JP6707937B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6707937B2
JP6707937B2 JP2016060516A JP2016060516A JP6707937B2 JP 6707937 B2 JP6707937 B2 JP 6707937B2 JP 2016060516 A JP2016060516 A JP 2016060516A JP 2016060516 A JP2016060516 A JP 2016060516A JP 6707937 B2 JP6707937 B2 JP 6707937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information processing
authentication
information
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016060516A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017174216A (ja
Inventor
応治 平岡
応治 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016060516A priority Critical patent/JP6707937B2/ja
Publication of JP2017174216A publication Critical patent/JP2017174216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6707937B2 publication Critical patent/JP6707937B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は、情報の処理に関し、特に、操作位置に関する情報を処理する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
現金自動支払機(CD:Cash Dispenser)及び現金自動預払機(ATM:Automated Teller Machine)などの機器は、利用者の操作を基に、利用者にサービスを提供する。そのため、CD及びATMは、利用者に、操作のための情報を提供している。
操作のための情報の一つとして、利用者の手などの操作の位置に関する情報がある(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の自動取引装置は、利用者に位置を示す手段として、吹き出し口から噴出された空気(冷風及び温風)を用いている。
特開平02−273866号公報
特許文献1に記載の発明は、利用者の手を用いた操作における手の位置を示す装置である。
ところが、利用者は、操作のための情報などを聞いたり、見たりする必要がある。つまり、利用者は、手の位置に限らず、適切な顔の位置を知る必要がある。しかし、特許文献1に記載の発明は、空気の吹き付けを用いて利用者に位置を示している。もし、特許文献1に記載の発明を用いて顔の位置を示す場合、利用者の顔に空気の吹き付けることが必要となる。つまり、利用者の顔(例えば、目、鼻、及び、口)に対して、空気に吹き付けるので、利用者の目、鼻、及び、口に、ゴミが入いる可能性がある。そのため、コンタクトレンズを使用している利用者及びアレルギーを持っている利用者に対しては、空気を吹き付けることができない。また、その他の利用者に対しても、顔に空気の吹き付けることは、不快感を引き起こす可能性がある。
つまり、特許文献1に記載の発明は、利用者に対して、顔の位置を示すことができないという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、顔の位置を示すことができる情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムを提供することにある。
本発明の一形態における情報処理装置は、利用者の操作を取得する操作手段と、利用者が操作手段を操作する位置の範囲に情報を通知する通知手段と、通知手段を用いて操作に関連する情報である操作情報を通知する制御手段とを含む。
本発明の一形態における情報処理方法は、利用者の操作を取得する操作手段と、利用者が操作手段を操作する位置の範囲に情報を通知する通知手段とを含む情報処理装置において、通知手段を用いて操作に関連する情報である操作情報を通知する。
本発明の一形態におけるプログラムは、利用者の操作を取得する操作手段と、利用者が操作手段を操作する位置の範囲に情報を通知する通知手段とを含むコンピュータにおいて、通知手段を用いて操作に関連する情報である操作情報を通知する処理をコンピュータに実行させる。
本発明に基づけば、顔の位置を示すとの効果を奏することができる。
図1は、本発明における第1の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る通知部の通知範囲と利用者との関係の一例を示す模式図である。 図4は、第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、第2の実施形態に係る情報処理装置の外観の一例を示す図である。 図6は、変形の一例である情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
各図面は、本発明の実施形態を説明するためのものである。ただし、本発明は、各図面の記載に限られるわけではない。また、各図面の同様の構成には、同じ番号を付し、その繰り返しの説明を、省略する場合がある。また、以下の説明に用いる図面において、本発明の説明に関係しない部分の構成については、記載を省略し、図示しない場合もある。
以下の説明において、本発明における実施形態に係る情報処理装置の一例として、ATM(又はCD)を用いて説明する。ただし、本発明における実施形態は、ATM(及びCD)に、限定されない。例えば、情報処理装置は、自動販売機でもよい。
また、以下の説明において、表示される情報は、通貨(現金)の払出し及び/又は預け入れの操作に関連する情報(操作情報)である。ただし、本発明における操作は、通貨に直接的に関する操作に限定されない。例えば、操作は、通帳の記入など、預金通貨に関する動作でもよい。
<第1の実施形態>
図面を参照して、本発明における第1の実施形態について説明する。
[構成の説明]
まず、第1の実施形態の構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示されているように、情報処理装置10は、制御部100と、操作部200と、通知部300とを含む。
操作部200は、情報処理装置10の利用者からの操作を検出する。操作部200は、検出した操作を制御部100に送信する。操作部200は、例えば、タッチパッド又はテンキーなどである。なお、操作部200は、操作を検出するタッチパッドのような機器に限られず、タッチパネルのように表示機能を含んだ機器でもよい。
通知部300は、利用者に対する情報を通知する。より具体的には、通知部300は、利用者に対して、操作に関するする情報(操作情報)を通知する。例えば、通知部300は、ATM(又はCD)における通貨の払出し及び/又は預け入れの操作に関する情報(操作情報)を通知する。
さらに、通知部300は、所定の範囲に、情報を通知する。通知部300の具体的な一例は、指向性スピーカーである。ただし、通知部300は、指向性スピーカーに限られない。例えば、通知部300は、視野角が所定に角度範囲となっている液晶ディスプレイ装置でもよい。なお、以下の説明は、通知部300として、指向性スピーカーを用いて説明する。
そして、通知部300における所定の範囲は、利用者が操作部200を操作する範囲と略一致する範囲である。つまり、通知部300は、利用者が操作部200を操作できる範囲に、利用者に対する情報を通知する。
このように、制御部100は、通知部300を用いて、操作部200における操作に関連する情報を通知する。
[動作の説明]
次に図面を参照して、情報処理装置10の動作について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の外観の一例を示す図である。
図2において、制御部100は、情報処理装置10の筐体内に設置され、外からは見えない。そのため、図2において、制御部100は、破線を用いて示されている。
操作部200は、情報処理装置10の正面に配置されている。そして、通知部300は、操作部200の近傍に配置されている。
利用者が、情報処理装置10を利用してない場合、制御部100は、通知部300を用いて、利用可能なことを通知する。ただし、上記のとおり、通知部300は、利用者が操作部200を操作する場合に適切な位置範囲に、情報を通知する。
例えば、装置の利用者は、情報処理装置10を操作する時の適切な立ち位置が分かりにくい場合が想定される。しかし、情報処理装置10は、通知部300を用いて、操作に適した位置の範囲に情報を通知する。そのため、通知部300からの情報を取得した利用者は、その時点で、操作に適した位置に、いることとなる。
特に、通知部300が指向性スピーカーの場合、利用者は、聴覚を用いて位置を判定する。この場合、情報処理装置10は、利用者の顔の位置における適切位置を示すことができる。
図3は、通知部300の通知範囲と利用者との関係の一例を示す模式図である。図3の右側の図が、側面図である。図3の左側の図が、上面図(平面図)である。図3に示されているように、通知部300の通知範囲は、利用者(特に利用者の顔)の位置が操作部200を操作するのに適した位置となっている。
このように、情報処理装置10は、通知部300を用いて、利用者に適切な位置を示すことができる。
さらに、制御部100は、操作部200が利用者の操作を検出すると、通知部300を用いて、その操作に対応した情報を通知する。例えば、利用者は、操作部200を操作するために姿勢を変えたり、移動したりする場合がある。しかし、制御部100は、通知部300を用いて情報を通知する。そのため、利用者は、その情報を取得するために、適切な位置に戻る必要がある。
このように、情報処理装置10は、利用者に適切な位置を示しながら、情報の通知を継続できる。
なお、制御部100は、操作部200が操作を検出してから、通知部300を用いてもよい。つまり、制御部100は、操作部200が操作を検出した場合、通知部300を用いて、その操作に対する情報を通知してもよい。この場合、情報処理装置10は、利用者がいない場合などにおける消費電力を低減できる。
あるいは、制御部100は、操作部200が誤操作を検出した時に、通知部300を用いて情報(例えば、誤操作に関する情報)を通知してもよい。この場合に通知される情報は、誤操作を通知する情報に限られない。制御部100は、通知部300を用いて、誤操作に対応するための操作を通知してもよい。
あるいは、制御部100は、操作部200が検出した操作内容を基に、通知部300を用いて情報を通知してもよい。例えば、操作部200が、高額の金額の払出しを検出した場合、制御部100は、通知部300から防犯に関する注意を通知する。このような場合、周辺の者に高額な払出しを知られることは、好ましくない。しかし、通知部300は、他の者に知られないように利用者に情報を通知できる。そのため、情報処理装置10は、上記のような情報(注意)と通知することができる。
また、通知部300が、通知範囲の方向又は位置を変更できる場合、制御部100は、利用者の操作の位置に応じて、通知範囲の方向又は位置を変更してもよい。例えば、情報処理装置10が、図示しない複数の表示機器を含み、情報を表示する表示機器が変更となる場合、制御部100は、情報を表示する表示機器の位置に応じて、通知部300の通知範囲の方向又は位置を変更してもよい。
[効果の説明]
第1の実施形態に係る情報処理装置10の効果について説明する。
第1の実施形態に係る情報処理装置10は、顔の位置を示すとの効果を奏することができる。
その理由は、次のとおりである。
操作部200は、利用者の操作を検出する。通知部300は、利用者が操作部200を操作するときに適切な位置の範囲に情報を通知する。制御部100は、操作部200からの操作を基に、その操作に関する情報を、通知部300を用いて通知する。そのため、情報処理装置10は、利用者に対して、操作に適切な位置の範囲に、操作に関する情報と通知できる。
さらに、通知部300が、指向性スピーカーなど、利用者の聴覚又は視覚などを介して情報の通知する場合、情報処理装置10は、利用者の顔の位置として、適切な位置を示すことができる。
そのため、利用者は、情報処理装置10からの通知を基に、適切な位置で操作できる。
<第2の実施形態>
図面を参照して、第2の実施形態に係る情報処理装置11について、説明する。
[構成の説明]
まず、第2の実施形態に係る情報処理装置11の構成について説明する。
図4は、第2の実施形態に係る情報処理装置11の構成の一例を示すブロック図である。図4に示されているように、情報処理装置11は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成に加え、認証部400を含む。そのため、第1の実施形態と同様の構成についての詳細な説明を省略し、認証部400について詳細に説明する。
認証部400は、利用者を認証する。より具体的には、認証部400は、カメラを用いて利用者の顔に関する画像(顔画像)を取得し、顔画像を基に利用者を認証する。ただし、認証部400における認証方法は、顔認証に限定されない。例えば、認証部400は、マイクを含み、認証として音声認識を用いてもよい。
[動作の説明]
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置11の動作について説明する。
図5は、第2の実施形態に係る情報処理装置11の外観の一例を示す図である。図5に示されているように、認証部400は、操作部200の操作する利用者を認証できる位置に配置される。
制御部100は、通知部300を用いて、認証部400が利用者を認証するための情報を通知する。通知部300は、利用者に適切な位置を示すように情報を通知する。つまり、制御部100は、通知部300を用いて、認証部400における認証に適切な位置を示すことができる。
例えば、認証部400が、カメラを用いて撮影した顔画像を基に認証する場合について説明する。情報処理装置11は、通知部300の通知範囲として、カメラが利用者の顔を取得できる範囲を用いる。そして、制御部100は、通知部300を用いて、認証のための顔の撮影を利用者に通知する。利用者は、この通知を最もよく取得できる位置に顔を移動する。その位置は、認証部400が利用者の顔画像を取得できる範囲となる。そのため、認証部400は、適切に利用者の顔画像を取得し、顔認証を実行できる。
なお、認証部400が、顔の向きが適切でないなど、適切な顔画像を取得できない場合に、制御部100は、通知部300を用いて、利用者に動作に関する情報を通知してもよい。つまり、認証部400が、顔画像を取得できない場合に、制御部100は、通知部300を用いて、利用者に顔の向きに変更に関する情報を通知してもよい。例えば、制御部100は、通知部300を用いて、利用者に、「通知が聞こえる方向を向いてください。」を通知する。
通知部300は、通知範囲を変更できてもよい。つまり、通知部300は、少なくとも2つの通知範囲を備えていてもよい。そして、通知部300が、通知範囲を変更できる場合、制御部100は、所定の条件を基に、通知部300の通知範囲を変更してもよい。
例えば、制御部100は、操作部200における操作に関する情報の通知時と、認証部400における利用者の情報の取得時とにおいて、通知範囲を変更してもよい。この場合の条件は、情報処理装置11における動作の種類となる。
さらに、認証部400が、利用者の人数を把握できる場合、制御部100は、利用者の人数に対応して、通知範囲を変更してもよい。例えば、認証部400が、複数の利用者を検出した場合、制御部100は、通知部300の通知範囲を広くしてもよい。この場合の条件は、利用者の人数となる。
あるいは、制御部100は、利用者が所定の人数に応じて、通知部300を用いた通知を実行するか否かを切り替えてもよい。例えば、認証部400が一人の利用者を検出した場合に、制御部100は、通知部300を用いた通知を実行する。そして、認証部400が複数の利用者を検出した場合、制御部100は、通知部300を用いずに、より広い範囲に通知できる図示しない指向性のないスピーカーを用いて通知を実行してもよい。
なお、利用者の認証は、顔認証にかぎられない。例えば、パスワードを忘れた場合の対応として、利用者しか知りえない質問に対する応答を判別する方法がある。具体的には、例えば、利用者の母親の名前を問い合わせることなどが行われている。
しかし、セキュリティの関係で、ATMなどの装置における表示機器は、大きさに制限がある。そのため、視覚が弱い利用者又は年輩の利用者は、質問を把握するのが難しい場合がある。そのような場合でも、情報処理装置11は、通知部300を用いて、周辺の者には聞こえないように、利用者に質問を通知することができる。つまり、情報処理装置11は、通知部300を用いて、質問に対するセキュリティを確保しながら、利用者に質問することができる。
なお、認証部400がマイクを含む場合、情報処理装置11は、上記の質問の回答として、そのマイクを用いて音声での回答を受け付けてもよい。
[効果の説明]
第2の実施形態に係る情報処理装置11の効果について説明する。
第2の実施形態に係る情報処理装置11は、第1の実施形態の効果に加え、利用者の認証における利用者の位置を示すとの効果を得ることができる。
その理由は、次のとおりである。
制御部100は、通知部300を用いて、認証部400の認証に適した位置範囲に対して、情報を通知するためである。
<実施形態の概要>
次に、本発明における実施形態の概要を、図1に示されている情報処理装置10を用いて説明する。
情報処理装置10は、制御部100と、操作部200と、通知部300とを含む。
操作部200は、利用者の操作を取得する。
通知部300は、利用者が操作部200を操作する位置の範囲に情報を通知する。
制御部100は、通知部300を用いて操作に関連する情報である操作情報を通知する。
情報処理装置10は、上記構成を基に、利用者に適切な操作位置を示す。
なお、情報処理装置10は、本発明における実施形態の最小構成である。
制御部100は、制御手段と呼ばれてもよい。操作部200は、操作手段と呼ばれてもよい。通知部300は、通知手段と呼ばれてもよい。さらに、認証部400は、認証手段と呼ばれてもよい。
<変形例>
上記で説明した情報処理装置10及び情報処理装置11の変形例について説明する。
上記で説明した情報処理装置10及び情報処理装置11は、次のように構成される。
例えば、情報処理装置10及び情報処理装置11において、各構成部は、ハードウェア回路を用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11において、各構成部は、ネットワークを介して接続された複数の装置を用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11において、一部又は全ての構成部は、1つのハードウェアを用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。制御部100は、上記構成に加え、さらに、入出力接続回路(IOC:Input / Output Circuit)と、ネットワークインターフェース回路(NIC:Network Interface Circuit)とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。
図6は、変形の一例である情報処理装置60の構成の一例を示すブロック図である。つまり、情報処理装置60は、情報処理装置10及び情報処理装置11の変形例である。
情報処理装置60は、情報処理部600と、操作機器660と、通知機器670とを含む。情報処理装置60は、さらに、認証機器680を含んでもよい。
情報処理部600は、CPU610と、ROM620と、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC690とを含み、コンピュータ装置を構成している。
CPU610は、ROM620からプログラムを読み込む。そして、CPU610は、読み込んだプログラムに基づいて、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC690とを制御する。そして、CPU610を含む情報処理部600は、これらの構成を制御し、図1及び図4に示されている制御部100としての各機能を実現する。
CPU610は、各機能を実現する際に、RAM630又は内部記憶装置640を、プログラムの一時記憶媒体として使用してもよい。
また、CPU610は、コンピュータで読み取り可能にプログラムを記憶した記録媒体700が含むプログラムを、図示しない記録媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。なお、記録媒体700は、不揮発性記録媒体である。
あるいは、CPU610は、NIC690を介して、図示しない外部の装置からプログラムを受け取り、RAM630に保存して、保存したプログラムを基に動作してもよい。なお、CPU610は、受け取ったプログラムを、ROM620又は内部記憶装置640に保存してもよい。
ROM620は、CPU610が実行するプログラム及び固定的なデータを記憶する。ROM620は、例えば、P−ROM(Programmable-ROM)又はフラッシュROMである。
RAM630は、CPU610が実行するプログラム及びデータを一時的に記憶する。RAM630は、例えば、D−RAM(Dynamic-RAM)である。
内部記憶装置640は、情報処理部600が長期的に保存するデータ及びプログラムを記憶する。また、内部記憶装置640は、CPU610の一時記憶装置として動作してもよい。内部記憶装置640は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)又はディスクアレイ装置である。
ここで、ROM620と内部記憶装置640は、不揮発性(non-transitory)の記録媒体である。一方、RAM630は、揮発性(transitory)の記録媒体である。そして、CPU610は、ROM620、内部記憶装置640、又は、RAM630に記憶されているプログラムを基に動作可能である。つまり、CPU610は、不揮発性記録媒体又は揮発性記録媒体を用いて動作可能である。
IOC650は、CPU610と、操作機器660、通知機器670、及び、認証機器680とのデータを仲介する。IOC650は、例えば、IOインターフェースカード又はUSB(Universal Serial Bus)カードである。さらに、IOC650は、USBのような有線に限らず、無線を用いてもよい。
NIC690は、ネットワークを介した図示しない外部の装置とのデータのやり取りを中継する。情報処理装置60が、例えば、ATMの場合、NIC690は、システムのメインコンピュータに接続する通信部である。NIC690は、例えば、LAN(Local Area Network)カードである。さらに、NIC690は、有線に限らず、無線を用いてもよい。
操作機器660は、情報処理装置60の利用者からの操作指示を受け取る機器である。操作機器660は、操作部200の機能を実現する。操作機器660は、例えば、キーボード、マウス、又は、タッチパネルである。
通知機器670は、情報処理装置60の利用者に情報を通知する機器である。通知機器670は、通知部300としての機能を実現する。通知機器670は、例えば、指向性スピーカーである。
認証機器680は、情報処理装置60の利用者を認証する。認証機器680は、認証部400としての機能を実現する。認証機器680は、例えば、カメラを用いた顔認証装置である。
このように構成された情報処理装置60は、情報処理装置10及び情報処理装置11と同様の効果を奏することができる。
その理由は、情報処理装置60のCPU610が、プログラムに基づいて、情報処理装置10及び情報処理装置11と同様の機能を実現できるためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、金融機関などで使用される、通貨(紙幣及び硬貨)などの有価物を取り扱う現金自動預払機(ATM)、現金自動支払機(CD)、金庫、及び、貴重品保管庫に利用可能である。
また、本発明は、利用者が支払った代金に対して、商品及び/又は釣銭を提供する自動販売機に利用可能である。この場合の商品は、食券又は乗車券のような商品又は役務の提供を受けるための証券を含む。さらに、商品は、情報のような無体物を含む。
10 情報処理装置
11 情報処理装置
60 情報処理装置
100 制御部
200 操作部
300 通知部
400 認証部
610 CPU
620 ROM
630 RAM
640 内部記憶装置
650 IOC
660 操作機器
670 通知機器
680 認証機器
690 NIC
700 記録媒体

Claims (8)

  1. 利用者の操作を取得する操作手段と、
    前記利用者が前記操作手段を操作する位置の範囲に情報を音声で通知するスピーカーと、
    前記利用者の顔に関する情報を基に前記利用者の認証を実行する認証手段と、
    前記認証手段が認証するときに用いる範囲に前記スピーカーを用いて前記認証に適切な位置を通知する制御手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記スピーカーを用いて、前記利用者にカメラの方を向かせるための通知を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記スピーカーを用いて、前記利用者に前記通知の音声が聞こえる方向に向かせる通知を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記スピーカーが通知する前記範囲として複数の前記範囲が設定されており
    前記制御手段が、前記操作手段が前記操作を取得するときと前記認証手段が前記利用者を認証するときとにおいて、前記スピーカー通知の前記範囲を変更する
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記スピーカーが通知する前記範囲として複数の前記範囲が設定されており
    前記認証手段が、前記利用者の人数を把握し、
    前記制御手段が、前記人数を基に前記スピーカー通知の前記範囲を変更する
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記操作が、通貨の預け入れ及び/又は払い出し関する前記操作である
    請求項1ないしのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 利用者の操作を取得する操作手段と、
    前記利用者が前記操作手段を操作する位置の範囲に情報を音声で通知するスピーカー
    前記利用者の顔に関する情報を基に前記利用者の認証を実行する認証手段と
    を含む情報処理装置によって、
    前記認証手段が認証するときに用いる範囲に前記スピーカーを用いて前記認証に適切な位置を通知する
    情報処理方法。
  8. 利用者の操作を取得する操作手段と、
    前記利用者が前記操作手段を操作する位置の範囲に情報を音声で通知するスピーカー
    前記利用者の顔に関する情報を基に前記利用者の認証を実行する認証手段と
    を含む情報処理装置のコンピュータに、
    前記認証手段が認証するときに用いる範囲に前記スピーカーを用いて前記認証に適切な位置を通知する処理
    を実行させるプログラム。
JP2016060516A 2016-03-24 2016-03-24 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Active JP6707937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016060516A JP6707937B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016060516A JP6707937B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020088620A Division JP2020144921A (ja) 2020-05-21 2020-05-21 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017174216A JP2017174216A (ja) 2017-09-28
JP6707937B2 true JP6707937B2 (ja) 2020-06-10

Family

ID=59971317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016060516A Active JP6707937B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6707937B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6897480B2 (ja) * 2017-10-12 2021-06-30 オムロン株式会社 操作スイッチユニット及び遊技機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10188103A (ja) * 1996-12-26 1998-07-21 Toshiba Corp 自動機器の操作案内装置
JP2000082162A (ja) * 1998-09-04 2000-03-21 Toshiba Corp 情報入出力装置および自動取引装置
JP2015065540A (ja) * 2013-09-24 2015-04-09 学校法人立命館 音響空間設定方法、パラメトリックスピーカおよび音響システム
JP5943046B2 (ja) * 2014-08-29 2016-06-29 日本電気株式会社 スピーカ装置及び電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017174216A (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8910861B2 (en) Automatic teller machine (“ATM”) including a user-accessible USB port
US10269016B2 (en) Dual biometric automatic teller machine (“ATM”) session initialization having single in-line session maintenance
US20130265136A1 (en) Dynamic keypad and fingerprinting sequence authentication
JP5864964B2 (ja) サービス提供システム
US20170053252A1 (en) Single in-line biometric automatic teller machine ("atm") session maintenance using biometric characteristic
WO2015114554A1 (en) Method and system for authorizing a transaction
JP2019509536A (ja) カード認証読み取りのために登録するためのシステムおよび方法
US20140052632A1 (en) Financial card for online fund transfer and method therefor
CN103456104B (zh) 防止犯罪系统以及防止犯罪方法
JP6707937B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2021193604A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP6790588B2 (ja) 自動取引装置、自動取引システム及び自動取引プログラム
US20200202677A1 (en) Systems and methods for providing automatic teller machine security
WO2017102098A1 (en) Financial apparatus and method
JP5359419B2 (ja) 自動取引装置
JP6652118B2 (ja) 現金自動預払機、端末装置、および媒体読取方法
JP6473962B2 (ja) 表示処理装置及びプログラム
JP5086205B2 (ja) カード処理端末及びコンピュータプログラム
WO2018217393A1 (en) Authentication platform and method
JP6907928B2 (ja) 情報処理装置および認証システム
WO2019117011A1 (ja) 端末装置、現金自動預払機、振込処理方法、プログラム
JP5547252B2 (ja) カード処理端末及びコンピュータプログラム
JP6915965B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
TWI662483B (zh) Image analysis device and system
JP2007052759A (ja) 暗証番号入力画面の浮動方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200504

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6707937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150