JP6716592B2 - 止血ブレスレット - Google Patents

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Description

本発明は、止血ブレスレットに関する。
止血器具は、例えば血液透析の終わりで動静脈瘻(AVFs)の分離に続く出血を止めるのによく使用される。ニードルが引き抜かれるときに、出血の危険性を防ぐために止める必要がある出血が生じる。
最も簡単な方法は、穿刺ポイントに圧迫包帯をし、その圧迫包帯に指圧迫を加えることから成る。そのような指圧迫は、簡単で経済的な解決策であり、患者自身によって身体的能力がある場合は行われることができる。腎不全を患う透析患者は、止血を遅くし、その結果、その圧迫は約10分間続かなければならない。患者がこの圧迫を提供する態勢にない場合、より技術的な作業のために医療関係者を解放するように、通常は止血器具を使用する必要がある。
止血器具の中で、止血包帯、止血クランプおよび止血ブレスレットが知られている。
止血包帯が、圧迫に加えて使用される。それは、止血を促進する薬剤を含んでいる。それは、しかしながら、高価であるという欠点を有する。
圧迫補助具が、指圧迫に取って代わるために開発されてきた。止血クランプには、患者の腕の後面を圧迫するよう意図されている第1ブランチと、第1のものに対して動くことができ、圧迫包帯を圧迫することになるよう意図されている第2ブランチと、が設けられている。ばねは、第2ブランチを第1のものの方へ戻す傾向がある。このクランプは、一般に再利用可能であり、それ故に2回の使用の間に洗浄および殺菌されなければならない。戻しばねのために、それは、患者の腕の直径に応じて異なる圧力を加える。腕が太ければ太いほど、クランプはより開き、ばねによってもたらされる戻し力はより大きくなる。クランプによって穿刺ポイントに加えられる圧力は、それ故に、患者の腕が太ければ太いほど、より大きくなる。クランプの圧力は、それ故に、患者のニーズによって決まらず、彼の肥満によって決まる。別の解決策は、止血ブレスレットを使用することから成る。これは、圧迫包帯に置かれる圧迫要素が設けられた調整可能ブレスレットである。ブレスレットは、そして、圧迫要素が穿刺ポイントに十分な圧力を加えるまで、締められる。最も簡単なブレスレットは、止血帯と類似している。ブレスレットを締めると、頻繁にその移動および従って圧迫ポイントの移動が認められる。従ってそれを適用するのは難しい。
発明の目的は、上記の欠点を有しない止血器具を開発することである。それは、特に、取り付け中に移動の危険がなく簡単に配置することができ、患者の腕の直径に適合することができ、使い捨てを可能にするように低コストで製造することができる、必要がある。
最初の目的は、以下の要素を備える止血ブレスレットによって達成される:
‐クランプであって、2つのブランチと第1支柱とを備え、それぞれのブランチは、その端部の1つで他のブランチに第1支柱によってつながる、クランプと、
‐圧迫要素であって、ブレスレットが使える状態であるときに、クランプのブランチと第1支柱とによって定められる空間内またはこの空間の突出内に配置され、圧迫要素は、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部間の開口の方向に突き出る、圧迫要素と、
‐作動要素であって、クランプのブランチに固定され、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部が、作動要素の端部を互いに近づけることによって広がることができるようになっている、作動要素。
ブレスレットが、2つのブランチおよび第2支柱が設けられているアーチを備えることが、好ましい。それぞれのブランチは、その第1端部で他方のブランチに第2支柱によってつながれ、その第2端部でクランプの異なるブランチに、アーチとクランプとの間の接合部で、アーチのブランチが、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部から離れながら、クランプから分岐するように、つながれる。加えて、アーチのそれぞれのブランチには、第1関節が設けられ、第1関節は、向かい合わせに位置し、第1セットの関節を形成する。圧迫要素は、第1関節と反対方向に第2支柱から突き出るように、第2支柱に配置される。第1セットの関節の2つの関節間に位置し、第2支柱を備える、アーチの部分は、第1関節周りを旋回することによってクランプの方向に折り畳まれることができ、圧迫要素が、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部間の開口の方向に突出しながら、クランプのブランチと第1支柱とによって定められる空間内またはこの空間の突出内に配置されることができるようになっている。この構成によって、保管中に平らに保管される要素を製造すること、およびその後それを使用時に折り畳むことが、可能になる。
ブレスレットが患者の腕の大きさに調整されることができるように、アーチのそれぞれのブランチに1つ以上の補助関節を設ける措置がとられ、第1ブランチのそれぞれの補助関節は、第2ブランチの対応する補助関節と向かい合い、この対応する関節と補助関節のセットを形成する。第2支柱を備えるアーチの部分は、必要に応じて第1セットの関節または補助関節のセットのうちの1つの周りを旋回することによって、クランプの方向に折り畳まれることができる。補助関節のセットは、アーチとクランプとの間の接合部から第1セットの関節よりもさらに離れ、クランプ上で第2支柱の折り畳まれた位置で、第2支柱が第1セットの関節周りに旋回したときに、それが補助関節のセット周りに旋回したときよりも、圧迫要素が、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部間に位置する開口に近くなるようになっている。
発明の止血ブレスレットの好適実施形態では、それぞれのブランチは、第1補助関節および第2補助関節を備え、第1セットの補助関節は、アーチとクランプとの間の接合部から第1セットの関節よりもさらに離れ、第2セットの補助関節は、アーチとクランプとの間の接合部から第1セットの補助関節よりもさらに離れている。
第2支柱がクランプに対して折り畳まれてブレスレットがその使用位置にとどまるように、保持手段を提供することが好ましい。この保持手段は、ピンおよび穴から構成されることができる。例えば、少なくともアーチのブランチの1つには、少なくとも1つのピンおよびそれが関節を有するのと同じ数の穴が設けられ、穴は、摩擦によって1つのピンまたは複数のピンのうちの1つを受け入れて保持するように寸法決めされ、ピンは、第1関節の一方の側に位置するブランチの部分に配置され、穴は、第1関節の他方の側に位置するブランチの部分に配置され、ピンおよび穴は、第2支柱を搭載するアーチの部分がクランプ上に折り畳まれるときに、1つのピンまたは複数のピンのそれぞれが穴の1つに入ることができるように、ブランチに配置される。良好な安定性のために、アーチのそれぞれのブランチに、2つのピンおよび関節があるのと同じ数の穴が設けることが、好ましい。
係止手段を係止位置に保持するために、第2支柱を第1支柱の後ろに通すことが、好ましい。このために、アーチのそれぞれのブランチにヒンジを設けることが可能であり、このヒンジは、関節よりも圧迫要素に近く配置される。加えて、2つのヒンジを通る名目軸を第1支柱から隔てる距離は、2つのヒンジを通る名目軸を圧迫要素の突き出た端部から隔てる距離以上である。
ブレスレットの快適さを高めるために、第1支柱と反対のクランプのブランチの端部に、ボスが設けられることが、好ましい。このボスは、クランプが穿刺ポイントと反対の腕の外側面に支えられることができるようにする。
一方ではより良いばね効果および他方ではより良い快適さのために、クランプの第1支柱およびブランチは、クランプがほぼC字形であるように湾曲している。同様に、第2支柱も、第2支柱がクランプ上に折り畳まれるときに、第1支柱および第2支柱が、反対方向に湾曲するように、湾曲していることが、好ましい。
発明は、図を用いて以下でより詳しく記載される。
正面視で見た最初の位置にある発明のブレスレット。 後ろから見た最初の位置にある発明のブレスレット。 小直径の腕用の使える状態である位置にある図1のブレスレット。 中直径の腕用の使える状態である位置にある図1のブレスレット。 大直径の腕用の使える状態である位置にある図1のブレスレット。 小直径の腕用の腕の大きさに応じたピンおよび穴の選択。 中直径の腕用の腕の大きさに応じたピンおよび穴の選択。 大直径の腕用の腕の大きさに応じたピンおよび穴の選択。 小直径の腕用の使える状態である位置にある横から見た図1のブレスレット。 中直径の腕用の使える状態である位置にある横から見た図1のブレスレット。 大直径の腕用の使える状態である位置にある横から見た図1のブレスレット。 アイドル位置にある中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例でのブレスレットの開き方。 開位置にある中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例でのブレスレットの開き方。 右および左から見た、腕に位置する図1のブレスレットであって、前記ブレスレットは小直径の腕に配置されている。 右および左から見た、腕に位置する図1のブレスレットであって、前記ブレスレットは中直径の腕に配置されている。 右および左から見た、腕に位置する図1のブレスレットであって、大直径の腕に配置されている。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。 中直径の腕に対して準備をするブレスレットの例での、発明のブレスレットを配置する様々なステップ。
発明のブレスレット(1)は、患者の腕の周りに配置されるよう意図されているクランプ(10)と、程度の差はあれクランプで利用できる空間を減少させることを可能にするアーチ(20)と、から本質的に構成される。それは、製造時のように、最初はフラットであり(図1参照)、その使用形態を採用するように折り畳まれなければならない(例えば図2参照)。クランプの説明の最初の部分では、様々な要素の相対位置は、そのフラットな位置にあるブレスレットに関連している。ブレスレットは、クランプおよびアーチを名目上2つに分ける鏡に対して対称である。
クランプ(10)は、好ましくは第1湾曲要素(13)の形態を取る第1支柱でつながる2つの対称ブランチ(11,12)を有する。ブランチ(11,12)は、それ自体湾曲し、クランプがほぼC字形であるようになっている。湾曲要素(13)と反対のそれらの自由端で、それぞれのブランチ(11,12)は、例えば円筒形であるボス(111,121)で終わる。この例では、ボス(111,121)は、ブレスレットがその最初の位置にあるときに、接触し合う。このクランプは、患者の腕に配置されることができるように寸法決めされ、それを少なくとも部分的に囲む。ブランチの厚さが湾曲要素の厚さよりも大きく、ブランチ(11,12)が第1湾曲要素(13)よりも硬くなっていることが、好ましい。従って、クランプが患者の腕に配置されるときに、湾曲要素それ自体で、ブランチを互いの方向に戻すほとんど全てのばね効果を提供する。
アーチ(20)は、好ましくは第2湾曲要素(23)の形態を取る第2支柱で共につながる2つの対称ブランチ(21,22)を備える。アーチ(20)のブランチ(21,22)のそれぞれは、第2湾曲要素(23)と反対のその自由端によって、クランプのブランチ(11,12)の1つに固定される。アーチ(20)は、最初の位置で、第1湾曲要素(13)が、第2湾曲要素(23)と、クランプのブランチ(11,12)の自由端と、の間に配置されるように、クランプ(10)に固定される。アーチのブランチ(21,22)は、好ましくは、その接合部でクランプのブランチ(11,12)より少し広がる。本明細書に提示されている例では、アーチのブランチの内側端部間の、接合部での、距離は、クランプのブランチの外側端部間の距離と実質的に対応する。アーチのブランチ(21,22)は、少なくともその長さの一部にわたって、真っすぐであり、互いに平行である。
初期状態で、クランプ(10)は、第1平面(P1)に広がり、アーチ(20)は、第2平面(P2)に広がり、第2平面(P2)は、第1のものに実質的に平行であるが、それに対してオフセットする。慣例により、ブレスレットの「正面」は、クランプの平面(P1)がアーチの平面(P2)の上である面を意味し、「後面」は、クランプの平面の上にあるのがアーチの平面である面を意味する。従って、図1aは、クランプの正面を示し、図1bは、後面を示す。
第2湾曲要素(23)の頂部に、その湾曲要素から、ブレスレットがフラットであるときに、第1湾曲要素(13)と反対方向に分岐する圧迫要素(24)がある。圧迫要素は、その端部で丸みを帯びている。圧迫要素の厚さは、好ましくは、アーチの平均厚さよりも大きく、それが、少なくともアーチの一面に、好ましくは少なくとも後面に、突出するようになっている。
アーチのそれぞれのブランチ(21,22)には、第1関節(211,221)および2つの補助関節(212,213,222,223)が設けられる。これらの関節は、例えばこれらのポイントでブランチの厚さをかなり減少させることによって作られ、いずれの場合にも通常フィルムヒンジと呼ばれているものが形成されるようになっている。第1関節(211,221)を補助関節(212,222)から隔てる距離(d1)は、補助関節(212,222)を第2補助関節(213,223)から隔てる距離に等しい。
アーチのそれぞれのブランチには、その正面に3つの穴(215,216,217,225,226,227)および穴に入って摩擦によってその中に保持されることができるように寸法決めされた2つのピン(218,219,228,229)が設けられている。穴(215,216,217,225,226,227)は、本明細書の場合のように通り穴または止まり穴であってよい。2つの連続する穴を隔てる距離(d2)は、2つのピンを隔てる距離に等しい。ブランチ(21,22)のそれぞれには、2つのピン(218,219,228,229)が、クランプとの接合部と第1関節(211,221)との間に位置および整列する。第1の穴(215,225)は、第1関節(211,221)と第1補助関節(212,222)との間に位置し、第2の穴(216,226)は、第2補助関節(213,223)を越える。第3の穴(217,227)は、第2の穴を越えて、第1の穴から第2の穴よりもさらにもっと離れて位置する。
鏡の対称性のために、第1ブランチ(21)の関節(211,212,213)、穴(215,216,217)およびピン(218,219)は、第2ブランチ(22)の関節(221,222,223)、穴(225,226,227)およびピン(228,229)と対称である。同じブランチに、穴およびピンが実質的に整列する。2つのブランチの3つの関節は、対になって3セットの関節(211,221,212,222,213,223)を形成する。
使用されるために、ブレスレットは、圧迫要素(24)が、第1湾曲要素(13)から多かれ少なかれ距離を置いて、クランプ(10)の内側に位置するように、3セットの関節(211,221,212,222,213,223)のうちの1つで、それ自体の上に折り畳まれる必要がある。この例では、アーチの湾曲要素(23)は、クランプの正面に向かって折り畳まれる。アーチが第1セットの関節(211,221)で、すなわちクランプとの接合部に最も近い関節で、折り畳まれる場合、第1関節と湾曲要素(23)との間に位置するブランチの部分の長さは、最も長い。その結果として、折り畳まれた状態で、圧迫要素(24)が付いた湾曲要素(23)は、2つのボス(111,121)間の開口の方向に、クランプにさらに入る。この位置は、「小型構成」と称され、特に図2aに描かれている。アーチが第1セットの補助関節(212,222)で折り畳まれる場合、湾曲要素(23)につながるブランチの部分の長さは、より短く、折り畳まれた状態で、圧迫要素(24)が付いた湾曲要素(23)がクランプに深く入らないようになっている。これは、特に図2bに描かれている「中型構成」である。最後に、折り畳みが第2セットの補助関節(213,223)で行われる場合、第2湾曲要素(23)および圧迫要素(24)は、クランプにほとんど入らない。これは、図2cに描かれている「大型構成」である。圧迫要素(24)がクランプに入れば入るほど、腕で利用可能である空間がなくなってくることが、図2に見られる。同様に、第2湾曲要素(23)の折り畳まれた状態で、圧迫要素(24)が、2つのボス(111,121)の間の開口の方向に、および従って穿刺ポイントの方向に、延びることが、見られる。
アーチを選んだ位置に保持するために、ピン(218,219,228,229)は、対応する穴(215,216,217,225,226,227)に挿入される。穴の選択は、図3で説明されている。小型構成のために、第1ピン(218,228)は、第1の穴(215,225)に入り、第2ピン(219,229)は、第2の穴(216,226)に入る。中型構成のために、第1ピン(218,228)は、第2の穴(216,226)に入り、第2ピン(219,229)は、第3の穴(217,227)に入る。最後に、大型構成のために、第1ピン(218,228)は、第3の穴(217,227)に入り、第2ピン(219,229)は、第2湾曲要素(23)の湾曲のために自由なままである。関節に対する穴およびピンの位置が異なるならば、第4の穴を、大型構成で第2ピンがブランチ(21,22)に面して配置されるならばその中に入ることができるように、設けることが必要となる可能性がある。
クランプに対する第2湾曲要素の折り畳みのために、その正面で、または第1湾曲要素(13)の後ろを通過した後のその後面で、圧迫要素(24)が、ブランチおよびクランプの湾曲要素によって定められた空間に位置しないで、わずかに上または下に位置することもあり得る。全ての場合において、それは、この空間の突出に位置する。しかしながら、圧迫要素(24)が第2湾曲要素(23)の厚さを越えて突出するならば、それは、少なくとも部分的にクランプの空間にあり得る。
ピンと穴との相互作用にもかかわらず折り畳まれたアーチが開くのを防ぐために、圧迫要素(24)を搭載した湾曲要素(23)を第1湾曲要素(13)の後ろに、それが、平面P2に位置するアーチのブランチ(21,22)と、平面P1に位置するクランプの第1湾曲要素(13)と、の間に配置されるように、通すことが好ましい。圧迫要素(24)を搭載し、使用される関節間に位置する、アーチの部分は、それ故に、使用される関節と、クランプ(10)との接合部と、の間に位置するアーチの一部と実際に接触する。それが好ましい理由は、クランプとアーチとの間の接合部で、クランプの後面が、少なくともアーチの厚さによってアーチの正面から離れるからである。圧迫要素を搭載する第2湾曲要素(23)が第1湾曲要素(13)の後ろへ移動するのを容易にするために、ヒンジ(214,224)をブランチ(21,22)のそれぞれに設けることが好ましく、第2湾曲要素(23)が、圧迫要素(24)を第1湾曲要素(13)から距離を置いて通過させながら、このヒンジ(214,224)周りを旋回するようにする。言い換えれば、ヒンジ(214,224)を通る軸と、第1湾曲要素の頂部と、の間の距離は、ヒンジ(214,224)を通る軸と、圧迫要素(24)の突き出た頂部と、の間の距離より少なくとも大きい。第2湾曲要素(23)は、その後、第1湾曲要素(13)の後ろを通りながら、クランプの自由端の方向に下げられる。このために、ブランチは、少なくとも2つの関節のセットまたはヒンジのセットの周りで折り畳まれる。
ブレスレットの大きさは、例えば、使用できる直径が、小型構成で約50mm、中型構成で約75mm、および大型構成で100mmであるように、選ばれる。
使用位置で、選ばれた関節の周りで折り畳まれたアーチのブランチ(21,22)は、ブレスレットの位置決めの際にクランプのブランチ(11,12)を広げる作動要素(30,40)を構成する。作動要素を、保持された関節に位置するその端部が近づくように、押すことによって、クランプのブランチ(11,12)は広がり、2つのボス(111,121)の間の開口は大きくなる。これは、明らかに図5に見られる。
ブレスレットが取り付けられると、圧迫要素(24)は、一般に腕の内側面(60)にある、穿刺ポイントに配置された圧迫包帯を押す。ボス(111,121)は、腕の直径に応じて多かれ少なかれ互いに離間して、腕の外側面の縁に配置される。このようにして、同じ大きさのカテゴリーで、例えば中型のカテゴリーの腕で、常に実質的に同じ圧力を穿刺ポイントに加えながら、中型構成のブレスレットをこのカテゴリーの様々な直径に適合することができる。図6は、様々な大きさの腕に配置された様々な構成の発明のブレスレットを示す。発明のブレスレットは、ストラップから成るブレスレットがそうであるように腕全体を囲まないという利点を有する。血液循環は、発明のブレスレットによって妨げられない。
発明の止血ブレスレットを取り付ける手順は、図7に説明されている。まず、ブレスレットは、患者の腕の直径に応じて必要な構成にされる。保護手袋を着用した後に(図7a)、介護者は、ニードルを保持している絆創膏を引き離し(図7b)、その後、ニードルを引き抜く前にニードルの両側を人さし指と中指で押しながら、穿刺ポイントに圧迫包帯を配置する(図7c)。次に、彼は、作動要素(30,40)を押しながら、クランプ(10)を開く。彼は、ボス(111,121)を腕の両側で通し、人さし指と中指との間の、穿刺ポイントに圧迫要素(24)を持ち込みながら、クランプを大きく開かせる(図7d)。彼は、作動要素を解放する前にブレスレットをしっかりと押す(図7e)。クランプは、患者の腕で再び閉じる。彼は、今では彼の指を取り去ることができる。血液透析の場合、2つのニードルが使用される。第1ブレスレットを配置した後で、介護者は、穿刺ポイントに第2のものを配置することができる(図7f)。
取り付けの際に、最初に腕と接触するのは、圧迫要素(24)である。従って、それを穿刺ポイントに適切に適用するのは簡単である。作動要素(30,40)は、その後、解放され、ボス(111,121)は、腕の外側面で同時に支えられるようになる。加えて、介護者の2つの指は、クランプが再び閉じた瞬間に依然として圧迫要素を囲んでいる。それ故に、圧迫要素の接点がクランプの閉鎖中に動く危険はない。注目すべきは、この目的を達成するために、ブレスレットが複数の異なる構成を採用することができる必要はないということである。当業者は、クランプ(10)、クランプの内側に配置され、クランプのブランチの自由端間に位置する開口の方向に突き出る、圧迫要素、および2つの作動要素(30,40)で構成される簡単なブレスレットが、それが複数の大きさのブレスレットを提供することを意味するとしても、十分であることを理解するであろう。
第1湾曲要素に対する第2湾曲要素の3つの位置のおかげで、クランプ(10)の3つの使用可能な直径を得ることが、簡単なブレスレットで可能である。同じ大きさのカテゴリーで、腕が、この構成を対象にしている大きさの範囲の一方の端であろうと他方であろうと、ブレスレットは、実質的に同じ圧力を加える。
ブレスレットは、穴およびピンのおかげで、選ばれた構成に維持される。2つが好ましい解決策を表すが、ブランチにつきただ1つのピンが十分であり得ることは当然である。加えて、当業者は、他の係止手段が想定され得ることを理解し、例えば、アーチのブランチの内縁または外縁にあるラック、および相補的部分にある1つ以上のインデックス、などである。折り畳まれたブランチに取り付けられることができるスリーブも、係止手段の機能を果たし得る。
本明細書で提示されたブレスレットは、3つの異なる大きさに折り畳まれることができる。2つの大きさだけを選ぶ、またはその一方で3つより多く選ぶことが可能であることは、当然であり、3つの大きさが良い妥協である。
寸法および材料は、好ましくは約5N+/−1の圧迫包帯を得るように、選ばれる。材料は、好ましくは、特にエチレンオキシドで、殺菌されることができる。想定されることができる全ての材料の中で、ポリプロピレンが、よく適している生体適合性材料である。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
止血ブレスレット(1)であって、それが、
‐クランプ(10)であって、2つのブランチ(11,12)と第1支柱(13)とを備え、それぞれのブランチ(11,12)は、その端部の1つで他のブランチに第1支柱(13)によってつながる、クランプと、
‐圧迫要素(24)であって、前記ブレスレットが使える状態であるときに、前記クランプのブランチ(11,12)と第1支柱(13)とによって定められる空間内またはこの空間の突出に配置され、圧迫要素(24)は、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部間の開口の方向に突き出る、圧迫要素と、
‐作動要素(30,40)であって、前記クランプのブランチ(11,12)に固定され、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部が、作動要素の端部を互いに近づけることによって広がることができるようになっている、作動要素と、
を備えることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C2]
C1に記載の止血ブレスレット(1)であって、それが、2つのブランチ(21,22)および第2支柱(23)が設けられているアーチ(20)を備えることを特徴とし、それぞれのブランチ(21,22)は、その第1端部で他方のブランチに第2支柱(23)によってつながれ、その第2端部で前記クランプの異なるブランチ(11,12)に、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部で、前記アーチのブランチ(21,22)が、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部から離れながら、前記クランプ(10)から分岐するように、つながれ、前記アーチのそれぞれのブランチ(21,22)には、第1関節(211,221)が設けられ、第1関節は、向かい合わせに位置し、第1セットの関節を形成し、圧迫要素(24)は、第2支柱(23)に配置され、第1関節(211,221)と反対方向に第2支柱から突き出るようになっており、第1セットの関節の2つの関節(211,221)間に位置し、第2支柱(23)を備える、前記アーチの部分は、第1関節(211,221)周りを旋回することによって前記クランプ(10)の方向に折り畳まれることができ、圧迫要素(24)が、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部間の開口の方向に突出しながら、前記クランプのブランチ(11,12)と第1支柱(13)とによって定められる空間内またはこの空間の突出内に配置されることができるようになっている、止血ブレスレット。
[C3]
C2に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチのそれぞれのブランチ(21,22)に1つ以上の補助関節(212,213,222,223)が設けられることを特徴とし、第1ブランチ(21)のそれぞれの補助関節(212,213)は、第2ブランチ(22)の対応する補助関節(222,223)と向かい合い、この対応する関節と補助関節のセット(212,222,213,223)を形成し、第2支柱(23)を備える前記アーチ(20)の部分は、必要に応じて第1セットの関節(211,221)または補助関節のセットのうちの1つの周りを旋回することによって、前記クランプ(10)の方向に折り畳まれることができ、補助関節のセットは、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から第1セットの関節よりもさらに離れ、前記クランプ(10)上で第2支柱(23)の折り畳まれた位置で、第2支柱が第1セットの関節(211,221)周りに旋回したときに、それが補助関節のセット(212,222,213,223)周りに旋回したときよりも、圧迫要素(24)が、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部間に位置する開口に近くなるようになっている、止血ブレスレット。
[C4]
C3に記載の止血ブレスレット(1)であって、それぞれのブランチが、第1補助
関節(212,222)および第2補助関節(213,223)を備えることを特徴とし、第1セットの補助関節(212,222)は、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から第1セットの関節(211,221)よりもさらに離れ、第2セットの補助関節(213,223)は、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から第1セットの補助関節(212,222)よりもさらに離れている、止血ブレスレット。
[C5]
C2〜4のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記クランプに対して折り畳まれた前記アーチの部分をその位置にとどめるために、保持手段が設けられていることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C6]
C5に記載の止血ブレスレット(1)であって、少なくとも前記アーチのブランチ(21,22)の1つには、少なくとも1つのピン(218,219,228,229)およびそれが関節(211,212,213,221,222,223)を有するのと同じ数の穴(215,216,217,225,226,227)が設けられ、穴は、摩擦によって1つのピンまたは複数のピンのうちの1つを受け入れて保持するように寸法決めされ、ピンは、第1関節(211,221)の一方の側に位置するブランチの部分に配置され、穴は、第1関節(211,221)の他方の側に位置するブランチ(21,22)の部分に配置され、ピンおよび穴は、第2支柱(23)を搭載する前記アーチの部分が前記クランプ(10)上に折り畳まれるときに、1つのピンまたは複数のピンのそれぞれが穴の1つに入ることができるように、ブランチに配置され、ピンおよび穴は、保持手段であることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C7]
C6に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチのそれぞれのブランチ(21,22)に、2つのピン(218,219,228,229)および関節(211,212,213,221,222,223)があるのと同じ数の穴(215,216,217,225,226,227)が設けられることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C8]
C2〜7のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチのそれぞれのブランチ(21,22)にヒンジ(214,224)が設けられることを特徴とし、このヒンジは、関節(211,212,213,221,222,223)よりも圧迫要素(24)に近く配置され、2つのヒンジ(214,224)を通る名目軸から第1支柱(13)を隔てる距離は、2つのヒンジ(214,224)を通る名目軸から圧迫要素(24)を隔てる距離以上である、止血ブレスレット。
[C9]
C1〜8のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、第1支柱(13)と反対の前記クランプのブランチ(11,12)の端部に、ボス(111,121)が設けられることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C10]
C1〜9のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記クランプの第1支柱(13)およびブランチ(11,12)は、前記クランプがほぼC字形であるように湾曲していることを特徴とする、止血ブレスレット。
[C11]
C2〜10のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記クランプの第1支柱(13)およびブランチ(11,12)は、前記クランプがほぼC字形であるように湾曲し、第2支柱(23)は、第2支柱(23)が前記クランプ上に折り畳まれるときに、第1支柱(13)および第2支柱(23)が、反対方向に湾曲するように、湾曲していることを特徴とする、止血ブレスレット。
1 止血ブレスレット
10 クランプ
11 第1ブランチ
111 第1ボス
12 第2ブランチ
121 第2ボス
13 第1支柱
20 アーチ
21 第1ブランチ
211 第1関節
212 第2関節
213 第3関節
214 ヒンジ
215 第1の穴
216 第2の穴
217 第3の穴
218 第1ピン
219 第2ピン
22 第2ブランチ
221 第1関節
222 第2関節
223 第3関節
224 ヒンジ
225 第1の穴
226 第2の穴
227 第3の穴
228 第1ピン
229 第2ピン
23 第2支柱(第2湾曲要素)
24 圧迫要素
30 作動要素
40 作動要素
50 圧迫包帯
60 腕
P1 クランプの平面
P2 アーチの平面
d1 2つの関節間の距離
d2 ピン間および穴間の距離

Claims (10)

  1. 止血ブレスレット(1)であって
    ‐クランプ(10)であって、2つのクランプブランチ(11,12)と第1支柱(13)とを備え、前記クランプブランチ(11,12)のそれぞれは、その端部の1つで他クランプブランチに前記第1支柱(13)によってつながる、クランプと、
    ‐圧迫要素(24)と
    ‐作動要素(30,40)であって、前記クランプブランチ(11,12)に固定され、前記第1支柱(13)と反対の前記クランプブランチ(11,12)の端部が、前記作動要素の端部を互いに近づけることによって広がることができるようになっている、作動要素と、
    を備え、
    前記止血ブレスレットが、2つのアーチブランチ(21,22)および第2支柱(23)が設けられているアーチ(20)を備えることを特徴とし、前記アーチブランチ(21,22)のそれぞれは、その第1端部で他方のアーチブランチに前記第2支柱(23)によってつながれ、その第2端部で異なるクランプブランチ(11,12)に、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部で、前記アーチブランチ(21,22)が、前記第1支柱(13)と反対の前記クランプブランチ(11,12)の端部から離れながら、前記クランプ(10)から分岐するように、つながれ、前記アーチブランチ(21,22)のそれぞれには、第1関節(211,221)が設けられ、前記第1関節は、向かい合わせに位置し、第1セットの関節を形成し、前記圧迫要素(24)は、前記第2支柱(23)に配置され、前記第1関節(211,221)と反対方向に前記第2支柱から突き出るようになっており、前記第1セットの関節の2つの関節(211,221)間に位置し、前記第2支柱(23)を備える、前記アーチの部分は、前記第1関節(211,221)周りを旋回することによって前記クランプ(10)の方向に折り畳まれることができ、前記ブレスレットが使える状態であるときに、前記圧迫要素(24)が、前記第1支柱(13)と反対の前記クランプブランチ(11,12)の端部間の開口の方向に突出しながら、前記クランプの前記クランプブランチ(11,12)と前記第1支柱(13)とによって定められる空間内またはこの空間の突出内に配置されることができるようになっている、止血ブレスレット。
  2. 請求項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチブランチ(21,22)のそれぞれに1つ以上の補助関節(212,213,222,223)が設けられることを特徴とし、第1アーチブランチ(21)のそれぞれの補助関節(212,213)は、第2アーチブランチ(22)の対応する補助関節(222,223)と向かい合い、この対応する関節と補助関節のセット(212,222,213,223)を形成し、前記第2支柱(23)を備える前記アーチ(20)の部分は、必要に応じて前記第1セットの関節(211,221)または補助関節のセットのうちの1つの周りを旋回することによって、前記クランプ(10)の方向に折り畳まれることができ、前記補助関節のセットは、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から前記第1セットの関節よりもさらに離れ、前記クランプ(10)上で前記第2支柱(23)の折り畳まれた位置で、前記第2支柱が前記第1セットの関節(211,221)周りに旋回したときに、それが補助関節のセット(212,222,213,223)周りに旋回したときよりも、前記圧迫要素(24)が、前記第1支柱(13)と反対の前記クランプブランチ(11,12)の端部間に位置する開口に近くなるようになっている、止血ブレスレット。
  3. 請求項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチブランチのそれぞれが、第1補助関節(212,222)および第2補助関節(213,223)を備えることを特徴とし、第1セットの補助関節(212,222)は、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から前記第1セットの関節(211,221)よりもさらに離れ、第2セットの補助関節(213,223)は、前記アーチ(20)と前記クランプ(10)との間の接合部から前記第1セットの補助関節(212,222)よりもさらに離れている、止血ブレスレット。
  4. 請求項のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記クランプに対して折り畳まれた前記アーチの部分をその位置にとどめるために、保持手段が設けられていることを特徴とする、止血ブレスレット。
  5. 請求項に記載の止血ブレスレット(1)であって、少なくとも前記アーチブランチ(21,22)の1つには、少なくとも1つのピン(218,219,228,229)およびそれが関節(211,212,213,221,222,223)を有するのと同じ数の穴(215,216,217,225,226,227)が設けられ、1つの穴または複数の穴は、摩擦によって1つのピンまたは複数のピンのうちの1つを受け入れて保持するように寸法決めされ、前記1つのピンまたは複数のピンは、前記第1関節(211,221)の一方の側に位置する1つのアーチブランチまたは複数のアーチブランチの部分に配置され、前記穴は、前記第1関節(211,221)の他方の側に位置する前記アーチブランチ(21,22)の部分に配置され、前記1つのピンまたは複数のピンおよび前記1つの穴または複数の穴は、前記第2支柱(23)を搭載する前記アーチの部分が前記クランプ(10)上に折り畳まれるときに、前記1つのピンまたは複数のピンのそれぞれが前記穴の1つに入ることができるように、前記1つのアーチブランチまたは複数のアーチブランチに配置され、前記1つのピンまたは複数のピンおよび前記1つの穴または複数の穴は、前記保持手段であることを特徴とする、止血ブレスレット。
  6. 請求項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチブランチ(21,22)のそれぞれに、2つのピン(218,219,228,229)および関節(211,212,213,221,222,223)があるのと同じ数の穴(215,216,217,225,226,227)が設けられることを特徴とする、止血ブレスレット。
  7. 請求項のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記アーチブランチ(21,22)のそれぞれにヒンジ(214,224)が設けられることを特徴とし、このヒンジは、1つの関節または複数の関節(211,212,213,221,222,223)よりも前記圧迫要素(24)に近く配置され、2つのヒンジ(214,224)を通る名目軸から前記第1支柱(13)を隔てる距離は、前記2つのヒンジ(214,224)を通る名目軸から前記圧迫要素(24)の突出端部を隔てる距離以上である、止血ブレスレット。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記第1支柱(13)と反対の前記クランプブランチ(11,12)の端部に、ボス(111,121)が設けられることを特徴とする、止血ブレスレット。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記第1支柱(13)および前記クランプブランチ(11,12)は、前記クランプがほぼC字形であるように湾曲していることを特徴とする、止血ブレスレット。
  10. 請求項のいずれか1項に記載の止血ブレスレット(1)であって、前記第1支柱(13)および前記クランプブランチ(11,12)は、前記クランプがほぼC字形であるように湾曲し、前記第2支柱(23)は、前記第2支柱(23)が前記クランプ上に折り畳まれるときに、前記第1支柱(13)および前記第2支柱(23)が、反対方向に湾曲するように、湾曲していることを特徴とする、止血ブレスレット。
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