JP6718292B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、詳しくは、遊技者が操作可能な操作装置を備えた遊技機である。
従来、この種の遊技機として、所定条件を満たすことにより大当たりの抽選を行うとともに、大当たりの抽選の結果に基づいて、演出表示装置における画像表示や音声出力装置による音声出力等を行う演出の実行を決定し、この決定された演出を実行することによって遊技者に対して大当たりの当選等に対する期待感を視覚的・聴覚的に与えるものが知られている。
また、このような遊技機では、遊技者が操作可能な操作装置により所定の操作がなされると、実行中の演出が先の段階へ進行したり、他の内容に切り替わったりするように設定することで演出効果の向上が図られている。たとえば、操作装置として、遊技者が把持可能であるとともに傾倒可能な操作レバーを設け、遊技者が操作レバーを傾倒することにより演出の切り換え等が行われるようなパチンコ機が考案されている(特許文献1参照)。
特開2011−156173号公報
しかし、上述のように遊技者が把持可能な操作装置を備えた遊技機においては、可動範囲を超えて操作装置の傾倒が行われたり、予定していない操作態様(たとえば、操作装置を引き上げる、押し込む、操作可能な方向以外の方向へ傾倒させる等)で操作装置が操作されたりする場合があり、操作装置が遊技機から脱落する等、操作装置が破損してしまうおそれが生じていた。
そこで、本発明は、上述した事情によりなされたものであり、遊技者が把持可能な操作装置の耐久性を向上し、操作装置の破損等を防止可能な遊技機の提供を目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は次のように構成されている。
以下、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。なお、下記の符号及び記載は、本発明の構成に相当する発明の実施の形態における構成の符号及び名称を示したものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)本発明は、遊技者が把持可能であり、かつ把持した状態で操作可能な操作装置(演出操作ユニット10)を備えた遊技機(パチンコ機P)であって、前記操作装置は、遊技者が直接又は間接的に把持可能な把持部(立設部65b)と、前記把持部に連接し、当該把持部を基部に固定するための固定部(底板部65a)と、前記固定部の少なくとも一部を覆う補強部(補強板部66)と、を備え、前記固定部は、その一部において前記基部に固定され、かつ、前記補強部により覆われた部分において当該補強部と共に前記基部に固定されることを特徴とする。
本発明に係る遊技機においては、遊技者が把持可能な把持部に連接された固定部が、その一部において直接基部に固定されるのみならず、補強部に覆われた部分においては、補強部と共に基部に固定されており、固定部が基部から取り外され難くなるため、操作装置の破損等を防止することができるのである。
本発明によれば、遊技者が把持可能な操作装置の耐久性を向上し、操作装置の破損等を防止可能な遊技機を提供することができる。
パチンコ機の外観正面図である。 パチンコ機の外観斜視図である。 演出操作ユニットの外観斜視図である。 演出操作ユニットにおけるレバーベース部、把持板部及び補強板部の外観斜視図である。 演出操作ユニットにおけるボタンユニット及びレバーベースカバーの分解斜視図である。 演出操作ユニットの組み立て工程を示す斜視図である。 演出操作ユニットの組み立て工程を示す斜視図である。 演出操作ユニットの平面図である。 演出操作ユニットのA−A方向の側断面図である。 演出操作ユニットのB−B方向の側断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書において、後述するパチンコ機Pに設けられた各構成部品についての、前後(正面背面)、左右(側面)、上下(平面底面)の方向は、各構成部品をパチンコ機Pに固定した状態でパチンコ機Pを正面視したときの方向を示すものとする。
(パチンコ機Pの外部構成)
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、一般的に、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置(特に図示しておらず)が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置に接続されている。
遊技球貸出装置は、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置に紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置から遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pは、図1及び図2に示すように、島に固定される四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する機枠F1と、この機枠F1にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられる四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する本体枠F2と、この本体枠F2にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられ、正面に開口部(特に図示しておらず)が形成された前扉Dと、を備えている。
本体枠F2の中空部には、遊技領域を形成するための遊技盤100が収容されている。また、図1及び図2に示すように、前扉Dには、開口部を覆う透明板400と、透明板400の上方から左側方にかけて(前扉Dの上部から左側部にかけて)透明板400を取り囲むように取り付けられた装飾レンズ210と、透明板400の右上方(前扉Dの右上角部)に取り付けられた回転灯ユニット220と、回転灯ユニットの直下であって透明板400の右方(前扉Dの右側部)に取り付けられたサイドパネルユニット300と、透明板400の下方に位置し遊技球を受容可能な上皿600及び受皿700と、上皿600の前面中央に取り付けられた演出操作ユニット10と、受皿700の右方に取り付けられ遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル500と、透明板400の左右下方にそれぞれ1個ずつ取り付けられたスピーカSPと、が設けられている。
装飾レンズ210の内部には、複数のLED(特に図示しておらず)が設けられており、遊技の進行に伴ってLEDが種々の色や発光パターンで発光することにより演出が行われるようになっている。
回転灯ユニット220は、環状に配置した複数のLEDが設けられており、各LEDが配置順に点灯と消灯とを繰り返すことで、まるで回転灯が発光しているような演出を実行できるようになっている。
サイドパネルユニット300は、図2に示すように、前扉Dの右側部に設けられ前方へ向けて突出するように形成された略長方形薄板状の装飾用の装置であって、この装置に内装されパチンコ機Pのモチーフとなったキャラクターや種々の文字情報等が描かれたデザインシート(特に図示しておらず)の視認性を高めるためのものである。
上皿600には、遊技球貸出装置により貸し出される遊技球や、パチンコ機Pから払い出される賞球が導かれるようになっている。この上皿600が遊技球で一杯になると、その後に貸し出されたり、払い出されたりする遊技球は受皿700に導かれるようになっている。また、受皿700に貯留された遊技球は、開閉レバー800(図1参照)を操作することにより、受皿700の外に排出することができるようになっている。
操作ハンドル500は、遊技者が所定方向へ向けて回転操作できるように形成されている。そして、遊技者が操作ハンドル500を回転操作すると、上皿600に受容されている遊技球が発射装置(特に図示しておらず)に送られ、発射装置によって、操作ハンドル500の回転角度に応じた強度で遊技球が発射される。
演出操作ユニット10は、遊技の進行に伴って実行される演出の切り替え等を行うための演出操作装置である。この演出操作ユニット10の詳細については後述する。
また、パチンコ機Pは、機枠F1に対して本体枠F2を閉じ、さらに、前扉Dを閉じると、遊技盤100の前方に間隙を挟んで透明板400が位置することとなる。これにより、透明板400を透過して、後方に位置する遊技盤100を視認することができるようになっている。そして、機枠F1に対し本体枠F2及び前扉Dを閉じた状態で遊技盤100と透明板400との間に形成される空間のうち、遊技盤100に固定された一対のレール(特に図示しておらず)により略円形状に仕切られた領域であって、操作ハンドル500の操作に基づき発射装置により発射された遊技球が流下可能な領域が、遊技領域(特に図示しておらず)を構成する。
遊技領域には、特に図示しないが、遊技球の流下方向を不規則にするための風車及び多数の釘、遊技球が入球可能な一般入賞口及び始動入賞口、遊技球が通過可能なゲート、所定条件を満たすことで開放する大入賞口、遊技球を遊技盤の裏面側に導くアウト口、遊技の進行に伴って実行される演出の画像等を表示する液晶表示装置等が設けられている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、図示しない発射装置により発射されて遊技領域を流下する遊技球が、一般入賞口又は始動入賞口に入球すると、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球が始動入賞口へ入球した場合には、大入賞口が開放される特別遊技を実行させるか否かを決定する大当たりの抽選が行われる。そして、この大当たりの抽選によって大当たりに当選すると、大入賞口が開閉する特別遊技が実行される。なお、大入賞口へ遊技球が入球した場合にも、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球がゲートを通過すると、始動入賞口に設けられた可動片(特に図示しておらず)を開放するか否かを決定する抽選が行われる。そして、開放する旨が決定されると可動片が開放し、これにより、始動入賞口への遊技球の入球が容易となる。
一般入賞口、始動入賞口、大入賞口のいずれにも入球しなかった遊技球はアウト口に受け入れられ、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。なお、一般入賞口、始動入賞口又は大入賞口に入球した遊技球も、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。
(演出操作ユニット10)
次に、演出操作ユニット10の構造について説明する。
本形態における演出操作ユニット10は、押下操作及び回転操作が可能に形成されており、演出の実行中における操作有効時間内に、演出操作ユニット10による押下操作や回転操作がなされると、実行中の演出の切り替え等が行われる。
この演出操作ユニット10は、図3〜図5に示すように、上皿600の前面中央に取り付けられる取り付け基部20と、取り付け基部20の上側に設けられ各種部材を収納及び取り付け可能なレバーベース部60と、レバーベース部60内に収納されるボタンユニット40と、レバーベース部60を覆うレバーベースカバー69とを備えている。レバーベース部60は、取り付け基部20を軸心として、常態の位置から反時計回りに所定角度回転可能となっており、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作がなされることで、上述の演出の切り替え等が行われる。
(取り付け基部20)
取り付け基部20は、図3及び図4に示すように、上皿600の前面中央に形成された取り付け孔(特に図示しておらず)に挿入可能な略円柱形状の部材であり、この取り付け基部20を取り付け孔に挿入することで、演出操作ユニット10がパチンコ機Pの前扉Dに取り付けられるようになっている。
また、取り付け基部20の側面には、図3及び図4に示すように、取り付け基部20を前扉Dに取り付けた状態で、取り付け孔の内周面に設けられた固定突起(特に図示しておらず)と対応する位置に固定穴20aが形成されている。取り付け基部20を取り付け孔に挿入すると、固定突起が固定穴20aに嵌まり込むことにより、取り付け基部20が上皿600に固定され、ひいては、演出操作ユニット20が上皿600に取り付けられることとなる。
(レバーベース部60)
レバーベース部60は、図4に示すように、異なる径の略円筒形状部材を上下に配置して形成されたものであり、取り付け基部20に連接し取り付け基部20と同径の下側収納部61と、下側収納部61に連接し下側収納部61よりも大きい径の上側収納部62とから構成されている。上側収納部62は上方に向けて開口しているとともに、上側収納部62の下端部内周には、この内周に沿って内方へ向けて突設した円環形状の内枠部63が設けられている(図4参照)。
そして、この上側収納部62及び下側収納部61により構成される収納空間内に、上述のボタンユニット40が収納される。なお、内枠部63には、図4に示すように、上述の収納空間内に収納されたボタンユニット40及びレバーベース部60をネジ止めするためのネジ孔63aが設けられている。
また、上側収納部62の上端外周部には、図4に示すように、この上端外周部に沿って外方へ向けて突設した平面視略三日月形状の外周取り付け部64が設けられている。
そして、この外周取り付け部64には、後述する把持板部65及び補強板部66、並びに振動モータ67が取り付けられるようになっており、振動モータ67を収納するためのモータ収納部64aが設けられているとともに、モータ収納部64aに収納された振動モータ67及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64bと、把持板部65及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64cと、把持板部65、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64dと、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64eとが設けられている(図4参照)。
また、外周取り付け部64には、把持板部65、補強板部66及び後述するグリップ部72をネジ止めするためのネジVを挿入する挿入孔64gと、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64hとが設けられている(図4参照)。
さらに、詳細については後述するが、レバーベース部60には、上述の収納空間内にボタンユニット40が収納され、かつ上述の外周取り付け部64に把持板部65及び補強板部66、並びに振動モータ67が取り付けられた状態で、上方からレバーベースカバー69(図5参照)が取り付けられるようになっている。なお、内枠部63には、図4に示すように、レバーベースカバー69及びレバーベース部60をネジ止めするためのネジ孔63bが形成されたボス63cが複数設けられている。
また、レバーベース部60は、上述のように、取り付け基部20を軸心として、常態の位置から反時計回りに所定角度回転できるように、取り付け基部20に取り付けられている。そして、特に図示していないが、取り付け基部20には、レバーベース部60の回転を検知可能な回転検知センサが設けられており、この回転検知センサがレバーベース部60の回転を検知することで、演出の切り替え等が行われる。なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、回転検知センサとしてフォトセンサを用いているが、これに限定されるものではなく、近接センサや磁気センサ等の他のセンサを用いてもよい。
(ボタンユニット40)
ボタンユニット40は、図5に示すように、押下操作を受付かつ検知するためのボタン本体部41と、ボタン本体部41に取り付けられるLED基板42と、ボタン本体部41を覆う内カバー43と、内カバー43を覆う外カバー44と、を備えている。そして、LED基板42を取り付けたボタン本体部41に、上方から内カバー43及び外カバー44を覆い被せることによりボタンユニット40が形成される。
ボタン本体部41には、図5に示すように、上方に向けて開口した略円筒形状のボタン基部41aが設けられているとともに、ボタン基部41aの内底部からボタン基部41aの上端部よりも上方の所定の高さ位置まで至る支持柱41bにより支持された薄板形状の台座部41cが設けられている。
また、ボタン基部41aの上端部には、略円環形状の板部材である押下板41dが、付勢バネ(特に図示しておらず)により上方へ向けて付勢された状態で取り付けられている。押下板41dは、常態において、ボタン基部41aの上端部よりもやや上方に位置しており、ボタン基部41aに当接するまで押し下げることができるようになっている。
ここで、ボタン基部41aの内部には、特に図示していないが、押下板41dが常態の位置から押し下げられたことを検知するための押下検知センサが設けられており、この押下センサが押下板41dの押し下げを検知することで、演出の進行や切り替えが行われる。なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、押下検知センサとしてフォトセンサを用いているが、これに限定されるものではなく、近接センサや磁気センサ等の他のセンサを用いてもよい。
また、ボタン基部41aの内部には、特に図示していないが、押下板41dを常態の位置と台座部41cの高さ位置との範囲内で昇降させるための昇降機構が設けられている。
また、ボタン基部41aの上端部には、図5に示すように、ボタンユニット40をレバーベース部60の収納空間内に収納した状態で、レバーベース部60の内枠部63に設けられたネジ孔63aと合致するネジ孔41eが設けられている。そして、ネジ孔63a及びネジ孔41eが合致した状態でネジVを螺合させることにより、ボタンユニット40とレバーベース部60とがネジ止めされる。
また、押下板41dには、図5に示すように、内カバー43を押下板41dにネジ止めするためのネジ孔41fが設けられている。
LED基板42は、基板面42aに複数のLED(特に図示しておらず)を搭載した板部材であり、基板面42aを上方に向けた状態で、ボタン本体部41の台座部41cに配置される(図5参照)。
内カバー43及び外カバー44は、図5に示すように、無色透明の樹脂により形成された下向きに開口する略円筒形状の蓋部材である。
内カバー43は、ボタン本体部41を上方から覆い、その内部にボタン本体部41の台座部41cを収納した状態で、押下板41dに取り付けられる。内カバー43の下端部には、図5に示すように、ボタン本体部41を上方から覆った状態で、押下板41dに設けられたネジ孔41fと合致するネジ孔43bが設けられており、ネジ孔41f及びネジ孔43bが合致した状態でネジVを螺合させることにより、内カバー43と押下板41dとがネジ止めされる。
また、外カバー44は、内カバー43よりも大きい径となっており、内カバー43を上方から覆って内カバー43に装着される。
ここで、上述したように、ボタン本体部41における押下板41dは、ボタン基部41a内に設けられた昇降機構により、常態の位置と台座部41cの高さとの範囲内で昇降するようになっているが、内カバー43は押下板41dにネジ止めされており、かつ外カバー44は内カバー43に装着されているため、押下板41dの昇降に伴って、内カバー43及び外カバー44も昇降するようになっている。
また、内カバー43の天板43aには、特に図示していないが、押下操作が可能である旨を示す文字(たとえば、PUSH等)や、パチンコ機Pのモチーフとなったキャラクターやロゴ等の装飾が施されており、外カバー44の天板44aを透してこの装飾を視認できるようになっている。また、この装飾は、LED基板42に設けられたLEDから照射される光により発光するようになっている。
(把持板部65)
把持板部65は、図4に示すように、断面視L字形状の金属製板部材であって、レバーベース部60の外周取り付け部64に載置される底板部65aと、底板部65aを外周取り付け部64に載置された状態で底板部65aの一端から立設する立設部65bとを備えている。
底板部65aには、図4に示すように、外周取り付け部64に載置された状態で、レバーベース部60の上端外周部と対向する円弧状の切り欠き部65eが形成されている。
また、底板部65aには、図4に示すように、外周取り付け部64に載置された状態で、外周取り付け部64のネジ孔64c(すなわち、把持板部65及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔65cが設けられており、ネジ孔64c及びネジ孔65cが合致した状態でネジVを螺合させることにより、把持板部65の底板部65aと外周取り付け部64とがネジ止めされる。
また、底板部65aには、図4に示すように、外周取り付け部64に載置された状態で、外周取り付け部64のネジ孔64d(すなわち、把持板部65、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔65d、及び、外周取り付け部64の挿入孔64gと合致するネジ孔65gが設けられている。
また、立設部65bには、図7(a)に示すように、後述するグリップ部72を差し込んで取り付けられるようになっている。なお、立設部65bには、図4に示すように、グリップ部72及び立設部65bをネジ止めするためのネジ孔65fが設けられている。
(補強板部66)
補強板部66は、図4に示すように、把持板部65に対して上方から覆う金属製板部材であって、把持板部65に対して上方から覆い被せた状態でレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付けられるものであり、把持板部65が外周取り付け部64から外れてしまうのを防止するためのものである。
補強板部66は、図4に示すように、把持板部65の底板部65aを覆う底板覆い部66aと、底板覆い部66aに延設された略台形板状の延設部66bとを備えている。
延設部66bには、図4及び図6(b)に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せる際に、把持板部65の立設部65bが挿通するスリット66cが形成されている。そして、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せると、把持板部65の立設部65bはスリット66cを挿通し、補強板部66から上方へ向けて突出することとなる(図6(b)及び(c)参照)。
また、底板覆い部66aには、図4に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せた状態で、把持板部65における底板部65aの切り欠き部65eに対向し、かつレバーベース部60の上端部に当接する縁部66fが形成されている。
また、底板覆い部66aには、図4に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せた状態で、外周取り付け部64のネジ孔64d及び把持板部65における底板部65aのネジ孔65d(すなわち、把持板部65、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔66dが設けられており、ネジ孔64d、ネジ孔65d及びネジ孔66dが合致した状態でネジVを螺合させることにより、把持板部65の底板部65a、補強板部66の底板覆い部66a及び外周取り付け部64がネジ止めされる。
また、底板覆い部66aには、図4に示すように、外周取り付け部64の挿入孔64g及び把持板部65における底板部65aのネジ孔65gと合致するネジ孔66gが設けられている。
また、延設部66bには、図4に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せた状態で、外周取り付け部64のネジ孔64e(すなわち、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔66eが設けられており、ネジ孔64e及びネジ孔66eが合致した状態でネジVを螺合させることにより、補強板部66の延設部66b及び外周取り付け部64がネジ止めされる。
さらに、延設部66bには、図4に示すように、外周取り付け部64のネジ孔64h(すなわち、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔66hが設けられている。
(振動モータ67)
振動モータ67は、レバーベース部60を振動させるためのモータであり、図4及び図6(c)に示すように、外周取り付け部64のモータ収納部64aに収納される。
モータ収納部64aには、図6(c)に示すように、モータ収納部64aを上方から覆うモータカバー68が取り付けられるようになっており、モータ収納部64aに振動モータ67を収納した状態で、モータカバー68をモータ収納部64aに取り付けることで、振動モータ67が外周取り付け部64に取り付けられることとなる。
また、モータカバー68には、モータ収納部64aに取り付けた状態で、外周取り付け部64に設けられたネジ孔64bと合致するネジ孔68bが設けられており(図6(c)参照)、ネジ孔64bとネジ孔68bとが合致した状態でネジVを螺合させることにより、モータカバー68及び外周取り付け部64がネジ止めされる。
そして、本形態に係るパチンコ機Pでは、たとえば、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作を遊技者に行わせる際に、振動モータ67が振動を発生させ、レバーベース部60を振動させる。レバーベース部60に対する回転操作を行うにあたり遊技者に把持させる後述のグリップ部72及びボタンユニット40はいずれもレバーベース部60に取り付けられているため、レバーベース部60が振動することによりグリップ部72及びボタンユニット40にも振動が伝わることとなる。これにより、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作を行う遊技者に対して振動の発生を認識させることができ、演出効果を高めることができるようになっている。
また、振動モータ67は、上述のグリップ部72、及び、ボタンユニット40に対する押下操作を行うにあたり遊技者に押下させる外カバー44の両方の近傍に配置されている。これにより、少ない振動モータ67の設置数でも、グリップ部72及び外カバー44に対して効率よく振動を伝えることができるようになっている。
また、振動モータ67は、レバーベース部60における外周取り付け部64に取り付けられているため、レバーベース部60が回転すると、これに伴って振動モータ67も回転する。すると、レバーベース部60がいずれの回転位置にあっても、振動モータ67からグリップ部72までの距離は変わらないため、レバーベース部60に対する回転操作の状態によることなく、グリップ部72に対して同等の強度で振動を伝えることができることとなる。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、振動モータ67として偏心モータが用いられているが、これに限定されるものではなく、他のモータを用いてもよい。
(レバーベースカバー69)
レバーベースカバー69は、図5に示すように、レバーベース部60を上方から覆うように取り付けられる蓋部材であって、中央に開口部69aを有しレバーベース部60における上側収納部62の外周を覆う略円環形状の外枠カバー部70と、レバーベース部60における外周取り付け部64を覆う取り付けカバー部71とを備えている。
外枠カバー部70には、図5に示すように、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付ける際にレバーベース部60の内枠部63に設けられたボス63cに挿入されるボス69cが設けられている。また、このボス69cにはネジ孔(特に図示しておらず)が設けられている。そして、スペーサ73(図5参照)を嵌め込んだボス69cをボス63cに挿入すると、ボス63cに設けられたネジ孔63bとボス69cに設けられたネジ孔とが合致し、この状態でネジVを螺合させることにより、レバーベースカバー69及びレバーベース部60にネジ止めされる。
ここで、レバーベース部60における収納空間内にボタンユニット40を収納した状態で、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付けると、常態において、外枠カバー部70の開口部69aから、ボタンユニット40における外カバー44の天板44aが突出するようになっている(図1、図3及び図7参照)。そして、開口部69aから突出した天板44aを押下することで、内カバー43が取り付けられた押下板41dも常態の位置から押し下げられ、押下検知センサにより当該押下板41dの押し下げが検知されることとなる。
また、特に図示していないが、ボタン基部41a内に設けられた昇降機構によってボタン本体部41における押下板41dが上昇すると、これに伴って、押下板41dに取り付けられた内カバー43及び外カバー44も上昇し、外カバー44全体が外枠カバー部70の開口部69aから突出した状態となる。
たとえば、大当たりの抽選によって大当たりに当選した場合に実行される演出において、遊技者に対してボタンユニット40に対する押下操作を行わせる場合には、外カバー44全体が開口部69aから突出した状態となることが多くなるように設定することで、外カバー44全体が開口部69aから突出した際には大当たりの当選への期待度を高めることができる。
また、取り付けカバー部71には、図5に示すように、後述するグリップ部72の下端部を嵌め込み可能な凹部71aが形成されている。また、この凹部71aには、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付ける際に、把持板部65の立設部65bが挿通するスリット(特に図示しておらず)が形成されている。そして、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付けると、把持板部65の立設部65bは凹部71aに形成されたスリットを挿通し、凹部71aから上方へ向けて突出することとなる(図7(a)参照)。
また、凹部71aには、外周取り付け部64のネジ孔64h及び補強板部66における延設部66bのネジ孔66h(すなわち、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔71hが設けられている(図5参照)。
(グリップ部72)
グリップ部72は、把持板部65の立設部65bに取り付けられる把持部材であって、立設部65bを内部へ差し込むことが可能な差し込み溝(特に図示しておらず)が形成されており、図7(a)に示すように、グリップ部72の差し込み溝にレバーベースカバー69の凹部71aから上方へ突出した把持板部65の立設部65bを差し込むことで、グリップ部72が立設部65bに取り付けられるようになっている。
そして、上述のように、把持板部65はレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付けられているため、把持板部65の立設部65bに取り付けられたグリップ部72を把持して、レバーベース部60を回転させることができるようになっている。
また、グリップ部72の側部には、立設部65bに取り付けられた状態で、立設部65bに設けられたネジ孔65fと合致するネジ孔72fが設けられており(図5参照)、ネジ孔65fとネジ孔72fとが合致した状態でネジVを螺合させることにより、グリップ部72及び把持板部65がネジ止めされる。
また、グリップ部72の底部には、立設部65bに取り付けられた状態で、外周取り付け部64のネジ孔64h、補強板部66における延設部66bのネジ孔66h及び取り付けカバー部71における凹部71aのネジ孔71hと合致するネジ孔72hが設けられており、ネジ孔64h、ネジ孔66h、ネジ孔71h及びネジ孔72hが合致した状態でネジVを螺合させることにより、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及びレバーベース部60がネジ止めされる(図9参照)。
また、グリップ部72の底部には、外周取り付け部64の挿入孔64g、把持板部65における底板部65aのネジ孔65g及び補強板部66における底板覆い部66aのネジ孔66gと合致するネジ孔72gが設けられており、挿入孔64g、ネジ孔65g、ネジ孔66g及びネジ孔72gが合致した状態でネジVを螺合させることにより、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及び把持板部65がネジ止めされる(図9参照)。
(演出操作ユニット10の組み立て方法)
次に、本形態における演出操作ユニット10の組み立て方法について説明する。
本形態における演出操作ユニット10を組み立てる際には、まず、把持板部65及び補強板部66、並びに、振動モータ67をレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付ける。
具体的には、図6(a)に示すように、把持板部65の底板部65aを、レバーベース部60の外周取り付け部64に配置する。すると、底板部65aに設けられたネジ孔65cと外周取り付け部64に設けられたネジ孔64cと合致するため、この合致したネジ孔65c及びネジ孔64cに上方からネジVを螺合させて、把持板部65及び外周取り付け部64をネジ止めする。
この際、底板部65aの切り欠き部65eがレバーベース部60の上端外周部と対向するとともに、把持板部65の立設部65bが外周取り付け部64から上方へ向けて直立した状態となる。
そして、図6(b)に示すように、補強板部66の延設部66bに形成されたスリット66cに把持板部65の立設部65bを挿通させつつ、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せる。すると、補強板部66の底板覆い部66aに設けられたネジ孔66d、把持板部65の底板部65aに設けられたネジ孔65d、及び、外周取り付け部64に設けられたネジ孔64dが合致するため、この合致したネジ孔66d、ネジ孔65d及びネジ孔64dに上方からネジVを螺合させて、補強板部66、把持板部65及び外周取り付け部64をネジ止めする。また、補強板部66の延設部66bに設けられたネジ孔66eと外周取り付け部64に設けられたネジ孔64eとが合致するため、この合致したネジ孔66e及びネジ孔64eに上方からネジVを螺合させて、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めする。
以上により、外周取り付け部64に、把持板部65及び補強板部66が取り付けられることとなる。
さらに、図6(c)に示すように、外周取り付け部64のモータ収納部64aに振動モータ67を収納し、上方からモータカバー68を覆い被せる。すると、モータカバー68に設けられたネジ孔68bと外周取り付け部64に設けられたネジ孔64bとが合致するため、この合致したネジ孔68b及びネジ孔64bに上方からネジVを螺合させて、モータカバー68及び外周取り付け部64をネジ止めする。
以上により、外周取り付け部64(すなわち、レバーベース部60)に振動モータ67が取り付けられることとなる。
次に、ボタンユニット40をレバーベース部60に取り付ける。
具体的には、図6(d)に示すように、ボタン本体部41を、レバーベース部60の下側収納部61及び上側収納部62により形成される収納空間内に配置する。すると、ボタン本体部41におけるボタン基部41aの上端部に設けられたネジ孔41eとレバーベース部60の内枠部63に設けられたネジ孔63aとが合致するため、この合致したネジ孔63a及びネジ孔41eに上方からネジVを螺合させて、ボタン本体部41及びレバーベース60をネジ止めする。
そして、特に図示していないが、上述のようにボタン本体部41をレバーベース60に取り付けた後、LED基板42を台座部41cに配置し、その上方から内カバー43を覆い被せる。すると、押下板41dに設けられたネジ孔41fと内カバー43の下端部に設けられたネジ孔43bとが合致するため、この合致したネジ孔41f及び43bに上方からネジVを螺合させて、内カバー43及び押下板41dをネジ止めする。その後、押下板41dにネジ止めされた内カバー43の上方から外カバー44を覆い被せて、外カバー44を内カバー43に装着する。
以上により、レバーベース部60にボタンユニット40が取り付けられることとなる。
次に、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付ける。
具体的には、特に図示していないが、ボタンユニット40がレバーベース部60に取り付けられた状態で、その上方からレバーベースカバー69を覆い被せる。すると、レバーベースカバー69の外枠カバー部70に設けられたボス69cが、レバーベース部60の内枠部63に設けられたボス63cに挿入され、ボス63cに設けられたネジ孔63bとボス69cに設けられたネジ孔(特に図示しておらず)とが合致するため、これらの合致したネジ孔に下方からネジVを螺合させて、レバーベースカバー69及びレバーベース部60をネジ止めする(図9及び図10参照)。
この際、把持板部65の立設部65bは、補強板部66の延設部66bに形成されたスリット66c及びレバーベースカバー69の凹部71aに形成されたスリットを介して、取り付けカバー部71の凹部71aから上方へ向けて突出した状態となる(図7(a)参照)。
以上により、レバーベース部60にレバーベースカバー69が取り付けられることとなる。
最後に、グリップ部72をレバーベースカバー69に取り付ける。
具体的には、図7(a)に示すように、凹部71aから上方へ突出した把持板部65の立設部65bにグリップ部72を差し込む。すると、グリップ部72の側部に設けられたネジ孔72fと把持板部65の立設部65bに設けられたネジ孔65fとが合致するため、この合致したネジ孔72f及びネジ孔65fに側方からネジVを螺合させて、グリップ部72及び把持板部65をネジ止めする(図7(a)及び(c)、図9、図10参照)。
また、グリップ部72の底部に設けられたネジ孔72h、取り付けカバー部71の凹部71aに設けられたネジ孔71h、補強板部66の延設部66bに設けられたネジ孔66h及び外周取り付け部64に設けられたネジ孔64hが合致するため、この合致したネジ孔72h、ネジ孔71h、ネジ孔66h及びネジ孔64hに下方からネジVを螺合させて、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及びレバーベース部60をネジ止めする(図7(b)、図9、図10参照)。
さらに、グリップ部72の底部に設けられたネジ孔72g、補強板部66の底板覆い部66aに設けられたネジ孔66g、把持板部65の底板部65aに設けられたネジ孔65g及び外周取り付け部64に設けられた挿入孔64が合致するため、この合致したネジ孔72g、ネジ孔66g、ネジ孔65g及び挿入孔64に下方からネジVを螺合させて、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及び把持板部65をネジ止めする(図7(b)、図9、図10参照)。
以上により、レバーベースカバー69にグリップ部72が取り付けられ、演出操作ユニット10が組み立てられることとなる。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、振動モータ67が振動を発生させると、振動モータ67が取り付けられたレバーベース部60が振動する。ここで、レバーベース部60に対する回転操作を行うにあたり遊技者に把持させるグリップ部72(立設部65b)や、ボタンユニット40に対する押下操作を行うにあたり遊技者に押下させる外カバー44はいずれも、レバーベース部60に取り付けられているため、レバーベース部60が振動することによりグリップ部72や外カバー44にも振動が伝わることとなる。
したがって、本形態に係るパチンコ機Pによれば、レバーベース部60に設けられた一の振動モータ67でグリップ部72及び外カバー44を振動させることができるため、パチンコ機P内に設ける振動モータ67の数を減少させることができる。これにより、パチンコ機Pの設計の自由度を高めかつ製造コストを抑えつつも、グリップ部72及び外カバー44に対して効率よく振動を伝えることができるのである。そして、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作が行われる際に、振動を発生させることで、遊技者に対して確実に振動の発生を認識させることができ、演出効果を高めることができるのである。
また、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、振動モータ67、グリップ部72が差し込まれる立設部65b及び外カバー44が装着されたボタンユニット40を覆うレバーベースカバー69がレバーベース部60に取り付けられている。これにより、振動モータ67が発生する振動は、レバーベース部60のみならずレバーベースカバー60を介して、グリップ部72や外カバー44に伝わるため、より効率的に振動を伝えることができるのである。
また、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、把持板部65の底板部65aは、上方からネジVを螺合させてレバーベース部60にネジ止めされ、かつ、補強板部66を覆い被せた状態で、上方からネジVを螺合させて補強板部66と共にレバーベース部60にネジ止めされる。また、グリップ部72は、レバーベースカバー69から上方に突出した把持板部65の立設部65bに差し込まれた状態で、側方からネジVを螺合させて立設部65bにネジ止めされ、また、下方からネジVを螺合させて、レバーベースカバー69及び補強板部66と共にレバーベース部60にネジ止めされる。また、グリップ部72の下方からネジVを螺合させることで、レバーベースカバー69、補強板部66及び把持板部65がネジ止めされる。
ここで、グリップ部72に対して可動範囲を逸脱した前後方向や左右方向への押圧がなされたような場合には、底板部65aに覆い被せた補強板部66が底板部65aと共にレバーベース部60にネジ止めされていることから、この補強板部66により、底板部65aがレバーベース部60から取り外される(すなわち、グリップ部72がレバーベース部60から取り外される)ことを防止できるようになっている。また、グリップ部72を上方へ引き抜くような操作がなされた場合には、立設部65bとグリップ部72とがネジ止めされていることから、これにより、グリップ部72が立設部65bから引き抜かれることを防止できるようになっている。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pによれば、レバーベース部60に対する回転操作を行うにあたり遊技者に把持させるグリップ部72に、可動範囲を逸脱した操作が行われた場合であっても、グリップ部72がレバーベース部60から取り外される等によりグリップ部72が破損してしまうような事態を防止することができるのである。
なお、上述の実施の形態では、把持板部65の立設部65bにグリップ部72が差し込まれており、遊技者はグリップ部72を介して間接的に立設部65bを把持できるようになっていたが、これに限定されるものではなく、グリップ部72を設けず直接的に立設部65bを把持できるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、ボタンユニット40及びグリップ部72は演出操作ユニット10内に設けられたレバーベース部60に設けられていたが、これに限定されるものではなく、演出操作ユニット10の外部の所定位置に設けられた取り付け部に設けるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、振動モータ67による振動が伝わるのはグリップ部72及び外カバー44(ボタンユニット40)のみであったが、これに限定されるものではなく、遊技者が操作可能な他の装置に振動が伝わるようにしてもよい。また、振動モータ67による振動が伝わるグリップ部72及び外カバー44はいずれも、演出の切り換え等、演出操作を行うためのものであったが、振動を伝える装置としてはこれに限定されるものではなく、遊技操作に係る装置(たとえば、遊技球を打ち出すための操作ハンドル等)であってもよい。
また、上述の実施の形態では、一の振動モータ67が設けられていたが、複数の振動モータ67を設けてもよい。
また、上述の実施の形態では、レバーベース部60は、取り付け基部20を軸心として、常態の位置から反時計回りに所定角度回転可能となっていたが、これに限定されるものではなく、常態の位置から時計回り又は反時計回りに所定角度ずつ回転可能となるように形成してもよい。
また、上述の実施の形態は、パチンコ機P以外の遊技機に応用することもできる。たとえば、遊技媒体として遊技メダルを用いて遊技を行わせるスロットマシンや、遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット(登録商標)遊技機等に適用してもよい。
なお、上述の実施の形態におけるパチンコ機Pは、本発明の遊技機に相当する。また、上述の実施の形態における演出操作ユニット10は、本発明の操作装置に相当する。また、上述の実施の形態におけるレバーベース部60は、本発明の基部に相当する。また、上述の実施の形態における立設部65bは、本発明の把持部に相当する。また、上述の実施の形態における底板部65aは、本発明の固定部に相当する。また、上述の実施の形態における補強板部66は、本発明の補強部に相当する。また、上述の実施の形態におけるグリップ部72は、本発明の把持カバー部に相当する。
P パチンコ機
D 前扉
10 演出操作ユニット
40 ボタンユニット
60 レバーベース部
65 把持板部
65a 底板部
65b 立設部
66 補強板部
67 振動モータ
69 レバーベースカバー
72 グリップ部

Claims (1)

  1. 遊技者が把持可能であり、かつ把持した状態で操作可能な操作装置を備えた遊技機であって、
    前記操作装置は、
    遊技者が直接又は間接的に把持可能な把持部と、
    前記把持部に連接し、当該把持部を基部に固定するための固定部と、
    前記固定部の少なくとも一部を覆う補強部と、を備え、
    前記固定部は、その一部において前記基部に固定され、かつ、前記補強部により覆われた部分において当該補強部と共に前記基部に固定されることを特徴とする遊技機。
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