JP6723089B2 - エンラージ表示用マルチディスプレイ、エンラージ接続方法、及びエンラージ表示用プログラム - Google Patents

エンラージ表示用マルチディスプレイ、エンラージ接続方法、及びエンラージ表示用プログラム Download PDF

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本発明は、エンラージ表示用マルチディスプレイ、エンラージ接続方法、及びエンラージ表示用プログラムに関する。
従来より、複数の表示装置を組み合わせることにより、全体として一つの大画面であるように表示する方法があった。このような表示方法をエンラージ表示と呼ぶ。
しかし、複数のタッチパネル付き表示装置を組み合わせて大画面を構成する場合、通常は、図1に示すように、制御PC500と、各々のタッチパネル付き表示装置510−1、510−2、510−3、及び510−4との間に、タッチパネル制御用と映像用のケーブルが接続されている必要がある。この場合、制御PC500側で、組み合わせるタッチパネル付き表示装置数だけの映像出力ポートが必要となるため、通常より高いスペックが求められることになり、実現するにはコストがかかる。
また60インチ、80インチといった大型のタッチパネル付き表示装置でマルチ画面を構成する場合、接続すべき制御PCとの物理的な距離が遠くなるため、通常使用されるタッチパネル制御用ケーブルであるUSBケーブルでは制御PCに届かず、複数のUSBハブを使用して距離を延長する必要があり、5×5といったより大きなマルチ画面を構成した場合には複雑な配線となってしまう。
この点、特許文献1には、複数のタッチパネル付き表示装置が1台のPCとデイジーチェーン接続されており、タッチ座標データを予め設定されたキャリブレーションデータにより調整して、PCに送信する発明が開示されている。
特開2009−199477号公報 特開2009−295012号公報
しかし、特許文献1に係る発明は、エンラージ表示に対応したものではなかった。
一方で、特許文献2には、エンラージ表示するタッチパネル付きマルチディスプレイであって、タッチパネルに触られたことを検出し、コンテンツ再生制御を行う発明が開示されている。
しかし、タッチパネル付きマルチディスプレイに触れる場合、図2に示すように、隣接する複数のタッチパネル付きディスプレイである、タッチパネル付き表示装置520−1及び520−2に渡って、ユーザが継続的に触れることがある。このような場合、通常のタッチパネル付きマルチディスプレイを用いた際は、制御PC側で各タッチパネルが別々のデバイスとして認識されているため、タッチパネル付きマルチディスプレイ間でタッチ操作が連続せずに途切れることにより、操作性が失われる。この点、特許文献2で開示される発明は、あくまでマルチディスプレイを構成する複数のディスプレイのうち、一つのみに触れた場合を想定したものであった。
そこで、本発明は、簡易な配線によりエンラージ表示可能なタッチパネル付きマルチディスプレイであって、複数のタッチパネル間でのタッチの継続性について認識可能なマルチディスプレイを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、
複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部を備え、
各タッチパネル機能部は、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持しており、
前記複数のタッチパネル機能部は、前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続されており、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部が情報処理装置に接続されていて、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイが提供される。
本発明の第2の観点によれば、
複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイで用いるエンラージ接続方法であって、
前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部に含まれる各タッチパネル機能部に、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持させ、
記複数のタッチパネル機能部を前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続し、
前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部を情報処理装置に接続し、
各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
上流端の前記タッチパネル機能部は自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするエンラージ表示方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、タッチパネル付きマルチディスプレイを動作させるためのエンラージ表示用プログラムであって、コンピュータを、前記タッチパネル付きマルチディスプレイが備える各手段として機能させるためのエンラージ表示用プログラムが提供される。
本発明によれば、1台の制御PCと複数のディスプレイを接続してマルチタッチディスプレイを構成する場合、制御PCと直接接続するディスプレイが1台で済むことから、タッチパネル付きの大画面ディスプレイを用いてマルチディスプレイを構成することが容易となる。
従来技術における制御PCとマルチディスプレイとの接続方法を示す図である。 従来技術における複数のディスプレイ間での継続的なタッチを示す図である。 従来技術及び本発明の実施形態によるエンラージ表示方法を示す図である。 従来技術及び本発明の実施形態によるエンラージ表示方法において認識されるタッチ座標を示す図である。 本発明の実施形態に係るマルチディスプレイにおいて、ディスプレイをまたいでタッチした際の処理方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るマルチディスプレイにおいて、ディスプレイをまたいでタッチした際の処理方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る制御PCとマルチディスプレイとの接続方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の動作フローの前提となるデータの説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置がUSBホストを検出する際の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるメインモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置において、カウントダウンタイマーのタイムアウトが発生した場合の動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置におけるサブモードでの動作フローを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第1の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の第2の動作例において用いられるデータを示す図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネル付き表示装置の動作フローの前提となるデータの説明図である。
[本発明の概念]
まず、図3−1、図3−2、図4−1、及び図4−2を用いて本発明の概念について説明する。
本発明においては、映像出力元と接続するのはエンラージを構成する1台のディスプレイのみとなり、各ディスプレイ側でタッチ座標を補正することで、制御PC側からは、複数のタッチディスプレイが1台のタッチディスプレイと認識されるため、ディスプレイをまたいだタッチが可能となる。
このタッチ座標の補正について、図3−1及び図3−2を用いて説明する。
図3−1に見られるように、1台の制御PC500から、映像550を、直列接続され、2×2の4台で構成されたエンラージ機能を持つタッチパネル付き表示装置530−1乃至530−4に数珠つなぎで入力した場合、左上に設置されたタッチパネル付き表示装置530−1は入力映像550の左上1/4の部分を拡大して表示する。同様に、右上に設置されたタッチパネル付き表示装置530−2は入力映像550の右上1/4の部分を拡大して表示する。左下に設置されたタッチパネル付き表示装置530−3は入力映像550の左下1/4の部分を拡大して表示する。右下に設置されたタッチパネル付き表示装置530−4は入力映像550の右下1/4の部分を拡大して表示する。
この時、従来技術においては、制御PC500からはタッチパネル付き表示装置530−1のタッチパネルデバイスのみが認識される。これにより、表示装置530−1の中央をタッチしても、見た目上は、左上1/4の領域の中央をタッチしているが、制御PC500は、図3−2(A)図に示すように、入力映像550の中央をタッチしていると認識する。
一方で、本発明においては、制御PC500が、2×2の4台で構成された表示装置530−1乃至530−4を1つのタッチパネルデバイスとして認識するため、上記の操作を行った場合、図3−2(B)図に示すように、制御PC500は見た目上のタッチ位置と同じ左上1/4の真ん中をタッチしたと認識する。これは、具体的には後述する方法で、タッチ座標をエンラージ全体における座標に変換・補正し、直列接続された上流のタッチパネル付き表示装置に伝え、制御PC500と直接接続されている最上流のタッチパネル付き表示装置530−1は、これらの座標を取りまとめ、制御PCに伝達することによるものである。
また、本発明における、表示装置をまたいだタッチについてであるが、各表示装置は、隣接する表示装置と接する端辺側に向かうタッチ操作が、タッチパネル範囲外に移動した場合は、通常のタッチアウトイベントではなく、タッチスルーイベントを発生させる。最上流のディスプレイはタッチスルーを認識すると、一定時間内にそのタッチ操作が向かった表示装置において、上記のタッチアウトの箇所から一定の距離内でタッチダウンイベントが送られてきた場合には、タッチスルーイベント、タッチダウンイベントをPCに送信せず、疑似的な連続する座標を創出することで、タッチパネル間での連続した操作を可能とする。
(なお、ここで述べる「タッチアウト」とは、ユーザの指がタッチパネルに触れていた状態から、タッチパネルに触れていない状態に変化した事象を意味する。また、ここで述べる「タッチダウン」とは、ユーザの指がタッチパネルに触れていない状態から触れている状態に変化した事象を意味する。更に、ここで述べる「タッチスルー」とは、一つの表示装置においてユーザによるタッチ箇所がベゼル領域まで出て行ったものの、まだ別の表示装置にタッチ箇所が入ってきていないことを意味する。)
これを、図4−1及び図4−2を用いて説明する。
図4−1(A)に示す配置で、4台のタッチパネル付き表示装置540−1乃至540−4でエンラージが構成されているものとする。具体的には、タッチパネル付き表示装置540−1乃至540−4のディスプレイには、エンラージ構成設定“2×2”が設定されている。更に、タッチパネル付き表示装置540−1のエンラージ位置としては(1,1)、表示装置540−2のエンラージ位置としては(2,1)、タッチパネル付き表示装置540−3のエンラージ位置としては(1,2)、タッチパネル付き表示装置540−4のエンラージ位置としては(2,2)が設定されている。なお、表示装置及びタッチパネルの解像度は、どちらもH×Vとし、図面中の表示装置間の線は映像と座標データ通信用の配線を意味する。
図4−1(A)図のように、タッチパネル付き表示装置540−2中、座標(u,v)でタッチが発生した場合、タッチパネル付き表示装置540−2は、座標を(u+H,v)に変換して、タッチパネル付き表示装置540−1のディスプレイに送信する。この座標を受信したタッチパネル付き表示装置540−1はタッチパネル付き表示装置540−3にそのまま送信する。同様に、タッチパネル付き表示装置540−3はこの座標をタッチパネル付き表示装置540−4に送信し、タッチパネル付き表示装置540−4は制御PC500に伝達する。
ここで、図4−1(B)図のように、タッチパネル付き表示装置540−1でタッチダウンし、そのままタッチパネル付き表示装置540−2のタッチ領域まで指を移動させた場合、タッチパネル付き表示装置540−1内での操作中は、上記の図4−1(A)図を用いた説明と同様になる。指がタッチパネル付き表示装置540−1のタッチ領域を外れると、タッチパネル付き表示装置540−1内では、タッチアウトイベントが発生する。このタッチアウトイベントが発生した座標がタッチパネル付き表示装置540−2と接する端辺であるため、タッチパネル付き表示装置540−1のディスプレイはタッチスルーイベントに変換して上流に送信する。
このタッチアウトイベントが発生した時点からのデータの送信の態様を示すのが、図4−2(C)図である。タッチスルーイベントを受信したタッチパネル付き表示装置540−4は、一定期間、この情報を制御PC500に送信しない。仮に何のデータも受信しないまま一定期間が経過した場合には、タッチスルーイベントをタッチアウトイベントに変換して、制御PC500に送信する。
逆に、図4−2(D)図に示すように、タッチパネル付き表示装置540−4が、タッチスルーイベントが発生した座標から一定距離内で、一定期間内にタッチダウンイベントを受信した場合、保留したタッチスルーイベントを無視し、受信したタッチダウンイベントを通常の座標データとして、制御PC500に送信する。
<第1の実施形態>
次に、図5乃至図15−5を参照しながら、本発明に係る第1の実施形態について詳述する。
[第1の実施形態の構成]
最初に、図5及び図6を用いて、第1の実施形態の構成について詳説する。
図5は、本発明に係るタッチパネル付き表示装置を4つ使用したマルチディスプレイを構成する場合の、制御PC50、及びタッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4の配線図の例である。なお、以下ではタッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4を総称して「タッチパネル付き表示装置100」と呼称することがある。
制御PC50、タッチパネル付き表示装置100−1、タッチパネル付き表示装置100−2、タッチパネル付き表示装置100−3、タッチパネル付き表示装置100−4は、この順に直列接続している。
具体的には、制御PC50の映像出力端子51と表示装置100−1の映像入力端子101−1との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、制御PC50のUSB端子(ホスト)52と表示装置100−1のUSB端子(デバイス)103−1との間には、USBケーブル32が接続されている。
また、表示装置100−1の映像出力端子102−1と表示装置100−2の映像入力端子101−2との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−1のUSB端子(ホスト)104−1と表示装置100−2のUSB端子(デバイス)103−2との間には、USBケーブルが接続されている。
また、表示装置100−2の映像出力端子102−2と表示装置100−3の映像入力端子101−3との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−2のUSB端子(ホスト)104−2と表示装置100−3のUSB端子(デバイス)103−3との間には、USBケーブルが接続されている。
また、表示装置100−3の映像出力端子102−3と表示装置100−4の映像入力端子101−4との間には、映像ケーブル31が接続されている。また、表示装置100−3のUSB端子(ホスト)104−3と表示装置100−4のUSB端子(デバイス)103−4との間には、USBケーブルが接続されている。
ここで、「USB端子(ホスト)」とは、下流のタッチパネル付き表示装置との接続に用いられる端子であり、「USB端子(デバイス)」とは、制御PC50又は上流のタッチパネル付き表示装置との接続に用いられる端子である。また、映像出力端子、映像入力端子、映像ケーブルの規格としては、D−SUB、HDMI(登録商標)、DVI、DP等を用いることが可能である。
図6は、表示装置100の構成例を示す図である。表示装置100は、映像入力端子101、映像出力端子102、USB端子(デバイス)103、USB端子(ホスト)104、中央演算部110、映像信号受信処理部111、映像信号分配処理部112、映像信号送信処理部113、映像信号出力処理部114、スケーリング処理部115、USBデバイス処理部116、USBホスト処理部117、内部記憶部118、外部記憶部119、表示用・表示処理用一時記憶部120、表示処理部121、表示デバイス122、タッチ操作座標検出処理部123、タッチパネルデバイス124を有する。
中央演算部110は、自身以外の各部とデータを送受信すると共に、当該送受信したデータを用いて演算することにより、自身以外の各部の制御を実施する構成要素である。当該中央演算部110は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プログラミングすることができるLSI(Large Scale Integration)であるFPGA(Field Programmable Gate Array)、特定の用途のために設計、製造される集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit)、その他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
映像信号受信処理部111は、アナログRGB・HDMI(登録商標)・DVI・DisplayPort等の映像信号データの受信処理をする装置である。
映像信号分配処理部112は、映像信号受信処理部111にて受信した映像信号を二系統に分配し、映像信号送信処理部113と中央演算部110に出力する装置である。
映像信号送信処理部113は、映像信号分配処理部112より入力された映像信号を、アナログRGB・HDMI(登録商標)・DVI・DisplayPort等の信号に変換して出力する装置である。
映像信号出力処理部114は、入力された映像信号に対して、時間的・空間的にフィルタリング等を行うことで映像に変更を加える装置である。
スケーリング処理部115は、入力された映像信号を任意の拡大率を以って拡大・縮小する装置である。スケーリング処理の過程でフィルタリング処理を行って映像信号の加工を行ってもよい。
USBデバイス処理部116は、USBデバイスとして、接続されたUSBホストとの通信、制御等を処理する装置である。
USBホスト処理部117は、USBホストとして、接続されたUSBデバイスとの通信、制御等を処理する装置である。
内部記憶部118は、中央演算部110によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用するRAMである。各処理部とバスで接続されていて、DMA(Direct Memory Access)により、中央演算部110を介さずにデータ転送を行ってもよい。
外部記憶部119は、中央演算部110によってデータアクセスされる不揮発記憶領域である。データ保存部とプログラム保存部が異なる記憶方式に分かれていてもよく、もしくは異なる装置によって実現されていてもよい。また、プログラム保存部は、書き換え可能であっても書き換え不可能であってもよい。
表示用・表示処理用一時記憶部120は、中央演算部110、及び各処理部が表示処理及び表示用加工処理を行うための一時記憶部である。
表示処理部121は、各処理部、及び表示用・表示処理用一時記憶部120から入力された信号を、中央演算部110により表示デバイス122が受信可能な形式に変換して出力する処理部である。
表示デバイス122は、CRT、液晶、LED、プラズマ方式の表示デバイスであり、入力信号の形式はLVDS、TTL等を問わない。
タッチ操作座標検出処理部123は、後述のタッチパネルデバイス124より入力された情報より、タッチされた座標、タッチの開始・終了等の操作情報を検出する装置である。
タッチパネルデバイス124は、赤外線方式、静電容量方式等のタッチデバイスである。
[第1の実施形態の動作]
次に、図7乃至図11を用いて、本発明の第1の実施形態の動作フローについて詳説する。
まず、図7を用いて、ここで説明する動作フローの場合の前提について説明する。
タッチパネル付き表示装置100はエンラージ機能を有し、ここでは簡略化のため、N×Nの等倍のみをサポートしているものとし、マルチディスプレイを構成するタッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4は、全く同じ機能、設定を有するものとする。また、エンラージ機能において、ベゼル幅を考慮することも可能だが、ここでは考慮しない。
タッチ操作座標検出処理部123においては、タッチ開始時、又はタッチ座標変更時は座標のみを、タッチが離された場合はタッチアウト情報を、タッチしたままタッチパネルの領域外に移動した場合はタッチスルー状態とその座標を、中央演算部110に通知するものとする。
タッチパネル付き表示装置100は、外部記憶部119にエンラージ用として、図7(A)の表に示された設定を保持する。ここでNXは、1〜Nまでの数値が設定可能であり、NYは1〜Nまでの数値が設定可能である。
図5に示すように2×2のエンラージを実施している場合は、左上のタッチパネル付き表示装置100−1の設定は、N=2、X=1、Y=1となる。右上のタッチパネル付き表示装置100−2の設定は、N=2、X=2、Y=1となる。右下のタッチパネル付き表示装置100−3の設定は、N=2、X=2、Y=2となる。左下のタッチパネル付き表示装置100−4の設定は、N=2、X=1、Y=2となる。
また、タッチパネル情報として、図7(B)の表に示された設定、すなわち、タッチパネル水平解像度T、タッチパネル垂直解像度T、タッチスルー検出距離TH_LEN,タッチスルー検出タイムアウトTMOを、外部記憶部119が保持する。また、一時情報として、図7(C)の表に示された設定、すなわち、アクティブデバイスADV、タッチ状態TCS、タッチスルー座標(THX,THY)の情報を、内部記憶部118が保持する。ここで、ADVには、タッチがアクティブなデバイスのIDを格納する。また、TCSには、タッチなし/タッチ中/タッチスルーのいずれかを格納する。
また、タッチパネル付き表示装置100間でタッチ情報を通信する場合は、少なくとも図7(D)のデータを通信する。すなわち、個体を識別するための数値であるID、タッチ座標(TCHX,TCHY),イベントTCHEVTを送信する。ここで、TCHEVTには、イベント無し、タッチダウン、タッチアウト、タッチスルーのいずれかが格納される。なお、ここで述べる「イベント無し」とは「タッチ中」という意味を有する。
また、タッチパネル付き表示装置100から制御PC50に伝達する情報には、少なくとも図7(E)のデータが含まれる。すなわち、タッチ座標(X,Y)、及びイベントEVTが伝達される。ここで、EVTには、タッチ開始、タッチ中、タッチ終了のいずれかが格納される。
また、タッチ操作座標検出処理部123より取得可能な情報を、図7(F)の表に示す。すなわち、タッチ座標(TX,TY)及びタッチ操作TOPが取得可能である。ここで、TOPには、タッチ開始、タッチ中、タッチ終了、タッチスルーのいずれかが格納される。
次に、図8を参照しながら、各タッチパネル付き表示装置100が、USBホストを検知する際の処理について詳説する。
まずステップS11において、中央演算部110はUSBデバイス処理部116に対して、USBホスト接続状態の問い合わせを実施する。
次にステップS12において、中央演算部110は、ホストデバイスが接続状態か否かについて判断する。
ホストデバイスが接続状態である場合(S12:Yes)は、ステップS13において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、USBホスト種別の問い合わせを実施する。
なお、ホストデバイスが接続状態にない場合(S12:No)は、再度ステップS11を実施する。
次に、ステップS14において、USBホストがPCとタッチパネル付き表示装置とのいずれであるか、中央演算部110が判断する。
ステップS14において、USBホストがPCであると判断された場合は、当該タッチパネル付き表示装置100は、ステップS15において、メインモードでの動作を開始する。
ステップS14において、USBホストがタッチパネル付き表示装置であると判断された場合は、当該タッチパネル付き表示装置100は、ステップS16において、サブモードでの動作を開始する。
次に、図9−1乃至図9−10を参照しながら、上記の各タッチパネル付き表示装置100における、メインモードでの動作フローについて詳述する。
まず、図9−1のステップS21において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、USBホストに、タッチパネル水平解像度として、T×Nを通知するよう指示する。
次に、ステップS22において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、タッチパネル垂直解像度としてT×Nを、USBホストに通知するよう指示する。これらのステップS21及びS22により、制御PC50は、実際に接続されたタッチパネルデバイス単体のN倍の解像度として認識する。
次に、ステップS23において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを[無し]に設定する。
次に、ステップS24において、中央演算部110が、タッチ状態TCHを[タッチ無し]に設定する。以上のステップS21からS24までの処理は初期化処理である。その後、図9−1の「1」を経由して、図9−2のステップS25に遷移する。
次に、ステップS25において、中央演算部110が、タッチ操作・座標検出処理部123より通知があったか否か判断する。すなわち、これにより自分自身のタッチパネルデバイスにて、タッチ座標を検出可能であるか否か判断する。
ステップS25において、通知がなかった場合(S25:No)は、図9−2の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
ステップS25において、通知があった場合(S25:Yes)は、ステップS26において、中央演算部110が、タッチ操作・座標検出処理部123で検出した座標を全体座標に変換する。ここで、タッチ操作・座標検出処理部123で検出した座標を(a,b)とすると、全体座標(X,Y)は、X=a+T×(NX−1)、Y=b+T×(NY−1)となる。
次に、ステップS27において、中央演算部110が、タッチ状態TCHが[タッチスルー]か否か判断する。
ステップS27において、タッチ状態TCHが[タッチスルー]でなかった場合(S27:No)は、図9−2の「2」を経由して、図9−3のステップS32に遷移する。
ステップS27において、タッチ状態TCHが[タッチスルー]であった場合(S27:Yes)は、ステップS28に進み、タッチ状態TCHを[タッチ中]に設定する。
次に、ステップS29において、ステップS26において変換した全体座標と、タッチスルー座標(THX,THY)との距離が、タッチスルー検出距離TH_LEN以下か否か、中央演算部110が判断する。
ステップS29において、全体座標とタッチスルー座標との距離がタッチスルー検出距離TH_LENを超えた場合(S29:No)は、図9−2の「4」を経由して、図9−5のステップS45に遷移する。
ステップS29において、全体座標とタッチスルー座標との距離がタッチスルー検出距離TH_LEN以下であった場合(S29:Yes)は、ステップS30において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを[自分]に設定する。
次に、ステップS31において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標をタッチ中座標として送信する。
次に、図9−2の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS27でNoだった場合は、図9−2の「2」を経由して、図9−3のステップS32に遷移する。
ステップS32において、中央演算部110は、アクティブデバイスADVが[無し]か否か判断する。
ステップS32において、アクティブデバイスADVが[無し]と判断された場合(S32:Yes)は、ステップS33において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを[自分]に設定する。
次に、ステップS34において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標をタッチ開始座標として送信させる。
次に、図9−3の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
ステップS32において、アクティブデバイスADVが[無し]と判断されなかった場合(S32:No)は、ステップS35において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVが[自分]か否かについて判断する。
ステップS35において、アクティブデバイスADVが[自分]であると判断されなかった場合(S35:No)は、図9−3の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
ステップS35において、アクティブデバイスADVが[自分]であると判断された場合(S35:Yes)は、ステップS36において、中央演算部110が、タッチ操作・座標検出処理部123より受信した操作TOPが[タッチスルー]か否か判断する。
ステップS36において、[タッチスルー]と判断されなかった場合(S36:No)は、図9−3の「3」を経由して、図9−4のステップS41に遷移する。
ステップS36において、[タッチスルー]と判断された場合(S36:Yes)は、ステップS37において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを[無し]に設定する。
次に、ステップS38において、中央演算部110がタッチ状態TCHを[タッチスルー]に設定する。
次に、ステップS39において、中央演算部110が変換した全体座標をタッチスルー座標(THX,THY)に設定する。
次に、ステップS40において、中央演算部110がタッチスルー検出タイムアウトTMOのカウントダウンタイマーをスタートさせた後、図9−3の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS36でNoだった場合は、図9−3の「3」を経由して、図9−4のステップS41に遷移する。
ステップS41において、タッチ操作・座標検出処理部123より受信した操作TOPが[タッチ終了]か否か、中央演算部110が判断する。
中央演算部110が、操作TOPが[タッチ終了]と判断した場合(S41:Yes)は、ステップS42に進み、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標をタッチ終了座標として送信させる。
次に、ステップS43において、中央演算部110がアクティブデバイスADVを[無し]に設定する。その後、図9−4の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
ステップS41において、[タッチ終了]と判断しない場合(S41:No)は、ステップS44において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標をタッチ中座標として送信させる。その後、図9−4の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS29でNoだった場合は、図9−2の「4」を経由して、図9−5のステップS45に遷移する。
ステップS45において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、タッチスルー座標(THX,THY)をタッチ終了座標として送信させる。
次に、ステップS46において、中央演算部110は、アクティブデバイスADVを[自分]に設定する。
次に、ステップS47において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標をタッチ開始座標として送信させる。
その後、図9−5の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
上記のいずれの動作フローをとるにせよ、図9−2乃至9−5の「5」を経由して、図9−6のステップS48に遷移する。
ステップS48において、中央演算部110は、USBホスト処理部117より、データ受信情報があるか否か判断する。すなわち、自分自身以外のタッチパネルデバイスにてタッチ座標が検出されたか否かについて判断する。
ステップS48において、データ受信情報がないと判断した場合(S48のNo)は、図9−6の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
ステップS48において、データ受信情報があると判断した場合(S48:Yes)は、ステップS49において、中央演算部110が、タッチ状態TCHが[タッチスルー]か否かについて判断する。
ステップS49において、タッチ状態TCHが[タッチスルー]であると判断されなかった場合(S49:No)は、図9−6の「6」を経由して、図9−7のステップS54に遷移する。
ステップS49において、タッチ状態TCHが[タッチスルー]であると判断された場合(S49:Yes)は、ステップS50において、中央演算部110が、タッチ状態TCHを[タッチ中]に設定する。
次にステップS51において、中央演算部110が、ステップS48において受信した全体座標と、タッチスルー座標(THX,THY)との距離が、タッチスルー検出距離TH_LEN以下であるか否か判断する。
ステップS51において、受信座標とタッチスルー座標(THX,THY)との距離が、タッチスルー検出距離TH_LEN以下であると判断されなかった場合(S51:No)は、図9−6の「8」を経由して、図9−9のステップS67に遷移する。
ステップS51において、受信座標とタッチスルー座標(THX,THY)との距離が、タッチスルー検出距離TH_LEX以下であると判断された場合(S51:Yes)は、ステップS52において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを受信したIDに設定する。
次に、ステップS53において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、受信した全体座標をタッチ中座標として送信させる。その後、図9−6の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS49でNoだった場合は、図9−6の「6」を経由して、図9−7のステップS54に遷移する。
ステップS54において、中央演算部110は、アクティブデバイスADVが[無し]か否か判断する。
ステップS54において、アクティブデバイスADVが[無し]と判断された場合(S54:Yes)は、ステップS55において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVを受信したIDに設定する。
次に、ステップS56において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、受信した全体座標をタッチ開始座標として送信させる。その後、図9−7の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
ステップS54において、アクティブデバイスADVが[無し]と判断されなかった場合(S54:No)は、ステップS57において、中央演算部110が、アクティブデバイスADVが受信したIDと一致するか否か判断する。
ステップS5において、アクティブデバイスADVが受信したIDと一致すると判断しなかった場合(S5:No)は、図9−7の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
ステップS57において、アクティブデバイスADVが受信したIDと一致すると判断した場合(S57:Yes)は、ステップS58において、中央演算部110が、USBホスト処理部117より受信したイベントTCHEVTが[タッチスルー]か否か判断する。
ステップS58において、TCHEVTが[タッチスルー]と判断されなかった場合(S58:No)は、図9−7の「7」を経由して、図9−8のステップS63に遷移する。
ステップS58において、TCHEVTが[タッチスルー]と判断された場合(S58:Yes)は、ステップS59において、中央演算部110が、アクティブデバイスを[無し]に設定する。
次に、ステップS60において、中央演算部110が、タッチ状態TCHを[タッチスルー]に設定する。
次に、ステップS61において、中央演算部110が、受信した全体座標をタッチスルー座標(THX,THY)に設定する。
次に、ステップS62において、中央演算部110が、タッチスルー検出タイムアウトTMOのカウントダウンタイマーをスタートさせる。その後、図9−7の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS58でNoだった場合は、図9−7の「7」を経由して、図9−8のステップS63に遷移する。
ステップS63において、中央演算部110が、USBホスト処理部117より受信した操作TOPが[タッチ終了]か否か判断する。
ステップS63において、[タッチ終了]と判断した場合(S63:Yes)は、ステップS64において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、受信した全体座標をタッチ終了座標として送信させる。
次にステップS65において、中央演算部110がアクティブデバイスADVを[無し]に設定する。その後、図9−8の「9」を経由して、図9−10のステップS68に遷移する。
ステップS63において、[タッチ終了]と判断しない場合(S63:No)は、ステップS66において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、受信した全体座標をタッチ中座標として送信させる。その後、図9−8の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
繰り返しとなるが、ステップS51でNoだった場合は、図9−6の「8」を経由して、図9−9のステップS67に遷移する。
ステップS67において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、タッチスルー座標(THX,THY)をタッチ終了座標として送信させる。
次に、ステップS68において、中央演算部110は、アクティブデバイスADVを受信したIDに設定する。
次に、ステップS69において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、受信した全体座標をタッチ開始座標として送信させる。
その後、図9−9の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
上記のいずれの動作フローをとるにせよ、図9−6乃至9−9の「9」を経由して、図9−10のステップS70に遷移する。
ステップS70において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116よりホスト切断情報を受信したか否かを判断する。
ステップS70において、ホスト切断情報を受信したと判断した場合(S70:Yes)は、ステップS71において、USBホスト検知処理を開始する。
ステップS70において、ホスト切断情報を受信したと判断しなかった場合(S70:No)は、図9−10の「10」を経由して、図9−2のステップS25に遷移する。
以上が、上記の各タッチパネル付き表示装置100における、メインモードでの動作フローである。
上記の動作フロー中、例えば、ステップS40やステップS62において、カウントダウンタイマーをスタートさせているが、図10を参照しながら、カウントダウンタイマーのタイムアウトが発生した場合の動作フローについて詳述する。
カウントダウンタイマーのタイムアウトが発生したら、まずステップS81において、中央演算部110は、タッチスルー状態がTRUEか否か判断する。
タッチスルー状態がTRUEだった場合(S81:Yes)は、ステップS82において、中央演算部110は、タッチスルー状態をFALSEに設定する。
次に、ステップS83において、中央演算部110は、USBデバイス処理部116に対して、タッチスルー座標(THX,THY)をタッチ終了座標として送信させる。
ステップS81において、タッチスルー状態がFALSEであった場合(S81のNo)は、ステップS82及びステップS83は実施しない。
すなわち、タッチスルー情報受信時に開始したタッチスルー検出タイムアウトTMOのカウントダウンタイマーがタイムアウトした場合、TMO時間の間、別のタッチ操作がないため、タッチ終了と判断する。その後、中央演算部110は、制御PC50に対して、タッチスルー座標(THX,THY)をタッチ終了座標として送信する。
次に、図11を参照しながら、上記の各タッチパネル付き表示装置100における、サブモードでの動作フローについて詳述する。
まず、ステップS91において、中央演算部110が、タッチ操作・座標検出処理部123より通知があったか否か、判断する。
タッチ操作・座標検出処理部123より通知があった場合(S91:Yes)は、ステップS92において、中央演算部110が、タッチ操作・座標検出処理部123で検出した座標を、全体座標に変換する。
次に、ステップS93において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、変換した全体座標とタッチ操作情報を、隣接するタッチパネル付き表示装置100に送信させる。その後、ステップS94に遷移する。
上記のステップS91において、通知がなかった場合(S91:No)は、ステップS92及びステップS93を実施せずに、ステップS94に遷移する。
次に、ステップS94において、中央演算部110が、USBホスト処理部117よりデータ受信情報があるか否か、判断する。
データ受信情報がある場合(S94:Yes)は、ステップS95において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116に対して、USBホスト処理部117より受信したタッチ情報を、隣接するタッチパネル付き表示装置100に送信させる。その後、ステップS96に遷移する。
データ受信情報がない場合(S94:No)は、ステップS95を実施せずに、ステップS96に遷移する。
次に、ステップS96において、中央演算部110が、USBデバイス処理部116より、ホスト切断情報を受信したか否か判断する。
ホスト切断情報を受信した場合(S96:Yes)は、ステップS97において、中央演算部110が、USBホスト検知処理を開始する。
ホスト切断情報を受信しなかった場合(S96:No)は、ステップS91に戻る。
以上が、上記の各タッチパネル付き表示装置100における、サブモードでの動作フローである。
[第1の実施形態の動作例]
次に、実際の動作フローの第1の例として、図12に示すように、タッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4を2×2にエンラージ接続された状況下で、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−4の中心にてタッチを離した場合の動作フローについて、図13−1乃至図13−5を参照しながら、詳述する。
まず、図12に示すように、制御PC50とタッチパネル付き表示装置100−1とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−1とタッチパネル付き表示装置100−2とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−2とタッチパネル付き表示装置100−4とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−4とタッチパネル付き表示装置100−3とが接続されているとする。すなわち、タッチパネル付き表示装置100−1はメインモードで動作し、タッチパネル付き表示装置100−2乃至100−4はサブモードで動作するとする。また、各タッチパネルにおける設定値を、図13−1(A)に示す値とする。更に、メインモードで動作するタッチパネル付き表示装置100−1においては、一時情報として、図13−1(B)に示す値が設定されている。
上記のように、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−4の中心にてタッチを離すが、これを以下の4つのステップに分割し、各ステップにおける動作フローについて詳述する。
ステップa1:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(960,540)にタッチダウン。
ステップa2:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(1920,540)でタッチアウト(端辺のためタッチスルーに変換される)。
ステップa3:タッチパネル付き表示装置100−4の座標(0,540)にタッチダウン。
ステップa4:タッチパネル付き表示装置100−4の座標(960,540)でタッチアウト。
(ステップa1)
まず、ステップa1において、タッチパネル付き表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−2(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=960+1920×(1−1)=960
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図13−2(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−4はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ無し]のため、図13−2(C)に示す表の情報を制御PC50に通知する。また、一時情報を、図13−2(D)に示す情報に更新する。
(ステップa2)
次に、ステップa2において、タッチパネル付表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−3(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(1−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図13−3(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−4はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−2に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ中]のため、アクティブデバイスADVを確認し、受信したデータのIDと一致するため、処理が必要と判断する。更に、受信したデータのイベントTCHEVTが[タッチスルー]であるため、一時情報を図13−3(C)に示す表の情報に更新する。また、タッチスルー検出タイムアウトTMO時間のタイマーをスタートさせる。
(ステップa3)
次に、ステップa3において、タッチパネル付き表示装置100−4は、タッチ操作・座標検出処理部123より図13−4(A)の表に示す情報を取得する。ここでエンラージ座標設定により、座標変換を実施する。
TCHX=0+1920×(2−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して、図13−4(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチスルー]であるため、一時情報のタッチスルー座標と受信したデータの座標の距離を算出する。
(距離)=(THX−TCHX)+(THY−TCHY)=(1920−1920)+(1620−1620)=0
この距離は、タッチスルー検出距離TH_LEN以下となるため、タッチ操作が継続されていると判断する。よって制御PC50に対して、図13−4(C)に示す表のデータを送信する。また、一時情報を、図13−4(D)に示す表の情報に更新する。
(ステップa4)
次に、ステップa4において、タッチパネル付表示装置100−4は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図13−5(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(2−1)=2880
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して、図13−5(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ中]のため、アクティブデバイスADVを確認し、受信したデータのIDと一致するため、処理が必要と判断する。更に、受信したデータのイベントTCHEVTが[タッチアウト]であるため、図13−5(C)の表に示す情報を、制御PC50に送信する。また、一時情報を、図13−5(D)の表に示す情報に更新する。
以上が、タッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4を2×2にエンラージ接続された状況下で、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−4の中心にてタッチを離した場合の動作フローである。
次に、実際の動作フローの第2の例として、図14に示すように、タッチパネル付き表示装置100−1乃至100−4を2×2にエンラージ接続された状況下で、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−3とタッチパネル付き表示装置100−4との間のベゼル上でタッチを終了し、タッチパネル付き表示装置100−1とタッチパネル付き表示装置100−2との間のベゼル上でタッチを再開し、タッチパネル付き表示装置100−2の中心にてタッチを離した場合の動作フローについて、図15−1乃至図15−5を参照しながら、詳述する。
まず、図14に示すように、制御PC50とタッチパネル付き表示装置100−1とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−1とタッチパネル付き表示装置100−2とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−2とタッチパネル付き表示装置100−4とが接続され、タッチパネル付き表示装置100−4とタッチパネル付き表示装置100−3とが接続されているとする。すなわち、タッチパネル付き表示装置100−1はメインモードで動作し、タッチパネル付き表示装置100−2乃至100−4はサブモードで動作する。また、各タッチパネルにおける設定値を、図15−1(A)に示す値とする。更に、メインモードで動作するタッチパネル付き表示装置100−1においては、一時情報として、図15−1(B)に示す値が設定されている。
上記のように、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−3とタッチパネル付き表示装置100−4との間のベゼル上でタッチを終了し、タッチパネル付き表示装置100−1とタッチパネル付き表示装置100−2との間のベゼル上でタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−2の中心にてタッチを離すが、これを以下の4つのステップに分割し、各ステップにおける動作フローについて詳述する。
ステップb1:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(960,540)にタッチダウン。
ステップb2:タッチパネル付き表示装置100−3の座標(1920,540)でタッチアウト(端辺のためタッチスルーに変換される)。
ステップb3:タッチパネル付き表示装置100−2の座標(0,540)にタッチダウン。
ステップb4:タッチパネル付き表示装置100−2の座標(960,540)でタッチアウト。
(ステップb1)
まず、ステップb1において、タッチパネル付き表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−2(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=960+1920×(1−1)=960
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図15−2(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−4はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付き表示装置100−2に対して送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ無し]のため、図15−2(C)に示す表の情報を制御PC50に通知する。また、一時情報を、図15−2(D)に示す情報に更新する。
(ステップb2)
次に、ステップb2において、タッチパネル付表示装置100−3は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−3(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(1−1)=1920
TCHY=540+1080×(2−1)=1620
その後、タッチパネル付き表示装置100−3は、上流のタッチパネル付き表示装置100−4に対して、図15−3(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−4はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−2に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−2はサブモードで動作しているため、受信したデータを上流のタッチパネル付表示装置100−1に対して送信する。
次に、タッチパネル付表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ中]のため、アクティブデバイスADVを確認し、受信したデータのIDと一致するため、処理が必要と判断する。更に、受信したデータのイベントTCHEVTが[タッチスルー]であるため、一時情報を図15−3(C)に示す表の情報に更新する。また、タッチスルー検出タイムアウトTMO時間のタイマーをスタートさせる。
(ステップb3)
次に、ステップb3において、タッチパネル付き表示装置100−2は、タッチ操作・座標検出処理部123より図15−4(A)の表に示す情報を取得する。ここでエンラージ座標設定により、座標変換を実施する。
TCHX=0+1920×(2−1)=1920
TCHY=540+1080×(1−1)=540
その後、タッチパネル付き表示装置100−4は、上流のタッチパネル付き表示装置100−1に対して、図15−4(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチスルー]であるため、一時情報のタッチスルー座標と受信したデータの座標の距離を算出する。
(距離)=(THX−TCHX)+(THY−TCHY)=(1920−1920)+(1620−540)=1080
この距離は、タッチスルー検出距離TH_LENより大きいと判断され(ると仮定し)、タッチ操作が途切れたと判断する。
よって、一時情報のタッチスルー座標を使用して、制御PC50に対して、図15−4(C)に示す表の情報を送信する。
続けて、タッチパネル付き表示装置100−1は、受信したデータの座標を使用して、制御PC50に対して、図15−4(D)に示す表の情報を送信する。また、一時情報を図15−4(E)に示す表の情報に更新する。
(ステップb4)
次に、ステップb4において、タッチパネル付表示装置100−2は、タッチ操作・座標検出処理部123より、図15−5(A)に示す表の情報を取得する。ここで、エンラージ座標設定により、以下のように座標変換を実施する。
TCHX=1920+1920×(2−1)=2880
TCHY=540+1080×(1−1)=540
その後、タッチパネル付き表示装置100−2は、上流のタッチパネル付き表示装置100−1に対して、図15−5(B)に示す表の情報を送信する。
次に、タッチパネル付き表示装置100−1はデータを受信すると、現在の一時情報のTCSは[タッチ中]のため、アクティブデバイスADVを確認し、受信したデータのIDと一致するため、処理が必要と判断する。その後、受信したデータのイベントTCHEVTが[タッチアウト]であるため、図15−5(C)に示す表の情報を制御PC50に送信する。また、一時情報を図15−5(D)に示す情報に更新する。
以上が、タッチパネル付き表示装置100−3の中心にてタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−3とタッチパネル付き表示装置100−4との間のベゼル上でタッチを終了し、タッチパネル付き表示装置100−1とタッチパネル付き表示装置100−2との間のベゼル上でタッチを開始し、タッチパネル付き表示装置100−2の中心にてタッチを離した場合の動作フローである。
上記の実施形態により、1台の制御PCと複数のディスプレイを接続してマルチタッチディスプレイを構成する場合、マルチタッチディスプレイと制御PCとの接続が1本で済むことから大画面ディスプレイでマルチタッチディスプレイを構成することが容易となる。また、映像の解像度に比べて高いタッチ解像度が得られることから、細かなタッチ操作が可能となる。更に、通常では実現できない、タッチディスプレイをまたいだ操作が可能となる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る第2の実施形態について詳述する。
上記の第1の実施形態においては、ユーザによるタッチ箇所が1ヶ所のみであることを想定していたが、第2の実施形態においては、タッチパネル付きマルチディスプレイを構成するタッチパネル付き表示装置のうち複数に、ユーザが1ヶ所ずつ同時にタッチすることを想定する。
この場合、とりわけ、第1の実施形態における「アクティブデバイス」なるパラメータを複数設定した上で、第1の実施形態に係る記載内で説明したフローを複数同時並行で実施することにより、複数のタッチパネル付き表示装置へのタッチに対応することが可能となる。
第2の実施形態により、上記した第1の実施形態と同様に、1台の制御PCと複数のディスプレイを接続してマルチタッチディスプレイを構成する場合、マルチタッチディスプレイと制御PCとの接続が1本で済むことから大画面ディスプレイでマルチタッチディスプレイを構成することが容易となる。また、映像の解像度に比べて高いタッチ解像度が得られることから、細かなタッチ操作が可能となる。さらに、通常では実現できない、タッチディスプレイをまたいだ操作が可能となる。
更に、第2の実施形態においては、複数のタッチパネルに対し一人で同時にタッチする場合のみならず、複数人で複数のタッチパネルを同時に使用する場合にも対応することが可能となる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る第3の実施形態について詳述する。
上記の第2の実施形態においては、複数のタッチパネルの各々に、ユーザが1か所ずつ同時にタッチすることを想定していた。一方で、第3の実施形態は、各々のタッチパネルがマルチタッチに対応しており、マルチタッチ対応のタッチパネルを複数組み合わせることにより、エンラージ表示するものである。
第1の実施形態においては、図7に記載の各表に示すデータを前提として、動作フローが実施されたが、第3の実施形態においては、図7記載の表のうち、(C)、(D)、(E)、(F)の各々の表が、図16の(C)、(D)、(E)、(F)に示す表となる点で異なる。
具体的には、タッチパネル付き表示装置100から制御PC50に伝達するデータは、図16(E)のデータとなり、タッチ操作座標検出処理部123より取得可能なデータは、図16(F)のデータとなる。また、一時情報として管理するデータは図16(C)のデータとなり、このデータを第2の実施形態同様に複数持ち、複数同時に処理させることで、マルチタッチ対応のタッチパネル付き表示装置を用いた、エンラージ接続を実現することが可能となる。この際に、タッチパネル付き表示装置100間でタッチ情報を通信する場合のデータは図16(D)に示すデータとなる。
ここで追加される「タッチID」とは、1つのタッチパネル付き表示装置(タッチデバイス)におけるそれぞれの操作を区別するためのIDである。例えば人物Aが実施しているタッチ操作を「1」、人物Bが実施している操作を「2」というようにデバイスが一連の操作をIDで管理し、それをタッチ操作座標検出部123より取得可能になる。例えば人物Aが実施しているタッチ操作を「1」、人物Bが実施している操作を「2」というように1つのタッチパネル付き表示装置が一連の操作をIDで管理し、当該操作のデータがタッチ操作座標検出部123より取得可能となる。
第3の実施形態においても第2の実施形態と同様に、複数のタッチパネルに対し一人で同時にタッチする場合のみならず、複数人で複数のタッチパネルを同時に使用する場合にも対応することが可能となる。更に、一つのタッチパネルに対し、複数人が同時にタッチする場合に対応することも可能となる。
上記のタッチパネル付き表示装置、及び制御PCのそれぞれは、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせによりそれぞれ実現することができる。また、上記のタッチパネル付き表示装置、及び制御PCにより行なわれるエンラージ表示方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
また、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
本発明は、タッチパネル付き表示装置におけるエンラージ表示に好適である。
31 映像ケーブル
32 USBケーブル
50 制御PC
51 映像出力端子
52 USB端子(ホスト)
100 100−1 100−2 100−3 100−4 タッチパネル付き表示装置
101 101−1 101−2 101−3 101−4 映像入力端子
102 102−1 102−2 102−3 102−4 映像出力端子
103 103−1 103−2 103−3 103−4 USB端子(デバイス)
104 104−1 104−2 104−3 104−4 USB端子(ホスト)
110 中央演算部
111 映像信号受信処理部
112 映像信号分配処理部
113 映像信号送信処理部
114 映像信号出力処理部
115 スケーリング処理部
116 USBデバイス処理部
117 USBホスト処理部
118 内部記憶部
119 外部記憶部
120 表示用・表示処理用一時記憶部
121 表示処理部
122 表示デバイス
123 タッチ操作座標検出処理部
124 タッチパネルデバイス
500 制御PC
510−1 510−2 510−3 510−4 520−1 520−2 530−1 530−2 530−3 530−4 540−1 540−2 540−3 540−4 タッチパネル付き表示装置
550 映像

Claims (11)

  1. 複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部を備え、
    各タッチパネル機能部は、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持しており、
    前記複数のタッチパネル機能部は、前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続されており、
    前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部が情報処理装置に接続されていて、
    各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
    前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
    上流端の前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  2. 請求項1に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対して下流側の前記タッチパネル機能部から前記タッチ情報を受信したならば、該受信したタッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部に転送することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  3. 請求項1又は2に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    所定条件の下で、第1のタッチパネル付き表示装置が有する第1のタッチパネル機能部への第1のタッチが終了し、前記第1のタッチパネル付き表示装置に隣接する第2のタッチパネル付き表示装置が有する第2のタッチパネル機能部への第2のタッチが開始した際、前記第1のタッチと前記第2のタッチとが連続していると判断することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  4. 請求項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    前記所定条件とは、前記第1のタッチパネル機能部への第1のタッチが、前記第1のタッチパネル機能部の端辺から第1の所定距離以内で終了し、前記第1のタッチが終了した時点から所定期間内に、前記第1のタッチが終了した座標から第2の所定距離以内で、前記第2のタッチパネル機能部で前記第2のタッチが開始したことであることを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  5. 請求項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    前記第1のタッチが終了したことを示すデータと、前記第2のタッチが開始したことを示すデータを削除した後、前記第1のタッチと前記第2のタッチとが連続していることを示すデータを生成することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  6. 請求項3乃5の何れか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    各タッチパネル機能部は、
    ユーザの指が自タッチパネル機能部のタッチパネルに触れられていた状態から触れられていない状態に変化した事象が発生し、その事象が、自タッチパネル機能部のタッチパネルに対する、自タッチパネル機能部が備わる前記タッチパネル付き表示装置に隣接する前記タッチパネル付き表示装置と接する端辺側に向かうタッチ操作が、タッチパネル範囲外に移動した場合に発生したのであれば、タッチスルーを中間イベントとして生成する手段と、
    ユーザの指が自タッチパネル機能部のタッチパネルに触れられていない状態から触れられている状態に変化した事象が発生したならば、タッチダウンを中間イベントとして生成する手段と、
    を備え、
    上流端にある前記タッチパネル機能部は、
    第1の前記タッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が前記タッチスルーの中間イベントを生成してから所定時間内に前記第1の前記タッチパネル付き表示装置と同一又は相違の第2の前記タッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部がタッチダウンの中間イベントを生成したならば、前記第1の前記タッチパネル付き表示装置の前記マルチディスプレイにおける位置及び前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部のタッチパネルにおける前記タッチスルーが発生した座標、並びに、前記第2のタッチパネル付き表示装置の前記マルチディスプレイにおける位置及び前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部のタッチパネルにおける前記タッチダウンが発生した位置に基づいて、前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチスルー及び前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチダウンが連続した同一のタッチに対応したものであるのかを判断する手段と、
    連続した同一のタッチに対応したものであれば、最終イベントとしてタッチ中を生成する手段と、
    連続した同一のタッチに対応したものでなければ、前記第1のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成した前記タッチスルーに対応した最終イベントとしてタッチ終了を生成し、更に、前記第2のタッチパネル付き表示装置に備わる前記タッチパネル機能部が生成したタッチダウンに対応する最終イベントとしてタッチ開始を生成するする手段と、
    を備えることを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  7. 請求項乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    前記第1のタッチ及び前記第2のタッチの各々が、複数同時に発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  8. 請求項7に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    複数の第1のタッチの各々は互いに異なるタッチパネル付き表示装置において発生し、前記複数の第1のタッチの各々に対応する前記第2のタッチも、互いに異なるタッチパネル付き表示装置において発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  9. 請求項7に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイであって、
    複数同時に発生する前記第1のタッチのうち少なくとも2つのタッチ、及び/又は、複数同時に発生する前記第2のタッチのうち少なくとも2つのタッチが同一のタッチパネル付き表示装置において発生することを特徴とするタッチパネル付きマルチディスプレイ。
  10. 複数のタッチパネル付き表示装置を並べることにより、エンラージ表示するために形成されたタッチパネル付きマルチディスプレイで用いるエンラージ接続方法であって、
    前記複数のタッチパネル付き表示装置にそれぞれ対応する複数のタッチパネル機能部に含まれる各タッチパネル機能部に、該各タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報を保持させ、
    記複数のタッチパネル機能部を前記配置情報とは無関係に決めることができる接続順序で直列接続し、
    前記直列接続における上流端にある前記タッチパネル機能部を情報処理装置に接続し、
    各タッチパネル機能部は、自タッチパネル機能部に対応する前記タッチパネル付き表示装置で発生したタッチ情報に含まれる該タッチパネル付き表示装置におけるタッチ座標を、該タッチパネル付き表示装置の前記エンラージ表示における配置情報に基づき全体座標に変換し、
    前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部は、変換後の前記タッチ情報を自タッチパネル機能部に対して上流側の前記タッチパネル機能部へ送信し、
    上流端の前記タッチパネル機能部は自タッチパネル機能部で発生して前記変換が施された前記タッチ情報と、前記直列接続において上流端にない前記タッチパネル機能部で発生して前記変換施されてから送信されてきた前記タッチ情報とを取りまとめ、前記情報処理装置に出力することを特徴とするエンラージ表示方法。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のタッチパネル付きマルチディスプレイを動作させるためのエンラージ表示用プログラムであって、コンピュータを、前記タッチパネル付きマルチディスプレイが備える各手段として機能させるためのエンラージ接続用プログラム。
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