JP6714137B1 - 推進敷設工法用管押込装置及び推進敷設工法用管押込装置を用いた推進敷設工法 - Google Patents

推進敷設工法用管押込装置及び推進敷設工法用管押込装置を用いた推進敷設工法 Download PDF

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Abstract

【課題】動作音を発生させず、且つ、分解・組み立てが容易な推進敷設工法用管押込装置を提供すること。【解決手段】新設管を固定式管体支持部と可動式管体支持部で支持し、歯車と歯車を回転させるための操作部とを含む駆動部が、操作部に対する操作に応じて押込部を管軸方向に沿って駆動させ、押込部が新設管を後方から押し込む。【選択図】図1

Description

この発明は、先行管の受け口に後行管の挿し口を嵌め込むことにより接合した管を、順次、予め地中に敷設されたさや管内に押し込んで、新設管をさや管内に敷設するさや管式の推進敷設工法に使用される、新設管をさや管内に押し込む推進敷設工法用管押込装置に関するものである。
近年、道路工事による交通障害や掘削残土の処理等の問題が少なく、しかも、軌道下等の開削工事が行えない場所であっても管の敷設が可能なさや管式推進敷設工法が実施されている。
さや管式推進敷設工法では、新設管を発進立坑側から到達立坑に向かって順次押し込むが、発進立坑において新設管を押し込む推進敷設工法用管押込装置として、例えば、特許文献1に記載の押込装置(「従来押込装置」という)がある。
従来押込装置は、機枠に設けられたレールに沿って前後移動自在な推進台車と、該推進台車を前向きに牽引するワイヤロープと、該ワイヤロープが掛けられる可動滑車及び固定滑車と、該可動滑車を前後方向に移動させる流体シリンダとを備え、該流体シリンダの伸長により前記可動滑車を移動させて該可動滑車に掛けられているワイヤロープを牽引し、前記推進台車を前進させて当該推進台車で管を押圧推進する。
特開2001−349177号公報
しかしながら、従来押込装置は、流体シリンダ(例えば油圧シリンダ)を動作させるための動力源が必須であるため、特に夜間工事等において、その動作音が周辺環境に影響を及ぼすといった問題がある。また、流体シリンダは重量物であるため、流体シリンダが組み込まれた状態では装置全体が大きく、且つ、重くなり、装置の運搬や現場での取り扱いが大掛かりとなるといった問題がある。また、現場で流体シリンダを装置に組み込むような場合では、その際の精度も高精度な作業が要求されるため、分解と組み立てに時間を要するといった問題がある。
そこで、本発明は、動作音を発生させず、且つ、分解・組み立てが容易な軽量の推進敷設工法用管押込装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、下記を特徴とする。
請求項1に記載の発明は、車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法において前記新設管を前記さや管内に押し込む際に使用される推進敷設工法用管押込装置であって、発進立坑の底部に設置される基台と、前記基台に固定され、前記新設管に取り付けられた前記推進力伝達装置が有する車輪と当接しつつ、前記新設管を支持する固定式管体支持部と、前記新設管を支持し、前記固定式管体支持部と離間して設けられた移動面上を前記新設管の管軸方向に沿って移動可能な可動式管体支持部と、前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方を、前記管軸方向に沿って後方から押し込む、前記可動式管体支持部と離間可能な押込部と、歯車と前記歯車を回転させるための操作部とを有し、前記操作部に対する操作に応じて前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、前記駆動部は、前記管軸方向に沿って前記基台に固定されるラックと、前記押込部及び前記操作部に固定される、前記歯車であるピニオンと、を有し、前記ピニオンは前記ラックに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、前記駆動部は、前記管軸方向に沿って前記押込部に含まれるラックと、前記基台及び前記操作部に固定される、前記歯車であるピニオンと、を有し、前記ピニオンは前記ラックに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、前記駆動部は、前記押込部に含まれるナットと、前記歯車の代わりに前記管軸方向に沿って前記基台に固定される送りねじと、を有し、前記送りねじは前記ナットに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方と、前記押込部との間に挟まれて前記管軸方向に沿って移動し、前記押込部が駆動した場合に、前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方を後方から押し込む中継部材であり、且つ、取り外し可能な中継部材を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、前記基台を支える脚部は、高さ調整手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至6の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、第1の前記新設管に次いで第2の前記新設管を前記さや管内に押し込むために前記第1の新設管と前記第2の新設管を接合する際に、前記第1の新設管が前記さや管内に押し込まれることを抑止する取り外し可能なストッパーを含むことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置を用い、車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法であって、前記新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する載置工程と、前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記新設管を押し込む押込工程と、を含むことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の推進敷設工法用管押込装置を用い、車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法であって、前記第1の新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する第1載置工程と、前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第1の新設管を押し込む第1押込工程と、前記第1の新設管に前記ストッパーを取り付ける取り付け工程と、前記第2の新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する第2載置工程と、前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第2の新設管を前方に移動させて前記ストッパーが取り付けられた前記第1の新設管と接合する接合工程と、前記第2の新設管と接合された前記第1の新設管から前記ストッパーを取り外す取り外し工程と、前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第2の新設管を押し込む第2押込工程と、を含むことを特徴とする。
この発明によれば、動力源を使用しない歯車を利用して新設管を押し込むことから、動作音が発生せず、周辺環境への影響がない。また、シリンダのような駆動機器を使用しないため軽量で、装置の分解・組み立てが容易となる。
(A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置を示す平面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置を示す側面図である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置を示す背面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置のA−A断面図である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置のB−B断面図である。 (A)は、本実施形態に係る可動式管体支持部の側面図である。(B)は、本実施形態に係る可動式管体支持部の正面図である。 (A)は、本実施形態に係るストッパーの正面図である。(B)は、本実施形態に係るストッパーの側面図である。 本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置を発進立坑に設置した際の立坑の断面図(側面)である。 本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置を発進立坑に設置した際の立坑の断面図(背面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に一本目の新設管を載置する際の立坑の断面図(側面)である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に一本目の新設管を載置した際の立坑の断面図(側面)である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置で一本目の新設管を押し込んだ際の立坑の断面図(側面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に二本目の新設管とストッパーを載置する際の立坑の断面図(側面)である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に二本目の新設管とストッパーを載置した際の立坑の断面図(側面)である。(C)は、一本目の新設管と二本目の新設管を接合する際の立坑の断面図(側面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置からストッパーを取り外す際の立坑の断面図(側面)である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に二本目の新設管を押し込んでいる際の立坑の断面図(側面)である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置で二本目の新設管を押し込んだ際の立坑の断面図(側面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に一本目の長い新設管を載置した際の立坑の断面図(側面)である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置で一本目の長い新設管を押し込んだ際の立坑の断面図(側面)である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に二本目の長い新設管を載置する際の位置関係を示す立坑の断面図(側面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に中継部材を載置した際の立坑の断面図(側面)である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置で一本目の長い新設管を、中継部材を用いて押し込んだ際の立坑の断面図(側面)である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置に二本目の長い新設管を載置する際の立坑の断面図(側面)である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の一つ目の変形例を示す平面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の一つ目の変形例を示す側面図である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の一つ目の変形例を示す背面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の一つ目の変形例のC−C断面図である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の一つ目の変形例のD−D断面図である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の二つ目の変形例を示す平面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の二つ目の変形例を示す側面図である。 (A)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の二つ目の変形例を示す背面図である。(B)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の二つ目の変形例のE−E断面図である。(C)は、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置の二つ目の変形例のF−F断面図である。
次に、この発明の推進敷設工法用管押込装置の実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1から図3に示すように、本実施形態に係る推進敷設工法用管押込装置1(以下、押込装置1という)は、4本の脚からなる脚部3と台部4とを有する基台2と、固定式管体支持部6と、可動式管体支持部7と、押込部8、操作部9と、駆動案内部10と、ラック支持部11と、回転軸12と、を含んで構成される。なお、図1(A)における左方向は、押込装置1が新設管を押し込む方向であることから、押込装置1にとっての前方向に相当する。また、押込装置1にとっての前後が、新設管の管軸方向に相当する。以下、これを前提に説明する。
脚部3には、高さ調整部5が設けられている。高さ調整部5としては、脚を任意の長さに伸縮可能な従来公知の技術を採用することができる。これにより、押込装置1の姿勢を調整可能となっており、発進立坑の底部に凹凸があっても押込装置1を安定して設置することができる。
台部4は、可動式管体支持部7が移動(走行)する台として機能し、押込装置1の前後方向に伸びている。また、台部4の上部には、押込装置1の前後方向に沿って固定式管体支持部6が固定されている。台部4及び固定式管体支持部6は、それぞれ一対の板材からなり、それぞれの板材が、押込装置1の前後方向に沿うレールのように離れて固定されており、押込部8がその間を移動する。なお、固定式管体支持部6は板状の部材でなくともよく、例えば、棒(角棒、丸棒)状の部材や断面L字状の部材などでもよい。
固定式管体支持部6を構成するそれぞれの板材は、台部4の台上に固定された支柱に支持される。また、双方の板材の間隔は、新設管の直径よりも狭くなっており、双方の板材上に載置された新設管を支持する。
図3(A)、(B)に示すように、可動式管体支持部7は、本体と、一対の車輪15を有し、双方の車輪15を繋ぐ車軸15aが軸受けを介して当該本体に固定されている。双方の車輪15の間隔は、台部4を構成する双方の板材の間隔よりも広く、且つ、何れの車輪も板材から脱輪しない距離となっている。また、本体の横幅は、可動式管体支持部7が台部4の台上を移動した際に、固定式管体支持部6に接触しない寸法となっている。可動式管体支持部7は、その上面に新設管を支持した状態で台部4の台上を移動する。なお、可動式管体支持部7は、押込装置1上に2本の新設管が同時に載置される時間があるため、少なくとも2台用意する。なお、図3(A)、(B)では、左右一輪ずつの二輪としたが、後述する中継部材17と同様に四輪としてもよい。
駆動案内部10は、2本の円柱状の鋼棒からなり、台部4の下方に押込装置1の前後方向に沿って固定されている。
ラック支持部11は、1枚の板材からなり、駆動案内部10の下方に押込装置1の前後方向に沿って固定されている。ラック支持部11の上面には、押込装置1の前後方向に沿ってラック(歯車と噛合する歯)14が形成されている。
押込部8は、ラック14と噛合する歯車であるピニオン13を有し、駆動案内部10を構成する2本の鋼棒が挿通される挿通孔と、固定式管体支持部6及び可動式管体支持部7により支持された新設管の後端面(後続の新設管の挿し口を受け入れる受け口の端面)に当接する当接部が台部4を構成する2枚の板材の間から突出するように形成されている。
ピニオン13の回転軸12は押込装置1の左右(側面)方向に伸び、その両端部にはそれぞれ操作部9が固定されている。円環形状の操作部9は、その中心に回転軸12が固定されており、操作者が操作部9を回転させることにより、ピニオン13とラック14が噛合してピニオン13が回転する。これにより、押込部8は、駆動案内部10に沿って前後に移動する。すなわち、ピニオン13、ラック14、及び操作部9は、押込部8を移動させる駆動部19として機能する。
次に、図4から図9を用いて、本実施形態に係る押込装置1を用いて、新設管をさや管内に押し込む方法について説明する。
まず、図5、図6に示すように、発進立坑20の底部に押込装置1を設置する。この際、固定式管体支持部6の高さと、さや管21の高さとが合うように、高さ調整部5により脚部3の長さを調整する。また、押込部8は操作部9を回転操作して後端部に移動させておく。次いで、可動式管体支持部7を台部4の台上に載置する。このとき、可動式管体支持部7は、押込部8の当接部に当接させて載置してもよいし、当接部から離して載置させてもよい。
押込装置1の設置が完了したら、次いで、図7(A)に示すように、新設管Pを発進立坑20の底部に向けて降下させる。なお、新設管Pを降下させる前までに、新設管Pの挿し口に推進力伝達装置22を取り付けておくこととする。推進力伝達装置22は、自らが取り付けられている新設管Pに対する後方からの押し込み力を先行する新設管Pに伝達する機能を有する。また、推進力伝達装置22には複数の車輪が設けられており、車輪がさや管21の内面や、固定式管体支持部6の板材に当接して回転することにより、新設管Pがさや管21に沿って推進しやすくなる。
降下させた新設管Pは、図7(B)に示すように、固定式管体支持部6及び可動式管体支持部7の上に載置する。
次いで、操作部9を回転操作して押込部8を前方(さや管21のある方向)に移動させる。このとき、押込部8は、駆動案内部10を構成する2本の鋼棒が自らの挿通孔に挿通されているため、駆動案内部10に沿って移動する。これにより、図7(C)に示すように、押込部8の当接部が新設管Pの後端面と当接し、新設管Pは固定式管体支持部6及び可動式管体支持部7に支持されつつ、さや管21内に押し込まれる。
押込部8を最前部まで移動させたら、図8(A)、(B)に示すように、ストッパー16をさや管21の発進立坑20側の端面と、新設管Pの受け口との間に嵌め込む。図4(A)、(B)に示すように、ストッパー16は、断面がコの字形状をしており、コの字形状の部分は、その内部に新設管Pが入る大きさとなっている。これにより、後続の新設管Pが後方から接合される際に、新設管Pの外径大になっている受け口部分がストッパー16に引っ掛かり、新設管Pがさや管21内に入り込むことを抑止する。
ストッパー16の設置が完了したら、操作部9を回転操作して押込部8を押込装置1の後方に移動させておく。また、別の可動式管体支持部7を台部4の台上に載置する。このとき、別の可動式管体支持部7は、押込部8の当接部に当接させて載置してもよいし、当接部から離して載置させてもよい。
次いで、さや管21内に先に押し込んだ新設管P(先行管P1)と同様に、後続の新設管P(後行管P2)を発進立坑20の底部に向けて降下させ、図8(B)に示すように、固定式管体支持部6及び別の可動式管体支持部7の上に載置する。
次いで、操作部9を回転操作して押込部8を前方に移動させ、図8(C)に示すように、先行管P1(「第1の新設管」の一例)の受け口に後行管P2(「第2の新設管」の一例)の挿し口を嵌め込み、先行管P1と後行管P2を接合する。このように、押込装置1は先行管P1の受け口と、後行管P2の挿し口を接合するための接合工具としても機能し、さや管21内への押し込みとともに、一連の流れで作業を行うことができる。
先行管P1と後行管P2の接合が完了したら、図9(A)に示すように、ストッパー16を取り外し、次いで、図9(B)、(C)に示すように、押込部8により先行管P1及び後行管P2をさや管21内に押し込む。この際、先行管P1を支持する可動式管体支持部7は、台部4の先端まで移動した後、台部4の先端から外れる。押込部8を最前部まで移動させたら、再度、ストッパー16をさや管21の発進立坑20側の端面と、後行管P2の受け口との間に嵌め込む。
以降、これらの作業を繰り返すことにより、新設管Pをさや管21内に順次押し込んでいく。
次に、図10及び図11を用いて、本実施形態に係る押込装置1を用いて、図4から図9に示した新設管より長い新設管Pをさや管内に押し込む方法について説明する。
まず、発進立坑20の底部に押込装置1を設置したら、図10(A)に示すように、新設管Pを固定式管体支持部6及び可動式管体支持部7の上に載置する。このとき、新設管Pの後端面を押込部8の当接部に当接させて載置する。
次いで、操作部9を回転操作して押込部8を前方(さや管21のある方向)に移動させる。これにより、図10(B)に示すように、押込部8と当接している新設管Pは、固定式管体支持部6及び可動式管体支持部7に支持されつつ、さや管21内に押し込まれる。
押込部8を最前部まで移動させたら、図10(C)に示すように、次の新設管P(後行管P2)を押込装置1に載置することになるが、このケースでは、新設管Pの長さが長いため、先行管P1の後部が固定式管体支持部6の先端部まで押し込まれず、後行管P2を載置することができない。
そこで、図11(A)に示すように、押込部8を後方に移動させてから、台部4の台上に中継部材17を載置する。中継部材17は、本体と、車輪を有し、車輪同士が車軸で繋がれ、軸受けを介して当該本体に固定されている。左側の車輪と右側の車輪の間隔は、台部4を構成する双方の板材の間隔よりも広く、且つ、何れの車輪も板材から脱輪しない距離となっている。また、本体の横幅は、中継部材17が台部4の台上を走行した際に、固定式管体支持部6に接触しない寸法となっている。中継部材17は、押込部8の当接部に代わって新設管Pの後端面と当接し、押込部8からの押し込み力を新設管Pに伝達する。
中継部材17を台部4の台上に載置したら、図11(B)に示すように、操作部9を回転操作して押込部8を前方(さや管21のある方向)に移動させる。これにより、押込部8は中継部材17を後方から押し込み、更に、中継部材17は先行管P1の後端面に当接して先行管P1を後方から押し込む。
押込部8を最前部まで移動させたら、中継部材17を台部4の台上から取り外し、操作部9を回転操作して押込部8を押込装置1の後方に移動させる。次いで、別の可動式管体支持部7を台部4の台上に載置する。このとき、別の可動式管体支持部7は、押込部8の当接部に当接させて載置してもよいし、当接部から離して載置させてもよい。
次いで、図11(C)に示すように、先にさや管21内に押し込んだ先行管P1と同様に、後行管P2を発進立坑20の底部に向けて降下させ、固定式管体支持部6及び別の可動式管体支持部7の上に載置する。
このように、中継部材17を使用し、新設管Pを2回に分けて押し込むことによって、長い新設管Pを押し込むことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る押込装置1は、基台2が発進立坑20の底部に設置され、基台2に固定された固定式管体支持部6が新設管Pを支持し、新設管Pの管軸方向に沿って移動可能な可動式管体支持部7が新設管Pを支持し、押込部8が新設管Pを管軸方向に沿って後方から押し込み、押込部8及び操作部9に固定されるピニオン(「歯車」の一例)は、管軸方向に沿って基台2に固定されるラック14に噛合して回転することにより、押込部8を管軸方向に沿って移動(駆動)させる。
したがって、本実施形態に係る押込装置1によれば、動力源を使用しないラック&ピニオンを利用して新設管Pを押し込むことから、動作音が発生せず、周辺環境への影響がない。また、シリンダのような駆動機器を使用しないため軽量で、装置の分解・組み立てが容易となる。さらに、ストッパーにより先行管P1を固定することで、先行管P1と後行管P2の接合が可能となるため、さや管内への押し込みの一連の流れで管の接合から押し込みまでの作業を行うことができる。
また、本実施形態に係る押込装置1の中継部材17は、基台2から取り外し可能であり、新設管P(先行管P1)と、押込部8との間に挟まれて新設管Pの管軸方向に沿って移動し、押込部8が移動した場合に、新設管Pを後方から押し込む。これにより、新設管P(先行管P1)の長さが長い場合であっても、中継部材17を使用して、新設管P(先行管P1)を2回に分けて押し込むことができる。
更に、本実施形態に係る押込装置1の基台2を支える脚部3は、高さ調整部5(「高さ調整手段」の一例)を備えている。これにより、発進立坑の底部に凹凸があっても押込装置1を安定して設置することができる。
なお、本実施形態では、押込部8は新設管Pのみに当接して新設管Pを後方から押し込むこととしたが、押込部8は、可動式管体支持部7のみに当接して押し込むこととしてもよいし、新設管Pと可動式管体支持部7の双方に当接して押し込むこととしてもよい。
同様に、中継部材17は、新設管Pと可動式管体支持部7の少なくとも何れか一方と、押込部8との間に挟まれて新設管Pの管軸方向に沿って移動し、押込部8が前方に移動した場合に、新設管Pと可動式管体支持部7の少なくとも何れか一方を後方から押し込むこととしてもよい。
また、押込部8を前後に移動させる駆動部は、歯車と当該歯車を回転させるための操作部を有するものであればよい。以下、駆動部の構成を変形した2つの押込装置1の変形例について説明する。なお、ここでは、本実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様の部分については説明を省略する。
まず、図12及び図13を用いて押込装置1の一つ目の変形例について説明する。一つ目の変形例では、図12(A)、(B)に示すように、押込部8の下部が押込装置1の前後方向に沿って長く形成されている。そして、図13(B)に示すように、その下部の中央には押込装置1の前後方向に沿って溝が形成されており、その溝底にはラック14が形成されている。
また、回転軸支持台23は、1枚の板材からなり、駆動案内部10の下方に押込装置1の前後方向に沿って固定されている。回転軸支持台23の台上には2つの回転軸支持壁24が立設しており、回転軸支持壁24が回転軸12を支持する。回転軸12の中央には、ラック14と噛合する歯車であるピニオン13が固定されている。また、回転軸12の両端部にはそれぞれ操作部9が固定されている。そして、操作者が操作部9を回転させることにより、ピニオン13とラック14が噛合してピニオン13が回転する。これにより、押込部8は、駆動案内部10に沿って前後に移動する。
次に、図14及び図15を用いて、押込装置1の二つ目の変形例について説明する。二つ目の変形例では、送りねじ25及びナット26を用いて、押込部8を前後に移動させる。図14(A)、(B)に示すように、台部4の下方に送りねじ25(「歯車」の一例)が新設管Pの管軸方向に沿って固定されている。また、送りねじ25の後端部には操作部9が固定されている。
一方、図15(B)に示すように、押込部8には、送りねじ25に噛合するナット26が固定されている。
そして、操作者が操作部9を回転させることにより、送りねじ25とナット26が噛合して送りねじ25が回転する。これにより、押込部8は、駆動案内部10に沿って前後に移動する。
1:推進敷設工法用管押込装置
2:基台
3:脚部
4:台部
5:高さ調整部
6:固定式管体支持部
7:可動式管体支持部
8:押込部
9:操作部
10:駆動案内部
11:ラック支持部
12:回転軸
13:ピニオン
14:ラック
15:車輪
16:ストッパー
17:中継部材
18:車輪
19:駆動部
20:発進立坑
21:さや管
22:推進力伝達装置
23:回転軸支持台
24:回転軸支持壁
25:送りねじ
26:ナット
P:新設管

Claims (9)

  1. 車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法において前記新設管を前記さや管内に押し込む際に使用される推進敷設工法用管押込装置であって、
    発進立坑の底部に設置される基台と、
    前記基台に固定され、前記新設管に取り付けられた前記推進力伝達装置が有する車輪と当接しつつ、前記新設管を支持する固定式管体支持部と、
    前記新設管を支持し、前記固定式管体支持部と離間して設けられた移動面上を前記新設管の管軸方向に沿って移動可能な可動式管体支持部と、
    前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方を、前記管軸方向に沿って後方から押し込む、前記可動式管体支持部と離間可能な押込部と、
    歯車と前記歯車を回転させるための操作部とを有し、前記操作部に対する操作に応じて前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  2. 請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    前記駆動部は、前記管軸方向に沿って前記基台に固定されるラックと、前記押込部及び前記操作部に固定される、前記歯車であるピニオンと、を有し、前記ピニオンは前記ラックに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  3. 請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    前記駆動部は、前記管軸方向に沿って前記押込部に含まれるラックと、前記基台及び前記操作部に固定される、前記歯車であるピニオンと、を有し、前記ピニオンは前記ラックに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  4. 請求項1に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    前記駆動部は、前記押込部に含まれるナットと、前記歯車の代わりに前記管軸方向に沿って前記基台に固定される送りねじと、を有し、前記送りねじは前記ナットに噛合して回転することにより、前記押込部を前記管軸方向に沿って駆動させることを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方と、前記押込部との間に挟まれて前記管軸方向に沿って移動し、前記押込部が駆動した場合に、前記新設管と前記可動式管体支持部の少なくとも何れか一方を後方から押し込む中継部材であり、且つ、取り外し可能な中継部材を含むことを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    前記基台を支える脚部は、高さ調整手段を備えることを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置であって、
    第1の前記新設管に次いで第2の前記新設管を前記さや管内に押し込むために前記第1の新設管と前記第2の新設管を接合する際に、前記第1の新設管が前記さや管内に押し込まれることを抑止する取り外し可能なストッパーを含むことを特徴とする推進敷設工法用管押込装置。
  8. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の推進敷設工法用管押込装置を用い、車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法であって、
    前記新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する載置工程と、
    前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記新設管を押し込む押込工程と、
    を含むことを特徴とする推進敷設工法。
  9. 請求項7に記載の推進敷設工法用管押込装置を用い、車輪を有する推進力伝達装置が取り付けられた新設管をさや管内に敷設する推進敷設工法であって、
    前記第1の新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する第1載置工程と、
    前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第1の新設管を押し込む第1押込工程と、
    前記第1の新設管に前記ストッパーを取り付ける取り付け工程と、
    前記第2の新設管を前記固定式管体支持部及び前記可動式管体支持部の上に載置する第2載置工程と、
    前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第2の新設管を前方に移動させて前記ストッパーが取り付けられた前記第1の新設管と接合する接合工程と、
    前記第2の新設管と接合された前記第1の新設管から前記ストッパーを取り外す取り外し工程と、
    前記操作部を操作して、前記押込部を前記管軸方向に沿って前方に駆動させ、前記第2の新設管を押し込む第2押込工程と、
    を含むことを特徴とする推進敷設工法。
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CN114060611A (zh) * 2021-11-17 2022-02-18 郑万里 一种市政施工用地下管线铺设装置

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