JP6701862B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報の処理に関し、特に、情報を表示する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
利用者の利便性を向上するために、利用者に対して、適切な立ち位置を示す装置がある(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載の個人認証装置は、立ち位置として、LD(Laser Diode)を用いて、床にマークを描く。
特開2003−242490号公報
しかし、利用者が取得したい情報は、「操作における立ち位置」に限られず、その他にもいろいろな情報がある。
例えば、銀行などの店舗において、現金自動支払機(CD:Cash Dispenser)及び現金自動預払機(ATM:Automated Teller Machine)などの機器が、複数台置かれている場合がある。
利用者は、複数の装置の中から、他の利用者が操作していない装置の所に進む。そして、利用者は、その装置に表示手段(例えば、液晶ディスプレイ)の表示にしたがって、装置を操作して、所定のサービスの提供を受ける。
しかし、装置は、故障する場合がある。つまり、利用者が操作していない装置には、故障した装置が含まれる場合がある。このような場合、利用者は、装置の所まで移動してから、装置が使えないことを知る。そして、利用者は、他の装置を探すために移動する必要がある。
上記の操作に用いられる表示手段は、プライバシー保護のため、表示内容を周辺から視認できにくく設定されている。そのため、たとえ、操作に用いられる表示手段が故障を表示した場合でも、利用者は、装置の前に移動しないと、故障であることが分からない。
このように、一般的な利用者にサービスを提供する装置は、装置の利用に関する情報の提供範囲が狭いという問題点があった。
特許文献1に記載の発明は、操作位置を示す発明であり、装置の状態を示す発明ではない。つまり、特許文献1に記載の発明は、装置の利用に関する情報を提供できないという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点を解決し、装置に関する情報を、より広い範囲に提供できる情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムを提供することにある。
本発明の一形態における情報処理装置は、所定の範囲に情報を投影する投影手段と、情報処理装置の利用に関する動作の状態を検出する検出手段と、保持している状態である第1の検出結果から、検出手段が検出した状態である第2の検出結果が変化している場合に、投影手段に、第2の検出結果に関する情報の投影を指示する制御手段とを含む。
本発明の一形態における情報処理方法は、所定の範囲に情報を投影する投影手段と、情報処理装置の利用に関する動作の状態を検出する検出手段とを含む情報処理装置において、保持している状態である第1の検出結果から、検出手段が検出した状態である第2の検出結果が変化している場合に、投影手段に、第2の検出結果に関する情報の投影を指示する。
本発明の一形態におけるプログラムは、所定の範囲に情報を投影する投影手段と、情報処理装置の利用に関する動作の状態を検出する検出手段とを含むコンピュータにおいて、保持している状態である第1の検出結果から、検出手段が検出した状態である第2の検出結果が変化している場合に、投影手段に、第2の検出結果に関する情報の投影を指示する処理をコンピュータに実行させる。
本発明に基づけば、装置に関する情報を、より広い範囲に提供するとの効果を奏することができる。
図1は、本発明における第1の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係る投影部における情報の投影を模式的に示した図である。 図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、第2の実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、変形の一例である情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
各図面は、本発明の実施形態を説明するためのものである。ただし、本発明は、各図面の記載に限られるわけではない。また、各図面の同様の構成には、同じ番号を付し、その繰り返しの説明を、省略する場合がある。また、以下の説明に用いる図面において、本発明の説明に関係しない部分の構成については、記載を省略し、図示しない場合もある。
以下の説明において、本発明における実施形態に係る情報処理装置の一例として、ATM(又はCD)を用いて説明する。ただし、本発明における実施形態は、ATM(及びCD)に、限定されない。例えば、情報処理装置は、自動販売機でもよい。
また、以下の説明において、表示される情報は、通貨(現金)の払出し及び/又は預け入れの操作に関連する情報(操作情報)である。ただし、本発明における操作は、通貨に直接的に関する操作に限定されない。例えば、操作は、通帳の記入など、預金通貨に関する動作でもよい。
<第1の実施形態>
図面を参照して、本発明における第1の実施形態について説明する。
[構成の説明]
まず、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示されているように、情報処理装置10は、制御部100と、検出部200と、投影部300とを含む。
制御部100は、後ほど詳細に説明する動作を基に、投影部300を用いて、情報処理装置10の動作(例えば、利用可能である、又は、故障中)に関する情報を表示する。
検出部200は、制御部100が判断に用いる情報を提供する。例えば、検出部200は、情報処理装置10が提供するサービスに関する動作(利用者に提供するサービス、又は、図示しないホストとの情報の送信及び受信など)の状態を検出し、制御部100に検出結果(正常状態、又は、故障状態(異常状態))を出力する。
サービスに関する動作は、通貨の払出し及び預け入れに関する動作である。より具体的には、この動作は、例えば、紙幣の搬出及び/又は搬入の動作、並びに、利用明細の印刷及び出力の動作である。あるいは、この動作は、上位装置に利用者の取引残高を確認する動作である。
検出部200が、この動作を実行してもよい。この場合、検出部200は、自分が実行した動作の結果を出力すればよい。
あるいは、図示しない処理部が、制御部100に制御されて、この動作を実行してもよい。この場合、検出部200は、図示しない処理部の動作結果を検出する。そして、検出部200は、検出結果を制御部100に送信(通知)する。
ただし、検出部200は、制御部100からの指示に基づいて、検出結果を送信してもよい。つまり、制御部100が、検出部200から検出結果を取得してもよい。
なお、検出部200が提供する情報は、上記に限定されない。例えば、検出部200は、図示しないセンサを用いて利用者の接近を検出し、接近に関する情報を制御部100に提供してもよい。
なお、以下の説明は、一例として、検出部200が、状態を検出するとして説明する。
投影部300は、制御部100の指示を基に、所定の範囲に情報を表示する。ここで、所定の範囲は、情報処理装置10を操作している利用者から見える範囲に限られず、情報処理装置10の近傍にいる利用者及び作業者(例えば、銀行員など)から見える範囲である。
例えば、投影部300は、情報処理装置10の近傍(例えば、情報処理装置10の略正面)の床の上に、情報を表示(投影)する。投影部300は、例えば、プロジェクター(投影機)である。
図2は、第1の実施形態に係る投影部300における情報の投影を模式的に示した図である。図2の右側の図は、側面図である。図2の側面図に示されていうように、投影部300は、情報処理装置10の近傍(例えば、正面方向)の床に情報を表示する。図2の左側の図は、上面図(平面図)である。図2に示されているように、投影部300は、情報処理装置10の正面方向の床に情報を表示(投影)する。なお、図2は、故障を検出した場合の表示の一例を示している。投影部300は、3方向から情報を確認できるように、3方向の文字を表示している。さらに、投影部300は、故障中を示すマークを表示している。
ただし、投影部300は、情報処理装置10の正面とは異なる面の方向に情報を投影してもよい。例えば、利用者の操作時の情報を他者から見えにくくするために、情報処理装置10の操作面は、情報処理装置10が設置される場所の壁と垂直な方向となるように設置される場合がある。この場合、投影部300は、情報処理装置10の側面方向に情報を投影してもよい。
さらに、投影部300は、1方向に限られず、複数の方向に情報を投影してもよい。
このように、投影部300は、情報処理装置10の周辺から容易に確認できるように、情報を投影する。
なお、投影部300が情報を表示する範囲は、床に限られない。例えば、投影部300は、壁又は天井に情報を表示してもよい。
[動作の説明]
次に、図面を参照して、第1の実施形態に係る情報処理装置10の動作について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部100が、初期状態の情報を表示するように、投影部300に指示する(ステップS100)。そして、制御部100は、初期状態を、検出結果として保存する。以下、制御部100に保存されている検出結果を「第1の検出結果」と呼ぶ。
一般的には、初期状態は、正常動作状態である。そこで、制御部100は、投影部300に対して、情報処理装置10が利用可能であることを示す情報の投影を指示する。例えば、投影部300は、「御利用可能です」のような、利用者に対して、利用可能なことを示す情報を投影する。情報処理装置10の利用者は、床などに表示された情報を基に、離れた位置から利用可能な情報処理装置10を知ることができる。この場合、第1の検出結果は、「正常」である。
次に、制御部100は、検出部200から、情報処理装置10の状態に関する検出結果を取得する(ステップS110)。以下、制御部100が検出部200から取得した検出結果を「第2の検出結果」と呼ぶ。
ただし、情報処理装置10は、ステップS100を含まなくてもよい。この場合、制御部100は、最初に検出部200が検出した状態に対する検出結果を、第1の検出結果として、保存すればよい。
そして、制御部100は、第1の検出結果と第2の検出結果とが、一致するか否かを判定する(ステップS120)。つまり、制御部100は、検出部200が検出した状態が、保存している状態から変化したか否かを判定する。
検出結果が一致しない場合(ステップS120でNo)、つまり状態が変化している場合、制御部100は、投影部300に対して、第2の検出結果(新しい状態)に対応した表示を指示する(ステップS130)。
例えば、第1の検出結果(保存している状態)が「正常状態」であり、第2の検出結果(取得した状態)が「故障状態」の場合、制御部100は、投影部300に対して、故障中であることを示す情報を表示するように指示する。図2の上面図は、この場合の表示の一例である。投影部300は、故障に関連する情報を投影する場合、視認性が高くなるように情報を表示することが望ましい。例えば、投影部300は、故障の文字の色を視認性が高い色(例えば、赤色)としてもよい。また、投影部300は、故障の文字を点滅させてもよい。あるいは、投影部300は、動画を表示してもよい。
また、第1の検出結果(保存していた状態)が「故障状態」であり、第2の検出結果(取得した状態)が「正常状態」の場合、制御部100は、投影部300に対して、利用可能な状態であることを示す情報を表示するように指示する。
新しい状態を表示後、制御部100は、第1の検出結果(保存してる状態)を、第2の検出結果(取得した状態)で置き換える。なお、制御部100は、保存していた第1の検出結果を履歴として保存してもよい。例えば、制御部100は、図示しない計時部を含み、履歴として、状態が変化した時刻と合わせて、保存していた第1の検出結果を保存してもよい。
第2の検出結果(新しい状態)を保存後、制御部100は、ステップS110に戻る。
検出結果が一致している場合(ステップS120でYes)、つまり状況が変化していない場合、制御部100は、ステップS110に戻る。
なお、投影部300が投影する情報は、「正常状態」及び「故障状態」に限られない。例えば、投影部300は、表示する情報に、情報を付加してもよい。例えば、投影部300は、正常状態の表示において、情報処理装置10が対応可能な通貨及び/又は言語を表示してもよい。あるいは、投影部300は、故障状態の表示において、故障の種類を表示してもよい。あるいは、投影部300は、故障状態の表示において、窓口の方向、又は、別の情報処理装置10の方向を表示してもよい。
あるいは、投影部300は、正常状態及び故障状態とは異なる情報を表示してもよい。例えば、投影部300は、利用者の動作に対する情報を表示してもよい。例えば、通帳がいっぱいになった場合、制御部100は、投影部300を用いて、通帳の窓口の方向を示してもよい。あるいは、制御部100は、投影部300を用いて、フロアの地図を表示してもよい。
また、投影部300は、他の情報と組み合わせた情報を表示してもよい。例えば、情報処理装置10は、図示しない情報処理装置10の正面の床における物体を検出する物体検出部を含むとする。この場合、利用者に対する動作を終了後に、物体検出部が物を検出した場合に、制御部100は、投影部300を用いて所定の情報(例えば、忘れ物)を表示してもよい。
あるいは、投影部300は、情報の投影位置及び範囲を変更してもよい。
なお、検出部200が、利用者の接近を検出する場合は、情報処理装置10は、例えば、次のように動作する。
まず、制御部100が、第1の検出結果として初期状態の情報を設定し、初期状態の情報を表示するように、投影部300に指示する(ステップS100)。一般的には、初期状態は、「利用者が接近していない」である。つまり、情報処理装置10は、利用されていない状態である。そこで、制御部100は、投影部300に対して、情報処理装置10が利用可能であることを示す情報の投影を指示する。
次に、制御部100は、第2の検出結果として、検出部200から利用者の接近に関する検出結果を取得する(ステップS110)。
そして、制御部100は、第1の検出結果と第2の検出結果とが、一致するか否かを判定する(ステップS120)。つまり、制御部100は、検出部200が検出した状態が、保存している状態から変化したか否かを判定する。
検出結果が一致しない場合(ステップS120でNo)、つまり状態が変化している場合、制御部100は、投影部300に対して、第2の検出結果(新しい状態)に対応した表示を指示する(ステップS130)。
例えば、第1の検出結果が「接近してない」であり、第2の検出結果が「接近している」の場合、利用者が、情報処理装置10の近傍に位置する。そこで、制御部100は、投影部300と停止する。
一方、第1の検出結果が「接近している」であり、第2の検出結果が「接近していない」の場合、利用者は、情報処理装置10から離れている。そこで、制御部100は、投影部300に対して、利用可能な状態であることを示す情報を表示するように指示する。
新しい状態を表示後、制御部100は、第1の検出結果を、第2の検出結果で置き換える。
第1の検出結果を更新後、制御部100は、ステップS110に戻る。
検出結果が一致している場合(ステップS120でYes)、つまり状況が変化していない場合、制御部100は、ステップS110に戻る。
[効果の説明]
第1の実施形態に係る情報処理装置10の効果について説明する。
このように、本実施形態に係る情報処理装置10は、装置の利用に関する情報を、より広い提供するとの効果を奏することができる。
その理由は、次のとおりである。
投影部300は、情報処理装置10の近傍の者から確認できる範囲に情報を投影する。検出部200は、情報処理装置10の動作の状態を検出し、検出結果を出力する。制御部100は、検出部200から検出結果(状態)を取得し、検出結果(状態)が一致しているか否かを判定する。そして、一致しない場合(変化していた場合)に、検出部200は、投影部300に変化後の検出結果(状態)の表示を指示する。その結果して、投影部300は、情報処理装置10の近傍の者から確認できる範囲に、情報(変化後の検出結果)を投影する。
一般的に、操作に関する情報は、セキュリティを確保するために、狭い視野角の範囲に表示される。一方、投影部300は、例えば、情報処理装置10の正面の床に情報を投影するなど、広い範囲から確認できるように情報を表示する。
このように、情報処理装置10は、広い範囲に情報を表示できる。
例えば、検出部200が故障を検出した場合、制御部100は、検出部200が故障状態に変化したことを判定できる。そして、制御部100は、投影部300に故障中であることを投影するように指示する。投影部300は、この指示を基に、例えば、情報処理装置10の正面の床に、故障中であることを表示する。そのため、情報処理装置10を利用しようとしている利用者は、情報処理装置10から離れた位置から故障中であることを視認できる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について、図面を参照して説明する。
図4は、第2の実施形態に係る情報処理装置11の構成の一例を示す図である。
図4に示されているように、情報処理装置11は、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成に加え、操作部400を含む。情報処理装置11は、さらに、表示部500を含んでもよい。そのため、第1の実施形態と同様の構成についての詳細な説明を省略し、操作部400及び表示部500について説明する。
操作部400は、情報処理装置11を利用する利用者の操作を取得する。
表示部500は、制御部100に制御されて、操作に関連する情報(操作情報)を表示する。例えば、情報処理装置11がCD又はATMの場合、表示部500は、現金の取扱いに関する情報を表示する表示器である。
ただし、表示部500は、投影部300と比較して、狭い範囲において情報を確認(視認)できるように、情報を表示する。例えば、表示部500は、情報処理装置11を操作する利用者から見える範囲に情報を表示する。具体的には、表示部500は、情報処理装置11の正面に対して、所定に角度より大きな角度となる斜め方向からは見えないように、操作情報を表示する。表示部500は、視野角を制限する視野角制限フィルタを含んでもよい。
情報処理装置11の制御部100は、操作部400から取得した操作を基に、情報処理装置11における動作を進める。表示部500が含まれる場合、制御部100は、操作情報を表示部500に表示する。
そして、制御部100は、操作部400から取得した操作に間違いが含まれていた場合、つまり誤操作の場合、投影部300に対して、誤操作に関する情報の投影を指示する。
投影部300は、第1の実施形態における表示に加え、この指示を基に、誤操作に関する情報を投影する。
この動作について、銀行を例に説明する。
例えば、操作に不慣れな利用者は、操作を誤る場合が多い。さらに、操作に不慣れな利用者は、操作を誤った場合の復帰方法なども分からない場合が多い。銀行員は、一般的に、利用者の所作(例えば、首をひねる、又は、繰り返し周りを見回す)を基に、誤操作して復旧できない利用者を判別している。
しかし、情報処理装置11の制御部100は、利用者の誤操作を検出すると、投影部300に対して、誤操作に関する情報の投影を指示する。投影部300は、既に説明した通り、周辺から視認可能なように情報を投影する。そのため、銀行員は、利用者の誤操作を容易に知ることができる。
[効果の説明]
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置11の効果について説明する。
第2の実施形態に係る情報処理装置11は、第1の実施形態の効果に加え、利用者の誤操作を周辺の者に伝えるとの効果を奏する。
その理由は、制御部100が、操作部400における誤操作に検出した場合に、投影部300を用いて誤操作に関する情報を投影するためである。
さらに、第2の実施形態に係る情報処理装置11は、操作情報を保護するとの効果を奏する。
その理由は、表示部500は、見える範囲を制限して、操作情報を表示するためである。
<実施形態の概要>
次に、本発明における実施形態の概要を、図1に示されている情報処理装置10を用いて説明する。
情報処理装置10は、制御部100と、検出部200と、投影部300とを含む。
投影部300は、所定の範囲に情報を投影する。
検出部200は、情報処理装置10の状態を検出する。
制御部100は、保持している状態である第1の検出結果と、検出手段が検出した状態である第2の検出結果とが異なる場合に、投影部300に、第2の検出結果に関する情報の投影を指示する。
情報処理装置10は、上記構成を基に、情報処理装置10の利用に関する情報を、より広い範囲に提供するとの効果を奏することができる。
なお、情報処理装置10は、本発明における実施形態の最小構成である。
制御部100は、制御手段と呼ばれてもよい。検出部200は、検出手段と呼ばれてもよい。投影部300は、投影手段と呼ばれてもよい。さらに、操作部400は、操作手段と呼ばれてもよい。また、表示部500は、表示手段と呼ばれてもよい。
[変形例]
上記で説明した情報処理装置10及び情報処理装置11の変形例について説明する。
上記で説明した情報処理装置10及び情報処理装置11は、次のように構成される。
例えば、情報処理装置10及び情報処理装置11において、各構成部は、ハードウェア回路を用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11において、各構成部は、ネットワークを介して接続された複数の装置を用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11において、一部又は全ての構成部は、1つのハードウェアを用いて構成されてもよい。
また、情報処理装置10及び情報処理装置11の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。制御部100は、上記構成に加え、さらに、入出力接続回路(IOC:Input / Output Circuit)と、ネットワークインターフェース回路(NIC:Network Interface Circuit)とを含むコンピュータ装置として実現されてもよい。
図5は、変形の一例である情報処理装置60の構成の一例を示すブロック図である。つまり、情報処理装置60は、情報処理装置10及び情報処理装置11の変形例である。
情報処理装置60は、情報処理部600と、検出機器660と、投影機器670とを含む。情報処理装置60は、さらに、操作機器680と、表示機器685とを含んでもよい。
情報処理部600は、CPU610と、ROM620と、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC690とを含み、コンピュータ装置を構成している。
CPU610は、ROM620からプログラムを読み込む。そして、CPU610は、読み込んだプログラムに基づいて、RAM630と、内部記憶装置640と、IOC650と、NIC690とを制御する。そして、CPU610を含む情報処理部600は、これらの構成を制御し、図1及び図4に示されている制御部100としての各機能を実現する。
CPU610は、各機能を実現する際に、RAM630又は内部記憶装置640を、プログラムの一時記憶媒体として使用してもよい。
また、CPU610は、コンピュータで読み取り可能にプログラムを記憶した記録媒体700が含むプログラムを、図示しない記録媒体読み取り装置を用いて読み込んでもよい。なお、記録媒体700は、不揮発性記録媒体である。
あるいは、CPU610は、NIC690を介して、図示しない外部の装置からプログラムを受け取り、RAM630に保存して、保存したプログラムを基に動作してもよい。なお、CPU610は、受け取ったプログラムを、ROM620又は内部記憶装置640に保存してもよい。
ROM620は、CPU610が実行するプログラム及び固定的なデータを記憶する。ROM620は、例えば、P−ROM(Programmable-ROM)又はフラッシュROMである。
RAM630は、CPU610が実行するプログラム及びデータを一時的に記憶する。RAM630は、例えば、D−RAM(Dynamic-RAM)である。
内部記憶装置640は、情報処理部600が長期的に保存するデータ及びプログラムを記憶する。また、内部記憶装置640は、CPU610の一時記憶装置として動作してもよい。内部記憶装置640は、例えば、ハードディスク装置、光磁気ディスク装置、SSD(Solid State Drive)又はディスクアレイ装置である。
ここで、ROM620と内部記憶装置640は、不揮発性(non-transitory)の記録媒体である。一方、RAM630は、揮発性(transitory)の記録媒体である。そして、CPU610は、ROM620、内部記憶装置640、又は、RAM630に記憶されているプログラムを基に動作可能である。つまり、CPU610は、不揮発性記録媒体又は揮発性記録媒体を用いて動作可能である。
IOC650は、CPU610と、検出機器660、投影機器670、操作機器680、及び、表示機器685とのデータを仲介する。IOC650は、例えば、IOインターフェースカード又はUSB(Universal Serial Bus)カードである。さらに、IOC650は、USBのような有線に限らず、無線を用いてもよい。
NIC690は、ネットワークを介した図示しない外部の装置とのデータのやり取りを中継する。情報処理装置60が、例えば、ATMの場合、NIC690は、システムのメインコンピュータに接続する通信部である。NIC690は、例えば、LAN(Local Area Network)カードである。さらに、NIC690は、有線に限らず、無線を用いてもよい。
検出機器660は、情報処理装置60の利用に関する状態を検出する。検出機器660は、検出部200としての機能を実現する。検出機器660は、例えば、センサ又は保守用のサービスプロセッサである。
投影機器670は、情報処理装置60の動作に関する情報を投影する機器である。投影機器670は、投影部300としての機能を実現する。投影機器670は、例えば、プロジェクターである。
操作機器680は、情報処理装置60の利用者の操作を検出する。操作機器680は、操作部400としての機能を実現する。操作機器680は、例えば、キーボード、マウス、又は、タッチパネルである。
表示機器685は、情報処理装置60の利用者に操作に関する情報を表示する。表示機器685は、表示部500としての機能を実現する。表示機器685は、例えば、液晶ディスプレイである。
このように構成された情報処理装置60は、情報処理装置10及び情報処理装置11と同様の効果を奏することができる。
その理由は、情報処理装置60のCPU610が、プログラムに基づいて、情報処理装置10及び情報処理装置11と同様の機能を実現できるためである。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成及び詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、金融機関などで使用される、通貨(紙幣及び硬貨)などの有価物を取り扱う現金自動預払機(ATM)、現金自動支払機(CD)、金庫、及び、貴重品保管庫に利用可能である。
また、本発明は、利用者が支払った代金に対して、商品及び/又は釣銭を提供する自動販売機に利用可能である。この場合の商品は、食券又は乗車券のような商品又は役務の提供を受けるための証券を含む。さらに、商品は、情報のような無体物を含む。
10 情報処理装置
11 情報処理装置
60 情報処理装置
100 制御部
200 検出部
300 投影部
400 操作部
500 表示部
610 CPU
620 ROM
630 RAM
640 内部記憶装置
650 IOC
660 検出機器
670 投影機器
680 操作機器
685 表示機器
690 NIC
700 記録媒体

Claims (7)

  1. 正面の床に情報を投影する投影手段と、
    情報処理装置の状態を検出する検出手段と、
    保持している前記状態である第1の検出結果と、前記検出手段が検出した前記状態である第2の検出結果とが異なる場合に、前記投影手段に、前記第2の検出結果に関する情報の投影を指示する制御手段と、
    利用者の操作を検出する操作手段と
    正面の床における物体を検出する物体検出手段と
    を含み、
    前記制御手段が、
    前記操作手段で検出された前記操作に応じて誤操作を検出した場合に、前記投影手段に前記誤操作に関する情報の投影を指示し、
    前記操作手段で検出された前記操作の終了時に前記物体検出手段が物体を検出した場合に、前記投影手段に検出した前記物体に関する情報の投影を指示する
    情報処理装置。
  2. 前記状態が、
    利用者が情報処理装置の利用可能な正常状態及び利用できない故障状態を含む
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 表示範囲を所定の範囲に制限して表示する表示手段をさらに含む
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作が、通貨の預け入れ及び/又は払い出し関する前記操作である
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記検出手段が、利用者の接近を検出する
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 正面の床に情報を投影する投影手段と、
    情報処理装置の利用に関する動作の状態を検出する検出手段と、
    利用者の操作を検出する操作手段と
    正面の床における物体を検出する物体検出手段と
    を含む情報処理装置において、
    保持している前記状態である第1の検出結果から、前記検出手段が検出した前記状態である第2の検出結果が変化している場合に、前記投影手段に、前記第2の検出結果に関する情報の投影を指示し
    前記操作手段で検出された前記操作に応じて誤操作を検出した場合に、前記投影手段に前記誤操作に関する情報の投影を指示し、
    前記操作手段で検出された前記操作の終了時に前記物体検出手段が物体を検出した場合に、前記投影手段に検出した前記物体に関する情報の投影を指示する
    情報処理方法。
  7. 正面の床に情報を投影する投影手段と、
    情報処理装置の利用に関する動作の状態を検出する検出手段と、
    利用者の操作を検出する操作手段と
    正面の床における物体を検出する物体検出手段と
    を含むコンピュータにおいて、
    保持している前記状態である第1の検出結果から、前記検出手段が検出した前記状態である第2の検出結果が変化している場合に、前記投影手段に、前記第2の検出結果に関する情報の投影を指示する処理と、
    前記操作手段で検出された前記操作に応じて誤操作を検出した場合に、前記投影手段に前記誤操作に関する情報の投影を指示する処理と
    前記操作手段で検出された前記操作の終了時に前記物体検出手段が物体を検出した場合に、前記投影手段に検出した前記物体に関する情報の投影を指示する処理と
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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