JP6705717B2 - 生産ライン管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生産ライン管理装置および管理方法に関する。
近年の製品開発ライフサイクルの短期化や多品種少量生産の進展につれて、工場等で使用される生産ラインには、フレキシブルに即応できる能力が求められている。
このような生産ラインでは、生産ラインの状態をリアルタイムで監視するため、各生産設備や各周辺装置および生産ライン全体をコンピュータで一元的に管理するシステムが提案されている(特許文献1)。
特許文献1に記載のシステムでは、管理装置であるコンピュータが、各装置データを収集し、収集したデータに基づいて生産ラインを管理する。さらに特許文献1に記載のシステムでは、生産ラインの変更時に、変更された装置の設定データを自動設定することにより、生産ラインのフレキシブルな変更を可能としている。
特開2005−276116号公報
特許文献1には、生産ラインに設置する各種装置の登録を自動的に判断して管理する方法について記載がなく、ユーザが手動でデータベースに装置の情報を登録するため、使い勝手が低い。多品種少量生産を行う生産システムの場合、様々なベンダが提供する様々な性能の装置が生産ラインに混在して設置されるため、一部の装置の性能が低い場合、その低性能な装置が生産ライン上のボトルネックとなって生産効率が低下する。したがって、種々の装置を手動操作で生産ラインに画一的に登録するのでは、効率的な多品種少量生産を実現することはできない。
さらに特許文献1では、生産ラインの変更時に、各装置のステータスなどの限られた情報のみを利用している。そのため例えば、同一装置が複数存在する場合に、各装置の稼働時間を均等にするような変更や、製造物に対する装置の不良率に応じた変更などを行うことができず、使い勝手が悪い。
さらに今後は、多品種少量生産がますます進展する見込みであり、一台の装置で複数の製造物を生産する可能性が極めて高い。しかし、装置の特性に依っては、製造物毎に不良率や製造時間がばらつく恐れがある。このため、製造物に応じて生産ラインを変更する際には、製造物毎の故障率を考慮して変更する必要があるが、特許文献1には、そのような考察は含まれていない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたもので、その目的は、装置を生産ラインに登録して使用するか否かを判断することができ、さらに装置の稼働状態を監視して使用を継続するか否かも判断することができ、生産ラインを効率的に管理できるようにした生産ライン管理装置および管理方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う生産ライン管理装置は、生産ラインに設置される少なくとも一つの装置と通信ネットワークを介して通信する通信部と、装置から通信ネットワークを介して取得する所定の登録要求情報に基づいて、装置を生産ラインに登録して使用するか否か判断し、判断結果を出力する装置登録部と、生産計画に基づいて装置に実行を指示し、装置から実行結果を取得する生産計画管理部と、通信ネットワークを介して取得する装置の稼働状態情報に基づいて装置の使用を継続するか否か判断し、判断結果を出力する装置状態監視部と、を備える。
本発明によれば、装置を生産ラインに登録して使用するか否かの判断と、その装置の使用を継続するか否かの判断とを行うことができ、生産ラインを効率的に管理することができる。
生産ライン全体の構成図である。 生産ライン管理装置のブロック図である。 製造装置のブロック図である。 装置管理テーブルの構成例である。 故障管理テーブルの構成例である。 不良管理テーブルの構成例である。 例外条件テーブルの構成例である。 故障履歴テーブルの構成例である。 生産ラインに製造装置を登録する処理のシーケンス図である。 図9中の装置登録処理の詳細を示すフローチャートである。 生産ラインの製造装置を監視する処理のシーケンス図である。 図11中の装置状態監視処理の詳細を示すフローチャートである。 生産シミュレーション処理を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態に係る生産ライン管理装置は、後述の実施例に記載のように、生産ラインに設置される装置の登録可否や使用可否について自動的に判断する。さらに、本実施形態に係る生産ライン管理装置は、それぞれの装置の役割や事情などを考慮して生産ラインを管理することができる。
本実施形態の生産ライン管理装置は、生産ラインに装置を追加する際に、例えば、その装置の動作時間、故障回数、不良回数、ならびに不良発生時の製造物といった過去の履歴を参考に、その装置を追加して良いか判断する。
さらに、本実施形態の生産ライン管理装置は、稼働中の生産ラインの各装置の状況も監視している。生産ライン管理装置は、故障などの原因により不良品を頻繁に製造する装置が存在する場合、そのような装置が生産ラインに存在していることを、生産ラインを管理するユーザなどに通知することもできる。
本実施形態によれば、製造物の品質を損なわずに生産ラインを変更できる。さらに本実施形態によれば、生産ラインの状況を監視するため、故障などの原因により製造物の品質を損なう恐れがある場合に、生産ラインを管理するユーザに対して、生産ラインがそのような状況であることを即座に通知することもできる。
図1〜図13を用いて第1実施例を説明する。図1は、生産ライン管理装置100を含む生産システム1の全体構成を例示する。
生産システム1は、例えば、生産ライン管理装置100、通信ネットワーク200、製造装置300a,300b、検査装置400a,400bを含む。各装置300a,300b,400a,400bは、生産ライン2またはその近傍に配置される。以下、特に区別しない場合、製造装置300a,300bを製造装置300と呼び、検査装置400a,400bを検査装置400と呼ぶ。製造装置300および検査装置400の数は、図1に示す例に限定されない。さらに、製造装置300と検査装置400とは一対一で対応している必要もない。
なお、生産ライン2で製造する物品の種類は特に問わない。生産ライン2では、例えば自動車、建設機械、鉄道車両、工作機械、複写機、計算機、家電製品、日用品等の物品を製造することができる。さらに生産ライン2で製造する物品は、完成品、半完成品、部品、治具等のいずれでもよい。以下、生産ライン2で製造する物品を製造物と呼ぶ。
生産ライン管理装置100は、通信ネットワーク200を介して製造装置300および検査装置400と通信可能に接続されている。生産ライン管理装置100は、通信ネットワーク200経由で、製造装置300に対して生産を指示する。また、生産ライン管理装置100は、通信ネットワーク200経由で、検査装置400より、製造装置300が製造した製造物の検査結果(製造物の情報を含む)を受け取る。
図2は、生産ライン管理装置100の構成例を示すブロック図である。生産ライン管理装置100は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータやワークステーションなどを用いて構成される。生産ライン管理装置100は、例えば、ハードウェアモジュール110と、ОS(Operating System)130と、ソフトウェアモジュール140とを含んで構成される。
ハードウェアモジュール110は、例えば、中央処理装置(CPU、Central Processing Unit)等から成る処理部111と、通信インタフェース(通信I/F)112と、ユーザインターフェース部113と、生産ライン管理装置100内の時刻を管理するために利用するタイマ114と、記憶部120とを備える。
通信インタフェース112は、通信ネットワーク200との接続を行うインタフェースであり、イーサネット(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)などの通信インタフェースが該当する。
ユーザインターフェース部113は、ユーザからの情報を受け取ったり、ユーザへ情報を提供したりする装置である。ユーザインターフェース部113は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、音声合成装置などの情報出力装置と、キーボードやタッチパネル、音声入力装置などの情報入力装置とを備える。
記憶部120は、揮発メモリ、不揮発メモリ、ハードディスク装置、フラッシュメモリデバイスなどの記憶媒体から構成される。記憶部120には、例えば、装置管理テーブル121と、故障管理テーブル122と、不良管理テーブル123と、例外条件テーブル124とが記憶されている。各テーブル121〜124の詳細は後述する。
OS130は、生産ライン管理装置100の動作を統括的に制御する基本ソフトウェアである。
ソフトウェアモジュール140は、生産ライン管理装置100上で動作するソフトウェアであり、例えば、生産シミュレーション機能141と、装置管理機能142と、画面表示機能143とを備える。
生産シミュレーション機能141は、製造物の生産計画や、製造装置300が送信する故障情報や、検査装置400が送信する検査結果を受信し、その内容を基に、製造装置300に対して、製造指示を出すソフトウェアである。
装置管理機能142は、生産システム1に存在する製造装置300を管理するソフトウェアである。装置管理機能142は、製造装置300が送信する故障情報や、検査装置400が送信する検査結果を受信し、その内容を基に、装置管理テーブル121や、故障管理テーブル122や、不良管理テーブル123を更新する。
画面表示機能143は、ユーザにユーザインターフェース部113を介して画面を表示するソフトウェアである。ユーザは、画面表示機能143がユーザインターフェース部113を介して表示する画面を通じて、例えば後述の例外条件などを設定する。
以上、生産ライン管理装置100の構成例を述べた。続いて、図4〜図7を参照して、装置管理テーブル121と、故障管理テーブル122と、不良管理テーブル123と、例外条件テーブル124を説明する。
図4は、装置管理テーブル121の例を示す。装置管理テーブル121は、生産システム1に存在する製造装置300を管理するテーブルである。装置管理テーブル121は、例えば、装置ID1210、装置情報1211、動作時間1212、故障回数1213、不良回数1214を備える。
装置ID1210とは、生産システム1に存在する製造装置300を一意に識別するための識別子である。生産ライン管理装置100は、製造装置300が生産システム1に新規に登録される際に、その製造装置300に対して、装置ID1210を付与する。なお、装置ID1210の付与方法は後に説明する。
装置情報1211とは、製造装置300に関する情報である。装置情報としては、例えば、メーカ名、装置の種類、型番、形式、製造日、仕様などを挙げることができる。
動作時間1212とは、製造装置300が動作した時間である。動作時間としては、製造装置300が今までに動作した合計動作時間が望ましい。しかし、生産ライン管理装置100が、製造装置300の合計動作時間を製造装置300から取得することが難しい場合、製造装置300が生産システム1に登録された時点(接続された時点)からの経過時間を採用してもよい。
故障回数1213とは、製造装置300が故障した回数である。故障回数は、製造装置300が今までに故障した合計故障回数が望ましい。しかし、生産ライン管理装置100が、装置300の合計故障回数を製造装置300から取得することが難しい場合、製造装置300が生産システム1に登録された時点からの故障回数を採用してもよい。
不良回数1214とは、製造装置300が所定の品質基準に満たない製造物を製造した回数である。検査装置400は、製造物の検査結果を通信ネットワーク200を経由して生産ライン管理装置100へ送信する。生産ライン管理装置100は、検査装置400からの検査結果と、製造装置300と検査装置400との対応関係とを基に、どの製造装置300で不良が発生したか判断し、その不良回数を不良回数1214に反映する。
図5は、故障管理テーブル122の例を示す。故障管理テーブル122とは、生産システム1に存在する製造装置300が生産ライン管理装置100に送信する故障情報を管理するテーブルである。故障管理テーブル122は、例えば、装置ID1220と、故障発生時刻1221と、故障内容1222を備える。
装置ID1220は、生産システム1内で装置300を特定するための識別子であり、装置管理テーブル121の装置ID1210と同一の値が設定される。
故障発生時刻1221とは、故障内容1222が示す故障の発生時刻である。なお、製造装置300にて時刻を管理している場合は、生産ライン管理装置100に故障情報を送信する際に製造装置300が時刻1221の値を付与する。製造装置300にて時刻を管理していない場合は、生産ライン管理装置100がタイマ114を利用して、製造装置300から故障情報を受信した際の時刻を故障発生時刻1221とする。
故障内容1222とは、製造装置300に発生した故障の内容である。なお、製造装置300が故障内容を故障コードとして送信する場合、生産ライン管理装置100にて、その故障コードを図5に示すようなテキストデータ形式に変更してもよい。
図6は、不良管理テーブル123の例を示す。不良管理テーブル123は、生産システム1に存在する各製造装置300で製造した製造物に発生した不良を管理するテーブルである。不良管理テーブル123は、例えば、不良発生時刻1230と、不良発生装置1231と、不良発生時の製造物1232を備える。
不良発生時刻1230は、検査装置400が製造物の不良を検出した時刻である。検査装置400にて時刻を管理している場合は、生産ライン管理装置100に製造物の不良を送信する際に検査装置400が本時刻1230の値を付与する。検査装置400にて時刻を管理していない場合は、生産ライン管理装置100がタイマ114を利用して、検査装置400から製造物の不良を受信した時刻を不良発生時刻1230とする。
不良発生装置1231は、製造物の不良が発生した製造装置300の名称である。生産ライン管理装置100は、検査装置400が通信ネットワーク200経由で送信する製造物の検査結果と、製造装置300と検査装置400の関係とを基に、どの製造装置300で不良が発生したか検出する。
不良発生時の製造物1232とは、不良が発生した際に製造装置300が製造していた製造物を特定する情報である。生産ライン管理装置100は、検査装置400が検査結果とともに送信する製造物に関する情報を基に、本項目1232に値を設定する。
図7は、例外条件テーブル124の例を示す。例外条件テーブル124は、生産ライン管理装置100による製造装置300の対応を事前に定義したテーブルである。生産ライン管理装置100は、製造装置300に故障や不良が多発した場合に、例外条件テーブル124を参照し、どのような対応をすべきか決定する。例外条件テーブル124は、例えば、装置情報1240と、例外条件1241とを備える。
装置情報1240は、製造装置300に関する情報である。図4で述べた装置管理テーブル121の装置情報1211と同一の値が設定される。
例外条件1241とは、製造装置300の故障や不良が多発した場合における、生産ライン管理装置100の対応方法である。本実施例では、例外条件1241の値として、例えば「常に許可」と「ユーザが許可した場合のみ」を挙げる。「常に許可」とは、故障や不良が多発した製造装置300であっても、生産ライン2への登録や使用継続を常に許可することを示す。「ユーザが許可した場合のみ」とは、故障や不良が多発した製造装置300については、ユーザの判断を仰ぐことを示す。
ユーザは、画面表示機能143がユーザインターフェース部113を介して提供する画面を通じて、製造装置ごとに例外条件を設定することができる。例えば、その画面は、製造装置ID、装置情報(装置名)、例外条件といった項目と、OKボタン、キャンセルボタンといった操作ボタンとを含んで構成することができる。ユーザは、あらかじめ用意された例外条件の値をプルダウンメニューやラジオボタンなどを用いて選択してもよいし、例外条件式を手動で定義してもよい。
図3は、製造装置300の構成を示すブロック図である。製造装置300は、生産ライン2に存在する装置であり、例えば掘削機、ネジ回し機、塗装機などが該当する。
製造装置300は、例えば、コントローラ310と、センサ361a,361bと、アクチュエータ362a,362bを備えており、コントローラ310とセンサ361a,361bおよびアクチュエータ362a,362bとは、フィールドネットワーク363を介して通信可能に接続されている。
以下、特に区別しない場合、センサ361a,361bをセンサ361と呼び、アクチュエータ362a,362bをアクチュエータ362と呼ぶ。なお,製造装置内のセンサ361やアクチュエータ362の数は、図3に例示した数に限定されない。
コントローラ310は、生産ライン管理装置100からの指示に従って、フィールドネットワーク363を経由して取得したセンサ361を情報を基に、アクチュエータ362を制御する。
コントローラ310は、後述のセンサ361やアクチュエータ362を利用して、製造装置300の動作を制御する装置であり、例えばPLC(Programmable Logic Controller)などが該当する。コントローラ310は、ハードウェアモジュール320と、OS340と、ソフトウェアモジュール350とを含んで構成される。
ハードウェアモジュール30は、中央処理装置(CPU)等から成る処理部321と、通信インタフェース322と、タイマ323と、フィールドネットワークインタフェース324と、記憶部330とを備える。図中では、インターフェースを「IF」と略記している。
タイマ323は、製造装置300内の時刻を管理するために利用する。フィールドネットワークインタフェース324は、フィールドネットワーク363を介してセンサ361およびアクチュエータ362と通信するための回路である。記憶部330は、例えば揮発メモリ、不揮発メモリ、ハードディスク装置、フラッシュメモリデバイスなどの記憶媒体を備えて構成される。
通信インターフェース322は、通信ネットワーク200と接続し、生産ライン管理装置100との間で通信する回路である。通信インターフェース322としては、例えば、イーサネット(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)などの通信インタフェースが該当する。フィールドネットワークインターフェース324としては、例えばイーサネット(登録商標)、RS485やRS232Cといったシリアル通信インタフェースが該当する。
記憶部330には、例えば装置情報331と、装置動作時間332と、故障回数333と、故障履歴テーブル334とが記憶されている。
装置情報331とは、製造装置300に関する情報であり、例えばメーカ名、装置種類、型番、形式、製造日などの情報である。
装置動作時間332とは、製造装置300が起動してからの時刻であり、タイマ323を利用してその時刻を取得する。
故障回数333とは、製造装置300が今までに故障した回数を示した値である。
故障履歴テーブル334とは、製造装置300に発生した故障の詳細を示したテーブルである。故障履歴テーブル334の詳細は後述する。
コントローラ310が有するOS340は、製造装置300の動作を統括的に制御する基本ソフトウェアである。
ソフトウェアモジュール350は、製造装置300上で動作するソフトウェアであり、制御機能351と、異常処理機能352と、装置情報通知機能353を備える。
制御機能351は、生産ライン管理装置100からの指示に従い、センサ361によりデータを取得し、アクチュエータ362に対して指示するソフトウェアである。
異常処理機能352は、センサ361などを利用することで製造装置300の異常を検出し、その結果を故障回数333や故障履歴テーブル334に反映させるソフトウェアである。
装置情報通知機能353は、生産ライン管理装置100に対して、装置情報331や、装置動作時間332や、故障回数333や、故障履歴テーブル334の内容を送信するソフトウェアである。以上がコントローラ310の説明である。
センサ361は、例えば温度、圧力、流量、トルク、周波数、電圧、電流、抵抗、画像など製造装置300の動作に必要な情報を取得するための装置である。アクチュエータ362とは、例えばインバータ、サーボアンプ、ソレノイドといった製造装置300を実際に動作させるための装置である。以上が製造装置300の説明である。
図8は、故障履歴テーブル334の例を示す。故障履歴テーブル334は、例えば、故障発生時刻3340と、故障内容3341を備える。
故障発生時刻3340とは、故障内容3341が示す故障の発生時刻である。製造装置300は、タイマ323の値を利用して、故障の発生した時刻を故障発生時刻3340へ記録する。
故障内容3341とは、製造装置300に発生した故障の内容である。なお、製造装置300で管理する故障内容が故障コードである場合は、故障コードを故障内容3341へ設定してもよい。
図9は、製造装置300を生産ライン2に登録する場合の処理シーケンスを示す。電源起動後(S10)、製造装置300内の装置情報通知機能353は、生産ライン管理装置100に対してネットワーク接続許可を得るため、「所定の登録要求情報」としての装置登録要求を送信する(S11)。
装置登録要求は、例えば装置情報、動作時間、故障回数、故障履歴が含まれる。ここで装置情報などの情報を製造装置300が通信ネットワーク200に接続する毎に送信することは、生産ライン2の立ち上げ時間に影響を与える可能性がある。そのため、装置情報通知機能353が装置情報などの情報を生産ライン管理装置100に送信するのは、初回の登録時のみとし、2回目以降は、後に説明する初回登録時に付与される装置IDを利用して装置登録要求を作成し、生産ライン管理装置100に送信してもよい。
装置登録要求を受信した生産ライン管理装置100は、生産シミュレーション機能141、装置管理機能142、画面表示機能143を利用して、装置登録処理(S20)を行い、その結果を装置登録応答として、製造装置300に送信する。装置登録応答は、登録結果と、生産システム1内の装置300を一意に識別する装置IDとを含む。
図10は、図9中の装置登録処理(S20)の詳細を示すフローチャートである。装置登録処理(S20)は、「装置登録部」の一例であり、装置管理機能142により実行される。
装置管理機能142は、製造装置300から装置登録要求を受信したかを常時監視しており(S200)、装置登録要求を受信した場合(S200:YES)、装置登録要求に含まれる動作時間と故障回数とを参考に故障率を算出する(S201)。例えば、動作時間が500時間、故障回数が10回の場合、故障率は2%(=10÷500×100)となる。
装置管理機能142は、ステップS201で算出した故障率と、あらかじめ設定されている所定の閾値Th1とを比較し、ステップS201で算出した故障率が閾値Th1以上であるか判定する(S202)。つまり、閾値Th1は、生産ライン2が許容する故障率の限界値である。閾値Th1は例えば0.1%に設定することができるが、この値に限定されない。
装置管理機能142は、ステップS201で算出した故障率が閾値Th1以上であると判定すると(S202:YES)、図7で述べた例外条件テーブル124を参照し(S203)、故障率が閾値Th1以上である製造装置300を生産ライン2に自動登録することができるか判定する(S204)。
故障率が閾値Th1以上であると判定された製造装置300について、例外条件テーブル124の例外条件1241に「常に許可」と設定されている場合、装置管理機能142は、その製造装置300を通信ネットワーク200へ接続し、生産ライン2へ登録できる(S204:YES)。登録処理(S207〜S209)については後述する。「生産ライン2へ登録する」は、「生産システム1へ登録する」と言い替えてもよい。
装置管理機能142は、故障率が閾値Th1以上であると判定した製造装置300の例外条件1241に「常に許可」と設定されていない場合(S204:NO)、ユーザの許可があればその製造装置300を登録できるか判定する(S205)。装置管理機能142は、例外条件テーブル124の例外条件1241に「ユーザが許可した場合のみ」と設定されている場合(S205:YES)、後述のようにユーザの許可を求める(S210〜S212)。
装置管理機能142は、故障率が閾値Th1以上であると判定した製造装置300について、「ユーザが許可した場合のみ」という例外条件1241が設定されていないと判定した場合(S205:NO)、装置登録要求の発行元である製造装置00に対して、登録できない旨の装置登録応答を返す(S206)。この装置登録応答は、装置登録要求の発行元である製造装置300の装置IDと、登録結果(ここでは登録不可)とを含むことができる。
一方、ステップS201で算出した故障率が閾値Th1未満の場合(S202:NO)、生産ライン管理装置100は、装置登録要求を送信した製造装置300を通信ネットワーク200に接続し、生産ライン2へ登録することができる。そこで、装置管理機能142は、ステップS200で受信した装置登録要求に含まれる情報を装置管理テーブル121へ登録する(S207)。そして、装置管理機能142は、生産シミュレーション機能141に対し、新しい製造装置300を登録した旨を通知する(S208)。さらに、装置管理機能142は、装置登録要求の発行元である製造装置300に対して、登録した旨と装置IDを含む装置登録応答を送信する(S209)。
ところで、装置登録要求の発行元である製造装置300の故障率が閾値Th1以上であると判定された場合でも(S202:YES)、その製造装置300について「常に許可」という例外条件1241が設定されている場合、装置管理機能142は、その製造装置300を通信ネットワーク200へ接続して生産ライン2へ登録できる。この場合、装置管理機能142は、上述のステップS207〜S209のステップを実行する。
装置登録要求の発行元である製造装置300の故障率が閾値Th1以上であり(S202:YES)、かつ、その例外条件1241に「ユーザが許可した場合のみ」と設定されている場合(S205:YES)、装置管理機能142は、ユーザ許可を求める画面の生成を画面表示機能143へ通知する(S210)。
装置管理機能142からの通知を受けた画面表示機能143は所定の画面を生成し、ユーザインターフェース部113を介してユーザへ提示する。この所定の画面には、例えば、対象装置の装置ID、装置情報および故障率と、ユーザの許可があれば登録可能である旨のメッセージと、登録許可ボタンや取消ボタンなどを含めることができる。
ユーザは、画面表示機能143の生成した所定の画面に対して操作することで、故障率が閾値Th1以上である製造装置300の登録可否を生産ライン管理装置100に対して指示することができる。装置管理機能142は、ユーザが所定の画面を通じてその製造装置300の登録を許可したことを確認すると(S211:YES)、上述のステップS207〜S209を実行する。
これに対し、ユーザが登録を許可しなかった場合(S211:NO)、装置管理機能142は、装置登録要求の発行元である製造装置300の装置IDと登録不可である旨とを含む装置登録応答を送信する(S212)。以上が電源起動後の製造装置300が生産ライン2の通信ネットワーク200に接続する際の処理シーケンスである。
なお、上記では、製造装置300が通信ネットワーク200に接続される毎に、生産ライン管理装置100が装置IDを付与するものとして説明した。しかし、装置IDを毎回付与することは、生産ラインの立ち上げ時間に影響を与えることから望ましくない場合がある。そのため、一度、装置IDが付与された場合は、それ以降の装置登録要求には装置IDのみを設定する方法でもよい。この場合、既に故障回数や不良回数の情報は生産ライン管理装置100にて管理しているため、装置管理機能142は記憶部120に格納されている故障回数や不良回数の情報を参考に故障率や不良率(不良回数÷動作時間×100)を算出し、ステップS212以降の処理を行ってもよい。
図11は、生産ライン管理装置100と製造装置300間の通常処理シーケンスを示した図である。
生産ライン管理装置100内の生産シミュレーション機能141は、例えば製造物の生産計画や、製造装置300が送信する故障情報や、検査装置400が送信する検査結果を基に、製造装置300に対して、動作パラメータや動作実行指示から成る製造実行要求を送信する(S30)。
製造実行要求を受信した製造装置300内の制御機能351は、センサ361やアクチュエータ362を利用して製造装置300を動作させた後、その結果を製造実行応答として生産ライン管理装置100へ送信する(S31)。
生産ライン管理装置100内の装置管理機能142は、製造装置300の状態を把握するため、製造装置300に対して装置状態要求を送信する(S32)。
装置状態要求を受信した製造装置300内の装置情報通知機能353は、記憶部330に設定されている動作時間や故障回数、故障履歴を装置状態応答として、装置管理機能142へ送信する(S33)。
装置状態応答を受信した装置管理機能142は、図12で後述する装置状態監視処理(S40)を実行する。
なお、上記では、製造実行要求と装置状態要求とを別々に送信するシーケンスを例に挙げて説明したが、製造実行要求に対する応答として、製造装置300が装置状態応答を送信してもよい。装置状態応答に故障履歴を毎回送信することは、ネットワーク帯域を圧迫する可能性があるため、履歴の更新差分のみを送信する方法でもよい。
図12は、装置状態監視処理(S40)における装置管理機能142の処理を示すフローチャートである。図13は、図9で述べた処理における生産シミュレーション機能141の処理を示すフローチャートである。
図12に示すように、装置管理機能142は、生産システム1内の各製造装置300より装置状態応答を受信すると、装置管理テーブル121を参照し、故障率と不良率を算出する(S400)。
装置管理機能142は、ステップS400で算出した故障率および不良率と生産ライン管理装置100が予め保持している故障率の閾値Th1および不良率の閾値Th2とを比較する(S401)。不良率の閾値Th2は、生産システムが許容する不良率の限界値であり、例えば0.05%程度に設定される。ただし、故障率の閾値Th1と同様、不良率の閾値Th2の数値も実施例の値に限定されない。装置管理機能142は、ステップS401において、故障率が閾値Th1以上であり、かつ不良率が閾値Th2以上である製造装置300が存在するか判定する。ここでは、故障率が閾値Th1以上であることと、不良率が閾値Th2以上であることとをAND条件とする場合を述べるが、これに代えて、OR条件にしてもよい。
装置管理機能142は、故障率が閾値Th1以上であり、かつ不良率が閾値Th2以上である製造装置300が存在する場合(S401:YES)、後述のステップS402へ進み、そうではない場合(S401:NO)、本処理を終了する。各製造装置300の故障率が閾値Th1未満であるか、または不良率が閾値Th2未満である場合、各製造装置300は正常に動作しているので、本処理を終了させることができる。
これに対し、故障率が閾値Th1以上であり、かつ不良率が閾値Th2以上である製造装置300が発見された場合(S401:YES)、装置管理機能142は、例外条件テーブル124を参照する(S402)。
装置管理機能142は、対象の製造装置300(故障率が閾値Th1以上であり、かつ不良率が閾値Th2である製造装置)について、「常に許可」という例外条件1241が設定されているか判定する(S403)。装置管理機能142は、「常に許可」という例外条件1241が設定されている場合、対象の製造装置300の動作継続が可能であると判断し(S403:YES)、本処理を終了する。
装置管理機能142は、対象の製造装置300に「常に許可」という例外条件1241が設定されていない場合(S403:NO)、対象の製造装置300に「ユーザが許可した場合のみ」という例外条件1241が設定されているか判定する(S404)。
装置管理機能142は、対象の製造装置300の動作を継続するにはユーザの許可が必要であると事前に設定されている場合(S404:YES)、画面表示機能143に対して所定の画面を生成するよう通知する(S405)。
画面表示機能143は製造装置300の動作継続をユーザが指示するための画面を生成し、ユーザインターフェース部113を介してユーザに提供する。ユーザは、その画面を操作することで、対象の製造装置300の動作継続を許可するか否か生産ライン管理装置100へ指示することができる。その画面は、例えば、対象の製造装置300の装置ID、装置情報、故障率や不良率、ユーザの許可があれば動作継続が可能である旨のメッセージ、動作継続許可ボタンや取消ボタンなどを含むことができる。
装置管理機能142は、画面表示機能143の提供する画面を通じて、ユーザが対象の製造装置300について動作継続を許可したか判断する(S406)。装置管理機能142は、ユーザが動作継続を許可しなかった場合(S406:NO)、動作継続が許可されなかった旨を生産シミュレーション機能141へ通知する(S407)。生産シミュレーション機能141の処理内容は、図13で後述する。
なお、装置管理機能142は、生産シミュレーション機能141へ通知する際に、対象の製造装置300に対して、動作継続が許可されなかった旨を通知し、対象の製造装置300を通信ネットワーク200から切り離してもよい。
装置管理機能142は、対象の製造装置300に「ユーザが許可した場合のみ」という例外条件1241が設定されていない場合(S404:NO)、対象の製造装置300の使用継続が許可されない旨を生産シミュレーション機能141へ通知する(S408)。
続いて図13を参照する。生産シミュレーション機能141は、図12のステップS407,S408で述べたように、装置管理機能142からの通知を受領したか判定する(S50)。通知を受領していない場合(S50:NO)、本処理を終了する。
これに対し、生産シミュレーション機能141は、装置管理機能142からの通知を受領した場合(S50:YES)、不良管理テーブル123を参照し、不良が発生している製造物の情報を取得する(S51)。
生産シミュレーション機能141は、ステップS51で取得した不良が発生している製造物の情報を基に、生産計画を再計算し(S52)、その再計算結果を画面表示機能143に通知する(S53)。画面表示機能143は、生産計画の再計算結果を示す画面を作成し、ユーザインターフェース部113を通じてユーザへ提示する。ユーザは、再計算された生産計画を確認し、その生産計画を承認するか否かの指示を与える。
生産シミュレーション機能141は、画面表示機能143を通じて、ユーザが生産計画の変更を許可したと判定すると(S54:YES)、生産計画の変更を実施する(S55)。ユーザが生産計画の変更を許可しない場合(S54:NO)、生産計画の変更を行わず、装置状態監視処理(S40)を終了する。以上が、生産ライン管理装置100と製造装置300間の通常の処理シーケンスの説明である。
このように構成される本実施例によれば、生産ライン2に設置する各製造装置300の登録可否を自動的に判断して生産ライン2を効率的に管理することができ、ユーザの使い勝手が向上する。
本実施例の生産ライン管理装置100によれば、装置の故障率、製造物の不良率、装置の動作時間などを考慮して、生産ラインの変更を管理することができ、多品種少量生産に適した生産ラインを構築することができる。例えば、ある製造物の製造に際して多数の不良品が発生した場合、その製造不良の原因となっている製造装置を速やかに特定して、生産ライン2から外すことができ、新たな生産計画を立案して実行することができる。生産計画の速やかな変更により、他の製造物の生産を行うことができ、生産ライン全体としての生産効率を向上することができる。
本実施例では、故障率や不良率が閾値以上の製造装置300を画一的に排除するのではなく、予め設定された例外条件1241に従って、生産ライン2への登録や動作継続を判断することができる。本実施例では、例えば「常に許可」や「ユーザが許可した場合のみ」といった例外条件を製造装置ごとに事前に設定することができるため、製造装置の特殊性や製造上の事情などを考慮して、生産ラインを管理することができ、ユーザの使い勝手がさらに向上する。例えば、代替手段のない特殊な製造装置300の場合や、納期などの関係で生産を停止できないような場合にも、本実施例の生産ライン管理装置100は柔軟に対応することができる。
以上、実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記開示に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。さらに製造装置を対象として管理する場合を述べたが、これに限らず、検査装置の精度なども一緒に管理してもよい。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
1:生産システム、2:生産ライン、100:生産ライン管理装置、141:生産シミュレーション機能、142:装置管理機能、143:画面表示機能、121:装置管理テーブル、122:故障管理テーブル、123:不良管理テーブル、124:例外条件テーブル、300:製造装置、351:制御機能、352:異常処理機能、353:装置情報通知機能、331:装置情報、332:装置動作時間、333:故障回数、334:故障履歴テーブル、361:センサ、362:アクチュエータ、400:検査装置

Claims (3)

  1. 生産ライン管理装置であって、
    生産ラインに設置される少なくとも一つの装置と通信ネットワークを介して通信する通信部と、
    前記装置から前記通信ネットワークを介して取得する所定の登録要求情報に基づいて、前記装置を前記生産ラインに登録して使用するか否か判断し、判断結果を出力する装置登録部と、
    生産計画に基づいて前記装置に実行を指示し、前記装置から実行結果を取得する生産計画管理部と、
    前記通信ネットワークを介して取得する前記装置の稼働状態情報に基づいて前記装置の使用を継続するか否か判断し、判断結果を出力する装置状態監視部と、
    を備え、
    前記生産計画管理部は、前記装置状態監視部により前記装置の前記生産ラインでの使用が不可と判断されると、前記使用不可と判断された装置を除いて生産計画を修正し、
    前記装置は、製造装置を含み、
    前記所定の登録要求情報は、前記装置を特定する情報、前記装置の動作時間に関する情報、前記装置に生じた故障に関する情報を含み、
    前記装置登録部は、前記装置に生じた故障に関する情報から故障率を算出し、前記故障率が所定の閾値以上である場合、予め用意された所定の例外条件テーブルの設定内容に従って、前記装置を前記生産ラインに登録するか否か判定し、登録しないと判定した場合はその旨を前記通信部から前記通信ネットワークを介して前記装置へ通知する
    産ライン管理装置。
  2. 前記所定の例外条件テーブルには、前記装置ごとに、ユーザの許可を必要とするか、あるいは、常に許可するかが設定されており、
    前記装置登録部は、ユーザの許可を必要とする装置の場合、ユーザの許可を確認した後に、前記故障率が所定の閾値以上であると判定された装置を前記生産ラインに登録し、常に許可する装置の場合、前記故障率が所定の閾値以上であると判定された装置を前記生産ラインに登録する、
    請求項1に記載の生産ライン管理装置。
  3. 前記装置状態監視部は、前記稼働状態情報に基づいて稼働状態が不良であると判定した装置については、前記例外条件テーブルを参照し、ユーザの許可を必要とする装置の場合は、ユーザの許可を確認した後に、前記稼働状態が不良であると判定した装置の使用継続を許可し、常に許可する装置の場合は、前記稼働状態が不良であると判定した装置の使用継続を許可する、
    請求項に記載の生産ライン管理装置。
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