JP6700988B2 - 導電性部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
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Description
導電性ローラは、導電性の基体であるところの導電性の軸芯体と、軸芯体の上に形成された少なくとも1層以上の弾性層と、弾性層の表面を被覆している導電性表面層とを有している。図1に導電性ローラの一例の断面図を示す。導電性ローラ101は、軸芯体2、軸芯体2の外周に設けられた弾性層3、および、弾性層3の外周に設けられた導電性表面層4を備えている。
軸芯体2の形状は、特に制限されるものではなく、中空状又は中実状のものが使用可能である。軸芯体2は、導電性ローラ101の電極及び支持部材として機能する。軸芯体2は、アルミニウム、銅合金、ステンレス鋼の如き金属又は合金;クロム又はニッケルで鍍金処理した鉄;導電性を有する合成樹脂の如き導電性の材質で構成することが可能である。また、軸芯体2は、金属製の軸芯体2に酸化処理の如き防錆処理が行われたもので構成されたものであってもよい。さらに、軸芯体2の表面には、必要に応じてプライマー処理が行われていてもよい。軸芯体2の大きさは特に限定されないが、外径が、4mm以上20mm以下、長さが、200mm以上380mm以下とすることが可能である。
弾性層3には、従来から導電性ローラに用いられている種々のゴム材を用いることが可能である。具体的には以下のものが挙げられる。エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル―ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン―ブタジエンゴム(SBR)、フッ素ゴム、シリコーンゴム、エピクロロヒドリンゴム、NBRの水素化物、ウレタンゴム。これらは1種又は2種以上を組み合わせて用いることが可能である。
導電性表面層4は、ウレタン樹脂とケイ素酸化物とが非相分離状態で存在しているマトリックスを含み、そのマトリックスの赤外吸収スペクトルにおいて、800cm−1以上950cm−1以下の範囲にポリシラザン由来のSi−N結合のピークが存在する。
本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジは、電子写真装置に好適に使用することが可能なプロセスカートリッジであり、電子写真装置本体に着脱可能に構成されている。プロセスカートリッジは、上述した本導電性ローラ101を、帯電ローラおよび現像ローラから選択される少なくとも一つのローラとして具備している。
本発明の一実施形態に係る電子写真装置は、上述した導電性ローラ101を、帯電ローラおよび現像ローラから選択される少なくとも一つのローラとして具備している。電子写真装置は、本発明に係る導電性ローラ101を備えるものであれば、複写機、ファクシミリ、プリンターに限定されるものではない。
(弾性ローラNo.1)
ステンレス鋼(SUS304)製の直径6mmの軸芯体に、プライマー(商品名:DY35−051;東レダウコーニング社製)を塗布し、温度180℃に加熱したオーブンで20分間焼きつけた。
快削鋼の表面に無電解ニッケルメッキ処理を施した、全長252mm、外径6mmの丸棒を用意した。次に丸棒の両端部11mmずつを除く230mmの範囲に、全周にわたって接着剤を塗布し、軸芯体とした。接着剤は、導電性のホットメルトタイプのものを使用した。また、塗布にはロールコーターを用いた。
<ポリシラザン溶液の調製>
(ポリシラザン溶液A−1)
四つ口フラスコに、ガス吹き込み管、ドライアイスコンデンサー、スターラーおよび温度計を装着した。系内を窒素で充分に置換して乾燥させた後、四つ口フラスコに乾燥ピリジン350ml入れ、液温を15℃に保った。
シラン原料とその添加量、およびアンモニア原料とその添加量を表4に記載のものに変更した以外は、ポリシラザン溶液A−1の合成と同様にして、ポリシラザン溶液A−2〜A−14を得た。
(ウレタン塗料B−1)
下記表5に記載の材料を撹拌混合し、総固形分比が30質量%になるようにメチルエチルケトン(MEK)に溶解し、混合した。そして、この混合液に、ジルコニアビーズ(中心粒径0.8mm)を混合液の質量に対して2倍になるように仕込み、内壁がジルコニア製であるサンドミルにて混合した。この混合液に、ポリテトラメチレンエーテルグリコール100質量部を基準としてポリウレタン樹脂粒子(商品名:アートパールC400(体積平均粒径14μm);根上工業社製)40質量部を加え、ボールミルで攪拌分散して、ウレタン塗料B−1を得た。イソシアネートインデックスは1.6になるように調整した。
下記表6〜11に記載の材料および添加量に変更した以外は、ウレタン塗料B−1と同様にして、ポリウレタン塗料B−2〜7を得た。なお、イソシアネートインデックスはいずれも1.6になるように調整した。
ウレタン塗料B−1で用いた材料の添加量を、イソシアネートインデックスが0.9になるように下記表12に記載の値に変更した以外は、ウレタン塗料B−1と同様にして、ウレタン塗料B−8を得た。
(実施例1)
先に調製したポリシラザン溶液A−14とウレタン塗料B−1を下記表13に記載の量を秤量し、撹拌モ−タ−により撹拌しながら徐々に加えて混合した。さらに撹拌モ−タ−により20分間混合撹拌して表面層形成用塗料C−1を得た。
ポリシラザン溶液およびウレタン塗料を、下記表13に示す種類と量に変更した以外は実施例1と同様に実施例2〜30に係る導電性ローラを作製した。
弾性ローラNo.1を弾性ローラNo.2に変更した以外は実施例1と同様にして、実施例31に係る導電性ローラを作製した。
弾性ローラNo.1を弾性ローラNo.2に変更した以外は実施例20と同様にして、実施例32に係る導電性ローラを作製した。
ウレタン塗料B−1に弾性ローラNo.1を浸漬し、弾性層の表面に当該塗料の塗膜を形成し、乾燥させた。さらに温度160℃にて1時間加熱処理することで弾性層外周に膜厚15μmのウレタン塗膜を設けた。その後、ウレタン塗膜が形成された弾性ローラを、さらにポリシラザン溶液A−1に浸漬し、乾燥させ、温度160℃にて1時間加熱処理した。このようにして比較例1に係る導電性ローラを作製した。
ポリシラザン溶液A−1をポリシラザン溶液A−14に変更した以外は比較例1と同様にして、比較例2に係る導電性ローラを作製した。
弾性ローラNo.1をプラズマCVD装置内に設置した。その後、真空ポンプを用いて真空チャンバ内を1.0Paまで減圧にした。その後、原料ガスとしてヘキサメチルジシラザン蒸気1.5sccm、酸素1.3sccm及びアルゴンガス22.0sccmの混合ガスを真空チャンバ内に導入し、真空チャンバ内の圧力を27.5Paとした。圧力が一定になった後、高周波電源より、周波数13.56MHz、120Wの電力を平板電極に供給し、電極間にプラズマを発生させた。真空チャンバ内に設置した弾性ローラNo.1を30rpmで回転させて、3分間処理した。処理終了後電力供給を停止し、真空チャンバ内に残留している原料ガスを排気し、空気を真空チャンバ内に大気圧になるまで導入した。このようにして、比較例3に係る導電性ローラを作製した。
シリカゾル(商品名:グラスカHPC7002;JSR社製)100質量部、およびアルキルアルコキシシラン(商品名:グラスカHPC402H;JSR社製)30質量部を撹拌モ−タ−により撹拌しながら徐々に加え混合した。さらに撹拌モ−タ−により5分間混合撹拌した。この塗料に弾性ローラNo.1を浸漬し、弾性層の表面に当該塗料の塗膜を形成し、乾燥させた。さらに、塗膜が形成された弾性ローラを温度120℃にて1時間加熱処理した。このようにして弾性層外周に膜厚5μmの表面層が設けられた、比較例4に係る導電性ローラを作製した。
ウレタン塗料B−1の100質量部に、球状シリカ粒子(商品名:エクセリカ;トクヤマ社製)を20質量部加え、ボールミルで攪拌分散した。この塗料に弾性ローラNo.1を浸漬し、弾性層の表面に当該塗料の塗膜を形成し、乾燥させた。さらに、塗膜が形成された弾性ローラを温度120℃にて1時間加熱処理した。このようにして弾性層外周に膜厚5μmの表面層が設けられた、比較例5に係る導電性ローラを作製した。
弾性ローラNo.1を弾性ローラNo.2に変更した以外は比較例3と同様にして、比較例6に係る導電性ローラを作製した。
まず、先に作製した実施例1〜32、比較例1〜6に係る導電性ローラについて、下記項目の評価を実施した。
各導電性ローラの表面のマトリックスにおいて、Si−N結合が存在するかを確認した。Si−N結合が存在するかは顕微IR(商品名:AIM−8000R;島津製作所製)を接続した分析装置(商品名:FTIR−8300;島津製作所製)を用い、ゲルマニウムプリズムを使用して測定を行った。測定条件は以下である。
測定波数範囲:700〜4000cm−1;
分解能:4cm−1;
検出器:MCT(HgCdTe)検出器;
積算回数:128回。
上記顕微IRで測定したIRスペクトルにおいて、Si−O結合の有無を確認し、表面層のマトリックスにケイ素酸化物が存在するか確認した。また、測定した個所を、走査型電子顕微鏡(商品名:JSM−7800F;日本電子社製)を用いて、加速電圧5kV、測定倍率10000倍の条件で観察し、マトリックス中のウレタン樹脂とケイ素酸化物との境界の有無を観察した。マトリックス中のウレタン樹脂とケイ素酸化物の境界が確認されたものを、相分離状態が「有」、マトリックス中のウレタン樹脂とケイ素酸化物の境界が確認されなかったものを相分離状態が「無」と評価した。
ナノインデンター硬さは、以下の測定方法により測定した。測定器として、ナノインデンター(Nano Indenter G200;キーサイト テクノロジー社(Keysight Technologies,Inc、旧社名:Agilent Technology)製)を用いて、各導電性ローラの最表面の硬度を測定した。測定条件は以下である。
励起振動数:45Hz;
励起振動振幅:2nm;
歪速度:0.1/秒;
押込み深さ:400nm;
測定温度:23℃。
前記した方法で各導電性ローラの表面電位を測定した。
次に、作製した実施例1〜30、比較例1〜5に係る導電性ローラを現像ローラとして、下記項目の評価を実施した。
導電性ローラを、レーザプリンタ(商品名:LBP7700C;キヤノン株式会社製)のプロセスカートリッジ(商品名:トナーカートリッジ323ブラック;キヤノン株式会社製)に現像ローラとして組み込んだ。このプロセスカートリッジを温度15℃、湿度10%RH(以下、L/L)の環境に24時間以上放置し、十分にエージングを行った。放置後、同環境下において、プロセスカートリッジを上記レーザプリンタの本体に装填し、印字率0.1%の画像を40000枚出力した。画像出力終了後、ベタ白画像を出力した。
ランク「A」:かぶり値が3.0%未満
ランク「B」:かぶり値が3.0%以上4.0未満
ランク「C」:かぶり値が4.0%以上5.0未満
ランク「D」:かぶり値が5.0%以上
ここで、
評価ランク「A」は、目視では画像上に「かぶり」を認識できない。
評価ランク「B」は、目視で画像上に「かぶり」をかすかに認識できる。
評価ランク「C」は、目視で画像上に「かぶり」を認識できる。
評価ランク「D」は、目視で明確に画像上に「かぶり」を認識できる。
上記のベタ白画像の出力に引き続いて、ハーフトーン画像を2枚出力した。その後、現像ローラを取り出し、表面の現像剤をエアーブローにより除去し、現像ローラ表面を観察した。具体的には、デジタルマイクロスコ−プ(商品名:VHX−600;キ−エンス社製)を用い、倍率1000倍で現像ローラの表面のフィルミングの状態を観察した。さらに、得られた2枚のハーフトーン画像について、フィルミングに起因する、スジの如き欠陥が発生しているかどうかを目視で観察した。上記の観察結果を、以下の基準で評価し、ランク付けを行った。結果を表14に示す。
ランク「A」:導電性ロ−ラの表面にフィルミングが認められず、画像にスジの如きフィルミングに起因する欠陥が確認できない。
ランク「B」:導電性ロ−ラの表面に軽微なフィルミングが認められる。しかし、画像にスジの如きフィルミングに起因する欠陥は確認できない。
ランク「C」:導電性ロ−ラの表面にフィルミングが認められる。また、画像にスジの如きフィルミングに起因する欠陥が確認できる。
温度30℃、相対湿度80%RH(以下、「H/H」)の環境以外は上記L/Lかぶり評価と同様の条件で、H/Hかぶり評価も行った。得られた結果を表14に示した。
ランク「A」:かぶり値が3.0%未満
ランク「B」:かぶり値が3.0%以上4.0%未満
ランク「C」:かぶり値が4.0%以上5.0%未満
ランク「D」:かぶり値が5.0%以上
つづいて、実施例1〜30に係る導電性ローラにおいて、ローラ表面の摩擦帯電量を測定した。
実施例31、32および比較例6に係る導電性ローラを帯電ローラとして下記項目の評価を実施した。
帯電ローラの使用に伴う、帯電ローラの表面へのフィルミングの発生の程度を評価した。帯電ローラの表面にフィルミングが生じた場合、当該帯電ローラを用いることによって形成される電子写真画像には、当該フィルミングに起因する濃度ムラが生じ得る。そこで、電子写真画像を目視で観察し、帯電ローラのフィルミングに起因する濃度ムラの程度を評価した。
A:スジやポチがない。
B:スジやポチが幅2cmにわたって存在する。
C:スジやポチが幅5cmにわたって存在する。
D:スジやポチが全面に亘って存在する。
Claims (11)
- 導電性の基体と、該基体の上の弾性層と、該弾性層の表面を被覆している導電性表面層とを有する電子写真用の導電性部材であって、
該導電性表面層は、ウレタン樹脂とケイ素酸化物とが非相分離状態で存在しているマトリックスを含み、
該マトリックスの赤外吸収スペクトルにおいて、800cm−1以上950cm−1以下の波長領域にポリシラザン由来のSi−N結合のピークが存在することを特徴とする、電子写真用の導電性部材。 - 前記式(1)において、R1〜R3のうち少なくとも1つはアルキルアミノ基である請求項2に記載の導電性部材。
- 前記導電性部材の表面のナノインデンター硬さが0.8GPa以上10.0GPa以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 前記表面層が、ポリシラザンと、イソシアネート化合物と、ポリオール化合物とを含み、かつ、イソシアネートインデックスが1.5以上5.0以下である表面層形成用塗料の硬化物からなる請求項1〜4のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 前記導電性表面層がカーボンブラックを含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 前記導電性表面層の厚さが1μm以上100μm以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 前記導電性部材は現像部材である請求項1〜7のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 前記導電性部材は帯電部材である請求項1〜7のいずれか一項に記載の導電性部材。
- 電子写真装置の本体に着脱可能に構成されているプロセスカートリッジであって、請求項1〜7のいずれか一項に記載の導電性部材を、帯電部材および現像部材から選択される少なくとも一つとして具備していることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の導電性部材を、帯電部材及び現像部材から選択される少なくとも一つとして具備している電子写真装置。
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