JP6707731B2 - 画像記録媒体及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、暗所を明るくしたり、演出効果を出すための懐中電灯、ペン型ライトに関するものであって、カスタマイズ画像を印画して表示する装置を作成する方法、及びその媒体に関するものである。
特許文献1には、バックライト照明装置で観察できる画像を印画する媒体や装置に関しての開示がある。このようなバックライト照明装置で画像を観察すると、コントラストの良い明るい画像となり一般的な反射像とは異なるインパクトが得られるため、大型の装置が駅等における広告媒体などに用いられている。媒体を平面状に保持し、その裏に蛍光灯やLEDなどの光源を配することで、比較的暗い環境下でも鮮明な画像を観察することができる。
コンパクトにして手で持てるようにしたタイプのバックライト画像装置としては、コンサート用ペン型ライトなどが普及している。株式会社ルイファン・ジャパンのKING BLADE(商品名)、株式会社ルミカのLUMIACE(商品名)などが市販されている。例えば、特許文献2に記載されている従来例では、図8のペン型ライト300に示すように、光源、電池、スイッチなどは把持部101に内蔵され、その把持部にねじにて発光部107が固定されている。発光部は半透明で光を拡散する機能をもち、光源からの直接光が拡散されずに観察者の目に届かないようになっている。コンサート会場などで意図せず他人にまぶしいと感じさせることは好ましくないので、原則拡散しない光は外部に出てこないような配慮がなされている。
この半透明部材は、成形品の素材で構成されているものもあれば、透明な円筒状成形品105の内部に乳白色拡散シートやシャイニングシート、キラキラシートなどと称する、光拡散シート106を挿入するようなものもある。光拡散シートの材料は、特許文献3に開示されているようなものを使うことが可能である。
この発光部にさらに装飾を施すために、文字、ロゴ、写真、画像などを印画している例は公知である。このために、成形品部品に外側からUVインク印刷機を用いてUVインクにて印刷したり、成型部品に挿入するシートにシルク印刷などをしたりする方法が使用されていた。当該方法は、大量生産には向いているが、初期コストがかかり、例えば個人向けに個別画像を印刷するといった制作用途には向いていなかった。
また、大量にシートに印刷する方法では、印刷をしてから裁断をするのが一般的である。汎用印刷機での印刷のしやすさ、シート形状に対する印画の位置合わせのやりやすさを考慮すると、印刷後に裁断する方がはるかに有利だからである。
ところで、一点一点個別の印刷をし、バックライトで照明する需要はある。所謂デジタルスチルカメラ等で撮影した画像などを元に世界に一つしか存在しない特別なペン型ライトを作ることが可能となる。
個別印画を前提に、ペン型ライトの発光部の乳白色成型部品の表面にUVインクジェットで印画することは可能であるが、UVインクジェット印画装置・設備が高価、大型で、例えば観光地などで撮影したその場で制作したりするのは難しかった。また、印画に失敗すると、パーツ全体が無駄となり、コスト的にも不利であった。
また、オンデマンドで制作するとなると、お客様の写真を撮影してから出来上がるまでの時間が短ければ短いほど良いが、従来型のどの方法をとっても時間がかかり、現実的な時間で製作することができなかった。
また、従来型の量産を前提にした光拡散シートを使って、単に印画したのでは、位置決めができずにペン型ライトの把持部スイッチと印画する画像の中心位置合わせができないという問題があった。この問題について、図8、図3を用いて説明する。ペン型ライト300の円筒型把持部101には電池を収納する蓋109やスイッチ102などがついており、円周方向に対称ではない。一般的にスイッチは観察者にとって正面、即ち観察者に近い方向にして持ち、電池蓋は観察者にとっては裏側になるようにして持つように設計されている。ペン型ライトの発光部107の部材は、把持部101と嵌合されるが、それぞれの部材に形成された凹部と凸部により、位置決め固定できるようになっている。このため発光部に拡散シート106を入れる構造で、拡散シートが円周方向に位置決めされずに回ってしまうと、図3−Bに示すように、拡散シートに印画された画像の中心と、把持部のスイッチ等との中心とが合わずに、デザイン上不適切となる。このため、従来型のペン型ライトに印刷される画像は中心がわかりにくいような大きな画像や抽象的な幾何学模様などが多かった。
また、拡散シート106はインク受容層がついていないと、画像がきれいに定着せず、密接する透明支持体に転移、または貼りつきのようなことがおこることもあった。受容層付のシートでも、元々印画後に急な曲率で曲げることなどは想定されていないものが多く、曲げにくかったり、曲げた際に受容層が分離してしまったり、簡単に受容層が剥がれたりすることがあった。また、一般的にシート基材や受容層、その保護層などの表面と、接触する透明支持体との摩擦が大きいと所定の位置に装着する前に支持体との間に貼りついてしまい、動かなくなる、無理やり動かそうとすると、シートや印画画像に傷がつくこともあり、大きな問題となっていた。
したがって、この発明の目的は、ペン型ライトのような照明装置にカスタマイズの画像を印画する際、部品コストを抑え、製品化のための時間を短縮し、歩留り良く、画質の良いものを提供できるようにするものである。
特開2002−311863 特開2013−247085 特開2007−276279
災害時・非常時に使える機能、コンサートやイベントでの装飾・演出のために使える機能を有しつつ、かつ、個別画像を所定位置に印画することにより付加価値を上げ、印画された画像を鑑賞したり、印字された文字や広告などから情報を得たりできる懐中電灯やペン型ライトを提供する。
上記、課題を解決するために、光源とその光を拡散する半透明部材を有する照明装置において、インク受容層を配する半透明媒体を外形加工する手順と、該半透明媒体にオンデマンドプリンターで印画する手順と、該半透明媒体を該照明装置内の所定の位置に装着する手順とを含むことを特徴とする画像表示装置作成方法を考案した。これら手順は必ずしもこの時系列で行われなくてもよいが、望ましくはこの順に行われ、特に半透明媒体とは0.5mm以下のシート状媒体であって、オンデマンドプリンターでの印画後に道具を使う外形加工をしないようにするとさらに有利である。オンデマンドプリンターとは、版を作って印刷する凸版印刷、凹版印刷、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷などとは異なり、版を作らずダイレクトプリントする方式のことである。具体的には、インクジェットプリンター、レーザープリンター、溶融型熱転写プリンター、昇華型熱転写プリンターなどのことを意味する。今後、主にインクジェット方式を中心に記述するが、他の方式であっても良く、インク受容層とは、それぞれのプリント方式に最適なプリント材料の受容層のことを意味する。
照明装置は、ペン型ライトのような透明な略円筒またはその一部の形状を有するものであって、印画済の半透明拡散シートを丸めて該略円筒の内部に近接する形で装着する。
このとき、半透明拡散シートを透明円筒に挿入し、所定位置に固定しやすいように、また、装着後、ペン型ライトを振り回してもずれないように、形状に工夫を施してある。その際、印画後に裁断や形状加工するのではなく、印画する際には既に形状加工された状態になっているものをプリンターに供給するか、または、ハーフカットされた状態のシートにてプリンターに供給し、印画後は、道具を使わず手で分離させるだけで所定の位置に装着できるようにしてある。さらに、媒体シートや装着される部品の材料や面粗さ、装着プロセスなどにより、静止摩擦力を制御している。
この発明によれば、懐中電灯やペン型ライトなど、災害時・非常時に使える機能、コンサートやイベントでの装飾・演出のために使える機能を有しつつ、かつ、個別画像を所定位置に印画することにより付加価値を上げ、印画された画像を鑑賞したり、印字された文字や広告などから情報を得たり、することが可能となる。
また、個別印画する以降の工程を簡素化、高速化することにより、従来にはなかったような事業が可能となる。即ち、観光地やテーマパークなどで、顧客を撮影し、その場で半透明拡散シートにその顧客の写真を印画し、数分程度で顧客に渡すという販売形態をとることも可能になる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
第一の実施の形態として、図1に示すようなペン型ライト100とその制作方法について説明する。まず、ペン型ライト100は、把持部101と、発光部107とで構成されている。把持部には、LED光源103、レンズ104、図示しない電池、スイッチ102などを有する。発光部107は透明な円筒105、光が拡散しないまま直進しないような先端遮光部品108を有する。透明円筒は直径約30mm程度、ペン型ライトの全長は200〜250mm程度のものである。
円筒105の端に形成された雄ネジと把持部101の光源出射側に設けられた雌ネジとが嵌合され、固定できるようになっている。この円筒内部には半透明光拡散シートを丸めた状態で装着できるようなスペースが設けられており、把持部101と円筒105の嵌合に先立って、光拡散シートを円筒105の開口部側から挿入しておくことによりペン型ライト100が完成する。
光拡散シートの層構成例を図4のA)〜D)に図示して説明する。すくなくとも、基材SBとインク受容層IRとが形成されていて、そのいずれかの層かさらに別の層に光を拡散させる機能を持たせている。基材は、ポリエチレンテレフタレート(PolyEthylene Terephthalate:PETと略される)、ポリカーボネイト、ポリアミド、トリアセチルセルロース(Triacetylcellulose:TACと略される)などの高分子材料でできている。
インク受容層としては、水溶性樹脂(例えば、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ゼラチンなど)あるいは各種ラテックスエマルジョン(例えば、スチレンブタジエン共重合体ラテックスエマルジョン、アクリルエマルジョンなど)と、無機顔料(例えば、シリカ、炭酸カルシウム、サチン、コロイダルシリカ、アルミナなど)、がウレタン系ポリマー水性樹脂分散体、ポリビニルアルコール類及びカチオン性樹脂を含有する組成物或いはこれらの反応生成物を含有するなどを含む塗料を塗工したものなどが使用される。
層構成の一例、図4(A)は、外側からインク受容層IR、透明基材層SB、半透明乳白色層DFが形成されている。別の例、図4(B)は、外側から透明基材層SB、インク受容層IRを備えており、インク受容層には半透明乳白色材料で形成されている。図4(C)は、基材の表面をサンドブラスト加工、ローレット加工、エッチング処理などにより、細かい凹凸をつけることにより、光拡散性を制御してある。図4(D)は図4(B)の変形例であり、透明基材層SBの表面にガラスビーズ、またはシリカ等珪素顔料などを水系バインダーとともに塗工することにより、光拡散性を持たせてある。
これらの例からわかるように、大きく分けてインク受容層が観察者側にある層構成と、光源側にある層構成とがある。インク受容層が観察者側にある場合、インクジェットプリンターで正像を印画し、インク受容層が外側にくるように丸めて装着する。インク受容層が光源側にある場合は、プリンターで鏡像をプリントして、インク受容層が内側になるように丸めて装着する。
汎用のインクジェットプリンターを使うと、印画はほぼ平面の状態で行われるが、その後、装着時は曲率半径10mm以下くらいに曲げられるため、これら、インク受容層や光散乱層などが、曲げにより亀裂が入ったりしないように、材料特性を選ぶことが重要である。
光拡散シートは、総厚で0.075mm〜0.3mmになるように構成した。薄すぎると剛性が足りずに透明円筒の中で固定できない。厚すぎると曲げにくく挿入しづらいばかりでなく、装着時に透明円筒内面にならわず、浮きが生じるところから光が漏れて危険である。
光拡散シートの一番外側の面は、透明円筒に接触することになるが、この透明円筒の内壁と光拡散シートの外側面との摩擦が高すぎると、装着しにくい。ぴったりとくっ付いてしまい、位置の修正ができないからである。このため、面の摩擦係数は0.5以上にはならないようにしてある。具体例としては、光拡散シートの外側の面と透明円筒の面とのすくなくともいずれかの面の面粗度を上げて、中心線平均あらさRaを0.8以上とし、観察される画像の画質を劣化させない程度に両面の接触面積を減らすことで滑りやすくした。
また形状は、円筒内部に丸めて装着した場合にちょうど収まるように公差も踏まえた上で形成されている。光拡散シートは、大きさや形状が正確に形成されていないと、ペン型ライトに収まらないばかりでなく、拡散せずに人の目に届くと目を傷めて危険なため、厳密に加工しておく必要がある。また、上下や表裏逆さに挿入してしまうことのないように、非対称の形状をしている。さらに、鑑賞を目的とする個別画像をペン型ライトの発光部に印画するとなると、観察者に対して正対するように主要画像を定位させる必要があり、把持部のスイッチ部の正面と合わせたり、電池蓋とは裏側になるように合わせたりする必要が出てくる。そのために、図1、図2に示すように、光拡散シート106の一部には切り欠き部110が、それが装着されるべき透明円筒105の内部の一部には突起部が形成されており、それらを合わせて装着する。こうすることにより、図3−Bのように、完成時に画像がずれてしまうようなことはなく、図3−Aのように所定の位置に固定しやすくなるうえ、ペン型ライトを振り回してもずれないという利点がある。
このようなシートの外形加工や複雑な形状加工は、大量に作る場合には、まず印刷を行ってから抜型加工するのが一般的であるが、個別情報や写真撮影したデータから制作してその場で顧客に持ち帰ってもらうようなオンデマンドサービス事業では、顧客に引き渡すまでの時間が重要であり、印画した後の形状加工工程時間を極力減らしたいという要求がある。
そこで、テーマパーク、イベント会場などを想定して、来場者を撮影し、オンデマンドで制作するシステム構成の例を図5に、プロセスフローチャートの例を図6に示す。即ち、来場者を撮影装置501により写真撮影し、日付、時間、名前等の付加情報入力機能をもつ画像処理装置502にて、予めデザインされている会場特有の背景画像と合成され、印画用データを作成した後、印画装置503により光拡散シートに印画することとする。
印画される情報のレイアウト例を、図2に示す。A1の領域には、メインとなる個人の顔写真などを印画する。クロマキーなどのキーイング技術であらかじめデザインされた背景や前景の画像と合成されたものであっても良い。A2は写真撮影された場所、即ち観光地やテーマパーク、イベント名などを印画する。A3は、別途入力された被写体の名前やメッセージなどを印画する。撮影された日時などが自動的に挿入されても良い。A4,A5には、広告スペースで、企業のロゴや店のホームページURL、住所、電話番号などを印画しても良い。広告スペースを設けることで、最終商品の対価の一部、または全部を、顧客ではなくスポンサーに負担してもらうビジネスモデルも可能となる。
本発明を適用した例を、図6−Bを用いて説明する。ペン型ライトを構成する部材と、それに挿入されるべき光拡散シートは、複数枚、抜き加工工程まで終了し、印画プリンターにセットされている。来場者の写真撮影が行われ、来場者の名前やメッセージなどを入力すると、撮影日時などの情報が自動入力され、予め作られている会場特有の背景画像と合成され、印画用データが完成する。そのデータは光拡散シートの印画プリンターに送られ、予めセットされてあった形状加工済光拡散シートに印画される。印画が終了した光拡散シートは、特に後で切断加工などをせずにペン型ライトの装着部分に納められ、ペン型ライトとして完成する。図6−Bの図において点線で示すプロセスは、撮影の現場で行われ、光拡散シートの印画後は、形状加工などの作業は不要で、短時間に完成品の形態にすることができる。
これに対し、従来型のプロセスでは、図6−Aに示すように、大きい汎用サイズの光拡散シートに印画をした後、形状加工をしていた。顧客を待たせている時間が長くなるばかりでなく、スループットも下がり、一日当たりの生産量も落ちてしまうという欠点があった。
プリンターは汎用のインクジェットプリンターを用いることが可能である。縁なし印刷できるプリンターであれば全面印刷も可能である。プリンターインクは、顔料系、染料系いずれでも材料に応じた受容層を形成すれば良い。
抜き加工は、原則、最終形状となっている光拡散シートをプリンターに供給するのが望ましいが、複雑な形状の場合、汎用のプリンターでは被印画材料を的確に検出できなかったり、印画できない部分が生じてしまったり、プリンター内での詰まりの原因にもなりえたりするため、外形はA6サイズとかL判とかの一般的な紙サイズとして、後から道具不要で手で切り取れるくらいのハーフカットを残した形状で供給しても良い。
本発明の方法の実施例では、光拡散シートのペン型ライト部材への装着は手作業にて行うようにしたが、それらをロボットにて制御すれば、撮影から画像合成、シート印画、ペン型ライト装着の一連の工程を全自動化させた装置とすることも可能である。
また、撮影から光拡散シートの印画までを、プリント倶楽部(商品名)のように自動化して、ペン型ライト部材と共に自動販売機から排出されるようにすれば、組み立て工程のみを顧客に行ってもらうこともできる。その場合、本発明を適用して、後工程を簡素化することの意義は大きい。
光拡散シートに印画される情報は、人物やペットなどの画像、その名前、撮影された日時や場所に関する情報、メッセージ、競技などの順位結果、タイム、スコア、成績などが考えられる。例えば、コンサートやイベントで来場者の顔写真や名前を入れるサービス事業が考えられる。また、マラソン、水泳、スキー、スノボ、ゴルフコンペ、ボーリング、各種球技、武道、釣り、ダーツ、囲碁、将棋、麻雀、ダーツなど、時間やスコアを競うスポーツやホビーの競技会、トーナメント、コンペの上位入賞者への景品、参加者への参加賞などであってもよい。入学式、卒業式、遠足などの学校行事、各種サークル、ピアノ、バレエなどの発表会での記念写真であってもよい。こういたイベントでは、撮影した当日に即時に制作し、持って帰れると価値が上がる。さらに、遊園地やテーマパークの遊技施設やゴルフコンペなどでは、参加者全員分の写真を順次プリントしておき、展示し欲しい人には販売し、買わない人の分は廃棄するといった売り方も可能である。このような売り方の場合は、イベント自体のスループット以内での時間でプリントする必要があり、印画後の加工時間が短くできる本発明を適用する意義は大きい。
本実施例では、光拡散シートに高速印画するために、図2に示すようなテンプレートを予め用意しておき、被写体が適切におさまるような画角で撮影した写真を挿入し、必要に応じて名前やメッセージなどを入力するだけで、自動的に印画用画像が生成され、オンデマンドプリンターに送られるような専用ソフトウエアを構築した。
また、撮影の現場でプリントするだけでなく、インターネット注文を前提に、光拡散シートに入れるべき、画像、テキストデータ等を入力、幾つか用意されたテンプレートから選べば、自動的に印画用画像が生成されてオンデマンドプリンターに送られるようなシステムを構築しても良い。
こうしてできたペン型ライトは、当然手にもって使用されることが前提で設計されているが、写真などが入ると机などに置いて鑑賞する需要も高まる。また、家庭で非常用懐中電灯として使用することも想定すると、置き場所を印象に残るようにできることも利点となる。そのために設計されたペン型ライトを置くための台の実施例を図9(A)(B)に示す。(A)はペン型ライトを載せる前の形態、(B)は載せた後の形態である。置き台900は、台座901と軸中心に回転可能なペン型ライト保持部902とから構成される。902の一部には円筒状ペン型ライトの下部を保持できる形状に穴904が設けられており、その上部には半円より若干大き目の切り欠きU字切り欠き903が形成されている。ペン型ライトの把持部で最も細い部分905は通るが、太くなっている部分906は通らないため、905の部分を滑らせた後、下方にずらし、ペン型ライトの下部を穴904に納めれば、意図せず外れるようなことはない。
このように納める際にペン型ライト側が軸中心に対象でない形状をしており、それに相当する部分が置き台にも形状加工されていれば、光拡散シート907に印画された画像の中心と置き台900の正面とが正対するので好適である。例えば、ストラップ908を取り付ける部分がペン型ライトの把持部の再下部に突起物としてあり、置き台に掲載された穴904に相当する切り欠き部があれば、中心を合わせて固定することが容易である。
台座901は手前が若干高く、奥が低くなっているため、ペン型ライトの円筒軸はやや傾いて、観察者が若干見下ろすように見たときに正対するような位置関係で配置することができる。
台座の裏側には図示しない回転揺動機構909が配されており、光拡散シートの中央部を中心に例えば45度の範囲で往復回転運動するようになっている。ペン型ライトに、ホログラムや3Dフィギュアなどがついているとなお効果的である。
こうしたペン型ライトの鑑賞用置き台は、商品サンプルとしての応用や広告ディスプレイとしての利用にも有用である。
こうしたペン型ライトの鑑賞用置き台は、AC電源から給電できるようになっており、往復回転運動を行う電磁機構にはそこから給電されるとともに、ペン型ライトが置き台にセットされるとペン型ライトの照明駆動のための電力やペン型ライト内に内蔵された蓄電池に自動的に接触または非接触で給電されるようになっていても良い。
以上、この発明の実施の方法や媒体の具体例について説明したが、この発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
ペン型ライトには、ホログラムがついていても良い。即ち、図7に示すように、光拡散シート430を内蔵する透明円筒420の先端に、ホログラムまたはホログラフィックステレオグラム465が保持されており、反射鏡で反射された光により照射されたホログラム像を光学的開口部から観察するようになっている形状にも適用できる。
ペン型ライトには、3Dフィギュアやレーザーエングレイビングされたガラスなどがついていても良い。
光拡散シートの一部、または全面が、レンチキュラ写真やフライアイレンズ写真でできていても良い。レンチキュラとは、蒲鉾板状の複数のシリンドリカルレンズが形成された薄フィルム、フライアイレンズとは、蝿の目レンズのように複数の球面レンズが形成された薄フィルムである。いずれも、曲率に合わせた画像処理を行い、所定の曲率でペン型ライトに装着した際に歪無くみえるように、レンズシートのレンズとは反対側の面に印画をした上で、円筒内部に装着する。このときに、印画後に形状加工しても良いが、本発明を適用し、予め形状加工した後に印画をすることができる。
光拡散シートは、一枚で光拡散機能と印画機能をもったもので説明をしてきたが、これら機能を分離し、図4−Eのように光拡散シートと印画シートの2枚を重ね合わせて、所定の位置に装着しても良い。
具体例は、円筒形状のペン型ライトを中心に説明してきたが、形状は必ずしも円筒である必要はなく、楕円柱上、球状、うちわ状などでも適用できる。
また、具体例は、手持ちのペン型ライトとして説明してきたが、置物、写真たて、ディスプレイ等の形態でもよい。また、電池を内蔵せず、AC電源から給電できるようにしたもの、充電池を搭載し、充電機能を有しているものであってもよい。
本発明の実施例のペン型ライトを説明するための概念図である。 ペン型ライトに装着される光拡散シートの印画例を説明するための概念図である。 光拡散シートがずれて装着された場合の見え方を表す図である。 ペン型ライトに装着される光拡散シートの層構成を説明するための斬面図である。 光拡散シートへの印画システムの例を説明するための概念図である。 光拡散シートへの印画するフローチャートを示す図である。 変形例の一つ、ホログラム媒体を組み合わせた例を示すための図である。 従来例のシンプルなペン型ライトを説明するための概念図である。 ペン型ライトを保持できる置き台の例を説明するための概念図である。
100:ペン型ライト
101:把持部
102:スイッチ
103:LED光源
104:レンズ
105:透明円筒
106:光拡散シート
107:発光部
108:先端遮光キャップ
109:電池蓋
110:位置決め突起部
300:ペン型ライト
400:ペン型ライト
410:手持ち部
420:透明円筒
430:拡散シート
432:カラー
435:光学的開口部
440:キャップ
465:ホログラム
501:撮影装置
502:画像処理装置
503:シート印画装置
900:シート印画装置
901:台座
902:ペン型ライト保持部
903、904:保持部の切り欠き部、及び、穴
905、906:ペン型ライトの把持部の細い部分と太い部分のそれぞれの直径
907:ペン型ライト内光拡散シート
908:ストラップ
909:往復回転機構
A1:個別写真印画エリア
A2:タイトル印画エリア
A3:日付、時間、名前等の印画エリア
A4:広告印画エリア1
A5:広告印画エリア2
CY:透明円筒
MD、MD1、MD2:媒体
IR:インク受容層
SB:基材
DF:光拡散層

Claims (2)

  1. 光源とその光を拡散する半透明部材を有する照明装置において、
    前記照明装置は、透明な略円筒またはその一部の形状を有するものであって、
    前記半透明部材に印画する人物写真を取得する手順と、
    前記半透明部材に前記人物写真を印画する手順と、
    前記半透明部材を前記照明装置内の所定の位置に装着する手順とを含み、
    人物を撮影する手順と、
    撮影された人物写真データを半透明シート状部材にオンデマンドプリンターにより外形に対して位置決め印画する手順と、
    前記半透明シート状部材を前記略円筒またはその一部の形状を有する部材の内部に折曲させて挿入する手順と、
    印画された画像の中心位置と把持部の正面とが合致するように位置決めする手順とを含み、
    前記人物を撮影した場所の近傍において、前記半透明部材に印画する前記手順と、前記照明装置に装着する前記手順とが行なわれることを特徴とする画像表示装置作成方法。
  2. 前記人物写真は、前記人物写真が撮影された場所、日付、時間、または、名前の少なくとも一つの情報をさらに含み、
    前記半透明部材への印画に先立って画像合成される手順をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置作成方法。
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