JP6721471B2 - 情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を行う機能を有する情報処理装置、及びプログラムに関する。
携帯端末に保存されている電子メール等のメッセージを外部機器と同期するために、BluetoothのMessage Access Profile(MAP)が利用されている。MAP仕様に従って外部機器がメッセージデータ取得要求を送信し、携帯端末が要求されたメッセージデータを転送することでメッセージの同期が可能となっている。また、新着メッセージがあれば、携帯端末から外部機器に新着メッセージの存在を通知することができる。
特許第5454059号公報
Bluetooth SIG, Bluetooth Message Access Profile v1.2,2013.
従来技術においては、携帯端末がMAP仕様に従ってメッセージデータを転送中に、新しいメッセージを受信したとき、メッセージデータの基になるデータベースが更新されるが、転送中の古いメッセージデータについてはそのまま最後まで転送を続ける。そのため、外部機器は古いメッセージデータの転送が完了してから、改めて新着メッセージを取得する必要があり、外部機器における新着メッセージの同期が遅くなるという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は、更新によって古くなったデータの転送を中断し、効率的に更新後のデータを送出することができる情報処理装置、及びプログラムを提供することである。
実施形態によれば、情報処理装置は、移動無線通信部、記憶部、近距離無線通信部、制御部を有する。移動無線通信部は、移動通信網からメッセージデータを受信する。記憶部は、前記メッセージデータを記憶する。近距離無線通信部は、外部機器と近距離無線通信によって通信を行い、前記外部機器から受信したメッセージデータ取得要求に応じて、前記メッセージデータをもとにした応答データを前記外部機器へ送出する。制御部は、前記メッセージデータ取得要求が受信された後であって、前記メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出が完了するまでの間に、前記メッセージ着信通知によって前記メッセージデータが更新された場合において、(1)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれないと判定される場合、前記応答データを破棄し、前記外部機器に対して前記近距離無線通信部からエラーの応答を送出させ、(2)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれると判定される場合、前記応答データを前記外部機器に対して送出させる。
本実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図。 本実施形態における制御部の機能ブロック図。 本実施形態におけるメッセージデータテーブルに含まれるメッセージデータの一例を示す図。 本実施形態における応答データテーブルに含まれる応答データの一例を示す図。 図3に示すメッセージデータテーブルに対して新着のメッセージデータによって更新された更新後のメッセージデータテーブルの一例を示す図。 図5に示す更新後のメッセージデータテーブルをもとに生成される更新後の応答データテーブルに含まれる応答データの一例を示す図。 本実施形態における情報処理装置の処理を表すシーケンス図。 本実施形態における情報処理装置に設けられるフォルダの一例を示す図。 本実施形態における情報処理装置の処理を表すシーケンス図。 本実施形態における情報処理装置の処理を表すシーケンス図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態における情報処理装置1の構成を示すブロック図である。情報処理装置1は、例えばスマートフォンや携帯電話機などのコンピュータの機能が搭載された携帯端末により実現され、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信を行う機能を有している。情報処理装置1は、例えばディスプレイオーディオなどの外部機器10との間において、BluetoothのMessage Access Profile(MAP)に従ってメッセージオブジェクトを交換することができる。情報処理装置1は、移動通信網9に収容された基地局8から電子メールなどのメッセージデータを受信すると、メッセージデータを記憶する。情報処理装置1は、外部機器10からのメッセージ取得要求に対して、外部機器10とBluetooth通信におけるMAPセッションを確立し、メッセージデータをもとに応答データを作成して外部機器10に送信する。これにより、情報処理装置1に記憶されたメッセージデータを外部機器10と同期させることができる。
情報処理装置1は、図1に示すように、制御部2、移動無線通信部3、近距離無線通信部4、操作部5、記憶部6、及び表示部7とを備える。
制御部2は、例えばプロセッサ及びメモリを有し、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサにより実行することで各種の機能を実現する。プログラムに基づいて制御部2により実現される機能には、図2に示す移動無線通信制御部21、近距離無線通信制御部22及び判断部23を含む。制御部2は、移動無線通信部3、近距離無線通信部4、操作部5、記憶部6、表示部7による要求を解釈し、別の部分に対して要求を行う。
移動無線通信部3は、基地局8を通して移動通信網9からメッセージを受信する。
近距離無線通信部4は、外部機器10との間でBluetooth通信を行うための無メッセージデータ取得要求線通信インタフェースである。近距離無線通信部4は、制御部2からの指示に従い、外部機器10とのBluetoothによるMAP接続を確立し、外部機器10からのメッセージデータ取得要求に対応する応答データ、成功応答または前提条件エラー応答等を外部機器10へ送信する。このとき、近距離無線通信部4は、例えば応答データを適切に複数のパケットに分割して送信する。また、近距離無線通信部4は、応答データの生成及び送出中、すなわちメッセージデータ取得要求に対応する応答データの送出が完了する前に、応答データを変更する新着のメッセージデータが受信された場合には、応答データの生成あるいは送出を中断し、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答を外部機器10へ送信することができる。
操作部5は、タッチパネル、キースイッチ、ボタンなどの入力デバイスを有する。操作部11は、ユーザの入力デバイスに対する操作により、通信の許可やパスワードの入力などをユーザから受け付けるユーザインターフェースである。
記憶部6は、プログラムやデータが記憶される。記憶部6に記憶されるデータには、少なくとも図3に示すメッセージデータ30が記憶される。また、記憶部6には、メッセージデータテーブル30をもとに作成される図4に示す応答データテーブル40が記憶される。
表示部7は、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイにおいて、記憶部6に記憶されたデータ、制御部2による制御状態を表す文字や画像等を表示する。
図2は、本実施形態における制御部2の機能ブロック図である。制御部2は、移動無線通信制御部21、近距離無線通信制御部22、判断部23を備え、記憶部6と接続される。
移動無線通信制御部21は、移動無線通信部3における基地局8との無線通信を制御する。また、移動無線通信制御部21は、移動無線通信部3からメッセージ着信通知を受けた場合、記憶部6に対して、メッセージ着信通知により受信されるメッセージデータをメッセージデータテーブル30に記憶するように指示する。
近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4における外部機器10との近距離無線通信を制御する。また、近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4により外部機器10からメッセージデータ取得要求が受信された場合に、記憶部6のメッセージデータテーブル30に記憶されたメッセージデータをもとに生成される応答データの転送を近距離無線通信部4に指示する。なお、近距離無線通信制御部22は、応答データに継続フラグ「有り」「無し」を付して外部機器10へ出力するように、近距離無線通信部4に対して指示を出す。なお、継続フラグは、応答データの一部を分割して応答する際に、今回全てのデータを送りきれず、次回継続して転送する必要がある場合に「有り」となり、次回継続して転送する必要がない場合あるいは応答データの転送を中断する場合には「無し」となる。
判断部23は、外部機器10からメッセージデータ取得要求が受信された後であって、メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出が完了するまでの間に、基地局8からのメッセージ着信通知によってメッセージデータが更新された場合において、応答データが更新後のメッセージデータにより一貫性を保たれるか、すなわちメッセージデータ取得要求に応じて生成された応答データが更新後のメッセージデータをもとに生成される応答データと一致するかを判定する。判断部23は、応答データが一貫性無し(新着のメッセージデータにより応答データが変更される)と判定された場合に、生成中あるいは送出中の応答データを破棄し、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答を外部機器10へ送信させる。
図3は、本実施形態におけるメッセージデータテーブル30に含まれるメッセージデータ(例えば電子メールのメッセージ)の一例を示す図である。図3に示すように、メッセージデータテーブル30には、メッセージデータ毎に、例えば、ハンドル、件名、日時、送信者、本文、他のメッセージ固有の項目に対応するデータが対応づけて格納される。
図4は、本実施形態における応答データテーブル40に含まれる応答データの一例を示す図である。図4は、図3に示すメッセージデータテーブル30に含まれるメッセージデータをもとに生成された応答データの一例を示している。応答データは、外部機器10からのメッセージデータ取得要求により特定されるメッセージデータをもとに生成される。
図5は、図3に示すメッセージデータテーブル30に対して新着のメッセージデータによって更新された更新後のメッセージデータテーブル50の一例を示す図ある。図5に示すように、更新後のメッセージデータテーブル50は、ハンドル「100A0545」の新着メッセージデータを追加する変更がされている。
図6は、図5に示す更新後のメッセージデータテーブル50をもとに生成される更新後の応答データテーブル60に含まれる応答データの一例を示す図である。更新後応答データテーブル60では、MAP仕様に従い、新着のメッセージデータに応じた応答データが先頭となるように応答データテーブル60が生成されている。
図3〜図6に示す例では、メッセージデータテーブル30,50に含まれる全てのメッセージデータをもとに応答データを生成しているが、メッセージデータ取得要求によって、例えば、特定の日時範囲のメッセージデータ、特定の送信者からのメッセージデータなどを指定された場合には、該当するメッセージデータのみを対象として応答データが生成される。その他、メッセージデータが情報処理装置1において複数のフォルダにより分類して記憶されている場合には、メッセージデータ取得要求によって送信対象として特定のフォルダを送信対象として指定することができる。この場合、指定されたフォルダに格納されたメッセージデータのみを対象として応答データが生成される。
次に、本実施形態における情報処理装置1の処理について説明する。以下の説明では、外部機器10からのメッセージデータ取得要求に対する応答データの送出が完了する前の処理として、(1)応答データを生成後、応答データの送出中に新着のメッセージデータを着信した場合(図7)、(2)応答データの生成中に新着のメッセージデータを着信した場合(図9)、(3)応答データを生成後、応答データの送出を開始する前に新着のメッセージデータを着信した場合(図10)のそれぞれについて説明する。
まず、(1)応答データを生成後、応答データの送出中に新着のメッセージデータを着信した場合について説明する。図7は、この場合の情報処理装置1の処理を表すシーケンス図である。
情報処理装置1は、近距離無線通信部4を通じて、外部機器10との間でBluetoothによるMAP接続を確立する(S1)。外部機器10は、例えばユーザの操作に応じて、メッセージデータ取得要求を情報処理装置1に送信する(S2)。情報処理装置1の近距離無線通信部4は、外部機器10から受信したメッセージデータ取得要求を制御部2に通知する。
制御部2は、メッセージデータ取得要求と記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30を参照し、MAP仕様に従って図4に示すような応答データを生成する(S3)。応答データの生成後、近距離無線通信制御部22は、適切にパケット分割した応答データの送出を近距離無線通信部4に要求し、外部機器10に対して応答データの送出を開始する(S4)。近距離無線通信部4は、継続フラグ「有り」を付した応答データの一部を継続して外部機器10に送出する。
情報処理装置1の移動無線通信部3は、基地局8において情報処理装置1に対するメッセージ着信があると、基地局8を通じてメッセージ着信が通知される(S5)。移動無線通信制御部21は、基地局8からの新着のメッセージデータを取得する。また、近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して、新着メッセージの転送を要求し、外部機器10に対して新着メッセージ通知を送信する(S6)。外部機器10は、情報処理装置1からの新着メッセージ通知を受信すると、例えば新着メッセージがあることを表示してユーザに知らせる。制御部2は、例えば、記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30に新着のメッセージデータを追加して、図5に示すように、メッセージデータテーブル50を更新する(S7)。なお、近距離無線通信部4は、新着メッセージの受信した後も応答データの送出を継続する。
ここで、判断部23は、メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出が完了するまでの間に、メッセージデータが更新された場合において、応答データが更新後のメッセージデータにより一貫性が保たれるか、すなわち送出中の応答データが更新後のメッセージデータをもとに生成される応答データと一致するかを判定する(S8)。
例えば、判断部23は、図4に示す応答データテーブル40のように生成した応答データと、更新後のメッセージデータテーブル50のメッセージデータをもとに生成した場合の応答データとを比較して一致するか判定する。判断部23は、応答データが一致しない場合には応答データに一貫性無しと判別し、送出中の応答データを破棄する(S9)とともに、前提条件エラー状態を「オン」にする(S10)。
近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して前提条件エラー応答を継続フラグ「無し」で送信することを要求し、外部機器10に対する応答データの送出を中断する(S11)。近距離無線通信部4は、外部機器10に対して、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答(前提条件エラー状態「オン」、継続フラグ「無し」)を送信する。
外部機器10は、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答を受信した場合、例えばメッセージデータ取得要求を再送信する。情報処理装置1は、外部機器10により再送信されたメッセージデータ取得要求を受信すると、前述と同様にして(S3)以降の処理を実行する。
なお、判断部23による応答データの一貫性判定において(S8)、応答データに一貫性有りと判定された場合には、近距離無線通信部4による応答データの送出を継続させる。従って、新着メッセージの受信によって応答データの送信が滞ることはない。
なお、前述した説明では、判断部23による応答データの一貫性判定において、送出が完了していない応答データと、新着のメッセージデータにより変更された応答データとが一致するかにより応答データの一貫性を判定しているが、次に説明する方法により応答データの一貫性判定をしていても良い。
情報処理装置1にはMAP仕様に従って、図8に示すように、少なくともinbox(受信ボックス)及びoutbox(送信ボックス)、sent(送信済み)、deleted(削除済み)、draft(下書き)のフォルダが存在する。外部機器10は、メッセージデータ取得要求において、取得対象として特定のフォルダを指定することで、フォルダ毎にメッセージデータを取得できる。
一方、情報処理装置1は、新着のメッセージデータをinbox(受信ボックス)に格納する。従って、外部機器10から受信したメッセージデータ取得要求がinbox(受信ボックス)とは異なる、例えばsent(送信済み)のフォルダに対するものである場合、sent(送信済み)のフォルダに格納されたメッセージデータをもとに生成した応答データの送信中に新着のメッセージデータがあったとしても、送信中の応答データの一貫性は保たれる。
従って、判断部23は、外部機器10からのメッセージデータ取得要求が指定する取得対象(フォルダ)と、新着のメッセージデータの格納場所をもとに一貫性判定を実行し、新着のメッセージデータにより応答データが変更されるかを判定することができる。
さらに、外部機器10は、前述したようにメッセージデータの格納場所(フォルダ)だけでなく、外部機器10のメッセージデータ取得要求により取得対象とするメッセージデータを特定するためのフィルタを指定できるようにする。この場合、判断部23は、メッセージデータ取得要求により指定されるフィルタと、送出中の応答データの作成のもとにしたメッセージデータとをもとに一貫性判定をすることができる。すなわち、判断部23は、新着のメッセージデータがフィルタによって取得対象から除外される場合には、新着メッセージ受信後も応答データの一貫性が保たれると判定することができる。
メッセージデータ取得要求には、例えば以下のようなフィルタを含めることができる。例えば、(1)メッセージタイプ(Eメール、SMSなど)、(2)送信/受信日時の期間、(3)既読/未読、(4)送信者名、(5)受信者名、(6)優先度などがある。
例えば、外部機器10からのメッセージデータ取得要求にフィルタとして送信者名「Alice」が指定されているとき、送信者名「Bob」から新着メッセージデータを受信した場合は、フィルタによって除外される。すなわち、新着のメッセージデータにより、メッセージデータ取得要求に応じて生成した応答データが変更されないため応答データの一貫性が保たれる。
こうして、判断部23は、送出中の応答データと新着メッセージ後に生成される応答データとの比較だけでなく、メッセージデータ取得要求により指定される取得対象(フォルダ、フィルタ)をもとに、応答データの一貫性について判定することができる。
このようにして、本実施形態における情報処理装置1は、外部機器10とBluetooth通信におけるMAPセッションを確立し、外部機器10によるメッセージデータ取得要求に対して、応答データを作成し、その応答データの送出中のメッセージ着信によってメッセージデータが変更されたとき、応答データの一貫性判定を実行する。そして、情報処理装置1は、応答データに一貫性無しと判定される場合には、応答データを破棄して、メッセージデータ取得要求に対する前提条件エラーを外部機器10に対して送信することができる。これにより、新着メッセージが反映されていない古い応答データの送出を中断し、例えばメッセージデータ取得要求を外部機器10から再送信させて、新着のメッセージデータを含む応答データを生成して送信することができるため、メッセージデータの転送効率を向上できる。
次に、(2)応答データの生成中に新着のメッセージデータを着信した場合について説明する。図9は、この場合の情報処理装置1の処理を表すシーケンス図である。
情報処理装置1は、近距離無線通信部4を通じて、外部機器10との間でBluetoothによるMAP接続を確立する(S1)。外部機器10は、例えばユーザの操作に応じて、メッセージデータ取得要求を情報処理装置1に送信する(S2)。情報処理装置1の近距離無線通信部4は、外部機器10から受信したメッセージデータ取得要求を制御部2に通知する。
制御部2は、メッセージデータ取得要求と記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30を参照し、MAP仕様に従って図4に示すような応答データの生成を開始する(S3)。
情報処理装置1の移動無線通信部3は、基地局8において情報処理装置1に対するメッセージ着信があると、基地局8を通じてメッセージ着信が通知される(S5)。移動無線通信制御部21は、基地局8からの新着のメッセージデータを取得する。また、近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して、新着メッセージの転送を要求し、外部機器10に対して新着メッセージ通知を送信する(S6)。外部機器10は、情報処理装置1からの新着メッセージ通知を受信すると、例えば新着メッセージがあることを表示してユーザに知らせる。制御部2は、例えば、記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30に新着のメッセージデータを追加して、図5に示すように、メッセージデータテーブル50を更新する(S7)。
ここで、判断部23は、メッセージデータ取得要求に応じた応答データの生成が完了するまでの間に、メッセージデータが更新された場合において、応答データが更新後のメッセージデータにより一貫性が保たれるか、すなわち作成中の応答データが更新後のメッセージデータをもとに生成される応答データと一致するかを判定する(S8)。なお、判断部23による応答データの一貫性判定については、前述と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
判断部23は、応答データに一貫性無しと判定した場合、応答データの生成を中断し(S12)、作成済みの応答データを破棄する(S9)とともに、前提条件エラー状態を「オン」にする(S10)。
近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して前提条件エラー応答を継続フラグ「無し」で送信することを要求し、外部機器10に対する応答データの送出を中断する(S11)。近距離無線通信部4は、外部機器10に対して、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答(前提条件エラー状態「オン」、継続フラグ「無し」)を送信する。
外部機器10は、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答を受信した場合、例えばメッセージデータ取得要求を再送信する。情報処理装置1は、外部機器10により再送信されたメッセージデータ取得要求を受信すると、前述と同様にして(図3に示すS3)以降の処理を実行する。
なお、判断部23による応答データの一貫性判定において(S8)、応答データに一貫性有りと判定された場合には、応答データの生成を継続し、応答データの生成が完了した後、近距離無線通信部4による応答データの送出が開始される。
このようにして、情報処理装置1は、外部機器10からのメッセージデータ取得要求に応じて、メッセージデータをもとに応答データを生成している間のメッセージ着信によってメッセージデータが変更されたとき、応答データの一貫性判定を実行する。そして、情報処理装置1は、応答データに一貫性無しと判定される場合には、応答データの生成を中断すると共に応答データを破棄して、メッセージデータ取得要求に対する前提条件エラーを外部機器10に対して送信することができる。これにより、新着メッセージが反映されていない古い応答データの生成と送出を回避し、例えばメッセージデータ取得要求を外部機器10から再送信させて、新着のメッセージデータを含む応答データを生成して送信することができるため、メッセージデータの転送効率を向上できる。
次に、(3)応答データを生成後、応答データの送出を開始する前に新着のメッセージデータを着信した場合について説明する。図10は、この場合の情報処理装置1の処理を表すシーケンス図である。
情報処理装置1は、近距離無線通信部4を通じて、外部機器10との間でBluetoothによるMAP接続を確立する(S1)。外部機器10は、例えばユーザの操作に応じて、メッセージデータ取得要求を情報処理装置1に送信する(S2)。情報処理装置1の近距離無線通信部4は、外部機器10から受信したメッセージデータ取得要求を制御部2に通知する。
制御部2は、メッセージデータ取得要求と記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30を参照し、MAP仕様に従って図4に示すような応答データを生成する(S3)。応答データの生成後、近距離無線通信制御部22は、応答データの送出を近距離無線通信部4に要求する。
ここで、近距離無線通信部4による応答データの送出が開始される前に、移動無線通信部3においてメッセージ着信があると(S5)、近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4による応答データの送出を中断させる。
基地局8からのメッセージ新着に応じて、近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して、新着メッセージの転送を要求し、外部機器10に対して新着メッセージ通知を送信する(S6)。外部機器10は、情報処理装置1からの新着メッセージ通知を受信すると、例えば新着メッセージがあることを表示してユーザに知らせる。制御部2は、例えば、記憶部6に記憶されたメッセージデータテーブル30に新着のメッセージデータを追加して、図5に示すように、メッセージデータテーブル50を更新する(S7)。
ここで、判断部23は、メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出を開始了する前に、メッセージデータが更新された場合において、応答データが更新後のメッセージデータにより一貫性が保たれるか、すなわち作成中の応答データが更新後のメッセージデータをもとに生成される応答データと一致するかを判定する(S8)。なお、判断部23による応答データの一貫性判定については、前述と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する。
判断部23は、応答データに一貫性無しと判定した場合、作成済みの応答データを破棄する(S9)とともに、前提条件エラー状態を「オン」にする(S10)。
近距離無線通信制御部22は、近距離無線通信部4に対して前提条件エラー応答を継続フラグ「無し」で送信することを要求し、外部機器10に対する応答データの送出を中断する(S11)。近距離無線通信部4は、外部機器10に対して、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答(前提条件エラー状態「オン」、継続フラグ「無し」)を送信する。
外部機器10は、応答データの送出を中断することを示す前提条件エラー応答を受信した場合、例えばメッセージデータ取得要求を再送信する。情報処理装置1は、外部機器10により再送信されたメッセージデータ取得要求を受信すると、前述と同様にして(図3に示すS3)以降の処理を実行する。
なお、判断部23による応答データの一貫性判定において(S8)、応答データに一貫性有りと判定された場合には、制御部2は、近距離無線通信部4による応答データの送出を開始させる。
このようにして、情報処理装置1は、外部機器10からのメッセージデータ取得要求に応じて、メッセージデータをもとに作成した応答データの送出を開始する前に、メッセージ着信によってメッセージデータが変更されたとき応答データの一貫性判定を実行する。そして、情報処理装置1は、応答データに一貫性無しと判定される場合には、応答データの送出を事前に中断すると共に応答データを破棄して、メッセージデータ取得要求に対する前提条件エラーを外部機器10に対して送信することができる。これにより、新着メッセージが反映されていない古い応答データの送出を回避し、例えばメッセージデータ取得要求を外部機器10から再送信させて、新着のメッセージデータを含む応答データを生成して送信することができるため、メッセージデータの転送効率を向上できる。また、外部機器10に対して新着のメッセージデータを含まない古い応答データを送出しないことで、外部機器10において不要な応答データに対する処理負担を与えなくて済む。
なお、上記の実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であっても良い。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が上記実施形態を実現するための各処理の一部を実行しても良い。
さらに、実施形態における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から上記の実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であっても良い。
なお、実施形態におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、上記の実施形態における各処理を実行するものであって、パーソナルコンピュータ等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であっても良い。
また、実施形態におけるコンピュータとは、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…情報処理装置、2…制御部、21…移動無線通信制御部、22…近距離無線通信制御部、23…判断部、3…移動無線通信部、4…近距離無線通信部、5…操作部、7…表示部、8…基地局、9…移動通信網、10…外部機器、30,50…メッセージデータテーブル、40,60…応答データテーブル。

Claims (6)

  1. 移動通信網からメッセージデータを受信する移動無線通信部と、
    前記メッセージデータを記憶する記憶部と、
    外部機器と近距離無線通信によって通信を行い、前記外部機器から受信したメッセージデータ取得要求に応じて、前記メッセージデータをもとにした応答データを前記外部機器へ送出する近距離無線通信部と、
    前記メッセージデータ取得要求が受信された後であって、前記メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出が完了するまでの間に、前記メッセージ着信通知によって前記メッセージデータが更新された場合において、(1)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれないと判定される場合、前記応答データを破棄し、前記外部機器に対して前記近距離無線通信部からエラーの応答を送出させ、(2)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれると判定される場合、前記応答データを前記外部機器に対して送出させる制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記応答データが生成された後、前記応答データの送出中に前記メッセージデータが更新された場合に、前記応答データの一貫性を判定し、一貫性を保たれないと判定される場合に前記応答データの送出を中断させる請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記メッセージデータをもとに前記応答データの生成中に前記メッセージデータが更新された場合に、前記応答データの一貫性を判定し、一貫性を保たれないと判定される場合に前記応答データの生成を中断させる請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記応答データが生成された後、前記応答データの送出前に前記メッセージデータが更新された場合に、前記応答データの一貫性を判定し、一貫性を保たれないと判定される場合に前記応答データの送出を開始させない請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記メッセージデータ取得要求により指定される取得対象をもとに、前記応答データの一貫性を判定する請求項1記載の情報処理装置。
  6. 移動通信網からメッセージデータを受信する移動無線通信部と、
    前記メッセージデータを記憶する記憶部と、
    外部機器と近距離無線通信によって通信を行い、前記外部機器から受信したメッセージデータ取得要求に応じて、前記メッセージデータをもとにした応答データを前記外部機器へ送出する近距離無線通信部とを制御するコンピュータを、
    前記メッセージデータ取得要求が受信された後であって、前記メッセージデータ取得要求に応じた応答データの送出が完了するまでの間に、前記メッセージ着信通知によって前記メッセージデータが更新された場合において、(1)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれないと判定される場合、前記応答データを破棄し、前記外部機器に対して前記近距離無線通信部からエラーの応答を送出させ、(2)前記応答データが更新後の前記メッセージデータにより一貫性を保たれると判定される場合、前記応答データを前記外部機器に対して送出させる制御部として機能させるためのプログラム。
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