JP6722385B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、画像形成装置本体に対してステイプルユニットが外側から露呈する位置に着脱可能に設置されたものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1において、ステイプルユニットは、ステイプル本体がステイプルカバー(外装カバー)に覆われていて、ステイプルカバーからケーブルの一部とともにケーブルコネクタが伸び出るように形成されている。そして、ユーザーは、画像形成装置本体側のコネクタと、ステイプルユニット側においてケーブル(ハーネス)に接続されたケーブルコネクタと、を抜き差ししながら、画像形成装置本体に対してステイプルユニットを脱着していた。
上述した従来の画像形成装置は、画像形成装置本体の外側に露呈する位置にステイプルユニットが着脱可能に設置されるため、比較的低廉な画像形成装置においてステイプルユニットを手頃なオプションユニットとして構成することができる。
しかし、ユーザーがケーブルコネクタを把持することなく、画像形成装置本体からステイプルユニットを引っ張るように取り出してしまって、ケーブルが伸びきって破損してしまうなど、画像形成装置本体に対するステイプルユニットの着脱操作性が充分ではなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、画像形成装置本体に対するステイプルユニットの着脱操作性が高い、画像形成装置を提供することにある。
この発明における画像形成装置は、画像形成装置本体に対してステイプルユニットが着脱可能に設置される画像形成装置であって、前記ステイプルユニットは、複数枚の用紙の端部を綴じ処理部に位置合わせさせた状態で前記複数枚の用紙に対して綴じ処理をおこなうステイプル本体と、前記ステイプル本体を固定して保持するとともに、ネジ締結用の貫通穴が形成された被固定部を具備した固定ブラケットと、前記固定ブラケットの前記被固定部が背面側に露呈して、前記ステイプル本体の前記綴じ処理部が前記背面側とは異なる側に露呈するように、前記ステイプル本体の周囲を覆う外装カバーと、前記外装カバーの前記背面側に露呈するように前記固定ブラケットに固定して保持されて、前記外装カバーの内部で前記ステイプル本体に対してハーネスを介して接続されたユニット側コネクタと、を備え、前記画像形成装置本体は、ネジ穴が形成されていて、前記ネジ穴に前記貫通穴を介して固定ネジが螺合されることで前記ステイプルユニットにおける前記固定ブラケットの前記被固定部が固定される固定部と、前記ステイプルユニットにおける前記ユニット側コネクタが接続される本体側コネクタと、前記固定部と前記本体側コネクタとが露呈する開口部が形成されて、当該画像形成装置本体の周囲を覆う本体カバーと、を備えたものである。
本発明によれば、画像形成装置本体に対するステイプルユニットの着脱操作性が高い、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 (A)画像形成装置を示す斜視図と、(B)カバー部材が取り外された状態の画像形成装置を示す斜視図と、である。 ステイプルユニットが装着された状態の画像形成装置を示す斜視図である。 ステイプルユニットが装着された状態の画像形成装置を示す正面図である。 (A)ステイプルユニットを正面側から示す斜視図と、(B)ステイプルユニットを背面側から示す斜視図と、である。 カバー部材が取り外された状態の本体カバーの開口部の近傍を示す拡大斜視図である。 第3外装カバーが取り外された状態のステイプルユニットが画像形成装置本体に装着された状態を示す拡大斜視図である。 画像形成装置本体に装着された状態のステイプルユニットの内部を示す斜視図である。 固定ブラケットにステイプル本体が保持された状態を示す斜視図である。 変形例としての、画像形成装置本体に装着された状態のステイプルユニットの要部を示す拡大斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタ、1は表面にトナー像が形成される感光体ドラム、7はパソコンなどの入力装置から入力された画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム1上に照射する露光部(書込み部)、を示す。
また、9は感光体ドラム1上に担持されたトナー像を転写ニップ部(転写位置)に搬送される用紙Pに転写する転写ローラ、12は転写紙等の用紙Pが収納された給紙部(給紙カセット)、を示す。
また、16は感光体ドラム1と転写ローラ9とが当接する転写ニップ部に向けて用紙Pを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20は用紙P上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、を示す。
感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ4、現像装置5、クリーニング装置2、などが配設されている。
図1を参照して、画像形成装置100における、通常の画像形成時の動作について説明する。
まず、パソコン等の入力装置から画像形成装置100の露光部7に画像情報が送信されると、露光部7からその画像情報に基づいた露光光L(レーザ光)が、感光体ドラム1の表面に向けて発せられる。
一方、感光体ドラム1は、矢印方向(時計方向)に回転している。そして、まず、感光体ドラム1の表面は、帯電ローラ4との対向部で、一様に帯電される(帯電工程である。)。こうして、感光体ドラム1上には、帯電電位(−900V程度である。)が形成される。その後、帯電された感光体ドラム1の表面は、露光光Lの照射位置に達する。そして、露光光Lが照射された部分の電位が潜像電位(0〜−100V程度である。)となって、感光体ドラム1の表面に静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面は、現像装置5との対向位置に達する。そして、現像装置5から感光体ドラム1上にトナーが供給されて、感光体ドラム1上の潜像が現像されてトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム1の表面は、転写ローラ9との転写ニップ部(転写位置)に達する。そして、転写ローラ9との転写ニップ部で、電源部から転写ローラ9に転写バイアス(トナーの極性とは異なる極性のバイアスである。)が印可されることによって、レジストローラ16により搬送された用紙P上に、感光体ドラム1上に形成されたトナー像が転写される(転写工程である。)。
そして、転写工程後の感光体ドラム1の表面は、クリーニング装置2との対向位置に達する。そして、この位置で、クリーニングブレードによって感光体ドラム1上に残存する未転写トナーが機械的に除去されて、クリーニング装置2内に回収される(クリーニング工程である。)。
こうして、感光体ドラム1上における一連の作像プロセスが終了する。
一方、感光体ドラム1と転写ローラ9との転写ニップ部(転写位置)に搬送される用紙Pは、次のように動作する。
まず、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、給紙ローラ15によって、搬送経路に向けて給送される。
その後、用紙Pは、レジストローラ16の位置に達する。そして、レジストローラ16の位置に達した用紙Pは、感光体ドラム1上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップ部(転写ローラ9と感光体ドラム1との当接位置である。)に向けて搬送される。
そして、転写工程後の用紙Pは、転写ニップ部(転写ローラ9)の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方の部材21、22から受ける圧力とによって画像が定着される。画像が定着された用紙Pは、定着ローラ21と加圧ローラ22との間(定着ニップ部である。)から送出された後に、画像形成装置本体100から排出されて、排紙トレイ上に載置される。
こうして、一連の画像形成プロセスが完了する。
以下、本実施の形態において特徴的な、画像形成装置100の構成・動作について詳述する。
本実施の形態における画像形成装置100は、図2(A)に示すように、複数の本体カバーで覆われている。そして、図2(B)に示すように、右側方の本体カバー40に対して着脱可能に設置されたカバー部材41を取り外すと、画像形成装置本体100の内部に設置された固定部42や本体側コネクタ43が開口部40aから露呈するように構成されている(図6をも参照できる。)。
ここで、本実施の形態における画像形成装置は、画像形成装置本体100に対してステイプルユニット50(図5等を参照できる。)が着脱可能に設置されるものである。
具体的に、ステイプルユニット50は、複数の用紙P(用紙束)に対して綴じ処理をおこなうためのオプションユニットであって、その使用を希望するユーザーに対して選択的に用いられるものである。すなわち、ステイプルユニット50の使用を希望しないユーザーに対しては、開口部40aが露呈して外観上の美観が損なわれないように、図2(A)に示すように、画像形成装置100の本体カバー40にカバー部材41が装着されることになる。これに対して、ステイプルユニット50の使用を希望するユーザーに対しては、図2(B)に示すように、画像形成装置100の本体カバー40からカバー部材41が取り外された後に、図3、図4に示すように、画像形成装置本体100の外側に露呈するようにステイプルユニット50が装着されることになる。そして、ユーザーは、画像形成装置100から出力されて排紙トレイ上に積載された用紙束を取り出して、その用紙束を把持しながらステイプルユニット50の位置まで移動させて、ステイプルユニット50によって用紙束に対して綴じ処理をおこなうことになる。
ここで、ステイプルユニット50は、図5、図9等を参照して、ステイプル本体60、固定ブラケット54、外装カバー51〜53、ユニット側コネクタ55、等で構成されている。
ステイプル本体60は、複数枚の用紙P(用紙束)の端部を綴じ処理部60aに位置合わせさせた状態で、その複数枚の用紙Pに対して綴じ処理をおこなうものである。綴じ処理部60aは、固定部と、固定部との間に用紙束を挟むように上下方向に移動して綴じ処理をおこなう可動部と、で構成されている。
ステイプル本体60としては、金属針を用いるタイプのものや、金属針を用いないタイプのもの、など公知のものを用いることができる。また、ステイプル本体60としては、ステイプルユニット50の外装カバー51〜53(又は、画像形成装置本体100の操作パネル)に綴じ処理をおこなうためのスイッチを設けたものを用いることもできるし、綴じ処理部60aに用紙束が挿入されたことをセンサで検知して綴じ処理をおこなうものを用いることもできる。
固定ブラケット54は、ステイプル本体60を固定して保持するものであって、複数箇所に曲げ加工が施された板状部材(板金)である。図9等を参照して、固定ブラケット54には、ステイプル本体60が載置されて穴部54c1を介してネジ72によってネジ締結される保持部54cや、ネジ締結用の貫通穴54a1が形成された被固定部54aや、ユニット側コネクタ55が嵌合して装着される開口54dや、外装カバー51〜53の背面側に露呈するように突出する差込部54b、などが設けられている。
外装カバー51〜53は、図5等を参照して、固定ブラケット54の被固定部54aが背面側(背面50cの側である。)に露呈して、ステイプル本体60の綴じ処理部60aが背面側とは異なる側(本実施の形態では、正面50dと左側面とに跨る側である。)に露呈するように、ステイプル本体60の周囲を覆うものである。
本実施の形態において、外装カバー51〜53は、複数(3つである。)に分割可能に構成されている。詳しくは、外装カバーは、ステイプルユニット50の下部を覆う第1外装カバー51と、ステイプルユニット50の中部を覆う第2外装カバー52と、ステイプルユニット50の上部を覆う第3外装カバー53と、で構成されていて、それぞれ独立して着脱できるように形成されている。このように構成することによって、ステイプルユニット50の組付け性やメンテナンス性が向上することになる。
ステイプルユニット50が画像形成装置本体100に装着されたときの外観上の美観、質感、一体感を考慮して、外装カバー51〜53は、本体カバー40と同じ色の樹脂材料で形成されている。
ユニット側コネクタ55は、図5(B)に示すように、外装カバー51〜53の背面50cの側(背面側)に露呈するように固定ブラケット54に固定して保持されている。ユニット側コネクタ55は、ドロワコネクタであって、外装カバー51〜53の内部でステイプル本体60に対してハーネス80(図8を参照できる。)を介して接続されている。したがって、ハーネス80は、ステイプルユニット50の外部に露呈しないことになる。
ユニット側コネクタ55は、画像形成装置本体100の本体側コネクタ43(図6等を参照できる。)に接続されて、画像形成装置本体100とステイプル本体60(ステイプルユニット50)との間で電気や信号のやり取りをおこなうためのものである。
一方、画像形成装置本体100には、先に図2、図6等を用いて説明したように、固定部42や、本体側コネクタ43や、本体カバー40や、カバー部材41、などが設けられている。
固定部42は、図6、図8等を参照して、ネジ穴42a(雌ネジ部)が形成されて、複数箇所に曲げ加工が施された金属製のブラケット(本体側ブラケット)である。固定部42は、その突当部42bが画像形成装置本体100の本体フレーム110に突き当てられた状態で、ネジ71によってネジ締結されて本体フレーム110に固定保持されている。
そして、固定部42は、ネジ穴42aに貫通穴54a1を介して固定ネジ70が螺合されることでステイプルユニット50における固定ブラケット54の被固定部54aが固定されることになる。
ここで、図7等を参照して、本実施の形態では、固定ネジ70として、ドライバなどの工具を要しないツマミネジを用いている。これにより、ユーザーがステイプルユニット50の着脱操作を簡単におこなえることになる。なお、固定ネジ70として、ドライバなどの特別な工具を要しないコインネジを用いることもできる。
本体側コネクタ43は、ドロワコネクタであって、ステイプルユニット50におけるユニット側コネクタ55が接続されるものである。
本体側コネクタ43は、固定部42(本体側ブラケット)に形成された開口に嵌合されていて、本体フレーム110の内部で本体電装部に対してハーネスを介して接続されている。本体側コネクタ43は、固定部42(ネジ穴42a)の下方に配置されている。本体側コネクタ43は、ユニット側コネクタ55に接続されて、画像形成装置本体100(本体電装部)とステイプル本体60(ステイプルユニット50)との間で電気や信号のやり取りをおこなうためのものである。
図2を参照して、本体カバー40は、画像形成装置本体100の周囲を覆うものであって、本体カバーと、固定部42と本体側コネクタ43とが露呈する開口部40aが形成されている。
また、画像形成装置本体100には、ステイプルユニット50が離脱された状態のとき、固定部42と本体側コネクタ43とが露呈しないように本体カバー40の開口部40aを覆うカバー部材41が着脱可能に設置されている。本実施の形態では、カバー部材41の着脱操作性を考慮して、カバー部材41がパッチン止めにて開口部40aに着脱されるように構成されている。また、カバー部材41は、画像形成装置本体100に装着されたときの外観上の美観、質感、一体感を考慮して、本体カバー40と同じ色の樹脂材料で形成されている。
なお、図5(B)、図9等を参照して、本実施の形態において、ステイプルユニット50の固定ブラケット54には、被固定部54aに対してユニット側コネクタ55を介して下方に対向する位置に、外装カバー51〜53の背面側に露呈するように突出する差込部54b(背面50cからベロ状に突出する部分である。)が形成されている。
一方、図2、図6に示すように、画像形成装置本体100の本体カバー40には、ステイプルユニット50の差込部54bが差し込まれて嵌合する差込口44が形成されている。
すなわち、ステイプルユニット50は、差込口44に差込部54bが差し込まれて嵌合して、本体側コネクタ43にユニット側コネクタ55が嵌合した状態で、固定部42に被固定部54aがネジ締結された状態で、画像形成装置本体100に固定保持されることになる。
このようにステイプルユニット50の差込部54bを差込口44に差し込みながらステイプルユニット50の装着をおこなうことで、装着操作において画像形成装置本体100に対するステイプルユニット50の位置を定めやすくなる。したがって、ステイプルユニット50の装着操作性が向上することになる。
また、図7を参照して、本実施の形態において、ステイプルユニット50は、複数に分割された外装カバー51〜53のうちの1つ(第3外装カバー53である。)を取り外した状態のとき、正面側からも被固定部54aが露呈するように構成されている。すなわち、ステイプルユニット50は、第3外装カバー53を取り外した状態のとき、被固定部54aが上方に突出した状態になる。
このように構成することで、第3外装カバー53を取り外した状態(図7の状態である。)で、ステイプルユニット50の正面50dの側から、固定ネジ70を把持して直接回転させて、固定ネジ70をネジ穴42aに螺合させて、固定部42への被固定部54aの固定を簡易におこなうことができる。また、固定部42への被固定部54aの固定をおこなった後には、第3外装カバー53をステイプルユニット50に装着することで、金属材料からなる被固定部54aや固定ネジ70を隠すことができるため、被固定部54aが装着された状態の美観や質感を向上させることができる。
以下、画像形成装置本体100へのステイプルユニット50の装着操作について、まとめとして説明する。
まず、図2(B)に示すように、画像形成装置本体100の本体カバー40からカバー部材41を取り外して、開口部40aを露呈させる。そして、第3外装カバー53を取り外した状態のステイプルユニット50(図7の状態のものである。)を、外装カバー51、52の部分を把持した状態で、背面50cの側を装着方向奥側として図2の+Y方向に移動させる。そして、差込口44に差込部54bを差し込んで、本体側コネクタ43にユニット側コネクタ55を嵌合させる。そして、正面側から2つの固定ネジ70をそれぞれ貫通穴54a1を介してネジ穴42aに螺合させることで、固定部42に被固定部54aを固定する。最後に、第3外装カバー53をステイプルユニット50に装着して、ステイプルユニット50の装着操作が完了する。
なお、画像形成装置本体100からのステイプルユニット50の離脱操作は、上述した装着操作と逆の手順がおこなわれることになる。
このように、本実施の形態では、画像形成装置本体1の外側に露呈する位置に、ステイプルユニット50を少ないアクションで簡単に着脱することができる。また、ステイプルユニット50の外部にはハーネス80が露呈することなく、さらにユーザーがユニット側コネクタ55に手を触れることなく着脱操作がおこなわれるため、着脱操作時にハーネス80が伸びきって破損してしまう不具合や、ユニット側コネクタ55が破損してしまう不具合も生じにくくなる。すなわち、サービスマンに頼ることなく、ユーザー自身が容易にステイプルユニット50の着脱操作をおこなうことができる。
ここで、図4等を参照して、本実施の形態では、画像形成装置本体100にステイプルユニット50が装着された状態のとき、ステイプルユニット50の外装カバー51〜53と画像形成装置本体100の本体カバー40との間に隙間が生じないように構成されている(隙間が生じたとしても、その隙間は僅かなものであって、その隙間が人の手が入り込まない程度のものになるように構成されている。)。
これにより、ステイプルユニット50が装着された画像形成装置100の美観や質感が向上するとともに、ステイプルユニット50と画像形成装置本体100との間に誤って人の手が入り込んでしまう不具合も抑止することができる。
また、図4等を参照して、本実施の形態において、ステイプルユニット50の外装カバー(第3外装カバー53)は、その上面50aが、背面側から正面側に向けて低くなるように形成されている。すなわち、第3外装カバー53の上面50aは、水平面ではなくて、図4の左方から右方に向けて下方に傾斜する傾斜面になっている。
これにより、ステイプルユニット50の上面50aが、人の手によって押し下げられたりして、大きな負荷がかかってステイプルユニット50が破損してしまう不具合が軽減されることになる。
なお、上面50aは傾斜していれば平面であっても曲面であっても良い。
また、図4等を参照して、本実施の形態において、ステイプルユニット50の外装カバー(第1外装カバー51)は、その下面50bが、背面側から正面側に向けて高くなるように形成されている。すなわち、第1外装カバー51の下面50bは、水平面ではなくて、図4の左方から右方に向けて上方に傾斜する傾斜面になっている。
これにより、ステイプルユニット50の下面50bが、人の手によって持ち上げられたりして、大きな負荷がかかってステイプルユニット50が破損してしまう不具合が軽減されることになる。
なお、下面50bは傾斜していれば平面であっても曲面であっても良い。
また、図8等を参照して、本実施の形態において、固定ブラケット54に保持されるステイプル本体60の被保持部(保持部54cに接触する部分である。)と、固定ブラケット54と、固定部42と、は、いずれも、金属材料で形成されるとともに、導通して本体フレーム110を介して接地(アース)されている。
これにより、画像形成装置100にステイプルユニット50が装着されても、装置全体としての接地性が強化されて、電波ノイズが生じにくくなる。
<変形例>
図10は、変形例としての、画像形成装置本体100に装着された状態のステイプルユニット50の要部を示す拡大斜視図である。
図10に示す変形例としてのステイプルユニット50は、3つに分割された外装カバーのうち、最上方の第3外装カバー56の構成が、本実施の形態のものとは異なる。
図10に示すように、変形例における第3外装カバー56(外装カバー)は、その上部に、収納部56a(凹部)と、突起部56bと、穴部56cと、が形成されている。
収納部56aは、上方に開口して底面の近傍まで窪んだ空間であって、その内部が壁部で幾つかに区切られていて、その内部に筆記具や予備の針などを収納できるように形成されている。
突起部56bは、収納部56aが形成された位置とは異なる位置であって、外装カバー56の側面に近い位置の上面から上方に向けて突出するように形成されていて、マニュアルなどが取り付けられた環状物(輪っか)やキーホルダーの環状物などを引っ掛けて保持できるように形成されている。
また、穴部56cは、収納部56aの空間に貫通するように外装カバー56の側面に形成されていて、マニュアルなどが取り付けられたフックを引っ掛けられるように形成されている。
このように外装カバー56を構成することで、綴じ処理をおこなうためのステイプルユニット50に付加価値を生じさせることができる。
なお、変形例では、第3外装カバー56に、収納部56aと突起部56bと穴部56cとの3つを形成したが、収納部56aと突起部56bと穴部56cとのうち1つ又は2つを組み合わせて形成することもできる。
以上説明したように、本実施の形態では、ステイプルユニット50に、固定ブラケット54の被固定部54aが背面側に露呈して、ステイプル本体60の綴じ処理部60が背面側とは異なる側に露呈するように、ステイプル本体60の周囲を覆う外装カバー51〜53が設けられている。また、ステイプルユニット50には、外装カバー51〜53の背面側に露呈するように固定ブラケット54に固定保持されたユニット側コネクタ55が設けられている。一方、画像形成装置本体100には、ステイプルユニット50の被固定部54aが固定される固定部42と、ユニット側コネクタ55が接続される本体側コネクタ43と、固定部42と本体側コネクタ43とが露呈する開口部40aが形成された本体カバー40と、が設けられている。
これにより、画像形成装置本体100に対するステイプルユニット50の着脱操作性を高くすることができる。
なお、本実施の形態では、モノクロの画像形成装置100に対して本発明を適用したが、カラーの画像形成装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、電子写真方式の画像形成装置100に対して本発明を適用したが、本発明の適用はこれに限定されることなく、その他の方式の画像形成装置(例えば、インクジェット方式の画像形成装置や、オフセット印刷機などである。)に対しても当然に本発明を適用することができる。
そして、それらの場合であっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
40 本体カバー、
40a 開口部、
41 カバー部材、
42 固定部、
42a ネジ穴(雌ネジ部)、
43 本体側コネクタ、
44 差込口、
50 ステイプルユニット、
50a 上面、 50b 下面、 50c 背面、 50d 正面、
51 第1外装カバー(外装カバー)、
52 第2外装カバー(外装カバー)、
53 第3外装カバー(外装カバー)、
54 固定ブラケット、
54a 被固定部、 54a1 貫通穴、
54b 差込部、 54c 保持部、 54d 開口、
55 ユニット側コネクタ、
56 第3外装カバー(外装カバー)、
56a 収納部、 56b 突起部、 56c 穴部、
60 ステイプル本体、
60a 綴じ処理部、
70 固定ネジ、
71、72 ネジ、
80 ハーネス、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
110 本体フレーム。
特開2003−320502号公報

Claims (9)

  1. 画像形成装置本体に対してステイプルユニットが着脱可能に設置される画像形成装置であって、
    前記ステイプルユニットは、
    複数枚の用紙の端部を綴じ処理部に位置合わせさせた状態で前記複数枚の用紙に対して綴じ処理をおこなうステイプル本体と、
    前記ステイプル本体を固定して保持するとともに、ネジ締結用の貫通穴が形成された被固定部を具備した固定ブラケットと、
    前記固定ブラケットの前記被固定部が背面側に露呈して、前記ステイプル本体の前記綴じ処理部が前記背面側とは異なる側に露呈するように、前記ステイプル本体の周囲を覆う外装カバーと、
    前記外装カバーの前記背面側に露呈するように前記固定ブラケットに固定して保持されて、前記外装カバーの内部で前記ステイプル本体に対してハーネスを介して接続されたユニット側コネクタと、
    を備え、
    前記画像形成装置本体は、
    ネジ穴が形成されていて、前記ネジ穴に前記貫通穴を介して固定ネジが螺合されることで前記ステイプルユニットにおける前記固定ブラケットの前記被固定部が固定される固定部と、
    前記ステイプルユニットにおける前記ユニット側コネクタが接続される本体側コネクタと、
    前記固定部と前記本体側コネクタとが露呈する開口部が形成されて、当該画像形成装置本体の周囲を覆う本体カバーと、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置本体に前記ステイプルユニットが装着された状態のとき、前記ステイプルユニットの前記外装カバーと前記画像形成装置本体の前記本体カバーとの間に隙間が生じないように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置本体は、前記ステイプルユニットが離脱された状態のとき、前記固定部と前記本体側コネクタとが露呈しないように前記本体カバーの前記開口部を覆うカバー部材が着脱可能に設置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ステイプルユニットの前記固定ブラケットは、前記被固定部に対して前記ユニット側コネクタを介して対向する位置に、前記外装カバーの前記背面側に露呈するように突出する差込部が形成され、
    前記画像形成装置本体の前記本体カバーは、前記ステイプルユニットの前記差込部が差し込まれて嵌合する差込口が形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記固定ブラケットに保持される前記ステイプル本体の被保持部と、前記固定ブラケットと、前記固定部と、は、いずれも、金属材料で形成されるとともに、接地されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ステイプルユニットの前記外装カバーは、その上面が、前記背面側から正面側に向けて低くなるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ステイプルユニットの前記外装カバーは、その下面が、前記背面側から正面側に向けて高くなるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記ステイプルユニットの前記外装カバーは、複数に分割可能に構成され、
    前記ステイプルユニットは、複数に分割された前記外装カバーのうちの1つを取り外した状態のとき、正面側からも前記被固定部が露呈するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記ステイプルユニットの前記外装カバーは、その上部に、小物を収納するための収納部、環状物を引っ掛けて保持するための突起部、フックを引っ掛けるための穴部、のうち少なくとも1つが形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
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