用は、WLAN ANと3GPPアクセスとの間においてサポートされることも可能であり、それは、WLAN ANと3GPPアクセスとの間におけるさらに緊密な統合を可能にすることができる、かつ、重複した3GPP CN機能に対する必要性を回避することができるソリューションを含むことができる。無線レベルにおけるこの統合は、WLAN APの効率的な発見を促進することができ、WLAN APのさらに良好な利用を促進すること、ならびに体感品質を強化することが可能である。
WiFiオフローディングのためのRANベースの方法は、WLAN相互作用のための強化されたオペレータ制御を可能にすることができる、かつ、WLANがオペレータのセルラー無線リソース管理(RRM)内に含まれることを可能にすることができるソリューションを含むことができる。そのような方法は、セルラーアクセスおよび/またはWLANアクセスに関するWTRUあたりの無線リンク品質、バックホール品質、負荷等などの情報を考慮に入れることができるアクセスネットワークモビリティーおよび選択に対する強化を含むこともできる。
WiFiオフローディングに関するモビリティー制御のためのいくつかの方法は、適切なWiFi APの発見のための方法を含むことができる。これらの方法は、WTRUによる自律的な方法、または3GPPネットワークによって制御される方法であることが可能である。ネットワークは、発見手順のための支援情報を提供することができる。WTRUは、発見されるAPに関する情報を報告することができる。
WiFiオフローディングに関するモビリティー制御のためのいくつかの方法は、例えば、WiFiアクセスのための事前許可などのセキュリティーを実行するための方法を含むことができる。これは、3GPP接続を使用して、例えば、ユーザプレーンベアラまたは制御プレーンシグナリングを通じて実行されることが可能である。
WiFiオフローディングに関するモビリティー制御のためのいくつかの方法は、WiFi ANにおけるモビリティー、および3GPPネットワークの管理下でのWiFi APどうしの間におけるハンドオーバーを含むことができる、WiFi接続をセットアップ、制御、および解放するための方法を含むことができる。
WiFiオフローディングに関するモビリティー制御のためのいくつかの方法は、WiFiに関する測定を構成および報告するための方法を含むことができる。
WiFiオフローディングに関するモビリティー制御のためのいくつかの方法は、WiFiモビリティー制御を3GPPモビリティー関連手順に合わせて調整するための方法、ならびにWiFiモビリティー制御をWiFiオフローディングのためのコアネットワーク(CN)要素に合わせて調整するための方法を含むことができる。
図2は、RANレベルでの3GPPとWLANとの相互作用のための例示的なプロセスフロー200を示している。202において、WLAN APは、直接、またはオペレーションおよびメンテナンス(O&M)を通じて、eNBとの間で負荷状況を共有することができる。別々のレベルの負荷状況を示すために別々のしきい値が使用されることが可能である。eNBおよび/またはMMEは、別々のAPにおける負荷状況を特定することができる。
204において、WTRUは、ANDSFからエリア内のWLAN APリストを受信することができる。これは、WTRUによって独立して実行されることが可能である。これは、代替として、または追加として、WLANを発見するためのコマンドをeNBがWTRUに送信できる場合にWTRUによって実行されることが可能である。eNBからのコマンドに応答してWLAN APリストを受信することは、いくらかの余分な遅延をもたらす場合がある。
206において、eNBは、特定のWTRUをWLANへオフロードすることを、例えば、その負荷状況に応じて、および/またはRRMに基づいて特定することができる。この特定は、例えば、トラフィックパターン、WTRUモビリティー、利用可能な無線リソース、非常に厳しいQoSを必要としないトラフィック、特定のサービス、特定のアプリケーションに関連したトラフィックなどに基づくことが可能である。
208において、eNBは、WLAN発見またはスキャンを開始するための、および信頼されているWLAN APの信号状態を報告するためのコマンドをWTRUに送信することができる。WLAN測定は、測定オブジェクトとして構成されることが可能である。測定は、eNBコマンドに基づいて、および/またはWLAN発見および測定および報告を開始するためのコマンドに基づいて開始されることが可能である。
210において、WTRUは、例えばANDSFからの情報を使用することによって、信頼されているWLAN APを発見することができ、利用可能なAPの信号強度およびリンク品質を推定することができる。212において、WTRUは、信号状態(例えば、信号強度および/もしくはリンク品質)、SSID(および/もしくはMACアドレス、BSSID)、ならびに/またはWLANチャネル番号を報告することができる。WLANチャネル番号は、例えばデバイス内での共存という観点から、役立つ場合がある。
214において、eNBは、それが受信した情報を考慮することができる。この情報は、例えば、信号強度および/またはリンク品質など、WTRUからの情報、AP負荷状況に関する情報、eNBの利用可能な無線リソース、WTRUトラフィックパターン、QoS要件などを含むことができる。eNBが、WTRUをWLANへオフロードすることを決定した場合には、eNBは、例えば、SSIDおよび/またはMACアドレスによって識別されることが可能である特定のAPへオフロードすることを指示するコマンドをWTRUに送信することができる。eNBが、WTRUをWLANへオフロードしないことを決定した場合には、プロセスフロー200は220へ進むことができ、WLAN発見またはスキャンは停止することができる。
216において、WTRUは、例えば、APを通じてPGWにメッセージを送信して同じIPアドレスを得ることによって認証を開始するための、LTE R10/11において開示されているようなWLANオフロード手順に準拠することができる。PGWは、APを通じてWTRUのためのトラフィックを転送することができる。218において、WTRUは、WLANへのオフロードの成功または失敗をeNBに知らせることができる。220において、eNBは、WLAN発見またはスキャンプロセスを停止するためのコマンドをWTRUへ送信することができ、それによって、WTRUバッテリーは節約されることが可能である。このプロセスは、オフローディングがもはや必要とされなくなった任意の時点で停止されることが可能である。eNBは、このコマンドを使用して、WTRUがWLANにおける通信を停止して3GPPへ戻ってくるようにさせることもできる。
いくつかのCNベースの方法は、EPSベアラをWLANへ選択的にオフロードするためのRANによって開始されるメカニズムを提供することができない。さらに、ユーザQoEは、WTRUがWLANへオフロードされた場合でも保持されるべきである。いくつかのCNベースの方法においては、WTRUがWLANへオフロードされた場合に、QoEの保証および/またはモニタリングがないことがある。特定のベアラに関するQoSパラメータが提供されている場合には、そのベアラがWLANへオフロードされたならば、QoSがモニタされることが可能であり、QoSが満たされているかどうか、および/またはベアラ修正に対する必要性があるかどうかに基づいて、適切なアクションが取られることが可能である。いくつかのCNベースのオフローディングメカニズムは、静的なポリシーを伴うWTRUによって開始される手順を前提にしている場合があり、それは、LTEネットワークまたはWLANネットワークの動的なトラフィック状況を考慮に入れることができない。オフロードされたトラフィックはもはや、EPSベアラとみなされることは不可能であり、したがって、MMEおよびeNBはもはや、その存在に気づくことはできない。WLAN側では、ベアラ管理のための同様のメカニズムが存在することは不可能である。セルラー無線リソース管理を担当するネットワークノードは、オフロードされたトラフィックを効果的に管理するための十分な情報を有することはできない。
WTRUをWLANへオフロードするためのeNBの決定と、ANDSFポリシーとの間においてコンフリクトがある場合がある。WTRUをWLANへオフロードすることを開始することは、利用可能なWLAN APを見つけ出すためにスキャンを行うことで開始することができる。これは、WTRUによって、またはネットワークによって開始されることが可能である。ネットワークがこのプロセスを開始した場合に、eNBが、オフローディング手順を開始することを決定したならば、ANDSFポリシーによれば、WLANへオフロードするためのトラフィック/サービスなどは存在していないと言える。これは、WTRUをWLANへオフロードするためのeNBの決定と、ANDSFまたはHS2.0ポリシーとの間におけるコンフリクトをもたらす場合がある。
より多くのWLAN APがネットワークオペレータによって展開されて、WLANへのオフロードの効率的な方法が進化していくにつれて、展開時に、および/または随時、WLANカバレッジ、QoE、スループットなどをオペレータがモニタすることが望ましくなる可能性がある。オペレーションの費用を低減するために、WLANのためのドライブテストの最小化(MDT:minimization of drive tests)を有することも有益である場合がある。加えて、たとえMDTが3GPPネットワークのために使用されても、その時間中にWTRUがWLANへオフロードされた場合には、それは、トレースの正確さおよびその後の正しい分析のために記録されることが可能である。
いくつかのWTRUは、WLANオフロードをサポートするための能力が欠如している場合がある。したがって、WTRUからこの能力またはこの能力の欠如をシグナリングすることが望ましい場合がある。しかしながら、WTRU内のWiFiコンポーネントは、常にオンにされているとは限らない場合がある。さらに、いくつかのWTRUは、自分のWiFiコンポーネントをオンにすることを、そうするようeNBによって命令された場合に自律的に行うことができるが、いくつかのWTRU実施態様またはユーザの好みは、WiFiコンポーネントをオンにするためのコマンドをeNBがWTRUに送信した場合にそのWTRU内のWiFiコンポーネントをオンにすることを制限して、利用可能なWLANを探してスキャンすることを開始することができる。
WTRUが接続モードにあって、3GPP RATからWLANへ移動しているまたはハンドオーバーされている場合に、RANオペレータは、WLANシステムの使用について記述する課金またはアカウンティングレコードを生成することができる。この課金レコードは、課金システムへ送信されることが可能であり、そのWTRUに提供されるサービスの始まりおよび終わりについて記述することができる。WLAN/RANが相互作用するシナリオは、課金レコードの生成および使用に対処することができる。さらに、いくつかのタイプのハンドオーバー、例えば、別々のWLAN APどうしの間におけるハンドオーバーは、課金イベントを生成する場合があり、または生成しない場合もある。したがって、ネットワークは、アカウンティングメッセージの生成を含む、WLANシステムとの間におけるWTRUの移動によってもたらされたイベントを、アカウンティング報告の生成を含まないモビリティーイベントから区別することができる。
WTRUがWLANへオフロードされる場合の体感品質(QoE:Quality of Experience)の劣化を低減または最小化するために、WLANにおいてさえQoSが満たされる場合がある。データがWLAN内を流れているときに、3GPPネットワークによって提供されるQoSパラメータをモニタするために仮想ベアラが使用されることが可能である。ベアラがLTEからWLANへオフロードされて、データフローのためにS2aインターフェースが使用されている場合には、LTE内の元のベアラが仮想ベアラに変換されることが可能である。仮想ベアラ内のノードは、仮想ベアラフラグとともにベアラコンテキストを保持することができる。ノードは、それらが元のベアラのために確保していたリソースを解放することができる。WTRUおよび/またはPGWは、そのベアラに関するQoSが、対応するS2aインターフェースにおいて現在満たされているか否かをモニタすることができる。仮想ベアラのシグナリングは、eNBコマンドを介してEPSベアラをWLANへ選択的にオフロードすることを可能にすることもできる。eNBおよびMMEは、仮想EPSセッション管理シグナリングのパス内にいることが可能であるため、WLANへ何がオフロードされたかに気づくことが可能である。これは、オペレータのセルラー無線リソース管理を担当しているネットワークノードに、オフロードされたIPフローを追跡把握して移動させる能力を提供することができる。WTRUがアイドルである場合には、現在のメカニズムは、LTE用のアクセスネットワークおよびオフロードされたトラフィックの両方をモニタすることを含むことができる。WTRUは、アイドルモード中に両方のネットワークをモニタすることを回避するためにWLAN IPフローを移動させてLTEへ戻すことができるが、この手順は、eNBがRRC接続を解放した後にWTRUがLTEに再接続することを含む場合がある。これは、輻輳中には望ましくない場合がある。仮想ベアラメカニズムは、WTRUがダウンリンク(DL)トラフィックをモニタするために単一のアクセスネットワーク、例えばLTEを提供することができる。なぜなら、モビリティー管理エンティティー(MME)が、ページングおよび無線ベアラアクティブ化のためのベアラコンテキストを既に有していることが可能であるためである。
本明細書においては、さまざまな例がSaMOGのコンテキストにおいて開示されているが、本明細書において開示されている方法および例は一般に、S2bインターフェースに適用可能であるということが理解されるであろう。S2bインターフェースに適用するためには、本明細書において開示されている例におけるTWANの代わりにePDGが使用されることが可能である。
図3は、WLANへのオフローディングおよび仮想ベアラへの変換のための例示的なプロセスフロー300を示している。この手順は、潜在的なオフローディング機会を報告するためにWTRUによって、ならびに/または特定のトラフィックがオフロードされるべきであるかどうかを、セルラーおよびWLANローディング情報に基づいて特定するためにeNBによって使用されることが可能である。オフロードが行われるべきであるということをeNBが特定した後に、この手順は、オフロードされるベアラコンテキストをeNBおよびEPC内に保持することができ、TWANとPGWとの間におけるS2aインターフェースがセットアップされたときにWTRUに知らせることができる。
302において、WTRUは、ANDSFポリシーに基づいて、例えば、ISRPポリシーごとにWLANオフロードの対象になることが可能であるアプリケーションをそれが開始した場合に、eNBへのWLANオフロードの機会をeNBに知らせることができる。WTRUは、関連しているANDSFポリシーをeNBに送信することができる。WTRUは、オフロードするための機会が存在する可能性があるということをそれがどのベアラに関して示しているかを示すことができる。いくつかの例においては、代替として、または追加として、308においてベアラ情報が提供されることが可能である。
304において、eNBは、WLAN発見またはスキャンプロセスを開始するための、および信頼されているWLAN APの信号状態を報告するためのコマンドをWTRUに送信することができる。306において、WTRUは、(例えば、ANDSFからの情報を使用することによって、)信頼されている1または複数のWLAN APを発見することができ、利用可能なAPの信号強度およびリンク品質を推定することができる。308において、WTRUは、信号状態(例えば、信号強度および/もしくはリンク品質)、SSID(例えば、MACアドレスなど)、ならびに/またはWLANチャネル番号を報告することができる。WLANチャネル番号は、デバイス内での共存という観点から、役立つことがある。308において、ベアラ情報が提供されることも可能である。
310において、eNBは、特定のWTRUをWLANへオフロードすることを、例えば、負荷状況および/または無線リソース管理(RRM)に応じて特定することができる。312において、eNBは、WTRUをWLANへオフロードするためのコマンドを送信することができる。そのコマンドは、例えば、SSID、チャネル番号などを含むことができる。314において、eNBは、仮想ベアラに変換されることになるNベアラのリストを要求するためのS1APメッセージをMMEに送信することができる。316において、MMEは、仮想ベアラに変換されることになるNベアラのリストを要求するためのGTP−CメッセージをSGWに送信することができる。318において、SGWは、仮想ベアラに変換されることになるNベアラのリストを要求するためのGTP−CメッセージをPGWに送信することができる。PGWは、このメッセージをS2aセッション作成要求よりも早く受信する場合があり、その逆もまた同様である。この状況は、競合状態をもたらす場合がある。
競合状態を回避するために、PGWは、特定の持続時間(例えば、タイマーT_virtual_bearer_creation、タイマーT_S2a_creation)内に両方のメッセージが来るのを待つことができる。S2aセッション作成要求の後に、それがEPCからS2aへのベアラの移動のためのS2aインターフェースにおけるリソース確保を満たすことができるということにPGWが気づいた場合には、PGWは、ベアラ移動、例えば、仮想ベアラ作成を可能にすることができる。そうでない場合には、PGWは、仮想ベアラ作成の要求を拒否することができる。特定の持続時間(例えば、タイマーT_virtual_bearer_creation)にわたって待った後に、仮想ベアラ要求のみがPGWによって受信されている場合に、PGWが、このWTRUに関するS2aセッション作成要求を受信していないならば、PGWは、その仮想ベアラ作成要求を拒否することができる。S2a作成セッションがタイマーT_virtual_bearer_creation内に受信されていない場合には、PGWは、その仮想ベアラ作成を拒否することができる。S2aセッション作成要求が仮想ベアラ作成要求よりも早く来た場合には、PGWは、そのセッション要求が、仮想ベアラをサポートすることができる新たなWTRUからのものであると想定することができ、PGWは、特定の持続時間(例えば、タイマーT_S2a_creation)にわたって、EPCからのこのWTRUに関する仮想ベアラ作成要求を待つことができる。その要求が時間内に来た場合には、PGWは、仮想ベアラ作成を受け入れるかまたは拒否するかの決定を、それがEPCからS2aへのベアラの移動のためのS2aインターフェースにおけるリソース確保を満たすことができるということにPGWが気づいたかどうかに基づいて行うことができる。例えば、それがリソース確保を満たすことができるということにPGWが気づいた場合には、それは、ベアラ移動、例えば仮想ベアラ作成を可能にすることができる。そうでない場合には、PGWは、仮想ベアラ作成の要求を拒否することができる。その要求が、タイマーT_S2a_creation内に受信されていない場合には、PGWは、それが古いWTRUであると想定することができ、そのS2aセッション作成要求をベストエフォートベースで受け入れることができる。PGWは、時間ウィンドウ(例えば、タイマーT_virtual_bearer_creation)の後に受信された仮想ベアラ作成メッセージを拒否することができる。PGWが10においてセッション作成要求を受信していない場合には、それは、タイマーT_virtual_bearer_creationを開始することができる。PGWが10においてセッション作成要求を受信している場合には、PGWは、11において開始されているタイマーT_S2a_creationを停止することができる。
320において、EAP認証手順が開始および実行されることが可能である。EAP認証手順は、WTRU、TWAN、および/または3GPP AAAサーバを含むことができる。EAP認証手順の一環として、PDN GWアイデンティティーが、3GPP AAAサーバによってTWANへ送信されることが可能である。322において、TWANは、セッション作成要求(例えば、IMSI、RATタイプ、制御プレーンのTWAN TEID)メッセージをPDN GWへ送信することができる。
仮想ベアラに変換されることになるNベアラのリストを318においてSGWがPGWに要求した場合には、324において、タイマーT_virtual_bearer_creationが停止されることが可能である。これが生じなかった場合には、タイマーT_S2a_creationが開始されることが可能である。仮想ベアラに変換されることになるNベアラのリストを318においてSGWがPGWに要求した場合には、PDN GWは、セッション作成応答(例えば、制御プレーンのPDN GW TEID、PDNタイプ、PDNアドレス、理由)メッセージをTWANに返すことができ、それは、WTRUのために割り当てられた1または複数のIPアドレスを含むことができる。PGWにおいて競合状態を回避するためにタイマーが使用されることが可能であり、それによってPGWは、それがS2aインターフェースを成功裏に作成した場合にベアラを仮想ベアラに変換することができる。PGWがS2aインターフェースを成功裏に作成しなかった場合には、PGWは、仮想ベアラ作成を拒否することができる。
326において、TWANは、EAP成功通知をWTRUへ送信することができ、したがってEAP認証を完了することができる。318においてシグナリングされたそれぞれの仮想ベアラに関して、PDN GWは、328において、ベアラ作成要求メッセージ(例えば、IMSI、EPSベアラQoS、ユーザプレーンに関するPDN GWアドレス、ユーザプレーンのPDN GW TEID、課金ID)を、信頼されているWLANアクセスネットワークへ送信することができる。330において、TWANは、ベアラ作成応答(例えば、ユーザプレーンに関するTWANアドレス、ユーザプレーンのTWAN TEID)メッセージを送信することによって、S2aベアラアクティブ化についてPGWに確認応答することができる。PGWは、S2a GTPトンネルをEPSベアラIDに関連付けることができる。
332において、1または複数の仮想ベアラのダウンリンク(DL)データが、TWANを介してWTRUへ配信されることが可能である。そのトラフィックが(TFTに従って)ベアラXに属していると特定した後に、PGWは、それらのパケットを、関連付けられているS2aインターフェースへ送信することができる。334〜336において、GTP−Cメッセージが、TWANおよび/または関連付けられているTWAN QoSでの1または複数のM仮想ベアラのセットアップを確認することができる。TWAN QoSがシグナリングされない場合には、TWAN QoSは、元のEPSベアラのQoSと同じであることが可能である。1または複数のM仮想ベアラは、対応するS2a GTPトンネルが成功裏にセットアップした、要求された1または複数のNベアラのサブセットであることが可能である。
338において、S1APメッセージが、TWANおよび/または関連付けられているTWAN QoSでの1または複数のM仮想ベアラのセットアップを確認することができる。340において、1または複数の仮想ベアラを再構成するために、および/または関連付けられているTWAN QoSを知らせるために、RRC再構成が実行されることが可能である。RRCConnectionReconfigurationメッセージが、ベアラXがWLANへオフロードされるということを示すことができる。WTRUは、ベアラXのアップリンク(UL)トラフィックの送信を再開することができる。そのトラフィックが(例えば、TFTに従って)ベアラXに属していると特定した後に、WTRUは、それらのパケットをWiFiインターフェースへ送信することができる。ベアラXがRLC AMモードのものである場合には、PDCP SNのコンテキストは、RRC接続が解放されるまで、eNBおよびWTRUの両方によって記憶されていることが可能である。RRCConnectionReconfigurationメッセージは、WLANにおけるQoS、非アクティブ状態、および/または総ビットレートの測定/検知に関するeNBへの報告を構成することもできる。eNBへの総ビットレート報告は、UE−AMBRモニタリングのために使用されることが可能である。342において、WTRUは、1または複数の仮想ベアラのULデータを送信することができる。
タイマーT_virtual_bearer_creationが切れた場合には、334〜338において、仮想ベアラのセットアップを確認する代わりに、PGWは、代替としてTWAN関連付けの失敗を知らせることができる。eNBは、WLANオフローディングのキャンセルをWTRUに知らせることができる。タイマーT_S2a_creationが切れた場合に、TWANがまたSaMOGフェーズ1のために使用されるならば、PGWは、IP−CANセッション確立手順および/またはその他の手順を実行することができる。そうでないならば、PGWは、セッション作成要求を拒否することができる。
図4は、S1解放手順に関する例示的なプロセスフロー400を示している。eNBは、WTRUがアクティブであるかどうかを特定するために、この手順を使用することができる。WTRUアクティビティーがない場合には、eNBは、WTRUをアイドル状態に移行させることができる。アイドル状態中に、WTRUは、ダウンリンク(DL)トラフィックを探してLTEアクセスネットワークをモニタすることができる。WTRUがアイドル状態へ戻る前に、PGWは、オフロードされたトラフィックのその後のDLトラフィックを、ページングのためにSGWへの元のGTPトンネルに転送することを知らされることが可能である。
402において、eNBは、WLANアクティビティーの測定報告を構成することができる。これは、図3において示されているオフローディング手順の340と組み合わされることも可能である。404において、WTRUは、402において指定された基準が満たされているということ、例えば、WTRUがWLANにおいて送信または受信を行っていないということを検知することができる。406において、WTRUは、402において指定された基準が満たされているということを報告することができる。408において、eNBは、LTE上でのWTRU非アクティブ状態を検知することができる。
410において、eNBは、S1解放手順を開始することができる。MMEおよびSGWは、1または複数の仮想ベアラをマーク解除することができる。SGWは、DL仮想ベアラトラフィックが元のS5/S8GTPトンネルを介してSGWへ転送されることになるということをPGWに知らせることができる。412において、WTRUは、例えばIEEE規格802.11−2007に従って、関連付け解除または許可解除通知を送信することができる。
414において、TWANは、セッション削除要求メッセージをPDN GWに送信することができる。416において、PDN GWは、セッション削除応答(理由)を用いて、そのメッセージに確認応答することができる。PGWは、仮想ベアラのその後のFLパケットを既存のS5/S8GTPトンネルへ転送することができる。418において、TWANは、WTRUコンテキストをローカルで除去することができ、例えばIEEE規格802.11−2007に従って、レイヤ2においてWTRUを許可解除および/または関連付け解除することができる。420において、PGWは、前の1または複数の仮想ベアラのその後のDLパケットをSGWへ転送することができる。
図5は、ベアラリソース割り当て手順に関する例示的なプロセスフロー500を示している。この手順は、WTRUがベアラリソースを要求した場合に、またはベアラが作成されることになるということをポリシー課金およびルール機能(PCRF)が特定した場合に実行されることが可能である。既存の1または複数のS2aベアラに基づいて、PGWは、TWANにおいてS2aベアラを作成することを決定することができる。ベアラのコンテキストが、フィルタリング、制御、および/またはモニタリングのためにEPCおよびeNBを介してWTRUへシグナリングされることが可能である。
502において、WTRUが、ベアラリソース割り当てまたは修正をMMEに要求した場合には、WTRUによって開始されるベアラ修正/作成要求手順が、例えば、TS23.401に従って実行されることが可能である。504においては、WTRUまたはPCRFによって開始されるベアラ作成において、PCRFは、PCC決定条項(例えば、QoSポリシー)メッセージをPDN GWへ送信することができる。
506において、TWANへオフロードされた仮想ベアラが既にある場合には、PGWは、新たなベアラをTWANへオフロードすることを決定することができる。PDN GWは、ベアラ作成要求メッセージ(例えば、IMSI、EPSベアラQoS、ユーザプレーンに関するPDN GWアドレス、ユーザプレーンのPDN GW TEID、課金ID)を、信頼されているWLANアクセスネットワークへ送信することができる。508において、TWANは、ベアラ作成応答(例えば、ユーザプレーンに関するTWANアドレス、ユーザプレーンのTWAN TEID)メッセージを送信することによって、S2aベアラアクティブ化についてPGWに確認応答することができる。
510において、専用ベアラアクティブ化が、例えばTS23.401に従って、EPC側で実行されることが可能である。そのベアラは、仮想ベアラとして示されることが可能である。512において、WTRUは、新たなベアラに関してTWAN上でアップリンク(UL)データを送信することを開始することができる。
図6は、eNBによって開始される、オフロードされたベアラのモニタリングおよびLTEへのモビリティーに関する例示的なプロセスフロー600を示している。この手順は、WTRUによって報告されたアクセスネットワーク負荷およびWLAN QoSに基づいて、オフロードされたベアラを移動させてLTEネットワークへ戻すために使用されることが可能である。602において、eNBは、オフロードされたベアラのQoSの測定報告を構成することができる。その構成は、1または複数のトリガー基準を含むことができ、それらのトリガー基準は、特定のQoSパラメータの1または複数のしきい値に基づくことが可能である。これは、図3において示されているオフローディング手順の340と組み合わされることも可能である。
604において、WTRUは、602において指定された、報告をトリガーする基準が満たされているということ、例えば、ベアラX QoSがWLANにおいて満たされていないということを検知することができる。606において、WTRUは、WLANにおいて観察されたQoSを報告することができる。608において、eNBは、オフロードされたベアラXをLTEへ移動させることを、例えば、そのベアラコンテキストのセルラーローディング、報告されたQoS、および/またはQoSパラメータに基づいて決定することができる。610において、eNBは、WLANにおいてベアラXのULトラフィックを送信することを停止するようWTRUに要求することができる。612において、eNBは、オフロードされたベアラがLTEへ移動されることを要求するためのS1APメッセージを送信することができる。
614において、MMEは、ベアラXのベアラ修正(例えば、新たなGTP−Cメッセージ、または既存のGTP−Cメッセージを拡張すること)がLTEアクセスへ移動されることを要求することができる。616において、SGWは、ベアラXのベアラ修正がLTEアクセスへ移動されることを要求することができる。618において、PDN GWは、ベアラ削除要求(例えば、PTI、EPSベアラアイデンティティー、理由)メッセージをTWANへ送信することができる。TWANは、ベアラ削除応答(EPSベアラアイデンティティー)メッセージを送信することによって、620においてベアラ非アクティブ化についてPDN GWに確認応答することができる。
622において、PGWによって開始されるベアラ修正手順が、例えば、TS24.301ごとに開始されることが可能であり、これは、その手順が、QoS更新ではないことが可能であり、むしろ、オフロードされたベアラをLTEへ移動させるためのものであることが可能であるということを示している。PGW、SGW、MME、eNB、およびWTRUは、仮想ベアラを再び実際のベアラへとマークすることができる。TS24.301、5.4.2.1節のステップ4〜6においては、カプセル化されたセッション管理メッセージが送信済みであることは不可能である。RRCConnectionReconfigurationメッセージが、ベアラXがオフロードされないということを示すことができる。WTRUは、ベアラXトラフィックのUL送信を、それが610において一時停止されている場合には、再開することができる。そのトラフィックが(例えば、TFTに従って)ベアラXに属していると特定した後に、WTRUおよび/またはPGWは、それらのパケットをUu/S5/S8インターフェースへ送信することができる。ベアラXがRLC AMモードのものである場合には、PDCP SNは、eNBおよびWTRU上の現在のRRC接続におけるベアラXの最後の凍結されたPDCPコンテキストの次のSNから再開されることが可能である。その他のLTEプロトコルインスタンスまたはRoHCインスタンスは、RRCConnectionReconfigurationに基づいて再開されることが可能である。618〜620は、622の後に実行されることが可能である。PGWが、622においてDLベアラXパケットをTWANへ転送することを停止することができる。624において、ベアラXのUL/DLトラフィックがLTE上で再開されることが可能である。
図7は、PGWによって開始される、オフロードされたベアラのモニタリングおよびLTEへのモビリティーに関する例示的なプロセスフロー700を示している。この手順は、例えば、オフロードされたベアラのQoSに基づいて、そのオフロードされたベアラを移動させてLTEネットワークへ戻すために使用されることが可能である。QoSが満たされていない場合には、PGWは、オフロードされたベアラを移動させてLTEへ戻す手順を開始することができる。
702において、PGWは、ベアラXをLTEへ移動させることを決定することができる。704において、PGWによって開始されるベアラ修正手順が、図6の622と同様に開始されることが可能である。PGWは、DLベアラXパケットをTWANへ転送することを停止することができる。PGW、SGW、MME、eNB、およびWTRUは、仮想ベアラを再び実際のベアラへとマークすることができる。706において、ベアラXのUL/DLトラフィックが、LTE上で再開することができる。実施態様に固有の時間の後に、PGWは、708においてベアラ削除要求(PTI、EPSベアラアイデンティティー、理由)メッセージをTWANへ送信することができる。710において、TWANは、例えば、ベアラ削除応答(EPSベアラアイデンティティー)メッセージを送信することによって、ベアラ非アクティブ化についてPDN GWに確認応答することができる。712において、ベアラXが、WLANへオフロードされた最後のベアラである場合には、WTRUは、TWANから関連付け解除することができる。
パケットアクセスが可能ではない場合があるアクセステクノロジーへの回線交換フォールバック(CSFB)の際に、MMEは、SGSNから一時停止要求を受信することができる。MMEは、PDN接続のデフォルトベアラに関して、例えば、図3の316、318、322、324、328、330、334、および/または336を開始することができ、そのデフォルトベアラは、WLANへオフロードされることが可能である。CSコール中に、WTRUは、それらのベアラを、オフロードされた(例えば、仮想の)ベアラとして扱うことができ、WLANを介してパケットを送信および受信することができる。無線リンク失敗(RLF)の後の再確立の際に、eNBが依然としてそのWTRUコンテキストを使用する場合には、それは、仮想ベアラステータスをWTRUに知らせることができる。それが新たなセルである場合には、MMEは、eNBに知らせることができ、eNBは、仮想ベアラステータスに関してWTRUに知らせることができる。TAUを実行することによってLTEへ戻る際に、TAU受け入れメッセージにおいて、MMEは、Uプレーンが確立されている場合には、オフロードされたベアラおよびオフロードされていないベアラのベアラステータスを示すことができる。Uプレーンが確立されていない場合には、WTRUは、NASが接続解放をシグナリングする際に、すべてのベアラを、オフロードされていないもの、および/または仮想ではないものとしてマークすることができる。
WiFiアクセスポイントに関する測定およびスキャンに関連付けられているバッテリー消費を低減または最小化するために、WTRUは、スキャン時間を低減または最小化することができる。3GPP(例えば、eUTRAまたはUTRA)ネットワークと統合されている、または連携する、WiFiアクセスポイントに対する測定手順、発見、および接続を改善または最適化するための方法が、本明細書において説明されている。
WTRUがWLANへオフロードされて、(WLANへオフロードされている間に)特定の持続時間にわたってWLANにおいてデータのやり取りがもはや生じない場合には、WTRUは、これをeNBに示すことができ、それによってeNbは、LTEおよび/またはWLANにおける接続を解放することができる。これが生じた場合には、eNBは、仮想ベアラを変換して通常のベアラに戻すプロセスを開始することもでき、またはそれは、ベアラを終了することもできる。
eNB決定とANDSFポリシーとの間におけるコンフリクトが解消されることが可能である。例示的なシナリオにおいては、ANDSFまたはHS2.0ポリシーがWTRU内に存在していて有効である場合がある。WTRUは、自分のトラフィック、アプリケーション、サービス、および/またはその他のポリシーをモニタすることができる。それらのポリシーに従って、WLANへオフロードすることが可能である場合には、WTRUは、オフロードのための機会が存在しているということを、新たなRRCメッセージまたは既存のRRCメッセージなどのメッセージにおいてeNBに知らせることができる。しかしながら、WTRUは、eNBからコマンドを受信するまで、WLANスキャン、WLANとの間での認証、および/またはS2a関連手順を開始することはできない。eNBは、この情報を考慮に入れることができ、その負荷状況またはポリシーデータベースをチェックすることができる。eNBは、WLANスキャンを開始するよう、および近隣のAPの信号状態を報告するようWTRUに命令することができる。WiFi測定、RAN負荷などに基づいて、ネットワークは、WLANへオフロードするようWTRUに命令することができる。
eNBは、WTRUがオフロードを実行することをそれが好むということをWTRUに間接的に示すことができる。不要なWLANスキャンをWTRUが実行することを回避するために、WLAN測定は、サービングセルのRSRPが、WLAN用に構成されているS測定の値を下回った場合にトリガーされることが可能である。
サービングセルを、構成されているしきい値Offload_Thresholdと比較するために、OffloadDesired測定イベントが指定されることが可能である。eNBは、しきい値を、パラメータに基づいて、例えば、WTRU負荷、セル輻輳レベルなどに関して、eNBの観点からオフロードが好ましいWTRUを示すことができる高い値に再構成することができる。
入る状況が、下記のように特徴付けられることが可能である。
入る状況:サービングセル(Mp)+ヒステリシス+Offload_Offset<Offload_Threshold
出る状況が、下記のように特徴付けられることが可能である。
出る状況:サービングセル(Mp)+ヒステリシス+Offload_Offset>Offload_Threshold
イベントがトリガーされた場合には、WTRUは、複数のアクションのうちの1または複数を実行するように構成されることが可能である。例えば、入る状況測定イベントがトリガーされて、802.11ネットワークが利用可能である場合には、スタックは、802.11 RAT上での測定を開始するための指示を802.11 WiFiモジュールへ送信することができる。出る状況測定イベントがトリガーされて、802.11ネットワークが利用可能である場合には、スタックは、802.11 RAT上での測定を停止するための指示を802.11 WiFiモジュールへ送信することができる。変数OffloadDesiredIndicationが、WTRUにおいて保持されることが可能である。入る状況測定イベントがトリガーされた場合には、変数OffloadDesiredIndicationが設定されることが可能であり、その値は、より高位のレイヤへ送信されることが可能である。出る状況測定イベントがトリガーされた場合には、変数OffloadDesiredIndicationがリセットされることが可能であり、その値は、より高位のレイヤへ送信されることが可能である。これらの手順は、新たな測定イベントを用いて、または、例えばA2に関する既存の測定イベントを使用してトリガーされることが可能である。
WTRUプロトコルスタックまたはより高位のレイヤは、複数のアクションのうちの1または複数を実行することができる。例えば、オフロードに適している付近のアクセスポイント、およびオフロードされるのに利用可能なトラフィックがあるかどうかを特定することを実行し始めるようANDSFポリシーエンジンをトリガーするために、変数OffloadDesiredIndicationが使用されることが可能である。変数OffloadDesiredIndicationを考慮に入れるポリシーまたはルールが、WTRUのANDSFポリシーエンジン内にインストールされることが可能である。その変数の現在の値に基づいて、ポリシールールは、別々のアクションを実行することができる。例えば、OffloadDesiredIndicationがオンである場合には、どのトラフィッククラスがオフロードされるのに適格であるかに関するルールは、異なるものであることが可能であり、例えば、すべてのトラフィッククラスが適格とみなされることが可能である。
変数OffloadDesiredIndicationは、より高位のレベル(例えば、接続マネージャー)によって、ANDSFポリシーエンジンまたはルールを迂回するために使用されることが可能である。例えば、WTRUユーザサブスクリプションプロファイルに応じて、WTRU高位レイヤが、より低位のレイヤ、例えば、RRCまたはPHYからの変数OffloadDesiredIndicationの受信時に、ANDSFポリシーエンジンまたはルールを迂回するために、例えば、RRC接続確立またはPDN接続確立中に、ネットワークによって構成または指示されることが可能である。
変数OffloadDesiredIndication、例えば、出る状況は、例えば禁止タイマーによって制御される特定の量の時間にわたるオフロードの禁止を、高位のレイヤ、例えば接続マネージャーに示すために使用されることが可能である。変数OffloadDesiredIndicationを受信すると、WTRU高位レイヤは、例えば禁止タイマーによって制御される特定の量の時間にわたってオフロードを禁止することを自律的に決定することができる。変数OffloadDesiredIndication、例えば、出る状況は、WiFi RATから非WiFi RAT(例えば、UTRAN RAT、LTE RAT)へのオフロードを、より高位のレイヤからトリガーするために使用されることが可能である。
測定パラメータ構成に加えて、より高位のレイヤ(例えば、ANDSFポリシーエンジン)は、オフロードを実行するための状況が最適であるということを特定することができ、アクセス層への指示、例えば、OffloadAvailableフラグを送信することができる。例えば、より高位のレイヤは、適切なAPがWTRUの付近にいて、ANDSFルールに基づいてWiFiへオフロードされることが可能である適格なトラフィッククラスがWTRU内を流れているということを特定することができる。アクセス層がOffloadAvailableフラグを受信した場合には、それは、測定報告の送信をトリガーすることができる。
指示を受信すると、RRCは、構成されているスケーリングファクターを使用してS測定をスケールダウンすることができ、近隣のRAT間および802.11測定を含むことができる測定報告を送信することができる。このスケーリングは、構成されているオフセットOffload_Offsetに適用されることが可能であり、そのOffload_Offsetは、本明細書において開示されている測定イベント方程式において使用されることが可能である。WiFi測定報告を受信すると、eNBは、ANDSFポリシーに従ってWLANへオフロードされることが可能であるいくらかのトラフィックがWTRU内にあると結論付けることができる。
eNBは、例えば接続確立中に、または接続再構成中にWLANと相互作用するために使用されることが可能である測定スケーリングパラメータを用いてWTRUを構成することができる。WTRUは、トラフィックオフロード決定を行うことができる。スケーリングパラメータ設定は、ユーザサブスクリプションプロファイルを考慮に入れることができる。eNBは、システム情報ブロードキャストメッセージの一部として測定スケーリングパラメータをブロードキャストすることができる。
測定スケーリングパラメータの例は、例えば、S測定に関する低い、中ぐらいの、または高い値、またはS測定に関する低いレンジの、中ぐらいの、および高いレンジの値であることが可能である。ヒステリシスは、S測定の構成値のうちのそれぞれを中心にして定義されることが可能である。測定スケーリングパラメータのその他の例は、ヒステリシス、Offload_Offset、および/またはOffload_Thresholdに関する値を含むことができる。
WTRUは、そのバッファ占有度またはトラフィックボリュームを考慮に入れて、それがWLAN APをどれぐらい頻繁に測定するかを動的に調整するための測定スケーリングパラメータを使用することができる。
例えば、WTRUバッファ占有度またはトラフィックボリュームが低い場合には、WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の低い値を下回ったときに、WLAN測定をトリガーすることができる。WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くWTRUトラフィックボリュームが低いままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。同様に、WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の低い値を下回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。WLAN測定のこの始まりは、OffloadDesired測定イベント(例えば、入る状況)に対応することが可能である。WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の低い値を上回ったときに、WLAN測定を停止することができる。これは、OffloadDesired測定イベント、例えば、出る状況に対応することが可能である。WLAN測定が停止されることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の低い値を上回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。
WTRUバッファ占有度またはトラフィックボリュームが高い場合には、WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の高い値を下回ったときに、WLAN測定をトリガーすることができる。WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くトラフィックボリュームが高いままでいるかは、タイマーによって制御されることが可能である。同様に、WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の高い測定値を下回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。WLAN測定のこの始まりは、OffloadDesired測定イベント、例えば、入る状況に対応することが可能である。WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の高い値を上回ったときに、WLAN測定を停止することができる。これは、OffloadDesired測定イベント、例えば、出る状況に対応することが可能である。WLAN測定が停止されることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の高い値を上回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。
WTRUバッファ占有度またはトラフィックボリュームが中ぐらいである場合には、WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の中ぐらいの値を下回ったときに、WLAN測定をトリガーすることができる。WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くWLANトラフィックボリュームが中ぐらいのままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。同様に、WLAN測定がトリガーされることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の中ぐらいの値を下回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。WLAN測定のこの始まりは、OffloadDesired測定イベント、例えば、入る状況に対応することが可能である。WTRUは、サービングセルのRSRPが、そのWTRUが構成された際に用いられたS測定の中ぐらいの値を上回ったときに、WLAN測定を停止することができる。これは、OffloadDesired測定イベント、例えば、出る状況に対応することが可能である。WLAN測定が停止されることが可能になる前にどれぐらい長くサービングセルのRSRPがS測定の中ぐらいの値を上回ったままでいることができるかは、タイマーによって制御されることが可能である。
測定構成パラメータ、例えば、ヒステリシス、Offload_Offset、Offload_Thresholdを使用して、本明細書において開示されている例と同様の例が確立されることが可能である。例えば、入る状況は、WTRUトラフィックボリュームが低い場合に実現されることが可能であり、入る状況は、低い測定レート測定パラメータ(例えば、ヒステリシス、Offload_Offset、Offload_Threshold)に関して満たされることが可能である。同様のオプションが、中ぐらいの測定レートおよび高い測定レートに関して実現されることが可能である。
WTRUスタックは、OffloadDesiredIndicationを、WTRU高位レイヤ、例えば接続マネージャーおよび/またはANDSFポリシーエンジンに送信することができる。例えば、OffloadDesiredIndication変数を受信すると、WTRU高位レイヤは、接続マネージャーおよび/またはANDSFポリシールールを評価または実行することができ、その評価の結果として、トラフィックをWTRU WiFi RATへオフロードすることができる。これは、例えば、OffloadDesired測定イベント入る状況ケースから生じるOffloadDesiredIndicationに関するケースである場合がある。
OffloadDesiredIndication変数を受信すると、WTRU高位レイヤは、接続マネージャーおよび/またはANDSFポリシールールを評価または実行することができ、その評価の結果として、トラフィックをWTRU非WiFi RAT(例えば、UTRAN RAT、LTE RAT)へオフロードすることができる。これは、OffloadDesired測定イベント出る状況ケースから生じるOffloadDesiredIndicationに関するケースである場合がある。
OffloadDesiredIndication、例えば、出る状況は、例えば禁止タイマーによって制御される特定の量の時間にわたるオフローディングの禁止を、より高位のレイヤ、例えば接続マネージャーに示すために使用されることが可能である。OffloadDesiredIndication変数を受信すると、WTRU高位レイヤは、例えば禁止タイマーによって制御される特定の量の時間にわたってオフローディングを禁止することを自律的に決定することができる。
ANDSFまたはHS2.0ポリシーがWTRU内に存在しているが、有効ではない、例えば、期限切れである場合がある。WTRUは、ANDSFから新たなポリシーを得ることを試みることができる。WTRUが新たなポリシーを受信しておらず、WLANへのオフローディングのための機会が古いポリシーのもとで存在している場合には、WTRUは、例えば、新たなRRCメッセージまたは既存のRRCメッセージを使用して、オフローディング機会の存在をeNBに示すことができる。WTRUは、ポリシーが期限切れになっているということを示すことができ、および/またはどれぐらい前にポリシーが期限切れになったかを示すことができる。
ANDSFまたはHS2.0ポリシーがWTRU内に存在していない場合がある。WTRUは、接続状態中の、または接続状態へ移行中の任意の時点で、それがポリシーを有していないということをeNBに示すことができる。WTRUが接続中にANDSFポリシーを受信した場合には、WTRUは、それがANDSFポリシーを有していなかったということをその同じ接続中に以前に報告していたならば、それがポリシーを受信したということをeNBに知らせることができる。
オフローディングに関連したeNB決定と、ANDSFポリシーとの間にコンフリクトがある場合がある。そのようなコンフリクトがある場合には、WTRUは、そのコンフリクトをeNBに示すことができる。コンフリクトは、いくつかの理由に起因して生じることがあり、それらの理由は、ポリシー更新、オフローディング前にポリシーが存在していなかった場合にオフローディング後にWTRUにおいてポリシーを受信したことなどを含むが、それらには限定されない。コンフリクトがeNBに示されると、eNBは、オフロードを進めるか、またはWLANへのオフロードを停止するかの決定を行うことができる。eNBは、例えば、シナリオおよびポリシーデータベースに基づいてコンフリクトケースを取り扱うようにeNBにおいて構成されているオペレータポリシーに基づいて、この決定を行うことができる。eNBは、コンフリクトを解消するための最終決定権限を有するように構成されることが可能である。
WTRUは、オフロードの機会が存在していることをそれが示している対象のベアラ、および/またはオフロードのeNB決定とANDSFポリシーとの間にコンフリクトがある対象のベアラ、および/またはWTRUがローミングしているかどうかを示すことができる。
WTRUは、WLANオフロードの機会が存在していることをそのWTRUがeNBに示している原因であるANDSFポリシーの概要を、eNBに示すことができる。WTRUは、WLANオフロードのeNB決定とANDSFポリシーとの間にコンフリクトがあることをそのWTRUが示している原因であるANDSFポリシーの概要を、eNBに示すことができる。ANDSFポリシーの概要は、例えば、アプリケーション、サービス、特定のトラフィックタイプ、特定のファイル(またはデータ)サイズなどを含むことができる。
近接インジケータが、ANDSFポリシー、eNB決定とANDSFポリシーとの間におけるコンフリクトの表示、および/または、WLANオフロード機会の表示をもたらした、もしくはWLANへオフロードするためのeNB決定とANDSFポリシーとの間におけるコンフリクトをもたらしたANDSFポリシーの概要に基づいて、WLANオフロードの機会をeNBに知らせることができる。
LTE内ハンドオーバー中に、ソースeNBは、ハンドオーバーコンテキスト転送においてコンフリクト情報をターゲットeNBに提供することができる。
例においては、WLANのための、またはWLANへのオフロード中のドライブテストの最小化(MDT:minimization of drive tests)が使用されることが可能である。例えば、ユーザがWiFiへオフロードされる場合でさえ、オペレータがLTE MDTに関心を抱く場合がある。別の例として、オペレータがWiFi関連の測定に関心を抱く場合がある。なぜなら、そのオペレータによって、またはパートナーによってWiFiが展開されることも可能であるためである。それぞれのMDT測定(例えば、ロギングまたは即時)において、WTRUがWiFiへオフロードされるかどうか、そしてそうする場合には、どのAPかを示すことが可能である。eNBは、この情報を提供することを、それをトレース内に書き込んでからそれをトレース収集エンティティー(TCE)に提供することによって行うことができる。
WLANのカバレッジエリアは、相対的に小さい場合があり、したがって、WiFi SSID、BSS ID、または別のIDが、MDT目的のためにロケーション情報として使用されることが可能である。この情報は、GNSS座標などの詳細なロケーション情報が利用可能ではないことがある場合に、役立つことがある。この情報は、WTRUによって提供されることが可能である。eNBは、この情報を提供することを、それをトレース内に書き込んでからそれをTCEに提供することによって行うことができる。
WiFi信号強度が、そのIDとともにMDT目的のために取り込まれることも可能である。ログを取られるMDTのケースにおいては、それは、WTRUによって行われることが可能である。即時のMDTのケースにおいては、それは、WTRUによって提供されることが可能であり、またはそれは、WTRUによって前もって提供されることが可能であるその他の測定報告からeNBによって取られることが可能である。WTRUは、同じオペレータに属することが可能である、およびPLMNリストの一部であることが可能であるAPに関してMDTがログを取ることまたは報告することに関する測定を実行することができる。MDT PLMNリストは、測定値収集およびログ報告が許可されているPLMNを示すことができる。MDT PLMNリストは、ログを取られる測定構成におけるEPLMNリストおよびRPLMNのサブセットであることが可能である。WTRUは、そのビーコン内のリストからのPLMNを含むWLAN APに関するMDTを実行することができる。WLAN APのリストが、ロギングエリア構成の一部として構成されることが可能である。WTRUは、ロギングエリアにおいて構成されているAPに関するMDTデータのログを取ることができる。WTRUは、MDT目的のためにWiFiチャネル情報を記録することもできる。アクセシビリティー測定のために、再確立がログを取られる場合には、そのログは、WTRUがWiFiへオフロードされるかどうかを示すことができ、例えば、WLAN APのどのSSIDまたはその他の任意のID、どのチャネル、WLAN APのタイプ(例えば、a/b/g/nなど)、干渉のレベル、および/またはWLANリンク品質を示すこともできる。無線リンク失敗(RLF)に関しては、HOF報告オフロード情報が含まれることが可能である。アクセシビリティー測定のための任意の周波数またはRATに関する最新の利用可能な無線測定が、WiFi信号強度を含むことができ、含まれることも可能である。MDT構成の時点でログを取られることが可能であるWiFi APの数が含まれることが可能である。RLF/HOF報告に関しては、詳細なロケーション情報が、それが利用可能である場合には、送信されることが可能であり、この情報は、WiFiロケーションを含むことができる。
eNBによる、WTRUあたりのQCIごとの、DLおよびULに関する別々のデータボリューム測定に関するM4が存在することが可能である。WTRUがWLANへオフロードされるときに、eNBは、WLANにおけるデータボリュームに気づかない場合がある。WTRUは、それがeNBへオフロードされるときに、WLANにおけるデータボリュームを示すことができる。この報告は、報告に関する構成、またはデータボリュームの特定のしきい値が到達されているかどうかに基づくことが可能である。この報告は、時間に基づくことが可能である。WTRUは、LTEおよびWLANに関する別々のデータボリュームのログ、または両方に関する合計されたデータボリュームのログ、またはWLANへオフロードされたときはWLANのみに関するログを取ることができる。
eNBによる、WTRUあたりのRABごとの、およびDLに関するWTRUごとの、ULに関するWTRUごとの、DLおよびULに関する別々のMDT測定のためのスケジュールされたIPスループットに関するM5が存在することが可能である。WTRUがWLANへオフロードされるときに、eNBは、WLANにおけるスケジュールされたIPスループットボリュームに気づかない場合がある。WTRUは、それがeNBへオフロードされるときに、WLANにおけるスケジュールされたIPスループットを示すことができる。この報告は、報告に関する構成に、またはスケジュールされたIPスループットの特定のしきい値が到達されているかどうかに基づくことが可能である。それは、時間に基づくことも可能である。WTRUは、LTEおよびWLANに関する別々のスケジュールされたIPスループットのログ、または両方に関する合計されたスケジュールされたIPスループットのログ、またはWLANへオフロードされたときはWLANのみに関するログを取ることができる。
MDTログ利用可能インジケータの一部として、WTRUは、利用可能なログが、WTRUがWLANへオフロードされるケースのためのものであるということを示すことができる。WTRUがWLANへオフロードされるときには、いくつかのシナリオが生じる場合がある。例えば、オフローディング後に、WLAN信号強度および/またはリンク品質が劣化する場合がある。オフローディング後にAPが輻輳する場合がある。WTRUが、モビリティーに起因して1つのAPから別のAPへ移動する場合がある。ユーザが、WTRUのWLAN部分をオフにする場合がある。WTRUがWLANへオフロードされている間に特定の持続時間にわたってもはやデータのやり取りがない場合がある。この状況を検知することは、役立つ場合がある。なぜなら、それがLTEに報告されれば、LTE接続が、場合によっては接続解放タイマーが切れた後に、解放されることが可能になるためである。WTRUがQoSを満たすことができない場合があり、または劣悪なユーザ経験が生じる場合がある。WLAN APとの接続が失われる場合がある。
WLANオフロードに関するMDTロギングの一部として、上述の状況のうちの少なくとも1つがログを取られること、および/またはMDTの一部として報告されることが可能である。WLANとRANとのより緊密な統合に起因して、eNBは、これらのシナリオに気づく場合がある。eNBは、この情報をトレース内に提供してから、そのトレースをトレース収集エンティティー(TCE)に提供することができる。
複数のシナリオが、ANDSFポリシーと、WLANへのオフロードというeNB決定との間における矛盾またはコンフリクトをもたらす場合がある。MDTの一部として、eNB決定とANDSFポリシーとの間におけるコンフリクトは、WTRUによって、またはeNBによってログを取られること、および/またはTCEへ報告されることが可能である。その報告は、コンフリクトのシナリオ、そのコンフリクトを解消するためのeNBによる最終決定などを含むことができる。
WTRUは、どのベアラがWLANへオフロードされるか、ならびに/またはベアラごとのオフロードの開始時間および/もしくは終了時間についてログを取ること、または報告することが可能である。eNBが、トレースをTCEに提供する前に、これを行うこともできる。WTRUは、どのアプリケーションおよび/またはサービスがWLANへオフロードされたか、および/またはどのANDSFポリシーに起因してかについてログを取ることもできる。
WTRUがオフロードされる先のWLAN APにおいて変更があった場合には、APにおけるその変更は、WTRUによってログを取られることもしくは報告されること、または、eNBがそれに気づいている場合、例えば、WTRUが接続状態にある、もしくは即時のMDTを目的としている場合には、eNBによってTCEに提供されることが可能である。
WTRU能力報告の一部として、WTRUは、WLANオフロードのためにMDTを実行するその能力を報告することができる。
図8は、WTRU能力をシグナリングするための例示的なプロセスフロー800を示している。802において、WTRUは、eNBへのWLANオフロードのサポートという自分の能力を示すことができる。WTRUは、例えば、利用可能なWLAN APを発見およびスキャンするためのeNBコマンドに応答して自分のWiFiコンポーネントを自律的にオンにするという自分の能力を報告することもできる。WTRUが、例えば、利用可能なWLAN APを発見およびスキャンするためのeNBコマンドに応答してWLANを自律的にオンにするという能力を有していない場合には、804におけるWTRUからeNBへのシグナリングメッセージが、WLANがオンにされたときにeNBに知らせることができ、それによってeNBは、WLANオフロードのプロセスを実行することができる。
eNBが、オフロードのためにWLANをオンにするためのコマンドをWTRUに送信した場合には、WTRUは、これをユーザに、そのユーザのアクションのために、例えばポップアップスクリーンメッセージを使用して、示すことができる。ユーザが、WiFiをオンにしないことを選んだ場合には、WTRUは、それがeNBから受信したコマンドに応答して、この決定をeNBに示すことができる。WiFiをオンにするためのユーザからの応答がない場合には、特定の持続時間の後に、WTRUは、WiFiをオンにするためのアクションがユーザによって取られなかったということをeNBに示すことができる。
別の例においては、WiFiをオンにするためのコマンドを能力シグナリングまたはその他の任意の信号の一部としてeNBが送信したときに、自律的にそうする能力をWTRUが有していることをそれが以前に報告していた場合には、しばらくしてから、ユーザが、eNBからコマンドを受信した後に、WiFiを自律的にオンにすることをWTRUに対して禁止するような方法で特定の設定を構成したならば、WTRUは、この変更をeNBに示すことができる。WLANオフロードを防止するための設定をユーザが構成したときに、WTRUが既にWLANへオフロードされている場合には、それは、ユーザによるアクションのためにユーザに、およびeNBに知らされることが可能である。eNBへの指示は、ユーザによるアクションの指示を含むことができる。
図9は、オフラインおよびオンラインWLAN課金のための例示的な論理的な課金アーキテクチャー900および情報フローを示している。オンライン課金システムおよびオフライン課金システムの両方へのインターフェースを伴う一般的な課金機能が、図9において示されている。WLANシステムと、オフライン/オンライン両方の課金システムとの間におけるインターフェースが存在することが可能である。これらのインターフェースは、オンラインおよびオフライン両方のケースに関する課金イベントを生成するために使用されることが可能である。
WTRUがWLANシステムへハンドオーバーされた場合には、WLANシステムは、課金システムに対して課金イベントを生成することができる。WTRUがWLANへハンドオーバーされたということを課金システムに知らせる課金イベントが、ソースeNB/RANノードによって生成されることも可能である。両方の課金イベントは、調整の目的で使用されることが可能である。WTRUがWLANシステムから3GPPシステムへ戻ってきた場合にも、同様のイベントが生成されることが可能である。
WTRUが別々のWLAN APの間において移動した場合にも、課金イベントが生成されることが可能である。これに対しては、特定の例外が存在することが可能であり、例えば、同じオペレータによって制御されているWLANどうしの間においてWTRUが移動した場合には、課金イベントは生成されないことが可能である。
WLAN APによって課金システムへ送信される課金レコードは、WLAN使用の持続時間、データの量、データレート、サービス品質(QoS)、WLANオペレータPLMN IDもしくはその他の識別情報、SSIDもしくはBSSID、および/またはユーザ識別情報、例えば、MACアドレス、IMSI、T−IMSIなどの情報のうちの1または複数を含むことができる。
本明細書において記載されているプロセスおよび手段は、任意の組合せで適用されることが可能であり、その他のワイヤレステクノロジーに、およびその他のサービスのために適用されることが可能である。
WTRUは、物理的なデバイスの身元を、またはサブスクリプション関連の身元、例えば、MSISDN、SIP URI等などのユーザの身元を指すことができる。WTRUは、アプリケーションベースの身元、例えば、アプリケーションごとに使用されることが可能であるユーザ名を指すことができる。
上では特徴および要素が特定の組合せで記載されているが、それぞれの特徴または要素は、単独で、またはその他の特徴および要素との任意の組合せで使用されることが可能であるということを当技術分野における標準的な技術者なら理解するであろう。加えて、本明細書において記載されている方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行するためにコンピュータ可読媒体内に組み込まれているコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施されることが可能である。コンピュータ可読媒体の例は、(有線接続または無線接続を介して送信される)電子信号、およびコンピュータ可読ストレージ媒体を含む。コンピュータ可読ストレージ媒体の例は、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよび取り外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびに、CD−ROMディスクおよびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含むが、それらには限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおいて使用するための無線周波数トランシーバを実施するために、ソフトウェアと関連付けられているプロセッサが使用されることが可能である。

Claims (19)

  1. 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)へ、またはWLANからトラフィックを導くかどうかを決定する無線送信/受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、前記方法は、
    前記WTRUが、
    サービングセルに関連付けられた1または複数の測定に基づいて前記WLANへ前記トラフィックを導く第1の条件を、または前記WLANから前記トラフィックを導く第2の条件を決定することと、
    WTRUプロトコルスタックにて、前記1または複数の測定に基づいて表示を生成することであって、前記表示は、前記WLANへ前記トラフィックを導く前記第1の条件が満たされるとき第1の値に関連付けられ、および前記WLANから前記トラフィックを導く前記第2の条件が満たされるとき第2の値に関連付けられ、前記第1の値は、前記WLANに前記トラフィックを導くことを示し、前記第2の値は、前記WLANから前記トラフィックを導くことを示す、ことと、
    前記WTRUプロトコルスタックから、前記第1の値または前記第2の値に関連付けられた前記表示を高位レイヤに送信することと、
    前記表示に基づいて前記WLANへ、または前記WLANから前記トラフィックを導くかどうかを評価することと
    を備える方法。
  2. 前記WTRUが、無線アクセスネットワークから設定しきい値を受信することであって、前記設定しきい値は、前記WLANへ、または前記WLANから前記トラフィックを導く前記WTRUのための無線アクセスネットワーク設定の前記WTRUへの暗黙の表示を含む、ことと、
    前記WLANへ前記トラフィックを導く前記第1の条件を、または前記WLANから前記トラフィックを導く前記第2の条件を少なくとも評価することにより前記設定しきい値を評価することと
    をさらに備える、請求項1の方法。
  3. 高位レイヤポリシーまたは無線アクセス層ルールの少なくとも1つに基づいて前記WLANへ前記トラフィックを導く前記第1の条件を、または前記WLANから前記トラフィックを導く前記第2の条件を評価することをさらに備える、請求項2の方法。
  4. 前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに転送することをさらに備える、請求項2の方法。
  5. 前記高位レイヤは、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーエンジンを備える、請求項4の方法。
  6. 前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに転送することに応じて、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーを無視させることをさらに備える、請求項4の方法。
  7. 前記設定しきい値を評価すること、または前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに送信することの少なくとも1つに応じて、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーエンジンを無視することをさらに備える、請求項4の方法。
  8. 前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに転送することに応じて、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーに、前記WLANへ、または前記WLANから前記トラフィックを導くのに適したトラフィッククラスを決定させることをさらに備える、請求項4の方法。
  9. 前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに転送することに応じて、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーに、前記WLANへの、または前記WLANからの前記トラフィックを導くことが禁止されるかどうかを決定させることをさらに備える、請求項4の方法。
  10. 前記設定しきい値を評価すること、または前記表示を前記WTRUプロトコルスタックから前記高位レイヤに送信することの少なくとも1つに応じて、ANDSF(Access network discovery and selection function)ポリシーエンジンに、アクセスポイントがトラフィックステアリングに適しているかどうかを決定させることをさらに備える、請求項2の方法。
  11. 前記WTRUが測定スケーリングパラメータを受信することをさらに備える、請求項1の方法。
  12. 前記測定スケーリングパラメータに応じてWLAN測定を実行する頻度を調整することをさらに備え、前記測定スケーリングパラメータは、S測定値、ヒステリシス値、オフロードオフセット値またはオフロードしきい値の少なくとも1つを含む、請求項11の方法。
  13. 無線送信/受信ユニット(WTRU)であって、
    無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)コンポーネントと、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと通信し、前記プロセッサにより実行されると、前記WTRUに、
    サービングセルに関連付けられた1または複数の測定に基づいてWLANへトラフィックを導く第1の条件を、または前記WLANから前記トラフィックを導く第2の条件を決定させ、
    WTRUプロトコルスタックにて、前記1または複数の測定に基づいて表示を生成させ、前記表示は、前記WLANへトラフィックを導く前記第1の条件が満たされるとき第1の値に関連付けられ、および前記WLANからトラフィックを導く前記第2の条件が満たされるとき第2の値に関連付けられ、前記第1の値は、前記WLANに前記トラフィックを導くことを示し、前記第2の値は、前記WLANから前記トラフィックを導くことを示し、
    前記WTRUプロトコルスタックから、前記第1の値または前記第2の値に関連付けられた前記表示を高位レイヤに送信させ、
    前記表示に基づいて前記WLANへ、または前記WLANから前記トラフィックを導くかどうかを評価させる
    命令を格納するメモリと
    を備えたWTRU。
  14. 前記プロセッサは、前記WTRUに、前記第1の値の前記表示に基づいて前記WTRUの能力を評価させるように構成される、請求項13のWTRU。
  15. 前記WTRUプロトコルスタックは、WTRUアクセス層を備える、請求項13のWTRU。
  16. 前記WTRUアクセス層は、物理層を備える、請求項15のWTRU。
  17. 前記WTRUに、前記第1の値の前記表示に基づいて前記WTRUの能力を評価させることをさらに備える、請求項1の方法。
  18. 前記WTRUプロトコルスタックは、WTRUアクセス層を備える、請求項1の方法。
  19. 前記WTRUアクセス層は、物理層を備える、請求項18の方法。
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