JP6721516B2 - 浮動式のノズル支持体を備えたベルト式ストリップキャスタ - Google Patents

浮動式のノズル支持体を備えたベルト式ストリップキャスタ Download PDF

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Description

本発明は、ベルト式ストリップキャスタであって、少なくとも第1及び第2のベルトローラと、ベルトローラ上を走行する連続の金属ベルトと、金属ベルトに向いて前記金属ベルトから間隔を置いて設けられたノズルを備えた容器とを含む装置に関する。
このような装置は、従来技術に基づいて基本的に公知である。上記の形式のベルト式ストリップキャスタは通常、プレート状又はフィルム状の材料を製造するために使用される。例えば、このようなベルト式ストリップキャスタは写真、LCDスクリーンのためのフィルム、又は人造石(Engineered Stone)を製造するために使用される。使用されるベルトは大抵の場合、鋼から成っており、研削且つ/又は研磨された表面を有する。被着されるべき材料を収容する容器、あるいはそのノズルは、機械フレームに不動に固定されている。フィルム又はプレートを製造するために、液状又はペースト状の材料が上記ノズルを介して連続ベルト上に被着され、そしてこのベルトによって輸送されて、少なくとも部分的に固化された材料が上記連続ベルトから再び持ち上げられる前に、種々の処理ステーション、例えば硬化ステーションを通走することができる。つまり連続ベルト、及びこれに接続された駆動ユニットはこの場合、搬送装置の一部でもある。
さらに、連続ベルトの走行中に振動が発生することがある。このような振動は、駆動装置、又は金属ベルトに作用する他の構造群に起因する。ベルト式ストリップキャスタの場合、その上方で材料がベルト表面上に注がれる側のベルトローラがしばしば駆動される。これに対して、ベルト表面に固定された材料フィルムの引き出しは、前記ベルトローラに対向する側の、連続ベルトがその周りを巡るベルトローラ上でしばしば行われる。引き出しは特に連続ベルトがばねとして作用するため、連続ベルトの振動を招くおそれがある。
従って公知のベルト式ストリップキャスタの欠点は、金属ベルトの不規則性、特に厚さ差及びうねり、並びに円筒形からのベルトローラの偏り、並びに振動が、製造される最終製品の品質低下を招くことである。それというのも、上記不規則性及び偏りは、被着されたフィルム上に再び見いだされるからである。具体的には、従来技術に従って製造されたフィルムは、比較的大きなうねり、もしくは不均一な厚さ、並びに不均質な材料特性を有する。
特開2001−079864号公報及び特開2003−039459号公報からは、キャスタのノズルとベルト式ストリップキャスタのベルトとの間隔を電子的に調整することも知られている。この場合の欠点は、調整技術的な手間が大きいこと、並びに特に高速運動のために、比較的出力の高い駆動装置が必要であるという事実である。
従って本発明の課題は、改善されたベルト式ストリップキャスタを提供することである。特に、ベルト式ストリップキャスタによって製造されたフィルムの予期せぬ厚さのばらつき、及びうねりをできる限り回避するか、又は従来技術と比較して少なくとも低減するべきである。このための調整の手間は回避するか、できるだけ少なく抑えるべきである。
前記課題は、冒頭で述べた形式のベルト式ストリップキャスタであって、
容器のノズルが、
a) ノズルと金属ベルトとの間隔に関しては金属ベルトに対して、又は
b) ノズルと第1ベルトローラとの間隔に関しては、第1ベルトローラに対して
浮動式に支持されている、ベルト式ストリップキャスタによって解決される。
例えば、容器、又はノズルのためのスペーサが、a)の場合には金属ベルト上に載置された状態で、又はb)の場合には第1ベルトローラ上に載置された状態で支持されていればよい。ノズルはいわば、金属ベルトあるいはベルトローラ上に載置された一定の厚さを有する仮想のエアクッション上で「浮動」又は「浮遊」しているようなものである。
上記容器、又はノズルのためのスペーサが、ランナ(Kufen)又はローラによって支持されており、ランナ又はローラが、a)の場合には金属ベルト上に、又はb)の場合には第1ベルトローラ上に載置されていると有利である。
本発明における「浮動式の支持」とは、ノズルと金属ベルトとの間隔(事例a)、あるいはノズルと第1ベルトローラとの間隔(事例b)が充分に一定のままとなるように、容器のノズルの少なくとも鉛直方向の移動を許す支持を意味する。従って、容器のノズルと金属ベルトの支持体、あるいはベルトローラの軸との間には、例えばそれ自体剛性を有する機械的なフレーム構造を介して、動かないように結合されていることはない。もちろん、鉛直方向とは異なる方向の移動は(ある程度の範囲内で)許されるが、しかしこれは必要なことではない。
提示された手段によって、容器あるいはそのノズルは、金属ベルトの不規則性、具体的にはその厚さ偏差及びうねり、並びに円筒形からのベルトローラの偏り、及び金属ベルトの走行中の振動に追従することができる。従って、ノズルと金属ベルトとの間隔、及び金属ベルトに被着されたフィルムの厚さは充分に一定のままである。提示されたベルト式ストリップキャスタを用いて製造されたフィルムの品質は、上記手段によって著しく改善される。ノズル/容器の支持は、滑走式(例えばランナ)、又は回転式(例えばローラ)で行うことができる。浮動式の支持によって、具体的には、間隔を維持するための調整の手間を回避するか、又はできるだけ少なく抑えることもできる。
本発明において「間隔」とは、金属ベルト/ベルトローラとノズルとの間隔、特に法線方向間隔を意味する。ベルトローラの湾曲区分内の場合、上記間隔は具体的には、金属ベルト/ベルトローラとノズルとのベルトローラの半径方向の間隔に相当する。
従属請求項から、そして図面と関連する説明から、別の有利な形態及び構成が明らかになる。
ノズルが容器に対して動かないようにに配置されており、容器が金属ベルトに対して、もしくは第1ベルトローラに対して浮動式に支持されていると好都合である。このようになっていると、特に前記容器が金属ベルトの上方に単純に配置されていて、ノズルが容器の下側に設けられている場合には、比較的単純な機械構造になる。
しかし、ノズルが容器に可動に結合されており、ノズルが金属ベルトに対して、もしくは第1ベルトローラに対して浮動式に支持されていても好都合である。このような態様の場合、例えば容器に接続されたホースの端部にノズルを配置することによって、ノズルは金属ベルトに対して横方向の運動から解放される。これにより、金属ベルト、あるいは第1ベルトローラの凹凸に追従するべき質量を小さく保つことができる。これにより、このために必要な力も相対的に小さくなる。ここで判るのは、被着されるべき材料を収容する容器が、そのことが有利であるにせよ、金属ベルトの上方に、あるいはその近くに必ずしも配置されていなくてもよいことである。容器は金属ベルトから下方に配置されていてもよい。
ベルト式ストリップキャスタの別の有利な実施形態の場合、ノズルが、ベルトローラとして構成された第1ベルトローラの領域内に配置されており、第1ベルトローラで前記金属ベルトの方向が変えられる。つまりベルト式ストリップキャスタのこのような態様の場合、フィルムは、金属ベルトがベルトローラの周りで案内される金属ベルト区分内で被着される。金属ベルトはその場所ではその張力に基づいて特に滑らかに走行するので有利である。金属ベルトはその巻きかけ角度及び張力に依存して、通常はベルトローラから持ち上がらないので、ノズル/容器の支持は金属ベルト自体の上で、又はベルトローラ上でほぼ同等に行うことができる。
上記の関連において、第1ベルトローラが反時計回り方向に回転する側から第1ベルトローラを見たとき、ノズルが12時の方向から3時の方向までの位置に配置されていると、特に有利である。これにより、このような配置関係においてベルトローラ上に金属ベルトが良好に載置されることを利用し、またフィルム被着のための重力をも利用することによって、上記利点と、フィルム被着のための好都合な状況とが組み合わされる。
さらに、ノズルが、支持ローラとして構成された第1ベルトローラの領域内に配置されており、第1ベルトローラでは金属ベルトの方向が同じままであると有利である。つまりベルト式ストリップキャスタのこのような態様の場合、フィルム被着は、金属ベルトの真っ直ぐな区分内、特にその水平方向区分内で行われる。ノズルの領域における金属ベルトの過剰な運動を予防するために、金属ベルトはその場所では支持ローラを介して案内される。
さらに、ノズルもしくは容器が金属ベルトに対して、もしくは第1ベルトローラに対して摺動可能且つ/又は旋回可能に支持されていると好都合である。ベルト式ストリップキャスタのこのような態様の場合、ノズル、あるいは容器は例えばレール又はリニアガイドによって線状に、且つ/又は回転ヒンジによって旋回可能に支持されている。支持はこの場合、容器/ノズルの運動が金属ベルトに対して横方向に可能であるように設計されているべきである。特に、容器/ノズルが、金属ベルトに対して、又はベルトローラの円筒面に対して垂直方向又はほぼ垂直方向(すなわち90°±10°の範囲内)に移動可能であるように支持が行われると有利である。
別の有利な態様において、ベルト式ストリップキャスタは、容器及び/又はノズルに作用するアクチュエータを含み、アクチュエータが、容器/ノズルと、金属ベルト/第1ベルトローラとの間隔を制御するように構成されている。このようになっていると、ベルト式ストリップキャスタによって製造されたフィルムの厚さを制御することができる。例えば、種々異なる厚さの製品を製造することができる。
このような関係において、ベルト式ストリップキャスタが制御装置を含み、制御装置が、上記アクチュエータ及び間隔センサに接続されていて、上記間隔を調整するように構成されていると特に有利である。これにより、容器、あるいはノズルが金属ベルトもしくは第1ベルトローラの凹凸に完全には追従できないとき(これは特に、ベルト速度が高いとき、金属ベルト及び/又は第1ベルトローラの凹凸が比較的大きいとき、且つ/又は金属ベルト/第1ベルトローラに対する容器/ノズルの当接力が比較的小さいときに発生し得る)にも、ベルト式ストリップキャスタによって製造されるフィルムの厚さを一定に維持することが可能である。
さらに、ベルト式ストリップキャスタが、上記アクチュエータ及びフィルム破断センサに接続された制御装置を含み、制御装置は、金属ベルトに被着されたフィルムの破断が検出されると、容器あるいはノズルを金属ベルトから持ち上げるように構成されていると有利である。なるほど、ベルト式ストリップキャスタによって製造されたフィルムは適宜の装置によって金属ベルトから持ち上げられはするが、しかしこのようなフィルムは多くの場合、極めて薄く、もしくは可動なので、ベルトローラの領域内でも原則的に金属ベルト上に付着したままである。従って、持ち上げ装置が機能しない場合、連続金属ベルト上のフィルムは容器のノズルへ戻され、ノズルを塞ぎ、もしくは最悪の場合にはベルト式ストリップキャスタの損傷を引き起こすことがある。しかしながらフィルム破断センサを用いれば、金属ベルトから持ち上げられたフィルムの破断を検出し、容器あるいはノズルを金属ベルトから持ち上げることにより、ノズルの前記閉塞、あるいはベルト式ストリップキャスタの損傷を回避することができる。続いて金属ベルトをゆっくりと、僅かな制動出力で停止させることができる。このことは特に、金属ベルト及びベルトローラの質量慣性が大きいときに有利である。もちろん、上記間隔調整及びフィルム破断制御を(1つの装置内で)組み合わせることもできる。
別の有利な実施態様において、ベルト式ストリップキャスタは、容器及び/又はノズルに作用するばねを含み、ばねが、金属ベルト/第1ベルトローラに対する容器/ノズルの当接力を低減する。これにより、金属ベルト/第1ベルトローラに対する容器/ノズルの当接力を、好都合な規模に低減することができる。これにより、特に支持がランナによって実現される場合、容器/ノズルの支持の寿命が長くなる。さらに、容器/ノズルに作用するアクチュエータの調整力及び調整時間も低減される。これにより、比較的迅速に反応する調整もしくはフィルム破断制御を妥当なエネルギーコストで実現することができる。
しかしながら、ベルト式ストリップキャスタが、容器及び/又はノズルに作用するばねを含み、ばねが、金属ベルト/第1ベルトローラに対する容器/ノズルの当接力を高めても有利である。これにより、金属ベルト/第1ベルトローラに対する容器/ノズルの当接力を、好都合な規模に高めることができる。これにより、特にベルト速度が高く、且つ/又は金属ベルト/第1ベルトローラの凹凸が比較的大きい場合に、金属ベルト/第1ベルトローラからの容器/ノズルの持ち上がりが回避される。これにより、ベルト式ストリップキャスタによって製造されるフィルムの厚さ差が効果的に回避される。
本発明をよりよく理解するために、以下の図面により本発明を詳述する。
図1は、ベルト式ストリップキャスタの例を概略的に示す側面図である。 図2は、図1のベルト式ストリップキャスタを示す上面図である。 図3は、容器のノズルがランナによって金属ベルトに対して浮動式に支持されている例を示す図である。 図4は、図3のベルト式ストリップキャスタを示す正面図である。 図5は、容器のノズルがランナによってベルトローラに対して浮動式に支持されている例を示す図である。 図6は、容器のノズルがローラによって、金属ベルトのためのベルトローラの領域内で支持されている例を示す図である。 図7は、容器のノズルが、金属ベルトのための支持ローラの領域内で支持されている例を示す図である。 図8は、ノズルが容器と可動に接続されている例を示す図である。 図9は、ばねがノズルに作用する例を示す図である。 図10は、間隔制御装置に接続されたアクチュエータがノズルに作用する例を示す図である。 図11は、フィルム破断を検出するための制御装置を備えたベルト式ストリップキャスタの例を示す図である。 図12は、容器の線状支持の例を示す図である。 図13は、容器の旋回支持の例を示す図である。 図14は、平行四辺形ガイドによって容器を支持する例を示す図である。
最初に念のため述べておくが、種々異なるものとして記載される実施態様において、同一部分には同一参照符号もしくは同一構成部分符号を付す。説明全体に含まれる開示内容は、同一参照符号もしくは同一構成部分符号を有する同一部分に相応して転用することができる。また、説明において選択された位置に関する記述、例えば上、下、側方などは、直接に説明され図示された図面に関するものであり、そして位置が変化したときには、相応して新しい位置に転用することができる。さらに、図示され説明された種々異なる実施態様の個々の特徴又は特徴の組み合わせも、それ自体独立した、本発明の、又は本発明による解決手段であり得る。
図1は、ベルト式ストリップキャスタ1の例を概略的に示す側面図であり、図2は上面図である。ベルト式ストリップキャスタ1は、第1及び第2のベルトローラ2,3と、これらのベルトローラ2,3上を走行する連続の金属ベルト4と、金属ベルト4に向いてこの金属ベルトから間隔を置いて設けられたノズル6を備えた容器5とを含む。容器5内に充填された液状又はペースト状の材料が上記ノズル6を介して連続ベルト4上に被着され、これによりフィルム7が生じる。このフィルムは、少なくとも部分的に固化した状態で、任意の持ち上げ楔8によって連続ベルト4から再び持ち上げられる前に、金属ベルト4によって輸送されて種々の処理ステーション、例えば硬化ステーション(図示せず)を通走することができる。
金属ベルト4はこの例では高級鋼から成っており、研磨された表面を有する。あるいは金属ベルト4は単に研削された表面を有することもできる。しかしながら、金属ベルト4の不規則性、特に厚さ偏差及びうねり、並びに円筒形からのベルトローラ2,3の偏り、及び連続ベルト4の走行中の振動が、さらなる手段なしでは、製造されるフィルム7の品質を低下させる。それというのも、上記不規則性及び偏りがこのようなフィルムに再び見いだされるからである。
従って、図3(断面図)及び図4(正面図)に示されているように、容器5のノズル6は、ノズル6と金属ベルト4との間隔xに関しては金属ベルト4に対して、浮動式に支持されている(事例a)。具体的に言えば、容器5はランナ9によって支持されており、これらのランナは金属ベルト4上に載置されている。このようにすると、容器5、ひいてはこの例では固定的に結合されたノズル6は、金属ベルト4の表面に追従し、これにより間隔xは金属ベルト4の偏り、及び金属ベルトの走行中の不規則性があるときにも、一定又はほぼ一定である。ベルト式ストリップキャスタ1によって製造されたフィルム7の品質はこうして著しく高めることができる。間隔xは、金属ベルト4に対する間隔、特に法線方向間隔を意味する。
図3及び図4に示された例の場合、容器5は金属ベルト4上に支持される。しかしながら、図5に示されているように、容器5のノズル6が、ノズル6と第1ベルトローラ2との間隔に関しては、この第1ベルトローラ2に対して浮動式に支持されていることも考えられる(事例b)。具体的に言えば、容器5は、第1ベルトローラ2上に載置されたランナ9によって支持されている。このようにすると、ランナ9に起因する金属ベルト4の摩耗を回避することができ、もしくは金属ベルト4の全幅をフィルム製造のために使用することができる。
図6に示されているように、容器5がローラ10によって支持されており、ローラ10が、a)の場合には前記金属ベルト4上に、又はb)の場合には第1ベルトローラ2上に載置されていることも考えられる。このようにすると、金属ベルト4あるいは第1ベルトローラ2の摩耗が事実上完全に回避される。
図3〜図6に示された例の場合、ノズル6は、ベルトローラとして構成された第1ベルトローラ2の領域内に配置されており、第1ベルトローラで金属ベルト4の方向が変えられる。金属ベルト4はその場所ではその張力に基づいて特に滑らかに走行するので有利である。金属ベルト4はその巻きかけ角度及び張力に依存して、通常は第1ベルトローラ2から持ち上がらないので、ノズル6/容器5の支持は金属ベルト4自体の上で、又はベルトローラ2上でほぼ同等に行うことができる。第1ベルトローラ2が時計回り方向とは逆方向に回転する側から第1ベルトローラ2を見て、ノズル6が12時の方向から3時の方向までの位置に配置されていると、特に有利である。この領域は、図6では角度αで示されている。提案された手段により、ベルトローラ2上に金属ベルト4が良好に載置されることが利用され、またフィルム被着のための重力も利用される。
しかし図7に示されているように、ノズル6が、支持ローラとして構成された第1ベルトローラ11の領域内に配置されており、第1ベルトローラでは金属ベルト4の方向が同じままであることも考えられる。つまりこの場合、フィルム被着は、金属ベルト4の真っ直ぐな区分内、特にその水平方向区分内で行われる。支持ローラ11はこの実施形態の場合、ノズル6の領域における金属ベルト4の過剰な鉛直方向の移動を阻止する。
従来の例では、ノズル6が容器5に対して動かないように配置されており、容器が金属ベルト4に対して、もしくは第1ベルトローラ2に対して浮動式に支持されていることが前提とされた。しかしこのことは本発明には必ずしも必要でない。図8に概略的に示されているように、ノズル6が容器5に可動に結合されており、ノズル6が金属ベルト4に対して、もしくは第1ベルトローラ2に対して浮動式に支持されていることも考えられる。具体的に言えば、容器5とノズル6とはホース12を介して互いに結合されている。もちろん、容器5とノズル6との他の可動な結合も同等に考えられる。
従って、ノズル6のためのスペーサが、金属ベルト4上に(事例a)、又は第1ベルトローラ2上に(事例b)支持されていてよい。ノズル6のためのスペーサはこの場合、ランナ9又はローラ10によって、金属ベルト4上に、もしくは第1ベルトローラ2上に載置されている。
上記態様の場合、ノズル6は金属ベルト4に対して横方向の運動に関して解放される。これにより、金属ベルト4、あるいは第1ベルトローラ2の凹凸に追従するべき質量を小さく保つことができる。このようにすると、ノズル6は金属ベルト4、あるいはベルトローラ2に特に良好に追従し、もしくはベルト速度が高くても比較的小さな力しか必要とならない。
図8では、容器5が依然として金属ベルト4の上方に配置されている。しかし、このことは本発明にとっては必ずしも必要なものではない。容器5が金属ベルト4の下方に配置されることも考えられる。
図9に示された例では、ばね13がノズル6に作用し、ばねは金属ベルト4/第1ベルトローラ2に対するノズル6の当接力を低減する。これにより、特に支持がランナ9によって実現される場合、ノズルの支持装置(ランナ)の寿命が長くなる。容器5がノズル6と固定的に結合されている(図1〜7も参照)場合には、ばね13は容器5にも同等に作用することができる。
あるいは、ばね13は、金属ベルト4/第1ベルトローラ2に対する容器5/ノズル6の当接力を高めることもできる。例えば、ばね13の引張り力は図9において、このために下方に向けられる。提案された手段によって、特にベルト速度が高く、且つ/又は金属ベルト4/第1ベルトローラ2の凹凸が比較的大きい場合に、金属ベルト4/第1ベルトローラ2からの容器5/ノズル6の持ち上がりが回避される。
ばね13は一般に、図示のようにコイルばねとして構成されていてよい。しかし、ばねを相応の配置でスパイラルばねとして構成することも考えられる(特に図13及び14参照)。さらに、ばね13は引張りばねとしてだけでなく、圧縮ばねとしても、例えばガス圧縮ばねとしても形成されていてよい。
図10にさらに示されたベルト式ストリップキャスタ1の実施形態において、ベルト式ストリップキャスタ1は、ノズル6に作用するアクチュエータ14を含み、アクチュエータ14によって、ノズル6と、金属ベルト4もしくは第1ベルトローラ2との間隔xを制御することができる。このようになっていると、ベルト式ストリップキャスタ1によって製造されたフィルム7の厚さを制御することができる。例えば、種々異なる厚さの製品を製造することができ、又はランナ9の摩耗を補償することができる。アクチュエータ14は例えば液圧シリンダ、空気圧シリンダとして、又はスピンドル駆動装置として構成されていてよい。図10に示された例において、アクチュエータ14はノズル6に作用する。容器5がノズル6と固定的に結合されている(図1〜7も参照)場合には、アクチュエータ14は容器5にも同等に作用することができる。特に、アクチュエータ14の上側支持点は固定的な間隔を置いて、金属ベルト4又はベルトローラ2上に載置されたローラ10の軸に(又はランナ9と動かないようにに)結合されていてよい。すなわち、アクチュエータ14の上側支持点はこのとき浮動式に支持されており、これにより、アクチュエータ14によって、ノズル6と金属ベルト4もしくは第1ベルトローラ2との間に(概ね一定の)間隔が調整され、そして金属ベルト4もしくはベルトローラ2の凹凸は浮動式の支持によって補償される。
図10はまた、上記アクチュエータ14及び間隔センサ16に接続された制御装置15を示している。制御装置15によって、間隔xを調整することができる。これにより、容器5、あるいはノズル6が金属ベルト4もしくは第1ベルトローラ2の凹凸に完全には追従できないときに、ベルト式ストリップキャスタ1によって製造されるフィルム7の厚さを一定に維持することも可能である。この際に、アクチュエータ4の浮動式の支持も、固定式の支持も考えられる。後者の場合、アクチュエータ14は目標間隔xを維持するために、ローラ10/ランナ9を例えば金属ベルト4/ベルトローラ2から持ち上げて配置することができる。
一般に、図9に示されたばね13は、ばね13が金属ベルト4/第1ベルトローラ2に対するノズル6/容器5の当接力を低減するときに、アクチュエータ14の調整力及び調整時間を低減するために使用することもできる。これにより、比較的迅速に反応する制御もしくはフィルム破断制御を妥当なエネルギーコストで実現することができる。ノズル6と容器5とをホース12によって可動に接続することも、これを促進する。それというのも、運動させられるべき質量が比較的僅かであるからである。
しかしながら、金属ベルト4/第1ベルトローラ2に対する容器5/ノズル6の当接力をばね13によって高めることにより、制御装置15の調整手間を低減することもできる。それというのも、容器5/ノズル6は金属ベルト4/第1ベルトローラ2に、高い当接力に基づき僅かな調整介入でも良好に追従するからである。
図11に示された例の場合、制御装置17がアクチュエータ14及びフィルム破断センサ18とに接続されている。制御装置17によって、金属ベルト4に被着されたフィルム7の破断が検出されると、容器5あるいはノズル6を金属ベルト4から持ち上げることが可能である。原則的に生じ得ることであるが、持ち上げ装置が機能しない場合、連続金属ベルト4上のフィルム7は容器5のノズル6へ戻され、ノズルを塞ぎ、もしくは最悪の場合にはベルト式ストリップキャスタ1の損傷を引き起こすことがある。フィルム破断センサ18によって今やこのような事例が検出され、これにより上記結果を回避することができる。金属ベルト7はノズル6/容器5の持ち上げ後、ゆっくりと、僅かな制動出力で停止させることができる。このことは特に、金属ベルト4及びベルトローラ2,3の質量慣性が大きいときに有利である。
アクチュエータ14の上側支持点はやはり浮動式に支持されていてよく、ひいては固定的な間隔を置いてローラ10の軸に(又はランナ9と動かないように)結合されていてよい。しかし、アクチュエータ14の支持点は非常時持ち上げ装置として使用するために、具体的には機械フレームに直接に固定されていてもよく、そして通常運転時には例えば一定の力をローラ10/ランナ9に加えることができる。例えば、アクチュエータ14はこのために、圧力負荷される空気圧シリンダ又は液圧シリンダとして形成されていてよく、そして通常運転時にはローラ10/ランナ9を金属ベルト2/ベルトローラ2に押し付けるが、しかしフィルム破断を検知すると、ローラ10/ランナ9を金属ベルト2/ベルトローラ2から持ち上げることができる。従って通常運転時には、アクチュエータ14は図9のばね13と同様に作用する。一般的に言えば、アクチュエータ14はもちろんばね13と組み合わせることもできる。
さらに、浮動式に支持されたアクチュエータ14と固定式に支持されたアクチュエータ14とを組み合わせることも考えられる。例えば、浮動式に支持されたアクチュエータ14によって、ノズル6と金属ベルト4もしくは第1ベルトローラ2との間隔を調整することができ、そして固定式に支持されたアクチュエータ14によって、非常時持ち上げを行うことができる。具体的には、両アクチュエータ14が異なる構造を有することが考えられる。例えば、浮動式に支持されたアクチュエータ14は目標間隔を鋭敏に調整するためにスピンドル駆動装置として、そして固定式のアクチュエータ14は、迅速に反応する空気圧シリンダとして形成されていてよい。
一般に、ノズル6もしくは容器5が金属ベルト4に対して、もしくは第1ベルトローラ2,11に対して摺動可能且つ/又は旋回可能に支持されていてよい。図12はこのために線状支持の例を示している。具体的には、容器5は、機械フレーム(図示せず)に固定的に組み付けられたレール19内でスライドブロック20によって、鉛直方向に摺動可能に支持されている。もちろん同等に、レール19は容器5に、そしてスライドブロック20は機械フレームに組み付けられていてもよい。例えば、容器5を線状ガイドによって摺動可能に支持することも考えられる。
図13にさらに示された例の場合、容器5はレバー21によって回転可能に支持されている。図14に最後に示された例の場合、容器5は、両レバー22及び23によって実現された平行四辺形ガイドを用いて支持されている。
一般に、容器5/ノズル6の支持は金属ベルト4に対して横方向の運動を許すべきである。具体的にはこの支持は、容器5/ノズル6が金属ベルト4に対して、又はベルトローラ2の円筒面に対して垂直方向又はほぼ垂直方向(すなわち90°±10°の範囲内)に移動可能であるように行われると有利である。
これらの実施例は、ベルト式ストリップキャスタ1の可能な実施態様を示す。ここで念のため述べておくと、本発明は具体的に示された実施態様に限定されることはなく、むしろ個々の実施態様の種々の組み合わせも可能であり、そしてこのような変更は、この技術分野の当業者の能力範囲内で、対象発明による技術的行為のための教示内容に基づいて可能である。つまり、上記実施態様の個々の詳細を組み合わせることにより可能になる、考えられ得る全体的な実施態様も、権利範囲に含まれる。
具体的には、全ての実施態様に対して、充分に同等にランナ9又はローラ10を使用することができる。全ての実施態様において、支持を金属ベルト4上又は第1ベルトローラ2上で行うこともできる。さらに、容器5に対してノズル6が動かないように配置することは、全ての実施態様において、ノズルの可動な配置と選択的に使用可能である。具体的には、図9〜11に示された実施態様において、これらの任意の組み合わせを利用し得ることもできる。
さらに、念のために述べるならば、ベルト式ストリップキャスタ1は、現実には図示のものよりも多い又は少ない構成部分を含むことができる。
なお、さらに形式的なことであるが、ベルト式ストリップキャスタ1の構造をより良く理解するために、図示のベルト式ストリップキャスタもしくはその構成部分は部分的に一定の尺度でなく、且つ/又は拡大、且つ/又は縮小して示した。
本発明の独立した解決手段の根底を成す課題は、明細書から明らかである。
1 ベルト式ストリップキャスタ
2 第1ベルトローラ
3 第2ベルトローラ
4 金属ベルト
5 容器
6 ノズル
7 フィルム
8 持ち上げ楔
9 ランナ
10 ローラ
11 支持ローラ
12 ホース
13 ばね
14 アクチュエータ
15 制御装置
16 間隔センサ
17 制御装置
18 フィルム破断センサ
19 レール
20 スライドブロック
21 回転レバー
22 回転レバー
23 回転レバー
α 角度
x 間隔

Claims (12)

  1. ベルト式ストリップキャスタ(1)であって、
    少なくとも第1及び第2のベルトローラ(2,3)と、
    前記ベルトローラ(2,3)上を走行する連続した金属ベルト(4)と、
    前記金属ベルト(4)に向いて前記金属ベルトから間隔を隔てて配置されたノズル(6)を備えた容器(5)と
    を含む形式のものにおいて、
    前記容器(5)の前記ノズル(6)が、
    前記ノズル(6)と前記第1ベルトローラ(2)との間隔(x)に関して、前記第1ベルトローラ(2)に対して浮動式に支持されており、そして前記容器(5)、又は前記ノズル(6)のためのスペーサが、ランナ(9)又はローラ(10)によって支持されており、前記ランナ(9)又はローラ(10)が、前記第1ベルトローラ(2)上に配置されていることを特徴とする、ベルト式ストリップキャスタ(1)。
  2. 前記ノズル(6)が前記容器(5)に対して動かないように配置されており、前記容器()が前記第1ベルトローラ(2)に対して浮動式に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  3. 前記ノズル(6)が前記容器(5)に可動に配置されており、前記ノズル(6)が前記第1ベルトローラ(2)に対して浮動式に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  4. 前記ノズル(6)が、ベルトローラとして構成された第1ベルトローラ(2)の領域内に配置されており、前記第1ベルトローラで前記金属ベルト(4)の方向が変えられることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  5. 前記第1ベルトローラ(2)が反時計回り方向に回転する側から前記第1ベルトローラ(2)を見て、前記ノズル(6)が12時の方向から3時の方向までの位置に配置されていることを特徴とする、請求項4に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  6. 前記ノズル(6)が、支持ローラとして構成された第1ベルトローラ(11)の領域内に配置されており、前記第1ベルトローラでは前記金属ベルト(4)の方向が同じままであることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  7. 前記ノズル(6)もしくは前記容器(5)が前記第1ベルトローラ(2,11)に対して摺動可能且つ/又は旋回可能に支持されていることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  8. 前記容器(5)及び/又は前記ノズル(6)に作用するアクチュエータ(14)が設けられており、前記アクチュエータ(14)が、前記容器(5)又は前記ノズル(6)と、前記第1ベルトローラ(2,11)との間隔(x)を制御するように構成されていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  9. 制御装置(15)が設けられており、前記制御装置が、前記アクチュエータ(14)及び間隔センサ(16)につながっていて、前記間隔(x)を制御するように構成されていることを特徴とする、請求項8に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  10. 前記アクチュエータ(14)及びフィルム破断センサ(18)につながった制御装置(17)が設けられており、前記制御装置は、前記金属ベルト(4)に被着されたフィルム(7)の破断が検出されると、前記容器(5)あるいは前記ノズル(6)を前記金属ベルト(4)から持ち上げるように構成されていることを特徴とする、請求項8又は9に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  11. 前記容器(5)及び/又は前記ノズル(6)に作用するばね(13)が設けられており、前記ばねが、前記第1ベルトローラ(2)に対する前記容器(5)又は前記ノズル(6)の当接力を低減することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
  12. 前記容器(5)及び/又は前記ノズル(6)に作用するばね(13)が設けられており、前記ばねが、前記第1ベルトローラ(2)に対する前記容器(5)又は前記ノズル(6)の当接力を高めることを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項に記載のベルト式ストリップキャスタ(1)。
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