JP6701898B2 - 磁気特性測定装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、このような電磁鋼板単板磁気特性試験方法において実使用条件に則した形で磁気特性を測定するために、ヨークの磁極面を試料幅の5〜90%の領域で直接接触させることが記載されている。
図1は、磁気特性測定装置の外観構成の概略の一例を示す図である。
図1において、磁気特性試験装置は、1枚の磁性体板(単板)を試料Sとし、試料Sの磁気特性として鉄損を測定するためのものである。試料Sとしては、例えば、JIS規格等の規格で定められている方向性電磁鋼板や無方向性電磁鋼板を使用することができる。本実施形態では、無方向性電磁鋼板を試料Sとして用いる場合を例に挙げて説明する。
上ヨーク11および下ヨーク12は、試料Sの板面を介して相互に略対向する位置に配置される。上ヨーク11および下ヨーク12は、同じものであり、配置される位置のみが異なる。
図2(a)および図2(b)において、コイル群20は、励磁コイル21と、Bコイル22と、Hコイル23とを有する。
Bコイル22は、励磁コイル21の内側において試料Sに対して金属線(例えば銅線)を巻回すことにより構成される。Bコイル22は、試料S、上ヨーク11および下ヨーク12が励磁されることにより発生する磁界に基づく誘導起電力を測定するためのものである。この誘導起電力に基づいて試料S内の磁束密度が測定される。
次に、低透磁率部30a〜30dを形成するに至った経緯について説明する。
図3は、磁気特性測定装置の上ヨーク11、下ヨーク12、および試料Sに形成される閉磁路の一例を概念的に示す図である。図3は、図2(b)と同様に、磁気特性測定装置の中心を通るように、Y軸およびZ軸に沿って切断した断面図である。尚、図3では、後述する低透磁率部30a〜30dが形成されていないものとする(上ヨーク11、下ヨーク12の2つの脚部の先端面(磁極面)は平らであり、当該先端面の全体が試料Sと接触しているものとする)。
Rm=L/(μ0・μr・A) ・・・(1)
ここで、Lは、素材内の磁路長[m]であり、Aは、磁路の断面積[m2]であり、μ0は、真空の透磁率[H/m]であり、μrは、素材の比透磁率である。
図2(b)に示すように寸法L1、L2、H1、H2、ΔLを定める。試料Sの比透磁率をμrs、上ヨーク11・下ヨーク12の比透磁率をμryとする。磁路の断面積Aを内周と外周とで同じであるとする。そうすると、上ヨーク11・下ヨーク12の内周端(内周面の位置)における磁気抵抗Rm_内周に、磁路の断面積Aを掛けた値は、以下の(2)式で表される。また、上ヨーク11・下ヨーク12の外周端(外周面の位置)における磁気抵抗Rm_外周に、磁路の断面積Aを掛けた値は、以下の(3)式で表される。
Rm_外周×A={L2/μrs+(L2+2×H2)/μry}/μ0 ・・・(3)
ΔRm×A=[(L2−L1)/μrs+{(L2−L1)+2×(H2−H1)}/μry]/μ0=2×{ΔL/μrs+(ΔL+H2−H1)/μry}/μ0 ・・・(4)
内外周の差異={(Rm_外周×A−Rm_内周×A)/Rm_内周×A}×100 ・・・(5)
このように、上ヨーク11・下ヨーク12の内周側よりも外周側の方が、磁気抵抗Rmが高くなるため、磁束は、上ヨーク11・下ヨーク12の内周側(即ち、試料Sの表層側)に集中する。これにより試料Sの板厚方向において磁束密度の分布に偏りが生じ、渦電流損が増大する。
δ={1/(π×σ×f×μ)}1/2 ・・・(6)
σは、素材の導電率[S/m]、fは、周波数[Hz]、μは、素材の透磁率[H/m]である。
図6は、図2(b)の一点鎖線で囲んでいる領域201を拡大して示す図である。図6(a)は、低透磁率部30a〜30dの第1の例を示し、図6(b)は、低透磁率部30a〜30dの第2の例を示し、図6(c)は、低透磁率部30a〜30dの第3の例を示し、図6(d)は、非特許文献1に記載の構成(比較例)を示す。
図6(a)および図7(a)に示す例では、上ヨーク11・下ヨーク12の外周側の領域になるほど、低透磁率部30a〜30dの厚みを小さくすることにより、磁路に関わらず、磁気抵抗Rmを略同じにすることができるようにしている。
上ヨーク11・下ヨーク12の内周端において、上ヨーク11・下ヨーク12の外周端と内周端の磁気抵抗Rmの差ΔRmだけ磁気抵抗Rmを大きくすれば、上ヨーク11・下ヨーク12の外周端と内周端の磁気抵抗Rmの差ΔRmを0(ゼロ)にすることができる。そして、以下の(7)式を満たすように、低透磁率部30a〜30dの厚み(閉磁路に沿う方向の長さ)の最大値(即ち、上ヨーク11・下ヨーク12の内周端における低透磁率部30a〜30dの厚み)Xmaxと、低透磁率部30a〜30dの比透磁率μrxを定める。
(7)式は、以下の(8)式の「2×Xmax×(1/μrx−1/μry)/μ0」と(4)式の「2×{ΔL/μrs+(ΔL+H2−H1)/μry}/μ0」とが等しくなるXmaxを求めることにより得られる。
ΔRm×A={2×Xmax/μrx−2×Xmax/μry}/μ0=2×Xmax×(1/μrx−1/μry)/μ0 ・・・(8)
ΔRm×A=2×{ΔL/μrs+(ΔL+H2−H1)/μry}/μ0=2×(1/μrs+1/μry)/μ0×ΔL+2×(H2−H1)/μry/μ0 ・・・(9)
Xmax=μrx/μrs×ΔL ・・・(10)
図6(a)および図7(a)に示す低透磁率部30a〜30dの第1の例では、上ヨーク11・下ヨーク12の先端面の全体に、低透磁率部30a〜30dを形成する例を示した。
図6(b)および図7(b)に示す例では、相対的に外周側の領域については、X軸方向の全体に亘って試料Sに接触させ、相対的に内周側の領域については、X軸方向の全体に亘って試料Sに接触させず、当該内周側の領域に試料Sとの間に隙間が形成されるようにする。ここでは、内周側の半分の領域(上ヨーク11・下ヨーク12のY軸方向の長さの半分の領域)において、試料Sとの間に隙間が形成されるようにした。ただし、試料Sとの間に形成する隙間のY軸方向の長さは、上ヨーク11・下ヨーク12のY軸方向の長さの半分に限定されない。
図6(c)および図7(c)に示す低透磁率部30a〜30dの第3の例は、図6(a)および図7(a)に示す低透磁率部30a〜30dの第1の例と、図6(b)および図7(b)に示す低透磁率部30a〜30dの第2の例とを組み合わせたものである。即ち、第2の例のように、上ヨーク11・下ヨーク12の相対的に外周側の領域については、X軸方向の全体に亘って試料Sに接触させ、相対的に内周側の領域については、X軸方向の全体に亘って試料Sに接触させないようにする。そして、当該内周側の領域と試料Sとの間に形成される隙間の形状を、第1の例のように、外周側の領域になるほど、低透磁率部30a〜30dの厚みが小さくなるようにする。これは、図2(b)に示すヨーク寸法においてL1よりL2が充分に大きい場合などに、試料S内の磁束密度を均一化しても磁束の通過する最外周のY軸方向の長さがL2より小さい場合に採用できる。このとき、低透磁率部30a〜30dの厚みは、第1の例で説明したのと同様にして定めることができる。ただし、ΔLは、L2ではなく、磁束が通過する最外周のY軸方向の長さとL1との差から求めれば良い。このようにすることで、第1の例と同様に、磁路に関わらず(位置によらずに)、磁気抵抗Rmを略同じにすることができる。
次に、実施例を説明する。
本実施例では、図6(b)および図7(b)に示す第2の例の形状を有する低透磁率部30a〜30dを形成した上ヨーク11・下ヨーク12を用いたものを発明例とした。ここで、低透磁率部30a〜30dの厚みを20[μm]とし、低透磁率部30a〜30dにおける比透磁率を1とした。また、図6(d)および図7(d)に示すように低透磁率部30a〜30dを形成していない上ヨーク11・下ヨーク12を用いたものを比較例とした。低透磁率部30a〜30dの有無以外は、発明例と比較例とで異なる点はない。
図9は、発明例と比較例のそれぞれにおける、試料Sの板厚方向の磁束密度の分布を示す図である。図9では、正規化した磁束密度を示している。また、図9では、試料Sの渦電流損が最大のときの磁束密度の大きさの、板厚方向の分布を示す。図9の板表層とは、試料Sの表面を示し、板厚中心とは、試料Sの板厚方向の中心の位置を示し、1/4厚は、試料Sの表面と、試料Sの板厚方向の中心の位置との中間の位置を示す。図10は、発明例と比較例のそれぞれにおける、試料Sの損失(ヒステリシス損、渦電流損、およびそれらの和で表される鉄損)を示す図である。
以上のように本実施形態では、低透磁率部30a〜30dを形成しない場合よりも、上ヨーク11・下ヨーク12の内周側の領域と外周側の領域の磁気抵抗Rmの差が小さくなるように、上ヨーク11・下ヨーク12の先端面の少なくとも相対的に内周側の領域に低透磁率部30a〜30dを形成する。従って、非特許文献1に記載の適用磁束密度範囲(方向性電磁鋼板については1.8[T]、無方向性電磁鋼板については1.5[T])を上回る磁束密度と、商用周波数を上回る励磁周波数を適用して試料Sの磁気特性を測定しても、試料Sの板厚方向における磁束密度の分布の偏りを低減することができる。その結果、試料Sの磁気特性(鉄損等)を正確に測定することができる。よって、例えば、このような磁気特性の測定結果を、数値解析の入力データとしたり、理論計算の前提となる物性値として用いたりすることで、数値解析や理論計算の結果を、モータ等の電機機器の設計に活用することができ、高効率の電機機器を設計することができる。また、このような磁気特性の測定結果を用いることで、製造プロセスによる磁性材料の磁気特性の差異を明確化することができ、低損失材料の開発のための有用なデータを得ることができる。
本実施形態では、上ヨーク11・下ヨーク12の2つのヨークを用いる場合(非特許文献1の複ヨーク枠に対応する構成)を例に挙げて示した。しかしながら、上ヨーク11・下ヨーク12の何れか一方のみを用いる構成(非特許文献1の単ヨーク枠に対応する構成)としてもよい(上ヨーク11・下ヨーク12の何れか一方はなくてもよい)。
Claims (10)
- 単板の磁性体からなる試料の磁気特性を測定する磁気特性測定装置であって、
2つの脚部を有するヨークを有し、
前記2つの脚部の先端面は、前記試料の板面と対向するように配置され、
前記2つの脚部の基端は、磁気的に相互に結合され、
前記ヨークには、低透磁率部が形成され、
前記低透磁率部の比透磁率は、前記試料および前記ヨークの比透磁率未満であり、
前記試料を励磁することによって前記ヨークおよび前記試料に形成される閉磁路に沿うように前記ヨークを切断した場合の断面において、前記ヨークの内周側の磁気抵抗と外周側の磁気抵抗との差が、前記低透磁率部が形成されていない場合よりも小さくなるように、前記ヨークに前記低透磁率部が形成されており、
前記ヨークは、前記試料の一方の板面側に配置され、前記2つの脚部を有する第1のヨークと、
前記試料の他方の板面側に配置され、前記2つの脚部を有する第2のヨークと、を有し、
前記第1のヨークと前記第2のヨークの前記2つの脚部は、前記第1のヨークが前記試料の一方の板面側となり前記第2のヨークが前記試料の他方の板面側となるように前記試料の板面を介して相互に対向する位置に配置され、
前記第1のヨークと前記第2のヨークのそれぞれに前記低透磁率部が形成されており、
前記第1のヨークの内周側に形成される閉磁路の磁気抵抗と、前記第1のヨークの外周側に形成される閉磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの内周側に形成される閉磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの外周側に形成される閉磁路の磁気抵抗とは、それぞれ略同じであり、
前記第1のヨークの内周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の一方の板面の領域と前記第1のヨークの一方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第1のヨークの内周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の一方の板面の領域と前記第1のヨークの他方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの内周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の他方の板面の領域と前記第2のヨークの一方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの内周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の他方の板面の領域と前記第2のヨークの他方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗とは、それぞれ略同じであり、
前記第1のヨークの外周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の一方の板面の領域と前記第1のヨークの一方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第1のヨークの外周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の一方の板面の領域と前記第1のヨークの他方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの外周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の他方の板面の領域と前記第2のヨークの一方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗と、前記第2のヨークの外周側に形成される閉磁路のうち、前記試料の他方の板面の領域と前記第2のヨークの他方の脚部の前記低透磁率部が形成されていない領域との間に形成される磁路の磁気抵抗とは、それぞれ略同じであることを特徴とする磁気特性測定装置。 - 前記低透磁率部は、少なくとも、前記ヨークの前記内周側の領域において、前記断面に垂直な方向の全体に亘って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部は、前記ヨークの前記内周側の領域において、前記断面に垂直な方向の全体に亘って形成されており、当該領域よりも前記ヨークの前記外周側の領域には形成されていないことを特徴とする請求項1または2に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部の前記閉磁路に沿う方向の長さが一定であることを特徴する請求項3に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部の前記閉磁路に沿う方向の長さは、前記ヨークの前記内周側の領域であるほど長いことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部は、前記脚部の先端面に形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部は、空隙または比透磁率が1の非磁性の材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
- 前記低透磁率部は、比透磁率が10以下であり、且つ、電気抵抗率が10[μΩm]以上の材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
- 励磁周波数が100[Hz]以下、前記試料の最大磁束密度が1.5[T]を上回る条件で前記試料の磁気特性を測定することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
- Hコイル法で前記試料の磁気特性を測定することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の磁気特性測定装置。
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