代表的な実施形態は、これ以降無線ネットワークアーキテクチャを使用して概要として示されているが、例えば、有線コンポーネントおよび/または無線コンポーネントを伴うネットワークを含む、任意の数の異なるネットワークアーキテクチャを使用してもよい。
図1は、1つまたは複数の開示されている実施形態が実装されうる代表的な通信システム100の図である。通信システム100は、データ、動画像、メッセージング、放送などのコンテンツを複数の無線ユーザーに提供する多元接続システムであるものとしてもよい。通信システム100は、無線帯域を含む、システムリソースの共有を通じて複数のユーザーがそのようなコンテンツにアクセスすることを可能にすることができる。例えば、通信システム100は、CDMA(符号分割多元接続)、TDMA(時分割多元接続)、FDMA(周波数分割多元接続)、OFDMA(直交FDMA)、およびSC−FDMA(シングルキャリアFDMA)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
図1に示されているように、通信システム100は、WTRU(無線送信/受信ユニット)102a、102b、102c、102d、RAN(無線アクセスネットワーク)104、コアネットワーク106、PSTN(公衆交換電話網)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むものとしてもよいが、開示されている実施形態では、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していると理解される。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作し、および/または通信するように構成された任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは無線信号を送信し、および/または受信するように構成することができ、UE(ユーザー装置)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ポケベル(登録商標)、携帯電話、PDA(携帯情報端末)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサー、および家庭用電化製品などを含みうる。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bを備えることもできる。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112などの、1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスが円滑に行われるようにWTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つのWTRUと無線方式でインターフェース接続するように構成された任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、基地局114a、114bは、BTS(トランシーバ基地局)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、および無線ルーターなどとすることができる。基地局114a、114bは、それぞれ、単一要素として示されているが、基地局114a、114bは任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を備えることができることは理解されるであろう。
基地局114aは、BSC(基地局制御装置)、RNC(無線ネットワークコントローラ)、中継ノードなどの、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)も備えることができる、RAN104の一部であってもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)とも称されうる、特定の地理的領域内で無線信号を送信し、および/または受信するように構成されうる。セルは、いくつかのセルセクターにさらに分割されうる。例えば、基地局114aに関連付けられているセルは、3つのセクターに分割されうる。したがって、一実施形態において、基地局114aは、3つのトランシーバ、すなわち、セルのセクター毎にトランシーバを1つずつ備えることができる。別の実施形態において、基地局114aは、MIMO(マルチ入力マルチ出力)技術を使用することができ、したがって、セルのそれぞれのセクターに対して複数のトランシーバを使用することができる。
基地局114a、114bは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と、任意の好適な無線通信リンク(例えば、RF(無線周波数)、マイクロ波、IR(赤外線)、UV(紫外線)、可視光などの)であってもよい、エアーインターフェース116を介して通信することができる。エアーインターフェース116は、任意の好適なRAT(無線アクセス技術)を使用して設置することができる。
より具体的には、上記のように、通信システム100は多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、およびSC−FDMAなどの、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN104内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cでは、WCDMA(登録商標)(広帯域CDMA)を使用してエアーインターフェース116を設置することができる、UMTS(ユニバーサルモバイル通信システム)UTRA(地上波無線アクセス)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、HSPA(高速パケットアクセス)および/またはHSPA+(発展型HSPA)などの通信プロトコルを備えることができる。HSPAは、HSDPA(高速ダウンリンクパケットアクセス)および/またはHSUPA(高速アップリンクパケットアクセス)を備えることができる。
別の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、LTE(ロングタームエボリューション)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアーインターフェース116を設置することができる、E−UTRA(発展型UMTS地上無線アクセス)などの無線技術を実装することができる。
他の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000IX、IS−2000(CDMA2000 EV−DO、Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard95)、IS−856(Interim Standard856)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、およびGERAN(GSM EDGE)などの無線技術を実装することができる。
図1の基地局114bは、例えば、無線ルーター、ホームノードB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、事業所、家庭、自動車、およびキャンパスなどの、局在化されたエリア内で無線接続を円滑に行えるようにするために好適なRATを利用することができる。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、WLAN(無線ローカルエリアネットワーク)を構築するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、WPAN(無線パーソナルエリアネットワーク)を構築するためにIEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを構築するためにセルラーベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1に示されているように、基地局114bは、インターネット110との直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスする必要がなくなる。
RAN104は、コアネットワーク106と通信しているものとしてもよく、このコアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはVoIP(ボイスオーバーインターネットプロトコル)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数のWTRUに提供するように構成された任意の種類のネットワークであってもよい。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイル位置情報サービス、前払い制通話、インターネット接続性、映像配信などを提供し、および/またはユーザー認証などの高水準のセキュリティ機能を備えることができる。図1には示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106は、RAN104と同じRAT、または異なるRATを使用する他のRANと直接的な、または間接的な通信を行うことができる。例えば、E−UTRA無線技術を使用している可能性のある、RAN104に接続されることに加えて、コアネットワーク106は、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と連通していることもある。
コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしても機能しうる。PSTN108は、アナログ音声通話のみ可能なPOTS(旧来の電話サービス)を提供する回線交換電話網を含むものとしてもよい。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群に含まれるTCP(伝送制御プロトコル)、UDP(ユーザーデータグラムプロトコル)、およびIP(インターネットプロトコル)などの、共通通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピューターネットワークおよびデバイスの地球規模のシステムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営される有線もしくは無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRAT、または異なるRATを使用することができる、1つまたは複数のRANに接続された別のコアネットワークを含むことができる。
通信システム100内のWTRU102a、102b、102c、102dのうちのいくつか、またはすべてがマルチモード機能(multi−mode capabilities)を備える、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、異なる無線リンクを介して異なる無線ネットワークと通信する複数のトランシーバを備えることができる。例えば、図1に示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を使用している可能性のある基地局114aと、およびIEEE802無線技術を使用している可能性のある基地局114bと通信するように構成することができる。
図2は、代表的なWTRU102のシステム図である。図2に示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送信/受信要素122、スピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、非リムーバブルメモリ106、リムーバブルメモリ132、電源134、GPS(全世界測位システム)チップセット136、および他の周辺機器138を備えることができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら前記の要素の部分的組み合わせを備えることができる。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとの関連性を持つ1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路、他の種類のIC(集積回路)、および状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはWTRU102が無線環境内で動作することを可能にする他の機能性を実行することができる。プロセッサ118は、送信/受信要素120に結合されうる、トランシーバ122に結合することができる。図2は、プロセッサ118およびトランシーバ120を別々のコンポーネントとして表しているが、プロセッサ118およびトランシーバ120は、電子パッケージまたはチップ内にまとめて集積化されうる。
送信/受信要素122は、エアーインターフェース116を介して基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信するか、または基地局(例えば、基地局114a)から信号を受信するように構成されうる。例えば、一実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号を送信し、および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態において、送信/受信要素122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信し、および/または受信するように構成された放射体/検出器とすることができる。さらに別の実施形態において、送信/受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送信し、受信するように構成されうる。送信/受信要素122は、無線信号の組み合わせを送信し、および/または受信するように構成されうる。
それに加えて、図2には送信/受信要素122は単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信要素122を備えることができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用することができる。そのため、一実施形態において、WTRU102は、エアーインターフェース116を介して無線信号を送信し受信するための2つまたはそれ以上の送信/受信要素122(例えば、複数のアンテナ)を備えることができる。
トランシーバ120は、送信器/受信要素122によって送信されるべき信号を変調し、送信/受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されうる。上記のように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。そのため、トランシーバ120は、例えば、UTRAおよびIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信することを可能にするための複数トランシーバを備えることができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、LCD(液晶ディスプレイ)表示ユニットまたはOLED(有機発光ダイオード)表示ユニット)に結合され、またそこからユーザー入力データを受け取ることができる。プロセッサ118は、ユーザーデータをスピーカー/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。それに加えて、プロセッサ118は、非リムーバブルメモリ106および/またはリムーバブルメモリ132などの、任意の種類の好適なメモリにある情報にアクセスし、データをそのようなメモリに格納することができる。非リムーバブルメモリ106としては、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(リードオンリーメモリ)、ハードディスク、または他の種類のメモリストレージデバイスが挙げられる。リムーバブルメモリ132としては、SIM(加入者識別モジュール)カード、メモリスティック、およびSD(セキュアデジタル)メモリカードなどが挙げられる。他の実施形態において、プロセッサ118は、サーバーもしくはホームコンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に配置されていないメモリにある情報にアクセスし、データをそのようなメモリに格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取り、その電力をWTRU102内の他のコンポーネントに分配し、および/または制御するように構成されうる。電源134は、WTRU102に給電するための任意の好適なデバイスとすることができる。例えば、電源134としては、1つまたは複数の乾電池(例えば、NiCd(ニッケルカドミウム)電池、NiZn(ニッケル亜鉛)電池、NiMH(ニッケル水素)電池、Li−ion(リチウムイオン)など)、太陽電池、および燃料電池などが挙げられる。
プロセッサ118は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度と緯度)を提供するように構成されうる、GPSチップセット136にも結合されうる。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)からエアーインターフェース116を介して位置情報を受信し、および/または2つもしくはそれ以上の付近の基地局から信号を受信するタイミングに基づきその位置を決定することができる。WTRU102は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の好適な位置決定方法を用いて位置情報を取得することができる。
プロセッサ118は、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを備えうる、他の周辺機器138にさらに結合されるものとしてもよい。例えば、周辺機器138としては、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、デジタルカメラ(写真または動画用)、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、バイブレーションデバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、ブルートゥース(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤー、メディアプレーヤー、ビデオゲームプレーヤーモジュール、およびインターネットブラウザなどが挙げられる。
図3は、別の実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN104では、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102c通信するためにE−UTRA無線技術を使用することができる。RAN104は、コアネットワーク106と通信することもできる。
RAN104は、eNodeB140a、140b、140cを備えることができるが、RAN104は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の数のeNodeBを備えることができる。eNode−B140a、140b、140cは、それぞれ、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを備えることができる。一実施形態において、eNode−B140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。そのため、eNodeB140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信することができる。
eNode−B140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けることができ、無線リソース管理決定、ハンドオーバー決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザーのスケジューリングなどを処理するように構成されうる。図3に示されているように、eNode−B140a、140b、140cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図3に示されているコアネットワーク106は、MME(モビリティ管理エンティティ)142、SGW(サービングゲートウェイ)144、およびPDN(パケットデータネットワーク)146を含むものとしてもよい。前記の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのどれか1つが、コアネットワーク事業者以外の事業体によって所有され、および/または運営されていてもよいことは理解されるであろう。
MME142は、S1インターフェースを介してRAN104内のeNode−B140a、140b、1420cのそれぞれに接続され、制御ノードとして使用されうる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザーの認証、ベアラー有効化/無効化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ時の特定のサービングゲートウェイの選択を行う役割を有しているものとしてもよい。MME142は、RAN104とGSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)とを切り換えるための制御プレーン機能も備えることができる。
サービングゲートウェイ144は、S1インターフェースを介してRAN104内のeNode−B140a、140b、140cのそれぞれに接続されうる。サービングゲートウェイ144は、概して、WTRU102a、102b、102cとの間でデータパケットの経路選択および回送を実行することができる。サービングゲートウェイ144は、eNodeB間ハンドオーバー時のユーザープレーンのアンカリング、WTRU102a、102b、102cに対してダウンリンクデータが利用可能になった場合にページングをトリガーすること、WTRUs 102a、102b、102cのコンテキストを管理し、格納することなどの操作など、他の機能も実行することができる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146にも接続することができ、これは、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、インターネット110などの、パケット交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にする。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を円滑に行えるようにすることができる。例えば、コアネットワーク106は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上通信回線を使用する通信デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、PSTN108などの、回路交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にする。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインターフェースとして機能するIPゲートウェイ(例えば、IP IMS(マルチメディアサブシステム)サーバー)を備えるか、またはそれと通信することができる。それに加えて、コアネットワーク106によって、WTRU102a、102b、102cは、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営されている他の有線もしくは無線ネットワークを含んでいる可能性のある、ネットワーク112にアクセスすることが可能になる。
図4は、一実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN104では、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102c通信するためにUTRA無線技術を使用することができる。RAN104は、コアネットワーク106と通信することもできる。図3に示されているように、RAN104は、ノードB150a、150b、150cを備えることができ、これらはそれぞれ、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを備えることができる。ノードB150a、150b、150cは、それぞれ、RAN104内の特定のセル(図示せず)に関連付けることができる。RAN104も、RNC152a、152bを備えることができる。RAN104は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の数のノードBおよびRNC備えることができることは理解されるであろう。
図4に示されるように、ノードB150a、150bは、RNC152aと通信しているものとしてもよい。それに加えて、ノードB150cは、RNC152bと通信していてもよい。ノードB150a、150b、150cは、Iubインターフェースを介して各RNC152a、152bと通信することができる。RNC152a、152bは、Iurインターフェースを介して互いに通信することもできる。RNC152a、152bのそれぞれは、接続先の各ノードB150a、150b、150cを制御するように構成されうる。それに加えて、RNC152a、152bのそれぞれは、アウターループ電力制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバー制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、およびデータ暗号化などの他の機能を実行もしくはサポートするように構成されうる。
図4に示されているコアネットワーク106は、MGW(メディアゲートウェイ)154、MSC(移動通信交換局)156、SGSN(サービングGPRSサポートノード)158、および/またはGGSN(ゲートウェイGPRSサポートノード)159を備えることができる。前記の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのどれか1つが、コアネットワーク事業者以外の事業体によって所有され、および/または運営されていてもよいことは理解されるであろう。
RAN104内のRNC152aは、IuCSインターフェースを介してコアネットワーク106内のMSC156に接続することができる。MSC156は、MGW154に接続することができる。MSC156およびMGW154は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上通信回線を使用する通信デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、PSTN108などの、回路交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にする。
RAN104内のRNC142aは、IuPSインターフェースを介してコアネットワーク106内のSGSN158に接続することもできる。SGSN158は、GGSN159に接続することができる。SGSN158およびGGSN159は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、インターネット110などの、パケット交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にするものとしてもよい。
上で指摘したように、コアネットワーク106によって、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営されている他の有線もしくは無線ネットワークを含んでいる可能性のある、ネットワーク112にも接続することできる。
図5は、別の実施形態によるRAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。RAN104は、エアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102c通信するためにIEEE802.16無線技術を採用するASN(アクセスサービスネットワーク)であってもよい。以下でさらに説明するように、WTRU102a、102b、102c、RAN104、およびコアネットワーク106の異なる機能的エンティティの間の通信リンクを参照ポイントとして定義することができる。
図5に示されるように、RAN104は、基地局160a、160b、160c、およびASNゲートウェイ162を備えることができるが、RAN104は、一実施形態との整合性を維持しながら任意の数の基地局およびASNゲートウェイを備えることができる。基地局160a、160b、160cは、それぞれ、RAN104内の特定のセル(図示せず)と関連付けられ、それぞれエアーインターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数のトランシーバを備えることができる。一実施形態において、基地局160a、160b、160cは、MIMO技術を実装することができる。そのため、基地局160aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、WTRU102aから無線信号を受信することができる。基地局160a、160b、160cは、ハンドオフのトリガー、トンネル確立、無線リソース管理、トラヒック分類、およびQoS(サービス品質)ポリシー強制などの機能など、モビリティ管理機能を備えることもできる。ASNゲートウェイ162は、トラヒックアグリゲーションポイントとして使用され、ページング、加入者プロファイルのキャッシング、コアネットワーク106へのルーティングの機能を担うものとしてもよい。
WTRU102a、102b、102cとRAN104との間のエアーインターフェース116は、IEEE802.16仕様を実装するR1参照ポイントとして定義されうる。それに加えて、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク106との論理インターフェース(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cとコアネットワーク106との間の論理インターフェースは、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用されうる、R2参照ポイントとして定義することができる。
基地局160a、160b、160cのそれぞれの間の通信リンクは、WTRUのハンドオーバーおよび基地局間のデータの転送を円滑にするためのプロトコルを備えるR8参照ポイントとして定義されうる。基地局160a、160b、160cとASNゲートウェイ162との間の通信リンクは、R6参照ポイントとして提示されうる。R6参照ポイントは、WTRU102a、102b、102cのそれぞれに関連付けられているモビリティイベントに基づくモビリティ管理を円滑に行うためのプロトコルを備えることができる。
図5に示されるように、RAN104をコアネットワーク106に接続することができる。RAN104とコアネットワーク106との間の通信リンクは、例えば、データ転送およびモビリティ管理機能を円滑にするプロトコルを備えるR3参照ポイントとして定義されうる。コアネットワーク106は、MIP−HA(モバイルIPホームエージェント)164、AAA(認証/認可/アカウンティング)サーバー166、およびゲートウェイ168を備えることができる。前記の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのどれか1つが、コアネットワーク事業者以外の事業体によって所有され、および/または運営されていてもよいことは理解されるであろう。
MIP−HA164は、IPアドレス管理を受け持ち、WTRU102a、102b、102cが異なるASNおよび/または異なるコアネットワーク間でローミングすることを可能にしうる。MIP−HA164は、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、インターネット110などの、パケット交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にするものとしてもよい。AAAサーバー166は、ユーザー認証およびユーザーサービスのサポートを担うものとしてもよい。ゲートウェイ168は、他のネットワークとの相互のやり取りを円滑にすることができる。例えば、ゲートウェイ168は、WTRU102a、102b、102cと従来の地上通信回線を使用する通信デバイスとの間の通信が円滑に行われるように、PSTN108などの、回路交換ネットワークへのWTRU102a、102b、102cのアクセスを可能にする。それに加えて、ゲートウェイ168によって、WTRU102a、102b、102cは、他のサービスプロバイダによって所有され、および/または運営されている他の有線もしくは無線ネットワークを含んでいる可能性のある、ネットワーク112にアクセスすることが可能になる。
図5には示されていないが、RAN104は、他のASNに接続され、コアネットワーク106は、他のコアネットワークに接続されうることは理解されるであろう。RAN104と他のASNとの間の通信リンクは、RAN104と他のASNとの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含むものとしてもよい、R4参照ポイントとして定義することができる。コアネットワーク106と他のコアネットワークとの間の通信リンクは、ホームコアネットワークと訪問したコアネットワークとの間の相互のやり取りを円滑にするためのプロトコルを含むものとしてもよい、R5参照ポイントとして定義することができる。
モバイルユーザーは、GRPS、EDGE、ワイドエリアアクセス用の3Gおよび/または4G、および/またはローカルエリアアクセス用のWiFiなどのネットワークにアクセスするために広範な技術を選択することができる。モバイルホストは、ますますマルチホーム化され(例えば、複数アクセス技術および/またはマルチアクセスポイントを介して接続され)、2つまたはそれ以上の異種インターフェースを有することがある。インターネットコンテンツは、コンテンツ配信がより複雑になる形で(例えば、正しいロケーションから正しいコンテンツを取得するために)次第に(例えば、「クラウド」に)分散化されてきている。
ある代表的な実施形態では、マルチホーム無線デバイス(例えば、とりわけモバイルホスト、モバイルデバイス、ネットブック、および/またはUE)は、コンテンツ(例えば、インターネットベースのコンテンツ)をアクセスまたは受信(例えば、効率よくアクセスまたは受信)することができる。
ある代表的な実施形態では、マルチホームモバイルホストは、コンテンツを送信する、またはコンテンツを受信する(例えば、効率よくコンテンツを受信する)ために利用可能なインターフェース(例えば、無線および/または有線の)の一部または全部を使用(例えば、完全利用)することができる。
受信機は、図1〜5に無線端末として説明されているが、ある代表的な実施形態では、そのような端末は通信ネットワークとの有線通信インターフェースを使用できることが企図されている。
図6は、HeNB(ホーム発展型ノードB)上に(例えば物理的に)配置されたLGW(ローカルゲートウェイ)を含む代表的なアーキテクチャ(例えば、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)アクセス用の)を例示する図である。
次に図6を参照すると、代表的なアーキテクチャ200は、CN106、SeGW(セキュリティゲートウェイ)176、およびE−UTRAN(UETRAネットワーク)170を含みうる。CN106は、MME142、SGW144、PGW146、HSS(ホーム加入者サーバー)143、および/またはPCRF(ポリシーおよび課金ルール機能)145を備えることができる。E−UTRAN170は、(1)LGW(ローカルゲートウェイ)172および/またはHeNB174を備えるホームネットワーク175と、および/または(2)IPバックホール180とを備えることができ、SeGW176を介してCN106の発展型パケットコアとインターフェース接続することができる。IPバックホール180は、ホームGW185を介してホームネットワーク170とインターフェース接続することができる。
MME142は、(1)S6aインターフェースを介してHSS143と、(2)S11インターフェースを介してSGW144と、(3)S1−MMEインターフェースを介してホームネットワーク170のHeNBと、および/または(4)S3インターフェースを介してSGSN158とインターフェース接続することができる。SGW144は、(1)S1−Uインターフェースを介してHeNB174とインターフェース接続することができ、また、PGW146とLGW172との間を、(2)S11インターフェースを介してMME142を、(3)S4インターフェースを介してSGSN158を、および/または(4)S12インターフェースを介してUTRANを接続(例えば、インターフェース(例えば、S5インターフェース)を構成)することができる。PGW146は、(1)SGiインターフェースを介してオペレータのIPサービス190と、(2)SGW144を使用してS5インターフェースを介してLGW172と、および/またはGxインターフェースを介してPCRF145とインターフェース接続することができる。HeNB174は、LTE−Uuインターフェースを介してWTRU102とインターフェース接続することができる。
LIPA(ローカルインターネットプロトコル(IP)アクセス)を使用することで、WTRU(無線送信/受信ユニット)102は、その無線アクセス(例えば、LTE−Uu)においてHeNB174を介してIP接続を行うことができる。WTRU102は、WTRUのHeNBロケーションに関してローカルである同じ住宅/企業IPネットワーク内の他のIPエンティティとのIPセッションに参加することができる。LIPAに対するデータトラヒックは、オペレータのCN106を横断しえない。シグナリングトラヒックは、CN106を横断することができる(例えば、LIPAトラヒック用のシグナリングは、例えば、MME142で着信しうる)。
LIPAなしでは、WTRU102のIPアドレスは、CN106に常駐しうる、PGW146によって割り当てられうる。LIPAなしでは、UL(アップリンク)におけるトラヒック経路は、WTRU102から、E−UTRAN170内のeNBへ、SGW144へ、PGW146へ、次いでオペレータのIPネットワーク190に至るものとしてもよい。DL(ダウンリンク)では、データ経路は反転されうる(例えば、PGW146から、SGWを経由し、E−UTRAN170内のeNB(またはHeNB174)を経由し、WTRU102に至る)。
LIPAでは、WTRU102が大学構内のネットワークなどの、ローカルネットワークとのIP接続を確立することが許されうる。WTRU102は、CN106への少なくとも1つのPDN接続およびローカルネットワークへの少なくとも1つの他のPDN接続、例えばLIPAを含む2つまたはそれ以上のPDN(パケットデータネットワーク)接続を有することができる。別の例では、ユーザーは、多くのデバイス、例えば、プリンタ、テレビ(TV)、およびオーディオプレーヤーなどの接続先となるユーザーのホームでIPネットワークを有することができる。WTRU102は、IPネットワークへのローカル接続、例えば、LIPAを有することができる。
LIPA接続では、HeNB174またはCSG(限定加入者グループ)上の同一の位置(例えば、物理的に同一の位置)にある、(PGW146と同等のものであってもよい)、LGW172が使用されうる。
LIPA PDN接続を有するWTRU102は、例えば、MO(移動局発信)呼を開始するか、またはMT(移動局着信)呼を受け付けるために、CSFB(回線交換フォールバック)サービスを要求することができる。CSFBは、RAT(無線アクセス技術)の変更(例えば、LTEから、GERANもしくはUTRAN(例えば、GERAN(GSM(Global System For Mobile Communications)/EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)無線アクセスアクセスネットワーク)またはUTRAN(ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク))へのシステム間変更)を伴いうる。ターゲットネットワークは、PS(パケット交換)HO(ハンドオーバー)をサポートしえず、LTEにおいてWTRU102が有していたPSサービスは一時停止されうる。一時停止したトラヒックは、もしあれば、CNトラヒックであってもよいことは企図される。
ある代表的な実施形態では、LIPAは、CSFBサービスが開始される後であっても維持される(例えば、WTRU102は、現在のHeNB174を出て(例えば、LIPAの場合)、および/またはRATを変更しうる)。ある代表的な実施形態では、WTRU102は、LIPA PDN接続のみを交換している可能性があり、CNトラヒックに対する1つまたは複数の他のPDN接続を有することがある。
ある代表的な実施形態では、共通の代表的な原理/操作は、代表的なUMTSシステムと代表的なEPS(発展型パケットシステム)の両方に適用することができ、これらの原理/操作は、
(1)MO(携帯電話事業者)のCN106を通るトラヒックに対する1つまたは複数の個別のPDN(パケットデータネットワーク)接続、
(2)複数のPDN接続をサポートするプレリリース9の3GPP標準WTRU102は、とりわけ、LIPA、SIPTO(選択的IPトラヒックオフローディング)、および/またはMOのCN PDN接続に同時にアクセスすることができること、
(3)LIPAトラヒックでは、EPSおよびUMTSに対するローカルP−GW機能もしくはローカルGGSN機能は、それぞれ、例えば、住宅/企業ネットワーク内に配置されうること、
(4)MOのCN106を通過するトラヒックでは、P−GW/GGSN146および159は、CN106内に配置されうること、
(5)LIPA PDNは、APN(アクセスポイントネーム)(例えば、明確に定義された名前)によって識別されうること、
(6)WTRU102とネットワークとの間のモビリティ管理シグナリングは、CN106内で処理されうること、
(7)セッション管理シグナリング(ベアラーセットアップなど)は、CN106内に着信しうること、
(8)LIPAまたはSIPTO PDN接続が確立される前に、WTRU102は、CN106によって認証され、認可され、および/または登録されうること、
(9)LIPA/SIPTOトラヒックに対するページング機能は、コアSGSN/MME158および142内に配置されうる。
(10)アクティブなWTRU102では、ユーザープレーンがコアSGW144および/またはSGSN158をバイパスすることを可能にする、LIPAトラヒックに使用されるEPS/UMTSベアラーのルーティングを最適化するメカニズムが実装されうること、
(11)PDPコンテキスト/PDN接続性有効化のための代表的な手順を使用して、(a)LIPAを確立し、(b)LIPAがWTRU102に対して有効化/無効化されているかを判定し、(c)SGSN/MME158および142のところでLGW選択を実行し、および/または(c)H(e)NB174とLGW172との間の直接的経路を使用可能にするための相関情報を与えることができること、
(12)PDPコンテキスト/PDN接続性無効化のための代表的な手順を使用して、LIPA PDPコンテキスト/PDN接続性を無効化することができること
のうちの1つまたは複数を含みうる。
上記の代表的な原理/操作に基づき、MOのCN106を通過するトラヒックに対して個別のPDN接続が確立されうる。WTRU102は、LIPAに対する1つのPDN接続およびCNトラヒックに対する1つまたは複数の他のPDN接続を有することができる。
LIPA接続は、WTRU102が、例えばインターネット110へのLIPA接続を(例えば、CN106を横断せずに)与えることができるHeNB174(または3Gの場合にはHNB)によってカバーされる(例えば、カバーエリア内にある)場合に利用可能である(例えば、利用可能であるのみ)ということも企図される。WTRU102が、HeNBのカバーエリアから移動して離れる(例えば、HeNBのカバーエリアから外へ出る)場合、PDN LIPA接続は無効化されうる。例えば、LTEでは、WTRU102がLIPAに対するPDN接続を有していた場合(例えば、有していただけの場合)、接続が無効化される、WTRU102は、システムに再アタッチしなければならないことがある(例えば、WTRU102が(例えば、LTEにおいてIPアドレス取得に変換される)PDN接続を有する(例えば、常に有する)べきであるため)。
LIPA PDN接続を有するWTRU102からTRACKING AREA UPDATE REQUESTメッセージが届いた場合に、LIPA PDN接続のEPSベアラーコンテキストに対する格納されているセル識別が現在のセル識別と異なる場合、MME142は、LIPA PDN接続に関連するEPSベアラーコンテキスト(例えば、EPSベアラーコンテキストのすべて)を無効化する(例えば、ローカルで無効化する)ことができる。WTRU102に対してアクティブなEPSベアラーコンテキストが残っていない場合、MME142は、EPS EMM(モビリティ管理)原因値#10(「implicitly detached(暗黙のうちにデタッチされた)」)を含みうるTRACKING AREA UPDATE REJECTメッセージを送信することができる。
LIPA PDN接続を有するWTRU102からサービス要求が受信された場合に、LIPA PDN接続のEPSベアラーコンテキストに対する格納されているセル識別が現在のセル識別と異なる場合、MME142は、LIPA PDN接続に関連するEPSベアラーコンテキスト(例えば、EPSベアラーコンテキストのすべて)を無効化する(例えば、ローカルで無効化する)ことができる。WTRU102に対してアクティブなEPSベアラーコンテキストが残っていない場合、MME142は、EMM原因値#10(「implicitly detached(暗黙のうちにデタッチされた)」)を含むSERVICE REJECTメッセージを送信することができる。
WTRU102が、LIPAを提供したHeNB174のカバーエリアから出た場合、WTRU102がLIPA PDN接続を有していた(例えば、有していただけの)場合に、WTRU102のTAU(トラッキングエリア更新)またはSR(サービス要求)は拒絶されうる。WTRU102が受信した「implicitly detached(暗黙のうちにデタッチされた)」原因コードは、強制的にWTRU102にシステムへの再アタッチを実行させうる。HeNBカバーエリアから外に出ているWTRU102のモビリティは、アイドルモードで実行され、WTRU102は、後から、例えば周期的TAUタイマーがタイムアウトする場合に、またはアイドルモードから接続モードに遷移するために、TAUもしくはSRメッセージを送信することができることが企図される。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、別のセルへハンドオーバーされうる(例えば、接続モードにおけるモビリティ(例えば、ハンドオーバー)は、LIPAを別のセルに提供することができるHeNB174から生じる)。LIPA接続に関連するLIPAベアラーは、最初に、発信元HeNB174(または3Gの場合にはHNB)で解放されてから、HO(ハンドオーバー)手順を続けることができることが企図される。発信元HeNB174はHOをLGW172に示し、PGW146開始ベアラー無効化手順に関してLIPAベアラー(例えば、LIPAのすべて)を解放することができ、HOは、発信元174によって実行されうる。
いくつかの代表的な場合において、RRC接続を解放し、WTRU102を別のドメイン/RAT(例えば、GERAN/UTRAN205および210)にリダイレクトすることによって回線交換フォールバック(CSFB)手順を実行することができる。
ある代表的な実施形態では、HO手順は、RRC接続を維持している間にCSFB機能を実現するように実装されうる(例えば、WTRU102のHOは、WTRU102に対する接続モードをCN106に維持している間に生じうる)。
ある代表的な実施形態では、LIPAベアラーは、PSサービスを有効化するためにCSFBの開始時に無効化されず、CSFBの後再開するLIPA PDN接続は、完了しているものとしてもよい。
ある代表的な実施形態では、CSFBの後のLTEサービスの適切な再開が確実になされるようにMME142によりWTRU102からサービス要求および/またはESR(拡張SR)を処理する処理手順が実装されうる。
ある代表的な実施形態では、同じトラッキングエリア/ルーティングエリア/ロケーションエリア(TA/RA/LA)内で別のセルに移動しうるWTRU102の接続モードHOを処理する処理手順が実装されうる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102が単一のLIPA PDN接続を有する(例えば、有するだけの)場合、WTRU102の接続モードHOを処理する処理手順が実装されうる。
ある代表的な実施形態では、例えば、WTRUの加入が失効し、および/またはWTRUがCSGにおいて許可されていない場合に、LIPA接続とともにCSG(限定加入者グループ)セル上のWTRU102を処理する処理手順が実装されうる。
ある代表的な実施形態では、LIPAが提供されていた場合にWTRU102がCSGセルから移動する時期を処理する処理手順を実装することができ、WTRUは、例えば、WTRU102がIMS緊急呼を発呼するためのSRメッセージを送信することができる場合に、別のPDN接続を有していないことがある。
例えば、WTRUのNAS要求(例えば、SR)がCSG加入の失効により拒絶された場合、原因コード#25「not authorized for this CSG(このCSGは許可されていない)」が、WTRU102に送信され、CSG加入が失効したのか、WTRU102がCSGに入るのを許可されていないかについて、MME142の混乱を引き起こしうる。
EMM原因#25「not authorized for this CSG(このCSGは許可されていない)」は、CSGセルから受信した場合に適用可能であるものとしてもよい(例えば、適用可能であるのみである)。EMM原因コード#25のSERVICE REJECTメッセージが完全性保護なしで受信された場合、WTRU102は、このメッセージを破棄することができる。
WTRU102は、EPS更新ステータスをEU3 ROAMING NOT ALLOWEDに設定することができる(かつそれを格納することができる)。WTRUは、状態「EMM−REGISTERED.LIMITED−SERVICEに入ることができる。
WTRU102がサービス要求手順を開始したセルのCSG IDが許可CSGリストに含まれる場合、WTRU102は、許可CSGリストからこのCSG IDに対応するエントリを取り除くことができる。WTRU102がサービス要求手順を開始したセルのCSG IDがオペレータCSGリストに含まれる場合、WTRU102は、例えば、非特許文献1のセクション3.1Aで定義されている手順を適用することができ、非特許文献1の全内容は参照により本明細書に組み込まれている。
WTRU102は、例えば、非特許文献2により、同じPLMN(パブリックランドモバイルネットワーク)内の好適なセルを探索することができ、非特許文献2の全内容は参照により本明細書に組み込まれている。
A/GbモードまたはIuモードがWTRU102でサポートされている場合、WTRU102は、サービス要求手順が同じ値のGMM原因で拒絶された場合にGMM(GPRSモビリティ管理)パラメータ、GMM状態、および/またはGPRS更新ステータスを(例えば、非特許文献3(非特許文献3の全内容は参照により本明細書に組み込まれている)の中で)指定されたとおりに処理することができる。WTRU102は、別の好適なセルを探索し、CSG IDが許可CSG IDのリストに加えられるまでこのセルに戻ることができない。
ある代表的な実施形態では、例えば、LIPA PDN接続(例えば、LIPA PDN接続のみ)を有するWTRUが無線アクセス技術の変更に至るアイドルモード再選択を実行する場合に、LIPA接続とともにCSG(限定加入者グループ)セル上のWTRU102を処理する処理手順が実装されうる。
ある代表的な実施形態では、3GPPリリース10にはLIPモビリティがないためLIPA接続が維持されえないので、WTRU102がUTRAN210においてLIPA接続を有していなかった場合の処理手順が実装されうる。例えば、MME142は、WTRU102のIP接続がLIPA接続であり、MME142は、ユーザーがPSセッションを行うことを開始できるようにIPアドレス(例えば、LIPAと異なるアドレス)をWTRU102が有することを許可することを知ることができると通知されうる。WTRU102に対する既存のPDPコンテキストがLIPAベースであるかどうかの指示は、SGSN158とMME142との間で転送されるメッセージで実装されうる。同じ手順がモビリティの他の方向に(例えば、アイドルモードにおいてLTEからUTRANへの方向に)等しく適用可能であること、および/またはWTRU102がMME142を変更し、新しいMME142が旧MME142に接触する場合(またはWTRU102がSGSN158を変更し、新しいノードが旧SGSN158と接触する場合)が企図される。UTRAN210からLTEへのアイドルモードモビリティに対して用意された処理手順も、他のRATにも、同様に適用される。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、HeNBカバーエリア内にあり、LIPA PDN接続を有するものとしてもよい。WTRU102は、CNトラヒックに対する別のPDN接続を有することもできる。「PDN接続」という用語は、LTEと3Gの両方に使用されるが、これは、LTEまたは3Gに限定されるわけではなく、概して、GERAN/UTRANもしくは他の同様のシステムにおけるPDPコンテキストまたはPDP接続または類似のセッションを指すものとしてもよく、代表的なCSFB手順は、概して、異なるRATに、例えば、LTEおよび/またはGERAN/3Gに、等しく適用可能であるものとしてもよい。
ある代表的な実施形態では、LIPA PDN接続の一時停止が生じる場合に(例えば、CSFBが実行される場合に)処理する一時停止手順が実装されうる。WTRU102は、CSFBを実行する場合に、発信元HeNB174からその無線を実際に切断しうるとしても、LIPA PDN接続は、CSFBがあるためキャンセルできない。WTRU102は、CSサービスが完了した後、同じセル(例えば、PSサービスを再開するためにLIPA PDN接続がすでに確立されたHeNB174)に戻ることができる。WTRU102が、例えば、CSFBに対するESRメッセージをMME142に送信する場合に、MME142は、WTRU102に対するLIPAについて確立されたPDN接続があるかどうかを知る(例えば、決定する)ことができる。MME142は、CSFBに関してLGW172に(例えば、直接的にまたは間接的に)通知することができ、LGW172は、ESRメッセージを送信するWTRU102に対してLIPAベアラーを一時停止することができる。ある代表的な実施形態では、MME142は、HeNB174に、WTRU102のLIPAベアラーがMME142とHeNB174との間で交換されるSIAPメッセージで新しい指示もしくはIE(情報要素)を与えることによって(例えば、LTEにおいて)一時停止されうることを通知することができる(例えば、MME142は、この指示を、例えば、WTRUContextModificationRequestで(例えば、CSFBインジケータおよび/またはWTRU識別とともに)与えることができる)。新しいIEは、LIPAベアラーが一時停止もしくは無効化されうるか、または一時停止もしくは無効化されるべきであることを指示する値を有することができる。ある代表的な実施形態では、MME142は、LIPA PDN接続が、例えば、WTRU102に対するオペレータポリシーに基づき、またはオペレータポリシーと無関係に、一時停止もしくは無効化されうること、または一時停止もしくは無効化されるべきであることをHeNB174に通知することを選択することができる。MME142から(例えば、LIPAベアラーを一時停止するために)受信された指示に基づき、HeNB174は、CSFBまたはHOからWTRU102が利用不可能であるという理由でベアラーを一時停止することをLGW172に通知することができる。LGW172がデータをWTRU102に能動的に回送した場合、LGW172は、LIPA PDNセッションが再開されるまでLIPAベアラー一時停止のためにWTRU102のデータのバッファリングを開始することができる。ある代表的な実施形態では、バッファリングは、HeNB174で実行されうる。CNトラヒックに対して他のベアラーがある場合(例えば、WTRU102が少なくとも1つの他のPDN接続を有している場合)、1つまたは複数のベアラーは、PS HOがサポートされている場合に、CSFBの一部としてハンドオーバーされうることが企図される。PS HOの実行中、1つまたは複数のLIPAベアラーは、(例えば、LTEにおいて)一時停止状態を保ちうる。
ある代表的な実施形態では、LIPAベアラーを一時停止または無効化するためユーザーの入力が要求されることがある。ユーザーからの指示が、RRCメッセージングを介してHeNB174に、またはNASメッセージングを介してMME142に送信されうる。MME142および/またはHeNB174は、受信した指示に従って活動し(例えば、ユーザーがLIPA PDN接続を無効化するプリファレンスを指示する場合)、MME/HeNB142および174(および最終的にはLGW172)は、LIPA PDN接続の無効化に進むことができる。例えば、PS HOを介した、WTRU102に対する、実行中である場合および/または実行中のときのHeNB174およびシステム間の変更は、GERAN/UTRAN205および210にハンドオーバーされるベアラーの一部としてLIPAベアラーを含むことはありえない。
LIPA PDN接続が、WTRU102に対して一時停止されている場合、MME/HeNB(またはeNB)/LGW142、174、および172は、タイマーを使って、LIPAベアラーを一時停止する持続時間をガードすることができる。タイマーがタイムアウトし、WTRU102が発信元/元のHeNB174に戻っていない(例えば、まだ戻っていない)(例えば、LTEにおいて)場合、LGW172は、LIPA PDN接続/ベアラーを無効化することができる。無効化は、LGW172またはHeNB174のいずれかによってHeNB174およびMME142に指示されうる。タイマーは、タイマーのタイムアウト後にLIPAベアラーを無効化することをLGW/HeNB172および174に通知することができるMME142(またはHeNB174)内にあるものとしてもよい。WTRU102は、同じ挙動に対して類似のタイマー設定がなされているLIPAベアラーに対する一時停止コマンドを受信することができる。WTRU102は、LIPAに対する一時停止フラグをたてて、後で再開するために有用であればデータを(例えば、アップリンク用に)バッファリングすることができる。一時停止されている場合、WTRU102は、ローカルでLIPAベアラーを無効化しえない。
WTRU102が、CSFBまたは何らかの種類の一時的不在を終えた(例えば、完了した)場合に、WTRU102が一時停止したLIPAアクセスを再開するつもりであれば、いったんアイドルモードに入ってから、元のHeNB174(またはCSGセル)がまだ適切なセルである場合に、その元のHeNB174(またはCSGセル)への再選択をすることができる。ネットワーク側で、一時停止したLIPAアクセスを再開することを望んでいる場合、ネットワーク側で、WTRU102をその元のHeNB174(またはCSGセル)にリダイレクトすることができる。このリダイレクションは、CSサービスが完了した後に3G/UTRAN210またはGERAN 205システムによって実行されうる。例えば、SGSN158(または他のCNノード、例えば、MSC156/VLR(図示せず))は、発信元HeNB174へのリダイレクションを実行することをRAN104に要求することができる。この要求は、WTRU102またはLTEネットワーク(例えば、MME142もしくはHeNB174)からGERAN/3Gネットワーク205および210(例えば、BSS、NB、HNB、SGSN、MSC/VLR、RNC)に送信される指示に基づくものとすることができる。
WTRU102は、CSFBまたは何らかの一時的不在から発信元/元のHeNB174(またはCSGセル)に戻る場合に、一時停止したLIPA接続/トラヒックは、もしまだ無効化されていなければ、以下のメカニズムのうちの1つまたは複数で再開されうる。
WTRU102は、HeNB174/CSGセルにRRC接続確立もしくは再確立メッセージおよび/または他のUL RRCメッセージが生じた場合に一時停止したLIPA接続/トラヒックを再開するつもりであることを指示するインジケータを送信することができ、HeNB174は、一時停止したベアラーを再開するためのLGW172および/またはMME142(例えば、MME142はLGW172にLIPAサービスの再開を要求することができる)へのそのような指示、またはネットワーク/MME142(例えば、MME142はメッセージ、情報、および/またはシグナリングを使用してメッセージをHeNB174、LGW172、またはその両方に(例えば、順に)送信してLIPAサービスを再開することができる)へのSR、TAU、または他のPDN接続シグナリングメッセージなどのEMMメッセージを回送/レプリケート(例えば、同様の意図のある別のメッセージを送信)することができるか、またはLGW/HeNB172および174は、関連するWTRU102への一時停止したLIPA接続/トラヒックの存在を、WTRUがCSGセルまたはHeNB174に戻ることが検出された場合に指示することができる。
WTRU102が、アイドルモード中の場合、LGW/HeNB172および174は、関連するWTRU102へのCNページングまたはRANページング(例えば、UMTSにおける)を呼び出すことができる。WTRU102が、HeNB174に接続されているか、または接続プロセスに入っている場合、HeNB/LGW174および172はいずれかが、関連するWTRU102への指示を、RRC上の、もしくはEMM上のDLシグナリングメッセージまたは与えられた(例えば、特別な)LGW172からWTRUへのメッセージを介して実行することができるか、またはHeNB/LGW174および172はいずれかがMME142をトリガーして関連するWTRU102に対してすでに一時停止したLIPAベアラーを再開することができるか、またはLGW/HeNB172および174は関連するWTRU102との一時停止したLIPAベアラーの再接続(例えば、再接続だけ)を行うことができる。
WTRU102/ユーザーは、WTRU102がCSFBまたはなんらかの一時的不在から元のHeNB174またはCSGセルに戻る場合に一時停止したLIPA接続/トラヒックを無視することができ、一時停止フラグまたはバッファリングされているデータを削除することができる。
WTRU102/ユーザーは、一時停止したLIPA接続および/またはトラヒックを再開するためHeNB/LGW174および172の指示を拒絶するか、または無視することができる。その場合、HeNB/LGW174および172は、一時停止フラグおよびバッファリングされているデータを削除し、すでに一時停止したLIPAベアラーの無効化ステータスをMME142に通知することができる。
ある代表的な実施形態では、MME142は、LIPA PDN接続がWTRU102に利用可能であった場合に、ESRがHeNB174と異なるセルから送信されれば、ESRを拒絶しえない。LIPA PDN接続を有している(例えば、単一のLIPA PDN接続のみを有している)WTRU102が、アイドルモードでHeNB174から外へ出て(LIPA接続が提供された場合)、CSFBについてESRをMME142に送信する場合、MME142は、WTRU102がLIPAに対するPDN接続を有している(例えば、有しているのみ)の場合(例えば、そうであるとしても)ESRを拒絶しえない(ESRに含まれうるサービスタイプ(例えば、MO CSFB、または3つのMO緊急呼、または補助サービスなど)に関係なく)。WTRU102は、CSFBを実行する前に最初に再アタッチすることはできない。WTRU102は、CSFBを続けることができ、MME142は、CSサービスが完了したか、またはWTRU102がLTEに戻った場合にネットワークに再アタッチするようWTRU102に後から要求することができる。MME142は、WTRU102がLTEにおいて暗黙のうちにデタッチされうることをSGインターフェースを介してMSC156/VLRに通知することができる。したがって、MSC156/VLRは、GERAN/UTRAN205および210においてWTRU102のページングを保つことができ、WTRU102がLTEにおける組み合わされた登録を完了するまでページング要求をMME142に回送することはできない。MSC156/VLRまたはSGSN158は、MME142が暗黙のデタッチについてWTRU102に通知する場合にISR(アイドルモードシグナリングリダクション)が無効化されることをWTRU102に指示することができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、ESRが暗黙のデタッチを指示する原因とともに拒絶される場合、CSドメインを選択するか、またはCSドメインへ再選択することを選ぶことができる。WTRU102は、最初に、CSサービスを出すことに進み、その後、LTEに戻り、アタッチを実行することができる。
ある代表的な実施形態では、LIPA PDN接続のみでWTRU接続モードモビリティを処理する処理手順が実装されうる。WTRU102が、LIPAのPDN接続を有し(例えば、LIPAのPDN接続のみを有し)(他に例えば、CNトラヒックのPDN接続を有しておらず)、HeNB174が接続モードWTRU HOをまさに実行しようとしている場合、発信元HeNB174は、WTRU102に対するLIPAベアラーを無効化/解放するようLGW172に要求することができる。LIPAベアラーを無効化/解放する要求が発生した場合、WTRU102は、WTRU102に対するLIPAベアラーを無効化/解放するためにハンドオーバーされる他のベアラーを有しえない。
発信元HeNB174がLGW172においてLIPAベアラーの無効化の後にWTRU102に対してこれ以上ベアラーが存在していないと判定したか、みなしている場合、HeNB174は、HO手順を中断することができる。HeNB174は、WTRUのRRC接続を(例えば、WTRU102を別の隣接セルにリダイレクトすることによって)気に入る(例えば、満足する)ことができる。WTRU102が別のセルへ移動し(例えば、および/またはそこでアタッチを試み)、NASメッセージ(例えば、SRまたはTAU)をMME/SGSN142および158に送信する場合、WTRUのNASメッセージは拒絶され、WTRU102は再アタッチを要求されることがある(例えば、原因指示「implicit detach(暗黙のデタッチ)」とともにサービス拒絶またはTAU拒絶を送信することによって)。WTRU102は、強制的にアイドルモードにされ、および/または次に接続モードに移動することを試みるため強制的にNASメッセージを送信させられうる。WTRUのRRC接続は、リダイレクション情報なしで解放されうる。ある代表的な実施形態では、新しい解放原因を導入して、WTRU102に、ネットワーク上の再アタッチを実行することを通知するか、またはWTRU102に、ベアラー欠如しているためHOを続行できなかったことを通知することができ、WTRU102は、次いで、アタッチ手順を実行することができる。
ある代表的な実施形態では、LGW172が、WTRU102に対してLIPAベアラーの無効化を開始したときに(例えば、これはMME142に向けて送信される)、MME142が、他の非LIPAベアラーがないとみなすか、および/またはそう判定した場合、MME142は、HOを続けることをHeNB174に通知することができ、例えば、MME142は、LIPAベアラーを解放することをHeNB174に通知し、SRB HOを実行することができる。これは、SIAPメッセージ(または3Gの場合のRANAPメッセージもしくは他のシステムに対する他の同等のメッセージ)で新しい指示を使用することで実行されうる。HeNB174は、LGW172もしくはMME142のいずれかもしくはその両方によってWTRU102に対する非LIPAベアラーがもうないことを指示することができる。MME142は、発信元セル内にまだある間に、または適宜、SRBのみのHOを実行して、もしくは実行せずにWTRU102がターゲットセルに移動した後、新しいPDN接続を再有効化することをWTRU102に要求することができる。本明細書で開示されているすべての実施形態は、RAT間HO手順に等しく適用可能であることが企図される。
CSFBが原因でHeNB174がHOを実行している場合、HeNB174は、HeNB174がHOの実行を開始する前にLIPAベアラーの無効化を完了するLGW172を、待つことができない。HeNB174は、LIPAベアラーが無効化される前にHOを実行することができ、HeNB174は、LIPAベアラーを一時停止することをLGW172に通知することができる。ある代表的な実施形態では、例えば、HOまたはCSFBを実行しながら、HeNB174は、LIPAベアラーを有効化することをLGW172に要求することができる。LIPAベアラーの無効化は、例えば、CSFBの後に、遅延がCSFB手順に影響を及ぼさないように、および/またはIMS緊急呼があるためHOが実行されるべきである場合に、LIPAベアラーが無効化されているため遅延なしで(例えば、即座に)WTRU102によって完了させることができる。例えば、HeNB174は、IMS緊急呼を有するWTRU102に対してHOを実行する前にLIPAベアラーの無効化を待つことができない(例えば、ベアラーの無効化を待つと、時間遅延が生じ、WTRU102がHeNB174との無線接続を喪失して、例えば緊急呼をもし1つ存在すれば含むそれの呼(例えば、それのすべての呼)をドロップするおそれがある)。IMS緊急呼が存在する場合、またはCSFBがPS HOで実行されるときに、MME142は(それがHOシグナリングの一部である場合)、遅延が加わらないようにさらなるアクションを拒絶または要求しないでHOを続けることを許すことができる。MME142が適切なノード、例えば、SGW144によるLIPAベアラーの解放(または無効化)を要求した場合、解放または無効化は、PS HOと並行して、または遅延(例えば、すべての遅延)が排除されるようにPS HOが完了した後実行されうる。
LGW172にLIPAベアラーの無効化の実行を要求すると、HeNB174は、無効化に対する理由(同様に、一時停止を要求した理由)を入れることができる。無効化または一時停止に対するこの理由は、MME142に(HeNB174もしくはLGW172によって)回送されうる。MME142が受け取った理由を解析するときに、MME142は、LIPAベアラーの解放を要求することなくHOを続行することを選択するか、または再度のアタッチ(例えば、アタッチまたは再アタッチ手順の開始)をWTRU102に要求することができる。ある代表的な実施形態では、MME142による要求は、LIPAベアラーを無効化するために使用されうる(例えば、WTRU102が別のPDN接続を有している場合)。MME142は、LIPAベアラーを無効化することを選択し、WTRU102に、いくつかの場合おいて、例えば、WTRU102がIMS緊急呼を有していないときに、再アタッチを要求することができる。WTRU102が、IMS緊急呼を有しているか、またはCSFBを要求している場合、MME142は、そのような条件が存在していると判定することができ、その条件の指示を使用して、概して、CSFBにおいて、および/またはHOにおいて、いくつかの手順を遅延させ、HOの完了を高速化するか、または遅延を短縮することができる。
ある代表的な実施形態では、HeNB174は、HOを続けることができ、SRB(シグナリング無線ベアラー)のHOを(例えば、無線ベアラーHOがないだけで)実行することができる。HeNB174は、MME142に対して、(1)HOがSRBに対するものでありうること(例えば、SRBのみに対するものであり、無線ベアラーに対するものではない)、(2)HOの理由(例えば、「no CN bearers available(CNベアラーは利用できない)」)を指示することができる。これらの指示は、既存のメッセージの一部としてのものであってもよい(例えば、S1ベースのHOの場合にS1SPインターフェース越しに送信されうるHandover Requiredメッセージ)。MME142は、オペレータポリシーまたはネットワーク構成に基づきHOを受け入れるか、または拒絶することができる。MME142がHOを拒絶する場合、MME142は、RRC接続を解放し、WTRU102を別のセルにリダイレクトすることができる発信元HeNB174にその拒絶を指示することができる。MME142がHOを受け入れる場合、MME142はターゲットセルに、SRB HO(例えば、SRBのみのHO)に対するリソースを用意するよう要求することができ、MME142は、HOがSRB HO(例えば、SRB HOのみ)であるというターゲットセルへの指示を入れることができる。HOの完了後に、MME142は、PDN接続の要求を開始することをWTRU102に通知することができる。これは新しいNASメッセージであるか、またはネットワーク側で、Activate Default EPS Bearer Context Requestメッセージ(NAS ESMメッセージである)を送信することによってデフォルトのEPS(発展型パケットシステム)ベアラーを有効化することをWTRUに直接通知することができ、WTRU102に対して現在アクティブなPDN接続が存在していないことをWTRU102に指示すべき新しい原因を含めることができる。WTRU102およびネットワークは、そのようなメッセージがWTRU102によって受信された後に典型的な、または通常の手順に従うものとしてもよい。ネットワーク/MME142が新しいPDN接続を確立することをWTRU102に要求することは、アイドルモードモビリティで(例えば、WTRU102がHeNB174から出たときに)実行することができ、後で、SRもしくはTAU(TA更新)要求メッセージを送信することができる。SRもしくはTAU要求を拒絶する(そして、それが暗黙のうちにデタッチされることをWTRU102に通知する)代わりに、ネットワーク側では、TAU要求を受け入れ、PDN接続を確立することをWTRU102に通知することができる。ある代表的な実施形態では、HOの完了後に、MME142は、システムに再アタッチすることをWTRU102に通知することができる(例えば、値が「re−attach required(再アタッチ要求)」に設定されているデタッチタイプを有するNAS Detach Requestメッセージを送信することによって)。
X2ベースのHOの場合、発信元HeNB174は、HOがSRB(例えば、SRBのみ)ベースであることをターゲットの通知し、S1HOの場合について本明細書で説明されているように進行しうる。ターゲットは、HOの完了後に、Path Switch RequestメッセージでSRB HOに関してMME142に通知することができる。発信元HeNB174は、その実行前にSRB HO(例えば、SRBのみHO)についてMME142に通知することができ、MME142がSRB HOを受け入れるか、または拒絶するのを待つことができる。
ある代表的な実施形態では、新しいメッセージが実装されうるか、または既存のメッセージが、SRB HOを規定するための新しいIE(情報要素)を含むことができる。例えば、新しいメッセージはS1ベースであってもよく、および/または既存のメッセージは、新しいIEを伴ってS1ベースであってもよい。ある代表的な実施形態では、HeNB174は、HOを続けることができ、無線ベアラーHOがないだけでSRBのHOを実行することができる。発信元HeNB174は、HOがSRB HO(例えば、SRBのみハンドオーバー)であることをWTRU102に(例えば、RRC再構成メッセージの一部として)指示することができる。HOが正常に完了した後に、WTRU102は、デフォルトのPDN接続有効化の要求を開始することができる。
ある代表的な実施形態では、HeNB174は、HOを続けることができ、無線ベアラーHOがないだけでSRBのHOを実行することができる。WTRU102は、HOがSRBのみHOであることを(例えば、RRC再構成メッセージのコンテンツに基づき自立的に、またはHeNB174からの明示的指示に基づき)検出し、デフォルトのPDN接続に対する要求を自立的に開始することができる。
上述の代表的な実施形態のうちの一部または全部について、デフォルトのPDN接続有効化手順が失敗した場合、WTRU102は、接続の解放(例えば、SRBの解放)を自立的に開始することができる。ある代表的な実施形態では、ネットワーク側(例えば、MME142)は、デフォルトのSRBの解放を開始することができる。
ある代表的な実施形態では、HOの前にただ1つのLIPA PDN接続/ベアラーを修正することができる。WTRU102のHOを実行する前に、接続/ベアラーのLIPA属性を消去/無効化し、これにより、今や通常の非LIPA接続で通常のHOがWTRU102に対して実行されるようにできる。WTRU102は、割り当てられているIPアドレスを保存することができ、ネットワーク側でWTRU102をネットワークに再び再アタッチさせるためデタッチされず、これにより、サービス継続性(例えば、PSサービスおよび/またはページングの再開)を有効化し、ネットワークに対して使用される全体的なシグナリングのオーバーヘッドを減らすことができる。
HeNB/LGW174および172は、明示的なネットワーク開始PDN接続/EPSベアラー修正のいずれかに対するメッセージまたはインジケータを介してMME142に、LIPAベアラーを非LIPAベアラーになるように修正するよう通知することができ、他の接続詳細(例えば、IPアドレスおよび/またはMME142を含む)を入れて、当該PDN接続/ベアラーを暗黙のうちに非LIPA化することができる(例えば、LIPAベアラーを通常ベアラーにする/修正することによって)。修正では、とりわけ、同じMME142および/または同じPGW146内にありうるHOに適用することができる。WTRU102も当該ベアラーを非LIPA化するのであれば、類似の指示がWTRU102に送信されうる。HeNB/LGW174および172は、LIPA接続コンテキストおよびデータを当該ベアラーから取り除き、WTRU102に対して通常のHOの実行を開始することができる。
ある代表的な実施形態では、HOは、WTRU102がLIPA PDN接続(例えば、LIPA PDN接続のみ)を有しているときに無効化されうる。HOはサービス品質を維持するので、HOからLIPA PDN接続(例えば、この接続のみ)が失われると、現在のサービスが喪失しうる。ただ1つのLIPA PDN接続の場合、WTRU102が無線リンクを維持できる限りHeNB174上にとどまることを許可することが有益であることがある。HOは、ただ1つのLIPA PDN接続を有するWTRU102において無効化され、それはRLF(無線リンク失敗)手順を使用して無線リンクの品質を監視することができる。ネットワーク側で、ただ1つのLIPA PDN接続を有するWTRU102においてRLFパラメータ(例えば、指定された、または特別なRLFパラメータ)を構成することができる。RLFがトリガーされると、WTRU102は、RRC接続再確立手順を実行して、WTYRUのサービスを復旧することができるか、またはRRC接続再確立手順が失敗した場合にTAUを実行するか、もしくは再アタッチすることができる。上述の手順は、可能な限り、任意の組み合わせで使用することができ、(例えば、3G CSGセルからの唯一のLIPA PDN接続があるWTRU102において処理するとき)3Gの場合にも適用することができる。
ある代表的な実施形態では、CSG加入が失効し、WTRU102が1つのLIPA PDN接続を有する(例えば、有するだけの)場合、WTRUコンテキストを処理するための処理手順が実装されうる。WTRU102は、唯一のLIPA PDN接続を有するか、またはWTRUは、CNトラヒックに対して1つのLIPA PDN接続と少なくとも別の1つのPDN接続を有することができることが企図される。
WTRU102が、唯一のLIPA PDN接続を有している場合、WTRU102がCSGセルにアクセスを試みたときに(例えば、SRまたはESRまたはTAUメッセージを送信することができる)WTRUの加入が失効していると、ネットワーク側は、そのNASメッセージを拒絶し、WTRU102に、既存の拒絶原因、例えば、「Not authorized for this CSG(このCSGは許可されていない)」を送信しうる。一手順において、WTRU102は、好適なセルを探索することができる。WTRUの新しいセルは、発信元HeNB174(または3Gの場合にはHNB)と異なりうるため、LIPA接続は利用可能でない場合がある。WTRU102が別のNASメッセージをターゲットセルから送信する場合、NASメッセージは、原因コード指示「implicitly detached(暗黙的にデタッチされた)」で再び拒絶され、WTRU102は、システムに再アタッチしなければならないことがある。この手順は、サービスに遅延を引き起こし、および/またはユーザーエクスペリエンスに否定的影響を及ぼしうる。原因#25を受け取った後、進行中のLIPA PDN接続があることを(例えば、LIPAに対して使用されるよく知られているAPNに基づき)知ることができる、WTRU102は、好適なセルを探索し、それに加えて、MME142(または3Gの場合にはSGSN158)にシグナリングを送らずにローカルでLIPA PDN接続(例えば、関係するベアラー(例えば、すべてのベアラー))を無効化することができる。WTRU102は、そのPDN接続(例えば、すべてのそのPDN接続)がローカルで無効化されていた場合に、アタッチ手順を直接開始することができる。ある代表的な実施形態では、WTRU102は、アタッチ手順を実行することなく新しいPDN接続を要求することができ、またPDN接続が確立された後システムにおいて再開することができる。そのような実施形態は、例えば、LTEおよび/または3Gを含む他のRATに適用されることが企図される。
ある代表的な実施形態では、CSGセルにおいて許可されていないこと、またそれに加えて、暗黙のうちにデタッチされていることをWTRU102に通知する新しい原因コードが実装されうる。WTRU102は、好適なセルを探索することができ、アタッチ手順を開始することができる。新しい原因コードは、遅延時間を短縮できるが、それは、LIPAに対してPDN接続しか有していない場合にWTRU102が他の何らかの形で最終的には好適なセルにおいて再び拒絶されうるからである。
WTRU102がLIPA PDN接続を有し、CNトラヒックに対する少なくとも1つの他のPDN接続が存在する場合について、WTRU102が原因#25を受け取った場合、好適なセルを探索することに加えて、WTRU102は、MME142(またはSGSN158)にシグナリングを送ることなくLIPA PDN接続に関連するそのベアラーをローカルで無効化することができる。WTRU102は、そのCN PDN接続に関連するベアラーを維持することができる。
ある代表的な実施形態では、IMS緊急呼およびLIPA接続を処理するための処理手順を備えることができる。WTRU102は、LIPA PDN接続を有している間(例えば、LIPA PDN接続中)IMS緊急呼を発呼することを望みうることが企図される。WTRU102は、LIPA接続が利用可能であったCSGセル内にもはや存在しえない(例えば、入っていない)。WTRU102は、LIPA PDN接続が与えられた場所と異なるセルからNASメッセージを送信することができ、WTRU102がLIPAに対してPDN接続を1つしか有していない場合、それが暗黙のうちにデタッチされることを通知されうる。WTRU102は、再アタッチすることができる。WTRU102が、緊急呼を発呼することを望んでいる場合、要求が緊急呼に対するものであるためWTRU102を拒絶し、強制的に再アタッチさせることには不都合がある。この場合、ネットワーク(例えば、MME142、SGSN158、または他のCNノード)は、LIPA接続が維持されえないため、WTRU102を拒絶できない。ネットワーク側では、その代わりに、緊急呼に対するWTRUの要求を受け入れことができ(例えば、適切なシグナリングを通常の緊急呼要求手順に従って通すことを許すことができ)、例えば、NAS ESM要求を送信してLIPAに関係するPDN接続を無効化することによって緊急ベアラーに対するリソース(NAS、例えば、有効化、EPSベアラーコンテキスト、またはアクセスストラタム、例えば無線リソース)のセットアップ後(またはセットアップ中)にLIPAに関係するWTRUのベアラーを無効化することができる。新しい(あるいは、既存の)原因コードを使用して、無効化に対する理由が現在のWTRUセル内にLIPAがないことであることをWTRU102に通知することができる。新しい(または既存の)原因コードは、新しいPDN接続が非緊急目的のために確立されるべきであることをWTRU102に指示することができる。例えば、MME142は、Deactivate EPS Bearer Context RequestメッセージをWTRU102に送信して、新しい原因コードでLIPA PDN接続を無効化することができる。同じ実施形態が、他のシステム(例えば、同じもしくは類似の目的のために同等のメッセージを使用する3G)にも適用されることが企図される。
WTRU102がSR(またはパケットサービスに対してはESR)を、緊急呼を発呼するために送信し(例えば、RRC確立原因が緊急高に設定されうる)、WTRU102が、LIPAに対して1つのPDN接続を有している場合、WTRU102がLGW172に接続するHeNB/HNB(サブシステム)のカバーエリア内に入っていなければ、ネットワーク側ではユーザープレーンを確立することができない。WTRU102は、ベアラーが確立されていないためローカルで登録抹消(デタッチ)することができず、再度アタッチを完了させることがある。ローカルの登録抹消による遅延を回避し、WTRU102により再アタッチするために、WTRU102は、ユーザープレーンが確立されていなくてもシステム内にとどまり、緊急呼を発呼し続けることができる。WTRU102は、緊急呼に対するPDN接続の要求を開始することができる。例えば、この場合(したがって、他の場合から区別される)、WTRU102は、応答してユーザープレーンがセットアップされない場合であっても、SR手順の特別な場合として、緊急に設定されている確立原因を使用することができる。確立原因が緊急呼に設定され、ユーザープレーンが確立されていない場合、WTRU102は、ローカルのデタッチ(登録抹消)およびその後のアタッチを実行することができず、その代わり、システム内にとどまり、引き続き任意の形態の緊急呼に対する適切なシグナリングを送ることができる(例えば、IMSおよび/またはCSFBなどを含む)。これは、なぜネットワーク側でユーザープレーンをセットアップしていないかという理由に関係なく適用することができると企図される。例えば、これは、ネットワーク内のエラーによるもの、上で説明されているようにLIPAサービス継続性の欠如によるもの、および/またはWTRU102内のローカルの失敗によるものとしてもよい。例えば、RRCレベルでは、RRCレイヤは、NAS/上位レイヤに対して失敗を指示することができる。WTRU102は、SRBの確立をサービス要求手順が正常に終了したものとみなすことができ、関係するタイマー(例えば、T3417)を停止することができる。ある代表的な実施形態では、ネットワークは、別のNASメッセージ(例えば、Service Acceptなどの新しいNASメッセージ、またはサービス要求手順が正常に終了したことを指示する特定の原因値を伴うEMM情報などの既存のNASメッセージ)を送信することができる。WTRU102は、この指示を使用して、この手順が成功したと判定(または結論)することができ、関係するタイマーを停止することができる。
ある代表的な実施形態では、ネットワークは、実際のユーザーデータが交換されないとしても、LIPA PDN接続に対する無線ベアラーまたはネットワーク側でセットアップしないと決定した可能性がある他のEPSベアラーをセットアップすることができる。MME142は、これらのベアラーが「モック」ベアラーであることを指摘する指示をRRCに含めるよう基地局に指示することができ、ユーザープレーンデータには使用されえない、ある代表的な実施形態では、WTRU102は、サービス要求手順の終了を待たず、緊急ベアラーサービスに対するPDN接続要求を送信(例えば、直接的に送信)することができる。緊急ベアラーサービスに対するPDN接続要求への応答(または任意の形態の緊急呼について送信された他のメッセージへの応答)は、サービス要求およびPDN接続要求手順の両方の正常終了としてWTRU102によって決定されうる(またはみなされうる)。WTRU102は、それ自体が緊急アタッチされていると決定するか、またはみなすことができる。WTRU102は、PDN接続をデフォルトの非緊急PDN接続となるように確立することができ、これはWTRU102の現在の緊急セッションの存続期間中に(または緊急ベアラーサービスに対するPDN接続の存続期間中に)実行されうる。WTRU102が、PDN接続の確立に成功すると、WTRU102は、それ自体が通常サービスモードにあると決定することができる(例えば、緊急アタッチでない、または制限サービスモードに入っている)。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、それ自体が緊急アタッチされているとみなさず、非緊急目的のためにPDN接続を開始することができるが、ただし、とりわけ、(1)緊急呼の期間中、(2)LIPA PDN接続の無効化の後、および/または(3)緊急呼の着信後である。PDN接続の開始は、自立的であるか、またはLIPAに対するPDN接続を無効化する要求で受け取った原因コードに基づくものとしてもよい。この場合を、緊急ベアラーサービスに対するPDN接続が許可され、ネットワーク側でWTRU102が緊急アタッチされているとみなす(例えば、非緊急ベアラー、例えば、すべての非緊急ベアラーを無効化することによって、ただしその結果、WTRU102であってもそれ自体を緊急アタッチされているとみなす)場合から区別するために、LIPA PDN接続を無効化するために使用される新しい原因コードで、WTRU102が緊急アタッチされていないことを指示することができる。ある代表的な実施形態では、ネットワーク側で、NASまたはRRCメッセージを介して明示的にこの指示(例えば、WTRU102が緊急アタッチされていない)をWTRU102に送信することができる。
ある代表的な実施形態では、LIPA接続が存在するときにアイドルモード再選択を処理する処理手順が実装されうる。WTRU102は、アイドルモードにおいて、UTRAN(3G)からLTEに移行することができることが企図される。同じことが、LTEからGERAN/UTRAN205および210へのアイドルモードにおけるモビリティ(および適切な場合には接続モード)、またはMME142またはSGSN158などのいくつかのノードの変更を伴うLTE内、3G内、および/またはGERAN内モビリティ(例えば、LTE内のMME142もしくは3G内のSGSN158の変更を引き起こすモビリティ)に適用可能であるものとしてもよい。
WTRU102がアイドルモードにおいて3GからLTEに移動し、TAUを実行する場合、MME142は、SGSN158と接触することができる(例えば、コンテキスト要求メッセージを使用してWTRUのコンテキストを取り出すことによって)。SGSN158は、コンテキスト応答メッセージで応答することができる。SGSN158は、MME142に、MME142に送信される通常の情報に加えてWTRU102がLIPA PDN接続を有するかどうかを通知することができる。この情報は、例えば、PDPコンテキストIEに含まれうるか、またはMME142に送信されるメッセージに入れられる新しいIEとして定義されうる。SGSN158は、LIPA接続が与えられたセルのLIPA(例えば、セルIDまたは類似のID、例えば、CSG ID)に関係する他の情報を含むことができる。WTRU102は、CNトラヒックに対する別のPDN接続を有する場合も、または有していない場合があることも企図される。
ある代表的な実施形態では、LIPAベアラーおよび関連情報、例えば、IPアドレスは、MME142へのメッセージに含まれえない。MME142は、WTRU102が、発信元システム内にIPアドレスを有していなかったと判定することができる。MME142は、例えば、発信元システムにおいてWTRU102に対して利用可能な他のPDN接続がなかった場合に再アタッチすることをWTRU102に要求する、さらなるアクションを適宜実行することができる。発信元ノード(例えば、SGSN158)は、ターゲットノード(例えば、MME142)をWTRUのコンテキストで更新するときに、LIPA関係情報(例えば、とりわけベアラーおよび/またはIPアドレス)を除外することができる。この除外は、WTRU102が、CNトラヒックに対する別のPDN接続を有しているかどうかに関係なく、生じうる。アイドルモードモビリティは、可能な限り、接続モードモビリティに対して適用できることが企図される。
MME142が情報を受信した後、TAUでWTRU102によって送信されたIEとの比較を行うことができる(例えば、WTRU102においてアクティブであるEPSベアラーを示しうるEPSベアラーコンテキストステータスIE)。MME142は、LIPAモビリティがサポートされていない場合、SGSN158からの指示により(またはそれに従って)LIPA関連ベアラーおよび関係IPアドレスをローカルで(例えば、LIPA関連ベアラーおよび関係IPアドレスの全部)無効化することができる(例えば、WTRU102にシグナリングを送ることなく)。MME142は、WTRU102が別のPDN接続(例えば、LIPA接続と異なる)を有していた場合にTAUを受け入れることによってWTRU102に応答することができ、TAU AcceptメッセージでWTRU102に、EPSベアラーコンテキストステータスIEにより(またはそれに従って)WTRU102に対してアクティブ状態を保つベアラーを指示することができる。
WTRU102がCNトラヒックに対する別のPDN接続を有していない場合(例えば、LIPAは PDN接続のみを有している場合)、MME142は、TAUを受け入れ、PDN接続に対する要求を実行することをWTRU102に要求することができる。TAU Acceptメッセージ内の新しい原因は、PDN接続に対する要求を実行することをWTRU102に指示するように実装されうる。ある代表的な実施形態では、MME142はTAUを受け入れて、EPSベアラーコンテキストステータスIE内にWTRU102に対するアクティブなEPSベアラーがないことを指示することができる。WTRU102は、この指示に基づき、新しいIPアドレスを取得するPDN接続性要求をトリガーすることができる。他の代表的な実施形態では、WTRU102は、Attach手順を開始することができる。ある代表的な実施形態では、MME142はWTRUのTAUを拒絶し、WTRU102が暗黙のうちにデタッチされていることを指示することができ、またWTRU102は、アタッチ手順を実行することができる。
上で説明されているメッセージ、例えば、コンテキスト要求およびコンテキスト応答メッセージは、代表例であり、他の同等のもしくは類似のメッセージを使用することができることが企図される(例えば、SGSN158が3GPP規格の特定のバージョンもしくはリリースをサポートしている場合、他のメッセージを代わりに使用することができる(例えば、SGSNコンテキスト要求および/またはSGSNコンテキスト応答)。
接続モードで(例えば、HO時に)システム間変更が行われる場合、発信元システムは、WTRU102がHOの後にアタッチ手順を直接的に開始するか、またはTAUを開始しうることをWTRU102に指示することができる。この指示は、WTRU102がLIPA PDN接続を有していたかどうか(例えば、有しているのみ)に依存しうる。例えば、WTRU102がLIPAに対するPDN接続のみを有していた場合(例えば、HNBもしくは発信元NCB)、これは、WTRU102が拒絶されえないように、アタッチ手順、PDN接続要求が続くTAU、または別の適切な手順(例えば、HOコマンド、またはリダイレクション情報を伴うRRC接続解放などのモビリティメッセージの一部として)を開始することをWTRU102に通知することができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、TAUを実行するよう指令されるか、またはTAUを実行することを通知されうる(例えば、WTRU102がCNトラヒックに対してLIPA PDN接続および別のPDN接続の両方を有している場合)。
WTRU102は、複数のPDN接続を有しているかどうか、および/またはPDN接続がLIPA PDN接続であるかどうかに関する知識を使用して、再選択の後にTAUまたはアタッチを、またはUTRAN210(またはGERAN 205)からE−UTRAN170(例えば、LTEにおける)へのHOを実行するかどうかを決定することができる。例えば、WTRU102が、LTEへのシステム間変更を実行する場合(例えば、アイドルモードにおける再選択、またはHO)、WTRU102は、それが発信元システム内でPDN接続を有していたかどうかを判定することができる。WTRU102が、UTRAN210からE−UTRAN170への、またはその逆の向きのアイドルモード再選択もしくは接続モードHOを実行する場合、以下が適用されうる。
PDN接続がないか、または発信元システム内にPDN接続がなかった場合、WTRU102は、TAUの代わりにLTEにおいてアタッチ手順を開始することができる。
WTRU102が、発信元システム内に少なくとも1つのPDN接続を有していた場合、その後、それぞれのPDN接続について、WTRU102は、PDN接続がLIPAに対するものであるか、CNトラヒックに対するものであるかをチェックすることができる。WTRU102が、1つのPDN接続(例えば、唯一のPDN接続)を有し、WTRU102が、そのPDN接続がLIPAに対するものであるという指示を受け取った(または有する)場合、WTRU102は、(1)そのLIPA PDN接続、関連するベアラー、および/またはPDPコンテキストをローカルで無効化し、(2)ローカルでデタッチし、および/または(3)アタッチ手順を開始することができる。WTRU102が複数のPDN接続を有し、それらのPDN接続(例えば、PDN接続のすべて)がLIPA PDN接続である場合、WTRU102は、(1)そのLIPA PDN接続、関連するベアラー、および/またはPDPコンテキストをローカルで無効化し、(2)ローカルでデタッチし、および/または(3)アタッチ手順を開始することができる。WTRU102が唯一のPDN接続を有し、そのPDN接続がLIPAに対するものでないという指示を有している場合(またはPDN接続がLIPAに対するものであるという指示を受信していなかった場合)、WTRU102は、TAU手順を開始し、WTRU102内でアクティブであるベアラーを指示することができる。WTRU102が、複数のPDN接続を有している場合、WTRU102は、それがLIPAに対するものでない少なくとも1つのPDN接続を有しているかどうかをチェックすることができる。WTRU102が、LIPAに対するものでないPDN接続を有している場合、WTRU102は、LIPA PDN接続を無効化し、TAU手順を開始し、どのベアラーがWTRU102内でアクティブであるかをMME142に指示することができる(例えば、WTRU102は、LIPA PDN接続ベアラーに関係する情報を含まないことがある)。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、例えば、USIM(汎用加入者識別モジュール)またはWTRUの不揮発性メモリ内に事前構成されうる、OMA(オープンモバイルアライアンス)DM(デバイス管理)、OTA(オーバーザエア)、および/またはショートメッセージサービス(SMS)を介してWTRU102に送信されうるオペレータポリシーもしくは構成により(またはそれに従って)TAUまたはアタッチ手順を開始することができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102が、(リダイレクションもしくはHOのいずれかによって)E−UTRAN170からCSFBを実行している場合、WTRU102は、ターゲットシステムに向かうときに、そのLIPA PDN接続および/またはLIPAベアラーをローカルで削除することができる。WTRU102は、PDN接続がLIPAに対するものであるかどうかに関して有している知識または指示を使用する。WTRU102は、ターゲットシステムに移動する(例えば、進む)ときにそのLIPA PDN接続および/またはLIPAベアラーを削除(例えば、常にローカルで削除)するか、またはネットワーク指示もしくはオペレータポリシー/構成によりLIPAベアラーを一時停止/維持(例えば、常に一時停止もしくは維持)するように構成されうる。WTRU102が、移動/進行先であるターゲットCSセルがHeNB174と同一の場所に物理的に置かれている別のHNB(例えば、LTE CSセル)であることを知っている場合、WTRU102は、LIPAセッションの復帰と再開が可能である場合のためにLIPAベアラーを維持することができる。
図7は、LIPA(ローカルインターネットプロトコルアクセス)PDN(パケットデータネットワーク)接続を管理するための代表的な方法を例示する流れ図である。
図7を参照すると、代表的な方法700は、WTRU102へのLIPA PDN接続を管理することができることがわかる。ブロック710で、WTRU102への通信のためLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続(例えば、3G接続)に切り替える切替え操作(例えばCSFB操作)を実行することができる。例えば、WTRU102は、音声(または回線交換(CS))通話を行いたい、または音声(またはCS)通話を受けたい場合がある。WTRU102は、例えば、CSFB操作を開始するMME142へのSR(サービス要求)を開始することができる。ブロック720で、MME142は、LGW172にCSFB操作を通知することができ、切替え操作(例えば、CSFB操作)に応答して、LIPA PDN接続の一時停止を開始することができる。ある代表的な実施形態では、MME142は、切替えおよび一時停止手順を制御/管理することができる。ネットワークエンティティでは、例えば、MME142、eNBもしくはHeNB172、LGW174、および/またはPGW146を含む、切替え手順および一時停止手順を実装/開始する制御もしくは管理シグナリング/メッセージングを提供することができることが企図される。
ある代表的な実施形態では、LGW174は、一時停止したLIPA PDN接続を再開することができる。LIPA PDN接続の再開は、切替え操作の後、または切替え操作の終了に応答して(例えば、音声通話もしくはCS呼が着信した後)トリガーされうる。LIPA PDN接続の再開は、自動的であるものとしてもよく、WTRU102が再びLIPA PDN(例えば、またはLTE RATなどの元の無線アクセス技術)のサービスを受けることができるように開始されうる。例えば、LIPA PDN接続の一時停止は、LIPA接続に関連付けられている1つまたは複数LIPAベアラーが切替え操作(例えば、CSFB操作)の実行後に動作を再開できるようにLGW174がLIPA PDN接続に関連付けられている1つまたは複数のLIPAベアラーを(例えば、終了することなく)一時停止することを含みうる。
ある代表的な実施形態では、1つまたは複数の非LIPA PDN接続(例えば、LTEドメインなどのローカルセルに関連付けられている第1のドメイン内の)は、CSFB操作の実行前に確立されうる。例えば、WTRU102へのまたは複数のLIPA PDN接続が、ローカルセルに関連付けられている第1のドメイン(例えば、LTEドメイン)内に存在する場合、CSFB操作時にWTRUがローカルセルから外へ出ると、第1のドメイン内のWTRU102のLIPA PDN接続が終了しうる。非LIPA PDN接続を第1のドメイン内に追加することによって、LIPA PDN接続のコンテキストを、CSFB操作が終了した後にWTRU102へのLIPA PDN接続を後で再開できるように維持されうることが企図される。
ある代表的な実施形態では、WTRU102または他のネットワークエンティティは、WTRUとの第1のドメイン内の非LIPA PDN接続が存在するかどうかを判定することができ、第1のドメイン内の非LIPA PDN接続が存在しない場合にCSFB操作の実行前に非LIPA PDN接続を選択的に確立することができる。
ある代表的な実施形態では、切替え操作は、WTRUとの通信が第1のタイプのもの(例えば、とりわけ、音声通話および/または低帯域要件を有するサービス)である場合に開始されうる。
ある代表的な実施形態では、切替え操作は、WTRUとの通信が第1のタイプのものまたは1つまたは複数の指定されたタイプのもの(例えば、とりわけ、ストリーミングビデオ、高QoS要求サービス、および/または高帯域幅を必要とするサービス)でない場合に中断されうる。例えば、切替え操作の実行は、LIPA PDN接続を介して送信される通信がいつ第1のタイプのものであるかを判定することと、非LIPA PDN接続を介して第1のタイプの通信を送信することとを含むことができ、LIPA PDN接続の再開は、第1のタイプの通信がいつ終了したかを判定することと、LIPA PDN接続を介して、第1のタイプの通信の後に続く、第2のタイプの通信を送信することとを含むことができる。ある代表的な実施形態では、非LIPA接続は、別のタイプのRAT(例えば、CSFB対応RAT)および/または別のタイプのドメイン(例えば、CSドメイン)内にあるものとしてもよい。
ある代表的な実施形態では、LIPA PDN接続の一時停止は、WTRUとのPDN接続が非LIPA PDNであるかどうかを判定することと、例えば、WTRU102との1つまたは複数のLIPA PDN接続(例えば、LIPA PDN接続のみ)が存在する(例えば、WTRU102との接続のタイプに基づき)ときに、LIPA PDN接続の無効化を防ぐこととを含みうる。
ある代表的な実施形態では、LIPA PDNベアラー(例えば、LIPA接続)の無効化または再開は、CSFB操作がLIPA接続の無効化もしくは再開のいずれかの前に終了できるように指定された期間が経過した後であるものとしてもよい。例えば、LIPAは、指定された時間の間、一時停止され、その後、WTRU102がローカルセルにおいてサービスを再開しない場合に、LIPAベアラー(例えば、LIPA PDN接続)は一時停止タイマーのタイムアウトに基づき無効化されうる。例えば、一時停止タイマーは、一時停止期間中にWTRU102が一時停止したLIPA PDN接続の一時停止を解除し、一時停止タイマーを中止することによって通信を再開することができるようにLIPA PDN接続が一時停止されたときに開始されうる。一時停止期間が終了すると、LIPA PDN接続は無効化され、もはや一時停止を解除されなくなる(例えば、コンテキスト情報が削除されるか、または消去され、LIPA PDN接続の再開は可能でなくなるものとしてもよい)。
ある代表的な実施形態では、非LIPA PDN接続に関連付けられているPDN(例えば、CSFB対応サービスに使用される)は、一時停止したLIPA PDN接続を再開して保留中サービスを実行するようにさらなる切替え操作を実行できるように保留中サービス(例えば、PS(パケット交換)サービス)を通知されうる。例えば、一時停止したLIPA PDN接続を再開するさらなる切替え操作は、CSFB操作の終了に応答してなされるものとしてもよい。
ある代表的な実施形態では、CNノードは、PDP(パケットデータプロトコル)またはPDN接続がLIPA接続であるかどうかを、WTRUコンテキストを要求するため交換されるメッセージで指示することができる。
図8は、LIPA(ローカルインターネットプロトコルアクセス)PDN(パケットデータネットワーク)接続を管理するための別の代表的な方法を例示する流れ図である。
図8を参照すると、代表的な方法800は、WTRU102へのLIPA PDN接続を管理することができることがわかる。ブロック810で、WTRU102への通信のためLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続(例えば、3G接続)に切り替える切替え操作(例えばCSFB操作)を実行することができる。例えば、WTRU102は、CS(回線交換)呼を行いたい、またはCSもしくは音声通話を受けたい場合がある。WTRU102は、例えば、CSFB操作を開始するMME142へのSR(サービス要求)を開始することができる。ある代表的な実施形態では、LIPA PDNは、LIPAセルからWTRU102をデタッチもしくは切断する切替え操作に応答してローカルで無効化されうる。ブロック820で、WTRU102は、所望のサービスに応じてWTRU102をアタッチするアタッチ手順を開始することができる(例えば、CSFBサービスについては、WTRUは、とりわけ、3Gドメイン、UTRANドメイン、および/またはGERANドメインなどのCS対応ドメインにアタッチすることができる)。
ある代表的な実施形態では、TAU(トラッキングエリア更新)手順は、WTRU102がLIPAに対するものではないPDN接続を有することに応答して開始され、機能強化されたシグナリングを使用して、WTRU102内でどのベアラーがアクティブであるかがMME 1542に指示されうる。
ある代表的な実施形態では、CSG(限定加入者グループ)加入の失効が検出されると、LIPA PDN接続はローカルで無効化されうる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102から受信したIMS(IPマルチメディアサブシステム)緊急呼は、第1のセルがLIPA PDN接続が与えられているセルでないことに応答して、第1のセルによって拒絶されることはない。
図9は、WTRUによる再選択を処理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図9を参照すると、代表的な方法900は、WTRU102によるアイドルモード再選択を処理することができることがわかる。ブロック910で、LIPA PDN接続を確立することができる。ブロック920で、WTRU102は、アイドルモード中の間に一方のネットワーク(例えば、PDN)から別のPDNに移動することができる。ブロック930で、MME142は、WTRU102のステータス(例えば、WTRU102がLIPA PDN接続を有しているかどうか)の通知を受けることができる。例えば、WTRU102は、EPS(発展型パケットシステム)ベアラーがWTRU102内でアクティブであるかどうかを指示することができるIE(情報要素)を含むシグナリングまたはメッセージをMME142に送信することができる。これにより、MME142は、WTRU102に対する再アタッチおよび/またはリダイレクト手順を制御し、例えば、別のPDNに移動した後にLIPA PDN接続への再アタッチを行う無保証の、もしくは不要な作業に伴う遅延時間を短縮するか、またはなくすことができる。
図10は、WTRUのコンテキストを管理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図10を参照すると、代表的な方法1000は、CSG加入が失効したときにコンテキストを管理することができることがわかる。ブロック1010で、LIPA PDN接続を確立した後、LIPA PDNに対するベアラーは、ローカルで無効化されうる(原因#25または新しい原因コードを受信することに基づき)。ブロック1020で、WTRU102は、率先してアタッチを実行することができる。ブロック1030で、WTRU102は、CSGセルにアクセスすることを試みることができる。ブロック1040で、WTRU102は、WTRUがCSGセルにアクセスすることを試みたときにWTRUの加入が失効してしまった後ではWTRU102はCSGへのアクセスを許可されないこと、およびWTRUがLIPAに対する1つのPDN接続を有していることを指示するメッセージを受信することができる。例えば、LIPA PDN接続に関連付けられているWTRU102のベアラーは、MME142にシグナリングを送るかまたはメッセージを与えることなく、ローカルで無効化されうる。
図11は、緊急呼を発呼するための代表的な方法を示す流れ図である。
図11を参照すると、代表的な方法1100は、WTRU102から緊急呼を発呼することができることがわかる。ブロック1110で、WTRU102は、確立節(例えば、緊急に設定されうる)で送信することができる情報とともにSRタイプを送信することができる。ブロック1120で、MME142(および/またはLGW174)は、確立節で送信された情報を使用してWTRU102のローカルでの登録抹消を防ぐことができる。ブロック1130で、緊急呼に対してPDN接続を開始することができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、確立節が緊急呼に設定され、WTRUがローカルのデタッチ(登録抹消)およびその後のアタッチを実行できず、その代わりにシステム内に留まり、引き続き任意の形態の緊急呼に対するシグナリングを送ることができるように(例えば、とりわけ、IMSまたはCSFB)ユーザープレーンが確立されていないとしてもSR手順の特別な成功の場合として緊急に設定されている確立節を使用することができる。WTRU102は、シグナリング無線ベアラーの確立をSR手順が正常に終了したものとみなすことができ、関係するタイマーを停止することができる。
ある代表的な実施形態では、ネットワークは、別のNASメッセージ(例えば、Service Acceptなどの新しいNASメッセージ、または既存のNASメッセージ(例えば、サービス要求手順が正常に終了したことを指示する特定の原因値を伴うEMM情報))を送信することができる。WTRU102は、この指示を使用して、この手順が成功したと結論し、関係するタイマーを停止することができる。
他の代表的な実施形態では、ネットワークは、実際のユーザーデータが交換されないとしても、LIPA PDN接続に対する無線ベアラーまたはネットワーク側でセットアップしないと決定した可能性がある他のEPSベアラーをセットアップすることができる。MME142は、これらのベアラーが「モック」ベアラーであることを指摘する指示をRRCに含めるようeNB140に指示することができ、ユーザープレーンデータには使用されえない。
図12は、LIPA PDN接続を処理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図12を参照すると、LIPA PDN接続を処理するための代表的な方法1200は、ブロック1210で、回線交換フォールバックを実行することと、ブロック1220で、LIPA PDN接続の一時停止と無効化との間での決定を行うこととを含みうる。
図13は、WTRUへの接続を管理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図13を参照すると、代表的な方法1300は、第1のタイプのRAT(無線アクセス技術)を介した接続を管理することができることがわかる。ブロック1310で、WTRUへの通信のため第1のタイプのRATを介した接続から第2のタイプのRATを介したさらなる接続に切り替える切替え操作を実行することができる。ブロック1320で、切替え操作に応答して、第1のタイプのRATを介した接続を一時停止することができる。
図14は、WTRUの接続を管理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図14を参照すると、代表的な方法1400は、WTRU102の接続を管理することができることがわかる。ブロック1410で、WTRU102は、第1のドメインに再アタッチすることを示すシグナリングを受信することができる。ブロック1420で、WTRU102は、決定された結果として、要求された(例えば、CSFB)および/または結果として第1のドメインへの再アタッチを示すシグナリングの受信をもたらしたサービスのタイプを決定することができる(またはWTRU102は、特定の確立節の受信をトリガーした要求がCSFBサービスに対する要求であったかどうかを判定するか、または確認することができる)。例えば、決定された結果は、LIPA PDN(パケットデータネットワーク)接続が第1のドメイン(例えば、LTEドメイン)内で確立された後、LIPAセルからWTRU102が移動したためCSFB要求が再アタッチシグナリングをもたらしたということになりうる。ブロック1430で、WTRU102は、決定された結果(例えば、決定された結果が例えば異なるセルもしくはネットワークを介してサービスが提供(例えば、より適切に提供)されうることを指示するときに)に基づき第2のドメイン(例えば、(1)GERAN(GSM/EDGE無線アクセスネットワーク)、(2)UTRAN(UMTS地上無線アクセスネットワーク)、および/または(3)1xRTT(単一キャリア無線送信技術)などのCSFB対応ドメイン)内で通信(例えば、回線交換呼)に再選択および/または確立(自立的確立)することができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、第1のドメイン(例えば、LTEドメイン)に再アタッチするシグナリングを受信した後であってもCS呼を開始することを要求することができる。他の代表的な実施形態では、WTRU102は、第1のドメインに再アタッチすることを示すシグナリングを受信した後であっても回線交換呼を受信することができる。
ある代表的な実施形態では、回線交換呼は、第2のドメイン内で確立され、WTRUが(1)回線交換呼を開始するかどうか、および/または(2)WTRUがLIPAセルから外へ出たかどうかを判定し、両方の条件が満たされている場合に(例えば、CS呼およびLIPAセルからの外への移動を望んでいる)、回線交換ドメイン内での回線交換呼のWTRU102による自立的確立を行うことを含みうる。
図15は、WTRUの接続を管理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図15を参照すると、代表的な方法1500は、第1のセルとのLIPA PDN接続を有するWTRU102のハンドオーバーを試みるときにWTRUの接続を管理することができることがわかる。ブロック1510で、HeNBは、第1の条件が存在しているかどうかを判定することができる(例えば、少なくとも一部はLIPA PDN接続が存在しているかどうかを判定することを含む)。ブロック1520で、第1の条件が存在することに応答して、(1)HeNBは、試みられたハンドオーバー手順を中断し、WTRU102を第2のセルにリダイレクトすることができる。
ある代表的な実施形態では、RRC(無線リソース制御)接続も解放されうる。
図16は、WTRUの接続を管理するための代表的な方法を示す流れ図である。
図16を参照すると、代表的な方法1600は、通信のためWTRUをLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続に切り替える切替え操作の後にLIPAセルへのLIPA(ローカルインターネットプロトコルアクセス)PDN(パケットデータネットワーク)接続を管理することができることがわかる。LIPA PDN接続は、切替え操作の後、一時停止されうる。ブロック1610で、ターゲットシステム(例えば、非LIP PDN接続に関連付けられているMSC)は、WTRUのリダイレクションのための情報をLIPAセルに送り返す(例えば、その無線アクセスネットワークに)ことができる。ブロック1620で、ターゲットシステム(例えば、MSCまたは基地局などの他のネットワークリソース)は、一時停止したLIPA PDN接続を再開するためにターゲットシステム(またはターゲットシステムのドメイン)からLIPA PDN接続に関連するLIPAセルへのWTRU102のリダイレクションを制御(または開始)することができる。例えば、ある代表的な実施形態では、サービングノード(LIPAを処理していない)は、保留中サービスに関して通知を受けることができる。
ある代表的な実施形態では、WTRU102は、リダイレクトされたLIPAセルにアタッチ(または再アタッチ)して保留中サービスを実行することができる。
本明細書で開示されている実施形態は、任意の組み合わせで使用することができ、またさまざまな無線通信システム、例えば、LTE、およびGERAN/UTRANなどに適用可能である。これらの実施形態は、SIPTOにも適用可能であるものとしてもよい。
特徴および要素が特定の組み合わせで上述されているが、当業者であれば、それぞれの特徴もしくは要素は単独で、または他の特徴および要素と組み合わせて使用できることを理解するであろう。それに加えて、本明細書で説明されている方法は、コンピュータまたはプロセッサにより実行できるようにコンピュータ可読媒体内に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにより実装されうる。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体の例としては、限定はしないが、ROM(リードオンリーメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクおよびリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、ならびにCD−ROMディスクおよびDVD(デジタル多用途ディスク)などの光学媒体が挙げられる。ソフトウェアとの関連性を持つプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、またはホストコンピュータにおいて使用するための無線周波トランシーバを実装するために使用されうる。
さらに、上で説明されている実施形態において、処理プラットフォーム、コンピューティングシステム、コントローラ、およびプロセッサを備える他のデバイスが言及されている。これらのデバイスは、少なくとも1つのCPU(中央演算処理装置)およびメモリを収容することができる。コンピュータプログラミングの当業者の技術によれば、活動への参照および演算もしくは命令の記号表現が、さまざまなCPUおよびメモリによって実行されうる。このような活動および減算もしくは命令は、「実行される」、「コンピュータ実行される」、または「CPU実行される」と称されうる。
当業者であれば、これらの活動および記号的に表現された演算もしくは命令は、CPUによる電気的信号の操作を含むことを理解するであろう。電気的システムは、結果として電気的信号の変換もしくは縮小を引き起こしうるデータビットおよびメモリシステム内のメモリロケーションにおけるデータビットを維持し、それによりCPUの演算を再構成するか、または他の何らかの方法で変更するステップ、さらには信号の他の処理を表す。データビットが保持されるメモリロケーションは、データビットに対応するか、またはデータビットを表す特定の電気的、磁気的、光学的、または有機的特性を有する物理的ロケーションである。
データビットは、CPUによって読み出し可能な磁気ディスク、光ディスク、および他の揮発性(例えば、RAM(ランダムアクセスメモリ))または不揮発性(例えば、ROM(リードオンリーメモリ))大容量記憶システムを含むコンピュータ可読媒体上に保持することもできる。コンピュータ可読媒体は、連携するか、または相互接続されたコンピュータ可読媒体を含み、これは、処理システム上にもっぱら存在するか、または処理システムのローカルもしくはリモートにありうる複数の相互接続された処理システム間に分散される。代表的な実施形態は、上述のメモリに限定されないこと、また他のプラットフォームおよびメモリが説明されている方法をサポートすることができることは理解される。
本出願の説明において使用されている要素、活動、または命令はどれも、そのようなものとして明示的に説明されていない限り本発明にとって重要もしくは不可欠であるものとして解釈すべきでない。また、本明細書で使用されているように、「1つ」または「ある」(原文中の冠詞「a」)は、1つまたは複数の項目を含むことが意図されている。1つの項目のみ意図されている場合、「1つ」(「one」)という語または類似の言い回しが使用される。さらに、複数の項目および/または項目の複数のカテゴリを列挙して「のうちのどれか」を付けた場合、本明細書で使用されているように、項目「のうちのどれか」、「の任意の組み合わせ」、「任意の複数の」項目、および/または項目「の複数の組み合わせ」および/または項目のカテゴリを個別に、または他の項目および/または項目の他のカテゴリと併せて含むことが意図されている。さらに、本明細書で使用されているように、「集合」は、ゼロ個を含む、任意の個数の項目を含むことが意図されている。さらに、本明細書で使用されているように、「数」は、ゼロを含む、任意の数を含むことが意図されている。
さらに、請求項は、その趣旨で述べられていない限り説明されている順序または要素に限定されるものとして読まれるべきでない。それに加えて、請求項において「手段」という用語が使用された場合、これは、米国特許法第112条¶6を行使することを意図しており、「手段」という用語を用いない請求項にはそのような意図はない。
好適なプロセッサとして、例えば、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型のプロセッサ、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアとの関連性を持つ1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、ASIC(特定用途向け集積回路)、ASSP(特定用途向け標準品)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)回路、他のタイプのIC(集積回路)および/または状態機械が挙げられる。
ソフトウェアとの関連性を持つプロセッサは、WTRU(無線送信受信ユニット)、UE(ユーザー装置)、端末、基地局、MME(モビリティ管理エンティティ)もしくはEPC(Evolved Packet Core)、またはホストコンピュータにおいて使用する無線周波トランシーバを実装するために使用できる。WTRUは、カメラ、ビデオカメラモジュール、テレビ電話、スピーカーフォン、バイブレーションデバイス、スピーカー、マイク、テレビトランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、FM(周波数変調)無線ユニット、NFC(近距離無線通信)モジュール、LCD(液晶ディスプレイ)表示装置、OLED(有機発光ダイオード)表示装置、デジタル音楽プレーヤー、メディアプレーヤー、ゲーム機モジュール、インターネットブラウザ、および/またはWLAN(無線ローカルエリアネットワーク)モジュールまたはUWB(ウルトラワイドバンド)モジュールなどの、SDR(Software Defined Radio)または他のコンポーネントを含むハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装された、モジュール群と併せて使用できる。
本発明は、通信システムに関して説明されているが、これらのシステムは、マイクロプロセッサ/汎用コンピュータ(図示せず)上のソフトウェアで実装されうることも企図される。いくつかの実施形態では、さまざまなコンポーネントの機能の1つまたは複数は、汎用コンピュータを制御するソフトウェアで実装されうる。
それに加えて、本発明は、特定の実施形態を参照しつつ本明細書に例示され説明されているが、本発明は、図示されている詳細に限定されることを意図していない。むしろ、さまざまな修正形態は、本発明の範囲から逸脱することなく請求項の範囲および請求項と同等の項目の範囲内で構成されうる。
実施形態
一実施形態において、WTRU(無線送信/受信ユニット)へのLIPA(ローカルインターネットプロトコルアクセス)PDN(パケットデータネットワーク)接続を管理する方法は、WTRUへの通信のためLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続に切り替える切替え操作を実行するステップと、切替え操作に応答して、LIPA PDN接続を一時停止するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、LIPA PDN接続を、切替え操作の終了後に再開するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、切替え操作の実行は、CSFB(回線交換フォールバック)操作を遂行するステップを含むことができる。
一実施形態において、CSFB操作の実行は、WTRUをLIPA PDN接続に関連付けられた第1のセルから非LIPA PDN接続に関連付けられた第2のセルにリダイレクトするステップと、WTRUを第2のセルにアタッチするステップと、回線交換サービスを実行するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、LIPA PDN接続を、切替え操作の終了に応答して、再開するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続の一時停止は、LIPA PDN接続に関連付けられた1つまたは複数のLIPAベアラーを一時停止するステップを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、CSFB操作の実行後に、LIPA接続に関連付けられた1つまたは複数のLIPAベアラーの動作を再開するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、切替え操作の実行は、WTRUをLIPA PDN接続に関連付けられた第1のセルからサービングセルとしての非LIPA PDN接続に関連付けられた第2のセルにリダイレクトするステップを含むことができる。
一実施形態において、第1のセルからサービングセルとしての第2のセルへのリダイレクトは、(1)同じドメインおよび第1のセルと異なるセル、または(2)第1のセルと異なる、別のドメインのうちの1つにある第2のセルにリダイレクトするステップを含むことができる。
一実施形態において、切替え操作の実行は、アイドルモード再選択を実行するWTRUのWTRUによるリダイレクトを含む。
一実施形態において、この方法は、WTRUを第2のセルに再アタッチする再アタッチ操作を実行するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、一時停止したLIPA PDN接続の操作を再開するステップをさらに含むことができ、これは、CSFBを第2のセルに関連付けられているMSC(移動通信交換局)に通知するステップと、WTRUを第2のセルから第1のセルに戻す形でリダイレクトする指示をMSCによってRNC(無線ネットワークコントローラ)に送信するステップとを含む。
一実施形態において、切替え操作の実行は、第1のドメインから第2のドメインへのリダイレクトに対するWTRUからの要求を第1のドメインに関連付けられているネットワークリソースにより受信するステップと、第2のドメインへのWTRUのリダイレクトをネットワークリソースによって開始するステップとを含むことができ、LIPA PDN接続の一時停止は、LIPA PDN接続に関連付けられている1つまたは複数のLIPAベアラーの一時停止をネットワークリソースによって開始するステップを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、通信に関連付けられている通信サービスのタイプをWTRUによって決定するステップと、その通信に関連付けられている通信サービスのタイプに基づき切替え操作を選択的に開始するステップとをさらに含むことができる。
一実施形態において、通信サービスのタイプが第1のタイプであることに応答して、切替え操作を開始し、通信サービスのタイプが第2のタイプであることに応答して、切替え操作を開始しない。
一実施形態において、通信サービスの第1のタイプは、回線交換サービスを含むことができ、通信サービスの第2のタイプは、パケット交換サービスを含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続の一時停止は、決定された結果として、WTRUとのPDN接続が非LIPA PDN接続であるかどうかを判定するステップと、決定された結果に基づきLIPA接続の無効化を防ぐステップとを含むことができる。
一実施形態において、切替え操作の実行は、
LIPA PDN接続を介して送信される通信がいつ第1のタイプのものであるかを判定するステップと、非LIPA PDN接続を介して第1のタイプの通信を送信するステップとを含むことができ、
LIPA PDN接続の再開は、第1のタイプの通信がいつ終了したかを判定するステップと、LIPA PDN接続を介して、第1のタイプの通信の後に続く、第2のタイプの通信を送信するステップとを含むことができる。
一実施形態において、第1のタイプの通信は、回線交換サービス使用することができ、第2のタイプの通信サービスは、パケット交換サービスを使用することができる。
一実施形態において、この方法は、指定された期間が過ぎた後、一時停止したLIPA PDN接続を無効化または再開するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、決定された結果として、一時停止期間の終了に応答して、一時停止したLIPA PDN接続を再開するか、または無効化するかを決定するステップと、決定された結果に従って、LIPA PDN接続を無効化または再開するステップとをさらに含むことができる。
一実施形態において、WTRUは、CSFB操作によってターゲットシステムに向けられるか、またはリダイレクトされうる。
一実施形態において、この方法は、WTRUをターゲットシステムにアタッチするステップと、一時停止したLIPA PDN接続を再開するためにターゲットシステムからLIPA PDN接続に関連付けられているローカルセル(例えば、LIPAセル)へのリダイレクションを制御するステップとをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、WTRUをターゲットシステムにアタッチするステップと、ターゲットシステムからLTE(ロングタームエボリューション)RAT(無線アクセス技術)へのリダイレクションを制御するステップとをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、ローカルセルへのリダイレクションの後にWTRUをリダイレクトされたローカルセルに再アタッチするステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、CSFB操作の終了に応答して、一時停止したLIPA PDN接続を再開するためにリダイレクションを実行する指示をネットワークリソースまたは非LIPA PDN接続に関連付けられている無線アクセスネットワークに送信するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、送信された指示に応答してWTRUをLIPA PDN接続に関連付けられているローカルセルにリダイレクトして一時停止したLIPA PDN接続を再開するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、この方法は、通信のためWTRUをLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続に切り替える切替え操作の後にLIPAセルへのLIPA PDN接続を管理することができることがわかる。
一実施形態において、LIPA PDN接続は、切替え操作の後、一時停止されうる。
一実施形態において、この方法は、非LIP PDN接続に関連付けられているターゲットシステムによって、WTRUのリダイレクションのため情報をLIPAセルに送り返すステップと、一時停止したLIPA PDN接続を再開するためにターゲットシステムからLIPA PDN接続に関連付けられているLIPAセルへのWTRUのリダイレクションを制御するステップとを含みうる。
一実施形態において、この方法は、WTRUをリダイレクトされたLIPAセルにアタッチして保留中サービスを実行するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、WTRUへのLIPA PDN接続を管理する方法は、切替え操作に応答して、LIPA PDN接続をローカルで無効化することによってWTRUへの通信のためLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続に切り替える切替え操作を実行するステップと、アタッチ手順を開始するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、WTRUがLIPAに対するものではないPDN接続を有することに応答してTAU(トラッキングエリア更新)手順を開始するステップと、WTRUにおいてアクティブなベアラーを指示するステップとをさらに含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続の無効化は、WTRUがLIPA PDN接続ではないPDN接続を有することに応答してなされるものとしてもよい。
一実施形態において、この方法は、どのベアラーがWTRUにおいてアクティブであるかをMME(モビリティ管理エンティティ)に指示するステップを含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続のローカルでの無効化は、CSG(限定加入者グループ)加入の失効が検出されると、LIPA PDN接続をローカルで無効化するステップを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、WTRUから受信したIMS(IPマルチメディアサブシステム)緊急呼を、第1のセルがLIPA PDN接続が与えられているセルでないことに応答して、第1のセルによって拒絶しないステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、WTRUによるアイドルモード再選択を処理する方法は、LIPA PDN接続を確立するステップと、アイドルモード中の間に一方のネットワークから他方のネットワークに移動するステップと、WTRUがLIPA PDN接続を有しているかどうかをモビリティ管理エンティティ(MME)に通知するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、EPS(発展型パケットシステム)ベアラーがWTRUにおいてアクティブであるかどうかを指示するIE(情報要素)をWTRUによって送信するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、CSG(限定加入者グループ)の加入が失効したときにWTRUコンテキストを管理する方法は、LIPA PDN接続をWTRUによって確立するステップと、CSGセルにアクセスすることをWTRUによって試みるステップと、WTRUがCSGセルにアクセスすることを試みた場合に、WTRUの加入が失効した後ではWTRUはCSGへのアクセスを許可されないこと、およびWTRUがLIPAに対する1つのPDN接続を有していることを示すメッセージをWTRUによって受信するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、MME(モビリティ管理エンティティ)へのシグナリングなしでLIPA PDN接続に関連付けられているWTRUのベアラーをローカルで無効化するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、WTRUから緊急呼を発呼する方法は、確立節が緊急に設定されたサービス要求タイプを送信するステップと、送信された確立節を使用してWTRUのローカルの登録抹消を防ぐステップと、緊急呼に対するパケットデータネットワーク接続を開始するステップとを含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続を処理する方法は、回線交換フォールバックを実行するステップと、LIPA PDN接続の一時停止と無効化との間での決定を行うステップとを含むことができる。
一実施形態において、第1のタイプのRAT(無線アクセス技術)を介してWTRUへの接続を管理する方法は、WTRUへの通信のため第1のタイプのRATを介した接続から第2のタイプのRATを介したさらなる接続に切り替える切替え操作を実行するステップと、切替え操作に応答して、第1のタイプのRATを介した接続を一時停止するステップとを含むことができる。
一実施形態において、WTRUの接続を管理する方法は、第1のドメインに再アタッチするシグナリングをWTRUによって受信するステップと、決定された結果として、WTRUがLIPAセルから移動し、確立されたLIPA PDN接続を有していたかどうかをWTRUによって判定するステップと、決定された結果に基づき、第2のドメイン内で回線交換呼をWTRUによって自立的に確立するステップとを含むことができる。
一実施形態において、WTRU(無線送信/受信ユニット)の接続を管理する方法は、第1のドメインに再アタッチするシグナリングをWTRUによって受信するステップと、WTRUによって、要求された、しかも決定された結果として、第1のドメインに再アタッチするシグナリングを受信することをもたらしたサービスのタイプを決定するステップと、決定された結果に基づき、WTRUによって、第2のドメインに、自立的に再選択するステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、第1のドメインに再アタッチする受信したシグナリングをWTRUによって無視するステップをさらに含むことができ、第2のドメイン内で回線交換呼の自立的確立は、移動局発信CSFB(回線交換フォールバック)または移動局着信CSFBをWTRUによって要求するステップを含むことができる。
一実施形態において、第1のドメインは、LTE(ロングタームエボリューション)ドメインであるものとしてもよく、第2のドメインは、回線交換ドメインであるものとしてもよい。
一実施形態において、第2のドメインは、(1)GERAN(GSM/EDGE無線アクセスネットワーク)、(2)UTRAN(UMTS地上波無線アクセスネットワーク)、および/または(3)1xRTT(単一キャリア無線送信技術)のうちの1つであるものとしてもよい。
一実施形態において、第1のセルとのLIPA PDN(パケットデータネットワーク)接続を有するWTRU(無線送信/受信ユニット)のハンドオーバーを試みる場合にWTRUの接続を管理する方法は、HeNB(ホームeNodeB)によって、第1の条件が存在するかどうかを判定するステップと、第1の条件が存在することに応答して、試みられたハンドオーバー手順をHeNBによって中断し、WTRUを第2のセルにHeNBによってリダイレクトするステップとを含むことができる。
一実施形態において、この方法は、無線リソース制御接続を解放するステップをさらに含むことができる。
一実施形態において、第1の条件が存在しているかどうかの判定は、LIPA PDN接続が存在しているかどうかを判定するステップを含むことができる。
一実施形態において、WTRUへの1つまたは複数の接続を管理する方法は、WTRUへの第1の接続からWTRUへの第2の接続に切り替える切替え操作を実行するステップと、切替え操作を実行した後に少なくとも指定された期間において切替え操作に応答して第1の接続を一時停止するステップとを含むことができる。
一実施形態において、LIPA PDN接続を管理するための装置は、プロセッサであって、WTRUへの通信のためLIPA PDN接続から非LIPA PDN接続に切り替える切替え操作を実行し、切替え操作に応答して、LIPA PDN接続を一時停止するように構成されたプロセッサを備えることができる。
一実施形態において、プロセッサは、LIPA PDN接続を、切替え操作の終了後に再開するように構成されうる。
一実施形態において、プロセッサは、(1)WTRUとの通信が第1のタイプのものであるかどうかを判定し、CSFB(回線交換フォールバック)操作を、通信が第1のタイプのものであることに応答して切替え操作の一部として実行するように構成されうる。
一実施形態において、プロセッサは、LIPA PDN接続を、切替え操作の終了に応答して再開するように構成されうる。
一実施形態において、装置は、LIPA PDN接続の一時停止の後に一時停止期間の終了を指示するように構成されうる一時停止タイマーと、プロセッサであって、一時停止期間の終了に応答して、一時停止したLIPA PDN接続を再開するか、または無効化するかを決定し、一時停止期間の終了後に、一時停止したLIPA PDN接続を無効化するか、または再開するように構成されうるプロセッサとをさらに備えることができる。
一実施形態において、装置は、WTRUに対する保留中サービスを非LIPA PDN接続に関連付けられているターゲットシステムに通知し、保留中サービスの実行のためリダイレクション情報を提供してWTRUを一時停止したLIPA PDN接続にリダイレクトするように構成された送信/受信ユニットをさらに備えることができる。
一実施形態において、プロセッサは、一時停止したLIPA PDN接続を、CSFB操作の終了に応答して再開するリダイレクションを開始するように構成されうる。
一実施形態において、プロセッサは、決定された結果として、WTRUとのPDN接続が非LIPA PDN接続であるかどうかを判定し、決定された結果に基づきLIPA接続の無効化を防ぐように構成されうる。
一実施形態において、プロセッサは、LIPA PDN接続を介して送信される通信がいつ第1のタイプのものであるかを判定し、非LIPA PDN接続を介して第1のタイプの通信の送信を管理し、第1のタイプの通信がいつ終了したかを判定し、LIPA PDN接続を介して、第1のタイプの通信の後に続く、第2のタイプの通信の送信を管理するように構成されうる。
一実施形態において、第1のタイプの通信は、回線交換サービス使用し、第2のタイプの通信は、パケット交換サービスを使用する。
一実施形態において、アイドルモード中の間に一方のネットワークから他方のネットワークに移動するときにWTRUによるアイドルモード再選択を処理するための装置は、LIPA PDN接続を確立するように構成されたプロセッサと、WTRUがLIPA PDN接続を有しているかどうかをMMEに通知するように構成された送信/受信ユニットとを備えることができる。
一実施形態において、送信/受信ユニットは、EPS(発展型パケットシステム)ベアラーがWTRUに対してアクティブであるかどうかを指示するIE(情報要素)を送信するように構成されうる。
一実施形態において、CSG(限定加入者グループ)の加入が失効した場合にWTRUコンテキストを管理するための装置は、LIPA PDN接続を確立するように構成されたプロセッサと、送信/受信ユニットであって、(1)CSGセルにアクセスすることを試み、(2)WTRUがLIPA PDN接続を有しているかどうかをMMEに通知し、(3)WTRUがCSGセルにアクセスすることを試みた場合にWTRUの加入が失効してしまった後ではWTRUはCSGへのアクセスを許可されないこと、またWTRUがLIPAに対する単一のPDN接続を有していることを示すメッセージを受信するように構成された送信/受信ユニットとを備えることができる。
一実施形態において、緊急呼を発呼するための装置は、WTRUから緊急事態を示すように確立節が設定されているサービス要求タイプを送信するように構成された送信/受信ユニットと、送信された確立節を使用してWTRUのローカルの登録抹消を防止し、緊急呼に対するパケットデータネットワーク接続を開始するように構成されたプロセッサとを備えることができる。
一実施形態において、第1のタイプのRAT(無線アクセス技術)を介して接続を管理するための装置は、プロセッサであって、WTRUへの通信のため第1のタイプのRATを介した接続から第2のタイプのRATを介したさらなる接続に切り替える切替え操作の実行を制御し、切替え操作に応答して、第1のタイプのRATを介した接続を一時停止するように構成されたプロセッサを備えることができる。
一実施形態において、第1のドメイン内でLIPA(ローカルインターネットプロトコルアクセス)PDN(パケットデータネットワーク)接続を有していたLIPAセルから移動する、接続を管理するように構成されたWTRUは、送信/受信ユニットであって、(1)回線交換呼を要求し、(2)第1のドメインに再アタッチすることを示すシグナリングを受信するように構成された送信/受信ユニットと、第1のドメインに再アタッチすることを示す受信したシグナリングを破棄し、第2のドメイン内で回線交換呼のリダイレクションを自立的に制御するように構成されたプロセッサとを備えることができる。
一実施形態において、第1のドメインは、LTEドメインであり、第2のドメインは、(1)GERAN(GSM/EDGE無線アクセスネットワーク)、(2)UTRAN(UMTS地上波無線アクセスネットワーク)、または(3)1xRTT(単一キャリア無線送信技術)のうちの1つであるものとしてもよい。
一実施形態において、プロセッサは、(1)回線交換呼を開始するかどうかを判定するように構成され、(2)WTRUは、決定された結果として、LIPAセルから外へ出ており、決定された結果に応答して、WTRUを、第2のドメインとして、回線交換ドメインに自立的にリダイレクトする。
一実施形態において、第1のセルとのLIPA PDN接続を有するWTRUのハンドオーバーを試みる場合に接続を管理するためのHeNB(ホームeNodeB)は、(1)第1の条件が存在するかどうかを判定し、(2)第1の条件に応答して、(i)試みられたハンドオーバー手順を中断し、(ii)WTRUを第2のセルにリダイレクトし、(3)無線リソース制御接続を解放するように構成されたプロセッサを備えることができる。
一実施形態において、プロセッサは、LIPA PDN接続が、第1の条件の少なくとも一部として存在するかどうかを判定するように構成されうる。
一実施形態において、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に、上記の方法のいずれかを実装するためコンピュータによって実行可能なコンピュータコードを格納することができる。