JP6897480B2 - 操作スイッチユニット及び遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチスロ、スロットマシン、ゲーミングマシン等の遊技機に取り付けられる操作スイッチユニット及び遊技機に関するものである。
従来、パチスロ、スロットマシン、ゲーミングマシン等の遊技機においては、タッチパネルの上に物理的な操作スイッチボタンを置き、その操作スイッチボタンの操作入力に応じて遊技機筐体のスピーカから操作確認音を出していた。これによって、操作者は、触覚と聴覚との二面から操作の通知を受けていた。この種の操作スイッチユニットは、例えば特許文献1に開示されている。
特開2013−9851号公報(2013年1月17日公開)
しかしながら、前記従来の操作スイッチユニットでは、聴覚による通知手段は、自分以外の周囲の遊技者にも通知が届いてしまう。このため、自分の耳に聞こえた操作確認音が、自分が発したものか又は他人が発したものかのいずれであるかの区別がし難い。その結果、遊技者が遊技画面に注視している状態では、ベットボタンを押せていないにも関わらず、周りの遊技者の操作確認音によって、ベットボタンを押したと思い込んでしまうという場面が発生するという課題があった。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、遊技した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知することにより、その操作確認音によって、他の遊技者が誤認することを防止し得る操作スイッチユニット及び遊技機を提供することにある。
本発明の態様1における操作スイッチユニットは、前記課題を解決するために、遊技機に取り付けられる操作スイッチユニットにおいて、操作者の入力操作を受ける操作部と、前記操作者の入力操作があったことを検知する入力検知部と、前記入力検知部からの検知信号に基づいて、操作入力があった旨の通知として、一様に広がるのではなく方向性を持った指向音を該操作者に発する通知部に対して、該指向音を発するように制御する制御部とを備えていることを特徴としている。
本構成によれば、遊技者である操作者が操作部に対して入力操作を行うと、該入力操作があったことを入力検知部が検知するようになっている。さらに、操作入力があった旨の通知として指向音を該操作者に発する通知部が設けられている。そこで、制御部は、入力検知部からの検知信号に基づいて、通知部に対して、操作入力があった旨の通知としての指向音を発するように制御する。ここで、指向音とは、一様に広がるのではなく方向性を持った音であり、この指向音は操作者に向けて発せられる。
ところで、従来では、入力操作があった旨の操作確認音は放射状に拡散されるため、隣の遊技機で遊技している操作者にもその操作確認音が聞こえる。このことは、逆に、操作者本人が操作部に対して入力操作を行っていないのに、操作者本人に隣から操作確認音が聞こえることになる。この結果、操作者本人の耳に聞こえた操作確認音が、操作者本人が発したものか又は他人が発したものかの区別がし難い。それゆえ、遊技者が遊技画面に注視している状態では、ベットボタンを押せていないにも関わらず、周りの遊技者の操作確認音によって、ベットボタンを押したと思い込んでしまうという場面が発生するという課題があった。
そこで、本発明の一態様においては、通知部は、操作入力があった旨の通知を指向音により該操作者に指向して行う。これにより、操作確認の通知音は、操作者本人しか聞こえないので、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこない。
この結果、操作者は、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこないので、誤操作する可能性がなくなる。
したがって、遊技した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知することにより、その操作確認音によって、他の遊技者が誤認することを防止し得る操作スイッチユニットを提供することができる。
本発明の態様2における操作スイッチユニットでは、前記通知部は、指向性スピーカによって操作入力があった旨の通知を前記指向音により操作者に指向して行うことが好ましい。
指向性スピーカは、狭小の角度でのみ音を発散する。したがって、確実に、操作入力があった旨の通知を前記指向音により該操作者に指向して行うことができる。
本発明の態様3における操作スイッチユニットでは、前記通知部は、操作入力があった旨の通知を前記指向音により操作者に指向して行う方法以外で通知することが可能となっていると共に、前記通知を前記指向音により該操作者に指向して行うか、若しくはそれ以外の方法で行うか、又はこれら両方で行うかを選択する通知方法選択部が設けられていることが好ましい。
例えば、操作入力があった旨の通知を操作者に対して行う方法としては、前記指向音により操作者に指向して行う方法以外に、振動による触覚による方法がある。
そこで、本発明の一態様においては、通知を前記指向音により該操作者に指向して行うか、若しくはそれ以外の方法で行うか、又はこれら両方で行うかを選択する通知方法選択部が設けられている。この結果、操作者は、操作確認として、本人が好む方法を通知方法選択部にて選択することができる。
本発明の態様4における操作スイッチユニットでは、選択された通知方法を表示する通知方法表示部を備えていることが好ましい。
これにより、通知を前記指向音により該操作者に指向して行うか、若しくはそれ以外の方法で行うか、又はこれら両方で行うかの選択された通知方法が通知方法表示部に表示される。したがって、操作者は、通知方法表示部を見て選択された通知方法を確認することができるので、聴覚及び視覚の両面から操作確認通知を確認することができる。
本発明の態様5における操作スイッチユニットでは、前記通知方法表示部は、前記操作部に設けられている。
一般に、遊技者は、操作部を見ないで、遊技機のリールを見て操作することが多い。しかし、操作確認を目で行いたい場合もある。この点、本発明の一態様においては、通知方法表示部は操作部に設けられている。
この結果、操作者は、操作入力する操作部に設けられた通知方法表示部を見ることにより、選択された通知方法を確認することができる。したがって、利便性を有する操作スイッチユニットを提供することができる。
本発明の態様6における操作スイッチユニットでは、前記通知部は、前記操作部に設けられている。
これにより、通知部を操作スイッチユニットの操作部に一体に設けるので、通知部を遊技機における適切な場所を探して取り付ける必要がなくなる。この結果、通知部の設置が容易となる。
本発明の態様7における操作スイッチユニットでは、操作入力があった旨の通知の前記指向音を複数種類から選択する操作通知音選択部を備えていることが好ましい。
これにより、操作通知音選択部にて、操作入力があった旨の通知の前記指向音を複数種類から選択することができる。この結果、操作通知音を他人とは異なる前記指向音に設定することができるので、自分の操作通知音であるのか他人の操作通知音であるのかの区別を容易に行うことができる。
本発明の態様8における操作スイッチユニットでは、前記操作部は、選択された操作通知音を表示する操作通知音表示部を備えていることが好ましい。
これにより、操作通知音表示部にて選択された操作通知音を表示するので、操作者は選択された操作通知音を確認することができる。
また、操作通知音表示部は操作部に備えられているので、操作者は、操作入力する操作部に設けられた操作通知音表示部を見ることにより、選択された操作通知音を確認することができる。したがって、利便性を有する操作スイッチユニットを提供することができる。
本発明の態様9における遊技機は、前記操作スイッチユニットを備えていることを特徴としている。
本構成によれば、操作した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知し得る操作スイッチユニットを備えた遊技機を提供することができる。
本発明の一態様によれば、操作した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知し得る操作スイッチユニット及び遊技機を提供するという効果を奏する。
本発明における実施形態1の操作スイッチユニット及び遊技機を示すものであって、操作スイッチユニット及び遊技機の構成を示すブロック図である。 (a)は前記遊技機の構成を示す斜視図であり、(b)は前記遊技機の構成を示す平面図である。 (a)は前記操作スイッチユニットを斜め上から見た構成を示す斜視図であり、(b)は前記操作スイッチユニットを斜め下から見た構成を示す斜視図であり、(c)は前記操作スイッチユニットの構成を示す平面図である。 (a)は操作スイッチユニットの操作部及び通知部を斜め上から見た構成を示す斜視図であり、(b)は前記操作スイッチユニットの操作部及び通知部を斜め下から見た構成を示す斜視図であり、(c)は前記操作スイッチユニットの操作部及び通知部を斜め上から見た構成を示す分解斜視図である。 (a)は操作スイッチユニットの操作部及び通知部の構成を示す平面図であり、(b)は操作スイッチユニットの操作部及び通知部の構成を示す正面断面図であり、(c)は操作スイッチユニットの操作部及び通知部の構成を示す側面断面図である。 (a)は操作確認音の原音の波形を示す波形図であり、(b)は操作確認音の原音に搬送波として超音波を重畳させたときの波形を示す波形図であり、(c)は指向性スピーカから音が発せられたときの広がりを示す図であり、(d)は従来のスピーカから音が発せられたときの広がりを示す図である。 (a)は前記操作スイッチユニットの操作部の構成を示す斜視図であり、(b)は操作スイッチユニットの操作部の構成を示す平面図である。 (a)は図7の(b)に示すC−C断面を示すものであって、押し下げ前の操作部の構成を示す斜視断面図であり、(b)は図7の(b)に示すC−C断面を示すものであって、押し下げ後の操作部の構成を示す斜視断面図である。 前記操作スイッチユニットの操作部における液晶表示部に表示された操作確認手段の選択肢の表示画面を示す平面図である。 前記操作スイッチユニットの操作部における液晶表示部に表示された選択された操作確認手段の表示画面を示す平面図である。 (a)は図7の(b)に示すD−D断面を示すものであって、操作部の検知部の構成を示す斜視断面図であり、(b)は検知部を抜き出して示す要部斜視図である。 前記操作スイッチユニット及び遊技機の制御機構による遊技に関する基本的な制御動作を示すフローチャートである。 前記操作スイッチユニットにおけるベットボタンによる賭数の設定方法及び各種の操作確認手段の選択方法を示すフローチャートである。 前記操作スイッチユニットにおけるベットボタンによる賭数の設定方法及び各種の操作確認手段の選択方法を示すものであって、図13の続きを示すフローチャートである。 図14の続きを示すものであって、前記操作スイッチユニットにおけるスピンボタンが押し下げ操作されたときの操作確認聴覚通知手段及び操作確認触覚通知手段による動作を示すフローチャートである。 前記操作スイッチユニットにおけるスピンボタンが押し下げ操作されたときの操作確認聴覚通知手段及び操作確認触覚通知手段の選択動作を示すものであって、図15の続きを示すフローチャートである。 前記操作スイッチユニットにおけるスピンボタンが押し下げ操作されたときの操作確認聴覚通知手段及び操作確認触覚通知手段の選択動作を示すものであって、図16の続きを示すフローチャートである。 (a)は遊技店に配されている遊技機の配列状態を示す平面図であり、(b)は遊技店に配されている遊技機から指向音からなる操作確認音が発せされている状態を示す平面図である。 本発明における操作スイッチユニット及び遊技機の実施形態2を示すものであって、操作スイッチユニットの操作部における液晶表示部に表示された効果音の選択肢の表示画面を示す平面図である。 前記操作スイッチユニットの操作部における液晶表示部に表示された選択された効果音の表示画面を示す平面図である。 前記操作スイッチユニットにおけるベットボタンによる効果音の設定方法を示すフローチャートである。 前記操作スイッチユニットにおけるベットボタンによる効果音の設定方法を示すものであって、図21の続きを示すフローチャートである。 (a)は遊技店に配されている遊技機の配列状態を示す平面図であり、(b)は従来の遊技店に配されている遊技機から放射状拡散音からなる操作確認音が発せされている状態を示す平面図である。
以下、本発明の一側面における実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
(適用例)
まず、図1に基づいて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本発明の一態様における操作スイッチユニット10A及び遊技機1を示すものであって、操作スイッチユニット10A及び遊技機1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の一態様における操作スイッチユニット10Aは、遊技機1に取り付けられる。操作者の入力操作を受けるスピンボタン16A及びベットボタン18と、操作者の入力操作があったことを検知する入力検知部16f・16gと、入力検知部16f・16gからの検知信号に基づいて、操作入力があった旨の通知として、一様に広がるのではなく方向性を持った指向音を該操作者に発する指向性スピーカ14・ボイスコイルモータ15・振動スピーカ17に対して、該指向音を発するように制御する制御部19とを備えている。尚、スピンボタン16A及びベットボタン18は、操作部として機能する。指向性スピーカ14は、指向音を発する通知部として機能する。
本構成によれば、遊技者である操作者が操作部に対して入力操作を行うと、該入力操作があったことを入力検知部16f・16gが検知するようになっている。さらに、操作入力があった旨の通知として指向音を該操作者に発する指向性スピーカ14が設けられている。そこで、制御部19は、入力検知部16f・16gからの検知信号に基づいて、指向性スピーカ14に対して、操作入力があった旨の通知としての指向音を発するように制御する。ここで、指向音とは、一様に広がるのではなく方向性を持った音であり、この指向音は操作者に向けて発せられる。
これにより、操作確認の通知音は、操作者本人しか聞こえないので、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこない。この結果、操作者は、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこないので、誤操作する可能性がなくなる。
したがって、遊技した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知することにより、その操作確認音によって、他の遊技者が誤認することを防止し得る操作スイッチユニット10Aを提供することができる。
(構成例)
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一側面における実施の形態を、図1〜図18に基づいて例示する。
本実施の形態では、いわゆるパチスロ等の遊技機に用いられる操作スイッチユニットについて説明するが、本発明の一態様においては、パチスロ等の遊技機に限られるものではない。すなわち、操作スイッチユニットにより遊技者の操作を受け付けて行う装置であれば、どのような装置であっても適用可能である。例えば、パチスロ以外のスロットマシン、パチンコ、カジノ向けゲーミング機器、ポーカーゲーム等のトランプゲーム機、又は麻雀ゲーム機等の遊技機にも適用可能である。
ここで、例えばパチスロは、複数種類のシンボルが表示された複数のリールが回転し、停止したときに表示されているシンボルの揃い方及びその揃っているシンボルにより役が決定し、決定した役及び賭数(ベット数)に応じて賞が付与されるものである。賭数(ベット数)の設定並びにリールの回転等の操作は、ボタンを押すことにより行われる。すなわち、遊技者は、例えば、設定する賭数(ベット数)に対応するベットボタンを手で押すことにより該賭数(ベット数)を決定し、リール回転開始ボタンであるスピンボタンを手で押すことにより当たり抽選が確定され、当たり抽選が確定された後にリールの回転を開始させ、自動で停止させる。
本実施の形態の操作スイッチユニット10Aを備えた遊技機1の構成について、図2の(a)(b)に基づいて説明する。図2の(a)は、本実施の形態の遊技機1の構成を示す斜視図である。図2の(b)は、遊技機1の構成を示す平面図である。
図2の(a)(b)に示すように、本実施の形態の遊技機1には、遊技機筐体の上部で遊技者の目線に当たる位置に表示部2が設けられている。また、遊技者の手が置かれる遊技機筐体中央付近の位置に、操作部分が遊技者側に若干傾くように操作スイッチユニット10Aが設けられている。
表示部2には、複数種類のシンボルが表示された複数のリールが表示されている。各リールは、遊技者が操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16Aを押し下げ操作することによって、回転を開始し、遊技機1の後述する遊技機側制御部3の制御によって自動に停止する。遊技機1では、リールが停止したときに、表示部2に表示された複数のシンボルの揃い方と揃ったシンボルの種類とにより役が決定し、役と賭数(ベット数)とに応じた賞が遊技者に付与される。尚、本実施の形態では、各リールを液晶画面等の表示画面にて表示しているが、必ずしもこれに限らず、実際にリールが設けられている構成であってもよい。
前記操作スイッチユニット10Aの構成について、図3(a)(b)(c)に基づいて説明する。図3の(a)は、操作スイッチユニット10Aを斜め上から見た構成を示す斜視図である。図3の(b)は、操作スイッチユニット10Aを斜め下から見た構成を示す斜視図である。図3の(c)は、操作スイッチユニット10Aの構成を示す平面図である。
図3の(a)(b)(c)に示すように、操作スイッチユニット10Aは、遊技機1から分離可能なスイッチユニット筐体11を備えており、遊技者からの操作を受け付けるものである。具体的には、操作スイッチユニット10Aには、例えば、左側に10個の通知方法選択部としてのベットボタン18が設けられ、右側に1個のスピンボタン16Aが設けられている。ベットボタン18及びスピンボタン16Aは、いずれも本発明の一態様における操作部として機能する。操作スイッチユニット10Aでは、例えば、遊技者が遊技機1をプレイするときの賭数(ベット数)の設定操作をベットボタン18により受け付ける。また、リールの回転開始等の操作をスピンボタン16Aにより受け付ける。
本実施の形態では、ベットボタン18として、例えば10個のベットボタン18a〜18jが備えられている。すなわち、例えば、ベットボタン18aは、賭数(ベット数)=1を設定するためのものであり、ベットボタン18bは賭数(ベット数)=2を設定するためのものであり、ベットボタン18jは賭数(ベット数)=10を設定するためのものである。賭数(ベット数)=10とは、ベットボタン18jを押し下げることにより、例えば、メダル10枚分の賭数(ベット数)に相当する賭数(ベット数)を設定することをいう。ただし、ベットボタン18の個数は、必ずしも10個に限らず、10個よりも少なくてもよく、又は多くてもよい。或いは、1個でもよい。例えば、ベットボタン18が1個の場合、賭数(ベット数)=3を設定入力する場合には、ベットボタン18を3度連続して押し下げ操作する。これにより、メダル3枚分の賭数(ベット数)を設定することができる。
ここで、本実施の形態では、10個のベットボタン18のそれぞれは、一回の瞬間的な押し下げによって、賭数(ベット数)の設定を行うことができるようになっていると共に。特定のベットボタン18を長押しすることによって、後述する操作入力を確認するための複数の操作確認通知方法の種類を選択できるようになっている。尚、操作確認通知方法の選択機能については、後述する。
本実施の形態の操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A近傍の構成について、図4の(a)(b)(c)、図5の(a)(b)(c)及び図6の(a)(b)(c)(d)に基づいて説明する。図4の(a)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14を斜め上から見た構成を示す斜視図である。図4の(b)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14を斜め下から見た構成を示す斜視図である。図4の(c)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14を斜め上から見た構成を示す分解斜視図である。図5の(a)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14の構成を示す平面図である。図5の(b)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14の構成を示す正面断面図である。図5の(c)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A及び指向性スピーカ14の構成を示す側面断面図である。図6の(a)は。操作確認音の原音の波形を示す波形図である。図6の(b)は、操作確認音の原音に搬送波として超音波を重畳させたときの波形を示す波形図である。図6の(c)は指向性スピーカから音が発せられたときの広がりを示す図である。図6の(d)は、従来のスピーカから音が発せられたときの広がりを示す図である。
図4の(a)(b)(c)及び図5の(a)(b)(c)に示すように、本実施の形態では、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16A近傍の構成として、下側から順に、中央の4か所から立ち上がる立上部材12aを有する下側取付ベース12と、複数の通知部としての指向性スピーカ14が林立された上側取付ベース13と、上側取付ベース13の4か所の開口13aを通して立上部材12aにより嵩上げしてビスB2により固定される閉塞円筒状のスピンボタン16Aと、スピンボタン16Aに内蔵される通知部としてのボイスコイルモータ15とが備えられている。
また、下側取付ベース12の下側には、通知部としての振動スピーカ17がビスB3にて固定されるようになっている。
指向性スピーカ14は、前記図3の(c)に示すスイッチユニット筐体11に穿設されたスイッチユニット筐体開口11aからその先端が臨めるようになっている。スイッチユニット筐体開口11aは、スピンボタン16Aの周りにメッシュ状に複数開口されている。指向性スピーカ14は、音の広がりに指向性があり、本実施の形態では、例えば、超音波トランスデューサーを複数個並べたパラメトリックスピーカからなっている。ここで、指向性とは、電波や音波等の波動の波源例えばアンテナやスピーカ等が放射するエネルギーが方向によって異なるとき、指向性があるという。どの方向にも一様にエネルギーを放射するときは指向性がない、又は無指向性という。
より具体的には、図6の(a)に示すように、原音が単純波からなっている場合、図6の(d)に示すように、原音は放射状に拡散しながら伝送される。これに対して、パラメトリックスピーカからなる本実施の形態の指向性スピーカ14では、図6の(b)に示すように、原音に対して超音波を搬送波とするので、図6の(c)に示すように、数度の角度でしか音は広がらない。
この結果、本実施の形態の操作スイッチユニット10Aの指向性スピーカ14から発生された音は、数度の角度で超音波が発生され、発生後も略一直線に進む。このため、周囲への音の広がりが極めて少ない。この結果、本実施の形態では、該遊技機1で遊技している遊技者にしか聞こえないものとなる。
したがって、本実施の形態の指向性スピーカ14は、スピンボタン16Aを操作したことを超音波により操作者に通知するための操作確認聴覚通知手段の聴覚通知手段1としての機能を有している。
また、指向性スピーカ14は、遊技者に向かって超音波を飛ばすことができる。この結果。スピンボタン16Aを扱う際に操作者にその振動を与えることにより、操作者に操作入力確認を、触感によって通知することが可能になる。この場合、指向性スピーカ14は、操作確認触覚通知手段の触覚通知手段1としての機能を有する。
ボイスコイルモータ15は、図5の(a)(b)(c)及び後述する図11の(a)に示すように、図示しないコイルに電流を流すことにより、スピンボタン16Aにおける押下部16bの底面に設けられた板金16b1に向けてボイスコイルモータ15の鉄槌15aを進退移動させる。これにより、ボイスコイルモータ15は、押し下げられた押下部16bの板金16b1を突き上げて押し返す。この結果、ボイスコイルモータ15は、スピンボタン16Aの押下部16bを押し下げたときに操作者の手に衝撃を与えるので、本実施の形態のボイスコイルモータ15は、操作確認触覚通知手段の触覚通知手段2としての機能を有している。尚、ボイスコイルモータ15は、その鉄槌15aの進退移動速度を速くすることによって、スピンボタン16Aの押下部16bを振動させることも可能である。
振動スピーカ17は、例えば下側取付ベース12に接触し、例えばピンピンというような金属音からなる接触音を発生させる。この結果、振動スピーカ17は、スピンボタン16Aの押下部16bを押し下げたときに、接触音により押し下げ操作があったことを操作者に確認させるための操作確認聴覚通知手段の聴覚通知手段2としての機能を有している。尚、振動スピーカ17は、遊技機筐体に取り付けられて演出音を発するのではなく、操作スイッチユニット10Aに設けられて操作確認音を発するものである。このため、振動スピーカ17は、操作者のみに操作確認音を通知するものである。
次に、スピンボタン16Aの構成について、図7の(a)(b)、図8の(a)(b)、並びに図9及び図10に基づいて説明する。図7の(a)は、操作スイッチユニット10Aの操作部の構成を示す斜視図である。図7の(b)は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16Aの構成を示す平面図である。図8の(a)は、図7の(b)に示すC−C断面を示すものであって、押し下げ前のスピンボタン16Aの構成を示す斜視断面図である。図8の(b)は、図7の(b)に示すC−C断面を示すものであって、押し下げ後のスピンボタン16Aの構成を示す斜視断面図である。図9は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16Aにおける液晶表示部16eに表示された操作確認手段の選択肢の表示画面を示す平面図である。図10は、操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16Aにおける液晶表示部16eに表示された選択された操作確認手段の表示画面を示す平面図である。
図7の(a)(b)及び図8の(a)(b)に示すように、スピンボタン16Aは、円筒形のスピンボタン筐体16aと、このスピンボタン16Aの内部で、押し下げにより、押し下げ方向に進退移動する押下部16bと、押下部16bを上側方向に付勢するコイルバネ16cと、コイルバネ16cを下側から支持する下側支持板16dとを備えている。
後述する図11の(a)に示すように、下側支持板16dは、中央で立ち上がる立上内筒部16d1を有している。立上内筒部16d1の内側には、押下部16bの垂下筒16b2が板金16b1から垂下されており、この垂下筒16b2の内側に前記ボイスコイルモータ15の鉄槌15aが遊嵌されるようになっている。立上内筒部16d1の外側には、コイルバネ16cが巻回されている。
また、立上内筒部16d1の上面と、押下部16bの底面に設けられた板金16b1の下面との間には隙間がある。これにより、押下部16bは一定の押し下げ距離だけ押し下げ移動することができ、押下部16bの押し下げ力を解除すると、コイルバネ16cの付勢力により押下部16bが上側に復帰移動するようになっている。
また、図8の(a)(b)に示すように、押下部16bには表示部用開口16b3が設けられている。液晶表示部16eには、図9に示すように、10個のベットボタン18a〜18jに対応して、ベットボタン18a〜18jがどの操作確認手段に対応しているかを表示していると共に、図10に示すように、操作確認手段が選択された場合には、その選択された操作確認手段が何であるかを、一定時間表示するようになっている。
次に、本実施の形態のスピンボタン16Aにおいて、押下部16bが押し下げられたか否かを検出するための機構について、図11の(a)(b)に基づいて説明する。図11の(a)は、図7の(b)に示すD−D断面を示すものであって、スピンボタン16Aの検知部の構成を示す斜視断面図である。図11の(b)は、検知部を抜き出して示す要部斜視図である。
前記図8の(a)(b)及び図11の(a)(b)に示すように、本実施の形態のスピンボタン16Aは、押下部16bが押し下げられたことを検知する入力検知部16fを備えている。入力検知部16fは、発光部16f1と受光部16f2と遮蔽板16f3とからなっている。入力検知部16fでは、発光部16f1にて発光された光を受光部16f2が受光する。そして、スピンボタン16Aの押し下げに伴って発光部16f1と受光部16f2との間に挿入される遮蔽板16f3が、発光部16f1からの光を遮断する。これによって、押下部16bが押し下げられたことを検知することができる。
また、本実施の形態のスピンボタン16Aは、スピンボタン筐体16aが下側支持板16dに対して回転可能となっている。そして、本実施の形態では、スピンボタン筐体16aの回転を検出する入力検知部16gを備えている。入力検知部16gは、2組の発光部16g1にて発光された光を受光する2組の受光部16g2と、スピンボタン16Aの回転に伴って各発光部16g1と受光部16g2との間に挿入される1組の遮蔽板16g3とからなっている。入力検知部16gでは、2組の発光部16g1及び受光部16g2のいずれが遮蔽板16g3によって発光部16g1からの光が遮断することによって、押下部16bが回転したか否かを検知するようになっている。尚、回転の検知としては、左回転又は右回転を検知可能となっている。
また、図11の(b)に示すように、本実施の形態のスピンボタン16Aの下側支持板16dには、本実施の形態の制御部19が取り付け固定されている。制御部19は、CPUにて構成されている。
本実施の形態の操作スイッチユニット10Aは、スピンボタン16Aを押圧したときに、操作者に操作した旨を通知するようになっている。本実施の形態のスピンボタン16Aを押圧したときに、操作者に操作した旨を通知する制御部の構成について、図1に基づいて説明する。図1は、本実施の形態における操作スイッチユニット10A及び遊技機1の制御機構の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態の操作スイッチユニット10Aは、操作部としてのスピンボタン16Aと、スピンボタン16Aの押し下げ又は回転を検出する入力検知部16f・16gと、制御部19と、通知部とを備えている。尚、本実施の形態では、前記ベットボタン18が押圧又は長押しされたことを検出する検知部(図示せず)が設けられている。
前記通知部は、本実施の形態では、操作確認手段である指向性スピーカ14、ボイスコイルモータ15、振動スピーカ17を備えている。すなわち、本実施の形態では、前述したように、指向性スピーカ14は操作確認聴覚通知手段の聴覚通知手段1及び操作確認触覚通知手段の触覚通知手段1として機能し、ボイスコイルモータ15は操作確認触覚通知手段の触覚通知手段2としての機能し、振動スピーカ17は操作確認聴覚通知手段の聴覚通知手段2として機能する。また、遊技機1には、筐体側の制御部3と、演出部としての表示部2が設けられている。遊技機側制御部3は、表示部2のリールの回転、停止等の演出に関する制御を行う。
制御部19は、スピンボタン16Aからの入力信号、入力検知部16f・16gからの入力検知信号の入力に伴い、通知部に通知動作を行わせるよう制御すると共に、遊技機側制御部3に、その旨の信号入力があった旨を連絡する。
次に、前記操作スイッチユニット10A及び遊技機1の制御機構による遊技に関する基本的な制御動作について、図12に基づいて説明する。図12は、操作スイッチユニット10A及び遊技機1の制御機構による遊技に関する基本的な制御動作を示すフローチャートである。
図12に示すように、まず、遊技者が操作部であるベットボタン18及びスピンボタン16Aを操作する(S1)。これにより、図示しないベットボタン入力検知部及び入力検知部16f・16gは、ベットボタン18及びスピンボタン16Aが操作されたか否かを検知する(S2)。尚、S1及びS2において、NOの場合は、いずれもS1に戻る。
S2において、入力検知部16f・16gが、スピンボタン16Aが操作されたことを検知した場合には、操作スイッチユニット10Aの制御部19は入力検知部16f・16gからの入力検知信号を受信する(S3)。これにより、指向性スピーカ14、ボイスコイルモータ15及び振動スピーカ17等の通知部は、制御部19から押圧操作確認つまり入力検知の信号を受信する(S4)。通知部は、遊技者に対して、操作入力確認の通知を行う(S5)。
続いて、遊技機側制御部3は、操作スイッチユニット10Aの制御部19から入力検知の信号を受信する(S6)。これにより、遊技機1は、遊技機側制御部3の制御によりゲームの演出を行う(S7)。尚、ゲームの演出とは、リールに関する制御等である。ゲームの演出が終了すると(S8)、S1に戻って、次のゲームのための操作スイッチユニット10Aのスピンボタン16Aが操作されるのを待ち、遊技者がゲームを繰り返す限り、このS1〜S8のフローが繰り返される。
次に、本実施の形態の操作スイッチユニット10Aにおけるベットボタン18による賭数の設定方法及び各種の操作確認手段の選択方法について、図13〜図15に基づいて説明する。図13〜図15は、操作スイッチユニット10Aにおけるベットボタン18による賭数の設定方法及び各種の操作確認手段の選択方法を示すフローチャートである。
図13に示すように、まず、初期値設定として、操作確認聴覚通知手段を聴覚通知手段3に設定すると共に、操作確認触覚通知手段を触覚通知手段3に設定する(S11)。ここで、聴覚通知手段3は、操作確認聴覚通知手段を使用しないという選択肢であり、触覚通知手段3は、操作確認触覚通知手段を使用しないという選択肢である。
この状態で、図示しないベットボタン入力検知部は、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)が入力操作されたか否かを判断する(S12)。ベットボタン18aの入力操作が検知されたと判断した場合には、続いて、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18aが長押しされたか否かを判断する(S13)。ここで、長押しされたか否かは、ベットボタン18aの入力時間が例えば2秒以上であるか否かで判断する。
S13において、ベットボタン18aが長押しされなかったと判断した場合には、制御部19は、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)は、該ベットボタン18aの賭数を選択する(S14)。本実施の形態では、ベットボタン18aの賭数(ベット数)は「1」であるので、賭数1となる。この後、フローは、S12に戻る。
尚、S12において、ベットボタン18aの入力操作が検知されなかった判断した場合には、図示しないベットボタン入力検知部は、続いて、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)が入力操作されたか否かを判断する(S17)。ベットボタン18bの入力操作が検知されたと判断した場合には、続いて、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18bが長押しされたか否かを判断する(S18)。ここで、長押しされたか否かは、前記同様、ベットボタン18bの入力時間が例えば2秒以上であるか否かで判断する。
S18において、ベットボタン18bが長押しされなかったと判断した場合には、制御部19は、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)は、該ベットボタン18bの賭数を選択する(S19)。本実施の形態では、ベットボタン18bの賭数(ベット数)=2であるので、賭数2となる。この後、フローは、S12に戻る。
ところで、本実施の形態では、10個のベットボタン18a〜18jは、いずれか1が選択されるものとなっている。このため、前述した説明において、例えば、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)が入力操作されたと判断された場合には、S19を経てS1に戻る。しかし、その後は、賭数設定のための10個のベットボタン18a〜18jは、押圧されないはずであるので、フローが繰り返された場合、基本的には、S12においてNOと判断され、S17においてNOと判断され、以降、S22、S27、S29、図14に示すS31、S36、S41、S46、S48において、NOと判断され、その結果、スピンボタン16Aの押し下げ入力があったか否かが判断される(S50)。
ただし、遊技者が、一回目に設定した賭数設定を変更する場合がある。その場合には、S12からのフローを繰り返したときに、目的の賭数設定のための10個のベットボタン18a〜18jの押圧を検出する場合がある。その場合には、図示しないベットボタン入力検知部は、後に押圧操作されたベットボタン18a〜18jの押圧による賭数設定を有効とするようになっている。
ところで、本実施の形態の操作スイッチユニット10Aでは、各種の操作確認手段の選択ができるようになっている。この各種の操作確認手段の選択方法について、前記図13〜図14に基づいて説明する。
図13〜図14に示すように、ベットボタン18による賭数の設定が終了すると、図14のS50において、スピンボタン16Aの押し下げ操作があったか否かが判断される。そして、S50において、スピンボタン16Aの押し下げ操作がないと判断された場合には、再度、図13のS12に戻る。ここで、本実施の形態では、各種の操作確認手段の選択方法については、特定のベットボタン18の長押しにより設定することが可能となっている。具体的には、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)、及びベットボタン18c(図13では「BET3」と記載)、並びに、ベットボタン18f(図14では「BET6」と記載)、ベットボタン18g(図14では「BET7」と記載)、及びベットボタン18h(図14は「BET8」と記載)にて設定可能となっている。
詳細には、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)は操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段1を設定し、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)は操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段2を設定し、ベットボタン18c(図13では「BET3」と記載)は操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段3を設定するようになっている。
また、ベットボタン18f(図14では「BET6」と記載)は操作確認触覚通知手段として触覚通知手段1を設定し、ベットボタン18g(図14では「BET7」と記載)は操作確認触覚通知手段として触覚通知手段2を設定し、ベットボタン18h(図14では「BET8」と記載)は操作確認触覚通知手段として触覚通知手段3を設定するようになっている。
ここで、聴覚通知手段1とは、指向性スピーカ14による操作確認聴覚通知手段である。また、聴覚通知手段2とは、振動スピーカ17による操作確認聴覚通知手段である。尚、聴覚通知手段3とは、前述したように、操作確認聴覚通知手段を使用しないという選択肢である。
また、触覚通知手段1とは、指向性スピーカ14によって、遊技者に向かって超音波を飛ばし、スピンボタン16Aを扱う際に操作者にその振動を与えることにより、操作者に操作入力確認を、触感によって通知する操作確認触覚通知手段をいう。触覚通知手段2とは、ボイスコイルモータ15によって、スピンボタン16Aの押下部16bを突き上げて衝撃を与えることによって、操作者に入力を通知する操作確認触覚通知手段をいう。尚、触覚通知手段3とは、前述したように、操作確認触覚通知手段を使用しないという選択肢である。
前記操作確認聴覚通知手段及び操作確認触覚通知手段の設定方法について、図13及び図14に基づいて説明する。
図14のS50において、スピンボタン16Aの押し下げ操作がないと判断されて、図14のS12に戻った場合に、S12において、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)の入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18aが長押しされたか否かを判断する(S13)。ここで、ベットボタン18aが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段1を設定する(S15)。聴覚通知手段1とは、指向性スピーカ14による操作確認聴覚通知手段である。
次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図10に示すように、選択された操作確認手段が聴覚通知手段1であることを、一定時間表示するようになっている(S16)。尚、操作確認手段を選択する前には、スピンボタン16Aの液晶表示部16eは、図10に示す画面が表示されている。その後、フローは、S12に戻る。
尚、図14のS50において、スピンボタン16Aの押し下げ操作がないと判断されて、図14のS12に戻った場合に、S12において、ベットボタン18aの入力操作がないと判断された場合には、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)の入力操作があったか否かが判断される(S17)。そして、S17において、ベットボタン18bの入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18bが長押しされたか否かを判断する(S18)。ここで、ベットボタン18bが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段2を設定する(S20)。聴覚通知手段2とは、振動スピーカ17による操作確認聴覚通知手段である。
次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図10に示すように、選択された操作確認手段が聴覚通知手段2であることを、一定時間表示するようになっている(S21)。その後、フローは、S12に戻る。
尚、図14のS50において、スピンボタン16Aの押し下げ操作がないと判断されて、図14のS12に戻った場合に、S12において、ベットボタン18a(図13では「BET1」と記載)の入力操作がないと判断された場合には、ベットボタン18b(図13では「BET2」と記載)の入力操作があったか否かが判断される(S17)。そして、S17においてもベットボタン18bの入力操作がないと判断された場合には、ベットボタン18c(図13では「BET3」と記載)の入力操作があったか否かが判断される(S22)。そして、S22において、ベットボタン18cの入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18cが長押しされたか否かを判断する(S23)。ここで、ベットボタン18cが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段3を設定する(S25)。聴覚通知手段3とは、操作確認聴覚通知手段を何も使用しないという選択肢である。尚、本実施の形態では、S11の初期設定で、操作確認聴覚通知手段として聴覚通知手段3を設定している。このため、このフローは、既に、操作確認聴覚通知手段を聴覚通知手段1又は聴覚通知手段2に設定している場合において、それを変更する場合に有効である。次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図10に示すように、選択された操作確認手段が聴覚通知手段3であることを、一定時間表示するようになっている(S26)。その後、フローは、S12に戻る。
続いて、操作確認触覚通知手段を設定する場合には、図13のS12に戻った後、S12でNOとなり、S17、S22、S27、S29でNOとなり、図14のS31において、ベットボタン18f(図14では「BET6」と記載)の入力操作があったか否かが判断される。図14のS31において、ベットボタン18f(図14では「BET6」と記載)の入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18fが長押しされたか否かを判断する(S32)。ここで、ベットボタン18fが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認触覚通知手段として触覚通知手段1を設定する(S34)。触覚通知手段1とは、指向性スピーカ14によって、遊技者に向かって超音波を飛ばし、スピンボタン16Aを扱う際に操作者にその振動を与えることにより、操作者に操作入力確認を、触感によって通知する操作確認触覚通知手段である。
次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図10に示すように、選択された操作確認手段が触覚通知手段1であることを、一定時間表示するようになっている(S35)。その後、フローは、図13のS12に戻る。
同様にして、図13のS12に戻った後、S12でNOとなり、S17、S22、S27、S29でNOとなり、図14のS31においてもNOとなる。このため、図14のS36において、ベットボタン18g(図14では「BET7」と記載)の入力操作があったか否かが判断される。図14のS36において、ベットボタン18g(図14では「BET7」と記載)の入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18gが長押しされたか否かを判断する(S37)。ここで、ベットボタン18gが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認触覚通知手段として触覚通知手段2を設定する(S39)。触覚通知手段2とは、ボイスコイルモータ15によって、スピンボタン16Aの押下部16bを突き上げて衝撃を与えることによって、操作者に入力を通知する操作確認触覚通知手段である。
次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図10に示すように、選択された操作確認手段が触覚通知手段2であることを、一定時間表示するようになっている(S40)。その後、フローは、図13のS12に戻る。
同様にして、図13のS12に戻った後、S12でNOとなり、S17、S22、S27、S29でNOとなり、図14のS31、S36においてもNOとなった場合、図14のS41において、ベットボタン18h(図14では「BET8」と記載)の入力操作があったか否かが判断される。図14のS41において、ベットボタン18h(図14では「BET8」と記載)の入力操作があったと判断された場合には、ベットボタン入力検知部は、ベットボタン18hが長押しされたか否かを判断する(S44)。ここで、ベットボタン18hが長押しされたと判断された場合、制御部19は、操作確認触覚通知手段として触覚通知手段3を設定する(S39)。聴覚通知手段3とは、操作確認触覚通知手段を何も使用しないという選択肢である。尚、本実施の形態では、図13におけるS11の初期設定で、操作確認触覚通知手段として触覚通知手段3を設定している。このため、このフローは、既に、操作確認触覚通知手段を触覚通知手段1又は触覚通知手段2に設定している場合において、それを変更する場合に有効である。次いで、制御部19は、スピンボタン16Aの液晶表示部16eに、図11に示すように、選択された操作確認手段が触覚通知手段3であることを、一定時間表示するようになっている(S45)。その後、フローは、図13のS12に戻る。
尚、前述した説明においては、説明を分かり易くするために、ベットボタン18による賭数の設定が終わった後、各種の操作確認手段の選択が行われるとして説明した。しかし、実際には、ベットボタン18による賭数の設定と、各種の操作確認手段の選択とはいずれが先で、いずれが後であるかを問わない。すなわち、ベットボタン18を短時間押圧すれば賭数(ベット数)の設定を行うことができ、ベットボタン18を長押しすれば各種の操作確認手段の選択を行うことができる。
次いで、スピンボタン16Aの押下部16bが押し下げられたことを入力検知部16f・16gが検知した場合の動作について、図15〜図17に基づいて説明する。図15〜図17は、スピンボタン16Aが操作されたときの操作確認聴覚通知手段及び操作確認触覚通知手段による動作を示すフローチャートである。
図14のS50において、スピンボタン16Aの押下部16bが押し下げられたことを入力検知部16f・16gが検知した場合、図15に示すように、まず、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段1であるか否かが判断される(S51)。このとき、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段1である場合には、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であるか否かが判断される(S52)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段1により指向性スピーカ14によって指向性のある音を遊技者に放射すると共に、触覚通知手段1により指向性スピーカ14によってスピンボタン16Aの下側から上側に向けて超音波を放射する(S53)。
その後、選択された賭数(ベット数)でゲームが開始され(S54)、リールが表示されることによりそのゲームが終了する(S55)。
ここで、S52において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1でないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であるか否かが判断される(S56)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段1により指向性スピーカ14によって指向性のある音を遊技者に放射すると共に、触覚通知手段2によりボイスコイルモータ15によってスピンボタン16Aの押下部16bを突き上げる(S57)。
また、S56において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2ではないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段は触覚通知手段3であると見做される。この結果、聴覚通知手段1により指向性スピーカ14によって指向性のある音を遊技者に放射すると共に、触覚通知手段3により操作確認触覚通知手段は使用しない(S58)。
ここで、S51において、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段1ではないと無いと判断された場合には、図16に示すように、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段2であるか否かが判断される(S59)。このとき、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段2である場合には、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であるか否かが判断される(S60)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段2により振動スピーカ17によってスピンボタン16Aの下側取付ベース12への接触音を発生させると共に、触覚通知手段1により指向性スピーカ14によってスピンボタン16Aの下側から上側に向けて超音波を放射する(S61)。
ここで、S60において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1でないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であるか否かが判断される(S62)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段2により振動スピーカ17によってスピンボタン16Aの下側取付ベース12への接触音を発生させると共に、触覚通知手段2によりボイスコイルモータ15によってスピンボタン16Aの押下部16bを突き上げる(S63)。
また、S62において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2ではないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段は触覚通知手段3であると見做される。この結果、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段2により振動スピーカ17によってスピンボタン16Aの下側取付ベース12への接触音を発生させると共に、触覚通知手段3により操作確認触覚通知手段は使用しない(S64)。
ここで、図16のS59において、操作確認聴覚通知手段が聴覚通知手段2ではないと無いと判断された場合には、図17に示すように、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であるか否かが判断される(S65)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段3と看做されたことにより操作確認触覚通知手段を使用しないと共に、触覚通知手段1により指向性スピーカ14によってスピンボタン16Aの下側から上側に向けて超音波を放射する(S66)。
ここで、S65において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段1でないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であるか否かが判断される(S67)。そして、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2であると判断された場合には、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段3と看做されたことにより操作確認触覚通知手段を使用しないと共に、触覚通知手段2によりボイスコイルモータ15によってスピンボタン16Aの押下部16bを突き上げる(S68)。
尚、S67において、操作確認触覚通知手段が触覚通知手段2ではないと判断された場合には、操作確認触覚通知手段は触覚通知手段3であると見做される。この結果、実際の操作確認通知として、聴覚通知手段3及び触覚通知手段3により、何もしないで図15のS54に戻り、選択された賭数(ベット数)でゲームが開始され、リールが表示されることによりそのゲームが終了する(S55)。
このように、本実施の形態の遊技機1の操作スイッチユニット10Aは、遊技機1に取り付けられる。この操作スイッチユニット10Aは、操作者の入力操作を受ける操作部としてのスピンボタン16A及びベットボタン18と、操作者の入力操作があったことを検知する入力検知部としての入力検知部16fと、入力検知部16fからの検知信号に基づいて、操作入力があった旨の通知として、一様に広がるのではなく方向性を持った指向音を該操作者に発する通知部に対して、該指向音を発するように制御する制御部19とを備えている。この結果、通知部は、操作を行った本人にのみ操作確認通知が聞こえるようにする。
すなわち、従来では、図23(a)(b)に示すように、入力操作があった旨の操作確認音は放射状に拡散されるため、隣の遊技機で遊技している操作者にもその操作確認音が聞こえる。このことは、逆に、操作者本人が操作部に対して入力操作を行っていないのに、操作者本人に隣から操作確認音が聞こえることになる。この結果、操作者本人の耳に聞こえた操作確認音が、操作者本人が発したものか又は他人が発したものかの区別がし難い。それゆえ、遊技者が遊技画面に注視している状態では、ベットボタンを押せていないにも関わらず、周りの遊技者の操作確認音によって、ベットボタンを押したと思い込んでしまうという場面が発生するという課題があった。
これに対して、本構成によれば、指向性スピーカ14は、操作入力があった旨の通知を指向音により該操作者に指向して行う。ここで、指向音とは、図18の(a)(b)に示すように、一様に広がるのではなく方向性を持った音である。これにより、操作確認の通知音は、操作者本人しか聞こえないので、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこない。この結果、操作者は、隣から他人の操作確認の通知音が聞こえてこないので、誤操作する可能性がなくなる。
したがって、遊技した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知することにより、その操作確認音によって、他の遊技者が誤認することを防止し得る操作スイッチユニット10Aを提供することができる。
本実施の形態における操作スイッチユニット10Aでは、通知部は、指向性スピーカ14によって操作入力があった旨の通知を指向音により操作者に指向して行う。この結果、指向性スピーカは、狭小の角度でのみ音を発散する。したがって、確実に、操作入力があった旨の通知を指向音により該操作者に指向して行うことができる。
本実施の形態における操作スイッチユニット10Aでは、通知部は、操作入力があった旨の通知を指向音により操作者に指向して行う方法以外で通知することが可能となっている。また、通知を指向音により該操作者に指向して行うか、若しくはそれ以外の方法で行うか、又はこれら両方で行うかを選択する通知方法選択部としてのベットボタン18が設けられている。この結果、操作者は、操作確認として、本人が好む方法をベットボタン18にて選択することができる。
また、本実施の形態における操作スイッチユニット10Aでは、選択された通知方法を表示する通知方法表示部としての液晶表示部16eを備えている。これにより、操作者は液晶表示部16eを見て選択された通知方法を確認することができるので、聴覚及び視覚の両面から操作確認通知を確認することができる。
また、本実施の形態における操作スイッチユニット10Aでは、通知方法表示部としての液晶表示部16eはスピンボタン16Bに設けられている。この結果、操作者は、操作入力するスピンボタン16Aに設けられた液晶表示部16eを見ることにより、選択された通知方法を確認することができる。したがって、利便性を有する操作スイッチユニット10Aを提供することができる。
また、本実施の形態における操作スイッチユニット10Aでは、通知部は、スピンボタン16Bに設けられている。
これにより、通知部を遊技機1における適切な場所を探して取り付ける必要がなくなるので、通知部の設置が容易となる。
本実施の形態における遊技機1は、操作スイッチユニット10Aを備えている。これにより、操作した遊技者のみに操作確認音を聞こえるように通知し得る操作スイッチユニット10Aを備えた遊技機1を提供することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について図19〜図22に基づいて説明すれば、以下のとおりである。尚、本実施の形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記の実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態の遊技機1における操作スイッチユニット10Bは、複数の操作確認効果音が設定できる点が異なっている。
本実施の形態の操作スイッチユニット10Bの構成について、図19及び図20に基づいて説明する。図19は、本実施の形態の操作スイッチユニット10Bのスピンボタン16Bにおける液晶表示部16eに表示された効果音の選択肢の表示画面を示す平面図である。図20は、操作スイッチユニット10Bのスピンボタン16Bにおける液晶表示部16eに表示された選択された効果音の表示画面を示す平面図である。
本実施の形態の操作スイッチユニット10Bにおいては、指向性スピーカ14による音を発する場合に、例えば、10個の操作通知音選択部としてのベットボタン18に対応して10種類の効果音を発生することが可能となっている。
そして、液晶表示部16eには、図19に示すように、10個のベットボタン18に対応して、最大10個の効果音1〜10を選択するための選択表示がされるようになっている。尚、現在選択中の操作確認効果音については、その効果音1〜10の表示をランプ点灯することにより、現在選択中であることが示されるようになっていることが好ましい。
本実施の形態では、ベットボタン18を例えば3秒の長押しをすることによって、10個の効果音1〜10を選択することができ、その結果、操作通知音表示部としての液晶表示部16eには、図20に示すように、選択された効果音の表示が一定時間行われるようになっている。
ここで、操作スイッチユニット10Bにおける効果音の設定方法について、図21に基づいて説明する。図21は、操作スイッチユニット10Bにおけるベットボタンによる効果音の設定方法を示すフローチャートである。
図21に示すように、まず、初期値設定として、操作確認効果音を効果音1に設定する(S71)。ここで、効果音1は、ベットボタン18a〜18jで設定しなくても発生することができる効果音であり、ベットボタン18aで設定できる効果音1を同じになっている。
この状態で、スピンボタン16Bの入力検知部16fは、スピンボタン16Bの押下部16bが押し下げ入力されたか否かを判断する(S72)。S71において、スピンボタン16Bの押下部16bが押し下げ入力されたと判断した場合には、続いて、入力検知部16fは、スピンボタン16Bの押下部16bが長押しされたか否かを判断する(S73)。ここで、長押しされたか否かは、押下部16bの入力時間が例えば2秒以上であるか否かで判断する。
S73において、押下部16bが長押しされと判断した場合には、図20に示すスピンボタン16Bの液晶表示部16eが選択中の効果音を表示する(S74)。また、制御部19は、選択中の効果音を指向性スピーカ14から出すように制御する(S75)。これにより、選択中の効果音が指向性スピーカ14から発生する(S75)。
ここで、効果音を他の効果音に変更する場合の方法について、図22に基づいて説明する。図22は、効果音の変更方法を示すフローチャートである。
尚、本実施の形態では、効果音を変更する場合には、ベットボタン18a〜18jを使用する。このため、ベットボタン18a〜18jには、実施の形態1の図13及び図14に示す操作確認手段の選択モードと、本実施の形態の効果音の設定モードとの2つが存在することになる。そこで、本実施の形態の効果音の設定モードでは、例えば、スピンボタン16Bのスピンボタン筐体16aを回転させることにより、実施の形態1の図13及び図14に示す操作確認手段の選択モードと、本実施の形態の効果音の設定モードとが切り替えられるようになっている。尚、スピンボタン16Bの回転機能としては、例えば、指向性スピーカ14の音量調整に利用することも可能である。
このため、スピンボタン16Bのスピンボタン筐体16aを回転させて効果音の設定モードに切り替えた後、図22に示すように、まず、図示しないベットボタン入力検知部は、ベットボタン18a(図22では「BET1」と記載)が、入力されたか否かを判断する(S80)。S80においてベットボタン18a(図22では「BET1」と記載)が入力されたと判断された場合には、制御部19は、操作確認効果音を効果音1に選択する。尚、本実施の形態では、前記図21のS71の初期設定において、操作確認効果音を効果音1に設定している。したがって、ベットボタン18aによる効果音1に選択は、現実には、他の操作確認効果音から効果音1に選択する場合となる。
ここで、S80において、ベットボタン18a(図22では「BET1」と記載)が入力されていないと判断された場合には、図示しないベットボタン入力検知部は、ベットボタン18b(図22では「BET2」と記載)が入力されたか否かを判断する(S82)。S82においてベットボタン18b(図22では「BET2」と記載)が入力されたと判断された場合には、制御部19は、操作確認効果音を効果音2に選択する。
同様にして、順に、ベットボタン18c〜18j(図22では「BET3〜10」と記載)が入力されたか否かを判断して、操作確認効果音を効果音3〜10に設定する(S84〜S99)。
その後、S98において、ベットボタン18j(図22では「BET10」と記載)が入力されていないと判断された場合には、スピンボタン16Bの押下部16bの押し下げがあったか否かを判断する(S100)。S100において、スピンボタン16Bの押下部16bの押し下げがあったと判断された場合には、スピンボタン16Bの液晶表示部16eに効果決定を表示する(S101)。その後、図21のS72に戻る。
尚、S100において、スピンボタン16Bの押下部16bの押し下げがなかったと判断された場合には、S80に戻って、ベットボタン18a(図22では「BET1」と記載)が入力されたか否かを判断する。
このように、操作確認効果音が設定された場合においては、図21のS73において、スピンボタン16Bの押下部16bが長押しではないと判断されたときに、制御部19は操作スイッチユニット10Bから選択中の操作確認効果音を出させる。具体的には、指向性スピーカ14から選択中の操作確認効果音を出させる(S77)。これにより、ゲームが開始され(S78)、リールが表示されることによりそのゲームが終了する(S78)。
このように、本実施の形態の操作スイッチユニット10Bは、操作入力があった旨の通知の指向音を複数種類から選択する操作通知音選択部としてのベットボタン18を備えている。これにより、ベットボタン18にて、操作入力があった旨の通知の指向音を複数種類から選択することができる。この結果、操作通知音を他人とは異なる指向音に設定することができるので、自分の操作通知音であるのか他人の操作通知音であるのかの区別を容易に行うことができる。
また、本実施の形態における操作スイッチユニット10Bでは、スピンボタン16Bは、選択された操作通知音を表示する操作通知音表示部としての液晶表示部16eを備えている。
これにより、液晶表示部16eにて、選択された操作通知音を表示するので、操作者は、選択された操作通知音を確認することができる。
また、液晶表示部16eは、スピンボタン16Bに備えられているので、操作者は、操作入力する操作部に設けられた液晶表示部16eを見ることにより、選択された操作通知音を確認することができる。したがって、利便性を有する操作スイッチユニット10Bを提供することができる。
尚、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 遊技機
2 表示部
3 遊技機側制御部
19 制御部
10A・10B 操作スイッチユニット
11 スイッチユニット筐体
12 下側取付ベース
13 上側取付ベース
14 指向性スピーカ(通知部)
15 ボイスコイルモータ
15a 鉄槌
16A・16B スピンボタン(操作部)
16a スピンボタン筐体
16b 押下部
16b1 板金
16b2 垂下筒
16b3 表示部用開口
16c コイルバネ(通知部)
16d 下側支持板
16d1 立上内筒部
16e 液晶表示部(通知方法表示部、操作通知音表示部)
16f 入力検知部(入力検知部)
16g 入力検知部
16f1・16g1 発光部
16f2・16g2 受光部
16f3・16g3 遮蔽板
17 振動スピーカ(通知部)
18 ベットボタン(操作部、通知方法選択部、操作通知音選択部)

Claims (7)

  1. 遊技機に取り付けられる操作スイッチユニットにおいて、
    操作者の入力操作を受ける操作部と、
    前記操作者の入力操作があったことを検知する入力検知部と、
    作入力があった旨の通知として、一様に広がるのではなく方向性を持った指向音を該操作者に発する通知部と、
    前記入力検知部からの検知信号に基づいて、前記通知部に対して、前記指向音を発するように制御する制御部とを備え、
    前記通知部は、操作入力があった旨の通知を前記指向音により操作者に指向して行う方法以外で通知することが可能となっており、
    前記通知を前記指向音により該操作者に指向して行うか、若しくはそれ以外の方法で行うか、又はこれら両方で行うかを選択する通知方法選択部と、
    前記通知方法選択部により選択された通知方法を表示する通知方法表示部と、が設けられていることを特徴とする操作スイッチユニット。
  2. 前記通知部は、指向性スピーカによって操作入力があった旨の通知を前記指向音により操作者に指向して行うことを特徴とする請求項1に記載の操作スイッチユニット。
  3. 前記通知方法表示部は、前記操作部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作スイッチユニット。
  4. 前記通知部は、前記操作部に設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作スイッチユニット。
  5. 操作入力があった旨の通知の前記指向音を複数種類から選択する操作通知音選択部を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の操作スイッチユニット。
  6. 前記操作部は、選択された操作通知音を表示する操作通知音表示部を備えていることを特徴とする請求項5に記載の操作スイッチユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の操作スイッチユニットを備えていることを特徴とする遊技機。
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