JP6702512B1 - エレベータの乗場三方枠 - Google Patents

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Abstract

本発明のエレベータの乗場三方枠は、一対の縦枠および上枠を有し、前記一対の縦枠は、前記出入口の左側および右側にそれぞれが配置されて前記出入口の幅を成し、前記上枠は、前記出入口の上側に配置されて前記一対の縦枠のそれぞれの上部を繋いで前記出入口の高さ成し、前記一対の縦枠および前記上枠のうちの少なくとも1つである枠体は、鉄製の枠本体および鉄製の塞ぎ部材を有し、前記塞ぎ部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる塞ぎ部を有し、前記塞ぎ部は、前記枠本体から前記出入口の外側に向かって前記壁下地部材の手前まで伸び、前記塞ぎ部および前記ボードが第1接合部材で接合されて前記塞ぎ部の前記乗場の側の側面および前記ボードの前記昇降路の側の側面が接触することで前記塞ぎ部材が前記ボードと前記枠本体との隙間を塞ぐ。

Description

この発明はエレベータの乗場三方枠に関するものである。
エレベータの昇降路を区画する壁には、法規で規定される防火性能、コストの低減、工期の短縮等を目的として、石膏ボードが使用される。そして、この石膏ボードの壁に開口部が設けられ、この開口部にエレベータの乗場三方枠が取り付けられて出入口を形成する。
以下、昇降路を区画する壁に石膏ボードが使用される場合の従来のエレベータの乗場三方枠について、図8から図10を参照して説明する。
図8は、従来のエレベータの乗場三方枠の正面図である。図9は、図8にE−Eで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の横断面図である。図10は、図8にF−Fで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の縦断面図である。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。
図8から図10において、1は昇降路であり、2は乗場であり、3は昇降路1と乗場2との間に設けられて昇降路1と乗場2とを区画している壁であり、4は壁3の開口部3aに設けられている出入口であり、105は出入口4を形成している乗場三方枠であり、6は出入口4を開閉する扉である。
壁3は、石膏ボード7(ボード)および壁下地部材8を有している。
石膏ボード7は、防火性および可撓性を備える。石膏ボード7は、昇降路1側に配置されている下張り石膏ボード9と、乗場側に配置されている上張り石膏ボード10とを有している。下張り石膏ボード9および上張り石膏ボード10は重ねられて取り付けられている。
壁下地部材8は、鉄製のスタッド11、鉄製のランナ12、および鉄製の開口部補強部材13を有している。複数のスタッド11は、長手方向を出入口4の高さ方向に向けて互いに所定の間隔をあけて配置されている。ランナ12は、長手方向を出入口4の幅方向に向けて配置されている。ランナ12は、複数のスタッド11を繋いでいる。
下張り石膏ボード9は、壁下地部材8の乗場2側に鉄製のねじ14で固定されている。上張り石膏ボード10は、下張り石膏ボード9の乗場2側に鉄製のステープル15で固定されている。
壁3の開口部3aは、壁下地部材8の開口部8aよりも内側に位置している。壁下地部材8の開口部8aは、2つのスタッド11aおよび1つのランナ12aで囲まれている。壁3の開口部3aは、石膏ボード7に設けられている。
開口部補強部材13は、2つの開口部補強部材13aおよび1つの開口部補強部材13bを有している。開口部補強部材13aは、スタッド11aに取り付けられている。開口部補強部材13bは、ランナ12aに取り付けられている。開口部補強部材13aの乗場2側の側面と、開口部補強部材13bの乗場2側の側面とが段差無く連なっている。
石膏ボード7は、例えば、JIS A 6901に記載のせっこうボード製品である。
ここで、石膏ボード7は、規格サイズが決められている。石膏ボード7は、工場で製造されて建物に取り付けられる。建物の建築現場ではしばしば、石膏ボード7を切断して開口部3aを形成する。
石膏ボード7を、例えば、電動丸鋸やボード用カッターナイフ等で切断する。石膏ボード7の側面は平滑であるが、切断されると切断面である側面は平滑さが失われる。石膏ボード7の切断面の凹凸をやすりで削ったり、石膏ボード7の寸法をやすりで調整する。
壁下地部材8は、例えば、JIS A 6517に記載の建築用鋼製下地材である。
ねじ14は、例えば、JIS B 1125に記載のドリリングタッピンねじである。
ステープル15は、例えば、JIS A 5556に記載の工業用ステープルである。
また、石膏ボード7を取り付ける際に、ねじ14およびステープル15以外にも、例えば、JIS A 5508に記載のせっこうボード用くぎ、JIS A 5538に記載の壁・天井ボード用接着剤、JIS A 6914に記載の継目処理剤、隙間充填材等が使用される場合がある。
乗場三方枠105は、一対の縦枠116、上枠117、および固定部材118を有している。縦枠116は、鉄製の縦枠本体119および鉄製の縦枠塞ぎ部材120を有している。上枠117は、鉄製の上枠本体125および鉄製の上枠塞ぎ部材126を有している。
縦枠塞ぎ部材120は、縦枠本体119と開口部補強部材13との隙間を塞いでいる。上枠塞ぎ部材126は、上枠本体125と開口部補強部材13との隙間を塞いでいる。固定部材118は、縦枠本体119を開口部補強部材13aに固定している。
上記した従来のエレベータの乗場三方枠105では、縦枠本体119および上枠本体125が、縦枠塞ぎ部材120、上枠塞ぎ部材126、開口部補強部材13、スタッド11a、ランナ12aを介して、石膏ボード7に隙間なく取り付けられている。
実開昭58−186088号公報 特開2011−178520号公報 特開平4−361976号公報
しかしながら、従来のエレベータの乗場三方枠では、開口部3aの周囲に取り付けられるスタッド11a、ランナ12a、および開口部補強部材13は、サイズや配置が様々であるため、縦枠塞ぎ部材120および上枠塞ぎ部材126は汎用性がなかった。また、開口部補強部材13が出入口4から離れるほど、縦枠塞ぎ部材120および上枠塞ぎ部材126のサイズが大きくなり、施工性が悪くなっていた。
さらに、開口部補強部材13が、スタッド11aおよびランナ12aと隙間をあけて設けられる場合があり、この場合は、縦枠塞ぎ部材120および上枠塞ぎ部材126とは別に、開口部補強部材13と、スタッド11aおよびランナ12aとの隙間を塞ぐ部材が必要であった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、昇降路と乗場との間に設けられて昇降路と乗場とを区画する壁の開口部に出入口を形成し、当該壁に容易に隙間無く取り付けられるエレベータの乗場三方枠を得ることを目的とする。
本発明に係るエレベータの乗場三方枠は、昇降路と乗場との間に壁下地部材が設けられ、前記壁下地部材の前記乗場の側に非金属製で防火性および可撓性を有するボードが固定されて前記昇降路と前記乗場とを区画する壁を成し、前記壁下地部材に設けられた開口部よりも内側で前記ボードに設けられた前記壁の開口部に出入口を形成するエレベータの乗場三方枠であって、前記エレベータの乗場三方枠は、一対の縦枠および上枠を有し、前記一対の縦枠は、前記出入口の左側および右側にそれぞれが配置されて前記出入口の幅を成し、前記上枠は、前記出入口の上側に配置されて前記一対の縦枠のそれぞれの上部を繋いで前記出入口の高さ成し、前記一対の縦枠および前記上枠のうちの少なくとも1つである枠体は、鉄製の枠本体および鉄製の塞ぎ部材を有し、前記塞ぎ部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる塞ぎ部を有し、前記塞ぎ部は、前記枠本体から前記出入口の外側に向かって前記壁下地部材の手前まで伸び、前記塞ぎ部および前記ボードが第1接合部材で接合されて前記塞ぎ部の前記乗場の側の側面および前記ボードの前記昇降路の側の側面が接触することで前記塞ぎ部材が前記ボードと前記枠本体との隙間を塞ぐ。
本発明に係るエレベータの乗場三方枠は、防火性および可撓性を有する前記ボードの前記壁の前記開口部に取り付けられ、前記塞ぎ部材の前記塞ぎ部の前記乗場の側の側面と前記ボードの前記昇降路の側の側面とが前記出入口の奥行方向に接合されて接触するので、前記塞ぎ部と前記ボードとの間に隙間が生じにくく、安定した防火性能を有するとともに、前記壁の前記開口部の周囲に設けられた前記壁下地部材のサイズや配置にかかわらず、前記塞ぎ部材でボードと枠本体との隙間を塞ぐことができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の正面図である。 図1にA−Aで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の横断面図である。 図1にB−Bで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の縦断面図である。 図1にCで示された部分のエレベータの乗場三方枠の斜視図である。 図2にDで示された部分のエレベータの乗場三方枠の横断面図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の縦枠の第1の変形例を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の縦枠の第2の変形例を示す横断面図である。 従来のエレベータの乗場三方枠の正面図である。 図8にE−Eで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の横断面図である。 図8にF−Fで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の縦断面図である。
以下、本発明のエレベータの乗場三方枠の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の正面図である。図2は、図1にA−Aで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の横断面図である。図3は、図1にB−Bで示された矢印の方向から見たエレベータの乗場三方枠の縦断面図である。図4は、図1にCで示された部分のエレベータの乗場三方枠の斜視図である。図5は、図2にDで示された部分のエレベータの乗場三方枠の横断面図である。図1は、前述の図8に相当する。図2は、前述の図9に相当する。図3は、前述の図10に相当する。なお、各図を通じて同一符号は同一もしくは相当部分を示すものとする。
図1から図5において、5は出入口4を形成している乗場三方枠である。
乗場三方枠5は、一対の縦枠16(枠体)、上枠17(枠体)、および固定部材18を有している。一対の縦枠16は、出入口4の左側および右側に配置されて出入口4の幅を成している。上枠17は、出入口4の上側に配置されて一対の縦枠16の上部を繋いで出入口4の高さ成している。
縦枠16は、鉄製の縦枠本体19(枠本体)および鉄製の縦枠塞ぎ部材20(塞ぎ部材)を有している。縦枠本体19は、縦枠部材21(枠部材)および縦枠繋ぎ部材22(繋ぎ部材)を有している。
縦枠部材21は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠部材21は、縦枠本体19の長手方向に伸びる見込み部21a、見付け部21b、散り部21c、見返し部21d、および縁部21eを有している。
見込み部21aは、出入口4の奥行方向に伸びて出入口4の幅を成す。見付け部21bは、見込み部21aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に伸びる。散り部21cは、見付け部21bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。見返し部21dは、見込み部21aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に伸びる。縁部21eは、見返し部21dの出入口4に遠い端部から乗場2側に伸びる。
縦枠繋ぎ部材22は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠繋ぎ部材22は、縦枠本体19の長手方向に伸びる繋ぎ部22a、第1接続部22b(接続部)、および第2接続部22c(接続部)を有している。
繋ぎ部22aは、縦枠部材21の散り部21cの出入口4側の側面に取り付けられて昇降路1側に伸びる。第1接続部22bは、繋ぎ部22aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に伸びる。第2接続部22cは、第1接続部22bの出入口4に近い端部から昇降路1側に伸びて縦枠部材21の縁部21eの出入口4側の側面に取り付けられている。
縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aは、縦枠部材21の散り部21cにリベット23で接合されている。縦枠繋ぎ部材22の第2接続部22cは、縦枠部材21の縁部21eにリベット23で接合されている。
リベット23は、縦枠部材21側から打ち込まれて縦枠部材21が窪んでリベット23の頭部が縦枠部材21に沈むように取り付けられている。
リベット23の頭部が縦枠部材21に沈むことで、石膏ボード7の開口部3aを形成する側面と、縦枠部材21の散り部21cとを隙間なく接触させることができる。
リベット23は、例えば、セルフピアスリベットである。
なお、リベット23を皿ねじとしてもよい。縦枠部材21に皿取りをすることで、皿ねじの頭部が縦枠部材21に沈むように取り付けられる。
なお、リベット23を溶接としてもよい。溶接後にグラインダで仕上げを行うことで、縦枠部材21の溶接部分を平滑にすることができる。
縦枠塞ぎ部材20は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠塞ぎ部材20は、縦枠本体19の長手方向に伸びる取付け部20aおよび塞ぎ部20bを有している。
取付け部20aは、縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aの出入口4側と反対側の側面に取り付けられて出入口4の外側に伸びる。塞ぎ部20bは、取付け部20aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に向かってスタッド11aの手前まで伸びる。
縦枠塞ぎ部材20の取付け部20aは、出入口4の奥行方向の位置を調整できるように縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aにねじ24(第2接合部材)で接合されている。塞ぎ部材20の取付け部20aは、出入口4の奥行方向に長い長穴20cが形成されている。繋ぎ部材22の繋ぎ部22aは、丸穴22dが形成され、出入口4側の側面にナット22eが溶接されている。ねじ24が長孔20cおよび丸穴22dを通ってナット22eにねじ込まれることで、塞ぎ部材20が繋ぎ部材22に隙間なく接合されている。
なお、繋ぎ部材22の繋ぎ部22aは、ナット22eが溶接されるのではなく、ナット22eがかしめられたり、ナット22eの代わりにねじ穴が形成されてもよい。
上枠17は、鉄製の上枠本体25(枠本体)および鉄製の上枠塞ぎ部材26(塞ぎ部材)を有している。
上枠本体25は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。上枠本体25は、上枠本体25の長手方向に伸びる見込み部25a、見付け部25b、散り部25c、見返し部25d、および縁部25eを有している。
見込み部25aは、出入口4の奥行方向に伸びて出入口4の高さを成す。見付け部25bは、見込み部25aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に伸びる。散り部25cは、見付け部25bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。見返し部25dは、見込み部25aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に伸びる。縁部25eは、見返し部25dの出入口4に遠い端部から乗場2側に伸びる。
上枠塞ぎ部材26は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。上枠塞ぎ部材26は、上枠本体25の長手方向に伸びる取付け部26a、塞ぎ部26b、および縁部26cを有している。
取付け部26aは、上枠本体25の見込み部25aの出入口4側と反対側の側面に取り付けられて乗場2側に伸びる。塞ぎ部26bは、取付け部26aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に向かってランナ12aの手前まで伸びる。縁部26cは、塞ぎ部26bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。
上枠塞ぎ部材26の取付け部26aは、上枠本体25の見込み部25aに隙間なく接触している。
上枠塞ぎ部材26の取付け部26aおよび縁部26cの上枠本体25の長手方向の両端に、突起部26dが形成されている。
縦枠塞ぎ部材20の取付け部20aの上端に、上枠塞ぎ部材26の突起部26dが嵌合する嵌合穴20dが形成されている。
縦枠塞ぎ部材20の嵌合穴20dに上枠塞ぎ部材26の突起部26dが嵌合している。縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bの乗場2側の側面と、上枠塞ぎ部材26の塞ぎ部26bの乗場2側の側面とが段差無く連なっている。
縦枠塞ぎ部材20の嵌合穴20dに上枠塞ぎ部材26の突起部26dが嵌合することで、上枠塞ぎ部材26が固定される。
なお、縦枠塞ぎ部材20の取付け部20aに嵌合穴20dが形成され、上枠塞ぎ部材26の取付け部26aおよび縁部26cに突起部26dが形成されているが、縦枠塞ぎ部材20の取付け部20aの上端に突起部が形成され、上枠塞ぎ部材26の取付け部26aに嵌合穴が形成されてもよい。
なお、上枠塞ぎ部材26の突起部26dおよび縦枠塞ぎ部材20の嵌合穴20dが形成されていなくても、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bの乗場2側の側面と、上枠塞ぎ部材26の塞ぎ部26bの乗場2側の側面とが段差無く連なっていればよい。
縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bの乗場2側の側面、および上枠塞ぎ部材26の塞ぎ部26bの乗場2側の側面に下張り石膏ボード9がねじ27(第1接合部材)で取り付けられている。ねじ27は下張り石膏ボード9側から締められる。
石膏ボード7は前述の通り可撓性を備えるので、ねじ27を締めることにより、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bおよび上枠塞ぎ部材26の塞ぎ部26bの乗場2側の側面と、下張り石膏ボード9の昇降路1側の側面とが隙間なく接触している。
ねじ27は、例えば、JIS B 1125に記載のドリリングタッピンねじである。
なお、石膏ボード7が縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26にねじ27で取り付けられているが、ねじ27以外にも、例えば、JIS A 5508に記載のせっこうボード用くぎ、JIS A 5538に記載の壁・天井ボード用接着剤、JIS A 6914に記載の継目処理剤、隙間充填材等が使用されてもよい。
固定部材18は、縦枠本体19と開口部補強部材13aとを接続して固定する。
固定部材18は、鉄製の枠側固定部材28および鉄製の壁側固定部材29を有する。
枠側固定部材28は、取付け部28aおよび接続部28bを有する。
取付け部28aは、縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aの出入口4側と反対側の側面に取り付けられて昇降路1側に伸びる。接続部28bは、取付け部28aの昇降路1側の端部から出入口4の外側に伸びる。
取付け部28aは、出入口4の奥行方向の位置を調整できるように縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aにねじ30で接合されている。枠側固定金具28の取付け部28aは、出入口4の奥行方向に長い長穴28cが形成されている。繋ぎ部材22の繋ぎ部22aは、丸穴22fが形成され、出入口4側の側面にナット22gが溶接されている。ねじ30が長穴28cおよび丸穴22fを通ってナット22gにねじ込まれることで、枠側固定部材28が繋ぎ部材22に接合されている。
壁側固定部材29は、取付け部29aおよび接続部29bを有する。
取付け部29aは、開口部補強部材13aの出入口4側の側面に取り付けられて昇降路1側に伸びる。接続部29bは、取付け部29aの昇降路1側の端部から出入口4側に伸びる。
取付け部29aは、開口部補強部材13aの出入口4側の側面に溶接で接合されている。
枠側固定部材28の接続部28bは、出入口4の幅方向に長い長穴28dが形成されている。壁側固定部材29の接続部29bは、出入口4の高さ方向に長い長穴29cが形成されている。ねじ31が長穴28dおよび長穴29cを通ってナット32にねじ込まれることで、枠側固定部材28と壁側固定部材29とが接合されている。
枠側固定部材28および壁側固定部材29の相対位置が、出入口4の幅方向および高さ方向にずれても、長穴28dおよび長穴29cの範囲内であれば、枠側固定部材28と壁側固定部材29とをねじ31およびナット32で固定することができる。
なお、繋ぎ部材22の繋ぎ部22aは、ナット22gが溶接されるのではなく、ナット22gがかしめられたり、ナット22gの代わりにねじ穴が形成されてもよい。
なお、壁側固定部材29の取付け部29aは、開口部補強部材13aに溶接で接合されるのではなく、ねじで接合されてもよい。
なお、枠側固定部材28の接続部28bと壁側固定部材29の接続部29bとがねじ31で接合されるのではなく、溶接で接合されてもよい。
なお、固定部材18は、枠側固定部材28および鉄製の壁側固定部材29を有するのではなく、鉄棒であってもよい。当該鉄棒の一端を縦枠16に溶接し、当該鉄棒の他端を開口部補強部材13aの出入口4側の側面に溶接する。
本発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠5は、防火性および可撓性を有する石膏ボード7の壁3の開口部3aに取り付けられ、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bおよび上枠塞ぎ部材26の塞ぎ部26bの乗場2側の側面と、下張り石膏ボード9の昇降路1側の側面とが出入口4の奥行方向に接合されて接触するので、塞ぎ部20bおよび塞ぎ部26bと下張り石膏ボード9との間に隙間が生じにくく、安定した防火性能を有する。
また、開口部3aの周囲に設けられた壁下地部材8のサイズや配置にかかわらず、縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26で縦枠本体19および上枠本体25と下張り石膏ボード9との隙間を塞ぐことができるので、縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26は汎用性があって製造コストを低減できるとともに、施工性が良好である。
また、開口部補強部材13が、スタッド11aおよびランナ12aと隙間をあけて設けられる場合に、当該隙間を塞がなくても防火性能を得られるので、製造コストを低減できるとともに、施工性が良好である。
また、縦枠部材21の見込み部21a、見付け部21b、および散り部21c、ならびに上枠本体25の見込み部25a、見付け部25b、および散り部25cとは別に、縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26を設けて、縦枠本体19および上枠本体25と石膏ボード7との隙間を塞ぎ、縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26は乗場に面しないので、従来の乗場三方枠と同等の意匠性を有する。
また、石膏ボード7は可撓性を有するとともに平滑性が良いので、下張り石膏ボード9をねじ27で縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26に取り付けることで、容易に縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26と下張り石膏ボード9との隙間を塞ぐことができる。
また、下張り石膏ボードを乗場2側からねじ27で取り付けることができるので施工性が良い。
また、縦枠塞ぎ部材20と上枠塞ぎ部材26とが嵌合し、縦枠塞ぎ部材20が出入口4の奥行方向の位置を調整できるように縦枠繋ぎ部材22に接合されているので、石膏ボード壁7の厚さに合わせて縦枠塞ぎ部材20および上枠塞ぎ部材26の位置を容易に調整することができる。
なお、本発明の実施の形態1では、石膏ボード7が壁下地部材8に取り付けられているが、石膏ボード7がコンクリートやALCに取り付けられてもよい。
なお、本発明の実施の形態1では、石膏ボード7が下張り石膏ボード9および上張り石膏ボード10の2枚の石膏ボードを有しているが、1枚または3枚以上の石膏ボードを有してもよい。
なお、本発明の実施の形態1では、乗場三方枠5は縦枠16を有しているが、縦枠16は縦枠33または縦枠34であってもよい。縦枠33は、縦枠16の第1の変形例である。縦枠34は、縦枠16の第2の変形例である。
図6を用いて縦枠33について説明する。図6は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の縦枠の第1の変形例を示す横断面図である。
縦枠33は、鉄製の縦枠本体35を有している。
縦枠本体35は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠本体35は、縦枠本体35の長手方向に伸びる見込み部35a、見付け部35b、散り部35c、塞ぎ部35d、見返し部35e、および縁部35fを有している。
見込み部35aは、出入口4の奥行方向に伸びて出入口4の幅を成す。見付け部35bは、見込み部35aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に伸びる。散り部35cは、見付け部35bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。塞ぎ部35dは、散り部35cの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に向かってスタッド11aの手前まで伸びる。見返し部35eは、見込み部35aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に伸びる。縁部35fは、見返し部35eの出入口4に遠い端部から乗場2側に伸びる。
縦枠本体35は、縦枠16の縦枠本体19の縦枠部材21および縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bに相当する。見込み部35aは、縦枠部材21の見込み部21aに相当する。見付け部35bは、縦枠部材21の見付け部21bに相当する。散り部35cは、縦枠部材21の散り部21cに相当する。塞ぎ部35dは、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bに相当する。見返し部35eは、縦枠部材21の見返し部21dに相当する。縁部35fは、縦枠部材21の縁部21eに相当する。
縦枠33は、見込み部35a、見付け部35b、散り部35c、および塞ぎ部35dを有し、板状の1つの部材が曲折して形成されるので、縦枠16を縦枠33とすることで、構造が簡素で製造コストを低減できる。
前述と同様に、固定部材18は、枠側固定部材28および鉄製の壁側固定部材29を有するのではなく、鉄棒であってもよい。当該鉄棒の一端を縦枠33に溶接し、当該鉄棒の他端を開口部補強部材13aの出入口4側の側面に溶接する。
次に、図7を用いて縦枠34について説明する。図7は、この発明の実施の形態1によるエレベータの乗場三方枠の縦枠の第2の変形例を示す横断面図である。
縦枠34は、鉄製の縦枠本体36および鉄製の縦枠塞ぎ部材37を有している。
縦枠本体36は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠本体36は、縦枠本体36の長手方向に伸びる見込み部36a、見付け部36b、散り部36c、見返し部36d、および縁部36eを有している。
見込み部36aは、出入口4の奥行方向に伸びて出入口4の幅を成す。見付け部36bは、見込み部36aの乗場2に近い端部から出入口4の外側に伸びる。散り部36cは、見付け部36bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。見返し部36dは、見込み部36aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に伸びる。縁部36eは、見返し部36dの出入口4に遠い端部から乗場2側に伸びる。
縦枠本体35は、縦枠16の縦枠本体19の縦枠部材21に相当する。見込み部36aは、縦枠部材21の見込み部21aに相当する。見付け部36bは、縦枠部材21の見付け部21bに相当する。散り部36cは、縦枠部材21の散り部21cに相当する。見返し部36dは、縦枠部材21の見返し部21dに相当する。縁部36eは、縦枠部材21の縁部21eに相当する。
縦枠塞ぎ部材37は、板状の1つの部材が曲折して形成されている。縦枠塞ぎ部材37は、縦枠本体36の長手方向に伸びる繋ぎ部37a、塞ぎ部37b、第1接続部37c(接続部)、第2接続部37d(接続部)、および第3接続部37e(接続部)を有している。
繋ぎ部37aは、縦枠本体36の散り部36cの出入口4側の側面に取り付けられて昇降路1側に伸びる。塞ぎ部37bは、繋ぎ部37aの昇降路1に近い端部から出入口4の外側に向かってスタッド11aの手前まで伸びる。第1接続部37cは、塞ぎ部37bの出入口4に遠い端部から昇降路1側に伸びる。第2接続部37dは、第1接続部37cの昇降路1に近い端部から出入口4側に伸びる。第3接続部37eは、第2接続部37dの出入口4に近い端部から昇降路1側に伸びて縦枠本体36の縁部36eの出入口4側の側面に取り付けられている。
縦枠塞ぎ部材37は、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bおよび縦枠繋ぎ部材22に相当する。繋ぎ部37aは、縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aに相当する。塞ぎ部37bは、縦枠塞ぎ部材20の塞ぎ部20bに相当する。第1接続部37cは、縦枠繋ぎ部材22の繋ぎ部22aに相当する。第2接続部37dは、縦枠繋ぎ部材22の第1接続部22bに相当する。第3接続部37eは、縦枠繋ぎ部材22の第2接続部22cに相当する。
縦枠塞ぎ部材37の繋ぎ部37aは、縦枠本体36の散り部36cにリベット23で接合されている。縦枠塞ぎ部材37の第3接続部37eは、縦枠本体36の縁部36eにリベット23で接合されている。
リベット23は、縦枠本体36側から打ち込まれて縦枠本体36が窪んでリベット23の頭部が縦枠本体36に沈むように取り付けられている。
リベット23の頭部が縦枠本体36に沈むことで、石膏ボード7の開口部3aを形成する側面と、縦枠本体36の散り部36cとを隙間なく接触させることができる。
前述と同様に、リベット23を皿ねじとしてもよい。縦枠本体36に皿取りをすることで、皿ねじの頭部が縦枠本体36に沈むように取り付けられる。
前述と同様に、リベット23を溶接としてもよい。溶接後にグラインダで仕上げを行うことで、縦枠本体36の溶接部分を平滑にすることができる。
縦枠34は、縦枠本体36の長手方向に垂直な断面が閉断面を成すので、縦枠本体36とスタッド11aとの間に充填材が充填される際に、縦枠本体36の見込み部36a、見付け部36b、および前記散り部36cの変形を防止することができる。
1 昇降路、2 乗場、3 壁、3a 壁3の開口部、4 出入口、5 乗場三方枠、6 扉、7 石膏ボード、8 壁下地部材、8a 壁下地部材8の開口部、9 下張り石膏ボード、10 上張り石膏ボード、11 スタッド、11a 開口部8aを囲むスタッド11、12 ランナ、12a 開口部8aを囲むランナ12、13 開口部補強部材、13a スタッド11aに取り付けられている開口部補強部材13、13b ランナ12aに取り付けられている開口部補強部材13、14 ねじ、15 ステープル、16 縦枠、17 上枠、18 固定部材、19 縦枠本体、20 縦枠塞ぎ部材、20a 取付け部、20b 塞ぎ部、20c 長穴、20d 嵌合穴、21 縦枠部材、21a 見込み部、21b 見付け部、21c 散り部、21d 見返し部、21e 縁部、22 縦枠繋ぎ部材、22a 繋ぎ部、22b 第1接続部、22c 第2接続部、22d 丸穴、22e ナット、22f 丸穴、22g ナット、23 リベット、24 ねじ、25 上枠本体、25a 見込み部、25b 見付け部、25c 散り部、25d 見返し部、25e 縁部、26 上枠塞ぎ部材、26a 取付け部、26b 塞ぎ部、26c 縁部、26d 突起部、27 ねじ、28 枠側固定部材、28a 取付け部、28b 接続部、28c 長穴、28d 長穴、29 壁側固定部材、29a 取付け部、29b 接続部、29c 長穴、30 ねじ、31 ねじ、32 ナット、33 縦枠、34 縦枠、35 縦枠本体、35a 見込み部、35b 見付け部、35c 散り部、35d 塞ぎ部、35e 見返し部、35f 縁部、36 縦枠本体、36a 見込み部、36b 見付け部、36c 散り部、36d 見返し部、36e 縁部、37 縦枠塞ぎ部材、37a 繋ぎ部、37b 塞ぎ部、37c 第1接続部、37d 第2接続部、37e 第3接続部、105 乗場三方枠、116 縦枠、117 上枠、118 固定部材、119 縦枠本体、120 縦枠塞ぎ部材、125 上枠本体、126 上枠塞ぎ部材。

Claims (4)

  1. 昇降路と乗場との間に壁下地部材が設けられ、前記壁下地部材の前記乗場の側に非金属製で防火性および可撓性を有するボードが固定されて前記昇降路と前記乗場とを区画する壁を成し、前記壁下地部材に設けられた開口部よりも内側で前記ボードに設けられた前記壁の開口部に出入口を形成するエレベータの乗場三方枠であって、
    前記エレベータの乗場三方枠は、一対の縦枠および上枠を有し、
    前記一対の縦枠は、前記出入口の左側および右側にそれぞれが配置されて前記出入口の幅を成し、
    前記上枠は、前記出入口の上側に配置されて前記一対の縦枠のそれぞれの上部を繋いで前記出入口の高さ成し、
    前記一対の縦枠および前記上枠のそれぞれは、鉄製の枠本体および鉄製の塞ぎ部材を有し、
    前記塞ぎ部材は、前記枠本体の長手方向の全長に渡って伸びる塞ぎ部を有し、
    前記塞ぎ部は、前記枠本体から前記出入口の外側に向かって前記壁下地部材の手前まで伸び、
    前記一対の縦枠のそれぞれの前記塞ぎ部材の上端と、前記上枠の前記塞ぎ部材の一端および他端とが嵌合し、
    前記塞ぎ部および前記ボードが第1接合部材で接合されて前記塞ぎ部の前記乗場の側の側面および前記ボードの前記昇降路の側の側面が接触することで前記塞ぎ部材が前記ボードと前記枠本体との隙間を塞ぐエレベータの乗場三方枠。
  2. 前記枠本体および前記塞ぎ部材は、板状の1つの部材が曲折して形成され、
    前記枠本体は、前記枠本体の長手方向に伸びる見込み部、見付け部、および散り部を有し、
    前記見込み部は、前記出入口の奥行方向に伸びて前記出入口の幅または高さを成し、
    前記見付け部は、前記見込み部の前記乗場に近い端部から前記出入口の外側に伸び、
    前記散り部は、前記見付け部の前記出入口に遠い端部から前記昇降路の側に伸び、
    前記塞ぎ部材の前記塞ぎ部は、前記散り部の前記昇降路に近い端部から前記出入口の外側に伸びる請求項1に記載のエレベータの乗場三方枠。
  3. 前記枠本体は、板状の1つの部材が曲折して形成され、
    前記枠本体は、前記枠本体の長手方向に伸びる見込み部、見付け部、および散り部を有し、
    前記見込み部は、前記出入口の奥行方向に伸びて前記出入口の幅または高さを成し、
    前記見付け部は、前記見込み部の前記乗場に近い端部から前記出入口の外側に伸び、
    前記散り部は、前記見付け部の前記出入口に遠い端部から前記昇降路の側に伸び、
    前記塞ぎ部材は、板状の1つの部材が曲折して形成され、
    前記塞ぎ部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる繋ぎ部、前記塞ぎ部、および接続部を有し、
    前記繋ぎ部は、前記枠本体の前記散り部に取り付けられて前記昇降路の側に伸び、
    前記塞ぎ部は、前記繋ぎ部の前記昇降路に近い端部から前記出入口の外側に伸び、
    前記接続部は、前記塞ぎ部の前記出入口に遠い端部から伸びて前記枠本体に取り付けられ、
    前記枠本体に前記塞ぎ部材が取り付くことで、前記枠本体および前記塞ぎ部材は前記枠本体の長手方向に垂直な断面が閉断面を成す請求項1に記載のエレベータの乗場三方枠。
  4. 前記枠本体は、枠部材と繋ぎ部材を有し、
    前記枠部材は、板状の1つの部材が曲折して形成され、
    前記枠部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる見込み部、見付け部、および散り部を有し、
    前記見込み部は、前記出入口の奥行方向に伸びて前記出入口の幅または高さを成し、
    前記見付け部は、前記見込み部の前記乗場に近い端部から前記出入口の外側に伸び、
    前記散り部は、前記見付け部の前記出入口に遠い端部から前記昇降路の側に伸び、
    前記繋ぎ部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる繋ぎ部および接続部を有し、
    前記繋ぎ部は、前記枠部材の前記散り部に取り付けられて前記昇降路の側に伸び、
    前記接続部は、前記繋ぎ部の前記昇降路に近い端部から伸びて前記枠部材に取り付けられ、
    前記塞ぎ部材は、板状の1つの部材が曲折して形成され、
    前記塞ぎ部材は、前記枠本体の長手方向に伸びる取付け部および前記塞ぎ部を有し、
    前記取付け部は、前記繋ぎ部材に取り付けられて前記乗場の側に伸び、
    前記塞ぎ部は、前記取付け部の前記乗場に近い端部から前記出入口の外側に伸び、
    前記塞ぎ部材の前記取付け部は、前記出入口の奥行方向の位置を調整できるように前記繋ぎ部材に第2接合部材で接合される請求項1に記載のエレベータの乗場三方枠。
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