JP6703745B2 - シール構造及び投影装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シール構造及び投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、さらにメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する画像投影装置としてのデータプロジェクタが多用されている。このプロジェクタは、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子、又は、液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させるものである。
そして、この投影装置であるプロジェクタは、パーソナルコンピュータやDVDプレーヤーなどの映像機器の普及に伴って、業務用プレゼンテーションから家庭用に至るまで、用途が拡大している。このようなプロジェクタにおいて、従来は高輝度の放電ランプを光源とするものが主流であったが、近年、光源として複数のレーザダイオード等の半導体発光素子を用いる投影装置が種々開発されている。
例えば、特許文献1には、赤色、緑色、青色の各色波長帯域光を出射するレーザダイオードを光源とするヘッドアップディスプレイ装置のプロジェクタが開示されている。各色レーザダイオードや光学モジュールは、ケースに納められる。このケースの下面の開口部には、円柱形状の熱伝導部材が複数取り付けられる。熱伝導部材の外周には、防塵のため、環状に溝が形成されて、Oリングであるシール部材が嵌め込まれる。各熱伝導部材の内端面は、それぞれレーザダイオードを保持するLDホルダに接触して熱的に接続される。各熱伝導部材は、それぞれ外端面にペルチェ素子が設けられて熱的に接続される。このペルチェ素子は、多数のフィンを備える放熱板と接続される。
特開2014−194501号公報
ケース内に設けられる冷却対象部材であるLDホルダや光学モジュール等の部材は、通常、所定の範囲で、ケースに対する取付寸法について組み立て誤差が許容される。そして、ケースに取り付けられる取付部材である熱伝導部材は、効果的に熱伝達がされるように、熱伝導部材の内端面がLDホルダの接触面に面当たりするようにケースに取り付けられる。このとき、LDホルダが許容される組み立て誤差の範囲でケースに対して斜めに取り付けられていると、熱伝導部材は、ケースの開口部に対して斜めに取り付けられる。すると、熱伝導部材のOリングがケースの開口部に十分に押圧されなかったり、熱伝導部材を開口部に取り付ける際にOリングが捩じれたりして、開口部を適切にシール出来ないことがある。
本発明の目的は、取付部材が取り付けられるケースの開口部のシール性を向上するシール構造と、このシール構造を備える投影装置を提供する。
本発明のシール構造は、内周に取付面が形成される開口部を備えるケースと、端縁面が内外周面とされる環状平板部と、該環状平板部の一方の平板面から立設する環状リブ部を備える弾性材料からなるシール部材と、外周に環状の取付面を備える取付部材と、固定部材と、押え部材と、を有し、前記シール部材の前記環状リブ部の外周面は、前記開口部の前記取付面と当接し、前記シール部材の前記環状リブ部の内周面は、前記取付部材の前記取付面と当接し、前記固定部材は、前記シール部材の他方の平板面と当接すると共に前記取付部材に固定され、前記押え部材は、前記シール部材の他方の平板面に当接すると共に前記ケースに固定される。
本発明の投影装置は、上述のシール構造を備え、前記ケースは、光源装置と、前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、を備え、前記冷却部材は前記光源装置に当接するよう配置される。
本発明によれば、取付部材が取り付けられるケースの開口部のシール性を向上するシール構造と、このシール構造を備える投影装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係るケースと冷却装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るケースと冷却装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るシール部材を示す図であり、(a)はシール部材の背面図であり、(b)は(a)のVIb−VIb断面図である。 本発明の実施形態に係るケース及び冷却装置の図3におけるVII−VII断面図である。 本発明の実施形態に係るケース及び冷却装置の図3のVIII−VIII断面における冷却部材周辺の一部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るケース及び冷却装置の図3におけるIX−IX断面における冷却部材周辺の一部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るケース及び冷却装置の図7におけるX−X断面の冷却部材周辺の一部拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、以下の説明において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10の外装体11は、略直方体形状とされている。投影装置10の正面左側位置には、凹部が形成され、この凹部に投影口19が配置されている。投影口19が配置される凹部は、前方に向かうに従って拡開するよう平面視台形形状に形成されている。そして、この凹部の後側の壁面に投影口19が設けられている。この投影口19からスクリーン方向に画像が投影される。さらに、図示しないが、投影装置10は、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。また、外装体11の背面には、図示しないが、画像信号入力用の端子コードや電源コードが設けられる。
また、外装体11の上面にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。そして、外装体11の内部には、後述の光源装置60や光源側光学系170、投影側光学系220、表示素子51等が収められる略矩形箱状のケース16及び冷却装置300が収められている。ケース16は、上蓋16aと下ケース16b(図4参照)とで形成され、内部が密閉されるよう形成される。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換されたあと、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものである。表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜フレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。表示駆動部26は、光源装置60から出射された光線束を後述の光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像を形成させ、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体とされるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
そして、外装体11の上面に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出される。リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、励起光源や赤色光源装置から所定のタイミングで個別の発光制御を行い、赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の外装体11の上面及びケース16の上蓋16a(図4参照)を省略して内部の構造を示した平面模式図である。投影装置10は、ケース16の左側に制御回路基板241を備えている。そして、ケース16の右側には、光源装置60が配置されている。ケース16の略中央には、光源側光学系170や投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、青色波長帯域光の光源であって励起光源である励起光照射装置70と、赤色波長帯域光の光源である赤色光源装置120と、緑色波長帯域光の光源である緑色光源装置80と、を備える。緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光板装置100により構成される。また、光源装置60には、青色波長帯域光、緑色波長帯域光、赤色波長帯域光を導光する導光光学系140が配置されている。導光光学系140は、各色光源装置70,80,120から出射される各色波長帯域光を、ライトトンネル175の入射口に集光する。
励起光照射装置70は、ケース16の右側壁の近傍に配置される。また、励起光照射装置70は、青色レーザダイオード71から成る光源群、反射ミラー群75、集光レンズ78等を備える。光源群は、光が右方から左方に向けて、投影方向に対して直交して出射されるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71から成る。複数の青色レーザダイオード71は、ブロック状に形成されるホルダ74で一体的に保持される。反射ミラー群75は、各青色レーザダイオード71からの出射光の光軸を正面方向に90度変換する。集光レンズ78は、反射ミラー群75で反射した各青色レーザダイオード71からの出射光を集光する。
光源群は、複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71が3行8列の合計24個がマトリクス状に配列されて成る。また、各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換するコリメータレンズ73が夫々配置されている。また、反射ミラー群75は、複数の反射ミラーが階段状に配列されてミラー基板76と一体化されて位置調整を行って形成され、青色レーザダイオード71から出射される光線束の断面積を一方向に縮小して集光レンズ78に出射する。
赤色光源装置120は、青色レーザダイオード71と光軸が平行となるように配置された赤色光源121と、赤色光源121からの出射光を集光する集光レンズ群125と、が備えられる。この赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。そして、赤色光源装置120は、赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸が、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光の光軸及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光の光軸と交差するように配置されている。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射される励起光の光路上であって、ケース16の右側の正面側壁近傍に配置される。蛍光板装置100は、励起光照射装置70からの出射光の光軸と直交するように配置された蛍光ホイールである蛍光板101と、この蛍光板101を回転駆動するモータ110と、励起光照射装置70から出射される励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに蛍光板101から後方向に出射される光線束を集光する集光レンズ群111と、蛍光板101の拡散透過領域を透過して前方向に出射される光線束を集光する集光レンズ115と、を備える。
蛍光板101は、励起光照射装置70から集光レンズ群111を介した出射光を励起光として受けて緑色波長帯域光の蛍光を出射する蛍光発光領域と、励起光照射装置70からの出射光である励起光を透過又は拡散透過する拡散透過領域と、が周方向に連続して並設されている。
蛍光板101の基材は銅やアルミニウム等から成る金属基材であって、この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝を形成し、この溝の底部が銀蒸着等によってミラー加工されており、このミラー加工された表面に緑色蛍光体の層が敷設されている。さらに、励起光を透過又は拡散透過する拡散透過領域のうち、透過する領域とされる場合には、基材の切抜き透孔部に透光性を有する透明基材が嵌入される。拡散透過する領域とされる場合には、表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成した透明基材が嵌入される。
蛍光板101の蛍光体層は、励起光照射装置70からの青色波長帯域光が励起光として蛍光板101の緑色蛍光体層に照射されると、緑色蛍光体層における緑色蛍光体が励起され、緑色蛍光体から全方位に緑色波長帯域光を出射する。蛍光発光された光線束は、後方側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。一方、蛍光板101の拡散透過領域に入射された励起光照射装置70からの青色波長帯域光は、蛍光板101を透過又は拡散透過され、蛍光板101の背面側に配置された集光レンズ115に入射する。
そして、導光光学系140は、赤色、緑色、青色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸とさせる反射ミラー、ダイクロイックミラー等からなる。具体的には、導光光学系140には、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光及び蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に、青色及び赤色波長帯域光を共に透過し、緑色波長帯域光を反射してこの緑色波長帯域光の光軸を左方向に90度変換する第一ダイクロイックミラー141が配置されている。
また、蛍光板101を透過又は拡散透過した青色波長帯域光の光軸上、つまり、集光レンズ115の前方側には、青色波長帯域光を反射してこの青色光の光軸を左方向に90度変換する第一反射ミラー143が配置されている。第一反射ミラー143の左側には、集光レンズ146が配置され、さらにこの集光レンズ146の左側パネル15側には、第二反射ミラー145が配置されている。第二反射ミラー145は、第一反射ミラー143により反射され、集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を後側に90度変換する。第二反射ミラー145の後側には、集光レンズ147が配置されている。
また、第一ダイクロイックミラー141の左側には、集光レンズ149が配置されている。さらに、集光レンズ149の左側であって、集光レンズ147の後側には、第二ダイクロイックミラー148が配置されている。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射して後方に90度光軸を変換し、青色波長帯域光を透過させる。
第一ダイクロイックミラー141を透過した赤色波長帯域光の光軸と、この赤色波長帯域光の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー141により反射された緑色波長帯域光の光軸は、集光レンズ149に入射する。そして、集光レンズ149を透過した赤色及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。一方、集光レンズ147を透過した青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173を介してライトトンネル175の入射口に集光される。
光源側光学系170は、集光レンズ173,ライトトンネル175,集光レンズ178,光軸変換ミラー181,集光レンズ183,照射ミラー185,コンデンサレンズ195により構成されている。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の後側に配置される表示素子51から出射された画像光を投影側光学系220に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
ライトトンネル175の近傍には、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する集光レンズ173が配置されている。よって、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光及び青色波長帯域光は、集光レンズ173により集光され、ライトトンネル175に入射される。ライトトンネル175に入射された光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布の光線束とされる。
ライトトンネル175の後側の光軸上には、集光レンズ178を介して、光軸変換ミラー181が配置されている。ライトトンネル175の出射口から出射した光線束は、集光レンズ178で集光された後、光軸変換ミラー181により、左方向に光軸を変換される。
光軸変換ミラー181で反射した光線束は、集光レンズ183により集光された後、照射ミラー185により、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195,可動レンズ群235,固定レンズ群225により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。そして、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、可動レンズ群235を備える固定鏡筒は、可変焦点型レンズとされ、ズーム調節やフォーカス調節が可能に形成される。
そして、投影装置10の外装体11の内部であって、ケース16の右側には、冷却装置300が配置されている。冷却装置300には、図3及び図4にも示すように、複数のヒートシンク310(第1ヒートシンク311、第2ヒートシンク312、第3ヒートシンク313)やヒートシンクパイプ320(第1ヒートシンクパイプ321、第2ヒートシンクパイプ322、第3ヒートシンクパイプ323)、取付部材である冷却部材330(第1冷却部材331、第2冷却部材332)及びケース16内に配置される冷却プレート333(図3参照)が設けられている。第1冷却部材331、第2冷却部材332及び冷却プレート333は、それぞれアルミ等の熱伝導性の高い材料で形成されている。
第1冷却部材331は、図3に示すケース16内の励起光照射装置70の複数の青色レーザダイオード71を保持するホルダ74の背面と接続されている。そして、この第1冷却部材331と第1ヒートシンク311は、第1ヒートシンクパイプ321により接続されている。従って、励起光照射装置70の複数の青色レーザダイオード71からの発熱は、ホルダ74から第1冷却部材331、第1ヒートシンクパイプ321を介して、第1ヒートシンク311により放熱される。
また、同様に、第2冷却部材332は、赤色光源121の背面のプレートと接続される。そして、第2冷却部材332と第2ヒートシンク312は、第2ヒートシンクパイプ322により接続されている。また、表示素子51の背面に接続される冷却プレート333は、第3ヒートシンクパイプ323により第3ヒートシンク313と接続されている。従って、赤色光源装置120の赤色光源121及び表示素子51からの発熱は、それぞれ第2ヒートシンクパイプ322、第3ヒートシンクパイプ323を介して、第2ヒートシンク312、第3ヒートシンク313により放熱される。
なお、ケース16は、アルミダイキャスト等の熱伝導性の高い材料で形成されている。そして、ケース16の上面と下面には、複数の放熱フィンが形成されている。従って、蛍光板装置100は、ケース16と熱的に接続してケース16内に配置されることで、蛍光板装置100からの発熱は十分に放熱される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、赤色、緑色及び青色の各波長帯域光が導光光学系140を介して集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射され、さらに光源側光学系170を介して表示素子51に入射されるため、投影装置10の表示素子51であるDMDがデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、冷却装置300の冷却部材330がケース16に取り付けられている構造を詳細に説明する。図5の分解斜視図に示すように、ケース16の右側壁には、開口部160として、第1開口部161及び第2開口部162が形成される。第1開口部161と第2開口部162は、梁状の仕切り部160aを隔てて仕切られている。第1開口部161は、前後方向に長い略矩形の孔とされている。第2開口部162は、略正方形とされている。そして、第1開口部161には、第1冷却部材331が取り付けられる。第2開口部162には、第2冷却部材332が取り付けられる。第1冷却部材331及び第2冷却部材332は、それぞれ第1ヒートシンクパイプ321、第2ヒートシンクパイプ322が固定されている。
冷却部材330(第1冷却部材331、第2冷却部材332)は、シール部材340を介して開口部160(第1開口部161、第2開口部162)に取り付けられる。また、環状の平板の枠状に形成される固定部材350(第1固定部材351、第2固定部材352)は冷却部材330(第1冷却部材331、第2冷却部材332)に複数のねじ353で固定される。また、平板枠状の押え部材360は、ケース16の開口部160の外周にねじ363で固定される。押え部材360は、第1開口部161に合わせて取り付けられる環状の枠状の第1押え部361と、第2開口部162に合わせて取り付けられる環状の枠状の第2押え部362が一体とされている。
また、第1ヒートシンクパイプ321の端部は、直線状に形成されて、第1ヒートシンク311の取付孔311aに挿入される。同様に、第2ヒートシンクパイプ322及び第3ヒートシンクパイプ323の端部は、それぞれ第2ヒートシンク312、第3ヒートシンク313の取付孔312a,313aに挿入される。
一方、第1開口部161の後方には、シール孔部163が形成されている。シール孔部163は、矩形の孔に略板状の板状シール部材163aが押え枠板163bによりケース16に固定されて形成される。板状シール部材163aは、ゴム等の弾性材料により形成されている。第3ヒートシンクパイプ323は、このシール孔部163の板状シール部材163aを貫通して、ケース16内に挿入される。従って、第3ヒートシンクパイプ323のシール孔部163における外周は、板状シール部材163aによりシールされている。
ここで、図6(a),(b)に基づいて、シール部材340について説明する。図6(a)は、図5のシール部材340を背面側から見た図であり、図6(b)は図6(a)のVIb−VIb断面図である。シール部材340は、シリコンゴム等の弾性材料により形成されている。そして、シール部材340は、第1開口部161に取り付けられる長矩形の枠状の第1シール部341と、第2開口部162に取り付けられる略正方形の枠状の第2シール部342が、接合部340aにおいて一体とされている。
第1シール部341及び第2シール部342は、それぞれ環状平板部343として、第1環状平板部343a、第2環状平板部343bが形成されている。環状平板部343(第1環状平板部343a、第2環状平板部343b)は、端縁面がそれぞれ内外周面とされている。具体的には、第1環状平板部343aの端縁面343a1は内周面とされ、端縁面343a2は外周面とされている。同様に、第2環状平板部343bの端縁面343b1は内周面とされ、端縁面343b2は外周面とされている。
そして、環状平板部343(第1環状平板部343a、第2環状平板部343b)の一方の平板面からは、環状リブ部344が平板面に垂直に立設している。具体的には、第1環状平板部343aの一方の平板面343a3からは、第1環状リブ部344aが立設している。同様に、第2環状平板部343bの一方の平板面343b3からは、第2環状リブ部344bが立設している。なお、環状平板部343(第1環状平板部343a、第2環状平板部343b)の他方の平板面(平板面343a4、343b4)は、平坦面とされている。
さらに、環状平板部343の一方の平板面における環状リブ部344の内周面側と外周面側には、それぞれ環状突起345が形成されている。具体的には、第1環状平板部343aの一方の平板面343a3の内周面側には環状突起345a1が形成され、外周面側には環状突起345a2が形成されている。同様に、第2環状平板部343bの一方の平板面343b3の内周面側には環状突起345b1が形成され、外周面側には環状突起345b2が形成されている。そして、第1シール部341と第2シール部342が接合される接合部340aでは、各環状リブ部344a,344bの外周面側の環状突起345a2,345b2が第1シール部341及び第2シール部342で共通とされている。
また、図5及び図7に示すように、第1冷却部材331及び第2冷却部材332は、第1ヒートシンクパイプ321及び第2ヒートシンクパイプ322がそれぞれ溶接等で固定される凹部が形成されている。図3に示すように、第1冷却部材331の内側面は励起光照射装置70のホルダ74と当接している。同様に、第2冷却部材332の内側面は赤色光源装置120の赤色光源121の背面側のプレートと当接している。
そして、図5及び図8〜図10に示すように、第1冷却部材331及び第2冷却部材332の外周端縁面は、それぞれ環状の取付面331a,332aとされている。さらに、第1冷却部材331及び第2冷却部材332の外周縁近傍の外側面には、それぞれ環状溝部331b,332bが形成されている。環状溝部331b,332bは、取付面331a,332aよりも第1冷却部材331、第2冷却部材332の中心側に形成されている。
一方、ケース16の第1開口部161及び第2開口部162の内周端縁面は、それぞれ環状の取付面161a,162aとされている。さらに、第1開口部161及び第2開口部162の内周縁近傍の外側面には、それぞれ環状溝部161b,162bが形成されている。取付面161a,162aは、環状溝部161b,162bよりも第1開口部161、第2開口部162の中心側に形成されている。なお、第1開口部161と第2開口部162を仕切る梁状の仕切り部160aにおいては、第1開口部161の環状溝部161bと、第2開口部162の環状溝部162bが共通とされている。
開口部160に冷却部材330が取り付けられる状態におけるシール構造301は、図8〜図10に示される。図8に示すように、シール部材340の第1シール部341における第1環状リブ部344aの外周面は、第1開口部161の取付面161aと面当たりするように当接する。第1環状リブ部344aの内周面は、第1冷却部材331の取付面331aと面当たりするように当接する。
そして、第1環状リブ部344aの内周面側の環状突起345a1は、第1冷却部材331の環状溝部331bに嵌め込まれる。同様に、第1環状リブ部344aの外周面側の環状突起345a2は、第1開口部161の環状溝部161bに嵌め込まれる。
一方、第1固定部材351は、平面部をシール部材340の第1シール部341における他方の平板面343a4に当接し、複数のねじ353により第1冷却部材331に固定される。そして、押え部材360の第1押え部361は、平面部をシール部材340の第1シール部341における他方の平板面343a4に当接する。そして、押え部材360は、複数のねじ363によりケース16に固定される。
同様に、図9に示すように、シール部材340の第2シール部342における第2環状リブ部344bの外周面は、第2開口部162の取付面162aと面当たりするように当接する。第2環状リブ部344bの内周面は、第2冷却部材332の取付面332aと面当たりするように当接する。
そして、第2環状リブ部344bの内周面側の環状突起345b1は、第2冷却部材332の環状溝部332bに嵌め込まれる。同様に、第2環状リブ部344bの外周面側の環状突起345b2は、第2開口部162の環状溝部162bに嵌め込まれる。
一方、第2固定部材352は、平面部をシール部材340の第2シール部342における他方の平板面343b4に当接し、複数のねじ353により第2冷却部材332に固定される。そして、押え部材360の第2押え部362は、平面部をシール部材340の第2シール部342における他方の平板面343b4に当接する。そして、押え部材360は、複数のねじ363によりケース16に固定される。
なお、図10に示すように、第1開口部161の環状溝部161bと第2開口部162の環状溝部162bが共通とされる仕切り部160aにおける環状溝部161b,162bには、シール部材340の接合部340aにて共通とされる環状突起345a2,345b2が嵌め込まれている。また、押え部材360は、固定部材350の外周に配置される。
冷却部材330は、冷却対象物に対して面当たりするように押し付けられる寸法で開口部160に取り付けられるよう設定されている。具体的には、第1冷却部材331は、励起光照射装置70のホルダ74に当接し、第2冷却部材332は赤色光源装置120の赤色光源121に当接される。ここで、励起光照射装置70や赤色光源装置120は、許容される組立誤差の範囲内でケース16の内部に配置される。すると、励起光照射装置70や赤色光源装置120が傾斜等してケース16に組み付けられることがある。しかしながら、冷却部材330は、弾性材料からなるシール部材340を介して開口部160に取り付けられているので、傾斜等して配置された冷却対象に対して面当たりさせても、冷却部材330の外周と開口部160の内周のシール部材340の捩れ等が低減されて、シール性が低下することもない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は本実施形態に限定されることはなく、種々の変更を加えて実施することができる。例えば、本実施形態におけるシール構造301は、光源装置60や投影側光学系220等が配置されたケース16を備える投影装置10に用いたが、他の装置や機器についてもシール構造301を用いることができる。
また、本実施形態では、取付部材として冷却装置300の冷却部材330としたが、これに限られることはなく、ケースの開口部に取り付けられる取付部材に対してシール構造301を適用することもできる。また、固定部材350や押え部材360は、枠状の平板形状として形成したが、これに限られず、例えば、シール部材340の他方の平板面343a4,343b4の一部と当接する部材としても良い。
以上の通り、本実施形態のシール構造301は、シール部材340の環状リブ部344の外周面は開口部160の取付面161a,162aと当接し、内周面は冷却部材330の取付面331a,332aと当接する。そして、固定部材350は、シール部材340の他方の平板面340a4,340b4と当接すると共に冷却部材330に固定される。同様に、押え部材360は、シール部材340の他方の平板面340a4,340b4と当接すると共にケース16に固定される。
これにより、開口部160と冷却部材330との間はシール部材340の環状リブ部344でシールされる。そして、シール部材340の環状平板部343は、固定部材350と冷却部材330及び押え部材360とケース16により挟持される。従って、冷却部材330は、シール部材340により開口部160に支持されることとなる。従って、冷却部材330が冷却対象である励起光照射装置70や赤色光源装置120の配置姿勢に倣って傾斜等しても、シール部材340の捩れ等がなく、シール性が低下してしまうことがない。
また、シール部材340には、環状平板部343から突出する環状突起345が形成される。そして、冷却部材330には、環状リブ部344の内周面側の環状突起345a1,345b1が嵌め込まれる環状溝部331b,332bが形成される。ケース16の開口部160の外周近傍には、環状リブ部344の外周面側の環状突起345a2,345b2が嵌め込まれる環状溝部161b,162bが形成される。これにより、シール部材340がさらに確実に固定されることとなるので、シール部材340のズレ等が防止される。
また、開口部160は、第1開口部161と第2開口部162が隣接して形成される。そして、シール部材340は、第1開口部161に取り付けられる第1シール部341と、第2開口部162に取り付けられる第2シール部342が一体的に形成される。そして、第1シール部341と第2シール部142の接合部340aにおける環状突起345a2,345b2は、共通とされている。これにより、開口部160やシール部材340をコンパクトに形成することができるので、投影装置10もコンパクトに形成することができる。
また、固定部材250及び押え部材260は、それぞれ枠状の環状に形成される。従って、シール部材340の環状平板部343への当接を全週に亘って行うことができる。
また、冷却部材330は、ヒートシンクパイプ320を介してヒートシンク310と接続される。これにより、冷却装置300をケース16の外部に備える機器にシール構造301を提供することができる。
また、ケース16は、光源装置60と、表示素子51と、投影側光学系220と、投影装置制御部を備え、冷却部材330は光源装置60(励起光照射装置70、赤色光源装置120)に当接するよう配置される。従って、特に発熱量の大きい光源装置60をケース16に配置しつつ、より効果的に冷却することができる。特に、半導体発光素子である青色レーザダイオード71を備える励起光照射装置70や、赤色発光ダイオードを備える赤色光源装置120について、粉塵等の付着を防止できるケース16内に配置しつつ、これらの光源を適切に冷却することができる。
なお、本実施形態において、シール部材340の環状平板部343の一方の平板面から環状リブ部344を立設するとしたが、更に他方の平板面から環状リブ部が立設されていても良い。
また、シール部材340は、環状平板部343の一方の平板面における環状リブ部344の内周面側と外周面側のそれぞれに環状突起345を有しているが、更に環状リブ部344の内周面側と外周面側における環状平板部343の他方の平板面のそれぞれに環状突起を有していても良い。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]内周に取付面が形成される開口部を備えるケースと、
端縁面が内外周面とされる環状平板部と、該環状平板部の一方の平板面から立設する環状リブ部を備える弾性材料からなるシール部材と、
外周に環状の取付面を備える取付部材と、
固定部材と、
押え部材と、
を有し、
前記シール部材の前記環状リブ部の外周面は、前記開口部の前記取付面と当接し、
前記シール部材の前記環状リブ部の内周面は、前記取付部材の前記取付面と当接し、
前記固定部材は、前記シール部材の他方の平板面と当接すると共に前記取付部材に固定され、
前記押え部材は、前記シール部材の他方の平板面に当接すると共に前記ケースに固定されることを特徴とするシール構造。
[2]前記シール部材の前記環状平板部は、該環状平板部の一方の平板面における前記環状リブ部の内周面側と外周面側のそれぞれに形成される環状突起を有し、
前記取付部材は、前記環状リブ部の内周面側の前記環状突起が嵌め込まれる前記取付部材側の環状溝部を有し、
前記ケースは、前記環状リブ部の外周面側の前記環状突起が嵌め込まれる前記ケース側の環状溝を有することを特徴とする前記[1]に記載のシール構造。
[3]前記開口部は、第1開口部と第2開口部として2箇所に形成され、
前記シール部材は、前記第1開口部に取り付けられる第1シール部と前記第2開口部に取り付けられる第2シール部が接合部において接合されて一体的に形成されるとともに、前記第1シール部及び前記第2シール部のそれぞれに前記環状平板部、前記環状リブ部及び前記環状突起が形成されて、前記接合部における前記各環状リブ部の外周面側の前記環状突起は前記第1シール部と前記第2シール部で共通とされることを特徴とする前記[2]に記載のシール構造。
[4]前記固定部材及び前記押え部材は、それぞれ環状に形成されることを特徴とする前記[1]乃至前記[3]の何れかに記載のシール構造。
[5]前記取付部材は、ヒートシンクパイプを介してヒートシンクと接続される冷却部材であることを特徴とする前記[1]乃至前記[4]の何れかに記載のシール構造。
[6]前記[5]に記載のシール構造を備え、
前記ケースは、
光源装置と、
前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
を備え、
前記冷却部材は前記光源装置に当接するよう配置されることを特徴とする投影装置。
[7]前記光源装置は、半導体発光素子を備えることを特徴とする前記[6]に記載の投影装置。
10 投影装置 11 外装体
15 左側パネル 16 ケース
16a 上蓋 16b 下ケース
19 投影口 21 入出力コネクタ部
22 入出力インターフェース 23 画像変換部
24 表示エンコーダ 25 ビデオRAM
26 表示駆動部 31 画像圧縮/伸長部
32 メモリカード 35 Ir受信部
36 Ir処理部 37 キー/インジケータ部
38 制御部 41 光源制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
60 光源装置 70 色光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 74 ホルダ
75 反射ミラー群 76 ミラー基板
78 集光レンズ 80 緑色光源装置
80 色光源装置 100 蛍光板装置
101 蛍光板 110 モータ
111 集光レンズ群 115 集光レンズ
120 色光源装置 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
140 導光光学系 141 第一ダイクロイックミラー
142 第2シール部 143 第一反射ミラー
145 第二反射ミラー 146 集光レンズ
147 集光レンズ 148 第二ダイクロイックミラー
149 集光レンズ 160 開口部
160a 仕切り部 161 第1開口部
161a 取付面 161b 環状溝部
162 第2開口部 162a 取付面
162b 環状溝部 163 シール孔部
163a 板状シール部材 163b 押え枠板
170 光源側光学系 173 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
181 光軸変換ミラー 183 集光レンズ
185 照射ミラー 195 コンデンサレンズ
220 投影側光学系 225 固定レンズ群
235 可動レンズ群 241 制御回路基板
250 固定部材 260 押え部材
300 冷却装置 301 シール構造
310 ヒートシンク 311 第1ヒートシンク
311a 取付孔 312 第2ヒートシンク
312a 取付孔 313 第3ヒートシンク
313a 取付孔 320 ヒートシンクパイプ
321 第1ヒートシンクパイプ 322 第2ヒートシンクパイプ
323 第3ヒートシンクパイプ 330 冷却部材
331 第1冷却部材 331a 取付面
331b 環状溝部 332 第2冷却部材
332a 取付面 332b 環状溝部
333 冷却プレート 340 シール部材
340a 接合部 340a4 平板面
340b4 平板面 341 第1シール部
342 第2シール部 343 環状平板部
343a 第1環状平板部 343a1 端縁面
343a2 端縁面 343a3 平板面
343a4 平板面 343b 第2環状平板部
343b1 端縁面 343b2 端縁面
343b3 平板面 343b4 平板面
344 環状リブ部 344a 第1環状リブ部
344b 第2環状リブ部
345,345a1,345a2,345b1,345b2 環状突起
350 固定部材 351 第1固定部材
352 第2固定部材 353 ねじ
360 押え部材 361 第1押え部
362 第2押え部 363 ねじ

Claims (7)

  1. 内周に取付面が形成される開口部を備えるケースと、
    端縁面が内外周面とされる環状平板部と、該環状平板部の一方の平板面から立設する環状リブ部を備える弾性材料からなるシール部材と、
    外周に環状の取付面を備える取付部材と、
    固定部材と、
    押え部材と、
    を有し、
    前記シール部材の前記環状リブ部の外周面は、前記開口部の前記取付面と当接し、
    前記シール部材の前記環状リブ部の内周面は、前記取付部材の前記取付面と当接し、
    前記固定部材は、前記シール部材の他方の平板面と当接すると共に前記取付部材に固定され、
    前記押え部材は、前記シール部材の他方の平板面に当接すると共に前記ケースに固定されることを特徴とするシール構造。
  2. 前記シール部材の前記環状平板部は、該環状平板部の一方の平板面における前記環状リブ部の内周面側と外周面側のそれぞれに形成される環状突起を有し、
    前記取付部材は、前記環状リブ部の内周面側の前記環状突起が嵌め込まれる前記取付部材側の環状溝部を有し、
    前記ケースは、前記環状リブ部の外周面側の前記環状突起が嵌め込まれる前記ケース側の環状溝を有することを特徴とする請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記開口部は、第1開口部と第2開口部として2箇所に形成され、
    前記シール部材は、前記第1開口部に取り付けられる第1シール部と前記第2開口部に取り付けられる第2シール部が接合部において接合されて一体的に形成されるとともに、前記第1シール部及び前記第2シール部のそれぞれに前記環状平板部、前記環状リブ部及び前記環状突起が形成されて、前記接合部における前記各環状リブ部の外周面側の前記環状突起は前記第1シール部と前記第2シール部で共通とされることを特徴とする請求項2に記載のシール構造。
  4. 前記固定部材及び前記押え部材は、それぞれ環状に形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のシール構造。
  5. 前記取付部材は、ヒートシンクパイプを介してヒートシンクと接続される冷却部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のシール構造。
  6. 請求項5に記載のシール構造を備え、
    前記ケースは、
    光源装置と、
    前記光源装置からの光源光が照射され、画像光を形成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光をスクリーンに投影する投影側光学系と、
    前記表示素子と、前記光源装置を制御する投影装置制御部と、
    を備え、
    前記冷却部材は前記光源装置に当接するよう配置されることを特徴とする投影装置。
  7. 前記光源装置は、半導体発光素子を備えることを特徴とする請求項6に記載の投影装置。
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