JP2017178049A - 車両の補充口構造 - Google Patents

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Masahiro Okino
真紘 沖野
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【課題】車両の補充口構造に関し、キャップの閉め忘れを防止する。【解決手段】第一補充口4と第二補充口5とが設けられた部位を開閉自在に閉塞するドア2を設ける。ドア2の内面に係止部8,9を設け、第一キャップ6及び第二キャップ7のいずれか一方を係止させる。係止部8,9の位置は、係止された一方のキャップ6,7がドア2を閉塞する際に他方のキャップ6,7と干渉する位置に設定する。【選択図】図4

Description

本発明は、複数の補充口を有する車両の補充口構造に関する。
従来、車両の給油口には、燃料の漏洩,揮発を防止するためのキャップが取り付けられている。また、排気浄化用の尿素SCRシステムが搭載された車両では、尿素水を補充するための尿素水補充口にキャップが取り付けられている。これらのキャップは、給油,給水する際にユーザによって一時的に取り外され、給油,給水の作業中に紛失するおそれがあるため、車体に対してストラップで紐付けされているものが多い。また、給油口や尿素水補充口の収容部に取り付けられるドアの裏面にフックやハンガーを設け、補充作業中にキャップを仮置きさせることも提案されている。キャップの仮置き位置をあらかじめ設定しておくことで、キャップの紛失が防止される(特許文献1参照)。
特開2015-063240号公報
しかしながら、既存の技術では補充作業の完了後におけるキャップの閉め忘れを防止することができない。特に、ドアの裏面にキャップを仮置きする構造とした場合には、仮置き位置にキャップを取り付けたままの状態で、誤ってドアが閉鎖されてしまう可能性がある。そのため、キャップの閉め忘れが発覚しにくく、長期間にわたって燃料タンクや尿素タンクが密閉されていない状態となるおそれがある。
本件の目的の一つは、上記のような課題に照らして創案されたものであり、キャップの閉め忘れを防止できるようにした車両の補充口構造を提供することである。なお、この目的に限らず、後述する「発明を実施するための形態」に示す各構成から導き出される作用効果であって、従来の技術では得られない作用効果を奏することも、本件の他の目的として位置付けることができる。
(1)ここで開示する車両の補充口構造は、第一補充口及び第二補充口が併設された車両の補充口構造である。この補充口構造は、前記第一補充口と前記第二補充口とが設けられた部位を開閉可能に閉塞するドアと、前記ドアの内面に形成され、前記第一補充口を閉塞する第一キャップ及び前記第二補充口を閉塞する第二キャップのいずれか一方を係止する係止部とを備える。前記係止部は、前記ドアを閉鎖する際に前記係止部に係止された一方のキャップが他方のキャップと干渉する位置に設けられる。
前記第一補充口及び前記第二補充口のそれぞれは、前記車両の装備品に供給される補充品を補充するための開口部であって、取り外し可能なキャップで閉塞された開口部である。前記補充品の具体例としては、燃料(ガソリンや軽油),尿素水,アンモニア水,水,ウォッシャー液,エンジン冷却水,ラジエータ冷却液,バッテリー液,エンジンオイル,トランスミッションオイル,液化石油ガス,燃料電池用の水素,メタノールなどが挙げられる。
(2)前記係止部が、前記第一補充口及び前記第二補充口のうち、前記ドアを枢支するヒンジ部に近い一方を閉塞するキャップを係止することが好ましい。
(3)前記係止部が、前記第一キャップを係止する第一係止部と、前記第二キャップを係止する第二係止部とを有することが好ましい。なお、前記第一係止部が、使用頻度の高い給油口を閉塞する給油キャップを係止することが好ましい。
(4)前記第一キャップ及び前記第二キャップの少なくともいずれか一方が、他方との干渉による衝撃を緩和する弾性部を有することが好ましい。
(5)前記第一キャップ及び前記第二キャップの双方に形成され、前記ドアを閉鎖する際に一方のキャップと他方のキャップとを面接触させる面接触部を備えることが好ましい。
(6)前記第一補充口が、燃料を補充するための給油口であり、前記第二補充口が、排気浄化用の添加剤を補充するための給水口であることが好ましい。
(7)前記係止部が、前記第一キャップを係止するとともに、前記ドアを閉鎖する際に前記第二補充口に取り付けられた前記第二キャップと干渉する位置に設けられることが好ましい。換言すれば、前記係止部が、給油キャップを係止するとともに、前記ドアを閉鎖する際に前記給水口に取り付けられた添加剤キャップ(尿素キャップ)と干渉する位置に設けられることが好ましい。
係止部に係止された一方のキャップと他方のキャップとを干渉させることで、キャップの閉め忘れを防止することができる。
実施形態の補充口構造が適用された車両の斜視図である。 インレットの断面図である。 キャップの斜視図である (A)はドアの開放状態におけるインレットの断面図、(B)はキャップの干渉状態におけるインレットの断面図である。
図面を参照して、実施形態としての車両の補充口構造を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態の補充口構造は、図1に示す車両10に適用される。車両10の側面には、インレット1が設けられ、インレット1を開閉可能に閉塞するドア2が取り付けられる。インレット1の内部には、燃料を補充するための給油口4(第一補充口)と尿素SCRシステム(Urea Selective Catalytic Reduction System)で使用される排気浄化用の添加剤(例えば、尿素水溶液,アンモニア水溶液など)を補充するための給水口5(第二補充口)とが併設される。尿素SCRシステムとは、エンジンの排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化するための排気浄化システムの一種である。尿素水は、加水分解によってアンモニアとなり、これがNOxを触媒上で窒素に還元する還元剤となる。この種の尿素SCRシステムは、ディーゼルエンジンやリーンバーンエンジンを搭載した自動車や作業機械,船舶,発電施設などにおいて、広く普及している。
インレット1の内部構造を図2に例示する。ドア2は、車体に固定されたヒンジ部19を介して取り付けられ、車両10の後方側が開放するように枢支される。また、ドア2の内側には、車体に対して固定されたケーシング3が配置される。ケーシング3の形状は、ドア2側が開放された箱状とされる。ケーシング3の底面をなす部位(閉鎖されたドア2に対向する部位)には、ケーシング3の外側から内側へと貫通する給油口4及び尿素水の給水口5が配置される。
給油口4,給水口5の向きは、燃料や尿素水の補充作業性を考慮して、車両10の前方かつ上向きに傾斜した角度に設定される。また、給油口4は、給水口5よりもヒンジ部19に近い位置に配置される。給油口4の先端には、燃料タンクを密閉するための給油キャップ6(第一キャップ)が取り付けられ、給水口5の先端には、尿素水タンクを密閉するための尿素キャップ7(第二キャップ)が取り付けられる。これらの給油キャップ6,尿素キャップ7は、燃料や尿素水の補充作業時以外は密閉されており、補充作業の際にユーザによって一時的に取り外される。
図3に示すように、給油キャップ6には、つまみとして機能するつまみ部11と、給油口4の端部外周に螺刻されたねじ山に螺合するねじ込み部13と、筒状に形成された筒部14とが設けられる。ねじ込み部13は、有底の中空円筒容器状に形成された部位であり、その内周面に螺合溝が刻設される。筒部14は、ねじ込み部13の底面における内側から突設された仮置き係止用の筒状部位である。ねじ込み部13及び筒部14の中心軸は共通である。また、筒部14の外径は、ねじ込み部13の内径よりも小径に形成される。筒部14は、給油キャップ6が給油口4に取り付けられた状態において、給油口4の内部(管内)に配置される。なお、給油口4の端部内周にねじ山が螺刻されている場合には、そのねじ山に螺合するねじ溝が筒部14の外周に形成される。また、ねじ込み部13の内径は、給油口4の端部外径よりも大径に形成され、給油口4の端部を閉塞するように設けられる。
つまみ部11は、ねじ込み部13の底面における外側から突設された部位である。つまみ部11の形状は、給油キャップ6を回転させやすくなるように、ねじ込み部13の径方向に延びた一文字状とされる。つまみ部11(弾性部)は、好ましくはゴムや樹脂などの弾性体で形成される。あるいは、つまみ部11を含む給油キャップ6の全体を弾性体で形成してもよい。また、つまみ部11の頂面12(面接触部)は、図3に示すように、かまぼこ状に膨出した曲面形状とされる。
給油キャップ6と同様に、尿素キャップ7にも、つまみ部15,ねじ込み部17,筒部18が設けられる。ねじ込み部17は給水口5の先端に螺合する部位であり、筒部18は仮置き係止用の部位である。また、つまみ部15(弾性部)は、好ましくはゴムや樹脂などの弾性体で形成された回転操作用の部位である。つまみ部15の頂面16(面接触部)は外側に向かって突出した曲面状に形成され、かまぼこ状に膨出している。なお、図2では給油キャップ6が尿素キャップ7よりもやや大きなサイズとなっているが、これらのキャップ6,7の大きさは給油口4や給水口5の管径に応じて設定すればよく、あるいはケーシング3の大きさに応じて設定すればよい。したがって、キャップ6,7が同一のサイズであってもよい。
ドア2の内面には、給油キャップ6を仮置きするための給油キャップホルダー8(係止部,第一係止部)と、尿素キャップ7を仮置きするための尿素キャップホルダー9(係止部,第二係止部)とが形成される。これらのキャップホルダー8,9の形状は、それぞれの筒部14,18の外径に対応する内筒面を有する中空円筒形状とされる。筒部14,18をキャップホルダー8,9に差し込むことで、キャップ6,7がドア2の内面に係止される。
図2に示すように、給油キャップホルダー8は、尿素キャップホルダー9よりもヒンジ部19から離れた位置に配置される。一方、給油キャップホルダー8に係止される給油キャップ6は、尿素キャップ7よりもヒンジ部19に近い位置に配置されるキャップである。また、給油キャップホルダー8の位置は、図4(B)に示すように、給油キャップ6が仮置きされた状態でドア2を閉鎖する際に、その給油キャップ6と尿素キャップ7とが干渉する位置に設定される。同様に、尿素キャップホルダー9の位置も、尿素キャップ7が仮置きされた状態でドア2を閉鎖する際に、その尿素キャップ7と給油キャップ6とが干渉する位置に設定される。
ここで、給油キャップ6のねじ込み部13の中心軸と頂面12との交点をPとおき、尿素キャップ7のねじ込み部17の中心軸と頂面16との交点をQとおく。また、給油キャップホルダー8に仮置きされた給油キャップ6における、交点Pからヒンジ部19の回転軸までの距離をLとおく。一方、給水口5に取り付けられた尿素キャップ7における、交点Qからヒンジ部19の回転軸までの距離をLとおく。本実施形態では、距離Lと距離Lとが等しくなるように、給油キャップホルダー8の位置が決定される。これにより、ドア2を閉鎖する過程で、仮置き位置での給油キャップ6と給水口5に取り付けられた尿素キャップ7(取り外されていない本位置での尿素キャップ7)とが確実に干渉するレイアウトとなる。
同様に、尿素キャップホルダー9に仮置きされた尿素キャップ7における、交点Qからヒンジ部19の回転軸までの距離をLとおく。一方、給油口4に取り付けられた給油キャップ6における、交点Pからヒンジ部19の回転軸までの距離をLとおく。本実施形態では、距離Lと距離Lとが等しくなるように、尿素キャップホルダー9の位置が決定される。これにより、ドア2を閉鎖する過程で、仮置き位置での尿素キャップ7と給油口4に取り付けられた給油キャップ6(取り外されていない本位置での給油キャップ6)とが確実に干渉するレイアウトとなる。
[2.作用,効果]
[1]図4(A)に示すように、燃料の給油時には給油口4から給油キャップ6が取り外され、給油キャップホルダー8に仮置き状態で係止される。給油完了後、ユーザが誤ってそのままドア2を閉鎖しようとすると、図4(B)に実線で示すように、仮置きされた給油キャップ6のつまみ部11と、給水口5に装着されている尿素キャップ7のつまみ部15とが干渉し、ドア2が閉まらない。これにより、ユーザは給油キャップ6が給油キャップホルダー8に仮置きされた状態であることに気がつき、給油キャップ6の閉め忘れが防止される。
給油キャップ6と尿素キャップ7との干渉時、給油キャップ6のつまみ部11は尿素キャップ7のつまみ部15と衝突する。このとき、つまみ部11,15はねじ込み部13,17の径方向に延びた一文字状に形成されているため、給油キャップ6の仮置き姿勢や尿素キャップ7の取付け回転角に左右されることなく、互いの頂面12,16が面接触する。また、距離Lと距離Lとが等しいことから、それぞれのつまみ部11,15における中央部で互いの頂面12,16が面接触することになる。これにより、つまみ部11,15の座屈や破損が防止され、弾性的にドア2の閉鎖が阻止された状態となる。
また、尿素水の補充時には、給水口5から尿素キャップ7が取り外され、尿素キャップホルダー9に仮置き状態で係止される。尿素水の補充完了後、ユーザが誤ってそのままドア2を閉鎖しようとすると、図4(B)に破線で示すように、仮置きされた尿素キャップ7のつまみ部15と、給油口4に装着されている給油キャップ6のつまみ部11とが干渉し、ドア2が閉まらない。これにより、ユーザは尿素キャップ7が尿素キャップホルダー9に仮置きされた状態であることに気がつき、尿素キャップ7の閉め忘れが防止される。
このように、キャップホルダー8,9に係止された一方のキャップ6,7と他方のキャップ6,7とを干渉させることで、キャップ6,7を閉め忘れたままドア2を閉鎖する操作を防止することができ、ユーザビリティを高めることができる。また、キャップ6,7の閉め忘れを検出するための新たなセンサや電子制御装置などを追加する必要がないため、製造コストを上昇させることなく、利便性を高めることができる。なお、キャップ6,7を閉め忘れたまま車両10を走行させようとした場合には、ドア2に内蔵されている開閉センサによって開放状態がユーザに報知されることになり、キャップ6,7の閉め忘れが直ちに発覚する。したがって、燃料や尿素水の漏洩,揮発を確実に防止することができる。
[2]給油キャップホルダー8は、尿素キャップホルダー9よりもヒンジ部19から離れた位置に配置される。このように、ヒンジ部19から離れた位置で二つのキャップ6,7を干渉させることで、干渉時に生じる荷重を小さくすることができ、キャップ6,7の保護性を高めつつキャップ6,7の閉め忘れを防止することができる。
[3]給油キャップ6を仮置き係止するための給油キャップホルダー8と、尿素キャップ7を仮置き係止するための尿素キャップホルダー9とをともに設けることで、給油口4の閉め忘れだけでなく給水口5の閉め忘れをも防止することができ、利便性を向上させることができる。
[4]給油キャップ6のつまみ部11,尿素キャップ7のつまみ部15の少なくともいずれか一方(好ましくは両方)をゴムや樹脂などの弾性体で形成することで、ドア2の閉鎖時における衝撃を緩和することができ、キャップ6,7の保護性を高めつつキャップ6,7の閉め忘れを防止することができる。
[5]つまみ部11,15の頂面12,16をかまぼこ状に膨出した曲面形状にすることで、給油キャップ6と尿素キャップ7とを確実に接触させることができるとともに、つまみ部11,15の弾性変形によって面接触させることができる。これにより、二つのキャップ6,7間に作用する荷重をより小さくすることができ、キャップ6,7の保護性を高めつつキャップ6,7の閉め忘れを防止することができる。
[6]また、給油口4と給水口5とが併設されたインレット1において、給油口4の給油キャップ6と給水口5の尿素キャップ7とを干渉させることで、例えばセルフサービス式のガソリンスタンドで給油したときに、給油キャップ6を閉め忘れたままドア2を閉鎖するようなことを防止することができ、ユーザビリティを高めることができる。あるいは、ユーザ自身が尿素水を給水したときに、尿素キャップ7を閉め忘れたままドア2を閉鎖するようなことを防止することができ、ユーザビリティを高めることができる。したがって、燃料や尿素水の漏洩,揮発を確実に防止することができる。
[7]燃料の給油口4と尿素水の給水口5とを備えたインレット1において、開閉頻度の高い給油キャップ6が仮置き係止される給油キャップホルダー8の位置を、尿素キャップ7との干渉位置に設定することで、給油口4の閉め忘れの防止頻度を高めることができ、利便性をさらに高めることができる。
[3.変形例]
上述の実施形態では、尿素SCRシステムについて詳述したが、添加剤の種類は尿素水に限定されない。NOx選択還元触媒を利用した排気浄化システムにおいては、尿素の代わりにアンモニア水を使用することがある。また、DPF(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)を利用した排気浄化システムにおいては、PM(パティキュレート・マター)の燃焼を促進するために、排気管内に炭化水素(HC,未燃燃料)を噴射することがある。したがって、尿素水の代わりにアンモニア水や炭化水素を供給する排気浄化システムに対して、上述の補充口構造を適用することも可能である。
また、上述の実施形態では、給油口4と給水口5とが併設されたインレット1の補充口構造について詳述したが、補充口の具体的な種類や用途はこれに限定されない。例えば、燃料(ガソリンや軽油)の補充口とエンジン冷却水の補充口との併設箇所に上記の補充口構造を適用してもよい。なお、本件における補充口とは、車両の装備品に供給される補充品を補充するための開口部であって、取り外し可能なキャップで閉塞された開口部を意味する。補充品の具体例としては、燃料(ガソリンや軽油),尿素水,アンモニア水,水,ウォッシャー液,エンジン冷却水,ラジエータ冷却液,バッテリー液,エンジンオイル,トランスミッションオイル,液化石油ガス,燃料電池用の水素,メタノールなどが挙げられる。これらの補充口が併設された箇所に上記の補充口構造を適用することで、上述の実施形態と同様の効果を奏するものとなる。
1 インレット
2 ドア
3 ケーシング
4 給油口(第一補充口)
5 給水口(第二補充口)
6 給油キャップ(第一キャップ)
7 尿素キャップ(第二キャップ)
8 給油キャップホルダー(係止部,第一係止部)
9 尿素キャップホルダー(係止部,第二係止部)
10 車両
11 つまみ部(弾性部)
12 頂面(面接触部)
13 ねじ込み部
14 筒部
15 つまみ部(弾性部)
16 頂面(面接触部)
17 ねじ込み部
18 筒部
19 ヒンジ部

Claims (7)

  1. 第一補充口及び第二補充口が併設された車両の補充口構造であって、
    前記第一補充口と前記第二補充口とが設けられた部位を開閉可能に閉塞するドアと、
    前記ドアの内面に形成され、前記第一補充口を閉塞する第一キャップ及び前記第二補充口を閉塞する第二キャップのいずれか一方を係止する係止部とを備え、
    前記係止部が、前記ドアを閉鎖する際に前記係止部に係止された一方のキャップが他方のキャップと干渉する位置に設けられる
    ことを特徴とする、車両の補充口構造。
  2. 前記係止部が、前記第一補充口及び前記第二補充口のうち、前記ドアを枢支するヒンジ部に近い一方を閉塞するキャップを係止する
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両の補充口構造。
  3. 前記係止部が、前記第一キャップを係止する第一係止部と、前記第二キャップを係止する第二係止部とを有する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両の補充口構造。
  4. 前記第一キャップ及び前記第二キャップの少なくともいずれか一方が、他方との干渉による衝撃を緩和する弾性部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の補充口構造。
  5. 前記第一キャップ及び前記第二キャップの双方に形成され、前記ドアを閉鎖する際に一方のキャップと他方のキャップとを面接触させる面接触部を備える
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両の補充口構造。
  6. 前記第一補充口が、燃料を補充するための給油口であり、
    前記第二補充口が、排気浄化用の添加剤を補充するための給水口である
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両の補充口構造。
  7. 前記係止部が、前記第一キャップを係止するとともに、前記ドアを閉鎖する際に前記第二補充口に取り付けられた前記第二キャップと干渉する位置に設けられる
    ことを特徴とする、請求項6記載の車両の補充口構造。
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