JP6708084B2 - 車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法 - Google Patents

車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンジンと、モータージェネレーターと、該モータージェネレーターに接続するバッテリーと、前記エンジンの動力及び前記モータージェネレーターの動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備を駆動する駆動装置と、制御装置と、を備えた車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法に関する。
近年、燃費向上及び環境対策などの観点から、車両の運転状態に応じて複合的に制御されるエンジン及びモータージェネレーターを有するハイブリッドシステムを備えたハイブリッド車両(以下「HEV」という。)が注目されている。このHEVにおいては、車両の加速時や発進時には、モータージェネレーターによる駆動力のアシストが行われる一方で、慣性走行時や始動時にはモータージェネレーターによる回生発電が行われる(例えば、特許文献1を参照)。
一方、HEVに限らず、ディーゼルエンジン等のエンジン(内燃機関)が搭載される車両のなかには、車両の停車中に駆動する架装設備(例えば、塵芥車両の場合はパッカー装置)を備える車両がある。この架装設備を備えた車両において、従来技術では、車両の停車中で、かつ、運転者により架装設備の駆動要求信号が入力された場合には、エンジンの動力を、トランスミッションに接続するPTO軸を介して、このPTO軸の他端側に接続され、架装設備を駆動する駆動装置に伝達して、この伝達された動力により駆動装置を駆動して、架装設備を駆動していた。
しかしながら、従来技術では、車両の停車中における架装設備の駆動をエンジンの動力のみで行っているため、エンジンへの負荷が大きくなるとともに、架装設備の駆動時に常時エンジン騒音が発生することとなり、特に、閑静な市街地内では騒音問題に発展する虞もあった。
本発明者は、この従来技術が有していた問題を解決すべく、図1に示すように、エンジン10と、モータージェネレーター111と、このモータージェネレーター111にインバーター112を介して接続するバッテリー113と、エンジン10の動力及びモータージェネレーター111の動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構114を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備115を駆動する駆動装置110と、制御装置80と、を備えた車両の走行制御システムを有する車両を考案した。この車両では、車両の停車時における架装設備の駆動を、バッテリー113の充電量に応じて、エンジン10の動力、または、モータージェネレーター111の動力のいずれか一方の動力により行っており、エンジン10を常時駆動させる必要がなくなるので、エンジン負荷及びエンジン騒音を軽減することができる。
また、この車両では、車両の走行中または停車中に、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電している。より詳細には、エンジン10の動力により車両を走行させているときで、バッテリー113の充電量が少ない場合には、このエンジン10の動力の一部を動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111に伝達して、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電している。また、車両を慣性走行させているときで、バッテリー113の充電量が少ない場合には、駆動輪24の回生動力の一部を動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111に伝達して、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電している。さらに、車両の停車中で、バッテリー113の充電量が少なく、モータージェネレーター111の動力では架装設備115を駆動することができない場合には、エンジン10の動力により動力伝達機構114を介して架装設備115を駆動するが、この架装設備115の駆動と同時に、エンジン10の動力により動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電している。
しかしながら、エンジン10の動力により車両を走行させているときで、バッテリー113の充電量が少ない場合には、エンジン10の動力によりモータージェネレーター111を発電させて、バッテリー113を充電しながら車両を走行させるが、車両の走行に必要な負荷が大幅に増加した場合(例えば、車両が急加速で走行したり、急勾配の坂道を走行したりする場合)、車両の走行に必要な負荷とモータージェネレーター111の負荷との合計負荷が過大となり、エンジン負荷が過大となって、車両走行性能に支障をきたす虞がある。
特開2002−238105号公報
本発明の目的は、エンジンの動力により、モータージェネレーターを発電させてバッテリーを充電しながら車両を走行させている場合で、車両の走行に必要な負荷が大幅に増加したときでも、車両走行性能に支障をきたすことなく、モータージェネレーターの発電を継続させて、バッテリーの充電を継続することができる車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の車両の走行制御システムは、エンジンと、モータージェネレーターと、該モータージェネレーターに接続するバッテリーと、前記エンジンの動力及び前記モータージェネレーターの動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備を駆動する駆動装置と、制御装置と、を備えた車両の走行制御システムにおいて、前記制御装置が、前記エンジンの動力により前記車両を走行させている場合で、前記バッテリーの充電量が予め設定される設定充電量値以下であるときには、前記エンジンの動力の一部を前記動力伝達機構を介して前記モータージェネレーターに伝達するように構成し、前記エンジンの運転状態に基づいて推定されるエンジン負荷量が予め設定される設定負荷量値以上となったときには、前記エンジン負荷量が前記設定負荷量値未満となるように、前記モータージェネレーターの発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うように構成される。
なお、バッテリーの設定充電量値は、バッテリーの設計上の上限充電量値を基に、バッテリーメーカーの推奨値や予め実験等により求められた最適な値に設定される。また、エンジン負荷量の設定負荷量値は、エンジンの設計上の上限負荷量値(エンジンが構造上耐え得る負荷量の最大値)を基に、予め実験等により求められた最適な値に設定される。
また、上記の車両の走行制御システムにおいて、前記制御装置が、前記車両走行優先制御を行うときに、前記エンジン負荷量と前記設定負荷量値の差が大きくなるにつれて、前記モータージェネレーターの発電電力量を減少させるように構成される。
また、上記の目的を達成する本発明の車両の走行制御方法は、エンジンと、モータージェネレーターと、該モータージェネレーターに接続するバッテリーと、前記エンジンの動力及び前記モータージェネレーターの動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備を駆動する駆動装置と、を備えた車両の走行制御方法において、前記エンジンの動力により前記車両を走行させている場合で、前記バッテリーの充電量が予め設定される設定充電量値以下であるときには、前記エンジンの動力の一部を前記動力伝達機構を介して前記モータージェネレーターに伝達し、前記エンジンの運転状態に基づいて推定されるエンジン負荷量が予め設定される設定負荷量値以上となったときには、前記エンジン負荷量が前記設定負荷量値未満となるように、前記モータージェネレーターの発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うことを特徴とする方法である。
また、上記の車両の走行制御方法において、前記車両走行優先制御を行うときに、前記エンジン負荷量と前記設定負荷量値の差が大きくなるにつれて、前記モータージェネレーターの発電電力量を減少させることを特徴とする方法である。
本発明の車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法によれば、エンジンの動力により、モータージェネレーターを発電させてバッテリーを充電しながら車両を走行させている場合で、車両の走行に必要な負荷が大幅に増加したときでも、車両走行性能の維持を優先させつつ、エンジンに過大な負荷が加わらないように、モータージェネレーターの発電電力量を制御するので、車両走行性能に支障をきたすことなく、モータージェネレーターの発電を継続させて、バッテリーの充電を継続することができる。
また、エンジン負荷量が過大になるにつれて、モータージェネレーターの発電電力量を減少させるので、車両走行性能をより確実に維持することができる。
本発明の実施形態からなる車両の走行制御システムを備えた車両の構成図である。 本発明の車両の走行制御方法の制御フローを示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態からなる車両の走行制御システムを備えた車両を示す。
この車両が備えるディーゼルエンジン10においては、エンジン本体11に形成された複数(この例では4個)の気筒12内における燃料の燃焼により発生した熱エネルギーにより、クランクシャフト13が回転駆動される。このクランクシャフト13の回転動力は、クランクシャフト13の一端部に接続する湿式多板クラッチ14を通じてトランスミッション20に伝達される。
トランスミッション20には、複数の変速ギヤ段(図示しない)が備えられており、車両の走行状態に応じて変速ギヤ段を設定することにより、エンジン10の回転動力を変速している。
トランスミッション20で変速された回転動力は、プロペラシャフト22を通じてデファレンシャル23に伝達され、一対の駆動輪24にそれぞれ駆動力として分配される。
本発明の車両の走行制御システムは、エンジン10と、架装設備115の駆動用のモータージェネレーター(以下、モータージェネレーターと称す)111と、このモータージェネレーター111にインバーター112を介して接続するバッテリー113と、エンジン10の動力及びモータージェネレーター111の動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構(ギヤ式、ベルト式、チェーン式等)114を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備(塵芥車両のパッカー装置等)115を駆動する油圧ポンプ(駆動装置)110と、制御装置80と、を備えたシステムである。
車両の停車中における、架装設備115の駆動の詳細について説明する。車両の停車中で、かつ、運転者により架装設備115の駆動要求信号が制御装置80に入力された場合(運転者が車両の運転席等に設けた架装設備の駆動用スイッチを操作した場合等)には、バッテリー113の充電量Bに応じて、エンジン10の動力またはモータージェネレーター111の動力のいずれか一方を動力伝達機構114を介して油圧ポンプ110に伝達して、この伝達した動力により油圧ポンプ110を駆動して、架装設備115を駆動させる。
より詳細には、制御装置80が、バッテリー113の充電量Bが実験等により予め設定される第1の設定量以下であるときには、モータージェネレーター111の動力のみでは架装設備115を駆動できないと判定して、エンジン10を駆動して、エンジン10の動力をトランスミッション20、PTO軸116、第1クラッチ117、動力伝達機構114、第2クラッチ118を介して、第1クラッチ117及び第2クラッチ118を接状態として、油圧ポンプ110に伝達して、架装設備115を駆動させる。このとき、エンジン10の動力を動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111に伝達して、この伝達された動力によりモータージェネレーター111を発電させることで、この発電電力量をバッテリー113に充電する。
一方、制御装置80が、バッテリー113の充電量Bが第1の設定量を超えているときには、モータージェネレーター111の動力のみで架装設備115を駆動できると判定して、エンジン10を停止して、モータージェネレーター111の動力を動力伝達機構114、第2クラッチ118を介して、第2クラッチ118を接状態として、油圧ポンプ110に伝達して、架装設備115を駆動させる。
また、この車両では、上記の車両の停車中だけでなく、車両の走行中にも、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電している。より詳細には、制御装置80が、エンジン10の動力により車両を走行させているときで、バッテリー113の充電量が実験等により予め設定される第2の設定量以下であるときには、このエンジン10の動力の一部をトランスミッション20、PTO軸116、第1クラッチ117、動力伝達機構114を介して、第1クラッチ117を接状態として、モータージェネレーター111に伝達して、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電する。
一方、制御装置80が、車両を慣性走行または制動走行させているときで、バッテリー113の充電量が第2の設定量以下であるときには、駆動輪24の回生動力の一部をトランスミッション20、PTO軸116、第1クラッチ117、動力伝達機構114を介して、第1クラッチ117を接状態として、モータージェネレーター111に伝達して、モータージェネレーター111を発電させることで、バッテリー113を充電する。なお、バッテリー113の充電量について、第1の設定量と第2の設定量は同じ値に設定してもよいし、異なる値に設定してもよい。
そして、本発明の車両の走行制御システムでは、制御装置80が、エンジン10の動力により車両を走行させている場合で、バッテリー113の充電量Bが予め設定される設定充電量値B1(=第1の設定量)以下であるときには、エンジン10の動力の一部を動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111に伝達するように構成し、エンジン10の運転状態(エンジン回転数、気筒内への燃料噴射量等)に基づいて推定されるエンジン負荷量Pが予め設定される設定負荷量値P1以上となったときには、エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1未満となるように、モータージェネレーター111の発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うように構成する。
なお、バッテリー113の設定充電量値B1は、バッテリー113の設計上の上限充電量値Bmaxを基に、バッテリーメーカーの推奨値や予め実験等により求められた最適な値に設定される。また、エンジン負荷量の設定負荷量値P1は、エンジン10の設計上の上限負荷量値(エンジン10が構造上耐え得る負荷量の最大値)Pmaxを基に、予め実験等により求められた最適な値に設定される。
すなわち、エンジン10の動力により車両を走行させているときで、バッテリー113の充電量Bが設定充電量値B1以下であるときには、エンジン10の動力によりモータージェネレーター113を発電させて、バッテリー113を充電しながら車両を走行させるが、車両の走行に必要な負荷が大幅に増加した場合(例えば、車両が急加速で走行したり、急勾配の坂道を走行したりする場合)には、車両の走行に必要な負荷とモータージェネレーター111の負荷との合計負荷が過大とならないように、言い換えれば、エンジン負荷が過大とならないように、エンジン10の動力で車両の走行に必要な負荷を確実に賄えるようにしつつ(車両走行性能の維持を優先させつつ)、モータージェネレーター111の発電電力量を制御する車両走行優先制御を行う。
また、制御装置80が、車両走行優先制御を行うときに、エンジン負荷量Pと設定負荷量値P1の差が大きくなるにつれて、モータージェネレーター111の発電電力量を減少させるように構成する。
次に、上記の車両の走行制御システムを基にした、本発明の車両の走行制御方法について、図2の制御フローを参照しながら説明する。図2の制御フローは、エンジン10の動力により車両が走行を開始したときに、上級の制御フローから呼ばれ、エンジン10の動力による車両の走行中は繰り返し実施されるとともに、車両の停車時に、上級の制御フローに戻る制御フローとして示している。
図2の制御フローについて説明する。車両が走行を開始して、図2の制御フローがスタートすると、ステップS11にて、バッテリー113の充電量Bが設定充電量値B1を超えているか否かを判定する。バッテリー113の充電量Bが設定充電量値B1を超えている場合(NO)には、ステップS15に進む。
一方、ステップS11にて、バッテリー113の充電量Bが設定充電量値B1以下である場合(YES)には、ステップS12に進み、ステップS12にて、エンジン10の動力の一部をトランスミッション20、PTO軸116、第1クラッチ117、動力伝達機構114を介して、第1クラッチ117を接状態として、モータージェネレーター111に伝達して、この伝達された動力によりモータージェネレーター111を発電させて、この発電電力量をバッテリー113に充電する(走行発電制御)。ステップS12の制御を実施後、ステップS13に進む。
ステップS13にて、エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1以上であるか否かを判定する。エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1未満である場合(NO)には、ステップS15に進む。
一方、ステップS13にて、エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1以上である場合(YES)には、ステップS14に進み、ステップS14にて、エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1未満となるように、モータージェネレーター111の発電電力量を制御する車両走行優先制御を行う。ステップS14の制御を実施後、ステップS15に進む。
ステップS15にて、車両が走行停止して停車しているか否かを判定する。車両が走行中である場合(NO)には、ステップS11に戻る。一方、車両が停車中である場合(YES)には、リターンに進み、上級の制御フローに戻って、図2の制御フローを終了する。
以上より、上記の車両の走行制御システムを基にした、本発明の車両の走行制御方法は、エンジン10と、モータージェネレーター111と、このモータージェネレーター111に接続するバッテリー113と、エンジン10の動力及びモータージェネレーター111の動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構114を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備115を駆動する駆動装置110と、を備えた車両の走行制御方法において、エンジン10の動力により車両を走行させている場合で、バッテリー113の充電量Bが予め設定される設定充電量値B1以下であるときには、エンジン10の動力の一部を動力伝達機構114を介してモータージェネレーター111に伝達し、エンジン10の運転状態に基づいて推定されるエンジン負荷量Pが予め設定される設定負荷量値P1以上となったときには、エンジン負荷量Pが設定負荷量値P1未満となるように、モータージェネレーター111の発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うことを特徴とする方法である。
また、上記の車両の走行制御方法において、車両走行優先制御を行うときに、エンジン負荷量Pと設定負荷量値P1の差が大きくなるにつれて、モータージェネレーター111の発電電力量を減少させることを特徴とする方法である。
本発明の車両の走行制御システム及び車両の走行制御方法によれば、エンジン10の動力により、モータージェネレーター111を発電させてバッテリー113を充電しながら車両を走行させている場合で、車両の走行に必要な負荷が大幅に増加したときでも、車両走行性能の維持を優先させつつ、エンジン10に過大な負荷が加わらないように、モータージェネレーター111の発電電力量を制御するので、車両走行性能に支障をきたすことなく、モータージェネレーター111の発電を継続させて、バッテリー113の充電を継続することができる。
また、エンジン負荷量が過大になるにつれて、モータージェネレーター111の発電電力量を減少させるので、車両走行性能をより確実に維持することができる。
10 ディーゼルエンジン(エンジン)
80 制御装置
110 油圧ポンプ(駆動装置)
111 架装設備駆動用のモータージェネレーター
112 インバーター
113 バッテリー
114 動力伝達機構
115 架装設備
116 PTO軸
117 第1クラッチ
118 第2クラッチ
B バッテリーの充電量
B1 設定充電量値
P エンジン負荷量
P1 設定負荷量値

Claims (4)

  1. エンジンと、モータージェネレーターと、該モータージェネレーターに接続するバッテリーと、前記エンジンの動力及び前記モータージェネレーターの動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備を駆動する駆動装置と、制御装置と、を備えた車両の走行制御システムにおいて、
    前記制御装置が、
    前記エンジンの動力により前記車両を走行させている場合で、前記バッテリーの充電量が予め設定される設定充電量値以下であるときには、前記エンジンの動力の一部を前記動力伝達機構を介して前記モータージェネレーターに伝達するように構成し、
    前記エンジンの運転状態に基づいて推定されるエンジン負荷量が予め設定される設定負荷量値以上となったときには、前記エンジン負荷量が前記設定負荷量値未満となるように、前記モータージェネレーターの発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うように構成される車両の走行制御システム。
  2. 前記制御装置が、
    前記車両走行優先制御を行うときに、前記エンジン負荷量と前記設定負荷量値の差が大きくなるにつれて、前記モータージェネレーターの発電電力量を減少させるように構成される請求項1に記載の車両の走行制御システム。
  3. エンジンと、モータージェネレーターと、該モータージェネレーターに接続するバッテリーと、前記エンジンの動力及び前記モータージェネレーターの動力のいずれか一方の動力を動力伝達機構を介して伝達し、この伝達した動力で架装設備を駆動する駆動装置と、を備えた車両の走行制御方法において、
    前記エンジンの動力により前記車両を走行させている場合で、前記バッテリーの充電量が予め設定される設定充電量値以下であるときには、前記エンジンの動力の一部を前記動力伝達機構を介して前記モータージェネレーターに伝達し、
    前記エンジンの運転状態に基づいて推定されるエンジン負荷量が予め設定される設定負荷量値以上となったときには、前記エンジン負荷量が前記設定負荷量値未満となるように、前記モータージェネレーターの発電電力量を制御する車両走行優先制御を行うことを特徴とする車両の走行制御方法。
  4. 前記車両走行優先制御を行うときに、前記エンジン負荷量と前記設定負荷量値の差が大きくなるにつれて、前記モータージェネレーターの発電電力量を減少させることを特徴とする請求項3に記載の車両の走行制御方法。
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