JP6708456B2 - 密封装置 - Google Patents
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Description
本発明の密封装置は、回転軸に装着する回転体と前記回転体に併設する非回転の静止体との間をシールする密封装置であって、前記回転軸の回転を計測する磁気エンコーダを架橋接着するとともに前記回転体に取り付けられる金属環によるシール構造を備え、前記金属環は、前記回転体に設けた段差状の取付部の外周面に嵌着される取付用筒部と、前記取付用筒部の軸方向一方の端部から径方向内方へ向けて設けられた端面部と、前記端面部の内周端部から軸方向一方へ向けて設けられたシール形成部とを一体に備え、前記取付用筒部の外周面に前記磁気エンコーダが架橋接着され、前記シール形成部によって前記シール構造が設定され、前記シール構造は、回転羽根部を備える回転羽根構造とされていることを特徴とする(請求項1)。
(1)金属環におけるシール形成部の外周側に回転羽根部を設ける。
(2)金属環におけるシール形成部の静止体側に回転羽根部を設ける。
(3)金属環におけるシール形成部が保持するゴム成形品を備え、このゴム成形品によって回転羽根部を設ける。
図1に示すように、密封装置1は、車両用エンジンのクランクシャフト(回転軸、図示せず)に装着するトーショナルダンパのハブ(回転体)52とこのハブ52に対し並んで配置するエンジンケース(非回転の静止体)81との間で、ダストや泥水等の外部異物がエンジン内部Iへ侵入しないように外部異物をシールするものであって、ハブ52に取り付けられる金属環11を備え、この金属環11に磁気エンコーダ21が架橋接着されるとともに、この金属環11によるシール構造31が設定されている。
上記図1および図2の第1実施例における金属環11において、回転羽根部33の羽根33aはそれぞれ筒状のシール形成部11cに対し別体で成形されたうえでシール形成部11cに取り付けられるが、金属環11はこれを板金プレス法にて製作することが多いので、このプレス加工時に羽根33aを一体で形成することも考えられる。この場合、図3および図4に示すように、羽根33aは筒状のシール形成部11cに切り込みを入れてシール形成部11cから立ち上げ形成されるので、シール形成部11cには、羽根33a立ち上げ後の加工痕として凹み33bが羽根33aに隣接して設けられる。当該実施例によれば、プレス加工時に羽根33aを一体で形成することができるので、回転羽根部33を備える金属環11を容易にかつ低コストで製造することができる。図3および図4に示す密封装置1においてその他の構成は上記第1実施例と同じであるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、密封装置1は、車両用エンジンのクランクシャフト(回転軸、図示せず)に装着するトーショナルダンパのハブ(回転体)52とこのハブ52に対し並んで配置するエンジンケース(非回転の静止体)81との間で、ダストや泥水等の外部異物がエンジン内部Iへ侵入しないように外部異物をシールするものであって、ハブ52に取り付けられる金属環11を備え、この金属環11に磁気エンコーダ21が架橋接着されるとともに、この金属環11によるシール構造31が設定されている。
11 金属環
11a 取付用筒部
11b,34d 端面部
11c シール形成部
11f 筒状部
11g,52b フランジ部
21 磁気エンコーダ
31 シール構造
32 ラビリンスシール
33 回転羽根部
33a,34b 羽根
33b 凹み
34 ゴム成形品
34a 取付部
34c 筒部
34e 係合部
52 ハブ(回転体)
52a ボス部
52c 取付部
81 エンジンケース(非回転の静止体)
82 オイルシール
c 微小間隙
Claims (4)
- 回転軸に装着する回転体と前記回転体に併設する非回転の静止体との間をシールする密封装置であって、
前記回転軸の回転を計測する磁気エンコーダを架橋接着するとともに前記回転体に取り付けられる金属環によるシール構造を備え、
前記金属環は、前記回転体に設けた段差状の取付部の外周面に嵌着される取付用筒部と、前記取付用筒部の軸方向一方の端部から径方向内方へ向けて設けられた端面部と、前記端面部の内周端部から軸方向一方へ向けて設けられたシール形成部とを一体に備え、
前記取付用筒部の外周面に前記磁気エンコーダが架橋接着され、
前記シール形成部によって前記シール構造が設定され、
前記シール構造は、回転羽根部を備える回転羽根構造とされていることを特徴とする密封装置。 - 請求項1記載の密封装置において、
前記金属環における前記シール形成部の外周側または静止体側に前記回転羽根部が設けられていることを特徴とする密封装置。 - 請求項1記載の密封装置において、
前記金属環における前記シール形成部が保持するゴム成形品を備え、
前記ゴム成形品によって前記回転羽根部が設けられていることを特徴とする密封装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の密封装置において、
前記回転軸は、車両用エンジンの回転軸であり、前記回転体は、前記車両用エンジンの回転軸に装着されるトーショナルダンパのハブであり、前記静止体は、エンジンケースであることを特徴とする密封装置。
Applications Claiming Priority (2)
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---|---|---|---|
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JP2015189516 | 2015-09-28 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
Country | Link |
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