JP2000010510A - 携帯通信機および携帯通信機用スクリーンフィルム - Google Patents

携帯通信機および携帯通信機用スクリーンフィルム

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JP2000010510A
JP2000010510A JP10188220A JP18822098A JP2000010510A JP 2000010510 A JP2000010510 A JP 2000010510A JP 10188220 A JP10188220 A JP 10188220A JP 18822098 A JP18822098 A JP 18822098A JP 2000010510 A JP2000010510 A JP 2000010510A
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Tatsuya Yanagihara
達也 柳原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザインを損なわず、しかも出っ張り等が生
じないようにでき、使用感や趣味性の向上を図ること。 【解決手段】 この携帯通信機は、本体の表示部3の内
側に配置され光が通過可能な表示体4と、この表示体4
の裏面側に配置され表示体4の表示状態を明るくする光
源6と、この光源6からの光が進む方向に関して表示体
4と光源6との間に配置された図形または文字の少なく
とも一方を表示した光通過可能なスクリーンフィルム7
とを本体内部に備えている。なお、光源6からの光が進
行する方向で、表示体4と光源6との間に配置され、ス
クリーンフィルム7を表示体4との間で挟み込むと共に
表示体4およびスクリーンフィルム7を載置し光を表示
体4側に通過させる表示載置体5を設けるようにしても
良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
用電子機器の使用感や趣味性を向上させるための改良に
関するもので、特に携帯通信機器に適用して好ましいも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯用電子機器である携帯電話
器の使用感や趣味性を向上させるため、種々の工夫がな
されてきている。たとえば、携帯電話器が発する強い電
界から人体を保護するため、使用者の頭部とアンテナと
の間に防護スクリーンを設置するものが知られている
(特開平10−65782号公報参照)。また、携帯電
話器をドレスアップすると共に静電性通信障害を軽減さ
せるために、携帯電話器本体の裏面でアンテナ近傍に貼
り付けるシートが知られている。
【0003】また、携帯電話器から出る電波に反応し
て、内蔵のLEDが発光し、受発信を知らせる電磁誘導
式光プレートも知られている。この光プレートも通常
は、携帯電話器本体の裏側でアンテナの近くに貼付され
る。
【0004】また、携帯電話器の表示部分を保護するも
のの知られている。たとえば、実用新案登録第3025
389号には、図10および図11に示すように、携帯
電話器71のディスプレイ表示板72に後付けされる、
拡大レンズ機能を有した透明材料からなる保護板73が
開示されている。この保護板73は、透明体74の裏面
外周端縁に接着剤75を塗布しておき、ディスプレイ表
示板72に接着するものとなっている。これによってデ
ィスプレイ情報を拡大して見易くすると共にディスプレ
イ表示板72を保護してすり傷をなくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話器等の
携帯通信機は、電磁波防止や操作性の向上等、技術的向
上を図ることを主目的として設計され販売されてきてい
る。このため、使用する者にとって面白味の少ない商品
となっている。また、ドレスアップを兼ねた静電性通信
障害軽減シートや光プレートも存在するが、携帯電話器
本体が厚くなり、また一部が出っ張る形となるため、ポ
ケット等に入れておく場合、違和感が生じ、結局、貼っ
たシートや光プレートをはがしてしまうこととなる。
【0006】また、従来の多くのものは、電話器本体の
裏側に貼付するものとなっている。使用する者にとって
は、裏側にそれ程関心がないと共に、使用者が常時見て
いる部分は、表側の表示部や釦部であり、裏側をわざわ
ざ見ることはほとんどない状況である。このため、電話
器本体の裏側にドレスアップさせる目的で貼付するシー
ト等は、使用感や趣味性をそれほど向上させ得るものと
はなっていない。
【0007】なお、電話器本体の表側に貼付するものと
して、実用新案登録第3025389号に開示される保
護板73が存在するが、この保護板73は、使用感や趣
味性を向上させるものではなく、使用者にとって面白味
に欠けるものとなっている。また、上述の光プレート等
と同様に、保護板73によって表示部が出っ張ることと
なりポケット等に入れづらくなると共に、その出っ張り
によって携帯電話器のデザインの全体的統一がくずれ、
デザイン的にも趣味性的にもかえって悪くなりがちとな
っている。
【0008】本発明の目的は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであり、デザインを損なわ
ず、しかも出っ張り等が生じないようにでき、使用感や
趣味性の向上を図り得る携帯電子機器、とくに携帯通信
機および携帯通信機用スクリーンフィルムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の携帯通信
機は、本体の表示部の内側に配置され光が通過可能な表
示体と、この表示体の裏面側に配置され表示体の表示状
態を明るくする光源と、この光源からの光が進む方向に
関して表示体と光源との間に配置された図形または文字
の少なくとも一方を表示した光通過可能なスクリーンフ
ィルムとを本体内部に備えている。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の携帯通信機において、光源からの光が進行する方
向で、表示体と光源との間に配置され、スクリーンフィ
ルムを表示体との間で挟み込むと共に表示体およびスク
リーンフィルムを載置し光を表示体側に通過させる表示
載置体を設けている。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の携帯通信機において、表示体を液晶パネルからなる
表示体とし、光源を表示載置体の側面に対向させて設
け、表示載置体の下面に光を拡散させる拡散シートを貼
付し、この表示載置体上にポリエステルから形成される
スクリーンフィルムを載置している。
【0012】また、請求項4記載の携帯通信機用スクリ
ーンフィルムは、透明なフィルムに図形または文字の少
なくとも一方を表示し、携帯電話器内の光通過可能な表
示体の下方に配置するためにその表示体の縦横の大きさ
より小さく形成可能にすると共に、図形や文字の部分も
光通過可能としている。
【0013】さらに、請求項5記載の発明は、請求項4
記載の携帯通信機用スクリーンフィルムにおいて、透明
フィルムをポリエステルから形成し、縦が15〜25m
mで横が20〜35mmとされ、はさみ等で切ることに
よりその大きさを変形可能としている。
【0014】本発明の携帯通信機は、本体内部に図形等
が表示された光通過可能なスクリーンフィルムを入れて
おり、外観形状は当初のデザインどおりとなる。一方、
このスクリーンフィルムは、表示体と光源との間や、光
源の光を通過させる表示載置体と表示体との間に挟み込
まれるので、光源からの光は、スクリーンフィルムを通
過するときに、スクリーンフィルムに描かれた図形等を
表示体による表示と共に浮かび上がらせる。このため、
使用者は光源から光が出ている際は、所定の表示と共に
スクリーンフィルムの図形等を視認できることとなる。
【0015】スクリーンフィルムに描かれる図形等は、
種々のものとすることができる。たとえば、漫画のキャ
ラクタ、風景、所定の文字、自己や他人の写真画像を採
用することができる。これによって、無味乾燥な携帯通
信機が趣味感あふれるものとなる。
【0016】また、このようなスクリーンフィルムを多
数用意し、使用者の好みによって適切なスクリーンフィ
ルムを挿入するようにしても良い。さらには、携帯通信
機を購入した者が別途、好みのスクリーンフィルムを購
入し、携帯通信機に組み込むようにすることもできる。
本発明の携帯通信機用スクリーンフィルムは、このよう
な用途に使用される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の携帯
通信機およびその携帯通信機に使用されるスクリーンフ
ィルムについて図1から図9に基づいて説明する。
【0018】この携帯電話1は、携帯用電子機器の一種
であり、いわゆる携帯通信機器となっている。そして、
携帯電話1は、本体2の表示部3の内側に配置され、表
示体となる液晶パネル4と、この液晶パネル4の裏面側
に配置され、液晶パネル4を載置すると共に、光を通過
させ液晶パネル4の表示状態を明るくする表示載置体5
と、光を発する光源6と、液晶パネル6と表示載置体5
との間に挟み込まれた図形または文字の少なくとも一方
を表示した光通過可能なスクリーンフィルム7とを本体
2の内部に有している。
【0019】本体2は、裏面側ケース2aと、表面側ケ
ース2bとで形成され、裏面側ケース2aにはアンテナ
8が取り付けられると共に電池パック9が嵌合固定され
ている。電池パック9を取り外すときは、釦2cをスラ
イドさせることにより行う。電池パック9を取り外す
と、両ケース2a,2bを一体化させるネジ10が現れ
る。このネジ10を後述する専用ドライバ21で取り外
すと、両ケース2a,2bを分離させることができる。
【0020】表示部3は、表面側ケース2bに一体的に
取り付けられており、内側に配置される液晶パネル4の
表示が視認できるように透明の樹脂製とされている。そ
の大きさは、縦が13〜23mmで、横が18〜33m
mとなっている。
【0021】液晶パネル4は、長方形の平板状でフレキ
シブル基板11に一側面部4aが接続されている。この
フレキシブル基板11との接続によって液晶パネル4
は、接続状態を維持しながら図6に示す矢示AB方向に
開けたり閉めたりできるようになっている。組み立てる
ときは、矢示A方向に押され、表示載置体5に係合固定
される。なお、この液晶パネル4は、表示部3の大きさ
に比べ縦横ともわずかに大きくされている。
【0022】表示載置体5は、液晶パネル4を嵌合する
ように箱状に形成されている。ただし、液晶パネル4の
一側面部4aの部分は、フレキシブル基板11の接続部
がきているため、壁部が形成されておらず、その部分は
箱状とはなっていない。この表示載置体5は、樹脂製の
透明体となっている。この表示載置体5の図5で下方に
は、光源からの光を拡散させ上方に送るための拡散シー
ト12が貼付されている。
【0023】光源6は、表示載置体5の側方に配置さ
れ、その光を表示載置体5の側面から入力させるように
している(図5の矢示参照)。この光源6は、その内部
にLEDからなる発光素子6aが配置され、受信時や発
信時等の特定の状況時に光を発するようになっている。
よって、通常の待ち受け状態では、発光しない。なお、
光源6は、この実施の形態では3個設けられているが、
1個や2個や4個等他の数としても良い。また、LED
以外の光源、たとえばランプとしても良い。
【0024】光源6から発せられる光が表示載置体5に
確実に入力するように、表示載置体5の側面側上部に黒
い樹脂製のフィルム13が貼付され、光源6の上方の一
部を覆うようにされている。なお、このフィルム13と
重ならないようにスクリーンフィルム7を載置するのが
好ましい。
【0025】スクリーンフィルム7は、ポリエステルか
らなる透明なフィルムの上に、図形となるキャラクタ画
14をオフセット印刷によって表示させたものとなって
いる。キャラクタ画14は、赤や緑色等の有彩色で描か
れている。キャラクタ画14部分以外を通過する光は、
従来どおり液晶パネル4の表示を浮かび上がらせる。一
方、キャラクタ画14を通過する光は、このキャラクタ
画14を液晶パネル4の表示に重畳させて浮かび上がら
せる。
【0026】なお、このスクリーンフィルム7は、縦が
15〜25mmで、横が20〜35mmの大きさとなっ
ており、表示部3の大きさより縦横ともわずかに大きく
されると共に液晶パネル4より縦横ともわずかに小さく
されている。また、キャラクタ画14としては、図7に
示すものの他、各種の漫画のキャラクタ、風景、所定の
文字、たとえば「元気?」のような文字、自分の写真や
恋人等の他人の写真等としても良い。
【0027】なお、フレキシブル基板11の図5で下方
には、フレキシブル基板11や表示載置体5等を載置す
る台座部15が裏面側ケース2aに取り付けられてい
る。また、携帯電話1は、操作釦部16,受話部17,
送信部(図示省略)等の通信に必要な各種の機能を備え
ていることは勿論である。
【0028】以上のような携帯電話1を製造する場合
は、通常の作業工程中に、スクリーンフィルム7を液晶
パネル4と表示載置体5の間に挟み込む作業を追加する
のみで良い。このため、通常の作業時間とほとんど同じ
時間で、この携帯電話1を構成することができる。
【0029】また、スクリーンフィルム7が入っていな
い携帯電話を売る代理店等がスクリーンフィルム7を多
種類用意しておき、購入者の要望に応じ、購入者が選択
したスクリーンフィルム7を組み込む場合がある。ま
た、スクリーンフィルム7が入っていない携帯電話を購
入した者がその後、好みのスクリーンフィルム7を購入
し、自分でスクリーンフィルム7を組み込む場合があ
る。
【0030】このような場合は、先に、まず電池パック
9を釦2cをスライドさせることによって取り外す。そ
の後、図8に示すような専用ドライバ21を使用し、そ
の先端21aをネジ10の凹部に入れ込み回すことによ
りネジ10を取り外し、裏面側ケース2aと表面側ケー
ス2bとを分離する。次に、液晶パネル4を載置する表
示載置体5にある係合部(図示省略)を軽く引き、この
液晶パネル4を図6の矢示B方向へ軽く持ち上げる。こ
の矢示B方向の持ち上げは、スクリーンフィルム7が入
る程度とし、必要以上に持ち上げないようにする。
【0031】液晶パネル4が少し持ち上がった状態で、
スクリーンフィルム7を挿入する。挿入するスクリーン
フィルム7が液晶パネル4に比べ大きいときは、液晶パ
ネル4よりひとまわり小さくなるように切り込む。ただ
し、できれば表示部3より大きくするのが好ましい。
【0032】スクリーンフィルム7を挿入した後、液晶
パネル4を元に戻す。すなわち、スクリーンフィルム7
を挟み込んだ後、液晶パネル4を図6の矢示A方向に押
し込み、表示載置体5に嵌合固定する。その後、裏面側
ケース2aと表面側ケース2bとを合わせ、外したネジ
10を専用ドライバ21を利用して締め付けることで両
ケース2a,2bを一体化する。
【0033】以上のような作業を行うことで、スクリー
ンフィルム7を、完成している携帯電話に後で組み込む
ことが可能となる。この組み込み作業を行いたい者のた
めに、このスクリーンフィルム7を携帯電話に組み込む
ためのものとして、独立に生産販売することが可能であ
る。
【0034】このような場合、図9(B)に示すような
切り込み22を入れた台紙23に、スクリーンフィルム
7を差し込み、図9(A)に示すような台紙付きフィル
ム24として販売するのが好ましい。また、台紙付きフ
ィルム24と専用ドライバ21とをセットとして販売す
ると、購入者にとってはさらに好ましい。この場合、台
紙付きフィルム24を3個(=3種類)と専用ドライバ
21を1つのセットとすると、購入者として選択範囲上
さらに好ましいものとなる。また、台紙付きフィルム2
4の個数としては2個や4個、さらに5個以上としても
良い。
【0035】なお、上述の実施の形態は、本発明の好適
な実施の形態の例であるが、これに限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々変
形実施可能である。たとえば、表示載置体5を特別に設
けず、光源6を表示載置体5のある場所に配置し、光源
5と表示体4とでスクリーンフィルム7を挟み込むよう
にしても良い。この場合、光源6を直方体状で表示体4
と同様な大きさのものとし、その中に光源6を前面部分
が突出しないように埋め込むようにするのが好ましい。
【0036】また、スクリーンフィルム7の本体をポリ
エステルから形成したが、他の透明や半透明な材料、た
とえばポリカーボやレキサンとしても良い。なお、ポリ
エステルとすると、透明度が高く、コストがそれほど高
いものとならないので、非常に好ましいと言える。
【0037】また、キャラクタ画14をオフセット印刷
としているが、スクリーン印刷やシール印刷等他の印刷
方法を採用したり、キャラクタ画14部分をポリエステ
ルフィルム等のフィルム体に貼着するような方法等を採
用しても良い。なお、オフセット印刷は、ベタの厚さが
薄くなり、きれいに印刷できると共に濃く印刷できるた
め、携帯電話用のスクリーンフィルム7としては好まし
い。
【0038】さらに、スクリーンフィルム7上に描かれ
るのが文字だけの場合は、「長電話しない」、「禁煙
中」等の電話に関係した文字や生活信条の文言が好まし
い。また、1ヶ月分のカレンダーを表示したスクリーン
フィルム7としても良い。この場合、毎月、異なるカレ
ンダーを表示したスクリーンフィルム7を入れ替えるよ
うにする。さらに、スクリーンフィルム7は、図9に示
すように所定の大きさにしたものではなく、1枚の大き
なフィルム上に多数の画像や文字が表示されているもの
を使用者が切り抜いて使用するようにしても良い。
【0039】また、現在、写した写真等が台紙上に複数
枚貼られて出てくる、俗称プリクラと呼ばれている映像
プリント装置が良く知られている。このプリント装置か
ら出てくる写真部分をスクリーンフィルム7のように光
通過可能な材料とし、その写真をスクリーンフィルム7
として携帯電話等に組み込むようにしても良い。また、
通常の写真のネガフィルムからポリエステルフィルムな
どの透明なフィルム上にその写真を焼き付けてスクリー
ンフィルム7を作成するようにしても良い。このように
すると、使用者にとって自分専用の特別感が増し、愛着
が生ずる携帯通信機となる。
【0040】また、表示体としては、液晶パネル4のよ
うに、後方等から光源を当てて表示を明るくするような
バックライト方式を採用するものであれば、他のものと
しても良い。さらに、上述の実施の形態では、表示載置
体5の側面から光を入れているが、スクリーンフィルム
7が置かれる面とは反対の平面部分から光を通過させる
ようにしても良い。また、光源6の光を表示載置体5の
一側面からではなく、2つの側面または3つの側面から
入れるようにしても良い。
【0041】さらに、以上の実施の形態では、携帯電話
を対象としたが、ポケットベル、電子手帳等他の携帯用
電子機器に適用できる。なお、送受信の時に表示部が明
るくなる点を考慮すると、携帯通信機が好ましく、その
中でも特に携帯電話が最も好ましい。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の携帯通信機は、単に、ス
クリーンフィルムを表示体と光源との間に入れ込むだけ
であるので、携帯通信機のデザインは損なわれない。し
かも、出っ張り等が生じないため、従来のように、使用
感や趣味感を増すことはできたが、扱いにくくなるとい
う問題は生じない。しかも、その使用感や趣味感は、従
来の装置に比べ格段に向上する。
【0043】また、請求項2記載の発明では、表示体等
を載置する表示載置体上にスクリーンフィルムを置き、
表示体とで挟み込んでいるので、スクリーンフィルムの
保持が確実となる。
【0044】さらに、請求項3記載の発明では、光源が
表示載置体の側面に配置されるので、携帯通信機を扁平
にすることができる。また、光を拡散させるシートが貼
付されているので、側方から入ってくる光は十分に表示
体側に導かれる。さらに、液晶パネルの採用によって、
スクリーンフィルムの表示と表示体での表示の重畳を容
易に行うことができる。
【0045】また、請求項4記載の携帯通信機用スクリ
ーンフィルムは、携帯通信機の表示体より小さく形成可
能にされているので、表示体の下方に配置し易くなる。
また、透明なフィルム上に光通過可能な図形や文字等を
表示しているので、このフィルムの下方から光を当てる
と、その図形や文字等は表示体側で表示可能となる。こ
れにより、光通過可能な表示体を通してスクリーンフィ
ルムの図形等を視認することが可能となり、携帯通信機
に使用すると、使用感や趣味性を向上させることができ
る。
【0046】さらに、請求項5記載の発明では、フィル
ム本体の透明度が高くなり、光源からの光を十分通過さ
せることができ、かつコストの安い携帯通信機用スクリ
ーンフィルムとすることができる。しかも、その大きさ
は、携帯電話の表示部と略同等の大きさとなっているの
で、このフィルムを携帯電話の表示部の内側に配置する
と、ずれたりする危険が少ないものとできる。さらに、
携帯通信機の表示部が小さいときは、その大きさに合わ
せて小さくできるので、使い勝手の良いスクリーンフィ
ルムとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の携帯電話の表示部周辺の
正面図である。
【図2】図1の矢示II方向から見た側面図である。
【図3】図1の携帯電話の背面斜視図である。
【図4】図1の携帯電話の電池パック部分を取り外した
部分背面斜視図である。
【図5】図1の携帯電話の表示部周辺の部分断面図であ
る。
【図6】図1の携帯電話の表示部の内側に配置される表
示体周辺の部分斜視図であり、表示体を表示載置体との
嵌合から外し少し開けた状態を示し、その開いた隙間に
スクリーンフィルムを挿入することを示す図である。
【図7】図1の携帯電話に使用されるスクリーンフィル
ム上に印刷されたキャラクタの例を示す図である。
【図8】図1の携帯電話の裏面側ケースと表面側ケース
とを一体化させているネジを取り外すために使用する専
用ドライバの斜視図である。
【図9】スクリーンフィルムが入っていない携帯電話に
組み込むためのスクリーンフィルムを示し、(A)は台
紙付きフィルムを示す斜視図で、(B)は台紙を示す斜
視図である。
【図10】従来の携帯電話器の正面図である。
【図11】図10の携帯電話器のディスプレイ表示板に
取り付けられる保護板の側面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話(携帯通信機であり携帯用電子機器) 2 本体 3 表示部 4 液晶パネル(表示体) 5 表示載置体 6 光源 7 スクリーンフィルム 12 拡散シート 14 キャラクタ画(図形)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04B 7/26 V 5K067 Fターム(参考) 2H088 EA22 HA28 MA06 MA20 2H091 FA41Z LA16 LA30 MA10 5C096 AA11 AA24 AA25 AA27 BA01 BB39 BB41 CA02 CA14 CA28 CC06 CF02 FA05 FA12 5K011 AA01 HA06 JA01 KA12 5K023 AA07 BB01 HH07 MM01 QQ05 5K067 AA34 BB02 EE02 FF23 KK17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の表示部の内側に配置され光が通過
    可能な表示体と、この表示体の裏面側に配置され上記表
    示体の表示状態を明るくする光源と、この光源からの光
    が進む方向に関して上記表示体と上記光源との間に配置
    された図形または文字の少なくとも一方を表示した光通
    過可能なスクリーンフィルムとを本体内部に備えること
    を特徴とする携帯通信機。
  2. 【請求項2】 前記光源からの光が進行する方向で、前
    記表示体と前記光源との間に配置され、前記スクリーン
    フィルムを前記表示体との間で挟み込むと共に前記表示
    体および前記スクリーンフィルムを載置し、光を前記表
    示体側に通過させる表示載置体を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の携帯通信機。
  3. 【請求項3】 前記表示体を液晶パネルからなる表示体
    とし、前記光源を前記表示載置体の側面に対向させて設
    け、前記表示載置体の下面に光を拡散させる拡散シート
    を貼付し、この表示載置体上にポリエステルから形成さ
    れる前記スクリーンフィルムを載置したことを特徴とす
    る請求項2記載の携帯通信機。
  4. 【請求項4】 透明なフィルムに図形または文字の少な
    くとも一方を表示し、携帯電話器内の光通過可能な表示
    体の下方に配置するためにその表示体の縦横の大きさよ
    り小さく形成可能にすると共に、上記図形や文字の部分
    も光通過可能としたことを特徴とする携帯通信機用スク
    リーンフィルム。
  5. 【請求項5】 前記透明フィルムをポリエステルから形
    成し、縦が15〜25mmで横が20〜35mmとさ
    れ、はさみ等で切ることによりその大きさを変形可能と
    したことを特徴とする請求項4記載の携帯通信機用スク
    リーンフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051910A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yazaki Corp 意匠重畳表示装置及び車両用表示ユニット
JP2016080776A (ja) * 2014-10-11 2016-05-16 株式会社アーティエンス・ラボ 画像記録媒体及び画像表示装置

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