JP6702524B1 - ベーパーチャンバー - Google Patents

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Abstract

外縁が接合された対向する第1シート及び第2シートから構成される筐体と、上記筐体内に封入された作動液と、上記第1シートの上記第2シートに対向する主面に設けられたウィックと、を備えるベーパーチャンバーであって、上記第1シート及び上記第2シートは、外縁を接合する封止部を有し、上記第1シート及び上記第2シートの少なくとも一方は、上記第1シートと上記第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して上記ウィックと上記封止部の間に溝部を有していることを特徴とするベーパーチャンバー。

Description

本発明は、ベーパーチャンバーに関する。
近年、素子の高集積化、高性能化による発熱量が増加している。また、製品の小型化が進むことで発熱密度が増加するため、放熱対策が重要となっている。この状況はスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でより顕著であり、熱設計が非常に困難になっている。熱対策部材としてはグラファイトシートなどが用いられているが、熱輸送量は充分ではない。
熱輸送能力が高い熱対策部材として、面状のヒートパイプであるベーパーチャンバーが挙げられる。ベーパーチャンバーは、全体としての見かけの熱伝導率が、銅やアルミニウム等の金属に対して数倍から数十倍程度に優れている。
ベーパーチャンバーを利用した熱対策部材として、例えば、特許文献1には、金属シートを接合して形成したシート状の筐体に、ウィック、不織布及び作動液を封入したシート型のものが開示されている。
特開2017−44356号公報
特許文献1に記載されたベーパーチャンバーにおいて、筐体内に封入された作動液は、熱源と熱接続する受熱部において気化し、温度の低い放熱部において凝縮して液相となる。そして、液化した作動液がウィックと不織布の毛細管力により再度受熱部に戻されることにより熱輸送の効果が得られる。
上記機構では、シート状の筐体の外縁で液化した作動液が筐体の中央部の受熱部に戻されることが前提となっているが、シート状の筐体を構成する金属シートの外縁が接合されている封止部において、金属シートの間隔が狭くなっている部位があると、毛細管力が強くなり、金属シートの間に作動液が保持されてしまうことがあった。
そうなると、受熱部に作動液が供給されなくなり、ウィック中央部が乾いてしまう、ドライアウトという現象が生じてしまうことがあった。
ドライアウトが生じると、熱源に近い受熱部において作動液の気化が生じないので熱源からの熱を吸収することができない。その場合、熱源の温度が下がらずにCPU等の電子部品が熱暴走を起こして故障すること、モバイル端末の表面温度が想定よりも高くなってしまうことが懸念される。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、シート状の筐体の外縁から筐体の中央部への作動液の循環能に優れ、ドライアウト発生を防止することのできるベーパーチャンバーを提供することを目的とする。
本発明のベーパーチャンバーは、外縁が接合された対向する第1シート及び第2シートから構成される筐体と、上記筐体内に封入された作動液と、上記第1シートの上記第2シートに対向する主面に設けられたウィックと、を備えるベーパーチャンバーであって、上記第1シート及び上記第2シートは、外縁を接合する封止部を有し、上記第1シート及び上記第2シートの少なくとも一方は、上記第1シートと上記第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して上記ウィックと上記封止部の間に溝部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、シート状の筐体の外縁から筐体の中央部への作動液の循環能に優れ、ドライアウト発生を防止することのできるベーパーチャンバーを提供することができる。
図1は、ベーパーチャンバーの構造の一例を模式的に示す断面図である。 図2は、溝部を有さないベーパーチャンバーの外縁付近を模式的に示した断面図である。 図3は、溝部を有するベーパーチャンバーの外縁付近を模式的に示した断面図である。 図4は、ベーパーチャンバーをウィックの上面の平面で切断した断面を模式的に示す上面図である。 図5は、溝部を形成する位置の他の例を模式的に示す上面図である。 図6は、溝部の上面視形状が異なる例を模式的に示す上面図である。 図7は、第1シート及び第2シートが共に溝部を有する場合の例を模式的に示す断面図である。 図8は、ウィックと溶接部の間に溝部を形成する位置の他の例を模式的に示す上面図である。 図9は、ウィックと溶接部の間に溝部を形成する位置の他の例を模式的に示す上面図である。
以下、本発明のベーパーチャンバーについて説明する。
しかしながら、本発明は、以下の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。なお、以下において記載する本発明の個々の望ましい構成を2つ以上組み合わせたものもまた本発明である。
以下に示す各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能であることは言うまでもない。
本発明のベーパーチャンバーは、外縁が接合された対向する第1シート及び第2シートから構成される筐体と、上記筐体内に封入された作動液と、上記第1シートの上記第2シートに対向する主面に設けられたウィックと、を備えるベーパーチャンバーであって、上記第1シート及び上記第2シートは、外縁を接合する封止部を有し、上記第1シート及び上記第2シートの少なくとも一方は、上記第1シートと上記第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して上記ウィックと上記封止部の間に溝部を有していることを特徴とする。
以下、図1を参照して、ベーパーチャンバーの構造の例について説明する。
図1は、ベーパーチャンバーの構造の一例を模式的に示す断面図である。
図1に示すベーパーチャンバー1は、対向する第1シート11及び第2シート12から構成される筐体10と、筐体10内に封入された作動液20と、第1シート11の第2シート12に対向する主面11a(第1シート11の内壁面11a)に設けられたウィック30と、第2シート12の第1シート11に対向する主面12a(第2シート12の内壁面12a)に設けられた複数の支柱40とを備えている。筐体10は、内部に空洞13を有しており、空洞13を確保するために、第1シート11及び第2シート12が支柱40によって支持されている。
第1シート11及び第2シート12は、外縁において互いに接合され、封止されている。図1に示すベーパーチャンバー1では、ウィック30は、第1シート11の内壁面11aに所定の間隔で配置された複数の凸部31と、凸部31上に配置されたメッシュ32とを備えている。
凸部31は、第1シート11と一体であってもよく、例えば、第1シート11の内壁面11aをエッチング加工すること等により形成されていてもよい。同様に、支柱40は、第2シート12と一体であってもよく、例えば、第2シート12の内壁面12aをエッチング加工すること等により形成されていてもよい。
第1シート11及び第2シート12の外縁を接合する部分が封止部50である。第1シート11及び第2シート12がいずれも金属材料であって、第1シート11と第2シート12が溶接されている場合、第1シート11と第2シート12が溶接されている部分を溶接部51とする。
封止部は、溶接部を含む部位であり、第1シートと第2シートが溶接されていないが接している部位については、溶接部ではないが封止部に含まれる。
作動液20は、ウィック30の中に液相として存在している。また、作動液20は、空洞13内においては主に気相(作動液が水の場合は水蒸気)として存在している。
第1シート11の第2シート12に対向しない主面(外壁面)には発熱部材70が配置される。
発熱部材70の熱により、発熱部材70の直上においてウィック30に存在する作動液20が気化し、発熱部材70の熱を奪うとともに気化した作動液はメッシュ32から空洞13に移動する。
気化した作動液20は筐体10内を移動して、筐体10の外縁付近で凝縮して液相となる。
液相となった作動液20はウィック30の有する毛細管力によりウィック30に吸収され、ウィック30内を再度発熱部材70の方に移動して、発熱部材70の熱を奪うように働く。
作動液が筐体内をこのように循環して移動することにより、ベーパーチャンバーによる発熱部材の冷却が行われる。
本発明のベーパーチャンバーでは、第1シート及び第2シートの少なくとも一方が、第1シートと第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視してウィックと封止部の間に溝部を有している。
以下に、ベーパーチャンバーが溝部を有することにより発揮される作用効果について、ベーパーチャンバーが溝部を有さない場合と溝部を有する場合を対比して説明する。
図2は、溝部を有さないベーパーチャンバーの外縁付近を模式的に示した断面図である。
ベーパーチャンバーが溝部を有さない場合、筐体の外縁において、第1シート11の内壁面11aと第2シート12の内壁面12aの間の間隔(図2中、両矢印Xで示す距離)が狭くなってしまう部位が存在する。このような部位は毛細管力が強くなり、この部位に保持された作動液はウィック側に移動することなくとどまってしまう。そのため、循環する作動液の量が少なくなり、場合によっては発熱部材70付近に作動液が存在しないドライアウトが生じる。
図3は、溝部を有するベーパーチャンバーの外縁付近を模式的に示した断面図である。
図3では、第1シート11が溝部60を有している。
ベーパーチャンバーが溝部60を有する場合、筐体の外縁において、第1シート11の内壁面11aと第2シート12の内壁面12aの間の間隔(図3中、両矢印Yで示す距離)が広くなる。
このように、ベーパーチャンバーが筐体の外縁において溝部を有していることにより第1シートの内壁面と第2シートの内壁面の間の間隔が広くなっていると、作動液に対する毛細管力が強くならない。そのため、作動液は第1シートの内壁面と第2シートの内壁面の間に保持されない。そして、作動液はウィックの有する毛細管力によりウィックに吸収されて発熱部材側に移動していくことができ、循環する作動液の量が少なくなることはない。
図4は、ベーパーチャンバーをウィックの上面の平面で切断した断面を模式的に示す上面図である。
図4には、第1シート11が溝部60をウィック30と封止部50の間に1カ所だけ有している例を示している。
具体的には、溝部60は封止部50のうちの溶接部51と接しており、さらにウィック30とも接している。これは、溝部が封止部と第1シートと第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して接している形態の一形態である。また、溝部がウィックと溶接部の間にわたって設けられている形態であるともいえる。
図4に示す溝部60は、上面視が長方形状である。
溝部の幅(図4中に両矢印Wで示す距離)は、特に限定されるものではないが、500μm以上、700μm以下であることが好ましい。
溝部の上面視形状が長方形状でない場合は、両矢印Wで示す方向での最長の距離を溝部の幅とすることができる。
また、溝部の長さ(図4中に両矢印Dで示す距離)は、特に限定されるものではないが、300μm以上、3000μm以下であることが好ましい。
溝部の上面視形状が長方形状でない場合は、両矢印Dで示す方向での最長の距離を溝部の長さとすることができる。
なお、溝部の深さについては、特に限定されるものではないが、溝部がないと仮定した場合の金属シートの上面の位置から、溝部となっている金属シートの上面の位置までの距離の最大値(図3中に両矢印Tで示す距離)として定められ、100μm以上、1000μm以下であることが好ましい。
深さが深すぎるとベーパーチャンバーの厚さが厚くなりすぎる。
また、溝部の幅/深さの比率が0.5〜10.0であることが好ましい。
上記比率が0.5未満と小さい場合、溝部に毛細管力が働きやすくなる。また、上記比率が10.0を超えて大きいと溝部を設けた効果が弱く、毛細管力の強い部位が生じる。
また、溝部の断面形状(図4においてB―B線で切断した際の溝部の断面形状)が半円形状であることが好ましい。また、溝部の断面形状が半円形状である場合の溝部の深さは、その最大深さとして定める。
図5は、溝部を形成する位置の他の例を模式的に示す上面図である。
図5には、上面視が長方形である形状のウィック30の4辺のいずれの辺に対しても溝部60を設けた例を示している。
このように、溝部がウィックの周囲の各辺に設けられていると、ベーパーチャンバーが複数の姿勢(傾き)において作動液をウィック側に移動させることができるため好ましい。
図6は、溝部の上面視形状が異なる例を模式的に示す上面図である。
図6には、上面視において、封止部50の側からウィック30の側に向けてその幅が狭くなっていく形状の溝部60の形状を示している。
溝部における封止部側の幅が大きいと毛細管力が小さいので封止部側に作動液が保持されにくい。一方、溝部におけるウィック側の幅が小さいと毛細管力が大きいのでウィック側に作動液が引き寄せられる。
すなわち、封止部側からウィック側に向けて溝部の幅が狭くなる形状であると、封止部側からウィック側への作動液の移動の促進につながる。
そのため、溝部の上面視形状をこのような形状としてもよい。
図6には、溝部の上面視形状の例として、上面視形状が三角形(封止部側が底辺でウィック側が頂点となる正三角形、二等辺三角形、直角三角形)及び台形(封止部側の辺がウィック側の辺より長い等脚台形、その他の台形)の場合を示している。
図7は、第1シート及び第2シートが共に溝部を有する場合の例を模式的に示す断面図である。
図7には、第1シート11に設けられた溝部61と第2シート12に設けられた溝部62を示している。
このような構成であると、第1シート11の内壁面11aと第2シート12の内壁面12aの間の間隔(図7中、両矢印Yで示す距離)はかなり広くなる。
従って、ベーパーチャンバーが溝部を有することによる効果が好適に発揮される。
図3には第1シートが溝部を有する例を示し、図7に第1シート及び第2シートが共に溝部を有する例を示したが、第2シートだけが溝部を有していてもよい。
また、図7には第1シートに設けられた溝部と第2シートに設けられた溝部が同じ断面図上に位置する場合、すなわち上面視において溝部の形成位置が重なっている場合を示している。しかしながら、溝部を第1シート及び第2シートの両方に設ける場合に、溝部の形成位置は上面視において重なっていなくてもよい。
また、本発明のベーパーチャンバーでは、ウィックと溝部が断面視して同一シート側に位置していることが好ましい。ウィックは第1シートの第2シートに対向する主面に設けられることから、図3や図7に示すように、ウィックと溝部が共に第1シート側に設けられている形態が好ましい形態である。このような形態であると、作動液がよりスムーズに循環可能である。
図4には、溝部がウィックと溶接部の間にわたって設けられた例を示したが、溝部はウィックと溶接部の間のいずれかの部位に設けられていればよい。
図8及び図9は、ウィックと溶接部の間に溝部を形成する位置の他の例を模式的に示す上面図である。
図8及び図9には、溝部とウィック及び溶接部の位置関係を示すために溝部の周囲のみの上面図を示している。
図8には溝部60が溶接部51と接していてウィック30とは接していない例を示している。これは、溝部が封止部と第1シートと第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して接している形態の一形態である。
溝部がウィックと接していなくても、溶接部と接していることにより筐体の外縁において最も毛細管力が強くなりやすい部位における毛細管力を弱くすることができるので、循環する作動液の量が減少することを防止することができる。
図9には溝部60が溶接部51及びウィック30のいずれにも接していない例を示している。この場合でも、少なくとも溝部が設けられている部位は毛細管力が弱い部位となるので、溝部が設けられていない場合と比較すると筐体の外縁において毛細管力が強くなりやすい部位に保持される作動液の量を減らすことは可能であり、循環する作動液の量が減少することを防止することができる。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、筐体の形状は、特に限定されない。例えば、筐体の平面形状(図1において図面上側から見た形状)は、三角形または矩形などの多角形、円形、楕円形、これらを組み合わせた形状などが挙げられる。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、筐体を構成する第1シートと第2シートとは、端部が一致するように重なっていてもよいし、端部がずれて重なっていてもよい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、第1シート及び第2シートを構成する材料は、ベーパーチャンバーとして用いるのに適した特性、例えば熱伝導性、強度、柔軟性などを有するものであれば、特に限定されない。第1シート及び第2シートを構成する材料は、好ましくは金属材料であり、例えば、銅、ニッケル、アルミニウム、マグネシウム、チタン、鉄など、またはそれらを主成分とする合金などが挙げられる。第1シート及び第2シートを構成する材料は、銅であることが特に好ましい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、第1シートを構成する材料と、第2シートを構成する材料は異なっていてもよい。例えば、強度の高い材料を第1シートに用いることにより、筐体にかかる応力を分散させることができる。また、両者の材料を異なるものとすることにより、一方のシートで一の機能を得、他方のシートで他の機能を得ることができる。上記の機能としては、特に限定されないが、例えば、熱伝導機能、電磁波シールド機能等が挙げられる。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、第1シート及び第2シートの厚みは特に限定されないが、第1シート及び第2シートが薄すぎると、筐体の強度が低下して変形が起こりやすくなる。そのため、第1シート及び第2シートの厚みは、それぞれ20μm以上であることが好ましく、30μm以上であることがより好ましい。一方、第1シート及び第2シートが厚すぎると、ベーパーチャンバー全体の薄型化が困難になる。そのため、第1シート及び第2シートの厚みは、それぞれ200μm以下であることが好ましく、150μm以下であることがより好ましく、100μm以下であることがさらに好ましい。第1シート及び第2シートの厚みは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
なお、ウィックを構成する凸部が第1シートと一体である場合、第1シートの厚みは、凸部に接していない部分の厚みとする。また、支柱が第2シートと一体である場合、第2シートの厚みは、支柱に接していない部分の厚みとする。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、第1シートの厚みは、一定であってもよいし、厚い部分と薄い部分が存在していてもよい。同様に、第2シートの厚みは、一定であってもよいし、厚い部分と薄い部分が存在していてもよい。また、支柱に接していない部分の第2シートは、筐体の内側に凹んでいてもよい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、作動液は、筐体内の環境下において気−液の相変化を生じ得るものであれば特に限定されず、例えば、水、アルコール類、代替フロン等を用いることができる。作動液は、水性化合物であることが好ましく、水であることがより好ましい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、ウィックは、毛細管力により作動液を移動させることができる毛細管構造を有する限り、特に限定されない。ウィックの毛細管構造は、従来のベーパーチャンバーに用いられている公知の構造であってもよい。毛細管構造としては、細孔、溝、突起などの凹凸を有する微細構造、例えば、多孔構造、繊維構造、溝構造、網目構造などが挙げられる。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、ウィックは、筐体の内部に、蒸発部から凝縮部まで連続して設けられることが好ましい。ウィックの少なくとも一部は、筐体と一体であってもよい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、ウィックは、第1シートの内壁面とは反対側の表面に、メッシュ、不織布又は多孔体を備えていてもよい。例えば、ウィックは、第1シートの内壁面に所定の間隔で配置された複数の凸部と、上記凸部上に配置されたメッシュ、不織布又は多孔体とから構成されていてもよいし、第1シートの内壁面に直接配置されたメッシュ、不織布又は多孔体から構成されていてもよい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、ウィックが第1シートの内壁面に複数の凸部を備える場合、凸部間に作動液を保持することができるため、ベーパーチャンバーの熱輸送能力を向上させることができる。
本明細書において、凸部とは、周囲よりも相対的に高さが高い部分をいい、内壁面から突出した部分に加え、内壁面に形成された凹部、例えば溝などにより相対的に高さが高くなっている部分も含む。
凸部の形状は、特に限定されないが、例えば、円柱形状、角柱形状、円錐台形状、角錐台形状などが挙げられる。また、凸部の形状は、壁状であってもよく、すなわち、隣接する凸部の間に溝が形成されるような形状であってもよい。
本発明のベーパーチャンバーにおいて、支柱は、第1シート及び第2シートを内側から支持している。支柱を筐体の内部に配置することにより、筐体の内部が減圧された場合、筐体外部からの外圧が加えられた場合などに筐体が変形することを抑制することができる。なお、支柱は、直接第1シート又は第2シートに接して支持してもよいし、他の部材、例えばウィックなどを介して支持してもよい。
支柱の形状は、特に限定されないが、例えば、円柱形状、角柱形状、円錐台形状、角錐台形状などが挙げられる。
支柱の配置は、特に限定されないが、好ましくは均等に、例えば支柱間の距離が一定となるように格子点状に配置される。支柱を均等に配置することにより、ベーパーチャンバー全体にわたって均一な強度を確保することができる。
本発明のベーパーチャンバーは、上記実施形態に限定されるものではなく、ベーパーチャンバーの構成、製造条件等に関し、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
例えば、本発明のベーパーチャンバーは、第2シートの内壁面にウィックを備えていてもよい。この場合、支柱は、第2シートに直接接触せず、上記ウィックを介して第2シートを支持してもよい。
本発明のベーパーチャンバーは、上記のように熱輸送能力および熱拡散能力が高いので、放熱デバイスとして好適に用いられる。
また、本発明のベーパーチャンバーは、小型化、特に薄型化に有利であるため、小型化が要求される機器、例えば電子機器における利用に適している。
本発明のベーパーチャンバーを製造する方法は、上記の構成を得られる方法であれば特に限定されない。例えば、ウィックを配置した第1シートと支柱を配置した第2シートとを重ね合わせ、第1シート及び/又は第2シートに圧力をかけて溝部を形成した後に、作動液を注入し、溝部と接する位置で第1シートと第2シートを接合することによりベーパーチャンバーを得ることができる。
第1シート及び第2シートの接合方法は、特に限定されないが、例えば、レーザー溶接、抵抗溶接、拡散接合、ロウ接、TIG溶接(タングステン−不活性ガス溶接)、超音波接合、樹脂封止などが挙げられる。これらのなかでは、レーザー溶接、抵抗溶接またはロウ接が好ましい。
1 ベーパーチャンバー
10 筐体
10a 筐体の内壁面
11 第1シート
11a 第1シートの第2シートに対向する主面(第1シートの内壁面)
12 第2シート
12a 第2シートの第1シートに対向する主面(第2シートの内壁面)
13 空洞
20 作動液
30 ウィック
31 凸部
32 メッシュ
40 支柱
50 封止部
51 溶接部
60、61、62 溝部
70 発熱部材

Claims (4)

  1. 外縁が接合された対向する第1シート及び第2シートから構成される筐体と、
    前記筐体内に封入された作動液と、
    前記第1シートの前記第2シートに対向する主面に設けられたウィックと、を備えるベーパーチャンバーであって、
    前記第1シート及び前記第2シートはいずれも金属材料からなり、
    前記第1シート及び前記第2シートは、外縁を接合する封止部を有し、
    前記第1シート及び前記第2シートの少なくとも一方は、前記第1シートと前記第2シートの対向する方向に直交する方向から断面視して前記ウィックと前記封止部の間に溝部を有しており、
    前記封止部は、前記第1シート及び前記第2シートが溶接された溶接部を有しており、前記溝部が前記封止部と接していることを特徴とするベーパーチャンバー。
  2. 前記溝部は前記ウィックと前記溶接部の間にわたって設けられている請求項に記載のベーパーチャンバー。
  3. 前記ウィックと前記溝部が断面視して同一シート側に位置している、請求項1又は2に記載のベーパーチャンバー。
  4. 前記溝部の幅/深さの比率が0.5〜10.0である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のベーパーチャンバー。
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