JP6714021B2 - 鼻孔拡張器 - Google Patents

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Description

説明された実施形態は、一般に呼吸を促進するための鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、使用者の鼻孔の二重または同時の拡張を実行するように構成された二重拡張機構を有する鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、鼻を通る吸気および呼気を制御できる弁機構を有する鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、呼吸中に気流を濾過するために濾過機構を有する鼻孔拡張器に関する。
鼻孔拡張器装置は、寝ているときおよび/またはスポーツ活動に参加しているときに使用者の鼻腔を拡張し、それによって呼吸を促進するために、使用者によって通常着用される。
公知の鼻孔拡張器装置の1つまたは複数の欠点に対処もしくは改善する、または有益なその代替品を少なくとも提供することが望ましい。
本明細書を通して、用語「comprise(備える、含む)」または「comprises」もしくは「comprising」などの変形は、明示される要素、整数もしくはステップ、または要素、整数もしくはステップの群を含むが、あらゆる他の要素、整数もしくはステップ、または要素、整数もしくはステップの群を除外しないことを示唆することが理解されよう。
本明細書に含まれる資料、作用、材料、デバイス、品目などのあらゆる検討は、任意またはすべてのこれらの主題が、先行技術に基づく一部を形成する、または本出願のそれぞれの特許請求の範囲の優先日の前に存在したので、本開示に関する分野における共通一般知識であったことは、承認としては取られない。
一部の実施形態は、鼻の鼻腔の中に挿入するための本体を備える鼻孔拡張器に関し、本体は、内面、裏外面、第1の側面および第1の側面の反対側の第2の側面を有するループ構造であって、内面は開口を画定し、裏外面は鼻の鼻道壁を付勢するように構成される、ループ構造と、ループ構造に結合された第1の端部および自由端部を有するアーム部材であって、アーム部材はループ構造から外方に延在し、鼻腔の鼻道に沿って延在するように構成され、鼻の鼻孔の内面と係合する、アーム部材とを含む。
一部の実施形態では、鼻孔拡張器は、ループ構造から外方に延在し、使用者の鼻腔から突起するように構成された脚部材をさらに備えてもよい。例えばアーム部材はループ構造の第1の側面から延在してもよく、脚部材はループ構造の第2の側面から延在してもよい。
一部の実施形態では、ループ構造は、ループ構造の選択的な拡張および収縮が可能な調整機構を備えてもよい。調整機構は、ピンおよびピンを受領し係合するように配置されたソケットを備えてもよい。例えばピンおよびソケットは、ループ構造の内面から互いに向かって延在し、調整機構がループ構造によって画定された開口に広がることができるために互いと係合するように構成されてもよい。別法として、または加えて、ループ構造の第1の長さはピンを備えてもよく、ループ構造の第2の長さはソケットを備えてもよい。一部の実施形態では、調整機構は、ベルトおよびベルトを受領し係合するように配置されたスリーブを備えてもよく、ベルトはループ構造の第1の端部からループ構造の第2の端部に提供されたスリーブの中に延在する。
本体は、ループ構造の内面によって画定された開口に広がるプラットフォームを備えてもよい。プラットフォームは、ループ構造の内面に解除可能に結合されてもよい。一部の実施形態では、プラットフォームはフィルタを備えてもよい。
一部の実施形態では、鼻孔拡張器は、開口を通って流れる流体を制御するための弁機構を備え、弁機構はプラットフォームによって支持され、ループ構造の内面によって画定された開口に広がるように構成された封止を含んでもよい。例えば封止は、それによって流体がプラットフォームを通って運ばれ得る開口状態と、それによって流体がプラットフォームを通って運ばれるのをフラップによって妨害し得る閉鎖状態との間で移行するように構成されたフラップを含んでもよく、穴部が封止内に配置されてもよい。別法として、封止は、それによって流体がプラットフォームを通って運ばれ得る開口状態と、それによって流体がプラットフォームを通って運ばれるのをボール弁によって妨害し得る閉鎖状態との間で移行するように構成されたボール弁を含んでもよく、穴部が封止内に配置されてもよい。一部の実施形態では、弁機構は、ループ構造の第2の側面から延在し、ループ構造で封止を形成する襟を備えてもよい。
一部の実施形態では、アーム部材は、アーム部材を選択的に位置付けることができるためにループ構造に可動に結合されてもよい。例えばアーム部材は、アーム部材を選択的に位置付けることができるためにループ構造に回転可能に結合され、またはヒンジ結合されてもよい。一部の実施形態では、アーム部材は、アーム部材をループ構造に結合するために玉継手を備えてもよい。アーム部材は、鼻孔の内面と係合するために自由端部に鼻孔係合要素を備えてもよい。鼻孔係合要素は、鼻孔係合要素上に配置された一連の突起を備えてもよい。
一部の実施形態では、ループ構造は、化合物および薬剤の少なくとも1つを受領するように配置されたチャンバを備えてもよい。一部の実施形態では、ループ構造は、ループ構造の外面の少なくとも一部に沿って配置された外層を備えてもよい。外層は変形可能な材料であってもよく、または変形可能な材料を備えてもよい。変形可能な材料は、メモリフォーム、オーバーモールド、および膨張可能な管の少なくとも1つを備えてもよい。一部の実施形態では、外層は、ループ構造の外面の少なくとも一部に沿って延在する、少なくとも1つの突起するフランジ部を備えてもよい。外層は、化合物、薬剤、香料、および芳香剤の少なくとも1つを注入されてもよい。
一部の実施形態では、化合物を含む薄膜がループ構造上に配置されてもよく、薄膜からの化合物の放出を緩和するために取り外し可能な封止を提供されてもよい。一部の実施形態では、被覆はループ構造上に配置され、被覆の摩擦に応答して香を放出するように配置される。
一部の実施形態は、鼻の鼻腔の中に挿入するための本体を備える鼻孔拡張器に関し、本体は、内面および裏外面を有するループ構造であって、内面は開口を画定する、ループ構造と、ループ構造から外方に延在するアーム部材とを含み、ループ構造の外面は、使用中に鼻孔の拡張を可能にするために鼻の鼻前庭に近接した鼻腔壁に付勢するように配置され、アーム部材は、使用中に鼻道に沿って延在し、鼻孔の内面と係合するように配置される。
一部の実施形態では、アーム部材は、ループ構造の外周を越えて延在してもよく、使用中に鼻孔の内面上に外方に向かう力を掛け、それによって鼻孔をステントかつ/または拡張するように構成されてもよい。一部の実施形態では、使用中にアーム部材は、鼻孔の内面を大鼻翼軟骨と外側鼻軟骨の接合部で係合し、それによって鼻道の拡張のために改良された支持を提供してもよい。一部の実施形態では、使用中にループ構造の外面は、ループ構造が鼻腔壁と同軸係合できるために鼻腔壁に付勢する。
一部の実施形態は、上に説明されたように第1および第2の鼻孔拡張器を備える鼻孔拡張器装置に関し、第1および第2の鼻孔拡張器は一緒に結合される。
実施形態について、添付図面を参照して例として以下にさらに詳細に説明する。
一部の実施形態による鼻孔拡張器の側面斜視図である。 一部の実施形態による鼻孔拡張器の正面斜視図である。 図2Aの鼻孔拡張器の背面斜視図である。 図2Aの鼻孔拡張器の正面図である。 図2Aの鼻孔拡張器の背面図である。 図2A〜図2Dの鼻孔拡張器を着用または身に着けた使用者の側面図である。 図2A〜図2Dの鼻孔拡張器装置200を着用または身に着けた図3Aの使用者の正面図である。 図2A〜図2Dの鼻孔拡張器装置200を着用または身に着けた図3Aの使用者の底面斜視図である。 一部の実施形態による、調整機構を含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、調整機構を含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、調整機構を含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、プラットフォームを含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、弁システムを含む鼻孔拡張器の背面斜視図である。 一部の実施形態による、弁システムを含む鼻孔拡張器の背面斜視図である。 一部の実施形態による、外層を含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 図10Aの鼻孔拡張器の断面正面斜視図である。 一部の実施形態による、外層を含む鼻孔拡張器の断面正面斜視図である。 一部の実施形態による、外層を含む鼻孔拡張器の断面正面斜視図である。 一部の実施形態による、綱を含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、図2A〜図2Dの別の鼻孔拡張器に繋がれた、または連結された図2A〜図2Dの鼻孔拡張器を備える鼻孔拡張器装置の正面斜視図である。 一部の実施形態による、調節可能なアームを含む鼻孔拡張器の正面斜視図である。 一部の実施形態による、チャンバを含む鼻孔拡張器の背面斜視図である。 襟および弁機構を有する第1および第2の鼻孔拡張器を含む鼻孔拡張器装置の正面斜視図であって、弁機構は閉鎖状態にある。 図17Aの鼻孔拡張器装置の正面斜視図であって、弁機構は開口状態にある。 弁を有する第1および第2の鼻孔拡張器装置の正面斜視図である。 弁を有する第1および第2の鼻孔拡張器を含む鼻孔拡張器装置の背面斜視図である。
説明された実施形態は、一般に呼吸を促進するための鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、使用者の鼻孔の二重または同時の拡張を実行するように構成された二重拡張機構を有する鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、鼻を通る吸気および呼気を制御できる弁機構を有する鼻孔拡張器に関する。一部の実施形態は、呼吸中に気流を濾過するために濾過機構を有する鼻孔拡張器に関する。
図1を参照すると、概ね100で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器100は、図3A〜図3Cに示されたような、使用者の鼻の鼻腔の中に挿入するための本体102を備える。本体102は、内面106および裏外面108を有するループ構造104を備える。例えば内面106はループ構造104の第1の主要面であってもよく、外面108は、第1の主要面と反対の、または第1の主要面から逆のループ構造104の第2の主要面であってもよい。ループ構造104は、第1の側面110または第1の副次面、および第1の側面110と反対の、または第1の側面110から逆の第2の側面112または第2の副次面をさらに備えてもよい。
ループ構造104の内面106は開口114を画定する。例えば開口は実質的に円形、涙滴または長円形形状であってもよい。ループ構造104の外面108は鼻の鼻道壁に付勢するように構成される。例えば使用中に、また図3A〜図3Cに示されたように、ループ構造104の外面108は鼻304の鼻道壁302に付勢し、それによって鼻304の鼻孔を拡張してもよい。一部の実施形態では、ループ構造104の外面108は、実質的に鼻道壁302で封止を形成するような大きさにされ、鼻道壁302で封止を形成するように構成されてもよい。
図1に示されたように、鼻孔拡張器100は、ループ構造104から外方に延在し、使用者の鼻の鼻孔と係合するように配置されたアーム部材116を備える。一部の実施形態では、アーム部材116はループ構造104の第1の側面110から延在してもよい。アーム部材116は、鼻腔の鼻道に沿って延在し、鼻孔の内面と係合するように構成されてもよい。アーム部材116は、ループ構造104の第1の側面110に結合された、例えばループ構造104の第1の側面110に取り付けられ、またはループ構造104の第1の側面110と一体形成された第1の端部116、および第1の端部116と反対側の自由端部116bを有してもよい。一部の実施形態では、ループ構造104は第1の平面内に延在してもよく、アーム部材116は第1の平面に実質的に直交する第2の平面内に延在してもよい。
一部の実施形態では、アーム部材116は、使用者の鼻孔の内面上に外方に向かう力を掛け、それによって鼻孔をステントかつ/または拡張するように構成されてもよい。例えばアーム部材116は、ループ構造104の外周を越えて外方に突起してもよく、かつ/または外方に偏向する構成に弾性的に付勢されてもよい。一部の実施形態では、アーム部材116は、可撓性でループ構造104から離れて弾性的に付勢されることにより、アーム部材116を使用者の鼻の中に挿入するように圧縮し、一旦鼻の内側に置かれると再形成し、それによって図3A〜図3Cに示されたように、鼻孔を拡張することができてもよい。使用中にアーム部材116は、鼻孔の内面を大鼻翼軟骨と外側鼻軟骨(図示せず)の接合部に係合するように構成され、鼻孔拡張器100が鼻孔内にほぼ置かれると、それによって鼻道をステントまたは拡張する。
鼻孔拡張器100のループ構造104およびアーム部材116は、使用者の鼻孔の二重または同時の拡張を実行するように構成された二重拡張機構として協働してもよい。
図2A〜図2Dを参照すると、一部の実施形態による、概ね200で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器200は、図1に示された鼻孔拡張器100の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。具体的には鼻孔拡張器200は、図3A〜図3Cに示されたように、使用者の鼻の鼻腔の中に挿入するための本体202を備える。本体202は、ループ構造104と同一または類似し、内面106および裏外面108を有するループ構造を備える。
図2A〜図2Dに示されたように、鼻孔拡張器200は、ループ構造104から外方に延在する脚部材218をさらに備える。一部の実施形態では、脚部材218はループ構造104の第2の側面112から延在してもよい。脚部材218は使用中に使用者の鼻から突起するように構成されてもよく、鼻孔拡張器200を保持し、使用者の鼻の鼻腔内に鼻孔拡張器200を位置付けて調整するために利用されてもよい。
図3A〜図3Cは、図2A〜図2Dの鼻孔拡張器200を着用または身に着けた使用者300の図を示す。示されたように、鼻孔拡張器200は、ループ構造104の外面108が鼻304の鼻道壁302と係合し、例えば鼻道306の正面部に向かって鼻304の鼻道壁302に付勢し、アーム部材116が鼻道306に沿って延在し、例えば翼弁領域314で、または翼弁領域314付近で鼻孔310の内面308と係合するような大きさにされて配向されるように構成される。図3Aに最もよく示されているように、鼻孔拡張器200の本体202は鼻道床上312に着座するように構成されてもよく、脚部材218は、使用者が鼻孔拡張器200を位置付けし、かつ/または調整することができるために、鼻304の中隔314に隣接した鼻孔310から出てもよい。このようにして鼻孔拡張器200は、中隔314をつまむまたは中隔314上に掛かる圧力が少ない、または全くなしに、鼻道306内に確実に留まってもよい。さらにループ構造104は、様々な形状および大きさの鼻に適合するような大きさおよび形状に構成されてもよい。
次に図4、図5および図6を参照すると、一部の実施形態による、それぞれ400、500および600で概ね示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器400、500および600は、図2A〜図2Dに示された鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
図4、図5および図6に示されたように、鼻孔拡張器400、500および600は、ループ構造104を調整し、例えばそれによって開口114の大きさおよび/または形状を調整することができるために、それぞれが調整機構402を備える。例えば調整機構402は、ループ構造104を選択的に調整できてもよく、ループ構造104を選択的に拡張または拡大し、縮小することが可能になる。例えば調整機構402は嵌合または連動機構を備えてもよく、それによって調整機構402に加えられる十分な力が、調整機構402の構造によって提供された拘束力または摩擦力を超える効果があることがある。このような実施形態では、鼻孔拡張器400、500または600の本体の材料は、手動調整ができるために十分に弾性的に偏向可能であるように選択される。
一部の実施形態では、例えば図4に示されたように、調整機構402は、ピン404およびピン404を受領し、ピン404と係合するように配置されたソケット406を備える。例えばピン404は鋸歯状縁または突起408を備えてもよく、ソケット406は鋸歯状縁または突起408と調整可能に係合するための補完的な溝またはリッジ410を備えてもよい。一部の実施形態では、ピン404およびソケット406は、ループ構造104の内面106から互いに向かって延在する。例えばピン404およびソケット406は互いと係合するように構成されてもよく、それによって調整機構はループ構造104によって画定された開口114に広がることができる。
ピン404は、ループ構造104が完全に収縮するまたは実質的に完全に収縮した状態を採用または想定することができるように、ソケット406の中に完全にまたは実質的に完全に挿入されてもよい。ピン404は、ループ構造104のより大きい拡張を提供し、鼻道の大きさの変動に適合するために、ループ構造104が一部のみが収縮した状態またはより拡張された状態を採用または想定できるように、ソケット406の中に部分的に挿入されてもよい。
図5を参照すると、一部の実施形態による、概ね500で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器500は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
一部の実施形態では、図5に示されたように、調整機構402は、ピン502およびピン502を受領しピン502と係合するように配置されたソケット504を備える。例えばピン502は鋸歯状縁または突起506を備えてもよく、ソケット504は突起506と調整可能に係合するための溝またはリッジ508を備えてもよい。一部の実施形態では、ループ構造104の第1の部分510または長さはピン502を備えてもよく、ループ構造104の第2の部分512または長さはピン502を受領するように構成されたソケット504を備えてもよい。突起506はループ構造104の外面108上に配置されてもよい。ピン502およびソケット504は互いと係合するように構成されてもよく、それによってループ構造104を緩めかつ/または締め付け、それによってループ構造104を選択的に拡張または拡大し、縮小することが可能になる。
ピン502は、ループ構造104が完全に収縮するまたは実質的に完全に収縮した状態を採用または想定することができるように、ソケット504の中に完全にまたは実質的に完全に挿入されてもよい。ピン502は、ループ構造104のより大きい拡張を提供し、鼻道の大きさの変動に適合するために、ループ構造104が一部のみが収縮した状態またはより拡張された状態を採用または想定できるように、ソケット504の中に部分的に挿入されてもよい。
一部の実施形態では、図6に示されたように、調整機構402は、ベルト602およびベルト602を受領しベルト602と係合するように配置されたスリーブ604を備える。一部の実施形態では、ループ構造104はベルト602を備え、ベルト602はループ構造104の第1の端部606からループ構造104の第2の端部608におけるスリーブ604まで延在し、それによって開口114を画定する。例えばスリーブ604はループ構造104の第2の端部608の中に延在し、ループ構造104の第2の端部608によって画定されてもよい。一部の実施形態では、ベルト602は鋸歯状縁または突起(図示せず)を備えてもよく、スリーブ604は突起と調整可能に係合するための溝またはリッジ(図示せず)を備えてもよい。
ベルト602は、ループ構造104が完全に収縮するまたは実質的に完全に収縮した状態を採用または想定し、開口114の大きさを低減することができるように、スリーブ604の中に完全にまたは実質的に完全に挿入されてもよい。またベルト602は、ループ構造104のより大きい拡張を提供し、鼻道の大きさの変動に適合するために、ループ構造104が一部のみが収縮した状態またはより拡張された状態を採用または想定できるように、スリーブ604の中に部分的に挿入されてもよい。
調整機構402により、鼻孔拡張器400、500および600のループ構造104の開口114の大きさを、例えば挿入前により適切で快適な嵌合を提供するために使用者が調整できる。一部の実施形態では、調整機構402は、使用者が挿入し位置付けしている間に自己調整するように構成されてもよい。例えば図5を参照すると、鼻孔拡張器500を挿入した際に、ループ構造104は、鼻道306により調整機構402上に掛かる力に応答して大きさを収縮してもよい。
図7を参照すると、一部の実施形態による、概ね700で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器700は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
鼻孔拡張器700は、ループ構造104の内面106によって画定された開口114に広がるプラットフォーム702を備える。例えばプラットフォーム702はメッシュを備えてもよい。一部の実施形態では、プラットフォーム702は、鼻孔拡張器700の内面106に例えばスナップ嵌合または締まりばめにより解除可能に結合または取付けられてもよい。
一部の実施形態では、プラットフォーム702はフィルタ704を備えてもよい。フィルタ704は、細かい織メッシュまたは発泡体もしくは圧縮繊維などのオープンセル多孔材料からなってもよい。フィルタ704は、細菌、粉塵、花粉、および/または他のアレルギー誘発物資などの浮遊微小粒子を濾過するために利用されてもよい。一部の実施形態では、フィルタ704は交換可能であってもよく、ループ構造104の内面106に取り外し可能に連結または「スナップ嵌合」するように配置されてもよい。別法として、フィルタ704はループ構造104と一体形成されてもよく、またはループ構造104に溶接もしくは超音波溶接されてもよい。
次に図8を参照すると、一部の実施形態による、概ね800で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器800は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200および図7に示されたような拡張器装置700の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
鼻孔拡張器800は、ループ構造104の内面106によって画定された開口114を通る空気などの流体の流れを制御できるために、弁機構802を備える。一部の実施形態では、図8に示されたように、弁機構802はプラットフォーム702によって支持された封止804を備え、また弁機構802はループ構造104の開口114に広がってよい。封止804はループ構造104の内面106で封止を形成してもよい。
封止は、それによって空気などの流体がプラットフォーム702を通って運ばれ得る開口状態と、それによって空気などの流体がプラットフォーム702を通って運ばれるのをフラップ806によって妨害または実質的に遮断し得る閉鎖状態との間で移行するように構成されたフラップ806を備える。一部の実施形態では、穴部808が封止804内に配置されてもよい。一部の実施形態では、封止804、フラップ806およびプラットフォーム702は、例えば流体流れ、例えば気流が弁機構802を実質的に単方向のみに通過できる逆止弁として作用するように構成されてもよい。一部の実施形態では、弁機構802は、制御可能で調整可能な呼気陽圧(PEAP)(positive expiratory air pressure)を鼻腔内に生成するように構成される。穴部808の大きさは、鼻304の鼻腔内でPEAPを制御するか、またはPEAPに少なくとも実質的に影響を与えるように選択されてもよい。
次に図9を参照すると、一部の実施形態による、概ね900で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器900は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200および図7に示されたような拡張器装置700の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
鼻孔拡張器900は、ループ構造104の内面106によって画定されたような開口114を通る流体流れ、例えば気流を制御できるために弁機構902を備える。図9に示されたように、鼻孔拡張器900の弁機構902は、ボール弁904およびプラットフォーム702上に配置された封止906を備える。ボール弁は、それによって空気などの流体がプラットフォームを通って運ばれ得る開口状態と、それによって空気などの流体がプラットフォームを通って運ばれるのをボール弁によって妨害、または実質的に遮断し得る閉鎖状態との間で移行するように構成されてもよい。封止906はプラットフォーム702によって支持されてもよく、ループ構造104の開口114に広がってもよい。封止906は、ループ構造104の内面106で封止を形成してもよい。
一部の実施形態では、穴部808が封止906内に配置されてもよい。一部の実施形態では、ボール弁904、封止906およびプラットフォーム702は、例えば流体流れ、例えば気流が弁機構902を実質的に単方向のみに通過できる逆止弁として機能するように構成されてもよい。一部の実施形態では、弁機構902は、制御可能で調整可能なPEAPを鼻304の鼻腔内に生成してもよい。
鼻道306で封止を形成することにより、鼻孔拡張器700、800は、使用者の鼻304を通る吸気および呼気を少なくとも多少制御するだけでなく、鼻孔を拡張させることもできる。したがって鼻孔拡張器700、800は、いびきおよび閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の治療のために利用されてもよい。例えばOSAは、睡眠中に鼻道の気道が潰れることによって起こり、これにより気流の抑制および/または休止期間が生じることがあり、いびきの一因になることがある。鼻孔拡張器700、800は、使用者自身の呼吸を用いて鼻気道陽圧を生成して、鼻を通って息を吐く使用者の容積が低減することによってこの呼吸が妨害されるのを防ぐかまたは軽減させ、それによって鼻道内の圧力が増加する。一部の実施形態では、鼻孔拡張器700、800により、使用者が鼻304を通して摂取または吸入することができる一方で、鼻304を通して大量の空気を吐くのを妨げ、それによってPEAPを制御するか、またはPEAPに少なくとも実質的に影響を及ぼす。
次に図10Aおよび図10Bを参照すると、一部の実施形態による、概ね1000で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器1000は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
一部の実施形態では、図10Aおよび図10Bに示されたように、鼻孔拡張器1000は、ループ構造104の外面108に沿って配置された外層1002を備える。例えば外層1002は、ループ構造104の外面108の長さの少なくとも一部(また恣意的に外面108の全周)に沿って延在してもよい。外層1002は使用者の鼻道の輪郭をたどり、本体102のループ構造104の外面108と使用者の鼻304の鼻道306との間の流体流れ、例えば気流を実質的に封止または遮断するために鼻道壁302で封止を形成するように配置されてもよい。
一部の実施形態では、外層1002は、メモリフォームまたはオーバーモールドなどの変形可能な材料を備えてもよい。オーバーモールドに薬剤および/または香料を注入してもよい。外層1002は例えば柔軟なエラストマー材料から形成されてもよい。外層1002の厚さは、ループ構造104の外面108と使用者の鼻道306との間の距離に適合するように選択されてもよい。
次に図11を参照すると、一部の実施形態による、概ね1100で示された鼻孔拡張器の部分断面図が示されている。鼻孔拡張器1100は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
図11に示されたように、鼻孔拡張器1100は、ループ構造104の外面108に沿って配置された外層1102を備える。外層1102は、ループ構造104の外面108の長さの少なくとも一部(また恣意的に外面108の全周)に沿って延在する突起した二重フランジ部1104を備えてもよい。一部の実施形態では、外層1102は、メモリフォームまたはオーバーモールドなどの変形可能な材料を備える。オーバーモールドに薬剤および/または香料を注入してもよい。外層1102は例えば柔軟なエラストマー材料から形成されてもよい。
次に図12を参照すると、一部の実施形態による、概ね1200で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器1200は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
図12に示されたように、鼻孔拡張器1200は、ループ構造104の外面108に沿って配置された外層1202を備える。外層1202は、ループ構造104の外面108の長さの少なくとも一部(また恣意的に外面108の全周)に沿って延在する変形可能な管1204を備える。外層1202は、例えば柔軟なエラストマー材料から形成されてもよい。外層1202は使用者の鼻道306の輪郭をたどり、本体102のループ構造104の外面108と使用者の鼻道306との間の流体流れ、例えば気流を実質的に封止するために鼻道壁302で封止を形成するように配置されてもよい。一部の実施形態では、管1204は膨張可能であってもよい。
次に図13を参照すると、一部の実施形態による、概ね1300で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器1300は、図1に示されたような鼻孔拡張器100の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。特に鼻孔拡張器1300は、一旦鼻孔拡張器1300が使用者の鼻304内に挿入されると、鼻孔拡張器1300を引き出すおよび/または調整することができるために綱1302を備える。綱1302は薄いプラスチックまたはワイヤフィラメントを備えてもよく、例えばループ構造104の外側もしくは正面または縁部の位置で本体102に連結されてもよい。
次に図14を参照すると、一部の実施形態による、概ね1400で示された鼻孔拡張器装置が示されている。鼻孔拡張器装置1400は、第1の鼻孔拡張器1402および第2の鼻孔拡張器1404を備える。鼻孔拡張器1402および1404は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器装置200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。図14に示されたように、鼻孔拡張器装置1400は、第1の鼻孔拡張器1402の脚部材218を第2の鼻孔拡張器1404の脚部材218に連結または結合するために、実質的にU字形クリップまたはブリッジ1406などの結合具を備える。他の実施形態では、結合具は、第1の鼻孔拡張器1402の脚部材218を第2の鼻孔拡張器1404の脚部材218に結合するための綱(図示せず)を備える。
次に図15を参照すると、一部の実施形態による、概ね1500で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器1500は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
一部の実施形態では、図15に示されたように、鼻孔拡張器1500のアーム部材116はループ構造104に可動に結合される。例えばアーム部材116は、ループ構造104の平面に対してその突出する角度を変えるために、ループ構造104に回転可能に結合されるか、またはヒンジ結合されてもよい。一部の実施形態では、アーム部材116は、アーム部材116をループ構造104に結合するために玉継手1502を備えてもよい。玉継手1502によりアーム部材116を選択的に位置付け可能になることがある。玉継手1502の結合は、使用者が一旦位置付けるとアーム部材116を適所に留めることができるように実質的に堅くてもよい。
一部の実施形態では、鼻孔拡張器1500のアーム部材116は、鼻304の鼻道壁302と係合するために外方に面する係合面を有する鼻道係合要素1504を備える。鼻孔係合要素1504は、アーム部材116の表面積の比較的大部分を備えてもよい。
一部の実施形態では、鼻道係合要素1504は、外方に面する係合面上に一連の突起1506を提供される。突起1506は比較的柔軟なオーバーモールド材料、例えば熱可塑性エラストマー(TPE)などの高分子材料からなってもよく、かつ/または鼻304の鼻道壁302と係合するための心地よいおよび/もしくは把持可能な表面を提供するためにフィンまたはフィン様構造として提供されてもよい。鼻道係合要素1504は実質的に長円形、長方形、三角形または切頂三角形の形状であってもよい。一部の実施形態では、突起1506は、複数の位置合わせされたU字形、V字形または細長いV字もしくはレ点(チェックマーク)形の突起1506を備える、山形設計などのU字形パターン、V字形パターン、または細長いV字もしくはレ点(チェックマーク)形のパターンを形成してもよい。
一部の実施形態では、アーム部材116の位置は、挿入前に使用者によって調整されてもよい。一部の実施形態では、アーム部材116は、使用者が挿入し位置付けしている間に自己調整するように構成されてもよい。
次に図16を参照すると、一部の実施形態による、概ね1600で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器1600は、図2A〜図2Dに示されたような鼻孔拡張器200の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
鼻孔拡張器1600のループ構造104は、香料/芳香剤または薬剤などの化合物を受領するように配置されたチャンバ1602を備える。チャンバは、本体102から延在する脚部材218に隣接したループ構造104の一部内に、または例えばアーム部材116上などの別の適切な場所に位置付けられてもよい。チャンバ1602は外面108から外方に開く、または内面106から内方に開くように位置付けられてもよい。チャンバ1602は可動封止1604によって覆われる、または被覆可能であってもよい。例えば封止1604は、使用者の鼻孔の中に装置を挿入する直前に使用者によって取り除かれてもよい。このようにして薬剤および/または香料もしくは芳香剤は、封止1604が取り除かれたときのみ放出され、それによって寿命すなわち「保存可能期間」が増加し、かつ/または薬剤および/もしくは芳香剤の完全性を守る。芳香剤は、鼻道306の充血を除去する、くつろぎを増進する、眠気を促進する、食欲を抑えるなどの嗅覚および/もしくは生理反応を提供するために精油混合物もしくは合成香料混合物などの香水、または片頭痛などの痛みを軽減するために薬物などの薬剤であってもよい
次に図17Aおよび図17Bを参照すると、一部の実施形態による、概ね1700で示された鼻孔拡張器が示されている。鼻孔拡張器装置1700は、第2の鼻孔拡張器1704に結合された第1の鼻孔拡張器1702を備える。例えば第1の鼻孔拡張器1702は、図17Aおよび図17Bに示されたように、U字形ブリッジまたはクリップ1706により第2の鼻孔拡張器1704に結合されてもよい。第1および第2の鼻孔拡張器1702、1704は、図8に示されたような鼻孔拡張器800の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。
図17Aおよび図17Bに示されたように、第1および第2の鼻孔拡張器1702、1704は、それぞれが図8に対して示され説明されたようにプラットフォーム702および弁機構802を備える。鼻孔拡張器1700は、ループ構造104の第2の側面112から延在し、ループ構造104、例えばループ構造104の内面106で封止を形成する、襟または側板1708を備える。襟または側板1708は、ループ構造104の拡張機能から鼻孔拡張器1700の弁機構802を分離する拡張部として作用する。襟または側板は、大きい開口を有してもよいループ構造104の第2の側面112と、ループ構造104より小さい大きさを有し、より小さい気流開口を画定してもよい弁機構802との間を移行するために狭まるまたは先細の区画を有してもよい。一部の実施形態では、襟または側板1708は、弁機構802と一体形成されてもよく、または弁機構802に連結されてもよく、襟または側板1708は第2の側面112に取り外し可能に結合されてもよい。
図17Aは、空気が開口808のみを通って自由に流れる(気流は閉じたフラップ806によって遮断または妨害されるため)実質的に閉鎖状態における鼻孔拡張器1700の弁機構802を示し、図17Bは、空気がフィルタ704を通り、また開口808を通って自由に流れる(気流は開いたフラップ806によって遮断または妨害されないため)実質的に開口状態における鼻孔拡張器1700の弁機構802を示す。フラップ806は、フラップ806がフィルタ704の上の開口を覆い、それを通る気流を遮断する位置から、フラップ806が回転して開くがプラットフォーム702に取り付けられたままであり、したがって空気がフィルタの上の開口を通過できる位置まですぐに偏向することができる。フラップ806(またひいては弁機構802)は、使用者が吸っている(開いている)または吐いている(閉じている)かに依存して開口状態と閉鎖状態との間を移行する。
図18Aおよび図18Bは、一部の実施形態による、概ね1800で示された鼻孔拡張器装置が示されている。鼻孔拡張器装置1800は、クリップまたはブリッジ1706によって接合された2つの拡張器を備える。第1および第2の鼻孔拡張器は、図8に示されたような鼻孔拡張器800の構成要素および要素と同様の構成要素および要素を備えてもよく、したがってそれらの同様の構成要素および要素は同じ番号で示されている。鼻孔拡張器はそれぞれプラットフォーム702を有し、逆止弁として作用するフラップ806により実質的に覆われるフィルタ704を恣意的に備える。フラップ806を備えるカバー部804は、少量の空気が通過できる開口808も画定する。鼻孔拡張器装置1800内の2つの拡張器800のフラップ806は、図17Aおよび図17Bに関連して上に説明されたものと同じ方法で作動する。鼻孔拡張器装置1800は、ループ構造104によって提供された拡張機能を弁機構802から分離するために利用される側板または襟がないことを除いて、鼻孔拡張器装置1700と同様である。
一部の実施形態では、鼻孔拡張器100、200、400、500、600、700、800、900、1000、1100、1200、1300、1600、1700または1800は、そこから香料、芳香剤または薬剤が放出されてもよい少なくとも1つの被覆または薄膜(図示せず)を備えてもよい。例えば一部の実施形態では、薄膜は、傷つけるまたは擦るなどの摩耗に応答して香料、芳香剤または薬剤を放出するように配置されてもよい。薄膜は、意図されない摩耗から薄膜を保護するために、外被、封止または細片を提供されてもよい。
多くの変形形態および/または修正形態が、本開示の広範囲の一般的な範囲から逸脱することなく、上に説明された実施形態になされてもよいことが当業者には理解されよう。したがって、本実施形態は、あらゆる点で例示に過ぎず、限定的に解釈されるべきではない。

Claims (31)

  1. 鼻の鼻腔の中に挿入するための本体を備える鼻拡張器であって、前記本体は、
    内面、裏外面、第1の側面および前記第1の側面の反対側の第2の側面を有するループ構造であって、前記内面は開口を画定し、前記裏外面は前記鼻の鼻道壁を付勢するように構成される、ループ構造と、
    前記ループ構造に結合された第1の端部および自由端部を有するアーム部材であって、前記アーム部材は前記ループ構造から外方に延在し、前記鼻腔の鼻道に沿って延在し前記鼻の鼻孔の内面と係合するように構成される、アーム部材と、
    前記ループ構造の前記内面によって画定された前記開口に広がるプラットフォームと、
    前記開口を通る流体流れを制御するための弁機構と
    を含む、鼻拡張器。
  2. 前記ループ構造から外方に延在し、使用者の前記鼻腔から突起するように構成された脚部材をさらに備える、請求項1に記載の鼻拡張器。
  3. 前記アーム部材は前記ループ構造の前記第1の側面から延在し、前記脚部材は前記ループ構造の前記第2の側面から延在する、請求項2に記載の鼻拡張器。
  4. 前記プラットフォームは、前記ループ構造の前記内面に解除可能に結合される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  5. 前記プラットフォームはフィルタを備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  6. 前記弁機構は、前記プラットフォームによって支持され、前記ループ構造の前記内面によって画定された前記開口に広がるように構成された封止を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  7. 前記封止は、それによって流体が前記プラットフォームを通って運ばれ得る開口状態と、それによって流体が前記プラットフォームを通って運ばれるのをフラップによって妨害し得る閉鎖状態との間で移行するように構成された前記フラップを含み、穴部が前記封止内に配置される、請求項6に記載の鼻拡張器。
  8. 前記封止は、それによって流体が前記プラットフォームを通って運ばれ得る開口状態と、それによって流体が前記プラットフォームを通って運ばれるのをボール弁によって妨害し得る閉鎖状態との間で移行するように構成された前記ボール弁を含み、穴部が前記封止内に配置される、請求項6に記載の鼻拡張器。
  9. 前記弁機構は、前記ループ構造の前記第2の側面から延在し、前記ループ構造で封止を形成する襟を備える、請求項7または8のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  10. 鼻の鼻腔の中に挿入するための本体を備える鼻拡張器であって、前記本体は、
    内面、裏外面、第1の側面および前記第1の側面の反対側の第2の側面を有するループ構造であって、前記内面は開口を画定し、前記裏外面は前記鼻の鼻道壁を付勢するように構成される、ループ構造と、
    前記ループ構造に結合された第1の端部および自由端部を有するアーム部材であって、前記アーム部材は前記ループ構造から外方に延在し、前記鼻腔の鼻道に沿って延在し前記鼻の鼻孔の内面と係合するように構成される、アーム部材と
    を含み、
    前記ループ構造は、前記ループ構造の選択的な拡張および収縮が可能な調整機構を備える、鼻拡張器。
  11. 前記調整機構は、ピンおよび前記ピンを受領し係合するように配置されたソケットを備える、請求項10に記載の鼻拡張器。
  12. 前記ピンおよびソケットは、前記ループ構造の前記内面から互いに向かって延在し、前記調整機構が前記ループ構造によって画定された前記開口に広がることができるために互いと係合するように構成される、請求項11に記載の鼻拡張器。
  13. 前記ループ構造の第1の長さは前記ピンを備え、前記ループ構造の第2の長さは前記ソケットを備える、請求項11に記載の鼻拡張器。
  14. 前記調整機構は、ベルトおよび前記ベルトを受領し係合するように配置されたスリーブを備え、前記ベルトは前記ループ構造の第1の端部から前記ループ構造の第2の端部に提供された前記スリーブの中に延在する、請求項11に記載の鼻拡張器。
  15. 前記アーム部材は、前記アーム部材を選択的に位置付けることができるために前記ループ構造に可動に結合される、請求項1〜14のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  16. 前記アーム部材は、前記アーム部材を選択的に位置付けることができるために前記ループ構造に回転可能に結合され、またはヒンジ結合されるどちらか一方である、請求項1〜15のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  17. 前記アーム部材は、前記アーム部材を前記ループ構造に結合するために玉継手を備える、請求項15に記載の鼻拡張器。
  18. 前記アーム部材は、前記鼻孔の前記内面と係合するために前記自由端部に鼻孔係合要素を備える、請求項1〜17のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  19. 前記鼻孔係合要素は、前記鼻孔係合要素上に配置された一連の突起を備える、請求項18に記載の鼻拡張器。
  20. 前記ループ構造は、化合物および薬剤の少なくとも1つを受領するように配置されたチャンバを備える、請求項1〜19のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  21. 前記ループ構造は、前記ループ構造の前記外面の少なくとも一部に沿って配置された外層を備える、請求項1〜20のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  22. 前記外層は、メモリフォーム、オーバーモールド、および膨張可能な管の少なくとも1つを備える変形可能な材料である、請求項21に記載の鼻拡張器。
  23. 前記外層は、前記ループ構造の前記外面の少なくとも一部に沿って延在する、少なくとも1つの突起するフランジ部を備える、請求項21または22に記載の鼻拡張器。
  24. 前記外層は、化合物、薬剤、香料、および芳香剤の少なくとも1つを注入される、請求項21〜23のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  25. 化合物を含む薄膜は前記ループ構造上に配置され、前記薄膜からの前記化合物の放出を緩和するために取り外し可能な封止を提供される、請求項1〜24のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  26. 被覆が前記ループ構造上に配置され、前記被覆の摩擦に応答して香を放出するように配置される、請求項1〜25のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  27. 鼻の鼻腔の中に挿入するための本体を備える鼻拡張器であって、前記本体は、
    内面および裏外面を有するループ構造であって、前記内面は開口を画定する、ループ構造と、
    前記ループ構造から外方に延在するアーム部材と、
    前記ループ構造の前記内面によって画定された前記開口に広がるプラットフォームと、
    前記開口を通る流体流れを制御するための弁機構と
    を含み、
    前記ループ構造の前記外面は、使用中に前記鼻の鼻孔の拡張を可能にするために前記鼻の鼻前庭に近接した鼻腔壁に付勢するように配置され、
    前記アーム部材は、使用中に鼻道に沿って延在し、前記鼻孔の内面と係合するように配置される、鼻拡張器。
  28. 前記アーム部材は、前記ループ構造の外周を越えて延在し、使用中に前記鼻孔の前記内面上に外方に向かう力を掛け、それによって前記鼻孔をステントかつ/または拡張するように構成される、請求項27に記載の鼻拡張器。
  29. 使用中に前記アーム部材は、前記鼻孔の前記内面を大鼻翼軟骨と外側鼻軟骨の接合部で係合し、それによって前記鼻道の拡張のために改良された支持を提供する、請求項27または28に記載の鼻拡張器。
  30. 使用中に前記ループ構造の前記外面は、前記ループ構造が前記鼻腔壁と同軸係合できるために前記鼻腔壁に付勢する、請求項27〜29のいずれか1項に記載の鼻拡張器。
  31. 請求項1〜30のいずれか1項に記載の第1および第2の鼻拡張器を備える鼻拡張器装置であって、前記第1および第2の鼻拡張器は一緒に結合される、鼻拡張器。
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