JP7045876B2 - 現像ローラ及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、印刷枚数の増加に伴って、トナーの劣化を抑制するだけでなく、現像ローラ等のローラ自体の耐久性向上も望まれていた。
前記表層が、ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール、及び、ポリカーボネートポリオールを含む表層用組成物からなり、前記ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオールと、前記ポリカーボネートポリオールとの質量比が、25:75~75:25であることを特徴とする。
上記構成を具えることによって、フィルミングの発生を抑制できるとともに、耐久性に優れた現像ローラの提供が可能となる。
上記構成によって、長期間画像不良の発生を抑制できる。
ここで、図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を、模式的に示した断面図であり、図2は、本発明の現像ローラの一実施形態を、模式的に示したものである。なお、図1及び2では、説明の便宜のため、各部材の寸法や、形状が実際の寸法とは異なるものもある。
<現像ローラ>
本実施形態の現像ローラは、図2に示すように、シャフト2と、該シャフト2の外周側に、少なくとも、弾性層3と、表層4とを備えた現像ローラ1である。
(弾性層)
本実施形態の現像ローラ1を構成する弾性層3は、図2に示すように、シャフト2上に形成された層である。
本発明においては、中でも特に、ポリウレタンフォームを用いることが好ましい。かかるポリウレタンフォームを形成するための原料としては、樹脂中にウレタン結合を含むものであれば、特に制限はない。
本実施形態の現像ローラ1を構成する表層4は、図2に示すように、前記弾性層3上に、直接又は接着層等の中間層を介して形成された層である。
そのため、本発明では、表層用組成物中のポリオール種類及び含有量比について特定の範囲に制御する(具体的には、リテトラメチレングリコールエーテルポリオール及びポリカーボネートポリオールを含み、且つ、これらの質量比を25:75~75:25とする)ことによって、表層の硬度を適度に保ちつつ、表面に凹凸構造を形成することができる。その結果、本発明の現像ローラは、ローラの耐久性に優れ、さらに、フィルミングの発生についても効果的に抑制することが可能となる。
前記表層用組成物は、上述した少なくとも2種類のポリオールに加えて、イソシアネートや、導電剤等の公知の添加剤を、本発明の目的を害しない範囲で適宜含むことができる。
前記ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオールを一定量含有することで、表層の接着力を高めることができるとともに、表層が過度に硬質化するのを抑えることができる。また、前記ポリカーボネートポリオールを一定量含有することで、表層の硬質化を図り、接着強度を高めることができる。加えて、これらのポリオールは、性状が異なるため、両方を含有することによって、形成された表層の表面に微小な凹凸を形成することが可能となる。
前記ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール及び前記ポリカーボネートポリオールの分子量をいずれも1000以上とすることで、表層の過度な硬質化を抑えることができ、前記分子量をいずれも4000以下とすることで、表層の過度な軟質化を抑えることができる結果、フィルミングの発生をより確実に抑えることができ、ローラの耐久性のさらなる向上も図ることができる。
前記その他のポリオールの種類については、例えば公知の、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリブタジエンポリオール、水添ポリブタジエンポリオール、アルキレンオキサイド変性ポリブタジエンポリオール、ポリイソプレンポリオール、等を含むことができる。なお、上述したポリオールは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、ヘキサメチレンジイソシアネートやイソホロンジイソシアネートなどの脂肪族系イソシアネートが、表層の柔軟性を確保しやすくなる点などで有利である。
前記イオン導電剤については、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウム、変性脂肪酸ジメチルエチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、エチル硫酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸塩等のアンモニウム塩;リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩、塩酸塩、臭素酸塩、ヨウ素酸塩、ホウフッ化水素酸塩、硫酸塩、トリフルオロメチル硫酸塩、スルホン酸塩等が挙げられる。
前記電子導電剤としては、ITO、酸化スズ、酸化チタン、酸化亜鉛等の金属酸化物の微粒子;ニッケル、銅、銀、ゲルマニウム等の金属の微粒子:現像酸化チタンウィスカー、現像チタン酸バリウムウィスカー等の現像ウィスカー等が挙げられる。さらに、前記電子導電剤として、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等の現像カーボン、SAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF、FT、MT等のゴム用カーボンブラック、酸化処理等を施したカラー用カーボンブラック、熱分解カーボンブラック、天然グラファイト、人造グラファイト等を使用することができる。
その他の成分については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。その他の成分としては、例えば、上述したポリオール及びイソシアネートから形成されるウレタン成分以外のエラストマー、触媒、整泡剤、微粒子、架橋剤、充填剤、しゃく解剤、発泡剤、可塑剤、軟化剤、粘着付与剤、粘着防止剤、分離剤、離型剤、増量剤、着色剤、加硫剤、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記触媒の使用量は、前記ポリオール100質量部に対して0.001~2.0質量部の範囲が好ましい。
ただし、本発明の現像ローラでは、粗さを付与するための粒子を含む場合、粒子がトナーにストレスを与え、フィルミングの発生を促進させるおそれがあるという問題や、画像濃度やローラ耐久性についても低下させるおそれがあるという問題を防ぐ観点から、前記表層中に微粒子を含有させないことが好ましい。
本発明の現像ローラ1は、図2に示すように、シャフト2と、弾性層3と、表層4とを備えるが、必要に応じて、その他の層をさらに備えることができる。
前記その他の層としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、弾性層3と表層4との間に形成される中間層等が挙げられる。前記中間層ついては、特に限定はされず、弾性層及び表層の種類に応じて、適宜選択することが可能である。例えば、湿気硬化タイプの樹脂を使用してもよいし、熱硬化タイプの樹脂を使用してもよい。
本発明の現像ローラ1は、図2に示すように、シャフト2を備える。前記シャフト2を構成する材料は、良好な導電性を有する限り、特に制限はなく、例えば、金属からなるシャフトや、高剛性の樹脂基材からなるシャフト、又は、これらの組み合わせとすることができ、内部を中空にくりぬいた金属製又は高剛性樹脂製の円筒体等であってもよい。
本発明の画像形成装置は、上述した本発明の導電性ローラを備えたことを特徴とする。
画像形成装置中に、フィルミングの発生を抑制できるとともに、耐久性に優れた本発明の現像ローラを備えることによって、長期間画像不良の発生を抑制できる。
なお、本実施形態の画像形成装置は、さらに、画像形成装置に通常用いられる公知の部品(図示せず)を備えることができる。
以下に記載の条件によって、現像ローラの各サンプルを作製した。
プレポリマー化イソシアネート(旭硝子(株)製 800BP)100質量部と、導電性カーボンブラック(電気化学工業(株)製「デンカブラック」)3.5質量部と、イオン導電剤(昭島化学(株)製「MP-100」)1質量部と、シリコーン整泡剤3質量部と、スズ触媒0.1質量部が配合されたエーテル系ポリオールとを混合し、メカニカルフロス法で発泡させて、金属軸がセットされた金型に注入した。その後、この混合物を110℃30分にて加熱硬化させて、金属軸の外周に厚み6mmの弾性層を形成した。
以下の条件で、表層用塗料(表層用組成物)を調製し、調製した液を、ディッピング法により塗装し、105℃、120分の条件で乾燥させることで、厚さ20μmの表層を形成し、現像ローラの各サンプルを作製した。なお、実施例11については、表層を形成するのに先立って、以下に示す中間層用塗料(中間層用組成物)を弾性層上にディッピング法で塗装した後、105℃、120分の条件で乾燥させることで、厚さ10μmの中間層を形成した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG1000SN:OH価112)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5651:OH価112)75質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK217質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG1000SN:OH価112)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)75質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK175質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5651:OH価112)75質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK175質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)75質量部の合計100質量部に対し、
カーボンブラック20質量部を、MEK161質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
このようにして得られた塗料を実施例1の塗料に代えて用いた。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG1000SN:OH価112)75部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5651:OH価112)25質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK217質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG1000SN:OH価112)75部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)25質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK175質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)75部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5651:OH価112)25質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK175質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)75部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)25質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK161質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG1000SN:OH価112)50部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)50質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK247質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)50部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)50質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK219質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
表層用塗料については、実施例1と同じものを用いた。
中間層用塗料については、ウレタン塗料(大日精化工業(株)製、セイカボンドT729)を用いた。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG650SN:OH価173)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)75質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK219質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG650SN:OH価173)25部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)75質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK219質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)15部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)85質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK232質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)85部と、ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)15質量部の合計100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK306質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール(保土谷化学工業(株)製、PTG2000SN:OH価56)100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK232質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
ポリカーボネートポリオール(旭化成(株)製、T5652:OH価56)100質量部に対し、カーボンブラック20質量部を、MEK232質量部に分散させ、次にイソシアネート硬化剤(東ソー(株)製、コロネートHx:NCO%=21%)をNCO/OHのインデックスが1.2になるように添加し、攪拌モーターで30分間攪拌し、表面層用塗料を調製した。
作製した現像ローラの各サンプルについて、以下の評価を行った。
(1)表層の表面粗さ(Rz)
現像ローラの各サンプルの表層の表面について、東京精密(株)製サーフコム1400Gを用いて、最大高さ粗さRzを測定した。測定結果については、表1に示す。
現像ローラの各サンプルについて、印刷装置(レックスマークインターナショナル(株)製 「モノクロMS812dn」)に取り付けて、低温低湿環境(温度10℃、湿度15%RH)、及び、高温高湿環境(温度30℃、湿度80%RH)の条件下で、100%濃度の黒画像及び30%濃度の黒画像の印刷を実施した。その後、印刷画像を目視にて観察し、以下の基準に従って評価を行った。評価結果を表1に示す。
○:濃度ムラなし
△:若干の濃度ムラがあるものの、概ね問題がない
×:濃度ムラが多い
現像ローラの各サンプルについて、印刷装置(レックスマークインターナショナル(株)製 「モノクロMS812dn」)に取り付けて、低温低湿環境(温度10℃、湿度15%RH)、及び、高温高湿環境(温度30℃、湿度80%RH)の条件下で、2000枚ごとに、100%濃度画像、30%濃度画像、0%濃度画像に切換え、印字率2.8%の両面間欠印刷を実施した。印刷画像に縦スジが発生した際の枚数を計測し、以下の基準に従って評価を行った。評価結果を表1に示す。
◎:50000枚以上の印刷後に、縦スジが発生
○:40000枚以上、50000枚未満の印刷で、縦スジが発生
△:20000枚以上、40000未満の印刷で、縦スジが発生
×:20000枚未満の印刷で、縦スジが発生
*2:ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール、保土谷化学工業(株)製「PTG2000SN」、分子量2000、OH価56
*3:ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール、保土谷化学工業(株)製「PTG650SN」、分子量650、OH価173
*4:ポリカーボネートポリオール、旭化成(株)製 「T5651」、分子量1000、OH価112
*5:ポリカーボネートポリオール、旭化成(株)製 「T5652」、分子量2000、OH価56
*6:ヘキサメチレン ジイソシアネートのイソシアヌレート体、東ソー(株)製 「コロネートHX」、NCO含量21%
2 シャフト
3 弾性層
4 表層
11 感光体
12 帯電ローラ
13 トナー供給ローラ
14 トナー収容部
15 トナー
17 クリーニングブレード
18 転写ローラ
19 クリーニングローラ
100 画像形成装置
Claims (4)
- シャフトと、該シャフトの外周側に、少なくとも、弾性層と、表層とを備えた現像ローラであって、
前記表層が、ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオール、及び、ポリカーボネートポリオールを含む表層用組成物からなり、
前記ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオールと、前記ポリカーボネートポリオールとの質量比が、25:75~75:25であり、
前記ポリテトラメチレングリコールエーテルポリオールと、前記ポリカーボネートポリオールの分子量が、いずれも、1000~2000であることを特徴とする、現像ローラ。 - 前記表層用組成物が、導電剤をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の現像ローラ。
- 前記弾性層が、メカニカルフロス法によって成型された発泡ウレタンであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の現像ローラ。
- 請求項1~3のいずれか1項に記載の現像ローラを備えたことを特徴とする、画像形成装置。
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