JP6708507B2 - 温度検出装置を備えたガスコンロ - Google Patents

温度検出装置を備えたガスコンロ Download PDF

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本発明は、ガスコンロに関し、詳しくは、ガスコンロに載置された鍋などの調理容器の温度を検出することができるように構成された、温度検出装置を備えたガスコンロに関する。
ガスコンロなどの加熱調理機器には、鍋などの調理容器の底面に接してその温度を検知する温度検出装置を備えているものがある。
特許文献1には、そのような温度検出装置として、移動側支持部材と固定側支持部材とを備え、移動側支持部材の上端側に配設された温度検出素子としてのサーミスタが、当接体を介して、調理容器の底部の温度を検出するように構成された温度検出装置が開示されている。
また、特許文献1には、該温度検出装置を備えたガステーブル(ガスコンロ)が示されている。そして、特許文献1に示されている、温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、特に具体的な記載はないが、サーミスタに接続されたリード線は、ガスコンロ本体内に配置される途中配線を経由して、制御部に接続されることになる。
特開2012−233601号公報
ところで、コンロバーナによって鍋などの調理容器を加熱して加熱調理を行う際に、調理容器から吹きこぼれが生じ、吹きこぼれた煮汁がガスコンロ本体内に配置される配線(途中配線)に付着する場合がある。そして、そのような場合、途中配線に付着した煮汁から水分が蒸発して、途中配線がガスコンロ本体に固着してしまうおそれも皆無ではない。
途中配線がガスコンロ本体に固着してしまうと、温度検出装置を構成する移動側支持部材の上下動が円滑に行われなくなり、温度検出装置の上記当接部と調理容器の底面とを十分に当接させることができずに、調理容器の温度を適正に検出することができなくなるおそれがある。そして、調理容器の温度を適正に検出できなくなると、温度検出装置の検出温度に基づいて行われるコンロバーナの火力制御を的確に行うことが困難になるという問題点がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、調理容器から吹きこぼれが生じた場合にも、例えば、上述の当接部とサーミスタなどの温度検出素子を備えた温度検出部と、調理容器の底面との当接が適正に維持され、調理容器の温度を精度よく確実に検出することが可能な、温度検出装置を備えたガスコンロを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の温度検出装置を備えたガスコンロは、
ガスコンロ本体の上面のトッププレートに形成したバーナ用開口を経て、その外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出するように設けられた環状のコンロバーナと、このコンロバーナの点消火および火力の制御を行う制御部と、前記コンロバーナにて加熱される調理容器が載置される五徳と、前記調理容器の底面温度を検出する温度検出装置と、を備え、
前記温度検出装置が、前記ガスコンロ本体の任意の固定部に固定されて縦方向に伸びる固定側支持部材と、前記固定側支持部材に嵌挿されるとともに、 上方に付勢され、かつ、上下動可能に支持された筒状の移動側支持体と、前記移動側支持体の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設された温度検出素子と、を備えたガスコンロであって、
前記固定側支持部材が備える、非磁性体からなる第一コア装着領域と、
前記第一コア装着領域に配設された、強磁性体からなり、一部に前記強磁性体が欠損した磁気ギャップを備える第一コアと、
前記移動側支持体が備える第二コア装着領域であって、非磁性体からなり、該移動側支持体の上下動と連動して上下動する第二コア装着領域と、
前記第二コア装着領域に配設された、強磁性体からなる第二コアと、
前記制御部と接続され、前記第一コアがその磁心となる一次巻線と、
前記第二コアがその磁心となる二次巻線と、
前記第二コア装着領域に配設された、前記二次巻線および前記温度検出素子が接続される温度検出装置側制御部と、
前記温度検出装置側制御部によって、前記温度検出素子による検出温度データが前記二次巻線に入力されたとき、前記一次巻線に出力される交流電圧を復調する復調部と、を備え、
前記五徳に前記調理容器が載置されて前記移動側支持体が下方に移動したときに、前記第二コアが、前記第1コアの備える前記磁気ギャップに近接して、前記第一コアと前記第二コアとによって閉じた磁路が形成されるとともに、前記一次巻線と前記二次巻線とが電磁的に結合し、前記制御部から、前記一次巻線および前記二次巻線を介して、前記温度検出装置側制御部に電力が供給されるように構成され、
前記復調部から出力される温度データに基づき、前記制御部が前記コンロバーナの火力の制御を行い、
前記復調部から前記温度検出素子による検出温度データが出力されないとき、前記制御部が、前記五徳上に前記調理容器が載置されていないと判定して、前記コンロバーナの燃焼を行わないように構成されていること
を特徴としている。
また、本発明の温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、前記第一コアおよび前記一次巻線が、前記固定側支持部材の下端側に配設され、前記第二コア、前記二次巻線および前記温度検出装置側制御部が、前記移動側支持体の下端側に配設されていることが好ましい。
本発明の温度検出装置を備えたガスコンロは、上述のように構成されているので、移動側支持部材と制御部とをリード線により接続することが不要で、調理容器からの吹きこぼれが生じた場合にも、リード線が、調理容器から吹きこぼれた煮汁によりガスコンロ本体に固着して、移動側支持部材の円滑な上下動が妨げられることを防止することが可能になる。
その結果、調理容器から吹きこぼれが生じた場合にも、温度検出装置の当接体と調理容器の底面との当接が適正に維持され、調理容器の温度を精度よく検出することが可能な、信頼性の高いガスコンロを得ることができるようになる。
また、五徳上に調理容器が載置されていないときにはコンロバーナの燃焼を行わないので、無駄にエネルギーを消費しない経済的なガスコンロを実現することができる。
また、第一コアおよび一次巻線が、固定側支持部材の下端側に配設され、第二コア、二次巻線および温度検出装置側制御部が、移動側支持体の下端側に配設された構成とした場合、調理容器に当接する当接体が移動側支持体の上端に設けられているため、第一コア、一次巻線および第二コア、二次巻線および温度検出装置側制御部がコンロバーナの加熱により高温になることを抑制して、信頼性を向上させることができる。
本発明の実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロの要部側面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロに用いられている温度検出装置の要部構成を示す一部切欠き正面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロに用いられている温度検出装置の、五徳上への調理容器の非載置状態における要部構成を示す一部切欠き正断面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロに用いられている温度検出装置の要部構成を示す平断面図である。 本発明の実施形態にかかるガスコンロに用いられている温度検出装置の、五徳上への調理容器の載置状態における要部構成を示す一部切欠き正断面図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところを詳しく説明する。
本発明の実施形態にかかるガスコンロに用いられている温度検出装置1は、図1に示すように、ガスコンロ(加熱調理機器)のバーナ部に配設されて、鍋などの調理容器2の温度を検出するために用いられる温度検出装置である。
なお、ガスコンロおよびそのバーナ部の構成は既に周知であることから、詳細な構造は図示を省略し、要部構成を図1に示している。
また、ガスコンロには、1台のバーナ部または横方向に並ぶ2台のバーナ部、あるいはそれ以上のバーナ部を備えたものなどがあるが(図示省略)、ここでは温度検出装置1を備えた1つのバーナ部について、その構造を以下に説明する。
図1に示すように、バーナ部においては、混合管33の先端に環状のバーナベース41が連結されている。また、バーナベース41の上部には環状のバーナキャップ5が着脱自在に載置されている。そして、バーナベース41およびバーナキャップ5の略中心には、上下に貫通するように挿入孔4が設けられている。
バーナキャップ5の周縁には溝が形成され、バーナキャップ5がバーナベース41に載置されると、バーナベース41とバーナキャップ5との間に外方に向けて炎を形成する複数の炎口(図示せず)が周方向に沿って間隔を隔てて形成されるように構成されている。
また、前記バーナキャップ5は、ガスコンロのトッププレート11に形成されたバーナ用開口部内の略中心に位置するように設けられ、このバーナ用開口部の周縁のトッププレート11には、調理容器2を載置するための五徳12が設けられている。
また、この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、図示しない点消火操作部の操作に基づいて、制御部(本体側制御部)50(図1)により、コンロバーナ10による加熱の制御が行われるように構成されている。
次に、このバーナ−部に配設された温度検出装置1について説明する。図2は、温度検出装置1の一部切欠き正面図である。
この実施形態の温度検出装置1は、図2に示すように、ガスコンロ本体(調理器本体)9の固定部3(図1)に固定される円筒状の固定側支持部材56と、この固定側支持部材56に上下スライド移動可能に装着された円筒状の移動側支持体(移動側支持筒)53とを備えている。
そして、五徳12に調理容器2が載置されると、移動側支持体53は下方に移動し、五徳12から調理容器2が取り除かれると、移動側支持体53は、スプリング54によって付勢されて上方に移動し、図2の状態に戻るように構成されている。
移動側支持体53の上端に設けられた当接体51の下面側には、フランジ部62aと、フランジ部の下面から下方に垂下形成された筒状収納部62bとを備えるサーミスタ固定部材62が配設されており、このサーミスタ固定部材62の筒状収納部62bに、温度検出素子としてのサーミスタ57が組み込まれている。
<特徴的構成>
この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、図1〜3に示すように、円筒状の固定側支持部材56の下端側の外周領域が、非磁性体からなる第一コア装着領域166として機能するように構成されており、第一コア装着領域166には、強磁性体からなり、一部に強磁性体が欠損した磁気ギャップGを備える第一コア66Cが配設されている。
また、円筒状の移動側支持体53の下端側の内部空間が、非磁性体からなる第二コア装着領域170として機能し、第二コア装着領域170は、移動側支持体53の上下動と連動して上下動するように構成されている。そして、この第二コア装着領域170には、強磁性体からなる第二コア70Cが配設されている。
また、第一コア66Cには、一次巻線66(図4)が第一コア66Cがその磁心となるような態様で巻回されており、一次巻線66(図4)は、制御部(本体側制御部)50(図1)に接続されている。
また、円筒状の移動側支持体53の下端側に配設された第二コア70Cには、二次巻線70が、第二コア70Cがその磁心となるような態様で巻回されており、二次巻線70は、サーミスタ(温度検出素子)57が接続されている温度検出装置側制御部70Aに接続されている。
すなわち、この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、図2に示すように、温度検出装置を構成する円筒状の移動側支持体53の下端側の内部空間に、温度検出装置側制御部70Aが配設されており、サーミスタ(温度検出素子)57は、サーミスタ用リード線15a,15bを介して、移動側支持体53の下端側の内部空間に配設された温度検出装置側制御部70Aに接続されている。
また、この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロは、温度検出装置側制御部70Aによって、サーミスタ(温度検出素子)57による検出温度データが二次巻線70に入力されたとき、一次巻線66(図4)に出力される交流電圧を復調する復調部50a(図1、図2参照)を備えている。
さらに、五徳12に調理容器2が載置されて移動側支持体53が下方に移動したときに、第二コア70Cが磁気ギャップGに近接して、第一コア66Cと第二コア70Cとによって閉じた磁路が形成されるように構成されている。
すなわち、五徳12に調理容器2が載置されて移動側支持体53が下方に移動したとき(図5参照)、一次巻線66と二次巻線70とが電磁的に結合し、制御部(本体側制御部)50から、一次巻線66および二次巻線70を介して、温度検出装置側制御部70Aに電力が供給されるように構成されている。
つまり、制御部(本体側制御部)50から一次巻線66に所定の電力供給用周波数(例えば400Hz)の交流電圧が印加され、二次巻線70に発生する交流電圧が温度検出装置側制御部70Aで整流されることにより、温度検出装置側制御部70A用の電力が得られるように構成されている。
これにより、温度検出装置側制御部70Aによって、サーミスタ(温度検出素子)57による検出温度データが二次巻線70に入力される。具体的には、所定のデータ送信用周波数(例えば5kHz)の交流を搬送波とし、この5kHzの搬送波をサーミスタ(温度検出素子)57による検出温度に関するデータで変調した信号が、二次巻線70に重畳して入力される。
また、この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、復調部50aから出力される温度データに基づいて、制御部(本体側制御部)50がコンロバーナ10の火力の制御を行い、復調部50aからサーミスタ(温度検出素子)57による検出温度データが出力されないとき、制御部50が、五徳12上に調理容器2が載置されていないと判定して、コンロバーナ10の燃焼を行わないように構成されている。
つまり、五徳12上に調理容器2が載置されていないときは、第二コア70Cが磁気ギャップGよりも上方に位置するため、一次巻線66と二次巻線70との電磁的な結合が弱く、制御部50から、一次巻線66および二次巻線77を介して、温度検出装置側制御部70Aに電力が十分に供給されにくい状態にあるため、温度検出装置側制御部70Aによって、サーミスタ(温度検出素子)57による検出温度データが二次巻線70に入力されたとしても、一次巻線66にはサーミスタ(温度検出素子)57により検出された検出温度についてのデータが出力されず、制御部50によって、五徳12上に調理容器2が載置されていないと判定され、コンロバーナ10の燃焼が行われることがない。
上述のように、この実施形態にかかる温度検出装置を備えたガスコンロにおいては、移動側支持体53と制御部(本体側制御部)50とが、リード線により接続されていないので、従来のガスコンロのように移動側支持体53と本体側制御部50を接続するリード線が吹きこぼれた煮汁によってガスコンロ本体9と固着する事象の発生が回避される。その結果、調理容器2からの吹きこぼれが生じた場合にも、温度検出装置1を構成する当接体51と調理容器2の底面との当接が適正に維持され、調理容器2の温度を精度よく検出することができる。
また、五徳12上に調理容器2が載置されていないとき、コンロバーナの燃焼を行わないので、無駄にエネルギを消費せず、経済性に優れたガスコンロを実現することができる。
さらに、第一コア66Cおよび一次巻線66を、固定側支持部材56の下端側に配設し、第二コア70C、二次巻線70および温度検出装置側制御部70Aを、移動側支持体53の下端側に配設するようにしているので、移動側支持体53の上端に位置する当接体51が、調理容器2の底面と接し、また、コンロバーナ(ガスバーナ)10の炎により加熱されて昇温した場合にも、一次巻線66、二次巻線70および温度検出装置側制御部70Aがコンロバーナ10の加熱により高温になることが抑制され、信頼性が向上する。
したがって、本願発明によれば、温度検出の信頼性が高く、エネルギーの無駄が少なく、信頼性の高い温度検出装置を備えたガスコンロを提供することが可能になる。
上記実施形態では、移動側支持体が円筒状のものである場合を例にとって説明したが、移動側支持体は円筒状に限らず、角筒状のものであってもよい。
また、固定側支持体についても、円筒状のものを用いたが、円筒状に限らず、角筒状のものであってもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、一次巻線、二次巻線、一次コア、二次コアの形状や構造、固定側支持部材、移動側支持体、当接体、温度検出素子などの各部材の具体的な構成などに関し、本発明の範囲内において各種の変形を加えることが可能である。
1 温度検出装置
2 調理容器
3 ガスコンロ本体の固定部
4 挿入孔
5 バーナキャップ
9 ガスコンロ本体
10 コンロバーナ
11 トッププレート
12 五徳
15a,15b サーミスタ用リード線
33 混合管
41 バーナベース
50 制御部(本体側制御部)
50a 復調部
51 当接体
53 移動側支持体
53a 円筒状の移動側支持体の小径部
54 スプリング(付勢手段)
56 固定側支持部材
57 温度検出素子(サーミスタ)
62 温度検出素子固定部材
62a フランジ部
62b 筒状収納部
66 1次巻線
66C 第一コア
70 2次巻線
70A 温度検出装置側制御部
70C 第二コア70C
166 第一コア装着領域
170 第二コア装着領域
G 磁気ギャップ

Claims (2)

  1. ガスコンロ本体の上面のトッププレートに形成したバーナ用開口を経て、その外周に形成された炎孔部が前記トッププレートの上方に突出するように設けられた環状のコンロバーナと、このコンロバーナの点消火および火力の制御を行う制御部と、前記コンロバーナにて加熱される調理容器が載置される五徳と、前記調理容器の底面温度を検出する温度検出装置と、を備え、
    前記温度検出装置が、前記ガスコンロ本体の任意の固定部に固定されて縦方向に伸びる固定側支持部材と、前記固定側支持部材に嵌挿されるとともに、 上方に付勢され、かつ、上下動可能に支持された筒状の移動側支持体と、前記移動側支持体の上端に配設され、前記調理容器の上下動に追随して上下動することにより、前記調理容器の底面に常時当接するように構成された当接体と、前記当接体の下面側に、前記当接体と熱的に結合するような態様で配設された温度検出素子と、を備えたガスコンロであって、
    前記固定側支持部材が備える、非磁性体からなる第一コア装着領域と、
    前記第一コア装着領域に配設された、強磁性体からなり、一部に前記強磁性体が欠損した磁気ギャップを備える第一コアと、
    前記移動側支持体が備える第二コア装着領域であって、非磁性体からなり、該移動側支持体の上下動と連動して上下動する第二コア装着領域と、
    前記第二コア装着領域に配設された、強磁性体からなる第二コアと、
    前記制御部と接続され、前記第一コアがその磁心となる一次巻線と、
    前記第二コアがその磁心となる二次巻線と、
    前記第二コア装着領域に配設された、前記二次巻線および前記温度検出素子が接続される温度検出装置側制御部と、
    前記温度検出装置側制御部によって、前記温度検出素子による検出温度データが前記二次巻線に入力されたとき、前記一次巻線に出力される交流電圧を復調する復調部と、を備え、
    前記五徳に前記調理容器が載置されて前記移動側支持体が下方に移動したときに、前記第二コアが、前記第1コアの備える前記磁気ギャップに近接して、前記第一コアと前記第二コアとによって閉じた磁路が形成されるとともに、前記一次巻線と前記二次巻線とが電磁的に結合し、前記制御部から、前記一次巻線および前記二次巻線を介して、前記温度検出装置側制御部に電力が供給されるように構成され、
    前記復調部から出力される温度データに基づき、前記制御部が前記コンロバーナの火力の制御を行い、
    前記復調部から前記温度検出素子による検出温度データが出力されないとき、前記制御部が、前記五徳上に前記調理容器が載置されていないと判定して、前記コンロバーナの燃焼を行わないように構成されていること
    を特徴とする温度検出装置を備えたガスコンロ。
  2. 前記第一コアおよび前記一次巻線が、前記固定側支持部材の下端側に配設され、前記第二コア、前記二次巻線および前記温度検出装置側制御部が、前記移動側支持体の下端側に配設されていること
    を特徴とする請求項1記載の温度検出装置を備えたガスコンロ。
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