JP6714118B1 - 回転電機のステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向に変化するフレームの形状に合わせて、積層コアに配設するカシメの個数を軸方向に沿って変化させることで、積層コアの面外変形を抑制するとともにモータ効率の低下を抑制することが可能な回転電機のステータを得る。【解決手段】積層コア1をフレーム3に嵌入させて固定する構成において、フレーム3が軸方向に所定の厚さを持つフレーム筒状部3aのみによって構成される部分と、フレーム筒状部3aの外周部から外側に延出するフレーム延出部3bを備えたフレーム高剛性部30とを有する場合、積層コア1のうち、フレーム筒状部3aの内径側に固定され、積層コア1の全長に配設されるカシメ2aが設けられた第二のコア12に対し、フレーム高剛性部30の内径側に固定される第一のコア11には、上記のカシメ2aだけでなく追加的にカシメ2bが設けられ、必要となる部分にだけカシメ数を増やしている。【選択図】図2

Description

本願は、回転電機のステータに関するものである。
地球温暖化を背景として、自動車の二酸化炭素排出量削減を目的に燃費向上が求められており、また、モータが搭載された自動車の電動化が進んでいる。そして、燃費改善のためモータの高出力化が求められている。
一般的に、モータのステータには積層された鋼板よりなる積層コアが用いられており、積層された鋼板同士を固定するために、積層コアにはカシメが設けられる。
また、従来の技術として、軸方向に一様な断面形状が連続するフレームに嵌入された積層コアに対し、積層コアの軸方向両端部において、積層されたコアを軸方向に固定する周縁部カシメを設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5819037号公報
積層コアを円環状のフレームの内径側に嵌入させて保持する場合、嵌合時の応力によりコアが板厚方向に変形する面外変形が生じる場合がある。この面外変形を防ぐために、積層コア内にはカシメが設けられる。
コアに面外変形が生じると、変形が生じた変形部において鎖交するはずの磁束が周囲のコアに流れ、変形部の周囲においてコアの磁束密度が高くなり、モータ効率の低下に繋がる。さらに、面外変形によりコアが塑性変形した場合には鉄損が悪化していた。
また、カシメはコアを塑性変形させて設けられるため、カシメ数が増大すると鉄損が悪化し、モータ効率の低下に繋がっていた。
特許文献1の例では、フレームの形状が軸方向に沿って一様な断面形状を持ち、フレーム内径側に嵌入された積層コアが受ける応力が軸方向において均等である場合に、積層コアのうち軸方向両端部に限定してカシメを設けることでコアの面外変形を抑制していたが、フレームの形状が軸方向に一様な断面形状を持つように形成されず、積層コアが受ける応力が軸方向においてフレームの形状に応じて変化する場合には、単純に積層コアの軸方向両端部にカシメを設けることがコアの面外変形抑制に適していない場合があった。
本願は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、フレーム形状が軸方向に沿って変化し、フレームに嵌入された積層コアが受ける応力が軸方向の一部の領域において他の領域よりも大きくなる場合に、フレームの内径側に嵌入させる積層コアの塑性変形を抑制しつつ、鉄損の悪化を抑制することが可能な回転電機のステータを得ることを目的とするものである。
本願に係わる回転電機のステータは、回転電機の軸に沿った軸方向に板状のコアが複数積層されてなり、積み重ねられた上記コア同士がカシメによって固定された積層コア、上記積層コアが嵌入されたフレームを備え、上記フレームは、上記積層コアの上記軸方向の全長にわたって延在し、上記積層コアの外周面部に接するフレーム筒状部と、上記フレーム筒状部の上記軸方向の一部の領域に設けられ、上記フレーム筒状部の外周部から径方向外側に延出したフレーム延出部とが一体に設けられた構成であり、上記積層コアの上記コア一層あたりの上記カシメの個数は上記軸方向に沿って変化し、上記フレーム延出部の内径側に位置する上記積層コアの上記軸方向の第一の領域と、上記第一の領域以外の第二の領域とでは、上記第一の領域の方が上記第二の領域よりも上記カシメの個数の平均値が大きいことを特徴とするものである。
本願の回転電機のステータによれば、フレーム延出部の内径側に位置する積層コアの第一の領域の方が、積層コアの第一の領域以外の第二の領域よりも、コア一層あたりのカシメの個数の平均値が大きいため、フレーム延出部からの応力が加わらない積層コアの第二の領域のカシメ数を抑制しつつ、フレーム延出部からの応力が加わる第一の領域において、第二の領域よりもカシメ数を増大させることで、フレームから受ける応力の大小に応じて積層コアに設けるカシメを必要部分のみに追加的に配置することができ、鉄損を抑制してモータ効率を向上させつつ、コア固定時の面外変形を抑制することが可能となる。
実施の形態1による回転電機のステータを示す図であり、図1(a)は斜視図、図1(b)は軸方向に沿った断面図である。 実施の形態1によるステータの要部断面図である。 図3(a)、図3(b)は、実施の形態1によるステータを構成する第一のコア、第二のコアの斜視図である。 図4(a)はステータを構成する積層コアの上面図であり、図4(b)は、図4(a)のA−A線に沿った断面図である。 実施の形態1によるステータの変形例を示す要部断面図である。 実施の形態1によるステータの別の変形例を示す要部断面図である。 実施の形態2によるステータの要部断面図である。 図8(a)、図8(b)、図8(c)は、図7のB1−B1線、B2−B2線、B3−B3線に沿ったフレームの断面図である。 図9(a)、図9(b)は、実施の形態3によるステータを構成する第一のコア、第二のコアの上面図である。 図10(a)、図10(b)は、実施の形態3による別のステータを構成する第一のコア、第二のコアの上面図である。 実施の形態4によるステータの要部断面図である。 本願の説明に必要な積層コアの状態を示す図である。
実施の形態1.
本願の実施の形態1による回転電機のステータ100について、図1から図6を用いて説明する。また、積層コアの状態を示す説明図として図12を用いる。
図1(a)は実施の形態1によるステータ100を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)のステータ100の軸方向に沿った断面図である。これらの図に示すように、ステータ100は軸方向に筒状に延在するフレーム3の内径側にコイル4が巻線された積層コア1が嵌入された構成である。また、フレーム3は軸方向の一部の領域、例えば、上端側に、径方向外側に延出したフレーム高剛性部30を有している。フレーム3は軸方向に沿って、その断面形状が変化し、その断面形状の変化に伴って断面積が変化する場合がある。
図1に示した積層コア1は、多数の板状のコアが軸方向に積み重ねられた構成であり、周方向に分割された分割コアを組み合わせることによって、全体として軸を取り巻く円環状に構成されている。
ここで、積層コア1に対し、図1の軸方向に沿って剛性が異なるフレーム3に積層コア1を嵌入させた場合について、図12を用いて考察する。図12(a)は、理想的な形状の積層コア201の断面図であり、積層コア201には面外変形が生じていない。図12(b)は、面外変形が生じた積層コア202の断面図であり、図示しないフレーム3のフレーム高剛性部30の内径側に位置するコアが板厚方向に変形して面外変形部202aが形成され、鎖交磁束減少部202bに流れるはずの磁束が周囲のコアに流れて周囲のコアの磁束密度が高くなりモータ効率の低下に繋がるものとなっている。
そこで、本願では、フレーム3の形状に応じて、積層コア1が受ける応力が軸方向に沿って異なる場合であっても、積層コア1の面外変形を抑制しつつ、モータ効率低下を抑制するために、フレーム形状に合わせて積層コア1の必要部分にのみ追加的にカシメを設けた構造を提案する。
次に、本願のフレーム3の構成について説明する。まず、図1に示すように、フレーム3は、積層コア1の軸方向に延在して設けられており、図2にステータ100の軸方向に沿った要部断面図を示すように、フレーム3は、積層コア1の外周面部に接するフレーム筒状部3aと、そのフレーム筒状部3aの軸方向の一部の領域に設けられ、フレーム筒状部3aの外周部から径方向外側に延出したフレーム延出部3bとが一体に設けられた構成である。フレーム3の軸方向のフレーム延出部3bが配設された領域は、フレーム3の軸方向全長において最も剛性が高いフレーム高剛性部30となっている。なお、フレーム3は、例えば、周方向に同形状となるように設けられたものとする。また、フレーム筒状部3aおよびフレーム延出部3bは、例えば円筒状に設けることができ、フレーム延出部3bは、軸方向の長さが比較的短い場合にあっては円環状に設けられる。
フレーム3の構造にフレーム高剛性部30が備わることで、フレーム3を補強することができ、積層コア1を嵌入させた状態を安定的に保持することが可能となる。また、このフレーム高剛性部30にフレーム締結用の孔部等を設けることも可能である。
そして、フレーム高剛性部30を設けることで上述のようなメリットが得られる反面、フレーム高剛性部30の内径側に位置する積層コア1には、他部よりも大きな応力が加えられる。
本願の実施の形態1によるステータ100では、フレーム高剛性部30の構造に起因して積層コア1に加わる応力によるコア変形を抑制するため、積層コア1のコア一層あたりに設けるカシメの個数を軸方向に沿って変化させることで対策をしている。つまり、フレーム延出部3bの内径側に位置する積層コア1の軸方向の第一の領域x1に配置されるコアを主にカシメ数が多い(例えば、カシメ数が複数である)第一のコア11で構成し、第一の領域x1以外の第二の領域x2に配置されるコアを主にカシメ数が少ない(例えば、カシメ数が単数である)第二のコア12で構成することで、軸方向におけるカシメ数の調整をしている。
この場合、このステータ100においては、積層コア1の第一の領域x1と第二の領域x2とを比較した場合、第一の領域x1の方が第二の領域x2よりもコア一層あたりに設けられたカシメの個数の平均値が大きくなるように構成されている。
ここで、コア一層当たりのカシメ数の平均値とは、任意の領域に含まれるコアの総数で、各コアに設けられたカシメの個数を全コア分合算した数を割ることで求めることができる。
なお、図2に示すように、複数の第一のコア11がカシメ等により一体化された積層体が第一のコア部110であり、複数の第二のコア12がカシメ等により一体化された積層体が第二のコア部120である。軸方向に第一のコア部110と第二のコア部120が積層されて積層コア1が構成されている。
カシメは、必要枚数のコアが積層されたコアの積層体に対し部分的にプレスを施し、重なり合う層を部分的に嵌合させることで形成されるため、第一のコア部110または第二のコア部120を構成する第一のコア11または第二のコア12には各々同数のカシメが設けられる。
図3(a)に、第一のコア11の斜視図を、図3(b)に第二のコア12の斜視図を示す。図3に示す第一のコア11および第二のコア12は、カシメが行われた後の第一のコア部110および第二のコア部120から抜き取った一層の構造を示しているが、通常、カシメ後のコア一層のみが単体で持ち運ばれることはない。
図3(b)に示すように、積層コア1の追加的な補強が必要ではない第二の領域x2に主として配置される第二のコア12には、例えば、ティース部1aに一つのカシメ2aが配設され、円環状のコアバックが周方向に分割されてなるコアバック部1bにはカシメは配設されていない。これに対し、図3(a)に示したように、フレーム高剛性部30が設けられたことによって積層コア1に追加的な補強が必要となる第一の領域x1に配置される第一のコア11には、ティース部1aに一つのカシメ2aが配設され、コアバック部1bには二つのカシメ2bが追加的に配設されている。
図4(a)は、積層コア1の上面図であり、第一のコア11が表出した状態を示している。図4(b)は、積層コア1のコア積層方向に沿った断面図であり、積層コア1の必要部分にのみ追加的に設けられたカシメ2bと積層コア1の全長にわたって設けられたカシメ2aとを通るA-A線に沿った図を示している。図4(b)において軸方向はコア積層方向(紙面の左右方向)にあたる。なお、図4(b)では、積層コア1内での軸方向におけるカシメ2a、2bの形成範囲を強調して示している。
例えば、積層コア1は、第一のコア11によって構成される第一のコア部110にカシメ2aおよび2bを形成し、第二のコア12によって構成される第二のコア部120にカシメ2aを形成し、第一のコア部110と第二のコア部120を積み重ねることによって得ることが可能である。
ここで、図2に例示したように、第一のコア部110の軸方向の形成領域と、積層コア1のフレーム延出部3bおよびフレーム高剛性部30を軸に垂直に投影した軸方向の領域に相当する第一の領域x1とに、軸方向においてxaで示す範囲だけズレが生じる場合がある。これは、積層コア1の軸方向の第一の領域x1の全長において、第一のコア11一層あたりのカシメ2aおよび2bの合計の個数を同数かつ積層コア1の全てのコアの中で最大とすることで積層コア1の強度を確保した際に、フレーム高剛性部30が第一の領域x1に接する第二の領域x2に及ぼす影響を鑑み、積層コア1の第二の領域x2に延在するように若干広めにカシメ2bの形成範囲を設定しているためである。
また、第一のコア部110の一部を第二の領域x2に延在させるような構成とすることで、フレーム形状の境界部、すなわち軸方向のフレーム延出部3bの有無による境界部と、第一のコア部110と第二のコア部120との軸方向の境界部とをずらせることができ、二つの境界部周辺の構造部の強度の補完が可能となる。
なお、図2のxaで示す範囲、すなわち、追加的に設けられたカシメ2bを第一の領域x1から外部に延在させた領域を設けることなく、上記の二つの境界部を軸方向に一致させた構成とすることも可能であることは言うまでもない。
また、この実施の形態1による回転電機のステータ100について、フレーム3の軸方向に垂直な断面積について述べると、フレーム3の軸方向全長にわたる平均値よりも、フレーム延出部3bが形成された領域、すなわちフレーム高剛性部30における値の方が大きくなる。フレーム3の断面積の平均値は、フレーム3の体積を軸方向の寸法で割ることによって求めることができる。
これにより、フレーム3の軸方向に垂直な断面積を考慮することで、フレーム3が周方向に一様な形状ではない場合に、フレーム3の軸方向に垂直な断面積の平均値との比較により、積層コア1に追加的にカシメ2bを設けるための、軸方向の第一のコア11の配置領域を容易に決定することができる。
さらに、この実施の形態1による回転電機のステータ100について、フレーム3の径方向の厚さについて述べると、フレーム3の軸方向全長にわたる平均値よりも、フレーム延出部3bが形成された領域、すなわちフレーム高剛性部30における値の方が大きくなる。フレーム3の径方向の厚さの平均値は、フレーム3の軸方向に沿った断面積を軸方向の寸法で割ることによって求めることができる。
これにより、フレーム3の形状が周方向に一様である場合に、フレーム3の径方向の厚さを考慮することで、フレーム3の径方向の厚さの平均値との比較により、積層コア1に追加的にカシメ2bを設けるための、軸方向の第一のコア11の配置領域を容易に決定することができる。
次に、この実施の形態1による回転電機のステータ100の変形例について説明する。上述の図2では、フレーム3の軸方向の一端側にのみフレーム延出部3bが配置された例を示したが、図5に変形例となるステータ100の要部断面図を示すように、フレーム延出部3bはフレーム3の軸方向の中間的な位置に配置することも可能である。この場合、フレーム延出部3bの内径側には、追加的なカシメ2bが設けられた第一のコア11が配置され、フレーム延出部3bが設けられていないフレーム3の内径側には、第一のコア11よりもカシメ数が少ない第二のコア12が配置される。
また、図6に示すように、フレーム延出部3bはフレーム3の軸方向の離間した複数の箇所、例えば二か所に配置することも可能である。図6の例では、フレーム3の軸方向の両端部にフレーム延出部3bが配設されている。この場合においても、フレーム延出部3bの内径側には、追加的なカシメ2bが設けられた第一のコア11が配置され、フレーム延出部3bが設けられていないフレーム3の内径側には、第一のコア11よりもカシメ数が少ない第二のコア12が配置される。
このように、フレーム3の軸方向の一部に設けられるフレーム延出部3bの有無に応じて、積層コア1を構成する各コアがフレーム3から受ける応力に大小が生じることに着目し、コアが受ける応力が大きい場合には、そのコアに多くのカシメを設け、コアが受ける応力が小さい場合には、そのコアに設けるカシメ数が少なくなるように構成することで、積層コア1の面外変形を抑制するとともに、モータ効率低減を抑制することが可能となる。
なお、一般的には、フレーム3の剛性を高める場合、フレーム3に嵌入させるコアの面外変形を防ぐために、フレーム高剛性部30に相当する高剛性部を積層コア1の軸方向外側に設け、その高剛性部ではコアを保持しない構造とする。しかし、その場合、高剛性部をフレーム3の軸方向外側に突出させるため、高剛性部の突出量だけステータ100自体が軸方向に大型化してしまう。これに対し、本願の構成であれば、積層コア1内の軸方向において、各コアに設けるカシメの個数を変化させることで、コア間の締結力を調整できるため、フレーム高剛性部30を積層コア1の軸方向の配置領域に重ねて設けることができ、ステータ100の大型化を抑制することができる。
また、コアの形態が周方向に分割された分割コアである場合、コイル4の整列巻線が容易になりコイル4の占積率を高くすることができる。
なお、上述の例では、積層コア1の第一の領域x1に配置されるコアの全てが図3(a)の第一のコア11であり、追加的にカシメ2bが設けられることについて説明をしたが、これに限ることなく、コア間の締結強度を向上させることが可能であれば、第一のコア11は第一の領域x1の少なくとも一部に設けられていればよいことは言うまでもない。
実施の形態2.
次に、本願の実施の形態2について、図7および図8を用いて説明する。先述の実施の形態1の例では、フレーム3は周方向に同形状である場合について説明したが、この実施の形態2では、図7のステータ100の要部断面図に示すように、フレーム筒状部3aは単純な円筒形状ではなく、フレーム3には、軸方向のフレーム延出部3bが配設されない領域のうち、一部にフレーム筒状部3aを径方向に貫通するスリット31が設けられ、このスリット31が、フレーム3の軸方向の中間的な位置となるスリット形成領域31aに配置された場合について説明する。
図8(a)、図8(b)、図8(c)は、図7の軸方向に垂直なB1−B1線、B2−B2線、B3−B3線に沿ったフレーム3の断面図であり、それぞれ、フレーム延出部3bが設けられた領域、スリット31が設けられたスリット形成領域31a、スリット31が設けられていない領域におけるフレーム3の断面構造を示している。
図8(b)に示すように、スリット形成領域31aにおいては、複数個のスリット31が周方向に離間して配設されており、同じフレーム筒状部3aの厚みを有していても、図8(c)に示すフレーム筒状部3aが中実の構成であるのに対し、図8(b)のスリット31を含むスリット形成領域31aのフレーム筒状部3aの方が剛性は低い。よって、フレーム3の軸方向のフレーム延出部3bが設けられていない領域に相当する第二の領域x2の範囲において、フレーム3から積層コア1が受ける応力にばらつきが生じる。
そこで、この実施の形態2では、実施の形態1の場合と同様に、積層コア1のフレーム高剛性部30に対応した、軸方向の第一の領域x1に配設されるコア一層あたりのカシメの個数の平均値を、積層コア1の第一の領域x1以外の領域である第二の領域x2に配設されるコア一層あたりのカシメの個数の平均値よりも大きく設定した上で、さらに、第二の領域x2の中に、スリット31の形成によって中実のフレーム筒状部3aよりも剛性が低くなるスリット形成領域31aを軸に対して垂直に投影した第三の領域x3を設定して、スリット形成領域31aの内径側に位置する積層コア1の第三の領域x3に配設するカシメの個数を、第二の領域x2のうちの第三の領域x3以外の領域に配設するカシメの個数よりも少なく設定する。
このとき、積層コア1の第二の領域x2に設けられたコア一層あたりのカシメの個数は軸方向に沿って変化し、積層コア1の軸方向の第二の領域x2のうち、スリット31の内径側に位置する積層コア1の第三の領域x3と、第二の領域x2の第三の領域x3以外の領域とでは、第三の領域x3の方が第二の領域x2の第三の領域x3以外の領域よりもカシメの個数の平均値が小さくなる。
なお、図7に示すように、積層コア1の第一の領域x1に第一のコア11aが配設され、第三の領域x3に第二のコア12が配設され、第二の領域x2であって第三の領域x3以外の領域に第一のコア11bが配設される場合、第一のコア11aと11bでカシメの個数が同じであるコアを採用することが可能である。
また、第一のコア11aと11bでコア間の固定力に強弱をつけたい場合には、フレーム延出部3bの内径側に位置する第一のコア11aに、フレーム延出部3bの内径側に位置しない第一のコア11bよりも多くのカシメを設けることによって対応することが可能であることは言うまでもない。
さらに、フレーム3にスリット31が設けられた場合であっても、上述の実施の形態1において示したように、スリット31の軸方向の形成範囲に関わらず、第二の領域x2に含まれる第三の領域x3と第三の領域以外の領域の各コアのカシメ数を揃えて同数とすること、または、上記の同数に近いコア一層あたりのカシメの個数の平均値となるように調整することも可能である。
実施の形態3.
次に、本願の実施の形態3について説明する。この実施の形態3では、第一のコア11および第二のコア12の変形例について、図9および図10を用いて説明する。
上述したように、第一のコア11および第二のコア12は、巻線が施されるティース部1aと、周方向に円環をなすコアバック部1bに分けられ、カシメ2aおよび2bは全数がコアバック部1bに配設されている。
図9(a)は、一例となる第一のコア11の上面図であり、積層コア1の軸方向の全長に設けられるカシメ2aと、コア間締結力補強のために追加的に設けられたカシメ2bが各1個、一層の第一のコア11に設けられた状態を示しており、コアバック部1bの周方向の中央に、径方向に沿って内寄りにカシメ2aが、外寄りにカシメ2bが設けられている。図9(b)は、図9(a)の第一のコア11に組み合わせられて積層コア1を構成する第二のコア12の上面図であり、軸方向全長にわたって形成されるカシメ2aが設けられている。
追加的に設けられるカシメ2bが1個である場合、図9(a)のようにコア中央部にカシメ2aと2bを集中させて配置することでコア内でのバランスを取ることができる。
図10(a)は、別の例となる第一のコア11の上面図であり、積層コア1の軸方向の全長に設けられるカシメ2aが1個と、コア間締結力補強のために追加的に設けられたカシメ2bが2個、一層の第一のコア11に設けられた状態を示しており、コアバック部1bの中央の径方向に内よりにカシメ2aが設けられ、その径方向外側かつ周方向に左右対称となる位置にカシメ2bが配置されている。図10(b)は、図10(a)の第一のコア11に組み合わせられて積層コア1を構成する第二のコア12の上面図であり、軸方向全長にわたって形成されるカシメ2aが設けられている。
追加的に設けられるカシメ2bが2個である場合、図10(a)のようにコア中央部にカシメ2aを配置し、カシメ2aに対して対称的な2か所に、周方向が長手方向となるようにカシメ2bを配置することでコア内でのバランスを取ることができる。
一般的に、本願のようなステータコア形状ではコアバック部1bよりもティース部1aの方がより高い磁束密度となる。よって、この実施の形態3に示した第一のコア11および第二のコア12のように、磁束密度が低いコアバック部1bにカシメ2aおよび2bを集中して配設することで鉄損を抑制でき、モータ効率を向上させることが可能となる。
なお、図9、図10に示した第一のコア11および第二のコア12へのカシメ2aおよび2bの配置と、設けられるカシメ2aおよび2bの個数は一例を示すものであることは言うまでもない。
また、上述したように、本願では、追加的に設けるカシメ2bが、分割コアである第一のコア11の平面形状において、ティース部1aに対して左右対称に配置された例を示し、同一形状の分割コアを周方向に並べて用いることを前提として説明した。しかし、第一のコア11内でカシメ2bを左右非対称の配置とし、周方向に隣接するペアとなる二つの第一のコア11間でバランスを取る構成とすることが変形例の一つとして考えられる。
また、それ以外の変形例として、環状に組み合わされる複数の分割コアのうちの一部のみに本願の追加カシメの構成を適用させることも可能である。例えば、フレーム3の構成が、フレーム筒状部3aの軸方向の一部に、径方向外側に延出するフレーム締結用の孔部(フレーム延出部3b)が周方向の一部のみ(例えば、周方向に120度間隔で3か所)に設けられるような場合には、周方向にフレーム高剛性部30が異なる形状に設けられた状態となり、積層コア1が受ける応力が周方向に沿って異なる。このような場合であっても、周方向のフレーム高剛性部30の内径側に追加的なカシメ2bを有する第一のコア11を選択的に配置し、周方向の他の領域には第二のコア12によって構成される分割コアを配設することによっても対応可能となる。
実施の形態4.
次に、本願の実施の形態4について、図11を用いて説明する。図11は、ステータ100の要部断面図であり、フレーム3のフレーム延出部3bが配設されない外周部外側に、フレーム3を冷却する冷媒の流路40を構成する配管部41(ジャケット)が設けられた状態を示している。図11の例では、配管部41は、断面がU字形状であり、フレーム延出部3bが設けられないフレーム3の軸方向のフレーム筒状部3a(第二の領域x2)の上端部と下端部に、U字の二つの端部が接合された構成を示している。
この配管部41を備えた構成である場合、フレーム筒状部3aの外側に配管部41が直接的に重なって二重筒となり、フレーム3と配管部41とが合わさって径方向への厚みがフレーム3だけの厚みよりも増した合成肉厚部41aが生じる。図11の径方向に伸びる矢印にて合成肉厚部41aの厚みを示す。流路40の介在によってフレーム3と隔てられた配管部41は、合成肉厚部41aを構成しない。
よって、積層コア1のうち、軸方向のフレーム延出部3bの内径に位置しない第二の領域x2の中で、合成肉厚部41aが生じる第四の領域x4においては、フレーム3から積層コア1が受ける応力が増し、積層コア1の第二の領域x2の中で軸方向に生じる応力がばらつく。


そこで、この実施の形態4では、積層コア1の第二の領域x2の中の、配管部41の合成肉厚部41aによってコアが固定される第四の領域x4には、他の第二の領域x2よりもカシメの個数を多く設ける。
このとき、積層コア1の第二の領域x2に設けられたコア一層あたりのカシメ2aおよび2bの個数は軸方向に沿って変化し、積層コア1の軸方向の第二の領域x2のうち、配管部41がフレーム筒状部3aの径方向外側に直接的に重なる領域の内径側に位置する積層コア1の第四の領域x4と、第二の領域x2の第四の領域x4以外の領域とでは、第四の領域x4の方が第二の領域x2の第四の領域x4以外の領域よりもコア一層あたりのカシメ2aおよび2bの個数の平均値が大きくなる。
積層コア1のうち、合成肉厚部41aにて固定がなされる少なくとも一部のコアを、よりカシメ数の多い第一のコア11とすることによって、保持筐体が2重円筒となり、フレーム3の剛性が部分的に上がったとしても、積層コア1の面外変形を抑えつつ、モータ効率低下を防ぐことができる。
なお、この例では、積層コア1の第一の領域x1と第四の領域x4とで共通の第一のコア11を積層させる構成について示してが、これ限ることなく、第一の領域x1の方が第四の領域x4よりもフレーム3から受ける応力が大きい場合に、第一の領域x1に位置するコアのカシメ数を第四の領域x4よりも多く設定することも可能である。
さらに、上述したように、実施の形態1の図6、実施の形態2の図7、実施の形態4の図11において、積層コア1の軸方向両端部にてカシメ数を増大させる構成を示したが、この構成は、積層コア1の軸方向両端部に生じやすい面外変形を抑制する上で理にかなっていることは言うまでもない。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 積層コア、 1a ティース部、 1b コアバック部、 2a、2b カシメ、 3 フレーム、 3a フレーム筒状部、 3b フレーム延出部、 4 コイル、 11、11a、11b 第一のコア、 12 第二のコア、 30 フレーム高剛性部、 31 スリット、 31a スリット形成領域、 40 流路、 41 配管部、 41a 合成肉厚部、 100 ステータ、 110 第一のコア部、 120 第二のコア部

Claims (8)

  1. 回転電機の軸に沿った軸方向に板状のコアが複数積層されてなり、積み重ねられた上記コア同士がカシメによって固定された積層コア、
    上記積層コアが嵌入されたフレームを備え、
    上記フレームは、上記積層コアの上記軸方向の全長にわたって延在し、上記積層コアの外周面部に接するフレーム筒状部と、上記フレーム筒状部の上記軸方向の一部の領域に設けられ、上記フレーム筒状部の外周部から径方向外側に延出したフレーム延出部とが一体に設けられた構成であり、
    上記積層コアの上記コア一層あたりの上記カシメの個数は上記軸方向に沿って変化し、上記フレーム延出部の内径側に位置する上記積層コアの上記軸方向の第一の領域と、上記第一の領域以外の第二の領域とでは、上記第一の領域の方が上記第二の領域よりも上記カシメの個数の平均値が大きいことを特徴とする回転電機のステータ。
  2. 上記積層コアの上記軸方向の上記第一の領域に位置する全ての上記コアは、上記コア一層あたりの上記カシメの個数が同数、かつ、上記積層コアの全ての上記コアの中で最大であることを特徴とする請求項1記載の回転電機のステータ。
  3. 上記フレームの上記軸方向に垂直な断面積は、上記フレームの上記軸方向全長にわたる平均値よりも、上記フレーム延出部が形成された領域における値の方が大きいことを特徴とする請求項1または請求項2記載の回転電機のステータ。
  4. 上記フレームの径方向の厚さは、上記フレームの上記軸方向全長にわたる平均値よりも、上記フレーム延出部が形成された領域における値の方が大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の回転電機のステータ。
  5. 上記フレームには、上記軸方向の上記フレーム延出部が配設されない領域のうち、一部に上記フレーム筒状部を径方向に貫通するスリットが設けられ、
    上記積層コアの上記第二の領域に設けられた上記コア一層あたりの上記カシメの個数は上記軸方向に沿って変化し、上記積層コアの上記軸方向の上記第二の領域のうち、上記スリットの内径側に位置する上記積層コアの第三の領域と、上記第二の領域の上記第三の領域以外の領域とでは、上記第三の領域の方が上記第二の領域の上記第三の領域以外の領域よりも上記カシメの個数の平均値が小さいことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の回転電機のステータ。
  6. 上記フレームの上記フレーム延出部が配設されない外周部外側に設けられ、上記フレームを冷却する冷媒の流路を構成する配管部を備え、
    上記積層コアの上記第二の領域に設けられた上記コア一層あたりの上記カシメの個数は上記軸方向に沿って変化し、上記積層コアの上記軸方向の上記第二の領域のうち、上記配管部が上記フレーム筒状部の径方向外側に直接的に重なる領域の内径側に位置する上記積層コアの第四の領域と、上記第二の領域の上記第四の領域以外の領域とでは、上記第四の領域の方が上記第二の領域の上記第四の領域以外の領域よりも上記カシメの個数の平均値が大きいことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載の回転電機のステータ。
  7. 上記コアは、周方向に円環状をなすコアバック部と、巻線が施されたティース部とを有し、上記カシメは上記コアバック部に形成されたことを特徴とする請求項1からのいずれか一項記載の回転電機のステータ。
  8. 上記コアは周方向に分割された構成であることを特徴とする請求項記載の回転電機のステータ。
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