JPH06319636A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH06319636A
JPH06319636A JP11036493A JP11036493A JPH06319636A JP H06319636 A JPH06319636 A JP H06319636A JP 11036493 A JP11036493 A JP 11036493A JP 11036493 A JP11036493 A JP 11036493A JP H06319636 A JPH06319636 A JP H06319636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
rice cooker
main body
lid
receiving unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP11036493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Ohashi
正治 大橋
Taketoshi Sato
武年 佐藤
Haruo Terai
春夫 寺井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11036493A priority Critical patent/JPH06319636A/ja
Publication of JPH06319636A publication Critical patent/JPH06319636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体からの温度情報を非接触で本体に伝達し
て、蓋体を本体から着脱自在とした炊飯器を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 炊飯器本体1と着脱自在となっている蓋体2
には炊飯器本体の温度を検知する蓋センサ3と、蓋セン
サの信号を本体に送信する信号送信ユニット4とを備
え、炊飯器本体は前記信号送信ユニットと磁気結合され
その信号を受ける信号受信ユニット5と、信号受信ユニ
ットの信号を電圧に変換する変換手段6と、この変換手
段の信号を受けて炊飯行程を制御する制御手段7とを備
えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭で使用する炊飯
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、炊飯器はより美味しいご飯が炊け
るように、蓋体に設けた蓋センサから得た温度情報を用
いて、炊飯行程をコントロールする方式が主流となって
いる。
【0003】以下、従来の炊飯器について説明する。図
8・図9において、21は炊飯器本体、22は炊飯器本
体21に開閉自在に軸支した蓋体である。蓋体22に
は、炊飯器本体21の温度を検知する蓋センサ23を設
けている。また炊飯器本体21には、前記蓋センサ23
の温度信号を受けて炊飯行程をコントロールする制御回
路24を設けている。また25は蓋センサ23の温度情
報を炊飯器本体21へ送るための信号線である。
【0004】以上の構成で、制御回路24は蓋センサ2
3の温度信号を受けて、炊飯行程をコントロールして、
炊飯を実行するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の炊飯
器は、蓋センサ23の温度情報を炊飯器本体21に送る
ための信号線25を有する構成となっている。このた
め、炊飯器本体21と蓋体22とは常に一体となってい
るもので、蓋体22だけを取り外すことはできないもの
である。つまり、蓋体22が汚れていても、取り外して
水で丸洗いするということができないという問題点を有
している。
【0006】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、蓋体が炊飯器本体に
対して着脱自在である炊飯器を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第一の手段は、炊飯器本体に着脱自在な蓋体
には炊飯器本体の温度を検知する蓋センサと、蓋センサ
の信号を炊飯器本体に送信する信号送信ユニットとを備
え、炊飯器本体は前記信号送信ユニットと磁気結合され
て信号を受ける信号受信ユニットと、信号受信ユニット
の信号を電圧に変換する変換手段と、この変換手段の信
号を受けて炊飯行程を制御する制御手段とを備えた炊飯
器とするものである。
【0008】本発明の第二の手段は、特に、信号送信ユ
ニットと信号受信ユニットとを、フェライトコアとこの
フェライトコアに巻回したコイルとで構成した炊飯器と
するものである。
【0009】本発明の第三の手段は、特に、信号送信ユ
ニットはコイルで、信号受信ユニットはコイルとフェラ
イトコアで構成した炊飯器とするものである。
【0010】本発明の第四の手段は、特に、信号送信ユ
ニットはコイルとフェライトコアで、信号受信ユニット
はコイルで構成した炊飯器とするものである。
【0011】本発明の第五の手段は、信号送信ユニット
と信号受信ユニットとをともにコイルで構成した炊飯器
とするものである。
【0012】
【作用】本発明の第一の手段は、磁気結合した信号送信
ユニットと信号受信ユニットとが温度情報を非接触で送
るように作用するもので、蓋体を炊飯器本体から着脱可
能とした構成を実現できるものである。
【0013】本発明の第二〜第五の手段は、信号送信ユ
ニットと信号受信ユニットの具体構成を提供するもの
で、フエライトコアとこのフェライトコアに巻回したコ
イル、またはコイルのみ、あるいはこれらの組み合わせ
が信号の送受信を行うように作用するものである。
【0014】
【実施例】以下、図1・図2に基づいて本発明の第一の
手段および第二の手段の実施例について説明する。1は
炊飯器本体(以下単に本体と称する)、2は本体1に対
して着脱可能に取り付けた蓋体である。蓋体2は、本体
1の温度を検知する蓋センサ3と、蓋センサ3の温度情
報を送信するための信号送信ユニット4を有している。
本実施例では蓋センサ3は、サーミスタで構成してい
る。また信号送信ユニット4は、フェライトコア10と
フェライトコア10に巻回したコイル8で構成してい
る。本体1は、信号送信ユニット4と磁気結合してこの
信号を受ける信号受信ユニット5と、信号受信ユニット
5の信号を電圧信号に変換する変換手段6と、変換手段
6の信号を受けて炊飯行程を制御する制御手段7とを備
えている。信号受信ユニット5は、本実施例ではフェラ
イトコア11とフェライトコア11に巻回したコイル9
で構成している。本体1に蓋体2をセットした状態で
は、前記コイル8とコイル10は対向して磁気結合され
ているものである。また信号送信ユニット4と信号受信
ユニット5は共にケースで覆われており、外部に突出し
ているものはない。
【0015】図2は、本実施例で使用している信号送信
ユニット4・信号受信ユニット5・変換手段6・制御手
段7を説明している。変換手段6は、共振用のコンデン
サ15と発振回路16とスイッチング用のトランジスタ
17で構成している。
【0016】以下図2を用いて本実施例の動作について
説明する。通常の炊飯行程の制御動作については、周知
の通りであり説明を省略する。ここでは、蓋体2からの
温度情報を本体1の制御手段7に伝達する作用について
説明する。
【0017】図示していないスイッチがオンされて炊飯
行程が開始されると、本体1の温度は上昇を開始する。
本体1にセットされている蓋体2に設けた蓋センサ3
は、この温度上昇を検知して、温度に応じた信号を信号
送信ユニット4に伝達する。信号送信ユニット4と本体
1に設けた信号受信ユニット5とは磁気結合しており、
変換手段6を構成する共振用コンデンサ15の端子12
・13から見たインピーダンスは図3に示すように変化
する。つまり、共振点付近では、温度が高いときインピ
ーダンス|z|は小さく、温度が低いときインピーダン
ス|z|は大きくなる。この理由は、蓋センサ3の検知
温度が低いときは蓋センサ3の抵抗値が大きく、また検
知温度が高いときは抵抗値が小さく変化するためであ
る。ここで、変換手段6を構成している発振回路16の
発振周波数を前記端子12・13から見た共振周波数と
ほぼ同一とすると、制御手段7に入力される端子14の
電圧波形は図4に示すような形状となる。つまり、蓋セ
ンサ3の検知温度が高いときは電圧の振幅は小さく、検
知温度が低いときは電圧の振幅は大きいものとなる。つ
まり変換手段6は、信号受信ユニット5から受けた信号
を温度に応じた電圧信号に変換しているものである。
【0018】従ってこの信号を受けた制御手段7は、端
子14の電圧振幅の大きさから、蓋センサ3が検知した
温度を知ることができるものである。こうして制御手段
7は、この温度情報に基づいて炊飯行程を正確に制御す
るものである。
【0019】炊飯が終了して蓋体2を洗浄する際は、使
用者は蓋体2を本体1から取り外して、水で丸洗いする
ことができるものである。つまり本実施例では、蓋体2
と本体1との結合は、信号送信ユニット4と信号受信ユ
ニット5との磁気結合だけとなっているものである。
【0020】次に、図5に基づいて本発明の第三の手段
の実施例について説明する。炊飯器の基本構成について
は、図1・図2と同様であるので説明を省略する。本実
施例では、信号送信ユニット4はコイル8のみで構成し
ているものである。つまり信号送信ユニット4の構成は
非常に簡単なものとなって、蓋体2への組み込みが容易
にできるものである。
【0021】以上のように構成した炊飯器についても、
コイル8で構成した信号送信ユニット4と、コイル9と
フェライトコア11で構成した信号受信ユニット5とは
磁気結合されており、蓋体2からの温度情報を本体1へ
送ることができるものである。
【0022】次に図6・図7に基づいて、本発明の第四
の手段の実施例と第五の手段の実施例について説明す
る。ここでも炊飯器の基本構成については、図1・図2
と同様であるので説明を省略する。第四の手段の実施例
では、信号受信ユニット5をコイル9のみで構成し、コ
イル8とフェライトコア10で構成した信号送信ユニッ
ト4と磁気結合しているものである。また第五の手段の
実施例では、信号送信ユニット4・信号受信ユニット5
ともコイルのみで構成しているものである。
【0023】以上の構成として、共に蓋体2からの信号
を本体1の制御手段7に送るものである。
【0024】
【発明の効果】本発明の第一の手段は、蓋体の蓋センサ
からの温度情報を、信号送信ユニット・信号受信ユニッ
ト・変換手段を通して本体の制御手段に磁気結合方式で
送ることができるものであり、蓋体を本体から取り外し
て丸洗いできる炊飯器を実現できるものである。
【0025】本発明の第二の手段から第五の手段は、信
号送信ユニットと信号受信ユニットの具体構成を提供す
るもので、同様に蓋体を本体から取り外して丸洗いでき
る炊飯器を実現できるものである。
【0026】特に本発明の第三の手段は、信号送信ユニ
ットをコイルだけの構成として、蓋体における信号送信
ユニットの構成を簡単なものとするものである。また本
発明の第四の手段は、本体における信号受信ユニットの
構成をコイルだけとして簡単なものとするものである。
更に本発明の第五の手段は、信号送信ユニット・信号受
信ユニットの両方をコイルだけの簡単なものとして、本
体と蓋体への組み込みが一層容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の手段および第二の手段の実施例
である炊飯器を示す概略構成図
【図2】同回路図
【図3】同インピーダンスと周波数の関係を示す特性図
【図4】同電圧と時間の関係を示す特性図
【図5】本発明の第三の手段の実施例である炊飯器の磁
気結合部の概略構成図
【図6】同第四の手段の実施例である炊飯器の磁気結合
部の概略構成図
【図7】同第五の手段の実施例である炊飯器の磁気結合
部の概略構成図
【図8】従来の炊飯器を示す概略構成図
【符号の説明】
1 炊飯器本体 2 蓋体 3 蓋センサ 4 信号送信ユニット 5 信号受信ユニット 6 変換手段 7 制御手段 8 コイル 9 コイル 10 フェライトコア 11 フェライトコア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体と、炊飯器本体に着脱自在な
    蓋体から成り、前記蓋体には炊飯器本体の温度を検知す
    る蓋センサと、蓋センサの信号を炊飯器本体に送信する
    信号送信ユニットとを備え、前記炊飯器本体は前記信号
    送信ユニットと磁気結合されて信号を受ける信号受信ユ
    ニットと、信号受信ユニットの信号を電圧に変換する変
    換手段と、この変換手段の信号を受けて炊飯行程を制御
    する制御手段とを備えた炊飯器。
  2. 【請求項2】 信号送信ユニットと信号受信ユニットと
    は、フェライトコアとこのフェライトコアに巻回したコ
    イルとで構成した請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 信号送信ユニットはコイルで、信号受信
    ユニットはコイルとフェライトコアで構成した請求項1
    記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 信号送信ユニットはコイルとフェライト
    コアで、信号受信ユニットはコイルで構成した請求項1
    記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 信号送信ユニットと信号受信ユニットは
    ともにコイルで構成した請求項1記載の炊飯器。
JP11036493A 1993-05-12 1993-05-12 炊飯器 Pending JPH06319636A (ja)

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JP11036493A JPH06319636A (ja) 1993-05-12 1993-05-12 炊飯器

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10165294A (ja) * 1996-12-09 1998-06-23 Zojirushi Corp 誘導加熱式炊飯器
JP2018013313A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 株式会社ハーマン 温度検出装置を備えたガスコンロ
CN107625412A (zh) * 2016-07-19 2018-01-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 烹饪器具及其无线控制系统
EP3351148A4 (en) * 2015-12-28 2018-12-05 Foshan Shunde Midea Electrical Heating Appliances Manufacturing Co., Limited Wireless power supply communication circuit for electric cooking pot, electric cooking pot, and method
WO2020054515A1 (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 シャープ株式会社 調理器

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