JP6705187B2 - 走行情報管理装置及び走行情報管理システム - Google Patents

走行情報管理装置及び走行情報管理システム Download PDF

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本発明は、走行情報管理装置及び走行情報管理システムに関する。
従来、バスの運転開始時に運転手情報を読み取ることで運転手を確認し、バスの運転終了時にバスから運行状況を受信して不正運行があるか否かを判断するシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−250952号公報
1台の車両を複数の運転者が共有で使用する、例えば、法人車(社用車、公用車)等では、運転者ごとにどのような運転をしているのかを把握したいニーズがある。特許文献1に記載のものは、バスに関するものであるが、運行の途中で運転者が変わる場合が想定されていなかった。
そこで、本発明は、運転者が変わる場合を考慮した走行情報管理装置及び走行情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
第1の発明は、車載装置(3)が逐次取得して送信した、前記車載装置を特定する装置特定情報が対応付けられた車両の走行データを受信する走行データ受信部(11)と、前記走行データ受信部が受信した前記走行データを記憶する走行データ記憶部(21)と、を備えた走行情報管理装置(1)であって、指定の時間間隔で携帯情報端末(5)が送信した、前記車両(C)の運転者を特定する運転者特定情報と前記車両又は前記車載装置を特定する特定車両情報とを含む端末データを受信する端末データ受信部(12)と、前記端末データ受信部が前記端末データを受信後、一定時間内に次の端末データを受信できたか否かを監視する処理を繰り返す受信監視部(14)と、前記走行データ受信部が受信した前記走行データと、前記端末データ受信部が受信した前記端末データに含まれる前記運転者特定情報とを、各々の情報から特定した車両情報及び各々の情報の日時に基づいて関連付ける関連付け部(13)と、を備えること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第2の発明は、第1の発明の走行情報管理装置において、前記端末データ受信部は、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報を含む前記端末データを受信し、前記走行データは、前記車両の位置情報を含み、前記走行データ及び前記端末データに含まれる日時と位置情報とに基づいて各々の位置が所定範囲内にあることを確認する位置確認部を備え、前記関連付け部は、前記位置確認部により各々の位置が所定範囲内にあることが確認できた場合に、前記走行データと前記運転者特定情報とを関連付けること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の走行情報管理装置(1)において、前記受信監視部(14)による監視の結果、一定時間内に次の端末データを受信しなかった場合に、前記携帯情報端末(5)に対して警告データを出力する警告出力部(15)を備えること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの走行情報管理装置(1)において、前記関連付け部(13)によって関連付けられた前記運転者特定情報と、前記走行データとに基づいて、運転者ごとに運転内容を分析する分析部(16)と、前記分析部による分析結果を出力する結果出力部(17)と、を備えること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第5の発明は、第4の発明の走行情報管理装置において、地図情報に示される位置と、その位置での法定速度情報とを記憶する地図情報記憶部を備え、前記端末データ受信部は、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報を含む前記端末データを受信し、前記分析部は、前記端末データに含む前記位置情報と、前記走行データとに基づいて、前記地図情報記憶部を参照して、前記車両が法定速度で走行されているか否かを分析すること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第6の発明は、車載装置が逐次取得して送信した、前記車載装置を特定する装置特定情報が対応付けられた車両の走行データを受信する走行データ受信部と、前記走行データ受信部が受信した前記走行データを記憶する走行データ記憶部と、を備えた走行情報管理装置であって、前記走行データは、前記車両の位置情報を含み、指定の時間間隔で携帯情報端末が送信した、前記車両の運転者を特定する運転者特定情報と、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報とを含む端末データを受信する端末データ受信部と、前記端末データ受信部が前記端末データを受信後、一定時間内に次の端末データを受信できたか否かを監視する処理を繰り返す受信監視部と、前記走行データ及び前記端末データに含まれる日時と位置情報とに基づいて各々の位置が所定範囲内にある場合に、前記走行データと前記運転者特定情報とを関連付ける関連付け部と、を備えること、を特徴とする走行情報管理装置である。
第7の発明は、第1の発明から第5の発明までのいずれかの走行情報管理装置(1)と、車両(C)の走行データを逐次取得する車載装置(3)と、前記車両の運転者が所有する携帯情報端末(5)と、を備えた走行情報管理システム(100)であって、前記走行情報管理装置は、前記車載装置及び前記携帯情報端末に対して通信可能に接続され、前記車載装置は、前記走行データを逐次取得して、前記走行情報管理装置に対して送信し、前記携帯情報端末は、前記運転者特定情報を記憶した記憶部(55)と、指定の時間間隔で前記特定車両情報を取得する取得部(51)と、前記取得部が前記特定車両情報を取得できた場合に、前記記憶部に記憶された前記運転者特定情報と、前記特定車両情報とを、前記走行情報管理装置に対して送信する送信部(52)と、を備えること、を特徴とする走行情報管理システムである。
第8の発明は、第7の発明の走行情報管理システム(100)において、前記車両(C)は、前記特定車両情報を記憶した記録媒体(8)と、前記記録媒体を読み取り可能に前記携帯情報端末を載置するホルダ(9)と、を備え、前記携帯情報端末(5)の前記取得部(51)は、前記携帯情報端末が前記ホルダに載置された状態で指定の時間間隔で前記記録媒体を読み取ることで、前記特定車両情報を取得すること、を特徴とする走行情報管理システムである。
本発明によれば、運転者が変わる場合を考慮した走行情報管理装置及び走行情報管理システムを提供することができる。
本実施形態に係る走行情報管理システムの全体概要図である。 本実施形態に係るサーバの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係るサーバの記憶部の例を示す図である。 本実施形態に係る車両の各装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る走行情報管理システムの走行データ取得処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る携帯情報端末の端末データ送信処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るサーバの運転者確認処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るサーバの運転者確認処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るサーバの分析処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る走行情報管理システム100の全体概要図である。
図1(A)に示す走行情報管理システム100は、車両Cの走行データと、車両Cの運転者が所持する携帯情報端末5から送信された運転者に関する端末データとを、サーバ1(走行情報管理装置)が受信して管理するシステムである。
走行情報管理システム100は、サーバ1と、車載装置3と、携帯情報端末5と、ICタグ8(記録媒体)が設けられたホルダ9とを備えている。車載装置3と、ホルダ9とは、車両Cに設けられている。
車両Cは、複数の運転者が共有で利用する車両である。車両Cは、例えば、社用車、レンタカー、教習車、バス等であり、運転者を管理するものである。運転者は、運転者ID(IDentifier)(運転者特定情報)が記憶された携帯情報端末5を、ホルダ9に取り付けた上で運転をする。
図1(B)は、図1(A)の部分Eに示すホルダ9を詳細に示した図である。
図1(B)に示すように、ホルダ9は、ICタグ8が取り付けられている。そして、携帯情報端末5をホルダ9の取り付け部分に装着すると、携帯情報端末5は、ICタグ8を読み取ることができる。
サーバ1は、車載装置3及び携帯情報端末5に対して、通信ネットワークNを介して接続されている。通信ネットワークNは、例えば、公衆回線や、携帯電話回線(例えば、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution))等のインターネット接続回線のワイドエリアネットワークである。
次に、各装置について説明する。
図2は、本実施形態に係るサーバ1の機能ブロックを示す図である。
図3は、本実施形態に係るサーバ1の記憶部20の例を示す図である。
図4は、本実施形態に係る車両Cの各装置の機能ブロックを示す図である。
サーバ1は、例えば、運転者の所属する会社や、運転者の管理を依頼された依頼企業等が管理する。そして、サーバ1は、車載装置3及び携帯情報端末5からデータを受信して、データの収集及び分析等を行い、結果データを還元する。
図2に示すように、サーバ1は、制御部10と、記憶部20と、通信インタフェース部29とを備える。
制御部10は、サーバ1の全体を制御するCPU(中央処理装置)である。制御部10は、記憶部20に記憶されているOS(オペレーティングシステム)やアプリケーションプログラム等を適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、走行データ受信部11と、端末データ受信部12と、関連付け部13と、受信監視部14と、警告出力部15と、分析部16と、分析結果出力部17(結果出力部)とを備える。
走行データ受信部11は、車載装置3が送信した車両Cの走行データを受信する。走行データは、車載装置3が取得可能な車両Cに関するデータであり、例えば、車速(車両速度)、走行距離、ブレーキ回数、シートベルト装着有無、燃費等のデータを含む。そして、走行データには、車載装置3を特定する装置ID(装置特定情報)が対応付けられている。なお、走行データは、車載装置3のメーカ等により、その項目が異なるが、それは、車載装置3のメーカによって、取得できるデータ項目が異なることによる。
端末データ受信部12は、携帯情報端末5が送信した端末データを受信する。端末データは、携帯情報端末5に記憶されている運転者IDと、携帯情報端末5がICタグ8を読み取ることで取得した車両Cを特定する車両ID(特定車両情報)とを含む。
関連付け部13は、データの受信日時や車両Cに関連するデータに基づいて、走行データと運転者IDとを関連付ける。
受信監視部14は、端末データ受信部12が一定時間内に端末データを繰り返し受信しているか否かを監視する。
警告出力部15は、受信監視部14による監視の結果、一定時間内に次の端末データを受信できなかった場合に、警告データを出力する。
分析部16は、関連付け部13により運転者IDが関連付けがされた走行データに基づいて、運転者ごとの運転内容を分析する。
分析結果出力部17は、分析部16による分析結果を出力する。
記憶部20は、制御部10を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部20は、走行履歴DB(データベース)21(走行データ記憶部)と、運転者履歴DB22と、車両DB23とを備える。
図3(A)に示すように、走行履歴DB21は、走行データを蓄積するデータベースである。後述するが、車載装置3は、例えば、1分おきに、車両Cから走行に関する各種データを取得する。そして、車載装置3は、各種データを含む走行データを生成して、サーバ1に対して送信するので、制御部10は、走行履歴DB21に、走行データを、順次蓄積する。
運転者履歴DB22は、携帯情報端末5から受信した端末データに基づくデータを記憶するデータベースである。運転者履歴DB22は、図3(B)に示すように、車両IDと運転者IDとに対応付けて、利用日と、開始利用時間と、最終確認時間と、ステータスとを有する。ここで、ステータスが「1」は、端末データを継続して受信中であることを示す。また、ステータスが「0」は、携帯情報端末5から終了データ(後述する)を受信した後であることを示す。つまり、ステータスが「1」である間は、制御部10は、端末データを受信したことに応じて、運転者履歴DB22のうちの該当するレコードの最終確認時間を、受信時間に更新する。そして、携帯情報端末5から終了データを受信した場合には、制御部10は、運転者履歴DB22のうちの該当するレコードの最終確認時間を受信時間に更新し、ステータスを「0」にする。また、端末データを受信した時に、該当するレコードのステータスが「0」であったり、該当するレコードがなかったりする場合には、制御部10は、新たにレコードを作成して、各項目にデータを入力し、ステータスを「1」にする。
車両DB23は、図3(C)に示すように、このサーバ1で管理対象である車両Cの車両IDと、車両Cに設けられた車載装置3の装置IDとを対応付けて記憶する。車両DB23は、その他、車両Cに関する各種属性情報(ナンバープレート等)を記憶してもよい。
図2に戻り、通信インタフェース部29は、車載装置3や携帯情報端末5との間で通信を行うためのインタフェースである。
次に、車両Cに設けられた各装置について、順番に説明する。
車載装置3は、車両Cに搭載されて、車両Cに関するデータを取得する装置である。車載装置3は、車両CのECU(Electronic Control Unit)(図示せず)が、後述する車両インタフェース部38によって接続されて、車両Cに関するデータを受信することで取得する。
図4(A)に示すように、車載装置3は、制御部30と、記憶部35と、車両インタフェース部38と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部30は、車載装置3の全体を制御するCPUである。制御部30は、記憶部35に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部35は、制御部30を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部35は、装置ID35aを記憶している。
車両インタフェース部38は、例えば、OBD2(On−board diagnostics 2)コネクタを用いることができる。
通信インタフェース部39は、サーバ1との間で通信を行うためのインタフェースである。通信インタフェース部39は、例えば、LTE規格等の無線通信規格に基づいて、サーバ1との間で無線移動体通信が可能である。
携帯情報端末5は、運転者が所持する端末である。携帯情報端末5は、例えば、スマートフォン、タブレット端末等である。
図4(B)に示すように、携帯情報端末5は、制御部50と、リーダ部54と、記憶部55と、タッチパネルディスプレイ56と、通信インタフェース部59とを備える。
制御部50は、携帯情報端末5の全体を制御するCPUである。制御部50は、記憶部55に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部50は、取得部51と、送信部52とを備える。
取得部51は、リーダ部54を介してデータを取得する。
送信部52は、端末データを、サーバ1に対して送信する。
リーダ部54は、ICタグ8を読み取るための読取装置である。
記憶部55は、制御部50を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部55は、プログラム55aと、運転者ID55bとを記憶している。
プログラム55aは、制御部50が実行する各種機能を実行するためのプログラムである。
運転者ID55bは、運転者を特定する識別情報であり、予め記憶部55に記憶されている。
タッチパネルディスプレイ56は、LCD(液晶ディスプレイ)等で構成される表示部としての機能と、運転者からの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
通信インタフェース部59は、サーバ1との間で通信を行うためのインタフェースである。
図4(C)に示すICタグ8は、車両ID80aを記憶する装置である。ICタグ8は、ICチップ80と、アンテナ82とを備える。
ICチップ80は、ICチップ80を統括的に制御する制御部(図示せず)と、ICチップ80の動作に必要なプログラムや情報を記憶する記憶部(図示せず)とを備える。ICチップ80の記憶部は、車両Cを特定する識別情報である車両ID80aを記憶する記憶領域を有する。
アンテナ82は、携帯情報端末5との間で近距離無線通信を行うための電波を送受信するループ式のアンテナである。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、サーバ1、車載装置3、携帯情報端末5は、各々制御部10,30,50、記憶部20,35,55等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
次に、走行情報管理システム100の処理について説明する。
図5は、本実施形態に係る走行情報管理システム100の走行データ取得処理を示すフローチャートである。
まず、車載装置3での処理について説明する。ここでは、1台の車両Cの車載装置3の処理を説明する。
この車載装置3による処理は、車載装置3が搭載された複数の車両Cにおいて、各々の車載装置3によって行われる。また、この処理は、例えば、車両Cのエンジンがかかったことを、車載装置3が検出したことで開始される。
ステップS(以下、「S」という。)10において、車載装置3の制御部30は、車両インタフェース部38を介して走行データを取得する。ここで、制御部30は、車両CのECUに対して、例えば、1分おきに信号を送信することで、車両CのECUからデータを取得してもよい。また、制御部30は、車両CのECUが自発的に送信するデータを取得してもよい。
S11において、制御部30は、記憶部35から装置ID35aを取得し、取得した走行データに装置IDを対応付けて、サーバ1に送信する。
S12において、制御部30は、車両Cのエンジンが切られたことを検出したか否かを確認する。エンジンが切られたことを検出した場合(S12:YES)には、制御部30は、本処理を終了する。他方、エンジンが切られたことを検出していない場合(S12:NO)には、制御部30は、処理をS10に移し、エンジンが切られたことを検出するまで、指定の時間間隔(例えば、1分ごと)で走行データを取得し、サーバ1に対して送信する処理を繰り返す。
次に、サーバ1での処理について説明する。サーバ1は、複数の車両Cの車載装置3が送信した走行データに対して、本処理を行う。なお、このサーバ1での処理は、サーバ1の電源が投入されている間は、常に実行される。
S15において、サーバ1の制御部10(走行データ受信部11)は、走行データを受信したか否かを判断する。走行データを受信した場合(S15:YES)には、制御部10は、処理をS16に移す。他方、走行データを受信していない場合(S15:NO)には、制御部10は、処理をS15にとどめて、走行データを受信するのを待つ。
S16において、制御部10は、走行データを走行履歴DB21に記憶させる。その後、制御部10は、処理をS15に移す。
このように、サーバ1は、走行データ取得処理によって複数の車両Cの車載装置3から走行データを受信して、走行データを走行履歴DB21に蓄積させることができる。よって、サーバ1は、複数の車両Cの走行状態を、走行履歴DB21によって把握できる。
次に、携帯情報端末5での処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る携帯情報端末5の端末データ送信処理を示すフローチャートである。
この処理は、車両Cを運転する各運転者が、携帯情報端末5を用いて行う。
まず、運転者は、車両Cを運転する前に、携行している携帯情報端末5をホルダ9(図1参照)に載置する。そして、運転者は、タッチパネルディスプレイ56に表示されているプログラム55aに対応したアイコン(図示せず)を選択することで、本処理を開始する。
S20において、携帯情報端末5の制御部50は、アイコンの選択を受け付けて、プログラム55aを起動させる。
S21において、制御部50(取得部51)は、リーダ部54を作動させる。そうすることで、携帯情報端末5は、ホルダ9に設けられたICタグ8のデータを、リーダ部54を介して取得することができる。
S22において、制御部50は、車両ID80aを取得できたか否かを判断する。車両ID80aを取得できた場合(S22:YES)には、制御部50は、処理をS23に移す。他方、車両ID80aを取得できなかった場合(S22:NO)には、制御部50は、処理をS30に移す。車両ID80aを取得できなかった場合としては、例えば、携帯情報端末5がホルダ9に載置されていない場合や、携帯情報端末5のホルダ9への載置が適切ではない場合等である。
S23において、制御部50は、リーダ部54の作動を終了させる。
S24において、制御部50(送信部52)は、端末データを生成してサーバ1に対して送信する。端末データは、記憶部55に記憶された運転者ID55bと、リーダ部54を介して取得した車両ID80aとを含む。
S25において、制御部50は、指定時間が経過したか否かを判断する。指定時間は、予めプログラム55aに設定されている時間であり、例えば、30分等である。指定時間が経過した場合(S25:YES)には、制御部50は、処理をS21に移し、再びリーダ部54を作動させて、ICタグ8を読み取る処理を行う。他方、指定時間が経過していない場合(S25:NO)には、制御部50は、処理をS26に移す。
S26において、制御部50は、プログラム55aの終了操作を受け付けたことで、プログラム55aを終了するか否かを判断する。運転者は、車両Cの運転を終了した後に、プログラム55aの終了操作を行う。運転者は、例えば、携帯情報端末5をホルダ9から外す操作をし、携帯情報端末5のタッチパネルディスプレイ56からプログラム55aの終了操作を行う。プログラム55aを終了する場合(S26:YES)には、制御部50は、処理をS27に移す。他方、プログラム55aを終了しない場合(S26:NO)には、制御部50は、処理をS25に移す。
S27において、制御部50は、終了データをサーバ1に対して送信する。終了データは、サーバ1において、運転者履歴DB22のステータスを更新するためのデータであり、運転者ID55bを含む。
S28において、制御部50は、プログラム55aを終了し、本処理を終了する。
他方、S30において、制御部50は、エラー画面をタッチパネルディスプレイ56に出力させる。エラー画面は、図示しないが、携帯情報端末5をホルダ9に載置するように促す内容と、運転者が載置後に操作をする「OK」ボタンと、プログラム55aを終了させるためのボタンとを含む。
なお、エラー画面を出力する際、制御部50は、スピーカ(図示せず)からアラート音を出力したり、バイブレーション機能を利用して振動をさせたりして、運転者に知らせるようにしてもよい。
S31において、制御部50は、「OK」ボタンが選択されたか否かを判断する。「OK」ボタンが選択された場合(S31:YES)には、制御部50は、処理をS21に移し、再びリーダ部54を作動させて、ICタグ8を読み取る処理を行う。他方、「OK」ボタンが選択されていない場合(S31:NO)には、制御部50は、処理をS32に移す。
S32において、制御部50は、プログラム55aの終了操作を受け付けたことで、プログラム55aを終了するか否かを判断する。プログラム55aを終了する場合(S32:YES)には、制御部50は、処理をS27に移す。他方、プログラム55aを終了しない場合(S32:NO)には、制御部50は、処理をS31に移す。
このようにすることで、携帯情報端末5の制御部50は、車両Cが運転されている間は、指定時間が経過する度に端末データをサーバ1に対して送信する。よって、サーバ1では、定期的に端末データを受信できる。
また、制御部50は、例えば、運転者が車両Cの運転を終了して携帯情報端末5をホルダ9から外しても、プログラム55aを終了させていない場合には、エラー画面を出力できる。よって、運転者にプログラム55aの終了を促すことができる。
次に、サーバ1での処理について説明する。
図7及び図8は、本実施形態に係るサーバ1の運転者確認処理を示すフローチャートである。
図9は、本実施形態に係るサーバ1の分析処理を示すフローチャートである。
図7及び図8に示す運転者確認処理は、サーバ1の電源が投入されている間は、常に実行される。
図7のS40において、サーバ1の制御部10(端末データ受信部12)は、端末データを受信したか否かを判断する。端末データを受信した場合(S40:YES)には、制御部10は、処理をS41に移す。他方、端末データを受信していない場合(S40:NO)には、制御部10は、処理をS44に移す。
S41において、制御部10は、端末データに含まれる運転者ID55bが、運転者DB(図示せず)に存在するか否かを判断する。ここで、運転者DBは、運転者に関する情報を格納したDBである。運転者ID55bが運転者DBに存在する場合(S41:YES)には、制御部10は、処理をS42に移す。他方、運転者ID55bが運転者DBに存在しない場合(S41:NO)には、制御部10は、処理をS42aに移す。
S42aにおいて、制御部10は、警告データを出力する。この警告データの出力は、サーバ1の表示装置(図示せず)であってもよいし、サーバ1の管理者等に電子メール等で通知するものであってもよい。また、警告データの内容は、運転者DBに登録されていない運転者IDを含むデータを受信した旨のものである。その後、制御部10は、処理をS40に移す。
他方、S42において、制御部10は、運転者履歴DB22に所定のレコードがあるか否かを判断する。所定のレコードとは、利用日が本日日付であり、運転者ID及び車両IDが端末データと同じであり、かつ、ステータスが「1」のレコードをいう。所定のレコードがある場合(S42:YES)には、制御部10は、処理をS43に移す。他方、所定のレコードがない場合(S42:NO)には、制御部10は、処理をS43aに移す。
S43において、制御部10は、運転者履歴DB22のうち、所定のレコードの最終確認時間を、受信時間に更新する。その後、制御部10は、処理をS44に移す。
他方、S43aにおいて、制御部10は、運転者履歴DB22に新たにレコードを作成して、端末データに基づく値を記憶させる。
S44において、制御部10(受信監視部14)は、運転者履歴DB22を参照し、ステータスが「1」である監視中のレコードであって、一定時間が経過している運転者ID55bを抽出する。一定時間は、例えば、40分等であり、携帯情報端末5で端末データを送信するタイミングである指定時間(図6のS25参照)と同じか、それより長い時間であることが望ましい。
図8のS45において、制御部10(受信監視部14)は、運転者ID55bを抽出できたか否かを判断する。運転者ID55bを抽出できた場合(S45:YES)には、制御部10は、処理をS46aに移す。他方、運転者ID55bを抽出できなかった場合(S45:NO)には、制御部10は、処理をS46に移す。
S46aにおいて、制御部10(警告出力部15)は、運転者ID55bに対応する携帯情報端末5に警告データを送信する。警告データは、端末データが取得できていない旨を示すものである。これにより、携帯情報端末5では、警告データを表示するので、運転者に対して、プログラム55aを実行させるといった対処を促すことができる。なお、警告データは、音によるもの等であってもよい。その後、制御部10は、処理を図7のS40に移す。
他方、S46において、制御部10は、終了データを受信したか否かを判断する。終了データを受信した場合(S46:YES)には、制御部10は、処理をS47に移す。他方、終了データを受信していない場合(S46:NO)には、制御部10は、処理を図7のS40に移す。
S47において、制御部10は、運転者履歴DB22を更新する。具体的には、制御部10は、終了データに含まれる運転者ID55bを含む最新のレコードを、運転者履歴DB22から取得する。そして、取得したレコードの最終確認時間を現在時間とし、ステータスを「0」に変更する。
S48において、制御部10は、分析処理を行う。
ここで、分析処理について、図9に基づき説明する。
図9のS60において、制御部10は、運転者履歴DB22を参照し、終了データに含まれる運転者ID55bから処理対象レコードを特定する。そして、制御部10は、特定したレコードの利用日、利用開始時間、最終確認時間から、利用期間を確定する。
S61において、制御部10は、特定した運転者履歴DB22の処理対象レコードの車両IDに対する装置IDを、車両DB23を参照して把握する。次に、制御部10は、走行履歴DB21を参照し、把握した装置IDが対応付けられた該当の利用期間の走行データを抽出する。そして、制御部10(関連付け部13)は、運転者ID55bと、該当の利用期間の走行データとを関連付ける。
S62において、制御部10(分析部16)は、走行分析処理を行う。ここで、走行分析処理は、走行に関する様々な分析のための処理を含む。走行分析処理は、例えば、燃費のよい運転をしているか、安全運転をしているか等を分析したり、走行距離と走行時間との関係を分析したりするものである。
S63において、制御部10(分析結果出力部17)は、走行分析処理により作成された分析結果データを出力する。この分析結果データの出力は、例えば、運転者ID55bである運転者の携帯情報端末5に対して行ってもよい。その場合、制御部10は、分析結果を得点として表したり、ランク付けをしたりしてもよい。また、制御部10は、分析結果を、走行データの管理を依頼した会社のコンピュータ(図示せず)等に対して行ってもよい。その後、制御部10は、本処理を終了し、処理を図8に移す。
図8に戻り、制御部10は、その後、処理を図7のS40に移す。
このように、本実施形態によれば、走行情報管理システム100は、以下のような効果がある。
(1)サーバ1は、指定の時間間隔で受信した端末データに含まれる運転者ID55bを、走行データに関連付けることができる。
また、サーバ1は、端末データの受信を監視して、指定の時間間隔で端末データを受信できるか否かをチェックするので、車両C運転者を定期的にチェックでき、走行データと運転者ID55bとの関連付けの精度を上げることができる。
(2)サーバ1は、端末データの受信を監視した結果、走行データとの関連付けのための端末データを正しく受信できない場合には、携帯情報端末5に警告データを出力させる。そして、警告データによって、例えば、ホルダ9に携帯情報端末5を載置するように運転者に促したり、運転をしていないのであればプログラム55aを終了させるように運転者に促したりすることができる。
(3)サーバ1は、関連付けされたデータをもとに運転内容を分析して、その結果を、例えば、携帯情報端末5に送信することで、運転内容の分析結果を、運転者に知らせることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、携帯情報端末が送信した車両IDと、車載装置が送信した装置IDを用いて、端末データの運転者IDと、走行データとを関連付けるものを説明した。その際に、車両IDと、その車両に設けられた装置IDとが関連付けられている車両DBを利用したが、これに限定されない。
例えば、サーバが車両DBを有していない場合、又は、サーバが車両DBを有するものの該当の車両IDのレコードを有していない場合であっても、関連付けができるようにしてもよい。関連付けは、携帯情報端末が有するGPS(Global Positioning System)等によって取得した現在位置と、車載装置がGPS等によって取得した現在位置とに基づいて端末データの運転者IDと走行データとを関連付けるものであってもよい。そのようにすることで、携帯情報端末をホルダに載置することなく、データの関連付けができる。そして、関連付けができたら、サーバは、車両DB又は車両DB内のレコードを新たに作成してもよい。
また、本実施形態の処理に加えて、サーバは、位置情報の一致度合いによって、同じ車両かどうかを確認する位置確認部を備えてもよい。そのようにすることで、例えば、ホルダが取り外されて他の車両に取り付けられた場合等には、警告データを出力することで、管理者等に確認を促すことができる。
さらに、受信する端末データに位置情報を含むので、サーバでは、位置情報と、走行データとを分析することで、法定速度で走行がされているか否かを分析できるため、安全運転がされているか否かを、より正確に把握できる。
(2)本実施形態では、ICタグに車両IDを記憶するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、ICタグに、ホルダが設置された車両に設けられた車載装置の装置IDを記憶するものであってもよい。
また、ICタグに限定されるものではない。携帯情報端末が読取可能であればよく、例えば、NFC(Near Field Communication)を利用したタグであってもよいし、バーコードや二次元コード等であってもよい。
(3)本実施形態では、終了データを受信した運転者IDに対して分析処理を行うものとして説明したが、これに限定されない。例えば、端末データを運転者履歴DBに記憶された後に、その端末データに含まれる運転者IDを用いて、走行データと関連付けをして分析処理を行ってもよい。そのようにすることで、分析結果を、よりタイムリーに運転者の携帯情報端末等に出力させることができる。
(4)本実施形態では、受信日時によって関連付けをするものを説明したが、これに原点されない。車載装置及び携帯情報端末が各々のデータを取得した取得日時であってもよく、車載装置の走行データと、携帯情報端末の端末データとを関連付けるための日時に関するものであればよい。
(5)本実施形態では、サーバの記憶部が記憶するデータとして、各種のDBを説明したが、これに限定されない。サーバの記憶部におけるデータの保有方法は、その一例であり、他の保有方法であってもよい。
(6)本実施形態では、車両Cが自動車であるものとして説明したが、これに限定されない。例えば、電車等であってもよい。
1 サーバ
3 車載装置
5 携帯情報端末
8 ICタグ
9 ホルダ
10,30,50 制御部
11 走行データ受信部
12 端末データ受信部
13 関連付け部
14 受信監視部
15 警告出力部
16 分析部
17 分析結果出力部
20,35,55 記憶部
21 走行履歴DB
22 運転者履歴DB
54 リーダ部
55a プログラム
56 タッチパネルディスプレイ
80 ICチップ
100 走行情報管理システム
C 車両
N 通信ネットワーク

Claims (7)

  1. 車載装置が逐次取得して逐次送信した、前記車載装置を特定する装置特定情報が対応付けられた車両の走行データを逐次受信する走行データ受信部と、
    前記走行データ受信部が逐次受信した前記走行データを記憶する走行データ記憶部と
    定の時間間隔で携帯情報端末が送信した、前記車両の運転者を特定する運転者特定情報と前記車両又は前記車載装置を特定する特定車両情報とを含む端末データを受信する端末データ受信部と、
    前記端末データ受信部が前記端末データを受信後、一定時間内に次の端末データを受信できたか否かを監視する処理を繰り返す受信監視部と、
    前記受信監視部による監視の結果、一定時間内に次の端末データを受信した場合に、前記装置特定情報と前記特定車両情報とが関連付けられた車両データベースを参照して、前記端末データ受信部が受信した前記端末データに含まれる前記特定車両情報に対応する前記装置特定情報を含んだ前記走行データを抽出し、抽出した前記走行データと、対応する前記端末データに含まれる前記運転者特定情報とを、各々の情報の日時に基づいて関連付ける関連付け部と、
    を備えること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の走行情報管理装置において、
    前記関連付け部によって関連付けられた前記運転者特定情報と、前記走行データとに基づいて、運転者ごとに運転内容を分析する分析部と、
    前記分析部による分析結果を、前記携帯情報端末に出力する結果出力部と、
    を備えること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  3. 請求項2に記載の走行情報管理装置において、
    地図情報に示される位置と、その位置での法定速度情報とを記憶する地図情報記憶部を備え、
    前記端末データ受信部は、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報を含む前記端末データを受信し、
    前記分析部は、前記端末データに含む前記位置情報と、前記走行データとに基づいて、前記地図情報記憶部を参照して、前記車両が法定速度で走行されているか否かを分析すること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の走行情報管理装置において、
    前記端末データ受信部は、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報を含む前記端末データを受信し、
    前記走行データは、前記車両の位置情報を含み、
    前記走行データ及び前記端末データに含まれる日時と位置情報とに基づいて各々の位置が所定範囲内にあることを確認する位置確認部を備え、
    前記関連付け部は、さらに前記位置確認部により各々の位置が所定範囲内にあることが確認できた場合に、前記走行データと前記運転者特定情報とを関連付けること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の走行情報管理装置において、
    前記受信監視部による監視の結果、一定時間内に次の端末データを受信しなかった場合に、前記携帯情報端末に対して警告データを出力する警告出力部を備えること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  6. 車載装置が逐次取得して逐次送信した、前記車載装置を特定する装置特定情報が対応付けられた車両の走行データを逐次受信する走行データ受信部と、
    前記走行データ受信部が逐次受信した前記走行データを記憶する走行データ記憶部と、
    を備え、
    前記走行データは、前記車両の位置情報を含み、
    指定の時間間隔で携帯情報端末が送信した、前記車両の運転者を特定する運転者特定情報と、前記携帯情報端末の現在位置を示す位置情報とを含む端末データを受信する端末データ受信部と、
    前記端末データ受信部が前記端末データを受信後、一定時間内に次の端末データを受信できたか否かを監視する処理を繰り返す受信監視部と、
    前記受信監視部による監視の結果、一定時間内に次の端末データを受信した場合に、前記走行データ及び前記端末データに含まれる日時と位置情報とに基づいて各々の位置が所定範囲内にあるときには、前記走行データと前記運転者特定情報とを関連付ける関連付け部と、
    を備えること、
    を特徴とする走行情報管理装置。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれかに記載の走行情報管理装置と、
    車両の走行データを逐次取得する車載装置と、
    前記車両の運転者が所有する携帯情報端末と、
    を備えた走行情報管理システムであって、
    前記走行情報管理装置は、前記車載装置及び前記携帯情報端末に対して通信可能に接続され、
    前記車載装置は、前記走行データを逐次取得して、前記走行情報管理装置に対して逐次送信し、
    前記車両は、
    前記特定車両情報を記憶した記録媒体と、
    前記記録媒体を読み取り可能に前記携帯情報端末を載置するホルダと、
    を備え、
    前記携帯情報端末は、
    前記ホルダに載置された状態のときのみ前記記録媒体の読み取りが可能であり、
    前記運転者特定情報を記憶した記憶部と、
    指定の時間間隔で前記記録媒体を読み取ることで、前記特定車両情報を取得する取得部と、
    前記取得部が前記特定車両情報を取得できた場合に、前記記憶部に記憶された前記運転者特定情報と、前記特定車両情報とを、前記走行情報管理装置に対して送信する送信部と、
    を備えること、
    を特徴とする走行情報管理システム。
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