JP2006501889A - 鼻腔拡張器 - Google Patents

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Abstract

鼻腔を開放状態に促すための調節可能な鼻腔拡張装置(5)であって、上部及び底フレーム間で複数の長手方向に延びたリブ(32)を有し、可変の幾何形状の壁構造を持ち、鼻腔中に挿入可能とされた可撓性壁構造と、前記上部及び底フレームを繋げる連結リンクを備えた拡張手段(41)と、ロッキング手段(58)を含んだ保持手段とからなる。前記連結リンクは、前記可撓性壁構造と連携して該上部フレーム(35)を該底フレーム(33)に引き寄せ、前記延びたリブを外方向に変位させて、この装置の幾何形状を外力を受けて、前記可撓性壁構造を第1の拡張していない幾何形状から第2の拡張した幾何形状とする。前記ロッキング手段は、前記連結リンク(44)の部分を受けて、その位置を保持して、該上部フレームと該底フレームとの相対的な位置を保って前記撓性壁構造が選択された第2の拡張した幾何形状を維持するようにする。その状態では、この装置は、鼻腔の内壁に留まり位置して、空気及び/あるいは流体の通過を可能とする。

Description

本発明は、ヒトの鼻腔等の体腔内に挿入するために容易に調整可能であり、そうした腔を様々な可変的な拡張状態に膨張する、及び/或は、そうした腔を所定の膨張状態に維持する装置に関する。
鼾及び一般呼吸の機能障害は、世界の人々の大きな割合に影響する共通した疾患である。そうした状態に置かれた人々は、一般的な疲労感、呼吸の欠乏、疲労、睡眠遮断、鼾等に支配され得て、そして、心停止の危険性を増大し得る睡眠時無呼吸にすら陥る。
上記の状態に対処すべく数々の試みが為されてきた。例えばそうした病人に有効な1つの選択肢は外科的処置を含む。病人に侵襲性の手術を我慢させることを要求すると共にそれに関連された比較的高い費用は別として、外科的処置はしばしば一時的に成功するが、病人は継続的な軽減を獲得するために反復的な手術を必要とすることが実証されている。
鼾や関連される呼吸困難等々に対処する別の方法は鼻腔スプレーを含むものであった。しかしながらスプレー配合物に関わる問題は、それらが、副作用を引き起こすステロイド性或は血管収縮性の活性剤をしばしば含有し、慢性中毒問題或は脱却困難性を引き起こすことであった。
外科的処置及びスプレーの代替としては、病人の顔にマスクのように装着され得る範囲の仕掛けを含み、気道を開口状態に維持する補助を為してきた。これらのタイプの装置は装着者上で非常に目立っている複雑な設計を含む。外側に装着される他のタイプの装置は鼻梁に掛け渡される柔軟性のプラスターを含み、鼻孔を外側に拡張する。このタイプのアプローチに関連する問題は、プラスターが審美的に感じのいいものではなく、当該プラスターの柔軟性と鼻孔の腔を開口状態に拡張すると共に維持すべく充分な外向き力を発揮するその能力との双方によって制限されることである。加えて、このプラスターは皮膚の引き裂きとなり得る痛みを伴う除去を必要としている。
他の装置は下記の特許文献1に開示され、そこに記載された装置は鼻腔内に挿入可能である。この装置は剛性構造を有し、ある範囲の腔サイズを賄うべく種々のサイズの装置を作製することを製造業者に要求する。また装着者が鼻中隔湾曲症を示す場合の鼻用途において、数々の問題がしばしば生ずる。鼻中隔湾曲症は、軟骨や鼻孔を分離する骨等の中隔における湾曲である。湾曲中隔は、一方の鼻腔にその隣接物と比べて異なる形状及びサイズを与えると共に、鼻の一方側を通じての空気流を禁止して、一方の鼻孔を通じての空気流を阻止することとなり得る。鼻腔内に挿入可能である下記の特許文献1に開示されたタイプの先行技術に係る装置は、もし挿入されるべき対称的な対の一方の膨張器が一方の鼻孔に入るべく充分に小さいサイズであれば、その対称的な対の残りの膨張器が他方の鼻孔を膨張すべく効果的であるサイズとしてはあまりにも小さいと云う難点がある。逆に、もし対称的な対の一方の装置が一方の鼻孔を効果的に膨張すべく充分に大きければ、しばしばその対は他方の鼻孔内に挿入するにはあまりにも大きい。
米国特許第5,895,409号 同様の装置が下記の特許文献2に開示されており、互いに噛み合ったリンクの可撓性チェーンによって一体的に結合された一対の開放ケージを記載しており、それらケージは鼻孔よりも僅かに大きいが、その中に挿入可能であって、鼻がそれらケージを然るべき位置に保持するように為す。この装置は、当該装置が挿入されるべき対応する穴よりも一般に大きいために、挿入に及んで装着者に多大な不快感を与える。他の装置は広げられた末端を伴う柔軟性プラスチック・ストリップを含んで有効である。このタイプの装置は、通常、鼻孔内に挿入された幅広の末端を伴ってU形状に合致すべく挿入に先行して曲げられる。鼻孔の腔の膨張の程度は、正規形態へ復帰すべくプラスチックの柔軟性に依存する。これらのタイプの膨張器は装着者にとって非常に不快であり、柔軟性のプラスチックによって発生した力は、その品物が目立つことは云うまでもないが、鼻の内面への刺激をしばしば引き起こす。 米国特許第3,710,799号 理解して頂くべきことは、先行技術を参照することが共通の一般的知識の是認することにはならないことである。
よって本発明の目的は、先行技術の以上の難題の内の少なくとも1つに対処する装置を提供することである。
本発明の好適な目的は、殆どの鼻腔にフィットすると共に各鼻腔に独立してフィットすべく、且つ、装着者によって鼻腔膨張を付勢してサイズ及び快適性の点で所望膨張に為して、腔を通じての空気/流体の流通を可能として、装着者によって調整可能である装置を提供することである。
本発明に従えば、ユーザの鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置が提供され、その鼻腔膨張装置は、
上部及び底部のフレーム末端を有するボディであり、それらフレーム末端が可撓性壁構造によって相互連結されており、その壁構造がそれらフレーム末端間の距離の変化に伴って変位可能であり、鼻腔内に当該装置の挿入を可能とするように形作られているボディと、
保持状態において、前記ボディの前記上部及び底部のフレーム末端を相互に隔てて維持し、それによって鼻腔壁に対して膨張力を付勢するに効果的な所望の変位状態に前記壁構造を維持するように動作可能な解除可能な保持手段と、
を備えており、
前記保持手段が前記保持状態から解除されると、前記フレーム末端間の距離が前記可撓性壁構造の変位状態の変更を許容するように調整可能であることから構成されている。
本発明の装置は、装着者によって鼻腔の原位置で或は外側で調整可能であって、鼻腔壁に対して所望の拡張度に合わせる。よって空気流は、壁構造が鼻腔壁の表面に対して選択可能な所望膨張力を付勢するまで、装着者による装置の適切な調整で改善され得る。任意の先行技術とは異なり、本装置は制御された調整性を可能としている。これは、鼻腔が鼻中隔湾曲症によって非対称である場合に特に有益である。
本発明の関連された局面において、制御自在な調整可能鼻腔膨張装置が開示されており、その制御できるように調整可能な鼻腔膨張装置が、
可撓性壁構造によって相互連結された上部及び底部のフレーム末端を有して、鼻腔内に当該装置の挿入を可能とするように形作られたボディであり、その壁構造が前記上部及び底部のフレーム末端間の距離の変化に伴って変化する幾何形状を有していることから成るボディと、
保持状態において、前記上部及び底部のフレーム末端を所望の隔たりで維持して、前記壁構造の幾何形状が鼻通路を通じての空気流を実質的に増大するに効果的であるように為す解除可能な保持手段と、
を備えており、
前記保持手段が非保持状態である際、前記上部及び底部のフレーム末端間の距離が前記ボディへの外力の付与或は解除によって調整可能であり、それによって前記可撓性壁構造の幾何形状における変化をもたらすように構成されている。
前記可撓性壁構造の幾何形状は、好ましくは、略弓状経路を描き、湾曲の程度は前記上部及び底部のフレーム末端間の距離と比例しており、前記保持手段は保持状態において前記壁構造を所望の弓状の幾何形状に保持し、当該保持手段がその保持状態から解除された際に前記外力の更なる付与或は解除によって壁構造の復帰を可能としている。
本装置の前記壁構造は一連の相互に離間された長尺状リブ部材であり得る。この一連のリブ各々は前記上部フレーム末端から前記底部フレーム末端までの弓状経路を描いている。これは、本装置のボディの各末端が拡張手段によって付勢された圧縮力に支配される際、壁/リブの配列を外側へ伸張させるべく助長する。
代替的には、可撓性壁構造は、他の連続的構造の一連のスリットによって形成され得る。
解除可能な保持手段は上部及び底部のフレーム末端の相対位置を維持すべく補助を成すロッキング・システムを含み得て、可撓性壁構造が鼻腔を通じての空気の通行を改善するために調整可能な所望幾何形状に保持されるように為す。保持手段の長所は、装置の幾何形状が調整された形態に維持され得て、装着者個々の要件に適合する改善された空気流を可能としていることである。この故に、装置の調整量はその装着者によって制御され得る。
1つのそうしたロック可能形態である保持手段は安全確保の関係で公知なように不可逆性であり得るか或はロック不可能であり得る。保持手段の可逆性ロッキングにおける実質的な利益は、ユーザが異なる状態を有する際、鼻腔サイズが変化した際、或は、ユーザが挿入に先行して装置を過度に拡張する場合、構造の寸法を変化する使用法であり、保持手段は更なる微細な調整を可能としている。そうした状態は、化膿洞によって生ずるか、或は、風邪、流行性感冒、そして他の鼻の痛ましい疾患、若しくは、日焼け鼻等の物理的損傷、破損又は損傷した鼻によって生ずる。このことはまた、異なるユーザによる使用を可能とするが、これは衛生学的理由から好ましくない事象である。
保持手段は設定手段であり得て、その場合、材料片がその性質によって或はその位置での熱処理等の処理の後に選択された位置を保持することができる。これは金属手段を含むことができ、それがある程度の可撓性を有するが屈曲後にその位置を保持する。別の手段は熱硬化性プラスチックであって、正しいサイズの選択の後に、そのアイテムは熱湯への挿入か或は他の方法で設定される。
ロッキング・システムは上部及び底部のフレーム末端上の互いに噛み合う構成要素から構成され得て、それら互いに噛み合う構成要素は調整可能に互いに噛み合うことができて、鼻腔を通じての空気の通行を改善するための所望膨張力を付勢すべくフレーム末端を壁構造にとって効果的な隔たりで維持する。
互いに噛み合う構成要素は、
前記底部フレーム末端上に取り付け可能な保持ベース・フレームであり、そのベース・フレームが前記底部フレーム上に取り付けられる際、前記可撓性壁構造の中央に配置された直立部材を有し、その直立部材の内の少なくとも一部が一連の円周状歯を含むことから成る保持ベース・フレームと、
前記直立部材を受け入れるために前記上部フレームから下方へ延在している管スリーブ部材であり、そのスリーブの内の少なくとも一部が前記円周状歯と係合することができる相補的な内側歯を含むことから成る管スリーブ部材と、
を含み、
前記フレーム末端の内の一方或は双方への外力の付与に及んで、前記直立部材が前記スリーブ部材内に受け入れられ、その後、前記上部及び底部のフレーム末端が所望の隔たりで維持されて、鼻腔壁に対して膨張力を付勢するように前記可撓性壁の大きさを決めている。
可撓性壁構造の拡張を引き起こすべく装置に付与される外力は、相互から遠ざかるように或は相互に向かって上部フレーム末端及び/或は底部フレーム末端の変位を付勢するような回転力或は直線力であり得る。
保持ベース構造はそれ自体と相互連結されたメントール等の薬物を収容するために浮遊プラットフォームを含み得て、該浮遊プラットフォームが前記装置のボディ内に延在して、その薬物が鼻腔の壁表面との直接面接触から外れて浮遊されるように為す。
本装置は隣接する鼻腔内に同時に挿入するために2つのボディを備えるものであり、それらボディが連結部材で相互連結されて対称的対或は非対称的対を形成する。
連結部材は、前記保持ベース構造への結着によって、或は、前記2つのボディの前記可撓性壁構造を結合することによって前記2つのボディを相互連結する。この二重システムの長所は、装着者がその対の一方を膨張することを欲し得るのでそれぞれの鼻腔に適合すべく、2つのボディが独立して制御できるように調整可能であることである。連結部材は使用の容易性のために、且つ、安全策として、2つの構造を一体的に結合できて、過剰挿入を回避する。連結手段は安全機構としての役割を果たして、偶発的な吸入を防止する。更なる変形例において、連結手段は圧縮手段としての役割も果たすことができる。
鼻腔膨張装置は、可撓性壁構造と係合する圧縮手段を更に含むことができ、保持手段が非保持状態である際、弓状経路を描くように圧縮手段への力の付与或は解除が可撓性壁構造をボディに対して横方向に移動させる。装置は力を圧縮手段に付与することによって調整され得て、複数の第2膨張幾何形状の内の1つの選択を為して、ユーザが該ユーザの鼻腔に対して適切なサイズを選択できるように為すと共に保持手段がその選択されたサイズを維持できるように為す。
装置の上部及び底部のフレーム末端は、その中に開口を有する断面において、略円形或は略楕円であり、前記上部フレーム末端が前記底部フレーム末端よりも小さな円周状開口を有する。
底部フレーム末端は中隔と鼻腔の隣接壁との間の角度に見合う曲がった面を含むことができて、観測者の視界から実質的に隠されている。角度が付けられた底部末端を有する長所は装置が観測者の視界からより良好に隠されることを可能とすることである。
本発明の更なる関連局面において、鼻腔を通じての空気流を改善するための鼻膨張装置が開示されており、該装置は、
第1の変形可能なボディであり、その第1の変形可能なボディがカラーを形成する最上位の略円形開口末端とウェストバンドを形成する最下位の略円形開口末端と有することから成る第1の変形可能なボディと、
前記最上位及び最下位の末端間を連結する一連の相互に離間されたリブであり、前記ボディが前記カラー上に取り付けられて前記最下位末端に向かって前記ボディ内を長手方向に延在する中央部材を含むことから成る一連の相互に離間されたリブと、
その上に取り付けられた中央脚を有する保持ベースであり、その中央脚が、前記第1の変形可能なボディの前記ウェストバンドと係合している前記保持ベースを伴って、前記第1の変形可能なボディ内に延在できることから成る保持ベースと、
前記保持ベースの前記脚と前記第1の変形可能なボディの前記中央部材とが相補的な係合手段を有し、前記保持ベースが外力に応じて前記ウェストバンドに作用するように為す係合を許容して、前記リブが所望サイズになるまで前記ボディから外側へ偏向して、前記鼻腔を膨張することと、
を含む。
前記第1の変形可能なボディは好ましくは中空であり、前記保持ベースの前記脚が前記中空中央部材の内径と同等或はそれより大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含む。
鼻腔の所望膨張の程度を制御させるために前記保持ベースの前記脚が前記中空部材に漸進的に入る間に、前記リブが前記ボディに対して外側に向かう方向に拡張可能である。
前記保持ベースは中央プラットフォームを含み得て、その上に前記脚が取り付けられると共に前記中央部材に向かって上方へ延在する。前記保持ベースが一連の径方向アームによって前記プラットフォームと相互連結されたロッキング・リングを含み、該ロッキング・リングが、前記脚が前記中央部材内に係合する際、前記ウェストバンドと当接する環状ショルダーを含む。
前記第1の変形可能なボディの前記中央部材が好ましくは中空であると共に一連の内側歯を含み、前記保持ベースの前記脚が前記中空中央部材の前記内側歯と解除可能に係合することができる一連の嵌合歯を含むことができる。代替的には、前記第1の変形可能なボディの前記中央部材は好ましくは中空であると共に前記保持の前記脚上の外側ネジ山区分と嵌合する内側ネジ山を含む。
前記保持ベースは吸入薬放出システムを受け入れるための凹部を有する突起をも含むことができる。本装置による医療用吸入薬放出の長所は、“vapour rub”(商標)等の物質が、医療用吸入薬の吸入を可能とする一方で皮膚との接触から遠ざかるように保持され得ることである。これ故にそうした物質は、皮膚との直接的な接触によってさもなければ引き起こされ得る刺激を削減する一方で吸入用の吸入薬として純粋に機能することができる。
装置はフィルタを更に含むことができる。このフィルタは、さもなければ気管支組織に浸透できると共にアレルギー反応を引き起こし得る風媒刺激源の量を低減できる。このフィルタは空気の流れにおいて何等かの制限を生じさせる得る一方で、膨張装置の結果として任意の制限が鼻孔の拡張によって相殺される。本発明の装置は任意のサイズの鼻孔に適合させられ、経済的であり、再使用可能であり、そして審美的に感じがよい。
この鼻膨張装置はブリッジによって前記第1の変形可能なボディと相互連結された第2の変形可能なボディを含むことができ、前記第1及び第2の変形可能なボディが前記ブリッジの中心に延在する長手方向軸線に対して略対称である。
本発明のまた更なる関連局面において、鼻腔を通じての空気流を改善するための鼻膨張装置が記載され、その装置は、
ブリッジによって相互連結された第1の調整可能なボディ及び第2の調整可能なボディであり、それら第1及び第2のボディが前記ブリッジの中心に延在する長手方向軸線に対して略対称であることから成る第1及び第2の調整可能なボディと、
前記第1及び第2のボディの各々がカラーを形成する最上位末端と前記カラーより径に関して大きなウェストバンドを形成する最下位末端とを有し、それら最上位末端及び最下位末端が一連の相互に離間された柔軟性リブによって相互連結され、各ボディが前記最下位末端に向かって各ボディの長手方向軸線に沿って延在する中空円筒状部材を更に含みことと、
当該装置がベース部材を有する各ボディに対する解除可能な保持部材と前記中空円筒状部材内に延在することができる中央脚とを含み、前記脚が前記中空円周状部材の内径と同等或はそれよりも大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含んで、該脚が前記中空円筒内に入ることを許容して、前記突起が前記中空円筒と係合し、前記ベース部材が前記ウェストバンド或は前記カラーから延出しているリブの内側と係合して、前記リブが前記ボディの外側へ偏向されて前記腔を所望サイズに膨張するように為すことと、
を含む。
本発明の更なる関連局面において、調整可能な鼻膨張装置が記載され、その装置は、
然るべき位置にある際、鼻腔壁の対向する内側面と係合できる1つ或はそれ以上のリブを有する第1の変形可能なボディと、
前記鼻腔を拡大すべく前記第1の変形可能なボディを拡張する調整可能な保持手段と、
を含む。
前記調整可能な保持部材は、前記第1の変形可能なボディの対向側面から相互係合する2つのアーム部材を備える。
調整可能な鼻孔膨張装置は、
最上位部及び最下位部を形成すべく略U−形状ブリッジによって前記第1の変形可能なボディと連結された第2の変形可能なボディであり、前記最下位部が鼻中隔を跨ぐに充分な幅であり、前記最上位部が前記第1及び第2の変形可能なボディに対してある角度で下方へ延在しているリブ部材で終了しており、前記最下位部の中央に延在している長手方向軸線に対して対称的であることから成る前記第1及び第2の変形可能なボディと、
前記リブ部材の各々がそれに取り付けられて内側に延在している第1のアーム部材を有し、各アーム部材が一連の谷部で分離された山部を含むことと、
前記第1及び第2の変形可能なボディの各々が、その上に取り付けられて前記リブ部材に向かって前記第1のアーム部材と対向するように延在する第2の柔軟性アーム部材を有し、それら第2の柔軟性アーム部材が、第1のアーム部材上に隣接して離間された山部の間の谷部と係合するために、各末端に近接して凹部を含んで、前記リブ部材と前記第1及び第2の変形可能なボディとの間の角度が前記山部を前記凹部上に付勢することによって可逆的に調整されることと、
を更に含むことがでる。
前記第1及び第2の変形可能なボディは、その上に取り付けられて各リブ部材に向かって外側へ延在する第3アーム部材を更に含むことができ、それら第3アーム部材の各々が前記第2の対向アーム部材上に配置され、それら第3アーム部材の各々が各アームのレベル下方に延在する突起を有し、その突起がガイドとしての役割を果たして、前記第1アーム部材と前記第2対向アーム部材との間の係合を補助する。
各リブ部材は、隣接樋状部が凹部と係合するまで該凹部に歯を付勢することによって鼻腔の内側或は外側の何れかに拡張或は収縮させることができる。凹部を含むアームは充分に柔軟であって、歯部材が凹部に作用しながら該歯部材がアームを下方へ向けて偏向させることができる。
リブ部材は鼻腔壁と接触する拡大表面領域を含み得る。これは、より大きな表面領域が鼻腔壁の表面と接触すれば装着者の快適性を改善する。
前記第1及び第2の変形可能なボディは、前記鼻腔の内側表面と接触すべく収束する対称的な拡大部を含み得る。U−形状ボディの最下位部は、前記鼻腔の下方部と接触することによって、該鼻腔内に当該装置を保持する補助ができる対向して配置された接触部材を含み得る。
本発明の更なる実施例において、鼻腔を通じての空気の流れを改善するための鼻腔膨張装置が開示され、その装置は、
最上位部と鼻中隔を跨ぐに充分な幅である最下位部とを有する長尺状U−形状ボディと、
弓状部によって前記ボディの前記最上位部と相互連結された一対の対向して配置された調整可能リブ部材であり、該リブ部材各々が前記ボディに対してある角度で下方へ延在し、該角度がそれに対する力の付与によって独立して調整可能であることから成る一対の対向して配置された調整可能リブ部材と、
各リブ部材に対する調整可能な保持手段であり、前記ボディ及び前記ウィング部材上の互いに噛み合う構成要素から成るシステムを含み、それら互いに噛み合う構成要素が調整可能に互いに噛み合うことができて、各リブ部材の保持及び復帰をその他に対して独立に許容して、空気の鼻通路を通じての空気流の最適化を許容することから成る調整可能な保持手段と、
を含む。
前記リブ部材を前記ボディと連結している前記弓状区分は一体蝶番であり得る。
本発明の更なる関連局面において、鼻腔を通じての空気の通行を改善する方法が開示され、その方法は、前記鼻腔内への挿入用に形作られた可変的な幾何形状の装置を提供し、前記装置を前記鼻腔内に挿入し、前記鼻腔を通じての空気/流体の通行を改善するために該鼻腔の内側表面に対して膨張力を付与するに効果的な所望幾何形状に前記装置を調整し、前記装置を前記所望幾何形状に調整可能に保持することから成る。
本発明の更なる実施例において、鼻腔を通じての空気流を改善するための鼻膨張装置が開示され、その装置は、
第1の変形可能なボディ及び調整部材と、
前記第1の変形可能なボディがカラーを形成する最上位の略円形開口末端とウェストバンドを形成する最下位の略円形開口末端とを有し、一連の相互に離間されたリブがそれらの最上位及び最下位の末端間を連結し、当該ボディが、前記カラー上に取り付けられて前記最下位末端に向かって当該ボディ内を長手方向に延在する中央部材を含むことと、
前記調整部材が、保持ベースとその上に取り付けられた中央脚とを有する閉鎖圧縮部材であり、その脚が、前記第1の変形可能なボディの前記ウェストバンドと係合している前記保持ベースを伴って、前記第1の変形可能なボディ内に延在でき、前記保持ベースの前記脚と前記第1の変形可能なボディの前記ウェストバンドとが相補的な係合手段を有して、前記保持ベースが外力に応じて前記ウェストバンドに作用するように為す係合を許容して、前記リブが前記鼻腔を膨張するために所望サイズまで前記ボディの外側に偏向されることと、
を含む。
前記第1の変形可能なボディの中央部材は中空であり得て、前記保持ベースの脚は前記中空中央部材の内径と同等或はそれより大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含むことができる。
前記リブは、一般に、鼻腔の所望膨張の程度を制御させるために前記圧縮部材の前記脚が前記中空部材に漸進的に入る間に、前記ボディに対して外側に向かう方向に拡張可能である。前記保持ベースは中央プラットフォームを含み得て、その上に前記脚が取り付けられると共に前記中央部材に向かって上方へ延在する。前記保持ベースは、一連の径方向アームによって前記プラットフォームと相互連結されたロッキング・リングを更に含み得て、該ロッキング・リングが、前記脚が前記中央部材内に係合する際、前記ウェストバンドと当接する環状ショルダーを含む。前記保持ベースは吸入薬放出システムを受け入れる凹部を有する突起をも含み得る。鼻膨張装置はブリッジによって前記第1の変形可能なボディと相互連結される第2の変形可能なボディを含み得て、それら第1及び第2の変形可能なボディが前記ブリッジの中央に延在している長手方向軸線に対して略対称である。
図1、図2、並びに、図3を参照すると、鼻等の身体腔内に挿入できる調整可能な鼻膨張装置(5)が示されている。この鼻腔膨張装置は、腔を開口状態/膨張状態に付勢するためのものである。この装置は、上部フレーム(31)及び底部フレーム(33)の間に延在する複数の長手方向に延在する長尺状リブ(32)によって形成された可撓性壁構造を伴うボディ(8)を有する。上部フレーム(31)は、開口(37)を通じて流れを提供する内径方向の同様の数々の筋交い(36)を伴う外側円形カラー(35)を有すると共に、取り付け開口(38)を形成している造形開口を有する。底部フレーム(33)は円形ウェストバンドであり、カラー(35)及び該ウェストバンド(33)と連結された複数の長尺状の相互に離間されたリブ(32)を伴った円形ウェストバンドである。これらリブは少なくとも可撓性プラスチックから形成されて、壁構造が可変的な幾何形状を有するように為す。本装置は、鼻腔内に挿入可能であるようにサイズが決められる。
鼻膨張装置(5)は、平滑長尺状コード(43)よりも寸法に関して大きな停止部(42)を有すると共に取り付け開口(38)内に保持され得る連結リンク(41)を含む圧縮手段を更に備える。平滑長尺状コードは適所でボディ(8)の中心を通るように延在する。停止部(42)と平滑長尺状コード(43)の間におけるリンク(41)の上部に或は該上部に近接して、複数の隆起部(44)がある。この実施例において、これら隆起部はその輪郭において相互に離間された鋸歯の構造である。複数の隆起部(44)は、平滑長尺状コード(43)が引っ張られて、上部フレーム(31)を底部フレーム(33)に接近させるべく強いる際に複数のロッキング位置を提供し、それによって長尺状リブを偏向して、装置の幾何形状が圧縮手段(41)に対する力付与によって調整されて、可撓性壁構造を第1の略非膨張幾何形状から前進させて第2の膨張幾何形状を取るように為す(図17H及び図18Bに明示)。
保持ベース(51)の形態の保持手段は、底部ロッキング・リング(52)と該ロッキング・リングから切頭円錐形態状に中央造形ロッキング開口(58)を有する中央プラットフォーム(54)まで内側に延在する(複数の)径方向アーム部材(55)とを有する。保持ベース(51)は、ボディ(8)のウェストバンド(33)と係合しているロッキング・リング(52)によって装置(5)のボディ(8)における底部開口(39)を閉鎖する大きさに作られている。造形ロッキング開口(58)はリンク(41)の突起(44)を受け入れることができ、それによって上部フレーム(31)及び底部フレーム(33)の相対位置を維持し、それによって可撓性壁構造(32)を選択された第2の膨張幾何形状に維持する。第2の膨張幾何形状において、本装置は腔の内側壁と中隔との間の大きさであり且つそれらに対して位置決め可能であって、それによってその腔を開口して、それを通って空気及び/或は流体の通行を可能としている。
本装置は、保持ベース(51)のロッキング・リング(52)における中央開口(53)内に挿入可能であり、中央開口を伴った切頭円錐フィルタ(62)を更に含む。このフィルタ(62)は保持ベース(51)と構造に関して類似しているが造形ロッキング開口(58)というよりか中央円形開口を有する閉鎖フレーム(64)によって適所に保持される。
それ故に理解して頂けるように、本装置のフレームワーク構造によって、特に上部フレーム(31)、保持ベース(51)、並びに、閉鎖フレーム(64)から成るフレームワーク構造によって、そしてフィルタ(62)の多孔性によって、空気流は鼻腔内に有効である。リブ(32)を含む壁構造の可変的幾何形状は可撓性の該壁構造と係合している圧縮手段によって具現化され、本装置の幾何形状がその圧縮手段に対する力付与によって調整可能であって、可撓性壁構造が第1の略非膨張幾何形状から前進させて第2の膨張幾何形状を取るように為す。
フィルタ(62)はフェルト等の材料であり得て、“vapour rub”(商標)に由来するような医療用吸入薬を放出すべく使用可能である。代替的には濾過装置が閉鎖フレーム内に挿入され得、さもなければその装置の装着者にとってアレルギー反応を起こし得る塵埃或は花粉の吸入を防止する。
図4乃至図9は図1乃至図3の実施例と同様な鼻腔装置を示し、但し略円筒状であるボディ8を有する代わりに、そのボディは円形ベースから上部点までのピラミッドである。別の相違は、リンク上の突起44の形状であり、それによって造形ロッキング開口(58)の形状が変化していることである。しかしながら動作は略同等である。
図10乃至図12において、リンクが上部フレームにおける開口を通って延在すると共にそれによって保持されるネジ手段(300)によって形成され、ネジを受け入れることができ且つ底部フレームにおける外部フランジによって保持された長尺状ナット手段(301)と係合している。ネジ手段及び長尺状ナットの相対的なねじりによって上部フレームは底部フレームに向かって運ばれ、可撓性リブは外側に偏向されて、ユーザの鼻腔用に必要とされるサイズのより大きな膨張した第2幾何形状を形成する。
図13乃至図16において、ボディ構造は図13における鋸歯ロッキング手段と、本装置のボディにおけるN極及びS極が相互に向かって圧縮された際にその位置を維持する図14におけるワイヤ手段とから形成されているリンク(41)を伴う略球状である。図16において、リンク上の複数の円形突起(44)はその球状ボディ形状のS極における開口と抵抗性の係合可能である。
図17A乃至図17Hは、初期実施例と同様の更なる実施例に従った装置の変化していく斜視図である。しかしながらこれらは、結合部材(200)によって結合されている各リンクを伴うユーザの各鼻孔内での使用のため連結対で示されている。本発明のこの実施例において、図17A乃至図17Gは第1非膨張形態での装置を示し、図17H は第2膨張形態である。特に図17C及び図17Dを参照すると、本装置のウェストバンド(33)が傾斜形態を表している。この傾斜ウェストバンドの長所は、ある種の鼻が隣接鼻腔の内壁に対してより低い中隔を示して、本装置における対応する傾斜末端フレームが本装置をより邪魔とならないようにしている。
斜視図である図17Cは代替的な保持手段及び圧縮手段をも示している。この実施例において、圧縮手段は上部フレーム(31)にその一方末端で固定されている連結リンク(41)を備えると共に長尺状コードを含む。このコードは、その全長の実質部分に沿って一連の相互に離間されている突起(82)を提示している。保持手段はウェストバンド(33)の内面と一体的であり且つそれから延出している柔軟性ボス或はクリップ(80)を備え、それがコードを保持する開口(81)を有する。このクリップは充分に小さく且つ柔軟であって、隣接突起の間が離間されているコードの突起或はネック部(84)でさえその開口に入ってその内部に延在させることを可能として、そのクリップ内に捕獲されるように保持されて長尺状リブを所望状態に維持する。代替的には、クリップ内の開口は単に突起間のコードの部分長を収容するのに充分な大きさであり、ひとたびコードの部分長がその開口内に配置されると、その開口よりも大きな突起は該開口下方に静止して、コードが不注意に変位されることを防止する。
(不図示の)代替実施例において、ウェストバンドは1つの保持手段として役立つ開口をその中に組み入れることができる。この実施例において、コードはウェストバンド内の開口内にしっかりと楔留めされることができ、それによってコードは任意の突起を含む必要がない。
図18A及び図18Bは使用前と使用位置とをも示している。図18Aは略円筒状ボディ形状を示している第1非膨張形態を表現し、図18Bは略球形状の第2膨張形態である。
図18Bを参照すると、圧縮状態にロックされて完全に組み立てられた装置が示されている。圧縮動作中、リブ壁(32)は本装置の静止幾何形状から外側に移動して、連続性放物形状曲線と類似の変更幾何形状を描く。この変更幾何形状において、リブ壁(32)の表面領域における少なくとも一部は腔の内面と接触する。リブ壁(32)はプラスチック等の柔軟性材料から製作されて、それらリブ壁に腔の内面上に開口圧力を付勢させて維持させることを可能としている。
図19A乃至図19Cを参照すると、鼻腔内への挿入のためにタンデムにリンクされた装置が示され、一方の装置がリンク(93)によって他方と結合されている。図示されるように、このタンデム装置はウェストバンドによって規定される開口内に取り付け可能である円周状リング(95)を含むことができる。このリングはその上にフェルト等の材料を含み得て、吸入薬を放出することができる物質を保持する。代替的には、円周状リングはフィルタ(96)を含むことができ、それが所望の気孔サイズであり得て、さもなければアレルギー反応を引き起こし得る風媒の微粒子物の吸入を低減する。
図20は、代替的な圧縮及び保持機構を有するタンデム装置を示す。動作の主要部は図12に図示されているものと同様である一方で、留意する相違点は長尺状リンク(41)が上部フレーム(31)に固定され、その長さの実質部分に沿って一連の相互に離間されている突起(92)を含むことである。このリンクは、ベース交差部材(176)で支持された中央配置された直立ベース(175)を伴う保持ベース(51)の形態である保持手段によって所望位置に保持されている。直立ベースは中央配置されたボア(177)を有し、そのボアがリンク(41)上の突起(92)と嵌合する該ボアの一方側に沿って延在している内部嵌合ネジ山を伴っている。調整可能リブ(32)を圧縮するために、外部圧力がその上部フレーム及び/或は底部フレームの何れかに付与され、それによって突起をボア内に付勢し、内側ネジ山を含むボアの部分と嵌合係合させる。本装置を拡張状態から解除すべく、底部フレームが回転させられて、突起がボアの一方側における内側ネジ山から係合解除し、その後、リンクをボアから解除すべくそれら突起が自由に摺動できるように為す。本装置は、吸入薬ディスペンサ(104)を収容する凹部を含む鼻ブリッジ(103)によって一体的に連結される。
図21A乃至図21Cを参照すると、図20の変更例が示され、リンク(41)上の対応する突起(44)を受け入れるために、保持手段の一部がウェストバンド(33)の内面上に位置決めされたクリップ(277)である。図21Bは、圧縮/拡張状態と非拡張状態とにある本装置を示す。両方の例において、コードはクリップ内に突起をロックすることによって適所に保持されている。
図4乃至図6に示されるように、その装置は圧縮がない状態で静止幾何形状を有して、身体腔内への容易な挿入を可能としているが、装置は鼻腔内への挿入に先行して膨張され得ることがわかる。構造(4)の静止幾何形状は弾丸或はドームのタイプの形状を表し、そのカラー(6)は対向するウェストバンド末端(7)よりも小さな相対的な円周を表して、装置の腔内への容易な挿入を促進する。静止幾何形状において、装置(5)は非常に広い範囲の腔サイズ内への挿入を可能とするように充分に小さく、コード(41)によって構造の上部末端に力が付勢されるとともに幾何形状が変化して、リブの表面を鼻腔に寄り掛かるように付勢して呼吸と腔内の空気流とを改善する。
出願人は本発明を開示された実施例に限定する意図はなく、この開示から当業者に自明であるあらゆる変更例或は改変例はこの発明の範囲内であり、この中に包含されている。
図22A乃至図22Cを参照すると、鼻腔内への挿入のための本発明の第10実施例に従った装置(500)が示されている。この装置(500)は一体的装置であり、単一工程の射出成形プロセスで製造され得る。この装置はブリッジ(501)と、該ブリッジに対して略直角に延在し且つ点A−Aによって規定された軸線に対して対称性を表している2つの直立支持部材(502)とを含んで、剛性ボディ構造を形成している。それら直立支持部材(502)はショルダー(503)内で終了している。ショルダー(503)は、ボディ抹消からブリッジまで延在している反転U−形状構造を略表し、ユーザに不快感を生じさせることなく、鼻腔の内壁に対して平坦に静止する表面領域の拡大末端(504)で終了している。ショルダー(503)は、一体蝶番(507)によってそれぞれ分離される第1及び第2の湾曲セグメント(505)及び(506)を含み、ショルダーの第2セグメント(506)が第1セグメント(505)に対して旋回することを可能としている。
装置(500)は、一体蝶番によって鋭角で直立支持部材(502)に結着すると共にそこから延在する径方向アーム部材(508)を更に含む。アーム(508)は直立支持部材と整列して垂直平面内を移動でき、弓状経路を描く。アーム(508)は横方向にバイアスされて、直立支持部材によって規定された垂直平面から遠ざかるように移動した場合、該アームは元の位置に向かって戻るように付勢されることとなる。
アーム部材(508)は、開口(512)を取り囲んで対向する表面(513及び522)を有する円周リング(509)で終了している。リング(509)の一方の表面(513)上に、第2アーム部材(511)上の対応する嵌合歯と互いに噛み合い可能である一連の歯(510)がある。第2アーム部材(511)は拡大表面領域(504)と隣接する表面から延出して、第1アーム部材(508)と対向するように曲げられている。第2アーム部材は、該第2アームを略垂直平面内で上下に旋回させることを可能としている一体蝶番によって拡大表面領域(504)付近の表面に結合されている。第2アーム(511)は突起(514)で終了し、該突起が内側円筒状コア(515)を含み、その内側円筒状コアが該内側コアの外壁の少なくとも一部を一周する外側コア(516)を伴う。外側コアは第1及び第2の対向面(517,518)を有し、それらがアーム部材(508)上の対応する歯(510)と係合のために第1面(517)上に成形された歯を有する。
第2アーム(511)は、内側コア(515)から上方へ延出しているフランジ要素(519)をも含む。このフランジ(519)はネック(520)を組み入れ、該ネックが係合状態で円形突起(509)における開口(512)を通過し、円周リング(509)の表面(522)と係合するショルダー(521)で終了している。
動作状態において、装置(500)は、円周リング(509)及び突起(514)の各表面上における嵌合歯の係合を許容するように自然バイアスに抗して横方向に分離強制すべく、アーム部材(508)及び(511)を必要とする。嵌合歯の係合に先行して、フランジ要素(519)は該フランジのショルダー(521)が円周リングの表面(522)に対して静止するまで開口(512)を通過させられる。ひとたび係合状態となれば、装置(500)がユーザの鼻腔内に挿入されるようになって、ブリッジ(501)が鼻の中隔を跨ぎ、直立支持部材(502)は内側の腔壁にもたれるようになる。ひとたび挿入状態となれば、力がアームの係合された円周部分に対して付与され、支持部材に対するアームの蝶番による移動を生じさせる。アームが変位されると、互に噛み合った歯は相互の上に付勢されて、蝶番(507)周りのショルダー(506)の対応する外側変位を許容する。この状態において、アームの拡大領域(504)は鼻腔を拡張すべく鼻壁に対して開口圧力を付勢する。
この実施例において、装置は不注意に除去されることなく適度の拡張状態で鼻腔内に保持され得る。複数のアームは嵌合ロッキング歯によって相対的位置に維持され得る。ショルダー部(506)は互いに噛み合ったリング(502)及び突起(514)に対して力を付勢することによって蝶番による外側へ変位され得て、拡大末端が鼻壁に対して所望圧力を付勢する。力がロックされた部材に付与されると、嵌合歯は係合解除して、アームの蝶番による移動を可能とする。鼻腔が充分に拡張されると、歯は互いに噛み合うことができて、アームを新しい/拡張状態に保持する。アーム(508)及び(511)が付与された力と関連して蝶番による変位が為されると、対応してショルダー部(506)が一体蝶番(507)周りに外側へ変位させられて、該ショルダーの拡大表面領域(504)が鼻腔の内壁に対して正の圧力を付勢することを可能としている。
この実施例において装置は鼻腔を開口すべく原位置において手で調整され得る。装置の直立支持部材は鼻腔の一方側を支え、ショルダー部(506)は、外力の付与に及んで、アーム部材(508)及び(511)の蝶番による移動に呼応して蝶番(507)周りに旋回可能である。ブリッジ(501)は装置がユーザによって不用意に吸入されることを防止し、且つ、鼻腔壁の表面を補強するための剛性支持体としての役割を果たす。装置が拡張状態を取ると、拡大末端及び直立部材は腔の壁を支えて、装置が腔から不用意に除去されることを効果的に防止する。
図27を参照すると、図22A乃至図22Cに図示された装置の変更例が示されている。この変更された鼻膨張装置(1000)は好ましくは単一工程プロセスで成形され、一対の離間された柔軟性直立部材(1004)によって相互連結された最上部(1002)と最下部(1003)とを有する略U−形状ボディ(1001)を含む。この変更装置(1000)は図28aに明示されている軸線A−Aに対して対称的であり、これ以降、便宜上、装置の一方の半部に対して説明が為され、それは同等の対向する対称的特徴に適用する。
U−形状ボディの最上部分は湾曲区分(1005)を介して直立部材(1004)に対してある角度で外側へ延在して柔軟性リブ或はウィング部材(1006)を形成する。ウィング部材(1006)は平坦区分(1007)を含み、それが動作状態において鼻腔の内壁表面にもたれて静止している。このウィング区分の平坦性及び拡幅性は内側腔壁と接触する表面領域を増大して、装置によって付勢される力の密度を実用上より広範な表面にわたって分散する。
ウィング部材(1006)は樋状部(1014)によって分離された一連の柔軟に離間された歯(1009)を有する内側延在アーム(1008)を含む。ボディ(1001)の直立部材(1004)は2つの一体形成されて相互に離間されたアーム(1010及び1011)を含み、それらが延在アーム(1008)に向かって外側へ延出し、それら相互に離間されたアーム(1010及び1011)が動作状態において延在アーム(1008)と係合できる。アーム部材(1011)は、相互に離間された一対の下方に延在するフランジ(1012)を含み、それら双方がアーム部材(1008)を間に受け入れて整列させている。アーム部材(1010)はその末端と隣接してU−形状凹部(1013)を含んで、樋状部(1014)を受け入れる。この樋状部(1014)がその凹部(1013)内に係合されると、隣接歯(1009)がその凹部(1013)の何れかの側に静止して、ボディ(1001)に対して一定角度でのロック位置でウィング部材(1006)を維持する。
アーム部材(1010及び1011)は直立部材(1004)に対して柔軟に形成されて、力がウィング部材(1006)に矢印(x)によって示される方向で付与される際、隣接樋状部(1014)が凹部(1012)内に係合されるまで歯がその凹部の表面上に作用しながら歯部材(1009)はアーム(1010)の下方偏向を生じさせる。このようにして、ウィング部材及びボディの間の角度の調整は可逆的に生じ得る。例えば、図28aを参照すると、完全に拡張された状態での変更装置が図示されている。もしウィング部材及びボディの間の角度を低減することが所望されれば、ユーザ/装着者はウィング部材の平坦区分(1007)に対して方向(X)へ外力を付与することによって調整に応ずることができる。
挿入状態において、ウィング部材(1006)と最も接近した樋状部は凹部(1012)内に係合されて、ウィング及びボディの間の角度が低減される。ひとたび鼻腔に挿入されたならば、ユーザは外側方向に向けられた力をウィング部材の下方内側表面に付与できる。ひとたびウィング部材が空気流増大を促進すべく充分に拡張されたならば、ウィング及びボディの間の角度は凹部内の隣接歯間の樋状部の安定した係合によって持続される。
使用中、ボディの最下位部(1003)は鼻中隔の外側に着座し、直立部材(1004)は鼻腔の内壁構造と当接する平坦区分(1020)を含む。一般にボディの少なくとも最下位部は、装置を偶発的な観測者から目立たないようにするため透明であるか或は肌色である。
図29、図30a、図30b、並びに、図30cを参照すると、図20で実施されたケージ膨張システム(2000)の変更例が示されている。図29、図30a、図30b、並びに、図30cに図示されているこのケージ膨張システム(2000)はU−形状ブリッジ(2002)によって相互連結される2つのボディ部分(2001)に分割されている。これら2つのボディ部分は垂直軸線XX’に対して対称性を表し、これ以降、便宜上、一方のボディに対して参照し、同等の構成要素は第2のボディ部分にも存在している。ボディ部分(2001)はカラー(2004)を形成している最上位部分(2003)とウェストバンド(2006)を形成している最下位部分(2005)とを含む。カラー及びウェストバンドは一連の相互に離間された可撓性リブ(2007)によって一体的に相互連結され、それらリブは、外部的な圧縮性力が最上位末端及び最下位末端に付与された際に弓状経路(不図示)を描くようにボディから外側へ屈曲する。
カラー(2004)は、中央に配置されると共にボディの内側に延在している、一体的に形成された中空円筒状部材(2008)を含む。
図29、図30a、図30b、並びに、図30cに従ったケージ膨張システムは、(図29に明示される)保持手段(2000)を更に含む。この保持手段は、
カラー(2004)と一体的に形成されて中央に配置されると共にボディの内側に延在している中空円筒状部材(2008)と、
保持ベース(2011)から上方へ且つ中央に延在しているシャフト(2010)と、
を備える。
保持ベースは、シャフト(2010)が中空円筒(2008)内に係合されると、ウェストバンドのリム(2013)と当接する環状ショルダー(2012)を有するロッキング・リング(2017)を含む。
保持ベース(2011)は中央プラットフォーム(2015)を有し、そこからシャフト(2010)が上方へ延出して、中空円筒(2008)内に受け入れられるように為す。保持ベースは、中央プラットフォーム(2015)をロッキング・リング部材(2017)と相互接続する一体的な径方向アーム部材(2016)をも含む。中央プラットフォーム(2015)はロッキング・リングのレベル下方に延在している突起(2018)を含む。この突起(2018)は凹部(2019)(図30aに明示)を有し、その上に吸入薬放出システムが取り付けられ得る(不図示)。
シャフト(2010)はその長さに沿って一連の相互に離間された突起(2014)を有し、動作状態においてそれらが中空円筒の内側表面と確動的に係合する。一般に理解されていることは、中空円筒の内径は突起の外径よりも小さくて、突起がその中空円筒を通じて移動すると、該円筒を偏向すると共にそれと確動的に係合する。
(図30aに示される)動作状態においてシャフト(2010)は、保持ベース上のロッキング・リングとカラー(2004)との間に外力を付与することによって中空円筒の開口を通じて変位させられる。一般に、このケージ・システムは柔軟なプラスチック材から製作されて、シャフトが中空円筒内の開口に入ると、突起(2014)が中空円筒の内側表面に作用し、それによって該内側表面を偏向して、変位を可能とすると共にそれとの確動的な係合を可能としている。シャフトが中空円筒に沿って変位させられると、可撓性リブ(2007)が弓状経路を描くように外側へ延出する。使用中、これらリブはユーザの鼻腔における内壁表面に静止する。リブがカラー及びウェストバンドとの間に圧縮力を付与することによって拡張されると、リブが静止している鼻腔の壁がリブの外側拡張に応じて拡張して、該鼻腔を通じての空気の流れを促進する。
図31a乃至図31cを参照すると、本発明の装置の更なる実施例が示されている。この装置は、上部フレーム(5031)及び底部フレーム(5033)の間に延在する長手方向に延在する複数の長尺状リブ(5032)によって形成された可撓性壁構造を伴うボディ(5008)を有する。上部フレーム(5031)から、長尺状管スリーブ部材(5001)がボディの中央に延在している。この管スリーブ部材は、上部フレーム末端から逆転U−形状断面状にボディの内側にそれぞれが折り曲げられたリブ部材によって形成され、各折り重ね部の間に差し込まれた帯ひも(5003)を伴っている。底部フレーム(5033)は円形ウェストバンドであり、それが上部フレーム末端よりも大きな径を有して、装置の大きさが鼻腔内に挿入可能となるように為されている。
図31a乃至図31cに図示されたケージ膨張システム(5000)は、U−形状ブリッジ(5005)によって相互連結される2つのボディ部分に分割されている。これら2つのボディ部分は垂直軸XX’に対して対称性を示し、これ以降、便宜上、一方のボディに対して参照し、同等の構成要素は第2のボディ部分にも存在している。
この装置はウェストバンド内に受け入れられる保持ベース(5006)を含む。保持ベースは径方向構成要素によって該保持ベースと連結された中央プラットフォームと、該プラットフォーム上に取り付けられてそこから上方へ延在すると共にボディの中央に配置された中央部材(5007)とを含む。この装置は相互に対向して配置された互いに噛み合う構成要素を備える保持手段をも含む。これら互いに噛み合う構成要素は、管スリーブ部材(5001)と対向する中央部材とを備え、それら管スリーブ及び中央部材の内の少なくとも一部は相補的な嵌合手段を含んで、力が上部或は底部のフレーム末端の一方或は双方に付与されると、中央部材は管スリーブ内に受け入れられて、所望位置に保持される。この実施例において管スリーブは、一連の歯(5008)を含み、中央部材は互いに噛み合うような一連の嵌合歯(5015)を含む。使用中、力が上部或は底部のフレーム末端の一方或は双方に付与されると、リブ部材が横方向に拡張する。適切な大きさが獲得されて鼻通路を充分に拡大し、保持手段は装置のそのサイズを解除されるまで維持する。装着者の快適性を手助けするため、リブ部材は拡大された中間区分を含むように形作られて、鼻腔壁の表面と接触するリブの表面領域を最適化する。
図1は、本発明の第1実施例に従った完全に組み立てられた装置の上部斜視図である。 図2は、図1における実施例の底部斜視図である。 図3は、図1の装置の展開斜視図である。 図4は、本発明の第2実施例に従った完全に組み立てられた装置の上部斜視図である。 図5は、図4における実施例の底部斜視図である。 図6は、図4の装置の展開斜視図である。 図7は、本発明の第3実施例に従った完全に組み立てられた装置の上部斜視図である。 図8は、図7における実施例の底部斜視図である。 図9は、図7の装置の展開斜視図である。 図10は、本発明の第4実施例に従った完全に組み立てられた装置の上部斜視図である。 図11は、図10における実施例の底部斜視図である。 図12は、図10の装置の展開斜視図である。 図13は、本発明の第5実施例に従った完全に組み立てられた装置の前面斜視図である。 図14は、本発明の第6実施例に従った完全に組み立てられた装置の前面斜視図である。 図15は、本発明の第7実施例に従った完全に組み立てられた装置の前面斜視図である。 図16は、本発明の第8実施例に従った完全に組み立てられた装置の前面斜視図である。 図17A乃至図17Hは、本発明の第9実施例に従った装置の変化していく各種斜視図であり、図17A乃至図17Gは第1非膨張形態であり、図17Hは第2膨張形態である。 図18A及び図18Bは、本発明の第10実施例に従った装置の変化していく各種斜視図であり、図18Aは第1非膨張形態であり、図18Bは第2膨張形態である。 図19A乃至図19Cは、非膨張形態及び膨張形態における本発明に従った装置の変化していく各種斜視図である。 図20Aは本発明に従った装置であり、代替的な保持及び拡張機構を示している。 図21A乃至図21Cは、代替的な保持機構を伴う、本発明に従った装置を図示している。 図22A乃至図22Cは、本発明の第10実施例に従った装置の変化していく各種斜視図であり、開口状態の装置を図示している。 図23は、開口状態にある、図22に示された実施例の末端平面図である。 図24は、組み立て状態にある、本発明の第10実施例に従った装置の変化していく各種斜視図である。 図25A及び図25Bは、図24に示された装置の末端図である。 図26A及び図26Bは、第10実施例で例証されたロッキング手段の拡大された斜視図である。 図27は、本発明に従った更なる実施例の斜視図である。 図28a乃至図28cは、図27で参照される実施例の前面図、下から見た平面図、並びに、上から見た平面図である。 図29は、部分的に組み立てられた状態での、本発明の代替的な実施例の斜視図である。 図30a乃至図30cは、図29で参照される実施例の前面図、上から見た平面図、並びに、下から見た平面図である。 図31a乃至図31cは、本発明の更なる実施例の斜視図、部分的な断面図、並びに、概略図を図示している。
符号の説明
5 調整可能鼻膨張装置
8 ボディ
32 長尺状リブ
31 上部フレーム
33 底部フレーム
35 カラー
33 ウェストバンド
41 圧縮手段
44 突起
41 連結リンク
43 長尺状コード
54 中央プラットフォーム
58 ロッキング開口
51 保持ベース
55 アーム部材
62 フィルタ

Claims (44)

  1. ユーザの鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置であって、
    可撓性壁構造によって相互連結されている上部及び底部のフレーム末端を有するボディであり、前記壁構造が前記フレーム末端間の距離の変化に伴って変位可能であり、前記鼻腔内に本装置の挿入を可能とするように形作られているボディと、
    解除可能な保持手段であり、当該保持手段が保持状態である際、前記ボディの前記上部及び底部のフレーム末端を相互に隔てて維持するように動作すると共に、鼻腔壁に対して膨張力を付勢するに効果的である所望の変位状態に前記壁構造を維持するように動作する解除可能な保持手段と、
    を含み、
    前記保持手段が前記保持状態から解除されると、前記フレーム末端間の距離が前記可撓性壁構造の前記変位状態の改変を許容するように調整可能であることから成る調整可能な鼻腔膨張装置。
  2. 制御できるように調整可能な鼻腔膨張装置であって、
    可撓性壁構造によって相互連結された上部及び底部のフレーム末端を有して、前記鼻腔内に本装置の挿入を可能とするように形作られたボディであり、前記壁構造が前記フレーム末端間の距離の変化に伴って変化する幾何形状を有することから成るボディと、
    保持状態にある際、前記上部及び底部のフレーム末端を所望の隔たりで維持して、前記壁構造の幾何形状が前記鼻孔を通る空気流を実質的に増大するに効果的となるように為す解除可能な保持手段と、
    解除可能な保持手段であり、非保持状態である際、前記上部及び底部のフレーム末端間の距離が前記ボディへの外力の付与或は解除によって調整可能であって、それによって前記可撓性壁構造の幾何形状に関する変化をもたらすことから成る制御できるように調整可能な鼻腔膨張装置。
  3. 前記可撓性壁構造の幾何形状が略弓状経路を描き、湾曲の程度が前記上部及び底部のフレーム末端の間の距離と比例しており、前記保持手段が前記保持状態において前記壁構造を所望の弓状幾何形状に保持して、該保持手段が前記保持状態から解除される際、力の更なる付与或は解除によって前記壁構造の復帰を可能とする、請求項2に記載の鼻腔膨張装置。
  4. 前記壁構造が一連の相互に離間された長尺状リブ部材である。請求項1乃至3の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  5. 鼻腔を通じての空気の通行を改善することと、前記長尺状リブの各々がそれ自体に沿って増大した表面領域の区分を含んで鼻腔壁との接触を実質的に改善すると共にユーザの快適性を改善することから成る請求項4に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  6. 前記解除可能な保持手段が、前記上部及び底部のフレーム末端の相対位置を維持する補助を為して、前記可撓性壁構造が鼻腔を通じての空気の通行を改善するために調整可能な所望幾何形状に保持されるように為すロッキング・システムを含む、請求項1乃至5の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  7. 前記ロッキング・システムが前記上部及び底部のフレーム末端上で互いに噛み合う構成要素から成り、それら互いに噛み合う構成要素が調整可能に互いに噛み合うことができて、鼻腔を通じての空気の通行を改善するために所望の膨張力を付勢すべく前記壁構造に取って効果的な隔たりで前記フレーム末端を維持する、請求項6に記載の鼻腔膨張装置。
  8. 前記上部及び底部のフレーム末端を相互から遠ざけるように或は相互に向かうようにそれらの変位を付勢すべく前記外力が回転力或は直線力である、請求項2乃至7の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  9. 前記鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置であって、前記互いに噛み合い可能である構成要素が、
    前記底部フレーム末端上に取り付け可能な保持ベース・フレームであり、そのベース・フレームが前記底部フレーム上に取り付けられる際、前記可撓性壁構造の中央に配置された直立部材を有し、その直立部材の内の少なくとも一部が一連の円周状歯を含むことから成る保持ベース・フレームと、
    前記直立部材を受け入れるために前記上部フレームから下方へ延在している管スリーブ部材であり、そのスリーブの内の少なくとも一部が前記円周状歯と係合することができる相補的な内側歯を含むことから成る管スリーブ部材と、
    を含み、
    前記フレーム末端の内の一方或は双方への外力の付与に及んで、前記直立部材が前記スリーブ部材内に受け入れられ、その後、前記上部及び底部のフレーム末端が所望の隔たりで維持されて、鼻腔壁に対して膨張力を付勢するように前記可撓性壁の大きさを決めていることから成る請求項7に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  10. 前記鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置であって、前記可撓性壁構造が前記上部フレーム末端で或はそれに隣接して鋭角で内側に折り重なって、前記管スリーブ部材をそれと一体的に形成することから成る請求項9に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  11. 前記鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置であって、前記上部フレーム末端が前記可撓性壁で形成されていることから成る請求項1乃至10の内の何れか一項に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  12. 前記保持ベース構造がそれ自体と相互連結されたメントール等の薬物を収容するために浮遊プラットフォームを含み、該浮遊プラットフォームが前記装置のボディ内に延在して、その薬物が鼻腔の壁表面との直接面接触から外れて浮遊されるように為す、請求項9に記載の鼻腔膨張装置。
  13. 前記装置が隣接する鼻腔内に同時に挿入するために2つのボディから構成され、それらボディが連結部材で相互連結されて対称的対或は非対称的対を形成する、請求項1乃至12の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  14. 前記連結部材が前記保持ベース構造への結着によって或は前記2つのボディの前記可撓性壁構造を結合することによって前記2つのボディを相互連結する、請求項13に記載の鼻腔膨張装置。
  15. 前記2つのボディが互いに独立して制御できるように調整可能である、請求項13或は14の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  16. 前記可撓性壁構造と係合する圧縮手段を更に含み、前記保持手段が非保持状態である際、前記圧縮手段への力の付与或は解除が前記可撓性壁構造を前記ボディに対して横方向に移動して弓状経路を描く、請求項1乃至15の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  17. 前記圧縮手段が前記連結部材である、請求項16に記載の鼻腔膨張装置。
  18. 前記装置の前記上部及び底部のフレーム末端が、その中に開口を有する断面において、略円形或は略楕円であり、前記上部フレーム末端が前記底部フレーム末端よりも小さな円周状開口を有する、請求項1乃至17の内の何れか一項に記載の鼻腔膨張装置。
  19. 請求項1乃至18の内の何れか一項に記載の鼻腔を通じての空気の通行を改善するための調整可能な鼻腔膨張装置であって、前記底部フレーム末端が中隔と鼻腔の隣接壁との間の角度に見合う曲がった面を含んで、観測者の視界から実質的に隠されていることから成る調整可能な鼻腔膨張装置。
  20. 添付図面を参照して以下に実質的に記載される鼻膨張装置。
  21. 鼻腔を通じての空気流を改善するための鼻膨張装置であって、
    第1の変形可能なボディと、
    前記第1の変形可能なボディがカラーを形成する最上位の略円形開口末端とウェストバンドを形成する最下位の略円形開口末端と有することと、
    前記最上位及び最下位の末端間を連結する一連の相互に離間されたリブであり、前記ボディが前記カラー上に取り付けられて、前記最下位末端に向かって前記ボディ内を長手方向に延在する中央部材を含むことから成る一連の相互に離間されたリブと、
    その上に取り付けられた中央脚を有する保持ベースであり、その中央脚が、前記第1の変形可能なボディの前記ウェストバンドと係合している前記保持ベースを伴って、前記第1の変形可能なボディ内に延在できることから成る保持ベースと、
    前記保持ベースの前記脚と前記第1の変形可能なボディの前記中央部材とが相補的な係合手段を有し、前記保持ベースが外力に応じて前記ウェストバンドに作用するように為す係合を許容して、前記リブが所望サイズになるまで前記ボディから外側へ偏向して、前記鼻腔を膨張することと、
    を含む鼻膨張装置。
  22. 前記第1の変形可能なボディの前記中央部材が中空であり、前記保持ベースの前記脚が前記中空中央部材の内径と同等或はそれより大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含む、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  23. 鼻腔の所望膨張の程度を制御させるために前記保持ベースの前記脚が前記中空部材に漸進的に入る間に、前記リブが前記ボディに対して外側に向かう方向に拡張可能である、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  24. 前記保持ベースが中央プラットフォームを含み、その上に前記脚が取り付けられると共に前記中央部材に向かって上方へ延在する、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  25. 前記保持ベースが一連の径方向アームによって前記プラットフォームと相互連結されたロッキング・リングを含み、該ロッキング・リングが、前記脚が前記中央部材内に係合する際、前記ウェストバンドと当接する環状ショルダーを含む、請求項24に記載の鼻膨張装置。
  26. 前記第1の変形可能なボディの前記中央部材が中空であり、前記保持ベースの前記脚が前記中空中央部材の内径と同等或はそれより大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含む、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  27. 前記第1の変形可能なボディの前記中央部材が中空であると共に一連の内側歯を含み、前記保持ベースの前記脚が前記中央部材の前記内側歯と解除可能に係合できる一連の嵌合歯を含む、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  28. 前記第1の変形可能なボディの前記中央部材が中空であると共に一連の内側ネジ山を含み、前記保持ベースの前記脚が外側嵌合ネジ区分を含む、請求項21に記載の鼻膨張装置。
  29. 前記保持ベースが吸入薬放出システムを受け入れるための凹部を有する突起を含む、請求項25に記載の鼻膨張装置。
  30. ブリッジによって前記第1の変形可能なボディと相互連結された第2の変形可能なボディを含み、前記第1及び第2の変形可能なボディが前記ブリッジの中心に延在する長手方向軸線に対して略対称である、請求項21乃至29の内の何れか一項に記載の鼻膨張装置。
  31. 鼻腔を通じての空気流を改善するための鼻膨張装置であって、
    ブリッジによって相互連結された第1の調整可能なボディと第2の調整可能なボディとであり、それら第1及び第2のボディが前記ブリッジの中心に延在する長手方向軸線に対して略対称であることから成る第1及び第2の調整可能なボディと、
    前記第1及び第2のボディの各々がカラーを形成する最上位末端と前記カラーより径に関して大きなウェストバンドを形成する最下位末端とを有し、それら最上位末端及び最下位末端が一連の相互に離間された柔軟性リブによって相互連結され、各ボディが前記最下位末端に向かって各ボディの長手方向軸線に沿って延在する中空円筒状部材を更に含みことと、
    当該装置がベース部材を有する各ボディに対する解除可能な保持部材と前記中空円筒状部材内に延在することができる中央脚とを含み、前記脚が前記中空円周状部材の内径と同等或はそれよりも大きな外径の一連の相互に離間された円周状突起を含んで、該脚が前記中空円筒内に入ることを許容して、前記突起が前記中空円筒と係合し、前記ベース部材が前記ウェストバンド或は前記カラーから延出しているリブの内側と係合して、前記リブが前記ボディの外側へ偏向されて前記腔を所望サイズに膨張するように為すことと、
    を含む鼻膨張装置。
  32. 鼻腔の所望膨張を制御させるために前記保持部材の前記脚が前記中空円筒状部材に漸進的に入る間に、前記リブが前記ボディに対して外側に向かう方向に拡張可能である、請求項31に記載の鼻膨張装置。
  33. 調整可能な鼻膨張装置であって、
    然るべき位置にある際、鼻腔壁の対向する内側面と係合できる1つ或はそれ以上のリブを有する第1の変形可能なボディと、
    前記鼻腔を拡大すべく前記第1の変形可能なボディを拡張する調整可能な保持手段と、
    を含むことから成る調整可能な鼻膨張装置。
  34. 前記調整可能な保持部材が、前記第1の変形可能なボディの対向側面から相互係合している2つのアーム部材を備える、請求項33に記載の調整可能な鼻膨張装置。
  35. 最上位部及び最下位部を形成すべく略U−形状ブリッジによって前記第1の変形可能なボディと連結された第2の変形可能なボディであり、前記最下位部が鼻中隔を跨ぐに充分な幅であり、前記最上位部が前記第1及び第2の変形可能なボディに対してある角度で下方へ延在しているリブ部材で終了しており、前記第1及び第2の変形可能なボディが前記最下位部の中央に延在している長手方向軸線に対して対称的であることから成る第2の変形可能なボディと、
    前記リブ部材の各々がそれに取り付けられて内側に延在している第1のアーム部材を有し、各アーム部材が谷部で分離された一連の山部を含むことと、
    前記第1及び第2の変形可能なボディの各々が、その上に取り付けられて前記リブ部材に向かって前記第1のアーム部材と対向するように延在する第2の柔軟性アーム部材を有し、それら第2の柔軟性アーム部材が、第1アーム部材上に隣接して離間された山部の間の谷部と係合するために、各末端に近接して凹部を含んで、前記リブ部材と前記第1及び第2の変形可能なボディの間の角度が前記山部を前記凹部上に付勢することによって可逆的に調整されることと、
    を含む、請求項33に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  36. 前記第1及び第2の変形可能なボディの各々が、その上に取り付けられて各リブ部材に向かって外側へ延在する第3アーム部材を更に含み、それら第3アーム部材の各々が前記第2の対向アーム部材上に配置され、それら第3アーム部材の各々が各アームのレベル下方に延在する突起を有し、その突起がガイドとしての役割を果たして、前記第1アーム部材と前記第2対向アーム部材との間の係合を補助する、請求項35に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  37. 前記リブ部材が鼻腔壁と接触する拡大表面領域を含む、請求項33乃至36の内の何れか一項に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  38. 前記第1及び第2の変形可能なボディが、前記鼻腔の内側表面と接触すべく収束する対称的な拡大部を含む、請求項35に記載の調整可能な鼻腔膨張装置。
  39. 鼻腔を通じての空気の流れを改善するための鼻腔膨張装置であって、前記U−形状ボディの前記最下位部が、前記鼻腔の下方部と接触することによって、該鼻腔内に当該装置を保持する補助ができる対向して配置された接触部材を含むことから成る請求項38に記載の鼻腔膨張装置。
  40. 鼻腔を通じての空気の流れを改善するための鼻腔膨張装置であって、
    最上位部と鼻中隔を跨ぐに充分な幅である最下位部とを有する長尺状U−形状ボディと、
    弓状部によって前記ボディの前記最上位部と相互連結された一対の対向して配置された調整可能リブ部材であり、該リブ部材各々が前記ボディに対してある角度で下方へ延在し、該角度がそれに対する力の付与によって独立して調整可能であることから成る一対の対向して配置された調整可能リブ部材と、
    各リブ部材に対する調整可能な保持手段であり、前記ボディ及び前記ウィング部材上の互いに噛み合う構成要素から成るシステムを含み、それら互いに噛み合う構成要素が調整可能に互いに噛み合うことができて、各リブ部材の保持及び復帰をその他に対して独立に許容して、空気の鼻通路を通じての空気流の最適化を許容することから成る調整可能な保持手段と、
    含むことから成る鼻腔膨張装置。
  41. 前記リブ部材を前記ボディと連結している前記弓状区分が一体蝶番である、請求項40に記載の鼻腔を通じての空気の流れを改善するための鼻腔膨張装置。
  42. 鼻腔を通じての空気の通行を改善する方法であって、前記鼻腔内への挿入用に形作られた可変的な幾何形状の装置を提供し、前記装置を前記鼻腔内に挿入し、前記鼻腔を通じての空気/流体の通行を改善するために該鼻腔の内側表面に対して膨張力を付与するに効果的な所望幾何形状に前記装置を調整し、前記装置を前記所望幾何形状に調整可能に保持することから成る方法。
  43. 前記可変的な幾何形状の装置が請求項1乃至41の内の何れか一項によって規定される、請求項42に記載の鼻腔を通じての空気の通行を改善するための方法。
  44. 図面及び例示を参照して以下に実質的に規定される鼻腔を通じての空気の通行を改善するための方法。
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