JP6718351B2 - 電圧検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電圧検出装置に関する。
下記特許文献1には、組電池の電圧を監視する監視回路を保護する回路保護装置が開示されている。この回路保護装置は、組電池と監視回路との間に介装される回路であり、監視回路の各入力端と組電池を構成する複数の電池セルの各端子とを相互接続する複数の検出ラインの各々に挿入される複数のヒューズと、個々の電池セルに対応する一対の検出ライン間に各々設けられる複数のツェナーダイオードからなる。
特開2014−007883号公報
ところで、上記回路保護装置は、車両用の組電池に適用されるものであるが、当該車両用の組電池には、CID(Current Interrupt Device)と称する遮断素子が設けられているものがある。このCIDは、組電池を構成する複数の電池セルの各々に直列接続され、各電池セルの一方の端子を機械的に解放することにより、各電池セルの出力が外部に供給されないようにする。
このようなCIDを備えた組電池における各電池セルの出力電圧(セル電圧)を電圧検出回路で検出しようとする場合、何れかのCIDが作動することによって電圧検出回路に過電圧が印可される虞がある。この虞を解消するためには電圧検出回路の入力耐圧を向上させる必要があるが、当該入力耐圧の向上は、電圧検出回路のコスト高を招くので好ましくない。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、入力耐圧の向上を図ることなく入力過電圧への耐性を確保することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、電圧検出装置に係る第1の解決手段として、遮断素子を備えた組電池の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記組電池を放電させる放電回路とを備える電圧検出装置であって、前記遮断素子の作動を検知すると、前記放電回路を作動させて前記組電池を放電させる制御手段を備える、という手段を採用する。
本発明では、電圧検出装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記遮断素子及び前記放電回路は、前記組電池を構成する複数の電池セル毎に設けられており、前記制御手段は、任意の1つの前記遮断素子が作動すると、全ての前記電池セルの前記放電回路を作動させる、という手段を採用する。
本発明では、電圧検出装置に係る第3の解決手段として、上記第1または第2の解決手段において、前記電圧検出部は、各々にローパスフィルタを介して前記組電池から入力される一対の電位に基づいて前記組電池の電圧を検出し、前記放電回路は、前記ローパスフィルタの入力端に一端が各々接続された一対の放電抵抗器と、当該一対の放電抵抗器の各他端の間に接続された開閉スイッチとを備える、という手段を採用する。
本発明では、電圧検出装置に係る第4の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、前記制御手段は、前記組電池を構成する複数の電池セルの出力電圧に基づいて前記遮断素子の作動を検知する、という手段を採用する。
本発明では、電圧検出装置に係る第5の解決手段として、上記第1〜第3のいずれかの解決手段において、前記制御手段は、前記組電池を構成する複数の電池モジュールの出力電圧に基づいて前記遮断素子の作動を検知する、という手段を採用する。
本発明によれば、遮断素子の作動を検知すると、放電回路を作動させて組電池を放電させるので、電圧検出部の入力耐圧の向上を図ることなく、電圧検出部の入力過電圧への耐性を確保することが可能である。
本発明の一実施形態に係る電圧検出装置が含まれる車両走行系の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電圧検出装置の一部詳細構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る電圧検出装置の動作状態を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示す車両走行系は、電気自動車やハイブリッド自動車等、電力によってモータを駆動することにより走行のための駆動力を得る車両に設けられるものである。
この車両走行系は、図1に示すように、組電池1、メインコンタクタ2、サブコンタクタ3、インバータ4、走行モータ5、保護回路6、電圧検出部7、マイコン8及びバッテリECU9を備えている。このような構成要素のうち、保護回路6、電圧検出部7及びマイコン8は、本実施形態における電圧検出装置を構成している。
組電池1は、12個の電池セルb1〜b12が直列接続されたものであり組電池であり、最上位に位置する電池セルb1のプラス端子が組電池1のプラス端子(一方の出力端子)であり、また最下位に位置する電池セルb12のマイナス端子が組電池1のマイナス端子(他方の出力端子)である。このような12個の電池セルb1〜b12のうち、電池セルb1〜b6は第1の電池モジュールを構成し、電池セルb7〜b12は第2の電池モジュールを構成している。
また、この組電池1は、図示するようにCID(Current Interrupt Device)を備えている。このCIDは、組電池1を構成する各電池セルb1〜b12に対応して各電池セルb1〜b12のプラス端子側に設けられており、対応する電池セルの異常によって当該電池セルの内圧が過度に上昇すると作動することにより、各電池セルb1〜b12のプラス端子を機械的に解放する遮断素子(ディスコネクト素子)である。
なお、この組電池1における合計12個の電池セルb1〜b12はあくまでも一例であり、組電池1としては、さらに多くの電池セルを備えるものでもよい。すなわち、本実施形態における組電池1は12個に限定されない複数の電池セルを備えるものであり、また第1、第2の電池モジュールを構成する電池セルの個数は6個に限定されない。さらに、電池モジュールの個数も2個には限定されない。
メインコンタクタ2は、励磁コイルと当該励磁コイルへの給電状態に応じて開状態あるいは閉状態に変化する一対の接点を備えた通電開閉器であり、一方の接点が上記組電池1のプラス端子に接続されており、他方の接点がインバータ4の第1入力端に接続されている。このメインコンタクタ2は、バッテリECU9から上記励磁コイルに供給される駆動電流に基づいて開状態あるいは閉状態に設定されることにより、上記組電池1のプラス端子とインバータ4の第1入力端との接続/非接続を切り替える。
サブコンタクタ3は、上記メインコンタクタ2と同様に励磁コイルと当該励磁コイルへの給電状態に応じて開状態あるいは閉状態に変化する一対の接点を備えた通電開閉器であり、一方の接点が上記組電池1のマイナス端子に接続されており、他方の接点がインバータ4の第2入力端に接続されている。このサブコンタクタ3は、バッテリECU9から供給される駆動電流に基づいて閉状態あるいは開状態に設定されることにより、上記組電池1のマイナス端子とインバータ4の第2入力端と接続/非接続を切り替える。
インバータ4は、第1入力端と第2入力端及び第1〜第3出力端を備える三相インバータである。このインバータ4の第1入力端及び第2入力端には、上記組電池1から高周波電力(直流電力)が入力される。このインバータ4は、第1入力端及び第2入力端に入力された組電池1の高周波電力(直流電力)を所定周波数かつ三相(U相、V相、W相)の交流電力(三相交流電力)に変換して第1〜第3出力端から走行モータ5に出力する。このようなインバータ4は、図示しない電力制御装置から入力されるU相、V相、W相の制御信号(例えばPWM信号)に基づいて高周波電力(直流電力)を三相交流電力に変換する。
走行モータ5は、上記インバータ4から供給される三相交流電力を駆動電力として回転動力を発生する三相電動機である。本実施形態における車両は、走行モータ5が発生する回転動力によって走行する。このような走行モータ5は、例えば制御性に優れた三相直流電動機である。
保護回路6は、電圧検出部7と組電池1との間に設けられ、電圧検出部7を保護するための回路である。詳細は後述するが、この保護回路6は、図2に示すように、例えば各電池セルb1〜b12の出力端子(プラス端子とマイナス端子)と当該出力端子に対応して設けられた電圧検出部7の各入力端との間に設けられたヒューズであり、電圧検出部7の各入力端への過電流の流入を阻止することにより電圧検出部7を保護する。
電圧検出部7は、組電池1の出力電圧を検出する回路である。詳細については後述するが、この電圧検出部7は、より具体的には各電池セルb1〜b12の出力電圧を検出するための専用ICと、各電池セルb1〜b12の出力端子に対応して設けられたローパスフィルタとを備えている。なお、上記専用ICには、各電池セルb1〜b12の出力電圧の検出機能に加えて、各電池セルb1〜b12を強制的に放電させる放電回路が設けられている。このような電圧検出部7は、各電池セルb1〜b12の出力電圧をマイコン8に出力する。
図2は、代表として電池セルb1に対応する保護回路6及び電圧検出部7の詳細構成を示す回路図である。なお、電池セルb1以外の電池セルb2〜b12に対応する保護回路6及び電圧検出部7も、図2と同様な詳細構成を有している。
保護回路6は、詳細には一対のヒューズF1、F2から構成されている。一対のヒューズF1、F2は、過電流によって溶断する電子素子であり、所定の抵抗値(保護抵抗値)を有している。電圧検出部7は、一対のローパスフィルタL1、L2、一対の放電抵抗器R1、R2及びセル電圧検出IC7aから構成されている。一方のヒューズF1は、一端が電池セルb1のプラス端子に接続され、他端がローパスフィルタL1の入力端及び一方の放電抵抗器R1の一端に接続されている。他方のヒューズF2は、一端が電池セルb1のマイナス端子に接続され、他端がローパスフィルタL2の入力端及び他方の放電抵抗器R2の一端に接続されている。
ローパスフィルタL1は、抵抗器とコンデンサとからなるCRフィルタであり、入力端が上記一方のヒューズF1の他端に接続され、出力端がセル電圧検出IC7aの入力端a1に接続されている。ローパスフィルタL2は、抵抗器とコンデンサとからなるCRフィルタであり、入力端が上記他方のヒューズF2の他端に接続され、出力端がセル電圧検出IC7aの入力端a2に接続されている。
一方の放電抵抗器R1は、一端が一方のヒューズF1の他端に接続され、他端がセル電圧検出IC7aの入力端a3に接続されている。他方の放電抵抗器R2は、一端が他方のヒューズF2の他端に接続され、他端がセル電圧検出IC7aの入力端a4に接続されている。このような一対の放電抵抗器R1、R2は、所定の抵抗値(放電抵抗値)を有する。
セル電圧検出IC7aは、上記一対の入力端a3、a4に接続された開閉スイッチ7bを備えている。このセル電圧検出IC7aは、上記一対の入力端a1、a2の各電位の電位差を電池セルb1の出力電圧(セル電圧V1)として検出すると共に、当該セル電圧V1に基づいて開閉スイッチ7bのON/OFF状態(開閉状態)を制御する。詳細は後述するが、このセル電圧検出IC7aは、組電池1のCID(遮断素子)の作動を検知すると、開閉スイッチ7bを作動させて組電池1を放電させる。すなわち、このセル電圧検出IC7aは、本発明の制御手段に相当するものである。
この開閉スイッチ7bは、上述した一対の放電抵抗器R1、R2と共に放電回路を構成している。すなわち、この開閉スイッチ7bは、閉状態になることにより一対のヒューズF1、F2及び一対の放電抵抗器R1、R2を介して電池セルb1のプラス端子とマイナス端子とを相互接続し、以て電池セルb1を放電させる。
マイコン8は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ、入出力インターフェイス等が一体的に組み込まれた所謂ワンチップマイコンであり、内部メモリに記憶された電圧検知プログラムを実行することにより組電池1に関する電圧検知機能を発揮する。より具体的には、このマイコン8は、電圧検出部7から入力される各電池セルb1〜b12の出力電圧(セル電圧V1〜V12)をデジタル値に変換してバッテリECU9に出力する。
バッテリECU9は、車両の運転手の操作指示(例えばイグニッションスイッチの「ON」)に基づいて、上述したメインコンタクタ2及びサブコンタクタ3の動作を制御することにより、組電池1の高電圧電力のインバータ4への通電を制御する装置である。このバッテリECU9は、上記メインコンタクタ2及びサブコンタクタ3の制御に加え、当該制御に基づくメインコンタクタ2及びサブコンタクタ3の開閉状態をマイコン8に通知する。
次に、このように構成された車両走行系の動作について詳しく説明する。
この車両走行系では、バッテリECU9がメインコンタクタ2及びサブコンタクタ3の開閉を制御することにより組電池1の出力がインバータ4に給電され、当該インバータ4が図示しない走行制御装置によって制御されることによって走行モータ5が駆動される。すなわち、バッテリECU9は、インバータ4に対する給電制御装置として機能する。
そして、本実施形態における電圧検出装置は、このようなバッテリECU9の機能を補佐するように動作する。すなわち、バッテリECU9は、マイコン8から入力される各電池セルb1〜b12の出力電圧(セル電圧V1〜V12)が異常値を示す場合には、メインコンタクタ2及びサブコンタクタ3を開状態に設定してインバータ4への給電を中止させる。
以下では、図2を参照して電池セルb1に関する電圧検出装置の動作を説明するが、電圧検出部7のセル電圧検出IC7aは、全ての電池セルb1〜b12について電池セルb1と同様に動作する。
セル電圧検出IC7aは、開閉スイッチ7bのOFF状態(非作動状態)において、ヒューズF1、F2及びローパスフィルタL1、L2を介して一対の入力端a3、a4に入力される電池セルb1のプラス電位とマイナス電位の電位差をセル電圧V1として検出する。このセル電圧V1は、電池セルb1のCIDが作動していない状態では、所定の正常範囲内の電圧値となるが、電池セルb1のCIDが作動して電池セルb1のプラス端子が解放状態になると上記正常範囲から逸脱した高電圧(異常電圧)となる。
セル電圧検出IC7aは、このようなセル電圧V1に基づいて電池セルb1のCIDの作動を検知すると、つまりセル電圧V1が所定のしきい値以上の高電圧になると、開閉スイッチ7bをOFF状態(非作動状態)からON状態(作動状態)に移行させる。この結果、セル電圧検出IC7aにおける一対の入力端a3、a4には上記正常範囲から逸脱した高電圧(異常電圧)の印可が阻止される。
ここで、全ての電池セルb1〜b12のうち、電池セルb1の開閉スイッチ7bをON状態(作動状態)に設定すると、電池セルb1に対応するセル電圧検出IC7aの入力端a3、a4に対する逸脱した高電圧(異常電圧)の印可は阻止できるが、この影響によって電池セルb1に隣接する電池セルb2に対応するセル電圧検出IC7aの入力端a3、a4に高電圧(異常電圧)が印可されることになる。そして、これを回避するためには、電池セルb2に対応する開閉スイッチ7bをON状態(作動状態)に設定する必要がある。
これによって電池セルb2に対応するセル電圧検出IC7aの入力端a3、a4への高電圧(異常電圧)の印可を回避することができるが、この結果として電池セルb2に隣接する電池セルb3に対応するセル電圧検出IC7aの入力端a3、a4に高電圧(異常電圧)が印可されることになる。
すなわち、各電池セルb1〜b12に対応するCIDの何れかが作動した場合、各電池セルb1〜b12に対応するセル電圧検出IC7aを高電圧(異常電圧)から保護するためには、図3に示すように各電池セルb1〜b12に対応する全ての開閉スイッチ7bをON状態(作動状態)に設定する必要がある。なお、図3における抵抗器Rcは、保護回路6(ヒューズF1、F2)と放電抵抗器R1、R2との合成抵抗に相当するものである。
一方、セル電圧検出IC7aは、各電池セルb1〜b12に対応する全てのCIDが作動しない状態において各電池セルb1〜b12の電池セルb1〜b12を取得すると、当該セル電圧V1〜V12をバッテリECU9に出力する。そして、バッテリECU9は、各電池セルb1〜b12のセル電圧V1〜V12が異常な値を示した場合には、メインコンタクタ2及びサブコンタクタ3をON状態(閉状態)からOFF状態(開状態)に移行させて、組電池1からのインバータ4への給電を停止させる。
このような本実施形態における電圧検出装置によれば、セル電圧検出IC7aは、各電池セルb1〜b12に対応する任意の1つのCIDが作動すると、各電池セルb1〜b12に対応する全ての開閉スイッチ7bをON状態(作動状態)に設定するので、自らの入力耐圧の向上を図ることなく、自らへの異常電圧(入力過電圧)への耐性を確保することが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施形態では、各電池セルb1〜b12のセル電圧V1〜V12に基づいて各電池セルb1〜b12のCIDの作動を検知したが、本発明はこれに限定されない。各電池セルb1〜b12のセル電圧V1〜V12に代えて、第1の電池モジュールの出力電圧(モジュール電圧)あるいは各電池セルb1〜b12のSOC(State Of Charge)に基づいて各電池セルb1〜b12のCIDの作動を検知しても良い。例えば、各電池セルb1〜b12のSOCを用いる場合、その値が90%になった段階でCIDが作動したと判定する。
(2)上記実施形態ではセル電圧検出IC7a内に開閉スイッチ7bを設けたが、本発明はこれに限定されない。セル電圧検出IC7aとは別に開閉スイッチ7bを個別の回路として設けても良い。
(3)上記実施形態では保護回路6を設けたが、本発明はこれに限定されない。保護回路6については必要に応じて削除し、組電池1と電圧検出部7とを直接接続しても良い。
(4)上記実施形態では、組電池1に備えられたCIDの作動に起因する異常電圧(入力過電圧)に対して、電圧検出部7(セル電圧検出IC7a)を保護することについて説明したが、電圧検出部7に対する異常電圧の発生原因は、CIDの作動に限定されない。本発明は、様々な要因に起因する異常電圧に対して電圧検出部7の入力耐圧を向上させることなく、電圧検出部7を保護することができる。
(5)上記実施形態では、各電池セルb1〜b12が各々にCIDを備える組電池1について説明したが、本発明はこれに限定されない。安全対策用に組電池に設けられる遮断素子には、電池セルの異常内圧に基づいて作動するCIDの他に種々のものが考えられる。
1 組電池
2 メインコンタクタ
3 サブコンタクタ
4 インバータ
5 走行モータ
6 保護回路
7 電圧検出部
7a セル電圧検出IC(制御手段)
8 マイコン
9 バッテリECU
b1〜b12 電池セル
F1、F2 ヒューズ
L1、L2 ローパスフィルタ
R1,R2 放電抵抗器

Claims (4)

  1. 遮断素子を備えた組電池の出力電圧を検出する電圧検出部と、前記組電池を放電させる放電回路とを備える電圧検出装置であって、
    前記遮断素子の作動を検知すると、前記放電回路を作動させる制御手段を備え
    前記遮断素子及び前記放電回路は、前記組電池を構成する複数の電池セル毎に設けられており、
    前記制御手段は、任意の1つの前記遮断素子が作動すると、全ての前記電池セルの前記放電回路を作動させることを特徴とする電圧検出装置。
  2. 前記電圧検出部は、各々にローパスフィルタを介して前記組電池から入力される一対の電位に基づいて前記組電池の電圧を検出し、
    前記放電回路は、前記ローパスフィルタの入力端に一端が各々接続された一対の放電抵抗器と、当該一対の放電抵抗器の各他端の間に接続された開閉スイッチとを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電圧検出装置。
  3. 前記制御手段は、前記組電池を構成する複数の電池セルの出力電圧に基づいて前記遮断素子の作動を検知する ことを特徴とする請求項1または2に記載の電圧検出装置。
  4. 前記制御手段は、前記組電池を構成する複数の電池モジュールの出力電圧に基づいて前記遮断素子の作動を検知することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電圧検出装置。

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