JP6722010B2 - 医療用観察システム - Google Patents
医療用観察システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6722010B2 JP6722010B2 JP2016052989A JP2016052989A JP6722010B2 JP 6722010 B2 JP6722010 B2 JP 6722010B2 JP 2016052989 A JP2016052989 A JP 2016052989A JP 2016052989 A JP2016052989 A JP 2016052989A JP 6722010 B2 JP6722010 B2 JP 6722010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- function block
- communication function
- signal
- reset
- medical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H30/00—ICT specially adapted for the handling or processing of medical images
- G16H30/20—ICT specially adapted for the handling or processing of medical images for handling medical images, e.g. DICOM, HL7 or PACS
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H40/00—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
- G16H40/60—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
- G16H40/63—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for local operation
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H40/00—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
- G16H40/60—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices
- G16H40/67—ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the operation of medical equipment or devices for remote operation
Description
特許文献1に記載の医療用観察システム(電子内視鏡システム)は、生体内を撮像する電子内視鏡と、電子内視鏡からの撮像信号(画像信号)を処理するプロセッサ装置と、プロセッサ装置にて処理された映像信号に基づく観察用画像を表示するモニタとを備える。
ここで、プロセッサ装置では、予めROM(Read Only Memory)等に記録されたコンフィグレーションデータを読み込むことで、画像処理を実行する機能ブロック(論理回路)を構築するFPGA(Field Programmable Gate Array)を採用している。
そして、特許文献1に記載の医療用観察システムでは、当該機能ブロックにて処理された画像データに異常が生じた場合(当該機能ブロックに異常が生じた場合)には、ROMから改めてコンフィグレーションデータを読み込み、FPGA全体を再構築している。
特許文献1に記載の医療用観察システムでは、機能ブロックに異常が生じた場合にFPGA全体を再構築しているため、コンフィグレーションデータの容量に応じて当該再構築に時間が掛かってしまう。すなわち、通信エラーが生じた場合には、FPGA全体の再構築に時間が掛かり、画像信号を通信可能な状態に迅速に復帰することができない、という問題がある。
被検体の検査結果に応じた画像信号を入力し、当該画像信号を処理する医療用信号処理装置と、前記医療用信号処理装置にて処理された前記画像信号に応じた観察用画像を表示する表示装置とを備え、前記医療用信号処理装置は、複数の機能ブロックを有するプログラマブルロジックデバイスで構成され、前記複数の機能ブロックのいずれかの機能ブロックは、当該医療用信号処理装置とは異なる他の外部デバイスとの間で前記画像信号の通信を行う通信機能ブロックであり、前記医療用信号処理装置への電源投入後、前記表示装置に前記観察用画像が表示されるまでの期間に限り、前記複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセット可能とし、前記通信機能ブロックは、前記外部デバイスとの間で、1Gbps以上の伝送レートで前記画像信号にクロックが重畳された信号の通信を行う高速シリアルインターフェースであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る医療用信号処理装置によれば、機能ブロックに異常が生じた場合にFPGA全体を再構築する従来の構成と比較して、通信エラーが生じた場合であっても画像信号を通信可能な状態に迅速に復帰することができる、という効果を奏する。
本発明に係る医療用観察システムは、上述した医療用信号処理装置を備えているため、上述した医療用信号処理装置と同様の効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態に係る医療用観察システム1の概略構成を示す図である。
医療用観察システム1は、医療分野において用いられ、生体内等の被検体を観察するシステムである。この医療用観察システム1は、図1に示すように、内視鏡2と、光源装置3と、表示装置4と、第2伝送ケーブル5と、制御装置6と、第3伝送ケーブル7と、ライトガイド8とを備える。
挿入部21は、硬質または少なくとも一部が軟質で細長形状を有し、生体内に挿入される。この挿入部21内には、1または複数のレンズを用いて構成され、被写体像を集光する光学系が設けられている。
また、ライトガイド8は、一端が光源装置3に着脱自在に接続されるとともに、他端が挿入部21に着脱自在に接続される。そして、ライトガイド8は、光源装置3から供給された光を一端から他端に伝達し、挿入部21に供給する。挿入部21に供給された光は、当該挿入部21の先端から出射され、生体内に照射される。生体内に照射された光(被写体像)は、挿入部21内の光学系により集光される。
なお、カメラヘッド22の詳細な構成については、後述する。
なお、第1伝送ケーブル23を介したカメラヘッド22から制御装置6への画像信号の伝送は、当該画像信号を光信号で伝送してもよく、あるいは、電気信号で伝送しても構わない。第1伝送ケーブル23を介した制御装置6からカメラヘッド22への制御信号、同期信号、クロックの伝送も同様である。
第2伝送ケーブル5は、一端が表示装置4に着脱自在に接続され、他端が制御装置6に着脱自在に接続される。そして、第2伝送ケーブル5は、制御装置6にて処理された映像信号を表示装置4に伝送する。
なお、制御装置6の詳細な構成については、後述する。
第3伝送ケーブル7は、一端が光源装置3に着脱自在に接続され、他端が制御装置6に着脱自在に接続される。そして、第3伝送ケーブル7は、制御装置6からの制御信号を光源装置3に伝送する。
次に、カメラヘッド22の構成について説明する。
図2は、カメラヘッド22及び制御装置6の構成を示すブロック図である。
なお、図2では、説明の便宜上、制御装置6及びカメラヘッド22と第1伝送ケーブル23との間のコネクタCN1,CN2、制御装置6及び表示装置4と第2伝送ケーブル5との間のコネクタの図示を省略している。また、図2では、第1伝送ケーブル23については、カメラヘッド22から制御装置6への画像信号の伝送路(電気配線または光ファイバ)のみを図示し、制御装置6からカメラヘッド22への制御信号、同期信号、クロック、及び電力等の伝送路の図示を省略している。
レンズユニット221は、光軸に沿って移動可能な1または複数のレンズを用いて構成され、挿入部21にて集光された被写体像を撮像部223(撮像素子(図示略))の撮像面に結像する。そして、レンズユニット221には、1または複数のレンズを移動させて画角を変化させる光学ズーム機構(図示略)や焦点を変化させるフォーカス機構(図示略)が設けられている。
駆動部222は、制御装置6による制御の下、上述した光学ズーム機構やフォーカス機構を動作させ、レンズユニット221の画角や焦点を変化させる。
プログラマブルロジックデバイス224は、本発明に係る医療用信号処理装置としての機能を有する。本実施の形態では、プログラマブルロジックデバイス224は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)等の不揮発性メモリ(図示略)に予め記録されたコンフィグレーションデータを読み込むことにより複数の機能ブロック(論理回路)が構築されるFPGAで構成されている。このプログラマブルロジックデバイス224は、図2または図3に示すように、通信機能ブロック2241と、リセット機能ブロック2242とを備える。
なお、プログラマブルロジックデバイス224は、通信機能ブロック2241及びリセット機能ブロック2242以外に、これら各機能ブロック2241,2242とは異なる処理を実行する機能ブロックを有していても構わない。以下では、プログラマブルロジックデバイス224として、本発明の要部である通信機能ブロック2241及びリセット機能ブロック2242の機能のみを説明する。図2及び図3でも、当該機能ブロック2241,2242のみを図示している。
メモリ部2241Cは、エラー検出部2241Bからのエラー信号に応じて、信号処理部2241Aの異常を示す異常情報を記憶する。
以上を踏まえて、リセット機能ブロック2242は、医療用観察システム1の起動後、一定期間(医療用観察システム1の起動後、表示装置4に観察用画像が表示されるまでの規定時間)に、エラー検出部2241Bからエラー信号が出力された場合に限り、メモリ部2241Cを初期化する(通信機能ブロック2241をリセットする)。
次に、制御装置6の構成について図2を参照しながら説明する。
制御装置6は、汎用のPCアーキテクチャを利用して組み立てられたものである。具体的に、制御装置6は、図2に示すように、インターフェースモジュール61、制御モジュール62、及び画像処理モジュール63が汎用のインターフェースIFを用いて接続された構成を有する。
インターフェースIFは、通信用プロトコルとコネクタ形状との少なくとも通信用プロトコルまたは両方が通信用インターフェース規格(例えばPC/AT互換機の規格)に準拠したインターフェースである。
本実施の形態では、インターフェースIFとして、PCIe(PCI EXPRESS(登録商標))等を採用している。また、本実施の形態では、3つのモジュール61〜63のうち制御モジュール62及び画像処理モジュール63は、PCIe規格に準拠した所謂PCパーツでそれぞれ構成されている。すなわち、インターフェースモジュール61は、インターフェースIF以外の接続部を有する。しかしながら、インターフェースモジュール61も制御モジュール62及び画像処理モジュール63と同様に、所謂PCパーツで構成しても構わない。
本実施の形態では、制御モジュール62は、CPU621(図2)及びプログラマブルロジックデバイス622(図2)等が実装されたPC/AT互換機の規格に準拠したマザーボードで構成されている。そして、当該マザーボードには、インターフェースモジュール61、及び画像処理モジュール63とそれぞれ接続するための拡張スロット(本実施の形態では、PCIeスロット)が設けられている。
ここで、各モジュール61〜63間のインターフェースIFの少なくともいずれかは、コネクタ形状が通信用インターフェース規格に準拠したコネクタ形状ではなく、例えば独自のコネクタ形状でもよく、さらには、コネクタを有さず電気配線等で直接接続し、通信用インターフェース規格の通信プロトコルに準じたインターフェースIFで構成しても構わない。
なお、プログラマブルロジックデバイス622の詳細な構成については後述する。
図4は、インターフェースモジュール61に設けられたプログラマブルロジックデバイス611の構成を示す図である。
プログラマブルロジックデバイス611は、本発明に係る医療用信号処理装置としての機能を有する。このプログラマブルロジックデバイス611は、図2に示すように、第1通信機能ブロック6111と、第2通信機能ブロック6112と、第3通信機能ブロック6113と、リセット機能ブロック6114と、画像処理機能ブロック6115とを備える。
なお、プログラマブルロジックデバイス611は、上述した機能ブロック6111〜6115以外に、これら各機能ブロック6111〜6115とは異なる処理を実行する機能ブロックを有していても構わない。以下では、プログラマブルロジックデバイス611として、本発明の要部である各機能ブロック6111〜6115の機能のみを説明する。また、図4では、説明の便宜上、プログラマブルロジックデバイス611が有する複数の機能ブロックのうち、第1通信機能ブロック6111及びリセット機能ブロック6114のみを図示している。
メモリ部6111Cは、エラー検出部6111Bからのエラー信号に応じて、信号処理部6111Aの異常を示す異常情報を記憶する。
そして、第2通信機能ブロック6112は、第1通信機能ブロック6111から出力されて上記VRAM等のメモリ(図示略)に一旦、記憶された画像信号を、インターフェースIFを介して、制御モジュール62に送信する。また、第2通信機能ブロック6112は、インターフェースIFを介して画像処理モジュール63にて生成された第1の映像信号を制御モジュール62から受信する。
本実施の形態では、第3通信機能ブロック6113は、第2伝送ケーブル5を介して、表示装置4との間で1Gbps以上の伝送レートで画像信号の通信を行う高速シリアルインターフェースで構成されている。
なお、プログラマブルロジックデバイス622は、上述した機能ブロック6221,6222以外に、これら各機能ブロック6221,6222とは異なる処理を実行する機能ブロックを有していても構わない。以下では、プログラマブルロジックデバイス622として、本発明の要部である各機能ブロック6221,6222の機能のみを説明する。図2でも、当該機能ブロック6221,6222のみを図示している。
そして、通信機能ブロック6221は、インターフェースIFを介してインターフェースモジュール61(第2通信機能ブロック6112)から受信した画像信号を、インターフェースIFを介して画像処理モジュール63に送信する。また、通信機能ブロック6221は、インターフェースIFを介して画像処理モジュール63から受信した第1の映像信号を、インターフェースIFを介してインターフェースモジュール61(第2通信機能ブロック6112)に送信する。
プログラマブルロジックデバイス632は、本発明に係る医療用信号処理装置としての機能を有し、カメラヘッド22に設けられたプログラマブルロジックデバイス224、インターフェースモジュール61に設けられたプログラマブルロジックデバイス611、及び制御モジュール62に設けられたプログラマブルロジックデバイス622と同様に、FPGAで構成されている。このプログラマブルロジックデバイス632は、図2に示すように、通信機能ブロック6321と、リセット機能ブロック6322とを備える。
なお、プログラマブルロジックデバイス632は、上述した機能ブロック6321,6322以外に、これら各機能ブロック6321,6322とは異なる処理を実行する機能ブロックを有していても構わない。以下では、プログラマブルロジックデバイス632として、本発明の要部である各機能ブロック6321,6322の機能のみを説明する。図2でも、当該機能ブロック6321,6322のみを図示している。
そして、通信機能ブロック6321は、インターフェースIFを介して制御モジュール62(通信機能ブロック6221)から受信した画像信号を、GPGPU631に出力する。また、通信機能ブロック6321は、インターフェースIFを介して、GPGPU631にて生成された第1の映像信号を制御モジュール62(通信機能ブロック6221)に送信する。
次に、上述したプログラマブルロジックデバイス224,611,622,632の動作について説明する。なお、プログラマブルロジックデバイス224,611,622,632の動作は、略同様であるため、以下では、プログラマブルロジックデバイス224の動作について説明する。
図5は、プログラマブルロジックデバイス224の動作を示すフローチャートである。
医療用観察システム1が起動し(ステップS1:Yes)、制御装置6からカメラヘッド22に電力が供給されると、プログラマブルロジックデバイス224は、パワーオンリセットを実行する(ステップS2)。すなわち、EEPROM等の不揮発性メモリ(図示略)に予め記録されたコンフィグレーションデータを読み込むことにより通信機能ブロック2241及びリセット機能ブロック2242が構築される。
エラー信号が出力されたと判断した場合(ステップS3:Yes)には、リセット機能ブロック2242は、当該エラー信号に応じてメモリ部2241Cに異常情報が記憶されているため、当該メモリ部2241Cを初期化(異常情報を消去)する(ステップS4)。
エラー信号が出力されていないと判断した場合(ステップS3:No)、または、ステップS4の後、リセット機能ブロック2242は、医療用観察システム1の起動後、表示装置4に観察用画像が表示されるまでの規定時間が経過したか否かを判断する(ステップS5)。
一方、規定時間が経過したと判断した場合(ステップS5:Yes)には、リセット機能ブロック2242は、ステップS3と同様に、エラー検出部2241Bからエラー信号が出力されたか否かを判断する(ステップS6)。
そして、エラー信号が出力されていないと判断した場合(ステップS6:No)、または、ステップS7の後、プログラマブルロジックデバイス242は、電源OFF(ステップS8:Yes)となるまで、ステップS6,S7を繰り返し実行する。
したがって、本実施の形態に係るプログラマブルロジックデバイス224,611,622,632によれば、機能ブロックに異常が生じた場合にFPGA全体を再構築する従来の構成と比較して、通信エラーが生じた場合であっても画像信号を通信可能な状態に迅速に復帰することができる、という効果を奏する。
このため、簡単かつ迅速に通信機能ブロック2241のみをリセットすることができる。他のプログラマブルロジックデバイス611,622,632でも同様である。
特に、通信機能ブロック2241は、メモリ部2241Cを含んで構成されている。
このため、例えば、メモリ部2241Cを通信機能ブロック2241やリセット機能ブロック2242と同様に機能ブロックとしてプログラマブルロジックデバイス224に構築した構成(図6A参照)と比較して、プログラマブルロジックデバイス224の構成が複雑化することがない。他のプログラマブルロジックデバイス611,622,632でも同様である。
このため、通信機能ブロック2241,6111〜6113,6221,6321以外の他の機能ブロックや、プログラマブルロジックデバイス224,611,622,632とは異なる外部デバイスに通信機能ブロック2241,6111〜6113,6221,6321の異常状態を検出させる構成と比較して、プログラマブルロジックデバイス224,611,622,632の構成の簡素化、ひいては、医療用観察システム1全体の構造の簡素化を図ることができる。
本実施の形態に係るプログラマブルロジックデバイス224,611,622,632では、医療用観察システム1の起動直後(医療用観察システム1の起動後、表示装置4に観察用画像が表示されるまでの規定時間)に限り、通信機能ブロック2241,6111〜6113,6221,6321のみをリセット可能とする。
このため、医療用観察システム1の起動直後に通信エラーが生じやすい構成としても、画像信号を通信可能な状態に迅速かつ効率的に復帰する構成を実現することができる。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみ限定されるべきものではない。
図6A及び図6Bは、本発明の実施の形態の変形例を示す図であって、当該変形例に係るプログラマブルロジックデバイス224A,224Bの構成を示すブロック図である。
上述した実施の形態では、カメラヘッド22に設けられたプログラマブルロジックデバイス224において、メモリ部2241Cは、通信機能ブロック2241内部に設けられていたが、これに限られない。
例えば、図6Aに示すように、当該メモリ部2241Cを、通信機能ブロック2241とは別の機能ブロックとして、プログラマブルロジックデバイス224Aに構築しても構わない。また、例えば、図6Bに示すように、当該メモリ部2241Cを、プログラマブルロジックデバイス224B外部(カメラヘッド22内部)に設けても構わない。
なお、図6A及び図6Bでは、説明の便宜上、カメラヘッド22に設けられたプログラマブルロジックデバイス224の変形例を示したが、インターフェースモジュール61に設けられたプログラマブルロジックデバイス611、制御モジュール62に設けられたプログラマブルロジックデバイス622、及び画像処理モジュール63に設けられたプログラマブルロジックデバイス632でも同様に、通信機能ブロック6111〜6113,6221,6321を構成する信号処理部(図示略)の異常情報を記憶するメモリ部(図示略)を図6A及び図6Bと同様に設けても構わない。
上述した実施の形態では、カメラヘッド22に設けられたプログラマブルロジックデバイス224において、リセット機能ブロック2242は、エラー検出部2241Bからのエラー信号に応じて、メモリ部2241Cを初期化(通信機能ブロック2241をリセット)していたが、これに限られない。
例えば、図7に示すように、プログラマブルロジックデバイス224C外部から入力されたリセット信号に応じて、メモリ部2241Cを初期化するようにリセット機能ブロック2242を構成しても構わない。当該リセット信号を出力する構成としては、通信を行う相手方のプログラマブルロジックデバイス(図7の例では、インターフェースモジュール61に設けられたプログラマブルロジックデバイス611)を例示することができる。
なお、図7では、説明の便宜上、カメラヘッド22に設けられたプログラマブルロジックデバイス224の変形例を示したが、インターフェースモジュール61に設けられたプログラマブルロジックデバイス611、制御モジュール62に設けられたプログラマブルロジックデバイス622、及び画像処理モジュール63に設けられたプログラマブルロジックデバイス632でも同様に、上述したリセット信号に応じてメモリ部(図示略)を初期化(通信機能ブロック6111〜6113,6221,6321をリセット)するようにリセット機能ブロック6114,6222,6322を構成しても構わない。
このように構成した場合には、通信機能ブロック2241,6111〜6113,6221,6321の自己診断では検出することができない通信エラーを他のデバイスで検出し、通信機能ブロック2241,6111〜6113,6221,6321の異常状態を正常状態に適切に復帰させることができる。
上述した実施の形態に係る医療用観察システム1では、カメラヘッド22を用いた内視鏡2に本発明を適用していたが、これに限られず、図8に示した医療用観察システム1Dのように、内視鏡の挿入部の先端側に撮像部を有する所謂ビデオスコープに本発明を適用しても構わない。
本変形例に係る医療用観察システム1Dは、生体内に挿入部21Dを挿入することによって観察部位の体内画像を撮像して画像信号を生成する内視鏡2Dと、内視鏡2Dの先端から出射する照明光を発生する光源装置3と、内視鏡2Dにて生成された画像信号を処理する制御装置6と、制御装置6に第2伝送ケーブル5を介して接続し、制御装置6にて処理された映像信号に基づく観察用画像を表示する表示装置4とを備える。
内視鏡2Dは、図8に示すように、可撓性を有する細長形状をなす挿入部21Dと、挿入部21Dの基端側に接続され、各種の操作信号の入力を受け付ける操作部22Dと、操作部22Dから挿入部21Dが延びる方向と異なる方向に延び、光源装置3及び制御装置6に接続する各種ケーブルを内蔵するユニバーサルコード23Dとを備える。
挿入部21Dは、生体内を撮像して画像信号を生成する撮像部(図示略)を内蔵した先端部211と、複数の湾曲駒によって構成された湾曲自在な湾曲部212と、湾曲部212の基端側に接続され、可撓性を有する長尺状の可撓管部213とを備える。
そして、操作部22D内部には、具体的な図示は省略したが、本実施の形態で説明したプログラマブルロジックデバイス224と同様の構成が内蔵され、上述した撮像部にて生成された画像信号を当該プログラマブルロジックデバイスにて処理する。また、当該プログラマブルロジックデバイスは、ユニバーサルコード23Dを介して、処理した画像信号を制御装置6に送信する。
上述した実施の形態に係る医療用観察システム1では、カメラヘッド22を用いた内視鏡2に本発明を適用していたが、これに限られず、図9に示した医療用観察システム1Eのように、被検体内部(生体内)や被検体表面(生体表面)の所定の視野領域を拡大して撮像する手術用顕微鏡に本発明を適用しても構わない。
本変形例に係る医療用観察システム1Eは、被検体を観察するための画像を撮像して画像信号を生成する手術用顕微鏡2Eと、手術用顕微鏡2Eにて生成された画像信号を処理する制御装置6と、制御装置6に第2伝送ケーブル5を介して接続し、制御装置6にて処理された映像信号に基づく観察用画像を表示する表示装置4とを備える。
手術用顕微鏡2Eは、図9に示すように、被検体の微小部位を拡大して撮像し、画像信号を生成する顕微鏡部22Eと、顕微鏡部22Eの基端部に接続し、顕微鏡部22Eを回動可能に支持するアームを含む支持部24と、支持部24の基端部を回動可能に保持し、床面上を移動可能なベース部25とを備える。
そして、制御装置6は、ベース部25に設置されている。
なお、ベース部25は、床面上に移動可能に設けるのではなく、天井や壁面等に固定して支持部24を支持する構成としてもよい。また、ベース部25は、手術用顕微鏡2Eから被検体に照射する照明光を生成する光源部を備えていてもよい。
顕微鏡部22Eは、具体的な図示は省略したが、被検体を撮像して画像信号を生成する撮像部と、上述した実施の形態で説明したプログラマブルロジックデバイス224と同様の構成とが内蔵され、当該撮像部にて生成された画像信号を当該プログラマブルロジックデバイスにて処理する。そして、顕微鏡部22E(プログラマブルロジックデバイス)にて処理された画像信号は、支持部24に沿って配線された第1伝送ケーブル23を介して、制御装置6に送信される。
例えば、プログラマブルロジックデバイス224において、部分的にコンフィグレーションを行うことで、通信機能ブロック2241のみを再構築する(通信機能ブロック2241のみをリセットする)構成を採用しても構わない。なお、他のプログラマブルロジックデバイス611,622,632でも同様である。
2,2D 内視鏡
2E 手術用顕微鏡
3 光源装置
4 表示装置
5 第2伝送ケーブル
6 制御装置
7 第3伝送ケーブル
8 ライトガイド
21,21D 挿入部
22 カメラヘッド
22D 操作部
22E 顕微鏡部
23 第1伝送ケーブル
23D ユニバーサルコード
24 支持部
25 ベース部
61 インターフェースモジュール
62 制御モジュール
63 画像処理モジュール
211 先端部
212 湾曲部
213 可撓管部
221 レンズユニット
222 駆動部
223 撮像部
224,224A〜224C プログラマブルロジックデバイス
611 プログラマブルロジックデバイス
621 CPU
622 プログラマブルロジックデバイス
631 GPGPU
632 プログラマブルロジックデバイス
2241 通信機能ブロック
2241A 信号処理部
2241B エラー検出部
2241C メモリ部
2242 リセット機能ブロック
6111〜6113 第1〜第3通信機能ブロック
6111A 信号処理部
6111B エラー検出部
6111C メモリ部
6114 リセット機能ブロック
6115 画像処理機能ブロック
6221 通信機能ブロック
6222 リセット機能ブロック
6321 通信機能ブロック
6322 リセット機能ブロック
CN1,CN2 コネクタ
IF インターフェース
Claims (7)
- 被検体の検査結果に応じた画像信号を入力し、当該画像信号を処理する医療用信号処理装置と、
前記医療用信号処理装置にて処理された前記画像信号に応じた観察用画像を表示する表示装置とを備え、
前記医療用信号処理装置は、
複数の機能ブロックを有するプログラマブルロジックデバイスで構成され、
前記複数の機能ブロックのいずれかの機能ブロックは、
当該医療用信号処理装置とは異なる他の外部デバイスとの間で前記画像信号の通信を行う通信機能ブロックであり、
前記医療用信号処理装置への電源投入後、前記表示装置に前記観察用画像が表示されるまでの期間に限り、前記複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセット可能とし、
前記通信機能ブロックは、
前記外部デバイスとの間で、1Gbps以上の伝送レートで前記画像信号にクロックが重畳された信号の通信を行う高速シリアルインターフェースである
ことを特徴とする医療用観察システム。 - 前記通信機能ブロックの異常を示す異常情報を記憶するメモリ部を有し、
前記通信機能ブロックのリセットは、
前記メモリ部の初期化により実行される
ことを特徴とする請求項1に記載の医療用観察システム。 - 前記通信機能ブロックは、
前記メモリ部を含んで構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の医療用観察システム。 - 前記通信機能ブロックは、
信号処理を実行する信号処理部と、
前記信号処理部の異常を検出し、当該異常を検出した場合にエラー信号を出力するエラー検出部とを備え、
前記複数の機能ブロックのいずれかの機能ブロックは、
前記エラー検出部からのエラー信号に応じて、当該複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセットするリセット機能ブロックである
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の医療用観察システム。 - 前記複数の機能ブロックのいずれかの機能ブロックは、
前記外部デバイスから出力されたリセット信号に応じて、当該複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセットするリセット機能ブロックである
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の医療用観察システム。 - 当該医療用信号処理装置への電源投入時に前記複数の機能ブロック全体をリセットするパワーオンリセットを実行可能とするとともに、前記パワーオンリセットとは異なるタイミングで前記複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセット可能とする
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の医療用観察システム。 - 当該医療用信号処理装置の起動直後に前記複数の機能ブロックのうち前記通信機能ブロックのみをリセット可能とする
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の医療用観察システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016052989A JP6722010B2 (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 医療用観察システム |
US15/418,928 US10409956B2 (en) | 2016-03-16 | 2017-01-30 | Medical signal processing apparatus and medical observation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016052989A JP6722010B2 (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 医療用観察システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017164316A JP2017164316A (ja) | 2017-09-21 |
JP6722010B2 true JP6722010B2 (ja) | 2020-07-15 |
Family
ID=59847084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016052989A Active JP6722010B2 (ja) | 2016-03-16 | 2016-03-16 | 医療用観察システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10409956B2 (ja) |
JP (1) | JP6722010B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109222854A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-01-18 | 苏州新光维医疗科技有限公司 | 内窥镜摄像系统及其图像信号传输方法 |
KR20210039650A (ko) * | 2019-10-02 | 2021-04-12 | 삼성전자주식회사 | 전자 장치 및 전자 장치의 통신 회로 제어 방법 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4143889B2 (ja) * | 2001-10-01 | 2008-09-03 | ソニー株式会社 | 映像信号処理装置および方法、並びにプログラム |
JP2009225851A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Fujinon Corp | 内視鏡のプロセッサ装置 |
BR112012008687A2 (pt) * | 2009-10-15 | 2016-04-19 | L E Tech Co Ltd | microcomputador, e, método de operação de um microcomputador |
JP5384409B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-01-08 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡装置におけるcmos撮像素子の作動方法 |
JP5699057B2 (ja) * | 2011-08-24 | 2015-04-08 | 株式会社日立製作所 | プログラマブルデバイス、プログラマブルデバイスのリコンフィグ方法および電子デバイス |
JP2013132385A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Olympus Corp | 電子内視鏡装置 |
JP5926980B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2016-05-25 | オリンパス株式会社 | 撮像装置および撮像システム |
JP2014165803A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Ricoh Co Ltd | 再構成可能デバイス、及びそれを備えた画像形成装置 |
JP6189081B2 (ja) * | 2013-04-25 | 2017-08-30 | Hoya株式会社 | 電子内視鏡用プロセッサ、電子内視鏡システムおよび画像処理装置 |
JP5985084B2 (ja) * | 2014-06-19 | 2016-09-06 | オリンパス株式会社 | 内視鏡プロセッサ |
-
2016
- 2016-03-16 JP JP2016052989A patent/JP6722010B2/ja active Active
-
2017
- 2017-01-30 US US15/418,928 patent/US10409956B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017164316A (ja) | 2017-09-21 |
US20170270263A1 (en) | 2017-09-21 |
US10409956B2 (en) | 2019-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090213212A1 (en) | Image pickup system and endoscope system | |
JP5356632B1 (ja) | 撮像システム | |
JP5464815B2 (ja) | 撮像システムおよび撮像システムのセルフチェック処理の動作方法 | |
JP2009195602A (ja) | 電子通信システム及び内視鏡システム | |
JP5384409B2 (ja) | 内視鏡装置におけるcmos撮像素子の作動方法 | |
US7979689B2 (en) | Accessory support system for remote inspection device | |
JP6722010B2 (ja) | 医療用観察システム | |
US20210113059A1 (en) | Endoscope apparatus, method of controlling endoscope apparatus and non-transitory computer readable recording medium recording program for controlling endoscope apparatus | |
JP2013132385A (ja) | 電子内視鏡装置 | |
EP1894515B1 (en) | Electronic endoscope apparatus | |
EP2612588A1 (en) | Image pickup device and endoscope system | |
JP5932191B1 (ja) | 伝送システムおよび処理装置 | |
JP5137385B2 (ja) | カプセル型医療装置 | |
JP7152490B2 (ja) | 撮像システムおよび内視鏡装置 | |
JP3194609B2 (ja) | 内視鏡及び内視鏡用接続装置 | |
JP5361296B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
US20170272665A1 (en) | Endoscope system and endoscope | |
US8466957B2 (en) | Endoscope and endoscope apparatus | |
US11877046B2 (en) | Endoscope, driving method, and endoscope system | |
WO2015147070A1 (ja) | 内視鏡装置、内視鏡、初期化方法、及び初期化プログラム | |
JP2015181586A (ja) | 内視鏡装置、カメラヘッド、及び制御装置 | |
US11314869B2 (en) | Processor, control device, and computer readable recording medium | |
JP6535143B1 (ja) | 内視鏡および内視鏡の作動方法 | |
WO2019111403A1 (ja) | 内視鏡システム | |
JP2010029383A (ja) | 内視鏡撮像システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200226 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200526 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6722010 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |