JP6724694B2 - 基板加熱装置および基板加熱方法 - Google Patents

基板加熱装置および基板加熱方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6724694B2
JP6724694B2 JP2016189782A JP2016189782A JP6724694B2 JP 6724694 B2 JP6724694 B2 JP 6724694B2 JP 2016189782 A JP2016189782 A JP 2016189782A JP 2016189782 A JP2016189782 A JP 2016189782A JP 6724694 B2 JP6724694 B2 JP 6724694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
solder
component
heating
heating method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016189782A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018056291A (ja
Inventor
植野 義則
義則 植野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016189782A priority Critical patent/JP6724694B2/ja
Publication of JP2018056291A publication Critical patent/JP2018056291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6724694B2 publication Critical patent/JP6724694B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

本発明は、基板を加熱する基板加熱装置および基板加熱方法に関する。
電子部品の基板実装においては、はんだ印刷装置が、基板上に形成したランドへはんだを印刷し、はんだ印刷検査装置が、印刷されたはんだの状態を検査する。この検査において、はんだの状態に問題がないと判定された場合、部品搭載装置が部品を基板上の指定位置へ搭載し、基板をリフロー炉へ搬入する。リフロー炉内では、基板を加熱することによりはんだを溶融させ、その後に基板を冷却してはんだを固化させることで、基板と部品とを接合する。最後に、外観検査装置が、基板と部品との接合状態を検査し、その接合状態に問題がないと判定したら実装終了となる。
ここで、部品本体の両端に電極を備えたチップ部品の接合不良として、部品傾きやツームストンと呼ばれる現象が挙げられる。部品傾きは、一方の電極がランドから浮き上がり、他方の電極のみがランドと接合されて部品が傾いている状態のことであり、部品浮きと呼ばれることもある。ツームストンは、一方の電極がランドから浮き上がり、他方のランド上に部品が立って接合された状態のことであり、部品立ち・マンハッタンと呼ばれることもある。
接合不良が発生する原因として、溶融したはんだによって電極に働く界面張力が、チップ部品の両端間で一定以上の差があることが挙げられる。この場合、張力の大きなランドの方向へ部品が引き寄せられて、部品傾きやツームストンが発生する。
界面張力の大きさは界面の長さに比例する。そのため、はんだ印刷装置におけるはんだの印刷位置ズレやチップ部品両端でのはんだ体積差が発生した場合、また部品搭載装置が搭載した部品の搭載位置がはんだ印刷位置に対してずれている場合、両端の電極での界面張力の差が大きくなり、接合不良の発生する可能性が高くなると考えられる。
はんだ印刷検査装置では、はんだの位置・面積・高さ・体積等を各ランドで個々に判定することが一般的である。そのため、はんだ印刷検査装置が、はんだの位置・面積・高さ・体積等が目標値から大きく外れたものを検出することは可能である。しかしながら、はんだ印刷検査装置が、界面張力の差により接合不良となる可能性があるものを良品と判定するおそれがあるという問題点がある。また、はんだ印刷検査装置が、界面張力の差により接合不良となる可能性があるものを、ランド個々の判定により検出しようとすると、過剰に不良と判定するおそれがあるという問題点がある。
また、はんだ印刷位置に対する部品搭載位置のズレに対しては、部品搭載後に外観検査装置で検査を行うことが考えられる。しかしながら、外観検査装置では部品を搭載する目標位置に対する部品搭載位置のズレを検出することが一般的であるため、はんだ印刷検査装置と同様に、界面張力の差により接合不良となる可能性があるものを正確に検出することが困難であるという問題点がある。はんだ印刷検査装置で検出したはんだ位置を外観検査装置へ出力し、はんだ位置に対する部品搭載位置のズレを検出することも考えられるが、はんだ形状は考慮されていないため、同様に界面張力の差により接合不良となる可能性があるものを正確に検出することが困難であるという問題点がある。
例えば、特許文献1に記載された技術においては、レーザではんだを溶融して基板と部品とを接合する方式において、一方の電極に働く界面張力が他方の電極に働く界面張力と比べて小さいと判定された場合、界面張力が小さいと判定された電極側のはんだが他方に比べて早く溶融するように、レーザの照射を制御している。この技術を用いることで、部品の両端の電極での界面張力の差が大きい場合、はんだが溶融した時に一方のランドへ部品が引き寄せられることを防止し、部品が接合不良とならないようにする効果があると考えられる。
特許第4575526号
特許文献1に記載された技術では、全ての部品接合がレーザを用いて行われている。昨今、接合点数が1万を超える基板は珍しくない上、今後は部品実装の更なる高密度化が進み、接合点数が増加すると考えられる。そのため、レーザのみでの部品接合はリフロー炉を用いた一括接合と比べて、処理時間が大幅に延びてしまうという問題点がある。また、両端の電極間の界面張力の差が大きいと判定された部品のみレーザで接合を行い、接合完了後にリフロー炉へ基板を搬入して残りの部品を一括接合する方法も考えられるが、レーザ接合装置とリフロー炉との両方が必要となり、コストが増大してしまうという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する基板加熱装置および基板加熱方法を提供することである。
本発明の基板加熱装置は、
基板に印刷されたはんだの情報を取得するはんだ情報取得部と、
前記基板に搭載された部品の情報を取得する搭載情報取得部と、
前記はんだ情報取得部が取得した情報と前記搭載情報取得部が取得した情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する加熱方法決定部と、
前記基板を加熱する加熱方法を、前記加熱方法決定部が決定した加熱方法へ変更する加熱方法変更部とを有する。
また、本発明の基板加熱方法は、
基板に印刷されたはんだの情報を取得する工程と、
前記基板に搭載された部品の情報を取得する工程と、
前記はんだの情報と前記搭載された部品の情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する工程と、
前記基板を加熱する加熱方法を、前記決定した加熱方法へ変更する工程とを有する。
以上説明したように、本発明においては、はんだを用いた部品と基板との接合状態が不良となる可能性を容易に減少させることができる。
本発明の基板加熱装置の第1の実施の形態を示す図である。 図1に示した基板加熱装置における基板加熱方法の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の基板加熱装置の第2の実施の形態を示す図である。 はんだ印刷後のはんだ状態の一例を示す図である。 図4に示したはんだ印刷後の状態に対して部品を搭載した状態の一例を示す図である。 はんだ印刷後のはんだ状態の他の例を示す図である。 はんだ印刷後のはんだの状態の他の例を示す図である。 基板に搭載された複数のチップ部品に対し、各々界面張力が働く一例を示す図である。 基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが同一である場合の様子の一例を示す図である。 基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが直交する場合の様子の一例を示す図である。 基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが同一である場合の、界面張力の評価式に対する接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。 基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが直交する場合の、界面張力の評価式に対する接合後不良発生の可能性の他の例を示すグラフである。 基板を基板の左側から基板加熱部へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。 基板を基板の右側から基板加熱部へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。 基板を基板の上側から基板加熱部へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。 基板を基板の下側から基板加熱部へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。 図3に示した基板加熱装置における基板加熱方法の一例を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の基板加熱装置の第1の実施の形態を示す図である。
本形態における基板加熱装置100は図1に示すように、はんだ情報取得部1と、搭載情報取得部2と、加熱方法決定部3と、加熱方法変更部4とを有する。なお、図1には、本発明の基板加熱装置100が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
はんだ情報取得部1は、基板に印刷されたはんだの情報を取得する。
搭載情報取得部2は、基板に搭載された部品の情報を取得する。
加熱方法決定部3は、はんだ情報取得部1が取得した情報と搭載情報取得部2が取得した情報とに基づいて、基板の加熱方法を決定する。
加熱方法変更部4は、基板を加熱する加熱方法を、加熱方法決定部3が決定した加熱方法へ変更する。
以下に、図1に示した基板加熱装置100における基板加熱方法について説明する。図2は、図1に示した基板加熱装置100における基板加熱方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、はんだ情報取得部1が、基板に印刷されたはんだの情報を取得する(ステップS1)。また、搭載情報取得部2が、基板に搭載された部品の情報を取得する(ステップS2)。続いて、加熱方法決定部3が、はんだ情報取得部1が取得した情報と搭載情報取得部2が取得した情報とに基づいて、基板の加熱方法を決定する(ステップS3)。すると、加熱方法変更部4が、基板を加熱する加熱方法を、加熱方法決定部3が決定した加熱方法へ変更する(ステップS4)。
このように、基板に印刷されたはんだの情報と基板に搭載された部品の情報とに基づいて基板の加熱方法を決定する。そのため、はんだを用いた部品と基板との接合状態が不良となる可能性を容易に減少させることができる。
(第2の実施の形態)
<構成の説明>
図3は、本発明の基板加熱装置の第2の実施の形態を示す図である。
本形態における基板加熱装置110は図3に示すように、はんだ情報取得部10と、搭載情報取得部20と、加熱方法決定部30と、加熱方法変更部40と、基板加熱部50とを有する。なお、図3には、本発明の基板加熱装置110が具備する構成要素のうち、本実施の形態に関わる主要な構成要素の一例を示す。
はんだ情報取得部10は、基板に印刷されたはんだの情報を取得する。このはんだの情報には、基板に印刷されたはんだの位置および形状を示す情報が含まれている。はんだ情報取得部10は、一般的なはんだ印刷検査装置が、はんだの位置および形状を取得する方法と同様の方法で、はんだの位置および形状を取得するものであっても良い。
搭載情報取得部20は、基板に搭載された部品の情報を取得する。この部品の情報には、部品の搭載位置および形状を示す情報が含まれている。搭載情報取得部20は、一般的な部品の搭載状態を確認する装置が、部品の搭載位置および形状を取得する方法と同様の方法で、部品の搭載位置および形状を取得するものであっても良い。
加熱方法決定部30は、はんだ情報取得部10が取得した情報と搭載情報取得部20が取得した情報とに基づいて、基板の加熱方法を決定する。また、加熱方法決定部30は、はんだ情報取得部10が取得した情報と、搭載情報取得部20が取得した情報とに基づいて、基板に搭載された部品に働く界面張力の評価式を算出する。そして、加熱方法決定部30は、基板に搭載された部品における界面張力の評価式を用いて、基板加熱部50への基板搬入方向に対して接合不良が発生する可能性を評価し、接合不良が発生する可能性が最も低くなるように基板搬入方向を決定する。
加熱方法変更部40は、基板を加熱する加熱方法を、加熱方法決定部30が決定した加熱方法へ変更する。加熱方法変更部40は、加熱方法決定部30が決定した基板搬入方向に従って、基板の向きを変更する。
基板加熱部50は、加熱方法変更部40が変更した加熱方法を用いて基板を加熱する。
<動作の説明>
以下に、図3に示した基板加熱装置110の動作について説明する。
基板へチップ部品を接合する際は、まず、はんだ印刷手段(不図示)が、基板の表面に設けられたランド上へはんだを印刷する。この印刷は、メタルマスクと呼ばれる、ランドの位置および大きさに合わせた開口を持つ金属板を用いて、基板とメタルマスクとの位置を合わせて接触させ、開口にはんだを充填した後に基板とメタルマスクとを離間する方法が一般的である。
はんだ情報取得部10は、ランド上に印刷されたはんだの情報を取得する。このはんだの情報としては、ランドに対するはんだの中心位置や、はんだのX方向およびY方向の長さや、はんだの高さが考えられる。はんだ情報取得部10は、取得した情報を加熱方法決定部30へ出力する。
続いて、部品搭載手段(不図示)が、部品を基板へ搭載する。この搭載は、部品を吸着等の手段を用いて把持した状態で部品の姿勢を認識し、認識の結果と設計上の姿勢との差異を補正して基板上へ搭載するのが一般的である。
搭載情報取得部20は、基板に対するチップ部品の搭載位置および部品形状を取得する。チップ部品の搭載位置としては、チップ部品の中心位置を用いることが考えられる。また、部品形状としては、部品のX方向およびY方向の長さが考えられる。搭載情報取得部20は、はんだ情報取得部10が取得した情報を加熱方法決定部30へ出力するタイミングに合わせて、取得した部品の搭載位置および部品形状を加熱方法決定部30へ出力する。
加熱方法決定部30は、はんだ情報取得部10から出力されてきた情報と、搭載情報取得部20から出力されてきた情報とに基づいて、各チップ部品に働く界面張力の評価式を算出する。さらに、加熱方法決定部30は、その評価式に基づいて、基板と部品との接合後に不良が発生する可能性が最も低くなるように、基板加熱部50への基板搬入方向を決定し、決定した基板搬入方向を示す情報を加熱方法変更部40へ出力する。
加熱方法変更部40は、基板が搬入された後、加熱方法決定部30から出力されてきた情報に従って基板の向きを変更し、基板加熱部50へ基板を搬出する。
基板加熱部50は、基板が搬入された後、予め設定された加熱プロファイルに従ってはんだを溶融および固化して、部品と基板とを接合する。
以下に、図3に示した基板加熱装置110の各構成要素の動作について説明する。
図4は、はんだ印刷後のはんだ状態の一例を示す図である。メタルマスクの開口は四角形であることが多く、実際に印刷されるはんだの形状は直方体に近くなることから、以下の説明では、はんだの形状を直方体としている。図4に示したはんだ状態の例では、基板101に形成されたランド102aおよびランド102bの上に、はんだ121aおよびはんだ121bがそれぞれ印刷されている。はんだ121aは、X方向の長さがLX121a、Y方向の長さがLY121a、高さがLZ121aであるものとする。また、はんだ中心位置122aのX座標およびY座標は、それぞれX122a、Y122aであるものとする。同様に、はんだ121bは、X方向の長さがLX121b、Y方向の長さがLY121b、高さがLZ121bであるものとする。また、はんだ中心位置122bのX座標およびY座標は、それぞれX122b、Y122bであるものとする。
はんだ情報取得部10は、はんだ121aおよびはんだ121bのX方向の長さ、Y方向の長さおよび高さと、はんだ中心位置122aおよびはんだ中心位置122bとを取得して、加熱方法決定部30へ出力する。
図5は、図4に示したはんだ印刷後の状態に対して部品を搭載した状態の一例を示す図である。ここで、搭載された部品111は部品の中心が部品目標搭載位置112に位置するよう搭載するものとし、部品目標搭載位置112のX座標およびY座標はそれぞれX112、Y112であるものとする。これに対し、実際に部品が搭載された後の部品の中心を部品搭載位置113とし、X座標およびY座標はそれぞれX113、Y113であるものとする。また、部品111はX方向の長さがLX111、Y方向の長さがLY111であるものとする。
搭載情報取得部20は、部品目標搭載位置112、部品搭載位置113および部品111のX方向長さおよびY方向長さを、加熱方法決定部30へ出力する。
加熱方法決定部30は、チップ部品両端の電極に働く界面張力の評価式を算出する。界面張力は、はんだと部品との界面長さ、すなわち部品とはんだとが接触しているX方向およびY方向の長さと、はんだの高さとの総和に比例する。
はんだ121aと部品111の電極111a、はんだ121bと部品111の電極111bが接触していれば、高さ方向の長さははんだの高さと同一になるため、はんだ121aと部品111の界面長さをL、はんだ121aと部品111が接触しているX方向の長さをLxa、はんだ121aと部品111が接触しているY方向の長さをLyaとすると、Lは以下の式(1)で表される。
=Lxa+Lya+LZ121a ・・・(1)
以下、LxaおよびLyaの算出方法について示す。Lxaは以下の式(2)で表される。
xa=(X122a+LX121a/2)−((X113−X112)−LX111/2) ・・・(2)
また、部品111の下端とはんだ121aの上端の距離をLya1とすると、Lya1は以下の式(3)で表される。
ya1=(Y122a+LY121a/2)−((Y113−Y112)−LY111/2) ・・・(3)
同様に、部品111の上端とはんだ121aの下端の距離をLya2とすると、Lya2は以下の式(4)で表される。
ya2=((Y113−Y112)+LY111/2)−(Y122a−LY121a/2) ・・・(4)
ya1>LY121aおよびLya2>LY121aの場合は、LY121a<LY111であり、はんだ121aのY方向下端から上端まで部品111が接触していることになる。このため、
ya=LY121a ・・・(5)
となる。
ya1≦LY121aおよびLya2≦LY121aの場合は、LY121a≧LY111であり、部品111のY方向下端から上端まではんだ121aが接触していることになる。このため、
ya=LY111 ・・・(6)
となる。
ya1≦LY121aおよびLya2>LY121aの場合は、部品111のY方向下端ははんだ121aと接触しているが、上端がはんだ121aと接触していないことになる。このため、
ya=Lya1 ・・・(7)
となる。
ya1>LY121aおよびLya2≦LY121aの場合は、部品111のY方向上端ははんだ121aと接触しているが、下端がはんだ121aと接触していないことになる。このため、
ya=Lya2 ・・・(8)
となる。
はんだ121bについても、同様にして界面長さを算出することが可能である。はんだ121bと部品111の界面長さをL、はんだ121bと部品111が接触しているX方向の長さをLxb、はんだ121bと部品111が接触しているY方向の長さをLybとすると、Lは以下の式(9)で表される。
=Lxb+Lyb+LZ121b ・・・(9)
以下、LxbおよびLybの算出方法について示す。Lxbは、以下の式(10)で表される。
xb=((X113−X112)+LX111/2)−(X122b−LX121b/2) ・・・(10)
部品111の下端とはんだ121bの上端の距離をLyb1とすると、Lyb1は以下の式(11)で表される。
yb1=(Y122b+LY121b/2)−((Y113−Y112)−LY111/2) ・・・(11)
同様に、部品111の上端とはんだ121aの下端の距離をLya2とすると、Lya2は以下の式(12)で表される。
yb2=((Y113−Y112)+LY111/2)−(Y122b−LY121b/2) ・・・(12)
yb1>LY121bおよびLyb2>LY121bの場合は、LY121b<LY111であり、はんだ121bのY方向下端から上端まで部品111が接触していることになる。このため、
yb=LY121b ・・・(13)
となる。
yb1≦LY121bおよびLyb2≦LY121bの場合は、LY121b≧LY111であり、部品111のY方向下端から上端まではんだ121bが接触していることになる。このため、
yb=LY111 ・・・(14)
となる。
yb1≦LY121bおよびLyb2>LY121bの場合は、部品111のY方向下端ははんだ121bと接触しているが、上端がはんだ121bと接触していないことになる。このため、
yb=Lyb1 ・・・(15)
となる。
yb1>LY121bおよびLyb2≦LY121bの場合は、部品111のY方向上端ははんだ121aと接触しているが、下端がはんだ121bと接触していないことになる。このため、
yb=Lyb2 ・・・(16)
となる。
加熱方法決定部30は、式(1)〜(16)を用いて、部品111に働く界面張力を算出する。部品111に働く界面張力は、両端の電極における界面長さの差に比例すると考えられる。界面長さの差をLとすると、
=L−L=(Lxa−Lxb)+(Lya−Lyb)+(LZ121a−LZ121b) ・・・(17)
に比例することになる。ただし、Lxa、Lya、Lxb、Lybのうち1つでも0以下である場合は、部品111とはんだ121aあるいは121bとが接触していないことを示しており、基板と部品との接合後に不良となることが想定される。そのため、基板加熱装置は、その旨の表示等を用いて警告を行う。
図6は、はんだ印刷後のはんだ状態の他の例を示す図である。図6に示した状態では、はんだ121aの体積が多く、はんだの位置がランドに対して左側にずれている。ここで、ランド102aの中心とランド102bの中心とを結ぶ線分の中点を原点とし、部品目標搭載位置112は原点と同一位置であるとする。また、X122a=−0.55、Y122a=0、X122b=0.35、Y122b=0、LX121a=0.5、LY121a=0.5、LZ121a=0.25、LX121b=0.5、LY121b=0.5、LZ121b=0.1、X112=0、Y112=0、LX111=1.0、LY111=0.5とする。上記数値の単位は全てmmであり、以下に示す例についても同様である。
この状態で部品111をずれなく搭載し、部品目標搭載位置112と部品搭載位置113とが等しくなったとする。式(2)〜(8)より、
xa=0.2、Lya=0.5、Lza=0.25
となる。また、式(10)〜(16)より、
xb=0.4、Lyb=0.5、Lzb=0.1
となる。式(17)より、
=−0.05 ・・・(17)’
となり、電極111b側に界面張力が働くことになる。
図7は、はんだ印刷後のはんだの状態の他の例を示す図である。図7に示した状態では、図4に示した状態と異なり、はんだの位置がランドに対して右側にずれている。ここで、X122a=−0.35、Y122a=0、X122b=0.55、Y122b=0、LX121a=0.5、LY121a=0.5、LZ121a=0.2、LX121b=0.5、LY121b=0.5、LZ121b=0.1、X112=0、Y112=0、LX111=1.0、LY111=0.5とする。この状態で部品111の搭載位置がX方向にずれて、X113−X112=−0.1であったとする。式(2)〜(8)より、
xa=0.5、Lya=0.5、Lza=0.2
となる。また、式(10)〜(16)より、
xb=0.1、Lyb=0.5、Lza=0.1
となり、式(17)より、
=0.5 ・・・(17)’ ’
となり、電極111a側に界面張力が働くことになる。
全てのチップ部品について界面張力の評価式Lの算出が完了したら、加熱方法決定部30は、基板を基板加熱部50へ搬入する方向に対する接合後不良発生の可能性を評価し、基板搬入方向を決定する。
図8は、基板に搭載された複数のチップ部品に対し、各々界面張力が働く一例を示す図である。図8に示した基板200に搭載された部品201は評価式の値がLc1で下向き、部品202は評価式の値がLc2で上向き、部品203は評価式の値がLc3で左向き、部品204は評価式の値がLc4で右向きに界面張力が働くものとする。また、各評価式の絶対値は、Lc1とLc2とが等しく、Lc3はLc1、Lc2およびLc4よりも大きく、Lc4はLc1およびLc2よりも小さなものとする。また、部品201〜204は全て同一であるとする。
図9は、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが同一である場合の様子の一例を示す図である。図9に示すように、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが同一である場合、加熱を開始するタイミングが部品の両端で異なり、両端のうち先に加熱される方のはんだが先に溶融しやすくなると考えられる。チップ部品の一方の電極で先にはんだが溶融することでその方向へ部品が引き寄せられて、もう一方の電極でははんだとの接触長が短くなる。このため、もう一方の電極ではんだが溶融した際の界面張力は、はんだが部品の両端で同時に溶融した場合と比べて小さくなる。このため、評価式を用いて算出された界面張力の向きが搬入方向と同一である場合は接合後不良が発生しやすくなり、搬入方向と逆向きである場合は接合後不良が発生しにくくなると考えられる。
図10は、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが直交する場合の様子の一例を示す図である。図10に示すように、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが直交する場合、加熱を開始するタイミングが部品の両端で同一となり、両端のはんだも同一のタイミングで溶融すると考えられる。このため、接合後不良の発生する可能性は、基板の搬入方向に依存しないと考えられる。
図11は、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが同一である場合の、界面張力の評価式に対する接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。ここで、界面張力の評価式の正方向は、基板の搬入方向と同一である。図11に示したグラフは直線で表しているが、実際の値は過去の生産実績から経験的に求めることが考えられる。
図12は、基板の搬入方向とチップ部品の両端の電極を結ぶ直線の向きとが直交する場合の、界面張力の評価式に対する接合後不良発生の可能性の他の例を示すグラフである。図12に示したグラフも直線で表しているが、実際の値は過去の生産実績から経験的に求めることが考えられる。
以下、接合後不良発生の可能性を評価する。ここで、図8に示した基板の左側、右側、上側および下側から搬入した場合の接合後不良発生の可能性を、それぞれP、P、PおよびPとする。
図13は、基板を基板の左側から基板加熱部50へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。図13に示すように、部品201、202、204では接合後不良が発生する可能性はないが、部品203において接合後不良が発生する可能性があると考えられる(P>0)。
図14は、基板を基板の右側から基板加熱部50へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。図14に示すように、この場合は、全ての部品で接合後不良が発生する可能性はないと考えられる(P=0)。
図15は、基板を基板の上側から基板加熱部50へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。図15に示すように、部品201、203、204では接合後不良が発生する可能性はないが、部品202において接合後不良が発生する可能性があると考えられる(P>0)。
図16は、基板を基板の下側から基板加熱部50へ搬入した場合の接合後不良発生の可能性の一例を示すグラフである。図16に示すように、部品202、203、204では接合後不良が発生する可能性はないが、部品201において接合後不良が発生する可能性があると考えられる(P>0)。
これらの結果より、加熱方法決定部30は、基板の右側から基板加熱部50へ搬入することで、接合後不良の発生の可能性を最も低く出来ると判定し、基板の右側から搬入するよう加熱方法変更部40へ情報を出力する。
上述した評価においては、部品を全て同一としたが、複数種類の部品で評価する場合は、各部品で算出した界面張力の評価式Lに、部品の種類やランド形状に応じて定まる定数Cを乗じた値を用いて評価することが考えられる。例えば、部品に働く界面張力が同じであっても、重量が重いと界面張力によって引き寄せられにくくなるため、重量の軽い部品については定数Cを大きく設定することが考えられる。
加熱方法変更部40は、基板が搬入された後、加熱方法決定部30から出力されてきた情報に従って基板の向きを変更し、基板加熱部50へ基板を搬出する。加熱方法を変更する方法としては、基板をコンベア等の搬送手段からターンテーブル等の回転手段へ載せ替え、基板の向きを変更した後に搬送手段へ戻すことが考えられる。
以下に、図3に示した基板加熱装置110における基板加熱方法について説明する。図17は、図3に示した基板加熱装置110における基板加熱方法の一例を説明するためのフローチャートである。
まず、はんだ情報取得部10が、基板に印刷されたはんだの情報を取得する(ステップS11)。このとき、はんだ情報取得部10は、基板に印刷されたはんだの情報として、はんだの位置および形状を示す情報を取得する。また、搭載情報取得部20が、基板に搭載された部品の情報を取得する(ステップS12)。このとき、搭載情報取得部20は、基板に搭載された部品の情報として、搭載部品の搭載位置および形状を示す情報を取得する。はんだ情報取得部10は、取得した情報を加熱方法決定部30へ出力する。また、搭載情報取得部20は、取得した情報を加熱方法決定部30へ出力する。
続いて、加熱方法決定部30が、はんだ情報取得部10から出力されてきた情報と搭載情報取得部20から出力されてきた情報とに基づいて、部品両端の電極に働く界面張力の評価式を算出する(ステップS13)。算出方法の詳細は、上述した通りである。加熱方法決定部30は、算出した評価式に基づいて、基板と部品とに接合不良が発生する可能性を評価する(ステップS14)。加熱方法決定部30は、この評価に基づいて、基板と部品との接合後に不良が発生する可能性が最も低くなるように、基板加熱部50への基板搬入方向を決定する(ステップS15)。加熱方法決定部30は、決定した基板搬入方向を示す情報を加熱方法変更部40へ出力する。
すると、加熱方法変更部40は、加熱方法決定部30から出力されてきた情報に基づいて、基板加熱部50への基板の搬入方向を変更する(ステップS16)。加熱方法変更部40は、変更した搬入方向で基板加熱部50へ基板を搬出する。
基板加熱部50は、加熱方法変更部40から基板が搬入された後、予め設定された加熱プロファイルに従ってはんだを溶融および固化して、部品と基板とを接合する(ステップS17)。
このように、基板に搭載したチップ部品の各ランドにおけるはんだ位置およびはんだ形状と、チップ部品の搭載位置および形状とに基づいて、はんだが溶融した際にチップ部品へ働く界面張力の評価式を算出し、各チップ部品における評価式に基づいて、基板と部品との接合後に不良が発生する可能性が最も低くなるように基板加熱手段への基板搬入方向を決定して、基板の方向を変更する。これにより、レーザはんだ付けを用いる方式と比べて、処理時間およびコストの増加を抑えることが可能であり、リフロー炉を用いる方式と比べて、接合状態が不良となる可能性を容易に減少させることができる。
上述した基板加熱装置100,110それぞれに設けられた各構成要素は、ハードウェア単位の要素ではなく、機能単位の要素を示している。また、基板加熱装置100,110(基板加熱部50を除いても良い、以下、同じ)それぞれが行う処理は、目的に応じてそれぞれ作製された論理回路で行うようにしても良い。また、処理内容を手順として記述したコンピュータプログラム(以下、プログラムと称する)を基板加熱装置100,110それぞれにて読取可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを基板加熱装置100,110それぞれに読み込ませ、実行するものであっても良い。基板加熱装置100,110それぞれにて読取可能な記録媒体とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)、Blu−ray(登録商標) Discなどの移設可能な記録媒体の他、基板加熱装置100,110それぞれに内蔵されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリやHDD(Hard Disc Drive)等を指す。この記録媒体に記録されたプログラムは、基板加熱装置100,110それぞれに設けられたCPU(Central Processing Unit)にて読み込まれ、CPUの制御によって、上述したものと同様の処理が行われる。ここで、CPUは、プログラムが記録された記録媒体から読み込まれたプログラムを実行するコンピュータとして動作するものである。
上記の実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)基板に印刷されたはんだの情報を取得するはんだ情報取得部と、
前記基板に搭載された部品の情報を取得する搭載情報取得部と、
前記はんだ情報取得部が取得した情報と前記搭載情報取得部が取得した情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する加熱方法決定部と、
前記基板を加熱する加熱方法を、前記加熱方法決定部が決定した加熱方法へ変更する加熱方法変更部とを有する基板加熱装置。
(付記2)前記はんだ情報取得部が取得した情報には、前記はんだの位置および形状を示す情報を含み、前記搭載情報取得部が取得した情報には、前記部品の搭載位置および形状を示す情報を含む、付記1に記載の基板加熱装置。
(付記3)前記加熱方法決定部は、前記はんだ情報取得部が取得した情報と、前記搭載情報取得部が取得した情報とに基づいて、前記部品に働く界面張力の評価式を算出する、付記1または付記2に記載の基板加熱装置。
(付記4)前記基板を加熱する基板加熱部を有し、
前記加熱方法決定部は、前記基板に搭載された前記部品における界面張力の評価式を用いて、前記基板加熱部への基板搬入方向に対して接合不良が発生する可能性を評価し、前記接合不良が発生する可能性が最も低くなるように前記基板搬入方向を決定する、付記3に記載の基板加熱装置。
(付記5)前記加熱方法変更部は、前記加熱方法決定部が決定した基板搬入方向に従って、前記基板の向きを変更する、付記4に記載の基板加熱装置。
(付記6)基板に印刷されたはんだの情報を取得する工程と、
前記基板に搭載された部品の情報を取得する工程と、
前記はんだの情報と前記搭載された部品の情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する工程と、
前記基板を加熱する加熱方法を、前記決定した加熱方法へ変更する工程とを有する基板加熱方法。
(付記7)前記はんだの情報として前記はんだの位置および形状を用い、前記搭載された部品の情報として前記部品の搭載位置および形状を用いる、付記6に記載の基板加熱方法。
(付記8)前記加熱方法を決定する工程は、前記はんだの情報と、前記搭載された部品の情報とに基づいて、前記部品に働く界面張力の評価式を算出する、付記6または付記7に記載の基板加熱方法。
(付記9)前記加熱方法を決定する工程は、前記基板に搭載された前記部品における界面張力の評価式を用いて、前記基板を加熱する際の基板搬入方向に対して接合不良が発生する可能性を評価し、前記接合不良が発生する可能性が最も低くなるように前記基板搬入方向を決定する、付記8に記載の基板加熱方法。
(付記10)前記加熱方法を変更する工程は、前記決定した基板搬入方向に従って、前記基板の向きを変更する、付記9に記載の基板加熱方法。
1,10 はんだ情報取得部
2,20 搭載情報取得部
3,30 加熱方法決定部
4,40 加熱方法変更部
50 基板加熱部
100,110 基板加熱装置
101,200 基板
102a,102b ランド
111,201,202,203,204 部品
111a,111b 電極
112 部品目標搭載位置
113 部品搭載位置
121a,121b はんだ
122a,122b はんだ中心位置

Claims (6)

  1. 基板に印刷されたはんだの情報を取得するはんだ情報取得部と、
    前記基板に搭載された部品の情報を取得する搭載情報取得部と、
    前記はんだ情報取得部が取得した情報と前記搭載情報取得部が取得した情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する加熱方法決定部と、
    前記基板を加熱する加熱方法を、前記加熱方法決定部が決定した加熱方法へ変更する加熱方法変更部と
    前記基板を加熱する基板加熱部とを有し、
    前記加熱方法決定部は、前記はんだ情報取得部が取得した情報と、前記搭載情報取得部が取得した情報とに基づいて、前記部品に働く界面張力の評価式を算出し、前記基板に搭載された前記部品における界面張力の評価式を用いて、前記基板加熱部への基板搬入方向に対して接合不良が発生する可能性を評価し、前記接合不良が発生する可能性が最も低くなるように前記基板搬入方向を決定する基板加熱装置。
  2. 請求項1に記載の基板加熱装置において、
    前記はんだ情報取得部が取得した情報には、前記はんだの位置および形状を示す情報を含み、前記搭載情報取得部が取得した情報には、前記部品の搭載位置および形状を示す情報を含む基板加熱装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板加熱装置において、
    前記加熱方法変更部は、前記加熱方法決定部が決定した基板搬入方向に従って、前記基板の向きを変更する基板加熱装置。
  4. 基板に印刷されたはんだの情報を取得する工程と、
    前記基板に搭載された部品の情報を取得する工程と、
    前記はんだの情報と前記搭載された部品の情報とに基づいて、前記基板の加熱方法を決定する工程と、
    前記基板を加熱する加熱方法を、前記決定した加熱方法へ変更する工程とを有し、
    前記加熱方法を決定する工程は、前記はんだの情報と、前記搭載された部品の情報とに基づいて、前記部品に働く界面張力の評価式を算出し、前記基板に搭載された前記部品における界面張力の評価式を用いて、前記基板を加熱する際の基板搬入方向に対して接合不良が発生する可能性を評価し、前記接合不良が発生する可能性が最も低くなるように前記基板搬入方向を決定する基板加熱方法。
  5. 請求項に記載の基板加熱方法において、
    前記はんだの情報として前記はんだの位置および形状を用い、前記搭載された部品の情報として前記部品の搭載位置および形状を用いる基板加熱方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の基板加熱方法において、
    前記加熱方法を変更する工程は、前記決定した基板搬入方向に従って、前記基板の向きを変更する基板加熱方法。
JP2016189782A 2016-09-28 2016-09-28 基板加熱装置および基板加熱方法 Active JP6724694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189782A JP6724694B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 基板加熱装置および基板加熱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016189782A JP6724694B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 基板加熱装置および基板加熱方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018056291A JP2018056291A (ja) 2018-04-05
JP6724694B2 true JP6724694B2 (ja) 2020-07-15

Family

ID=61833106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016189782A Active JP6724694B2 (ja) 2016-09-28 2016-09-28 基板加熱装置および基板加熱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6724694B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015011753A1 (ja) * 2013-07-22 2015-01-29 富士機械製造株式会社 部品装着検査装置
JP6402451B2 (ja) * 2014-02-14 2018-10-10 オムロン株式会社 品質管理装置、品質管理方法、およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018056291A (ja) 2018-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6264072B2 (ja) 品質管理装置及びその制御方法
US10041991B2 (en) Board inspection apparatus system and board inspection method
JP4700653B2 (ja) 実装ライン、実装基板の検査装置および検査方法
TWI756184B (zh) 用於焊點檢查的設備及方法
JP4493421B2 (ja) プリント回路基板検査装置とプリント回路基板組み立て検査ラインシステムおよびプログラム
JP6329667B1 (ja) 部品実装システム及び接着剤検査装置
US20100001042A1 (en) Component-mounted board production apparatus and position control method for electronic components in component-mounted board production apparatus
JP2010271165A (ja) プリント基板の検査装置
US8860456B2 (en) Non-destructive tilt data measurement to detect defective bumps
JP2015153935A (ja) 基板検査装置及び部品実装装置
JP6724694B2 (ja) 基板加熱装置および基板加熱方法
JP4454428B2 (ja) 部品エッジ検出方法、部品エッジ検出プログラム及び検査装置
JP2007043009A (ja) 実装検査システム
JP4429640B2 (ja) 溶接痕の外観検査方法
JP2012183644A (ja) 基板の分割方法及び分割装置
JP5975206B2 (ja) 不良判定方法及び不良判定装置
US20220375053A1 (en) Apparatus, system and method for determining a match condition for a printed circuit board to a stencil
JP5996965B2 (ja) 平判紙の積層状態不良検知方法および平判紙積層状態不良検知装置
JP6468002B2 (ja) はんだ検査装置およびはんだ検査方法
JP4709432B2 (ja) 基板の検査方法及び検査装置並びに電子機器用製品の製造方法
KR102461359B1 (ko) 얼라인 검사 장치 및 이를 포함하는 합지 검사 시스템
JP2013069889A (ja) 不良検査装置、部品実装システム、不良検査方法、プログラム
JP4057479B2 (ja) パターン検査方法
JP6572052B2 (ja) 電子部品チップの分別方法および分別装置
JP2002316286A (ja) レーザ加工装置における穴位置補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200526

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6724694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150