JP6723376B2 - プロジェクト管理支援装置およびプロジェクト管理支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクトの管理支援に関するものである。
プロジェクトは階層化された複数のタスクから構成される。上層のタスクを親タスク、親タスクの下層のタスクをサブタスクと呼ぶ。プロジェクト管理支援装置は、タスクを作成したり、複数のタスクの進捗状況を管理したりすることで、プロジェクト管理を支援する。
特許文献1には、タスクの進捗状況を示すガントチャートの表示色を、親タスク(特許文献1ではサマリタスクと呼ばれる)とサブタスクとの整合状況に応じて変化させることによって、整合状況をユーザに知らせるプロジェクト管理支援装置が開示されている。
特表2012−527693号公報
特許文献1のプロジェクト管理支援装置によれば、ユーザは管理画面のガントチャートを通してタスク間の整合状況を把握することができる。しかし、親タスクから複数のサブタスクを作成する場合、ユーザはサブタスクを一つずつ作成しなければならず手間がかかるという問題があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、親タスクから複数のサブタスクを効率よく作成することを目的とする。
本発明に係る第1のプロジェクト管理支援装置は、ユーザの入力を受け付ける入力部と、プロジェクトを構成する階層化された複数のタスクを作成するタスク作成部と、タスク作成部で作成された複数のタスクのフィールドを管理し、ユーザの入力に基づき複数のタスクのフィールドを設定するタスク管理部と、タスクの雛形を含むプロジェクト定義情報を取得する情報取得部と、を備え、タスク作成部は、複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、タスクの雛形を用いて第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成し、複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは第1タスクの対応するフィールドのデータを設定するサブタスク一斉作成部を備え、第1タスクのフィールドと複数の第1サブタスクのフィールドとの間で予め定められた制約条件が満たされるか否かを判断する判断部と、制約条件が満たされる場合と、制約条件が満たされない場合と、制約条件が満たされない状態から満たされる状態に変化した場合とに、その旨を第1タスクの担当者に通知する第1通知部と、をさらに備え、入力部は、制約条件が満たされない場合に、第1サブタスクのフィールドに関するユーザの新たな入力を受け付ける。



本発明に係るプロジェクト管理支援装置において、タスク作成部は、複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、タスクの雛形を用いて第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成し、複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは第1タスクの対応するフィールドのデータを設定するサブタスク一斉作成部を備える。従って、複数のサブタスクを効率よく作成することが可能となる。
本発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置の構成を示すブロック図である。 サブタスク一斉作成部によるサブタスク一斉作成処理のフローチャートである。 親タスクから一連のサブタスクを一斉作成する概念図である。 実施の形態2に係るプロジェクト管理支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るプロジェクト管理支援装置の動作を示すフローチャートである。 親タスクと複数のサブタスクの終了計画日を示す図である。 実施の形態2に係る第1通知部から送信されるメールを示す図である。 親タスクと複数のサブタスクの終了計画日を示す図である。 実施の形態2に係る第1通知部から送信されるメールを示す図である。 実施の形態2に係る第1通知部から送信されるメールを示す図である。 実施の形態3に係るプロジェクト管理支援装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るプロジェクト管理支援装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る第1通知部から送信されるメールを示す図である。 実施の形態4に係るプロジェクト管理支援装置の構成を示すブロック図である。 親タスクおよびサブタスク1の管理画面を示す図である。 サブタスク1の管理画面を示す図である。 実施の形態4に係るプロジェクト管理支援装置の動作を示すフローチャートである。 サブタスク1およびサブタスク2の管理画面を示す図である。 親タスクの管理画面を示す図である。 実施の形態5に係るプロジェクト管理支援装置の構成を示すブロック図である。 報告書作成部の報告書作成処理を示すフローチャートである。 報告書を示す図である。 プロジェクト管理支援装置のハードウェア構成を示す図である。 プロジェクト管理支援装置のハードウェア構成を示す図である。
<A.実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成を示すブロック図である。プロジェクト管理支援装置101は、タスク作成部11、タスク管理部12、情報取得部13、および入力部14を備えている。
製品開発プロジェクトにおいて、開発製品を構成する各部分をコンポーネントと呼ぶ。例えば、ヘッドユニットという開発製品には、ナビコンポーネント、電話コンポーネント、およびAV(Audio Visual)コンポーネントなどのコンポーネントが存在する。従って、「ヘッドユニットの作成」というタスクは、「ナビコンポーネントの作成」、「電話コンポーネントの作成」、「AVコンポーネントの作成」等のタスクから構成されている。ここで、「ヘッドユニットの作成」を親タスクとすると、「ナビコンポーネントの作成」等のタスクはその下層タスク、すなわちサブタスクとなる。なお、「親タスク」および「サブタスク」という用語はタスク間の階層関係に着目した用語である。例えば、タスクAはタスクAより下層のタスクBとの関係では「親タスク」であり、タスクAより上層のタスクとの関係では「サブタスク」となる。プロジェクト管理支援装置101は、これらプロジェクトを構成する階層化された複数のタスクの作成および管理を行っている。
入力部14は、プロジェクト管理支援装置101への入力を受け付ける。各タスクの担当者等のユーザは、例えば汎用コンピュータのキーボード等の入力装置を用いて入力部14に情報を入力する。
タスク作成部11は、入力部14が受け付けた入力情報に基づきタスクを作成する。本明細書において「タスクの作成」とはタスク情報を作成することをいう。例えば、「アドレスブック登録機能開発」というタスクは、「見積値」、「開始計画日」、「終了計画日」、および「優先度」などの複数のフィールドを有しており、これら複数のフィールドの情報がタスク情報に含まれる。
タスク管理部12はタスク情報を管理しており、これによりプロジェクトの要件管理、進捗管理、障害管理、課題管理、Q&A管理が行われる。本明細書では、タスク情報のうち、要件管理に関するタスク情報を要件管理情報、障害管理に関するタスク情報を障害管理情報、課題管理に関するタスク情報を課題管理情報、Q&A管理に関するタスク情報をQ&A管理情報と呼ぶ。また、タスク管理部12は、既存のタスク情報を入力部14が受け付けた入力情報に基づき更新する。すなわち、ユーザが入力部14に情報を入力することによって、既存のタスクのフィールドを入力したり更新したりすることができる。
タスク作成部11は、一連のサブタスクを一斉作成するサブタスク一斉作成部111を備えている。サブタスク一斉作成部111は、タスク管理部12でタスク情報が管理された一つの第1タスクに対して、第1タスクを親タスクとする複数の第1サブタスクを一斉作成する。このとき、サブタスク一斉作成部111はプロジェクト定義情報に記載されたタスクの雛形を利用して第1サブタスクを一斉作成する。プロジェクト定義情報は、情報取得部13によって取得される。
図2は、サブタスク一斉作成部111によるサブタスク一斉作成処理のフローチャートである。また、図3は、「アドレスブック登録機能開発」という親タスクから一連のサブタスクを一斉作成する概念図である。ここで、「アドレスブック登録機能」を製品開発における最小単位のコンポーネントとする。最小単位のコンポーネントの機能開発は、「要件分析」、「ソフトウェア(SW)アーキテクチャ設計」、「詳細設計」、「コーディング」、「ユニットテスト」、「統合テスト」、「ソフトウェア(SW)テスト」、「リリース」というサブタスクに分けられる。従って、プロジェクト定義情報には、「要件分析」、「ソフトウェア(SW)アーキテクチャ設計」、「詳細設計」、「コーディング」、「ユニットテスト」、「統合テスト」、「ソフトウェア(SW)テスト」、「リリース」という一連のサブタスクの雛形が記載されている。
まず、サブタスク一斉作成部111は、プロジェクト定義情報のサブタスクの雛形を参照して、「アドレスブック登録機能開発の要件分析」、「アドレスブック登録機能開発のソフトウェアアーキテクチャ設計」、「アドレスブック登録機能開発の詳細設計」、「アドレスブック登録機能開発のコーディング」、「アドレスブック登録機能開発のユニットテスト」、「アドレスブック登録機能開発の統合テスト」、「アドレスブック登録機能開発のソフトウェアテスト」、および「アドレスブック登録機能開発のリリース」というサブタスクを一斉作成する(ステップS11)。
次に、サブタスク一斉作成部111は、ステップS11で作成した各サブタスクのフィールドに、デフォルトのデータまたは親タスクの対応するフィールドのデータを入力する(ステップS12)。デフォルトのデータはプロジェクト定義情報に記載されており、例えばマイルストーンの期日の雛形「mm/dd」がこれに該当する。また、親タスクの対応するフィールドのデータとしては、例えば優先度がある。すなわち、サブタスク一斉作成部111は、親タスクの優先度をサブタスクの優先度として設定する。
次に、サブタスク一斉作成部111は、担当者の自動アサインを行う(ステップS13)。具体的には、サブタスク一斉作成部111は、各サブタスクの担当者に関するフィールドに、プロジェクト定義情報に記載された各サブタスクの担当者の情報を入力する。
以上に説明したように、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101は、プロジェクトを構成する階層化された複数のタスクを作成するタスク作成部11と、タスク作成部11で作成された複数のタスクの情報を管理するタスク管理部12と、タスクの雛形を含むプロジェクト定義情報を取得する情報取得部13と、を備える。そして、タスク作成部11は、複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、タスクの雛形を用いて第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成し、複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは第1タスクの対応するフィールドのデータを設定するサブタスク一斉作成部111を備える。以上の構成により、第1タスク、すなわち親タスクの担当者は、複数のサブタスクを一つずつ作成する手間が省け、効率よく一連のサブタスクを作成することができる。
また、複数の第1サブタスクの夫々は担当者に関するフィールドを含み、プロジェクト定義情報は、複数の第1サブタスクの担当者情報を含み、サブタスク一斉作成部111は、複数の第1サブタスクの夫々の担当者に関するフィールドに、プロジェクト定義情報に記載された担当者情報を入力する。従って、親タスクの担当者はサブタスクごとに担当者を手動でアサインする必要がなく、効率よく一連のサブタスクを作成することができる。
<B.実施の形態2>
図4は、実施の形態2に係るプロジェクト管理支援装置102の構成を示すブロック図である。プロジェクト管理支援装置102は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて、判断部15および第1通知部16を備えている。
判断部15は、タスク管理部12で管理されたタスク情報を参照し、親タスクとサブタスクとの間の整合状況を判断する。整合状況は、タスクのフィールドについて予め定められた制約条件が満たされているか否かにより判断される。
第1通知部16は、タスク管理部12で管理された親タスクとサブタスクとの間の整合状況を通知する。
次に、図5のフローに沿って、実施の形態2に係るプロジェクト管理支援装置102の動作を説明する。以下の説明では、タスク管理部12で管理された一つの第1タスクと、第1タスクを親タスクとする3つの第1サブタスク(サブタスク1,2,3)との間の終了計画日の整合性を判断し通知する処理について説明する。また、前提として、親タスクの第1タスクおよびサブタスク1,2,3には夫々異なる担当者が割り当てられており、各タスクの担当者は入力部14に自身が担当するタスクの終了計画日を入力する。そして、タスク管理部12は入力部14で受け付けた各タスクの終了計画日をタスクのフィールドデータとして設定する。
まず、判断部15は、サブタスク1,2,3それぞれの終了計画日が親タスクの終了計画日より遅いか否かを判断する(ステップS21)。終了計画日についての制約条件は、サブタスクの終了計画日が親タスクの終了計画日より遅くないことであり、こうした制約条件はタスクのフィールド毎に予め定められている。
ここで、図6に示すように、親タスクの終了計画日を9/20とし、サブタスクの終了計画日をそれぞれサブタスク1は9/2、サブタスク2は9/11、サブタスク3は9/23とする。サブタスク3の終了計画日が親タスクの終了計画日より遅いため、サブタスク3と親タスクは不整合である。このような場合、つまり図5のステップS21でYesの場合、第1通知部16がサブタスク3および親タスクの担当者に、親タスクとサブタスク3とが終了計画日に関して不整合であることを通知する(ステップS22)。
第1通知部16は、親タスクとサブタスクとの整合状況に関する通知を、プロジェクト管理支援装置102の管理画面を通して行うのではなく、各担当者が日常的に使用するツールであるメール等によって行う。図7は、ステップS22で第1通知部16から送信されるメールを示している。図7に示すように、親タスクの担当者とサブタスク3の担当者にメールが送信される。このメールには、サブタスク3のタスクIDおよびタスク名称が示され、さらに「<サブタスク3ID><サブタスク3名称>の終了計画日が親タスクの終了計画日と整合していません。」というメッセージが示される。
ステップS22の通知を受けたサブタスク3の担当者が、新たなサブタスク3の終了計画日を入力部14に入力すると、タスク管理部12は当該入力情報に基づきサブタスク3の終了計画日を修正する(ステップS23)。
次に、判断部15はサブタスク3の終了計画日が親タスクの終了計画日より遅いか否かを判断する(ステップS24)。サブタスク3の終了計画日が親タスクの終了計画日より遅ければ、不整合状態が解消されていないためステップS22に戻り、第1通知部16が再び図7に示すメール通知を行う。そして、サブタスク3の担当者により再び新たな終了計画日が入力されるのを待ち、その入力によりタスク管理部12はサブタスク3の終了計画日を修正する(ステップS23)。
図8は、サブタスク3の終了計画日が図6に示した9/23から9/18に修正された状態を示している。このように、サブタスク3の終了計画日が親タスクの終了計画日よりも遅くなくなると、第1通知部16はサブタスク3と親タスクとの不整合が解消した旨を親タスクの担当者に通知する(ステップS25)。
図9は、ステップS25において第1通知部16から親タスクの担当者に送信されるメールを例示している。その文面は、親タスクのタスクIDおよびタスク名称が示され、さらに「<サブタスク3ID><サブタスク3名称>の終了計画日が親タスクの終了計画日と整合していませんでしたが、整合しました。」というメッセージが示される。
なお、ここではサブタスク1,2,3のうちサブタスク3のみが親タスクと不整合であった場合を例にしているため、ステップS23からステップS25はサブタスク3についてのみ実行される。しかし、親タスクと不整合なサブタスクが複数存在する場合には、不整合なサブタスクの夫々についてこれらのステップが実行される。
ステップS25の後ステップS21に戻り、判断部15は再び全サブタスク1,2,3の終了計画日が親タスクの終了計画日より遅いか否かを判断する。全サブタスク1,2,3の終了計画日が親タスクの終了計画日より遅い場合、第1通知部16は親タスクの担当者に全サブタスク1,2,3が親タスクと整合していることを通知する(ステップS26)。
図10は、ステップS26において第1通知部16から親タスクの担当者に送信されるメールを例示している。このメールには、親タスクのタスクIDおよびタスク名称が示され、さらに「全サブタスクの終了計画日と親タスクの終了計画日とが整合しました。」というメッセージが示される。
上記では、第1通知部16は各タスクの担当者が利用する端末で受信可能なメールを送信することによって、各タスクの担当者に通知を行うことについて説明した。メールは各タスクの担当者が日常的に利用するツールであるため、各タスクの担当者がプロジェクト管理支援装置102の管理画面を見に行かなくても、タスクの整合状況を簡単に把握することができる。以上の趣旨から、第1通知部16による通知は、各担当者の利用する端末に対して行われるプッシュ型の通知であれば良く、例えばLINE(登録商標)等のコミュニケーションアプリを用いても良い。
また、上記の説明では、終了計画日をタスクのフィールドの例として説明したが、他のフィールドについても予め定められた制約条件に基づき整合性の判断及び通知が行われる。例えば、工数の見積値のフィールドについては、全サブタスクの工数の見積値の合計値が親タスクの工数の見積値を超えないことが制約条件となる。また、不具合件数のフィールドについて、不具合件数が検出ノルマの観点で定められる場合、全サブタスクの不具合検出ノルマ件数の合計値が親タスクの不具合検出ノルマ件数以上となることが制約条件となる。一方、不具合件数が少なくすべき値として定められる場合には、全サブタスクの不具合件数の合計値が親タスクの不具合件数以下となることが制約条件となる。また、不具合密度(件/KL)をフィールドとする場合、全サブタスクの不具合密度の算術平均値が親タスクの不具合密度より大きくならないことが制約条件となる。このように、親タスクの見積値と全サブタスクの見積値の合計値または算術平均値との大小関係に関する条件を、制約条件とすることができる。
なお、上記では一つのフィールドに関してのみ親タスクとサブタスクの整合性を判断することについて説明したが、上記に挙げた複数のフィールドに関して親タスクとサブタスクの整合性を判断しても良い。
以上に説明したように、実施の形態2に係るプロジェクト管理支援装置102は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて、第1タスクのフィールドと複数の第1サブタスクのフィールドとの間で予め定められた制約条件が満たされるか否かを判断する判断部15と、制約条件が満たされる場合と、制約条件が満たされない状態から満たされる状態に変化した場合とに、その旨を親タスクの担当者に通知する第1通知部16と、を備える。従って、親タスクの担当者は、親タスクとサブタスクとの整合状況を把握することが可能である。
<C.実施の形態3>
図11は、実施の形態3に係るプロジェクト管理支援装置103の構成を示すブロック図である。プロジェクト管理支援装置103は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて第2通知部17を備えている。
タスク管理部12において、一つの第1タスクと、第1タスクを親タスクとする複数の第1サブタスクのタスク情報が管理されているものとする。第2通知部17は、全ての第1サブタスクが完了したときに、第1タスクの担当者に第1サブタスクの完了を通知する。第2通知部17は、実施の形態2の第1通知部16と同様、プロジェクト管理支援装置103の管理画面を通してではなく、メール又はLINE(登録商標)などのコミュニケーションアプリによって通知を行う。これにより親タスクの担当者は、管理画面を見に行くことなくサブタスクの完了を知ることができる。
図12は、プロジェクト管理支援装置103の動作を示すフローチャートである。なお、図12のフローの前提として、第1タスクおよび複数の第1サブタスクは、それぞれ終了実績日のフィールドを含んでいる。
いずれか一つのサブタスク(第1サブタスク)の担当者が入力部14に対して終了実績日を入力すると、タスク管理部12は、入力部14が受け付けた入力情報に基づき当該サブタスクの終了実績日を設定する。このとき、タスク管理部12は全てのサブタスクについて終了実績日が設定されたか否かを判断する(ステップS31)。終了実績日が未設定のサブタスクがあれば、そのまま処理を終了する。一方、ステップS31で全てのサブタスクに終了実績日が設定されると、タスク管理部12はサブタスクの終了実績日の最遅日を親タスク(第1タスク)の終了実績日とする(ステップS32)。そして、親タスクの担当者に全サブタスクが完了した旨を通知する(ステップS33)。
図13は、ステップS33において第2通知部17から親タスクの担当者に送信されるメールを例示している。このメールには、親タスクのタスクIDおよびタスク名称が示され、さらに「この親タスクの全サブタスクが完了しました。」というメッセージが示される。
以上に説明したように、実施の形態3に係るプロジェクト管理支援装置103は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて、複数の第1サブタスクの夫々の終了実績日が入力部14から入力された場合に、複数の第1サブタスクが完了した旨を第1タスクの担当者に通知する第2通知部17を備える。従って、第1タスクである親タスクの担当者はサブタスクの完了を知ることができる。
<D.実施の形態4>
図14は、実施の形態4に係るプロジェクト管理支援装置104の構成を示すブロック図である。プロジェクト管理支援装置104は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて画面作成部18を備えている。また、実施の形態4のタスク作成部11はサブタスク一斉作成部111に加えて兄弟タスク作成部112を備えている。
画面作成部18は、タスクの管理画面を作成する。画面作成部18が作成したタスクの管理画面は、各タスクの担当者が利用する汎用コンピュータ又は携帯通信端末などの表示部(図示せず)に表示される。タスクの管理画面にはタスクのフィールドが表示される。
製品開発において障害が発生したとき、製品開発という親タスクの担当者は、どのコンポーネントで障害が発生しているか大体の目星をつけ、障害が発生している可能性のあるコンポーネントにおいて障害の調査改修を行うサブタスク4を作成する。具体的には、親タスクの担当者は入力部14にタスクを作成するための必要情報を入力し、その情報を基にタスク作成部11がサブタスク4を作成する。サブタスク4の情報はタスク管理部12に管理される。
図15は、親タスクとサブタスク4の管理画面を示している。これらの管理画面は画面作成部18により作成される。図15に示すように、親タスクの管理画面には、「障害発生状況」、「障害発生日」、「バージョン」等のフィールドが表示され、さらにサブタスク4へのリンクが表示される。親タスクの管理画面でサブタスク4のリンクが押下されると、サブタスク4の管理画面が表示部に表示される。また、サブタスク4の管理画面には、「障害発生状況」、「障害分析内容」、「障害改修内容」等のフィールドが表示可能である。なお、サブタスク4の「障害発生状況」フィールドには、親タスクの「障害発生状況」フィールドのデータが表示される。従って、サブタスク4の担当者は、親タスクの管理画面を見なくても、自身の担当するサブタスク4の管理画面から障害発生状況を把握することができる。
このような表示は、タスク管理部12において、サブタスク4の「障害発生状況」フィールドに親タスクの「障害発生状況」フィールドのデータをコピーすることにより可能となる。そして、親タスクの「障害発生状況」フィールドのデータが更新されれば、それに合わせてサブタスク4の「障害発生状況」フィールドのデータを更新する。あるいは、タスク管理部12ではサブタスク4の「障害発生状況」フィールドのデータを持たず、画面作成部18がその都度親タスクの「障害発生状況」フィールドを参照し、サブタスク4の管理画面を作成しても良い。
サブタスク4の担当者が障害分析を行い、サブタスク4の調査範囲に障害が認められたとすると、担当者は障害を改修する。そして、担当者は障害分析結果と障害改修結果を入力部14に入力し、当該入力情報に基づきタスク管理部12においてサブタスク4の「障害分析内容」フィールドおよび「障害改修内容」フィールドにデータが入力される。これにより、図16に示すように、サブタスク4の管理画面で障害分析内容および障害改修内容が表示される。
一方、サブタスク4の調査範囲に障害が認められなかった場合、サブタスク4の担当者は、サブタスク4の管理画面を操作してサブタスク5を作成する。サブタスク5は、サブタスク4における調査範囲のコンポーネントとは異なる他のコンポーネントにおける障害分析および障害改修調査を行うタスクであり、サブタスク4と親タスクを共通に持つサブタスク4の兄弟タスクである。
図17は、サブタスク4の管理画面からサブタスク5を作成する処理を示すフローチャートである。まず、サブタスク4の担当者が、新たに作成するサブタスク5の担当者を指定し、兄弟タスク作成ボタンを押下する。これらの操作入力はサブタスク4の管理画面上で行われ、操作入力の情報は入力部14を介してタスク作成部11の兄弟タスク作成部112に送られる。兄弟タスク作成部112は、入力情報に基づきサブタスク4の兄弟タスクであるサブタスク5を作成する(ステップS41)。
次に、兄弟タスク作成部112は、サブタスク5のフィールドに親タスクのフィールドのデータまたはサブタスク4のフィールドのデータを設定する(ステップS42)。図18は、サブタスク4の管理画面とサブタスク5の管理画面を示している。図18に示すように、サブタスク4の管理画面において表示される障害発生状況と障害分析内容がサブタスク5の管理画面においても表示される。ここでは、サブタスク5の「障害発生状況」フィールドに親タスクの「障害発生状況」フィールドのデータが入力され、サブタスク5の「障害分析内容」フィールドに親タスクの「障害分析内容」フィールドのデータが入力されている。
次に、兄弟タスク作成部112は、サブタスク5を親タスクのサブタスクとしてリンクする(ステップS43)。以上の処理により、図19に示すように親タスクの管理画面にはサブタスク5へのリンクが追加される。親タスクの管理画面でサブタスク5のリンクを押下すると、図18に示すようなサブタスク5の管理画面が表示される。
そして、タスク管理部12はサブタスク5の担当者にサブタスクの作成を通知する(ステップS44)。通知を受けたサブタスク5の担当者は自身の担当範囲の障害分析および障害調査改修を行う。もし、サブタスク5の担当範囲で障害調査改修が完了しなければ、サブタスク5の担当者もサブタスク5の管理画面からサブタスク4の担当者と同様に、他の範囲の障害分析を行う兄弟タスクを作成することが可能である。このように、親タスクの担当者は障害分析にあたり最初のサブタスクを作るだけで良く、その後のサブタスクはサブタスクの担当者が作成することが可能であるため、効率よくサブタスクを作成することができる。
以上に説明したように、実施の形態4に係るプロジェクト管理支援装置104は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて、複数のタスクの管理画面を作成する画面作成部18を備え、タスク作成部11は、複数のタスクのうちの一つの第2タスクである親タスクから、親タスクのサブタスクである第3タスクであるサブタスク4を作成し、画面作成部18は、サブタスク4の管理画面に親タスクの少なくとも一部のフィールドを表示する。従って、サブタスク4の担当者は、親タスクの管理画面を見に行かなくても、自身の担当するサブタスク4の管理画面で障害発生状況を把握することができる。
また、タスク作成部11は、入力部14が受け付けた第3タスクであるサブタスク4の管理画面に対する操作入力に基づき、親タスクのサブタスクである第4タスクであるサブタスク5を作成する兄弟タスク作成部112を備える。従って、サブタスク担当者は、自身の担当範囲の障害分析状況に応じて、親タスクの担当者に依頼することなく次の障害分析調査タスクとしてサブタスク5を作成することができるので、効率よくサブタスクを作成することができる。
<E.実施の形態5>
図20は、実施の形態5に係るプロジェクト管理支援装置105の構成を示すブロック図である。プロジェクト管理支援装置105は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて報告書作成部19を備えている。
報告書作成部19は、タスク管理部12に管理された各タスクの情報を抽出し、プロジェクトの報告書の一部を自動的に作成する機能を有している。報告書は、月報、週報、日報などである。
図21は、報告書作成部19の報告書作成処理を示すフローチャートである。まず、報告書作成部19は報告書の作成単位をタスク管理部12から取得する(ステップS51)。作成単位は、例えばプロジェクト名、コンポーネント名、バージョン名等である。これらの報告書の作成単位はユーザが入力部14に入力し、入力部14からタスク管理部12を経て報告書作成部19に取得される。ここでは、報告書の作成単位をコンポーネントAとする。
情報取得部13が取得するプロジェクト定義情報には、報告書の作成単位に応じたテンプレートが予め記載されている。報告書作成部19は、ステップS51で取得した報告書の作成単位に応じたテンプレートを情報取得部13から取得する(ステップS52)。
図22に示すように、コンポーネントの報告書は、「実装課題」、「サマリ(表)」、「サマリ(グラフ)」、「課題管理情報」、「Q&A」、「リーダの見解」というフィールドからなる。このうち、「リーダの見解」は週報作成者が手動で記入するが、それ以外のフィールドは報告書作成部19が自動で記載する自動記載フィールドである。
報告書作成部19は、自動記載フィールドの一つを選択する(ステップS53)。そして、報告書作成部19は、ステップS53で選択したフィールドに対応するタスク管理部12の管理情報を参照し、所定の条件でデータを抽出する(ステップS54)。ここで、フィールドに対応する管理情報には、要件管理情報、進捗管理情報、障害管理情報、課題管理情報、およびQ&A管理情報などがある。また、データの抽出条件には、例えばプロジェクト名、コンポーネント名、バージョン名、進捗のステータス、タスク名、優先度、および整列順等がある。データの抽出条件は、報告書のテンプレートの作成時に予め定められ、テンプレートと共にプロジェクト定義情報に記載されている。
次に、報告書作成部19は、ステップS54で抽出したデータを自動記載フィールドに記載する(ステップS55)。
そして、報告書作成部19は全ての自動記載フィールドにデータを記載したか否かを判断し(ステップS56)、データを未記載の自動記載フィールドがあればステップS53に戻る。一方、全ての自動記載フィールドにデータを記載すれば、報告書の作成処理を終了する。
図22に示すように、報告書作成部19はコンポーネントAの開発に関連するタスクの進捗管理情報を「コンポーネントAの実装課題」フィールドに記載し、コンポーネントAの開発に関連するタスクの課題管理情報を「コンポーネントAの課題管理情報」フィールドに記載し、コンポーネントAの開発に関連するタスクのQ&A管理情報を「コンポーネントAのQ&A」フィールドに記載する。そして、報告書作成者は、自動記載フィールドの内容を確認して「リーダの見解」フィールドを入力すれば、図22に示すコンポーネントAの報告書が完成する。
以上に説明したように、実施の形態5に係るプロジェクト管理支援装置105は、実施の形態1に係るプロジェクト管理支援装置101の構成に加えて、タスク管理部12が管理する複数のタスクのフィールドを予め定められた条件で抽出し、抽出したフィールドを予め定められたフォーマットで記載した報告書を作成する報告書作成部19を備える。従って、プロジェクト管理支援装置105によればプロジェクトの報告書を簡単に作成することができる。
<F.ハードウェア構成>
上述したプロジェクト管理支援装置101,102,103,104,105におけるタスク作成部11、タスク管理部12、情報取得部13、入力部14、判断部15、第1通知部16、第2通知部17、画面作成部18、および報告書作成部19は、図23に示す処理回路51により実現される。すなわち、処理回路51は、タスク作成部11、タスク管理部12、情報取得部13、入力部14、判断部15、第1通知部16、第2通知部17、画面作成部18、および報告書作成部19(以下、「タスク作成部11等」と称する)を備える。処理回路51には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。タスク作成部11等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路51で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路51がプロセッサである場合、タスク作成部11等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図24に示すように、処理回路51に適用されるプロセッサ52は、メモリ53に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、プロジェクト管理支援装置101,102,103,104,105は、処理回路51により実行されるときに、ユーザの入力を受け付けるステップと、プロジェクトを構成する階層化された複数のタスクを作成するステップと、作成した複数のタスクのフィールドを管理し、ユーザの入力に基づき複数のタスクのフィールドを設定するステップと、タスクの雛形を含むプロジェクト定義情報を取得するステップと、複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、タスクの雛形を用いて第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成するステップと、複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは第1タスクの対応するフィールドのデータを設定するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ53を備える。換言すれば、このプログラムは、タスク作成部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ53には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、タスク作成部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、タスク作成部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、タスク作成部11については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ52としての処理回路51がメモリ53に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。また、プロジェクト管理支援装置101,102,103,104,105は、複数のサーバ上に分散したシステムとして構築されていても良い。この場合、以上で説明したプロジェクト管理支援装置101,102,103,104,105の各機能または各構成要素は、システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
11 タスク作成部、12 タスク管理部、13 情報取得部、14 入力部、15 判断部、16 第1通知部、17 第2通知部、18 画面生成部、19 報告書作成部、51 処理回路、52 プロセッサ、53 メモリ、111 サブタスク一斉作成部、112 兄弟タスク作成部。

Claims (9)

  1. ユーザの入力を受け付ける入力部と、
    プロジェクトを構成する階層化された複数のタスクを作成するタスク作成部と、
    前記タスク作成部で作成された複数のタスクのフィールドを管理し、前記ユーザの入力に基づき前記複数のタスクのフィールドを設定するタスク管理部と、
    タスクの雛形を含むプロジェクト定義情報を取得する情報取得部と、を備え、
    前記タスク作成部は、前記複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、前記タスクの雛形を用いて前記第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成し、前記複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは前記第1タスクの対応するフィールドのデータを設定するサブタスク一斉作成部を備え、
    前記第1タスクのフィールドと前記複数の第1サブタスクのフィールドとの間で予め定められた制約条件が満たされるか否かを判断する判断部と、
    前記制約条件が満たされる場合と、前記制約条件が満たされない場合と、前記制約条件が満たされない状態から満たされる状態に変化した場合とに、その旨を前記第1タスクの担当者に通知する第1通知部と、をさらに備え
    前記入力部は、前記制約条件が満たされない場合に、前記第1サブタスクのフィールドに関する前記ユーザの新たな入力を受け付ける、
    プロジェクト管理支援装置。
  2. 前記複数の第1サブタスクの夫々は担当者に関するフィールドを含み、
    前記プロジェクト定義情報は、前記複数の第1サブタスクの担当者情報を含み、
    前記サブタスク一斉作成部は、前記複数の第1サブタスクの夫々の担当者に関するフィールドに、前記プロジェクト定義情報に記載された担当者情報を入力する、
    請求項1に記載のプロジェクト管理支援装置。
  3. 前記第1通知部はメールによって通知を行う、
    請求項1または2に記載のプロジェクト管理支援装置。
  4. 前記第1タスクのフィールドは前記第1タスクの終了計画日を、前記複数の第1サブタスクのフィールドは前記複数の第1サブタスクの終了計画日を、それぞれ含み、
    前記第1タスクの終了計画日と前記複数の第1サブタスクの終了計画日との間で予め定められた前記制約条件とは、前記第1タスクの終了計画日が前記複数のタスクの終了計画日の最遅日より遅いことである、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のプロジェクト管理支援装置。
  5. 前記第1タスクのフィールドは前記第1タスクの見積値を、前記複数の第1サブタスクのフィールドは前記複数の第1サブタスクの見積値を、それぞれ含み、
    前記第1タスクの見積値と前記複数の第1サブタスクの見積値との間で予め定められた前記制約条件とは、前記第1タスクの見積値と前記複数の第1サブタスクの見積値の合計値または算術平均値との大小関係に関する条件である、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のプロジェクト管理支援装置。
  6. 前記複数の第1サブタスクの夫々のフィールドは終了実績日を含み、
    前記複数の第1サブタスクの夫々の終了実績日が前記入力部から入力された場合に、前記複数の第1サブタスクが完了した旨を前記第1タスクの担当者に通知する第2通知部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のプロジェクト管理支援装置。
  7. 前記複数のタスクの管理画面を作成する画面作成部をさらに備え、
    前記タスク作成部は、前記複数のタスクのうちの一つの第2タスクから前記第2タスクのサブタスクである第3タスクを作成し、
    前記画面作成部は、前記第3タスクの管理画面に前記第2タスクの少なくとも一部のフィールドを表示する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のプロジェクト管理支援装置。
  8. 前記タスク作成部は、前記入力部が受け付けた前記第3タスクの管理画面に対する操作入力に基づき、前記第2タスクのサブタスクである第4タスクを作成する兄弟タスク作成部を備える、
    請求項7に記載のプロジェクト管理支援装置。
  9. コンピュータが実行するプロジェクト管理支援方法であって、
    ユーザの入力を受け付け、
    プロジェクトを構成する階層化された複数のタスクを作成し、
    前記複数のタスクのフィールドを管理し、
    前記ユーザの入力に基づき前記複数のタスクのフィールドを設定し、
    タスクの雛形を含むプロジェクト定義情報を取得し、
    前記複数のタスクのうちの一つの第1タスクから、前記タスクの雛形を用いて前記第1タスクのサブタスクである複数の第1サブタスクを一斉作成し、前記複数の第1サブタスクの夫々における少なくとも一部のフィールドに、予め定められたデータまたは前記第1タスクの対応するフィールドのデータを設定し、
    前記第1タスクのフィールドと前記複数の第1サブタスクのフィールドとの間で予め定められた制約条件が満たされるか否かを判断し、
    前記制約条件が満たされる場合と、前記制約条件が満たされない場合と、前記制約条件が満たされない状態から満たされる状態に変化した場合とに、その旨を前記第1タスクの担当者に通知し、
    前記制約条件が満たされない場合に、前記第1サブタスクのフィールドに関する前記ユーザの新たな入力を受け付ける、
    プロジェクト管理支援方法。
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