JP6723089B2 - エンラージ表示用マルチディスプレイ、エンラージ接続方法、及びエンラージ表示用プログラム - Google Patents
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しかし、複数のタッチパネル付き表示装置を組み合わせて大画面を構成する場合、通常は、図1に示すように、制御PC500と、各々のタッチパネル付き表示装置510−1、510−2、510−3、及び510−4との間に、タッチパネル制御用と映像用のケーブルが接続されている必要がある。この場合、制御PC500側で、組み合わせるタッチパネル付き表示装置数だけの映像出力ポートが必要となるため、通常より高いスペックが求められることになり、実現するにはコストがかかる。
また60インチ、80インチといった大型のタッチパネル付き表示装置でマルチ画面を構成する場合、接続すべき制御PCとの物理的な距離が遠くなるため、通常使用されるタッチパネル制御用ケーブルであるUSBケーブルでは制御PCに届かず、複数のUSBハブを使用して距離を延長する必要があり、5×5といったより大きなマルチ画面を構成した場合には複雑な配線となってしまう。
この点、特許文献1には、複数のタッチパネル付き表示装置が1台のPCとデイジーチェーン接続されており、タッチ座標データを予め設定されたキャリブレーションデータにより調整して、PCに送信する発明が開示されている。
しかし、タッチパネル付きマルチディスプレイに触れる場合、図2に示すように、隣接する複数のタッチパネル付きディスプレイである、タッチパネル付き表示装置520−1及び520−2に渡って、ユーザが継続的に触れることがある。このような場合、通常のタッチパネル付きマルチディスプレイを用いた際は、制御PC側で各タッチパネルが別々のデバイスとして認識されているため、タッチパネル付きマルチディスプレイ間でタッチ操作が連続せずに途切れることにより、操作性が失われる。この点、特許文献2で開示される発明は、あくまでマルチディスプレイを構成する複数のディスプレイのうち、一つのみに触れた場合を想定したものであった。
複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部を備え、
各タッチパネル機能部は、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持しており、
前記複数のタッチパネル機能部は、前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続されており、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部が情報処理装置に接続されていて、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイが提供される。
複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイで用いるエンラージ接続方法であって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部に含まれる各タッチパネル機能部に、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持させ、
前記複数のタッチパネル機能部を前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続し、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部を情報処理装置に接続し、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするエンラージ表示方法が提供される。
まず、図3−1、図3−2、図4−1、及び図4−2を用いて本発明の概念について説明する。
一方で、本発明においては、制御PC500が、2×2の4台で構成された表示装置530−1乃至530−4を1つのタッチパネルデバイスとして認識するため、上記の操作を行った場合、図3−2(B)図に示すように、制御PC500は見た目上のタッチ位置と同じ左上1/4の真ん中をタッチしたと認識する。これは、具体的には後述する方法で、タッチ座標をエンラージ全体における座標に変換・補正し、直列接続された上流のタッチパネル付き表示装置に伝え、制御PC500と直接接続されている最上流のタッチパネル付き表示装置530−1は、これらの座標を取りまとめ、制御PCに伝達することによるものである。
図4−1(A)に示す配置で、4台のタッチパネル付き表示装置540−1乃至540−4でエンラージが構成されているものとする。具体的には、タッチパネル付き表示装置540−1乃至540−4のディスプレイには、エンラージ構成設定“2×2”が設定されている。更に、タッチパネル付き表示装置540−1のエンラージ位置としては(1,1)、表示装置540−2のエンラージ位置としては(2,1)、タッチパネル付き表示装置540−3のエンラージ位置としては(1,2)、タッチパネル付き表示装置540−4のエンラージ位置としては(2,2)が設定されている。なお、表示装置及びタッチパネルの解像度は、どちらもH×Vとし、図面中の表示装置間の線は映像と座標データ通信用の配線を意味する。
次に、図5乃至図15−5を参照しながら、本発明に係る第1の実施形態について詳述する。
最初に、図5及び図6を用いて、第1の実施形態の構成について詳説する。
具体的には、制御PC50の映像出力端子51と表示装置100−1の映像入力端子101−1との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、制御PC50のUSB端子(ホスト)52と表示装置100−1のUSB端子(デバイス)103−1との間には、USBケーブル32が接続されている。
また、表示装置100−1の映像出力端子102−1と表示装置100−2の映像入力端子101−2との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−1のUSB端子(ホスト)104−1と表示装置100−2のUSB端子(デバイス)103−2との間には、USBケーブルが接続されている。
また、表示装置100−2の映像出力端子102−2と表示装置100−3の映像入力端子101−3との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−2のUSB端子(ホスト)104−2と表示装置100−3のUSB端子(デバイス)103−3との間には、USBケーブルが接続されている。
また、表示装置100−3の映像出力端子102−3と表示装置100−4の映像入力端子101−4との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−3のUSB端子(ホスト)104−3と表示装置100−4のUSB端子(デバイス)103−4との間には、USBケーブルが接続されている。
次に、図7乃至図11を用いて、本発明の第1の実施形態の動作フローについて詳説する。
図5に示すように2×2のエンラージを実施している場合は、左上のタッチパネル付き表示装置100−1の設定は、N=2、X=1、Y=1となる。右上のタッチパネル付き表示装置100−2の設定は、N=2、X=2、Y=1となる。右下のタッチパネル付き表示装置100−3の設定は、N=2、X=2、Y=2となる。左下のタッチパネル付き表示装置100−4の設定は、N=2、X=1、Y=2となる。
また、タッチパネル情報として、図7(B)の表に示された設定、すなわち、タッチパネル水平解像度TH、タッチパネル垂直解像度TV、タッチスルー検出距離TH_LEN,タッチスルー検出タイムアウトTMOを、外部記憶部119が保持する。また、一時情報として、図7(C)の表に示された設定、すなわち、アクティブデバイスADV、タッチ状態TCS、タッチスルー座標(THX,THY)の情報を、内部記憶部118が保持する。ここで、ADVには、タッチがアクティブなデバイスのIDを格納する。また、TCSには、タッチなし/タッチ中/タッチスルーのいずれかを格納する。
また、タッチパネル付き表示装置100間でタッチ情報を通信する場合は、少なくとも図7(D)のデータを通信する。すなわち、個体を識別するための数値であるID、タッチ座標(TCHX,TCHY),イベントTCHEVTを送信する。ここで、TCHEVTには、イベント無し、タッチダウン、タッチアウト、タッチスルーのいずれかが格納される。なお、ここで述べる「イベント無し」とは「タッチ中」という意味を有する。
また、タッチパネル付き表示装置100から制御PC50に伝達する情報には、少なくとも図7(E)のデータが含まれる。すなわち、タッチ座標(X,Y)、及びイベントEVTが伝達される。ここで、EVTには、タッチ開始、タッチ中、タッチ終了のいずれかが格納される。
また、タッチ操作座標検出処理部123より取得可能な情報を、図7(F)の表に示す。すなわち、タッチ座標(TX,TY)及びタッチ操作TOPが取得可能である。ここで、TOPには、タッチ開始、タッチ中、タッチ終了、タッチスルーのいずれかが格納される。
次に、実際の動作フローの第1の例として、図12に示すように、タッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4を2×2にエンラージ接続された状況下で、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−4の中心にてタッチを離した場合の動作フローについて、図13−1乃至図13−5を参照しながら、詳述する。
ステップa1:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(960,540)にタッチダウン。
ステップa2:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(1920,540)でタッチアウト(端辺のためタッチスルーに変換される)。
ステップa3:タッチパネル付き表示装置100−4の座標(0,540)にタッチダウン。
ステップa4:タッチパネル付き表示装置100−4の座標(960,540)でタッチアウト。
まず、ステップa1において、タッチパネル付き表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−2(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=960+1920×(1−1)=960
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図13−2(B)に示す表の情報を送信する。
次に、ステップa2において、タッチパネル付表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−3(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(1−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図13−3(B)に示す表の情報を送信する。
次に、ステップa3において、タッチパネル付き表示装置100−4は、タッチ操作・座標検出処理部123より図13−4(A)の表に示す情報を取得する。ここでエンラージ座標設定により、座標変換を実施する。
TCHX=0+1920×(2−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して、図13−4(B)に示す表の情報を送信する。
(距離)2=(THX−TCHX)2+(THY−TCHY)2=(1920−1920)2+(1620−1620)2=0
この距離は、タッチスルー検出距離TH_LEN以下となるため、タッチ操作が継続されていると判断する。よって制御PC50に対して、図13−4(C)に示す表のデータを送信する。また、一時情報を、図13−4(D)に示す表の情報に更新する。
次に、ステップa4において、タッチパネル付表示装置100−4は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−5(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(2−1)=2880
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して、図13−5(B)に示す表の情報を送信する。
ステップb1:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(960,540)にタッチダウン。
ステップb2:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(1920,540)でタッチアウト(端辺のためタッチスルーに変換される)。
ステップb3:タッチパネル付き表示装置100−2の座標(0,540)にタッチダウン。
ステップb4:タッチパネル付き表示装置100−2の座標(960,540)でタッチアウト。
まず、ステップb1において、タッチパネル付き表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−2(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=960+1920×(1−1)=960
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図15−2(B)に示す表の情報を送信する。
次に、ステップb2において、タッチパネル付表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−3(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(1−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図15−3(B)に示す表の情報を送信する。
次に、ステップb3において、タッチパネル付き表示装置100−2は、タッチ操作・座標検出処理部123より図15−4(A)の表に示す情報を取得する。ここでエンラージ座標設定により、座標変換を実施する。
TCHX=0+1920×(2−1)=1920
TCHY=540+1080×(1−1)=540
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−1に対して、図15−4(B)に示す表の情報を送信する。
(距離)2=(THX−TCHX)2+(THY−TCHY)2=(1920−1920)2+(1620−540)2=10802
この距離は、タッチスルー検出距離TH_LENより大きいと判断され(ると仮定し)、タッチ操作が途切れたと判断する。
よって、一時情報のタッチスルー座標を使用して、制御PC50に対して、図15−4(C)に示す表の情報を送信する。
次に、ステップb4において、タッチパネル付表示装置100−2は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−5(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(2−1)=2880
TCHY=540+1080×(1−1)=540
その後、タッチパネル付き表示装置100−2は、上流のタッチパネル付き表示装置100−1に対して、図15−5(B)に示す表の情報を送信する。
次に、本発明に係る第2の実施形態について詳述する。
次に、本発明に係る第3の実施形態について詳述する。
32 USBケーブル
50 制御PC
51 映像出力端子
52 USB端子(ホスト)
100 100−1 100−2 100−3 100−4 タッチパネル付き表示装置
101 101−1 101−2 101−3 101−4 映像入力端子
102 102−1 102−2 102−3 102−4 映像出力端子
103 103−1 103−2 103−3 103−4 USB端子(デバイス)
104 104−1 104−2 104−3 104−4 USB端子(ホスト)
110 中央演算部
111 映像信号受信処理部
112 映像信号分配処理部
113 映像信号送信処理部
114 映像信号出力処理部
115 スケーリング処理部
116 USBデバイス処理部
117 USBホスト処理部
118 内部記憶部
119 外部記憶部
120 表示用・表示処理用一時記憶部
121 表示処理部
122 表示デバイス
123 タッチ操作座標検出処理部
124 タッチパネルデバイス
500 制御PC
510−1 510−2 510−3 510−4 520−1 520−2 530−1 530−2 530−3 530−4 540−1 540−2 540−3 540−4 タッチパネル付き表示装置
550 映像
Claims (11)
- 複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部を備え、
各タッチパネル機能部は、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持しており、
前記複数のタッチパネル機能部は、前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続されており、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部が情報処理装置に接続されていて、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項1に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対して下流側の前記タッチパネル機能部から前記タッチ情報を受信したならば、該受信したタッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部に転送することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項1又は2に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
所定条件の下で、第1のタッチパネル付き表示装置が有する第1のタッチパネル機能部への第1のタッチが終了し、前記第1のタッチパネル付き表示装置に隣接する第2のタッチパネル付き表示装置が有する第2のタッチパネル機能部への第2のタッチが開始した際、前記第1のタッチと前記第2のタッチとが連続していると判断することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項3に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記所定条件とは、前記第1のタッチパネル機能部への第1のタッチが、前記第1のタッチパネル機能部の端辺から第1の所定距離以内で終了し、前記第1のタッチが終了した時点から所定期間内に、前記第1のタッチが終了した座標から第2の所定距離以内で、前記第2のタッチパネル機能部で前記第2のタッチが開始したことであることを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項4に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記第1のタッチが終了したことを示すデータと、前記第2のタッチが開始したことを示すデータを削除した後、前記第1のタッチと前記第2のタッチとが連続していることを示すデータを生成することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項3乃5の何れか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
各タッチパネル機能部は、
ユーザの指が自タッチパネル機能部のタッチパネルに触れられていた状態から触れられていない状態に変化した事象が発生し、その事象が、自タッチパネル機能部のタッチパネルに対する、自タッチパネル機能部が備わる前記タッチパネル付き表示装置に隣接する前記タッチパネル付き表示装置と接する端辺側に向かうタッチ操作が、タッチパネル範囲外に移動した場合に発生したのであれば、タッチスルーを中間イベントとして生成する手段と、
ユーザの指が自タッチパネル機能部のタッチパネルに触れられていない状態から触れられている状態に変化した事象が発生したならば、タッチダウンを中間イベントとして生成する手段と、
を備え、
上流端にある前記タッチパネル機能部は、
第1の前記タッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が前記タッチスルーの中間イベントを生成してから所定時間内に前記第1の前記タッチパネル付き表示装置と同一又は相違の第2の前記タッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部がタッチダウンの中間イベントを生成したならば、前記第1の前記タッチパネル付き表示装置の前記マルチディスプレイにおける位置及び前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部のタッチパネルにおける前記タッチスルーが発生した座標、並びに、前記第2のタッチパネル付き表示装置の前記マルチディスプレイにおける位置及び前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部のタッチパネルにおける前記タッチダウンが発生した位置に基づいて、前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチスルー及び前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチダウンが連続した同一のタッチに対応したものであるのかを判断する手段と、
連続した同一のタッチに対応したものであれば、最終イベントとしてタッチ中を生成する手段と、
連続した同一のタッチに対応したものでなければ、前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチスルーに対応した最終イベントとしてタッチ終了を生成し、更に、前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成したタッチダウンに対応する最終イベントとしてタッチ開始を生成するする手段と、
を備えることを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項3乃至6のいずれか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記第1のタッチ及び前記第2のタッチの各々が、複数同時に発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項7に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
複数の第1のタッチの各々は互いに異なるタッチパネル付き表示装置において発生し、前記複数の第1のタッチの各々に対応する前記第2のタッチも、互いに異なるタッチパネル付き表示装置において発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 請求項7に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
複数同時に発生する前記第1のタッチのうち少なくとも2つのタッチ、及び/又は、複数同時に発生する前記第2のタッチのうち少なくとも2つのタッチが同一のタッチパネル付き表示装置において発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。 - 複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイで用いるエンラージ接続方法であって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部に含まれる各タッチパネル機能部に、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持させ、
前記複数のタッチパネル機能部を前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続し、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部を情報処理装置に接続し、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするエンラージ表示方法。 - 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイを動作させるためのエンラージ表示用プログラムであって、コンピュータを、前記タッチパネル付きマルチディスプレイが備える各手段として機能させるためのエンラージ接続用プログラム。
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