JP6744752B2 - 遊技機 - Google Patents
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また、演出効果をより一層向上させるべく、操作部を振動させて遊技者に振動を伝達させるような遊技機、たとえば、ボタン部の押下操作が行われると、偏心モータが振動を発生させてボタン部が振動するように形成されたパチンコ機(特許文献1参照)や、レバー部の傾倒操作が行われると、偏心モータが振動を発生させてレバー部が振動するように形成されたパチンコ機(特許文献2参照)等も考案されている。
しかし、このような遊技機においては、偏心モータを取り付けるために遊技機内のスペースが割かれることとなり、遊技機内に取り付ける各種装置等の配置が制限され自由な設計が困難となるとともに、部品点数が増加することから製造コストが大きくなる等、遊技機の製造上の問題が生じていた。
以下、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。なお、下記の符号及び記載は、本発明の構成に相当する発明の実施の形態における構成の符号及び名称を示したものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明に係る遊技機においては、振動発生部が発生させた振動が基部を介して第1の操作部及び第2の操作部に伝達するようになっているため、遊技機内に設ける振動発生部の数を減少させることができる。したがって、本発明に係る遊技機によれば、遊技機の設計の自由度を高めかつ製造コストを抑えつつも、複数の操作部に対して効率よく振動を伝達することが可能となるのである。
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、一般的に、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置(特に図示しておらず)が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置に接続されている。
回転灯ユニット220は、環状に配置した複数のLEDが設けられており、各LEDが配置順に点灯と消灯とを繰り返すことで、まるで回転灯が発光しているような演出を実行できるようになっている。
サイドパネルユニット300は、図2に示すように、前扉Dの右側部に設けられ前方へ向けて突出するように形成された略長方形薄板状の装飾用の装置であって、この装置に内装されパチンコ機Pのモチーフとなったキャラクターや種々の文字情報等が描かれたデザインシート(特に図示しておらず)の視認性を高めるためのものである。
操作ハンドル500は、遊技者が所定方向へ向けて回転操作できるように形成されている。そして、遊技者が操作ハンドル500を回転操作すると、上皿600に受容されている遊技球が発射装置(特に図示しておらず)に送られ、発射装置によって、操作ハンドル500の回転角度に応じた強度で遊技球が発射される。
演出操作ユニット10は、遊技の進行に伴って実行される演出の切り替え等を行うための演出操作装置である。この演出操作ユニット10の詳細については後述する。
本形態に係るパチンコ機Pでは、図示しない発射装置により発射されて遊技領域を流下する遊技球が、一般入賞口又は始動入賞口に入球すると、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球が始動入賞口へ入球した場合には、大入賞口が開放される特別遊技を実行させるか否かを決定する大当たりの抽選が行われる。そして、この大当たりの抽選によって大当たりに当選すると、大入賞口が開閉する特別遊技が実行される。なお、大入賞口へ遊技球が入球した場合にも、所定個数の賞球が払い出される。また、遊技球がゲートを通過すると、始動入賞口に設けられた可動片(特に図示しておらず)を開放するか否かを決定する抽選が行われる。そして、開放する旨が決定されると可動片が開放し、これにより、始動入賞口への遊技球の入球が容易となる。
一般入賞口、始動入賞口、大入賞口のいずれにも入球しなかった遊技球はアウト口に受け入れられ、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。なお、一般入賞口、始動入賞口又は大入賞口に入球した遊技球も、遊技盤100の背面側に導かれ回収される。
次に、演出操作ユニット10の構造について説明する。
本形態における演出操作ユニット10は、押下操作及び回転操作が可能に形成されており、演出の実行中における操作有効時間内に、演出操作ユニット10による押下操作や回転操作がなされると、実行中の演出の切り替え等が行われる。
この演出操作ユニット10は、図3〜図5に示すように、上皿600の前面中央に取り付けられる取り付け基部20と、取り付け基部20の上側に設けられ各種部材を収納及び取り付け可能なレバーベース部60と、レバーベース部60内に収納されるボタンユニット40と、レバーベース部60を覆うレバーベースカバー69とを備えている。レバーベース部60は、取り付け基部20を軸心として、常態の位置から反時計回りに所定角度回転可能となっており、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作がなされることで、上述の演出の切り替え等が行われる。
取り付け基部20は、図3及び図4に示すように、上皿600の前面中央に形成された取り付け孔(特に図示しておらず)に挿入可能な略円柱形状の部材であり、この取り付け基部20を取り付け孔に挿入することで、演出操作ユニット10がパチンコ機Pの前扉Dに取り付けられるようになっている。
また、取り付け基部20の側面には、図3及び図4に示すように、取り付け基部20を前扉Dに取り付けた状態で、取り付け孔の内周面に設けられた固定突起(特に図示しておらず)と対応する位置に固定穴20aが形成されている。取り付け基部20を取り付け孔に挿入すると、固定突起が固定穴20aに嵌まり込むことにより、取り付け基部20が上皿600に固定され、ひいては、演出操作ユニット20が上皿600に取り付けられることとなる。
レバーベース部60は、図4に示すように、異なる径の略円筒形状部材を上下に配置して形成されたものであり、取り付け基部20に連接し取り付け基部20と同径の下側収納部61と、下側収納部61に連接し下側収納部61よりも大きい径の上側収納部62とから構成されている。上側収納部62は上方に向けて開口しているとともに、上側収納部62の下端部内周には、この内周に沿って内方へ向けて突設した円環形状の内枠部63が設けられている(図4参照)。
そして、この上側収納部62及び下側収納部61により構成される収納空間内に、上述のボタンユニット40が収納される。なお、内枠部63には、図4に示すように、上述の収納空間内に収納されたボタンユニット40及びレバーベース部60をネジ止めするためのネジ孔63aが設けられている。
そして、この外周取り付け部64には、後述する把持板部65及び補強板部66、並びに振動モータ67が取り付けられるようになっており、振動モータ67を収納するためのモータ収納部64aが設けられているとともに、モータ収納部64aに収納された振動モータ67及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64bと、把持板部65及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64cと、把持板部65、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64dと、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64eとが設けられている(図4参照)。
また、外周取り付け部64には、把持板部65、補強板部66及び後述するグリップ部72をネジ止めするためのネジVを挿入する挿入孔64gと、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔64hとが設けられている(図4参照)。
ボタンユニット40は、図5に示すように、押下操作を受付かつ検知するためのボタン本体部41と、ボタン本体部41に取り付けられるLED基板42と、ボタン本体部41を覆う内カバー43と、内カバー43を覆う外カバー44と、を備えている。そして、LED基板42を取り付けたボタン本体部41に、上方から内カバー43及び外カバー44を覆い被せることによりボタンユニット40が形成される。
また、ボタン基部41aの上端部には、略円環形状の板部材である押下板41dが、付勢バネ(特に図示しておらず)により上方へ向けて付勢された状態で取り付けられている。押下板41dは、常態において、ボタン基部41aの上端部よりもやや上方に位置しており、ボタン基部41aに当接するまで押し下げることができるようになっている。
また、ボタン基部41aの内部には、特に図示していないが、押下板41dを常態の位置と台座部41cの高さ位置との範囲内で昇降させるための昇降機構が設けられている。
また、押下板41dには、図5に示すように、内カバー43を押下板41dにネジ止めするためのネジ孔41fが設けられている。
内カバー43は、ボタン本体部41を上方から覆い、その内部にボタン本体部41の台座部41cを収納した状態で、押下板41dに取り付けられる。内カバー43の下端部には、図5に示すように、ボタン本体部41を上方から覆った状態で、押下板41dに設けられたネジ孔41fと合致するネジ孔43bが設けられており、ネジ孔41f及びネジ孔43bが合致した状態でネジVを螺合させることにより、内カバー43と押下板41dとがネジ止めされる。
また、外カバー44は、内カバー43よりも大きい径となっており、内カバー43を上方から覆って内カバー43に装着される。
把持板部65は、図4に示すように、断面視L字形状の金属製板部材であって、レバーベース部60の外周取り付け部64に載置される底板部65aと、底板部65aを外周取り付け部64に載置された状態で底板部65aの一端から立設する立設部65bとを備えている。
底板部65aには、図4に示すように、外周取り付け部64に載置された状態で、レバーベース部60の上端外周部と対向する円弧状の切り欠き部65eが形成されている。
また、底板部65aには、図4に示すように、外周取り付け部64に載置された状態で、外周取り付け部64のネジ孔64d(すなわち、把持板部65、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔65d、及び、外周取り付け部64の挿入孔64gと合致するネジ孔65gが設けられている。
補強板部66は、図4に示すように、把持板部65に対して上方から覆う金属製板部材であって、把持板部65に対して上方から覆い被せた状態でレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付けられるものであり、把持板部65が外周取り付け部64から外れてしまうのを防止するためのものである。
補強板部66は、図4に示すように、把持板部65の底板部65aを覆う底板覆い部66aと、底板覆い部66aに延設された略台形板状の延設部66bとを備えている。
延設部66bには、図4及び図6(b)に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せる際に、把持板部65の立設部65bが挿通するスリット66cが形成されている。そして、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せると、把持板部65の立設部65bはスリット66cを挿通し、補強板部66から上方へ向けて突出することとなる(図6(b)及び(c)参照)。
また、底板覆い部66aには、図4に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せた状態で、把持板部65における底板部65aの切り欠き部65eに対向し、かつレバーベース部60の上端部に当接する縁部66fが形成されている。
また、底板覆い部66aには、図4に示すように、外周取り付け部64の挿入孔64g及び把持板部65における底板部65aのネジ孔65gと合致するネジ孔66gが設けられている。
また、延設部66bには、図4に示すように、把持板部65に補強板部66を上方から覆い被せた状態で、外周取り付け部64のネジ孔64e(すなわち、補強板部66及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔66eが設けられており、ネジ孔64e及びネジ孔66eが合致した状態でネジVを螺合させることにより、補強板部66の延設部66b及び外周取り付け部64がネジ止めされる。
さらに、延設部66bには、図4に示すように、外周取り付け部64のネジ孔64h(すなわち、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔66hが設けられている。
振動モータ67は、レバーベース部60を振動させるためのモータであり、図4及び図6(c)に示すように、外周取り付け部64のモータ収納部64aに収納される。
モータ収納部64aには、図6(c)に示すように、モータ収納部64aを上方から覆うモータカバー68が取り付けられるようになっており、モータ収納部64aに振動モータ67を収納した状態で、モータカバー68をモータ収納部64aに取り付けることで、振動モータ67が外周取り付け部64に取り付けられることとなる。
また、モータカバー68には、モータ収納部64aに取り付けた状態で、外周取り付け部64に設けられたネジ孔64bと合致するネジ孔68bが設けられており(図6(c)参照)、ネジ孔64bとネジ孔68bとが合致した状態でネジVを螺合させることにより、モータカバー68及び外周取り付け部64がネジ止めされる。
また、振動モータ67は、上述のグリップ部72、及び、ボタンユニット40に対する押下操作を行うにあたり遊技者に押下させる外カバー44の両方の近傍に配置されている。これにより、少ない振動モータ67の設置数でも、グリップ部72及び外カバー44に対して効率よく振動を伝えることができることとなる。
また、振動モータ67は、レバーベース部60における外周取り付け部64に取り付けられているため、レバーベース部60が回転すると、これに伴って振動モータ67も回転する。すると、レバーベース部60がいずれの回転位置にあっても、振動モータ67からグリップ部72までの距離は変わらないため、レバーベース部60に対する回転操作の状態によることなく、グリップ部72に対して同等の強度で振動を伝えることができることとなる。
なお、本形態に係るパチンコ機Pでは、振動モータ67として偏心モータが用いられているが、これに限定されるものではなく、他のモータを用いてもよい。
レバーベースカバー69は、図5に示すように、レバーベース部60を上方から覆うように取り付けられる蓋部材であって、中央に開口部69aを有しレバーベース部60における上側収納部62の外周を覆う略円環形状の外枠カバー部70と、レバーベース部60における外周取り付け部64を覆う取り付けカバー部71とを備えている。
外枠カバー部70には、図5に示すように、レバーベースカバー69をレバーベース部60に取り付ける際にレバーベース部60の内枠部63に設けられたボス63cに挿入されるボス69cが設けられている。また、このボス69cにはネジ孔(特に図示しておらず)が設けられている。そして、スペーサ73(図5参照)を嵌め込んだボス69cをボス63cに挿入すると、ボス63cに設けられたネジ孔63bとボス69cに設けられたネジ孔とが合致し、この状態でネジVを螺合させることにより、レバーベースカバー69及びレバーベース部60にネジ止めされる。
たとえば、大当たりの抽選によって大当たりに当選した場合に実行される演出において、遊技者に対してボタンユニット40に対する押下操作を行わせる場合には、外カバー44全体が開口部69aから突出した状態となることが多くなるように設定することで、外カバー44全体が開口部69aから突出した際には大当たりの当選への期待度を高めることができる。
また、凹部71aには、外周取り付け部64のネジ孔64h及び補強板部66における延設部66bのネジ孔66h(すなわち、補強板部66、グリップ部72及び外周取り付け部64をネジ止めするためのネジ孔)と合致するネジ孔71hが設けられている(図5参照)。
グリップ部72は、把持板部65の立設部65bに取り付けられる把持部材であって、立設部65bを内部へ差し込むことが可能な差し込み溝(特に図示しておらず)が形成されており、図7(a)に示すように、グリップ部72の差し込み溝にレバーベースカバー69の凹部71aから上方へ突出した把持板部65の立設部65bを差し込むことで、グリップ部72が立設部65bに取り付けられるようになっている。
そして、上述のように、把持板部65はレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付けられているため、把持板部65の立設部65bに取り付けられたグリップ部72を把持して、レバーベース部60を回転させることができるようになっている。
また、グリップ部72の底部には、立設部65bに取り付けられた状態で、外周取り付け部64のネジ孔64h、補強板部66における延設部66bのネジ孔66h及び取り付けカバー部71における凹部71aのネジ孔71hと合致するネジ孔72hが設けられており、ネジ孔64h、ネジ孔66h、ネジ孔71h及びネジ孔72hが合致した状態でネジVを螺合させることにより、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及びレバーベース部60がネジ止めされる(図9参照)。
また、グリップ部72の底部には、外周取り付け部64の挿入孔64g、把持板部65における底板部65aのネジ孔65g及び補強板部66における底板覆い部66aのネジ孔66gと合致するネジ孔72gが設けられており、挿入孔64g、ネジ孔65g、ネジ孔66g及びネジ孔72gが合致した状態でネジVを螺合させることにより、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及び把持板部65がネジ止めされる(図9参照)。
次に、本形態における演出操作ユニット10の組み立て方法について説明する。
本形態における演出操作ユニット10を組み立てる際には、まず、把持板部65及び補強板部66、並びに、振動モータ67をレバーベース部60の外周取り付け部64に取り付ける。
この際、底板部65aの切り欠き部65eがレバーベース部60の上端外周部と対向するとともに、把持板部65の立設部65bが外周取り付け部64から上方へ向けて直立した状態となる。
以上により、外周取り付け部64に、把持板部65及び補強板部66が取り付けられることとなる。
以上により、外周取り付け部64(すなわち、レバーベース部60)に振動モータ67が取り付けられることとなる。
具体的には、図6(d)に示すように、ボタン本体部41を、レバーベース部60の下側収納部61及び上側収納部62により形成される収納空間内に配置する。すると、ボタン本体部41におけるボタン基部41aの上端部に設けられたネジ孔41eとレバーベース部60の内枠部63に設けられたネジ孔63aとが合致するため、この合致したネジ孔63a及びネジ孔41eに上方からネジVを螺合させて、ボタン本体部41及びレバーベース60をネジ止めする。
以上により、レバーベース部60にボタンユニット40が取り付けられることとなる。
具体的には、特に図示していないが、ボタンユニット40がレバーベース部60に取り付けられた状態で、その上方からレバーベースカバー69を覆い被せる。すると、レバーベースカバー69の外枠カバー部70に設けられたボス69cが、レバーベース部60の内枠部63に設けられたボス63cに挿入され、ボス63cに設けられたネジ孔63bとボス69cに設けられたネジ孔(特に図示しておらず)とが合致するため、これらの合致したネジ孔に下方からネジVを螺合させて、レバーベースカバー69及びレバーベース部60をネジ止めする(図9及び図10参照)。
この際、把持板部65の立設部65bは、補強板部66の延設部66bに形成されたスリット66c及びレバーベースカバー69の凹部71aに形成されたスリットを介して、取り付けカバー部71の凹部71aから上方へ向けて突出した状態となる(図7(a)参照)。
以上により、レバーベース部60にレバーベースカバー69が取り付けられることとなる。
具体的には、図7(a)に示すように、凹部71aから上方へ突出した把持板部65の立設部65bにグリップ部72を差し込む。すると、グリップ部72の側部に設けられたネジ孔72fと把持板部65の立設部65bに設けられたネジ孔65fとが合致するため、この合致したネジ孔72f及びネジ孔65fに側方からネジVを螺合させて、グリップ部72及び把持板部65をネジ止めする(図7(a)及び(c)、図9、図10参照)。
また、グリップ部72の底部に設けられたネジ孔72h、取り付けカバー部71の凹部71aに設けられたネジ孔71h、補強板部66の延設部66bに設けられたネジ孔66h及び外周取り付け部64に設けられたネジ孔64hが合致するため、この合致したネジ孔72h、ネジ孔71h、ネジ孔66h及びネジ孔64hに下方からネジVを螺合させて、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及びレバーベース部60をネジ止めする(図7(b)、図9、図10参照)。
さらに、グリップ部72の底部に設けられたネジ孔72g、補強板部66の底板覆い部66aに設けられたネジ孔66g、把持板部65の底板部65aに設けられたネジ孔65g及び外周取り付け部64に設けられた挿入孔64が合致するため、この合致したネジ孔72g、ネジ孔66g、ネジ孔65g及び挿入孔64に下方からネジVを螺合させて、グリップ部72、レバーベースカバー69、補強板部66及び把持板部65をネジ止めする(図7(b)、図9、図10参照)。
以上により、レバーベースカバー69にグリップ部72が取り付けられ、演出操作ユニット10が組み立てられることとなる。
したがって、本形態に係るパチンコ機Pによれば、レバーベース部60に設けられた一の振動モータ67でグリップ部72及び外カバー44を振動させることができるため、パチンコ機P内に設ける振動モータ67の数を減少させることができる。これにより、パチンコ機Pの設計の自由度を高めかつ製造コストを抑えつつも、グリップ部72及び外カバー44に対して効率よく振動を伝えることができるのである。そして、レバーベース部60に対する回転操作やボタンユニット40に対する押下操作が行われる際に、振動を発生させることで、遊技者に対して確実に振動の発生を認識させることができ、演出効果を高めることができるのである。
また、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、振動モータ67、グリップ部72が差し込まれる立設部65b及び外カバー44が装着されたボタンユニット40を覆うレバーベースカバー69がレバーベース部60に取り付けられている。これにより、振動モータ67が発生する振動は、レバーベース部60のみならずレバーベースカバー60を介して、グリップ部72や外カバー44に伝わるため、より効率的に振動を伝えることができるのである。
ここで、グリップ部72に対して可動範囲を逸脱した前後方向や左右方向への押圧がなされたような場合には、底板部65aに覆い被せた補強板部66が底板部65aと共にレバーベース部60にネジ止めされていることから、この補強板部66により、底板部65aがレバーベース部60から取り外される(すなわち、グリップ部72がレバーベース部60から取り外される)ことを防止できるようになっている。また、グリップ部72を上方へ引き抜くような操作がなされた場合には、立設部65bとグリップ部72とがネジ止めされていることから、これにより、グリップ部72が立設部65bから引き抜かれることを防止できるようになっている。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pによれば、レバーベース部60に対する回転操作を行うにあたり遊技者に把持させるグリップ部72に、可動範囲を逸脱した操作が行われた場合であっても、グリップ部72がレバーベース部60から取り外される等によりグリップ部72が破損してしまうような事態を防止することができるのである。
また、上述の実施の形態では、一の振動モータ67が設けられていたが、複数の振動モータ67を設けてもよい。
また、上述の実施の形態では、レバーベース部60は、取り付け基部20を軸心として、常態の位置から反時計回りに所定角度回転可能となっていたが、これに限定されるものではなく、常態の位置から時計回り又は反時計回りに所定角度ずつ回転可能となるように形成してもよい。
D 前扉
10 演出操作ユニット
40 ボタンユニット
60 レバーベース部
65 把持板部
65a 底板部
65b 立設部
66 補強板部
67 振動モータ
69 レバーベースカバー
72 グリップ部
Claims (1)
- 遊技者が操作可能な第1の操作部及び遊技者が把持した状態で操作可能な第2の操作部と、
前記第1の操作部及び前記第2の操作部が固定される基部と、
前記基部に固定され、振動を発生させる振動発生部と、
前記第2の操作部に連接し、当該第2の操作部を前記基部に固定するための固定部と、
前記固定部の少なくとも一部を覆う補強部と、を備え、
前記固定部は、その一部において前記基部に固定され、かつ前記補強部により覆われた部分において当該補強部と共に前記基部に固定され、
前記振動発生部が発生させた振動により前記基部が振動するのに伴い、前記基部に固定された前記第1の操作部及び前記第2の操作部が振動することを特徴とする遊技機。
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