JP6720617B2 - 注出口、液体収納容器、および液体収納容器と外装容器との組合体 - Google Patents

注出口、液体収納容器、および液体収納容器と外装容器との組合体 Download PDF

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Description

本発明は、注出口、液体収納容器、および液体収納容器と外装容器との組合体に係り、とりわけ工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で流動性内容物の保管や輸送に供せられる注出口、液体収納容器、および液体収納容器と外装容器との組合体に関する。
従来、工業薬品分野、医薬品や化粧品原料分野等で、保管や輸送にアルミニウム、スチール、ステンレス、ファイバーボード等で作られた外装容器の内部に配置され、流動性内容物を収容する液体収納容器が使用されている。
このような液体収納容器は、使用済みの液体収納容器を外装容器から取り出し、新たな液体収納容器を外装容器内にセットするだけで再使用することができるために、例えば、液体収納容器を使用せずに直にスチール等の外装容器に流動性内容物を充填する場合に比べて、洗浄する手間等が省けるなどの利点があり、工業薬品、医薬品や化粧品原料の容器として広く使用されている。
また液体収納容器として、袋本体と、袋本体に取付けられた注出口とを有するものが知られている。このような液体収納容器は、まずコンパクトに折畳まれ外装容器の開口部から外装容器内に挿入される。
ところで、注出口は袋本体に接合されて取付けられるが、このような注出口は注出口本体と、袋本体に接合される接合部とを有する。このような構成からなる注出口において、接合部を確実に袋本体に接合するための技術が求められているが、袋本体に確実に接合できる接合部をもった注出口および液体収納容器は開発されていないのが実情である。
特開2013−107655号公報 特許第5,390,318号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、確実に袋本体に接合することができる注出口、この注出口を用いた液体収納容器、および液体収納容器と外装容器との組合体を提供することを目的とする。
本発明は、袋本体に接合される注出口において、注出口本体と、この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、前記接合部は複数の縁を有するとともに、前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっていることを特徴とする注出口である。
本発明は、前記接合部は、前記袋本体の上縁に接合され、前記接合部の一つの縁は前記外面の周縁を含むことを特徴とする注出口であってもよい。
本発明は、前記接合部はリング状をなすとともに、前記袋本体の面内に接合されることを特徴とする注出口であってもよい。
本発明は、前記溝は溝線と、この溝線から分岐する分岐部とを有し、前記溝線は前記2つの連通端部を含み、前記分岐部は前記接合部内に留まることを特徴とする注出口であってもよい。
本発明は、前記溝は溝線と、この溝線に連続する閉鎖形状領域とを有し、前記溝線は前記2つの連通端部を含み、前記閉鎖形状領域は前記接合部内に留まることを特徴とする注出口であってもよい。
本発明は、前記接合部は一端部および他端部が接合部の縁に連通する追加溝を有し、前記追加溝の一端部および他端部のうち、少なくとも一方は前記袋本体から前記注出口本体へ向かう液体の流れ方向に沿って延びる縁に形成されることを特徴とする注出口であってもよい。
本発明は、袋本体と、この袋本体に接合される注出口とを備え、この注出口は、注出口本体と、この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、前記接合部は複数の縁を有するとともに、前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっていることを特徴とする液体収納容器である。
本発明は、前記注出口は全体として合成樹脂製となっており、前記注出口と前記袋本体は溶着されたことを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記注出口は開口部を有する外装容器に直接装着され、前記注出口は前記開口部に係合するフランジを有することを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、前記注出口は開口部を有する外装容器に保持具を介して装着され、前記注出口は前記保持具に係合するフランジを有することを特徴とする液体収納容器であってもよい。
本発明は、外装容器と、この外装容器内に収納された液体収納容器とを備え、前記液体収納容器は、袋本体と、この袋本体に接合される注出口とを備え、この注出口は、注出口本体と、この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、前記接合部は複数の縁を有するとともに、前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっていることを特徴とする液体収納容器と外装容器との組合体である。
以上のように本発明によれば、注出口の接合部を確実に袋本体に接合することができる。また、本発明の液体収納容器と外装容器との組合体によれば、注出口の接合部が確実に袋本体に接合されているため、液体収納容器が外装容器内で支持された状態で内容量が大きく内容物の荷重負荷が袋本体に大きく掛かる場合であってもその荷重に十分耐えることができる。
図1は本発明による液体収納容器を示す平面図。 図2は注出口を示す斜視図。 図3は注出口を示す側面図。 図4は注出口を示す平面図。 図5は注出口を示す底面図。 図6は注出口と保持具の組合体を示す斜視図。 図7は注出口と保持具の組合体を示す側断面図。 図8は液体収納容器を外装容器内に挿入する状態を示す図。 図9は液体収納容器の袋本体の層構成を示す断面図。 図10(a)は保持具を示す平面図、図10(b)はその側面図。 図11(a)(b)(c)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図12(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図13(a)(b)(c)(d)(e)(f)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図14(a)(b)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図15(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)(l)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図16(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図17(a)(b)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図18(a)(b)(c)(d)(e)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図19は注出口の接合部の構成例を示す図。 図20(a)(b)(c)(d)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図21(a)(b)(c)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図22(a)(b)(c)(d)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図23(a)(b)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図24(a)(b)(c)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図25(a)(b)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図26(a)は注出口を示す平面図、図26(b)はその側面図、図26(c)はその底面図。 図27(a)は液体収納容器を示す平面図、図27(b)(c)はその注出口部分を示す断面図。 図28(a)(b)(c)(d)(e)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図29(a)(b)(c)(d)(e)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図30(a)(b)(c)(d)(e)は注出口の接合部の構成例を示す図。 図31は本発明の変形例による液体収納容器を示す図。 図32は本発明の他の変形例による液体収納容器を示す正面図。 図33(a)は本発明の他の変形例による液体収納容器を示す拡大図、図33(b)は更に他の変形例による液体収納容器を示す拡大図。 図34(a)は本発明の他の変形例による液体収納容器を示す底面図、図34(b)は更に他の変形例による液体収納容器を示す底面図。
<本発明の実施の形態>
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
ここで図1乃至図25は本発明の実施の形態を示す図である。
まず図1の液体収納容器1について説明する。
液体収納容器1は、外袋20と2重の内袋21とを重ね合わせた3重の多重フィルム2を、内袋21同士が対向するように重ね合わせて合計6枚とし、その四辺をヒートシール(溶着、特に熱溶着)してヒートシール部10を形成した袋本体3と、この袋本体3の上縁3aに配置され内袋21間に予め接合された注出口40とを備えている。この場合、注出口40は接着や溶着などの接合手段で接合され溶着される。
尚、本実施の形態では、袋本体3は多重フィルム2を内袋21同士が対向するようにして積層し、四辺をヒートシールしてヒートシール部10を形成することにより得られるが、これに限定されるものではなく、例えば、多重フィルム2を内袋21同士が対向するようにして折り曲げた後、重なり合った外周辺の三辺をヒートシールして形成してもよい。また、ヒートシール部10の内縁各部は、その内縁が弧状となるよう形成してもよい。これによって、角部に流動性内容物が残存し難い構造となる。また、袋本体は必ずしも多重フィルムから構成する必要はなく、袋本体3のフィルム構成は内容物や量に応じて適宜選定できる。なお、袋本体3は外袋20と内袋21とを重ね合わせた2重の多重フィルム2を、内袋21同士が対向するように重ね合わせて合計4枚とし、その四辺をヒートシールしてヒートシール部10を形成した袋本体3である2重袋でもよいし、3重袋でもよく、内容量が大きく内容物の荷重負荷が袋本体に大きく掛かる場合には荷重に耐えるため3重袋が好ましい。
なお、本実施の形態では、袋本体3が2枚の多重フィルムを重ね合わせた態様で形成されている例を示したが、これに限らず、フィルムを2枚用意して4辺をヒートシールしたり、あるいは1枚のフィルムを折り返して3辺をヒートシールすることにより、単層のフィルムで袋本体3を形成することも可能である。
なお、上述のように袋本体3は2枚の多重フィルム2を重ね合わせ、周縁をヒートシールしてヒートシール部10を形成することにより得られる。この場合、袋本体3は上縁3aと、底縁3bと、2側縁3c、3cとを有する矩形形状を有している。また上縁3aは1本の上縁ヒートシール部10aを含み、底縁3bは1本の底縁ヒートシール部10bを含み、各側縁3c、3cは1本の側縁ヒートシール部10cを有し、これら上縁ヒートシール部10aと、底縁ヒートシール部10bと、側縁ヒートシール部10cとによりヒートシール部10が構成されている。
また、本実施の形態では袋本体3の上縁3aは、上述のように1本の上縁ヒートシール部10aを含むが、上縁3aに2本以上のヒートシール部を形成してもよい。例えば図31に示す変形例のように、上縁3aのヒートシール部10aを2本に分けることにより、例えば上縁3aに2本分のヒートシール部10aの幅をもつ1本のヒートシール部を形成する場合に比べて、上縁3aを比較的軟質に構成することができる。
また注出口40は、袋本体3の上縁3aに溶着された接合部50と、該接合部50に連接され袋本体3から外方へ突出する注出口本体41とを有し、注出口本体41の上端には注出口フランジ42が設けられている。また、図1に示すように、注出口40は接合部50で多重フィルム2の内袋21間に溶着されている。
本実施の形態では内容液の荷重による負荷が、2枚の多重フィルム2へ均等に掛かり、また、接合部50の全体へ掛かる。このため、液体収納容器1の破損を防止することができる。さらに、液体収納容器1の全体形状が対照的になるため、袋本体3を外装容器内で均等に膨らますことができる。
注出口40の接合部50は、図2乃至図7に示すように、中央部51と、中央部51の両側に設けられ中央部51の厚みより薄肉となる薄肉部52をもつ楕円筒体からなり、扁平状で中央部51に貫通穴45を有する。通常、注出口40を接合部50において多重フィルム2の内袋21間に溶着する際に、内袋21間と接合部50の端部で囲まれる2つの領域に隙間ができて密封不良となり易い。これを防止するために両側に薄肉部52を設け、溶着時にこの薄肉部52を溶融することにより隙間ができることを防止する。
また注出口40の注出口本体41は、断面形状が略U字形状の筒状体からなり、その上端周縁に注出口フランジ42が設けられている。注出口本体41の底部43には、開口44が形成されている。この開口44によって液体収納容器1と、後述する外装容器5(図8参照)との間に通気を確保することができ、使用時に内容液を汲み出す際には、この開口44を通じて液体収納容器1と外装容器5との間に気体を導入して、液体収納容器1の外部から大気圧をかけて液体収納容器1内部の内容液の汲み出しをスムーズに行うことができる。また注出口本体41内の底部43には、注出口上部部材70が垂直方向に延びて設けられている。
注出口40の注出口フランジ42は外装容器5に形成された開口部5aに後述する保持具80を介して装着され、液体収納容器1が外装容器5内で支持される。なお、注出口フランジ42は外装容器5の開口部5aに保持具80を介さず直接装着されてもよい。
注出口40は、好ましくは射出成形法にて製造される。これに用いる樹脂としては射出成形可能な樹脂であれば特に限定するものではないが、多重フィルム2の内袋21の内面を構成する樹脂と溶着により接合されるために、内袋21の内面を構成する樹脂により適宜選択する必要があるが、通常は高温時でも剛性があり、低温時において脆化し難い高密度ポリエチレンが好適である。
図9は、袋本体3を構成する多重フィルム2の層構成を示す概略断面図である。図9に示すように、本実施の形態の多重フィルム2は、袋本体3の外側から順に、未延伸ナイロン層20a、ガスバリア層20b、及び、ポリエチレン層20c、の3層構造を有する外袋20と、直鎖状低密度ポリエチレン製の2枚の内袋21、21と、から構成されている。なお用いる流動性内容物にガスバリア性が必要ない場合、ガスバリア層20bを省略した2層構造としてもよい。
この場合、外袋20は未延伸ナイロン層20aを含むため、外袋20としてはその伸長度を増加させることができ、例えば外袋20は300%〜500%の伸長度をもつ。このように外袋20は高い伸長度をもつことができるため、袋本体3を全体として軟質とすることができ、後述のように外装容器5内に袋本体3を挿入し、この袋本体3内に通常大気や窒素ガスやクリーンドライエアーを供給して袋本体3を外装容器内で膨らませる際、スムーズに袋本体3を膨らませることができる。
なお、袋本体3の材料としては上述したものに限られることはない。
例えば内袋21の材料としては、低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの混合物、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの積層体のような材料を用いることができる。
また外袋20の材料としては、伸長度が300%〜500%のもの、例えば低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの混合物、低密度ポリエチレンと直鎖状低密度ポリエチレンの積層体のような材料を用いることができる。
ところで上述のように、注出口40の注出口フランジ42は外装容器5の開口部5aに保持具80を介して装着される。この保持具80は、開口部5aと注出口40との間に介在されて、外装容器5の開口部5aの形状が注出口フランジ42の外形より多少大きくなっても開口部5aに注出口40を確実に装着するよう機能する。
次に保持具80について、詳述する。
保持具80は外装容器5の開口部5aに係合する外側フランジ81と、この外側フランジ81に連結段部83を介して連結され注出口40の注出口フランジ42に係合する内側フランジ82とを有し、全体として開口80aを有するリング形状からなる。
また保持具80の内側フランジ82は開口80aを形成するリング形状をもち、その内径はa1となっている。また内側フランジ82にはその中心を通る直線上に、対向する一対の切欠き85、85が設けられており、この切欠き85、85を通る内側フランジ82の内径はa2となっている(図10参照)。
このため、図10に示すように、内側フランジ82の最小内径はa1、最大内径はa2となる。
このように構成された保持具80は、液体収納容器1の注出口40に装着されるが、この場合、注出口40の注出口フランジ42はリング形状(円形状)をなしている。このため注出口フランジ42の最大外径b1および最小外径b2は、互いに等しくなっている。
次に保持具80の内側フランジ82の最小内径a1と最大内径a2、および注出口40の注出口フランジ42の最大外径b1と最小外径b2の関係について説明する。
内側フランジ82の最大内径a2は注出口フランジ42の最小外径b2より大きく、a2>b2となっている。
また内側フランジ82の最小内径a1は注出口フランジ42の最大外径b1より小さくa1<b1となっている。
このようにa2>b2となっているため、注出口フランジ42は、保持具80の一対の切欠き85間を延びる空間を通過可能となっている。さらにa1<b1となっているため、保持具80の一対の切欠き85間を通過した注出口フランジ42は、保持具80の内側フランジ82に係止可能となっている。
ところで、保持具80の内側フランジ82の最小内径a1および最大内径a2と、注出口40の注出口フランジ42の最大外径b1および最小内径b2は、次のように規定することもできる。
すなわち、保持具80の内側フランジ82の最小内径a1は内側フランジ82の内側縁82Aの向い合う2点間を結ぶ直線の最小長さとなっており、保持具80の内側フランジ82の最大内径a2は内側フランジ82の内側縁82Aの向い合う2点間を結ぶ直線の最大長さとなっている。
また注出口40の注出口フランジ42の最大外径b1は注出口フランジ42の外側縁42Aの向い合う2点間を結ぶ直線の最大長さとなっており、注出口40の注出口フランジ42の最小外径b2は注出口フランジ42の外側縁42Aの向い合う2点間を結ぶ直線の最小長さとなっている。
ここで、上記a2、b2を規定する「向い合う2点間」とは、向い合う2点間を利用して注出口フランジ42が保持具80内の空間をスムースに通過することを意味する。
上記a1、b1を規定する「向い合う2点間」とは、向い合う2点間を利用して注出口フランジ42が保持具80の内側フランジ82に係合可能なことを意味する。
ところで、図2に示すように本実施の形態において、注出口40は、上述のように注出口本体41と、注出口本体41に連接された接合部50とを有しているが、この接合部50はその外面に形成された少なくとも一本の連続する溝100を有している(図11(a)参照)。この溝100は注出口40の接合部50を袋本体3に対して溶着する際、ヒートシール強度を向上させ、接合部50と袋本体3との間のエアを放出して密封性を向上させるものである。
ここで接合部50の外面とは袋本体3に溶着される面をいう。
図11(a)に示すように、接合部50に形成された少なくとも一本の溝100は、溝線(以下、線ともいう)111からなり、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。すなわち、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の下縁50b、側縁50c、50dに連通することはなく、接合部50の上縁50aのみに連通する。
このように各溝100の一端部100aおよび他端部100bは上縁50aに連通する連通端部となっている。このため例えば注出口40を袋本体3の上縁3aに溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃すことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、本実施の形態の液体収納容器1と外装容器5との組合体によれば、液体収納容器1が外装容器5内で支持された状態において、注出口40の接合部50が確実に袋本体3に接合されているため、液体収納容器1は内容量が大きく内容物の荷重負荷が袋本体3に大きく掛かる場合であってもその荷重に十分耐えることができる。
また溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。すなわち、上縁50aと下縁50bは連通していないので、内容物が溝100を通って外方へ漏洩することはない。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。この曲がり部101は直角に限らず鋭角あるいは鈍角でもよく、丸められてもよい。
このように溝100は任意のx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
次に接合部50に形成された溝100の変形例を以下説明する。
図11(a)に示す実施の形態において、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通する例を示したが、これに限らず、溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっていてもよく、右側縁50dに連通してもよい(図11(b)参照)。この場合、後述のように、袋本体3内から注出口本体41へ向かう液体の流れ方向に沿った縁50c、50dに連通しているため、内容液が溝100を通って外方へ漏洩することを防止できる。
あるいは図11(c)に示すように、溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっていてもよい(図11(c)参照)。この場合、溝100内に入り込んだ内容液は必ず下縁50bに戻され、袋本体3から外方へ漏れることはない。
次に接合部50に形成された溝100の他の変形例を述べる。
図12(a)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられている。
2本の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(b)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、このうち一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(c)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、このうち一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(d)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、このうち一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50cに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(e)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、このうち一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
図12(f)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(g)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(h)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(i)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
あるいは図12(j)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
図12(a)〜(j)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず同一の縁に戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、溝100は袋本体3内から注出口本体41へ向かう流れ方向に沿った縁50c、50dに連通しているため、内容物が溝100を通って外方へ漏洩することを防止できる。さらに、溝100は上縁50a、下縁50bに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50a、下縁50bに戻され、袋本体3から外方へ漏洩することはない。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の同一の縁に連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図13(a)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
あるいは図13(b)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいは図13(c)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
あるいは図13(d)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいは図13(e)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100は一方の溝100と上下方向で重なり合い、他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
あるいは図13(f)に示すように、接合部50に2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
図13(a)〜(f)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず同一の縁に戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、溝100は袋本体3内から注出口本体41へ向かう流れ方向に沿った縁50c、50dに連通しているため、内容物が溝100を通って外方へ漏洩することを防止できる。さらに、溝100は上縁50a、下縁50bに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50a、下縁50bに戻され、袋本体3から外方へ漏洩することはない。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の同一の縁に連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図14(a)に示すように、接合部50に4本の溝100が設けられ、1本目の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また2本目の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
さらに3本目の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。
また4本目の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
あるいは図14(b)に示すように、接合部50に4本の溝100が設けられ、4本の溝100において、各々の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
図14(a)(b)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の下縁50bに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず下縁50bに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の下縁50bに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図15(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100の曲がり部101には、溝100から分岐する分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100のうち、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かって分岐する分岐線112が接続されている。
あるいは図15(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100の曲がり部101には、溝100から下方へ向かって分岐する分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(d)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100のうち、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かって分岐する分岐線112が接続されている。
あるいは図15(e)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側に上縁50a側に向かって、分岐する分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(f)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100のうち、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かって分岐する3本の分岐線112が接続されている。
あるいは図15(g)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100の下方部には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側に下縁50b側に向かって、分岐する9本の分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(h)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100のうち、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かって分岐する2本の分岐線112が接続されている。
あるいは図15(i)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側に上縁50a側に向かって、分岐する7本の分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(j)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100のうち、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側および外側に向かって分岐する計5本の分岐線112が接続されている。
あるいは図15(k)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100には、溝100から上下方向に向かって分岐する計16本の分岐線(分岐部)112が接続されている。
あるいは図15(l)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また溝100には溝100から下方に向かって分岐する分岐線112と、曲がり部101と他端部100bとの間には、溝100から上縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ分岐する分岐線112が接続されている。
図15(a)〜(l)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図16(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間の曲がり部101側に縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側に向かう閉鎖形状領域113が設けられている。ここで閉鎖形状領域113とは溝線により囲まれて閉じた形状をもつ領域をいう。
あるいは図16(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間の中間部分に縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かう閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部右側には、縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かう閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(d)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間の中間部分に縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かう閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(e)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部に縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かう閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(f)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間に、縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かう2つの閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(g)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部に8個の連続する閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(h)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部、および曲がり部101と他端部100bとの間にかけて縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かう2つの閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(i)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間に、縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側および外側へ向かう閉鎖形状領域113が各々2つずつ設けられている。
あるいは図16(j)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部には上方へ向かう計16個の閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図16(k)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部と他端部100bとの間の中間部分に縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側へ向かう閉鎖形状領域113が設けられ、溝100の下方部に下方へ向かう計4個の閉鎖形状領域113が設けられている。
図16(a)〜(k)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、閉鎖形状領域113が溝100で囲まれている部分であって縁50a、50b、50c50dに連通していないため、閉鎖形状領域113は接合部50内に留まり、そのため、内容液が閉鎖形状領域113を通って外方へ漏洩することもない。さらに、閉鎖形状領域113を追加することで溝100の合計長を増やすことができるため、ヒートシール強度をより高めることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図17(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間には、縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側に向かう3本の分岐線112が設けられるとともに、縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側へ向かう2つの閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいは図17(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の曲がり部101と他端部100bとの間には、縁50aと溝100とで囲まれる領域の外側に向かう2つの閉鎖形状領域113が設けられるとともに、左方内側へ向かう3本の分岐線112が設けられている。
図17(a)(b)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいは図18(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100には上縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側に溝線111aが接続され、この溝線111aの追加端部100cは上縁50aに連通している。
あるいは図18(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100には上縁50aと溝100とで囲まれる領域の内側に7本の溝線111aが接続され、この溝線111aの追加端部100cは上縁50aに連通している。
あるいは図18(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部には下方向へ向かう複数の分岐線112が接続され、溝100の上方向へ向かう溝111aの追加端部100cは上縁50aに連通している。
あるいは図18(d)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100の下方部には上方へ向かう複数の溝111aが接続され、溝111aの追加端部100cは上縁50aに連通している。また溝100の下方部には下方へ向かう複数の閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいはまた、図18(e)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また溝100には下方へ向かう複数の閉鎖形状領域113が設けられ、この閉鎖形状領域113に連続して下方へ向かう複数の分岐線112が設けられている。さらに溝100には上方へ向かう複数の溝線111aが設けられ、溝線111aの追加端部100cは上縁50aに連通している。
図18(a)〜(e)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図19に示すように接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、この溝100の溝線111は幅広に形成されている。そして溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
図19において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
また、溝100の溝線111は幅広となっているため、ヒートシール時のエアを効果的に排出可能となる。
あるいは図20(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、この溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50に溝100と別個に追加溝115が設けられている。この追加溝115の一端部115aは接合部50の左側縁50cに連通し、他端部115bは接合部50の右側縁50dに連通している。このように追加溝115の一端部115aおよび他端部115bの双方が接合部50の左側縁50cおよび右側縁50d、すなわち袋本体3内から注出口本体41へ向かう液体の流れ方向に沿った縁50cおよび50dに連通しているため、内容液が追加溝115を通って外方へ漏洩することを防止できる。
あるいは図20(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、この溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50に溝100と別個に追加溝115が設けられている。この追加溝115の一端部115aは接合部50の左側縁50cに連通し、他端部115bは接合部50の右側縁50dに連通し、かつ追加溝115は中間部分115cで不連続となっている。
あるいは図20(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む溝100が設けられ、この溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50に溝100と別個に追加溝115が設けられている。この追加溝115の一端部115aは接合部50の左側縁50cに連通し、他端部115bは接合部50の下縁50bに連通している。このように追加溝115の一端部115aおよび他端部115bの少なくとも一方の一端部115aが接合部50の左側縁50c、すなわち袋本体3内から注出口本体41へ向かう液体の流れ方向に沿った縁50cに連通しているため、内容液が追加溝115を通って外方へ漏洩することを防止できる。
図20(a)〜(c)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図21(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっており、他方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には溝100で囲まれた領域外側へ向かう複数の分岐線112が設けられている。
あるいはまた、図21(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっており、他方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には、溝100で囲まれた領域内側へ向かう複数の分岐線112が設けられている。
あるいはまた、図21(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっており、他方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には、複数の分岐線112が設けられている。
図21(a)〜(c)において、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の左側縁50cに連通し、他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bはいずれも右側縁50dに連通している。このため溝100内に入り込んだ内容液は必ず左側縁50cあるいは右側縁50dに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、溝100は袋本体3内から注出口本体41へ向かう流れ方向に沿った縁50c、50dに連通しているため、内容物が溝100を通って外方へ漏洩することを防止できる。さらに、溝100は上縁50a、下縁50bに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50a、下縁50bに戻され、袋本体3から外方へ漏洩することはない。
さらにまた、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の左側縁50cに連通し、他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bが右側縁50dに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図22(a)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には、上縁50aおよび下縁50bに各々連通する溝線111aが設けられている。
あるいはまた、図22(b)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には閉鎖形状領域113が設けられている。
あるいはまた、図22(c)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には、左側縁50cおよび右側縁50dに各々連通する溝線111aが設けられている。
あるいはまた、図22(d)に示すように、接合部50に溝線111を含む2本の溝100が設けられ、一方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また他方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。
そして一方の溝100および他方の溝100には閉鎖形状領域113が設けられている。
図22(a)〜(d)において、各溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ずこの同一の縁に戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
また、溝100は袋本体3内から注出口本体41へ向かう流れ方向に沿った縁50c、50dに連通しているため、内容物が溝100を通って外方へ漏洩することを防止できる。さらに、溝100は上縁50a、下縁50bに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50a、下縁50bに戻され、袋本体3から外方へ漏洩することはない。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図23(a)に示すように、接合部50の上方に溝線111を含む4本の溝100が設けられ、接合部50の下方に溝線111を含む4本の溝100が設けられている。そして上方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。また下方の溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の下縁50bに連通する連通端部となっている。
あるいはまた、図23(b)に示すように、接合部50の上方に溝線111を含む4本の溝100が設けられ、これら各溝100には下方へ向かう閉鎖形状領域113が設けられている。
図23(a)(b)において、各溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ずこの同一の縁に戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図24(a)に示すように、接合部50の上方に溝線111を含む4本の溝100が設けられている。そして各溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50の下方には、袋本体3内から注出口本体41へ向かう内容液の流れ方向に沿った縁50c、50dに連通する一端部115aと他端部115bとを有する複数の追加溝115が設けられている。
あるいはまた、図24(b)に示すように、接合部50の上方に溝線111を含む4本の溝100が設けられている。そして各溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50の下方には、袋本体3内から注出口本体41へ向かう内容液の流れ方向に沿った縁50c、50dに連通する一端部115aと他端部115bとを有する複数の追加溝115が設けられている。また各追加溝115の中間部分115cで不連続となっている。
あるいはまた、図24(c)に示すように、接合部50の上方に溝線111を含む4本の溝100が設けられている。そして各溝100の一端部100aおよび他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
また接合部50の下方には、複数の溝線により囲まれた113aが設けられている。
図24(a)〜(c)において、溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず上縁50aに戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
また注出口40を袋本体3の上縁3に溶着する際、注出口40と袋本体3との間に残るエアをこの一端部100aおよび他端部100bから外方へ逃がすことができる。このため注出口40と袋本体3との間にエアが残ることはなく、袋本体3に対して注出口40を確実に溶着して取付けることができる。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の上縁50aに連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えば任意のx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
あるいはまた、図25(a)に示すように、接合部50の上方に幅広の溝線111を含む4本の溝100が設けられている。そして各溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の上縁50aに連通する連通端部となっている。
あるいはまた、図25(b)に示すように、接合部50の左方および右方に、各々幅広の溝線111を含む溝100が設けられ、左方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の左側縁50cに連通する連通端部となっている。また右方の溝100の一端部100aと他端部100bは接合部50の右側縁50dに連通する連通端部となっている。さらに左方の溝100および他方の溝100には幅広の分岐線112が接続している。
図25(a)(b)において、各溝100の一端部100aおよび他端部100bは、いずれも接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100内に入り込んだ内容液は必ず共通した同一の縁に戻される。このため袋本体3内の内容液が接合部50を通って外方へ漏れることはない。
さらにまた、溝100の一端部100aおよび他端部100bが接合部50の共通した同一の縁に連通しているため、溝100は接合部50上において必ず曲がり部101を有することになり、溝100は複数の方向、例えばx方向およびx方向に直交するy方向に延びることになる。
このように溝100はx方向およびy方向に延びるため、この双方の方向に関してヒートシール強度を高めることができる。
また溝100の溝線111、あるいは分岐線112が幅広に形成されているため、ヒートシール時のエアを効果的に排出可能となる。
次に図26乃至図30により、注出口40の変形例について更に説明する。
図26(a)(b)(c)に示すように、注出口40はフランジ42を有する円筒状の注出口本体41と、この注出口本体41の端部に連接されたリング状の接合部50とを備えている。図27(a)(b)に示すように、リング状の接合部50は袋本体3の内面に溶着され、袋本体3と注出口40とにより、液体収納容器1が構成される。
この場合、リング状の接合部50は、袋本体3の内面に溶着されるが(図27(a)(b)参照)、リング状の接合部50を袋本体3の外面に溶着してもよい(図27(c)参照)。また、接合部50は、袋本体3の内面または外面であって、袋本体3の周縁部以外の領域(袋本体3の面内という)に溶着されている。この場合、接合部50の外面が平面状であるため、接合部50と袋本体3とを溶着しやすい。そのため、液体収納容器1の製造が容易である。
次に図28(a)乃至図30(e)により、接合部50の構成について説明する。
接合部50は上述のように、円筒状の注出口本体41端部に連接されるとともに、注出口本体41の軸線に対して交わる平面上に形成され、リング状をなしている。ここで注出口本体41の軸線とは、注出口本体41上に直線をとって母線として、母線に平行な直線を軸として回転させたときに母線のつくる回転面が注出口本体41の面になるとき、軸とした直線のことを指しており、円筒状の注出口本体41の中心を通る。
このような接合部50は図28(a)に示すように、外縁50eと内縁50fとを有し、接合部50の外面に溝線111を有する複数の溝100が形成されている。各溝100は外縁50eに連通する一端部100aと他端部100bとを有する。
ここで接合部50の外面とは、袋本体3と溶着する面をいう。
あるいは図28(b)に示すように、接合部50に形成された各溝100は溝線111から分岐する分岐線112を有していてもよい。あるいはまた図28(c)に示すように、各溝100は溝線111と、溝線111に接続された閉鎖形状領域113とを有していてもよい。
あるいは、各溝100は外縁50eに連通する一端部100aおよび他端部100bを有する溝線111と、この溝線111に接続された閉鎖形状領域113とを有し、更に閉鎖形状領域113に分岐線112を接続してもよい(図28(d)参照)。
また各溝100は外縁50eに連通する一端部100aと他端部100bとを有する溝線111と、この溝線111から分岐する分岐線112を接続し、各溝100間を分岐線112により連結してもよい(図28(e)参照)。
また接合部50は上述のように、円筒状の注出口本体41端部に連接されるとともに、注出口本体41の軸線に対して交わる平面上に形成され、リング状をなしている。
このような接合部50は図29(a)に示すように、外縁50eと内縁50fとを有し、接合部50の外面に溝線111を有する複数の溝100が形成されている。各溝100は内縁50cに連通する一端部100aと他端部100bを有している。
あるいは図29(b)に示すように、溝線111から分岐する分岐線112を有していてもよい。また図29(c)に示すように、各溝100は一端部100aと他端部100bを有する溝線111と、溝線111に接続された閉鎖形状領域113とを有していてもよい。
あるいは、各溝100は内縁50eに連通する一端部100aと他端部100bを有する溝線111と、この溝線111に接続された閉鎖形状領域113と、閉鎖形状領域113に接続された分岐線112とを有していてもよい(図29(d)参照)。
また各溝100は内縁50fに一端部100aおよび他端部100bを有する溝線111と、この溝線111間を連結する分岐線112とを有していてもよい(図29(e)参照)。
接合部50は上述のように、円筒状の注出口本体41端部に連接されるとともに、注出口本体41の軸線に対して交わる平面上に形成され、リング状をなしている。
このような接合部50は図30(a)に示すように、外縁50eと内縁50fとを有し、接合部50の外面に溝線111を有する複数の溝100が形成されている。接合部50の溝100は外縁50eに連通する一端部100aと他端部100bとを有する。また接合部50の内側の溝100は内縁50fに連通する一端部100aと他端部100bとを有する。
あるいは図30(b)に示すように、接合部50に形成された各溝100は分岐線112を有していてもよい。また図30(c)に示すように、各溝100は一端部100aおよび他端部100bを有する溝線111と、溝線111に連結された閉鎖形状領域113とを有していてもよい。
あるいは、各溝100は外縁50eまたは内縁50fに連通する一端部100aおよび他端部100bを有する溝線111と、この溝線111に連結された閉鎖形状領域113と、閉鎖形状領域113に連結された分岐線112とを有していてもよい(図30(d)参照)。
また各溝100は外縁50eまたは内縁50fに連通する一端部100aおよび他端部100bを有する溝線111と、この溝線111同士を連結する分岐線112とを有していてもよい(図30(e)参照)。
なお、図26乃至図30に示す変形例において、図11乃至図27に示す実施の形態と同様の作用効果を奏する。
次に本発明の他の変形例について、図32乃至図34により説明する。
図32乃至図34に示す変形例は、袋本体10としてガセットタイプの袋本体を用いたものであり、他の構成は図1乃至図31に示す実施の形態と略同一である。
図32乃至図34に示すように、本実施の形態の液体収納容器1は、袋本体3と、この袋本体3に接合された注出口40とを備え、このうち袋本体3は、前面(図32及び図33(a)における手前側の面)および背面(図32及び図33(a)における奥側の面)に配置された2枚の矩形の多重フィルム2と、この多重フィルム2の両側部(図32及び図33(a)における左右方向の両側部)に各1枚ずつ配置された2枚の多重フィルム2’と、を有し、これらの多重フィルム2,2’の隣接する縁部が互いにヒートシールにて液密に接合されて構成されている。多重フィルム2’は、初期状態において、折り込み部22として袋本体3の両側部で内側に折り込まれているが、袋本体3内に液体が充填されるにつれて次第に拡がり、襠を形成するようになっている。
これらの多重フィルム2,2’は、例えば次のようにして互いに接合され、袋本体3を構成している。すなわち、まず、2枚の多重フィルム2が、互いの長辺及び短辺同士が一致し、且つ、互いの内袋21が対向するように、重ね合わせられる。そして、2枚の多重フィルム2’が、内袋21が外側になるように二つ折りにされた状態で、2枚の多重フィルム2の間に挟み込まれる。この時、図32に示すように、各多重フィルム2’は、その長辺が多重フィルム2の各長辺に一致し、当該多重フィルム2’の折り目3g(図32及び図33(a)における破線で示されている)が多重フィルム2の幅方向内側に位置するように、配置される。そして、対向配置された2枚の多重フィルム2の間に多重フィルム2’が存在している領域(図32における破線で挟まれた領域の外側領域)においては、多重フィルム2及び多重フィルム2’の縁部が、折り目3gを除いてヒートシールにて液密に接合される。更に、対向配置された2枚の多重フィルム2の間に多重フィルム2’が存在していない領域(図32において破線で挟まれた領域)においては、上縁3aにおいて、2枚の多重フィルム2の間に注出口40が挿入され、当該注出口40の接合部50と多重フィルム2の上縁(図32における上縁)3aとがヒートシールにて液密に接合され、底縁3bにおいて、2枚の多重フィルム2同士がヒートシールにて液密に接合される。
上述のように袋本体3は多重フィルム2および多重フィルム2’をガセット状に折畳み、周縁をヒートシールしてヒートシール部10を形成することにより得られる。この場合、袋本体3は上縁3aと、底縁3bと、2側縁3c、3cとを有する矩形形状を有している。また上縁3aは1本の上縁ヒートシール部10aを含み、底縁3bは1本の底縁ヒートシール部10bを含み、各側縁3c、3cは1本の側縁ヒートシール部10cを有し、これら上縁ヒートシール部10aと、底縁ヒートシール部10bと、側縁ヒートシール部10cとによりヒートシール部10が構成されている。
また、本実施の形態では袋本体3の上縁3aは、上述のように1本の上縁ヒートシール部10aを含むが、上縁3aに2本以上のヒートシール部を形成してもよい。
また注出口40は、袋本体3の上縁3aに溶着された接合部50と、該接合部50に連接され袋本体3から外方へ突出する注出口本体41とを有し、注出口本体41の上端には注出口フランジ42が設けられている。また、図1に示すように、注出口40は接合部50で多重フィルム2の内袋21間に溶着されている。
注出口40の接合部50は、図32、図33(a)および図34(a)に示すように、中央部51と、中央部51の両側に設けられ中央部51の厚みより薄肉となる薄肉部52をもつ楕円筒体からなり、扁平状で中央部51に貫通穴45を有する。通常、注出口40を接合部50において多重フィルム2の内袋21間に溶着する際に、内袋21間と接合部50の端部で囲まれる2つの領域に隙間ができて密封不良となり易い。これを防止するために両側に薄肉部52を設け、溶着時にこの薄肉部52を溶融することにより隙間ができることを防止する。
また注出口40の注出口本体41は、断面形状が略U字形状の筒状体からなり、その上端周縁に注出口フランジ42が設けられている。注出口本体41の底部43には、開口44が形成されている。この開口44によって液体収納容器1と、後述する外装容器5との間に通気を確保することができ、使用時に内容液を汲み出す際には、この開口44を通じて液体収納容器1と外装容器5との間に気体を導入して、液体収納容器1の外部から大気体をかけて液体収納容器1内部の内容液の汲み出しをスムーズに行うことができる。また注出口本体41内の底部43には、注出口上部部材70が垂直方向に延びて設けられている。
注出口40の注出口フランジ42は外装容器5に形成された開口部5aに上述の保持具80を介して装着され、液体収納容器1が外装容器5内で支持される。
また袋本体3のガセット状に折畳まれた折り目3gは、注出口40の接合部5の両端位置近傍にある。
なお、折り目3gは注出口40の接合部5の両側位置と袋本体3の左右端との間であれば、どこに設けてもよい。例えば図33(b)および図34(b)に示すように、折り目3gを注出口40の接合部5の両側位置と袋本体3の左右端との間の中間位置にもってくることにより、上縁ヒートシール部10a、および多重フィルム2の上縁3aとの接合部について、図34(a)に示す左右2つの4方向分岐を、図34(b)に示すように、左右で複数の3方向分岐にして接合を分散させて、袋本体3の強度を向上させることができる。
1 液体収納容器
3 袋本体
3a 上縁
3b 底縁
3c 側縁
3g 折り目
5 外装容器
5a 開口部
10 ヒートシール部
20 外袋
21 内袋
22 折り込み部
40 注出口
41 注出口本体
42 注出口フランジ
47 中間部
50 接合部
50a 上縁
50b 下縁
50c 左側縁
50d 右側縁
80 保持具
80A 注出口と保持具の組合体
100 溝
100a 一端部
100b 他端部
111 溝線
112 分岐線
113 閉鎖形状領域
115 追加溝

Claims (9)

  1. 袋本体に接合される注出口において、
    注出口本体と、
    この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、
    前記接合部は複数の縁を有するとともに、
    前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、
    前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっており、
    前記溝は溝線と、この溝線から分岐する分岐部とを有し、前記溝線は前記2つの連通端部を含み、前記分岐部は前記接合部内に留まることを特徴とする注出口。
  2. 袋本体に接合される注出口において、
    注出口本体と、
    この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、
    前記接合部は複数の縁を有するとともに、
    前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、
    前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっており、
    前記溝は第1の溝線と、両端部が前記第1の溝線に接続された第2の溝線とを有し、前記第1の溝線は前記2つの連通端部を含み、前記第2の溝線は前記接合部内に留まることを特徴とする注出口。
  3. 袋本体に接合される注出口において、
    注出口本体と、
    この注出口本体に連接し、前記袋本体に接合される接合部とを備え、
    前記接合部は複数の縁を有するとともに、
    前記接合部はその外面に形成された少なくとも一本の溝を有し、
    前記溝の一端部および他端部は接合部の前記複数の縁のうち一つの縁に連通する連通端部となっており、
    前記接合部は前記袋本体から前記注出口本体へ向かう液体の流れ方向に沿って延びる一対の側縁を有するとともに、一端部および他端部が接合部の縁に連通する追加溝を有し、前記追加溝の一端部および他端部のうち少なくとも一方は、前記一対の側縁のうちの一方の側縁に形成されることを特徴とする注出口。
  4. 前記接合部は、前記袋本体の上縁に接合され、前記接合部の一つの縁は前記外面の周縁を含むことを特徴とする請求項1または2記載の注出口。
  5. 前記接合部はリング状をなすとともに、前記袋本体の面内に接合されることを特徴とする請求項1または2記載の注出口。
  6. 袋本体と、
    この袋本体に接合された、請求項1乃至5のいずれか記載の注出口とを備えることを特徴とする液体収納容器。
  7. 前記注出口は開口部を有する外装容器に直接装着され、前記注出口は前記開口部に係合するフランジを有することを特徴とする請求項記載の液体収納容器。
  8. 前記注出口は開口部を有する外装容器に保持具を介して装着され、前記注出口は前記保持具に係合するフランジを有することを特徴とする請求項記載の液体収納容器。
  9. 外装容器と、
    この外装容器内に収納された、請求項6乃至8のいずれか記載の液体収納容器とを備えることを特徴とする液体収納容器と外装容器との組合体。
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