JP6710171B2 - 位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置及び成形型投入方法 - Google Patents

位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置及び成形型投入方法 Download PDF

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本発明は、品質のばらつきが少なく、繊維強化樹脂成形体を製造するための位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置及び成形型投入方法に関する。
繊維強化樹脂成形体は、例えば、混練装置で繊維と樹脂との混練物を製造し、この混練物を成形装置で成形することにより製造される。このような製造装置は、例えば、特公平6−94130号公報(特許文献1)に開示されている。
具体的には、この特許文献1には、熱可塑性樹脂と強化用繊維とを混練する押出し装置と、混練物を所定の寸法及び形状に成形する予成形装置と、この予成形装置で成形された予成形押出物を成形する圧縮成形機と、予成形押出物を圧縮成形機まで搬送するコンベヤ装置とを備えている装置が開示されている。
特公平6−94130号公報
しかしながら、本発明者は、上記特許文献1の装置では、一直線に延びるコンベヤ装置によって予成形押出物を圧縮成形機まで搬送しており、繊維強化樹脂成形体の特性が悪くなる場合があるという問題に着目した。また一定厚み、および重量の予成形押出物を圧縮成形機に投入するため、特殊な形状、例えば箇所により厚みが相違する、つまり必要な重量が成形物の任意箇所で相違するような成形体を安定して得ることは困難である。そこで、繊維強化樹脂成形体の特性を向上する、位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置及び成形型投入方法を提供することを課題とする。
本発明者は、成形体の物性を安定させるためには、金型の所定位置に如何に精度よく混練物を投入するかが重要であるということに着目した。金型に投入した位置により混練物の流動挙動が変化し、混練物中の繊維の配向は流動挙動に大きく依存することを突き止めた。成形物を複雑な形状に出来る自由度は、軽量化部品の創出に非常に有効な手段であるが、本発明の製造方法は、約1分〜3分に一つの部品を製造できる量産性を特徴としている。この特徴を発現するため、金型は混練物が固化する融点以下の温度に設定される。金型に混練物を投入すると同時に混練物の表面は、冷却固化を開始するため、必要な流動距離が長くなる軽量化に有効な複雑な形状や肉厚が大きく変化する形状には適用が困難である。具体的には全ての形状に混練物が充填されるまでに混練物が冷却固化してしまう現象が発生する。複数の混練物を同時に金型に投入することは本問題を解決する有効な手段ではあるが、混練物を金型の所定位置に精度よく投入することが難しく、複数個の材料が合流する地点(以下ウェルドライン)が、部品毎に相違することにつながり、安定した品質を確保することができない。本発明者は、金型へ投入する位置精度を高めることにより繊維の配向を制御して品質を安定にすることができるという着想に至り、本発明を完成させた。また複数の混練物を精度よく、また任意の位置に、同時に投入する機構を発明することで、軽量化に有効な複雑な形状を安定した品質で成形できることを見出した。
すなわち、本発明の位置決め装置は、混練装置から吐出された繊維と樹脂との混練物を裁断する裁断装置の下流側に配置される装置であって、裁断装置で裁断された裁断混練物を搬送する搬送手段と、この搬送手段から搬送された複数の裁断混練物を、成形型に投入するパターンに位置決めする位置決め手段とを備えている。
本発明の繊維強化樹脂成形体の製造装置は、繊維と樹脂との混練物を製造する混練装置と、混練物を裁断して、裁断混練物を生成する裁断装置と、この裁断装置の下流側に配置されるとともに、裁断装置で裁断された裁断混練物を搬送する搬送手段と、この搬送手段から搬送された複数の裁断混練物を成形型に投入するパターンに位置決めする位置決め手段とを含む位置決め装置と、この位置決め手段により所定のパターンに位置決めされた裁断混練物を成形する成形装置と、位置決め手段により位置決めされた裁断混練物を、成形装置の成形型に投入する投入装置とを備えている。
本発明の成形型投入方法は、混練装置から吐出された繊維と樹脂との混練物を裁断装置で裁断することにより、裁断混練物を生成する工程と、搬送手段により裁断混練物を搬送する工程と、搬送された裁断混練物を成形型に投入するパターンに位置決めする工程と、位置決めされた裁断混練物を成形型に投入する工程とを備えている。
本発明の位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置、及び成形型投入方法によれば、位置決め手段により、適切な大きさに切断された裁断混練物を所定のパターンに位置決めすることができる。このため、複数の裁断混練物を位置決めされたパターンのまま成形型に投入することができるので、複数の裁断混練物を成形型に適切に投入することができる。したがって、本発明の位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置、及び成形型投入方法を用いることによって、繊維強化樹脂成形体の特性を向上することができる。
本発明の位置決め装置及び繊維強化樹脂成形体の製造装置において好ましくは、位置決め手段は、裁断混練物の搬送方向と同方向に裁断混練物を移送するX方向移送位置決め手段を含んでいる。本発明の成形型投入方法において好ましくは、位置決めする工程は、第X方向移送位置決め手段により、搬送する工程における裁断混練物の搬送方向と同方向に移送する工程を含んでいる。
本発明の位置決め装置及び繊維強化樹脂成形体の製造装置において好ましくは、位置決め手段は、裁断混練物の搬送方向と交差する方向に裁断混練物を移送するY方向移送位置決め手段を含んでいる。本発明の成形型投入方法において好ましくは、位置決めする工程は、Y方向移送位置決め手段により、搬送する工程における裁断混練物の搬送方向と交差する方向に裁断混練物を移送する工程を含んでいる。
X方向移送位置決め手段及び/またはY方向移送位置決め手段によって、裁断混練物の搬送方向と同方向及び/または交差する方向に、裁断混練物を搬送できるので、複数の裁断混練物を容易に位置決めできる。
本発明の位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置、及び成形型投入方法において好ましくは、搬送手段は、裁断混練物を加熱する加熱部材を含んでいる。これにより、搬送手段によって搬送される裁断混練物が硬化することを防止できる。
本発明の成形型投入方法及び繊維強化樹脂成形体の製造装置において好ましくは、投入装置は、位置決め手段により位置決めされた裁断混練物を把持して成形型に搬送するロボットハンドを含んでいる。ロボットハンドにより位置決めされた複数の裁断混練物を成形型に搬送できるので、容易に複数の裁断混練物を成形型に適切に投入することができる。
本発明の位置決め装置、繊維強化樹脂成形体の製造装置、及び成形型投入方法によれば、繊維強化樹脂成形体の特性を向上することができる。本発明によれば、製造が難しい厚み変化の大きな形状の物でも安定した製造を行うことができるので、設計形状の自由度が高く、軽量化効果の大きな繊維強化樹脂成形体を製作することができる。また、繊維強化樹脂成形体の繊維の配向を安定させることができるため、品質を安定させることができる。量産性を伴いながら、製品形状に応じて所定の位置に様々なパターンで混練物を同時に搬送できるため、複雑な形状でも品質の安定した成形を行うことができる。
本発明の実施の形態における繊維強化樹脂成形体の製造装置を側方から模式的に見た状態を示す図である。 本発明の実施の形態における繊維強化樹脂成形体の製造装置を上方から見た状態を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態における位置決め装置の要部拡大図である。 位置決め手段の動作およびロボットハンドの動作を説明するための図解図である。 裁断混練物の配置パターンを示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照符号を付しその説明は繰り返さない。また、本明細書において、原料が導入される方を上流側及び後方(図2において右側)とし、原料が排出される方を下流側及び前方(図2において左側)とする。
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態の繊維強化樹脂成形体の製造装置1について説明する。図1及び図2に示すように、本実施の形態の繊維強化樹脂成形体の製造装置1は、混練装置2と、裁断装置3と、位置決め装置100と、投入装置4と、成形装置5とを備えている。混練装置2は、樹脂と繊維との混練物を製造し、混練物を吐出する。裁断装置3は、吐出部から押し出された混練物を裁断して、裁断混練物を生成する。位置決め装置100は、裁断混練物を所定のパターンに位置決めする。投入装置4は、位置決めされた裁断混練物を例えばロボットハンドにより保持して成形装置5にまで運び、それを成形装置5の成形型に投入する。成形装置5は、裁断混練物を成形して、繊維強化樹脂成形体を製造する。
<混練装置>
混練装置2は、LFT−D(Long Fiber Thermoplastics - Direct)法により、熱可塑性樹脂に繊維が混入されてなる成形体材料としての混練物を製造する装置である。つまり、熱可塑性樹脂と複数本の連続した繊維の束とを導入し、繊維を裁断しながら開繊させ、樹脂と繊維とを混練して混練物を生成する。熱可塑性樹脂及び繊維は特に限定されないが、熱可塑性樹脂はポリアミド樹脂であることが好ましく、繊維はガラス繊維、炭素繊維などであることが好ましい。炭素繊維を用いた場合には、製造装置1において熱可塑性CFRP(炭素繊維強化プラスチック:Carbon Fiber Reinforced Plastics)成形体が製造される。
図1に示すように、混練装置2は、第1混練機10と、第2混練機20と、繊維供給部30とを含んでいる。第1混練機10は、熱可塑性樹脂と繊維とを混練する。第2混練機20は、第1混練機10に導入される熱可塑性樹脂を、第1混練機10内での繊維との混練に先立って、混練・溶融する。繊維供給部30は、第1混練機10に繊維を供給する。
第1混練機10は、混練軸11と、シリンダー12と、駆動部13aと、減速機13bと、堰体14と、ダイ15とを含んでいる。
混練軸11は、スクリュー11aと、回転軸11bとを有している。第1混練機10は、1本の混練軸11を有する単軸混練機であってもよく、複数本の混練軸11を含む多軸混練機であってもよいが、本実施の形態では、互いに並列に配置された2本の混練軸11を含んだ2軸混練機としている。2本の回転軸11bは、軸方向に相互に回転可能に配設されており、互いの回転方向は同じであってもよく、異なっていてもよい。
スクリュー11aは、回転することによって熱可塑性樹脂と繊維とを混練する。このスクリュー11aは、回転軸11bに組み込まれている。スクリュー11aは、混練軸11において上流側の端部と下流側の端部に配置されていれば特に限定されず、スクリュー11aのみが回転軸11bに組み込まれていてもよく、中間部にはパドルが組み込まれていてもよい。
この2本の混練軸11を内部に収容するようにシリンダー12が設けられている。シリンダー12と混練軸11との隙間は、熱可塑性樹脂及び/または繊維が通過する流路となる。シリンダー12は、第2混練機20から供給される熱可塑性樹脂を第1混練機10内に導入するための樹脂供給口12aと、繊維供給部30から供給される複数本の連続した繊維を第1混練機10内に導入するための繊維供給口12bとを有している。繊維供給口12bには、導入される連続した繊維を切断するための部材が設けられてもよいが、本実施の形態ではそのような部材は省略されており、繊維供給部30から導入される連続した繊維をそのまま第1混練機10内へ送る。
混練軸11の一方(上流側)の軸端には、混練軸11にトルクを分配する減速機13bを経由して駆動部13aが接続されている。減速機13bは、混練軸11を所定の回転速度で同期させて回転させる。
混練軸11の他方(下流側)の軸端側には、堰体14が接続されている。堰体14は、ブレーカープレートと中間軸受とを兼用でき、流路と交差する方向に延びるように配置されているので、熱可塑性樹脂と繊維との混練物に背圧を与える。
堰体14は、混練物の流路となる開口部を有している。本実施の形態の堰体14は、2本の混練軸11のスクリュー11aのそれぞれの回転方向に沿う円弧状の開口部を複数有している。開口部は、混練軸11ごとに対応して設けられている。
この堰体14においてスクリュー11aと反対側には、ダイ15が設けられている。ダイ15は、混練物を排出する吐出部15aを有している。
第2混練機20は、上述した第1混練機10のシリンダー12の樹脂供給口12aに導入される熱可塑性樹脂を予め溶融し、スクリュー21aを有する混練軸21と、シリンダー22と、駆動部23aと、減速機23bと、ホッパー24とを含んでいる。第2混練機20は、1本の混練軸21を有する単軸混練機であってもよく、複数本の混練軸21を含む多軸混練機であってもよい。混練軸21は、スクリュー21aのみが回転軸21bに組み込まれていてもよく、中間部にはスクリューに代えてパドルが組み込まれていてもよい。シリンダー22は、溶融された熱可塑性樹脂を第1混練機10に供給する吐出部22aを有している。駆動部23a及び減速機23bは、混練軸21を所定の回転速度で回転させる。ホッパー24は、混練軸21とシリンダー22との間で混練される熱可塑性樹脂の原料25を受ける。
繊維供給部30は、上述した第1混練機10のシリンダー12の繊維供給口12bに導入される繊維原料32を供給する。繊維供給部30は、複数本の連続する繊維の束が巻回された繊維原料32を載置する載置部31を含んでいる。載置部31は、繊維原料32から繊維の束の先端を取り出し、第1混練機10のシリンダー12の繊維供給口12bに導入するための第1及び第2案内部31a、31bを有している。
<裁断装置>
図1及び図2に示すように、裁断装置3は、混練物を前方に向けて押し出す混練装置2の吐出部15aに配置されている。裁断装置3は、混練装置2の吐出部15aから押し出された連続する混練物K1を、成形装置5の成形型50に投入する非連続的な裁断混練物K2に計量を伴って変えるためのものである。
図1に示すように、裁断装置3は、裁断刃36と、制御部37と、第1コンベア33と、第2コンベアとを含んでいる。
裁断刃36は、吐出部15aから押し出されて前方に移動する長尺の混練物K1を、裁断する。この裁断刃36は、吐出部15aから押し出される混練物K1の上方に配置され、混練物K1に対して上方から下方に向けて移動されることにより、混練物K1を裁断する。裁断刃36の上流側の面には、混練物の熱融着を防止するように表面処理されている。
制御部37は、裁断刃36の裁断動作を制御する。制御部37は、前方に押し出される混練物K1に対して直交するように裁断刃36を移動させてもよく、混練物K1に対して傾斜するように裁断刃36を移動させてもよい。このような裁断刃36の移動を補助するために、バネなどを利用してもよい。制御部37は、例えば、サーボモータ制御装置である。
第1コンベア33は、吐出部15aと裁断刃36との間に配置され、吐出された混練物K1を下方から支持して、裁断刃36に向けて前方に移動させる。第1コンベア33の載置面(上面)と、吐出された混練物K1の下面とは、同一平面上に位置している。
第2コンベア34は、第1コンベア33の前方に配置され、裁断される混練物を下方から支持して前方に移動させる。つまり、第2コンベア34は、裁断刃36で裁断された位置の裁断混練物K2を、前方に移動させる。第2コンベア34の載置面は、第1コンベア33の載置面と同一平面上に位置している。
なお、裁断装置3は、裁断刃36で裁断された位置で、裁断混練物を把持する把持部(図示せず)と、この把持部を前方に向けて移動させ、裁断混練物K2を裁断前の混練物K1と分離する移送部(図示せず)とを備えていてもよい。把持部は、裁断混練物K2の両側方を把持することで、裁断時に混練物が入刃方向にずれた場合、再び所定の位置に戻すことができる。把持部と移送部とによって、裁断混練物K2と裁断前の混練物K1との間隔を大きくできるので、裁断混練物K2が混練装置2から押し出される裁断前の混練物K1と再び接着することを防止できる。
<位置決め装置>
図1に示すように、位置決め装置100は、混練装置2から吐出された繊維と樹脂との混練物を裁断する裁断装置3の下流側に配置される装置である。位置決め装置100は、図2に示すように、裁断装置3で裁断された裁断混練物K2を搬送する搬送手段110と、この搬送手段110から搬送された複数の裁断混練物K2を、成形型50に投入するパターンに位置決めする位置決め手段120とを含んでいる。
搬送手段110は、裁断混練物K2を位置決め手段まで搬送できれば特に限定されず、例えば裁断混練物K2を位置決め手段まで連続的に搬送するコンベアであり、本実施の形態では、輪状にしたベルトを台車の上で回転させ、その上に裁断混練物を載置して移動させるベルトコンベアを用いている。
搬送手段110としてのコンベアは、第2コンベア34の前方に配置され、裁断混練物K2を下方から支持して前方に移動させる。搬送手段110としてのコンベアの載置面は、第1コンベア33及び第2コンベア34の載置面と同一平面上に位置している。つまり、裁断混練物K2は、押し出し方向において前方に直進するように搬送される。これにより、裁断混練物K2の伸縮を防止して、搬送されるので、裁断混練物K2の品質を高めることができる。
なお、搬送手段110としてのコンベアと、第2コンベア34とは分離されたものではなく、1つのコンベアであってもよい。
第1コンベア33、第2コンベア34、及び搬送手段110としてのコンベアには、混練物が冷えて固まらないように混練物を加熱する加熱部材(図示せず)が設けられている。第1コンベア33及び第2コンベアはトンネル炉の形式であることが望ましく、加熱して保温する手段として、例えば混練物に過熱蒸気を加えてもよいし、赤外線ヒータ等を用いてもよい。
図2及び図3に示すように、位置決め手段120は、X方向移送位置決め手段121と、Y方向移送位置決め手段122とを有している。
X方向移送位置決め手段121は、例えばコンベアであり、搬送手段110の前方に設置され、裁断混練物K2を受け取る。その後、X方向移送位置決め手段121は、受け取った裁断混練物K2をX方向、すなわち裁断混練物K2の搬送方向(図2及び図3における左右方向)と同方向(図3における矢印A)に移送し、裁断混練物K2を所定の位置にまで運ぶ。図示した実施形態では、2個のX方向移送決め手段121が設けられており、それらは後述するY方向移送位置決め手段122上に保持されている。
X方向移送位置決め手段121には、混練物が冷えて固まらないように混練物を加熱する加熱部材(図示せず)が設けられている。
図示した実施形態のX方向移送位置決め手段121は、コンベアであり、そのコンベアの載置面は、搬送手段110のコンベアの載置面よりもやや下方または同一平面上に位置している。したがって、搬送手段110のコンベアに搬送された裁断混練物K2をスムーズにX方向移送位置決め手段121のコンベア載置面に移すことができる。
Y方向移送位置決め手段122は、複数のX方向移送位置決め手段121を下から保持し、それらをY方向、すなわち裁断混練物K2の搬送方向と交差する方向(図3における矢印B)に動かすことができる。本実施の形態のY方向移送位置決め手段122は、X方向移送位置決め手段121を図3における矢印Bに沿って移動させる移動部材として、複数のX方向移送位置決め手段121を下から保持する保持台と、この保持台をY方向に移動させるための油圧シリンダ等の駆動手段とを備える。
X方向移送位置決め手段121は、裁断混練物K2をX方向に所定距離だけ移送し、裁断混練物K2のX方向位置を定める。Y方向移送位置決め手段122は、裁断混練物K2をY方向に所定距離だけ移送し、裁断混練物K2のY方向位置を定める。したがって、X方向移送位置決め手段121によるX方向移送距離及びY方向移送位置決め手段122によるY方向移送距離を制御することにより、複数の裁断混練物K2の配置パターンを任意に変更することができる。
図4及び図5を参照して、位置決め手段120の動作を再度説明する。説明の便宜上、非常に単純な動作パターンを例示する。まず、図4(a)に示すように、搬送手段110によって運ばれてきた裁断混練物K2は、中継手段123を介して第1のX方向移送位置決め手段121上に移される。コンベアの形態の第1X方向移送位置決め手段121は、裁断混練物K2を受け取ると、所定の距離だけ裁断混練物K2をX方向に動かし、所定の位置で停止する。所定の距離の感知は、例えばセンサによって行う。
次に、図4(b)に示すように、Y方向移送位置決め手段122は、第1及び第2のX方向移送位置決め手段121をY方向に動かし、第2X方向移送位置決め手段121を中継手段123に整列させる。その後、第2X方向移送位置決め手段121は、2個目の裁断混練物K2を受け取り、それを所定の距離だけX方向に動かし、所定の位置で停止する。所定の距離の感知は、例えばセンサによって行う。
次に、図4(c)に示すように、Y方向移送位置決め手段122が第1及び第2のX方向移送位置決め手段121をY方向に沿って原位置まで後退させる。投入装置4のロボットハンド130は、所定のパターンで配置されている2個の裁断混練物K2をその配置パターンのままで取り出し、成形装置5にまで運ぶ。
図5は、ロボットハンド130によって保持された2個の裁断混練物K2の配置パターンを示している。(a)に示すパターンでは、2個の裁断混練物K2のY方向位置は同じである。(b)に示すパターンでは、2個の裁断混練物K2のY方向位置はずれている。
図4及び図5は、単純な配置パターンを示したが、複雑な配置パターンにすることも可能である。例えば、3個以上の裁断混練物K2によって所定の配置パターンにしても良いし、複数の裁断混練物K2を全面的又は部分的に重なり合うようにすることも可能である。さらに、図示した実施形態では、コンベア形態のX方向移送位置決め手段121を2個設けたが、X方向移送位置決め手段の数は、1個でも良いし、3個以上であっても良い。
<投入装置>
図1及び図2に示すように、投入装置4は、位置決め手段により位置決めされた裁断混練物K2を、成形装置5の成形型50に投入する。
投入装置4は、例えば、ロボットハンドである。ロボットハンドは、位置決め手段120により位置決めされた裁断混練物K2を把持して成形型50に搬送する。図2に示すように、ロボットハンドにおいて裁断混練物K2を把持する部分は、ロボットハンドの支点を中心として、円弧状に移動し、この円弧状上に位置決め装置100のX方向位置決め手段121及び成形型50が位置している。ロボットハンドにおいて裁断混練物K2を把持する部分には、混練物が冷えて固まらないように混練物を加熱する加熱部材(図示せず)が設けられている。加熱部材は、例えばロボットハンドのすくい面に取り付けられる。
なお、投入装置はロボットハンドに限定されず、例えば、位置決め手段により位置決めされた裁断混練物K2を、作業者が成形装置5の成形型50に投入してもよい。
<成形装置>
図1に示すように、成形装置5は、裁断混練物を加圧成形して、繊維強化樹脂成形体を製造する。成形装置5は、ホルダ44と、プレート45と、把持部46と、載置部47と、上型51と下型52とを有する成形型50とを含んでいる。
ホルダ44は、裁断混練物が配置された下型52を支持する。プレート45は、成形型50の上型51を支持する。
成形型50は、上型51と下型52とを含み、上型51と下型52との空洞部分であるキャビティに裁断混練物が配置され、上型51と下型52とが閉じられることにより、この裁断混練物を加圧成形する。
成形型50により製造された繊維強化樹脂成形体を把持するために、把持部46が設けられている。把持部46により把持された繊維強化樹脂成形体を、載置部47に載置する。載置部47は、完成品である繊維強化樹脂成形体を載置する台である。
続いて、本実施の形態の繊維強化樹脂成形体の製造方法について、図1〜図3を参照して説明する。
まず、樹脂と繊維とを混練して、混練物を製造する。この工程では、図1に示す混練装置2により、以下のように、成形体材料としての混練物を生成する。
第2混練機20のホッパー24を経由して熱可塑性樹脂の原料25を供給する。駆動部23a及び減速機23bを用いて混練軸21を所定の回転速度で回転させ、混練軸21によりシリンダー22内の熱可塑性樹脂の原料25を溶融・混練する。
また、複数本の連続した繊維原料32を準備する。複数本とは、例えば1万2千本以上であり、2万4千本以上であってもよく、5万本以上であってもよい。本実施の形態では、繊維原料32として、1万2千本以上の繊維の束(ロービング)とし、この繊維の束を複数束準備する。複数本の連続した繊維が巻回された繊維原料32を繊維供給部30の載置部31に載置し、繊維原料32の先端部を第1案内部31aに通し、第2案内部31bに支持させる。
次に、第1混練機10に、第2混練機20で溶融した樹脂と、繊維供給部30で準備した複数本の連続した繊維とを導入する。この工程では、第2混練機20の吐出部22aから排出される溶融された樹脂を、第1混練機10の樹脂供給口12aに導入する。また、繊維供給部30の第1案内部31a及び第2案内部31bから導かれる複数本の繊維の先端部を、第1混練機10の繊維供給口12bに導入する。
次に、繊維を裁断しながら熱可塑性樹脂と繊維とを混練することで混練物を製造する。具体的には、駆動部13aを用いて回転軸11bを回転させることにより、混練軸11を所定の回転速度で回転させる。混練軸11のスクリュー11a(パドルを含む場合はスクリュー11a及びパドル)の回転によって、混練軸11とシリンダー12との間に形成される流路を移動する樹脂及び繊維に圧力が加えられるので、繊維を裁断しながら、樹脂と繊維とを混練する。
スクリュー11aの回転に伴って、混練軸11とシリンダー12との間の流路を移動した混合物は、最下流に位置するスクリュー11aと堰体14との間に充満され、スクリュー11aが回転しない領域で適度な背圧が加えられるので、ショートパスした未開繊の繊維をばらばらにできる。開繊された繊維には、樹脂が含浸される。この混練物K1は、堰体14の開口部を通過し、ダイ15の吐出部15aから排出される。
次に、裁断装置3で、混練装置2から吐出される混練物K1を裁断して裁断混練物K2を生成し、裁断前の混練物K1と分離する。具体的には、以下の工程を実施する。
裁断装置3により混練装置2から前方に吐出される混練物K1を裁断して、裁断混練物K2を生成する。この工程では、混練装置2の吐出部15aから押し出された混練物K1を第1コンベア33で下方から支持して前方に移動させつつ、裁断刃36を混練物K1上から下方に向けて移動させる。これにより、長尺の混練物K1を裁断して、適切なサイズ及び重量を有する裁断混練物K2を生成する。裁断混練物K2は、第2コンベア34で下方から支持される。
この工程では、裁断された位置で、把持部により、裁断混練物K2を把持し、移送部により把持部を前方に向けて移動させ、裁断前の混練物K1と分離する。
次に、位置決め装置100の搬送手段110により、裁断混練物K2を搬送する。本実施の形態では、裁断混練物K2は、前方(混練物の押出方向)に向けて搬送される。なお、この工程は、第2コンベア34で裁断混練物K2を移送する工程と兼ねてもよい。
次に、位置決め手段120によって、搬送された裁断混練物K2を成形型に投入するパターンに位置決めする。この工程では、X方向移送位置決め手段により、裁断混練物K2を搬送方向と同方向に移送するとともに、Y方向移送位置決め手段により、裁断混練物K2を搬送方向と交差する方向に移送する。この工程において、複数の裁断混練物K2を図3に示す矢印A及び矢印Bの方向に搬送することによって、所定のパターンに位置決めされた複数(図2及び図3では6個)の裁断混練物K2をX方向移送位置決め手段121上に配置できる。この工程を実施することによって、裁断装置3で裁断された裁断混練物K2は、搬送される流れを止められて、成形型50でプレスされるために投入されるパターンに位置決めされる。
次に、投入装置4によって、位置決めされた裁断混練物K2を成形装置5の成形型50に投入する。この工程では、ロボットハンドによって、位置決め手段120により所定のパターンに位置決めされた複数の裁断混練物K2を把持して成形型50に搬送する。このため、複数の裁断混練物K2は所定のパターンを有した状態で、成形型50の下型52のキャビティに配置される。
次に、混練物を加圧成形する。具体的には、図1に示すように、プレート45に取り付けられた上型51を下方に移動させて、上型51と下型52とを合わせて加圧成形する。この工程により、繊維強化樹脂成形体を製造できる。
製造した繊維強化樹脂成形体を、図1に示すように把持部46で把持し、載置部47上に載置する。
以上説明したように、本実施の形態の位置決め装置100は、裁断装置3で裁断された裁断混練物K2を搬送する搬送手段110と、この搬送手段110から搬送された複数の裁断混練物K2を、成形型50に投入するパターンに位置決めする位置決め手段120とを備えている。
本実施の形態の繊維強化樹脂成形体の製造装置1は、繊維と樹脂との混練物を製造する混練装置2と、混練物K1を裁断して裁断混練物K2を生成する裁断装置3と、裁断装置3の下流に配置されるとともに、裁断装置3で裁断された裁断混練物K2を搬送する搬送手段110と、この搬送手段110から搬送された複数の裁断混練物K2を成形型50に投入するパターンに位置決めする位置決め手段120とを含む位置決め装置100と、位置決め手段120により所定のパターンに位置決めされた裁断混練物K2を成形する成形装置5と、位置決め手段120により位置決めされた裁断混練物K2を、成形装置5の成形型50に投入する投入装置とを備えている。
本実施の形態の成形型投入方法は、混練装置2から吐出された繊維と樹脂との混練物K1を裁断装置3で裁断することにより、裁断混練物K2を生成する工程と、搬送手段110により裁断混練物K2を搬送する工程と、搬送された裁断混練物K2を成形型50に投入するパターンに位置決めする工程と、位置決めされた裁断混練物K2を成形型50に投入する工程とを備えている。
本実施の形態の位置決め装置100、繊維強化樹脂成形体の製造装置1、及び成形型投入方法によれば、位置決め手段120によって、適切なサイズに切断された裁断混練物K2を複数集合させて所定のパターンに位置決めすることができる。このため、複数の裁断混練物K2を位置決めされたパターンのまま成形型50に投入できるので、複数の裁断混練物K2を成形型50に適切に投入することができる。
このように1つの繊維強化樹脂成形体を製造するために、成形型50内で、小さいサイズの裁断混練物K2を複数個同時にプレスできる。サイズの大きい1個の裁断混練物がプレスされる場合には、混練物中にランダムに配向されていた繊維が位置によって配向のばらつきを生じる。しかし、本実施の形態では、小さいサイズの裁断混練物K2を複数個同時にプレスできるので、サイズの大きい1個の裁断混練物がプレスされる場合と比較して、配向のばらつきを抑制できる。したがって、製造する繊維強化樹脂成形体の特性を向上することができる。特に、本実施の形態の位置決め装置100、繊維強化樹脂成形体の製造装置1、及び成形型投入方法は、繊維長の長い繊維を含有する繊維強化樹脂成形体の製造に好適に用いられる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 製造装置、2 混練装置、3 裁断装置、4 投入装置、5 成形装置、10 第1混練機、11,21 混練軸、11a,21a スクリュー、11b,21b 回転軸、12,22 シリンダー、12a 樹脂供給口、12b 繊維供給口、13a,23a 駆動部、13b,23b 減速機、14 堰体、15 ダイ、15a,22a 吐出部、20 第2混練機、24 ホッパー、25 原料、30 繊維供給部、31 載置部、31a 第1案内部、31b 第2案内部、32 繊維原料、33 第1コンベア、34 第2コンベア、36 裁断刃、37 制御部、44 ホルダ、45 プレート、46 把持部、47 載置部、50 成形型、51 上型、52 下型、100 位置決め装置、110 搬送手段、120 位置決め手段、121 X方向移送位置決め手段、122 Y方向移送位置決め手段、123 中継手段、A,B 矢印、K1,K2 混練物。

Claims (9)

  1. 混練装置から吐出された繊維と樹脂との混練物を裁断する裁断装置の下流側に配置される装置であって、
    前記裁断装置で裁断された裁断混練物を搬送する搬送手段と、
    1つの成形型に対し複数の裁断混練物を所定の配置パターンで投入するために、前記搬送手段から搬送された複数の裁断混錬物を前記所定の配置パターンに位置決めする位置決め手段とを備える、位置決め装置。
  2. 前記位置決め手段は、前記裁断混練物の搬送方向と同方向に前記裁断混練物を移送するX方向移送位置決め手段を含む、請求項1に記載の位置決め装置。
  3. 前記位置決め手段は、前記裁断混練物の搬送方向と交差する方向に前記裁断混練物を移送するY方向移送位置決め手段を含む、請求項1または2に記載の位置決め装置。
  4. 前記搬送手段は、前記裁断混練物を加熱する加熱部材を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の位置決め装置。
  5. 繊維と樹脂との混練物を製造する混練装置と、
    前記混練物を裁断して、裁断混練物を生成する裁断装置と、
    前記裁断装置の下流側に配置されるとともに、前記裁断装置で裁断された裁断混練物を搬送する搬送手段と、前記搬送手段から搬送された複数の裁断混練物を所定の配置パターンに位置決めする位置決め手段とを含む位置決め装置と、
    前記位置決め手段により前記所定の配置パターンに位置決めされた複数の裁断混練物を1つの成形型で成形する成形装置と、
    前記位置決め手段により位置決めされた複数の裁断混練物を、前記所定の配置パターンで前記成形型に投入する投入装置とを備える、繊維強化樹脂成形体の製造装置。
  6. 前記投入装置は、前記位置決め手段により位置決めされた裁断混練物を把持して前記成形型に搬送するロボットハンドを含む、請求項5に記載の繊維強化樹脂成形体の製造装置。
  7. 混練装置から吐出された繊維と樹脂との混練物を裁断装置で裁断することにより、裁断混練物を生成する工程と、
    搬送手段により、前記裁断混練物を搬送する工程と、
    搬送された複数の裁断混練物を所定の配置パターンに位置決めする工程と、
    位置決めされた複数の裁断混練物を、前記所定の配置パターンで1つの成形型に投入する工程とを備える、成形型投入方法。
  8. 前記位置決めする工程は、X方向移送位置決め手段により、前記搬送する工程における前記裁断混練物の搬送方向と同方向に、前記裁断混練物を移送する工程を含む、請求項7に記載の成形型投入方法。
  9. 前記位置決めする工程は、Y方向移送位置決め手段により、前記搬送する工程における前記裁断混練物の搬送方向と交差する方向に、前記裁断混練物を移送する工程を含む、請求項7または8に記載の成形型投入方法。
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