JP6704743B2 - 撮像装置、その制御方法およびレンズ装置 - Google Patents

撮像装置、その制御方法およびレンズ装置 Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置その制御方法およびレンズ装置に関する
電源供給方式として、PoE方式が知られている。PoEは、Power Over Ethernet(登録商標)の略称である。PoE方式は、LAN(Local Area Network)ケーブルに電源を重畳して送る方式であり、外部電源が不要であることから、ネットワークカメラをはじめ、幅広い機器において普及している。しかし、PoE方式は、供給可能な最大電力(定格)が、AC電源と比較して小さい。したがって、パン・チルトのモータや、赤外照明などの大きな電力を伴う機能を有する撮像装置では、消費電力がPoE方式での最大電力を超えてしまう場合がある。特許文献1は、PoE方式を電源として使用された場合に、パン・チルトの速度を落としたり、赤外照明の強度を落としたりする撮像装置を開示している。
特許第4776975号公報
特許文献1が開示する撮像装置を交換レンズ式の監視カメラに適用した場合には、消費電力をPoE方式での最大電力を超えないように制御することは困難である。なぜなら、交換レンズの機能は多種多様であり、各々の機能の動作時の消費電力は、交換レンズによって異なるからである。例えば、赤外照明を備えた交換レンズと、赤外照明を備えていない交換レンズでは、赤外照明の分だけ消費電力が異なる。また、カメラ本体に取り付けられる交換レンズが望遠レンズである場合、赤外照明が遠くまで届くように、赤外照明に与える電力を増大させなければならない。したがって、赤外照明を備えた交換レンズでも、望遠レンズか、標準レンズか、広角レンズかによって消費電力が異なる。
しかし、交換レンズ式の監視カメラにおいては、どのレンズを取り付けるかは、ユーザが選択するので、カメラ本体からは、交換レンズの電力情報を予め取得することができない。交換レンズの全ての機能を通常動作させると、電源の定格を上回った電力が消費されて、電源供給装置のシャットダウンあるいはリブートを招き、撮影が停止してしまう事態となる場合がある。さらに、電源供給装置が他の監視カメラに接続されており、複数の監視カメラがネットワークを形成している場合においては、他の監視カメラに対しても、撮影を停止させるなどの影響を与える可能性がある。
本発明は、任意の交換レンズがカメラ本体に取り付けられた場合でも、電源の供給可能電力を超えないように、交換レンズとカメラ本体の制御モードを切り換えることを可能にする撮像装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の撮像装置は、レンズ装置を取り付け可能で、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能な撮像装置であって、前記撮像装置に電力を供給している電源を決定する電源決定手段と、前記撮像装置の消費電力情報を取得する第1の取得手段と、前記レンズ装置からの情報に基づいて前記レンズ装置の消費電力情報を取得する第2の取得手段と、前記決定された電源の供給可能電力と、前記取得された前記撮像装置の消費電力情報と、前記取得された前記レンズ装置の消費電力情報とに基づいて、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードを決定する制御モード決定手段とを備え、前記第2の取得手段は、前記情報として前記レンズ装置の型番情報を取得し、ネットワークを介して、外部装置に対して、前記型番情報に対応するレンズ装置の消費電力情報の取得要求をすることによって、前記レンズ装置の消費電力情報を取得する。
本発明の撮像装置によれば、任意の交換レンズがカメラ本体に取り付けられた場合でも、電源の供給可能電力を超えないように、交換レンズとカメラ本体の制御モードを切り換えることが可能となる。
本実施形態の撮像装置の構成例を示す図である。 カメラ本体の消費電力情報の例である。 交換レンズの消費電力情報の例である。 カメラ本体が備えるCPUの動作処理を説明する図である。 交換レンズAに対応する制御モード情報の一例を示す図である。 交換レンズBに対応する制御モード情報を示す図である。 カメラ本体が備えるCPUの動作処理を説明する図である。 カメラ本体が備えるCPUの動作処理を説明する図である。 制御モード3での撮像装置の動作処理の例を説明する図である。
(実施例1)
図1は、本実施形態の撮像装置の構成例を示す図である。
図1に示す撮像装置は、交換レンズ100と、交換レンズ100を取り付け可能なカメラ本体200とを備える。撮像装置は、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能である。カメラ本体200は、ネットワークを介して、不図示の外部装置が備える外部記憶媒体300およびクライアントPC(Personal Computer)301と通信可能である。クライアントPC301は、表示手段としてのディスプレイ302に接続されている。
交換レンズ100は、CPU(Central Processing Unit)101と、記憶素子102と、赤外照明103とを備えるレンズ装置である。CPU101は、交換レンズ100全体を制御する。記憶素子102は、交換レンズ100の型番情報が予め記憶する記憶手段である。交換レンズ100の機能には、少なくとも、被写体を照射する照明機能(この例では、赤外線照射機能)が含まれる。赤外照明103は、被写体に光(この例では赤外光)を照射する照射手段である。赤外照明103は、例えば、LED(Light Emitting Diode)であり、CPU101によって、照度を制御される。
カメラ本体200は、CPU201と、記憶素子202と、電源種別判定回路204と、パン・チルトモータ203とを備える。CPU201は、カメラ本体200全体を制御する。CPU201と、交換レンズ100が備えるCPU101は、互いにアクセスが可能である。すなわち、CPU201が、交換レンズ100に備えられたCPU101に対して、交換レンズ100が備える記憶素子102に記憶されている型番情報を要求し、取得することが可能である。記憶素子202は、カメラ本体200の1つ以上の機能の消費電力情報を予め記憶する記憶手段である。カメラ本体200の機能には、少なくとも、パン・チルト機能、レンズを駆動させる機能(例えば、オートフォーカス機能)のいずれかが含まれる。
図2は、カメラ本体の記憶素子に記憶されている消費電力情報の例を示す図である。
図2に示す例では、記憶素子202には、パン・チルト機能に関わる消費電力情報3Wと、カメラ本体200の最大消費電力からパン・チルト機能に必要な消費電力を除いた消費電力情報、つまり撮像に最低限必要な消費電力情報5Wが予め記憶されている。パン・チルト機能は、例えば、カメラ本体200を左右・上下に振るパン・チルト動作を実現する機能である。
図1の説明に戻る。電源種別判定回路204は、撮像装置に電力を供給している電源を判定(決定)する電源決定手段として機能する。この例では、電源種別判定回路204は、カメラ本体200に電力を供給している電源が、AC(Alternating Current)電源であるか、PoEであるかを判定する。AC電源は、交換レンズ100とカメラ本体200の最大消費電力の合計以上の電力を供給する第1の電源である。PoEは、交換レンズ100とカメラ本体200の最大消費電力の合計より小さい電力を供給する第2の電源である。一般的には、ゼロクロスの検出有無によって、カメラ本体200へ供給される電源の判定が可能である。この例では、パン・チルトモータ203は、ステッピングモータであり、CPU201によって駆動される。外部装置が備える外部記憶媒体300は、カメラ本体200に装着可能な交換レンズ100の消費電力情報を、交換レンズ毎に予め記憶している。
図3は、外部記憶媒体に記憶されている交換レンズの消費電力情報の例を示す図である。
カメラ本体200には、交換レンズA、Bの2種類が装着可能であるものとする。外部記憶媒体300には、この例では、交換レンズA、Bの各々に応じた消費電力情報として、赤外照明機能に関わる消費電力情報と、オートフォーカス機能に関わる消費電力情報とが記憶されている。
図4は、カメラ本体が備えるCPUの動作処理の例を説明するフローチャートである。
電源が投入されると、カメラ本体200に備えられたCPU201が、電源種別判定回路204からの出力信号に基づいて、カメラ本体200へ供給される電源が、AC電源、PoEのいずれであるかを判定する(ステップS500)。この例では、カメラ本体200へ供給される電源はPoEであると判定されたものとする。
次に、CPU201が、記憶素子202へアクセスして、カメラ本体200の消費電力情報を取得する第1の取得手段として機能する(ステップS501)。例えば、記憶素子202に図2に示す消費電力情報が記憶されているとすると、CPU201は、パン・チルト機能の消費電力情報(3W)と、撮像に最低限必要な消費電力情報(5W)とを取得する。続いて、CPU201は、交換レンズ100が備えるCPU101へアクセスして、記憶素子102に記憶されている交換レンズ100の型番情報を要求し、取得する(ステップS502)。この例では、交換レンズ100が交換レンズAであることを示す型番情報が取得できたものとする。
次に、CPU201が、ステップS502で得られた型番情報をネットワークを介して外部装置に送信することで、この型番情報に対応する交換レンズの消費電力情報の取得要求を行う。そして、CPU201は、外部装置から消費電力情報を取得する第2の取得手段として機能する(ステップS503)。ステップS503の処理について具体的に説明する。外部装置は、CPU201からの取得要求を受けて、外部記憶媒体300に記憶されている図3に示す消費電力情報のうち、交換レンズAに対応する消費電力情報を取得する。この例では、外部装置は、赤外照明機能に関わる消費電力情報(10W)と、オートフォーカス機能に関わる消費電力情報(5W)を取得する。外部装置は、取得した消費電力情報をカメラ本体200に対して送信する。
次に、CPU201が、ステップ500で判定された電源と、ステップS501とステップS503で得られた消費電力情報とに基づき、交換レンズ100とカメラ本体200の制御モードを決定する制御モード決定手段として機能する(ステップS504)。
以下に、ステップS504の処理の具体例について説明する。CPU201は、ステップS501で得た消費電力情報が示す消費電力と、ステップS503で得た消費電力情報が示す消費電力との合計が、判定された電源種別に応じた供給可能電力を超えないように、制御モードを決定する。
パン・チルト機能に関わる消費電力情報(3W)と、撮像に必要な消費電力情報(5W)と、ステップ503で得られた、赤外照明機能に関わる消費電力情報(10W)と、オートフォーカス機能に関わる消費電力情報(5W)とを合計すると、23Wとなる。ステップ500において、電源種別はPoEであると判定されている。PoEは、供給可能な電力の定格が決まっており、IEEE802.3afで規定されている値は、13Wであるので、全ての機能を同時に動作させてしまうと、PoEの供給可能な最大電力(定格)である13Wを超えてしまう。したがって、CPU201は、13W以内で実現できる制御モードを選択する。このために、カメラ本体200が備える記憶素子202には、図5、図6に示すように、制御モード情報が、レンズ装置毎すなわち交換レンズ100毎に予め記憶されている。制御モード情報は、制御モードと、カメラ本体200の機能に関する動作と、交換レンズ100の機能に関する動作と、撮像装置の最大消費電力との対応情報である。
図5は、交換レンズAに対応する制御モード情報の一例を示す図である。
以下に、交換レンズAがカメラ本体200に取り付けられた場合における制御モードの選択処理について説明する。
制御モード1は、全ての機能を、通常機能で、同時動作が可能な制御モードである。本実施例においては、全ての機能を、通常機能で、同時動作した場合には、23Wが消費されるので、PoEの供給可能な最大電力(定格)である、13Wを超えてしまう。したがって、この制御モードは選択されない。なお、電源種別判定結果がAC電源であった場合は、CPU201は、全ての機能を通常動作させる制御モード1を選択する。AC電源の場合は、一般的には、撮像装置の最大電力よりも遥かに大きい電力を供給可能であるためである。
制御モード2は、赤外照明機能のみを常に停止させ、その他の機能は通常機能で、同時動作が可能な制御モードである。制御モード2は、撮像に必要な消費電力5Wと、パン・チルト機能に要する消費電力3Wと、オートフォーカス機能に要する消費電力5Wとが必要となるため、合計で13Wの消費電力となる。この消費電力は、PoEの供給可能な最大電力(定格)である13Wを超えていない。したがって、制御モード2は、選択可能な制御モードである。制御モード3は、パン・チルト機能と、赤外照明機能を排他で制御する制御モードである。
図9は、図5に示す制御モード3での撮像装置の動作処理の例を説明するフローチャートである。
パン/チルトの動作が開始すると、まず、CPU201が、赤外照明103を消灯させる(ステップS800)。続いて、CPU201が、パン・チルトモータ203を駆動する(ステップ801)。パン・チルトモータ203の駆動が終了すると、CPU201が、赤外照明103を再び点灯させる(ステップS802)。制御モード3によれば、赤外照明103と、パン・チルトモータ203の駆動を排他的に実施するので、制御モード1と比較して、最大消費電力を、低減することができる。制御モード3は、パン、チルト動作中(撮影方向を移動中)の監視が不要で、赤外照明の照度を最大限に使用し、遠くの被写体を監視したいユーザには好適である。
制御モード3では、撮像に必要な消費電力5Wと、パン・チルト機能に要する消費電力3Wと、赤外照明機能に要する消費電力10Wと、オートフォーカス機能に要する消費電力5Wとが必要となる。しかし、パン・チルト機能と赤外照明機能は排他制御となるので、最大で20Wの消費電力となる。この消費電力は、定格13Wを超えているため、制御モード3は、選択不可能である。
制御モード4は、赤外照明機能を制限して使用する制御モードである。例えば、通常動作において10Wの最大消費電力を伴うとすると、機能(赤外照明の照度)を50%に制限し、最大5Wまでの消費電力に制限する。制御モード4は、赤外照明の照度を最大限まで使用しなくても、目的の被写体の監視が可能なユーザには好適である。
制御モード4では、撮像に必要な消費電力5Wと、パン・チルト機能に要する消費電力3Wと、赤外照明機能に要する消費電力5W(最大10Wの50%)と、オートフォーカス機能に要する消費電力5Wとが必要となるので、18Wの消費電力となる。この消費電力は、定格13Wを超えているので、制御モード4は、選択不可能である。
制御モード5は、赤外照明機能とオートフォーカス機能を常に停止させる制御モードである。制御モード5では、撮像に必要な消費電力5Wと、パン・チルト機能に要する消費電力3Wとが必要となるので、8Wの消費電力となる。この消費電力は、定格13Wを超えていないので、制御モード2は、選択可能である。したがって、PoEの定格13Wを超えない制御モードは、制御モード2または制御モード5である。制御モード5は、制御モード2よりも機能面で優位性がない。したがって、CPU201は、制御モード2を選択する。
すなわち、CPU201は、記憶素子202に記憶された制御モード情報のうち、カメラ本体200に取り付けられている交換レンズ100に対応する制御モード情報を参照する。そして、CPU201は、電源の供給可能電力を超えない最大消費電力に対応する制御モードを、交換レンズ100とカメラ本体200の制御モードとして決定する。
図6は、交換レンズBに対応する制御モード情報を示す図である。
詳細な消費電力の計算方法は、カメラ本体200に交換レンズAが取り付けられた場合と同様であるので、説明を割愛する。
PoEの定格13Wを超えない制御モードは、制御モード2、制御モード3、制御モード4、または制御モード5である。制御モード5は、制御モード2乃至4よりも機能面で優位性がないので、選択肢からは除外する。
選択可能な制御モードは、制御モード2または、制御モード3または、制御モード4である。いずれを選択するかは、予めカメラ本体200が決めている優先順位をもとに選択しても良い。例えば、優先順位を、制御モード1>制御モード2>制御モード3>制御モード4>制御モード5と決めている場合は、CPU201は、制御モード2を選択する。なお、CPU201が、選択可能な制御モードを示すUIをディスプレイ302に表示するなどして、ユーザに選択させ、ユーザの選択にしたがって、制御モードを決定するようにしてもよい。
本実施例では、5つの制御モードを例として説明を実施したが、当然のことながら、記載された制御モードだけに限定されるものではない。例えば、パン・チルト機能を停止する、あるいは、減速して駆動する制御モードを設けるなど、想定されうる監視カメラ装置の使用形態や機能に応じて、適切な制御モードを備えることが好ましい。
(実施例2)
実施例1では、カメラ本体200は、交換レンズの消費電力情報を、ネットワークを介して外部記憶媒体300から取得する。実施例2では、交換レンズの消費電力情報を、交換レンズ100に備えられた記憶素子102に予め格納しておき、カメラ本体200は、交換レンズ100から交換レンズの消費電力情報を取得する。
図7は、実施例2における、カメラ本体が備えるCPUの動作処理を説明するフローチャートである。
図4との差分を中心に説明する。ステップS600、ステップS601は、図4のステップS500、ステップS501と同様である。
ステップS602において、CPU201が、交換レンズ100が備えるCPU101に対して、交換レンズ100の消費電力情報を要求する。CPU101は、記憶素子102に記憶されている交換レンズ100の消費電力情報を取得し、交換レンズ100の型番情報とともに、消費電力情報をCPU201に対して送信する。ステップS602の処理によれば、図4のステップS503において実行するような、ネットワークを介して外部記憶媒体300へアクセスする処理が不要となる。
ステップS604は、図4のステップS504と同様である。CPU201が、ステップS604において制御モードを決定した後、処理が終了する。
実施例2によれば、ネットワークを介して外部記憶媒体300へアクセスする必要がないので、動作可能な制御モードを決定するまでの時間を短縮できる。
(実施例3)
実施例3では、カメラ本体200が想定している範囲外の交換レンズが装着され、カメラ本体200が交換レンズ100の型番情報を得られなかった場合を想定する。
型番情報が得られなければ、どの交換レンズが装着されたかが判別できないため、交換レンズ100の消費電力情報を得ることができない。したがって、CPU201は、PoEの供給可能な最大電力(定格)である、13Wを超えるか超えないかの判断ができない。
図8は、実施例3における、カメラ本体が備えるCPUの動作処理を説明するフローチャートである。
以下では、ステップS703、ステップS704、ステップS705を中心に説明する。ステップS700乃至ステップS702は、図4のステップS500乃至ステップS502と同様である。ただし、ステップS702では、型番情報が得られなかったものとする。
ステップS703において、CPU201が、ステップS700で判定された電源種別に基づいて、電源がAC電源、PoEのいずれであるを判断する。電源がAC電源であった場合は、CPU201は、十分な電力を供給可能であると判断する。したがって、この場合には、交換レンズの型番情報が得られない場合であっても、ステップ705へ進み、ユーザの了承によらず、制御モードを決定する。具体的には、CPU201は、全ての機能を動作させる制御モード1を決定する。
電源がPoEである場合は、処理がステップS704に進む。ステップ704において、CPU201が、ディスプレイ302に表示されたUIに、消費電力情報を得ることができなかったことを通知する。例えば、CPU201は、UIに、「消費電力情報を得ることができず、通常動作(制御モード1の動作を指す)を開始すると、交換レンズの消費電力によっては、電源装置の動作に影響を与える可能性がある」ことを示すメッセージを表示する。
ユーザが、通知内容を了承した後に、CPU201が、交換レンズ100の制御モードを決定する(ステップ705)。具体的には、CPU201は、全ての機能を動作させる制御モード1を決定する。
実施例3によれば、PoEで電源供給され、交換レンズ100の消費電力情報を得られない場合にも、ユーザ自身の了承がないまま、電源供給装置のシャットダウンまたはリブートの発生により、撮影が停止してしまう、といった事態を回避できる。以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 交換レンズ
200 カメラ本体

Claims (12)

  1. レンズ装置を取り付け可能で、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置に電力を供給している電源を決定する電源決定手段と、
    前記撮像装置の消費電力情報を取得する第1の取得手段と、
    前記レンズ装置からの情報に基づいて前記レンズ装置の消費電力情報を取得する第2の取得手段と、
    前記決定された電源の供給可能電力と、前記取得された前記撮像装置の消費電力情報と、前記取得された前記レンズ装置の消費電力情報とに基づいて、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードを決定する制御モード決定手段とを備え、
    前記第2の取得手段は、
    前記情報として前記レンズ装置の型番情報を取得し、
    ネットワークを介して、外部装置に対して、前記型番情報に対応するレンズ装置の消費電力情報の取得要求をすることによって、前記レンズ装置の消費電力情報を取得する
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御モード決定手段は、前記レンズ装置における消費電力と前記撮像装置における消費電力の合計が、前記決定された電源の供給可能電力を超える場合に、前記レンズ装置と前記撮像装置のそれぞれの機能の動作に応じた最大消費電力が前記電源の供給可能電力を超えない制御モードを、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードとして決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第2の取得手段が、
    前記レンズ装置から前記レンズ装置の型番情報を取得できない場合、
    前記制御モード決定手段は、
    前記決定された電源が、前記レンズ装置と前記撮像装置の最大消費電力の合計以上の電力を供給する第1の電源、または前記レンズ装置と前記撮像装置の最大消費電力の合計より小さい電力を供給する第2の電源のうちのいずれであるかを判断し、
    前記決定された電源が、前記第1の電源である場合に、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードとして、前記レンズ装置と前記撮像装置の全ての機能を動作させる制御モードを決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. レンズ装置を取り付け可能で、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能な撮像装置であって、
    前記撮像装置に電力を供給している電源を決定する電源決定手段と、
    前記撮像装置の消費電力情報を取得する第1の取得手段と、
    前記レンズ装置から取得した情報に基づいて前記レンズ装置の消費電力情報を取得する第2の取得手段と、
    前記決定された電源の供給可能電力と、前記取得された前記撮像装置の消費電力情報と、前記取得された前記レンズ装置の消費電力情報とに基づいて、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードを決定する制御モード決定手段とを備え、
    前記制御モード決定手段は、
    前記レンズ装置から前記情報を取得できない場合に、前記決定された電源が、第1の電源、または前記第1の電源より小さい電力を供給する第2の電源のうちのいずれであるかを判断し、
    前記決定された電源が、前記第1の電源である場合に、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードとして、前記レンズ装置と前記撮像装置の全ての機能を動作させる制御モードを決定する
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 前記第2の取得手段が前記レンズ装置から前記情報を取得できない場合であって、前記決定された電源が、前記第2の電源であるときに、前記レンズ装置の消費電力情報を得られないことを通知する通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の電源は、AC電源であり、前記第2の電源は、PoEである
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像装置の機能には、少なくとも、パン・チルト機能、レンズを駆動させる機能のいずれかが含まれる
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像装置は、制御モードと、前記撮像装置の機能に関する動作と、前記レンズ装置の機能に関する動作と、前記レンズ装置と前記撮像装置の最大消費電力との対応情報を、レンズ装置毎に制御モード情報として予め記憶する記憶手段を備え、
    前記制御モード決定手段は、前記レンズ装置における消費電力と前記撮像装置における消費電力の合計が、前記決定された電源の供給可能電力を超える場合に、前記記憶手段に記憶された制御モード情報のうち、前記撮像装置に取り付けられているレンズ装置に対応する制御モード情報を参照し、前記電源の供給可能電力を超えない前記最大消費電力に対応する制御モードを、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードとして決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記記憶手段に記憶される制御モード情報には、前記パン・チルト機能、前記レンズを駆動させる機能、前記レンズ装置の照明機能のいずれかを停止させる制御モードが含まれる
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記記憶手段に記憶される制御モード情報には、前記パン・チルト機能と前記照明機能とを排他的に動作させる制御モードが含まれる
    ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. レンズ装置を取り付け可能で、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置に電力を供給している電源を決定する工程と、
    前記撮像装置の消費電力情報を取得する工程と、
    前記レンズ装置から前記レンズ装置の型番情報を取得し、ネットワークを介して、外部装置に対して、前記型番情報に対応するレンズ装置の消費電力情報の取得要求をすることによって、前記レンズ装置の消費電力情報を取得する工程と、
    前記決定された電源の供給可能電力と、前記取得された前記撮像装置の消費電力情報と、前記取得された前記レンズ装置の消費電力情報とに基づいて、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードを決定する工程とを有する
    ことを特徴とする制御方法。
  12. レンズ装置を取り付け可能で、供給可能電力が異なる複数の電源から電力を供給可能な撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置に電力を供給している電源を決定する工程と、
    前記撮像装置の消費電力情報を取得する工程と、
    前記レンズ装置から取得した情報に基づいて前記レンズ装置の消費電力情報を取得する工程と、
    前記決定された電源の供給可能電力と、前記取得された前記撮像装置の消費電力情報と、前記取得された前記レンズ装置の消費電力情報とに基づいて、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードを決定する工程とを有し、
    前記レンズ装置から前記情報を取得できない場合に、前記決定された電源が、第1の電源、または前記第1の電源よりも小さい電力を供給する第2の電源のうちのいずれであるかを判断し、
    前記決定された電源が、前記第1の電源である場合に、前記レンズ装置と前記撮像装置の制御モードとして、前記レンズ装置と前記撮像装置の全ての機能を動作させる制御モードを決定することを特徴とする制御方法。
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