JP5573189B2 - 情報配布規制システム、情報配布規制方法、及び情報配布規制用プログラム - Google Patents

情報配布規制システム、情報配布規制方法、及び情報配布規制用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報配布規制システムに関し、特にスケジュールデータの二次配布規制及び配信先規制を行う情報配布規制システムに関する。
スケジュールデータの二次配布規制及び配信先規制に関連する技術として、特開2009−171267号公報(特許文献1)に情報配布規制システム、方法、プログラム及び携帯端末が開示されている。
この関連技術では、一方の携帯電話は、更新されたスケジュールにSIMカード(Subscriber Identity Module card)(以下、SIMと表記)のSIM情報を付加し、更新されたスケジュールを送信先リストメモリに保存された送信先リスト中の宛先に電子メール(以下、メールと表記)で自動送信する。他方の携帯電話は、送信されたスケジュールデータをスケジュールデータ更新メモリに保存し、最新情報に更新する。
また、他方の携帯電話は、送信されたスケジュールデータに付加されたSIM情報と他方の携帯電話のSIMのSIM情報とを比較する。合致しない場合には、他方の携帯電話から第三者の他の携帯電話に、SIMのSIM情報が付加されたスケジュールデータを送信することが不可能となる。
なお、スケジュールデータ管理めもりは、他方の携帯電話で受け取った一方の携帯電話のスケジュールデータ、他方の携帯電話の自己のスケジュールデータを保存する。他の携帯電話で受け取ったスケジュールデータには、一方の携帯電話のSIMのSIM情報が付加されており、他方の携帯電話の自己のスケジュールデータには、自己のSIMのSIM情報が付加されている。
特開2009−171267号公報
スケジュール配信元(携帯電話1)からスケジュール配信先(携帯電話2)へスケジュールデータ(スケジュール情報)の送信を行うシステムにおいて、スケジュール配信元(携帯電話1)が配信先リストから読み出した配信先へのスケジュールデータの自動送信を行うとした場合、リアルタイム更新が行われる一方で、スケジュール配信元(携帯電話1)が多くなる場合には、下記のような課題が発生する。
1つ目の課題は、複数のスケジュール配信元(携帯電話1)からスケジュールデータの自動送信が行われる結果、不要なタイミングでのスケジュールデータの受信が行われることで、スケジュール配信先(携帯電話2)側の煩わしさが多くなることである。
2つ目の課題は、個々のスケジュール配信元(携帯電話1)からの個別のスケジュールデータの管理ができても、受信した全てのスケジュールデータの総合的な管理が難しいことである。
1つ目の課題の解決手段として、配信元からのメールを一旦メールサーバに蓄積し、スケジュールデータが添付されているメールのみ時間を設定して受信することが考えられる。
また、2つ目の課題の解決手段として、スケジュール管理グループを設定し、グループ毎に管理・表示を行うことで利便性を向上することも考えられる。また、スケジュールデータ使用時(スケジューラ起動/ユーザによる表示更新操作のタイミング)に、スケジュール管理グループ毎の空き時間帯、又は共通の空き時間帯を計算して、空き時間帯に表示用のスケジュールデータを更新することが考えられる。
本発明の情報配布規制システムは、第1の携帯電話(第1の通信端末)と、第2の携帯電話(第2の通信端末)と、第3の携帯電話(第3の通信端末)と、メールサーバ(中継装置)とを含む。第1の携帯電話(第1の通信端末)は、第1の携帯電話(第1の通信端末)に挿入されている第1のSIM(第1のICカード)から第1のSIM情報(第1のICカード情報)を取得する手段と、第1のSIM情報(第1のICカード情報)を自分の配信データに付加する手段と、第1のSIM情報(第1のICカード情報)を付加した配信データをメールサーバ(中継装置)へ送信する手段とを具備する。第2の携帯電話(第2の通信端末)は、メールサーバ(中継装置)に対して、配信時間帯を設定する手段と、配信時間帯に、メールサーバ(中継装置)から他者の配信データを受信する手段と、第2の携帯電話(第2の通信端末)に挿入されている第2のSIM(第2のICカード)から第2のSIM情報(第2のICカード情報)を取得する手段と、第2のSIM情報(第2のICカード情報)を自分の配信データに付加する手段と、配信データを第3の携帯電話(第3の通信端末)に送信する際、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、第2のSIM情報(第2のICカード情報)とを比較する手段と、比較の結果、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、第2のSIM情報(第2のICカード情報)とが合致していれば、当該配信データを第3の携帯電話(第3の通信端末)へ送信する手段とを具備する。メールサーバ(中継装置)は、第1の携帯電話(第1の通信端末)から第2の携帯電話(第2の通信端末)への配信データを受信した際、配信時間帯でなければ、配信時間帯になるまで、第1の携帯電話(第1の通信端末)から第2の携帯電話(第2の通信端末)への配信データを蓄積する手段と、配信時間帯である場合、蓄積された配信データを第2の携帯電話(第2の通信端末)へ送信する手段とを具備する。
本発明の携帯電話(通信端末)は、自機に挿入されているSIM(ICカード)からSIM情報(ICカード情報)を取得する手段と、SIM情報(ICカード情報)を自分の配信データに付加する手段と、SIM情報(ICカード情報)を付加した配信データをメールサーバ(中継装置)へ送信する手段と、メールサーバ(中継装置)に対して、配信時間帯を設定する手段と、配信時間帯に、メールサーバ(中継装置)から他者の配信データを受信する手段と、配信データを他の携帯電話(他の通信端末)に送信する際、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、SIM情報(ICカード情報)とを比較する手段と、比較の結果、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、SIM情報(ICカード情報)とが合致していれば、当該配信データを他の携帯電話(他の通信端末)へ送信する手段とを具備する。
本発明の情報配布規制方法では、第1の携帯電話(第1の通信端末)により、第1の携帯電話(第1の通信端末)に挿入されている第1のSIM(第1のICカード)から第1のSIM情報(第1のICカード情報)を取得する。また、第1の携帯電話(第1の通信端末)により、第1のSIM情報(第1のICカード情報)を自分の配信データに付加する。また、第1の携帯電話(第1の通信端末)により、第1のSIM情報(第1のICカード情報)を付加した配信データをメールサーバ(中継装置)へ送信する。また、第2の携帯電話(第2の通信端末)により、メールサーバ(中継装置)に対して、配信時間帯を設定する。また、メールサーバ(中継装置)により、第1の携帯電話(第1の通信端末)から第2の携帯電話(第2の通信端末)への配信データを受信した際、配信時間帯でなければ、配信時間帯になるまで、第1の携帯電話(第1の通信端末)から第2の携帯電話(第2の通信端末)への配信データを蓄積する。また、メールサーバ(中継装置)により、配信時間帯である場合、蓄積された配信データを第2の携帯電話(第2の通信端末)へ送信する。また、第2の携帯電話(第2の通信端末)により、配信時間帯に、メールサーバ(中継装置)から他者の配信データを受信する。また、第2の携帯電話(第2の通信端末)により、第2の携帯電話(第2の通信端末)に挿入されている第2のSIM(第2のICカード)から第2のSIM情報(第2のICカード情報)を取得する。また、第2の携帯電話(第2の通信端末)により、第2のSIM情報(第2のICカード情報)を自分の配信データに付加する。また、第2の携帯電話(第2の通信端末)により、配信データを第3の携帯電話(第3の通信端末)に送信する際、当該配信データに付加されたICカード情報と、第2のSIM情報(第2のICカード情報)とを比較する。また、比較の結果、当該配信データに付加されたICカード情報と、第2のSIM情報(第2のICカード情報)とが合致していれば、当該配信データを第3の携帯電話(第3の通信端末)へ送信する。
本発明の情報配布規制用プログラムは、以下の動作を携帯電話(通信端末)に実行させるためのプログラムである。この情報配布規制用プログラムを実行した携帯電話(通信端末)は、自機に挿入されているSIM(ICカード)からSIM情報(ICカード情報)を取得する。また、SIM情報(ICカード情報)を自分の配信データに付加する。また、SIM情報(ICカード情報)を付加した配信データをメールサーバ(中継装置)へ送信する。また、メールサーバ(中継装置)に対して、配信時間帯を設定する。また、配信時間帯に、メールサーバ(中継装置)から他者の配信データを受信する。また、配信データを他の携帯電話(他の通信端末)に送信する際、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、SIM情報(ICカード情報)とを比較する。また、比較の結果、当該配信データに付加されたSIM情報(ICカード情報)と、SIM情報(ICカード情報)とが合致していれば、当該配信データを他の携帯電話(他の通信端末)へ送信する。なお、本発明の情報配布規制用プログラムは、記憶装置や記憶媒体に格納することが可能である。
総合的なスケジュールデータの管理に関する利便性が向上する。
本発明の概要を説明するための図である。 本発明の携帯電話(通信端末)の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例における各携帯端末の動作概要を説明するための図である。 本発明の実施例における各携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例における各携帯端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例における各携帯端末の動作を示すフローチャートである。
<実施形態>
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
本発明では、図1に示すように、スケジュール交換の合意を行った携帯電話に対してスケジュール情報の一次配布を行い、当該携帯電話に対して二次配布規制及び配信先規制を行い、機密性の高いスケジューラを実現する。
なお、ここでは携帯電話を例に説明するが、実際には携帯電話に限定する必要はなく、通信端末であれば良い。携帯電話以外の通信端末の例として、PC(パソコン)、モバイルノートPC、シンクライアント端末、ワークステーション、カーナビ(カーナビゲーションシステム)、携帯ゲーム機、家庭用ゲーム機、ガジェット(電子機器)、デジタルチューナー、デジタルレコーダー、情報家電(information home appliance)、OA(Office Automation)機器等が考えられる。これらの通信端末は、車両や船舶、航空機等の移動体に搭載されていても良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
[基本構成]
図2に示すように、本発明の携帯電話は、処理部10と、記憶部20と、操作部30と、表示部40と、SIM50と、通信部60を備える。
処理部10は、携帯電話の全体制御を行い、特に、スケジュールの配布制御を行う。処理部10の例として、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ(microprocessor)、マイクロコントローラ、或いは、同様の機能を有する半導体集積回路(Integrated Circuit(IC))等が考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
記憶部20は、携帯電話を制御するプログラム及び各種データを格納する。記憶部20の例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の半導体記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置、又は、DVD(Digital Versatile Disk)やSDメモリカード(Secure Digital memory card)等のリムーバブルディスクや記憶媒体(メディア)等が考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
更に、記憶部20は、送信先リスト21と、スケジュールデータ管理メモリ22を保持する。
送信先リスト21は、携帯電話内の情報であり、スケジュールデータの送信先のグループのリストを格納するための記憶領域である。ここでは、送信先リスト21は、一方の携帯電話から他方の携帯電話にスケジュール送信を行う場合、一方の携帯電話ではスケジュール送信を受け入れた他の携帯電話に挿入されたSIMのSIM情報を保存する。
スケジュールデータ管理メモリ22は、スケジュールデータを蓄積するための記憶領域である。ここでは、スケジュールデータ管理メモリ22は、他方の携帯電話で受け取った一方の携帯電話のスケジュールデータ、他方の携帯電話の自己のスケジュールデータを保存する。他の携帯電話で受け取ったスケジュールデータには、一方の携帯電話のSIMのSIM情報が付加されている。また、他方の携帯電話の自己のスケジュールデータには自己のSIMのSIM情報が付加されている。
操作部30は、携帯電話の操作をするためのデバイス或いは操作まわりを司るモジュールである。操作部30の例として、キーパッド、キーボード、画面上のキーパッド、タッチパネル(touch panel)、タブレット(tablet)、又は、操作命令が記述されたQRコード(登録商標)やICチップ、記憶媒体を読み取る装置等が考えられる。或いは、操作部30は、外部の入力装置や記憶装置から情報を取得するためのインターフェース(I/F:interface)でも良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
表示部40は、操作やデータの処理・加工の結果を、画面に映像として表示する。表示部40の例として、LCD(液晶ディスプレイ)やPDP(プラズマディスプレイ)、有機ELディスプレイ(organic electroluminescence display)等の画面表示装置を想定している。他にも、画面表示装置に限らず、出力内容を壁やスクリーンに投影するプロジェクタ等の映写装置、出力内容を用紙等に印刷するプリンタ等の印刷装置等が考えられる。或いは、表示部40は、外部の表示装置や記憶装置に情報を出力するためのインターフェース(I/F)でも良い。すなわち、表示部40は、何らかの出力装置であれば良い。但し、実際には、これらの例に限定されない。
SIM50は、契約者情報を記録したICカードであり、携帯電話に差し込まれ、利用者の識別に使用される。例えば、一般的なSIMには、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)と呼ばれる固有の番号が付与されており、これと電話番号を結びつけることにより通信を可能とする。SIM50は、SIM情報51を保持する。SIM情報51は、SIM50を特定する情報である。ここでは、携帯電話の例について説明しているため、SIMを利用しているが、本発明を他の通信端末で実施する場合、SIMの代わりに、SIMに類するものを使用しても良い。SIMに類するものの例として、拡張カード(extension card)や、B−CAS(登録商標)カードのようなものが考えられる。
通信部60は、基地局を介して他の携帯電話と通信を行う。ここでは、通信部60の例として、電波を受発信するアンテナ及び無線高周波回路を想定している。他にも、通信部60の例として、NIC(Network Interface Card)等のネットワークアダプタや、接続口(コネクタ)等の通信ポート等が考えられる。また、通信部60が利用する通信回線/ネットワークの例として、携帯電話網以外にも、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)、バックボーン(Backbone)、ケーブルテレビ(CATV)回線、固定電話網、WiMAX(IEEE 802.16a)、3G(3rd Generation)、専用線(lease line)、IrDA(Infrared Data Association)、Bluetooth(登録商標)、シリアル通信回線、データバス等が考えられる。但し、実際には、これらの例に限定されない。
<実施例>
次に、本発明の実施例の構成について図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の説明において、携帯電話1、携帯電話2、及び携帯電話3は、それぞれ図2に示す携帯電話に相当する。SIM1及びSIM2は、それぞれ図2に示すSIM50に相当する。SIM情報1及びSIM情報2は、それぞれ図2に示すSIM情報51に相当する。また、送信先リストは、図2の送信先リスト21に相当する。スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)、及びスケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)は、それぞれ図2に示すスケジュールデータ管理メモリ22に相当する。
[本実施例の構成]
図3を参照すると、本実施例におけるネットワークは、携帯電話1と、携帯電話2と、携帯電話3と、メールサーバ4を含む。
携帯電話1は、携帯電話2によりスケジュールを管理される。携帯電話1は、スケジュールが更新されると、更新されたスケジュールに関するスケジュールデータをメールで送信する。このとき、携帯電話1は、SIM1からSIM情報1を読み出して当該スケジュールデータに付加し、SIM情報1が付加されたスケジュールデータをメールで送信する。ここでは、メールの送信先(宛先)は、携帯電話2である。このメールは、メールサーバ4を経由して携帯電話2に到達する。そのため、携帯電話1は、このメールを、一旦、メールサーバ4へ送信する。なお、メールは、一例に過ぎない。実際には、メール以外のデータ形式でスケジュールデータを送信するようにしても良い。
SIM1は、携帯電話1に挿入されている。SIM1は、携帯電話1の使用者を特定するための携帯番号情報を保持する。
SIM情報1は、SIM1を特定する情報である。SIM情報1は、スケジュールデータを送信するときに付加される。
送信先リストは、携帯電話1で以後のスケジュール送信を受け入れた相手のSIM情報が追加される携帯電話1の本体内メモリである。ここでは、送信先リストは、スケジュールデータの送信先のグループを格納している。
送信先リスト内のグループには、プライベートグループ及びパブリックグループ等がある。
携帯電話1に対して、セキュリティモードの設定(シークレット設定)が行われる。セキュリティモードとは、携帯電話1全体として設定されるセキュリティ種別のことである。携帯電話1に設定されるセキュリティモードの種類には、シークレットモード/シークレット専用モード/通常モードの3種類のモードがある。
シークレットモードは、携帯電話1に含まれる全ての情報を閲覧できるモードである。シークレットモードの場合、携帯電話1は、プライベートグループ及びパブリックグループの両方に送信する。
シークレット専用モードは、携帯電話1に含まれる機密性の低い情報のみ閲覧できるモードである。シークレット専用モードの場合、携帯電話1は、パブリックグループのみに送信する。
通常モードは、携帯電話1に含まれる機密性の高い情報のみ閲覧できるモードである。通常モードの場合、携帯電話1は、プライベートグループのみに送信する。
携帯電話1は、セキュリティモードの設定(シークレット設定)に従い、スケジュールデータをメール形式で、メールサーバ4に自動送信する。なお、メール形式は一例に過ぎない。
メールサーバ4は、携帯電話1からのメールを蓄積し、携帯電話2へスケジュール送信を行うサーバである。特に、ここでは、メールサーバ4は、スケジュールが添付されたメールを配信する時間帯以外のときに蓄積し、配信時間帯に送信する。なお、実際には、メールサーバ4は、携帯電話1と携帯電話2の間で、データを中継する装置であれば良い。例えば、メールサーバ4は、基地局、中継機器、FTP(File Transfer Protocol)サーバ、ファイルサーバ等でも良い。
携帯電話2は、複数の携帯電話からのスケジュールデータを、メールサーバ4経由で受信する。また、携帯電話2は、SIM2からSIM情報2を読み出して、自分のスケジュールデータに付加する。携帯電話2は、それぞれの携帯電話のスケジュールを管理する。
SIM2は、携帯電話2に挿入されている。SIM2は、携帯電話2の使用者を特定するための携帯番号情報を保持する。
SIM情報2は、SIM2を特定する情報である。ここでは、SIM情報2は、携帯電話2から携帯電話1への「携帯電話1のスケジュールが更新されるたびに携帯電話1のスケジュールを受け取ることを所望する」という旨の通知に付加される。
携帯電話2は、スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)を保持する。
スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)は、携帯電話2が受け取ったスケジュールデータ(複数)と自分のスケジュールデータを保存する。携帯電話2は、スケジュールデータを受け取った都度、自動的にスケジュールデータを蓄積する。なお、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)は、スケジュールデータをスケジュール管理グループ毎に分けることで仮想的に複数保持することができる。ここでは、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)は、スケジュールデータを「グループA」、「グループB」の2グループに分けて管理する。
スケジュール管理グループは、携帯電話2がスケジュールを管理する単位である。スケジュール管理グループは、携帯電話1内で管理されるスケジュールを管理する単位である複数所持することができる。また、スケジュール管理グループは、SIM情報1登録の都度設定が可能であり、一度設定すれば任意のタイミングで別グループへの再設定も可能である。
スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)は、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)に蓄積されたスケジュールデータを画面表示可能な形式で保存する。スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)は、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)と同期を取って更新される。但し、スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)は、スケジューラが起動されたタイミングと、ユーザによる画面更新操作のタイミングでのみ更新される。
携帯電話3は、スケジュールの管理に関係しない。すなわち、携帯電話3は、スケジュールを管理したりされたりしない。ここでは、携帯電話3は、携帯電話2から二次配布を試みられる。
[本実施例における動作]
次に、図3、及び図4A、図4B、図4Cのフローチャートを参照して、本発明の実施例の動作について詳細に説明する。
(1)ステップS101
まず、前提条件として、携帯電話2は、予めSIM情報1をスケジューラに登録し、SIM情報1毎にスケジュール管理グループを設定する。なお、携帯電話2は、SIM情報1をスケジューラに登録する際、携帯電話1からSIM情報1を受信するようにしても良い。
(2)ステップS102
携帯電話1は、セキュリティモードの設定(シークレット設定)を行う。
(3)ステップS103
携帯電話2は、スケジュールが添付されたメールの配信を所望する時間帯(配信時間帯)をメールサーバ4へ設定する。
(4)ステップS104
携帯電話2は、SIM情報1が登録されると、自動的に、携帯電話1に対して、携帯電話1にてスケジュール更新があった際に更新されたスケジュールをメールにて受け取りたい旨の依頼を行う。このとき、携帯電話2は、携帯電話1に対して、SIM情報2を送信する。
(5)ステップS105
携帯電話1は、携帯電話2からの依頼に対して、事前に「全ての依頼を拒否する」かどうかの設定を行うことができる。携帯電話1は、この設定を行っている場合、設定解除するまでは、新規の依頼を全て拒否し、スケジュール更新待ち状態となる。
(6)ステップS106
携帯電話1は、上記の設定を行っていない場合、携帯電話2からの依頼に対し、拒否するか受け入れるかの選択を行う。携帯電話1は、拒否する場合、スケジュール更新待ち状態となる。
(7)ステップS107
携帯電話1は、受け入れる場合、自身の送信先リストへSIM情報2を追加する。なお、携帯電話1は、拒否する場合、自身の送信先リストへSIM情報2を追加しない。
(8)ステップS108
また、携帯電話1は、受け入れる場合、送信先リスト内の送信先毎にプライベート/パブリックグループのどちらかを設定する。
(9)ステップS109
携帯電話1は、スケジュール更新待ち状態となる。すなわち、携帯電話1は、スケジュール更新があるまで待機する。
(10)ステップS110
携帯電話1は、現在のセキュリティモードを確認する。ここでは、携帯電話1は、セキュリティモードがシークレットモード/通常モード/シークレット専用モードのいずれであるか確認する。
(11)ステップS111
携帯電話1は、セキュリティモードがシークレットモードのとき、最新データ(最新のスケジュールが添付されたメール)をパブリック/プライベートグループ共に自動送信する。
(12)ステップS112
携帯電話1は、セキュリティモードが通常モードのとき、最新データをプライベートグループにのみ自動送信する。
(13)ステップS113
携帯電話1は、セキュリティモードが通常モードのとき、最新データをパブリックグループにのみ自動送信する。
(14)ステップS114
携帯電話1から自動送信された最新データは、一旦、中継機器であるメールサーバ4に集められる。メールサーバ4は、携帯電話1から最新データを受信すると、現在、先に(ステップA103で)設定した配信時間帯内か確認する。
(15)ステップS115
メールサーバ4は、先に設定した配信時間帯外の場合、配信時間帯になるまで蓄積する。
(16)ステップS116
メールサーバ4は、配信時間帯待ち状態となる。すなわち、メールサーバ4は、配信時間帯になるまで待機する。
(17)ステップS117
メールサーバ4は、先に設定した配信時間帯内の場合、最新データ(最新のスケジュールが添付されたメール)を携帯電話2に送信する。携帯電話2は、最新データが届くと、送信者のスケジュール管理グループ毎にスケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)を最新の情報に自動更新する。
(18)ステップS118
携帯電話2は、スケジューラ起動/ユーザによる画面更新操作待ちとなる。すなわち、携帯電話2は、スケジューラ起動、もしくは、ユーザによる画面更新操作が行われるまで待機する。
(19)ステップS119
携帯電話2は、スケジューラが起動されたタイミング、もしくは、ユーザによる画面更新操作が行われたタイミングで、スケジュール管理グループ毎に空き時間帯を計算する。すなわち、携帯電話2は、スケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)に蓄積されたスケジュールデータを使用するタイミングで、スケジュール管理グループ毎に空き時間帯を計算する。このとき、携帯電話2は、全ての/いくつかのスケジュール管理グループに共通の空き時間帯を計算しても良い。
(20)ステップS120
携帯電話2は、計算された空き時間帯に、スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)を自動更新する。すなわち、携帯電話2は、計算された空き時間帯に、そのスケジュール管理グループ用のスケジュールデータ管理メモリ(データ蓄積用)に蓄積されたスケジュールデータを、スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)に記憶する。このとき、携帯電話2は、スケジュールデータ管理メモリ(画面表示用)に記憶されたスケジュールを画面表示して、ユーザに閲覧させることができる。
(21)ステップS121
携帯電話2も、スケジュール送信が可能であるため、ユーザからの送信操作待ちとなる。
(22)ステップS122
携帯電話2は、スケジュールデータを携帯電話3に送信しようとする場合、スケジュールデータに付加されたSIM情報と、携帯電話2に挿入(搭載)されているSIM2のSIM情報2とを比較(照合)する。なお、携帯電話1から受信したスケジュールデータには、SIM情報1が付加されている。また、携帯電話2が持つ自分のスケジュールデータには、SIM情報2が付加されている。
(23)ステップS123
携帯電話2は、比較した情報が合致したか否かの確認を行う。すなわち、携帯電話2は、スケジュールデータに付加されたSIM情報と、携帯電話2に挿入(搭載)されているSIM2のSIM情報2とが合致したか否かの確認を行う。
(24)ステップS124
携帯電話2は、比較した情報が合致しない場合、SIM2の挿入(搭載)された携帯電話2から携帯電話3へ送信を試みても送信が不可能となり、ユーザからの送信操作待ちの状態へ戻る。例えば、携帯電話1から受信したスケジュールデータには、SIM情報1が付加されているため、SIM情報1とSIM情報2とを比較しても、情報が合致しない。
(25)ステップS125
携帯電話2は、比較した情報が合致する場合、SIM2の挿入(搭載)された携帯電話2から携帯電話3へ、スケジュールデータの送信が可能となる。なお、比較した情報が合致する場合とは、スケジュールデータに付加されたSIM情報と、携帯電話2に挿入(搭載)されているSIM2のSIM情報2とが合致する場合である。すなわち、携帯電話2が、自分のスケジュールデータを送信しようとしている場合である。この場合、携帯電話2は、携帯電話3へ、SIM情報2の付加されたスケジュールデータを送信する。
なお、上記において、携帯電話1が携帯電話2に対して、自分のスケジュールデータの二次配布を許可する場合、携帯電話1が、携帯電話2から受信したSIM情報2を、自分のスケジュールデータに付加して携帯電話2に送信すれば良い。
<まとめ>
従来の技術では、スケジュール更新の都度メール送信しリアルタイム更新が行われる一方で、スケジュール配信元(携帯電話1)が多くなることで、不要なタイミングでのメール受信件数が増え、総合的な管理が難しくなるという問題が発生する。
本発明では、これらの問題を解決するために、スケジュールが添付されているメールのみ配信時間を限定する仕組みや、設定したグループ毎の空き時間帯を確認する仕組みを提供することで、スケジュール管理の利便性を向上する。
なお、通信機器使用者固有の情報を付加する技術は、既に実現されており、ダウンロードした画像等の取得者情報としてSIM情報を付加し、取得者以外が所有する通信機器へ二次配布されたとしても閲覧できないという方法は、広く利用されている。
しかし、本発明では、他者に受け渡す際でも自分のSIM情報を付加することで二次配布を防ぐことができる。
また、本発明では、送信先ユーザとの合意が可能であるため、これにより、ユーザ対ユーザでの受け渡しにおいても機密性の高いスケジューラを実現している。
また、携帯端末の機密性を上げる為に端末全体としてのセキュリティモードを設定する技術は広く使用されているが、本発明では、これをスケジュールデータが自動送信される相手にも適用することで、不特定の第三者が使用した場合にも機密性を保つことを実現している。
更に、本発明では、受信したスケジュールデータが、自端末内で自動更新されることで多くのユーザの管理においてユーザストレスを軽減でき、これを実現するためにデータ蓄積用のメモリと画面表示用のメモリを用意し、ユーザの分かりやすいタイミングで同期を取ることで、自動更新の実現性を高めている。
また、本発明では、情報の受信タイミングについてスケジュールデータのみ切り離し、スケジュール管理グループの設定と共通の空き時間帯を確認できるようにすることで、スケジュール管理をする規模が大きくなった場合のユーザ負荷軽減を実現している。
以上のように、本発明では、スケジュールデータの二次配布の許否を確認する携帯電話に対し、二次配布不可のスケジュールデータを受け渡すことで、機密性の高いスケジュール管理をすることができる。
(付記1)
前記第1の通信端末は、前記第2の通信端末から前記第2のICカード情報を受信する手段と、前記第2のICカード情報を自分の配信データに付加する手段と、前記第2のICカード情報を付加した配信データを前記中継装置へ送信する手段とを具備する。前記第2の通信端末は、前記第2のICカード情報を前記第1の通信端末へ送信する手段と、前記中継装置から受信した配信データを第3の通信端末に送信する際、前記受信した配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とを比較する手段と、比較の結果、前記受信した配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とが合致していれば、前記受信した配信データを前記第3の通信端末へ送信する手段とを具備する情報配布規制システム。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、実際には、上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の変更があっても本発明に含まれる。
1、2、3… 携帯電話(通信端末)
4… メールサーバ
10… 処理部
20… 記憶部
21… 送信先リスト
22… スケジュールデータ管理メモリ
30… 操作部
40… 表示部
50… SIM(SIMカード)
51… SIM情報
60… 通信部

Claims (7)

  1. 第1の通信端末と、
    第2の通信端末と、
    第3の通信端末と、
    中継装置と
    を含み、
    前記第1の通信端末は、
    前記第1の通信端末に挿入されている第1のICカードから第1のICカード情報を取得する手段と、
    前記第1のICカード情報を自分の配信データに付加する手段と、
    前記第1のICカード情報を付加した配信データを前記中継装置へ送信する手段と
    を具備し、
    前記第2の通信端末は、
    前記中継装置に対して、配信時間帯を設定する手段と、
    前記配信時間帯に、前記中継装置から他者の配信データを受信する手段と、
    前記第2の通信端末に挿入されている第2のICカードから第2のICカード情報を取得する手段と、
    前記第2のICカード情報を自分の配信データに付加する手段と、
    配信データを第3の通信端末に送信する際、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とを比較する手段と、
    比較の結果、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とが合致していれば、当該配信データを前記第3の通信端末へ送信する手段と
    を具備し、
    前記中継装置は、
    前記第1の通信端末から前記第2の通信端末への配信データを受信した際、前記配信時間帯でなければ、前記配信時間帯になるまで、前記第1の通信端末から前記第2の通信端末への配信データを蓄積する手段と、
    前記配信時間帯である場合、前記蓄積された配信データを前記第2の通信端末へ送信する手段と
    を具備し、
    前記第1の通信端末は、
    自分の配信データの送信先として、前記第2の通信端末を、第1グループ及び第2グループのいずれかに設定する手段と、
    セキュリティモードを設定する手段と、
    前記セキュリティモードが第1モードのとき、前記第1グループ及び前記第2グループの両方を送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と、
    前記セキュリティモードが第2モードのとき、前記第1グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と、
    前記セキュリティモードが第3モードのとき、前記第2グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と
    具備する
    情報配布規制システム。
  2. 請求項に記載の情報配布規制システムであって、
    前記第2の通信端末は、
    受信した配信データを、スケジュール管理グループ毎に用意されたデータ蓄積用メモリのいずれかに蓄積する手段と、
    前記受信した配信データを使用するタイミングで、前記受信した配信データが蓄積されたデータ蓄積用メモリに対応するスケジュール管理グループの空き時間帯を計算する手段と、
    前記計算された空き時間帯に、前記データ蓄積用メモリに蓄積された配信データを、データ出力用メモリに記憶する手段と、
    前記データ出力用メモリに記憶された配信データを出力する手段と
    を更に具備する
    情報配布規制システム。
  3. 自機に挿入されているICカードからICカード情報を取得する手段と、
    前記ICカード情報を自分の配信データに付加する手段と、
    前記ICカード情報を付加した配信データを中継装置へ送信する手段と、
    前記中継装置に対して、配信時間帯を設定する手段と、
    前記配信時間帯に、前記中継装置から他者の配信データを受信する手段と、
    配信データを他の通信端末に送信する際、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記ICカード情報とを比較する手段と、
    比較の結果、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記ICカード情報とが合致していれば、当該配信データを前記他の通信端末へ送信する手段と
    自分の配信データの送信先となる通信端末を、第1グループ及び第2グループのいずれかに設定する手段と、
    セキュリティモードを設定する手段と、
    前記セキュリティモードが第1モードのとき、前記第1グループ及び前記第2グループの両方を送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と、
    前記セキュリティモードが第2モードのとき、前記第1グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と、
    前記セキュリティモードが第3モードのとき、前記第2グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信する手段と
    具備する
    通信端末。
  4. 請求項に記載の通信端末であって、
    受信した配信データを、スケジュール管理グループ毎に用意されたデータ蓄積用メモリのいずれかに蓄積する手段と、
    前記受信した配信データを使用するタイミングで、前記受信した配信データが蓄積されたデータ蓄積用メモリに対応するスケジュール管理グループの空き時間帯を計算する手段と、
    前記計算された空き時間帯に、前記データ蓄積用メモリに蓄積された配信データを、データ出力用メモリに記憶する手段と、
    前記データ出力用メモリに記憶された配信データを出力する手段と
    を更に具備する
    通信端末。
  5. 第1の通信端末により、前記第1の通信端末に挿入されている第1のICカードから第1のICカード情報を取得することと、
    前記第1の通信端末により、前記第1のICカード情報を自分の配信データに付加することと、
    前記第1の通信端末により、前記第1のICカード情報を付加した配信データを中継装置へ送信することと、
    第2の通信端末により、前記中継装置に対して、配信時間帯を設定することと、
    前記中継装置により、前記第1の通信端末から前記第2の通信端末への配信データを受信した際、前記配信時間帯でなければ、前記配信時間帯になるまで、前記第1の通信端末から前記第2の通信端末への配信データを蓄積することと、
    前記中継装置により、前記配信時間帯である場合、前記蓄積された配信データを前記第2の通信端末へ送信することと、
    前記第2の通信端末により、前記配信時間帯に、前記中継装置から他者の配信データを受信することと、
    前記第2の通信端末により、前記第2の通信端末に挿入されている第2のICカードから第2のICカード情報を取得することと、
    前記第2の通信端末により、前記第2のICカード情報を自分の配信データに付加することと、
    前記第2の通信端末により、配信データを第3の通信端末に送信する際、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とを比較することと、
    比較の結果、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記第2のICカード情報とが合致していれば、当該配信データを前記第3の通信端末へ送信することと
    前記第1の通信端末により、自分の配信データの送信先として、前記第2の通信端末を、第1グループ及び第2グループのいずれかに設定することと、
    前記第1の通信端末により、セキュリティモードを設定することと、
    前記第1の通信端末により、前記セキュリティモードが第1モードのとき、前記第1グループ及び前記第2グループの両方を送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信することと、
    前記第1の通信端末により、前記セキュリティモードが第2モードのとき、前記第1グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信することと、
    前記第1の通信端末により、前記セキュリティモードが第3モードのとき、前記第2グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信することと
    を含
    情報配布規制方法。
  6. 請求項に記載の情報配布規制方法であって、
    前記第2の通信端末により、受信した配信データを、スケジュール管理グループ毎に用意されたデータ蓄積用メモリのいずれかに蓄積することと、
    前記第2の通信端末により、前記受信した配信データを使用するタイミングで、前記受信した配信データが蓄積されたデータ蓄積用メモリに対応するスケジュール管理グループの空き時間帯を計算することと、
    前記第2の通信端末により、前記計算された空き時間帯に、前記データ蓄積用メモリに蓄積された配信データを、データ出力用メモリに記憶することと、
    前記第2の通信端末により、前記データ出力用メモリに記憶された配信データを出力することと
    を更に含む
    情報配布規制方法。
  7. 自機に挿入されているICカードからICカード情報を取得するステップと、
    前記ICカード情報を自分の配信データに付加するステップと、
    前記ICカード情報を付加した配信データを中継装置へ送信するステップと、
    前記中継装置に対して、配信時間帯を設定するステップと、
    前記配信時間帯に、前記中継装置から他者の配信データを受信するステップと、
    配信データを他の通信端末に送信する際、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記ICカード情報とを比較するステップと、
    比較の結果、当該配信データに付加されたICカード情報と、前記ICカード情報とが合致していれば、当該配信データを前記他の通信端末へ送信するステップと
    自分の配信データの送信先となる通信端末を、第1グループ及び第2グループのいずれかに設定するステップと、
    セキュリティモードを設定するステップと、
    前記セキュリティモードが第1モードのとき、前記第1グループ及び前記第2グループの両方を送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信するステップと、
    前記セキュリティモードが第2モードのとき、前記第1グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信するステップと、
    前記セキュリティモードが第3モードのとき、前記第2グループを送信先として、自分の配信データを前記中継装置へ送信するステップと
    を通信端末に実行させるための
    情報配布規制用プログラム。
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