JP6702618B2 - エンジン試験駆動用アダプタ - Google Patents
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Description
図1に示すように、モータリング試験装置100は、電動モータ1と、エンジン試験駆動用アダプタ2(以下、単に「アダプタ」と称する。)とを備える。アダプタ2は、エンジン200のクランクシャフト201に設けられたドライブプレート202に対して着脱可能に構成されている。また、アダプタ2には、電動モータ1の駆動軸に設けられたスプライン部(雄スプライン部)4を連結可能な連結部であるスプライン部(雌スプライン部)3が設けられている。電動モータ1とエンジン200とを連結するには、アダプタ2をドライブプレート202に対して装着し、アダプタ2のスプライン部3に電動モータ1のスプライン部4を挿入して係合する。これにより、電動モータ1がアダプタ2を介してエンジン200に駆動伝達可能に連結され、エンジン200が電動モータ1によって回転可能な状態となる。
図2に示すように、本実施形態に係るアダプタ2は、板状に形成されたアダプタ本体5を備える。アダプタ本体5の中央部には、上記電動モータの駆動軸を連結可能なスプライン部3が設けられている。また、アダプタ本体5の正面側(作業者側)には、アダプタ着脱時に作業者が把持するための一対の取っ手6が設けられている。
図6に示すように、ロック機構13は、支軸11に設けられた孔部12に対して挿入離脱可能に構成されたロック部材14と、ロック部材14を孔部12に対して挿入する方向に付勢するロック付勢部材としてのロックばね17とで構成されている。ロック部材14は、ロックばね17を受ける平板状の受け部15と、受け部15から孔部12の方に向かって突出する突起部16とで構成されている。
図7に示すように、爪戻し機構20は、係合爪7側でアーム部材9を内側に向かって押す押圧ピン21と、押圧ピン21をアーム部材9に向かって付勢する戻しばね22とで構成されている。図7において、右側に示すロック状態から左側に示すロック解除状態となることで、アーム部材9が押圧ピン21によって内側に押されて、係合爪7が離脱可能状態に戻される。
図8に示すように、本体付勢機構23は、ドライブプレートを押圧するための押圧部材24と、押圧部材24を付勢する付勢部材としての押圧ばね25とで構成されている。押圧部材24は、アダプタ本体5に対して背面(ドライブプレート側の面)から突出する方向とこれとは反対方向とに前進後退可能に取り付けられている。アダプタ本体5がドライブプレートに対して装着されていない状態では、押圧部材24は、押圧ばね25によってアダプタ本体5の背面から突出するように付勢され、その状態でアダプタ本体5から脱落しないように抜け止め部材26によって保持されている。
図9は、本実施形態に係るアダプタをエンジンのドライブプレートに装着する前の状態を示す図である。
図9に示すように、エンジン200のドライブプレート202に対してアダプタ2を装着する際、作業者は、アダプタ2を図に示すような姿勢にして左右の取っ手6をそれぞれ別々の手で把持する。そして、アダプタ2をドライブプレート202に対して近づけ、ドライブプレート202の周方向に渡って設けられた複数の係合孔203に対して各トルク受け部27と各係合爪7とを挿入する。なお、このとき、作業者は各係合爪7を各係合孔203に対して挿入できるように予め離脱可能状態に切り換えておく。
図13に示すように、ドライブプレート202に対してアダプタ2が装着された状態では、各トルク受け部27が対応する係合孔203に挿入されると共に、各係合爪7が対応する係合孔203の縁に対して係合された状態となっている。トルク受け部27は、係合孔203の周方向の両端部に挿入されており、これにより、ドライブプレート202に対するアダプタ2の周方向の位置決めがなされている。また、係合爪7は係合孔203の縁に引っ掛かるように係合することで、ドライブプレート202に対するアダプタ2の離脱を防止している。この状態で、アダプタのスプライン部に電動モータのスプライン部を係合することで、電動モータがアダプタを介してエンジンに連結され、電動モータからエンジンへ回転トルクを伝達可能な状態となる。
ドライブプレートからアダプタを離脱させるには、装着されているアダプタをドライブプレートに対して押し付けて係合爪による係合力を緩めてから、ロック解除ボタン19を押す(図6における左側に示す状態)。これにより、操作レバーの回動規制が解除されるので、アーム部材が押圧ピン21によって内側に押されて(図7における左側に示す状態)、係合爪が自動的に離脱可能状態に戻される。このように、係合爪が離脱可能状態に切り換えられることで、アダプタをドライブプレートに対して離脱させることが可能となる。そして、作業者は、アダプタをドライブプレートに対して装着方向とは反対方向に離すことで離脱させることができる。
2 アダプタ
3 スプライン部(連結部)
5 アダプタ本体
7 係合爪
8 操作レバー
23 本体付勢機構
200 エンジン
202 ドライブプレート
203 係合孔
Claims (1)
- エンジンと電動モータとを駆動伝達可能に連結するために、前記エンジンのドライブプレートに対して着脱可能に装着されるエンジン試験駆動用アダプタであって、
前記電動モータの駆動軸を連結可能な連結部が形成されたアダプタ本体と、
前記ドライブプレートに設けられた係合孔に対して係合可能な係合爪と、
前記係合爪を前記係合孔に対して係合可能な係合可能状態と離脱可能な離脱可能状態とに切換操作するための操作レバーと、
前記アダプタ本体を前記ドライブプレートに対して離れる方向に付勢することで、前記係合可能状態に切り換えられた前記係合爪を前記係合孔に対して係合させる方向に力を付与する本体付勢機構とを備えることを特徴とするエンジン試験駆動用アダプタ。
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