JP6710571B2 - 下地材及び間仕切壁 - Google Patents

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この発明は、間仕切壁などの板材が固定される下地材及びこの下地材を用いた間仕切壁に関する。
物流倉庫などの大規模建築物に用いられる大型の間仕切壁は、所定間隔に配設された鋼製下地材に石膏ボードなどの板材をビス止めすることにより施工されることが多い。特に、物流倉庫などの大規模建築物に用いられる大型の間仕切壁は、一般的な間仕切壁よりも高い強度が求められる。
そこで、特許文献1では、断面C字状又は断面矩形状の下地材において、その内側にインナー部材を配置することで、下地材の耐力向上を図っている。また、特許文献2では、構成下地材の板厚を1.38mm以上、好ましくは2.05mm以上とすることで、下地材の耐力向上を図っている。
特開2007−315064号公報 特開2013−040438号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、下地材とは別にインナー部材が必要となる。このため、下地材とインナー部材とを組み立てるための工数が増えてしまい、製造コストが高くなるという問題がある。
また、特許文献2に記載された技術では、下地材の板厚が1.38mm以上、好ましくは2.05mm以上としているため、JIS規格及び一般的な下地材の板厚である0.8mmよりも大幅に厚くなる。これにより、材料費及び施工費が高くなるという問題がある。しかも、通常、石膏ボードなどの板材は、ビス止めにより下地材に固定されるが、下地材の板厚が1.38mm以上となると、通常の方法ではビスが下地材を貫通しない。このような下地材に板材を固定するためには、専用のビスを用いたり特殊な施工技術を用いたりする必要がある。このため、施工性が悪くなって施工のスピードが落ちるとともに施工品質の管理が難しいという問題もある。
そこで、本発明は、下地材の耐力向上を図りつつ、コストの上昇を抑制できるとともに簡易に施工できる下地材及び間仕切壁を提供することを目的とする。
本発明に係る下地材は、屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、下地材の外周面をなして両端部が互いに接合された管状の外周部と、両端部が接合された接合部から離間した位置において外周部から外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備える。
本発明に係る下地材では、下地材の外周面をなす管状の外周部から内側に折り畳まれた折畳部を備えるため、部品点数を増やしたり下地材の板厚を厚くしたりしなくても、下地材の断面積を増やすことができる。これにより、下地材の断面二次モーメントが向上するため、下地材の耐力が向上する。また、下地材の板厚を厚くしないことで、通常のビス止めにより、石膏ボードなどの板材を下地材に固定することができる。これにより、板材を簡易に固定することができる。しかも、折畳部が、外周部の接合部から離間した位置に設けられるため、折畳部の配置自由度が高くなる。これにより、要求される耐力方向に応じて折畳部を配置することで、効率よく耐力を向上させることができる。しかも、折畳部が接合部から離間しているため、複雑な工程を経ることなく折畳部を形成することができる。
本発明に係る下地材は、屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、下地材の外周面をなして互いに離間した開放端を有する断面C字状の外周部と、開放端から離間した位置において外周部から外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備える。
本発明に係る下地材では、下地材の外周面をなす断面C字状の外周部から内側に折り畳まれた折畳部を備えるため、部品点数を増やしたり下地材の板厚を厚くしたりしなくても、下地材の断面積を増やすことができる。これにより、下地材の断面二次モーメントが向上するため、下地材の耐力が向上する。また、下地材の板厚を厚くしないことで、通常のビス止めにより、石膏ボードなどの板材を下地材に固定することができる。これにより、板材を簡易に固定することができる。しかも、折畳部が、開放端から離間した位置に設けられるため、折畳部の配置自由度が高くなる。これにより、要求される耐力方向に応じて折畳部を配置することで、効率よく耐力を向上させることができる。
上記の下地材において、折畳部は、外周部に接続された第一折畳部と、第一折畳部に対して折り返されて、外周部に接続された第二折畳部と、を有してもよい。この下地材では、折畳部が第一折畳部と第二折畳部とを互いに折り返した単純な構成であるため、下地材を容易に作成することができる。
また、上記の下地材において、折畳部は、外周部に複数設けられてもよい。この下地材では、折畳部が外周部に複数設けられるため、部品点数の増加を伴わずに、下地材の耐力を更に高めることができる。
また、上記の下地材において、折畳部は、外周部に重ねられていてもよい。この下地材では、折畳部が外周部に重ねられているため、当該部分において、局部的に下地材の板厚を仮想的に厚くすることができる。これにより、耐力が要求される位置のみ板厚を仮想的に厚くすることができるため、コスト増加の抑制及び施工の簡便性を確保しつつ、下地材の耐力を向上することができる。
また、上記の下地材において、折畳部は、外周部の折畳部が重ねられている部分と接合されていてもよい。この下地材では、折畳部が外周部に重ねられているだけでなく外周部に接合されているため、外周部に対して折畳部が開くのを防止することができるとともに、下地材の耐力を更に向上することができる。
また、上記の下地材において、折畳部は、外周部から離間する方向に延びていてもよい。この下地材では、折畳部が外周部から離間する方向に延びているため、折畳部の外周部に対する屈曲角度を、180°よりも小さくすることができる。これにより、下地材の製造容易性を高めることができる。
また、上記の下地材において、外周部は、下地材の延在方向と直交する断面において、複数の角部を有しており、折畳部は、外周部の角部に設けられてもよい。この下地材では、折畳部が外周部の角部に設けられているため、当該角部を起点にした下地材の局部的な座屈を抑制することができる。
また、上記の下地材において、折畳部は、外周部の全ての角部に設けられてもよい。この下地材では、折畳部が外周部の全ての角部に設けられているため、当該角部を起点にした下地材の局部的な座屈を更に抑制することができる。
また、上記の下地材において、外周部は、下地材の延在方向と直交する断面において、長辺断面部と、長辺断面部よりも短い短辺断面部と、を有しており、折畳部は、長辺断面部に設けられてもよい。この下地材では、短辺断面部よりも屈曲しやすい長辺断面部に折畳部が設けられているため、下地材の耐力を効果的に向上することができる。
本発明に係る間仕切壁は、上記の何れかの下地材と、下地材に固定された板材と、を備える。
本発明に係る間仕切壁では、上述した下地材を備えるため、下地材の耐力向上を図りつつ、コストの上昇を抑制できるとともに簡易に施工することができる。
本発明によれば、下地材の耐力向上を図りつつ、コストの上昇を抑制できるとともに簡易に施工できる。
第一実施形態に係る下地材を用いた間仕切壁を示す一部破断斜視図である。 間仕切壁の一部を拡大した横断面図である。 下地材を示す横断面図である。 下地材の一部を拡大した横断面図である。 下地材の製造方法を説明するための図である。 第二実施形態に係る下地材を用いた間仕切壁の一部を拡大した横断面図である。 下地材を示す横断面図である。 下地材の一部を拡大した横断面図である。 第三実施形態に係る下地材を示す横断面図である。 変形例に係る下地材を示す横断面図である。 変形例に係る下地材を示す横断面図である。 変形例に係る下地材を示す横断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る下地材及び間仕切壁について詳細に説明する。本実施形態は、本発明に係る下地材を、物流倉庫などの大規模建築物に用いられる間仕切壁及びその下地材に適用したものである。下記の説明において、上下の方向は、間仕切壁を施工した状態における上下の方向をいう。なお、全図中、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る下地材を用いた間仕切壁を示す一部破断斜視図である。図2は、間仕切壁の一部を拡大した横断面図である。図1及び図2に示すように、間仕切壁1は、下側ランナ2と、上側ランナ3と、下側ランナ2と上側ランナ3との間に配置される複数の下地材10と、複数の下地材10の振れ止めを行う振れ止め5と、複数の下地材10に固定されて空間の間仕切りを行う板材6と、を備える。
下側ランナ2は、上方に開口された断面コ字状のレール部材であり、打ち込みピンなどで床面に固定される。
上側ランナ3は、下方に開口された断面コ字状のレール部材であり、タッピングビスや溶接などで鉄骨や天井下地等に固定される。
下地材10は、下側ランナ2と上側ランナ3との間で上下方向に延在される。また、下側ランナ2と上側ランナ3との間には、複数の下地材10が、互いに所定間隔を隔てるように並設される。下地材10の下端部は、下側ランナ2に固定され、下地材10の上端部は、上側ランナ3に固定される。
振れ止め5は、下地材10の延在方向と直交する方向(下側ランナ2及び上側ランナと平行な方向)に延在するとともに、下地材10に形成したパンチング穴に挿通されて下地材10に固定される。下地材10に対する振れ止め5の固定は、スペーサ等の部材(不図示)を用いてもよい。
板材6は、石膏ボードなどの板状の部材である。板材6は、ビス7を板材6から下地材10にねじ込むビス止めにより、下地材10に固定される。なお、図面に示した間仕切壁1は、下地材10の両面に板材6を固定しているが、板材6は、下地材10の一方の面にのみ固定されていてもよい。
次に、下地材10について詳しく説明する。
図3は、下地材を示す横断面図である。図1〜図3に示すように、下地材10は、屈曲された金属板で構成される長尺の部材である。下地材10を構成する金属板は、建築用下地材として適用可能な金属であれば特に限定されるものではないが、例えば、一般的に流通している鋼板を用いることができる。
下地材10は、外周部11と、複数の折畳部12と、を備える。
外周部11は、下地材10の外周面をなす管状の部位である。外周部11は、矩形の金属板が屈曲されて、その両端部が互いに接合されている。このため、外周部11は、下地材10の延在方向と直交する方向の断面において、両端部が接合された一つの接合部13を備える。接合部13では、カシメ、エンボス加工、接着、溶接等により、外周部11の両端部が接合されている。
外周部11は、断面矩形状に形成されている。つまり、外周部11は、対向する一対の長辺断面部11a,11bと、対向する一対の短辺断面部11c,11dと、を備える。下地材10の延在方向と直交する方向の断面において、長辺断面部11a,11bは、外周部11の長辺をなして、間仕切壁1の壁面に対して直交する方向に延びる。そして、長辺断面部11a,11bには、上述した接合部13が設けられる。また、下地材10の延在方向と直交する方向の断面において、短辺断面部11c,11dは、外周部11の短辺をなす。そして、短辺断面部11c,11dは、間仕切壁1の壁面側に向けられて、板材6が固定される。
また、外周部11は、長辺断面部11a,11bと短辺断面部11c,11dとを接続する4つの角部14(14A〜14D)を備える。下地材10の延在方向と直交する方向の断面において、角部14Aは、長辺断面部11aと短辺断面部11cとを直角に接続する。角部14Bは、長辺断面部11aと短辺断面部11dとを直角に接続する。角部14Cは、長辺断面部11bと短辺断面部11cとを直角に接続する。角部14Dは、長辺断面部11bと短辺断面部11dとを直角に接続する。
図4は、下地材の一部を拡大した横断面図である。図3及び図4に示すように、折畳部12は、接合部13から離間した位置において外周部11から外周部11の内側に折り畳まれた部位である。折畳部12は、第一折畳部12aと、第二折畳部12bと、を備える。
第一折畳部12aは、外周部11に接続されている。第二折畳部12bは、第一折畳部12aに対して折り返されて、外周部11に接続されている。また、第一折畳部12aは、外周部11に対して折り返されている。ここで、折り返されるとは、約180°に折り曲げられていることを意味する。このため、第一折畳部12aは、第二折畳部12bに重ね合わされている。また、折畳部12は、外周部11に重ねられている。
折畳部12は、外周部11に形成された四つの全ての角部14に設けられている。また、折畳部12は、長辺断面部11a,11bに設けられている。ここで、折畳部12が角部14に設けられるとは、折畳部12の少なくとも一部が、角部14に位置することを意味する。また、折畳部12が長辺断面部11a,11bに設けられるとは、折畳部12の少なくとも一部が、長辺断面部11a,11bに重ね合わされていることを意味する。
具体的に説明すると、長辺断面部11aと短辺断面部11cとの間の角部14Aに設けられる折畳部12Aは、角部14Aから外周部11の内側に折り畳まれている。そして、折畳部12Aの一方の第一折畳部12aが、長辺断面部11aに重ね合わされている。長辺断面部11aと短辺断面部11dとの間の角部14Bに設けられる折畳部12Bは、角部14Bから外周部11の内側に折り畳まれている。そして、折畳部12Bの一方の第一折畳部12aが、長辺断面部11aに重ね合わされている。長辺断面部11bと短辺断面部11cとの間の角部14Cに設けられる折畳部12Cは、角部14Cから外周部11の内側に折り畳まれている。そして、折畳部12Cの一方の第一折畳部12aが、長辺断面部11bに重ね合わされている。長辺断面部11bと短辺断面部11dとの間の角部14Dに設けられる折畳部12Dは、角部14Dから外周部11の内側に折り畳まれている。そして、折畳部12Dの一方の第一折畳部12aが、長辺断面部11bに重ね合わされている。
なお、折畳部12は、外周部11に対して折り畳まれているだけでも良いが、外周部11の当該折畳部12が重ねられている部分とカシメ、エンボス加工、接着、溶接等により接合されていてもよい。また、折畳部12の長さ(第一折畳部12a及び第二折畳部12bの長さ)は、特に限定されるものではないが、隣り合う折畳部12の間に、板材6を固定するためのビス7を貫通させることができる程度の隙間が形成されることが好ましい。なお、上述したように、折畳部12は、接合部13から離間した位置に設けられるため、接合部13に到達しない長さに形成される。
次に、図5を参照して、下地材10の成形方法について説明する。
図5は、下地材の製造方法を説明するための図である。図5に示すように、下地材10を成型する際は、まず、図5の(a)に示すように、矩形状の金属板10Aを用意する。次に、図5の(b)に示すように、ロールフォーミング成形により、金属板10Aを折畳部12となる位置で折り畳み、四つの折畳部12が形成された中間成形物10Bを作成する。次に、図5の(c)に示すように、ロールフォーミング成形により、中間成形物10Bを角部14となる位置で屈曲し、一対の長辺断面部11a,11b及び一対の短辺断面部11c,11dを形成する。そして、カシメ、エンボス加工、接着、溶接等により両端部を接合し、接合部13を形成する。これにより、下地材10の成形が完成する。
このように、本実施形態では、下地材10が、下地材10の外周面をなす管状の外周部11から内側に折り畳まれた折畳部12を備えるため、部品点数を増やしたり下地材10の板厚を厚くしたりしなくても、下地材10の断面積を増やすことができる。これにより、下地材10の断面二次モーメントが向上するため、下地材10の耐力が向上する。また、下地材10の板厚を厚くしないことで、通常のビス止めにより、石膏ボードなどの板材6を下地材10に固定することができる。これにより、板材6を簡易に固定することができる。しかも、折畳部12が、外周部11の接合部13から離間した位置に設けられるため、折畳部12の配置自由度が高くなる。これにより、要求される耐力方向に応じて折畳部12を配置することで、効率よく耐力を向上させることができる。しかも、折畳部12が接合部13から離間しているため、複雑な工程を経ることなく折畳部12を形成することができる。
また、折畳部12が第一折畳部12aと第二折畳部12bとを互いに折り返した単純な構成であるため、下地材10を容易に作成することができる。
また、折畳部12が外周部11に複数設けられるため、部品点数の増加を伴わずに、下地材10の耐力を更に高めることができる。
また、折畳部12が外周部11に重ねられているため、当該部分において、局部的に下地材10の板厚を仮想的に厚くすることができる。これにより、耐力が要求される位置のみ板厚を仮想的に厚くすることができるため、コスト増加の抑制及び施工の簡便性を確保しつつ、下地材10の耐力を向上することができる。
また、折畳部12が外周部11に重ねられているだけでなく外周部11に接合されている場合は、外周部11に対して折畳部12が開くのを防止することができるとともに、下地材10の耐力を更に向上することができる。
また、折畳部12が外周部11の角部14に設けられているため、当該角部14を起点にした下地材10の局部的な座屈を抑制することができる。更に、折畳部12が外周部11の全ての角部14に設けられているため、当該角部14を起点にした下地材10の局部的な座屈を更に抑制することができる。
また、短辺断面部11c,11dよりも屈曲しやすい長辺断面部11a,11bに折畳部12が設けられているため、下地材10の耐力を効果的に向上することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態は、基本的に第一実施形態と同様であり、下地材の断面形状が異なる点のみ、第一実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第一実施形態と相違する事項のみを説明し、第一実施形態と同様の事項の説明を省略する。
図6は、第二実施形態に係る下地材を用いた間仕切壁の一部を拡大した横断面図である。図7は、下地材を示す横断面図である。図8は、下地材の一部を拡大した横断面図である。図6〜図8に示すように、本実施形態に係る下地材20は、屈曲された金属板で構成される長尺の部材である。
下地材20は、外周部21と、複数の折畳部22と、を備える。
外周部21は、下地材20の外周面をなす部位である。外周部21は、矩形の金属板が屈曲されて、互いに離間した開放端23a,23bを有する断面C字状に形成されている。
外周部21は、長辺断面部21aと、一対の短辺断面部21b,21cと、一対のリップ部21d,21eと、を備える。下地材20の延在方向と直交する方向の断面において、長辺断面部21aは、間仕切壁1の壁面に対して直交する方向に直線状に延びる。また、下地材20の延在方向と直交する方向の断面において、短辺断面部21b,21cは、長辺断面部21aよりも短く、長辺断面部21aの両端から長辺断面部21aと直交する方向に延びる。そして、短辺断面部21b,21cは、間仕切壁1の壁面側に向けられて、板材6が固定される。また、下地材20の延在方向と直交する方向の断面において、リップ部21d,21eは、短辺断面部21b,21cの先端から短辺断面部21b,21cと直交する方向に延びる。リップ部21dの開放端23aとリップ部21eの開放端23bとは、互いに接続されることなく離間している。
また、外周部21は、長辺断面部21aと短辺断面部21b,21cとを接続する2つの角部24(24A、24B)と、短辺断面部21b,21cとリップ部21d,21eとを接続する2つの角部24(24C、24D)と、を備える。下地材20の延在方向と直交する方向の断面において、角部24Aは、長辺断面部21aと短辺断面部21bとを直角に接続する。角部24Bは、長辺断面部21aと短辺断面部21cとを直角に接続する。角部24Cは、短辺断面部21bとリップ部21dとを直角に接続する。角部24Dは、短辺断面部21cとリップ部21eとを直角に接続する。
図7は、下地材の一部を拡大した横断面図である。図7及び図8に示すように、折畳部22は、開放端23a,23bから離間した位置において外周部21から外周部21の内側に折り畳まれた部位である。折畳部22は、第一折畳部22aと、第二折畳部22bと、を備える。
第一折畳部22aは、外周部21に接続されている。第二折畳部22bは、第一折畳部22aに対して折り返されて、外周部21に接続されている。また、第一折畳部22aは、外周部21に対して折り返されている。このため、第一折畳部22aは、第二折畳部22bに重ね合わされている。また、折畳部22は、外周部21に重ねられている。
折畳部22は、外周部21に形成された四つの全ての角部24に設けられている。また、折畳部22は、長辺断面部21aに設けられている。具体的に説明すると、長辺断面部21aと短辺断面部21bとの間の角部24Aに設けられる折畳部22Aは、角部24Aから外周部21の内側に折り畳まれている。そして、折畳部22Aの一方の第一折畳部22aが、長辺断面部21aに重ね合わされている。長辺断面部21aと短辺断面部21cとの間の角部24Bに設けられる折畳部22Bは、角部24Bから外周部21の内側に折り畳まれている。そして、折畳部22Bの一方の第一折畳部22aが、長辺断面部21aに重ね合わされている。短辺断面部21bとリップ部21dとの間の角部24Cに設けられる折畳部22Cは、角部24Cから外周部21の内側に折り畳まれている。そして、折畳部22Cの一方の第一折畳部22aが、リップ部21dに重ね合わされている。短辺断面部21cとリップ部21eとの間の角部24Dに設けられる折畳部22Dは、角部24Dから外周部21の内側に折り畳まれている。そして、折畳部22Dの一方の第一折畳部22aが、リップ部21eに重ね合わされている。
なお、折畳部22は、外周部21に対して折り畳まれているだけでも良いが、外周部21に対して、エンボス加工、接着、溶接等により接合されていてもよい。また、折畳部22の長さ(第一折畳部22a及び第二折畳部22bの長さ)は、特に限定されるものではないが、隣り合う折畳部22の間に、板材6を固定するためのビス7を貫通させることができる程度の隙間や、振れ止め5を挿通するためのパンチング穴を形成できる程度の隙間が形成されることが好ましい。なお、上述したように、折畳部22は、開放端23a,23bから離間した位置に設けられるため、開放端23a,23bに到達しない長さに形成される。
このように、本実施形態では、下地材20が、下地材20の外周面をなす断面C字状の外周部21から内側に折り畳まれた折畳部22を備えるため、部品点数を増やしたり下地材20の板厚を厚くしたりしなくても、下地材20の断面積を増やすことができる。これにより、下地材20の断面二次モーメントが向上するため、下地材20の耐力が向上する。また、下地材20の板厚を厚くしないことで、通常のビス止めにより、石膏ボードなどの板材6を下地材20に固定することができる。これにより、板材6を簡易に固定することができる。しかも、折畳部22が、外周部21の開放端23a,23bから離間した位置に設けられるため、折畳部22の配置自由度が高くなる。これにより、要求される耐力方向に応じて折畳部22を配置することで、効率よく耐力を向上させることができる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態に係る下地材について説明する。第三実施形態は、基本的に第一実施形態と同様であり、下地材の断面形状が異なる点のみ、第一実施形態と相違する。このため、以下の説明では、第一実施形態と相違する事項のみを説明し、第一実施形態と同様の事項の説明を省略する。
図9は、第三実施形態に係る下地材を示す横断面図である。図9に示すように、下地材30は、屈曲された金属板で構成される長尺の部材である。
下地材30は、外周部31と、複数の折畳部32と、を備える。
外周部31は、下地材30の外周面をなす管状の部位である。外周部31は、第一実施形態の接合部13に対応する接合部33が形成されている。また、外周部31は、断面矩形状に形成されており、第一実施形態の長辺断面部11a,11bに対応する長辺断面部31a,31bと、第一実施形態の短辺断面部11c,11dに対応する短辺断面部31c,31dと、第一実施形態の4つの角部14(14A〜14D)に対応する4つの角部44(44A〜44D)と、を備える。
折畳部32は、接合部33から離間した位置において外周部31から外周部31の内側に折り畳まれた部位である。折畳部32は、第一折畳部32aと、第二折畳部32bと、を備える。
第一折畳部32aは、外周部31に接続されている。第二折畳部32bは、第一折畳部32aに対して折り返されて、外周部31に接続されている。このため、第一折畳部32aは、第二折畳部32bに重ね合わされている。一方、第一折畳部32a及び第二折畳部32bは、外周部31に重ね合わされることなく、外周部31に対して直交する方向に折り曲げられている。このため、折畳部32は、外周部31から離間する方向に延びている。
折畳部32は、外周部31に形成された四つの全ての角部34の近傍に設けられている。また、折畳部32は、長辺断面部31a,31bに設けられている。具体的に説明すると、長辺断面部31aと短辺断面部31cとの間の角部34Aの近傍に設けられる折畳部32Aは、長辺断面部31aから外周部31の内側に折り畳まれている。そして、折畳部32Aは、長辺断面部31aと直交する方向(短辺断面部31cと平行な方向)に延びている。長辺断面部31aと短辺断面部31dとの間の角部34Bの近傍に設けられる折畳部32Bは、長辺断面部31aから外周部31の内側に折り畳まれている。そして、折畳部32Bは、長辺断面部31aと直交する方向(短辺断面部31dと平行な方向)に延びている。長辺断面部31bと短辺断面部31cとの間の角部34Cの近傍に設けられる折畳部32Cは、長辺断面部31bから外周部31の内側に折り畳まれている。そして、折畳部32Cは、長辺断面部31bと直交する方向(短辺断面部31cと平行な方向)に延びている。長辺断面部31bと短辺断面部31dとの間の角部34Dの近傍に設けられる折畳部32Dは、長辺断面部31bから外周部31の内側に折り畳まれている。そして、折畳部32Dは、長辺断面部31bと直交する方向(短辺断面部31dと平行な方向)に延びている。
このように、本実施形態では、下地材30の折畳部32が外周部31から離間する方向に延びているため、折畳部32の外周部31に対する屈曲角度を、180°よりも小さくすることができる。これにより、下地材30の製造容易性を高めることができる。
本発明は上記した本実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、折畳部が4つ設けられるものとして説明したが、折畳部は1つ設けられていてもよく、複数設けられていてもよい。例えば、図10の(a)に示す下地材40A及び図10の(b)に示す下地材40Bのように、それぞれ折畳部42A及び折畳部42Bを2個設けてもよい。この場合、耐力バランスを図るため、折畳部42A及び折畳部42Bは、対向する角部に設けることが好ましい。また、図11の(a)に示す下地材40C及び図11の(b)に示す下地材40Dのように、それぞれ折畳部42C及び折畳部42Dを1個のみ設けてもよい。この場合、耐力バランスを図るため、図11の(a)に示す下地材40Cでは、折畳部42Cを、接合部43Cが設けられていない長辺断面部41bCに設けることが好ましい。同様に、図11の(b)に示す下地材40Dでは、折畳部42Cを、長辺断面部41bDに設けることが好ましい。
また、上記実施形態では、折畳部が外周部から離間する方向に延びる場合、折畳部が外周部に対して直交する方向に延びるものとして説明したが、外周部に対する折畳部の向きは特に限定されるものではない。例えば、図12の(a)に示す下地材40E及び図12の(b)に示す下地材40Fのように、それぞれ折畳部42E及び折畳部42Fが外周部41E及び外周部41Fに対して傾斜する方向に延びてもよい。
また、上記実施形態では、外周部の具体的な断面形状について説明したが、外周部の断面形状は特に限定されるものではない。例えば、管状の外周部の場合、断面多角形としてもよい。また、断面C字状の外周部の場合、リップ部を湾曲させてもよい。
また、上記実施形態では、下地材を間仕切壁に適用したものとして説明したが、下地材の適用場所は特に限定されるものではなく、天井の下地材や、外壁の下地材に適用してもよい。
また、上記実施形態では、間仕切壁は、振れ止めを備えるものとして説明したが、必ずしも振れ止めを備えなくてもよい。例えば、断面矩形状の下地材を用いる場合は、振れ止めを用いず、断面C字状の下地材を用いる場合は、振れ止めを用いてもよい。
1…間仕切壁、2…下側ランナ、3…上側ランナ、5…振れ止め、6…板材、7…ビス、10…下地材、10A…金属板、10B…中間成形物、11…外周部、11a,11b…長辺断面部、11c,11d…短辺断面部、12(12A〜12D)…折畳部、12a…第一折畳部、12b…第二折畳部、13…接合部、14(14A〜14D)…角部、20…下地材、21…外周部、21a…長辺断面部、21b,21c…短辺断面部、21d,21e…リップ部、22(22A〜22D)…折畳部、22a…第一折畳部、22b…第二折畳部、23a,23b…開放端、24(24A〜24D)…角部、30…下地材、31…外周部、31a,31b…長辺断面部、31c,31d…短辺断面部、32(32A〜32D)…折畳部、32a…第一折畳部、32b…第二折畳部、33…接合部、34(34A〜34D)…角部、40A,40B,40C,40D,40E,40F…下地材、41E,41F…外周部、41bC,41bD…長辺断面部、42A,42B,42C,42D,42E,42F…折畳部、43C…接合部、44…角部。

Claims (11)

  1. 屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、
    前記下地材の外周面をなして両端部が互いに接合された管状の外周部と、
    前記両端部が接合された接合部から離間した位置において前記外周部から前記外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備え
    前記外周部は、前記下地材の延在方向と直交する断面において、一対の第一断面部と、一対の第二断面部と、前記一対の第一断面部と前記一対の第二断面部とをそれぞれ接続する4つの角部と、を有しており、
    前記折畳部は、前記外周部の前記角部に設けられて、前記接合部がある前記第一断面部に重ねられて、前記接合部がない前記第二断面部に重ねられていない、
    下地材。
  2. 屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、
    前記下地材の外周面をなして互いに離間した開放端を有する断面C字状の外周部と、
    前記開放端から離間した位置において前記外周部から前記外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備え
    前記外周部は、前記下地材の延在方向と直交する断面において、第一断面部と、前記第一断面部の両端から延びる一対の第二断面部と、前記一対の第二断面部のそれぞれの先端から延びる一対のリップ部と、前記第一断面部と前記一対の第二断面部とを接続する2つの角部と、前記一対の第二断面部と前記一対のリップ部とをそれぞれ接続する2つの角部と、を有しており、
    前記折畳部は、前記外周部の前記角部に設けられて、前記第一断面部及び前記リップ部に重ねられて、前記第二断面部に重ねられていない、
    下地材。
  3. 前記折畳部は、
    前記外周部に接続された第一折畳部と、
    前記第一折畳部に対して折り返されて、前記外周部に接続された第二折畳部と、を有する、
    請求項1又は2に記載の下地材。
  4. 前記折畳部は、前記外周部の当該折畳部が重ねられている部分と接合されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の下地材。
  5. 屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、
    前記下地材の外周面をなして両端部が互いに接合された管状の外周部と、
    前記両端部が接合された接合部から離間した位置において前記外周部から前記外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備え、
    前記外周部は、前記下地材の延在方向と直交する断面において、一対の第一断面部と、一対の第二断面部と、前記一対の第一断面部と前記一対の第二断面部とをそれぞれ接続する4つの角部と、を有しており、
    前記折畳部は、前記外周部の前記角部に設けられて、前記外周部から離間する方向に延びている、
    下地材。
  6. 屈曲された金属板で構成される長尺の下地材であって、
    前記下地材の外周面をなして互いに離間した開放端を有する断面C字状の外周部と、
    前記開放端から離間した位置において前記外周部から前記外周部の内側に折り畳まれた折畳部と、を備え、
    前記外周部は、前記下地材の延在方向と直交する断面において、第一断面部と、前記第一断面部の両端から延びる一対の第二断面部と、前記一対の第二断面部のそれぞれの先端から延びる一対のリップ部と、前記第一断面部と前記一対の第二断面部とを接続する2つの角部と、前記一対の第二断面部と前記一対のリップ部とをそれぞれ接続する2つの角部と、を有しており、
    前記折畳部は、前記外周部の前記角部に設けられて、前記外周部から離間する方向に延びている、
    下地材。
  7. 前記接合部は、前記第一断面部に設けられている、
    請求項1又は5に記載の下地材。
  8. 前記第二断面部は、板材が固定される、
    請求項1〜7の何れか一項に記載の下地材。
  9. 前記第一断面部は、長辺断面部であり、
    前記第二断面部は、前記長辺断面部よりも短い短辺断面部である、
    請求項1〜8の何れか一項に記載の下地材。
  10. 請求項1〜の何れか一項に記載された下地材と、
    前記下地材に固定された板材と、を備える、
    間仕切壁。
  11. 前記板材は、前記第二断面部に固定される、
    請求項10に記載の間仕切壁。
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