JP6701720B2 - 車両のフィラネック固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフィラネック固定構造に関する。
ディーゼルエンジンの排気に含まれる窒素酸化物(NOx)濃度を低減させるための排気浄化装置として、選択還元触媒システムが開発されている。これは、一酸化窒素(NO)や炭化水素(HC)等を酸化するための酸化触媒と、酸化触媒の下流側に設けられ尿素水から生成したアンモニアとNOxとの化学反応によりNOxを窒素と水とに分解させるための選択還元触媒と、選択還元触媒に還元剤である尿素水を添加させる尿素水添加手段とを有している。
このような排気浄化装置を備えた車両では、排気浄化装置に用いられる尿素水を貯容する尿素水タンクを備えており、燃料である軽油と同様に車両の走行に伴い消費される尿素水を定期的に補給する必要がある。この尿素水の補給は運転者本人、車両の整備者、スタンドの店員等によって行われるが、尿素水を供給するフィラネックに設けられた補給口が燃料を供給するフィラネックに設けられた補給口から離れた位置にあると不便であることから、燃料の補給口の隣に尿素水の補給口を設けて燃料及び尿素水の各フィラネックを固定する技術が知られている(例えば「特許文献1」参照)。
特開2014−118004号公報
燃料の補給口の隣に尿素水の補給口を設けることにより、尿素水の補給口の位置がすぐに判ると共に作業効率も向上することから利便性が向上する。しかし、通常の燃料の補給口は車体を構成する鉄板に開口部を形成してそこに嵌合される構成となっている。このため尿素水の補給口を設ける際に、車体強度を低下させたくないことから燃料の補給口が嵌合される開口部の隣に所定の間隔をおいて尿素水の補給口が嵌合される開口部が形成されており、燃料の補給口と尿素水の補給口との間隔はある程度以上必要となる。通常、このような補給口は車体の外板から奥まった位置に配設され、補給時以外は蓋部材によって覆われる構成を採っている。このため、燃料の補給口と尿素水の補給口との間隔が大きくなると車両の小型化が妨げられると共に、開口部を覆う蓋部材の大きさも大きくなり見栄えが悪いという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決し、車両の小型化を妨げることなく見栄えを向上することが可能な車両のフィラネック固定構造の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、車両に第一の流体を補給する第一の補給口に接続された第一のフィラネックと、前記車両に第二の流体を補給する第二の補給口に接続された第二のフィラネックとを車体に取り付ける車両のフィラネック固定構造において、前記第一のフィラネックは前記車体に取り付けられる保持部材に固定され、前記第二のフィラネックは固定部材を介して前記保持部材により着脱自在に保持され、前記第一のフィラネック及び前記第二のフィラネックはそれぞれ円筒形状に形成され、前記保持部材は前記第一のフィラネックの外周を円周方向に固定すると共に前記第二のフィラネックの外周を円周方向に保持し、前記固定部材は前記第二のフィラネックの外周を接線方向に固定することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の車両のフィラネック固定構造において、さらに前記第一の流体は前記車両の内燃機関を駆動する燃料であり、前記第二の流体は尿素水であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の車両のフィラネック固定構造において、さらに前記保持部材は弾性部材を介して前記車体に取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、各フィラネックを単一の保持部材によって車体に取り付けることができる。このため、各フィラネックの間隔を最小とすることにより、車体に形成する孔部の大きさを最小とすることができる。これにより、車体の強度を低下させることなくかつ車両の小型化を妨げることなく、給油口を覆う蓋も小さくすることができ見栄えを向上することができる。
本発明の一実施形態を適用可能な(a)車両の底面図(b)給水口及び給油口近傍の概略図である。 本発明の一実施形態における尿素水タンクと給水口及び燃料タンクと給油口との接続状態を説明する概略図である。 本発明の一実施形態における車体への各フィラネックの固定状況を説明する概略図である。
図1(a)は、本発明の一実施形態を適用可能な車両の底面図である。同図において車両1は走行駆動源である内燃機関としてのディーゼルエンジン2(以下、エンジンという)を車体3の前部に搭載しており、車体3の左右方向中央部にはエンジン2の駆動力を後輪4に伝達するプロペラシャフト5が配設されている。
車両1には、エンジン2の排気浄化装置として選択還元触媒が搭載されている。選択還元触媒は、エンジン2の排気通路である排気管6に配設された選択還元触媒7と、選択還元触媒7よりも排気方向上流側に位置する排気管6内に還元剤である尿素水を添加する尿素水添加手段8とを有している。排気管6内に添加された尿素水は、排気中に分散されると共に排気の熱によって加水分解されてアンモニアとCOとなる。そして、選択還元触媒7において生成されたアンモニアと排気中のNOxとが反応し、窒素及び水に化学変化する。このようにしてNOxが浄化された排気は大気中へと放散される。
尿素水添加手段8には、車体3に搭載された尿素水タンク9に貯容されている第二の流体としての尿素水が供給される。尿素水タンク9は、車体3の最後部位置であって図示しないトランクの下方に配置されている。車体3の後輪4よりも前側であって車室フロアの下方の位置には、エンジン2の燃料である第一の流体としての軽油を貯容する燃料タンク10が配設されている。
尿素水タンク9への尿素水の補給口である第二の補給口としての給水口11と、燃料タンク10への軽油の補給口である第一の補給口としての給油口12とは、図1(b)に示すように車体3の左側面であって後輪4の上側に位置する部位に並設されている。図2に示すように、給油口12と燃料タンク10との間には両者を接続する第一のフィラネックとしての円筒形状を呈するフィラネック13が配設されており、給水口11と尿素水タンク9との間には両者を接続する第二のフィラネックとしての円筒形状を呈するフィラネック14が配設されている。図2において符号15は後輪4のショックアブソーバを示しており、給水口11及び給油口12は、ショックアブソーバ15を挟んで車両前側に給油口12が、車両後側に給水口11が位置するようにそれぞれ配設されている。
図3は、給油口12を一体的に有するフィラネック13と、給水口11を一体的に有するフィラネック14との車体3への固定構造を示している。金属製のフィラネック13には、給油口12の首部が嵌合可能な孔部16aを有し車体3に取り付けられる金属製の保持部材16が溶接によって固着されている。すなわちフィラネック13は、保持部材16によってその外周を円周方向において着脱不可に固定されている。保持部材16には、孔部16aに並んで給水口11の首部が嵌合可能な孔部16bが形成されており、その周囲には半円形状を呈し各端部が曲折形成された金属製の固定部材17が溶接によって固定されている。固定部材17の各端部にはナット18がそれぞれ溶接によって固定されており、給水口11にはナット18に螺合するねじが貫通可能な孔部が形成された固定部11aが一体的に2箇所形成されている。
上述した各フィラネック13,14の車体3への取り付けを説明する。フィラネック13が固定された保持部材16は、ゴム等の弾性部材からなるブーツ19に形成された溝部19aにその外周部を嵌合される。保持部材16が固定されたブーツ19は、車体3の外板に形成された孔部に嵌合されて固定される。そして、車体3に取り付けられた保持部材16に固定された固定部材17に対して、図示しないねじによりフィラネック14が固定される。すなわちフィラネック14は、保持部材16によってその外周を円周方向に保持されると共に、固定部材17によってその外周を接線方向において着脱自在に固定されている。
上述の構成によれば、各フィラネック13,14を、ブーツ19を介して単一の保持部材16によって車体3に取り付けることができる。このため、各フィラネック13,14の間隔を最小とすることにより、車体3に形成する孔部の大きさを最小とすることができる。これにより、車体3の強度を低下させることなくかつ車両の小型化を妨げることなく、給油口12を覆う蓋も小さくすることができ見栄えを向上することができる。
また、車体3に対してフィラネック13を保持した保持部材16を取り付けた後、保持部材16に固定された固定部材17に対してフィラネック14を固定することにより、各フィラネック13,14を保持部材16に固定した後に車体3に取り付ける場合に比して各フィラネック13,14の自由度が向上するため、フィラネック14の取り付け時における作業性を向上することができる。また、ブーツ19の形状を変えることによりフィラネック14が必要ではない車両にも保持部材16を用いることができ、部品の共用化を図ることによりコストダウンを達成することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1・・・車両、2・・・内燃機関(ディーゼルエンジン)、3・・・車体、11・・・第二の補給口(給水口)、12・・・第一の補給口(給油口)、13・・・第一のフィラネック(フィラネック)、14・・・第二のフィラネック(フィラネック)、16・・・保持部材、17・・・固定部材、19・・・弾性部材(ブーツ)

Claims (3)

  1. 車両に第一の流体を補給する第一の補給口に接続された第一のフィラネックと、前記車両に第二の流体を補給する第二の補給口に接続された第二のフィラネックとを車体に取り付ける車両のフィラネック固定構造において、
    前記第一のフィラネックは前記車体に取り付けられる保持部材に固定され、前記第二のフィラネックは固定部材を介して前記保持部材により着脱自在に保持され
    前記第一のフィラネック及び前記第二のフィラネックはそれぞれ円筒形状に形成され、前記保持部材は前記第一のフィラネックの外周を円周方向に固定すると共に前記第二のフィラネックの外周を円周方向に保持し、前記固定部材は前記第二のフィラネックの外周を接線方向に固定することを特徴とする車両のフィラネック固定構造。
  2. 請求項1に記載の車両のフィラネック固定構造において、
    前記第一の流体は前記車両の内燃機関を駆動する燃料であり、前記第二の流体は尿素水であることを特徴とする車両のフィラネック固定構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両のフィラネック固定構造において、
    前記保持部材は弾性部材を介して前記車体に取り付けられることを特徴とする車両のフィラネック固定構造。
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