JP6704137B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents

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Description

本発明は、作物収容容器の支持装置を備えた根菜類収穫機に関する。
先行特許文献1に示す根菜類収穫機は、引抜いた作物の回収容器であるフレコンバッグの支持装置を搬送コンベアの終端部に設けるとともに、フレコンバッグの底部を受ける支持台を回動自在に設けている。フレコンバッグが満杯になったときは、支持装置の吊下ハンガからフレコンバッグを外し、支持台を回動させ手前方または下方の傾斜姿勢とした上で機体を前進または後進させることで、フレコンバッグを圃場に降ろすことができる。
これにより、大量の作物を収容したフレコンバッグを安全かつ労力を大きくかけることなく、機外に降ろすことができる。
特開2011−182694号公報
しかしながら、フレコンバッグを降ろすときに機体を前進または後進させる必要があるので、その間は作物の引抜き収穫作業を中断する必要があり、作業能率が低下する問題がある。
また、前側にフレコンバッグを降ろしたときは、フレコンバッグが支持台の前方に位置するので、機体を移動してフレコンバッグを回避する必要があり、さらに作業能率が低下する問題がある。
さらに、フレコンバッグが満杯になったときに、フレコンバッグを降ろすことができる空間が周囲にないときは、十分な空間がある場所まで移動する必要があり、さらに作業能率が低下する問題がある。
本発明の目的は、作物回収部の回収容器排出装置により、収穫物の収容容器を作業走行に支障の無い位置に、機体移動を要することなく降ろすことができる根菜類収穫機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、作物を引抜搬送する引抜搬送装置(2)および作物を回収容器に回収する作物回収部(4)を機体の両側部に分けて配置し、両者間を引き継ぐ引継搬送装置(3)を間に配置して圃場走行可能に構成した根菜類収穫機において、
前記回収容器を作物回収部(4)に支持するとともに、圃場に排出移動する回収容器排出装置(11)を設け、この回収容器排出装置(11)を位置変更可能に支持する支持フレーム(12)を作物回収部(4)より内側位置に設け、さらに、
前記回収容器排出装置(11)は、前記支持フレーム(12)に沿って移動可能に取付けた移動部材(13)に縦軸周りに回動可能に回転支柱(14)をスラスト支持し、この回転支柱(14)から傾斜調節可能に基部を軸支した回動アーム(15)を伸縮調節可能に張出し、この回動アーム(15)の先端部に前記回収容器を着脱可能に支持する吊下ハンガ(16)を設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成において、前記移動部材(13)の移動アクチュエータ(13e)と、前記回転支柱(14)の回動アクチュエータ(14c)と、前記回動アーム(15)の傾斜アクチュエータ(15c)および伸縮アクチュエータ(15d)と、それぞれのアクチュエータを操作する移動操作部材、回動操作部材、傾斜操作部材、伸縮操作部材を設けたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1または2の構成において、前記引継搬送装置(3)の前側に各機器の操縦部(5)を設け、前記引継搬送装置(3)と前記操縦部(5)の前後間に、左右方向の補助フレーム(12a)を設け、この補助フレーム(12a)を前記支持フレーム(12)に連結したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1からのいずれかの構成において、前記引継搬送装置(3)の後方に補助作業者が搭乗する補助作業部(6)を設け、前記支持フレーム(12)の後部に、前記引継搬送装置(3)と前記補助作業部(6)の上方を覆う第一サンバイザ(8)を設けることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成において、前記第一サンバイザ(8)の後部に、予備の回収容器の装着部(8b)を下降可能に設けるとともに、この装着部(8b)を下降させる引下ろし部材を設けることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成において、前記支持フレーム(12)の前側に、前記操縦部(5)の上方を覆う第二サンバイザ(9)を設け、この第二サンバイザ(9)を上下移動によって使用位置と収納位置に切替え可能に構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明により、回収容器排出装置(11)が回収容器を作物回収部(4)に支持して引継搬送装置(3)から受けた作物を収容し、また、支持フレーム(12)に支持した回収容器排出装置(11)によって回収容器を圃場に排出移動することができ、排出位置は、支持フレーム(12)の支持位置に応じて変更きるので、回収容器を降ろしやすい位置に走行機体を移動させる必要がなく、収穫作業が中断される時間が短くなるので、作業能率が向上する。
また、支持フレーム(12)を作物回収部(4)よりも機体内側に設けることにより、回収容器排出装置(11)及び回収容器の重量を走行機体で受けることができるので、収穫作業時や回収容器の排出作業時の機体の姿勢が安定し、作業能率が向上する。
加えて、回収容器排出装置(11)は、回転支柱(14)の回動により回動アーム(15)の張出し方向を調節できるので、吊下ハンガ(16)に支持した回収容器を回収作業位置や回収容器の排出位置に自在に移動させて、回収容器を圃場の降ろしやすいところに降ろすことができ、作業能率が向上する。
また、回動アーム(15)の伸縮により、回収容器の排出位置を走行機体から離れさせることができるので、回収容器を排出する際に走行機体の前後位置を変更する必要がなく、作物の収穫位置がずれて回収しにくくなることが防止されると共に、作業能率が向上する。
請求項に係る発明により、請求項の効果に加え、移動部材(13)の前後移動、回動アーム(15)の張出方向、傾斜及び伸縮を各アクチュエータで行うことにより、作業者が回収容器を排出する際に回収容器排出装置(11)の前後移動、縦軸回動、傾斜、伸縮の作業を行う必要がなく、作業者の労力が軽減される。
請求項に係る発明により、請求項1または2の効果に加え、補助フレーム(12a)を引継搬送装置(3)と操縦部(5)の前後間に設けたことにより、機体上の空間部を活用することができる。
前記補助フレーム(12a)を支持フレーム(12)に連結したことにより、回収容器排出装置(11)の重量を確実に受けることができるので、回収容器で回収する作物の重量が増加しても走行機体の姿勢が乱れることが防止され、引抜収穫作業姿勢や走行姿勢が乱れることが防止される。
請求項に係る発明により、請求項1からのいずれかの効果に加え、第一サンバイザ(8)を設けたことにより、補助作業部(6)の作業者が日光や雨の影響を受けにくくなるので、作業者の疲労が抑えられる。
請求項に係る発明により、請求項の効果に加え、装着部(8b)に予備の回収容器を装着することにより、補助作業者の後方からの日光を遮断することができるので、作業者の疲労が抑えられる。
回収容器を交換する際は、引下ろし部材によって装着部(8b)を引下ろすことにより、に回収容器が取り易くなるので、作業能率が向上する。
請求項に係る発明により、請求項の効果に加え、第二サンバイザ(9)を設けたことにより、作業者が日光や雨の影響を受けにくくなるので、作業者の疲労が抑えられる。
作物収穫機の側面図 作物収穫機の平面図 回収容器排出装置周りの側面図 回収容器排出装置周りの平面図 根菜類収穫機の左側面図 根菜類収穫機の平面図 選別搬送部の背面図 選別搬送部の平面図 選別搬送コンベアの要部背面図 選別搬送部の背面図 茎葉切断部の側面図 茎葉切断部の平面図 茎葉切断部の肩揃え装置の要部平面図 肩揃え装置の搬送体の平面図(a)、側面図(b)、正面図(c) 肩揃え装置の側面断面図
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下に図面を参照しつつ説明する。なお、説明においては、作物収穫装置の前進方向を基準に、前後、左右という。
本発明に係る作物収穫機1は、その側面図および平面図を図1、図2に順に示すように、作物を引抜搬送する引抜搬送装置2と、作物を回収容器に回収する作物回収部4とを機体の両外側に分けて配置し、両者間を引き継ぐ引継搬送装置3を間に配置し、その前後に操縦部5と補助作業部6とを設け、左右のクローラ7,7によって圃場走行可能に構成され、補助作業部6には第一サンバイザ8、操縦部5には第二サンバイザ9を設ける。
(作物回収部)
作物回収部4には、回収容器を落差調節可能に支持するとともに、回収容器を吊上げて圃場に移動する回収容器排出装置11と、この回収容器排出装置11を機体の前後方向に移動可能に支持する支持フレーム12を作物回収部4より内側位置で引継搬送装置3の搬送終端部を跨いで門型に構成する。該回収容器排出装置11は、後述する回動アーム15を構成する回動基部アームに設けるリール11aと、該リール11aを回転させる正逆転可能な回転モータ11bと、リール11aの回転によって出し入れされるワイヤー11cと、該ワイヤー11cを後述する吊下げハンガ16の吊下げ方向に向けると共にワイヤー11cの出し入れを補助する滑車11dで構成する。
これにより、回収容器の上下位置を容易に変更できるので、回収容器を機外に下ろす際、回収容器を配置する場所の周辺の構造物を回避可能な高さとすることができるので、回収容器がぶつかって破損し、回収した作物が圃場に散乱することが防止される。
また、内部の作物がぶつかった衝撃で傷付くことを防止できるので、作物の商品価値が維持される。
そして、該支持フレーム12は、機体フレームの側方に前側に配置する第1支柱フレーム12a1と、該第1支柱フレーム12a1よりも機体後側に間隔を空けて配置する第2支柱フレーム12a2と、前記第1支柱フレーム12a1よりも機体内側に間隔を空けて配置する第3支柱フレーム12a3と、前記第1支柱フレーム12a1と第2支柱フレーム12a2の上端部に設ける前後フレーム12b1と、前記第1支柱フレーム12a1と第3支柱フレーム12a3の上端部に設ける左右フレーム12b2で構成する。そして、前記回収容器排出装置11は、前記前後フレーム12b1に沿って前後方向に移動可能に構成する。
収穫作業中は、回収容器を作物回収部4に支持して引継搬送装置3の終端から投下される作物を収容し、回収容器が満杯になると、回収容器排出装置11を操作して作物回収部4から回収容器を圃場に排出移動することができ、排出位置は、支持フレーム12の支持位置に応じて変更きるので、回収容器を下しやすい位置に走行機体を移動させる必要がなく、収穫作業が中断される時間が短くなるので、作業能率が向上する。
支持フレーム12は、作物回収部4よりも機体内側に設けることにより、回収容器排出装置11及び回収容器の重量を走行機体で受けることができるので、収穫作業時や回収容器の排出作業時の機体の姿勢が安定し、作業能率が向上する。
また、引継搬送装置3とその前側の操縦部5との間に機体を横断するように左右方向の補助フレーム12aを設け、この補助フレーム12aを支持フレーム12に連結することにより、空間部を利用して支持フレーム12の支持剛性を確保することができる。
すなわち、回収容器排出装置11の重量を支持フレーム12によって確実に受けることができるので、回収容器で回収する作物の重量が増加しても走行機体の姿勢が乱れることが防止され、引抜収穫作業姿勢や走行姿勢が乱れることが防止される。
回収容器排出装置11は、その要部側面図および要部平面図を順に図3、図4に示すように、支持フレーム12に沿って移動可能に取付けた移動部材13に縦軸周りに回動可能に回転支柱14をスラスト支持し、この回転支柱14から傾斜調節可能に基部を軸支した回動アーム15を伸縮調節可能に張出し、この回動アーム15の先端部に吊下ハンガ16を設けて回収容器を着脱可能に吊下げる。該移動部材13は、前記前後フレーム12b1の外周に配置する中空の角柱13aと、前記前後フレーム12b1に接触して回転する複数の移動ローラ13b…で構成し、前後フレーム12bに沿って前後方向に移動可能とする。
なお、移動部材13は、作業者が手動操作してもよいが、作業者がボタン等で遠隔操作可能とするときは、前記第1支柱フレーム12a1と第2支柱フレーム12a2の前後間で且つ前後フレーム12b1の下方にラックギア13cを掛け渡し、前記移動ローラ13bの少なくとも一つの回転軸にピニオンギア13dを設ける。そして、該ピニオンギア13dを回転させる移動アクチュエータ13eを、前記角柱13aに設ける。
複数の移動ローラ13b…が前後フレーム12b1に接触して移動することにより、移動部材13の前後移動が円滑になり、回収容器を作物の回収位置と、機外に下ろす位置への移動に要する時間と労力が軽減される。
そして、移動アクチュエータ13eを作動させると、自動的に移動部材13を前後方向に移動させることができるので、作業者が手作業で移動部材13を移動させる必要が無く、作業者の労力が軽減されると共に、作業者が機体後方まで移動する必要がなく、作業能率が向上する。
また、前記回転支柱14は、前記角柱13a上に設ける固定ケース14aと、該固定ケース14aの上部に回転自在に設ける回転ケース14bで構成する。さらに詳細を述べると、該固定ケース14aの内部には、回動アクチュエータ14cと、該回動アクチュエータ14cの作動によって回転する出力ギア14dと、該出力ギア14dと噛み合う入力ギア14eを設ける。一方、回転ケース14b内には、該入力ギア14eの回転と共に回転することにより、回転ケース14bを回転させる回転ディスク14fを設ける。
正逆転可能な前記回動アクチュエータ14cを作動させることにより、回転ケース14bが時計回り、または反時計回りに回転することで、回収容器を圃場の下ろしやすい位置に容易に移動させることができるので、作業能率が向上すると共に、下ろした回収容器の姿勢が安定し、回収容器が倒れて回収した作物が圃場に散乱することが防止される。加えて、散乱した作物を回収する作業が不要となり、時間と労力を余分に費やすことが防止される。
そして、前記回動アーム15は、回転支柱14に上下回動可能に設ける中空の回動基部アーム15aと、該回動基部アーム15aの内部に上下方向に摺動可能に設ける摺動アーム15bと、回動基部アーム15aの回動角度を変更する傾斜アクチュエータ15cと、前記摺動アーム15bを摺動させて伸縮させる伸縮アクチュエータ15dで構成する。該伸縮アクチュエータ15dは、回動基部アーム15a内に設ける。
回収容器が回収した作物の量に合わせて回動アーム15の回動量を変更し、回収容器を上下方向に伸ばすことができるので、回収容器に生じたたわみにより、作物の回収容量が減少することが防止される。これにより、回収容器を機外に下ろす頻度が減少するので、回収容器の交換作業により作物の収穫作業が中断される時間が短くなり、作業能率が向上する。
上記構成の回収容器排出装置11は、回転支柱14の回動により回動アーム15の張出し方向を調節できるので、吊下ハンガ16に支持した回収容器を回収作業位置や回収容器の排出位置に自在に移動させて、回収容器を圃場の降ろしやすいところに降ろすことができ、作業能率が向上する。
また、回動アーム15の伸縮により、回収容器の排出位置を走行機体から離れさせることができるので、回収容器を排出する際に走行機体の前後位置を変更する必要がなく、作物の収穫位置がずれて回収しにくくなることが防止されると共に、作業能率が向上する。
また、移動部材13の移動アクチュエータ13eと、回転支柱14の回動アクチュエータ14cと、回動アーム15の傾斜アクチュエータ15cおよび伸縮アクチュエータ15dによってそれぞれを電動または油圧作動可能に構成し、それぞれのアクチュエータを操作するための指示部材を設けることにより、作業者が回収容器を圃場に排出する際に回収容器排出装置11の移動、回動、傾斜、伸縮の作業を行う必要がなく、作業者の労力が軽減される。
回収容器の圃場排出操作は、作業クラッチ「切」、走行停止時、駐車ブレーキ「入」を条件として、操縦席でスイッチ操作可能に構成し、また、タッチパネル式端末等により、回収容器排出装置11をリモートコントロール可能に構成する。
また、支持フレーム12と回収容器排出装置11は、ユニットとして構成し、指示部材を支持フレーム12に取付け可能に構成することにより、選択可能なオプションとして取扱うことができる。
(サンバイザ)
引継搬送装置3の後方に補助作業者が搭乗可能に補助作業部6を構成し、支持フレーム12のうち、第1支持フレーム12a1、第3支持フレーム12a3及び左右フレーム12b2に上方に突出するバイザ支柱8dを設け、該バイザ支柱8dから機体後方に向かってサンバイザフレーム8aを設け、該サンバイザフレーム8aを補助作業部6の後方に張出して設け、引継搬送装置3と補助作業部6の上方を覆う範囲に第一サンバイザ8を設けることにより、補助作業者が日光や雨の影響を受けにくくなるので、作業者の疲労が抑えられる。
第一サンバイザ8は、ある程度伸縮性のあるテント生地、または合成樹脂、または金属で一体的、または複数の分割された部材を組み合わせて構成し、サンバイザフレーム8aの後部には、予備の回収容器を吊下げ支持する、側面視でL字形状の複数の装着部8b…を復帰用ダンパで上下移動可能に構成し、これら装着部8b…を下降させる引下ろし部材を設ける。なお、前記L字形状の装着部8bは、基部側をサンバイザフレーム8aから機体後方に向かって突出する姿勢で取り付けると共に、端部側の屈曲部から後方が機体上方に向かう姿勢で配置し、吊下げる回収容器が機体の傾き等によって機体後方に脱落しない構成とする。
なお、吊下げる回収容器は上下方向に長く、作物の回収時には、回収量が少ないうちは縮めておき、回収量が増えると回収容器排出装置11のリール11aを回転させて吊下げハンガ16を上昇させて回収容器の上下長さを元に戻すものとする。
装着部8b…に予備の回収容器を吊下げることより、補助作業者の後方からの日光を遮断ことができるので、作業者の疲労が抑えられ、また、回収容器を交換する際は、引下ろし部材によって装着部8b…を引下ろすことにより、回収容器が取り易くなるので、作業能率が向上する。
また、支持フレーム12の前側には、操縦部5の上方を覆う第二サンバイザ9を設け、この第二サンバイザ9は、収穫機の運搬移送時に風で飛ばないように、使用位置から前に傾けて収納位置に切り替え可能に構成することにより、作業者が日光や雨の影響を受けにくくなるので、作業者の疲労が抑えられる。
該第二サンバイザ9は、前記バイザ支柱8dの前側に設けるバイザ回動シリンダ9aによって回動角度を変化可能に構成する。これにより、第二サンバイザ9の姿勢を細かく、且つ短時間で変更することができるので、作業場所に合わせて操縦部5に過剰に日光が入り込まないようにすることで、作業者が疲労しにくくなる。
また、日光により視界が妨げられることを防止できるので、作物の位置を把握しながら収穫作業ができるので、作業能率が向上すると共に、圃場に抜き残される作物が減少する。
(関連機器)
次に、上記構成の作物回収部に関連する機器について、本発明の適用対象となる根菜類収穫機の構成例により説明する。
図5〜図15に示すように、実施例の一つとして示す根菜類収穫機の一種である人参収穫機は、機体を走行させる走行部Aと、操縦者が搭乗する操縦部Bと、機体左右一側で圃場から人参を引き抜いて機体後上側に搬送する収穫部Cと、該収穫部Cから人参を引き継いで機体後方に搬送しながら茎葉部を切断する茎葉切断部Dと、茎葉切断部Dから落下する人参を受けて人参に残った茎葉部を処理する残葉処理部Eと、残葉処理部Eから人参を引き継いで人参を機体左右一側から左右他側へと搬送し、搬送中の人参を補助作業者が選別する選別搬送部Fと、該選別搬送部Fから排出される人参を収容する収容部Gとから構成される。
なお、本件においては、平面図において、機体の進行方向に対して左側を機体左右一側、機体の進行方向に対して右側を機体左右他側と称する。以下、各部の詳細を具体的に記載する。
まず、走行部Aの構成について説明する。
図5、図6で示すように、機体フレーム1の下方に機体前部側の左右駆動スプロケット2,2と機体後部側の左右従動輪3,3と、該左右駆動スプロケット2,2と左右従動輪3,3との間に取り付けた複数の転輪4,4・・・の周りに左右ベルト5,5を巻き掛けて左右のクローラ6L,6Rを構成する。そして、該左右クローラ6L,6Rの左右駆動スプロケット2,2を、エンジン7の動力が伝動されるミッションケース8から左右両側に延出させた左右ドライブシャフト9,9に取り付け、一定の左右間隔を設けて左右クローラ6L,6Rを該機体フレーム1に取り付ける。
次に、操縦部Bの構成について説明する。
図5、図6で示すように、前記機体フレーム1の右側上部に操縦部フレーム10を取り付け、該操縦部フレーム10には操縦座席11を取り付けると共に、機体前側に操縦パネル12を取り付ける。そして、該操縦パネル12に機体の前後進及び走行速度を切り換える変速操作レバー13を取り付けると共に、機体の左右旋回操作及び収穫部Cの作業高さを操作する昇降操作レバー14を取り付ける。
上記構成により、変速操作レバー13や昇降操作レバー14のような、1本で複数の操作を行える操縦部材を設けることによって、機体の操縦が容易になるため操縦者の作業を軽減することができる。
次に、収穫部Cの構成について説明する。
図5、図6で示すように、左右引抜フレーム15,15の機体前側に左右従動プーリ16,16を回転自在に装着し、機体後側に左右駆動プーリ17,17を装着し、該左右従動プーリ16,16と左右駆動プーリ17,17との間に人参を引き抜き機体後部へと搬送する左右挟持搬送ベルト18,18を巻き掛けると共に、複数のテンションローラ19…によって該左右挟持搬送ベルト18,18を張圧し、左右挟持搬送ベルト18,18の機体内側面を互いに圧接させて人参の引抜搬送経路Rを構成する。そして、前記機体フレーム1の上方に左右横軸21を回動支点として上下方向に回動自在な回動フレーム20を取り付け、該回動フレーム20の後端部に前記左右駆動プーリ17,17に駆動力を伝動する伝動ケース22を、回動支点Xを中心として上下回動自在に取り付ける。また、前記機体フレーム1と回動フレーム20とを昇降シリンダ23で連結し、該昇降シリンダ23を操縦部Bで操作可能に取り付けて引抜搬送装置24を構成する。
また、該引抜搬送装置24の前方に人参の茎葉部を引き起こす縦引起し装置25と、該縦引起し装置25が引起した茎葉部を掬い上げる横引起し装置26と、該横引起し装置26の前部に設ける分草杆27と、ハンドル29を回すと上下伸縮する伸縮ロッド30の下端部に引抜搬送装置24の下り過ぎを防止する回転自在なゲージ輪31と、前記エンジン7の駆動力で回転するシャフト32の回転によって振動する振動フレーム33に取り付けた人参の左右の土を振動によって解す左右振動ソイラ34,34とを設ける。
そして、前記引抜搬送通路Rの下方に引抜搬送装置24で搬送中の人参のひげ根を切断する尻尾切装置35を取り付けて、収穫部Cを構成する。
上記構成により、機体前側に分草杆27を備える横引起し装置26と、縦引起し装置25を設けることによって、圃場に倒伏した人参の茎葉を掻き上げながら収穫作業ができ、収穫する人参の視認性が向上するので引き抜き位置が合わせやすく、作物の抜き残しが減少するため作業能率が向上する。
また、人参に左右振動ソイラ34,34等が接触して傷つくことを防止できるので、人参の商品価値が向上する。
そして、ハンドル29を回すと上下伸縮する伸縮ロッド30の下端部にゲージ輪31を設けたことによって、ゲージ輪31を圃場面に接地させるとそれ以上引抜搬送装置24が下降しなくなるので、操縦者の操縦ミスや予期せぬ地面の凹凸によって引抜搬送装置24の下端部が圃場面に接触して破損することが防止される。
そして、機体フレーム9と左右横軸21を回動支点として上下方向に回動自在な回動フレーム20とを昇降シリンダ23で連結し、昇降シリンダ23を操縦部Bの昇降操作レバー14を操作することによって伸縮させる構成としたことによって、昇降操作レバー14の操作により収穫部C全体の上下高さを調節することができるので、収穫部Cの引抜搬送始端部の位置を上下方向に調節しするとともに圃場に植生する人参の適切な引き抜き高さに合わせて引抜搬送始端部の位置調節を行え、人参の抜き残しが防止されるので作業能率が向上する。
また、旋回時に収穫部Cを上昇させておくと、収穫部Cの下端部が圃場に接触しにくくなるため、旋回動作がスムーズに行われて作業能率が向上する。
次に、茎葉切断部Dについて説明する。
図5及び図11〜図15で示すように、前記伝動ケース22に駆動力を伝道する左右の伝動軸36,36を取り付け、該左右の伝動軸36,36の上部に左右伝動ケース37,37を取り付けると共に、該左右の伝動ケース37,37内に複数のギアを噛み合わせて構成する左右の第1ギアユニット38,38を機体前側に向かって取り付ける。また、前記伝動ケース22内部の左右の伝動軸36,36に左右の第2ギアユニット39,39を機体後側に向かって取り付け、該左右の第2ギアユニット39,39の後端部に左右の第1出力軸40,40を機体上方に向けて軸着する。
そして、前記の左右第1ギアユニット38,38の前端部に左右の第2出力軸41,41を機体下方に向けて軸着し、該左右の第2出力軸41,41に左右の位置揃え駆動スプロケット42,42を軸着する。さらに、前記左右伝動ケース37,37の前下部に側面視L字型の左右の位置揃えフレーム43,43を取り付け、該位置揃えフレーム43,43に機体左右方向の孔部44,44を形成し、該孔部44,44に左右の位置揃え従動スプロケット45,45を軸着した左右回転軸46,46を取り付ける。また、該位置揃え従動スプロケット45,45と位置揃え駆動スプロケット42,42との前後間で且つ位置揃え駆動スプロケット42,42よりも機体内側位置に左右の位置揃えテンションスプロケット47,47を回転自在に取り付ける。さらに、該位置揃えテンションスプロケット47,47と位置揃え駆動スプロケット42,42と位置揃え従動スプロケット45,45とに左右の位置揃えチェーン48,48を無端状に巻回する。
なお、前記位置揃え駆動スプロケット42,42は、位置揃え従動スプロケット45,45及び位置揃えテンションスプロケット47,47よりも小径のものを用いてもよい。
そして、前記伝動ケース37,37に左右の受け板49,49を前後方向に位置調節可能に取り付け、該受け板49,49と位置揃えフレーム43,43との間に、前記位置揃え従動スプロケット45,45を張圧して位置揃えチェーン48,48に生じる弛みを吸収させる左右の張圧バネ50,50を取り付ける。該張圧バネ50,50は、受け板49,49を前後に移動させることにより、位置揃え従動スプロケット47,47にかかる張圧力を変更することができ、人参の種類や生育状態、茎葉部の平均的な太さに応じて変更することで、様々な作業条件に対応することができる。
また、前記左右の位置揃えフレーム43,43に機体左右方向の孔部44,44を形成、該孔部44,44に位置揃え従動スプロケット45,45の回転軸46,46を貫通させて設けたことにより、位置揃え従動スプロケット45,45を左右方向に移動させて位置調節することができるので、非作業時及び茎葉部が通過中でない、あるいは径の小さい茎葉部が通過する際は、位置揃え従動スプロケット47,47は張圧バネ50,50に押圧されて前側で且つ機体内側方向に向かって押圧され、大径の茎葉部が通過する際には位置揃え従動スプロケット47,47は機体外側方向に向かって押圧される構成となり、大径の茎葉部が噛み込まれることを防止でき、噛み込まれた茎葉部を取り除く必要が無く作業能率が向上する。
加えて、位置揃え装置54L,54Rの搬送始端側から搬送終端側までの左右間隔が、大径の茎葉部が通過して負荷がかかったときのみ略直線状となるので、それ以外の場合には位置揃え装置の左右間隔を搬送始端側から搬送終端側に向かって広がる構成となり、位置揃え装置54L,54Rの左右間隔を通過する人参が左右方向にふらつくことを防止でき、人参の茎葉部の切断位置揃えが適正に行なわれる。
さらに、大径の茎葉部が位置揃え装置54L,54Rの左右間を通過できず、人参の茎葉部の切断位置が上がり過ぎ、根部に茎葉部が残ることを防止でき、後処理でこの茎葉部を取り除く作業が不要となり、作業能率が向上すると共に、人参が持ち上げられ過ぎ、根部を後述する茎葉切断装置61に切断されてしまうことを防止できるので、人参が傷付くことが無く、商品価値が向上する。
そして、前記位置揃えチェーン48,48を構成する複数のリンク48a…に、位置揃えチェーン48,48の上部と下部と茎葉部の接触面を覆う正面視コの字型のガイドカバー51…を取り付け、位置揃えガイド体52を構成する。
なお、図14(a)〜(c)で示すように、該ガイドカバー51…は、平面視において前後一側方を凸状のR部51a、前後他側方を凹状のR部51bを形成し、茎葉部との接触面に前後他側方に、後続のガイドカバー51の前後一側方の凸状のR部51a上に向かって突出する突出部51cを形成する。直線部では前方のガイドカバー51の凹状のR部51bに後続のガイドカバー51の凸状のR部51aが入り込み、この後続の凸状のR部を前方の突出部51cが覆うことによって、ガイドカバー51同士の間隔部を覆うことができるので、ガイドカバー51同士の間隔部に人参の茎葉部が噛み込まれることが防止され、機体を停止させて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要が無く、作業能率が向上する。
また、ガイドカバー51は凸状のR部51aと凹状のR部51bを有し、リンク48aに1つずつ取り付けられていることにより、ガイドカバー51同士は干渉し合うことが無く位置揃えチェーン48,48の移動に追従することができるので、位置揃え装置54L,54Rの移動がスムーズになり、作業能率が向上する。
加えて、位置揃えチェーン48,48が円弧軌跡で移動する際、突出部51cを有することにより、ガイドカバー51同士の間に大きな間隔部が生じないため、この間隔部に人参の茎葉部が噛み込まれることを防止でき、機体を停止させて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要が無く、作業能率が向上する。
なお、位置揃えガイド体52は、複数のガイドカバー51…ではなく、位置揃えチェーン48の上面と下面と茎葉部との接触面を覆う、断面形状コの字型としてもよい。
そして、前記位置揃えチェーン48,48の巻回域内で且つ位置揃え従動スプロケット45,45と位置揃えテンションスプロケット47,47との間に、位置揃えチェーン48,48を巻回域内から茎葉部接触面に向かって押圧する左右のテンションプレート53L,53Rを機体左右方向に位置調節自在に取り付けることにより、左右の位置揃え装置54L,54Rが引抜搬送装置24の搬送方向後側の下方位置に構成される。
該テンションプレート53L,53Rは、前記伝動ケース37,37に長穴を形成して取付軸53a,53aをボルト等着脱可能な部材で位置調節に取り付け、該取付軸53a,53aの端部に板体53b,53bを溶着して構成する。
なお、テンションプレート53L,53Rは、左右の位置揃え装置54L,54Rに略平行位置に設けてもよいが、機体外側の位置揃え装置53Rの前側にテンションプレート52Rを設ける場合、機体内側の位置揃え装置53Lのテンションプレート52Lは位置揃え装置53Rのテンションプレート52Rよりも機体後側に設けると、大径の茎葉部が位置揃え装置54L,54Rの左右間を通過する際、テンションプレート52Lまたはテンションプレート52Rの無い側に位置揃えチェーン48及び位置揃えガイド体52が移動するので、人参の茎葉部の径が大きくても位置揃え装置54L,54Rに噛み込まれることを防止でき、機体を停止させて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要がなく、作業能率が向上する。
加えて、テンションプレート53L,53Rの張力は、前記張圧バネ50,50の張力よりも弱く設定すると、大径の茎葉部が通過して負荷がかかると位置揃えチェーン48,48が適正な位置まで撓んで退避することができ、54L,54Rに噛み込まれることを防止でき、機体を停止させて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要がなく、作業能率が向上する。
そして、前記位置揃え駆動スプロケット42,42の近傍で且つ位置揃えガイド体52,52の外側位置で伝動ケース37,37に長穴を形成し、この長穴に位置揃えガイド体52,52の表面に付着した茎葉部の切れ端や泥等を落とす左右のスクレーパ55,55を位置揃えガイド体52,52の軌跡に沿って位置調節時際に取り付ける。
なお、スクレーパ55,55は、後下り傾斜姿勢で配置することにより、茎葉部の切れ端や泥を下方に落下させやすくなる。
そして、前記左右第1ギアユニット38,38の位置揃え装置54L,54Rの後方位置に左右の切断刃回転軸56,56を軸着し、該切断刃回転軸56,56に左右のベアリング57,57を回転自在に取り付ける。そして、前記左右のベアリング57,57に左右の支持プレート59,59を取り付け、該支持プレート59,59に左右の茎葉切断刃60,60を取り付けて、茎葉切断装置61が構成される。
また、前記左右第1出力軸40,40に左右茎葉搬送駆動プーリ62,62を軸着し、前記左右第1ギアユニット38,38よりも機体前側で且つ位置揃え装置54L,54Rの上方に左右茎葉搬送従動プーリ63,63を回転自在に取り付ける。そして、該左右茎葉搬送駆動プーリ62,62と左右茎葉搬送従動プーリ63,63とに左右排葉搬送ベルト64,64を無端状に巻回することによって、前記引抜搬送装置24から人参の茎葉部を引き継いで機体後方に排出する排葉搬送装置65が、前記左右の伝動ケース37,37の上部外周で且つ引抜搬送装置24の搬送終端側の下方に構成される。
さらに、前記左右第1出力軸40,40の上端部に左右残葉搬送駆動プーリ66,66を軸着し、前記伝動ケース37,37の上方に左右残葉搬送従動プーリ67,67を回転自在に取り付けるとともに、該左右残葉搬送駆動プーリ66,66と左右残葉搬送従動プーリ67,67との前後間に複数の左右の残葉搬送テンションプーリ68,68…を取り付ける。そして、前記左右残葉搬送駆動プーリ66,66と左右残葉搬送従動プーリ67,67と左右残葉搬送テンションプーリ68,68…とに左右残葉搬送ベルト69,69を無端状に巻回することによって、茎葉の上部を挟持して機体後方に搬送する残葉搬送装置70が、前記排葉搬送装置65の上方に構成される。
上記排葉搬送装置65と残葉搬送装置70の終端部から茎葉切断装置61によって切断された茎葉を圃場に排出する排葉シュータ71を設けて、茎葉切断部Dを構成する。
上記構成により、左右の位置揃え駆動スプロケット42,42が、茎葉部が通過する位置揃え装置54L,54Rの左右間隔部から離間する位置に配置されることにより、位置揃え駆動スプロケット42,42や第2出力軸41,41に茎葉部が絡み付いて位置揃え装置54L,54Rを停止させてしまうことを防止できるので、収穫作業が中断されず、作業能率が向上する。
また、位置揃え駆動スプロケット42,42を位置揃え従動スプロケット45,45及び位置揃えテンションスプロケット47,47よりも小径としたことにより、位置揃え駆動スプロケット42,42がいっそう位置揃え装置54L,54Rの左右間隔部から離間するので、位置揃え駆動スプロケット42,42や第2出力軸41,41に茎葉部が絡み付くことをいっそう防止でき、作業能率がさらに向上する。
そして、位置揃え従動スプロケット45,45を張圧する左右の張圧バネ50,50を設けたことにより、位置揃え装置54L,54Rに茎葉部が接触する際に左右の位置揃えチェーン48,48に生じる弛みを吸収させることができ、位置揃えチェーン48,48がすぐに張り状態に戻るため、径の異なる茎葉部が連続して通過するときでも位置揃え装置54L,54Rが確実に人参の茎葉部を受けることができ、人参の茎葉部の切断位置が適正に揃えられて茎葉部が適正に切断され、後工程で茎葉部を除去する必要が無く、作業能率が向上する。
また、左右の受け板49,49を前後方向に移動させることで張圧バネ50,50の張力が調節されることにより、人参の生育状況や品種による茎葉部の径の差異、あるいは天候や土質等、作業場所の作業条件に合わせて張力を適正に変更できるので、人参の茎葉切断位置の位置揃えを適正に行い茎葉部を確実に切断することにより、後工程で人参に残る茎葉部を取り除く必要がなくなり、作業能率が向上する。
さらに、左右の位置揃えフレーム43,43に機体左右方向の孔部44,44を形成し、この孔部44,44に位置揃え従動スプロケット45,45を軸着した回転軸46,46を移動自在に設けたことにより、負荷がかからない状態では、張圧バネ50,50に張圧された位置揃え従動スプロケット45,45は茎葉部の搬送経路寄りに移動するので、小径の茎葉部が通過する際に位置揃え装置54L,54Rが茎葉部を受けて人参の茎葉部の切断位置を適正に揃えることができ、後工程で人参に残る茎葉部を取り除く必要がなくなり、作業能率が向上する。
また、大径の茎葉部が通過する際、左右の位置揃え装置54L,54Rに大きな負荷がかかると、位置揃え従動スプロケット45,45は孔部44,44に沿って茎葉部の移動経路から離間する方向に移動するので、位置揃え装置54L,54Rの前側の左右間隔が広くなり、茎葉部が位置揃え装置54L,54Rの間隔部に噛み込まれることを防止でき、機体を止めて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要が無く、作業能率が向上する。
なお、人参の茎葉部が須らく大径であることが収穫作業前にわかっている場合には、位置揃え従動スプロケット45,45を左右の位置揃え装置54L,54Rの左右間から離間する方向に移動させ、位置揃え装置54L,54Rの搬送方向上手側の左右間隔を広くしておくと、位置揃え装置54L,54Rが茎葉部を噛み込むことを防止でき、噛み込んだ茎葉部を取り除く作業が必要なく、作業能率が向上する。
そして、位置揃えチェーン48,48を構成する複数のリンク48a…毎にガイドカバー51…を取り付けて位置揃えガイド体52を構成したことにより、任意の箇所のガイドカバー51を自在に着脱できるので、一部のガイドカバー51が損傷しても、新しいガイドカバー51に取り替えるだけで適正な位置揃え性能が維持され、茎葉部が適正に切断されるので、作業能率が向上する。
また、位置揃えガイド体52全体を取り替える必要がないので、コストダウンを図ることができる。
さらに、ガイドカバー51の着脱は、工具を必要とせず手作業で行なえるので、交換作業を容易に行なうことができる。
そして、ガイドカバー51が位置揃えチェーン48の上面と下面と茎葉部との接触面を覆う正面視コの字形状としたことにより、ガイドカバー51と位置揃えチェーン48との間に空間部が生じないので、ガイドカバー51と位置揃えチェーン48との間で茎葉部を挟み込んでしまい、人参が適正な切断位置に揃えられず茎葉部が切り残されることを防止でき、後工程で茎葉部を除去する作業が必要なく、作業能率が向上するとともに、人参の根部が切断されることを防止でき、人参の商品価値が向上する。
また、ガイドカバー51に凸上のR部51aと凹状のR部51bとを形成し、後続のガイドカバー51の凸状のR部51aを前側のガイドカバー51の凹状のR部51bに近接させて位置揃えチェーン48に取り付けることにより、位置揃えチェーン48が位置揃え従動スプロケット45などの周囲を円弧軌道で移動する際、ガイドカバー51…は追従して移動できるので、位置揃え装置54L,54Rは一定の周速で動作するため、茎葉部を受けて人参の茎葉部の切断位置を適正に揃えることができ、後工程で人参に残る茎葉部を取り除く必要がなくなり、作業能率が向上する。
さらに、凸状のR部51a上に向かって突出する突出部51cを設けたことにより、位置揃えチェーン48が位置揃え従動スプロケット45などの周囲を円弧軌道で移動する際、ガイドカバー51…同士の前後間に生じる空間部をこの突出部51cが覆うため、ガイドカバー51…同士の前後間の空間部で茎葉部を挟み込んでしまい、人参が適正な切断位置に揃えられず茎葉部が切り残されることを防止でき、後工程で茎葉部を除去する作業が必要なく、作業能率が向上するとともに、人参の根部が切断されることを防止でき、人参の商品価値が向上する。
そして、位置揃えチェーン48,48の巻回域内に左右のテンションプレート53L,53Rを設けたことにより、位置揃えチェーン48,48を巻回域内から押圧するため、大径の茎葉部が通過する際、テンションプレート53Lまたはテンションプレート53Rが押圧していない部分の位置揃えチェーン48,48は位置揃え駆動スプロケット42,42の方向へ退避できるので、茎葉部が位置揃え装置54L,54Rの左右間に噛み込まれることが無く、機体を止めて噛み込まれた茎葉部を取り除く必要が無く、作業能率が向上する。
また、位置揃え駆動スプロケット42,42の外周を移動する位置揃えガイド体52,52に付着した茎葉部の破片や泥等の夾雑物を擦り落とす左右のスクレーパ55,55を設けたことによって、茎葉部の移動経路から離れて位置で位置揃えガイド体52,52に付着した夾雑物を除去することができるので、茎葉部の破片が位置揃え装置54L,54Rの各部に絡み付くことが防止され、機体を止めて絡み付いた茎葉部の破片を取り除く必要が無く作業能率が向上すると共に、泥の塊が人参の根部を傷つけることが防止され、人参の商品価値が向上する。
さらに、スクレーパ55,55は長穴に沿って取り付け位置を変更することができるので、収穫作業を行う圃場の人参の茎葉部の径の平均に合わせて最適な位置にスクレーパ55,55を設定し、確実に茎葉部の破片や泥等の夾雑物を位置揃えガイド体52,52から除去することにより、上記の効果がさらに向上する。
そして、茎葉切断装置61で人参から切断された排葉(切断された茎葉部)を圃場に排出する排葉シュータ71が、既掘り側(人参を収穫し終えた側)に茎葉を排出するように下方傾斜姿勢に設けられていることによって、排出された茎葉が未掘り側(人参を収穫していない側)の人参の上に落下し、排葉が左右挟持搬送ベルト19,19や左右従動プーリ17,17等に絡み付いて収穫部Cを停止させて収穫作業を妨げることが防止できるので、作業能率が向上すると共に、人参の上に落下した排葉が収穫する人参の視認性を妨げることを防止できる。
次に、残葉処理部Eについて説明する。
図5、図11で示すように、前記茎葉切断装置61の下方に前後残葉処理フレーム72,72を設け、該残葉処理フレーム72,72の機体左右一側の前後間に第1残葉処理ローラ73aを回転自在に取り付ける。また、前記残葉処理フレーム72,72の機体左右他側の前後間で且つ第1残葉処理ローラ73aよりも下方位置に第2残葉処理ローラ73bを回転自在に取り付ける。そして、該第1残葉処理ローラ73aと第2残葉処理ローラ73bとにゴムやウレタン等の弾性体で構成する残葉処理ベルト74を無端状に巻回する。さらに、該残葉処理ベルト74の上部に人参の根部に残った残葉を残葉処理ベルト74と共に挟み込んで回転して切除する残葉処理ローラ75を取り付けて、茎葉切断部Dから引き継いだ人参の残葉を処理しながら機体外側方向から左右内側方向に搬送する残葉処理コンベア76を構成することにより、残葉処理部Eが構成される。
なお、該残葉処理コンベア76は、機体左右一側から左右他側に向けて2〜5度程度傾斜している。
これにより、落下した人参は残葉処理ベルト74の駆動と傾斜による移動により移動するので、残葉処理コンベア76上で人参の移動が停止することがなく、手作業で停止した人参を動かす必要がなく、作業能率が向上する。また、残葉処理コンベア76が若干(約2〜5度)傾斜していることにより、機体が圃場の状態等により機体左右一側方向に傾斜しても残葉処理コンベア76は地面に対して略水平状態となるに留まるので、人参が残葉処理コンベア76上に停滞したり、残葉処理コンベア76の搬送方向とは逆方向に移動することがなく、こうした人参を手作業で搬送経路に戻す必要がなく、作業能率が向上する。
上記構成により、残葉処理コンベア76を構成する残葉処理ローラ75が、茎葉切断装置61で切り残された人参の残葉を千切り取るため、収穫作業後に人手で残葉を切除する作業を省略することができ、作業能率が向上する。
また、残葉処理コンベア76を構成する残葉処理ベルト74をゴムやウレタン等の弾性体で構成したことによって、茎葉切断装置61で茎葉部を切除されて人参が落下しても残葉処理ベルト74が落下の衝撃を軽減するので、落下の衝撃で人参が傷付くことが防止され、人参の品質が向上する。
次に、選別搬送部Fについて説明する。
図6〜図10で示すように、前記残葉処理コンベア76よりも機体前側で且つ下方位置に前後の第1搬送フレーム77,77を前後方向に所定間隔を開けて配置し、該第1搬送フレーム77,77の機体内側端部(機体左右他側端部)で且つ外側に前後の第2搬送フレーム78,78を前後方向に所定間隔を空けて且つ搬送終端部側が上下回動自在に配置する。そして、該第1搬送フレーム77,77の機体左右一側端部に前後の駆動スプロケット79,79を夫々回転自在に取り付け、第1搬送フレーム77,77の機体左右他側端部に前後の中継スプロケット80,80を夫々回転自在に且つ駆動スプロケット79,79よりも下方位置に取り付けると共に、第2搬送フレーム78,78の機体左右他側端部に前後の従動スプロケット81,81を夫々回転自在に取り付ける。
また、該駆動スプロケット79,79と中継スプロケット80,80と従動スプロケット81,81とに前後の伝動チェーン82,82を夫々無端状に巻回し、前記中継スプロケット80,80の上部に伝動チェーン82,82を張圧する前後のテンションスプロケット(図示省略)を前記第1搬送フレーム77,77で且つ伝動チェーン82,82に接触する位置に回転自在に取り付ける。
さらに、該伝動チェーン82,82に人参を載せて搬送するプラスチック等合成樹脂またはゴムで構成する複数の搬送バー84…を回転自在に取り付ける。
そして、前記第2搬送フレーム78,78の左右間に支持プレート86を取り付け、該支持プレート86と機体フレーム1との間に選別搬送コンベア87の搬送終端部側を上下動させる昇降シリンダ88を伸縮自在に取り付けて、機体左右一側から左右他側に亘って人参を搬送する選別搬送コンベア87を構成する。さらに、該選別搬送コンベア87の搬送終端部の下部に、選別搬送コンベア87の搬送終端部から排出される人参を滑らせて移動させる、ゴム板や塩ビ板等の軟質部材で構成する排出シュータ89を端部が下方に垂れ下がる姿勢で取り付ける。
なお、昇降シリンダ88は電動式でも油圧式でも空圧式でもよく、手動で伸縮操作するものでもよい。
そして、前記機体フレーム1の機体左右他側の後部で且つ選別搬送コンベア87よりも機体後側に、前記選別搬送コンベア87で搬送中の人参の選別作業や選別搬送コンベア87の操作を行なう補助作業者が搭乗する搭乗ステップ90を配置し、該搭乗ステップ90上で且つ選別搬送コンベア88の中継スプロケット80,80を配置した近傍位置に補助作業座席91を取り付ける。
さらに、前記昇降シリンダ88を伸縮操作して選別搬送コンベア87の搬送終端部側を上下動させる上昇踏みペダル92aと下降踏みペダル92bとを選別搬送コンベア87の搬送経路の下方に配置する。
そして、該搭乗ステップ90上で且つ補助作業座席91に着座した補助作業者が足で踏んで操作できる位置に配置することによって、選別搬送部Fが構成される。
上記構成によれば、駆動スプロケット79,79よりも中継スプロケット80,80を下方に配置したことにより、選別搬送コンベア87のうち駆動スプロケット79,79から中継スプロケット80,80を配置した区間は、機体内側方向(機体左右他側方向)に約2〜5度傾斜して、残葉処理コンベア76と略平行姿勢とすることにより、人参が残葉処理コンベア76の何処から落下しても残葉処理コンベア76と選別搬送コンベア87の搬送始端部との落差が略同じなので、落下の衝撃で人参が傷付くことが防止でき、商品価値が向上する。
また、昇降シリンダ88を操作する上昇踏みペダル92aと下降踏みペダル92bを補助作業座席91に着座した補助作業者の足が届く位置に設けたことにより、補助作業者は補助作業座席91に着座したまま選別搬送コンベア87の搬送終端部側を上下動させることができ、作業能率が向上するとともに作業者の労力が軽減される。
さらに、上昇踏みペダル92aと下降踏みペダル92bを設けたことにより、補助作業者は選別搬送コンベア87の上下動を足だけで操作することができ、手を搬送中の人参の選別作業に集中させられるので選別精度が向上すると共に、手を選別搬送コンベア87の構成部材で挟んだり切ったりすることが防止でき、作業の安全性が向上する。
1 根菜類収穫機
2 引抜搬送装置
3 引継搬送装置
4 作物回収部
5 操縦部
6 補助作業部
8 第一サンバイザ
8b 装着部
9 第二サンバイザ
11 回収容器排出装置
12 支持フレーム
12a 補助フレーム
13 移動部材
13e 移動アクチュエータ
14 回転支柱
14c 回動アクチュエータ
15c 傾斜アクチュエータ
15d 伸縮アクチュエータ
15 回動アーム
16 吊下ハンガ

Claims (6)

  1. 作物を引抜搬送する引抜搬送装置(2)および作物を回収容器に回収する作物回収部(4)を機体の両側部に分けて配置し、両者間を引き継ぐ引継搬送装置(3)を間に配置して圃場走行可能に構成した根菜類収穫機において、
    前記回収容器を作物回収部(4)に支持するとともに、圃場に排出移動する回収容器排出装置(11)を設け、この回収容器排出装置(11)を位置変更可能に支持する支持フレーム(12)を作物回収部(4)より内側位置に設け、さらに、
    前記回収容器排出装置(11)は、前記支持フレーム(12)に沿って移動可能に取付けた移動部材(13)に縦軸周りに回動可能に回転支柱(14)をスラスト支持し、この回転支柱(14)から傾斜調節可能に基部を軸支した回動アーム(15)を伸縮調節可能に張出し、この回動アーム(15)の先端部に前記回収容器を着脱可能に支持する吊下ハンガ(16)を設けたことを特徴とする根菜類収穫機。
  2. 前記移動部材(13)の移動アクチュエータ(13e)と、前記回転支柱(14)の回動アクチュエータ(14c)と、前記回動アーム(15)の傾斜アクチュエータ(15c)および伸縮アクチュエータ(15d)と、それぞれのアクチュエータを操作する移動操作部材、回動操作部材、傾斜操作部材、伸縮操作部材を設けたことを特徴とする請求項に記載の根菜類収穫機。
  3. 前記引継搬送装置(3)の前側に各機器の操縦部(5)を設け、前記引継搬送装置(3)と前記操縦部(5)の前後間に、左右方向の補助フレーム(12a)を設け、この補助フレーム(12a)を前記支持フレーム(12)に連結したことを特徴とする請求項1または2に記載の根菜類収穫機。
  4. 前記引継搬送装置(3)の後方に補助作業者が搭乗する補助作業部(6)を設け、前記支持フレーム(12)の後部に、前記引継搬送装置(3)と前記補助作業部(6)の上方を覆う第一サンバイザ(8)を設けることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の根菜類収穫機。
  5. 前記第一サンバイザ(8)の後部に、予備の回収容器の装着部(8b)を下降可能に設けるとともに、この装着部(8b)を下降させる引下ろし部材を設けることを特徴とする請求項に記載の根菜類収穫機。
  6. 前記支持フレーム(12)の前側に、前記操縦部(5)の上方を覆う第二サンバイザ(9)を設け、この第二サンバイザ(9)を上下移動によって使用位置と収納位置に切替え可能に構成したことを特徴とする請求項に記載の根菜類収穫機。
JP2015256915A 2015-12-28 2015-12-28 根菜類収穫機 Active JP6704137B2 (ja)

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