JP2007100463A - 曲線推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキ - Google Patents

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Abstract

【課題】大断面における暗渠の曲線部の構築を効率良く行う推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキを提供する。
【解決手段】元押しジャッキは暗渠構築部材Aを直接押す複数の押しジャッキ2と押しジャッキを介して暗渠構築部材を押す複数の支持ジャッキ3とこれらジャッキを支持する支持板4と、押しジャッキの先端に固定された押し板部材5と支持ジャッキの先端に固定された支持板部材6とから構成されている。各押しジャッキはその押し面が暗渠構築部材Aの曲線移動に伴って変わる被押し面A1の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように左右傾斜可能に軸支されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、下水路、排水路、地下道等の暗渠における曲線部を構築するため曲線推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキに関し、特に、暗渠における急曲線部を構築するのに好適な曲線推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキに関する。
従来、暗渠を構築する工法として推進工法が知られている。
この推進工法は、地中内に設置された管状の暗渠構築部材の先端側に掘削手段を配設する一方、暗渠構築部材の後端部側に元押しジャッキを設置し、当該元押しジャッキによって暗渠構築部材を押して前進させながら前記掘削手段で土砂を掘削して暗渠を構築するものである。(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)
http://www.kidoh.co.jp/koudou/kankyo.htm http://www.pref.shiga.jp/d/konanryuiki/suisin_method.htm
ところで、前記暗渠は、構築場所によっては曲線部を構築する必要があるが、前記非特許文献1及び非特許文献2の工法における元押しジャッキは、直線状に動作するものであるとともに、その元押しジャッキの押し面の全面が暗渠構築部材の被押し面に対して接触することによって、元押しジャッキの押し力を被押し面全面に作用するようにされている。
すなわち、前記曲線部を構築する際における元押しジャッキの暗渠構築部材に対する押し動作では、暗渠構築部材の前進方向が変るため、前記被押し面に元押しジャッキの押し面がの全面が接触せず、当該元押しジャッキの押し力が暗渠構築部材の被押し面に対して部分的に集中したり、効率的に伝達されなかったりする虞が有る。
このため、暗渠における曲線部を構築する際において、元押しジャッキの押し力を暗渠構築部材に対して確実に伝達する方法として、暗渠構築部材の被押し面と元押しジャッキの押し面との間に緩衝材を介在し、この緩衝材を曲線部の円弧に対応させて調整することにより、元押しジャッキの押し力を前記被押し面の全面に作用させる方法を採用している。
しかしながら、前記方法は、元押しジャッキの本数が少ない小断面の暗渠における曲線部を構築するものとしては、ある程度有効なものであるが、大断面の暗渠における曲線部を構築する場合には、暗渠構築部材も大型になりジャッキの本数も増えるため、前記曲線部の構築作業に対して非効率的なものであった。
そこで、本発明は、大断面における暗渠の曲線部の構築を効率良く行うことを課題とし、この課題を解決した曲線部における推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキの提供を目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、下記の技術的手段を採用した。
その第1発明として、元押しジャッキによって暗渠構築部材を地中で前進させて暗渠における曲線部を構築する推進工法において、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように配設されたシリンダからなる複数の押しジャッキによる暗渠構築部材の前進により、抗口の左右に配設された案内部材が暗渠構築部材を曲線状に案内し、当該暗渠構築部材の曲線移動に伴って、前記押しジャッキの押し面を左右方向に傾斜させることによって、当該押し面と暗渠構成部材の被押し面とを正対状に接触させて、押しジャッキの押し力を被押し面の全面に作用させるようにしたことを特徴とする推進工法にしたことである。
又、前記第1発明の推進工法を実現するための元押しジャッキの構造として、第2発明では、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように複数配設された略シリンダ状の押しジャッキを含む元押しジャッキであって、各押しジャッキは、その各押しジャッキの押し面が暗渠構築部材の曲線状の前進により変る被押し面の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように左右傾斜可能に軸支されていることを特徴とする元押しジャッキにしたことである。
更に、前記第1発明の推進工法を実現するための元押しジャッキの他の構造として、第3発明では、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように複数配設された略シリンダ状の押しジャッキを含む元押しジャッキであって、各押しジャッキの押し面が、暗渠構築部材の曲線状の前進により変る被押し面の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように左右傾斜可能に支持されていることを特徴とする元押しジャッキにしたことである。
又、前記元押しジャッキのストロークを確保した上で、各押しジャッキの収縮状態においてコンパクトにするという観点から、第4発明では、前記元押しジャッキが、前記押しジャッキと、支持ジャッキと、これら両ジャッキを支持する支持体とを含み、前記押しジャッキと支持ジャッキとは、外管部と当該外管部に対して出没可能な内杆部とからなる2段伸縮構造のシリンダ状のものとして構成し、前記押しジャッキを、内杆部が前方へ伸縮する方向にして外管部を前記支持体に左右傾斜可能に軸支する一方、前記支持ジャッキを、無い杆部が後方へ伸縮する方向にして外管部を前記支持体に対して不動状に支持してなることを特徴とする元押しジャッキにしたことである。
第3発明において、押しジャッキと支持ジャッキとの配設態様は任意であるが、元押しジャッキの暗礁構築部材に対する押し動作をバランス良く行うという観点から、第5発明では、押しジャッキと支持ジャッキが支持体に対して互い違いに支持されていることを特徴とする元押しジャッキにしたことである。
本発明で云う暗渠構築部材とは、暗渠による下水路、排水路、地下道等を構成するための、コンクリートや金属製の管状体やボックスカルバートである。
本発明によれば、下記の優れた効果が期待できる。
第1発明によれば、押しジャッキの押し動作と案内部材による暗渠構築部材の曲線移動に伴って、その各押しジャッキの押し面が暗渠構築部材の曲線状の前進により変る被押し面の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように傾斜する。
したがって、ジャッキの押し面が暗渠構築部材の被押し面に対して常に正対するため、大断面における暗渠の曲線部の構築を効率良く行うことができる。
又、第2発明及び第3発明によれば、第1発明の推進工法を実現できる元押しジャッキを提供することができる。
又、第4発明によれば、前記元押しジャッキのストロークを確保した上で、各押しジャッキの収縮状態において元押しジャッキのコンパクト化を図れる。
又、第5発明によれば、元押しジャッキの暗礁構築部材に対する押し動作をバランス良く行うことができる。
以下、本発明の曲線推進工法及びその工法に用いられる元押しジャッキを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
尚、本形態では、最初に曲線推進工法に用いられる元押しジャッキの構成を説明し、次いで、この元押しジャッキを用いた曲線推進工法を説明する。
又、本形態で例示する暗渠構築部材は、ボックスカルバートである。
本形態の元押しジャッキ1は、図1〜図3に示すように、暗渠構築部材Aを直接押す複数の押しジャッキ2と、当該押しジャッキ2を介して暗渠構築部材Aを押す複数の支持ジャッキ3と、これらジャッキを支持する支持板4と、前記押しジャッキ2の先端に固定された押し板部材5と、前記支持ジャッキ3の先端に固定された支持板部材6とから構成されている。
押しジャッキ2及び支持ジャッキ3は、外管部21,31と、当該外管部21,31に対して出没可能な内杆部22,32とからなる2段伸縮構造のシリンダ状のものである。
押しジャッキ2及び支持ジャッキ3は、その外管部21,31の略中央部分が前記支持板4に支持され、押しジャッキ2は、その内杆部21が前方(暗渠構築部材A側)に伸張する方向として支持される一方、支持ジャッキ3は、その内杆部31が後方(発進立抗B内の支圧壁B1側)に伸張する方向として支持されている。
又、押しジャッキ2は、その外管部21が前記支持板4に対して左右傾斜可能に軸支され、支持ジャッキ3は、その外管部31が前記支持板4に対して不動状に支持されている。
この外管部21の軸支による外管部21の傾斜動作は、図3(b)に示すように、暗渠構築部材Aの曲線での推進方向に伴って外管部21が傾斜し、この傾斜に伴って押し板部材5が傾斜することによって、押し板部材5の押し面51を被押し面A1に正対させる。
又、押しジャッキ2及び支持ジャッキ3は、前記支持板4に対して互い違いとなるように配設されている。
前記支持板4は、正面四角形状の略枠状の中空箱体に形成され、その前面から下面に亘って前記外管部21,31が貫通状に配設されている。
支持板4の前面には、前記外管部21を左右傾斜可能に軸支する軸支部41が配設され、支持板4の後面には、外管部21が左右傾斜する際に案内する案内長孔42が開孔されている。
前記押し板部材5は、前記暗渠構築部材Aの後端面に確保した被押し面A1に沿う枠状に形成され、前記被押し面A1と対向する面(前面)を押し面51としている。
又、押し板部材5の後面には、前記押しジャッキ2における内杆部22の先端と連結する連結部5Aが配設されている。
本形態の連結部5Aは、押し板部材5を内杆部22に対して傾斜可能に連結する形態のものであり、具体的には、ボールジョイント構造のものである。
すなわち、連結部5Aにおける連結部本体5Bと、内杆部22の先端とに亘って、ボール部材5Cを嵌合することによって、押し板部材5を内杆部22に対して傾斜可能に連結する。
この連結部5Aによる押し板部材5の傾斜動作は、図3(c)に示すように、暗渠構築部材Aの曲線での推進方向に伴って、各内杆部22の伸張長さを調整して押し板部材5を傾斜させることによって、押し板部材5の押し面51を被押し面A1に正対させる。
前記支持板部材6は、前記押し板部材5と同形状のものであり、前記支持ジャッキ3における内杆部32の先端に、発進立抗B内の支圧壁B1と正対状となるように固定されている。
又、元押しジャッキ1を発進立抗B内に配設する際には、支持板部材6を発進立抗B内の支圧壁B1に正対状に固定して配設される。
本形態の元押しジャッキ1によれば、2段伸縮構造の前記押しジャッキ2及び支持ジャッキ3が支持板4に対して、互いに逆方向へ伸縮するように、且つ外管部21,31の略中央部分で支持されているので、伸長状態において実質的に3段伸縮構造のジャッキと同等の長さにすることができる。
すなわち、本形態の元押しジャッキ1は、前記押しジャッキ2及び支持ジャッキ3が実際には2段伸縮構造のものでありながら、伸長状態において実質的に3段伸縮構造のジャッキと同等の長さにしていることから、最小径部となる内杆部22,32の径が、3段伸縮構造のジャッキにおける最小径部となる内杆部の径よりも大径にできるので、押し動作時に作用する暗渠構築部材Aの重量及び掘削抵抗に対する耐荷重性が向上し、しかも、収縮状態においても、3段収縮構造のジャッキの全長と同等となるので、優れた耐荷重性を備えながらコンパクトな収縮状態を実現した元押しジャッキ1である。
更に、本形態の元押しジャッキ1によれば、曲線状に推進することによって変る暗渠構築部材Aの被押し面A1に追従する、外管部21の左右傾斜と押し面51の左右傾斜とにより、
被押し面A1に対する押し面51の正対状態を保持することができる。
すなわち、本形態の元押しジャッキ1は、その押し力を曲線状に推進する暗渠構築部材Aに対して効率良く伝達できるので、大断面における暗渠の曲線部の構築を効率良く行うことができる。
次に、前記形態で例示した元押しジャッキ1を用いた曲線推進工法を図4及び図5に基づいて説明する。
尚、図中、仮想線で示す部位は、暗渠構築部材Aの推進方向を示すものであって、実際には、元押しジャッキ1で暗渠構築部材Aを押しながら、先頭の暗渠構築部材Aの前端部に配設した掘削手段(図示せず)によって地中を掘り進むものである。
又、暗渠構築部材Aは、平面視において左方向へカーブするように曲げ形成したボックスカルバートである。
又、発進立抗B内の抗口B2の左右には、暗渠構築部材Aの曲線方向の推進を案内する案内部材CL,CR(図1及び図4、図5参照)が配設されている。
本形態の曲線推進工法は、第1工程として図4(a)に示すように、元押しジャッキ1をその支持板部材6を発進立抗B内の支圧壁B1に正対状に固定することによって、元押しジャッキ1の押し面51が発進立抗B内に入れられた暗渠構築部材Aの被押し面A1と正対状にされる。
このとき、前記案内部材CL,CRが暗渠構築部材Aの左右側部に接触している。
続いて第2工程として前記図4(a)の状態から図4(b)に示すように、元押しジャッキ1を作動させて押しジャッキ2及び支持ジャッキ3を伸長して暗渠構築部材Aを押すと、当該暗渠構築部材Aが前記案内部材CL,CRに案内されて曲線方向へ案内されながら地中を掘り進む。
このとき、暗渠構築部材Aが曲線状に進むことによって、当該暗渠構築部材Aにおける被押し面A1の角度が変るが、各押しジャッキ2における内杆部22の伸長長さを調整し、押しジャッキ2における押し板部材5を連結部5Aを介して傾斜させることによって、押し板部材5の押し面51が、角度が変る前記被押し面A1に正対する。
更に、第3工程として図5(c)に示すように、暗渠構築部材Aを押すことで更に変る被押し面A1の角度に伴って、各押しジャッキ2における外管部21が傾斜することによって、押し板部材5の押し面51が、角度が変る前記被押し面A1に正対する。
そして、第4工程として図5(d)に示すように、元押しジャッキ1における押しジャッキ2及び支持ジャッキ3を限界まで伸長させた時点で、当該押しジャッキ2及び支持ジャッキ3を収縮させて、元押しジャッキ1を図4(a)の状態に戻し、次の暗渠構築部材Aを発進立抗B内に入れて、前記図4(a)〜図5(d)の工程を繰り返すことによって、曲線状の暗渠を構築することができる。
本形態の推進工法によれば、曲線を描きながら推進する暗渠構築部材Aにおける被押し面A1の変る角度に伴って、前記押し板部材5における押し面51が傾斜することによって、押し面51を押し板部材A1に対して常に正対させることができる。
したがって、大断面における暗渠の曲線部の構築を効率良く行うことができる。
なお、本発明は、例示した実施の形態に限定するものでは無く、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
例えば、前記押し面51を被押し面A1に対して常に正対させる構造として、前記形態では、前記押しジャッキ2における外管部21と、前記押しジャッキ2における押し板部材5とを傾斜させることにより正対させる構造のものであるが、本願発明は、外管部21又は押しジャッキ2のいずれか一方を傾斜させる構造としても良い。
又、前記形態で例示した暗渠構築部材Aは、断面四角形状のボックスカルバートであるが、本願発明は、暗渠構築部材Aを、断面円形の管状体としても良く、この場合、前記押し板部材5及び支持板部材6を円形の環体形状にすることが好ましい。
本発明に係る元押しジャッキの設置状態を示す。 図1の(2)−(2)線断面図。 元押しジャッキの動きを示す正面図で、(a)は押しジャッキ及び支持ジャッキの直線方向の伸長状態を示し、(b)は押しジャッキの傾斜状態を示し、(c)は押し板部材の傾斜状態を示す。 本発明に係る推進工法を示す工程図で、(a)は第1工程を示すし、(b)は第2工程を示す。 図4から続く工程図で、(c)は第3工程を示し、(d)は第4工程を示す。
符号の説明
1:元押しジャッキ
A:暗渠構築部材
2:押しジャッキ
3:支持ジャッキ
4:支持板
5:押し板部材
6:支持板部材
21:外管部
31:外管部
22:内杆部
32:内杆部
B:発進立抗
B1:支圧壁
41:軸支部
42:案内長孔
A1:被押し面
51:押し面
5A:連結部
CL:案内部材
CR:案内部材

Claims (5)

  1. 元押しジャッキによって暗渠構築部材を地中で前進させて暗渠における曲線部を構築する推進工法において、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように配設されたシリンダからなる複数の押しジャッキによる暗渠構築部材の前進により、抗口の左右に配設された案内部材が暗渠構築部材を曲線状に案内し、当該暗渠構築部材の曲線移動に伴って、前記押しジャッキの押し面を左右方向に傾斜させることによって、当該押し面と暗渠構成部材の被押し面とを正対状に接触させて、押しジャッキの押し力を被押し面の全面に作用させるようにしたことを特徴とする推進工法。
  2. 請求項1の推進工法に用いられる元押しジャッキであって、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように複数配設された略シリンダ状の押しジャッキを含む元押しジャッキにおいて、各押しジャッキは、その各押しジャッキの押し面が暗渠構築部材の曲線状の前進により変る被押し面の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように左右傾斜可能に軸支されていることを特徴とする元押しジャッキ。
  3. 請求項1の推進工法に用いられる元押しジャッキであって、暗渠構築部材の縁端部周囲の被押し面に沿うように複数配設された略シリンダ状の押しジャッキを含む元押しジャッキにおいて、各押しジャッキの押し面が、暗渠構築部材の曲線状の前進により変る被押し面の角度に追従して、当該被押し面と正対状に接触するように左右傾斜可能に支持されていることを特徴とする元押しジャッキ。
  4. 前記元押しジャッキが、前記押しジャッキと、支持ジャッキと、これら両ジャッキを支持する支持体とを含み、前記押しジャッキと支持ジャッキとは、外管部と当該外管部に対して出没可能な内杆部とからなる2段伸縮構造のシリンダ状のものとして構成し、前記押しジャッキを、内杆部が前方へ伸縮する方向にして外管部を前記支持体に左右傾斜可能に軸支する一方、前記支持ジャッキを、無い杆部が後方へ伸縮する方向にして外管部を前記支持体に対して不動状に支持してなることを特徴とする請求項2又は請求項2に記載の元押しジャッキ。
  5. 押しジャッキと支持ジャッキが支持体に対して互い違いに支持されていることを特徴とする請求項4に記載の元押しジャッキ。
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