JP6713692B2 - 海苔製造システム - Google Patents

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本発明は、抄製した海苔生地を乾燥させて乾燥海苔を製造するための海苔製造システムの制御に関するものである。
従来より、食用に供される乾燥海苔は、水分を多く含んだ海苔生地を矩形シート状に乾燥させることによって製造されている。この乾燥海苔の製造には、建屋の内部に設置された海苔製造機と建屋の外部に設置された加温機とからなる海苔製造システムが広く用いられている。
この海苔製造システムでは、建屋の内部に設置され、抄製した海苔生地を搬送経路に沿って搬送しながら加熱空気で乾燥させる乾燥室と、乾燥室に加熱空気を供給する加熱機と、加熱機に建屋の外部の空気を加温して供給する加温機とを有する構成となっている(たとえば、特許文献1参照。)。
そして、従来の海苔製造システムでは、海苔生地の抄製を開始した後に、加温機の稼働を開始して、加温機を一定の出力で稼働させ、海苔生地の抄製が終了した後に、加温機の稼働を停止させている。
特開2017−127198号公報
ところが、上記従来の海苔製造システムでは、海苔生地の抄製を開始した後に一気に一定の出力で加温機を稼働させることで、乾燥室の内部の気温や湿度などの状態が急激に変化してしまい、海苔生地の乾燥不良が生じて乾燥海苔の縮みやムラなどが発生して乾燥海苔の商品価値を損ねるおそれがあった。
また、上記従来の海苔製造システムでは、気象状況によって外気の気温や湿度などが変化するために、加温機を一定の出力で稼働させると外気の気温や湿度などの変化によって乾燥室の内部の気温や湿度などの状態まで変化してしまい、これによっても、海苔生地の乾燥不良が生じて乾燥海苔の縮みやムラなどが発生して乾燥海苔の商品価値を損ねるおそれがあった。
さらに、上記従来の海苔製造システムでは、海苔生地の抄製を終了した後に一気に加温機を停止させることによっても、乾燥室の内部の気温や湿度などの状態が急激に変化してしまい、海苔生地の乾燥不良が生じて乾燥海苔の縮みやムラなどが発生して乾燥海苔の商品価値を損ねるおそれがあった。
そこで、請求項1に係る本発明では、建屋の内部に設置され、抄製した海苔生地を搬送経路に沿って搬送しながら加熱空気で乾燥させる乾燥室と、乾燥室に加熱空気を供給する加熱機と、加熱機に建屋の外部の空気を加温して供給する加温機とを有する海苔製造システムにおいて、乾燥室の内部の搬送経路の上流側だけに海苔生地が存在している状態(初期運転状態)では、加温機の出力を徐々に上昇させ、その後、乾燥室の内部の搬送経路の全てに海苔生地が存在している状態(通常運転状態)では、加温機の出力を最大とし、その後、乾燥室の内部の搬送経路の下流側だけに海苔生地が存在している状態(終期運転状態)では、加温機の出力を徐々に下降させ、前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記初期運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記初期運転状態で加温機の出力を徐々に上昇させ、建屋の外部の気温が低下した場合や建屋の内外の気温差が増大した場合であって、建屋の外部の湿度が上昇した場合には、加温機の出力の最大値を増大させないか増大幅を抑制するように制御することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記通常運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記終期運転状態で加温機の出力を徐々に下降させるように制御することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、建屋の内部に設置され、抄製した海苔生地を搬送経路に沿って搬送しながら加熱空気で乾燥させる乾燥室と、乾燥室に加熱空気を供給する加熱機と、加熱機に建屋の外部の空気を加温して供給する加温機とを有する海苔製造システムにおいて、乾燥室の内部の搬送経路の上流側だけに海苔生地が存在している状態(初期運転状態)では、加温機の出力を徐々に上昇させ、その後、乾燥室の内部の搬送経路の全てに海苔生地が存在している状態(通常運転状態)では、加温機の出力を最大とし、その後、乾燥室の内部の搬送経路の下流側だけに海苔生地が存在している状態(終期運転状態)では、加温機の出力を徐々に下降させるように制御することにしているために、初期運転状態から終期運転状態まで乾燥室の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
特に、前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記初期運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記初期運転状態で加温機の出力を徐々に上昇させるように制御することにした場合には、初期運転状態の途中で建屋の外部の気温に変化が生じても乾燥室の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
また、前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記通常運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記終期運転状態で加温機の出力を徐々に下降させるように制御することにした場合には、通常運転状態の途中で建屋の外部の気温に変化が生じても乾燥室の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
海苔製造システムを示す説明図。 海苔製造機を示す説明図。 加温機の出力を示す説明図。 加温機の出力を示す説明図。
以下に、本発明に係る海苔製造システムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、海苔製造システムSでは、海苔製造機1が建屋2の内部に設置されており、海苔製造機1によって海苔生地を乾燥させることで矩形シート状の乾燥海苔を製造するものである。
海苔製造機1は、図1及び図2に示すように、海苔生地の抄製を行う抄製装置3と海苔生地の乾燥を行う乾燥装置4とを前後に連設した構成となっている。
抄製装置3は、複数枚の海苔簀5を並設した簀枠6を搬送するための無端状の搬送機構7を内蔵しており、搬送機構7の搬送経路に沿って、海苔簀5に海苔生地を抄くための抄き機構8と、吸引によって海苔生地の脱水を行うための吸引脱水機構9と、スポンジの押圧によって海苔生地の脱水を行う押圧脱水機構10と、海苔簀5から乾燥海苔を剥離するための剥離機構11とを順に配置している。
そして、抄製装置3は、搬送機構7で簀枠6ごと海苔簀5を搬送しながら、抄き機構8で海苔簀5に海苔生地を抄製し、吸引脱水機構9と押圧脱水機構10とで海苔生地の脱水を行い、その後、乾燥装置4に簀枠6ごと受け渡すとともに、乾燥装置4で乾燥した後の簀枠6を再び受け取り、剥離機構11で海苔簀5から乾燥海苔を剥離するように構成している。
乾燥装置4は、前後方向に伸延させた矩形箱型状の乾燥室12の右側部に前後方向に伸延させた矩形箱型状の加熱機13を並設している。
乾燥室12の内部には、簀枠6を搬送するための搬送機構14,15が上下に収容されている。簀枠6(海苔生地)は、上側の搬送機構14の上側前端部で抄製装置3の搬送機構7の上側後端部から受け渡され、上側の搬送機構14の上側前端部から上側後端部に搬送された後に下側後端部から下側前端部に搬送され、上側の搬送機構14から下側の搬送機構15に受け渡され、下側の搬送機構15の上側前端部から上側後端部に搬送された後に下側後端部から下側前端部に搬送され、再び、抄製装置3の搬送機構7の下側後端部に受け渡される。これにより、乾燥室12の内部に簀枠6(海苔生地)の搬送経路(乾燥室12の内部を簀枠6(海苔生地)が2往復する経路)が形成される。
加熱機13には、建屋2の外部(屋外)の空気(外気)を加熱して供給するための加温機16が設けられている。加温機16は、建屋2の外部に本体が設置され、本体で加熱した外気をダクトから加熱機13に供給する。これにより、加熱機13は、建屋2の内部(屋内)の空気(内気)と加温機16で加熱した外気とを加熱して乾燥室12に供給する。
そして、乾燥装置4は、乾燥室12の内部において搬送機構14,15で簀枠6ごと海苔簀5を2往復搬送し、その間に、加熱機13から供給された加熱空気を用いて海苔簀5に抄製された海苔生地を乾燥させるようにしている。
上記海苔製造システムSでは、制御装置17が設けられており、制御装置17で各部を制御している。この制御装置17には、外気や内気の温度や湿度を検出するセンサ18,19が接続されている。
制御装置17によって海苔製造機1の運転を開始すると、抄き機構8で海苔簀5に抄製された海苔生地が脱水後に乾燥室12の内部に順に受け渡され、乾燥室12の内部の搬送経路に沿って搬送された後に、剥離機構11に受け渡される。
そのため、海苔製造機1の運転開始直後(抄製装置3による抄製開始から所定時間経過以降)には、乾燥室12の内部の搬送経路の上流側だけに海苔生地が存在している状態(初期運転状態)となっており、その後、乾燥室12の内部の搬送経路の全てに海苔生地が存在している状態(通常運転状態)となり、海苔製造機1の運転終了間際(抄製装置3による抄製終了から所定時間経過以降)には、乾燥室12の内部の搬送経路の下流側だけに海苔生地が存在している状態(終期運転状態)となる。通常運転状態では、初期運転状態や終期運転状態よりも海苔生地の量が多く、乾燥室12の内部の水分量が多くなる。また、初期運転状態では、海苔生地が全く搬送されていない部分が存在するために終期運転状態よりも乾燥室12の内部の水分量が少なくなる。
海苔製造システムSでは、制御装置17が、海苔製造機1の運転開始後に、加温機16を駆動制御する。その際に、制御装置17は、図3に示すように、初期運転状態では、加温機16の出力を徐々に上昇させ、その後、通常運転状態では、加温機16の出力を最大とし、その後、終期運転状態では、加温機16の出力を徐々に下降させるように制御する。
そして、図4に示すように、通常運転状態における加温機16の出力の最大値は、初期運転状態前に予めセンサ18で検出した建屋2の外部の気温に基づいて決定しておき、初期運転状態における建屋2の外部の気温が変化した場合にはそれに応じて最大値を変更し、変更後の最大値となるように初期運転状態で加温機16の出力を徐々に上昇させるように制御する。また、通常運転状態における加温機16の出力の最大値も、通常運転状態における建屋2の外部の気温が変化した場合にはそれに応じて最大値を変更し、変更後の最大値となるように終期運転状態で加温機16の出力を徐々に下降させるように制御する。
たとえば、図3に示すように、制御装置17は、時刻T0から抄製装置3による抄製を開始し、その時点で予めセンサ18,19で建屋2の内外の気温及び湿度を検出し、その気温及び湿度に基づいて加温機16の出力の最大値M1を決定する。そして、制御装置17は、初期運転状態となった時刻T1に加温機16の駆動を開始する。その際に、制御装置17は、初期運転状態となった時刻T1での加温機16の出力を0とし、初期運転状態から通常運転状態にかわる時刻T2での加温機16の出力が最大値M1となるように加温機16の出力を徐々に上昇させる。その後、制御装置17は、通常運転状態において、加温機16の出力を最大値M1となるように維持し、抄製装置3による抄製を終了した時刻T3から所定時間が経過して終期運転状態となった時刻T4から加温機16の出力を徐々に下降させ、終期運転状態が終了する時刻T5での加温機16の出力が0となるように加温機16の駆動を停止する。
制御装置17は、センサ18,19で検出した建屋2の内外の気温及び湿度並びに内外差(内部の気温や湿度と外部の気温や湿度との差)が所定の範囲内で変動する場合には、上述した制御を行うが、センサ18,19で検出した建屋2の内外の気温及び湿度並びに内外差が所定の範囲を超えて変動する場合には、以下のような制御を行う。
たとえば、制御装置17は、初期運転状態中の時刻T6においてセンサ18,19で検出した建屋2の内外の気温及び湿度並びに内外差が所定の範囲を超えて変動した場合、その気温及び湿度に基づいて改めて加温機16の出力の最大値M2を決定し直し、そこから、通常運転状態にかわる時刻T2での加温機16の出力が最大値M2となるように加温機16の出力を徐々に上昇させ、通常運転状態において加温機16の出力が最大値M2となるように維持する。
また、制御装置17は、通常運転状態中の時刻T7においてセンサ18,19で検出した建屋2の内外の気温及び湿度並びに内外差が所定の範囲を超えて変動した場合、その気温及び湿度に基づいて改めて加温機16の出力の最大値M3を決定し直し、そこから、加温機16の出力が最大値M3となるように加温機16の出力を徐々に上昇させ、通常運転状態において、加温機16の出力を最大値M3となるように維持し、抄製装置3による抄製を終了した時刻T3から所定時間が経過して終期運転状態となった時刻T4から加温機16の出力を徐々に下降させ、終期運転状態が終了する時刻T5での加温機16の出力が0となるように加温機16の駆動を停止する。
なお、上記説明では、加温機16の出力を直線的に上昇又は下降させているが曲線的に上昇又は下降させてもよい。また、初期運転状態となった時刻T1から加温機16の駆動を開始しているが、これに限られず、抄製開始の時刻T0から所定時間が経過した(又は、抄製装置3で所定枚数の抄製を行った)時刻から加温機16の稼働を開始してもよい。また、通常運転状態となった時刻T2に加温機16の出力が最大値M1(M2)となるようにしているが、これに限られず、抄製開始の時刻T0から所定時間が経過した(又は、抄製装置3で所定枚数の抄製を行った)時刻に加温機16の出力が最大値M1(M2)となるようにしてもよい。また、終期運転状態となった時刻T4から加温機16の出力を下降させているが、これに限られず、抄製開始の時刻T0から所定時間が経過した(又は、抄製装置3で所定枚数の抄製を行った)時刻から加温機16の出力を下降させてもよい。また、通常運転状態が終了した時刻T4に加温機16の出力が最大値M1(M3)となるようにしているが、これに限られず、抄製開始の時刻T0から所定時間が経過した(又は、抄製装置3で所定枚数の抄製を行った)時刻に加温機16の出力が最大値M1(M3)となるようにしてもよい。また、建屋2の外部の気温が低下した場合や内外の気温差が増大した場合に加温機16の出力の最大値を増大させるのが望ましいが、その際に、建屋2の外部の湿度が上昇した場合や内外の湿度差が増大した場合には加温機16の出力の最大値を増大させないか増大幅を抑制するのがより好ましい。
以上に説明したように、上記海苔製造システムSは、建屋2の内部に設置され、抄製した海苔生地を搬送経路に沿って搬送しながら加熱空気で乾燥させる乾燥室12と、乾燥室12に加熱空気を供給する加熱機13と、加熱機13に建屋2の外部の空気を加温して供給する加温機16とを有する構成となっている。
しかも、上記海苔製造システムSは、乾燥室12の内部の搬送経路の上流側だけに海苔生地が存在している状態(初期運転状態)では、加温機16の出力を徐々に上昇させ、その後、乾燥室12の内部の搬送経路の全てに海苔生地が存在している状態(通常運転状態)では、加温機16の出力を最大とし、その後、乾燥室12の内部の搬送経路の下流側だけに海苔生地が存在している状態(終期運転状態)では、加温機16の出力を徐々に下降させるように制御している。
そのため、上記海苔製造システムSでは、初期運転状態から終期運転状態まで乾燥室12の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
また、上記海苔製造システムSは、通常運転状態における加温機16の出力の最大値を、初期運転状態における建屋2の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように初期運転状態で加温機16の出力を徐々に上昇させるように制御している。
そのため、上記海苔製造システムSでは、初期運転状態の途中で建屋2の外部の気温に変化が生じても乾燥室12の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
また、上記海苔製造システムSは、通常運転状態における加温機16の出力の最大値を、通常運転状態における建屋2の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように終期運転状態で加温機16の出力を徐々に下降させるように制御している。
そのため、上記海苔製造システムSでは、通常運転状態の途中で建屋2の外部の気温に変化が生じても乾燥室12の内部の状態が急激に変化するのを抑制することができるので、海苔生地を良好に均一に乾燥させることができ、乾燥海苔の縮みやムラなどの発生を防止することができる。
S 海苔製造システム
1 海苔製造機 2 建屋
3 抄製装置 4 乾燥装置
5 海苔簀 6 簀枠
7 搬送機構 8 抄き機構
9 吸引脱水機構 10 押圧脱水機構
11 剥離機構 12 乾燥室
13 加熱機 14,15 搬送機構
16 加温機 17 制御装置
18,19 センサ

Claims (2)

  1. 建屋の内部に設置され、抄製した海苔生地を搬送経路に沿って搬送しながら加熱空気で乾燥させる乾燥室と、乾燥室に加熱空気を供給する加熱機と、加熱機に建屋の外部の空気を加温して供給する加温機とを有する海苔製造システムにおいて、
    乾燥室の内部の搬送経路の上流側だけに海苔生地が存在している状態(初期運転状態)では、加温機の出力を徐々に上昇させ、
    その後、乾燥室の内部の搬送経路の全てに海苔生地が存在している状態(通常運転状態)では、加温機の出力を最大とし、
    その後、乾燥室の内部の搬送経路の下流側だけに海苔生地が存在している状態(終期運転状態)では、加温機の出力を徐々に下降させ、
    前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記初期運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記初期運転状態で加温機の出力を徐々に上昇させ、
    建屋の外部の気温が低下した場合や建屋の内外の気温差が増大した場合であって、建屋の外部の湿度が上昇した場合には、加温機の出力の最大値を増大させないか増大幅を抑制する
    ように制御することを特徴とする海苔製造システム。
  2. 前記通常運転状態における加温機の出力の最大値を、前記通常運転状態における建屋の外部の気温に応じて変更し、変更後の最大値となるように前記終期運転状態で加温機の出力を徐々に下降させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の海苔製造システム。
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