JP2017526242A - 多重接続性デバイスに対するネットワークベースのフローモビリティ - Google Patents

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Abstract

IPフローモビリティのためのシステム、方法、および手段が述べられる。WTRUは、IFOMを開始するためのトリガを受信し、かつ/または、1または複数のルーティングルールを作成することができる。WTRUは、ルーティングルールを、シグナリングを用いて、信頼できるWLANアクセスネットワーク(TWAN)に送ることができる。TWANは、シグナリングを用いて、ルーティングルールをWTRUから受け取ることができる。TWANは、ルーティングルールをPDNゲートウェイに送ることができる。ルーティングルールは、S2a参照点を用いて、ゲートウェイに送られることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールをPDNゲートウェイから受け取ることができる。TWANは、シグナリングを用いて、ルーティングルールをWTRUに送ることができる。シグナリングは、EAPシグナリング、レイヤ3(L3)シグナリング、WLCPシグナリング、IEEE802.11シグナリング、非アクセス層(NAS)シグナリング、および/またはレイヤ2(L2)シグナリングのうちの1または複数のものとすることができる。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、すべての目的のために、本明細書に完全に記載されているかのようにその内容が参照により本明細書に組み込まれる、2014年6月30日に出願された米国特許仮出願第62/019,193号明細書、および2014年9月24日に出願された米国特許仮出願第62/054,637号明細書の利益を主張する。
WTRUで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)は、WTRUがIPフローモビリティを開始する、ネットワークモビリティプロトコル(汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)およびプロキシモバイルインターネットプロトコル(PMIP))に基づくIFOMである。ネットワークで開始されるNBIFOMは、ネットワークがIPフローモビリティを開始するネットワークモビリティプロトコル(GTPおよびPMIP)に基づくIFOMである。ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)は、限定されたエリア内でワイヤレス配信技法を用いて2つ以上のデバイスをリンクさせるワイヤレスコンピュータネットワークである。WLANは、ローカルな通信エリア内を動き回るが、なおネットワークに接続される能力を提供する。WLANは、インターネットへの接続を提供することができる。多くのWLANは、IEEE802.11規格に基づいており、WiFiブランド名の下に販売されている。WLAN 3GPP IPアクセスは、WLAN WTRUが、3G通信事業者ネットワーク、プライベートなイントラネット、または3GPPシステムを介するインターネットなど、外部のIPネットワークとの接続性を確立できるようにする。
例えば、WTRUとパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイとの間のIFOMなど、IPフローモビリティ(IFOM)に対するルーティングルールを送るためのシステム、方法および手段が述べられる。信頼できるWLANアクセスネットワーク(TWAN)は、シグナリングを用いて、WTRUから1または複数のルーティングルールを受け取ることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールをPDNゲートウェイ(PGW)に送ることができる。1または複数のルーティングルールは、S2a参照点を用いてゲートウェイに送られることができる。TWANは、PDNゲートウェイから1または複数のルーティングルールを含むメッセージを受け取ることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールを含むシグナリングをWTRUに送ることができる。シグナリングは、拡張認証プロトコル(EAP)シグナリング、レイヤ3(L3)シグナリング、WLAN制御プロトコル(WLCP)シグナリング、IEEE802.11シグナリング、非アクセス層(NAS)シグナリング、またはレイヤ2(L2)シグナリングのうちの1つとすることができる。
WTRUは、IFOMを開始するためのトリガを受け取り、1または複数のルーティングルールを作成することができる。WTRUは、シグナリングを用いて、信頼できるWLANアクセスネットワーク(TWAN)に1または複数のルーティングルールを送ることができる。シグナリングは、EAPシグナリング、L3シグナリング、WLCPシグナリング、IEEE802.11シグナリング、NASシグナリング、またはL2シグナリングのうちの1つとすることができる。IFOMをトリガする決定は、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)からトリガを受け取ることに基づくことができる。トリガは、アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)ポリシー、または無線アクセスネットワーク(RAN)ルールの一方を介して受信することができる。
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)で開始されるネットワークベースのインターネットプロトコル(IP)フローモビリティ(NBIFOM)、およびネットワークで開始されるNBIFOMのための1または複数の方法および/または装置が企図される。WTRUにおけるWTRUで開始されるNBIFOMのための方法は、以下の1または複数のものを含むことができる、すなわち、3GPPアクセスおよびワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスに接続すること、アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)ポリシーに基づいてWTRUで開始されるNBIFOMをトリガすること、1または複数のルーティングルールを構成すること、WLANシグナリングを介して、1または複数のルーティングルールをパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)に送信すること、WTRUで開始されるNBIFOM手順を開始するための許可をPGWから受け取ること、および/または1または複数のフローを、1または複数のルーティングルールに含まれた情報に基づいてターゲットアクセスに移動させることである。
実施形態は、プロセッサを備えることのできるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)を企図している。プロセッサは、第1のアクセスネットワークを介して通信を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第2のアクセスネットワークを介して通信を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークを介して、第1のインターネットプロトコル(IP)フローを向かわせる(direct)ように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークとの接続性の喪失を検出するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークとの接続性を喪失すると、第2のアクセスネットワークを介して、第1のIPフローを経路変更するための1または複数のルーティングルールを作成するように構成されることができる。WTRUは、コアネットワークのノードに向けて、第1のアクセスネットワークとの接続性の喪失の表示(indication)を送るように構成されることができる送信機を備えることができる。
実施形態は、プロセッサを備えることのできるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)を企図している。プロセッサは、通信の多重接続モードを確立するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークとの接続を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第2のアクセスネットワークとの接続を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークを介して、第1のインターネットプロトコル(IP)フローを向かわせるように構成されることができる。プロセッサは、第1のIPフローに対して、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)を開始するように構成されることができる。プロセッサは、第2のアクセスネットワークを介して、第1のIPフローを経路変更するための1または複数のルーティングルールを作成するように構成されることができる。WTRUは、第1のIPフローを経路変更するための1または複数のルーティングルールを、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)制御プロトコル(WLCP)信号で、第2のアクセスネットワークを介して、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)に送るように構成されることのできる送信機を備えることができる。
実施形態は、プロセッサを備えることのできるワイヤレス送受信ユニット(WTRU)を企図している。プロセッサは、少なくとも通信の多重接続モードを確立するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークとの接続を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第2のアクセスネットワークとの接続を確立するように構成されることができる。プロセッサは、第1のアクセスネットワークを介して、第1のインターネットプロトコル(IP)フローを向かわせるように構成されることができる。WTRUは、第1のIPフローに対するネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)要求を、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)制御プロトコル(WLCP)信号で、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)から受信するように構成されることのできる受信機を備えることができ、NBIFOM要求は、第2のアクセスネットワークを介して、第1のIPフローを経路変更するための1または複数のルーティングルールを含む。
添付図面に関連して例として与えられた以下の記述から、さらなる詳細な理解が得られるはずである。
1または複数の開示される実施形態が実施されることのできる例示的な通信システムのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用されることのできる例示的なワイヤレス送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用されることのできる例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用されることのできる別の例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用されることのできる別の例示的な無線アクセスネットワーク、および例示的なコアネットワークのシステム図である。 GTPを介するS2aベースのモビリティ(SaMOG:S2a−based mobility over GTP)アーキテクチャの例を示す図である。 例示的な信頼できるWiFiローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスネットワークアーキテクチャを示す図である。 アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)アーキテクチャの例を示す図である。 拡張認証プロトコル(EAP)再認証フレームワークの例を示す図である。 EAPシグナリングを用いた単一接続モードに対するWTRUで開始されるIPフローモビリティ(IFOM)の例を示す図である。 L3シグナリングを用いた単一接続モードに対するWTRUで開始されるIFOMの例を示す図である。 WLCPシグナリングによる単一接続モードに対するWTRUで開始されるネットワークベースのIFOM(NB−IFOM)の例を示す図である。 L2シグナリングによる単一接続に対するWTRUで開始されるNB−IFOMの例を示す図である。 EAPシグナリングを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するネットワーク(NW)で開始されるIFOMの例を示す図である。 L3メッセージを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す図である。 WLCPプロトコルを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す図である。 L2ベースのシグナリングを用いたWLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す図である。 L2/L3通信を用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す図である。 3GPPシグナリングによる単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す図である。 WLCPシグナリングによる多重接続モードに対するWTRUで開始されるNB−IFOMの例を示す図である。 WLCPシグナリングによる多重接続モードに対するNWで開始されるNB−IFOMの例を示す図である。 3GPPシグナリングによる多重接続モードに対するNWで開始されるNB−IFOMの例を示す図である。 GTP S5/S8に対するWLANアクセスの喪失後の例示的な手順に対する流れ図である。 PMIPS5/S8、WLANアクセスの喪失後の例示的な手順に対する流れ図である。 WTRUで開始されるNBIFOMに対する競合を解決するために使用される手順の例を示す図である。 NWで開始されるNBIFOMに対する競合を生ずるために使用される手順の例を示す図である。 WLAN無線接続性の喪失に起因して、TWANがネットワークで開始されるNBIFOMを拒否する例示的な図である。 WTRUがWLAN無線接続性を喪失する例を示す図である。 IPフローを3GPPアクセスに移動させるネットワークで開始されるNBIFOMトリガに関するRAN支援情報の例を示す図である。 IPフローをWLANアクセスへと移動させるネットワークで開始されるNBIFOMトリガに関するRAN支援情報の例を示す図である。 RANで開始されるトラフィックステアリングの例を示す図である。 RANで開始されるトラフィックステアリングの例を示す図である。 RAN支援情報をPGWに提供することによるRANで支援されたNBIFOMの例を示す図である。 RAN支援情報をPCRFに提供することによるRANで支援されたNBIFOMの例を示す図である。
例示的な実施形態の詳細な説明が、様々な図を参照して次に述べられる。この説明は、可能な実装形態の詳細な例を提供するが、その細部は例であって、決して本出願の範囲を限定するようには意図されていないことを理解されたい。本明細書で使用される場合、冠詞「1つの(a)」および「1つの(an)」は、さらなる条件または特徴付けがない限り、例えば、「1または複数のもの」、または「少なくとも1つのもの」を意味するように理解されることができる。
図1Aは、1または複数の開示される実施形態が実施されることのできる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、同報通信などのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する多重アクセスシステムとすることができる。通信システム100は、ワイヤレス帯域幅を含むシステム資源を共用することによって、複数のワイヤレスユーザが、このようなコンテンツにアクセスできるようにする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)、および同様のものなど、1または複数のチャネルアクセス法を使用することができる。
図1Aで示すように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(一般に、または総称して、WTRU102と呼ばれることができる)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRUはまた、ユーザ機器(UE)とも呼ばれることができる。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境で動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信し、かつ/または受信するように構成されることができ、またユーザ機器(UE)、移動局、固定もしくは移動加入者ユニット、ページャ、セルラー式電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ノートブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品、および同様のものなどを含むことができる。
通信システム100はまた、基地局114aおよび基地局114bを含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112など、1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスでインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、送受信機基地局(BTS)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータ、および同様のものとすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続される基地局および/またはネットワーク要素を含むことができることを理解されよう。
基地局114aは、RAN103/104/105の一部とすることができ、それらはまた、他の基地局、および/または基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)を含むこともできる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれることのできる特定の地理的な領域内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されることができる。セルは、セルセクタへとさらに分割されることができる。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割されることができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、例えば、セルの各セクタに対して1つなど、3つの送受信機を含むことができる。他の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を使用することができ、したがって、セルの各セクタに対して複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数のものと、エアインターフェース115/116/117を介して通信することができ、それは、任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインターフェース115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて確立されることができる。
より具体的には、上記で述べたように、通信システム100は、多重アクセスシステムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAおよび同様のものなど、1または複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN103/104/105における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサル移動遠隔通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上無線アクセス(UTRA:Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実施することができ、それは、広帯域CDMA(WCDMA:登録商標)を用いてエアインターフェース115/116/117を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)、および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、発展型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)などの無線技術を実施することができ、それは、ロングタームエボリューション(LTE)および/またはLTEアドバンスト(LTE−A)を用いてエアインターフェース115/116/117を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(例えば、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、暫定基準2000(IS−2000)、暫定基準95(IS−95)、暫定基準856(IS−856)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM:Global System for Mobile communications、登録商標)、GSMエボリューション拡張データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)、および同様のものなどの無線技術を実施することができる。
図1Aにおける基地局114bは、例えば、ワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、また職場、家庭、車両、キャンパス、および同様のものなど、局所化されたエリアでのワイヤレス接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実施することができる。他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実施することができる。さらに他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aで示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスする必要はないはずである。
RAN103/104/105は、コアネットワーク106/107/109と通信することができ、それは、WTRU102a、102b、102c、102dの1または複数のものに、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)を提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106/107/109は、コール制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、プリペイド電話、インターネット接続性、ビデオ配信などを提供し、かつ/またはユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実施することができる。図1Aで示されていないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATを使用する、または異なるRATを使用する他のRANと、直接または間接的に通信することができることを理解されよう。例えば、E−UTRA無線技術を利用することのできるRAN103/104/105に接続されるのに加えて、コアネットワーク106/107/109はまた、GSM無線技術を使用する他のRAN(図示せず)と通信することもできる。
コアネットワーク106/107/109はまた、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするために、WTRU102a、102b、102c、102dに対するゲートウェイとして働くことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの大域システムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダにより所有される、かつ/または運用される有線もしくはワイヤレス通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN103/104/105と同じRAT、または異なるRATを使用できる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつか、またはすべては、多重モード機能を含むことができ、例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、様々なワイヤレスリンクを介して、様々なワイヤレスネットワークと通信するための複数の送受信機を含むことができる。例えば、図1Aで示されるWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を使用できる基地局114aと、かつIEEE802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成されることができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bで示されるように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信素子122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取外し不能メモリ130、取外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含むことができる。WTRU102は、実施形態との整合性を維持しながら、前述の要素の任意の下位の組合せを含むことができることを理解されよう。さらに実施形態は、基地局114aおよび114b、ならびに/またはこれだけに限らないが特に、送受信機基地局(BTS)、ノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ホームノードB、発展型ホームノードB(eNodeB)、ホーム発展型ノードB(HeNB)、ホーム発展型ノードBゲートウェイ、およびプロキシノードなど、基地局114aおよび114bが表すことのできるノードが、図1Bで示され、かつ本明細書で述べられる要素のいくつか、またはすべてを含むことが可能であることを企図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連付けられた1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシン、および同様のものとすることができる。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102がワイヤレス環境で動作できるようにする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ118は、送信/受信素子122に結合されることのできる送受信機120に結合されることができる。図1Bは、プロセッサ118および送受信機120を別々の構成要素として示しているが、プロセッサ118および送受信機120は、電子パッケージまたはチップへと共に統合されることができることを理解されよう。
送信/受信素子122は、エアインターフェース115/116/117を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信し、または基地局から信号を受信するように構成されることができる。例えば、一実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。他の実施形態では、送信/受信素子122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された放射器/検出器とすることができる。さらに他の実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号と光信号を共に送信および受信するように構成されることができる。送信/受信素子122は、ワイヤレス信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成されることができることを理解されよう。
さらに、送信/受信素子122は、単一の素子として図1Bで示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信素子122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインターフェース115/116/117を介してワイヤレス信号を送信および受信するために、2つ以上の送信/受信素子122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信素子122によって送信される信号を変調し、かつ送信/受信素子122によって受信される信号を復調するように構成されることができる。上記で述べたように、WTRU102は、多重モード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介して、WTRU102が通信できるようにするために、複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、または有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合されることができ、かつそれらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118はまた、ユーザデータを、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。さらにプロセッサ118は、取外し不能メモリ130、および/または取外し可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリに、情報をアクセスし、かつデータを記憶することができる。取外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、および同様のものを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に位置していないメモリに情報をアクセスし、またデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、またWTRU102内の他の構成要素に電力を配布する、かつ/または制御するように構成されることができる。電源134は、WTRU102に電源を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1または複数の乾電池(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素電池(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)など)、太陽電池、燃料電池、および同様のものを含むことができる。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成されることのできるGPSチップセット136に結合されることができる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアインターフェース115/116/117を介して位置情報を受信する、かつ/または2つ以上の近傍の基地局から受信された信号のタイミングに基づき、その位置を決定することができる。WTRU102は、実施形態と整合性を維持しながら、任意の適切な位置決定法によって位置情報を取得できることが理解されよう。
プロセッサ118は、他の周辺装置138にさらに結合されることができ、他の周辺装置138は、さらなる特徴、機能性、および/または有線もしくはワイヤレス接続性を提供する1または複数のソフトウェア、および/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺装置138は、加速度計、イーコンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、手を使用しないヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、および同様のものを含むことができる。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上記で述べたように、RAN103は、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース115を介して通信するために、UTRA無線技術を使用することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信することができる。図1Cで示されるように、RAN103は、WTRU102a、102b、102cとエアインターフェース115を介して通信するために、1または複数の送受信機をそれぞれが含むことのできるノードB140a、140b、140cを含むことができる。ノードB140a、140b、140cは、それぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)に関連付けられることができる。RAN103はまた、RNC142a、142bを含むことができる。RAN103は、実施形態と整合性を維持しながら、任意の数のノードBおよびRNCを含むことができることを理解されよう。
図1Cで示されるように、ノードB140a、140bは、RNC142aと通信することができる。さらに、ノードB140cは、RNC142bと通信することができる。ノードB140a、140b、140cは、Iubインターフェースを介して、各RNC142a、142bと通信することができる。RNC142a、142bは、Iurインターフェースを介して互いに通信することができる。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続される各ノードB140a、140b、140cを制御するように構成されることができる。さらに、RNC142a、142bのそれぞれは、外側ループ電力制御、ロード制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化、および同様のものなど、他の機能を実行またはサポートするように構成されることができる。
図1Cで示されるコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、モバイル交換センタ(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
RAN103におけるRNC142aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106のMSC146に接続されることができる。MSC146は、MGW144に接続されることができる。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供することができる。
RAN103におけるRNC142aはまた、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106のSGSN148に接続されることができる。SGSN148は、GGSN150に接続されることができる。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供することができる。
上記で述べたように、コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含むことのできるネットワーク112に接続されることができる。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上記で述べたように、RAN104は、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を使用することができる。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信することができる。
RAN104は、eNodeB160a、160b、160cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の数のeNodeBを含むことができることを理解されよう。eNodeB160a、160b、160cはそれぞれ、エアインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、eNodeB160a、160b、160cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eNodeB160aは、例えば、WTRU102aにワイヤレス信号を送信し、かつそこからワイヤレス信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。
eNodeB160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けられることができ、また無線資源管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリング、および同様のものを処理するように構成されることができる。図1Dで示されるように、eNodeB160a、160b、160cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Dで示されるコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
MME162は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cのそれぞれに接続されることができ、制御ノードとして働くことができる。例えば、MME162は、WTRU102a、102b、102cのユーザ認証、ベアラの活動化/非活動化、WTRU102a、102b、102cの初期のアタッチ中に特定のサービングゲートウェイを選択すること、および同様のものなどを扱うことができる。MME162はまた、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーン機能を提供することができる。
サービングゲートウェイ164は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB160a、160b、160cのそれぞれに接続されることができる。サービングゲートウェイ164は、概して、WTRU102a、102b、102cとの間で、ユーザデータパケットをルーティングし、転送することができる。サービングゲートウェイ164はまた、eNodeB間のハンドオーバ中にユーザプレーンをアンカリングすること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能であるときページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理しかつ記憶すること、および同様のものなど、他の機能を実施することもできる。
サービングゲートウェイ164はまた、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110など、パケット交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することのできるPDNゲートウェイ166に接続されることができる。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108など、回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。例えば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含む、またはそれと通信することができる。さらに、コアネットワーク107は、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、エアインターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するために、IEEE802.16無線技術を使用するアクセスサービスネットワーク(ASN)とすることができる。以下でさらに論じられるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109の様々な機能エンティティ間の通信リンクは、参照点として定義されることができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含むことができるが、RAN105は、実施形態との整合性を維持しながら、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含むことができることが理解されよう。基地局180a、180b、180cは、それぞれ、RAN105における特定のセル(図示せず)に関連付けられることができ、またエアインターフェース117を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、基地局180a、180b、180cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、基地局180aは、例えば、WTRU102aにワイヤレス信号を送信し、かつそこからワイヤレス信号を受信するために、複数のアンテナを使用することができる。基地局180a、180b、180cはまた、ハンドオフのトリガリング、トンネル確立、無線資源管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシーの実施、および同様のものなど、モビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として働くことができ、またページング、加入者プロファイルのキャッシュ、コアネットワーク109へのルーティング、および同様のものを扱うことができる。
WTRU102a、102b、102cと、RAN105の間のエアインターフェース117は、IEEE802.16仕様を実施するR1参照点として定義されることができる。さらに、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109と論理的なインターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク109との間の論理的なインターフェースは、R2参照点として定義されることができ、それは、認証、許可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用されることができる。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、基地局間で、WTRUハンドオーバおよびデータの移送を容易にするためのプロトコルを含むR8参照点として定義されることができる。基地局180a、180b、180cとASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6参照点として定義されることができる。R6参照点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられたモビリティイベントに基づき、モビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
図1Eで示されるように、RAN105は、コアネットワーク109に接続されることができる。RAN105とコアネットワーク109との間の通信リンクは、例えば、データ移送およびモビリティ管理機能を容易にするためのプロトコルを含むR3参照点として定義されることができる。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証、許可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含むことができる。前述の要素のそれぞれが、コアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のいずれのものも、コアネットワーク通信事業者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運用されることができることを理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を扱い、様々なASNおよび/または様々なコアネットワーク間で、WTRU102a、102b、102cがローミングできるようにする。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cに、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にするために、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを扱うことができる。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの協調動作を容易にすることができる。例えば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cと、従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にするために、PSTN108など、回線交換網へのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供することができる。さらに、ゲートウェイ188は、他のサービスプロバイダによって所有され、かつ/または運用される他の有線またはワイヤレスネットワークを含むことのできるネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
図1Eには示されていないが、RAN105は、他のASNに接続されることができ、またコアネットワーク109は、他のコアネットワークに接続されることができることを理解されよう。RAN105他のASNの間の通信リンクは、RAN105と他のASNの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを協調させるためのプロトコルを含むことのできるR4参照点として定義されることができる。コアネットワーク109と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、R5参照として定義されることができ、それは、ホームコアネットワークと在圏するコアネットワークとの間の協調動作を容易にするためのプロトコルを含むことができる。
IPフローモビリティ(IFOM)をサポートするために、WTRUは、異なるアクセスネットワーク(例えば、3GPPおよびWLANアクセス)を介して同時に、発展型パケットシステム(EPS)に接続されることができ、異なるアクセスネットワークを介して異なるIPフローを送り、かつ受け取ることができる。IPフローモビリティは、IPフローが、IPアドレスを維持しながら、1つのアクセス(例えば、3GPPアクセス)から、他のアクセス(例えば、WLANアクセス)へと移動されるとき、サポートされることができる。シームレスなIFOMは、このようなIPフローモビリティを記述するために定義される。
WLANを介する、ネットワークベースのプロキシモバイルIP(PMIP)およびGPRSトンネリングプロトコル(GTP)ベースのS2aおよびS2bに対するIPフローモビリティ(IFOM)が提供されることができる。WTRUは、複数の無線をサポートすることができる。例えば、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに対するデュアル無線をサポートすることができる。WTRUは、両方の無線を同時にサポートすることができる。WTRUの様々な無線アクセスインターフェースの使い方は、様々な条件に依存することができる。いくつかの場合、そのことは、フロー(例えば、IPフロー)を1つのインターフェースから他のインターフェースに移動させるのに有用である可能性がある。
モバイルネットワークトラフィックに対する要求は、大幅に増加してきている。トラフィックを、モバイルネットワークから他のネットワークへとオフロードすることは、増加する要求を相殺することができる。多くのワイヤレス送受信ユニット(WTRU)は、複数の接続、例えば、3GPPアクセスおよび/またはワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を行うことができる。
例えば、WLANを介する、ネットワークベースのプロトコル、PMIP、および/またはGTPベースのS2aおよびS2bを用いるなど、シームレスなオフロードおよび/またはフローモビリティは、以下の1または複数のものを用いて提供されることができる、すなわち、同時に1または複数の、または複数のアクセスネットワークを介してPDN接続アクティブをサポートすること、アクセスシステムへのパケットデータ網(PDN)接続に属する1または複数のIPフローの関連付け、異なるアクセスシステム間のPDN接続に属する1または複数のIPフローの移動、WTRUおよび/またはネットワークにおけるIPフローモビリティに対するトリガ、WTRUで開始される、かつ/またはネットワークで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NB−IFOM)、ならびに/またはいくつかある場合、NB−IFOMをサポートするための3GPPに関連するポリシー(例えば、ポリシーおよび課金制御(PCC)、アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)、システム間ルーティングポリシー(ISRP:Inter System Routing Policy)、システム間モビリティポリシー(ISMP:Inter−System Mobility Policy)、ANDSFを有しない無線アクセスネットワーク(RAN)ポリシーなど)に対する影響および/または関連性である。
シームレスなIPフローモビリティが提供されることができる。シームレスなIPフローモビリティは、例えば、デュアルスタックモバイルIP(DSMIP)に基づき、提供されることができる。アクセスネットワーク間で、IFOMを開始し、かつ/またはIPフローを移動させるトリガは、WTRUから提供されることができる。
シームレスなIPフローモビリティは、DSMIPに基づくことができる。アクセスネットワーク間で、IFOMを開始し、かつ/またはIPフローを移動させるトリガは、WTRUからサポートされることができる。例えば、WTRUで開始されるIPフローモビリティが提供されることができる。
IPフローモビリティは、例えば、WTRUおよび/またはネットワークがDSMIPプロトコルをサポートする必要なしに提供されることができる。WTRUで開始されるネットワークベースのフローモビリティは、例えば、GTPおよび/またはPMIP S2b参照点をサポートするネットワークにおいて提供されることができる。
1または複数のルーティングルールが、3GPPアクセスを介して提供されることができる。例えば、ルーティングルールは、3GPPアクセス特有のシグナリング(例えば、非アクセス層(NAS)シグナリング)により、WTRUによってサービングゲートウェイ(SGW)へと送られることができる。アタッチ(例えば、初期アタッチ)中に、WTRUは、PDN接続性、および/またはベアラ資源変更手順を要求することができる。WTRUは、1または複数の、またはそれぞれのルーティングアクセスタイプに相対的な優先順位を提供することができる。最も高い優先順位を有するルーティングアクセスタイプは、デフォルトの経路とすることができる。WTRUは、IPフローモビリティ手順中に、ルーティングアクセスタイプの優先順位を更新することができる。ゲートウェイ(例えば、PGW)は、例えば、いくつか理由がある中で特に、どのアクセスタイプで、ダウンリンクIPフローを送るべきかを評価するためになど、ルーティングルールを使用することができる。表1は、ルーティングルール表の例を示す。表1で示されるように、ルーティング表は、例えば、フローIDに結合されたルーティングルールを含むことができる。
Figure 2017526242
1または複数のルーティングルールは、例えば、GTPベースのS5/S8に対するGTPプロトコルを介して、SGWからPGWに送られることができる。SGWは、PGWへのCreate session要求メッセージにルーティングルールを含むことができる。PGWは、ポリシーおよび課金ルール機能(PCRF)にルーティングルールをインストールすることができ、かつ/またはNB−IFOMがWTRUに使用可能であることを知らせることができる。ルーティングルールは、SGWからPCRFに送られることができ、また例えば、PMIPベースのS5/S8に対するPCCプロトコルを介するなど、PGWにさらに送られることができる。SGWは、Gateway Control Session確立メッセージにルーティングルールを含むことができ、かつ/またはNB−IFOMが、WTRUに使用可能であることを知らせることができる。PCRFは、ルーティングルールをPGWにインストールするために、IP接続アクセスネットワーク(IP−CAN)セッション確立応答メッセージにルーティングルールを含むことができる。NB−IFOMサポートは、初期のアタッチメントおよびWTRUに要求されるPDN接続性手順中にネゴシエートされることができる。
ルーティングルールは、WLANアクセスを介して提供されることができる。例えば、WTRUは、WLANアクセスを介してルーティングルールを提供することができる。ルーティングルールは、以下の方法の少なくとも1つで提供されることができる。ルーティングルールは、例えば、WTRUからePDGへのインター鍵交換(IKEv2:Inter Key Exchange)プロトコルにより、かつ/またはePDGからPGWへのPMIPv6またはGTP−cシグナリングにより、提供されることができる。
WLANアクセスを介して提供されるこのルーティングルールは、3GPPアクセスにより提供されるルーティングルールとは異なることができる。WLANにより提供されるルーティングルールは、WTRUとPGWの間でネゴシエートされることができる。PGWは、ルーティングルールをWTRUから得ることができ、かつ/またはルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を用いてバインディングキャッシュを生成することができる。ルーティングルールは、バインディングID(BID)、BID優先順位、フローID(FID)、FID優先順位、および/またはルーティングフィルタのうちの1または複数のものを含むことができる。例えば、いくつかのシナリオのある中で特に、PGWがBIDおよび/またはFIDモビリティ選択肢を受信したとき、PGWは、BIDおよび/またはFIDを、モビリティモードからバインディングキャッシュエントリにおける対応するフィールドにコピーすることができる。ルーティングフィルタを備えた、例えば、PGWなど、ローカルモビリティアンカー(LMA)における典型的なバインディングキャッシュの例が、表2で示される。1もしくは複数の、または各BID/FIDエントリは、相対的な優先順位を含むことができる。例えば、WTRUとLMAの間に、いずれかの特定のルーティングフィルタに適合しないパケットがルーティングされるデフォルトのルーティングアドレスが存在することができる。最高の優先順位を有するBIDは、デフォルトの経路とすることができる。表2は、例えば、WLANアクセスを介してルーティングルールを送るときの、バインディングキャッシュ表の例を示している。
Figure 2017526242
いくつかのシナリオのある中で特に、IPフローモビリティルーティングルールを3GPPアクセスに適用するために、IPフローモビリティルーティングルールは、3GPPアクセスを介してPGWに送られることができる。ルーティングルールは、例えば、IPフローモビリティルーティングルールをWLANに適用するために、WLANアクセスを介してPGWに送られることができる。
フローモビリティは、暗黙的にトリガされることができる。暗黙的にトリガされるフローモビリティは、おそらく、例えば、ネットワークとの何らかのシグナリングを行わずに、WLANまたは3GPPアクセスを介して、WTRUがIPフローをルーティングすることにより、達成されることができる。
WTRUにおけるルーティングの決定は、アクセスネットワーク発見選択機能(ANDSF)により提供されるルーティングポリシーにより進められることができる。ネットワークは、WTRUに関連付けられたフローがルーティングされるべきアクセスを示すトラフィックマッピング表を維持することができる。PGWは、例えば、ネットワークが、いくつかのフローの、1つのアクセスネットワークから他のものへの移動を検出したとき、ダウンリンクデータを、対応するアクセスゲートウェイに送ることができる。
例えば、いくつかある理由の中で特に、トラフィックマッピング表を構築するために、PGWは、最近のアップリンクパケットの宛先アドレスおよび/またはポート番号を記憶することができ、かつ/または逆のルーティングルールを作成するために、そのアドレスおよび/またはポート番号を使用することができる。逆のルーティングルールを用いると、ソースアドレスおよび/またはソースポート番号フィールドに、同じIPアドレスおよび/またはポート番号を有するダウンリンクパケットは、同じアクセス介して(例えば、対応するアップリンクIPパケットが最後に見られたアクセスを介して)転送されることができる。
図2は、GTPを介するS2aベースのモビリティ(SaMOG)アーキテクチャの例を示す。図2で示されるように、WLANが通信事業者により信用されると見なされる場合、信頼できるWLANアクセスネットワーク(TWAN)は、3GPP AAAサーバ/プロキシへのSTaインターフェースを介する、かつ/またはPGWへのS2aインターフェースを介する信頼される非3GPPアクセスとして、EPCとインターフェースをとることができる。例えば、eSaMOGは、以下のWTRU機能、すなわち、PDN接続の追加/除去の制御、アクセスポイント名(APN)の表示、ハンドオーバもしくは新しい(例えば、フレッシュな)アタッチメントの表示、および/またはNSWOもしくはシームレスなオフロードの表示のうちの1または複数のものを可能にすることによって強化させることができる。
図3は、信頼できるWLANアクセスネットワークアーキテクチャの例を示す。図3で示されるように、TWANは、信頼できるWLAN AAAプロキシ(TWAP)および/または信頼できるWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)を含むことができる。TWAGは、3GPP EPCにおけるPGWに向けてS2a接続(GTPまたはPMIP)を提供することができる。さらに、TWAPは、特定のPDN接続に対応するWTRU−TWAGポイントツーポイントリンクおよび/またはそのWTRUに対して関連するS2aトンネルの間で、ユーザプレーンパケットを転送することができる。TWAPは、ローミングする場合、WLANアクセスネットワークと、3GPP AAAサーバもしくはプロキシとの間でAAA情報を中継することができる。TWAPは、アタッチ(例えば、初期のアタッチ)中に、かつ/またはWTRUサブスクリプションデータ変更時に、WTRUサブスクリプションデータをTWAGに提供することができる。
ネットワークアーキテクチャは、1または複数の動作モードをサポートすることができる。例えば、WTRUがサポートする透過的な単一接続モード、WTRUがサポートする単一接続モード、および/またはWTRUがサポートするWLANを介する複数のPDN接続(多重接続モード)などを含む、少なくとも3つの動作モードが存在することができる。
WTRUがサポートする透過的な単一接続モードは、フローモビリティまたはハンドオーバ中にIPアドレスの維持をサポートしない可能性がある。WTRUがサポートする単一接続モードは、信頼できるWLANを介して、非シームレスなWLANオフロード(NSWO)、および/または単一PDN接続(おそらく例えば、所与の時間に)をサポートすることができる。WTRUがサポートする単一接続モードは、NSWOおよび/またはPDN接続性を確立するために、認証および鍵合意に対する拡張認証プロトコル(EAP−AKA)以外のさらなるプロトコルを必要としない可能性もある。WTRUがサポートするWLANを介する複数のPDN接続(多重接続モード)は、1または複数のPDN接続を同時にサポートすることができ、かつ/または信頼できるWLANを介してNSWOをサポートすることができる。WTRUがサポートする多重接続モードは、PDN接続の確立または解除をトリガするために、おそらく例えば、アクセス認証手順の後に、特定のプロトコル(例えば、WLCP)を使用することができる。
単一接続および多重接続モードは、3GPPアクセスと信頼できるWLANアクセスとの間のIPアドレス保存、および非デフォルトAPNへのPDN接続性をサポートすることができる。WTRUおよびネットワークは、WTRUとネットワークの間のEAP−AKAシグナリングへの拡張に基づいて、認証中に動作モードをネゴシエートすることができる。いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUおよびネットワークが動作モードをネゴシエートできるようにするために、EAP−AKAに対する拡張が提供されることができる。
ネットワークに対するWTRUの指示は、2つの要求された接続モード、すなわち、単一接続モード、および/または複数接続モードの一方を使用することができる。要求された接続性は、例えば、単一接続モードが要求された場合、NSWOおよび/またはPDN接続とすることができる。例えば、要求された接続性が、PDN接続である場合、PDNタイプ(IPv4、IPv6、またはIPv4v6)が提供されることができる。ハンドオーバインジケータ、要求されたAPN、および/またはプロトコル構成オプション(PCO)が提供されることができる。例えば、ハンドオーバ表示が提供される場合、要求されたAPNが使用されることができる。
WTRUに対するネットワークの指示は、以下のモード、すなわち、透過的な単一接続モード、単一接続モード、および/または多重接続モードのうちの1または複数のものを使用することができる。シグナリングに対する拡張は、例えば、単一接続モードが要求される場合、要求される接続性(例えば、NSWOまたはPDN接続)が許可されているかどうかとすることができる。PDN接続の場合、拡張は、選択されたAPN、および/または選択されたPDNタイプ(例えば、IPv4、IPv6、またはIPv4v6)を含むことができる。拡張は、プロトコル構成オプション(PCO)を含むことができる。シグナリングに対する拡張は、例えば、多重接続モードが要求された場合、NSWOが可能であるかどうかとすることができる。
WTRUがサポートする、GTPに基づくS2aモビリティ(SaMOG)WLANを介する多重接続モードの場合、WTRUおよび/またはTWANは、制御層としてWLAN制御プロトコル(WLCP)プロトコルを使用することができる。WTRUおよび/またはTWANは、信頼できるWLANアクセスネットワークを介してPDN接続性の管理を可能にするために、WLCPプロトコルを使用することができる。
WLCPは、セッション管理を提供することができる。セッション管理は、PDN接続の確立、PDN接続のハンドオーバ(例えば、3GPPアクセスからの)、WTRUによるPDN接続の解除の要求、PDN接続の解除をWTRUに知らせること、および/またはIPアドレス割当て(例えば、WLCPを介するIPv4アドレスの送達)のうちの1または複数のものに対して提供されることができる。
WLANからのトラフィックステアリングに対するANDSFおよび/またはRAN技法が提供されることができる。ANDSFは、IPを介して、例えば、S14参照点を介して、WTRUとインターフェースをとることのできる機能的なエンティティとすることができる。ANDSFは、例えば、WLANとの間でトラフィックをステアリングするようにWLANアクセスおよび/または条件を選択するための基準を、WTRUに通知できるようにする。ANDSFは、WTRUが、WLANアクセスを選択し、かつ/またはWLANアクセスとの間でトラフィックステアリングを実施するための基準および/または条件を含むポリシーをWTRUに提供することができる。
図4は、例示的なANDSFアーキテクチャを示している。同様の機能は、RAN(例えば、eNB)によってサポートされることができ、例えば、eNBは、WTRUが、WLANへのトラフィックをステアリングするためのインジケータ(例えば、条件)とすることのできるWLAN識別子および/または閾値(例えば、RAN RSPR最小/最大、またはWLAN基本サービスセット(BSS)ロード)を含むRAN支援情報をWTRUに提供することができる。
3GPPアクセスとRelease SaMOG WLANの両方への同時接続を有するWTRUの場合、WTRUは、3GPPとSaMOG WLANアクセスとの間のシームレスなIPフローモビリティをサポートすることができる。例えば、単一接続モードおよび/または多重接続モードなどとして用いてSaMOG WLANに接続されたWTRUに対して、WTRUで開始されトリガされたIPフローモビリティ、および/またはNWで開始されトリガされたIPフローモビリティに対するシステム、方法、および/または手段が提供されることができる。
3GPPアクセスおよびWLANアクセスを介するPDN接続の同時サポートが提供されることができる。例えば、NB−IFOMの場合、WTRUは、3GPPアクセスおよびWLANアクセスを介してPDN接続を確立および/または維持することができる。PDN接続は、同時に維持されることができる。PDN接続のサポートは、S2bおよび/またはS2a接続性の場合に提供されることができる。
例えば、1または複数のルーティングルールをインストールするために、WTRUとPGWの間の通信が提供されることができる。NB−IFOMの場合、WTRUとPGWの間に、1または複数のルーティングルールをインストールするための直接的な通信サポートはない可能性がある。NB−IFOMは、WTRUで開始される、かつ/またはネットワークで開始されることができる。WTRUで開始されるNB−IFOMの場合、WTRUは、IPフローとアクセスリンクの間に望ましいマッピングをPGWに提供することができる。ネットワークは、IPフローモビリティを求めるWTRUの要求を受け入れる、または拒否することができるが、IPフローモビリティそれ自体を開始することはないはずである。ネットワークで開始されるNB−IFOMの場合、PGWは、WTRUに、IPフローとアクセスリンクの間の望ましいマッピングを提供することができる。WTRUは、IPフローモビリティを求めるネットワークの要求を(例えば、WLANリンク条件の適合性に基づき)、受け入れるまたは拒否することができるが、IPフローモビリティそれ自体を開始することはないはずである。
同様のIPアドレスを有する複数のIPインターフェースが提供されることができる。IPv4アドレス、IPv6プレフィックス(複数可)、および/またはIPv6インターフェース識別子を割り当てること、マルチキャストリンク−ローカルアドレス上で送られることのできるシグナリングメッセージ(例えば、DHCPv6、RA/RS)を含むマルチキャストパケットを処理することなどが解析されることができる。
WLANアクセスの喪失に遭遇する可能性がある。WLANアクセスおよび3GPPアクセスの両方でアクティブなフローを有するWTRUに対して、WLAN通達範囲が失われた場合、おそらく例えば、いくつかある理由の中で特に、サービスの中断を最小化するために、サービスデータフローを3GPPアクセスに戻す機構が有用である。
NB−IFOM機能発見は有用である可能性がある。WTRUおよびネットワークには、ネットワークおよび/またはWTRUがそれぞれNB−IFOMをサポートするかどうかを発見することが可能である。
WTRUで開始されるNB−IFOMと、ネットワークで開始されるNB−IFOMとの間の競合解決は有用である可能性がある。競合解決は、競合を生ずる可能性のある、WTRUで開始されるNB−IFOMとネットワークで開始されるNB−IFOMの両方をPDN接続に適用することを回避するために使用されることができる。
GTPまたはPMIP S2b参照点をサポートするネットワークに対するRANで開始されるネットワークベースのフローモビリティに対するサポートは、有用である可能性がある。RANは、eNodeBおよび/またはRNCとすることができる。IPフローの粒度、ベアラレベル、PDN接続レベル、および/またはAPNレベルで、トラフィックオフロードが提供されることができる。
トリガフローモビリティを実施するための、かつ/またはルーティングルールを提供するためのシステム、方法、および/または手段が提供されることができる。WTRUがサポートする単一接続モードに対するIFOMが提供されることができる。WLANを介してWTRUがサポートする単一のPDN接続に対して、WTRUで開始されるNBIFOMが提供されることができる。
WTRUは、1または複数のルーティングルールを、ANDSFから、かつ/またはRAN支援情報を用いるRANからのトリガに基づいて取得することができる。1または複数のルーティングルールは、ホームアドレス(WTRU IPアドレス)、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)、フローID、フローID優先順位、および/またはIPフローの記述のうちの1または複数のものを含むことができる。
例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWが、WTRUからルーティングルール情報を受け取ったとき、PGWは、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュ表を生成することができる。PGWは、例えば、バインディングキャッシュ情報に基づき、対応するアクセスゲートウェイに、IPフローのダウンリンクデータを送ることができる。
WTRUは、例えば、WTRUとTWANの間でEAP/AKA’シグナリングを用いることにより、WLANアクセスを介してルーティングルールを送ることができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、おそらくIFOMをサポートするために、単一接続モードをネゴシエートしたWTRUの場合、WTRUは、EAP−AKA’シグナリングを用いてルーティングルールを提供することができる。TWANは、EAP−AKA’シグナリングを検査することができ、かつ/またはルーティングルールを、GTP/PMIP S2aを介してPGWに転送することができる。EAP−AKA’は、WTRUをサポートするように拡張されて、EAP−AKA’シグナリング内にルーティングルールを含むことができる。
WTRUは、サーバに対するEAP−AKA要求を開始することができる。例えば、WTRUは、いくつかある理由の中で特に、おそらく例えば、認証器がEAP要求コマンドに応じるために、IEEE802.1XのLANを介するEAP(EAPOL:EAP over LAN)開始メッセージを認証器に送ることができる。
EAPシグナリングは拡張されて、WTRUが、認証サーバへのシグナリングを開始できるようになる。例えば、WTRUは、認証されることができ、かつ再認証のためのシグナリングを用いて認証器をトリガすることができる。WTRUは、通知を提供することができる。サーバは、ピアに対してEAP通知要求を開始することができる。
高速再認証が再使用されることができる。図5は、高速再認証手法において、特定の時間間隔にピア再認証を求めるサーバ要求の例を示す。高速再認証応答において、WTRUは、通知応答メッセージにルーティングルールを含むことができる。
図6は、例えば、EAPシグナリングを用いた単一接続モードに対するWTRUで開始されるIFOMの例を示す。図6で示されるように、602で、WTRUは、例えば、ANDSFポリシーおよび/またはRANルール(図示せず)を介して、WLANアクセスに対するNB−IFOMを開始するためのトリガを受信し、かつ/または決定することができる。604で、WTRUは、トリガに基づき、ルーティングルールを作成することができる。EAP認証中に、WTRUは、WTRUで開始されるNB−IFOMに対するルーティングルールを含むことができる。606で、WTRUは、EAP−シグナリング(例えば、変更されたEAP−シグナリング)を介して、ルーティングルールを送ることができる。EAP−シグナリングは、WTRUで開始されるEAP−通知とすることができる。WTRUは、TWAPを可能にするために、ルーティングルールが送られたことを示すフラグを含むことができる。
図6で示されるように、TWAP(例えば、TWAN内の)は、EAPシグナリングが、認証、許可、およびアカウンティング(AAA)サーバに送られない可能性があることのフラグを検出することができる。TWAN内のTWAPは、EAP−AKA’シグナリングからルーティングルールを抽出することができる。608で、TWANは、Create Session要求(例えば、NB−IFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合)、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリング(例えば、NB−IFOMが既存のPDN接続から行われる場合)内のルーティングルールを、GTP S2aを介してPGWに向けて転送することができる(例えば、PMIP S2aが使用される場合、ルーティングルールは、Proxy Binding Update内で送られる。
610で、PGWは、例えば、PGWが、WTRUからルーティングルール情報を受け取ったとき、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュ表を生成することができる。PGWは、バインディングキャッシュ情報に基づいて、対応するアクセスゲートウェイにIPフローのダウンリンクデータを送ることができる。
図7は、例えば、L3シグナリングを用いた単一接続モードに対するWTRUで開始されるIFOMの例を示す。図7で示されるように、WTRUは、WTRUとTWANの間で、L3メッセージ(例えば、DHCPv4および/またはIPv6 RS/RAシグナリング)を用いて、WLANアクセスを介してルーティングルールを送ることができる。WTRUは、例えば、DHCPv4および/またはDHCPv6シグナリングを用いて、ルーティングルールを送ることができる。ルーティングを搬送するために、DHCPv4/v6シグナリング内の強化が行われることができる。例えば、DHCPv4/v6を強化するための一方法は、UEで開始される、またはNWで開始されるNBIFOMに対して、DHCP OPTIONSフィールド内でルーティングルールを提供することができる。TWANは、例えば、GTP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合、Create Session要求(例えば、NBIFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合)、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestメッセージ(例えば、NBIFOMが既存のPDN接続で行われる場合)内のルーティングルールを、PGWに転送することができる。TWANは、例えば、PMIP S2aが、TWANとPGWの間で使用される場合、Proxy Binding Updateメッセージ内でルーティングルールを転送することができる。
図7で示されるように、702で、WTRUは、例えば、ANDSFポリシーまたはRANルールを介して、WLANアクセスへのNB−IFOMを開始するトリガを受け取ることができる。704で、WTRUは、受信されたトリガに基づき、ルーティングルールを作成することができる。706で、WTRUは、DHCPv4またはDHCPv6シグナリング内でルーティングルールを送ることができる。
708で、TWANは、例えば、GTP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合、Create Session要求(例えば、NB−IFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合)、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリング(例えば、NB−IFOMが既存のPDN接続で行われる場合)内のルーティングルールを転送することができる。ルーティングルールは、例えば、PMIP S2aが、TWANとPGWの間で使用される場合、Proxy Binding Update内で送られることができる。
710で、PGWは、例えば、WTRUからPGWがルーティングルール情報を受信した場合、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュ表を生成することができる。PGWは、バインディングキャッシュ情報に基づいて、対応するアクセスゲートウェイにIPフローのダウンリンクデータを送ることができる。
図8は、例えば、WLCPシグナリングによる単一接続モードに対するWTRUで開始されるNB−IFOMの例を示している。図8で示されるように、WTRUは、例えば、WTRUとTWANの間で単一のPDN接続をサポートするWTRUにWLCPプロトコルを導入することにより、WLANアクセスを介してルーティングルールを送ることができる。WTRUが、WLANを介して複数のPDN接続を確立するのをサポートするために、WLCPプロトコルがサポートされることができる。WTRUがサポートする、SaMOG WLANを介する単一のPDN接続(例えば、WTRUがサポートする単一接続モード)に対して、WLCPプロトコルが提供されることができる。
図8で示すように、802で、WTRUは、WLANアクセスへのNB−IFOMを開始するトリガを(例えば、ANDSFポリシーまたはRANルールを介して)受け取ることができる。804で、WTRUは、例えば、ANDSFルール(例えば、IPフロー、APN情報)、またはRANルールにより提供された情報を考慮して、IPフローを3GPPからWLANへと移動するためのルーティングルールを作成することができる。806で、WTRUは、TWANに向けたWLCPシグナリング内にルーティングルールを含むことができる。WTRUは、IPフローが移動されることのできるPDN接続に対するAPN情報を含むことができる。
808で、TWANは、ルーティングルールを転送するためのPDN接続を決定し、例えば、S2a参照点を介して、ルーティングルールをPGWに送ることができる。ルーティングルールは、例えば、GTP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合、Create Session要求、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリング内で送られることができる。Create Session要求は、例えば、NB−IFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合に使用されることができ、またModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリングは、例えば、NB−IFOMが既存のPDN接続で行われる場合に使用されることができる。ルーティングルールは、例えば、PMIP S2aが、TWANとPGWの間で使用される場合、Proxy Binding Updateメッセージ内で送られることができる。
810で、PGWは、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュを生成することができる。バインディングキャッシュに基づいて、PGWは、ダウンリンクデータを対応するアクセスゲートウェイに送ることができる。ルーティングルールは、例えば、ルーティングルールが3GPPアクセスを介して提供される場合(3GPPアクセスへと移動されるIPフローに対して)、3GPPアクセスシグナリング(例えば、NAS)によりPGWからWTRUに送られることができる。
図9は、例えば、L2シグナリングによる単一接続モードに対するWTRUで開始されるNB−IFOMの例を示す。WTRUは、WTRUとTWANの間のレイヤ2ベースのシグナリング(例えば、MACフレーム)内で、例えば、WLANアクセスを介してルーティングルールを送ることができる。ルーティングルールを送ることは、IEEE802.11手順が使用される場合、WTRUとTWANの間のレイヤ2シグナリングへの変更を必要とする可能性がある。例えば、ルーティングルールは、イーサタイプ内に挿入されることができる。例えば、MACフレーム内のIEEEによって、Ehtertypeの例示的な記述が提供される。
図9で示されるように、902で、WTRUは、(例えば、ANDSFポリシーまたはRANルールにより)、WLANアクセスへのNB−IFOMを開始するトリガを受け取ることができる。904で、WTRUは、ANDSFルール(例えば、IPフロー、APN情報)またはRANルールにより提供される情報を考慮に入れて、3GPPからWLANにIPフローを移動するためのルーティングルールを作成することができる。906で、WTRUは、TWANに向けたレイヤ2 IEEE802.11シグナリング内にルーティングルールを含むことができる。WTRUは、IPフローが移動されることのできるPDN接続に関するAPN情報を含むことができる。
908で、TWANは、ルーティングルールを転送するためのPDN接続を決定することができ、かつルーティングルールを、S2a参照点を介してPGWに送ることができる。ルーティングルールは、例えば、GTP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合、Create Session要求(例えば、NB−IFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合)、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリング(例えば、NB−IFOMが既存のPDN接続で行われる場合)内で送られることができる。ルーティングルールは、例えば、PMIP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合、Proxy Binding Updateメッセージ内で送られることができる。
910で、PGWは、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレスなど)を有するバインディングキャッシュを作成することができる。バインディングキャッシュに基づいて、PGWは、対応するアクセスゲートウェイにダウンリンクデータを送ることができる。ルーティングルールは、例えば、ルーティングルールが3GPPアクセスを介して提供される場合(3GPPアクセスに移動されるIPフローに対して)、例えば、3GPPアクセスシグナリング(例えば、NAS)により、PGWからWTRUに送られることができる。
ネットワークは、WTRUがサポートする、WLANを介する単一のPDN接続に対して、NB−IFOMを開始することができる。PGWは、例えば、WLANアクセスを介して、ルーティングルールが提供される場合、TWANに向けてルーティングを提供することができる。これらのルーティングルールは、PCRFからのトリガに基づいて提供されることができる。PGWは、例えば、PCRFでインストールされたルーティングポリシーに基づき、Gx参照点を介して、PCRFからルーティングルール情報を得ることができる。PCRFは、例えば、RCAFによるRAN輻輳状況、TDFによるアプリケーション検出、PCEFによる使用量監視イベント、および/またはユーザ利用限度報告に基づき、フローモビリティの開始を決定することができる。
WTRUは、ルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または同じIPフローのアップリンクデータを、対応するアクセスゲートウェイを介して転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
TWANは、TWANとWTRUの間で、例えば、EAP−AKA’シグナリングにより、ルーティングルールを、WLANアクセスを介して送ることができる。ネットワークで開始されるNB−IFOMの場合、例えば、EAPシグナリングが、認証器(TWAN)から開始されるので、EAPシグナリングが使用されることができる。TWANは、EAP通知シグナリング内でルーティングルールを送ることができる。EAP通知メッセージは、ルーティングルールを搬送するために拡張されることができる。
図10は、例えば、ルーティングルールを送るために、EAPシグナリングを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。図10で示されるように、1002で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介してIPフローを変更するために、例えば、Gx参照点を介して、トリガをPGWに提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、例えば、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、ルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づき、ネットワークで開始されるNB−IFOMのトリガを決定することができる。1004で、PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対するルーティングルールを作成することができる。1006で、PGWは、TWANに向けたメッセージにルーティングルールを含むことができる。ルーティングルールは、(GTP S2aがTWANとPGWの間で使用される場合)GTP S2aを介する、例えば、Update Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、ルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、例えば、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、TWANに直接ルーティングルールを提供することができる。このような場合、TWANは、PCRFに向けたインターフェースを使用することができる。
1008で、TWANは、ルーティングルールに基づいて、フローモビリティが適用されるAPNを決定することができ、例えば、EAPシグナリングにより、ルーティングルールをWTRUに送ることができる。TWANにおけるTWAPは、ルーティングルールをEAP通知メッセージ内で送ることができる。
1010で、WTRUは、ルーティングルールに基づいて、バインディングキャッシュを作成することができ、かつ対応するアクセスゲートウェイを介して、同じIPフローのアップリンクデータを転送することができる。WTRUは、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
図11は、L3メッセージを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。図11で示されるように、TWANは、TWANとWTRUの間で、例えば、WLANアクセスを介して、ルーティングルールをL3メッセージ(例えば、DHCPv4またはIPv6 RS/RAシグナリング)内で送ることができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、TWANがPGWからルーティングルールを受け取ったとき、TWANは、ルーティングルールを、レイヤ3シグナリング、例えば、DHCPv4またはv6シグナリングにより、WTRUに転送することができる。ルーティングルールは、DHCPv4/v6シグナリング内のDHCP OPTIONSフィールド内で送られることができる。
図11で示されるように、1102で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するトリガを、例えば、Gx参照点を介してPGWに提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、ルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づいて、ネットワークで開始されるNB−IFOMをトリガすることを決定することができる。1104で、PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対してルーティングルールを作成することができる。1106で、PGWは、TWANに向けたメッセージの中にルーティングルールを含めることができる。ルーティングルールは、GTP S2aを介するUpdate Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内でルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、例えば、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、ルーティングルールを直接TWANに提供することができる。このようなシナリオでは特に、TWANは、PCRFに向けたインターフェースを使用することができる。
1108で、TWANは、ルーティングルールに基づいて、フローモビリティが適用されるAPNを決定することができ、かつ/またはルーティングルールを、例えば、レイヤ3シグナリング(DHCPv4またはDHCPv6)により、WTRUに送ることができる。TWANは、ルーティングルールおよびAPN情報を含むことができる。
1110で、WTRUは、ルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または対応するアクセスゲートウェイを介して、同じIPフローのアップリンクデータを転送することができる。WTRUは、例えば、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
図12は、WLCPプロトコルを用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。図12で示されるように、TWANは、例えば、TWANとWTRUの間で、WTRUがサポートする単一のPDN接続にWLCPプロトコルを導入することにより、WLANアクセスを介してルーティングルールを送ることができる。TWANは、例えば、TWANがPGWからルーティングルールを受け取ったとき、ルーティングルールをWLCPシグナリングによりWTRUに転送することができる。
図12で示されるように、1202で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するために、Gx参照点を介して、PGWにトリガを提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、ルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づいて、ネットワークで開始されるNB−IFOMをトリガするように決定することができる。1204で、PGWは、異なるアクセスへと移動される1または複数のIPフローに対して1または複数のルーティングルールを作成することができる。1206で、PGWは、TWANに向けたメッセージ中に、1または複数のルーティングルールを含めることができる。1または複数のルーティングルールは、GTP S2aを介するUpdate Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、1または複数のルーティングルールをTWANに直接提供することができる。このようなシナリオでは特に、TWANは、PCRFに向けたインターフェースを必要とする可能性がある。
1208で、TWANは、1または複数のルーティングルールに基づいて、フローモビリティが適用されるAPNを決定することができ、かつ/または例えば、WLCPシグナリングを介して1または複数のルーティングルールをWTRUに送ることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールおよび/またはAPN情報を含むことができる。1または複数のルーティングルールおよび/またはAPN情報は、NBIFOM要求に含まれることができる。1210で、WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいて、バインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または同じIPフローのアップリンクデータを、対応するアクセスゲートウェイを介して転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
図13は、例えば、レイヤ2ベースのシグナリングを用いたWLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。図13で示されるように、TWANは、TWANとWTRUの間で、レイヤ2ベースのシグナリング内で、1または複数のルーティングルールを、WLANアクセスを介して送ることができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、TWANがPGWから1または複数のルーティングルールを受け取ったとき、TWANは、レイヤ2 IEEE802.11シグナリングにより、1または複数のルーティングルールをWTRUに転送することができる。
図13で示されるように、1302で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するためのトリガを、Gx参照点を介して、PGWに提供することができる。このトリガは、例えば、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、1または複数のルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づき、ネットワークで開始されるNB−IFOMのトリガを決定することができる。1304で、PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対する1または複数のルーティングルールを作成することができる。1306で、PGWは、TWANに向けたメッセージにルーティングルールを含むことができる。1または複数のルーティングルールは、GTP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Update Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、PMIP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、例えば、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、TWANに直接1または複数のルーティングルールを提供することができる。このようなシナリオでは特に、TWANは、PCRFに向けたインターフェースを使用することができる。
1308では、TWANは、1または複数のルーティングルールに基づき、フローモビリティが適用されるAPNを決定することができ、かつ/または1または複数のルーティングルールを、例えば、IEEE802.11シグナリングまたはレイヤ2ベースのシグナリングにより、WTRUに送ることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールおよびAPN情報を含むことができる。
1310で、WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいて、バインディングキャッシュを作成することができ、かつ対応するアクセスゲートウェイを介して、同じIPフローのアップリンクデータを転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
TWANは、1または複数のルーティングルールを実施することができ、またダウンリンク上のIPフローが、適切なPDN接続に確実に送られるようにすることができる。図14は、L2/L3通信を用いた、WLANアクセスポイントを介する単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。
図14で示されるように、1402で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するためのトリガを、Gx参照点を介して、PGWに提供することができる。このトリガは、例えば、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、1または複数のルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づき、ネットワークで開始されるNB−IFOMのトリガを決定することができる。1404で、PGWは、異なるアクセスへと移動される1または複数のIPフローに対する1または複数のルーティングルールを作成することができる。1406で、PGWは、TWANに向けたメッセージに1または複数のルーティングルールを含むことができる。1または複数のルーティングルールは、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、GTP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Update Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PMIP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、TWANに直接1または複数のルーティングルールを提供することができる。このような場合、TWANは、PCRFに向けたインターフェースを必要とする可能性がある。
1408で、TWANは、1または複数のルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または例えば、適切なレイヤ3通信に対するIPフローをWTRUに転送することができる。1410で、WTRUとTWANの間のレイヤ3/2通信(例えば、通常のレイヤ2/3通信)が、IPフローを提供することができる。1412で、WTRUは、いくつかのIPフローが異なるインターフェースに変更されているのを検出することができ、かつ/または同じIPフローが、アップリンクで、確実に同じインターフェースで送られるようにする。
図15は、例えば、3GPPシグナリングによる単一接続モードに対するNWで開始されるIFOMの例を示す。図15で示されるように、1または複数のルーティングルールが、3GPPアクセスシグナリングにより送られることができる。1または複数のルーティングルールは、例えば、1または複数のルーティングルールが3GPPアクセスにより提供される場合、3GPPアクセスシグナリング(例えば、NAS)により、PGWからWTRUへと送られることができる。
図15で示されるように、1502で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するためのトリガを、Gx参照点を介して、PGWに提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、1または複数のルーティングルールをPGWに提供することができる。
PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づき、ネットワークで開始されるNB−IFOMのトリガを決定することができる。1504で、PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対する1または複数のルーティングルールを作成することができる。1506で、PGWは、SGWに向けたメッセージに1または複数のルーティングルールを含めることができる。PGWは、トラフィック(例えば、IPフローに関連する)が。WLANからオフロードされるPDN接続に、1または複数のルーティングルールを含めることができる。1または複数のルーティングルールは、GTP S2aを介して、Update Bearer Request内で提供されることができる。
PCRFは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、SGWに直接1または複数のルーティングルールを提供することができる。このようなシナリオでは特に、PCRFは、1または複数のルーティングルール、および例えば、WLANからのトラフィックがオフロードされるPDN接続のAPN情報を提供することができる。PGWは、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
1508で、SGWは、WTRUに向けて、Update Bearer requestメッセージ内で1または複数のルーティングルールを転送することができる。1510で、MMEは、1または複数のルーティングルール情報を取得することができ、かつ/または1または複数のルーティングルールをNASメッセージ内で、WTRUに向けて転送することができる。1512で、WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または同じIPフローのアップリンクデータを、対応するアクセスゲートウェイを介して転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
WTRUがサポートする多重接続モードに対するIFOMが提供されることができる。IFOMは、WTRUまたはネットワークにより開始されることができる。多重接続モードにおいてWTRUで開始されるNB−IFOMが提供される。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、IFOMをサポートするために、多重接続モードをネゴシエートしたWTRUの場合、WTRUは、信頼できるWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)に向けて、1または複数のルーティングルールを、WLCPプロトコルを介して提供することができる。1または複数のルーティングルール情報を搬送するために、IEが、WLCPプロトコル内で使用されることができる。TWAGは、1または複数のルーティングルールを、例えば、S2a参照点を介して、PGWに転送することができる。
WTRUは、1または複数のルーティングルールをANDSFから取得することができる。1または複数のルーティングルールは、ホームアドレス(WTRUのIPアドレス)、ルーティングアドレス(例えば、TWAGまたはSGWアドレス)、例えば、WTRUがWLANを介して複数のPDN接続を有するときのPDN接続ID(PDN ID)、フローID、フローID優先順位、および/またはIPフローの記述のうちの1または複数のものを含むことができる。
PGWは、WTRUから1または複数のルーティングルールを受け取ることができる。PGWは、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュを生成することができる。バインディングキャッシュに基づいて、PGWは、ダウンリンクデータを対応するアクセスゲートウェイに送ることができる。TWAGは、例えば、IPフローがTWAGに向けて送られる場合、ルーティングルール表に基づいて、IPフローを対応するPDN接続に転送することができる。
本明細書に記載される単一接続WTRUに対し、1または複数のルーティングルールを送る1または複数の実施形態が、多重接続WTRUに適用される。多重接続WTRUの場合、WTRUは、例えば、1または複数のルーティングルールが送られるS2aを介するPDN接続にリンクするための識別子を含むことができる。
図16は、WLCPシグナリングによる多重接続モードに対するWTRUで開始されるNB−IFOMの例を示す。図16で示すように、WTRUは、1または複数のルーティングルールを、WTRUとTWANの間でWLCPプロトコルを使用し、WLANアクセスを介して送ることができる。1602で、WTRUは、WLANアクセスへのNB−IFOMを(例えば、ANDSFポリシーまたはRANルールにより)開始するためのトリガを受け取ることができる。
1604で、WTRUは、例えば、ANDSFルール(例えば、IPフロー、APN情報)またはRANルールにより提供される情報を考慮に入れて、IPフローを3GPPからWLANへと移動させるための1または複数のルーティングルールを作成することができる。1606で、WTRUは、TWANに向けたWLCPシグナリング内に、1または複数のルーティングルールを含めることができる。WTRUは、IPフローが移動されることのできるPDN接続に関するAPN情報を含むことができる。
1608で、TWANは、1または複数のルーティングルールを転送するためのPDN接続を決定し、かつ/または例えば、S2a参照点を介して、1または複数のルーティングルールをPGWに送ることができる。1または複数のルーティングルールは、例えば、GTP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Create Session要求(例えば、NB−IFOMがWLANを介して新しいPDN接続を要求する場合)、またはModify Bearer CommandもしくはModify Bearer Requestシグナリング(例えば、NB−IFOMが既存のPDN接続で行われる場合)内で送られる。1または複数のルーティングルールは、例えば、PMIP S2aがPGWとTWANの間で使用される場合、Proxy Binding Updateメッセージ内で送られる。
1610で、PGWは、ルーティングアドレス(例えば、MAGアドレス)を有するバインディングキャッシュを生成することができる。バインディングキャッシュに基づいて、PGWは、ダウンリンクデータを対応するアクセスゲートウェイに送ることができる。
WTRUは、1または複数のルーティングルールを3GPPアクセスシグナリングにより送ることができる。WTRUは、1または複数のルーティングルールを、3GPPアクセスシグナリングにより、または3GPPアクセスに向けたTWANを介するWLANシグナリングにより送ることができる。
多重接続モードにおいてネットワークで開始されるNB−IFOMは、有用である可能性がある。PGWは、例えば、3GPPまたはWLANアクセスを介して、WTRUに1または複数のルーティングルールを提供することができる。PGWは、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PCRFでインストールされたルーティングポリシーに基づいて、Gx参照点を介して、PCRFから、1または複数のルーティングルール情報を取得することができる。PGWは、1または複数のルーティングルール情報を、例えば、1または複数のルーティングルールが、WLANアクセスを介して提供された場合、SaMOG WLANのTWAGに向けて、S2a参照点を介して送ることができる。TWAGは、WLCPプロトコルを用いて、1または複数のルーティングルールをWTRUに転送することができる。WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または対応するアクセスゲートウェイを介して、同じIPフローのアップリンクデータを転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
本明細書で述べられる単一接続WTRUに対して1または複数のルーティングルールを送る実施形態は、多重接続WTRUに適用されることができる。多重接続のWTRUの場合、TWANおよびWTRUは、IPフローを、1または複数のルーティングルールが送られるS2aを介する適切なPDN接続にリンクさせるための識別子を共用することができる。
図17は、WLCPシグナリングによる多重接続モードに対するNWで開始されるNB−IFOMの例を示す。図17で示されるように、TWANは、TWANとWTRUの間でWLCPプロトコルを使用し、WLANアクセスを介して送られた1または複数のルーティングルールを送ることができる。
図17で示すように、1702で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介するIPフローを変更するために、Gx参照点を介してPGWにトリガを提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報によるPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、1または複数のルーティングルールをPGWに提供することができる。
1704で、PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づいて、ネットワークで開始されるNB−IFOMをトリガするように決定することができる。1706で、PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対する1または複数のルーティングルールを作成することができる。PGWは、TWANに向けたメッセージに、1または複数のルーティングルールを含めることができる。1または複数のルーティングルールは、例えば、GTP S2aを介するUpdate Bearer Request内で提供されることができる。PGWは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
PCRFは、1または複数のルーティングルールを、例えば、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介してTWANに直接提供することができる。このようなシナリオでは特に、TWANとPCRFの間のインターフェースが提供されることができる。
1708で、TWANは、1または複数のルーティングルールに基づいて、フローモビリティが適用されるAPNを決定し、かつ/または例えば、WLCPプロトコルにより、1または複数のルーティングルールをWTRUに送ることができる。TWANは、1または複数のルーティングルールおよび/またはAPN情報を含むことができる。
1710で、WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいて、バインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または同じIPフローのアップリンクデータを対応するアクセスゲートウェイを介して転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
図18は、例えば、3GPPシグナリングによる多重接続モードに対するNWで開始されるNB−IFOMの例を示す。図18で示されるように、1または複数のルーティングルールは、3GPPアクセスシグナリングにより送られることができる。1または複数のルーティングルールは、例えば、1または複数のルーティングルールが3GPPアクセスにより提供される場合、3GPPアクセスシグナリング(例えば、NAS)により、PGWからWTRUに送られることができる。
図18で示されるように、1802で、PCRFは、特定のアクセス(例えば、WLANまたは3GPP)を介してIPフローを変更するために、Gx参照点を介して、トリガをPGWに提供することができる。このトリガは、サブスクリプション情報、TDFによるパケット検査、使用量監視、および/またはRANからの輻輳情報からのPCCトリガに基づくことができる。PCRFは、1または複数のルーティングルールをPGWに提供することができる。
1804で、PGWは、例えば、PCRFおよび/または静的な構成によるトリガに基づき、ネットワークで開始されるNB−IFOMのトリガを決定することができる。PGWは、異なるアクセスへと移動されるIPフローに対する1または複数のルーティングルールを作成することができる。1806で、PGWは、SGWに向けたメッセージに1または複数のルーティングルールを含むことができる。PGWは、例えば、WLANからのトラフィック(例えば、IPフロー)がオフロードされるPDN接続に、1または複数のルーティングルールを含めることができる。1または複数のルーティングルールは、例えば、GTP S2aを介するUpdate Bearer Request内で提供されることができる。
PCRFは、例えば、PMIP S2aが使用される場合、PCC手順を使用し、Gxx参照点を介して、SGWに直接1または複数のルーティングルールを提供することができる。このようなシナリオでは特に、PCRFは、1または複数のルーティングルール、および/または例えば、WLANからのトラフィックがオフロードされるPDN接続のAPN情報を提供することができる。PGWは、Flow Mobility Initiate(FMI)メッセージ内で、1または複数のルーティングルールを提供することができる。
1808で、SGWは、WTRUに向けてUpdate Bearer requestメッセージ内で1または複数のルーティングルールを転送することができる。1810で、MMEは、1または複数のルーティングルール情報を取得することができ、かつ/またはWTRUに向けてNASメッセージ内で1または複数のルーティングルールを転送することができる。
1812で、WTRUは、1または複数のルーティングルールに基づいてバインディングキャッシュを作成することができ、かつ/または対応するアクセスゲートウェイを介して、同じIPフローのアップリンクデータを転送することができる。WTRUは、IFOMをサポートするために、論理インターフェース機能(LIF)を使用することができる。
RANは、フローモビリティをトリガすることができる。RANでトリガされるフローモビリティは、NB−IFOMと呼ぶことができる。本明細書で述べられるNB−IFOM技法の1または複数のものは、RANでトリガされるフローモビリティをサポートするために使用されることができる。RNAでトリガされることに関して本明細書で述べられる技法の1または複数のものは、本明細書で述べられる他のNB−IFOM法と共に使用されることができる。
RAN(例えば、eNodeBまたはRNC)は、トラフィックをオフロードするように決定することができ、かつ/または例えば、RRCメッセージ、例えば、RRC再構成メッセージを用いてトラフィックをオフロードするためのコマンドをWTRUに送ることができる。このコマンドは、例えば、ベアラレベル、IPフローレベル、PDNレベル、および/またはAPNレベルにおけるトラフィックを含むことができる。トラフィックオフロード命令が、例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、ベアラレベルで提供される場合、WTRUは、ベアラ情報を、IPフロー情報へと変換することができる。WTRUは、本明細書で述べるように、WTRUによりNB−IFOMを開始するのに適した1もしくは複数の、または任意の、他のフロー粒度(例えば、PDN接続)を使用することができる。トラフィックオフロード決定に関するRANにおいて、他のRAN考慮事項(例えば、RRM考慮事項)と共に使用されることのできる通信事業者ポリシーおよび/またはルールは、RANにおいて構成され、かつ/またはコアネットワークからRANに送られることができる。
WTRUは、例えば、RANからトラフィックオフロードコマンドを受け取ったとき、本明細書で述べるように、NB−IFOMを開始することができる。WTRUは、トラフィック粒度が受信されると、RAN(例えば、RANにより示されるベアラ)から、WLANまたは(E−)UTRANにアップリンクトラフィックをオフロードすることによって、NB−IFOMを開始する(例えば、暗黙的に開始する)ことができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WLAN上で、かつ/または(E−)UTRAN上で、アップリンクトラフィックフローを検出すると、PGWは、対応するDLトラフィックフローを、アップリンクトラフィックと同じアクセスネットワーク、例えば、WLANまたは(E−)UTRANに移動させることができる。
RAN(例えば、eNodeBまたはRNC)は、トラフィックのオフロードを決定することができ、かつ/またはNB−IFOMを開始するためのトリガとして、メッセージを(例えば、GTP−cを介して)SGWに送ることができる。例えば、特にこのようなメッセージは、例えば、オフロードされるベアラ、オフロードされるIPフロー、PDN接続、および/またはオフロードされるAPNなど、オフロードされるトラフィックを含むことができる。SGWは、NB−IFOMに対するトリガを、PGWおよび/またはPCRFに中継することができる。PGWおよび/またはPCRFは、PGWに向けたNB−IFOMを開始することができる。RANからのNB−IFOMをトリガするメッセージは、オフロードの方向(例えば、WLANから(E−)UTRAN、(E−)UTRANからWLAN)など、さらなる情報を含むことができる。
RAN(例えば、eNodeBまたはRNC)は、トラフィックをオフロードするように決定することができ、かつ/またはNB−IFOMを開始するためのトリガとしてメッセージを、(例えば、GTP−cを介して)MMEまたはSGSNに送ることができる。例えば、このようなメッセージは特に、S1アプリケーションパート(S1−AP)メッセージ、および/または無線アクセスネットワークアプリケーションパート(RANAP)メッセージとすることができる。メッセージは、例えば、オフロードされるベアラ、オフロードされるIPフロー、PDN接続、および/またはオフロードされるAPNなど、オフロードされるトラフィックを含むことができる。それは、オフロードの方向(例えば、WLANから(E−)UTRAN、または(E−)UTRANからWLAN)など、さらなる情報を含むことができる。MMEおよび/またはSGSNは、例えば、GTP−Cインターフェースを介して、SGWに向けたNB−IFOMトリガメッセージを中継することができる。SGWは、本明細書で述べるように、PGWに向けたNB−IFOMを開始できるNB−IFOMのためのトリガを、PGWおよび/またはPCRFに中継することができる。
例えば、WLANアクセスの喪失が存在するとき、サービス中断を最小化するシステム、方法、手段が提供されることができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、おそらくWTRUがWLANアクセスを介するフローを有する場合、WTRUがWLAN通達範囲外に移動したとき、このような移動は、サービス中断を生ずるおそれがある。
WTRUは、WLAN通達範囲の喪失を決定する位置にある可能性がある。WTRUは、例えば、WTRUが、同じAPNを用いて、3GPPおよびWLANアクセスを介して送られるフローを有するとき、おそらく例えば、WLANアクセスを介して送られたフローを、3GPPアクセスへと戻すように移動させる、WTRUで開始されるNBIFOMをトリガすることができる。WTRUは、WTRUで開始される、かつ/またはNWで開始されるNBIFOMトリガに対して、WLANを介して送られたフローのうちの1または複数のもの、ならびに(例えば、シームレスに)3GPPアクセスへとルーティングして戻すことのできる、WLANを介して送られるフローのうちの1または複数のものを移動させることができる。WTRUは、フローを3GPPアクセスに戻す理由をPGWに通知するためのフラグを提供することができる。PGWは、NWで開始されるNBIFOMにより、WLANに送られたフローが3GPPに戻された理由に関する通知を行うために、このような情報を使用することができる。
図19は、GTPに対するWLANアクセスの喪失の場合のNBIFOMの例を示す。1902で、WTRUは、APN(例えば、同じAPN)を介して、3GPPおよびWLANアクセスに同時に接続されることができる。WTRUは、例えば、同じAPNを使用し、3GPPアクセスおよびWLANアクセスを介してルーティングされるフローを有することができる。WTRUは、WTRUで開始される、かつ/またはNWで開始されるNBIFOMに基づいて、WLANを介してルーティングされるIPフローを有することができる。
1904で、例えば、WTRUがWLANアクセスの喪失を検出したとき、WTRUは、そのバインディングキャッシュを確認することができ、かつ/または、1または複数のルーティングルールを作成して、WLANを介してルーティングされていたフローを同じAPNを用いて3GPPアクセスに移動させることができる。WTRUは、WTRUで開始される、かつ/またはNWで開始されるNBIFOMトリガに対して、WLANを介して送られたフロー、ならびに(例えば、シームレスに)3GPPアクセスへとルーティングして戻すことのできる、WLANを介して送られるフローを移動させることができる。更新されたルーティングルール情報では、例えば、WTRUは、NWで開始されるトリガに基づいてWLANへと移動された1または複数のIPフローを移動させるために、1または複数のルーティングルールを作成することができる。
1906で、WTRUは、Request Bearer Resource Modification(ベアラリソース変更要求)メッセージ内で更新された1または複数のルーティングルール情報を送ることができる。WTRUは、WLANの喪失の表示を含むことができる。その表示は、例えば特に、NWで開始されるNBIFOMトリガに基づいて移動されたIPフローが、なぜ3GPPアクセスを介するように戻されるかに関して、PGWに通知するために送られることができる。
1908で、おそらく例えば、WLAN接続の喪失に起因して、TWANは、TWANで開始されるデタッチを開始することができる。TWANで開始するデタッチは、WTRUが、更新された1または複数のルーティングルール情報およびWLAN喪失に関するWTRUの表示を送るのと同時に実行されることができる。1910および1912で、更新された1または複数のルーティングルール情報および/またはWLAN喪失の表示は、Bearer Resource Command(ベアラリソースコマンド)内でSGWを介してPGWに送られることができる。
1914で、PGWは、例えば、PCCが、ネットワーク通信事業者によりサポートされる場合、1または複数のルーティングルールおよび/またはフラグ喪失情報をPCRFに提供することができる。PCRFは、そのバインディングキャッシュを更新し、かつ/またはルーティング情報を有する更新されたPCCルールをPGWに提供することができる。
1916で、PGWは、そのバインディングキャッシュを更新することができる。PGWは、NWで開始されるトリガによりWLANに移動されたフローが、WLANの喪失に起因して3GPPに戻されるそのルーティングルール表を更新することができる。1918で、PGWは、ベアラ変更手順を開始することができる。
図20は、PMIPに対するWLANアクセス喪失の場合におけるNBIFOMの例を示す。2002で、WTRUは、例えば、同じAPNを介して、3GPPおよびWLANアクセスに同時に接続されることができる。WTRUは、APN(例えば、同じAPN)を使用し、3GPPアクセスおよびWLANアクセスを介してルーティングされるフローを有することができる。WTRUは、WTRUで開始される、またはNWで開始されるNBIFOMに基づき、WLANを介してルーティングされるIPフローを有することができる。
2004で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUがWLANアクセスの喪失を検出したとき、WTRUは、そのバインディングキャッシュを確認し、WLANを介してルーティングされた1または複数のIPフローを、同じAPNを用いて3GPPアクセスに移動させるために、1または複数のルーティングルールを作成することができる。WTRUは、WTRUで開始される、かつ/またはNWで開始されるNBIFOMトリガに対して、WLANを介して送られたフロー、ならびに(例えば、シームレスに)3GPPアクセスへとルーティングして戻すことのできる、WLANを介して送られるフローを移動させることができる。更新された1または複数のルーティングルール情報では、例えば、WTRUは、NWで開始されるトリガに基づいてWLANへと移動されたIPフローを移動させるために、1または複数のルーティングルールを作成することができる。
2006で、WTRUは、Request Bearer Resource Modificationメッセージ内で、更新された1または複数のルーティングルール情報を送ることができる。WTRUは、WLAN喪失の表示を含めることができる。その表示は、例えば、NWで開始されるNBIFOMトリガに基づいて移動されたIPフローが、なぜ3GPPアクセスを介するように戻されるかに関して、PGWに通知するために送られることができる。
2008で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WLAN接続の喪失に起因して、TWANは、TWANで開始されるデタッチを開始することができる。TWANで開始されるデタッチは、WTRUが、更新された1または複数のルーティングルール情報およびWLAN喪失に関するWTRUの表示を送るのと同時に実行されることができる。
2010で、更新された1または複数のルーティングルール情報、およびWLAN喪失の表示は、Bearer Resource Command内でSGWに送られることができる。2012で、SGWは、例えば、ゲートウェイ制御およびQoS要求メッセージ内で、1または複数のルーティングルールおよび/またはフラグ喪失情報をPCRFに送ることができる。2014で、ベアラ変更手順が、PMIPベースのS5ネットワークに対して実行されることができる。
2016で、PCRFは、1または複数のルーティングルール情報および/またはフラグ喪失表示を有する更新されたPCCルールを、PGWに提供することができる。2018で、PGWは、そのバインディングキャッシュを更新することができ、かつ/またはPCRFに知らせることができる。PGWは、NWで開始されるトリガによりWLANに移動されたフローが、WLANの喪失に起因して3GPPに戻されるそのルーティングルール表を更新することができる。
PCRFは、1または複数のルーティングルール情報を有するバインディングキャッシュを含むことができる。このようなシナリオでは特に、PCRFは、1または複数のルーティングルールバインディングキャッシュを含むことができ、かつ/またはフローが、異なるアクセスを介して送られることができるかどうかを設定するPCCルールを介して、PGWに通知することができる。
ルーティングルール情報および/またはWLANの喪失は、SGWからPGWへのProxy Binding Update(プロキシバインディング更新)メッセージ内で提供されることができる。これは、例えば、ベアラ変更手順が実行された後に行われることができる。
PMIP/GTP S2bを介して3GPPアクセスに接続されたWTRUに対してWLANが喪失されたときの手順は、例えば、おそらくTWANに代えてePDG.lを用いた、例えば、図19および/または図20に関連して本明細書で述べられた技法と同様のものとすることができる。
1または複数の、またはあらゆる専用のEPSベアラが、トラフィックフローテンプレート(TFT)情報に関連付けることができる。アップリンクベアラは、アップリンクTFTフィルタに関連付けることができ、かつ/またはダウンリンクベアラは、ダウンリンクTFTフィルタに関連付けることができる。TFT情報は、デフォルトベアラに含まれることができる。
TFTフィルタ内で、以下の情報の1または複数のものが、ベアラに対して定義されることができる、すなわち、ソースアドレス(サブネットマスクを有する)、IPプロトコル番号(TCP、UDP)、宛先ポート範囲、ソースポート範囲、PSecセキュリティパラメータインデックス(SPI)、サービスタイプ(TOS)(IPv4)、および/またはフローラベル(IPv6に限る)である。
WTRUで開始されるNBIFOMおよび/またはNWで開始されるNBIFOMの間の競合を解決することは、NBIFOMに対する3GPPにおいて有用である可能性がある。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、競合を生ずるおそれのあるPDN接続に対して、WTRUで開始されるNBIFOMと、ネットワークで開始されるNBIFOMの両方の適用を回避するための1または複数の技法は、有用である可能性がある。
PGWは、おそらく、S2a接続がTWANとPGWの間で確立されるため、WTRUは、SaMOG WLANに接続されるのを認識することができる。PGWは、WTRUがWLANアクセスと実際の無線接続性を有するかどうか、かつ/またはWTRUがWLANアクセスに対する無線接続性を喪失したかどうかに関する表示を有しない可能性のあることを、実施形態は認識している。このような理由に対して特に、TWANは、PGWへの関連するS2a接続を(例えば、直ちに)解除しない可能性がある、かつ/またはTWANは、それがS2a接続を解除する前に、タイマを開始することができる。PGWは、ネットワークでトリガされるNBIFOMを開始することができるが、WTRUは、WLAN無線接続性を有しない。このようなシナリオでは特に、NWで開始されるNBIFOM手順は失敗する可能性がある。PGWおよび/またはPCRFが、WTRUがWLANアクセスへの無線接続性を有することを認識できる1または複数の技法が企図される。
TFTフィルタを介してNBIFOMトリガを提供できる1または複数の技法、および/またはRANで提供される3GPPおよび/またはWLAN閾値が、どのようにして、WTRUが、おそらく例えば、NWで開始されるトリガに基づき、フローを3GPPまたはWLANアクセスへと移動させるように決定するのを支援できるかに関する1または複数の技法が企図される。
1または複数の実施形態は、WTRUで開始されるNBIFOMと、NWで開始されるNBIFOMの間の競合解決を企図している。例えば、PCRFおよびPGWは、NBIFOMを求めるWTRUで開始されるトリガと、NWで開始されるトリガの両方に対してNBIFOMを制御する主要なエンティティとすることができる。PCRFおよび/またはPGWは、ルーティングルール表を維持することができ、かつ/またはIPフローを含むルールが、WTRUおよび/またはNWの制御下にあるかどうかを決定することができる。
WTRUで開始されるNBIFOMの場合、WTRUは、異なるアクセス(WLANを介する、かつ/または3GPPを介する)へと移動されることのできるIPフローと共に、1または複数のルーティングルール情報を提供することができる。PGWは、IPフローモビリティが許可されることができるかどうかを、Gx参照点を介してPCRFに確認することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PCRFが許可すると、PGWは、WTRUに許可を提供することができる(例えば、ルーティングルール応答メッセージで)。
NWで開始されるNBIFOMの場合、PCRFは、フローをアクセス間で移動させるために、1または複数のポリシーをPGWに提供することができる。このようなシナリオでは特に、PCRFおよび/またはPGWは、WTRUがNBIFOMをサポートしていることおよび/またはWLANに接続されていることを認識することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、NWがNBIFOMをトリガしたとき、WTRUは、フローモビリティを(例えば、WLAN状態が良好である場合)受け入れる、または拒否する(または例えば、何らかのフローモビリティは受け入れ、他のフローモビリティは拒否する)ことができる。RANにより提供される閾値が考慮される可能性がある。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUは、PGWに向けたルーティングルール応答メッセージで許可を提供することができる。
WTRUで開始されるNBIFOM中の競合解決が企図される。図21は、WTRUで開始されるNBIFOMに対する競合を解決できる技法の例である。2102で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。2104で、WTRUは、おそらく例えば、1または複数のANDSFポリシー(ANDSFルール)に基づき、MMEからのPDN接続オフロードポリシー(RANルール)に従って、かつ/またはユーザトリガに基づき、WTRUで開始されるNBIFOMをトリガすることができる。
2106で、WTRUは、(おそらく例えば、表1および表2で示されたものと同様の)1または複数のルーティングルールを構成することができる。2108で、WTRUは、それ/それらを、WLANおよび/または3GPPアクセスシグナリングによりPGWに送信することができる。
2110で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、1または複数のルーティングルール情報を受け取ると、PGWは、WTRUで開始されるNBIFOMおよび/または1または複数のルーティングルール情報を求める要求をPCRFに送信することができる。PCRFは、IPフローが、WTRUで開始されるNBIFOM手順により移動されることが許可されるかどうかを確認することができ、かつ/またはこれらのIPフローが、現在NWで開始されるNBIFOMトリガ下にあるかどうかを確認することができる。例えば、競合がない場合、PCRFは、WTRUで開始されるNBIFOM手順を許可することができる。PCRFは、例えば、これらのIPフローが、WTRUで制御されるNBIFOM下にあることを認識する表を維持し、かつ/またはPGWに許可することで応じることができる。
2112で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWが許可を取得した後、PGWは、そのバインディング表を更新することができる。PGWは、これらのIPフローが、WTRUで制御されるNBIFOM下にあることを、そのバインディング表に含めることができる。
2114で、PGWは、WTRUで開始されるNBIFOM手順を開始する許可をWTRUに提供することができる。PGWは、例えば、NBIFOMに対して現在アクティブなルールを示す、ならびに/またはどのルールがネットワーク制御下にあるか、かつ/またはどのルールがWTRU制御下にあるかを含むことのできるルーティングルール表をWTRUに提供することができる。
2116で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが許可を取得できた後、WTRUは、1または複数のルーティングルール(複数可)に含まれる情報に基づいて、フローをターゲットアクセスに移動させることができる。
表3は、どのルールが、WTRUおよび/またはネットワーク制御下にあるかを示す例示的なルーティング表である。
Figure 2017526242
NWで開始されるNBIFOM中の競合解決のための1または複数の技法が企図される。図22は、NWで開始されるNBIFOMに対する競合を解決できる例示的な技法を示す。
2202で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。PGWは、WTRUがNBIFOM対応であること、および/またはWTRUが、WLANアクセスへの無線接続性を有することを認識することができる。
2204で、PCRFは、おそらく例えば、いくつかあるファクタの中で特に、RAN輻輳に関してRANにより受信された情報、加入者プロファイル、使用量限度、および/または信用限度(credit limit)に基づいて、ネットワークで開始されるNBIFOM手順をトリガするように決定することができる。PCRFは、IPフローが、NWで開始されるNBIFOM手順により移動されることが許可されるかどうかを確認することができ、かつ/またはこれらのIPフローが、現在WTRUで開始されるNBIFOM制御下にあるかどうかを確認することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、競合が何もない場合、PCRFは、NWで開始されるNBIFOM手順を許可することができる。
2206で、PGWは、(例えば、表1および表2で示されるものと同様の)1または複数のルーティングルールを構成することができ、かつ/またはWLANおよび/または3GPPアクセスを介して、WTRUにそれ/それらを送信することができる。PGWは、NBIFOMに対して現在アクティブなルールを示すことができ、ならびに/またはどのルールがネットワーク制御下にあり、かつ/またはどのルールがWTRU制御下にあるかを含むことのできるルーティングルール表(例えば、表3を参照のこと)をWTRUに提供することができる。
2208で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、ルーティングルール情報を受け取ると、WTRUは、現在のWLAN状態(例えば、1または複数のルールが、1または複数のIPフローをWLANアクセスへと移動させることを示す場合)、および/または現在の3GPP状態(例えば、1または複数のルールが、1または複数のIPフローを3GPPアクセスに移動させることを示す場合)を確認することができる。WTRUはまた、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、IPフローをターゲットアクセスへと移動することを決定する前に、RAN支援情報によりRANから提供された閾値を考慮することができる。
2210で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、NWで開始されるNBIFOM手順を許可した場合、WTRUは、IPフローをターゲットアクセスへと移動することができる。2212で、WTRUは、ルーティングルールACKメッセージでPGWに応じることができる。
2214で、PGWおよび/またはPCRFは、それらのバインディング表を更新することができる。PCRFおよび/またはPGWは、おそらく例えば、これらの1または複数のIPフローが、ネットワークで制御されたNBIFOM下にあることを認識するために、表を維持することができる。
実施形態は、WTRUで開始されるNBIFOMとNWで開始されるNBIFOMの間における1または複数の競合を考察している。
実施形態は、3GPPアクセスネットワークと非3GPPアクセスネットワーク(例えば、WLANなど)との間のトラフィックオフロードに対して、最高で、Rel−12までの3GPPで指定された解決策の多く、またはすべてに対する少なくとも1つの設計共通点は、WTRUがトラフィックオフロード決定を制御できることであると認識している。WTRUで開始されるNB−IFOM(例えば、WTRUがNBIFOMをトリガできる1または複数のシナリオ)、および/またはWTRUにおけるトラフィックオフロード決定のための技法は、よく理解されているはずである。実施形態は、ネットワーク(NW)がNBIFOMのトリガを制御するシナリオが、同程度に理解されていない可能性があると認識している。例えば、SA2では、NWで開始されるNBIFOMに対する技法は有用である可能性があり、かつ/または、おそらく例えば、最終的に決定を行うことのできるWTRUを支援するのとは反対に、トラフィックオフロード決定を制御するためにネットワークにより使用されることのできる技法も有用である可能性がある。
例えば、SA2では、少なくとも1つの実用的な仮定は、PCRFがNBIFOMを開始できることである可能性がある。PCRFが、どのようにして(例えば、おそらく、通信事業者により構成されたポリシーに基づいて)NBIFOMを開始することを決定できるかを明確化するための技法は有用なはずである。NWで開始されるNBIFOMの場合に使用されることのできる1または複数のPCRFポリシーと、WTRUで開始されるNBIFOMの場合に使用されることのできる1または複数のANDSFポリシーとの間における関係を、いくつかある場合、明確化するための技法は有用である可能性がある。NWで開始されるNBIFOMの場合に使用されることのできる1または複数のPCRFポリシーと、WTRUで開始されるNBIFOMの場合に使用できる1または複数のRANルールとの間における関係を、いくつかある場合、明確化するための技法は有用である可能性がある。例えば、いくつかの実施形態では、トラフィックオフロード決定に影響を与える1または複数のANDSFポリシー、および1または複数のPCRFポリシーが、同じ通信事業者により設定されることができると仮定することは、妥当である可能性がある。このようなシナリオでは特に、これらのポリシーは、互いに整合性のある可能性がある。例えば、ローミングシナリオでは、WTRUが、1または複数のV−ANDSFポリシーを使用している場合(例えば、WTRUは、1または複数の在圏PLMN通信事業者ANDSFポリシーを好むホーム通信事業者により構成される)、NWで開始されるNBIFOMの制御に使用されることのできる1または複数のポリシーは、1または複数のV−PCRFポリシーである。例えば、WTRUが、1または複数のH−ANDSFポリシーを使用している場合、NWで開始されるNBIFOMの制御に使用されることのできる1または複数のPCRFポリシーは、H−PCRFポリシーである。いくつかの実施形態では、RANルールベースのアクセスネットワーク選択の場合にWTRUにより使用されることのできるRAN支援情報、ならびに/またはトラフィックステアリング決定、および1または複数のPCRFポリシーは、同じ通信事業者に属することができると仮定することは妥当である可能性がある。
いくつかの実施形態では、以下の1または複数の仮定を行うことができる、すなわち、
NWで開始されるNBIFOMの場合、PCRFがNBIFOMを開始することができる、
WTRUで開始される、かつ/またはNWで開始されるNBIFOMに対する1または複数のトリガは、同じ通信事業者により構成された1または複数のトラフィックルーティングポリシーに基づくことができる、
アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングのための1または複数のANDSFポリシー、および/または1または複数のPCRFポリシーは、同じ通信事業者により設定されることができ、かつ/または互いに整合性を有することができる、
RANルールベースのアクセスネットワーク選択および/またはトラフィックステアリング決定の場合にWTRUにより使用されることのできるRAN支援情報、および1または複数のPCRFポリシーは、同じ通信事業者からのものとすることができる、かつ/または
アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングのための1または複数のANDSFポリシー、および/または1または複数のPCRFポリシーは、互いに整合性があり、かつ/またはWTRUとネットワークの間におけるアクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティング決定を競合させる原因になるとは予想されないはずである。
ここで述べられた仮定のうちの1または複数のものを考慮すると、実施形態は、WTRUおよびネットワークが、1または複数の競合するトラフィックオフロード決定に達する可能性のある1または複数のシナリオおよび/または使用例について考察する。例えば、以下のシナリオの1または複数のものが遭遇される可能性がある。
1または複数の実施形態は、WTRUにおけるアクセスネットワークおよびトラフィックステアリング決定は、ユーザのプリファレンスを反映することができることを認識している。少なくとも1つのPotential Conflict Resolutionルールは、例えば、WLANネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングに対するユーザのプリファレンスが、1または複数のANDSFルールおよび/または1または複数のRANルールに対して優先できるので、NWで開始されるNBIFOMに対して優先するWTRUで開始されるNBIFOMを含むことができる。
1または複数の実施形態は、WTRUにおける1または複数のANDSFポリシーが古い可能性のあることを認識する。少なくとも1つのPotential Conflict Resolutionルールは、WTRUにおけるANDSFポリシーが古い場合、WTRUで開始されるNBIFOMに優先するNWで開始されるNBIFOMを含むことができる。ネットワーク(例えば、PCRF)は、WTRUにおける1または複数のANDSFポリシーが古いという決定を行うことができる。
1または複数の実施形態は、WTRUで開始されるNBIFOM決定は、WTRUにおけるRANルールベースのWLAN/3GPP無線インターワーキング技法を適用した結果であると認識する。少なくとも1つのPotential Conflict Resolutionルールは、WTRUで開始されるNBIFOMに優先するNWで開始されるNBIFOMを含むことができる。
1または複数の実施形態は、RANネットワーク輻輳を考察する。ネットワークにおけるトラフィックオフロード決定は、RANネットワーク輻輳を軽減させることができる。おそらく例えば、Rel−12 WLAN/3GPP無線インターワーキング機能が展開される場合、RAN輻輳を反映させるために、RAN支援閾値が適正に設定されることができるので、このようなシナリオは回避されることができる。コアネットワーク(例えば、PCRF)は、RANネットワークにおける輻輳を決定することができる。Potential Conflict Resolutionルールは、NWで開始されるNBIFOMに対して優先するWTRUで開始されるNBIFOMを含むことができる。
1または複数の実施形態は、コアネットワーク輻輳を認識する。いくつかの実施形態では、おそらく例えば、非シームレスなオフロードルール、および/または関連する優先順位は、コアネットワーク輻輳が生じたときによく適することのできた優先順位付けを反映していない(例えば、常に)可能性があるので、非シームレスなオフロードが(例えば、このようなオフロードに限って)適切である可能性がある。少なくとも1つのPotential Conflict Resolutionルールは、NWで開始されるNBIFOMに対して優先するWTRUで開始されるNBIFOMを含むことができる。いくつかの実施形態では、RAN支援情報設定は、トラフィックオフロード決定が、RANネットワークおよび/またはコアネットワークにおける輻輳を軽減すべく調整されるようにできると仮定されることができる。
1または複数の実施形態は、WTRUが、WLAN接続を喪失する可能性があること、かつ/またはいくつかの、またはすべてのWLANトラフィックを3GPPアクセスへとステアリングすることができると認識している。少なくとも1つのPotential Conflict Resolutionルールは、NWで開始されるNBIFOMに対して優先するWTRUで開始されるNBIFOMを含むことができる。
1または複数の実施形態は、1または複数のシナリオにおいて、またはすべてのシナリオにおいて、WTRUで開始されるNBIFOM決定は、NWで開始されるNBIFOMに対して優先することができると考察する。
1または複数の実施形態は、おそらく例えば、WTRUの決定が、1または複数の古いANDSFポリシーに基づいている、かつ/または1もしくは複数のRANルールに基づいているとNWが判断したとき(例えば、おそらくこのようなシナリオに限って)、NWで開始されるNBIFOMは、WTRUで開始されるNBIFOMに対して優先することができると考察する。1または複数の実施形態は、おそらく、このようなシナリオ外では、WTRUで開始されるNBIFOMが優先できると考察する。
PGWおよびPCRFは、WTRUが、WLANアクセスに対する接続性を有することを認識することができる。
NBIFOMのための技法は、WTRUがNBIFOMをサポートすることを示すPCO情報により、WTRUはPGWに送信できることを提案することを、実施形態は認識している。PGWは、NWで開始されるNBIFOMがサポートされるかどうかを認識するために、この情報を使用することができる。WTRUは、NBIFOM表示を、(例えば、初期の)アタッチ要求におけるPCO情報内で提供することができる。
実施形態は、PCOを介するWLAN接続性表示(例えば、より積極的な手法)を考察する。1または複数の技法は、WTRUが、PCO情報を介して、WTRUがWLANに対する無線接続性を有することの表示を含めることを可能にし、かつ/またはPCO情報は、NBIFOM表示を含むことができる。PGWは、この情報を使用して、例えば、おそらくいくつかあるシナリオの中で特に、NWで開始されるNBIFOM要求を送信する前に、WTRUがWLAN無線接続性を有することを確認することができる。
おそらく例えば、WTRUが、SaMOG WLANを介して接続を確立したとき、WTRUはまた、WTRUが、WLANアクセスへの無線接続性を有することを(例えば、PGWへの3GPPシグナリングにより)示すことができる。WTRUは、PCO情報により、WLAN無線接続性表示を含むことができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUがすでに、3GPPアクセスにアタッチされていた場合、WTRUは、WLAN無線接続性の表示として、PCOにおけるWTRUに要求されたベアラリソース変更を送信することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、3GPPアクセスにアタッチされていない場合、WTRUは、(例えば、初期の)アタッチ要求内で、WLAN無線接続性表示をPCOに含むことができる。
おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、WLANアクセスへの無線接続性を有していること、および/またはWTRUがWLAN無線接続性を喪失したことをPGWに示した場合、WTRUは、WLAN無線接続性の表示をPCOから除くことにより、WTRUで要求されたベアラリソース変更を介してPGWに知らせることができる。
PCOによるNBIFOM表示は、おそらく例えば、WTRUが、WLANアクセスとの無線接続性を有するとき(例えば、そのときに限って)送信されることができる(例えば、より積極的な手法)。WTRUは、おそらくWTRUがWLANアクセスを介するPDN接続性を確立し、かつ/またはWLANアクセスへの無線接続性を有する場合(例えば、その場合に限って)、PCOを介してNBIFOM表示を提供することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、SaMOG WLANを介する接続を確立し、かつ/またはWTRUがWLANアクセスへの無線接続性を有するとき、WTRUはまた、PGWへの3GPPシグナリングにより、PCO情報によってNBIFOM表示を示すことができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、(例えば、すでに)3GPPアクセスにアタッチされていた場合、WTRUは、NBIFOMの表示として、PCOにおけるWTRUに要求されたベアラリソース変更を送信することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、3GPPアクセスにアタッチされていない場合、WTRUは、(例えば、初期の)アタッチ要求内で、NBIFOM表示をPCOに含むことができる。
おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、WLANアクセスへの無線接続性を有しており、かつ/またはWTRUが、WLAN無線接続性を喪失したことをPGWに示した場合、WTRUは、NBIFOM表示をPCOから除くことにより、WTRUで要求されたベアラリソース変更を介してPGWに知らせることができる。
TWANは、おそらく例えば、WLAN無線接続性の喪失に起因して、NWで開始されるNBIFOMを拒否することができる(事後対応の手法)。
PGWは、WTRUがNBIFOMをサポートすることを認識することができる(例えば、NBIFOM表示により)。PGWは、WTRUがWLAN無線接続性を有するかどうかは認識しない可能性がある。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWが、NWで開始されるNBIFOMを送信し、かつ/またはWTRUがWLAN無線接続性を喪失したとき、TWANは、WTRUがWLAN無線接続性を有しないことを示す拒否を提供することができる。
図23は、WLAN無線接続性の喪失に起因して、TWANがネットワークで開始されるNBIFOMを拒否する例を示す。
2302で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。PGWは、WTRUが、NBIFOM対応であることを認識することができる(例えば、WTRUは、PCOによりNBIFOM表示を提供することができる)。
2304で、PCRFは、おそらく例えば、いくつかの基準がある中で特に、RAN輻輳に関してRANにより受信された情報、加入者プロファイル、使用量限度、および/または信用限度に基づき、ネットワークで開始されるNBIFOM手順をトリガするように決定することができる。PCRFは、NWで開始されるNBIFOM手順により、IPフローが移動されることが許可されるかどうかを確認することができ、かつ/またはこれらのIPフローが、(例えば、現在)WTRUで開始されるNBIFOM制御下にあるかどうかを確認することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、競合が何もない場合、PCRFは、NWで開始されるNBIFOM手順を許可することができる。
2306で、PGWは、1または複数のルーティングルール(例えば、表1および表2で示されたものと同様の)を構成することができ、かつ/またはそれ/それらを(例えば、WLANアクセスのTWANに向けたS2a接続を介して)WTRUに送信することができる。2308で、TWANは、1または複数のルーティングルールを、(例えば、WLANシグナリングにより)WLANに送る(例えば、送るように試みる)ことができる。
2310で、TWANは、WLANの喪失を検出することができる。例えば、対応するS2a接続のWTRUのWLAN無線シグナリング(例えば、多重接続WTRUに対するWLCPシグナリング、および/または単一接続WTRUのEAPシグナリング)が、利用可能ではない可能性がある。TWANは、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUがWLAN接続を再確立するのを待つために、タイマを開始することができる。
2312で、TWANは、WLAN接続の喪失を示す、例えば、PGWに向けたS2a接続を介する表示を用いて、ネットワークで開始されるNBIFOM要求を拒否することができる。TWANは、ルーティングルール情報内に理由を提供することができる。
2314で、PGWおよび/またはPCRFは(例えば、PCCシグナリングにより)WTRUがWLAN接続性を有しないことを認識することができる。例えば、PGWおよび/またはPCRFは、タイマを開始することができ、かつ/またはTWANがWLANアクセスに対応するS2a接続を活動状態に維持する間に、要求を後で再送信することができる。
1または複数の技法は、WTRUがWLAN接続を喪失していることの明示的な表示を、TWANが送信しない可能性のあることも考察する。PGWは、おそらく例えば、1または複数のNWで開始されるNBIFOMルーティングルールを送信すると、タイマを開始することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、タイマの期限が切れた場合、かつ/またはPGWが、WTRUおよび/またはTWANから、確認応答を受信していない場合、PGWは、WTRUがWLANアクセスへの接続を喪失していると想定することができる。
図24は、WTRUがWLAN無線接続性を喪失する例を示す。2402で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。PGWは、WTRUが、NBIFOM対応であることを認識することができる(例えば、WTRUは、PCOによりNBIFOM表示を提供することができる)。
2404で、PCRFは、おそらく例えば特に、RAN輻輳に関してRANにより受信された情報、加入者プロファイル、使用量限度、および/または信用限度に基づき、ネットワークで開始されるNBIFOM手順をトリガするように決定することができる。PCRFは、NWで開始されるNBIFOM手順により、IPフローが移動されることが許可されるかどうかを確認することができ、かつ/またはこれらのIPフローが、(例えば、現在)WTRUで開始されるNBIFOM制御下にあるかどうかを確認することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、競合が何もない場合、PCRFは、NWで開始されるNBIFOM手順を許可することができる。
2406で、PGWは、1または複数のルーティングルール(例えば、表1および表2で示されたものと同様のもの)を構成することができ、かつ/またはそれを、WLANアクセスのTWANに向けて、S2a接続を介して、WTRUに送信することができる。
2408で、PGWは、タイマを開始することができ、かつ/またはルールがインストールされたWTRU/TWANからのACKを待つことができる。2410で、タイマの期限が切れる可能性がある。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、期限が切れると、PGWは、WTRUがWLAN接続性を喪失したと想定することができる。
2412で、PGWおよび/またはPCRFは(例えば、PCCシグナリングにより)WTRUがWLAN接続性を有しないことを認識することができる。PGWおよび/またはPCRFは、タイマを開始することができ、かつ/または、おそらく例えば、TWANがWLANアクセスに対応するS2a接続を活動状態に維持する間に、要求を後で再送信することができる。
1または複数の技法は、RAN支援閾値が、ネットワークで開始されるNBIFOMに使用できることを考察している。ネットワークは、NBIFOMをトリガするように決定することができ、かつ/またはWTRUに送信されるRAN支援情報により支援されることができる。
おそらく例えば、WTRUが、EPCネットワーク(例えば、PCRF/PGW)からのネットワークで開始されるNBIFOMトリガに起因して、1または複数のIPフローを移動させる前に、WTRUは、おそらく、いくつかあるシナリオの中で特に、IPフローが異なるアクセスへと移動されることができるかどうかを確かめるために、RAN支援情報により提供された閾値を確認することができる。
WTRUは、IPフローを3GPPアクセスおよび/またはWLANアクセスに移動させるための、ネットワークで開始されるNBIFOMをコアネットワークから受け取ることができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、IPフローを3GPPアクセスへと移動するためのネットワークで開始されるNBIFOMを受け取った場合、WTRUは、図25で示されるように、RAN支援閾値を使用することができる。図25は、IPフローを3GPPアクセスに移動させるネットワークで開始されるNBIFOMトリガに関するRAN支援情報の例を示す。図25では、NWで開始されるNBIFOMは、例えば、PCRF/PGWから送信されることができる。ネットワークで開始されるNBIFOMは、他のネットワークノードからも同様に送信されることができる。
2502で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。PGWは、WTRUがNBIFOM対応であることを認識することができる(例えば、WTRUは、PCOによりNBIFOM表示を提供することができる)。2504で、PCRFは、3GPPアクセスへの1または複数のIPフローのネットワークで開始されるNBIFOM手順をトリガするように決定することができ、かつ/または表示をPGWに送信することができる。
2506で、PGWは、(例えば、表1および表2で示されたものと同様の)1または複数のルーティングルールを構成することができ、かつ/またはそれ/それらを(例えば、WLANアクセスのTWANに向けたS2a接続を介して)WTRUに送信することができる。
2508で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUがRANルールを使用することを許可された場合、WTRUは、RANにより提供されるRAN支援情報を確認することができる。WTRUは、IPフローが、3GPPアクセスへと移動されることができるかどうかを評価する以下の閾値の1または複数のものを(例えば、可用性に従って)確認することができる、すなわち、ThreshServingOffloadWLAN,HighP、ThreshServingOffloadWLAN,HighQ、ThreshChUtilWLAN,High、ThreshBackhRateDLWLAN,Low、ThreshBackhRateULWLAN,Low、ThreshRCPIWLAN,Low、および/またはThreshRSNIWLAN,Lowである。
ThreshServingOffloadWLAN,HighP:例えば、Qrxlevmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighPである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるRSRP閾値(E−UTRAN用)/CPICH RSCP閾値(UTRAN FDD用)/P−CCPCH閾値(UTRAN TDD用。
ThreshServingOffloadWLAN,HighQ:例えば、Qqualmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighQである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるRSRQ閾値(E−UTRAN用)/CPICH EC/N0閾値(UTRAN FDD用)。
ThreshChUtilWLAN,High:例えば、ChannelUtilizationWLAN>ThreshChUtilWLAN,Highである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるWLAN channel utilization(BSSロード)閾値。
ThreshBackhRateDLWLAN,Low:例えば、BackhaulRateDlWLAN<ThreshBackhRateDLWLAN,Lowである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用可能なダウンリンク帯域幅閾値。
ThreshBackhRateULWLAN,Low:例えば、BackhaulRateDlWLAN<ThreshBackhRateDLWLAN,Lowである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用可能なアップリンク帯域幅閾値。
ThreshRCPIWLAN,Low:例えば、RCPI<ThreshRCPIWLAN,Lowである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるRCPI閾値。
ThreshRSNIWLAN,Low:例えば、RSNI<ThreshRSNIWLAN,Lowである場合、(E−)UTRANへのトラフィックステアリングのためにWTRUにより使用されることのできるRSNI閾値。
Qrxlevmeasおよび/またはQqualmeasは、サービング(E−)UTRANセルに対する測定値である。ChannelUtilizationWLANは、802.11(ビーコンおよび/またはプローブ応答)シグナリングから得られたBSSロードIEからのWLANチャネル利用値である。BackhaulRateDlWLANは、ダウンリンク速度×(1−ダウンリンクロード/255)として計算されることができ、ここで、ダウンリンク速度および/またはロードパラメータは、WFA HS2.0からのANQPシグナリングにより取得されたWANメトリック要素から導くことができる。BackhaulRateUlWLANは、アップリンクリンク速度×(1−アップリンクロード/255)として計算されることができ、ここで、アップリンク速度および/またはロードパラメータは、WFA HS2.0からのANQPシグナリングにより取得されたWANメトリック要素から導くことができる。RCPIは、WLANで受信されたチャネルの電力インジケータである。RSNIは、WLANで受信された信号対雑音インジケータである。
2510で、WTRUは、確認応答メッセージをPGWに送信することができる。ACKは、WTRUが1または複数のフローを3GPPアクセスに移動したかどうか、かつ/または閾値条件が満たされないことに起因して、(例えば、全体に、または部分的に)要求を拒否したかどうかを、PGWに知らせることができる。2512で、PGWおよび/またはPCRFは(例えば、PCCシグナリングにより)、それに従って、それらのバインディング表を更新することができる。
図26は、1または複数のIPフローをWLANアクセスへと移動させるネットワークで開始されるNBIFOMトリガに関するRAN支援情報の例を示す。2602で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。PGWは、WTRUがNBIFOM対応である(例えば、WTRUは、PCOによりNBIFOM表示を提供することができる)ことを認識することができる。
2604で、PCRFは、WLANアクセスへの1または複数のIPフローのネットワークで開始されるNBIFOM手順をトリガするように決定することができ、かつ/またはPGWに表示を送信することができる。2606で、PGWは、(例えば、表1および表2で示されたものと同様の)1または複数のルーティングルールを構成し、かつ/またはそれ/それらを(例えば、WLANアクセスのTWANに向けたS2a接続を介して)WTRUに送信することができる。
2608で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUがRANルールの使用を許可された場合、WTRUは、RANにより提供されるRAN支援情報を確認することができる。WTRUは、おそらく、IPフローが、WLANアクセスへと移動されることができるかどうかを評価するために、以下の閾値の1または複数のものを(可用性に従って、)確認することができる、すなわち、ThreshServingOffloadWLAN,LowP、ThreshServingOffloadWLAN,LowQ、ThreshChUtilWLAN,Low、ThreshBackhRateDLWLAN,High、ThreshBackhRateULWLAN,High、ThreshRCPIWLAN,High、ThreshRSNIWLAN,High、および/またはTsteeringWLANである。
ThreshServingOffloadWLAN,LowP:例えば、Qrxlevmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowPである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRP閾値(E−UTRAN用)/CPICH RSCP閾値(UTRAN FDD用)/P−CCPCH閾値(UTRAN TDD用)。
ThreshServingOffloadWLAN,LowQ:例えば、Qqalmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowQである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRQ閾値(E−UTRAN用)/CPICH EC/N0閾値(UTRAN FDD用)。
ThreshChUtilWLAN,Low:例えば、ChannelUtilizationWLAN<ThreshChUtilWLAN,Lowである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるWLAN channel utilization(BSSロード)閾値。
ThreshBackhRateDLWLAN,High:例えば、BackhaulRateDlWLAN>ThreshBackhRateDLWLAN,Highである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用できるダウンリンク帯域幅閾値。
ThreshBackhRateULWLAN,High:例えば、BackhaulRateUlWLAN>ThreshBackhRateULWLAN,Highである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用可能なアップリンク帯域幅閾値。
ThreshRCPIWLAN,High:例えば、RCPI>ThreshRCPIWLAN,Highである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRCPI閾値。
ThreshRSNIWLAN,High:例えば、RSNI>ThreshRSNIWLAN,Highである場合、WLANへとトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSNI閾値。
TsteeringWLAN:例えば、E−UTRANとWLANの間でトラフィックステアリングを開始する前など、1または複数のルールがその間に満たされることのできるタイマ値TsteeringWLAN
Qrxlevmeasおよび/またはQqualmeasは、サービング(E−)UTRANセルに対する測定値である。ChannelUtilizationWLANは、802.11(ビーコンおよび/またはプローブ応答)シグナリングから得られたBSSロードIEからのWLANチャネル利用値である。BackhaulRateDlWLANは、ダウンリンク速度×(1−ダウンリンクロード/255)として計算されることができ、ここで、ダウンリンク速度および/またはロードパラメータは、WFA HS2.0からのANQPシグナリングにより取得されたWANメトリック要素から導くことができる。BackhaulRateUlWLANは、アップリンクリンク速度×(1−アップリンクロード/255)として計算されることができ、ここで、アップリンク速度および/またはロードパラメータは、WFA HS2.0からのANQPシグナリングにより取得されたWANメトリック要素から導くことができる。RCPIは、WLANで受信されたチャネルの電力インジケータである。RSNIは、WLANで受信された信号対雑音インジケータである。
2610で、WTRUは、確認応答メッセージをPGWに送信して、例えば、WTRUが1または複数のフローをWLANアクセスに移動したかどうか、かつ/またはおそらく閾値条件が満たされないことに起因して、(例えば、全体に、または部分的に)要求を拒否したかどうかを、PGWに知らせることができる。2612で、PGWおよび/またはPCRFは(例えば、PCCシグナリングにより)、それに従って、それらのバインディング表を更新することができる。
1または複数の技法は、RANに支援されるNBIFOMが、RANからコアネットワーク(CN)に送信されるトラフィックステアリング表示を利用できることを企図している。RAN(例えば、eNBまたはRNC)は、トラフィックステアリングのためのRANルールを評価することができる。RANは、WLANへのトラフィックおよび/またはWLANからのトラフィックをステアリングするように決定し、かつ/またはトラフィックステアリング表示(WLANとの間のトラフィックステアリングに対して)をCN(例えば、SGW/PGW、SGSN、PCRF、MME)に送信することができる。この表示は、トラフィックがルーティングされることのできる、かつ/またはトラフィックがそこからルーティングされることのできる1または複数のWLAN識別子を含むことができる。WLAN識別子は、通信事業者によってRANで設定され、かつ/またはCNによってRANに送られることができる。
CNは、アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングに対する(例えば、通信業者ポリシーに基づく)CN決定と、アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングに対する(例えば、RANで実施されるRANルールに基づく)RAN決定との間の共存のために、1または複数のルールで構成されることができる。
CNは、RANとCNの間で、各内部アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティング決定プロセスを調停することができ、かつ/またはアクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティングの(例えば、最終的な)決定を行うことができる。例えば、CNは、RANの決定を支持することができ、かつ/またはRANの決定を無効にすることができる。CNは、例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、調停を行った結果、NBIFOMを開始することができる。
1または複数の技法は、RANが、PCRF/PGWにトラフィックステアリングの表示を提供できることを企図している。おそらく例えば、トラフィックステアリング表示をサポートするために、インターフェース(例えば、フレッシュなインターフェースおよび/またはこれまで未使用のインターフェース)が、RANとPGWの間で使用されることができる。いくつかの技法では、RANは、例えば、既存のGTPユーザプレーン(GTP−Uパケットにより)、および/またはGTP制御プレーンシグナリング内で、トラフィックステアリング決定を、MMEを介して報告することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWがトラフィックステアリング決定を受信した後、PGWは、ネットワークで開始されるNBIFOMを開始することができる。PGWは、ネットワークで開始されるNBIFOMが許可されるかどうかに関してPCRFに確認することができる。
図27は、RANで開始されるトラフィックステアリングの例を示す。2702で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。2704で、RANは、WLANおよび/または3GPP信号強度、ならびに/またはロード測定値に基づいて、WLANおよび/または3GPPへのトラフィックステアリングを開始するように決定することができる。
2706で、RANは、トラフィックステアリングを開始する表示をPGWに送信することができる。その表示は、トラフィックがステアリングされるべきWLAN識別子を含むことができる。いくつかの技法では、RANは、PGWへの直接のインターフェースを介して、トラフィックステアリング表示を送信することができる。いくつかの技法では、eNBは、WTRUの既存のユーザプレーントラフィック内で表示(例えば、GTP−Uパケット内の表示)を送信することができる。いくつかの技法では、RANは、(例えば、WTRUがトラフィックエリア更新を送信したときなど)WTRUの既存の制御プレーンシグナリングにより、表示を送信することができる。
2708で、PGWは、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、ユーザサブスクリプション情報を考慮に入れて、NBIFOMが開始できるかどうかに関して、PCRFに確認することができる。PCRFは、アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックステアリングのための1または複数のローカルポリシーを有することができる。PCRFは、RANステアリング表示を考慮に入れることができ、かつ/またはおそらく例えば、ローカルポリシーに基づいて、それが受け入れられるか、かつ/または受け入れられないかを決定することができる。2710で、PGWは、ネットワークで開始されるNBIFOMを、例えば、1または複数のルーティングルール情報をWTRUに提供することにより(例えば、TWANにより、および/または3GPPシグナリングにより)、送信することができる。
1または複数の技法は、RANで支援されるNBIFOMが、RANからコアネットワークへのトラフィックステアリングコマンドを利用できることを企図している。RAN(例えば、eNB、RNC)は、トラフィックステアリングのためのRANルールを評価することができる。RANは、トラフィックを、WLANに、かつ/またはWLANからステアリングするように決定することができ、かつ/またはトラフィックステアリングコマンドを、(WLANに、かつ/またはWLANからのトラフィックステアリングのために)CN(例えば、SGW/PGW、SGSN、PCRF、MME)に送信することができる。このトラフィックステアリングコマンドは、トラフィックがルーティングされることのできる、かつ/またはトラフィックがそこからルーティングされるべきである1または複数のWLAN識別子を含むことができる。CNは、例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、RANコマンドに基づいてNBIFOMを開始することができる。
いくつかの技法において、RANは、トラフィックステアリングコマンドをPGWに提供することができる。新しいインターフェース(例えば、フレッシュな、またはこれまで未使用のもの)が、おそらく例えば、トラフィックステアリングコマンドをサポートするために、RANとPGWの間で使用されることができる。RANは、既存のGTPユーザプレーン内で(例えば、GTP−Uパケットにより)、かつ/またはGTP制御プレーンシグナリング内で(例えば、MME介して)、トラフィックステアリング決定を報告することができる。例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWがトラフィックステアリング決定を受信した後、PGWは、ネットワークで開始されるNBIFOMを開始することができる。PGWはまた、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、サブスクリプション情報に基づき、ネットワークで開始されるNBIFOMが許可されるかどうかに関してPCRFに確認することができる。
図28は、RANで開始されるトラフィックステアリングの例を示す。2802で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。2804で、RANは、おそらく例えば、WLANおよび/または3GPP信号強度ならびに/またはロード測定値に基づいて、WLANおよび/または3GPPへのトラフィックステアリングを開始するように決定することができる。
2806で、RANは、例えば、トラフィックステアリングを開始するために、トラフィックステアリングコマンドをPGWに送信することができる。シグナリングはまた、トラフィックがステアリングされるべき1または複数のWLAN識別子を含むことができる。いくつかの技法では、RANは、PGWへの直接のインターフェースを介してトラフィックステアリングコマンドを送信することができる。いくつかの技法では、RANは、WTRUの既存ユーザプレーントラフィック内で、表示(例えば、GTP−Uパケット内の表示)を送信することができる。いくつかの技法では、RANは、(例えば、WTRUがトラフィックエリア更新を送信したときなど)WTRUの既存の制御プレーンシグナリングにより、コマンドを送信することができる。
2808で、PGWは、おそらく例えば、ユーザサブスクリプション情報を考慮に入れ、NBIFOMが開始できるかどうかに関して、PCRFに確認することができる。2810で、PGWは、ネットワークで開始されるNBIFOMを、例えば、1または複数のルーティングルール情報をWTRUに提供することにより(例えば、TWANにより、かつ/または3GPPシグナリングにより)、送信することができる。
1または複数の技法は、RANで支援されるNBIFOMが、RANにより送信されたRAN支援情報に基づき、CNからのトラフィックをステアリングする決定を利用できることを企図している。RANは、1または複数のRAN支援パラメータをCN(例えば、SGW/PGW、SGSN、PCRF、MME)に提供することができる。WLANへのトラフィックステアリングからのRAN支援パラメータの1または複数のセット、およびWLANからのトラフィックステアリングからのRAN支援パラメータの1または複数のセットが存在する可能性がある。
CNは、1または複数のRAN支援パラメータを利用できる1または複数の通信事業者ポリシーおよび/またはルールを含むことのできる1または複数のアクセスネットワーク選択、および/またはトラフィックステアリングルールを用いて構成されることができる。CNは、例えば、これらのルールに基づいて、アクセスネットワーク選択および/またはトラフィックルーティング決定を行うことができる。CNは、決定の結果、NBIFOMを開始することができる。
以下のものは、RAN支援パラメータの非限定的な例である。
ThreshServingOffloadWLAN,LowP、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRP閾値(dBmで)を指定する。
ThreshServingOffloadWLAN,HighP、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRP閾値(dBmで)を指定する。
ThreshServingOffloadWLAN,LowQ、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRQ閾値(dBで)を指定する。
ThreshServingOffloadWLAN,HighQ、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSRQ閾値(dBで)を指定する。
ThreshChUtilWLAN,Low、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるWLAN channel utilization(BSSロード)閾値を指定する。
ThreshChUtilWLAN,High、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるWLAN channel utilization(BSSロード)閾値を指定する。
ThreshBackhRateDLWLAN,Low、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用できるダウンリンク帯域幅閾値を指定する。
ThreshBackhRateDLWLAN,High、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用できるダウンリンク帯域幅閾値を指定する。
ThreshBackhRateULWLAN,Low、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用できるアップリンク帯域幅閾値を指定する。
ThreshBackhRateULWLAN,High、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるバックホールで利用できるアップリンク帯域幅閾値を指定する。
ThreshRCPIWLAN,Low、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRCPI閾値を指定する。
ThreshRCPIWLAN,High、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRCPI閾値を指定する。
ThreshRSNIWLAN,Low、E−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSNI閾値を指定する。
ThreshRSNIWLAN,High、WLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるRSNI閾値を指定する。
ThreshBeaconRSSIWLAN,Low、WLANからE−UTRANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるビーコンRSSI閾値を指定する。
ThreshBeaconRSSIWLAN,High、E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングを行うためにWTRUにより使用されることのできるビーコンRSSI閾値を指定する。
TsteeringWLAN、おそらく例えば、E−UTRANとWLANの間のトラフィックステアリングを開始する前の、ルールがその間に満たされることのできるタイマ値TsteeringWLANを指定する。
1または複数のパラメータで提供されている可能性のあるSSID、BSSID、および/またはHESSID(おそらく例えば、このようなSSID、BSSIDおよび/またはHESSIDに限る)は、例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、本明細書で述べられたルールに基づいて、E−UTRANとWLANの間のトラフィックステアリングに対して考慮されることができる。
以下のものは、RAN支援パラメータを使用できるルール(RANおよび/またはCNにおける)の例である。
E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングは、時間間隔TsteeringWLANの間に対して満たされる。
E−UTRANサービングセルにおいて、E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングが時間間隔TsteeringWLANの間満たされるためには、RSRPmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowP、および/またはRSRQmeas<ThreshServingOffloadWLAN,LowQである。ターゲットWLANにおいて、E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングが時間間隔TsteeringWLANの間満たされるためには、ChannelUtilizationWLAN<ThreshChUtilWLAN,Low、および/またはBackhaulRateDlWLAN>ThreshBackhRateDLWLAN,High、および/またはBackhaulRateUlWLAN>ThreshBackhRateULWLAN,High、および/またはBeaconRSSI>ThreshBeaconRSSIWLAN,Highである。
ソースWLANにおいて、E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングが時間間隔TsteeringWLANの間満たされるためには、ChannelUtilizationWLAN>ThreshChUtilWLAN,High、および/またはBackhaulRateDlWLAN<ThreshBackhRateDLWLAN,Low、および/またはBackhaulRateUlWLAN<ThreshBackhRateULWLAN,Low、および/またはBeaconRSSI<ThreshBeaconRSSIWLAN,Lowである。ターゲットE−UTRANセルにおいて、E−UTRANからWLANへのトラフィックステアリングが時間間隔TsteeringWLANの間満たされるためには、RSRPmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighP、および/またはRSRQmeas>ThreshServingOffloadWLAN,HighQである。
表4は、ルールが参照する1または複数の量を示している。
Figure 2017526242
図29は、RAN支援情報をPGWに提供することによるRANで支援されたNBIFOMの例を示す。
2902で、WTRUは、3GPPアクセスおよびWLANアクセスに接続されることができる。2904で、RAN支援情報を直接PGWに報告することができる。RANとPGWの間で、新しいインターフェース(例えば、フレッシュな、または今まで未使用のもの)が使用されることができる。
2906で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、閾値が満たされている場合、PGWは、NBIFOMを開始できるかどうかに関して、PCRFに確認することができる。PGWは、この要素においてRAN支援情報をPCRFに報告することができる。2908で、PGWは、例えば、1または複数のルーティングルール情報をWTRUに提供することにより(例えば、TWANにより、かつ/または3GPPシグナリングにより)、ネットワークで開始されるNBIFOMを送信することができる。
図30は、RAN支援情報をPCRFに提供することによるRANで支援されたNBIFOMの例を示す。
3002で、WTRUは、3GPPおよびWLANアクセスに接続されることができる。3004で、RANは、RAN支援情報を直接PCRFに報告することができる。RANとPGWの間で、新しいインターフェース(例えば、フレッシュな、またはこれまで未使用のもの)が、使用されることができる。
3006で、RANは、RAN支援情報をRCAF(Resource Congestion Awareness Function)に報告することができる。3008で、RCAFは、Np参照点を介して、RAN支援情報をPCRFに転送することができる。
3010および3012で、おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、RAN支援情報に基づき、PCRFはNBIFOMを開始するように決定することができる。3014で、PGWは、例えば、1または複数のルーティングルール情報をWTRUに提供することにより(例えば、TWANにより、または3GPPシグナリングにより)、ネットワークで開始されるNBIFOMを送信することができる。
1または複数の技法は、WTRUおよびPGWが、表1および表2で述べるように、1または複数のルーティングルール情報を、NASシグナリング(またはSaMOG WLANを介するWLCP/EAPシグナリング)により交換できることを企図している。1または複数のルーティングルール情報は、TFT情報内で提供されることができる。以下のパラメータのうちの1または複数のものは、TFT情報内に含まれることができる、すなわち、NBIFOM表示、および/またはNBIFOM方向(例えば、3GPPまたはWLAN)である。
例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUで開始されるNBIFOMの場合、WTRUは、WTRUで要求されるベアラリソース割振り手順に、かつ/またはWTRUで要求されるベアラリソース変更手順に含まれるアップリンク方向におけるパケットフィルタの集合体を含むことのできるトラフィックフロー集合体を構成することができる。1または複数の、または各パケットフィルタに対して、WTRUは、3GPPおよび/またはWLANへのNBIFOM方向を提供することができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、PGWがトラフィックフローの集合体を受信したとき、PGWは、ダウンリンク方向の対応するパケットフィルタを識別することができ、かつ/または1または複数の、または各パケットフィルタに対して、アップリンクトラフィックフローテンプレート、および/またはダウンリンクトラフィックフローテンプレートを構成することができる。例えば、PCRFが、WTRUで開始されるNBIFOMを許可した場合、PGWはまた、TFTにNBIFOM方向を含むことができる。おそらく例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、WTRUが、PGWから、トラフィックフローテンプレート(例えば、ULおよび/またはDL)を受信したとき、WTRUは、それに従って、IPフローを移動することができる。
例えば、いくつかあるシナリオの中で特に、NWで開始されるNBIFOMの場合、PGWは、ダウンリンクおよび/またはアップリンク方向におけるパケットフィルタを含むトラフィックフローテンプレートを構成することができる。UL TFTおよび/またはDL TFT内の1または複数の、または各パケットフィルタに対して、PGWはNBIFOM方向を含むことができる。おそらく例えば、WTRUが、ネットワークで開始されるNBIFOMを(例えば、無線状態および/またはRAN支援閾値に基づいて)許可した場合、WTRUは、それに従って、1または複数のフローを移動することができる。
特徴および要素が特定の組合せにより上記で述べられ、かつ/または図で示されているが、当業者であれば、各特徴または要素は、単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用されることができることを理解するであろう。さらに、本明細書で述べられる方法は、コンピュータまたはプロセッサにより実行するために、コンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施されることができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線接続を介して送信される)、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、これだけに限らないが、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部ハードディスクおよび取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスク、およびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連付けられたプロセッサは、WTRU、WTRU、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用するための無線周波数送受信機を実施するために使用されることができる。

Claims (30)

  1. プロセッサであって、少なくとも、
    第1のアクセスネットワークを介して通信を確立し、
    第2のアクセスネットワークを介して通信を確立し、
    第1のインターネットプロトコル(IP)フローを前記第1のアクセスネットワークを介して送り、
    前記第1のアクセスネットワークとの接続性の喪失を検出し、
    前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失があると、前記第2のアクセスネットワークを介して前記第1のIPフローを経路変更するための1または複数の経路指定ルールを作成するように構成されたプロセッサと、
    送信機であって、少なくとも
    前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失の指示を、コアネットワークのノードに向けて送るように構成された送信機と
    を備えることを特徴とするワイヤレス送受信ユニット(WTRU)。
  2. 前記送信機は、
    前記第2のアクセスネットワークを介して前記第1のIPフローを経路変更するための前記1または複数の経路指定ルールを、前記コアネットワークの前記ノードに向けて送る
    ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  3. 前記送信機は、前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失の前記指示、または前記1または複数の経路指定ルールの少なくとも一方が、Request Bearer Resource Modificationメッセージで送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載のWTRU。
  4. 前記プロセッサは、前記第1のアクセスネットワークを介する前記通信、および前記第2のアクセスネットワークを介する前記通信が、同じアクセスポイント名(APN)を用いて確立されるようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  5. 前記第2のアクセスネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスネットワークであることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  6. 前記第1のアクセスネットワークは、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)であることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  7. 前記コアネットワークの前記ノードは、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)であることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  8. 前記プロセッサは、第2のIPフローを前記第2のアクセスネットワークを介して送るようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  9. 前記第1のIPフローは、WTRUで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)でトリガされたIPフロー、またはネットワークで開始されるNBIFOMでトリガされたIPフローの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  10. 前記第1のIPフローの前記経路変更は、前記第1のアクセスネットワークから前記第2のアクセスネットワークへのシームレスな経路変更であることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  11. 前記プロセッサは、
    前記第2のアクセスネットワークを介する前記第1のIPフローの前記経路変更をサポートするためにベアラ変更を実施し、かつ
    前記ベアラ変更に基づいて、前記第2のアクセスネットワークを介して前記第1のIPフローを経路変更する
    ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  12. 前記ベアラ変更は、前記コアネットワークの前記ノードにより開始されることを特徴とする請求項11に記載のWTRU。
  13. 前記プロセッサは、
    前記第1のアクセスネットワークとの接続性を検出する
    ようにさらに構成され、前記送信機は、
    前記第1のアクセスネットワークとの前記接続性の指示を、前記第2のアクセスネットワークを介してコアネットワークのノードに向けて送る
    ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  14. 前記送信機は、前記第1のアクセスネットワークとの前記接続性の前記指示がプロトコル構成オプション(PCO)情報の一部として送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項13に記載のWTRU。
  15. 前記送信機は、前記PCOが、Request Bearer Resource Modificationメッセージ、またはアタッチメッセージの少なくとも一方で送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項14に記載のWTRU。
  16. 前記プロセッサは、
    前記第1のアクセスネットワークとの接続性を検出する
    ようにさらに構成され、前記送信機は、
    前記WTRUがネットワークで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)をサポートするという指示を、前記第2のアクセスネットワークを介してコアネットワークのノードに向けて送る
    ようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載のWTRU。
  17. 前記第1のアクセスネットワークは、汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)に基づくS2aモビリティ(SaMOG)対応の信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)であることを特徴とする請求項13に記載のWTRU。
  18. 前記送信機は、前記WTRUがネットワークで開始されるNBIFOMをサポートするという前記指示がプロトコル構成オプション(PCO)情報の一部として送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項16に記載のWTRU。
  19. 前記送信機は、前記PCOが、Request Bearer Resource Modificationメッセージ、またはアタッチメッセージの少なくとも一方で送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項18に記載のWTRU。
  20. 前記送信機は、前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失があると、前記WTRUがネットワークで開始されるNBIFOMをサポートするという前記指示を、前記PCOから除去するようにさらに構成されることを特徴とする請求項19に記載のWTRU。
  21. 前記送信機は、前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失があると、前記第1のアクセスネットワークとの前記接続性の前記指示を、前記PCOから除去するようにさらに構成されることを特徴とする請求項14に記載のWTRU。
  22. 前記第1のIPフローは、ネットワークで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)でトリガされたIPフローであり、前記WTRUは、
    受信機であって、少なくとも、
    前記第1のアクセスネットワークとの前記接続性の前記指示に応じて、前記第1のIPフローを、前記第1のノードから前記第1のアクセスネットワークを介して送るためのトリガを受信するように構成された受信機
    をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載のWTRU。
  23. 前記第1のIPフローは、ネットワークで開始されるネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)でトリガされたIPフローであり、前記WTRUは、
    受信機であって、少なくとも、
    前記WTRUがネットワークで開始されるNBIFOMをサポートするという前記指示に応じて、前記第1のIPフローを前記第1のノードから前記第1のアクセスネットワークを介して送るためのトリガを受信するように構成された受信機
    をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のWTRU。
  24. 前記送信機は、前記第1のアクセスネットワークとの接続性の前記喪失の前記指示、または前記1または複数の経路指定ルールの少なくとも一方が、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)制御プロトコル(WLCP)信号で送られるようにさらに構成されることを特徴とする請求項2に記載のWTRU。
  25. プロセッサであって、少なくとも
    通信の多重接続モードを確立し、
    第1のアクセスネットワークとの接続を確立し、
    第2のアクセスネットワークとの接続を開始し、
    第1のインターネットプロトコル(IP)フローを前記第1のアクセスネットワークを介して送り、
    前記第1のIPフローに対するネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)を開始し、
    前記第2のアクセスネットワークを介して前記第1のIPフローを経路変更するための1または複数の経路指定ルールを作成する
    ように構成されたプロセッサと、
    送信機であって、少なくとも
    前記第1のIPフローを経路変更するための前記1または複数の経路指定ルールを、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)制御プロトコル(WLCP)信号で、前記第2のアクセスネットワークを介して、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)に送る
    ように構成された送信機と
    を備えることを特徴とするワイヤレス送受信ユニット(WTRU)。
  26. 前記第1のアクセスネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスネットワークであることを特徴とする請求項25に記載のWTRU。
  27. 前記第2のアクセスネットワークは、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)であることを特徴とする請求項25に記載のWTRU。
  28. プロセッサであって、少なくとも
    通信の多重接続モードを確立し、
    第1のアクセスネットワークとの接続を確立し、
    第2のアクセスネットワークとの接続を開始し、
    第1のインターネットプロトコル(IP)フローを前記第1のアクセスネットワークを介して送る
    ように構成されたプロセッサと、
    受信機であって、少なくとも
    前記第1のIPフローに対するネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)要求を、ワイヤレスローカルアクセスネットワーク(WLAN)制御プロトコル(WLCP)信号で、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)から受信するように構成され、前記NBIFOM要求が、前記第2のアクセスネットワークを介して前記第1のIPフローを経路変更するための1または複数の経路指定ルールを含む、受信機と
    を備えることを特徴とするワイヤレス送受信ユニット(WTRU)。
  29. 前記第1のアクセスネットワークは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスネットワークであることを特徴とする請求項28に記載のWTRU。
  30. 前記第2のアクセスネットワークは、信頼できるワイヤレスローカルアクセスネットワーク(TWAN)であることを特徴とする請求項28に記載のWTRU。
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