JP6722853B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、導光板を用いた照明器具に関する。
近年、LED光源を用いたLED照明器具が普及しつつある。例えば、特許文献1には、導光板を用いたLED照明器具が開示されている。このようなLED照明器具では、光源からの光を導光板の端面に入射して導光板の主面(光出射面)から出射させる。
特開2007−80539号公報
上記のような導光板を用いた照明器具においては、導光板を均一に発光させることが課題である。
そこで、本発明は、導光板が均一に発光しやすい照明器具を提供する。
本発明の一態様に係る照明器具は、円周方向に並んで配置された、長尺状の第1の発光装置及び長尺状の第2の発光装置と、前記円周方向において前記第1の発光装置と前記第2の発光装置との間に配置された第1の導光板とを備え、前記第1の発光装置は、長手方向が第1の径方向に沿うように配置され、かつ、前記第1の導光板の端面に光を出射し、前記第2の発光装置は、長手方向が第2の径方向に沿うように配置され、かつ、前記第1の導光板の端面に光を出射する。
本発明によれば、導光板が均一に発光しやすい照明器具が実現される。
図1は、実施の形態1に係る照明器具を下側から見た斜視図である。 図2は、実施の形態1に係る照明器具を上側から見た斜視図である。 図3は、実施の形態1に係る照明器具の一部分解斜視図である。 図4は、導光板と、発光装置との接続関係を示す部分断面図である。 図5は、実施の形態1に係る発光装置の第1の分解斜視図である。 図6は、実施の形態1に係る発光装置の第2の分解斜視図である。 図7は、実施の形態1に係る導光板及び発光装置の配置を説明するための上面図である。 図8は、変形例1に係る照明器具における、導光板及び発光装置の配置を説明するための上面図である。 図9は、変形例2に係る照明器具における、導光板及び発光装置の配置を説明するための上面図である。 図10は、導光板の形状が異なる照明器具を下側から見た斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
なお、以下の実施の形態では、シーリングライトとして実現される照明器具について説明する。以下の実施の形態の図面においては、Z軸方向は、例えば鉛直方向であり、Z軸+側は、上側または天井側と記載される場合がある。また、Z軸−側は、下側または光出射側と記載される場合がある。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。
また、図面においては、ネジ穴など、同一の機能を有し複数設けられる構造または部材については、1つの構造または部材にのみ符号が付されている場合がある。
(実施の形態1)
[全体構成]
まず、実施の形態1に係る照明器具の構成について詳細に説明する。図1は、実施の形態1に係る照明器具を下側から見た斜視図である。図2は、実施の形態1に係る照明器具を上側から見た斜視図である。図3は、実施の形態1に係る照明器具の一部分解斜視図である。
図1〜図3に示されるように、照明器具10は、導光板20a〜20cと、第1器具本体40及び第2器具本体30からなる器具本体50と、照明器具用アダプタ60と、発光装置70a〜70bとを備える。また、照明器具10は、接続部材35と、接続部材80a〜80cとを備える。なお、図1では、照明器具10の中心軸Jも図示されている。
照明器具10は、天井に取り付けられ、主に下方を照らすシーリングライトである。以下、照明器具10の各構成要素について詳細に説明する。
[照明器具用アダプタ]
照明器具用アダプタ60は、天井に設けられた引掛シーリングボディ(図示せず)に照明器具10を取り付けるためのアダプタである。照明器具用アダプタ60の形状は、平たい略円柱状であり、照明器具用アダプタ60は、主としてPBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁性を有する樹脂材料により形成される。
照明器具10の取り付けにおいては、ユーザは、まず、照明器具用アダプタ60を引掛シーリングボディに取り付けた後、器具本体50(第1器具本体40)の取り付け孔41に照明器具用アダプタ60が挿入されるように、器具本体50を押し上げる。これにより、取り付け孔41の縁の部分が、照明器具用アダプタ60の係止部61に係止する。これにより、照明器具10が天井に取り付けられる。
[第1器具本体]
第1器具本体40は、平面視形状が円環状(ドーナツ状)の部材であり、第2器具本体30の上方に位置する。第1器具本体40の内部には、商用系統から供給される交流電力を、発光装置70a〜70cを発光させるための直流電力に変換する電源回路(図示せず)が収容される。なお、平面視形状とは、図中においてZ軸に垂直な方向から見た形状であり、以下の実施の形態でも同様である。
電源回路には、商用系統から、引掛シーリングボディ及び照明器具用アダプタ60を介して交流電力が供給され、照明器具用アダプタ60と電源回路とは、コネクタつきのケーブル(図示せず)によって電気的に接続される。
第1器具本体40の中央に設けられた開口は、取り付け孔41である。取り付け孔41は、上述のように照明器具用アダプタ60に、第1器具本体40を係止させるための円形の開口である。
以上説明したような、第1器具本体40は、例えば、アルミニウムによって形成されるが、鉄またはアルミダイキャストで形成されてもよい。また、第1器具本体40は、PBTなどの樹脂材料により形成されてもよい。
[第2器具本体]
第2器具本体30は、平面視形状がY字状の部材であって、発光装置70a〜70cが取り付けられ、かつ、収容される。第2器具本体30は、第1器具本体40の下方に位置する。第2器具本体30は、具体的には、上側カバー31と、下側カバー32とからなる。
上側カバー31は、平面視形状がY字状の部材であり、中央部分には開口が形成されている。
上側カバー31には、ネジ挿通孔31aが3箇所に設けられる。例えば、図示されるネジ挿通孔31aには、発光装置70aに設けられたネジ挿通孔73aに下方から挿入されるネジが通される。このネジが、第1器具本体40の下側に設けられたネジ穴(図示せず)にネジ止めされることにより、上側カバー31及び発光装置70aは、第1器具本体40に固定される。
上側カバー31は、例えば、PBTなどの樹脂材料により形成されるが、アルミニウム、鉄またはアルミダイキャストなどの金属材料により形成されてもよい。
下側カバー32は、上側カバーと同様に平面視形状がY字状の部材であり、中央部分には、円形の開口を形成する円筒部33が設けられる。上側カバー31に設けられた開口と、円筒部33により形成される開口と、上述の取り付け孔41とは連通する。
このような構成により、ユーザは、器具本体50を照明器具用アダプタ60に取り付けた後、下方から照明器具用アダプタ60の下面を視認することができる。ユーザは、照明器具用アダプタ60の下面に上述のコネクタつきのケーブルを接続する作業などが可能である。円筒部33の下側は、上記のようなケーブルの接続作業の完了後、円形のキャップ34(図1に図示)によって塞がれる。
円筒部33の外側には、下側カバー32を第1器具本体40に固定するためのネジ挿通孔32aが3箇所に設けられる。例えば、図示されるネジ挿通孔32aには、下方からネジが挿入され、挿入されたネジは接続部材35のネジ挿通孔38を通り、第1器具本体40の下側に設けられたネジ穴(図示せず)にネジ止めされる。これにより、下側カバー32と接続部材35とが第1器具本体40に固定される。
下側カバー32及びキャップ34は、例えば、PBTなどの樹脂材料により形成されるが、アルミニウム、鉄またはアルミダイキャストなどの金属材料により形成されてもよい。
[接続部材]
接続部材35は、導光板20a〜20cと、第2器具本体30と、第1器具本体40と、発光装置70a〜70cとを接続するための部材である。接続部材35の中央部には円形の開口が設けられ、当該開口には、下側カバー32の円筒部33が挿入される。
接続部材35には、導光板20a〜20cを接続部材35に固定するためのネジ穴36が設けられる。ネジ穴36は、1つの導光板に対して2つ、合計で6つ設けられる。例えば、図示される2つのネジ穴36には、導光板20aの2つのネジ挿通孔21aにそれぞれ下方から挿入されるネジがネジ止めされる。これにより、導光板20aが接続部材35に固定される。導光板20b及び20cについても同様である。
また、接続部材35には、発光装置70a〜70cを接続部材35に固定するためのネジ穴37が3箇所に設けられる。例えば、図示されるネジ穴37には、発光装置70aのネジ挿通孔73bに下方から挿入されるネジがネジ止めされる。これにより、発光装置70aが接続部材35に固定される。なお、発光装置70b及び70cについても同様である。
接続部材35には、接続部材35を第1器具本体40に固定するためのネジ挿通孔38が3つ設けられる。例えば、図示されるネジ挿通孔38には、下側カバー32のネジ挿通孔32aに下方から挿入されたネジが通される。このネジが第1器具本体40の下側に設けられたネジ穴(図示せず)にネジ止めされることにより、接続部材35は、第1器具本体40に固定される。
接続部材80a〜80cは、導光板20a〜20cと、発光装置70a〜70cとの接続用の部材である。接続部材80a〜80cは、同様の構成であるため、以下、接続部材80aの構成について説明する。
接続部材80aは、発光装置70aに上からまたがるように取り付けられる。接続部材80aには、ネジ穴82aと、ネジ穴83aと、ネジ穴84aとが設けられる。
ネジ穴82aには、導光板20aのネジ挿通孔22aに下方から挿入されるネジがネジ止めされる。
また、ネジ穴83aには、導光板20bのネジ挿通孔22bに下方から挿入されるネジがネジ止めされる。ネジ穴84aには、発光装置70aのネジ挿通孔73cに下方から挿入されるネジがネジ止めされる。
接続部材35及び接続部材80a〜80cは、例えば、アルミニウム、鉄またはアルミダイキャストなどからなる板金が折り曲げ加工されることにより形成される。なお、接続部材35及び接続部材80a〜80cは、樹脂により形成されてもよい。
[導光板]
導光板20a〜20cは、平面視形状が略六角形(変形六角形)の、板状の光学部材である。導光板20a〜20cは、平面視において、中心軸Jを中心とした周方向に並んで配置される。導光板20a〜20cは、透明の部材であるが、透光性を有する部材であればよい。導光板20a〜20cは、例えば、アクリルによって形成されるが、ポリカーボネート、ガラスなどであってもよい。導光板20a〜20cは、同様の構成であるため、以下、導光板20aの構成について説明する。
導光板20aの端面のうち、発光装置70aと対向する端面25a、及び、発光装置70bと対向する端面26aは、導光板20aへの光の入射面として機能する。導光板20aの端面25aを含む端部は、発光装置70aに取り付けられる。図4は、導光板20aと、発光装置70aとの接続関係を示す部分断面図である。
図4に示されるように、導光板20aの端面25aを含む端部は、設けられた溝部78に差し込まれる。溝部78のうち、端面25aと対向する面には、透光孔(後述の透光孔79)が複数設けられ、発光装置70aが有する発光素子72が開口を通じて発する光が端面25aに入射する。端面26aについても同様である。なお、発光装置(発光装置70a)の詳細な構成については後述する。
ここで、導光板20aの上面(Z軸+側の面)には、多数の溝、ドットパターン、またはプリズム形状等の反射構造(微細な凹部及び凸部)が形成されている。これらの反射構造は、端面25aに入射した発光装置70aからの光、及び、端面26aに入射した発光装置70bからの光を主として下方に向けて反射する。これにより、導光板20aは、面発光(疑似発光)する。
なお、導光板20aの下面(Z軸−側の面)には、上記反射構造によって反射された光を均一に取り出すための拡散加工が施されてもよい。拡散加工としては、シルク印刷、または、シボ加工などが例示される。
また、導光板20aには、導光板20aを、接続部材35を介して器具本体50に固定するためのネジ挿通孔21aが設けられる。導光板20aには、導光板20aを、接続部材80aを介して発光装置70aに固定するためのネジ挿通孔22a、及び、導光板20aを、接続部材80bを介して発光装置70bに固定するためのネジ挿通孔23aも設けられる。
[発光装置]
次に、発光装置70a〜70cの構成について説明する。発光装置70a〜70cは、照明器具10の光源である。発光装置70a〜70cは、平面視において、中心軸Jを中心とした周方向に並んで配置される。平面視において、発光装置70a〜70cの長手方向は、中心軸Jを中心とした径方向に沿う方向である。
発光装置70aは、上記周方向において導光板20a及び20bの間に位置し、導光板20a及び20bのそれぞれに光を出射する。同様に、発光装置70bは、上記周方向において導光板20a及び20cの間に位置し、導光板20a及び20cのそれぞれに光を出射する。発光装置70cは、上記周方向において導光板20b及び20cの間に位置し、導光板20b及び20cのそれぞれに光を出射する。なお、発光装置70a〜70bは、ケーブル(図示せず)によって、第1器具本体40内の電源回路と電気的に接続され、電源回路から供給される電力を用いて光を出射する。
発光装置70a〜70cは、同様の構成であるため、以下、発光装置70aの詳細な構成について図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は、発光装置70aの分解斜視図である。なお、図5及び図6では、導光板20aも図示されている。
発光装置70aは、複数の発光素子72が設けられた基板71(発光モジュール)と、ホルダー90(取り付け部材73及び前面部材74)とを有する。
基板71は、具体的には、中心軸Jを中心とした径方向に長い長尺矩形状のフィルム基板である。基板71の長手方向は、上記径方向であり、基板71の短手方向は、導光板20aの厚み方向(Z軸方向)である。基板71は、導光板20aの端面25aに略平行に配置される。
基板71は、具体的には、絶縁層がFR4(ガラス繊維)で形成された基板、または、絶縁層がポリイミドで形成された基板、または、絶縁層がポリエチレンにより形成された基板などである。なお、基板71は、樹脂基板、セラミック基板、または、メタルベース基板等のリジッド基板であってもよい。
基板71のうち前面部材74と対向する面は、第1主面71aである。第1主面71aには、発光素子72が複数実装される。複数の発光素子72は、長手方向において一列に並んでいる。また、基板71のうち取り付け部材73に対向する面は、第2主面71bである。第2主面71bは、接着テープ(両面テープ)などの接着部材により取り付け部材73に接着される。なお、第2主面71bと、取り付け部材73との間には、さらに、絶縁部材または放熱部材が介在してもよい。
また、基板71は、開口75a及び75bを有する。開口75aは、前面部材74に設けられた突起76aに対応した位置に設けられ、突起76aよりもわずかに穴径が大きい。開口75bは、前面部材74に設けられた突起76bに対応した位置に設けられ、突起76bよりもわずかに穴径が大きい。このような開口75a及び75bは、前面部材74に対する位置決め(仮固定)に用いられる。
発光素子72は、白色光を発する表面実装型(Surface Mount Device:SMD型)のLED素子であり、基板71の第1主面71aに複数設けられる。表面実装型のLED素子とは、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装し、かつ、当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子である。複数の発光素子72のそれぞれは、主として前面部材74に向けて、例えば、昼光色〜電球色(色温度2600K以上7100K以下)の光を発する。
[ホルダー]
次に、ホルダー90の構成について、引き続き図5及び図6を参照しながら説明する。
ホルダー90は、基板71を保持する部材であって、発光素子72が発する光を導光板20aの端面25aに入射させるために、端面25aに対向配置される。ホルダー90は、取り付け部材73、及び、取り付け部材73と端面25aとの間に位置する前面部材74とを有し、取り付け部材73と前面部材74との間に基板71を保持する。
取り付け部材73は、ホルダー90の器具本体50への取り付けに用いられる部材である。取り付け部材73は、板状の部材が(ブラケット状)に折り曲げられることにより形成される。取り付け部材73は、例えば、アルミニウム、鉄、またはアルミダイキャストなどからなる板金が折り曲げ加工されることにより形成される。なお、取り付け部材73は、基板71の放熱部材としても機能する。
取り付け部材73は、具体的には、対向配置された板状部73d及び73eと、板状部73d及び73eを上側において接続する板状部73fとを有する。
板状部73fは、中心軸Jを中心とした径方向に長い長尺板状(矩形状)の部材であり、導光板20aの上面と略平行に配置される。板状部73fには、上述のネジ挿通孔73a、73b、及び73cが設けられる。
板状部73dは、中心軸Jを中心とした径方向に長い長尺板状(矩形状)の部材であり、導光板20aの端面25aに略平行に配置される。板状部73dは、板状部73eよりも基板71側に位置する。板状部73dの基板71に対向する面には、基板71の第2主面71bが接着部材により取り付けられる。
板状部73dには、四隅を含む5箇所に、ネジ穴(例えば、ネジ穴81c)が設けられる。これらのネジ穴は、取り付け部材73と前面部材74との固定に使用される。また、板状部73dには、開口75aに対応する位置に挿入孔81aが設けられ、開口75bに対応する位置に挿入孔81bが設けられる。挿入孔81a及び81bは、基板71を板状部73dに密着させるために、前面部材に設けられた突起76a及び76bを通すための開口である。
板状部73eは、中心軸Jを中心とした径方向に長い長尺板状(矩形状)の部材であり、板状部73dに略平行に配置される。板状部73eの基板71と反対側の面には、基板71とは別の基板であって、導光板20bの端面に光を出射する基板の第2主面(発光素子72が設けられない面)が取り付けられる。つまり、取り付け部材73は、2つの基板によって共用される。なお、取り付け部材73は、基板ごと(発光モジュールごと)に設けられてもよい。
なお、発光素子72が実装された1つの基板(フィルム基板)が曲げられて板状部73dの導光板20a側の面と、板状部73eの導光板20b側の面とにまたがって取りつけられてもよい。これにより、上記1つの基板によって、導光板20a及び20bの両方に光を出射することができる。
前面部材74は、基板71の前面(光の主出射方向)に配置される部材である。前面部材74は、中心軸Jを中心とした径方向に長い長尺板状(矩形状)の部材である。前面部材74は、導光板20aの端面25aに略平行に配置される。前面部材74は、発光素子72が発する光を通す透光孔79を有し、発光素子72が発する光は、透光孔79を通じて導光板20aの端面25aに入射する。
なお、透光孔79は必須の構成要素ではない。例えば、前面部材74が透光性を有する場合には透光孔79は設けられる必要はない。また、基板71の第1主面71aの一部が前面部材74に覆われ、かつ、発光素子72が前面部材74に覆われていないような場合も、透光孔79は設けられる必要がない。
前面部材74は、例えば、PBTなどの樹脂材料により形成される。なお、反射により導光板20aへの入射光量を高めるため、前面部材74は、白色の樹脂または反射率の良い樹脂で形成されるとよい。
取り付け部材73と前面部材74とは、間に基板71を保持した状態でネジによって固定される。具体的には、前面部材74は、四隅を含む5箇所に設けられたネジ挿通孔(例えば、ネジ挿通孔78b)に挿入されたネジ(例えば、ネジ95)が、取り付け部材73のネジ穴(例えば、ネジ穴81c)にネジ止めされることにより取り付け部材73に固定される。
ここで、前面部材74は、基板71と対向する面に、取り付け部材73に向かって突出する突起76a及び76bを有する。基板71は、前面部材74を取り付け部材73に固定する前に、第1主面71aが前面部材74側を向いた状態で、前面部材74に取り付けられる(仮固定される)。このとき、突起76aは、基板71の開口75aに挿入され、突起76bは、基板71の開口75bに挿入される。
突起76a及び76bによれば、前面部材74を取り付け部材73に固定する前に、基板71を前面部材74に仮固定(位置決め)することができる。この仮固定により、前面部材74を取り付け部材73に固定する際に基板71の位置がずれにくい。つまり、前面部材74を取り付け部材73に固定する際の作業性が向上され、かつ、基板71(発光モジュール)の取り付け精度が向上される。
なお、実施の形態1では、基板71は、フィルム基板であり、絶縁層の厚みが0.1mm程度と非常に薄い。このため、基板71は、リジッド基板よりも可撓性が高く、位置決め作業の作業性が悪い。上記の突起76a及び76bは、基板71がフィルム基板の場合にも位置決め(仮固定)が容易であり、作業性を改善する効果は、基板71がフィルム基板の場合に特に顕著である。
また、図4で説明したように、前面部材74は、導光板20aの端面25aと対向する面に、導光板20aが差し込まれる溝を形成する溝部78を有する。
このような構成によれば、導光板20aの前面部材74に対する取り付け位置が容易に定まる。つまり、前面部材74を介して、基板71及び導光板20aの位置関係を容易に定めることができ、基板71と導光板20aとの位置ずれによる発光効率の低下を抑制することができる。
なお、照明器具10においては、溝部78は、導光板20aが水平面(図中のX−Y平面)に平行になるように、導光板20aを保持するが、溝部78は、導光板20aを水平面に対して角度を持たせて保持してもよい。
ところで、基板71の放熱性を高めるため、基板71の第2主面71bは、取り付け部材73に接着(密着)されることが好ましい。ここで、取り付け部材73には、突起76a及び76bを逃がす挿入孔81a及び81bが設けられているため、基板71を取り付け部材73に密着させることができる。
なお、挿入孔81a及び81bが設けられなくても、例えば、突起76a及び76bの高さを基板71の厚み未満にすれば、基板71を取り付け部材73に密着させることができる。しかしながら、このような加工は難しい。特に、基板71がフィルム基板の場合には、絶縁層の厚みが0.1mm程度と非常に薄いため、上記加工に非常に高い精度が必要となる。
これに対し、上述のように、挿入孔81a及び81bが設けられれば、突起76a及び76bの高さが高くても、挿入孔81a及び81bにはまり込むため、基板71を取り付け部材73に容易に密着させることができる。
なお、前面部材74は、2つの突起76a及び76bを有するが、少なくとも1つの突起を有すればよい。しかしながら、前面部材74が複数の突起76a及び76bを有し、基板71に複数の突起76a及び76bに対応して挿入孔81a及び81bが設けられることにより、基板71が前面部材74に対して回転しにくくなる。このため、上述の位置決め効果、及び、作業性を改善する効果をさらに高めることができる。
特に、基板71のように、長尺状である場合、基板71に長手方向における位置が異なる複数の挿入孔81a及び81bが設けられ、これらに対応して前面部材74に突起76a及び76bが設けられると、高い位置決め効果が得られる。なお、突起は、3つ以上設けられてもよい。
[導光板及び発光装置の配置]
以下、照明器具10における、導光板20a〜20c及び発光装置70a〜70cの配置について説明する。図7は、導光板20a〜20c及び発光装置70a〜70cの配置を説明するための上面図である。なお、図7では、照明器具10のうち、導光板20a〜20c及び発光装置70a〜70c以外の構成要素については図示が省略され、発光装置70a〜70cは外形の概略のみが破線で示されている。
図7に示されるように、平面視において、発光装置70a〜70cは、長尺状である。また、平面視において、発光装置70a〜70cは、円周方向d0に並んで配置されている。
発光装置70aは、長手方向が径方向d1に沿うように配置されている。具体的には、発光装置70aが有する基板71の第1主面71a(または第2主面71b)は、円周方向d0と垂直に交差し、基板71は、円周方向d0に垂直な径方向d1に沿って配置されている。
同様に、発光装置70bは、長手方向が径方向d2に沿うように配置され、発光装置70cは、長手方向が径方向d3に沿うように配置されている。
一方、平面視において、導光板20a〜20cは、主面が視認可能なように円周方向d0に並んで配置されている。そして、各導光板20a〜20cは、円周方向d0において発光装置の間に位置する。つまり、円周方向d0においては、発光装置と導光板とが交互に配置される。
例えば、発光装置70aと発光装置70bとの間には、導光板20aが配置されている。導光板20aには、発光装置70aからの光、及び、発光装置70bからの光が入射する。導光板20aは、具体的には、発光装置70aからの光が入射する、径方向d1に沿った平面である端面25aと、発光装置70bから光が入射する、径方向d2に沿った平面である端面26aとを有する。端面25aは、導光板20aのうち発光装置70aに対向する端面であり、端面26aは、導光板20aのうち発光装置70bに対向する端面である。
同様に、発光装置70aと発光装置70cとの間には、導光板20bが配置されている。導光板20bには、発光装置70aからの光、及び、発光装置70cからの光が入射する。導光板20bは、具体的には、発光装置70aからの光が入射する、径方向d1に沿った平面である端面25bと、発光装置70cから光が入射する、径方向d3に沿った平面である端面26bとを有する。端面25bは、導光板20bのうち発光装置70aに対向する端面であり、端面26bは、導光板20bのうち発光装置70cに対向する端面である。
また、発光装置70bと発光装置70cとの間には、導光板20cが配置されている。導光板20cには、発光装置70bからの光、及び、発光装置70cからの光が入射する。導光板20cは、具体的には、発光装置70bからの光が入射する、径方向d2に沿った平面である端面26cと、発光装置70cから光が入射する、径方向d3に沿った平面である端面25cとを有する。端面26cは、導光板20cのうち発光装置70bに対向する端面であり、端面25cは、導光板20aのうち発光装置70cに対向する端面である。
なお、端面25aと端面25bとは平行な面であり、発光装置70aが設けられていないときには、端面25aと端面25bとは対向する。同様に、端面26aと端面26cとは平行な面であり、発光装置70bが設けられていないときには、端面26aと端面26cとは対向する。端面26bと端面25cとは平行な面であり、発光装置70cが設けられていないときには、端面26bと端面25cとは対向する。また、図7では図示されないが、端面25a、端面26a、端面25b、端面26b、端面25c、及び、端面26cは、器具本体50(第2器具本体30)内に位置する。
このように、1つ導光板が2つの発光装置の間に配置されることで、当該1つの導光板に2つの発光装置(2つの方向)から光が入射される。このため、1つの導光板を1つの発光装置で発光させる場合よりも導光板を均一に発光させやすい効果が得られる。
具体的には、例えば、導光板20aに1つの発光装置からのみ光が入射される場合には、上述のネジ挿通孔21a及びネジ挿通孔22aなどに挿入されたネジによって光の一部が遮ぎられてしまい、導光板20aが不均一に発光してしまう場合がある。
これに対し、導光板20aにおいて、2つの発光装置のそれぞれから光が入射される構成では、上記ネジ挿通孔に起因する発光のむらを低減することができる。
また、器具本体50は、上記円周の中心となる位置を含む部分(中央部分)に取り付け孔41を有するため、器具本体50の中央部分に発光装置を配置することが難しい。このように中央部分に取り付け孔41が設けられる照明器具において、円周方向d0において導光板の間に発光装置が配置される、照明器具10のような構成は特に有用である。
また、照明器具10においては、1つの導光板が入射面として機能する端面を2つ有する。例えば、導光板20aは、発光装置70aからの光が入射する端面25aと、発光装置70bからの光が入射する端面26bとを有する。
このように、導光板20aにおいて、2つの端面25a及び26aのそれぞれから光が入射されることで、導光板20aに2つの端面から光が入射される。このため、1つの端面から1つの発光装置によって光が入射される場合よりも導光板20aを均一に発光させやすい効果が得られる。導光板20b及び20cについても同様である。
また、照明器具10においては、一の導光板の外側を向いた端面(器具本体50に収容されていない端面)から光が出射されるが、この光は、他の導光板の外側を向いた端面から出射される光と干渉しにくい(混じりにくい)ように構成されている。具体的には、一の導光板の外側を向いた端面が、少なくとも他の導光板の外側を向いた端面と対向しないように、導光板の形状が設計されている。なお、導光板20a〜20cの平面視形状は、略六角形(変形六角形)である。
例えば、図7に示される導光板20aの外側を向いた端面27aと、導光板20bの外側を向いた端面27bとは対向しない。これにより、導光板20aの端面27aから出射される光L1と、導光板20bの端面27bから出射される光L2とが干渉しにくいため、光L1と光L2とが干渉することによる輝度のむら及び色むらの発生を抑制することができる。
[変形例1]
上記実施の形態では、1つの導光板が入射面として機能する端面を2つ有する例について説明したが、1つの入射面に対して2つの発光装置から光が入射されてもよい。図8は、このような変形例1に係る照明器具における、導光板及び発光装置の配置を説明するための上面図である。なお、図8では、導光板及び発光装置以外の構成要素については図示が省略され、発光装置は外形の概略のみが破線で示されている。
図8に示される照明器具210は、平面視において、円周方向d0に並んで配置された複数の発光装置270a〜270cと、円周方向d0に並んで配置された複数の導光板220a〜220cとを備える。照明器具210においても、発光装置270aは、長手方向が径方向d1に沿うように配置され、発光装置270bは、長手方向が径方向d2に沿うように配置され、発光装置270cは、長手方向が径方向d3に沿うように配置される。
なお、発光装置270a〜270cのそれぞれは、上述の発光装置70aと同様の構成であり、当該発光装置と円周方向d0において隣り合う2つの導光板に光を出射することができる。
そして、例えば、円周方向d0において隣り合う発光装置270aと発光装置270bとの間には、導光板220aが配置されている。
ここで、導光板220aは、湾曲した端面225aを有し、端面225aには、発光装置270aからの光、及び、発光装置270bからの光が入射する。なお、端面225aは、中心軸Jに向かって突出した湾曲面である。
同様に、発光装置270aと発光装置270cとの間に配置された導光板220bは、湾曲した端面225bを有し、端面225bには、発光装置270aからの光、及び、発光装置270cからの光が入射する。発光装置270bと発光装置270cとの間に配置された導光板220cは、湾曲した端面225cを有し、端面225cには、発光装置270bからの光、及び、発光装置270cからの光が入射する。
このように、1つの入射面に対して2つの発光装置から光が入射される照明器具210によっても、1つの導光板に2つの発光装置から光が入射されるため、1つの導光板に1つの発光装置から光が入射される場合よりも導光板を均一に発光させやすい効果が得られる。
なお、発光装置270a〜270cのそれぞれにおいては、当該発光装置が光を出射する湾曲した端面に沿って発光素子72が配置されることが好ましい。例えば、上述のフィルム基板を利用すれば、湾曲した端面に沿って発光素子72を配置することができる。
[変形例2]
照明器具が備える導光板の数は、特に限定されない。例えば、照明器具は、4つの導光板を備えてもよい。図9は、このような変形例2に係る照明器具における、導光板及び発光装置の配置を説明するための上面図である。なお、図9では、導光板及び発光装置以外の構成要素については図示が省略され、発光装置は外形の概略のみが破線で示されている。
図9に示される照明器具310は、平面視において、円周方向d0に並んで配置された複数の発光装置370a〜370dと、円周方向d0に並んで配置された複数の導光板320a〜320dとを備える。照明器具310においても、発光装置370aは、長手方向が径方向d1に沿うように配置され、発光装置370bは、長手方向が径方向d2に沿うように配置される。発光装置370cは、長手方向が径方向d3に沿うように配置され、発光装置370dは、長手方向が径方向d4に沿うように配置される。
なお、発光装置370a〜370dは、上述の発光装置70aと同様の構成であり、当該発光装置と円周方向d0において隣り合う2つの導光板に光を出射することができる。
例えば、円周方向d0において隣り合う発光装置370aと発光装置370dとの間には、発光装置370aからの光、及び、発光装置370dからの光が入射する導光板320aが配置されている。円周方向d0において隣り合う発光装置370aと発光装置370bとの間には、発光装置370aからの光、及び、発光装置370bからの光が入射する導光板320bが配置されている。
同様に、円周方向d0において隣り合う発光装置370bと発光装置370cとの間には、発光装置370bからの光、及び、発光装置370cからの光が入射する導光板320cが配置されている。円周方向d0において隣り合う発光装置370cと発光装置370dとの間には、発光装置370cからの光、及び、発光装置370dからの光が入射する導光板320dが配置されている。
このように、4つの導光板320a〜320dを備える照明器具310においても、1つの導光板に2つの発光装置から光が入射されるため、1つの導光板に1つの発光装置から光が入射される場合よりも導光板を均一に発光させやすい効果が得られる。
[まとめ]
以上説明したように、上記実施の形態に係る照明器具10は、円周方向d0に並んで配置された長尺状の発光装置70a及び長尺状の発光装置70bと、円周方向d0において、発光装置70aと発光装置70bとの間に配置された導光板20aとを備える。発光装置70aは、長手方向が径方向d1に沿うように配置され、かつ、導光板20aの端面(例えば、端面25a)に光を出射する。発光装置70bは、長手方向が径方向d2に沿うように配置され、かつ、導光板の端面(例えば、端面26a)に光を出射する。なお、発光装置70aは、第1の発光装置の一例であり、発光装置70bは、第2の発光装置の一例であり、導光板20aは、第1の導光板の一例である。径方向d1は、第1の径方向の一例であり、径方向d2は、第2の径方向の一例である。
これにより、導光板20aに2つの発光装置70a及び70bから光が入射するため、導光板20aを1つの発光装置で発光させる場合よりも導光板20aを均一に発光させやすい効果が得られる。
なお、照明器具10に用いられる発光装置の態様は、発光装置70aのような態様に限定されるものではない。照明器具10に用いられる発光装置は、少なくとも発光素子を有し、導光板に対して光を出射できるのであればどのような態様であってもよい。
また、導光板20aは、発光装置70aからの光が入射する、径方向d1に沿った平面である端面25aと、発光装置70bからの光が入射する、径方向d2に沿った平面である端面26aとを有する、端面25aは、第1の端面の一例であり、端面26aは、第2の端面の一例である。
これにより、導光板20aに2つの端面25a及び26aから光が入射されるため、導光板20aを均一に発光させやすい効果が得られる。
また、照明器具10は、長尺状の発光装置70cと、導光板20b及び導光板20cとを備えてもよい。発光装置70cは、第3の発光装置の一例であり、導光板20bは、第2の導光板の一例であり、導光板20cは、第3の導光板の一例である。
このとき、発光装置70a、発光装置70b、及び、発光装置70cは、円周方向d0に並んで配置される。発光装置70cは、長手方向が径方向d3に沿うように配置されている。径方向d3は、第3の径方向の一例である。
導光板20bは、円周方向d0において発光装置70a及び発光装置70cの間に配置され、導光板20cは、円周方向d0において発光装置70b及び発光装置70cの間に配置される。
発光装置70aは、導光板20aの端面25a及び導光板20bの端面25bのそれぞれに光を出射する。発光装置70bは、導光板20aの端面26a及び導光板20cの端面26cのそれぞれに光を出射する。の発光装置70cは、導光板20bの端面26b及び導光板20cの端面25cのそれぞれに光を出射する。
これにより、導光板20bに2つの発光装置70a及び70cから光が入射され、導光板20cに2つの発光装置70b及び70cから光が入射されるため、導光板20b及び20cを均一に発光させやすい効果が得られる。
また、導光板20bは、発光装置70aからの光が入射する、径方向d1に沿った平面である端面25bと、発光装置70cからの光が入射する、径方向d3に沿った平面である端面26bとを有してもよい。導光板20cは、発光装置70bからの光が入射する、径方向d2に沿った平面である端面26cと、発光装置70cからの光が入射する、径方向d3に沿った平面である端面25cとを有する。端面25bは、第3の端面の一例であり、端面26bは、第4の端面の一例であり、端面26cは、第5の端面の一例であり、端面25cは、第6の端面の一例である。
これにより、導光板20bに2つの端面25b及び26bから光が入射され、導光板20cに2つの端面25c及び26cから光が入射されるため、導光板20b及び20cを均一に発光させやすい効果が得られる。
また、照明器具10は、さらに、発光装置70a、発光装置70b、及び、発光装置70cを収容する器具本体50を備えてもよい。このとき、端面25a、端面26a、端面25b、端面26b、端面26c、及び、端面25c、器具本体50内に位置してもよい。
これにより、照明器具10は、導光板20a〜20cの光の入射面(端面)を器具本体50内に収容することができる。
また、器具本体50は、さらに、円周の中心となる位置を含む部分に取り付け孔41を有し、取り付け孔41には、天井に設けられた引掛シーリングボディに照明器具10を取り付けるための照明器具用アダプタ60が挿入されてもよい。
これにより、取り付け孔41があるために、器具本体50の中央部分に発光装置を配置することが難しい場合にも、導光板20aを均一に発光させやすい効果が得られる。
また、導光板20aは、導光板20aを発光装置70aに固定するためのネジが挿通されるネジ挿通孔22aを有してもよい。また、導光板20aは、導光板20aを発光装置70bに固定するためのネジが挿通されるネジ挿通孔23aを有してもよい。ネジは、固定部材の一例であり、ネジ挿通孔22a及び23aは、挿通孔の一例である。
これにより、ネジ挿通孔22aまたはネジ挿通孔23aに起因する導光板20aの発光のむらを低減することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明器具について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態で説明した導光板の形状は、一例であり、特に限定されない。図9は、導光板の形状が異なる照明器具を下側から見た斜視図である。
図9に示される照明器具10aは、平面視において、全体として角丸三角形状の外形をなす導光板120a〜120cを備える。このような照明器具10aにも本発明は適用可能である。
また、上記実施の形態では、本発明をシーリングライトとして実現する例について説明された。しかしながら、本発明は、シーリングライト以外の他の照明器具に適用されてもよい。例えば、本発明は、壁など天井以外の他の構造物に取り付けられる照明器具として実現されてもよい。また、本発明は、いわゆるペンダントライトとして実現されてもよい。
また、上記実施の形態で説明したネジは、固定部材の一例である。部材同士の固定には、リベットまたはプッシュリベットなど、他の固定部材が用いられてもよい。
また、上記実施の形態では、基板71は、いわゆるSMD型の発光モジュールであるが、発光素子の態様は特に限定されるものではない。例えば、基板71は、COB(Chip On Board)型の発光モジュールとして実現されてもよい。また、基板71は、有機EL素子(OLED)または無機EL素子等のLED以外の固体発光素子を用いて構成された発光モジュールとして実現されてもよい。
以上、一つまたは複数の態様に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10、10a、210、310 照明器具
20a、20b、20c、120a、120b、120c、220a、220b、220c、320a、320b、320c、320d 導光板
22a、22b ネジ挿通孔(挿通孔)
25a、25b、25c、26a、26b、26c、27a、27b、225a、225b、225c 端面
41 取り付け孔
50 器具本体
60 照明器具用アダプタ
70a、70b、70c、270a、270b、270c、370a、370b、370c、370d 発光装置

Claims (8)

  1. 第1の導光板及び第2の導光板と、
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板の間に配置された長尺状の第1の発光装置と、
    長尺状の第2の発光装置と、
    前記第1の発光装置にまたがるように取り付けられ、一端が前記第1の導光板に接続され、他端が前記第2の導光板に接続される接続部材とを備え
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板は、円周方向に並んで配置され、
    前記第1の導光板は、前記円周方向において前記第1の発光装置と前記第2の発光装置との間に配置され、
    前記第1の発光装置は、長手方向が第1の径方向に沿うように配置され、かつ、前記第1の導光板の端面に光を出射し、
    前記第2の発光装置は、長手方向が第2の径方向に沿うように配置され、かつ、前記第1の導光板の端面に光を出射し、
    前記第1の導光板及び前記第2の導光板のそれぞれは、前記第1の発光装置に設けられた溝部に差し込まれ、
    前記接続部材の前記一端は、前記第1の導光板の前記溝部の外側に位置する部分に接続され、
    前記接続部材の前記他端は、前記第2の導光板の前記溝部の外側に位置する部分に接続される
    照明器具。
  2. 前記第1の導光板は、
    前記第1の発光装置からの光が入射する、前記第1の径方向に沿った平面である第1の端面と、
    前記第2の発光装置からの光が入射する、前記第2の径方向に沿った平面である第2の端面とを有する
    請求項に記載の照明器具。
  3. 長尺状の第3の発光装置と、
    第3の導光板とを備え、
    前記第1の発光装置、前記第2の発光装置、及び、前記第3の発光装置は、前記円周方向に並んで配置され、
    前記第3の発光装置は、長手方向が第3の径方向に沿うように配置され、
    前記第2の導光板は、前記円周方向において前記第1の発光装置及び前記第3の発光装置の間に配置され、
    前記第3の導光板は、前記円周方向において前記第2の発光装置及び前記第3の発光装置の間に配置され、
    前記第1の発光装置は、前記第1の導光板の端面及び前記第2の導光板の端面のそれぞれに光を出射し、
    前記第2の発光装置は、前記第1の導光板の端面及び前記第3の導光板の端面のそれぞれに光を出射し、
    前記第3の発光装置は、前記第2の導光板の端面及び前記第3の導光板の端面のそれぞれに光を出射する
    請求項に記載の照明器具。
  4. 前記第2の導光板は、前記第1の発光装置からの光が入射する、前記第1の径方向に沿った平面である第3の端面と、前記第3の発光装置からの光が入射する、前記第3の径方向に沿った平面である第4の端面とを有し、
    前記第3の導光板は、前記第2の発光装置からの光が入射する、前記第2の径方向に沿った平面である第5の端面と、前記第3の発光装置からの光が入射する、前記第3の径方向に沿った平面である第6の端面とを有する
    請求項に記載の照明器具。
  5. さらに、前記第1の発光装置、前記第2の発光装置、及び、前記第3の発光装置を収容する器具本体を備え、
    前記第1の端面、前記第2の端面、前記第3の端面、前記第4の端面、前記第5の端面、及び、前記第6の端面は、前記器具本体内に位置する
    請求項に記載の照明器具。
  6. 前記器具本体は、さらに、前記円周の中心となる位置を含む部分に取り付け孔を有し、
    前記取り付け孔には、天井に設けられた引掛シーリングボディに前記照明器具を取り付けるための照明器具用アダプタが挿入される
    請求項に記載の照明器具。
  7. 前記第1の導光板は、前記第1の導光板を前記接続部材に固定するための固定部材が挿通される挿通孔を有する
    請求項1〜のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. さらに、
    第3の導光板と、
    尺状の第3の発光装置と、
    器具本体とを備え、
    前記第1の導光板、前記第2の導光板、及び、前記第3の導光板は、円周方向に並んで配置され、
    前記第1の発光装置は、前記円周方向において前記第1の導光板及び前記第2の導光板の間に配置され、
    前記第2の発光装置は、前記円周方向において前記第1の導光板及び前記第3の導光板の間に配置され、
    前記第3の発光装置は、前記円周方向において前記第2の導光板及び前記第3の導光板の間に配置され、
    前記器具本体は、前記第1の発光装置、前記第2の発光装置、及び、前記第3の発光装置を収容し、平面視形状がY字状である
    請求項1に記載の照明器具。
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