JP6710167B2 - ガス発生器 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載するエアバッグ装置に使用できるガス発生器に関する。
エアバッグ装置に使用するガス発生器には、アルゴンやヘリウムなどの加圧ガスでエアバッグを膨張させるタイプのものがある。このようなガス発生器は、作動前はガス排出経路が金属製の破裂部材で閉塞されており、作動時に前記破裂部材が破壊されることでガス排出経路が開放されるようになっている。このため、作動時に破裂部材の破片が生じたとき、前記破片がガス発生器の外に排出されないように捕捉することが重要となる。
特許文献1には、加圧ガス室ハウジング22とガス発生器ハウジング32を有するガス発生器10が開示されている。
加圧ガス室20には、第1破裂板40を覆ってキャップ44が取り付けられている。キャップ44は、開口端部側のフランジ部46がガス発生器ハウジング32の一部(かしめ部)48をかしめることで固定されている。
特許文献2には、筒状のインフレータハウジング12、インフレータハウジング12の一端開口部側に溶接固定された筒状のクロージャ20、他端側に溶接固定されたディフューザ50により外殻が形成されているインフレータ10が開示されている。
インフレータハウジング12の内部空間(加圧ガス室となる)14には、第1破裂板35を覆うキャップ40が配置されている。キャップ40は、インフレータハウジング12内に押し込んだとき、外周面の一部により、インフレータハウジング12の内周面とクロージャ20の内周面を押圧することで固定されている。
特開2003−226222号公報 特開2005−225346号公報
本発明は、加圧ガス室に取り付けられているキャップ部材が万一外れてガス排出経路となるディフューザ部に衝突した場合でも、前記ガス排出経路が閉塞されることがなく、ガス排出経路を確保することができるガス発生器を提供する。
本発明(第1実施形態)は、筒状ハウジングの第1端部側に点火器が収容された点火室を有し、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部側にガス排出口が形成されたディフューザ部を有し、前記点火室と前記ディフューザ部の間に加圧ガス室を有しており、
前記点火室と前記加圧ガス室の間において半径方向内側に突き出された第1環状壁部で包囲された第1連通孔が、前記第1環状壁部に固定された第1破裂部材で閉塞され、さらに前記第1破裂部材と前記加圧ガス室の間にキャップ部材が配置されており、
前記加圧ガス室と前記ディフューザ部の間において半径方向内側に突き出された第2環状壁部で包囲された第2連通孔が、第2破裂部材で閉塞されており、
前記キャップ部材が、
筒状周壁部と、前記筒状周壁部の一端部が閉塞された底面部と、前記底面部とは反対側の開口部を有しており、前記筒状周壁部が多孔構造のものであり、前記底面部が、前記筒状周壁部と前記底面部の境界部分と接したガス排出路となる凹部を有しているものであり、
前記筒状周壁部の外径が前記筒状ハウジングの内径よりも小さく、
前記開口部が前記第1破裂部材に被せられて前記第1環状壁部または前記筒状ハウジングに固定され、前記底面部が前記第2連通孔側に位置するように取り付けられているものであり、
前記キャップ部材の底面部の直径が前記第2連通孔の内径よりも大きく、前記キャップ部材の底面部の中心と前記第2連通孔の中心を合わせたときに、前記底面部のガス排出路となる凹部の少なくとも一部が前記第2連通孔に面する、ガス発生器を提供する。
点火室は、筒状ハウジング内に収容されていてもよいし、筒状ハウジングとは別の点火室ハウジング内に収容されていていてもよい。
点火室ハウジングを使用するときは、筒状ハウジングの第1端部側に点火室ハウジングを溶接固定する。
点火室内には公知の電気式点火器が収容されており、さらに公知のガス発生剤または公知の伝火薬が収容されていてもよい。
筒状ハウジングの第2端部側には、ガス排出口を有するディフューザ部を有している。ディフューザ部は、ガス排出口を有する別部材が筒状ハウジングの第2端部側に溶接固定されたものでもよいし、閉塞された筒状ハウジングの第2端部にガス排出口を形成することでディフューザ部にしてもよい。
ガス排出口を有する別部材としては、周壁部、または周壁部と底面部の両方に複数のガス排出口が形成されたカップ形状のものが好ましい。
またカップ形状のディフューザ部を使用するときは、開口部にフランジ部を有しているものを使用して、フランジ部が筒状ハウジングの第2端部に溶接されたものにすることもできる。
第1連通孔は、点火室と加圧ガス室の間において半径方向内側に突き出された第1環状壁部で包囲されている。
第1環状壁部は、筒状ハウジングの内壁面から突き出されたものであり、筒状ハウジングと一体に形成されたものでもよいし、筒状ハウジングに別の環状部材が溶接固定されたものでもよい。
点火室ハウジングを使用したときは、点火室ハウジングの内壁面に第1環状壁部が形成されていてもよい。
第1連通孔は、第1環状壁部に固定された第1破裂部材で閉塞されている。第1破裂部材は、鉄、ステンレスなどの金属からなる円板状のものであり、周縁部が第1環状壁部に溶接されている。
第2連通孔は、加圧ガス室とディフューザ部の間において半径方向内側に突き出された第2環状壁部で包囲されている。
第2環状壁部は、筒状ハウジングの内壁面から突き出されたものでもよいし、ディフューザ部がフランジ部を有しているときは、前記フランジ部を第2環状壁部にすることもできる。
第2連通孔は、第2環状壁部に固定された第2破裂部材で閉塞されている。第2破裂部材は、鉄、ステンレスなどの金属からなる円板状のものであり、周縁部が第2環状壁部に溶接されている。
キャップ部材は、筒状周壁部と、筒状周壁部の一端部が閉塞された底面部と、底面部とは反対側の開口部を有している。開口部には、短いフランジ部が形成されていてもよい。
筒状周壁部は多孔構造のものであり、前記多孔は点火室内で発生した燃焼ガス、火炎などの燃焼生成物の通過孔となるものである。
キャップ部材の底面部は、ガス排出路となる凹部を有している。ガス排出路となる凹部は、筒状周壁部と底面部の境界部分に接して形成されている。
凹部は、平坦な底面部に凹部(溝を含む)が形成されたものでもよいし、平坦な底面部に凸部が形成されることで、凸部が形成されていない部分が凹部になっているものでもよい。
凹部は、筒状周壁部と底面部の境界部分に接していれば、底面部のみに形成されたものでもよいし、筒状周壁部と底面部に跨がって形成されたものでもよい。
キャップ部材は、開口部が少なくとも第1破裂部材の非溶接部分を覆うように被せられて、底面部が第2破裂部材側に位置するように取り付けられている。キャップ部材は、鉄、ステンレスなどの金属からなるものである。
キャップ部材は、第1環状壁部または筒状ハウジングに固定されている。固定方法は、溶接、凹凸の組み合わせによる嵌め込み、特許文献1と同じかしめ、特許文献2と同じ圧入などの方法を適用することができる。
キャップ部材の底面部の直径が第2連通孔(第2環状壁部)の内径よりも大きく、キャップ部材の底面部の中心と第2連通孔の中心を合わせたときに、前記底面部のガス排出路となる凹部の少なくとも一部が第2連通孔に面する。
キャップ部材の底面部の直径(d1)と第2連通孔の内径(d2)の比(d1/d2)は1.1〜2.5が好ましい。
点火室内の点火器の作動により燃焼ガスが発生して圧力が上昇すると、第1破裂部材が破壊されて第1連通孔が開放される。その後、燃焼ガスはキャップ部材の多孔を通り加圧ガス室内に入って圧力が上昇されると、第2破裂部材が破壊されて第2連通孔が開放される。
第1破裂部材の破片が生じたときは、キャップ部材の多孔部分で捕捉されるため、加圧ガス室内には入らない。
第2破裂板の破片が生じたときは、ディフューザ部のガス排出口で捕捉されるため、ガス発生器の外には出ない。
本発明のガス発生器が上記した正常動作ではなく、作動時において万一キャップ部材が離脱するという異常動作をして、ディフューザ部方向に移動したキャップ部材の底面部が第2連通孔に当接された状態になった場合でも(キャップ部材の底面部の直径>第2連通孔の内径)、凹部の少なくとも一部が第2連通孔に面するため、第2連通孔は閉塞されない。このため、上記した異常動作が生じたときでも、ガス排出経路は維持されている。
第1実施形態の好ましいガス発生器(第2実施形態)は、前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、独立した複数の凹部からなるものである。
複数の独立した凹部は、2〜8個の凹部が、キャップ部材の底面部と筒状周壁部に跨がった状態で、周方向に均等間隔をおいて形成されたものにすることができる。
凹部の形状は、幅方向の断面が半円形、三角形、四角形などにすることができる。
第1実施形態の別の好ましいガス発生器(第3実施形態)は、前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、前記底面部に形成された凸部を除いた部分からなるものである。
凸部の形状、大きさ、数および配置状態は特に制限されるものではない。例えば、独立した複数の円柱状の凸部が周方向にまたはランダムに均等間隔で形成されたもの、一つの任意形状の凸部(+形状、X形状など)が形成されたものにすることができる。
第1実施形態のさらに別の好ましいガス発生器(第4実施形態)は、前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、前記底面部の中心から前記周壁部と前記底面部の境界部まで放射状に伸ばされた複数本の溝からなるものである。
放射状に伸ばされた溝は、3〜8本程度形成することができる。
溝の幅や深さはガス排出路として機能できるものであれば、特に制限されるものではない。
第1実施形態〜第4実施形態の好ましい実施形態のガス発生器(第5実施形態)は、前記キャップ部材が、前記筒状周壁部、前記底面部および前記開口部からなるキャップ部材本体部と、前記底面部に取り付けられた、ガス排出路となる凹部を有する別部材の先端部の組み合わせからなるものである。
キャップ部材本体部と先端部は、溶接により固定されていてもよいし、ねじ込みや嵌め込みなどにより着脱自在に取り付けられていてもよい。
本発明(第6実施形態)は、筒状ハウジングの第1端部側に点火器が収容された点火室を有し、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部側にガス排出口が形成されたディフューザ部を有し、前記点火室と前記ディフューザ部の間に加圧ガス室を有しており、
前記点火室と前記加圧ガス室の間において半径方向内側に突き出された第1環状壁部で包囲された第1連通孔が、前記第1環状壁部に固定された第1破裂部材で閉塞され、さらに前記第1破裂部材と前記加圧ガス室の間にキャップ部材が配置されており、
前記加圧ガス室と前記ディフューザ部の間において半径方向内側に突き出された第2環状壁部で包囲された第2連通孔が第2破裂部材で閉塞されており、
前記キャップ部材が、
筒状周壁部と、前記筒状周壁部の一端部が閉塞された底面部と、前記底面部とは反対側の開口部を有しており、前記筒状周壁部が多孔構造のものであり、
前記筒状周壁部の外径が前記筒状ハウジングの内径よりも小さく、
前記開口部が前記第1破裂部材に被せられて前記第1環状壁部または前記筒状ハウジングに固定され、前記底面部が前記第2連通孔側に位置するように取り付けられているものであり、
前記第2環状壁部が、前記加圧ガス室側の第2環状面において、第2連通孔との境界部から半径方向外側に伸びるガス排出路となる凹部を有しており、
前記キャップ部材の底面部の直径が前記第2連通孔の内径よりも大きく、前記キャップ部材の底面部の中心と前記第2連通孔の中心を合わせたときに、前記凹部が前記キャップ部材の底面部よりも半径方向外側に伸びている、ガス発生器を提供する。
第1実施形態〜第5実施形態のガス発生器は、キャップ部材の底面部がガス排出路となる凹部を有していることが特徴であるが、第6実施形態のガス発生器は、前記キャップ部材の底面部の凹部に代えて、第2環状壁部の加圧ガス室側の第2環状面において、第2連通孔との境界部から半径方向外側に伸びるガス排出路となる凹部を有していることが特徴である。そしてキャップ部材の底面部の中心と第2連通孔の中心を合わせたときに、凹部がキャップ部材の底面部よりも半径方向外側に伸びている。
本発明のガス発生器が作動時において万一キャップ部材が離脱するという異常動作をして、ディフューザ部方向に移動したキャップ部材の底面部が第2連通孔に当接された状態になった場合でも(キャップ部材の底面部の直径>第2連通孔の内径)、第2環状面に形成された凹部により第2連通孔は閉塞されない。このため、上記した異常動作が生じたときでも、ガス排出経路は維持されている。
第1実施形態〜第6実施形態の好ましいガス発生器は、前記キャップ部材の底面部が中心部に突起部を有しているものである。
第1実施形態〜第6実施形態のガス発生器が上記したような異常動作をした場合、ディフューザ部方向に移動したキャップ部材の底面部の突起部が第2破裂部材に衝突し、前記衝突により第2破裂部材を破壊したり、第2破裂板の破壊を補助したりすることができるため好ましい。
突起部の形状および構造は特に制限されるものではなく、例えば、キャップ部材の中心部に形成された円柱状の突起または円錐状の突起、全体として矢尻形状になるように3枚以上の板材が組み合わされたものなどにすることができる。
本発明のガス発生器は、加圧ガス室に取り付けられているキャップ部材が離脱して第2連通孔まで移動するという異常動作が起こったときでも、第2連通孔が閉塞されることがなく、加圧ガス室からガス排出口までのガス排出経路が確保される。
(a)は本発明のガス発生器の一実施形態を示す軸X方向の断面図、(b)は(a)の筒状ハウジングと点火室ハウジングの接続状態を説明するための部分断面図。 (a)〜(d)は、図1のガス発生器で使用できるキャップ部材の異なる実施形態を示す斜視図。 図1のガス発生器が異常動作したときの状態を示す部分断面図。 キャップ部材のさらに異なる実施形態を示す軸方向断面図。 (a)はキャップ部材のさらに異なる実施形態を示す斜視図、(b)は(a)の先端部方向からの概略平面図。 (a)は別実施形態のガス発生器が異常動作したときの状態を示す軸方向の部分断面図、(b)は(a)におけるディフューザ部の内側の平面図。
(1)図1(a)、(b)に示すガス発生器
ガス発生器1は、筒状ハウジング10の第1端部10a側に点火室20を有し、第1端部10aと軸X方向反対側の第2端部10b側にディフューザ部40を有し、点火室20とディフューザ部40の間に加圧ガス室30を有している。
筒状ハウジング10は、鉄、ステンレスなどの金属製のものである。
点火室20は、鉄、ステンレスなどの金属製の点火室ハウジング21内に形成されている。
点火室ハウジング21は、第1端部21a側に電気式点火器22が固定されており、第2端部21bは筒状ハウジング10の第1端部10aの内側に入り込んだ状態で、接触部分において溶接されている。
点火室20内にはガス発生剤23が収容されている。
点火室ハウジング21の第2端部21b近傍の内側には、半径方向内側に突き出された第1環状壁部25を有しており、第1環状壁部25で包囲された部分が第1連通孔26となっている。第1連通孔26は、作動時に点火室20と加圧ガス室30を連通させるものである。
第1連通孔26は、第1環状壁部25に加圧ガス室30側から固定された第1破裂部材27で閉塞されており、第1破裂部材27と加圧ガス室30の間にキャップ部材50が配置されている。
第1破裂部材27は、鉄、ステンレスなどの金属製の円板であり、第1環状壁部25の加圧ガス室30側の第1環状面25aに対して周縁部が溶接されている。図1では、第1破裂板27は加圧ガス室30からの圧力を受けて椀状に変形した状態が示されている。
加圧ガス室30は、アルゴン、ヘリウムなどのガスが高圧充填された空間である。ガスは、筒状ハウジング10の周壁部に形成されたガス注入孔から充填され、ガス充填後のガス注入孔は、差し込みピン31と共に筒状ハウジング10に溶接されることで閉塞されている。
キャップ部材50は、筒状周壁部51と、筒状周壁部51の一端部が閉塞された底面部52と、底面部52とは反対側の開口部53を有している。筒状周壁部51は、多数のガス通過孔51aを有する多孔構造のものである。
底面部52は、ガス排出路となる凹部55を有している。凹部55は、筒状周壁部51と底面部52の境界部分に接するように形成されている。
筒状ハウジング10の内径(D1)とキャップ部材50の外径(D2)は、D1/D2が1.1〜2.0の範囲であり、好ましくは1.15〜1.20の範囲である。
キャップ部材50は、加圧ガス室30側から第1破裂部材27に被せられ、底面部52がディフューザ部40側に位置するように取り付けられている。
キャップ部材50は、開口部53が第1環状壁部25の加圧ガス室30側の第1環状面25a(第1破裂板27の周縁部)に当接され(第1当接部)、開口部53側の筒状壁部51の外周面が第2端部21b側の点火手段室ハウジング21の内壁面21cに当接されている(第2当接部)。第2当接部においては、キャップ部材50が圧入または溶接により点火手段室ハウジング21に対して固定されている。
ディフューザ部40は、底面部41、底面部41から一方向に伸ばされた周壁部42、底面部41と軸方向に対向する開口部43(図3参照)を有し、開口部43にはフランジ部44が形成されている。周壁部42は複数のガス排出口45を有している。
ディフューザ部40は、フランジ部44の周縁部が筒状ハウジングの第2端部10bに対して溶接されている。
ディフューザ部40は、筒状ハウジング10の第2端部10bにおいて半径方向内側に伸ばされた第2環状壁部が形成されており、前記第2環状壁部にカップ形状のディフューザ部(フランジ部がないか、短いフランジ部があるカップ形状のもの)が溶接固定された構造にすることもできる。
本実施形態では、フランジ部44が第2環状壁部となり、開口部43が第2連通孔となっており、第2連通孔(開口部)43が第2破裂部材46で閉塞されている。
第2破裂部材46は、鉄、ステンレスなどの金属製の円板であり、加圧ガス室30側から第2環状壁部(フランジ部)44に周縁部が溶接されている。図1では、第2破裂板46は加圧ガス室30からの圧力を受けて椀状に変形した状態が示されている。
キャップ部材50は、例えば図2(a)〜図2(d)に示す実施形態のものにすることができる。
図2(a)に示すキャップ部材50Aは、筒状周壁部51、底面部52、開口部53を有し、筒状周壁部51には多数のガス通過孔51aが形成されている。
底面部52には、筒状周壁部51と底面部52の境界部分から筒状壁部51側と底面部52側に跨がって、ガス排出路となる凹部55aが周方向に等間隔で計4個形成されている。
凹部55aは、対向する位置から見たときの形状が菱形になっている。
図2(b)に示すキャップ部材50Bは、筒状周壁部51、底面部52、開口部53を有し、筒状周壁部51には多数のガス通過孔51aが形成されている。
底面部52には、底面部52の中心を通る平面形状が+形状の凸部56が形成されており、+形状の凸部56を除いた部分には4個の1/4円の凹部55bが形成されている。
凹部55bは、筒状周壁部51との境界部に接した状態になっている。
図2(c)に示すキャップ部材50Cは、筒状周壁部51、底面部52、開口部53を有し、筒状周壁部51には多数のガス通過孔51aが形成されている。
底面部52には、底面部52の周縁部に沿って6個の独立した凸部57が周方向に等間隔で形成されており、凸部57を除いた部分には連続した凹部55cが形成されている。
凹部55cは、筒状周壁部51と2の境界部に接した状態になっている。
図2(d)に示すキャップ部材50Dは、筒状周壁部51、底面部52、開口部53を有し、筒状周壁部51には多数のガス通過孔51aが形成されている。
底面部52には、底面部42の中心穴58から筒状周壁部51と底面部52の境界部まで放射状に伸ばされた3本の溝(凹部)55dが形成されている。中心穴58も3本の溝(凹部)55dと同様にガス排出路として機能する。なお、孔は底面部52を貫通しておらず、溝55dと同様に肉厚を薄くしたものである。
溝(凹部)55dは、筒状周壁部51と底面部52の境界部に接した状態になっている。
本発明のガス発生器1では、キャップ部材50の底面部52と第2連通孔(開口部)43は、キャップ部材50の底面部52の直径(d1)が第2連通孔43の内径(d2)よりも大きく(d1>d2)、キャップ部材50の底面部52の中心(軸Xと一致)と第2連通孔43の中心(軸Xと一致)を合わせたとき、底面部52のガス排出路となる凹部55の少なくとも一部が第2連通孔46に面する。d1/d2は約1.5に調整されている。
図1のガス発生器1をエアバッグ装置用のガス発生器として使用したときの動作を説明する。なお、キャップ部材50は、図2(a)に示すキャップ部材50Aを使用したものとして説明する。
点火室20内の点火器22の作動によりガス発生剤23が着火燃焼して燃焼ガスが発生して圧力が上昇すると、第1破裂部材27が破壊されて第1連通孔26が開放される。
その後、燃焼ガスは第1連通孔26からキャップ部材50Aの多孔51aを通り加圧ガス室30内に入る。加圧ガス室30内の圧力が上昇されると、第2破裂部材46が破壊されて第2連通孔43が開放される。
その後、第2連通孔43を通った燃焼ガスと加圧ガスの混合ガスは、ディフューザ部40内に入った後、ガス排出口45から排出され、エアバッグを膨張させる。
第1破裂部材27の破片が生じたときは、キャップ部材50の多孔51aで捕捉されるため、加圧ガス室30内には入らない。
第2破裂板46の破片が生じたときは、ディフューザ部40のガス排出口45で捕捉されるため、ガス発生器1の外には出ない。
次にガス発生器1が上記した正常動作ではなく、作動時においてキャップ部材50Aが離脱するという異常動作をした場合について説明する。
点火室20内の点火器22の作動によりガス発生剤23が着火燃焼して燃焼ガスが発生して圧力が上昇すると、第1破裂部材27が破壊されて第1連通孔26が開放される。
その後、燃焼ガスは第1連通孔26からキャップ部材50Aの多孔51aを通り加圧ガス室30内に入り、圧力の上昇を受けて第2破裂部材46が破壊されて第2連通孔43が開放される。
この過程でキャップ部材50Aが離脱したとき、図3に示すようにキャップ部材50Aはガス流と共に第2破裂部材46方向に移動して、フランジ部44に当接して第2連通孔43を閉塞するような状態で停止することになる。なお、キャップ部材50Aが離脱した時点では、第2破裂部材46が破壊されていないか、亀裂などが入っているが、完全に破壊されていない場合もある。
しかし、キャップ部材50Aの底面部52には、4箇所の凹部55aが形成されており、4箇所の凹部55aは、第2環状壁部(フランジ部)44と第2連通孔43の両方に跨がった状態で位置しているため、加圧ガス室30から第2連通孔43までのガス排出路が確保されている。
このため、上記した異常動作が生じたときでも、加圧ガス室30からガス排出口45までのガス排出経路は維持されており、エアバッグは確実に膨張される。
なお、図3では、筒状ハウジングの中心軸(軸X)とキャップ部材50の中心軸(軸X)が一致した状態が示されているが、例えば、前記中心軸同士が一致せずにずれて、筒状周壁部51が筒状ハウジング10の内壁面に当接されたような場合であっても、いずれかの凹部55aにより加圧ガス室30と第2連通孔43は連通されているため、加圧ガス室30から第2連通孔43までのガス排出路は確保されている。
(2)図4に示すキャップ部材を使用したガス発生器
図4に示すキャップ部材50Eは、底面部52の中心に突起部59を有していることを除いては、図2(a)〜図(d)に示すキャップ部材50A〜50Eまでのいずれかのものと同じものである。
突起部59は、図3に示す状態になったとき、第2破裂板46に衝突できる高さを有しているものである。
図1のガス発生器1と同様の異常動作をしてキャップ部材50Eが離脱して、底面部52がフランジ部44に当接したとき、第2破裂部材46が破壊されていないか、亀裂などが入っているが、完全に破壊されていない場合には、突起部59が第2破裂板46に衝突することで第2破裂板46の破壊が促進されやすくなるので好ましい。
(3)図5(a)、(b)に示すキャップ部材を使用したガス発生器
図5に示すキャップ部材80は、筒状周壁部82、底面部83および開口部84からなるキャップ部材本体部81と、底面部83に取り付けられた別部材の先端部85の組み合わせからなるものである。
キャップ部材本体部81と先端部85は、ねじ込み、嵌め込みなどの方法で着脱自在にされていてもよいし、溶接などで一体にされていてもよい。
図5に示す先端部85は、全体として矢尻形状になるように6枚の板材91〜96が周方向に等間隔で組み合わされてなるものである。図5(a)では、3枚の板材91〜93のみが図示されており、残りの3枚の板材は見えない位置にある。6枚の板材は、中心部から半径方向外側にかけて、各々斜面を有している。
6枚の板材同士の間がガス排出路となる凹部90となっている。
図1のガス発生器1と同様の異常動作をしてキャップ部材80が離脱して第2破裂板46まで移動すると、先端部85が第2破裂板46に衝突するため、第2破裂部材46が破壊されていないか、亀裂などが入っているが、完全に破壊されていない場合には、第2破裂板46がより破壊されやすくなるので好ましい。またこのとき、各板材の斜面が第2連通孔43の内周縁に当接して、内周縁と凹部90との間がガスの排出経路となる。
第2破裂板46を破壊したキャップ部80の先端部85が第2連通孔43内に入ったときでも、加圧ガス室30と第2連通孔43は複数箇所の凹部90で連通されているため、加圧ガス室30からガス排出口45までのガス排出経路が確保されている。
(4)図6に示すガス発生器
図6(a)に示すガス発生器100は、図1に示すガス発生器1とは、キャップ部材150が底面部152にガス排出路となる凹部を有していないこと、ディフューザ部140のフランジ部(第2環状壁部)144がガス排出路となる凹部155を有していることを除いて同じものである。また図6は図3に対応する図面であるが、破裂後の第2破裂部材は表示していない。
キャップ部材150は、筒状周壁部151と、筒状周壁部151の一端部が閉塞された底面部152と、筒状周壁部151の底面部152とは反対側の開口部(図示せず)を有している。筒状周壁部151は、多数のガス通過孔151aを有する多孔構造のものである。底面部152は平坦面であるが、図4における突起59と同じものを中心部に形成することができる。
筒状ハウジング10の内径(D1)とキャップ部材150の外径(D2)は、D1/D2が1.1〜2.0の範囲である。
ディフューザ部140は、底面部141、底面部141から一方向に伸ばされた周壁部142、底面部141と軸方向に対向する開口部143を有し、開口部143にはフランジ部144が形成されている。周壁部142は複数のガス排出口145を有している。
周壁部142は、開口部143に近い内周面に第2破裂板を固定するための環状段差面146を有している。
フランジ部144は、図6(b)に示すように加圧ガス室30に面した第2環状面144aにおいて、周方向に等間隔で形成された4箇所の凹部155を有している。凹部155は、キャップ部材150の底面部152の外周縁よりも半径方向外側に突出するように、第2連通孔(開口部)143から放射方向に伸びている。
本実施形態では、フランジ部144が第2環状壁部となり、開口部143が第2連通孔となっており、第2連通孔(開口部)143が第2破裂部材で閉塞される。
ディフューザ部140は、フランジ部144の周縁部が筒状ハウジングの第2端部10bに対して溶接されている。
図6のガス発生器100が図1のガス発生器1と同様の異常動作をしてキャップ部材150が離脱して移動すると、底面部152がディフューザ部140の第2環状面(フランジ部144の加圧ガス室側の面)144aに当接される。
しかし、第2環状面144aには4箇所の凹部155が形成され、加圧ガス室30と第2連通孔143は凹部155で連通されているため、加圧ガス室30からガス排出口145までのガス排出経路が確保されている。
本発明のガス発生器は、自動車に搭載するエアバッグ装置用のガス発生器として利用することができる。
1 ガス発生器
10 筒状ハウジング
20 点火室
21 点火室ハウジング
22 点火器
23 ガス発生剤
25 第1環状壁部
26 第1連通孔
27 第1破裂部材
30 加圧ガス室
40 ディフューザ部
43 第2連通孔
44 フランジ部(第2環状壁部)
45 ガス排出口
46 第2破裂部材

Claims (7)

  1. 筒状ハウジングの第1端部側に点火器が収容された点火室を有し、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部側にガス排出口が形成されたディフューザ部を有し、前記点火室と前記ディフューザ部の間に加圧ガス室を有しており、
    前記点火室と前記加圧ガス室の間において半径方向内側に突き出された第1環状壁部で包囲された第1連通孔が、前記第1環状壁部に固定された第1破裂部材で閉塞され、さらに前記第1破裂部材と前記加圧ガス室の間にキャップ部材が配置されており、
    前記加圧ガス室と前記ディフューザ部の間において半径方向内側に突き出された第2環状壁部で包囲された第2連通孔が、第2破裂部材で閉塞されており、
    前記キャップ部材が、
    筒状周壁部と、前記筒状周壁部の一端部が閉塞された底面部と、前記底面部とは反対側の開口部を有しており、前記筒状周壁部が多孔構造のものであり、前記底面部が、前記筒状周壁部と前記底面部の境界部分と接したガス排出路となる凹部を有しているものであり、
    前記筒状周壁部の外径が前記筒状ハウジングの内径よりも小さく、
    前記開口部が前記第1破裂部材に被せられて前記第1環状壁部または前記筒状ハウジングに固定され、前記底面部が前記第2連通孔側に位置するように取り付けられているものであり、
    前記キャップ部材の底面部の直径が前記第2連通孔の内径よりも大きく、前記キャップ部材の底面部の中心と前記第2連通孔の中心を合わせたときに、前記底面部のガス排出路となる凹部の少なくとも一部が前記第2連通孔に面する、ガス発生器。
  2. 前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、独立した複数の凹部からなるものである、請求項1記載のガス発生器。
  3. 前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、前記底面部に形成された凸部を除いた部分からなるものである、請求項1記載のガス発生器。
  4. 前記キャップ部材の底面部のガス排出路となる凹部が、前記底面部の中心から前記周壁部と前記底面部の境界部まで放射状に伸ばされた複数本の溝からなるものである、請求項1記載のガス発生器。
  5. 前記キャップ部材が、前記筒状周壁部、前記底面部および前記開口部からなるキャップ部材本体部と、前記底面部に取り付けられた、ガス排出路となる凹部を有する別部材の先端部の組み合わせからなるものである、請求項1〜4のいずれか1項記載のガス発生器。
  6. 筒状ハウジングの第1端部側に点火器が収容された点火室を有し、前記第1端部と軸方向反対側の第2端部側にガス排出口が形成されたディフューザ部を有し、前記点火室と前記ディフューザ部の間に加圧ガス室を有しており、
    前記点火室と前記加圧ガス室の間において半径方向内側に突き出された第1環状壁部で包囲された第1連通孔が、前記第1環状壁部に固定された第1破裂部材で閉塞され、さらに前記第1破裂部材と前記加圧ガス室の間にキャップ部材が配置されており、
    前記加圧ガス室と前記ディフューザ部の間において半径方向内側に突き出された第2環状壁部で包囲された第2連通孔が第2破裂部材で閉塞されており、
    前記キャップ部材が、
    筒状周壁部と、前記筒状周壁部の一端部が閉塞された底面部と、前記底面部とは反対側の開口部を有しており、前記筒状周壁部が多孔構造のものであり、
    前記筒状周壁部の外径が前記筒状ハウジングの内径よりも小さく、
    前記開口部が前記第1破裂部材に被せられて前記第1環状壁部または前記筒状ハウジングに固定され、前記底面部が前記第2連通孔側に位置するように取り付けられているものであり、
    前記第2環状壁部が、前記加圧ガス室側の第2環状面において、第2連通孔との境界部から半径方向外側に伸びるガス排出路となる凹部を有しており、
    前記キャップ部材の底面部の直径が前記第2連通孔の内径よりも大きく、前記キャップ部材の底面部の中心と前記第2連通孔の中心を合わせたときに、前記凹部が前記キャップ部材の底面部よりも半径方向外側に伸びている、ガス発生器。
  7. 前記キャップ部材の底面部が中心部に突起部を有しているものである、請求項1〜6のいずれか1項記載のガス発生器。
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